JP2023151747A - 光源装置、及び投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を図ることができる光源装置と、この光源装置を備える投影装置を提供する。【解決手段】光源装置60は、青色波長帯域光を出射する励起光照射装置70と、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光が入射面に対して傾斜する角度で入射するように設けられ、入射する青色波長帯域光を第1方向に透過する光路と第2方向に透過する光路とのいずれかを時分割で変更するスイッチング回折格子202と、スイッチング回折格子200を透過した第2方向の青色波長帯域光が入射するように設けられ、青色波長帯域光が照射されて赤色波長帯域光を含む蛍光を発光する赤色発光領域を有する蛍光ホイール装置100と、スイッチング回折格子202と蛍光ホイール装置100との間に設けられ、赤色発光領域で発光した赤色波長帯域光を反射し、スイッチング回折格子202を透過した青色波長帯域光を透過するダイクロイックミラー面204とを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、光源装置、及び投影装置に関する。
今日、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画面、メモリカード等に記憶されている画像データ等をスクリーンに投影する投影装置が利用されている。この投影装置は、光源から出射された光をDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)と呼ばれるマイクロミラー表示素子や液晶板に集光させ、スクリーン上にカラー画像を表示させている。この種の投影装置において、入射する光を互いに異なる方向に透過する光路に時分割で変更するスイッチング回折格子等の光路変更部を備えるものが知られている。
例えば、特許文献1には、青色波長帯域光を照射する励起光照射装置と、緑色波長帯域光を励起する蛍光発光装置と、赤色波長帯域光を照射する赤色光源装置と、励起光照射装置から出射された光を時分割で二方向に切り替える光路切替手段と、2つのダイクロイックミラーと、反射ミラーとを備える光源装置が開示されている。この光源装置では、励起光照射装置から出射された青色波長帯域光は、光路切替手段に入射し、光路切替手段により第一の方向に照射される第一の光と第二の方向に照射される第二の光とに切り替えられる。
光路切替手段により第一の方向に照射された青色波長帯域光は、一方のダイクロイックミラーにより反射されて光源装置から射出される。また、光路切替手段により第二の方向に照射された青色波長帯域光は、他方のダイクロイックミラーを透過して蛍光発光装置に入射する。青色波長帯域光により蛍光発光装置で励起された緑色波長帯域光は、他方のダイクロイックミラーで反射され、さらに反射ミラーで反射されて光源装置から射出される。また、赤色光源装置から照射された赤色波長帯域光は、他方のダイクロイックミラーを透過して反射ミラーにより反射され、光源装置から射出される。
特開2012-141581号公報
しかしながら、特許文献1の光源装置では、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光の光路が青色波長帯域光の光路と別光路となるため、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を導光するためのレンズ部材やミラー部材等を別途配置する必要があり、装置の小型化を図ることが困難であった。
本発明は、以上の点に鑑み、装置の小型化を図ることができる光源装置と、この光源装置を備える投影装置を提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、第1波長帯域光を出射する光源と、前記光源から出射された前記第1波長帯域光が入射面に対して傾斜する角度で入射するように設けられ、入射する前記第1波長帯域光を第1方向に透過する光路と第2方向に透過する光路とのいずれかを時分割で変更する光路変更部と、前記光路変更部を透過した前記第2方向の前記第1波長帯域光が入射するように設けられ、前記第1波長帯域光が照射されて第2波長帯域光を含む蛍光を発光する第1発光領域を有する蛍光発光装置と、前記光路変更部と前記蛍光発光装置との間に設けられ、前記第1発光領域で発光した前記第2波長帯域光を反射し、前記光路変更部を透過した前記第1波長帯域光を透過するミラー部と、を備える。
本発明の投影装置は、上記の光源装置と、画像光を生成する表示素子と、前記表示素子から出射された前記画像光を被投影体に投影する投影光学系と、前記光源装置と前記表示素子とを制御する制御部と、を備える。
本発明によれば、装置の小型化を図ることができる光源装置と、この光源装置を備える投影装置を提供することができる。
実施形態に係る投影装置の機能回路ブロックを示す図である。 実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 実施形態に係る蛍光ホイール装置の蛍光ホイールの平面模式図である。 実施形態に係るカラーホイール装置のカラーホイールの平面模式図である。 実施形態においてスイッチング回折格子に照射された青色波長帯域光がスイッチング回折格子により光路が変換される様子を示す模式図であり、(a)はスイッチング回折格子がオン状態であるときを示し、(b)はスイッチング回折格子がオフ状態であるときを示す。 実施形態に係る投影装置の時分割制御を示す説明図である。 実施形態においてスイッチング回折格子に照射された青色波長帯域がスイッチング回折格子で屈曲されてカラーホイール装置を透過する様子を示す平面模式図である。 実施形態においてスイッチング回折格子に照射された青色波長帯域がスイッチング回折格子を透過して蛍光ホイールに照射され、蛍光ホイール装置で発光した蛍光がダイクロイックミラー面に反射されてカラーホイール装置を透過する様子を示す平面模式図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、投影装置10の機能回路ブロック図である。投影装置制御部は、画像変換部23と制御部38とを含むCPU、入出力インターフェース22を含むフロントエンドユニット、表示エンコーダ24と表示駆動部26等から構成される。入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバスSBを介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶した上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜のフレームレートで空間的光変調素子(SOM)であるDMD等の表示素子50を駆動する。投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、導光光学系170を介して表示素子50に照射することにより、表示素子50の反射光で光画像を形成し、投影光学系220(図2参照)を介して図示しないスクリーン等の被投影体に画像を投影表示する。なお、この投影光学系220の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動を行うことができる。
また、画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体であるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。さらに、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力する。よって、画像圧縮/伸長部31は、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の出力を行うことができる。
制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPUや各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成される。
キー/インジケータ部37は、筐体に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成される。キー/インジケータ部37の操作信号は、制御部38に直接送出される。また、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36でコード信号に復調されて制御部38に出力される。
制御部38はシステムバスSBを介して音声処理部47と接続されている。音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
制御部38は、光源制御回路41を制御している。光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60における励起光照射装置70、蛍光ホイール装置100、及びカラーホイール装置150(図2参照)の動作を個別に制御する。さらに、光源制御回路41は、後述するスイッチング回折格子200のオン状態とオフ状態の切り替えを個別に制御する。
さらに、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファン261の回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置10本体の電源オフ後も冷却ファン261の回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をオフにする等の制御も行う。
次に、投影装置10の内部構造について説明する。図2は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。ここで、投影装置10の筐体は、略箱状に形成されて、図示しない上面パネル及び下面パネルと、正面パネル12、背面パネル13、右側パネル14及び左側パネル15を備えている。また、投影装置10は、正面側に投影口12aを有する。なお、以下の説明においては、投影装置10における左右とは投影口12aからの投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10の被投影体側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10は、左側パネル15の近傍に制御回路基板242を備える。この制御回路基板242は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備えている。また、投影装置10は、投影装置10の略中央部分に配置された光源装置60を備えている。光源装置60と右側パネル14の間には、電源コネクタ57、ヒートシンク130、冷却ファン261等が配置されている。
光源装置60は、青色波長帯域光(第1波長帯域光)の光源であって励起光の光源でもある励起光照射装置(光源)70と、赤色波長帯域光(第2波長帯域光)及び緑色波長帯域光(第3波長帯域光)の光源である赤緑色光源装置80と、を備えている。赤緑色光源装置80は、励起光照射装置70と蛍光ホイール装置100により構成される。光源装置60には、青色波長帯域光、赤色波長帯域光、緑色波長帯域光を導光する光源光学系140が配置されている。
光源光学系140は、蛍光ホイール装置(蛍光発光装置)100、カラーホイール装置(フィルタ装置)150、複合部材200、及び第1集光レンズ142を有している。光源光学系140は、励起光照射装置70及び赤緑色光源装置80から出射される光束を、後述するマイクロレンズアレイ90の入射面に集光する。また、光源装置60には、光源光学系140からの光(カラーホイール装置150を透過した光)を後述する投影光学系220へ導光する導光光学系170が配置されている。
励起光照射装置70は、投影装置10の筐体の略中央部分に配置されている。励起光照射装置70は、複数の青色レーザダイオード(光出射部)71及び複数のコリメータレンズ(レンズ部)72を有している。各青色レーザダイオード71及び各コリメータレンズ72は、図示しない保持部材に保持されている。励起光照射装置70は、ヒートパイプを介してヒートシンク130と接続されており、冷却されるようになっている。
光源群を構成する青色レーザダイオード71は、励起光である青色波長帯域光を出射する半導体発光素子であり、垂直方向(上下方向)に沿って複数配置されている(図2等の平面図では最も上方に配置された1つの青色レーザダイオード71を図示している)。コリメータレンズ72は、各青色レーザダイオード71の光軸上にそれぞれ配置され、青色レーザダイオード71からの出射光の指向性を高めるように各々平行光に変換する。各コリメータレンズ72は、後述する複合部材200のスイッチング回折格子202に所定の角度で入射するように、対応する青色レーザダイオード71の光軸に対してずれて配置されている。各青色レーザダイオード71から出射される青色波長帯域光は、コリメータレンズ72により所定の範囲に制限された光束となる。
蛍光ホイール装置100は、円板状又は円環状に設けられた蛍光ホイール101と、この蛍光ホイール101を回転駆動するモータ110と、このモータ110を駆動制御する図示しない駆動制御装置とを有している。駆動制御装置は、上述した光源制御回路41により制御される。蛍光ホイール装置100は、青色波長帯域光が入射する蛍光ホイール101の表面側(モータ110が配置された側とは反対側)が後述する複合部材200側に向けられた姿勢で配置されている。
図3に示す蛍光ホイール101は、銅やアルミニウム等の金属材料により設けられ、表面が銀蒸着等によりミラー加工されている。蛍光ホイール101は、赤色発光領域(第1発光領域)104及び緑色発光領域(第2発光領域)106を有している。赤色発光領域104及び緑色発光領域106は、蛍光ホイール101の周方向に並設され、図3に示す例ではそれぞれ略120度の角度範囲で配置される。なお、赤色発光領域104と緑色発光領域106の各領域が占める割合はそれぞれ略120度の角度範囲に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
赤色発光領域104は、ミラー加工された表面に赤色蛍光体層が設けられている。赤色発光領域104は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光を励起光として受けて、赤色波長帯域光を含む蛍光を発光する。緑色発光領域106は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光を励起光として受けて、緑色波長帯域光を含む蛍光を発光する。
カラーホイール装置150は、円板状又は円環状に設けられたカラーホイール151と、このカラーホイール151を駆動するモータ160と、このモータ160を駆動制御する図示しない駆動制御装置とを有している。駆動制御装置は、上述した光源制御回路41により制御される。カラーホイール装置150は、カラーホイール151の表面側(モータ160が配置された側とは反対側)が複合部材200側に向けられた姿勢で配置されている。
図4に示すカラーホイール151は、透過性を有するガラスや樹脂等の透明な材料で設けられ、青色透過領域(透過領域、透過拡散領域)152、赤色透過領域(第1フィルタ領域)154、及び緑色透過領域(第2フィルタ領域)156を有している。青色透過領域152、赤色透過領域154、及び緑色透過領域156は、カラーホイール151の周方向に並設され、図4に示す例ではそれぞれ略120度の角度範囲で配置される。なお、青色透過領域152、赤色透過領域154と緑色透過領域156の各領域が占める割合はそれぞれ略120度の角度範囲に限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
青色透過領域152は、青色波長帯域光を透過して拡散する。赤色透過領域154は、赤色波長帯域光を透過して他の波長帯域光を反射する。緑色透過領域156は、緑色波長帯域光を透過して他の波長帯域光を反射する。赤色透過領域154を透過する光の波長帯域は、例えば590~650nmである。緑色透過領域156を透過する光の波長帯域は、例えば465~590nmである。なお、本実施形態では、青色透過領域152は、青色波長帯域光だけでなく可視光とされる他の波長帯域光も透過するが、例えば青色透過領域152が青色波長帯域光を透過して他の波長帯域光を反射する領域であり、青色透過領域152を透過する光の波長帯域が440~465nmであってもよい。
複合部材200は、横長略矩形板状の部材であり、励起光照射装置70と蛍光ホイール装置100の間に設けられている。図5に示すように、複合部材200の両板面のうち励起光照射装置70側に向けられた面が励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光が入射する励起光入射面200aとされ、その反対側の面(蛍光ホイール装置100側に向けられた面)が複合部材200を透過した青色波長帯域光が出射する励起光出射面200bとされる。複合部材200は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光を透過する。
図5に示すように、本実施形態では、複合部材200のうち励起光出射面200b側は、表面にダイクロイックミラー加工が施されており、ダイクロイックミラー面(ミラー部)204とされている。ダイクロイックミラー面204は、青色波長帯域光を透過し、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を透過する。一方、複合部材200のうちダイクロイックミラー面204を除いた部分は、DigiLens(登録商標)等のスイッチング回折格子(光路変更部)202とされている。即ち、スイッチング回折格子202は、複合部材200における励起光入射面200aを含んでいる。このように本実施形態では、スイッチング回折格子202とダイクロイックミラー面204が同一の複合部材200に設けられている。
スイッチング回折格子202は、電圧が印加されるようになっており、電圧が印加されたオン状態と電圧が印加されないオフ状態の間で切り換えられるようになっている。スイッチング回折格子202の内部には、オフ状態において液晶(不図示)が所定の配向方向で封入されている。スイッチング回折格子202は、電圧が印加されてオン状態に切り替わることにより、内部の液晶の配向方向が切り替わるようになっている。このように液晶の配向方向を制御することで、スイッチング回折格子202を透過する青色波長帯域光の光路を制御することができる。スイッチング回折格子202では、オン状態とオフ状態の変更が制御部38により時分割で制御される。
本実施形態では、スイッチング回折格子202がオフ状態の場合、複合部材200に入射した青色波長帯域光は、スイッチング回折格子202によりカラーホイール装置150側へ向かう第1方向D1に屈曲しつつスイッチング回折格子202及びダイクロイックミラー面204を透過し、第1方向D1に導光される(図5(a)参照)。一方、スイッチング回折格子202がオン状態の場合、複合部材200に入射した青色波長帯域光は、屈曲することなくスイッチング回折格子202及びダイクロイックミラー面204を透過し、蛍光ホイール装置100側へ向かう第2方向D2に導光される(図5(b)参照)。
第1集光レンズ142は、複合部材200と蛍光ホイール装置100の間に設けられている。第1集光レンズ142は、複合部材200を第2方向D2に透過した青色波長帯域光を集光し、蛍光ホイール装置100側へ導光する。また、第1集光レンズ142は、蛍光ホイール装置100の赤色発光領域104、緑色発光領域106で発光した赤色波長帯域光、緑色波長帯域光を集光し、複合部材200側へ導光する。
次に、光源装置60を構成する各部材の配置態様について説明する。複合部材200は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光が励起光入射面200aに対して傾斜する角度で入射するような配置で設けられている。さらに、複合部材200は、上述したように、複合部材200を第1方向D1に透過した青色波長帯域光がカラーホイール装置150側へ導光され、複合部材200を第2方向D2に透過した青色波長帯域光が蛍光ホイール装置100側へ導光されるような配置で設けられている。
蛍光ホイール装置100は、複合部材200を第2方向D2に透過した青色波長帯域光が入射するような配置で設けられている。また、蛍光ホイール装置100は、蛍光ホイール101で発光した赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光が複合部材200のダイクロイックミラー面204に入射するような配置で設けられている。また、カラーホイール装置150は、複合部材200を第1方向D1に屈曲して透過した青色波長帯域光、複合部材200のダイクロイックミラー面204で反射した赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光が入射するような配置で設けられている。換言すれば、スイッチング回折格子202は、第1方向D1が、ダイクロイックミラー面204で赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光が反射される方向と略等しくなるような配置及び液晶の配向で設けられている。
図2に戻り、導光光学系170は、マイクロレンズアレイ90、凹レンズ174、第2集光レンズ175、照射ミラー185、及びコンデンサレンズ195を有している。凹レンズ174は、マイクロレンズアレイ90と第2集光レンズ175の間に配置される。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子50から出射された画像光を投影光学系220に向けて出射するので、投影光学系220の一部でもある。
投影光学系220は、コンデンサレンズ195、可動レンズ群235、及び固定レンズ群225を有している。コンデンサレンズ195の正面パネル12側の光軸上に配置される固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵され、手動又は自動により移動されることにより、ズーム調整やフォーカス調整を可能としている。本実施形態に係る投影装置10は、以上のような構成とされる。
次に、図6に基づいて、画像生成時に要求される所定波長帯域の光を光源装置60から出射するときの、制御部38における蛍光ホイール装置100、カラーホイール装置150、及びスイッチング回折格子202の制御態様を説明する。図6に示すように、1フレームは2つのサブフレームで構成され、制御部38は、光源制御回路41により各サブフレームで蛍光ホイール装置100、カラーホイール装置150、及びスイッチング回折格子202を時分割で制御して各色を表示する。
制御部38は、青色波長帯域光の出射期間は、カラーホイール装置150の青色透過領域152が位置し、かつスイッチング回折格子202がオフ状態となるように制御する。制御部38は、赤色波長帯域光の出射期間は、赤色波長帯域光が入射する位置に蛍光ホイール装置100の赤色発光領域104が位置し、カラーホイール装置150の赤色透過領域154が位置し、かつスイッチング回折格子202がオン状態となるように制御する。
また、制御部38は、緑色波長帯域光の出射期間は、緑色波長帯域光が入射する位置に蛍光ホイール装置100の緑色発光領域106が位置し、カラーホイール装置150の緑色透過領域156が位置し、かつスイッチング回折格子202がオン状態となるように制御する。以上の制御態様により、導光光学系170を介して各波長帯域光が表示素子50に入射され、表示素子50がデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、光源装置60を構成する各部材における光の出入射を説明する。まず、図7に基づいて励起光である青色波長帯域光が出射される場合について説明する。ここで、青色波長帯域光(図7及び図8において実線で示す光L1)が入射する蛍光ホイール101上の位置を第1照射スポットSP1とし(図3参照)、青色波長帯域光、赤色波長帯域光、及び緑色波長帯域光が入射するカラーホイール151上の位置を第2照射スポットSP2とする(図4参照)。図7では、スイッチング回折格子202がオフ状態とされ、第2照射スポットSP2にカラーホイール151の青色透過領域152が位置している。
励起光照射装置70の各青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光(励起光)は、複合部材200の励起光入射面200aに対して傾斜する角度で入射する。スイッチング回折格子202がオフ状態とされているときには、複合部材200に入射した青色波長帯域光は、第1方向D1(図5(a)参照)に屈曲しつつスイッチング回折格子202及びダイクロイックミラー面204を透過し、第1方向D1に導光されてカラーホイール151に入射する。
第2照射スポットSP2に青色透過領域152が位置しているときには、カラーホイール151に入射した青色波長帯域光は、青色透過領域152で拡散されつつ青色透過領域152を透過して、マイクロレンズアレイ90に向けて出射される。このようにして、青色波長帯域光とされる励起光は、光源光として利用することができる。
次に、図8に基づいて、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光が出射される場合について説明する。図8では、スイッチング回折格子202がオン状態とされ、第1照射スポットSP1に赤色発光領域104が位置するとともに第2照射スポットSP2に赤色透過領域154が位置している。又は、図8では、スイッチング回折格子202がオン状態とされ、第1照射スポットSP1に緑色発光領域106が位置するとともに第2照射スポットSP2に緑色透過領域156が位置している。
励起光照射装置70の各青色レーザダイオード71から出射された青色波長帯域光(励起光)は、複合部材200の励起光入射面200aに対して傾斜する角度で入射する。スイッチング回折格子202がオン状態とされているときには、複合部材200に入射した青色波長帯域光は、屈曲することなくスイッチング回折格子202及びダイクロイックミラー面204を透過し、蛍光ホイール装置100側へ向かう第2方向D2(図5(b)参照)に導光されて蛍光ホイール101に入射する。第1照射スポットSP1に赤色発光領域104が位置しているときには、蛍光ホイール101に入射する青色波長帯域光は赤色蛍光体層を照射し、第1照射スポットSP1に緑色発光領域106が位置しているときには、蛍光ホイール101に入射する青色波長帯域光は緑色蛍光体層を照射する。
赤色発光領域104に励起光である青色波長帯域光が照射されると、赤色波長帯域光を含む蛍光(図8において破線で示す光L2)が発光する。また、緑色発光領域106に青色波長帯域光が照射されると、緑色波長帯域光を含む蛍光(図8において破線で示す光L2)が発光する。ここで、赤色発光領域104及び緑色発光領域106で発光する光には、赤色波長帯域光を含む蛍光又は緑色波長帯域光を含む蛍光と、赤色発光領域104又は緑色発光領域106に照射されずにそのまま蛍光ホイール101のミラー加工された面により反射された励起光(以下、「残留励起光」という。)が存在する。
赤色発光領域104で発光した赤色波長帯域光及び緑色発光領域106で発光した緑色波長帯域光は、120°程度の角度をなして拡散され、第1集光レンズ142を介して複合部材200側へ出射される。複合部材200200側へ出射された赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光は、複合部材200のダイクロイックミラー面204に入射し、ダイクロイックミラー面204によりカラーホイール装置150側へ反射されてカラーホイール151に入射する。
第2照射スポットSP2に赤色透過領域154が位置しているときには、カラーホイール151に入射した赤色波長帯域光は、赤色透過領域154を透過して色純度が高められ、マイクロレンズアレイ90に向けて出射される。また、第2照射スポットSP2に緑色透過領域156が位置しているときには、カラーホイール151に入射した緑色波長帯域光は、緑色透過領域156を透過して色純度が高められ、マイクロレンズアレイ90に向けて出射される。このようにして、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を光源光として利用することができる。
なお、蛍光ホイール101で反射された残留励起光は、第1集光レンズ142を介して複合部材200側へ出射され、ダイクロイックミラー面204に入射する。スイッチング回折格子202がオン状態とされているときには、ダイクロイックミラー面204に入射した残留励起光は、屈曲することなくダイクロイックミラー面204及びスイッチング回折格子202を透過して取り除かれる。
なお、本実施形態においては、蛍光ホイール装置100に赤色発光領域104及び緑色発光領域106が設けられた構成を例示したが、蛍光ホイール装置100に黄色波長帯域光を含む蛍光を発光する黄色発光体層が設けられた構成としてもよい。この場合、励起光である青色波長帯域光が黄色発光体層に照射されて黄色波長帯域光が発光し、発光した黄色波長帯域光がダイクロイックミラー面204によりカラーホイール装置150側へ反射される。カラーホイール151に入射した黄色波長帯域光は、第2照射スポットSP2に赤色透過領域154が位置しているときには、赤色波長帯域光が赤色透過領域154を透過してその他の緑色波長帯域光が反射して取り除かれ、第2照射スポットSP2に緑色透過領域156が位置しているときには、緑色波長帯域光が緑色透過領域156を透過してその他の赤色波長帯域光が反射して取り除かれる。
以上説明したように本実施形態に係る光源装置60は、青色波長帯域光を出射する励起光照射装置70と、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光が励起光入射面200aに対して傾斜する角度で入射するように設けられ、入射する青色波長帯域光を第1方向D1に透過する光路と第2方向D2に透過する光路とのいずれかを時分割で変更するスイッチング回折格子202と、スイッチング回折格子202を透過した第2方向D2の青色波長帯域光が入射するように設けられ、青色波長帯域光が照射されて赤色波長帯域光を含む蛍光を発光する赤色発光領域104を有する蛍光ホイール装置100と、スイッチング回折格子202と蛍光ホイール装置100との間に設けられ、赤色発光領域104で発光した赤色波長帯域光を反射し、スイッチング回折格子202を透過した青色波長帯域光を透過するダイクロイックミラー面204と、を備える。
光源装置60は、上記のような構成とされていることにより、スイッチング回折格子202で変更される第1方向をダイクロイックミラー面204で赤色波長帯域光が反射される方向と略等しくすることで、スイッチング回折格子202を第1方向D1に透過した青色波長帯域光と、スイッチング回折格子202を第2方向D2に透過した青色波長帯域光により蛍光ホイール装置100で発光し、ダイクロイックミラー面204で反射した赤色波長帯域光とが同じ側へ導光される。これにより、青色波長帯域光と赤色波長帯域光の光路が同一光路となるため、一方の波長帯域光を他方の波長帯域光から独立して導光するためのレンズ部材やミラー部材等を別途配置する必要がない。このため、光源装置60では、装置の小型化を図ることができる。
また、光源装置60では、スイッチング回折格子202は、入射する青色波長帯域光を第1方向D1に屈曲して透過する光路と第2方向D2に透過する光路とのいずれかを変更し、第1方向D1は、赤色波長帯域光がダイクロイックミラー面204で反射される方向と略等しい。これにより、スイッチング回折格子202を第1方向D1に透過した青色波長帯域光と、ダイクロイックミラー面204で反射した赤色波長帯域光とが同じ側へ導光されるための具体的な構成を提供することができる。
また、光源装置60は、蛍光発光装置として蛍光ホイール装置100を備えている。これにより、励起光が照射されることによる熱が蛍光ホイール装置100に設けられた蛍光体層の一部に集中することを抑制することができる。
また、光源装置60では、スイッチング回折格子202の蛍光ホイール装置100側の面にダイクロイックミラー面204が設けられている。これにより、スイッチング回折格子202とダイクロイックミラー面204とが別部材とされている場合に比して部材点数を減らすことができる。
また、光源装置60では、蛍光ホイール装置100は、青色波長帯域光が照射されて緑色波長帯域光を含む蛍光を発光する緑色発光領域106を有し、ダイクロイックミラー面204は、緑色発光領域106で発光した緑色波長帯域光を反射する。これにより、緑色波長帯域光の光路を青色波長帯域光及び赤色波長帯域光と同一光路とすることができ、光源装置60の表示色を増やしつつ、装置の小型化を図ることができる。
また、光源装置60は、青色波長帯域光を透過する青色透過領域152、赤色波長帯域光を透過して他の波長帯域光を反射する赤色透過領域154、及び緑色波長帯域光を透過して他の波長帯域光を反射する緑色透過領域156を有するカラーホイール装置150を備え、カラーホイール装置150は、ダイクロイックミラー面204を第1方向D1に透過した青色波長帯域光、及びダイクロイックミラー面204で反射した赤色波長帯域光と緑色波長帯域光が入射するように設けられている。これにより、赤色透過領域154を透過する赤色波長帯域光及び緑色透過領域156を透過する緑色波長帯域光の色純度を高めることができるとともに、カラーホイール装置150を透過する青色波長帯域光、赤色波長帯域光、及び緑色波長帯域光を同一光路で導光させることができる。
また、光源装置60では、フィルタ装置としてカラーホイール装置150を備えている。これにより、カラーホイール装置150において青色波長帯域光、赤色波長帯域、及び緑色波長帯域光が入射する位置に、それぞれ対応する青色透過領域152、赤色透過領域154、及び緑色透過領域156が時分割で位置するように制御するための具体的な構成を提供することができる。
また、光源装置60では、カラーホイール装置150は、透過領域として青色波長帯域光を透過して拡散する青色透過領域152を有している。これにより、青色透過領域152を透過した青色波長帯域光を、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光と略等しい大きさの光束とすることができる。
また、本実施形態に係る投影装置10は、上記の光源装置60と、画像光を生成する表示素子50と、表示素子50から出射された画像光を被投影体に投影する投影光学系220と、光源装置60と表示素子50とを制御する制御部38と、を備えている。これにより、光源装置60から投影光学系220側へ導光される青色波長帯域光、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光の光路を同一光路とすることができ、光源装置60の小型化が図られた投影装置10を実現することができる。
また、投影装置10は、光路変更部として制御部38の制御により光路を変更するスイッチング回折格子202を備えている。これにより、光路変更部の具体的な構成を提供することができる。
以上説明した各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば上記の実施形態では、スイッチング回折格子がオフ状態の場合に青色波長帯域光が第1方向に屈曲しつつスイッチング回折格子を透過し、スイッチング回折格子がオン状態の場合に青色波長帯域光が屈曲することなくスイッチング回折格子を第2方向に透過する構成を例示したが、スイッチング回折格子がオン状態の場合に青色波長帯域光が第1方向に屈曲しつつスイッチング回折格子を透過し、スイッチング回折格子がオフ状態の場合に青色波長帯域光が屈曲することなくスイッチング回折格子を第2方向に透過する構成であってもよい。
また、上記の実施形態では、スイッチング回折格子とダイクロイックミラー面が同一の複合部材に設けられた構成を例示したが、スイッチング回折格子とは別部材としてダイクロイックミラー面と同一の機能を有するダイクロイックミラーが設けられた構成であってもよい。この場合、スイッチング回折格子とダイクロイックミラーを異なる位置及び角度で配置することができ、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光の光路設計を行い易くすることができる。
また、上記の実施形態では、光路変更部としてスイッチング回折格子を例示したが、これに限定されない。光路変更部は、入射する青色波長帯域光を第1方向に透過する光路と第2方向に透過する光路とのいずれかに電気的に変更できるものであればよい。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]第1波長帯域光を出射する光源と、
前記光源から出射された前記第1波長帯域光が入射面に対して傾斜する角度で入射するように設けられ、入射する前記第1波長帯域光を第1方向に透過する光路と第2方向に透過する光路とのいずれかを時分割で変更する光路変更部と、
前記光路変更部を透過した前記第2方向の前記第1波長帯域光が入射するように設けられ、前記第1波長帯域光が照射されて第2波長帯域光を含む蛍光を発光する第1発光領域を有する蛍光発光装置と、
前記光路変更部と前記蛍光発光装置との間に設けられ、前記第1発光領域で発光した前記第2波長帯域光を反射し、前記光路変更部を透過した前記第1波長帯域光を透過するミラー部と、を備える、
光源装置。
[2]前記光路変更部は、入射する前記第1波長帯域光を前記第1方向に屈曲して透過する光路と前記第2方向に透過する光路とのいずれかを変更し、
前記第1方向は、前記第2波長帯域光が前記ミラー部で反射される方向と略等しい、
請求項1に記載の光源装置。
[3]前記蛍光発光装置は、蛍光ホイール装置である、前記[2]に記載の光源装置。
[4]前記ミラー部は、前記光路変更部の前記蛍光ホイール装置側の面に設けられたダイクロイックミラー面である、前記[3]に記載の光源装置。
[5]前記蛍光発光装置は、前記第1波長帯域光が照射されて第3波長帯域光を含む蛍光を発光する第2発光領域を有し、
前記ミラー部は、前記第2発光領域で発光した前記第3波長帯域光を反射する、
前記[1]~[4]のいずれかに記載の光源装置。
[6]前記第1波長帯域光を透過する透過領域、前記第2波長帯域光を透過して他の波長帯域光を反射する第1フィルタ領域、及び前記第3波長帯域光を透過して他の波長帯域光を反射する第2フィルタ領域を有するフィルタ装置を備え、
前記フィルタ装置は、前記ミラー部を前記第1方向に透過した前記第1波長帯域光、及び前記ミラー部で反射した前記第2波長帯域光と前記第3波長帯域光が入射するように設けられている、
前記[5]に記載の光源装置。
[7]前記フィルタ装置は、カラーホイール装置である、前記[6]に記載の光源装置。
[8]前記カラーホイール装置の前記透過領域は、前記第1波長帯域光を透過して拡散する透過拡散領域である、前記[7]に記載の光源装置。
[9]前記[8]に記載の光源装置と、
画像光を生成する表示素子と、
前記表示素子から出射された前記画像光を被投影体に投影する投影光学系と、
前記光源装置と前記表示素子とを制御する制御部と、を備える、
投影装置。
[10]前記制御部は、前記光路変更部における前記光路の変更を制御し、
前記光路変更部は、前記制御部の制御により前記光路を変更するスイッチング回折格子である、
前記[9]に記載の投影装置。
10 投影装置 12 正面パネル
12a 投影口 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 50 表示素子
57 電源コネクタ 60 光源装置
70 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
72 コリメータレンズ 80 赤緑色光源装置
90 マイクロレンズアレイ 100 蛍光ホイール装置
101 蛍光ホイール 104 赤色発光領域
106 緑色発光領域 110 モータ
130 ヒートシンク 140 光源光学系
142 第1集光レンズ 150 カラーホイール装置
151 カラーホイール 152 青色透過領域
154 赤色透過領域 156 緑色透過領域
160 モータ 170 導光光学系
174 凹レンズ 175 第2集光レンズ
185 照射ミラー 195 コンデンサレンズ
200 複合部材 200a 励起光入射面
200b 励起光出射面 202 スイッチング回折格子
204 ダイクロイックミラー面 220 投影光学系
225 固定レンズ群 235 可動レンズ群
242 制御回路基板 261 冷却ファン
D1 第1方向 D2 第2方向
L1,L2 光 SB システムバス
SP1 第1照射スポット SP2 第2照射スポット

Claims (10)

  1. 第1波長帯域光を出射する光源と、
    前記光源から出射された前記第1波長帯域光が入射面に対して傾斜する角度で入射するように設けられ、入射する前記第1波長帯域光を第1方向に透過する光路と第2方向に透過する光路とのいずれかを時分割で変更する光路変更部と、
    前記光路変更部を透過した前記第2方向の前記第1波長帯域光が入射するように設けられ、前記第1波長帯域光が照射されて第2波長帯域光を含む蛍光を発光する第1発光領域を有する蛍光発光装置と、
    前記光路変更部と前記蛍光発光装置との間に設けられ、前記第1発光領域で発光した前記第2波長帯域光を反射し、前記光路変更部を透過した前記第1波長帯域光を透過するミラー部と、を備える、
    光源装置。
  2. 前記光路変更部は、入射する前記第1波長帯域光を前記第1方向に屈曲して透過する光路と前記第2方向に透過する光路とのいずれかを変更し、
    前記第1方向は、前記第2波長帯域光が前記ミラー部で反射される方向と略等しい、
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記蛍光発光装置は、蛍光ホイール装置である、請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記ミラー部は、前記光路変更部の前記蛍光ホイール装置側の面に設けられたダイクロイックミラー面である、請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記蛍光発光装置は、前記第1波長帯域光が照射されて第3波長帯域光を含む蛍光を発光する第2発光領域を有し、
    前記ミラー部は、前記第2発光領域で発光した前記第3波長帯域光を反射する、
    請求項1~4のいずれか1項に記載の光源装置。
  6. 前記第1波長帯域光を透過する透過領域、前記第2波長帯域光を透過して他の波長帯域光を反射する第1フィルタ領域、及び前記第3波長帯域光を透過して他の波長帯域光を反射する第2フィルタ領域を有するフィルタ装置を備え、
    前記フィルタ装置は、前記ミラー部を前記第1方向に透過した前記第1波長帯域光、及び前記ミラー部で反射した前記第2波長帯域光と前記第3波長帯域光が入射するように設けられている、
    請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記フィルタ装置は、カラーホイール装置である、請求項5に記載の光源装置。
  8. 前記カラーホイール装置の前記透過領域は、前記第1波長帯域光を透過して拡散する透過拡散領域である、請求項6に記載の光源装置。
  9. 請求項8に記載の光源装置と、
    画像光を生成する表示素子と、
    前記表示素子から出射された前記画像光を被投影体に投影する投影光学系と、
    前記光源装置と前記表示素子とを制御する制御部と、を備える、
    投影装置。
  10. 前記光路変更部は、前記制御部の制御により前記光路を変更するスイッチング回折格子である、
    請求項9に記載の投影装置。
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