JP2023151977A - 衣類処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型化を抑制しつつ、除菌消臭効果を高めた衣類処理装置を提供する。【解決手段】衣類処理装置は、開口を有し内部に回転槽を保持する外箱と、外箱に回動可能に設けられ開口を開閉する扉と、外箱内部に設けられ紫外線を照射する照射装置と、を備える。外箱は、照射装置の照射方向の延長線上に設けられ紫外線を透過可能な窓部を有する。照射装置によって照射された紫外線は、窓部を通して扉に向かって照射され、扉において反射されて回転槽内部に向けて放射される。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
従来、洗濯機において、槽内に可視光又は紫外線などの光を照射し、槽内を明るくしたり、槽内部又は槽内に収容された衣類を除菌消臭したりする構成が知られている。この場合、照射装置を水槽の開口部に対向する位置、例えばドラム式洗濯機の場合、照射装置は、水槽の前部に取り付けられた水槽カバーや、水槽カバーと扉との間に取り付けられたベローズに設けられることがある。
除菌消臭効果を向上しようとすると、照射装置が大型化し、ひいては衣類処理装置自体が大型化する虞がある。一方、近年の住宅事情などから、衣類処理装置の大型化は好ましくない。
大型化を抑制しつつ、除菌消臭効果を高めた衣類処理装置を提供する。
実施形態の衣類処理装置は、開口を有し内部に回転槽を保持する外箱と、前記外箱に回動可能に設けられ前記開口を開閉する扉と、前記外箱内部に設けられ紫外線を照射する照射装置と、を備える。前記外箱は、前記照射装置の照射方向の延長線上に設けられ紫外線を透過可能な窓部を有する。前記照射装置によって照射された紫外線は、前記窓部を通して前記扉に向かって照射され、前記扉において反射されて前記回転槽内部に向けて放射される。
以下、複数の実施形態による洗濯機について、図面を参照して説明する。なお、各実施形態で実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。各実施形態は、図1に示す横軸又は斜め横軸のドラム式洗濯機、及び図示しない縦軸型の洗濯機のいずれにも適用することができる。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1~図7を参照して説明する。まず、図1を参照して、衣類処理装置としての洗濯機10の概略構成について説明する。洗濯機10は、図1及び図2に示すように、外箱11と、水槽12と、回転槽13と、モータ14と、排水装置15と、注水装置16と、ベローズ17と、扉20と、を備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉20側を洗濯機10の前側つまりユーザ側とする。また、重力方向つまり鉛直方向を洗濯機10の上下方向とし、前後方向及び上下方向に直交する水平方向を左右方向とする。
第1実施形態について図1~図7を参照して説明する。まず、図1を参照して、衣類処理装置としての洗濯機10の概略構成について説明する。洗濯機10は、図1及び図2に示すように、外箱11と、水槽12と、回転槽13と、モータ14と、排水装置15と、注水装置16と、ベローズ17と、扉20と、を備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉20側を洗濯機10の前側つまりユーザ側とする。また、重力方向つまり鉛直方向を洗濯機10の上下方向とし、前後方向及び上下方向に直交する水平方向を左右方向とする。
本実施形態の洗濯機10は、回転槽13の回転軸が水平へ向かう横軸型又は後方へ向かって下降傾斜した斜め軸型のドラム式洗濯機である。なお、洗濯機10は、ヒートポンプ式又はヒータ式の乾燥機能を有していても備えていてもし、備えていなくても良い。洗濯機10は、洗い工程、脱水工程及び濯ぎ工程のうち少なくとも一つの工程を含む洗濯運転を実行可能である。乾燥機能を有している場合、洗濯機10は、更に乾燥工程を含む乾燥運転、及び洗濯運転と乾燥運転とを含む洗濯乾燥運転を実行可能である。
外箱11は、洗濯機10の外殻を構成するものであり、例えば鋼板等によってほぼ矩形の箱状に形成されている。外箱11は、前側に前面部111と、前面開口112とを有する。前面部111は、外箱11の前面を形成する。前面部111は、床面に対して垂直な面又は下方ほど前方に向かって若干傾斜した面を形成している。本実施形態では、前面部111は、床面に対して垂直な面を形成している。前面開口112は、前面部111のほぼ中央部に設けられ、円形状に形成されて外箱11及び水槽12及び回転槽13の内部と外部とを連通している。
水槽12は、外箱11内に配置されて図示しないサスペンションによって弾性的に支持されている。水槽12は前面が開口した有底円筒状に形成されており内部に洗濯水や濯ぎ水を溜めることができる。水槽12は、円筒状の一端部この場合前部に円環状の水槽カバー121が形成され、他方の端部この場合後部に水槽端板123が形成されている。水槽カバー121の中央部には、開口部122が形成されている。水槽12の円筒状部分の底部における水槽端板123寄りには、排水口124が形成されており、水槽12の内部と外部とを連通する。水槽12は、プラスチック部材やステンレスなどの金属部材で形成されている。
回転槽13は、水槽12内部に回転可能に支持されている。回転槽13は、前面が開口した有底円筒状に形成されており内部に衣類を収容することができる。回転槽13は、円筒状の一端部この場合前部に開口部131が形成され、他方の端部この場合後部に回転槽端板132が形成されている。回転槽13は、回転槽端板132においてモータ14に連結されて、モータ14によって回転駆動される。回転槽13は、ステンレスなどの金属部材で形成されている。水槽12及び回転槽13の内部は、開口部122、開口部131及び前面開口112によって外部と連通されている。水槽12及び回転槽13は、内部に衣類を収容して洗濯運転時には洗濯室として、乾燥運転時には乾燥室として機能する。
回転槽13は、多数の孔133を有している。孔133は、回転槽13の内部と外部とを連通する。孔133は、回転槽13の円筒状を形成する周壁に形成されている。孔133は、洗濯運転時には主に水が出入りする通水孔として機能し、乾燥運転時には空気が出入する通気孔として機能する。
モータ14は、水槽12の外側にあって水槽端板123に設けられている。モータ14は、例えばアウタロータ型のダイレクトドライブモータである。モータ14の軸部141は水槽端板123を貫いて回転槽端板132の中心部に固定されている。これにより、モータ14は水槽12に対して回転槽13を相対的に回転させる。
排水装置15は、排水弁151と、排水経路152とを含んで構成される。排水弁151は、電磁駆動可能な液体用の開閉弁であり、図示しない制御装置によって駆動制御されて、排水経路152を開閉する。排水経路152は、上流側端部が排水口124に接続されており、水槽12内に貯留されている水が洗濯機10の外部に排出される経路である。排水弁151が閉じると、水槽12内に水を貯留可能な状態となる。また排水弁151が閉じると、水槽12内に貯留された水が機外へ排出可能となる。
注水装置16は、接続口161と、給水弁162と、給水経路163とを含んで構成される。接続口161は、ホースなどを介して水道の蛇口等外部の水源に接続されている。給水弁162は、電磁的に開閉動作可能な液体用の開閉弁であり、給水経路163の途中に設けられて給水経路163を開閉する。給水経路163は、接続口161から水槽12までを繋ぐ経路である。
ベローズ17は、正面視円環状に形成されて、水槽12の開口部122と前面開口112とを水密に接続する。ベローズ17は、ゴム等の柔軟性と弾性と水密性とを有する部材により構成されている。
図1から図3に示すように、扉20は、前面開口112を開閉する。扉20は、前面部111の左右方向の一端よりこの場合左寄りに設けられたヒンジ部113によって、水平方向に回動可能に支持されている。扉20は、概して前面部111と概ね平行に床面に対して垂直に延びる面又は下方ほど前方に向かって傾斜する方向に延びる面を形成する。本実施形態では、扉20は床面に対して垂直に延びる面を形成する。また、本実施形態では、扉20は正面視略円形に形成されているが、これに限らない。扉20は、正面視における面積が前面開口112よりも大きく、前面開口112を覆うことができれば、円形に限らない。例えば、扉20は正面視矩形に形成されていても良い。
図3~図5等に示すように、扉20は、表面部材21と、枠部材22と、内側部材23と、を有する。表面部材21は正面視略円形に形成され、扉20が前面開口112を閉塞する閉状態において扉20の前側の面つまりユーザ側の面を構成する。枠部材22は、正面視略円環状に形成され、扉20の閉状態において表面部材21の後方に設けられ、表面部材21と内側部材23とを保持する。枠部材22の背面部221は、扉20の閉状態において前面部111に接する部分であり、前面部111と概ね平行な面を形成する。内側部材23は、枠部材22に支持され、扉20の閉状態における後面つまり表面部材21の反対側の面を構成する。内側部材23は、正面視略円形に形成されている。
表面部材21は、回転槽13の内部が機外から目視できるよう、例えばメタクリル樹脂のように透明な樹脂で形成しても良い。枠部材22は、紫外線及び可視光を透過しない不透明な部材で形成されており、例えばポリプロピレン等耐熱性の樹脂で構成しても良い。表面部材21と枠部材22の外径は概ね同一に設定されている。内側部材23の外径は、表面部材21及び枠部材22の外径よりも小さく設定されている。内側部材23は、枠部材22の径方向内側に嵌め込まれるようにして支持されている。内側部材23は、扉20の閉状態において前面開口112よりも後方つまり回転槽13側に突出して設けられている。扉20の閉状態において、内側部材23と回転槽13の開口部131との間には、隙間が形成される。この隙間は、例えば約2.5mm~20mmの範囲内に設定することができる。本実施形態では、内側部材23と開口部131との間には、約10mmの隙間が形成されている。内側部材23は、例えば透明で耐熱性の強化ガラス等で形成しても良い。
洗濯機10は、更に照射機構30を備える。照射機構30は、少なくとも除菌効果を有する波長の光を、回転槽13の内面及び又は回転槽13内に収容された衣類に照射する機能を有する。これにより、回転槽13の内面及び又は衣類の除菌消臭が可能となる。図示しない制御装置は、照射機構30を駆動して、除菌消臭工程を実行可能である。例えば、洗濯運転においては脱水工程中、乾燥運転中においては乾燥工程中に除菌消臭工程を実行しても良い。また、制御装置は、洗濯運転や乾燥運転から独立して除菌消臭工程を実行する除菌運転を実行可能な構成であっても良い。なお、制御装置は、扉20が閉じた閉状態において照射機構30を駆動し、扉20が開いた開状態においては照射機構30を駆動しない。
照射機構30は、照射装置31と、外箱11に形成された窓部19と、扉20に形成された導光経路24と、を含んで構成される。照射装置31は、紫外線から可視光までの範囲内の波長を有する光を照射する。本実施形態では、照射装置31は少なくとも紫外線を照射する。照射装置31は、外箱11の内部に形成された収容部18に収容されている。照射装置31から照射された光は、窓部19を通して扉20内部の導光経路24に進み、図2に破線で示すように扉20内部で反射されて回転槽13内部に向かって放射される。
収容部18は、前面開口112に対して外側この場合前面開口112の左側において前面部111を後方に向けて窪ませて形成されている。収容部18は、窓部19を有している。窓部19は、前面部111に形成された開口部であり、収容部18の内部と外部この場合機外とを連通すると共に、紫外線を透過可能である。本実施形態では、窓部19は正面視概ね矩形に形成されているが、これに限らない。例えば他の実施形態では、窓部19は正面視円形、楕円形、長円形、多角形種々の形態に形成することができる。
収容部18は、内部が洗濯機10の外部に向けてこの場合前方に向けて露出しても良いし、露出していなくても良い。本実施形態では、窓部19は、開口部を塞ぐ窓部カバー部材191を有する。窓部カバー部材191は、紫外線を透過する部材例えば樹脂又は石英ガラスで板状に構成されて窓部19の内側に嵌め込まれている。
照射装置31は、発光部32と、冷却部33と、を含んで構成される。発光部32は、光この場合紫外線を照射する。冷却部33は、発光部32に隣接して設けられて発光部32を冷却する機能を有する。
本実施形態では、発光部32は発光ダイオード(UV-LED)モジュールである。発光部32は、図示しない制御装置に電気的に接続されて、制御装置の制御を受けて発光又は消光する。発光部32は、基板321と、ダイオードである発光素子322と、ケース323とを含んで構成される。ケース323は、紫外線を透過し耐水性である部材例えば樹脂又は石英ガラス等で構成されて、内部に基板321と発光素子322とを封入する。発光部32の出力は、3mW以上に設定することができる。発光部32は、高出力であるほど紫外線による除菌消臭効果が高まる。例えば、発光部32の出力は、40mW~200mWの範囲内に設定することができる。本実施形態では、発光部32の出力は100mWである。
冷却部33は、例えばヒートシンクである。発光部32が高出力になるほど、発光部32からの発熱量が増大するため、冷却部33の冷却能力も向上させる必要がある。そのため、冷却部33は、ヒートシンクに替えて又はヒートシンクに加えて空冷式又は水冷式の冷却機構を有していても良い。
枠部材22は、図4~図6に示すように内部に空洞を有している。導光経路24は、枠部材22の内部の空洞に形成されている。導光経路24は、少なくとも枠部材22の周方向に関して半周以上好ましくは全周又はほぼ全周に亘って延びている。
枠部材22は、更に光入口25と、一又は複数この場合7つの光出口26を有する。図5及び図6に示すように光入口25と複数の光出口26とは導光経路24によって接続されている。光入口25と光出口26とは、それぞれ枠部材22の背面部221を貫通して形成され、枠部材22の内部と外部つまり導光経路24の内部と外部とを連通する。光入口25は、枠部材22の背面部221であって扉20の閉状態において窓部19と対向する位置に形成された開口部である。光入口25は、照射装置31から照射された光の導光経路24への入口となる。複数の光出口26は、枠部材22の背面部221であって扉20の閉状態において回転槽13の内部と対向する位置に形成された開口部である。光出口26は、枠部材22の任意の位置に設けられ、導光経路24内を進む光の導光経路24からの出口となると共に、回転槽13内部への入口となる。光入口25から扉20の内部に侵入した光は、図6に破線で示すように導光経路24内を反射しながら進み、その過程で光出口26から扉20の外部つまり回転槽13の内部に向けて放射される。
光入口25は、枠部材22の上下方向の中央部であって、左寄りに形成されている。光入口25は、扉20の閉状態において、開口部131と対向しない位置に形成されている。複数の光出口26は、光入口25から離れた任意の位置に形成される。また、複数の光出口26は、互いに間隔を空けて背面部221に配置されている。本実施形態では、複数の光出口26は、枠部材22の内周部寄りにおいて、円環状にそれぞれ約45°ずつずらした位置に配置されている。本実施形態では、複数の光出口26は円形に形成されている。光出口26の直径は、内側部材23と前面開口112との間の隙間の大きさの範囲内とすることが好ましい。光出口26の直径は、例えば約2.5mm~約20mmの範囲内に設定することができる。本実施形態では、光出口26の直径は、約6mmに設定されている。また、本実施形態では複数の光出口26の直径は同一に設定されている。
図5及び図7に示すように、光入口25と光出口26とは、それぞれ開口部を塞ぐ入口カバー部材251と出口カバー部材261とを有する。入口カバー部材251と出口カバー部材261とは、紫外線を透過する部材例えば樹脂又は石英ガラスで板状に構成されて、それぞれ光入口25と光出口26とに嵌め込まれている。また、詳細は図示しないが、入口カバー部材251と出口カバー部材261との外周部には光入口25と光出口26との間にパッキン等が設けられており、導光経路24内は水密に保たれている。
発光部32の照射方向は、前に進むほど上昇する又は下降する斜め前方に設定されている。本実施形態では、発光部32の照射方向は前に進むほど上昇する斜め前方に設定されている。これにより、導光経路24に入射した光が照射装置31に向けて反射して導光経路24内に進み難くなくなることを抑制する。発光部32の光軸Lと水平方向との成す内角θは、例えば約15°~約75°の範囲内に設定することができる。本実施形態では、内角θは約45°に設定されている。窓部19及び光入口25は、発光部32の照射方向の延長線上に形成されている。
導光経路24は、反射部材241を有する。反射部材241は、光この場合特に紫外線を反射する機能を有する。反射部材241は、薄板状又はシート状に形成されて、導光経路24の表面つまり枠部材22の空洞の内面の少なくとも一部又は全部を覆っている。これにより、光入口25から導光経路24に入射した光は、反射部材241によって反射しながら導光経路24内を周方向この場合正面から見て時計回りに進行する。反射部材241は、例えばアルミ箔や、樹脂シート部材にアルミを蒸着したアルミ蒸着シートであっても良い。
導光経路24内を進む光は、導光経路24の途中に設けられた光出口26から、回転槽13内部に向けて順次放射される。放射された光は、扉20の内側部材23と開口部122及び開口部131との間を通って回転槽13内部に届く。光出口26は、枠部材22に分散して配置されているため、種々の位置から回転槽13に向けて光この場合紫外線が照射される。したがって、単一の光出口しかない場合と比較して、回転槽13内部の広い範囲に対して照射することができる。なお、いずれの光出口26からも放射されなかった光は、光入口25付近まで戻り、再度導光経路24内を周回しても良い。
窓部19と光入口25との間の併せ面は、扉20の閉状態において紫外線を透過しない部材によって周囲を覆われている。この場合、外箱11の窓部19と、扉20の光入口25とは、扉20の閉状態において、互いに嵌り合う一組の凹凸形状を形成している。これにより、照射装置31から紫外線が照射された場合に、前面部111と扉20との隙間から紫外線が機外に漏れ出ることを抑制する。
窓部19は、嵌合部192を有する。嵌合部192は、窓部19を囲むように窓部19の外周部に後方に向けて窪ませて形成されている。光入口25は、被嵌合部252を有する。被嵌合部252は、光入口25の縁部を全周に亘って後方に向けて突出させて形成されている。被嵌合部252は、枠部材22と一体に構成されていても良いし、別体に構成されていても良い。本実施形態では、被嵌合部252は紫外線を透過しない部材によって枠部材22と一体に構成されている。扉20の閉状態において、被嵌合部252は嵌合部192に挿入される。これにより、窓部19と光入口25との間の併せ面は、扉20の閉状態において被嵌合部252によって周囲を覆われて外部に露出しなくなる。
ここで、照射装置による除菌消臭効果を高めるために、高出力のUV-LEDの使用が検討されうる。しかし、高出力のUV-LEDを使用する場合、UV-LEDからの発熱が大きくなるため、放熱のための機構や冷却のための機構が必要となり、結果的に照射装置が大型化してしまうことがある。そして、その結果、洗濯機全体が大型化してしまう虞がある。例えば、水槽カバーやベローズに照射装置を設ける場合、冷却部も水槽カバーやベローズに設ける必要があり、水槽1の容積を圧迫してしまったり、外箱の奥行きが大きくなってしまったりする虞がある。更に、扉内部に照射装置を設けることも考えられる。その場合、扉に配線を敷設する必要があり、製造コストの増加や頻度の扉開閉による断線などの故障が懸念される。
これに対し、以上説明した本実施形態によれば、衣類処理装置としての洗濯機10は、外箱11と、扉20と、照射装置31と、を備える。外箱11は、開口として前面開口112を有し、内部に回転槽13を保持する。扉20は、外箱11に回動可能に設けられて前面開口112を開閉する。照射装置31は、外箱11内部に設けられて紫外線を照射可能に構成されている。外箱11は、照射装置31の照射方向の延長線上に設けられ紫外線を透過可能な窓部19を有する。照射装置31によって照射された紫外線は、窓部19を通して扉20に向かって照射され、扉20において反射されて回転槽13内部に向けて放射される。
これによれば、照射装置31は外箱11内部に設けられるため、冷却部33等を設置するために比較的大型の収容スペースが必要となる高出力のUV-LEDを設置しても、水槽カバー121やベローズ17等に設ける場合と比較して、水槽12の容積が圧迫されたり、洗濯機10の奥行きが大きくなったりという事態を抑制できる。したがって、高出力のUV-LEDを使用して除菌消臭効果を高めつつ、装置全体の大型化を抑制した衣類処理装置が提供される。更に、扉20内部に配線を敷設する必要がなくなり、製造コストが抑制され、また扉20の長期間にわたる使用による故障の発生が抑制される。
扉20は、紫外線を透過しない部材によって円環状に形成された枠部材22を有する。枠部材22は、光入口25と、光出口26と、導光経路24と、を有する。光入口25は、扉20の閉状態における窓部19と対向する位置において背面部221を厚み方向に貫通して形成されている。光出口26は、扉20の閉状態における回転槽13に対向する位置において背面部221を厚み方向に貫通して形成されている。導光経路24は、枠部材22の内部に形成されて、光入口25と光出口26とを接続する。
光入口25と光出口26とは、照射装置31から照射された紫外線を透過する機能を有する。光出口26を任意の位置に形成することによって、回転槽13の内部の所望の位置に向けて紫外線を放射することが可能となる。したがって、照射装置31による除菌消臭効果をより効率的に利用することができる。
ここで、照射装置31が、扉20に対して垂直に照射すると、入射した光が概ね全反射して照射装置31自体に向かってしまう。この場合、扉20を介して回転槽13の内面に向けて紫外線を放射することが困難である。
これに対して、本実施形態によれば、照射装置31の照射の光軸Lは、扉20に対して傾斜するように設定されている。
これにより、照射装置31から扉20に向けて入射した光が、全反射することが抑制され、導光経路24への進行が促進される。その結果、回転槽13の内面に向けて一層効率的に紫外線を照射することができ、回転槽13の内面及び又は衣類の除菌消臭効果を向上することができる。
枠部材22は、導光経路24の表面に紫外線を反射する反射部材241を有する。
これにより、導光経路24内を進む紫外線が反射拡散され、導光経路24内の進行が推進される。また、紫外線が光出口26から更に広範囲に向かって放射される。また、反射部材241は枠部材22の内部空間に設けられているため、水蒸気や水などによって酸化したり劣化したりして、反射性能が低下することが抑制される。なお、本実施形態では、反射部材としてシート状部材をもちいているが、これに限らない。他の実施形態では、例えば反射部材として、導光経路24の表面にプリズムを複数個設けても良い。
枠部材22は、互いに間隔を空けて配置された複数の光出口26を有する。
これにより、扉20の複数の位置から、回転槽13の内面の複数の部位に向けて紫外線を放射することができる。そのため、より広い範囲に対して紫外線を照射することが可能となり、紫外線による除菌消臭効果を一層高めることができる。
ここで、扉20の閉状態であっても、扉20と外箱11との間には、僅かに隙間が形成される場合がある。そのため、窓部19から光入口25へと進む紫外線の一部が、当該隙間を通って、洗濯機10の外部に漏れ出てしまう虞がある。この場合、漏れ出た紫外線が人体に好ましくない影響を与えたり、洗濯機10の周囲の物体を劣化させたりする虞がある。
これに対し、本実施形態によれば、外箱11は、窓部19の周囲を囲むように設けられた嵌合部192を有する。扉20は、光入口25の周囲を囲むように設けられ、嵌合部192の形状に対応した形状に形成されて、扉20が閉じた状態で嵌合部192と嵌まり合う被嵌合部252を有する。
これにより、嵌合部192と被嵌合部252とが互いに嵌合することにより、窓部19と光入口25と及びそれらの間の隙間は、洗濯機10の外部に露出しなくなる。すなわち、嵌合部192と被嵌合部252とが嵌合することにより、窓部19と光入口25との間から紫外線が洗濯機10の外部に漏れ出ることが抑制される。これにより、ユーザの安全性が向上し、また洗濯機10周囲の物体への悪影響が抑制される。
なお、本実施形態では、嵌合部192が凹形状であり、被嵌合部252が凸形状であるが、嵌合部192と被嵌合部252とが互いに嵌り合う形状であればこれに限らない。例えば、他の実施形態では、嵌合部192が凸形状であって前方に向けて突出しており、被嵌合部252が凹形状であって前方に向けて窪んで形成されていても良い。
(第2実施形態)
第2実施形態について、図8を参照して説明する。本実施形態では、紫外線の進行方向に沿って、光入口25から順に、光出口26a、26b、26c、26d、26e、26f、26gが形成されている。複数の光出口26a、26b、26c、26d、26e、26f、26gの開口面積は少なくとも一部が異なって設定されている。光路長が長くなるほど、照射装置31から照射された光が減衰していく。そのため、光出口26a、26b、26c、26d、26e、26f、26gの開口面積は、例えば導光経路24上において光入口25からの光路長が長くなるほど大きく設定されている。
第2実施形態について、図8を参照して説明する。本実施形態では、紫外線の進行方向に沿って、光入口25から順に、光出口26a、26b、26c、26d、26e、26f、26gが形成されている。複数の光出口26a、26b、26c、26d、26e、26f、26gの開口面積は少なくとも一部が異なって設定されている。光路長が長くなるほど、照射装置31から照射された光が減衰していく。そのため、光出口26a、26b、26c、26d、26e、26f、26gの開口面積は、例えば導光経路24上において光入口25からの光路長が長くなるほど大きく設定されている。
本実施形態では、光出口26aの直径は約2mmに、光出口26bの直径は約3mmに、光出口26cの直径は約4mmに、光出口26dの直径は約5mmに、光出口26eの直径は約6mmに、光出口26fの直径は約7mmに、光出口26gの直径は約8mmに設定されている。なお、本実施形態では、すべての光出口26の直径が互いに異なる大きさに設定されているが、これに限らない。少なくとも光入口25からの光路長が最も長くなる光出口26fの直径が、光入口25からの光路長が最も短くなる光出口26aの直径よりも大きく設定されていればよく、他の実施形態では、例えば光出口26a、26b、26c、26dの直径はそれぞれ3mmに、光出口26e、26f、26gの直径はそれぞれ6mmに設定しても良い。
本実施形態によっても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
更に、本実施形態によれば、複数の光出口26a、26b、26c、26d、26e、26f、26gの開口面積は、光入口25から離れるほど大きく設定されている。
これにより、光の強度この場合紫外線の強度が減衰するほど照射面積を大きくして、各光出口26a、26b、26c、26d、26e、26f、26gからの放射強度を比較的均等にすることができる。これにより、回転槽13の内部の広い範囲に対して、できる限り均等に紫外線を照射することができる。そのため、回転槽13内部の位置によって除菌消臭効果の優劣が付くことを抑制できる。したがって、より効果的に回転槽13の内面及び又は衣類に対する除菌消臭を施すことができる。
(第3実施形態)
図9~図11を参照して第3実施形態について説明する。本実施形態では、洗濯機10は、複数この場合2個の照射装置31a、31bを有する。照射装置31aと照射装置31bとは、互いに離れた位置例えば扉20の中心部を挟んで互いに反対側に配置される。
図9~図11を参照して第3実施形態について説明する。本実施形態では、洗濯機10は、複数この場合2個の照射装置31a、31bを有する。照射装置31aと照射装置31bとは、互いに離れた位置例えば扉20の中心部を挟んで互いに反対側に配置される。
外箱11は、複数この場合2個の収容部18a、18bを有する。照射装置31aは、収容部18aに収容されている。照射装置31bは、収容部18bに収容されている。
収容部18a、18bは、外箱11内部に形成されて、互いに離れた位置例えば前面開口112の中心部を挟んで互いに反対側に配置される。本実施形態では、収容部18aは、前面開口112の左側に設けられ、収容部18bは前面開口112の右側に設けられている。なお収容部18a、18bの位置はこれに限らず、前面開口112の中心部を挟んで対向する位置であればよい。他の実施形態では、収容部18a、18bは例えば前面開口112の上方と下方とに配置されていても良いし、右下と左上など前面開口112の中央部に対して斜めの位置に配置されていても良い。
収容部18a、18bは、それぞれ窓部19a、19bを有する。窓部19a、19bは、前面部111に形成された開口部であり、収容部18a,18bの内部と外部この場合機外とを連通すると共に、紫外線を透過可能である。
枠部材22は、複数この場合2個の導光経路24a、24bと、複数この場合2個の光入口25a、25bと、複数この場合6個の光出口26h、26i、26j、26k、26l、26mと、を有する。導光経路24aは、枠部材22の内部に形成されて、照射装置31aから照射された光この場合紫外線が通る経路となる。導光経路24bは、枠部材22の内部に形成されて、照射装置31bから照射された光この場合紫外線が通る経路となる。導光経路24aは、光入口25aと26h、26i、26jとを接続する。導光経路24bは、光入口25bと26k、26l、26mとを接続する。導光経路24aと導光経路24bとは、枠部材22のうち互いに異なる位置に形成されている。
光入口25aは、扉20の閉状態において窓部19aと対向する位置に背面部221を厚み方向に貫通して形成された開口部である。光入口25bは、扉20の閉状態において窓部19bと対向する位置に背面部221を厚み方向に貫通して形成された開口部である。この場合、光入口25aは、扉20の上下方向の中央部であって、左寄りに形成されている。また、光入口25bは、扉20の上下方向の中央部であって、右寄りに形成されている。
複数の光出口26h、26i、26j、26k、26l、26mは、光入口25a、25bから離れた任意の位置に形成される。また、複数の光出口26h、26i、26j、26k、26l、26mは、互いに間隔を空けて背面部221に配置されている。本実施形態では、光出口26h、26i、26jは、枠部材22の上部寄りに配置され、光出口26k、26l、26mは、枠部材22の下部寄りに配置されている。導光経路24aにおいて、光の進む方向に沿って、順に、光出口26h、26i、26jが形成されている。また、導光経路24bにおいて、光の進む方向に沿って、順に、光出口26k、26l、26mが形成されている。なお、光入口25aから入射した光が、導光経路24aを通った後に、導光経路24bに進入しても構わない。また、光入口25bから入射した光が、導光経路24bを通った後に、導光経路24aに進入しても構わない。
照射装置31aの発光部32の照射方向と、照射装置31bの発光部32の照射方向とは、互いに異なる方向に設定されている。これにより、枠部材22の異なる位置に形成された導光経路24a、24bのそれぞれに向けて、効果的に光を伝搬することができる。この場合、照射装置31aの照射方向と、照射装置31bの照射方向とを、例えば前面部111に垂直な方向に対して概ね対称となるように設定することができる。
本実施形態では、照射装置31aの発光部32の光軸Laは、前に進むほど上昇するように水平方向に対して傾斜している。また、照射装置31bの発光部32の光軸Lbは、前に進むほど下降するように水平方向に対して傾斜している。それぞれの発光部32の光軸La、Lbと水平方向との成す内角θa、θbは、例えば約15°~約75°、又は約-75°~約-15°の範囲内に設定することができる。本実施形態では、内角θaは約45°に設定されている。内角θbは約-45°に設定されている。窓部19a及び光入口25aは、照射装置31aの発光部32の照射方向の延長線上に形成されている。窓部19b及び光入口25bは、照射装置31bの発光部32の照射方向の延長線上に形成されている。
複数の光出口26h、26i、26j、26k、26l、26mの開口面積は、それぞれの導光経路24a,24bにおける光路長が長くなるほど大きくなるように設定されている。例えば、光出口26h、26kの直径は約2mmに、光出口26i、26lの直径は約4mmに、光出口26j、26mの直径は約6mmに設定されている。
本実施形態によっても、上記実施形態と同様の効果が奏される。
更に、本実施形態によれば、洗濯機10は、外箱11内部に間隔を空けて配置された複数の照射装置31a、31bを備える。外箱11は、複数の窓部19a、19bを有する。扉20は、複数の窓部19a、19bに対応する位置に複数の光入口25a、25bを有する。複数の照射装置31a、31bは、扉20への照射角度が互いに異なるように設定されている。
これによれば、複数の照射装置31a、31bから、扉20の異なる方向に向けて照射することにより、各光出口26h、26i、26j、26k、26l、26mの位置における光強度をより均等に近づけることができる。これにより、回転槽13の内面及び又は衣類の複数の方向に対して放射される紫外線の強度もより均等化される。そのため、回転槽13内部の位置によって除菌消臭効果の優劣が付くことを抑制できる。したがって、より効果的に回転槽13の内面及び又は衣類に対する除菌消臭を施すことができる。
(その他の実施形態)
上記各実施形態において、光出口26、26a、26b、26c、26d、26e、26f、26g、26h、26i、26j、26k、26l、26mから放射された紫外線は、ベローズ17越しに回転槽13の内面及び又は衣類に照射されても良い。この場合、ベローズ17を貫通する照射窓を設け、当該照射窓の内側に紫外線を透過する樹脂又は石英ガラス等で構成された部材を嵌め込んでも良い。
上記各実施形態において、光出口26、26a、26b、26c、26d、26e、26f、26g、26h、26i、26j、26k、26l、26mから放射された紫外線は、ベローズ17越しに回転槽13の内面及び又は衣類に照射されても良い。この場合、ベローズ17を貫通する照射窓を設け、当該照射窓の内側に紫外線を透過する樹脂又は石英ガラス等で構成された部材を嵌め込んでも良い。
またなお、上記各実施形態では、扉20は少なくとも一部この場合表面部材21及び枠部材22が前面部111から前方に突出するように配置されているが、これに限らない。例えば、図13及び図14に示すように、外箱11の前面部111において前面開口112の外周の全周に亘って後方に向かって窪ませた段部114を設け、扉20を段部114の内側に受け入れるように配置してもよい。この場合、窓部19は段部114に形成される。また、扉20の閉状態において、枠部材22の少なくとも一部が段部114と対向する。このようにして、窓部19と光入口25と及びそれらの間の隙間が、扉20の閉状態において外部に露出しない構成としても良い。この場合も、窓部19と光入口25との間から紫外線が洗濯機10の外部に漏れ出ることが抑制されるため、ユーザの安全性が向上し、また洗濯機10周囲の物体への悪影響が抑制される。
なお、上記各実施形態において、発光部32は、紫外線に加えて可視光線を放射可能であっても良い。この場合、紫外線と共に可視光線を放射することによって、ユーザは紫外線が現在照射されていることを知覚することができる。
更になお、図面は上記の説明と併せて参照したときに分かりやすくなるように描いてあり、そのため必ずしも一定の縮尺や正確な角度によって表されたものではない。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…洗濯機(衣類処理装置)、11…外箱、111…前面部、112…前面開口(開口)、13…回転槽、19、19a、19b…窓部、192…嵌合部、20…扉、22…枠部材、221…背面部、24、24a、24b…導光経路、241…反射部材、25、25a、25b…光入口、252…被嵌合部、26、26a、26b、26c、26d、26e、26f、26g、26h、26i、26j、26k、26l、26m…光出口、31、31a、31b…照射装置
Claims (8)
- 開口を有し内部に回転槽を保持する外箱と、
前記外箱に回動可能に設けられ前記開口を開閉する扉と、
前記外箱の内部に設けられ紫外線を照射する照射装置と、を備え、
前記外箱は、前記照射装置の照射方向の延長線上に設けられ紫外線を透過可能な窓部を有し、
前記照射装置によって照射された紫外線は、前記窓部を通して前記扉に向かって照射され、前記扉において反射されて前記回転槽の内部に向けて放射される、
衣類処理装置。 - 前記扉は、紫外線を透過しない部材によって円環状に形成された枠部材を有し、
前記枠部材は、前記扉の閉状態における前記窓部と対向する位置において背面部を厚み方向に貫通して形成された光入口と、前記扉の閉状態における前記回転槽に対向する位置において前記背面部を厚み方向に貫通して形成された光出口と、前記枠部材の内部に形成されて前記光入口と前記光出口とを接続する導光経路とを有する、
請求項1に記載の衣類処理装置。 - 前記照射装置の照射の光軸は、前記扉に対して傾斜するように設定されている、
請求項1又は2に記載の衣類処理装置。 - 前記枠部材は、前記導光経路の表面に紫外線を反射する反射部材を有する、
請求項2に記載の衣類処理装置。 - 前記外箱は、前記窓部の周囲を囲むように設けられた嵌合部を有し、
前記扉は、前記光入口の周囲を囲むように設けられ、前記嵌合部の形状に対応した形状に形成されて、前記扉が閉じた状態で前記嵌合部と嵌り合う被嵌合部を有する、
請求項2に記載の衣類処理装置。 - 前記枠部材は、互いに間隔を空けて配置された複数の前記光出口を有する、
請求項2に記載の衣類処理装置。 - 前記外箱内に間隔を空けて配置された複数の照射装置を備え、
前記外箱は、複数の前記窓部を有し、
前記扉は、複数の前記窓部に対応する位置に複数の前記光入口を有し、
前記複数の照射装置は、前記扉への照射角度が互いに異なるように設定されている、
請求項2に記載の衣類処理装置。 - 複数の前記光出口の開口面積は、前記光入口から離れるほど大きく設定されている、
請求項6又は7に記載の衣類処理装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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2022
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