JP2023151207A - フィンの集積方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィンを安定的に集積できるようにする。【解決手段】フィン(1)には、扁平管を挿入するためのフィン溝部(13)が形成される。フィンの集積方法は、上記フィン溝部(13)の開口(133)が上方向または下方向を向く状態で上記フィン(1)の集積場所(RA,RB,RC,RD)で上記フィン(1)を配置する工程を含む。上記開口(133)が横向きの状態から上方向または下方向を向くように上記フィン(1)の姿勢を変更する工程を含むことが好ましい。【選択図】図1

Description

本開示は、フィンの集積方法に関する。
特許文献1には、熱交換器用フィンのプレス加工から熱交換器用フィンの集積体の取り出しまでを全自動で行うことが可能な熱交換器用フィンのフィン集積体製造装置が開示されている。従来は、複数のフィンが縦積みの状態で集積されていた。しかしながら、複数のフィンを高く積み過ぎると複数のフィンのうち上部側に位置するフィン程、不安定な状態となるため、複数のフィンをあまり高く積めなかった。
特許第5594674号
フィンが製造場所で製造されてから、集積場所まで送られた後、複数のフィンが集積場所である程度の高さになるまで縦積みに積まれると、積まれた複数のフィンが次の処理場まで送られる搬送処理が行われる。しかし、上記のように複数のフィンを縦積みにすると、フィンを安定的に集積することが困難となり、複数のフィンをあまり高く積めないので、上記搬送処理が行われてから次の上記搬送処理が行われるまでの時間間隔が短くなり、上記搬送処理の頻度が多くなる。上記搬送処理が行われる毎に、製造場所でのフィンの製造処理が中断されるので、フィンを安定的に集積できないことで、上記搬送処理の頻度が多くなると、フィンの製造設備を連続して安定的に稼働させるが困難となる。
本開示の目的は、フィンを安定的に集積できるようにすることである。
第1の態様はフィンの集積方法を対象とする。フィン(1)には、扁平管を挿入するためのフィン溝部(13)が形成される。フィンの集積方法は、上記フィン溝部(13)の開口(133)が上方向または下方向を向く状態で上記フィン(1)の集積場所(RA,RB,RC,RD)で上記フィン(1)を配置する工程を含む。
第1の態様では、フィン(1)を安定的に集積できる。
第2の態様は、第1の態様において、上記開口(133)が横向きの状態から上方向または下方向を向くように上記フィン(1)の姿勢を変更する工程を含む。
第2の態様では、フィン(1)の集積場所(RA,RB,RC,RD)でフィン溝部(13)の開口(133)が上方向または下方向を向くような姿勢でフィンを配置できる。
第3の態様は、第1または第2の態様において、上記フィン(1)をすくい上げる上記工程を含む。
第3の態様では、フィン(1)をすくい上げて集積場所(RA)へ送ることができる。
第4の態様は、第1または第2の態様において、上記開口(133)を下方向を向かせるために上記フィン(1)を落下させる工程を含む。
第4の態様では、フィン(1)を落下させて集積場所(RB)へ送ることができる。
第5の態様は、第1または第2の態様において、上記開口(133)を上方向を向かせるために上記フィン(1)を立ち上げる工程を含む。
第5の態様では、フィン(1)を立ち上げることで複数のフィン(1)を横積みに集積できる。
第6の態様は、第1~第5の態様のいずれか1つにおいて、上記フィン(1)の製造場所(P)で製造された上記フィン(1)を上記製造場所(P)から離間させるように搬送する工程を含む。
第6の態様では、フィン(1)の製造場所(P)にフィン(1)が滞留することを抑制でき、フィン(1)を円滑に製造できる。
第7の態様は、第1~第6の態様のいずれか1つにおいて、上記フィン溝部(13)に支持部材(R2)が挿通された状態で上記フィン(1)が集積される。
第7の態様では、支持部材(R2)によりフィン(1)を支持しつつフィン(1)を集積できる。
第8の態様は、第7の態様において、上記支持部材(R2)の延びる方向に沿って、複数の上記フィン(1)が並ぶように集積される。
第8の態様では、支持部材(R2)により複数のフィン(1)を支持しつつ複数のフィン(1)を横積みできる。
第9の態様は、第1~第8の態様のいずれか1つにおいて、複数の上記フィン(1)を横積みに集積する工程を含む。
第9の態様では、複数のフィン(1)を安定的に集積できる。
図1は、実施形態に係るフィンの平面図である。 図2は、フィンが製造されてから姿勢を変更されるまでの構成を示す模式図である。 図3は、フィンが姿勢を変更されてから集積されるまでの構成を示す模式図である。 図4(a)は、第1床部を示す斜視図である。図4(b)は、第3床部を示す斜視図である。図4(c)は、支持部材を示す斜視図である。 図5(a)は、フィンの姿勢変更場所およびフィンの集積場所の構成を示す模式図である。図5(b)は、支持部材を示す側面図である。 図6は、フィンの姿勢変更場所およびフィンの集積場所の構成を示す斜視図である。 図7は、フィンの姿勢変更場所およびフィンの集積場所の構成を示す斜視図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本開示は、以下に示される実施形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲内で各種の変更が可能である。各図面は、本開示を概念的に説明するためのものであるから、理解容易のために必要に応じて寸法、比または数を誇張または簡略化して表す場合がある。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
<フィンの構成>
図1は、熱交換器用のフィン(1)の平面図である。図1において、X軸方向およびY軸方向は、互いに垂直な方向である。熱交換器は、例えば、空気調和機の室内機または室外機に設けられる。熱交換器は、空気を冷却源又は加熱源として、冷媒の凝縮や蒸発を行う機器であり、例えば、蒸気圧縮式の冷凍装置の冷媒回路の構成要素である。冷媒回路を循環する冷媒としては、例えば、二酸化炭素冷媒を使用する。
フィン(1)は、複数の構成単位(10)を備える。複数の構成単位(10)は、X軸方向に沿って連続して並ぶ。構成単位(10)は、板状部(11)と、連続部(12)と、フィン溝部(13)と、ワッフル部(14)と、フィンタブ(15)とを含む。
板状部(11)は、板状の部材である。複数の板状部(11)は、X軸方向に沿って並ぶように設けられる。隣り合う板状部(11)の間には、連続部(12)が設けられる。
連続部(12)は、板状の部材である。連続部(12)は、隣り合う板状部(11)の各々に連続するように設けられる。X軸方向およびY軸方向な面において、連続部(12)は、隣り合う板状部(11)の各々と面一となっている。連続部(12)は、隣り合う板状部(11)の間に位置する。連続部(12)は、フィン(1)のうちY軸方向の他方向側に位置する。
フィン溝部(13)は、隣り合う板状部(11)と、連続部(12)との間に設けられる空所である。フィン溝部(13)は、Y軸方向に延びる。隣り合う板状部(11)の間において、フィン溝部(13)は、連続部(12)に対してY軸方向の一方向側に設けられる。フィン溝部(13)において、X軸方向の一方向側および他方向側の各々は板状部(11)が存在することで閉塞されており、Y軸方向の一方向側は開放されており、Y軸方向の他方向側は連続部(12)が存在することで閉塞されている。フィン溝部(13)は、第1溝部(131)と、第2溝部(132)とを含む。第1溝部(131)は、フィン溝部(13)のうちY軸方向の一方向側に位置する部分である。第2溝部(132)は、フィン溝部(13)のうちY軸方向の他方向側に位置する部分である。第2溝部(132)は、第1溝部(131)と連続し、第1溝部(131)からY軸方向の他方向側へ突出するように形成される。フィン溝部(13)は、外部空間と連通する開口(133)を含む。開口(133)は、第1溝部(131)におけるY軸方向の一方向側に形成される。
フィン溝部(13)には、冷媒を送る扁平管が挿入される。X軸方向において、第2溝部(132)の寸法は、扁平管を嵌め込むことできるようにするために、扁平管の寸法に合わせて設定される。X軸方向において、第1溝部(131)の寸法が第2溝部(132)の寸法よりも大きくなるように構成することで、フィン溝部(13)に扁平管が挿入される際に第1溝部(131)がガイド溝として機能する。その結果、フィン溝部(13)に扁平管を容易に挿入することができる。
ワッフル部(14)は、板状部(11)に設けられ、板状部(11)におけるY軸方向の中央に位置する。ワッフル部(14)は、隆起部分と非隆起部分とから構成されている。隆起部分は、フィン(1)の板厚方向に隆起した部分である。非隆起部分は、フィン(1)の板厚方向に隆起していない平坦な部分である。
フィンタブ(15)は、板厚方向に隣り合うフィン(1)同士の間隔を規制するために設けられ、ワッフル部(14)におけるY軸方向の両側に配置される。
なお、フィン(1)は、少なくとも複数のフィン溝部(13)を有していればよく、フィン(1)のその他の構成については特に限定されない。
<第1実施形態>
フィン(1)の集積方法の第1実施形態について説明する。
<フィンの製造および搬送>
フィン(1)は、製造場所(P)において、金型で金属製の板材をプレスする等によって製造される。第1実施形態では、製造場所(P)で製造された直後のフィン(1)は、横向き姿勢(F)の状態で配置される。
横向き姿勢(F)の状態は、フィン溝部(13)の開口(133)(図1参照)が水平方向を向くようにフィン(1)が倒れている状態を示す。
<フィンの姿勢の第1変更例>
姿勢変更場所(QA)では、フィン(1)の姿勢が変更される。
第1実施形態では、姿勢変更場所(QA)において、フィン溝部(13)の姿勢が横向き姿勢(F)から下向き姿勢(G)に変更される。下向き姿勢(G)は、フィン溝部(13)の開口(133)が鉛直方向の下方向を向くときのフィン(1)の姿勢を示す。
姿勢変更場所(QA)には、複数の載置台(Q11)が配置されている。複数の載置台(Q11)は、1列に並ぶように配置される。隣り合う載置台(Q11)の間には隙間(Q12)が存在する。
複数の載置台(Q11)の各々には、第2ガイド板(Q14)が設けられる。
製造場所(P)で製造された複数のフィン(1)は、複数の第1ガイド板(Q13)により分けられつつ搬送方向(E)に搬送され、複数の載置台(Q11)上に送られる。以下では、複数のフィン(1)のうちの1つのフィン(1)に着目して説明する。
フィン(1)は、横向き姿勢(F)の状態で複数の載置台(Q11)上に懸架されるように配置される。複数の載置台(Q11)上において、第2ガイド板(Q14)により両側から挟まれることでフィン(1)が複数の載置台(Q11)上に配置されている状態を効果的に確保できる。
横向き姿勢(F)のフィン(1)が複数の載置台(Q11)上に載置された状態において、複数のフィン溝部(13)(図1参照)のうちのいずれかは、載置台(Q11)の隙間(Q12)の上方に存在しており、隙間(Q12)と上下方向に対向している。
載置台(Q11)の隙間(Q12)の下方には、板状または線状の移動部材(Q15)が配置される。
図2および図3に示すように、横向き姿勢(F)のフィン(1)が複数の載置台(Q11)上に載置された状態において、移動部材(Q15)が、隙間(Q12)の下方向から上昇して隙間(Q12)を通過する。移動部材(Q15)は、隙間(Q12)を通過することで、フィン(1)のフィン溝部(13)に下方から近接して、フィン(1)をすくい上げる。移動部材(Q15)によりフィン(1)がすくい上げられる際、移動部材(Q15)とフィン溝部(13)との接触箇所を中心にしてフィン溝部(13)の開口(133)が下方向を向くようにフィン(1)が回転することで、フィン溝部(13)内に移動部材(Q15)が進入した状態になるとともに、フィン(1)の姿勢が横向き姿勢(F)から下向き姿勢(G)に変更される。その結果、フィン溝部(13)に移動部材(Q15)が引っかかった状態となる。
フィン溝部(13)に移動部材(Q15)が引っかかることで、下向き姿勢(G)となったフィン(1)のフィン溝部(13)の底部に移動部材(Q15)が下方から接触した状態となり、移動部材(Q15)によりフィン(1)が下方から支持される。フィン溝部(13)に移動部材(Q15)が引っかかっているので、移動部材(Q15)が移動すると、フィン(1)が下向き姿勢(G)を保持した状態で移動部材(Q15)と共に移動する。
<フィンの第1集積例>
フィン(1)の集積場所(RA)には、フィン(1)を集積するためのトレイ(R1)が配置される。トレイ(R1)は、上下が開放された矩形の枠状の部材である。トレイ(R1)には、複数の支持部材(R2)が架設されている。複数の支持部材(R2)は、間隔を空けて平行に並ぶように配置され、水平方向に延びる。支持部材(R2)は、フィン溝部(13)内に進入可能な板状または線状の部材である。
移動部材(Q15)は、下向き姿勢(G)のフィン(1)を支持した状態で、フィン(1)の集積場所(RA)まで移動する。フィン(1)は、移動部材(Q15)から複数の支持部材(R2)上に移載される。
フィン(1)が移動部材(Q15)から支持部材(R2)上へ移載される際、フィン溝部(13)内に支持部材(R2)が進入することで、フィン溝部(13)に支持部材(R2)が引っかかる。その結果、フィン(1)が、下向き姿勢(G)の状態を保持しつつ、支持部材(R2)により支持される。
集積場所(RA)において、複数のフィン(1)が、支持部材(R2)の延びる方向(V)に沿って並ぶように集積される。
集積場所(RA)において、複数のフィン(1)が横積みに集積される。複数のフィン(1)が横積みに集積されることは、複数のフィン(1)の各々が下向き姿勢(G)または上向き姿勢(H)の状態で並びつつ、複数のフィン(1)の並び方向(V)から見て隣り合うフィン(1)のフィン溝部(13)同士が重なる状態となることを示す。
<第2実施形態>
フィン(1)の集積方法の第2実施形態について説明する。
<フィンの姿勢変更場所の構成>
図5(a)に示すように、フィン(1)の姿勢変更場所(QB)には、第1ガイド部(Q21)と、第1床部(Q22)と、第2床部(Q23)と、第3床部(Q24)とが設けられる。
図4(a)および図5(a)に示すように、第1ガイド部(Q21)は、中空の部材であり、上下方向に沿って延びる形状を有する。第1ガイド部(Q21)内には、第1床部(Q22)と、第2床部(Q23)第3床部(Q24)とが設けられる。第1ガイド部(Q21)の下部には、第1ガイド部(Q21)の内部と外部とを連通する開口(Q25)が形成される。
第1床部(Q22)は、回転可能に支持される。第1床部(Q22)は、板状の部材である。第1床部(Q22)は、製造場所(P)(図2参照)で製造されたフィン(1)が載置される第1載置面(Q221)を含む。第1床部(Q22)は、回転の中心となる中心部(Q222)と、中心部(Q222)を中心に回転する回転端部(Q223)とを含む。
第1床部(Q22)が回転することで、第1床部(Q22)の姿勢が、水平姿勢(S1)、および、傾斜姿勢(S2)のうちのいずれかの姿勢に変更される。水平姿勢(S1)は、第1床部(Q22)の第1載置面(Q221)が水平方向(J)に対して平行な状態となる姿勢である。傾斜姿勢(S2)は、第1床部(Q22)の第1載置面(Q221)が水平方向(J)の一方向側(J1)に対して下方向側に傾斜した状態となる姿勢である。
図5(a)に示すように、第2床部(Q23)は、第1床部(Q22)の下方に設けられる。第2床部(Q23)の第2載置面(Q231)は、水平方向(J)の一方向側(J1)に対して下方向側に傾斜した板状の部材である。
図4(b)および図5(a)に示すように、第3床部(Q24)は、第2床部(Q23)の下方に設けられる。第3床部(Q24)は、板状の部材である。第3床部(Q24)は、回転可能に支持される。第3床部(Q24)が回転することで、第3床部(Q24)の姿勢が、傾斜姿勢(T1)、および、鉛直姿勢(T2)のうちのいずれかの姿勢に変更される。傾斜姿勢(T1)は、第3床部(Q24)の第3載置面(Q241)が水平方向(J)の一方向側(J1)に対して下方向側に傾斜した姿勢である。鉛直姿勢(T2)は、第3床部(Q24)の第3載置面(Q241)が鉛直方向に平行になる姿勢である。
図5(a)に示すように、フィン(1)の集積場所(RB)には、支持部材(R2)が配置される。支持部材(R2)は、第1ガイド部(Q21)の開口(Q25)の下方に設けられる。
<フィンの姿勢の第2変更例>
図4(a)および図5(a)に示すように、製造場所(P)(図2参照)で製造されたフィン(1)は、姿勢変更場所(QB)において、横向き姿勢(F)の状態で、水平姿勢(S1)の第1床部(Q22)の第1載置面(Q221)上に載置される。
以下では、フィン(1)が横向き姿勢(F)の状態で水平姿勢(S1)の第1床部(Q22)の第1載置面(Q221)上に載置される状態を、水平載置状態と記載することがある。
フィン(1)が水平載置状態のとき、第1床部(Q22)の中心部(Q222)側にはフィン(1)の連続部(12)が位置し、第1床部(Q22)の回転端部(Q223)側にはフィン溝部(13)の開口(133)が位置する。
製造場所(P)で製造されたフィン(1)が第1床部(Q22)の第1載置面(Q221)上に載置され、フィン(1)が水平載置状態になると、第1床部(Q22)の姿勢が傾斜姿勢(S2)に変更される。第1床部(Q22)の姿勢が傾斜姿勢(S2)に変更されると、フィン(1)が第1載置面(Q221)を滑り落ちる。フィン(1)は、第1載置面(Q221)を滑り落ちる際、フィン溝部(13)の開口(133)側から滑り落ちる。
フィン(1)は、第1載置面(Q221)を滑り落ちた後、第1床部(Q22)から落下して第2床部(Q23)に到達し、第2床部(Q23)の第2載置面(Q231)を滑り落ちる。
図4(b)および図5(a)に示すように、フィン(1)は、第2載置面(Q231)を滑り落ちた後、第2床部(Q23)から落下して第3床部(Q24)に到達し、第3床部(Q24)の第3載置面(Q241)上に載置される。
第3床部(Q24)の第3載置面(Q241)上にフィン(1)が載置されると、第3床部(Q24)の姿勢が傾斜姿勢(T1)から鉛直姿勢(T2)へ変更される。これにより、フィン(1)は、フィン溝部(13)の開口(133)が下方向側を向いた下向き姿勢(G)の状態で、第3床部(Q24)から落下する。
図4(c)、図5(a)および図5(b)に示すように、第3床部(Q24)から落下したフィン(1)は、集積場所(RB)へ到達する。このとき、下向き姿勢(G)の状態で、フィン(1)が落下することで、開口(133)を通じてフィン溝部(13)内に支持部材(R2)が進入してフィン溝部(13)に支持部材(R2)が引っかかる。
上記の第2変更例のように姿勢変更場所(QB)でフィン(1)の姿勢を変更させる処理を複数のフィン(1)に対して行うことで、集積場所(RB)において、上記した第1集積例(図3参照)のように、複数のフィン(1)が、下向き姿勢(G)の状態で横積みに集積される。
<第3実施形態>
フィン(1)の集積方法の第3実施形態について説明する。
<フィンの姿勢変更場所の構成>
図6に示すように、フィン(1)の姿勢変更場所(QC)には、水平方向に対して下方向側へ傾斜する傾斜面(Q3)が設けられる。傾斜面(Q3)の下部には、複数の支持部材(R2)が設けられる。
<フィンの姿勢の第3変更例>
製造場所(P)(図2参照)で製造されたフィン(1)は、傾斜面(Q3)の上部において、フィン溝部(13)の開口(133)が傾斜面(Q3)側を向くようにして、横向き姿勢(F)の状態で配置される。フィン(1)は、傾斜面(Q3)の上部に位置する状態から、アーム部材(不図示)等により傾斜面(Q3)側へ押し出されることで、傾斜面(Q3)を滑り落ちる。フィン(1)が傾斜面(Q3)を滑り落ちる際、傾斜面(Q3)に沿って傾くことで、フィン溝部(13)の開口(133)が下方向側を向くようにフィン(1)の姿勢が変更される。フィン(1)が傾斜面(Q3)を滑り落ちる際、フィン溝部(13)の開口(133)側から滑り落ちる。フィン(1)は、傾斜面(Q3)の下部に到達すると、開口(133)側から複数の支持部材(R2)に向けて移動する。その結果、開口(133)を通じてフィン溝部(13)内に複数の支持部材(R2)のうちのいずれかが進入してフィン溝部(13)に引っかかることで、フィン(1)が下向き姿勢(G)の状態で支持部材(R2)により支持された状態となる。
上記の第3変更例のように姿勢変更場所(QC)において傾斜面(Q3)を用いてフィン(1)を落下させてフィン(1)の姿勢を変更させる処理を複数のフィン(1)に対して行うことで、集積場所(RC)において、上記した第1集積例(図3参照)のように、複数のフィン(1)が、下向き姿勢(G)の状態で横積みに集積される。
<第4実施形態>
フィン(1)の集積方法の第4実施形態について説明する。
フィン(1)の集積方法の第4実施形態について説明する。
<フィンの姿勢変更場所と集積場所の構成>
図7に示すように、フィン(1)の姿勢変更場所(QD)には、回転台(Q4)が設けられる。フィン(1)の集積場所(RD)には、集積台(R3)と、複数の支持部材(R2)が設けられる。
回転台(Q4)は、フィン(1)を載置した状態で回転可能に支持される。集積台(R3)は、集積されたフィン(1)が載置される板状の部材である。集積台(R3)の周辺には回転台(Q4)が配置される。複数の支持部材(R2)は、集積台(R3)の上部に配置される。複数の支持部材(R2)は、間隔を空けて並列に配置される。
<フィンの姿勢の第4変更例>
製造場所(P)(図1参照)で製造されたフィン(1)は、横向き姿勢(F)の状態で回転台(Q4)上に載置される。回転台(Q4)は、横向き姿勢(F)のフィン(1)が載置された状態で回転する。フィン(1)は、回転台(Q4)とともに回転する。回転台(Q4)が回転することでフィン(1)が立ち上げられ、フィン(1)の姿勢が横向き姿勢(F)から上向き姿勢(H)に変更される。
上向き姿勢(H)は、フィン溝部(13)の開口(133)が鉛直方向の上方向を向くときのフィン(1)の姿勢を示す。
上向き姿勢(H)のフィン(1)は、アーム部材(不図示)等により回転台(Q4)から集積場所(RD)側へ押し出される。その結果、フィン溝部(13)内に複数の支持部材(R2)のうちのいずれかが進入してフィン溝部(13)に引っかかり、フィン(1)が上向き姿勢(H)の状態で集積台(R3)上に配置される。
<フィンの第2集積例>
上記の第4変更例のように姿勢変更場所(QD)において回転台(Q4)を用いてフィン(1)を立ち上げてフィン(1)の姿勢を変更させる処理を複数のフィン(1)に対して行うことで、集積場所(RD)において、複数のフィン(1)が、上向き姿勢(H)の状態で横積みに集積される。
<効果>
以上、フィン溝部(13)の開口(133)が上方向または下方向を向く状態で上記フィン(1)の集積場所(RA)でフィン(1)が配置される。これにより、複数のフィン(1)を横積みに集積できる。これにより、複数のフィン(1)を縦積みに集積する場合と比べて、フィン(1)を安定的に集積でき、より多くの複数のフィン(1)を集積でき、フィン(1)を安定的に集積できる。その結果、上記搬送処理の頻度を減らすことができ、フィン(1)の製造設備を安定的に稼働させることができる。
以上、実施形態および変形例を説明したが、特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう(例えば、下記(1))。また、以上の実施形態、変形例、その他の実施形態は、本開示の対象の機能を損なわない限り、適宜組み合わせたり、置換したりしてもよい。
(1)第1実施形態~第4実施形態において、フィン(1)の姿勢変更場所(QA,QB,QC,QD)をフィン(1)の製造場所(P)から離間した場所に設けることで、製造場所(P)で製造されたフィン(1)をコンベヤ等の搬送部材を用いて製造場所(P)から離間させるようにして姿勢変更場所(QA,QB,QC,QD)へ搬送する搬送処理が行われるように構成してもよい。これにより、フィン(1)の製造場所(P)にフィン(1)が滞留することを抑制でき、フィン(1)を円滑に製造できる。
以上に説明したように、本開示は、フィンの集積方法について有用である。
1 フィン
13 フィン溝部
133 フィン溝部の開口
P フィンの製造場所
R2 支持部材
RA、RB、RC、RD フィンの集積場所
QA、QB、QC、QD フィンの姿勢変更場所

Claims (9)

  1. 扁平管を挿入するためのフィン溝部(13)が形成されるフィン(1)の集積方法であって、
    上記フィン溝部(13)の開口(133)が上方向または下方向を向く状態で上記フィン(1)の集積場所(RA,RB,RC,RD)で上記フィン(1)を配置する工程を含む、フィンの集積方法。
  2. 請求項1において、
    上記開口(133)が横向きの状態から上方向または下方向を向くように上記フィン(1)の姿勢を変更する工程を含む、フィンの集積方法。
  3. 請求項1または請求項2において、
    上記フィン(1)をすくい上げる上記工程を含む、フィンの集積方法。
  4. 請求項1または請求項2において、
    上記開口(133)を下方向を向かせるために上記フィン(1)を落下させる工程を含む、フィンの集積方法。
  5. 請求項1または請求項2において、
    上記開口(133)を上方向を向かせるために上記フィン(1)を立ち上げる工程を含む、フィンの集積方法。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項において、
    上記フィン(1)の製造場所(P)で製造された上記フィン(1)を上記製造場所(P)から離間させるように搬送する工程を含む、フィンの集積方法。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項において、
    上記フィン溝部(13)に支持部材(R2)が挿通された状態で上記フィン(1)が集積される、フィンの集積方法。
  8. 請求項7において、
    上記支持部材(R2)の延びる方向に沿って、複数の上記フィン(1)が並ぶように集積される、フィンの集積方法。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項において、
    複数の上記フィン(1)を横積みに集積する工程を含む、フィンの集積方法。
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