JP2023154145A - work vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、トラクタや苗移植機、芝刈り機等の作業車両に関する。 The present invention relates to work vehicles such as tractors, seedling transplanters, and lawn mowers.
トラクタや苗移植機、芝刈り機等の作業車両において、運転台を囲むキャビンを有しない作業車両では、作業中断時や車庫での保管時のような非使用時に、座席に土埃等が堆積したり、雨水でぬれたりすることを防止するために、座席の前端部分を中心に座席が回転して座面が下向きになる状態(座席がひっくり返った状態)にするものが知られている。このような座席が回転可能な作業車両において、運転者の着座を検出する着座センサを備えた作業車両が公知である(特許文献1参照)。 For work vehicles such as tractors, seedling transplanters, and lawn mowers that do not have a cabin surrounding the driver's cab, dirt, etc. may accumulate on the seats when not in use, such as when work is stopped or when stored in a garage. It is known that the seat rotates around the front end of the seat so that the seat surface faces downwards (the seat is flipped over) in order to prevent the seat from getting wet from water or rainwater. . Among such work vehicles with a rotatable seat, there is a work vehicle equipped with a seating sensor that detects whether a driver is seated (see Patent Document 1).
特許文献1に記載の従来の技術では、座席が回転可能な構成であるため、運転者が着座して作業中に、緊急停止や畔を乗り越える際に、意図せず運転座席が回転して、運転者が押し出されたり、転倒してしまう恐れがあった。
In the conventional technology described in
本発明は、安全に運転可能な座席を備えた作業車両を提供することを技術的課題とする。 A technical problem of the present invention is to provide a work vehicle equipped with a seat that allows safe driving.
本発明の上記課題は次の解決手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、走行車体(1)と、前記走行車体(1)を運転する運転者が着座可能な座席(20)と、前記走行車体(1)に配置され、前記座席(20)の前後方向の一端部の回転軸(114)を中心として、前記座席(20)を前後方向に回転可能に支持する座席ブラケット(101)と、前記座席(20)の前後方向の他端部と、前記座席ブラケット(101)の前後方向の他端部とを着脱可能な回転規制具(106)であって、前記座席(20)の他端部と前記座席ブラケット(101)の他端部とが装着された状態では前記座席(20)の回転を規制する前記回転規制具(106)とを備えたことを特徴とする作業車両である。
The above problems of the present invention are solved by the following solving means.
The invention according to
請求項2に記載の発明は、前記座席(20)が前記座席ブラケット(101)から離間する方向に、前記座席(20)を押す力を作用させる座席スプリング(104)と、前記運転者が着座して前記座席スプリング(104)が圧縮された場合に、前記座席(20)の下部と接触して前記座席(20)を支持する座席支持部(103)と、前記座席スプリング(104)で前記座席(20)が押し上げられた第1の位置と、前記座席支持部(103)が前記座席(20)の下部を支持する第2の位置と、を検知して、前記運転者の離席または着席を検出する着座センサ(109)とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両である。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、前記第1の位置は、前記運転者が離席して前記座席スプリング(104)の力で前記座席(20)が回転方向に押され且つ前記回転規制具(106)で回転が規制されて前記座席支持部(103)から前記座席(20)の下部が離間した状態であることを特徴とする請求項2に記載の作業車両である。
According to a third aspect of the invention, the first position is when the driver leaves the seat and the seat (20) is pushed in the rotational direction by the force of the seat spring (104), and the rotation restrictor ( 3. The work vehicle according to
請求項4に記載の発明は、前記第1の位置よりも、前記座席(20)が前記座席ブラケット(101)から離間する方向に回転した第3の位置を検出する前記着座センサ(109)を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の作業車両である。
The invention according to
請求項5に記載の発明は、エンジン(12)の作動中に、前記着座センサ(109)が前記第1の位置から第2の位置までの間の位置を、予め定められた期間継続して検出した場合には、前記エンジン(12)を停止させると共に、前記エンジン(12)の作動中に、前記着座センサ(109)が前記第3の位置を検出した場合には、前記エンジン(12)を直ちに停止させる制御部(C)を備えたことを特徴とする請求項4に記載の作業車両である。
In the invention according to claim 5, the seating sensor (109) maintains a position between the first position and the second position for a predetermined period while the engine (12) is operating. If detected, the engine (12) is stopped, and if the seating sensor (109) detects the third position while the engine (12) is operating, the engine (12) is stopped. 5. The work vehicle according to
請求項1記載の発明によれば、回転規制具(106)で座席(20)の回転を規制することで、走行中に座席(20)が不意に回転することを抑制でき、安全に運転可能な座席を備えた作業車両を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加えて、着座センサ(109)を使用することで、運転者の着座を確実に検知できる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明の効果に加えて、第1の位置よりもさらに回転した着座に不適な状態を規制でき、安全に着座して運転することが可能である。
請求項4記載の発明によれば、請求項2または3記載の発明の効果に加えて、第1の位置と第2の位置とで着座の有無を検出できると共に、第3の位置で座席(20)が着座に不適な状態であるかどうかも検出できる。
請求項5記載の発明によれば、請求項4記載の発明の効果に加えて、長時間着座がない状態や、座席(20)が着座に不適な状態での走行を防止でき、安全性を向上させることができる。
According to the invention set forth in
According to the invention set forth in
According to the invention set forth in
According to the invention set forth in
According to the invention set forth in claim 5, in addition to the effect of the invention set forth in
この発明の実施の形態を、以下に説明する。
この発明の作業車両の一例であって、苗移植機の一実施形態である4条植え乗用型田植機について図面に基づき詳細に説明する。
図1は実施の形態の乗用型田植機の側面図である。
図2は実施の形態の乗用型田植機の平面図である。
図1の側面図と図2の平面図に示すように、乗用型田植機は走行車両(走行車体)1に昇降用リンク装置2で作業機の一種である苗植付装置3を装着すると共に施肥装置4を設け、全体で乗用施肥田植機として機能するように構成されている。走行車両1は、駆動輪である左右各一対の前輪6,6及び後輪7,7を有する四輪駆動車両である。
なお、本明細書では田植機の前進方向に向かって左右をそれぞれ左側と右側といい、前進方向を前側、後進方向を後側という。
Embodiments of this invention will be described below.
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS A riding-type rice transplanter for four-row planting, which is an example of a work vehicle of the present invention and is an embodiment of a seedling transplanter, will be described in detail based on the drawings.
FIG. 1 is a side view of a riding-type rice transplanter according to an embodiment.
FIG. 2 is a plan view of the riding-type rice transplanter according to the embodiment.
As shown in the side view of Fig. 1 and the plan view of Fig. 2, the riding rice transplanter is equipped with a
In addition, in this specification, the left and right sides of the rice transplanter in the forward direction are referred to as the left side and the right side, respectively, the forward direction is referred to as the front side, and the backward direction is referred to as the rear side.
図1に示すように、メインフレーム10a,10bにミッションケース11とエンジン(内燃機関)12が配設されており、該ミッションケース11の後部側面に油圧ポンプ13がミッションケース11と一体に組み付けられ、ミッションケース11の前部上方にステアリングポスト14が突設されている。
そして、ステアリングポスト14の上端部にステアリングハンドル16が設けられている。機体の上部には操縦用のフロアとなるステップフロア19が取り付けられ、エンジン12の上方部に座席20が設置されている。ステアリングハンドル16の右側には変速操作レバー(走行操作部材、HSTレバー)17が設けられている。
As shown in FIG. 1, a
A
座席20の前方には、ステアリングポスト14に図示しない操作パネルが設けられている。
座席20の右側には畦クラッチレバー18が設けられている。前輪6,6はミッションケース11の側方に向きを変更可能に設けた前輪支持ケース22,22に軸支されている。また、後輪7,7は、左右フレーム37の左右両端部に取り付けた後輪伝動ケース24,24に後輪支持体30を介して軸支されている。左右フレーム37はメインフレーム10a,10bの後端部に支持されている。
In front of the
A
図1と図2に後輪7への動力伝動機構の一部を示すように、エンジン12の回転動力は、プーリ27、ベルト28及びプーリ29を順次経由して油圧式無段変速装置(HST)31の入力軸32aに伝えられ、HST31の出力軸32bからミッションケース11内に伝えられる。
リヤ出力軸11a,11bの後端部はミッションケース11の後方に突出し、この突出端部に前記後輪伝動ケース24,24に伝動する左右後輪伝動軸35,35が接続されている。そして、この左右後輪伝動軸35,35により各々左右後輪7,7が駆動回転される構成となっている。
As shown in FIGS. 1 and 2, part of the power transmission mechanism to the
The rear end portions of the
苗植付装置3は、走行車両1に昇降用リンク装置2で昇降自在に装着されている。
走行車両1に基部が回動自在に設けられた一般的なリフトシリンダ36(図1)のピストン上端部を昇降用リンク装置2に連結し、走行車両1に設けた油圧ポンプ13にて昇降バルブ(図示せず)を介してリフトシリンダ36に圧油を供給・排出して、リフトシリンダ36のピストンを伸進・縮退させて昇降用リンク装置2に連結した苗植付装置3が上下動されるように構成されている。
The
The upper end of the piston of a general lift cylinder 36 (FIG. 1) whose base is rotatably provided on the traveling
苗植付装置3は、左右フレーム37を介して昇降用リンク装置2の後部にローリング自在に装着されたフレームを兼ねる植付伝動ケース38と、該植付伝動ケース38に設けられた支持部材に支持されて機体左右方向に往復動する苗載台(苗タンク)39と、植付伝動ケース38の後端部に装着され、苗載台39の下端より1株づつ苗を圃場に植え付ける苗植付具41と、植付伝動ケース38の下部にその後部が枢支されてその前部が上下揺動自在に装着された整地体であるセンターフロート(センサーフロート)42とサイドフロート43等にて構成されている。センターフロート42とサイドフロート43は、圃場を整地すると共に苗植付具41にて苗が植え付けられる圃場の前方を整地すべく設けられている。
The
PTO伝動軸45(図1)は両端にユニバーサルジョイントを有し、ミッションケース11からの動力を苗植付装置3の植付伝動ケース38に伝達すべく設けている。
苗植付装置3は4条植の構成で、フレームを兼ねる植付伝動ケース38、苗を載せて左右往復動し苗を一株づつ各条の苗取出口39a(図2)に供給する苗載台39、苗取出口39aに供給された苗を圃場に植え付ける苗植付具41等を備えている。
The PTO transmission shaft 45 (FIG. 1) has a universal joint at both ends, and is provided to transmit power from the
The
図1に示すように、センターフロート42の前方にはロータ70aが配置され、該ロータ70aはサイドフロート43の前方にあるロータ70bより前方に配置されている。ロータ70aは後輪7の後輪伝動ケース24内のギアから伝動軸25を介して動力が伝達され、ロータ70bは両方のロータ70a,70aの駆動軸(図示せず)からそれぞれ動力が伝達される左右一対のチェーンケース71,71内の一対のチェーン(図示せず)から動力伝達される。
As shown in FIG. 1, a rotor 70a is arranged in front of the
後輪7の後輪伝動ケース24は左右フレーム37の左右両端部に取り付けて、後輪支持体30に軸支されている。
後輪伝動ケース24の回動により後輪7の車軸23は後輪伝動ケース24と一体で上下動する。なお後輪伝動ケース24にはミッションケース11から左右後輪伝動軸35を介して動力が伝達される。
The rear
As the rear
施肥装置4は、肥料タンク67内の肥料を肥料繰出部68によって一定量ずつ下方に繰り出し、その繰り出された肥料をブロア69により施肥ホース62を通して施肥ガイド80まで移送し、該施肥ガイド80の前側に設けた作溝体82によって苗植付条の側部近傍に形成される施肥溝内に落とし込むようになっている。
また、ペダル86(図2)はメインクラッチと左右後輪ブレーキ装置(図示せず)を共に操作することができ、ステアリングハンドル16の右下側に配置されており、このペダル86を踏み込むとメインクラッチが切れ、続いて左右後輪ブレーキがかかり、機体は停止する。
The
Further, the pedal 86 (Fig. 2) can operate both the main clutch and the left and right rear wheel brake devices (not shown), and is placed on the lower right side of the
(座席の説明)
図3は実施の形態の座席の説明図である。
図4は実施の形態の座席ブラケットの説明図である。
図5は実施の形態の座席を斜め下方から見た図である。
図3~図5において、実施の形態の走行車両1では、座席20は、走行車両1の座席ブラケット101の上部に配置されている。図4において、実施の形態の座席ブラケット101は、中央部に開口が形成された板状に形成されている。座席ブラケット101には、前後方向の一端部の一例としての前端部に、軸支持部102が設けられている。
座席ブラケット101には、前後方向の他端部の一例としての後端部に、左右一対の座席支持部103が配置されている。座席支持部103の左右方向の内側には、左右一対の座席スプリング104が配置されている。座席スプリング104の上端には、緩衝ゴム板104aが配置されている。
(Seating description)
FIG. 3 is an explanatory diagram of the seat according to the embodiment.
FIG. 4 is an explanatory diagram of the seat bracket of the embodiment.
FIG. 5 is a view of the seat according to the embodiment viewed diagonally from below.
3 to 5, in the traveling
A pair of left and right
図6は実施の形態の回転規制具の説明図であり、図6(A)は回転規制位置に移動した状態の説明図、図6(B)は回転可能位置に移動した状態の説明図である。
座席スプリング104の左右方向の内側には、回転規制具106が配置されている。図6において、実施の形態の回転規制具106は、座席ブラケット101に固定されたスライド支持部107を有する。スライド支持部107は左右方向に延びる貫通孔が形成されている。スライド支持部107には、規制フック108が支持されている。規制フック108は、スライド支持部107の貫通孔に挿入されて、左右方向にスライド移動可能且つ回転可能に支持される軸状のスライド部108aを有する。スライド部108aの左端には後方に屈曲した操作部108bが形成されている。操作部108bは、運転者が手で摘まんで、規制フック108を左右方向に操作可能である。操作部108bの後端には、右方に向けて屈曲するフック部108cが形成されている。
FIG. 6 is an explanatory diagram of the rotation restricting device according to the embodiment. FIG. 6(A) is an explanatory diagram of a state in which it has been moved to a rotation restricting position, and FIG. 6(B) is an explanatory diagram of a state in which it has been moved to a rotatable position. be.
A
実施の形態の規制フック108は、1本の軸状の部材が折り曲げられて各部108a~108cが形成されている。
なお、規制フック108とスライド支持部107との間には、防振ゴムを設置することが好ましい。防振ゴムを設置することで、走行中の振動等で、規制フック108とスライド支持部107との間で擦れる異音、騒音の発生を抑制可能である。また、防振ゴムで規制フック108のスライド移動に摩擦抵抗を作用させ、走行中に振動で規制フック108が誤って移動してしまうことを抑制することも可能である。さらに、走行中に規制フック108が誤って移動することを抑制するために、回転規制位置に移動した規制フック108に対して、例えば、スライド部108aの右端部に、リングやヘアピン、貫通ピン等を抜け止めのように設置することも可能である。
In the regulating
Note that it is preferable to install a vibration-proof rubber between the regulating
図3、図4において、座席ブラケット101の開口部分には、着座センサ109が支持されている。着座センサ109は、斜め上方に延び且つ下端部を中心として回転可能なアーム部109aを有する。アーム部109aは、座席20の下面に接触可能である。したがって、座席20の下面に押されてアーム部109aの回転角度が変化し、着座センサ109は、アーム部109aの回転角度を検出することで、座席20の位置を検出可能である。アーム部109aは、図示しないバネでアーム部109aの先端が上方に向かうように付勢されている。
なお、着座センサ109は、座席ブラケット101に対して、直接固定せず、位置調整用のスペーサを介して固定することが好ましい。スペーサを介することで、着座センサ109の個体差や経時的な位置ずれ等を容易に調整可能である。
3 and 4, a
Note that it is preferable that the
図3~図5において、実施の形態の座席20は、下部である台座部111と、背もたれ部112とを有する。図3、図5において、台座部111の下面には、前端部に被回転支持部113が支持されている。被回転支持部113は、座席回転軸114を介して、軸支持部102に回転可能に支持されている。したがって、実施の形態の座席20は、座席回転軸114を中心として、前方に回転可能である。
In FIGS. 3 to 5, the
台座部111の下面の後端部には、被回転規制部116が支持されている。被回転規制部116の後端部には、被規制孔116aが形成されている。実施の形態の被規制孔116aは、前後方向に延びる長孔状に形成されている。座席20が、図3に示す着座位置に移動した状態では、被回転規制部116は回転規制具106に対応する位置に移動する。そして、被規制孔116aには、フック部108cが貫通可能である。したがって、被規制孔116aにフック部108cが貫通した図6(A)に示す回転規制位置と、被規制孔116aからフック部108cが離れた図6(B)に示す回転可能位置との間で、回転規制具106が移動可能である。回転規制具106が回転規制位置に移動した状態では、フック部108cが被規制孔116aに引っ掛かって、座席20の前方への回転が規制される。したがって、運転中に座席20が意図せずに回転してしまうことが抑制され、安全に運転が可能である。
そして、回転規制具106が回転可能位置に移動すると、座席20は座席回転軸114を中心として前方に回転可能になる。
A
Then, when the
図7は実施の形態の座席の状態の説明図であり、図7(A)は着座位置の説明図、図7(B)は着座位置での座席スプリングの状態の説明図、図7(C)は離席位置の説明図、図7(D)は離席位置での座席スプリングの状態の説明図、図7(E)は回転規制具が被回転規制部から離間した状態の説明図、図7(F)は図7(E)の状態での座席スプリングの状態の説明図、図7(G)は座席が前方に回転した状態の説明図である。
図3、図7(A)、図7(B)において、座席20に運転者121が着席した状態では、座席20は、第2の位置の一例としての着座位置に移動する。着座位置では、座席20の自重と運転者の体重とで座席スプリング104が縮んで、座席支持部103が座席20の下面に接触した状態となる。この状態では、回転規制具106を回転規制位置と回転可能位置との間で移動(操作)可能である。この時、アーム部109aは座席20の下面に接触し且つ下方に押された状態となり、着座位置であることが着座センサ109で検出される。
FIG. 7 is an explanatory diagram of the state of the seat according to the embodiment, FIG. 7(A) is an explanatory diagram of the seating position, FIG. 7(B) is an explanatory diagram of the state of the seat spring in the seating position, and FIG. ) is an explanatory diagram of the unseat position, FIG. 7(D) is an explanatory diagram of the state of the seat spring in the unseat position, FIG. 7(E) is an explanatory diagram of the state in which the rotation restricting device is separated from the rotation restricted part, FIG. 7(F) is an explanatory diagram of the state of the seat spring in the state of FIG. 7(E), and FIG. 7(G) is an explanatory diagram of the state in which the seat is rotated forward.
3, FIG. 7(A), and FIG. 7(B), when the
図7(C)、図7(D)において、座席20から運転者121が離席したり、いわゆる腰を浮かせた状態等になると、座席スプリング104が弾性復元して、座席20が前方に向けて回転しようとする。この時、回転規制具106が回転規制位置に移動していると、フック部108cと被規制孔116aとが引っ掛かって、第1の位置の一例としての図7(C)、図7(D)に示す離席位置で保持される。離席位置では、着座位置と同様に、アーム部109aが座席20の下面に接触した状態ではあるが、着座位置に比べて、先端が上方に回転している。したがって、着座位置に対してアーム部109aの回転角度が変化しており、着座センサ109で離席位置に移動したことを検出可能である。
In FIGS. 7(C) and 7(D), when the
図7(E)、図7(F)において、座席20から運転者121が離席した場合に、回転規制具106が回転可能位置に移動していると、回転規制具106で座席20の回転が規制されない。したがって、座席スプリング104に座席20が押し上げられて、第3の位置の一例としての図7(E)、図7(F)に示す離間位置に座席20が移動する。実施の形態の離間位置では、アーム部109aが座席20から離間した状態となり、離席位置よりもさらにアーム部109aが上限位置まで回転する。したがって、上限位置まで移動したアーム部109aの回転角度を検出することで、着座センサ109が離間位置に移動したことを検出可能である。なお、実施の形態では、図7(G)に示すように、座席20が離間位置よりも前方に回転させた状態でも着座センサ109のアーム109aは座席に非接触であり、上限位置のままであるため、検出結果としては離間位置に移動していると検出することとなる。
なお、実施の形態では、座席20の前端部を中心として、座席20が前方に回転する形態を例示したがこれに限定されない。座席20が後方に回転する構成にも適用可能である。
7(E) and FIG. 7(F), when the
In the embodiment, the
図3において、実施の形態の走行車両1の制御部Cは、着座センサ109の検出結果に基づいてエンジン12を制御する。具体的には、エンジン12の駆動中に、着座センサ109が着座位置であることを検出している間は、エンジン12を停止させる制御を行わない。
また、エンジン12の駆動中に、着座センサ109が離席位置、または、着座位置~離席位置の間の位置であることを、連続して所定時間(一例として5秒)を検出すると、制御部Cはエンジン12を停止させる制御を行う。この状態では、運転者が腰を浮かせた状態で座席20に浅く腰かけた状態で走行を継続していたり、運転者が立ち上がった状態で走行している状態であり、急停止や不意の振動で運転者が転倒等して事故が発生する恐れがあり、危険である。よって、所定時間連続して着座が検出されない場合には、エンジン12を停止させて安全性を向上させる。
In FIG. 3, the control unit C of the traveling
In addition, when the
さらに、実施の形態では、エンジン12の駆動中に、着座センサ109が離間位置であることを検出した場合や、離席位置~離間位置の間の位置であることを検出した場合は、直ちに、エンジン12を停止させる制御を行う。着座センサ109が離間位置を検出する場合は、回転規制具106での座席20の回転規制(ロック)がされていない状態であり、急停止や不意の振動等で座席20が回転し、運転者が投げ出されたりする恐れがある。よって、実施の形態では、回転規制具106が回転規制位置に移動していないことが検出された場合には、エンジン12を直ちに停止させて安全性を向上させる。
Furthermore, in the embodiment, when the
なお、実施の形態では、被規制孔116aを長孔とすることで、長孔に沿ってフック部108cが移動可能な範囲で座席20の移動が可能となり、離席時に座席スプリング104の力で着座位置からと離席位置に移動することが可能に構成されている。この構成とすることが望ましいが、被規制孔116aを丸穴として、離席時でも着座位置から座席20が移動しない構成とすることも可能である。
In the embodiment, by making the
図8は実施の形態のアームレスト部分の説明図である。
図9は図8のアームレストのカバー部材の説明図である。
図10は図8のアームレストに設けられた主変速レバー用の溝部の説明図である。
図11は図8のアームレストの主変速レバーの部分を側方から見た図である。
図12は主変速レバーの要部説明図であり、図12(A)は斜め後方から見た図、図12(B)は斜め前方から見た図、図12(C)は側方から見た図である。
図8~図12において、実施の形態の走行車両1では、座席20の右方に、肘掛け部の一例としてのアームレスト201が配置されている。なお、実施の形態のアームレスト201は座席20とは連動して移動しない。
アームレスト201は、後部のアームレスト本体202と、前部のレバー操作部203とが一体的に形成されている。図8、図9において、レバー操作部203のカバー部材204は、肘掛け用のクッション部材205が支持されるカバー後部204aと、主変速レバー206や昇降レバー207、自動最下げボタン等のボタン208,209が配置されるカバー前部204bとを有する。
FIG. 8 is an explanatory diagram of the armrest portion of the embodiment.
FIG. 9 is an explanatory diagram of the armrest cover member of FIG. 8.
FIG. 10 is an explanatory diagram of a groove for a main gear shift lever provided in the armrest of FIG. 8.
FIG. 11 is a side view of the main shift lever portion of the armrest in FIG. 8.
Fig. 12 is an explanatory view of the main parts of the main shift lever, Fig. 12(A) is a view seen diagonally from the rear, Fig. 12(B) is a view seen diagonally from the front, and Fig. 12(C) is a view seen from the side. This is a diagram.
In FIGS. 8 to 12, in the traveling
The
カバー前部204bの右側(外側)には、前側の右溝部204cと、後側のスイッチ収容口204dとが形成されている。右溝部204cは、昇降レバー207が移動する範囲に対応して、長手方向に延びる溝状に形成されている。スイッチ収容口204dには、一例として、苗植付装置3を自動的に最も下降した状態に移動させるためのボタン208が配置される。
カバー前部204bの左側(内側)には、前側の左溝部204eと、後側のスイッチ収容口204fとが形成されている。スイッチ収容口204fには、一例として、走行車体1の車速を所定の車速に自動的に維持するためのボタン209が配置される。
なお、右溝部204cと左溝部204eとの間には、前後方向に延びる凸状の仕切り部210が形成されており、仕切り部210がない場合に比べて、昇降レバー207と主変速レバー206とを誤って取り違えて操作することが抑制されている。
A
A
Note that a
図9、図10において、左溝部204eは、主変速レバー206の移動する範囲に対応して長手方向に延びるクランク溝形状に形成されている。すなわち、左溝部204eは、前側で長手方向に延びるレバー変速用溝部211と、後側で長手方向に延びるペダル変速用溝部212と、レバー変速用溝部211とペダル変速用溝部212とを接続するように短手方向に延びる接続溝部213をと有する。実施の形態の走行車両1では、主変速レバー206をレバー変速用溝部211に沿って操作する場合は、圃場内での作業等で1~9段階の間で変速可能である。また、主変速レバー206がペダル変速用溝部212に移動された場合には、路上走行等でアクセルペダルの踏み込み量に応じて変速可能である。なお、ペダル変速用溝部212の前後方向(長手方向)の長さを長くしたほうが、主変速レバー206をペダル変速用溝部212に操作したことが視覚的にわかりやすくなるため、より好ましい。
In FIGS. 9 and 10, the
図11、図12において、実施の形態の主変速レバー206は、板状のフレーム221に回転軸222を中心として回転可能に支持されたベース部材223を有する。フレーム221には、回転軸222を中心とする弧状のガイド溝221aが形成されている。
ベース部材223は、後方に延びるリンク支持部224を有する。リンク支持部224には、リンクピン226が支持されている。リンクピン226は、ガイド溝221aを貫通しており、ベース部材223の移動がガイドされる。リンクピン226は、ベース部材223の外側のリンクアーム227の長孔227aを貫通している。リンクアーム227は、後端部がフレーム221に回転可能に支持されている。リンクアーム227の後端部には、リンクアーム227の回転量を検出する主変速センサ228が配置されている。したがって、ベース部材223が回転すると、リンクピン226と長孔227aを介して、リンクアーム227が回転する。したがって、ベース部材223の回転量、すなわち、主変速レバー206の前後の操作位置、操作量が、主変速センサ228で検出可能である。
11 and 12, the
The
ベース部材の上部には、左方に延びる前後一対のフランジ部231が形成されている。フランジ部の間には、前後方向に延びる第2の回転軸232を中心として、レバー本体233が回転可能に支持されている。フランジ部231の左端部には、レバー本体233が左方へ過剰な移動をした場合に接触して停止させるストッパ234が配置されている。また、第2の回転軸232には、レバー本体233を、右側、すなわちレバー変速用溝部211側に向けて戻す力を作用させるトルクスプリング235が配置されている。なお、第2の回転軸232は、一例として、ボルトとUナットを組み合わせた構成とすることが可能である。
A pair of front and
したがって、レバー本体233は、第2の回転軸232を中心として左右に移動可能であり、接続溝部213の部分を通過させて、レバー変速用溝部211とペダル変速用溝部212との間でレバー本体233を操作可能である。
なお、主変速レバー206の操作位置は、主変速センサ228で検出される場合を例示したが、これに限定されない。例えば、第2の回転軸232を中心とする回転量を検出するセンサを設置して、主変速レバー206がレバー変速用溝部211側に操作されているのか、ペダル変速用溝部212側に操作されているのかを検出することが可能である。このとき、レバー変速用溝部211側の位置を基準位置(初期位置、デフォルト)とすることも可能であるし、ペダル変速用溝部212側の位置を基準位置とすることも可能である。
Therefore, the lever
Note that although the operation position of the
1…走行車体、
12…エンジン、
20…座席、
101…座席ブラケット、
103…座席支持部、
104…座席スプリング、
106…回転規制具、
109…着座センサ、
114…回転軸、
C…制御部。
1... Running vehicle body,
12...Engine,
20...seat,
101...Seat bracket,
103... Seat support part,
104...Seat spring,
106... Rotation restrictor,
109... Seating sensor,
114...rotation axis,
C...Control unit.
Claims (5)
前記走行車体(1)を運転する運転者が着座可能な座席(20)と、
前記走行車体(1)に配置され、前記座席(20)の前後方向の一端部の回転軸(114)を中心として、前記座席(20)を前後方向に回転可能に支持する座席ブラケット(101)と、
前記座席(20)の前後方向の他端部と、前記座席ブラケット(101)の前後方向の他端部とを着脱可能な回転規制具(106)であって、前記座席(20)の他端部と前記座席ブラケット(101)の他端部とが装着された状態では前記座席(20)の回転を規制する前記回転規制具(106)と、
を備えたことを特徴とする作業車両。 A running vehicle body (1),
a seat (20) on which a driver driving the traveling vehicle body (1) can sit;
a seat bracket (101) disposed on the traveling vehicle body (1) and rotatably supporting the seat (20) in the longitudinal direction about a rotation axis (114) at one end of the seat (20) in the longitudinal direction; and,
A rotation restrictor (106) that is detachable from the other end of the seat (20) in the front-rear direction and the other end of the seat bracket (101) in the front-rear direction, the other end of the seat (20) the rotation regulating device (106) that regulates rotation of the seat (20) when the seat bracket (101) and the other end of the seat bracket (101) are attached;
A work vehicle characterized by being equipped with.
前記運転者が着座して前記座席スプリング(104)が圧縮された場合に、前記座席(20)の下部と接触して前記座席(20)を支持する座席支持部(103)と、
前記座席スプリング(104)で前記座席(20)が押し上げられた第1の位置と、前記座席支持部(103)が前記座席(20)の下部を支持する第2の位置と、を検知して、前記運転者の離席または着席を検出する着座センサ(109)と、
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の作業車両。 a seat spring (104) that applies a force that pushes the seat (20) in a direction in which the seat (20) moves away from the seat bracket (101);
a seat support part (103) that contacts a lower part of the seat (20) and supports the seat (20) when the driver is seated and the seat spring (104) is compressed;
A first position in which the seat (20) is pushed up by the seat spring (104) and a second position in which the seat support portion (103) supports the lower part of the seat (20) are detected. , a seating sensor (109) that detects when the driver leaves or sits;
The work vehicle according to claim 1, further comprising:
ことを特徴とする請求項2に記載の作業車両。 The first position is when the driver leaves the seat, the seat (20) is pushed in the rotational direction by the force of the seat spring (104), and the rotation is restricted by the rotation restrictor (106). The work vehicle according to claim 2, wherein a lower portion of the seat (20) is spaced apart from a seat support portion (103).
を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の作業車両。 the seating sensor (109) detecting a third position in which the seat (20) is rotated in a direction away from the seat bracket (101) relative to the first position;
The work vehicle according to claim 2 or 3, comprising:.
を備えたことを特徴とする請求項4に記載の作業車両。 When the seating sensor (109) continuously detects a position between the first position and the second position for a predetermined period while the engine (12) is in operation, the engine ( 12) and immediately stops the engine (12) if the seating sensor (109) detects the third position while the engine (12) is in operation; ,
The work vehicle according to claim 4, further comprising:.
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022063254A JP2023154145A (en) | 2022-04-06 | 2022-04-06 | work vehicle |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022063254A JP2023154145A (en) | 2022-04-06 | 2022-04-06 | work vehicle |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=88372659
Family Applications (1)
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JP2022063254A Pending JP2023154145A (en) | 2022-04-06 | 2022-04-06 | work vehicle |
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-
2022
- 2022-04-06 JP JP2022063254A patent/JP2023154145A/en active Pending
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