JP2023157322A - ブラケット付きガラスを製造する方法及びブラケット付きガラス - Google Patents

ブラケット付きガラスを製造する方法及びブラケット付きガラス Download PDF

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拓也 内藤
Takuya Naito
量一 浦田
Ryoichi Urata
直裕 山口
Tadahiro Yamaguchi
孝志 川原
Takashi Kawahara
怜史 金子
Reishi Kaneko
英臣 上園
Hideomi Kamizono
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Abstract

Figure 2023157322000001
【課題】車両用窓ガラスの凹面にブラケットを接合する時、強度が高い接着剤による接合の強度を高めつつ、硬化時間が短い接着剤による仮止め完了までの時間を短くする。
【解決手段】第1の接着剤Qcは第2の接着剤Mbよりも硬化時間が短い。第2の接着剤Mbは第1の接着剤Qcよりも硬化後の接着力が強い。ブラケット20の第1の接着領域25に第1の接着剤Qcを塗布する。第2の接着領域Mbに第2の接着剤Mbを塗布する。第1の接着剤Qcが硬化した後にガラスGsとブラケット20との固定を解除する。第1の接着領域25は第2の接着領域Mbの高さよりもガラスGs側に高く突出する部位を有している。第1の接着領域25に第1の接着剤Qcを塗布する際にその突出する部位に第1の接着剤Qcを塗布する。
【選択図】図1

Description

本発明はガラス、特に車両用窓ガラスの凹面へのブラケットの接合に関する。
特許文献1にはフロントウィンドシールド(段落[0011])の内面と対向するカメラブラケット(段落[0013])の表面とを硬化時間の異なる2種類の接着剤で固定することが開示されている。2種類の接着剤の内訳は、硬化時間が長いものの強度が高い接着剤と硬化時間が短いものの強度が低い接着剤とからなる。後者の接着剤はいわゆる仮止めに用いられる。このため後者の接着剤を両面テープに替えることもできる。またカメラブラケットの表面には突起がある。突起は、フロントウィンドシールドの内面とカメラブラケットの表面との間隔を規定するスペーサーである。
特開2022-007591号公報 特許第6065221号公報 特許第6455357号公報 特開2021-049916号公報
本開示に係る方法は、少なくとも2種類の接着剤を用いて、車両用窓ガラスの凹面にブラケットを接合する時、強度が高い接着剤による接合の強度を高めつつ、硬化時間が短い接着剤による仮止め完了までの時間を短くする。
[1] 第1の接着剤と第2の接着剤の2種類の接着剤の組み合わせを用いて、情報取得装置用ブラケットが車両用窓ガラスの凹面に接着された、ブラケット付きガラスを製造する方法であって、
前記情報取得装置は光学機器又は光学センサーからなるとともに、これらを通じて前記車両用窓ガラス越しに車両の外部の環境から情報を取得するものであり、
前記第1の接着剤は前記第2の接着剤よりも硬化時間が短く、
前記第2の接着剤は前記第1の接着剤よりも硬化後の接着力が強く、
前記ブラケットは、第1の接着領域と第2の接着領域とを有し、
前記第1の接着領域に前記第1の接着剤を塗布するともに、前記第2の接着領域に前記第2の接着剤を塗布し、
前記車両用窓ガラス及び前記ブラケットが互いに対向するとともに前記第1の接着剤と前記第2の接着剤とが前記車両用窓ガラスと前記ブラケットとに接した状態で、前記車両用窓ガラスに対して前記ブラケットが動かないように外部から固定し、
前記第1の接着剤が硬化した後に前記外部からの固定を解除し、ここで、
前記第1の接着領域は前記第2の接着領域の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出する部位を有しており、前記第1の接着領域に前記第1の接着剤を塗布する際に少なくとも前記突出する部位に前記第1の接着剤を塗布する、
方法。
[2] 前記第1の接着領域は、前記第1の接着領域の周囲の高さよりも高く前記車両用窓ガラス側に突出しており、
前記第2の接着領域の高さは、前記第1の接着領域の周囲の高さと同じである、
[1]に記載の方法。
[3] 前記ブラケットは前記第1の接着領域に貫通孔を有し、
前記第1の接着剤を塗布した後、前記第1の接着剤が硬化する前に前記第1の接着剤を前記貫通孔に入り込ませる、
[2]に記載の方法。
[4] 前記第1の接着領域の全体が前記第2の接着領域の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出しており、
前記第1の接着領域は、周縁部と、前記周縁部の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出している中央部とを有し、
前記貫通孔は、前記中央部に位置している、
[3]に記載の方法。
[5] 前記第1の接着剤は、エチレン酢酸ビニル共重合系、ポリアミド系、合成ゴム系、アクリル系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリエステル系、シリコーン系のうち1以上を含むホットメルト接着剤であり、
前記第2の接着剤は、エポキシ系、ウレタン系、シリコーン系、変成シリコーン系、メラミン系、フェノール系、及び、アクリル系、のうち1以上を含む接着剤であり、
前記第2の接着剤を前記第2の接着領域に塗布してから、予め熱で溶融させた前記第1の接着剤を前記第1の接着領域に塗布する、
[1]又は[2]のいずれかに記載の方法。
[6] 第1の接着剤と第2の接着剤の2種類の接着剤の組み合わせを用いて情報取得装置用ブラケットが車両用窓ガラスの凹面に接着されたブラケット付きガラスであって、
前記情報取得装置は光学機器又は光学センサーからなるとともに、これらを通じて前記車両用窓ガラス越しに車両の外部の環境から情報を取得するものであり、
前記第1の接着剤は前記第2の接着剤よりも硬化時間が短く、
前記第2の接着剤は前記第1の接着剤よりも硬化後の接着力が強く、
前記ブラケットは、前記第1の接着剤で前記ガラスに接着されている第1の接着領域と、前記第2の接着剤で前記ガラスに接着されている第2の接着領域を有し、
前記第1の接着領域は、前記第2の接着領域の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出する部位を有しており、少なくとも前記突出する部位と前記車両用窓ガラスとが前記第1の接着剤で接着されている、
ブラケット付きガラス。
[7] 前記第1の接着領域は、前記第1の接着領域の周囲の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出しており、
前記第2の接着領域の高さは、前記第1の接着領域の周囲の高さと同じである、
[6]に記載のブラケット付きガラス。
[8] 前記ブラケットは前記第1の接着領域に貫通孔を有し、
前記第1の接着領域に前記第1の接着剤からなる第1の接着層が位置しており、
前記貫通孔に前記第1の接着剤が埋まっている、
[7]に記載のブラケット付きガラス。
[9] 前記第1の接着領域の全体が前記第2の接着領域の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出しており、
前記第1の接着領域は、周縁部と、前記周縁部の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出している中央部とを有し、
前記貫通孔は、前記中央部に位置している、
[8]に記載のブラケット付きガラス。
本開示に係る方法は、少なくとも2種類の接着剤を用いて、車両用窓ガラスの凹面にブラケットを接合する時、強度が高い接着剤による接合の強度を高めつつ、硬化時間が短い接着剤による仮止め完了までの時間を短くする。
固定する前のブラケットとガラスとの側面図 固定後のブラケットとガラスとの側面図 ブラケットの側面図 上段はブラケットの正面図、下段はブラケットの底面図 固定する前のブラケットとガラスとの断面図 固定後のブラケットとガラスとの断面図 固定する前のブラケットとガラスとの断面図 固定後のブラケットとガラスとの断面図 上段はブラケットの正面図、下段はブラケットの底面図
本実施形態はブラケット付きガラスの製造に関する。図1はブラケット20とガラスGsとを側方から見たものである。ブラケット20の表面とガラスGsの表面とを2種類の接着剤で接合することでブラケット付きガラスを作製する。一態様においてブラケット20は情報取得装置をガラスGsに取り付けるためのものである。一態様においてガラスGsは車両に取り付けられる車両用窓ガラスである。
図1に示すガラスGsは、例えば、ソーダライムガラス、ホウ珪酸ガラス、無アルカリガラス又は石英ガラスなどのガラス板から形成されてよい。これらのうちでもソーダライムガラスが特に好ましい。ガラス板は、未強化ガラス又は強化ガラスのいずれでもよい。未強化ガラスは、溶融ガラスを板状に成形し、徐冷したものである。強化ガラスは、未強化ガラスの表面に圧縮応力層を形成したものである。
強化ガラスは、物理強化ガラス、例えば風冷強化ガラス、又は化学強化ガラスのいずれでもよい。物理強化ガラスの例は、均一に加熱したガラス板を軟化点付近の温度から急冷し、ガラス表面とガラス内部との温度差によってガラス表面に圧縮応力を生じさせることで、ガラス表面を強化したガラスである。化学強化ガラスの例は、イオン交換法などによってガラス表面に圧縮応力を生じさせることでガラス表面を強化したガラスである。
図1に示すガラスGsを形成するガラス板は、透明であることが好ましい。ガラス板は、車両用窓ガラスに求められる透明性を損なわない程度に着色されたガラス板であってもよい。ガラス板の板厚は特に限定されないが、0.5mm以上5.0mm以下であることが好ましい。より好ましくは0.3~3.0mmである。
図1に示すガラスGsは、上述のガラス板を複数備えた合わせガラスとすることができる。合わせガラスは、複数のガラス板と、ガラス板同士を接合する中間膜とにより構成される。
図1に示すガラスGsが合わせガラスの場合、車両に取り付けたときに車外側(Outer)に位置するガラス板の厚みは、耐飛び石性能等の強度の点から1.1mm以上が好ましく、1.8mm以上がより好ましい。また、合わせガラスの軽量化の点から車外側(Outer)に位置するガラス板の厚みは3.0mm以下が好ましく、2.8mm以下がより好ましい。また、当該合わせガラスが、車両に取り付けたときに車内側(Inner)に位置するガラス板の厚みは、ハンドリング性の点から0.3mm以上が好ましい。また、合わせガラスの軽量化の点から車内側(Inner)に位置するガラス板の厚みは2.3mm以下が好ましい。なお、合わせガラスに用いられる2枚のガラス板の厚みは同じであってもよいし、異なっていてもよい。
合わせガラスの中間膜の材料は特に限定されない。材料は樹脂組成物でもよい。樹脂組成物は熱可塑性樹脂を含有することが好ましい。熱可塑性樹脂としては、可塑化ポリビニルアセタール系樹脂、可塑化ポリ塩化ビニル系樹脂、飽和ポリエステル系樹脂、可塑化飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、可塑化ポリウレタン系樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合体系樹脂、エチレン-エチルアクリレート共重合体系樹脂、シクロオレフィンポリマー樹脂、アイオノマー樹脂等が挙げられる。また、特許文献2に記載されている変性ブロック共重合体水素化物を含有する樹脂組成物も好適に使用できる。
これらの樹脂組成物の中でも、透明性、耐候性、強度、接着力、耐貫通性、衝撃エネルギー吸収性、耐湿性、遮熱性、及び遮音性等の諸性能のバランスに優れることから、可塑化ポリビニルアセタール系樹脂を含有するものがより好ましい。ポリビニルアセタール系樹脂としては、ポリビニルアルコール(PVA)とホルムアルデヒドとを反応させて得られるポリビニルホルマール樹脂、PVAとアセトアルデヒドとを反応させて得られる狭義のポリビニルアセタール系樹脂、PVAとn-ブチルアルデヒドとを反応させて得られるポリビニルブチラール樹脂(PVB)等が挙げられる。特に、透明性、耐候性、強度、接着力、耐貫通性、衝撃エネルギー吸収性、耐湿性、遮熱性、及び遮音性等の諸性能のバランスに優れることから、PVBがより好ましい。なお、これらのポリビニルアセタール系樹脂は、単独で又は2種以上組み合わせて用いてもよい。
図1に示すガラスGsは湾曲していてもよい。ガラスGsが合わせガラスの場合、車両に取り付けたときに車外側(Outer)に位置するガラス板及び車内側(Inner)に位置するガラス板が湾曲するよう、それぞれが所定の曲率を有するように加工してもよい。加工は中間膜でこれらのガラス板同士を接合する前に行う。ガラス板の曲率半径は、1000~100000mmであってよい。
図1に示すガラスGsを車両に取り付けたときに車外面側に凸になるようにガラスGsが湾曲してもよい。この時、ブラケット20の接合されるガラスGsの表面は車両の車内側(Inner)に位置するため、凹面となっている。ガラス板が湾曲形状の無機ガラスである場合、ガラス板は、フロート法による成形後に、重力成形、プレス成形等によって曲げ成形できる。曲げ成形は、ガラスを加熱により軟化させて行われる。曲げ成形時のガラスの加熱温度は、約550℃以上700℃以下である。
図1に示すガラスGsは、上下方向または左右方向の何れか一方向にのみ曲げ加工した単曲曲げ形状を有していてもよい。ガラスGsは、上下方向及び左右方向に曲げ加工した複曲曲げ形状を有していてもよい。ガラスGsが合わせガラスの場合、車両に取り付けたときに車外側(Outer)に位置するガラス板及び車内側(Inner)に位置するガラス板の曲率半径は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
図2はブラケット20とガラスGsとを側方から見たものである。図2に示すようにブラケット20は、ガラスGsの車内側(Inner)の表面に固定される。一態様においてガラスGsは不図示の遮蔽領域を備える。ブラケット20は、遮蔽領域内に収まるようにガラスGsに固定されていることが好ましい。
図1に示すようにブラケット20をガラスGsに対して接合のために第1の接着剤Qc及び第2の接着剤Srの組み合わせを用いる。第1の接着剤Qcは速硬化型の接着剤である。第1の接着剤Qcはいわゆる仮止めに用いられる。第2の接着剤Srは強力型の接着剤である。第2の接着剤Srはブラケット20とガラスGsとの間の恒久的な接合に用いられる。
図1に示す第1の接着剤Qcは、第2の接着剤Srよりも硬化時間が短い。第1の接着剤Qcは常温では固体だが加熱溶融させることで液状化し、放冷固化により接着できる接着剤である。第1の接着剤Qcとしては、例えば、エチレン酢酸ビニル共重合系、ポリアミド系、合成ゴム系、アクリル系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリエステル系、シリコーン系のうち1以上を含むホットメルト接着剤が挙げられる。第2の接着剤Srは第1の接着剤Qcよりも硬化後の接合が強い。第2の接着剤Srは常温で液体であり、通常の使用形態、例えば標準雰囲気下、での放置により硬化反応を起こす接着剤である。第2の接着剤Srとしては、例えば、エポキシ系、ウレタン系、シリコーン系、変成シリコーン系、メラミン系、フェノール系、及び、アクリル系、のうち1以上を含む接着剤が挙げられる。第2の接着剤Srのタイプとしては湿気硬化型接着剤、加熱硬化型接着剤、混合反応型接着剤、光硬化型接着剤、嫌気硬化型接着剤が挙げられる。硬化時間及び硬化後の接合の強さは標準雰囲気で測定されてもよい。標準雰囲気はJIS K 6833-1及びこれの引用するJIS K 7100に規定される温度23℃±2℃、相対湿度(50±10)%である。接合に当たりさらに他の種類の接着剤を用いてもよい。これらの接着剤はいずれも2つ以上の剤を混合することでその硬化が始まるものでもよい。
図1に示すように第1の接着剤Qc及び第2の接着剤SrをガラスGs及びブラケット20の間に挟み込む。ブラケット20は接着剤と面する第2の接着領域Mbと第1の接着領域25とを有する。一態様において第1の接着領域25と第2の接着領域Mbとはペアを組んで配置される。
図1に示す一態様において第2の接着剤Srは予めブラケット20の表面の第2の接着領域Mbに塗布しておく。他の態様において第2の接着剤Srを予めガラスGsの第2の接着領域Mbと対向するガラスGsに塗布しておいてもよい。一態様において第1の接着剤Qcは予めブラケット20の表面の第1の接着領域25に塗布しておく。他の態様において第1の接着剤Qcを予めガラスGsの第1の接着領域25と対向するに塗布しておいてもよい。
図1に示すようにブラケット20の表面において、第1の接着領域25の少なくとも一部は第2の接着領域MbよりもガラスGs側に突出している。一態様において第1の接着領域25はブラケット20の表面から盛り上がっている。また第1の接着領域25の周囲が第1の接着領域25よりも低くなっている。ブラケット20の表面の第1の接着領域25よりも低くなっている箇所に第2の接着領域Mbが含まれる。さらに第2の接着領域Mbがブラケット20の表面から盛り上がっていてもよい。
図1に示す一態様において、第1の接着領域25の全体が第2の接着領域Mbの全体よりも高くなっている。一態様において第1の接着領域25の全体がブラケット20の表面から一段盛り上がっている。
図1に示すようにガラスGsの表面の第2の接着領域Mb及び第1の接着領域25に対向する部分は凹凸を有しない。一態様においてガラスGsは、ブラケット20の表面とガラスGsの表面との間隔を変化させるような凹凸を有しない。
図1に示す一態様においてブラケット20の姿勢を治具22にて保持する。ガラスGsの姿勢を治具27で保持する。ブラケット20及びガラスGsの組の前後、上下、左右の各方向は何ら限定されない。ブラケット20及びガラスGsの姿勢を保持する方法もまた何ら限定されない。例えばガラスGsを作業台上に設置することでその姿勢を保持するとともに、ブラケット20の姿勢を治具22又は手で保持してもよい。適当な方法でこれらの姿勢を保持しながらガラスGs及びブラケット20を互いに近づける。
図2に示すようにガラスGsの表面及びブラケット20の表面は第1の接着剤Qc及び第2の接着剤Srを介して接する。この状態でガラスGsに対してブラケット20が動かないように外部から治具22及び治具27で固定する。ガラスGs及びブラケット20の間にさらに不図示の両面テープを挟み込むことで固定を補助してもよい。
図2に示すようにブラケット20の表面は、第2の接着領域Mbの高さよりもガラスGs側に高く突出している第1の接着領域25を有する。一態様において第1の接着領域25の外周は切り立っている。ガラスGsは、ブラケット20の表面とガラスGsの表面との間隔を変化させるような凹凸を有しない。これにより第1の接着剤Qcにより、第1の接着層からなる薄い膜を作らせる。さらに第2の接着剤Srにより、第2の接着層からなる厚い膜を作らせる。すなわち、第1の接着層は、第2の接着層よりも薄い。一態様において第1の接着領域25の外に第1の接着剤Qcの接着剤がはみ出してもよい。
図2に示すようにガラスGs及びブラケット20の間で第1の接着剤Qc及び第2の接着剤Srを硬化させる。第1の接着剤Qcは第2の接着剤Srよりも先に硬化する。第1の接着剤Qcの硬化を待って外部からの固定を解除する。一態様においてブラケット20を治具22から解放する。他の態様においてガラスGsを治具27から解放する。第1の接着剤Qcでさらに固定を続け、この間に第2の接着剤Srの硬化をさらに進める。
図2に示す第1の接着剤Qcがホットメルトである場合、第1の接着剤Qcの膜が薄いことで第1の接着剤Qcの硬化完了までの時間がより短くなる。硬化完了までの時間は5秒~60秒であることが好ましい。第1の接着剤Qcの膜が薄いことで、第1の接着領域25は効率的に第1の接着剤Qc、すなわち熱溶融したホットメルトから熱を奪うからである。第1の接着剤Qc、熱溶融したホットメルトは速やかに硬化する。硬化した第1の接着剤Qcはブラケット20とガラスGsとを固定する。第1の接着剤Qcの膜が薄いことで、治具22及び治具27による外部からのブラケット20とガラスGsとの固定を速やかに解除できる。
図2に示す第2の接着剤Srがウレタンである場合、第2の接着剤Srの膜が厚いことで、第2の接着剤Srによる接合は強靭になる。第2の接着剤Srの膜が厚いことで、第2の接着剤Srの変形できる許容範囲が拡大する。第2の接着剤Srは、ブラケット20に歪みがあっても自身が変形することで歪みを吸収する。また第2の接着剤Srは、ブラケット20に付加される衝撃、例えば車両の動作時や走行時の振動を吸収する。
図2に示すように第1の接着領域25においてガラスGs及びブラケット20の間に第1の接着剤Qcからなる第1の接着層が位置している。第2の接着領域MbにおいてガラスGs及びブラケット20を第2の接着剤Srからなる第2の接着層が結合している。
図1において、先に第2の接着剤Srを第2の接着領域Mbに塗布してから、予め熱で溶融させた第1の接着剤Qcを第1の接着領域25に塗布する。図2に示すように第1の接着剤Qcからなる第1の接着層は薄いので、その硬化が速い。第1の接着剤Qcを塗布次第、速やかに、ブラケット20とガラスGsとを固定することが好ましい。
図2に示すブラケット20には不図示の情報取得装置が取り付けられる。情報取得装置はガラスGs越しに車両の外部の環境を探知するものである。情報取得装置は探知した情報を電子情報に変換して取得する。一態様において情報取得装置は光学機器からなる。他の態様において情報取得装置は光学センサーからなる。情報取得装置はカメラ、特にADAS(Advanced Driver Assistance Systems)カメラ、LiDAR(Light Detection And Ranging)、レインセンサー、衝突防止センサー、白線検知器及びナイトビジョン装置のいずれかである。他の態様において情報取得装置はこれらのいずれかを構成する部品であるところの光学機器若しくは光学センサーである。以下の例1及び例3の中でブラケットと情報取得装置との係合の様式を説明する。
<第1の接着領域の形状>
図3は第1の接着領域の他の例を有するブラケットを側方から見たものである。上段の第1の接着領域28は、図2に示す第1の接着領域25と同様にガラスGs側に突出している。また第1の接着領域28の外周は図2に示す第1の接着領域25と同様に切り立っている。しかしながら図2に示す第1の接着領域25と異なり、第1の接着領域28の周縁から中央に移動するにつれて、ガラスGsに向かってその高さが徐々に増加している。
図3の下段の第1の接着領域29は、図2に示す第1の接着領域25と同様にガラスGs側に突出している。しかしながら図2に示す第1の接着領域25と異なり、第1の接着領域29の周縁から中央に移動するにつれて、ガラスGsに向かってその高さが徐々に増加している。また第1の接着領域29の外周は図2に示す第1の接着領域25と異なり切り立っていない。第1の接着領域29の外周は第1の接着領域29の周囲と同じ高さにある。図3に示すいずれの第1の接着領域においても、その中央においてブラケットとガラスとの間に第2の接着層よりも薄い第1の接着層が作られる。
<例1:LiDAR用ブラケット>
図4の上段は図1及び図2に示したブラケット20と情報取得装置との係合の一例に係るブラケット30の平面図を示す。図の下段はブラケット30の正面図を示す。この係合の方式は特許文献3に倣っている。
ブラケット30は、情報取得装置37をガラスGsの車内側(Inner)の表面に取り付けるための部材である。ブラケット30が、情報取得装置37とガラスGsとの間に介在することで、情報取得装置37のガラスGsの車内側(Inner)の表面への取付けを容易にする。
図4には情報取得装置37としてLiDARを例示している。情報取得装置37はレーザーパルスの送信部38a及びレーザーパルスの受信部38bを備える。またブラケット30はその車内側(Inner)の表面に、情報取得装置装着部31を備える。情報取得装置装着部31に情報取得装置37が係合される。
図4に示すように情報取得装置装着部31は送信用開口部32aを備えている。送信用開口部32aは、車両外部に対し送信部38aがガラスGs越しにレーザーパルスを出力するための通路である。送信部38aが送信用開口部32aに組み付けられる。情報取得装置装着部31は受信用開口部32bをさらに備えている。受信用開口部32bは、車両外部で反射したレーザーパルスをガラスGs越しに受信部38bが受け取るための通路である。受信部38bが受信用開口部32bに組み付けられる。
図4に示すように第2の接着領域Mbはブラケットの周縁に配置される。第1の接着領域35は第2の接着領域よりも外側に配置される。第1の接着領域35に貫通孔33を設けてもよい。貫通孔33の断面の形状は丸でも四角でもよく、細長くともよい。後に示す例でさらに貫通孔の実施態様を説明する。
図4に示すブラケット30はその表面に突起状のスペーサー34を備える。スペーサー34はブラケット30の表面とガラスGsの表面との間隔を一定に保つ。スペーサー34はブラケット30とガラスGsとを第1の接着剤Qcで固定するのに十分な第1の接着剤Qcの第1の接着層の厚さ保つ。スペーサー34はブラケット30の表面とガラスGsの表面との間隔を一定に保つ。スペーサー34はブラケット30とガラスGsとを第2の接着剤Srで接合するのに十分な接着剤Srの第2の接着層の厚さを保つ。
<例2:第1の接着領域に設けられた貫通孔>
図5は図1及び図2に示したブラケット20の一例に係るブラケット40の断面図を示す。ブラケット40は第1の接着領域45の中央に貫通孔43を有する。貫通孔43は図4に示した貫通孔33の一態様である。第1の接着領域45上に第1の接着剤Qcが塗布され、第1の接着剤Qcは、ガラスGs及びブラケット40の間に位置する。
図6はガラスGsに固定されたブラケット40の断面を示す。第1の接着領域45をガラスGsの表面に押し当てるとともに、貫通孔43に第1の接着剤Qcの一部が入り込む。そして、第1の接着剤Qcはブラケット40の反対側の表面まで達する。結果として、第1の接着領域45の中央に第1の接着剤Qcの薄い膜が生じる。さらに硬化した第1の接着剤Qcは、貫通孔43においてアンダーカット形状を成す。これにより、第1の接着領域45におけるガラスGsとブラケット40の固定は強固である。
図7は図5に示したブラケット40の一例に係るブラケット50の断面図を示す。ブラケット50は第1の接着領域55の中央部51に貫通孔53を有する。貫通孔53は図5に示した貫通孔43の一態様である。さらに第1の接着領域55は、第2の接着領域MbよりもガラスGsに突出しており、第1の接着領域55の中央部51は、第1の接着領域55の周縁部52よりもガラスGsに突出している。
図7に示すように第1の接着領域55の中央部51に第1の接着剤Qcが塗布される。一態様において、周縁部52に第1の接着剤Qcは塗布しなくてもよい。第1の接着剤Qcが、ガラスGs及びブラケット50の間に位置する。
図8はガラスGsに固定されたブラケット50の断面を示す。第1の接着領域55をガラスGsの表面に押し当てるとともに、貫通孔53に第1の接着剤Qcの一部が入り込む。第1の接着剤Qcはブラケット50の反対側の表面まで達する。結果として、第1の接着領域55の中央部51に第1の接着剤Qcの非常に薄い膜が生じる。さらに硬化した第1の接着剤Qcは、貫通孔53においてアンダーカット形状を成す。これにより、第1の接着領域55におけるガラスGsとブラケット40の固定は強固である。
また、図8に示すように周縁部52に第1の接着剤Qcの一部が濡れ広がってもよい。その結果、第1の接着剤Qcの膜(第1の接着層)はさらに薄くなる。第1の接着領域55の中央部51は、図4に示したスペーサー34と同じようにブラケット50の表面とガラスGsの表面との間隔を一定に保つ働きをする。中央部51上の第1の接着剤Qcは特に薄い膜であるため、特に硬化時間が短い。第1の接着領域55におけるガラスGsとブラケット50の固定は迅速に行われる。
図8に示すように周縁部52上に濡れ広がった第1の接着剤Qcもまた、薄い膜を形成する。周縁部52上の第1の接着剤Qcもまた硬化時間が短い。第1の接着領域55におけるガラスGsとブラケット50との固定は、図6に示すガラスGsとブラケット40との固定と同じ強さで行われる。
<例3:カメラ用ブラケット>
図9の上段は図1及び図2に示したブラケット20と情報取得装置との係合の一例に係るブラケット60の平面図を示す。図の下段はブラケット60の正面図を示す。この係合の方式は特許文献3に倣っている。以下、例1に示したブラケット30と異なる点を説明する。
図9に示すようにブラケット60は、情報取得装置67をガラスGsの車内側(Inner)の表面に取り付けるための部材である。ブラケット60が、情報取得装置67とガラスGsとの間に介在することで、情報取得装置67のガラスGsの車内側(Inner)の表面への取付けを容易にする。
図9には情報取得装置67としてカメラを例示している。ブラケット60はその車内側(Inner)の表面に、情報取得装置装着部61を備える。情報取得装置装着部61に情報取得装置67が係合される。
図9に示すように情報取得装置装着部61は開口部62を備えている。開口部62は、車両外部に対し情報取得装置67がガラスGs越しに車両の外部を撮影するための光の通路である。情報取得装置67が開口部62に組み付けられる。
20 ブラケット、 22 治具、 25 第1の接着領域、 27 治具、 28-29 第1の接着領域、 30 ブラケット、 31 情報取得装置装着部、 32a 送信用開口部、 32b 受信用開口部、 33 貫通孔、 34 スペーサー、 35 第1の接着領域、 37 情報取得装置、 38a 送信部、 38b 受信部、 40 ブラケット、 43 貫通孔、 45 第1の接着領域、 50 ブラケット、 51 中央部、 52 周縁部、 53 貫通孔、 55 第1の接着領域、 Gs ガラス、 Mb 第2の接着領域、 Qc 接着剤、 Sr 接着剤

Claims (9)

  1. 第1の接着剤と第2の接着剤の2種類の接着剤の組み合わせを用いて、情報取得装置用ブラケットが車両用窓ガラスの凹面に接着された、ブラケット付きガラスを製造する方法であって、
    前記情報取得装置は光学機器又は光学センサーからなるとともに、これらを通じて前記車両用窓ガラス越しに車両の外部の環境から情報を取得するものであり、
    前記第1の接着剤は前記第2の接着剤よりも硬化時間が短く、
    前記第2の接着剤は前記第1の接着剤よりも硬化後の接着力が強く、
    前記ブラケットは、第1の接着領域と第2の接着領域とを有し、
    前記第1の接着領域に前記第1の接着剤を塗布するともに、前記第2の接着領域に前記第2の接着剤を塗布し、
    前記車両用窓ガラス及び前記ブラケットが互いに対向するとともに前記第1の接着剤と前記第2の接着剤とが前記車両用窓ガラスと前記ブラケットとに接した状態で、前記車両用窓ガラスに対して前記ブラケットが動かないように外部から固定し、
    前記第1の接着剤が硬化した後に前記外部からの固定を解除し、ここで、
    前記第1の接着領域は前記第2の接着領域の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出する部位を有しており、前記第1の接着領域に前記第1の接着剤を塗布する際に少なくとも前記突出する部位に前記第1の接着剤を塗布する、
    方法。
  2. 前記第1の接着領域は、前記第1の接着領域の周囲の高さよりも高く前記車両用窓ガラス側に突出しており、
    前記第2の接着領域の高さは、前記第1の接着領域の周囲の高さと同じである、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ブラケットは前記第1の接着領域に貫通孔を有し、
    前記第1の接着剤を塗布した後、前記第1の接着剤が硬化する前に前記第1の接着剤を前記貫通孔に入り込ませる、
    請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の接着領域の全体が前記第2の接着領域の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出しており、
    前記第1の接着領域は、周縁部と、前記周縁部の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出している中央部とを有し、
    前記貫通孔は、前記中央部に位置している、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1の接着剤は、エチレン酢酸ビニル共重合系、ポリアミド系、合成ゴム系、アクリル系、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリエステル系、シリコーン系のうち1以上を含むホットメルト接着剤であり、
    前記第2の接着剤は、エポキシ系、ウレタン系、シリコーン系、変成シリコーン系、メラミン系、フェノール系、及び、アクリル系、のうち1以上を含む接着剤であり、
    前記第2の接着剤を前記第2の接着領域に塗布してから、予め熱で溶融させた前記第1の接着剤を前記第1の接着領域に塗布する、
    請求項1又は2のいずれかに記載の方法。
  6. 第1の接着剤と第2の接着剤の2種類の接着剤の組み合わせを用いて情報取得装置用ブラケットが車両用窓ガラスの凹面に接着されたブラケット付きガラスであって、
    前記情報取得装置は光学機器又は光学センサーからなるとともに、これらを通じて前記車両用窓ガラス越しに車両の外部の環境から情報を取得するものであり、
    前記第1の接着剤は前記第2の接着剤よりも硬化時間が短く、
    前記第2の接着剤は前記第1の接着剤よりも硬化後の接着力が強く、
    前記ブラケットは、前記第1の接着剤で前記ガラスに接着されている第1の接着領域と、前記第2の接着剤で前記ガラスに接着されている第2の接着領域を有し、
    前記第1の接着領域は、前記第2の接着領域の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出する部位を有しており、少なくとも前記突出する部位と前記車両用窓ガラスとが前記第1の接着剤で接着されている、
    ブラケット付きガラス。
  7. 前記第1の接着領域は、前記第1の接着領域の周囲の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出しており、
    前記第2の接着領域の高さは、前記第1の接着領域の周囲の高さと同じである、
    請求項6に記載のブラケット付きガラス。
  8. 前記ブラケットは前記第1の接着領域に貫通孔を有し、
    前記第1の接着領域に前記第1の接着剤からなる第1の接着層が位置しており、
    前記貫通孔に前記第1の接着剤が埋まっている、
    請求項7に記載のブラケット付きガラス。
  9. 前記第1の接着領域の全体が前記第2の接着領域の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出しており、
    前記第1の接着領域は、周縁部と、前記周縁部の高さよりも前記車両用窓ガラス側に高く突出している中央部とを有し、
    前記貫通孔は、前記中央部に位置している、
    請求項8に記載のブラケット付きガラス。
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