JP2023150354A - モータ、移動体およびロボット - Google Patents

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Abstract

【課題】モータを小型化する。【解決手段】モータは、ロータと、ステータと、を備え、ロータは、中心軸に沿って軸方向に延びるシャフトと、シャフトの径方向外方に配置されるロータコア3と、ステータと径方向に対向するマグネットと、を有し、ロータコア3は、螺旋状の線状部材30で構成され、軸方向に筒状に延びる。【選択図】図3

Description

本発明は、モータ、移動体およびロボットに関する。
従来のモータは、ロータを備える。ロータは、複数のロータコア板を積層したロータコアを有する。ロータコアには、カシメ部が形成される。これにより、各ロータコア板が互いに結合される(たとえば、特許文献1参照)。
特開2013-34335号公報
従来では、ロータコアにカシメ部を形成するため、カシメ部の形成領域をロータコアに確保する必要がある。これにより、ロータコアの径方向の幅が大きくなる。
本発明は、モータを小型化することを目的とする。
本発明の例示的なモータは、上下に延びる中心軸を中心として回転するロータと、ロータに対して径方向に対向配置されるステータと、を備える。ロータは、中心軸に沿って軸方向に延びるシャフトと、シャフトの径方向外方に配置されるロータコアと、ステータと径方向に対向するマグネットと、を有する。ロータコアは、螺旋状の線状部材で構成され、軸方向に筒状に延びる。
また、本発明の例示的な移動体は、上記モータを備える。
また、本発明の例示的なロボットは、上記モータを備える。
本発明の例示的なモータ、移動体およびロボットによれば、モータを小型化できる。
図1は、実施形態に係るモータの斜視図である。 図2は、実施形態に係るモータの断面図である。 図3は、実施形態に係るロータコアの斜視図である。 図4は、実施形態に係るロータコアの部分断面図である。 図5は、変形例に係るロータコアの部分断面図である。 図6は、変形例に係るモータの断面構造を示す模式図である。 図7は、実施形態に係る電動アシスト自転車の概略図である。 図8は、実施形態に係るロボットアームの概略図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本明細書では、モータ100の中心軸CAが延びる方向を単に「軸方向」と呼び、軸方向の一方を上方と定義し、軸方向の他方を下方と定義する。ただし、この上下の定義がモータ100の使用時の向きおよび位置関係を限定するものではない。
また、本明細書では、中心軸CAを中心とする径方向を単に「径方向」と呼ぶ。径方向のうち、中心軸CAに近づく方向を単に「径方向内方」と呼び、中心軸CAから離れる方向を単に「径方向外方」と呼ぶ。さらに、中心軸CAを中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
<1.モータの概要>
図1は、実施形態に係るモータ100の斜視図である。図2は、実施形態に係るモータ100の断面図である。図2は、モータ100を径方向に平行な平面で切断して軸方向から見た断面図である。
実施形態に係るモータ100は、ロータ1を備える。ロータ1は、上下に延びる中心軸CAを中心として回転する。ロータ1は、シャフト2と、ロータコア3と、マグネット4と、を有する。また、モータ100は、ステータ5を備える。ステータ5は、ロータ1に対して径方向に対向配置される。
シャフト2は、中心軸CAに沿って軸方向に延びる。シャフト2は、モータ100の回転軸となる。
ここで、シャフト2は、軸方向に貫通する貫通孔20を有する中空シャフトである。すなわち、シャフト2は、円筒状である。たとえば、貫通孔20には、リード線Leが配置される。リード線Leは、ステータ5に接続される。リード線Leは、貫通孔20に通されることにより、ステータ5からモータ100の外部に引き出される。リード線Leは、モータ100の外部において、不図示の基板に接続される。
シャフト2として中空シャフトを使用することにより、貫通孔20をリード線Leの配線スペースとして利用できる。これにより、リード線Leの配線スペースを大きく確保する必要がない。その結果、モータ100を容易に小型化できる。
なお、貫通孔20には、リード線Leに限らず、様々な部材を配置できる。詳細は後述するが、モータ100は、ロボットアーム300などのロボットに使用される場合がある。モータ100がロボットに使用される場合には、たとえば、エア配管およびセンサの信号線などを貫通孔20に配置してもよい。
ロータコア3は、中心軸CAに沿って軸方向に筒状に延びる。ロータコア3は、中心軸CAを中心とする円筒状である。言い換えると、ロータコア3は、中心軸CAを中心とする環状体である。ロータコア3は、シャフト2の径方向外方に配置される。ロータコア3の構成については、後に詳細に説明する。
マグネット4は、ステータ5と径方向に対向する。マグネット4は、ロータコア3の径方向を向く側面に固定される。マグネット4は、円環状の永久磁石である。マグネット4は、N極とS極とを周方向に交互に有する。マグネット4は、周方向に繋がるリングマグネットであってもよい。また、マグネット4は、複数のマグネット片を周方向に配列した構成であってもよい。
ステータ5は、ステータコア50を有する。ステータコア50は、中心軸CAを中心とする環状体であり、電磁鋼板が軸方向に複数積層された積層体である。ステータコア50は、ロータ1と径方向に対向配置される。具体的には、ステータコア50は、マグネット4と径方向に対向する。
ステータコア50は、コアバック51と、ティース52と、を有する。コアバック51は、中心軸CAを中心とする環状である。ティース52は、コアバック51から径方向に延びる。具体的には、ティース52の個数は複数である。複数のティース52は、それぞれがコアバック51から径方向に延び、周方向に互いに間隔を隔てて配置される。
図示しないが、ティース52には、コイルが配置される。コイルは、インシュレータを介してティース52に導線が巻かれることによって形成される。コイルは、複数のティース52にそれぞれ配置される。
<2.ロータの詳細構成>
図3は、実施形態に係るロータコア3の斜視図である。図4は、実施形態に係るロータコア3の部分断面図である。図5は、変形例に係るロータコア3の部分断面図である。なお、図4および図5は、中心軸CAを含む平面でロータコア3の一部を切断して拡大した断面図である。
ロータコア3は、螺旋状の線状部材30で構成され、軸方向に筒状に延びる。線状部材30は、軸方向から見て、中心軸CAを中心とする円環状に巻かれる。すなわち、ロータコア3は、中心軸CAを中心とする円筒状である。
たとえば、複数の電磁鋼板で構成されたロータコアでは、複数の電磁鋼板を軸方向に積層して電磁鋼板間を固定するため、電磁鋼板に固定領域を確保する必要がある。前記固定領域は、たとえば、ダボカシメ用の加工領域であり、電磁鋼板間はダボカシメによって固定される。これにより、電磁鋼板の径方向の幅が大きくなる。すなわち、ロータコアの径方向の幅が大きくなる。
一方で、螺旋状の線状部材30で構成されたロータコア3では、単一の線状部材30を螺旋状に巻き進めることによってロータコア3を形成できるので、前記固定領域に相当する領域をロータコア3に確保する必要はない。これにより、ロータコア3の径方向の幅を小さくできる。その結果、モータ100を小型化できる。また、螺旋状の線状部材30でロータコア3を構成する場合には、線状部材30が軸方向に隙間なく積層された状態となるので、複数の電磁鋼板で構成されるロータコアと同様、ロータ1の回転を阻害する渦電流を低減できる。
また、螺旋状の線状部材30で構成されたロータコア3では、ロータコア3の強度は線状部材30の強度に依存する。一方で、複数の電磁鋼板で構成されたロータコアでは、電磁鋼板間の組み付け精度によっては、強度が低くなる。すなわち、螺旋状の線状部材30で構成されたロータコア3では、ロータコア3の構成部材が分割されていないので、容易に、ロータコア3の強度を上げることができる。ただし、上記の例示は、螺旋状の線状部材30が分割されている構成を排除しない。
ここで、実施形態では、ロータコア3は、ステータ5の径方向内方に配置される。言い換えると、実施形態では、モータ100は、インナーロータ型である。
シャフト2は、螺旋状の線状部材30で構成されるロータコア3の径方向内側面に配置される。すなわち、シャフト2は、線状部材30の径方向内側面に配置される。シャフト2は、線状部材30で構成されるロータコア3と共に中心軸CAを中心として回転する。
また、マグネット4は、螺旋状の線状部材30で構成されるロータコア3の径方向外側面に配置される。すなわち、マグネット4は、線状部材30の径方向外側面に配置される。マグネット4は、接着剤などを用いて、ロータコア3を構成する螺旋状の線状部材30の径方向外側面に固定される。そして、マグネット4は、ロータコア3の径方向外方に配置されるステータ5と径方向に対向する。
この構成では、容易に、螺旋状の線状部材30で構成されるロータコア3を用いて、インナーロータ型のモータ100を製造できる。また、容易に、インナーロータ型のモータ100の径方向の幅を小さくできる。
なお、モータ100は、ハウジング6を備える。ハウジング6は、中心軸CAに沿って軸方向に筒状に延びる。そして、モータ100がインナーロータ型である場合、ステータ5の径方向外側面は、ハウジング6の径方向内側面に固定される。
ロータコア3は、単一の線状部材30を螺旋状に巻いた構成である。言い換えると、ロータコア3は、一つながりの線状部材30で構成される。さらに言い換えると、ロータコア3は、複数の部材を軸方向に積層した構成ではない。これにより、ロータコア3の構成部品が1つとなり、部品点数の増加を抑制できる。また、モータ100の製造が容易となる。
また、線状部材30のうち軸方向に隣接する各部分は、軸方向に互いに接触する。これにより、ロータコア3の軸方向の幅を大きくすることなく、線状部材30の巻き数を増大できる。その結果、モータ100を軸方向に大きくすることなく、モータ100の高出力化を図ることができる。
線状部材30は、金属線31と、絶縁層32と、を有する。絶縁層32は、金属線31の表面の少なくとも一部を覆う。これにより、線状部材30のうち軸方向に隣接する各部分を互いに接触させても、その各部分間の絶縁を確保し易くなる。たとえば、金属線31の構成材料として、純鉄および電磁ステンレスなどを使用できる。また、絶縁層32の構成材料として、エポキシ樹脂などの絶縁性樹脂を使用できる。
たとえば、ロータコア3の製造工程は、金属線31を螺旋状に巻く工程と、螺旋状の金属線31に絶縁性樹脂を電着塗装する工程と、を含む。これらの工程を経て、螺旋状の線状部材30が製造される。また、ロータコア3の製造工程は、螺旋状の線状部材30を軸方向に圧縮して焼き固める工程を含む。これにより、螺旋状の線状部材30で構成されるロータコア3が形成される。
また、実施形態では、図4に示すように、線状部材30は、丸線である。すなわち、実施形態では、線状部材30の断面形状は、楕円形状または円形状である。金属線31として丸線を使用することにより、線状部材30が丸線となる。
変形例として、図5に示すような断面形状を有する線状部材30を使用してもよい。変形例では、線状部材30は、角線である。すなわち、変形例では、線状部材30の断面形状は、矩形状である。金属線31として角線を使用することにより、線状部材30が角線となる。
線状部材30が角線である場合には、金属線31を螺旋状に巻く工程において、金属線31のうち軸方向に隣接する各部分の平坦面同士が互いに対向するよう巻き進める必要がある。言い換えると、金属線31の向きを調整しながら金属線31を巻き進める必要がある。また、金属線31を螺旋状に巻く工程では、たとえば、ダイスによる引き抜き加工が行われるが、金属線31の素材を角線にする場合には丸線にする場合よりも、ダイスが偏摩耗し易い。したがって、線状部材30が角線である場合には丸線である場合よりも、ダイスの交換回数が増える。つまり、線状部材30の素材を丸線にすることで、角線にする場合よりも、ダイスの交換回数を削減できる。
これらのことから、線状部材30が丸線である場合には角線である場合よりも、ロータコア3の形成が容易になる。また、線状部材30が丸線である場合には角線である場合よりも、ロータコア3の製造コストを削減できる。すなわち、モータ100のコストダウンを図ることができる。
一方で、線状部材30が丸線である場合には、線状部材30が軸方向に密に巻かれた状態であっても、線状部材30のうち軸方向に隣接する各部分間に無駄な隙間C(図4参照)が生じる。これに対して、線状部材30が角線である場合には、線状部材30のうち軸方向に隣接する各部分の平坦面30a同士を軸方向に接触させることにより、線状部材30が丸線である場合に生じる隙間Cを無くすことができる。これにより、線状部材30が角線である場合には丸線である場合よりも、磁気経路が増え、モータ100の出力が向上する。
また、線状部材30が角線である場合には、線状部材30で構成されるロータコア3の径方向を向く側面(径方向外側面または径方向内側面)が平坦面となる。言い換えると、ロータコア3の側面に凹凸が生じることを抑制できる。これにより、ロータコア3の側面にはマグネット4が固定されるが、そのマグネット4の固定先が平坦面となるため、マグネット4とロータコア3との接触面積が増え、マグネット4の固定精度が向上する。
なお、線状部材30の形状については、特に限定されない。図示しないが、たとえば、線状部材30が平型線であってもよい。すなわち、偏平型の線状部材30が使用されてもよい。
<3.モータの変形例>
図6は、変形例に係るモータ100の断面構造を示す模式図である。図6は、中心軸CAを含む平面でモータ100を切断した断面に相当する。
変形例では、ロータコア3は、ステータ5の径方向外方に配置される。言い換えると、変形例では、モータ100は、アウターロータ型である。
モータ100がアウターロータ型である場合、モータ100は、ロータ1と共に回転するロータハウジング7を備える。ロータハウジング7は、ロータ筒部71およびロータ蓋部72を有する。
ロータ筒部71は、中心軸CAに沿って軸方向に筒状に延びる。ロータ蓋部72は、中心軸CAを中心とする円盤状である。ロータ筒部71は、ロータ蓋部72の径方向外方の端部から下方に延びる。ロータ筒部71は、ロータ1の径方向外方に配置される。すなわち、ロータ筒部71は、ロータコア3の径方向外方に配置される。ロータコア3の径方向外側面は、ロータ筒部71の径方向内側面に配置される。
ロータ蓋部72は、中心軸CAを中心とする円形の開口(符号省略)を有する。シャフト2は、ロータ蓋部72の開口に配置され、固定される。言い換えると、シャフト2は、ロータハウジング7に固定される。これにより、シャフト2は、ロータハウジング7と共に中心軸CAを中心として回転する。
また、変形例では、マグネット4は、螺旋状の線状部材30(図3参照)で構成されるロータコア3の径方向内側面に配置される。すなわち、マグネット4は、線状部材30の径方向内側面に配置される。マグネット4は、接着剤などを用いて、ロータコア3を構成する螺旋状の線状部材30の径方向外側面に固定される。そして、マグネット4は、ロータコア3の径方向内方に配置されるステータ5と径方向に対向する。
この構成では、容易に、螺旋状の線状部材30で構成されるロータコア3を用いて、アウターロータ型のモータ100を製造できる。また、容易に、アウターロータ型のモータ100の径方向の幅を小さくできる。
<4.移動体の構成>
図7は、実施形態に係る電動アシスト自転車200の概略図である。電動アシスト自転車200は「移動体」に相当する。
以下、本実施形態のモータ100を電動アシスト自転車200に使用する例について説明する。ただし、本実施形態のモータ100は、電動バイクなど他の電動車両にも使用可能である。
また、本実施形態のモータ100は、移動体としての航空機にも使用可能である。たとえば、プロペラを有する航空機に使用する場合には、本実施形態のモータ100はプロペラの駆動源として使用される。
電動アシスト自転車200は、後輪211および前輪212を備える。また、電動アシスト自転車200は、回転軸221、クランク222およびペダル223を備える。
回転軸221は、駆動ギア(不図示)を有する。後輪211は、従動ギア(不図示)を有する。駆動ギアおよび従動ギアは、チェーン(不図示)を介して互いに連結される。これにより、回転軸221が回転することにより、後輪211が回転し、電動アシスト自転車200が前進する。
クランク222は、回転軸221に固定される。ペダル223は、クランク222のうち回転軸221に固定される側とは反対の先端側に回転可能に取り付けられる。電動アシスト自転車200の運転者は、ハンドル201を握ってサドル202にまたがり、ペダル223を漕ぐ。すなわち、運転者は、クランク222を回す。これにより、回転軸221が回転し、後輪211が回転する。
また、電動アシスト自転車200は、本実施形態のモータ100を備える。また、電動アシスト自転車200は、バッテリー230を備える。バッテリー230は、配線(不図示)を介してモータ100に接続され、モータ100に電力を供給する。モータ100は、バッテリー230から電力供給を受けて駆動する。
モータ100のシャフト2は、たとえば、ギアなどを有する伝達機構(不図示)を介して、回転軸221に連結される。モータ100の出力は、回転軸221に伝達される。これにより、モータ100から回転軸221に動力が付与される。言い換えると、モータ100は、運転者によるペダル223を漕ぐ作業を補助する。
この構成では、モータ100が電動アシスト自転車200に使用されるので、電動アシスト自転車200のうちモータ100の設置スペースを小さくできる。ここで、モータ100は、電動アシスト自転車200のうち回転軸221の周辺に配置される。このため、電動アシスト自転車200では、モータ100を小型化することが好ましい。モータ100を小型化することにより、運転者がペダル223を漕ぎ易くなる。
<5.ロボットの構成>
図8は、実施形態に係るロボットアーム300の概略図である。ロボットアーム300は「ロボット」に相当する。
以下、本実施形態のモータ100をロボットアーム300に使用する例について説明する。たとえば、ロボットアーム300は、産業用ロボットであり、或る場所から別の場所へ物品を移動する工程で使用される。モータ100は、ロボットアーム300を駆動する駆動源として使用される。ただし、これに限定されない。本実施形態のモータ100は、ロボットの一部を駆動する駆動源として使用可能である。
ロボットアーム300は、アーム部310と、把持部320と、を備える。アーム部310は、基台部330に保持される。また、ロボットアーム300は、本実施形態のモータ100を備える。
モータ100は、アーム部310を駆動する。具体的には、アーム部310は、ロータ1が回転することにより、先端311の位置を変位させる。なお、アーム部310の移動方向は特に限定されない。
把持部320は、アーム部310の先端311に配置される。たとえば、把持部320は、先端311に対して回転可能である。把持部320は、物品を把持する。
この構成では、モータ100がロボットアーム300に使用されるので、ロボットアーム300のうちモータ100の設置スペースを小さくできる。すなわち、ロボットアーム300を小型化できる。なお、図示しないが、ロボットアーム300は、複数の関節を有する構成であってもい。
<6.その他>
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態は適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、たとえば、電動車両および航空機などの移動体の駆動源、および、ロボットの駆動源として利用可能である。
1 ロータ
2 シャフト
3 ロータコア
4 マグネット
5 ステータ
20 貫通孔
30 線状部材
30a 平坦面
31 金属線
32 絶縁層
100 モータ
200 電動アシスト自転車(移動体)
300 ロボットアーム(ロボット)
CA 中心軸

Claims (11)

  1. 上下に延びる中心軸を中心として回転するロータと、
    前記ロータに対して径方向に対向配置されるステータと、を備え、
    前記ロータは、
    前記中心軸に沿って軸方向に延びるシャフトと、
    前記シャフトの径方向外方に配置されるロータコアと、
    前記ステータと径方向に対向するマグネットと、を有し、
    前記ロータコアは、螺旋状の線状部材で構成され、軸方向に筒状に延びる、モータ。
  2. 前記ロータコアは、前記ステータの径方向内方に配置され、
    前記シャフトは、前記線状部材の径方向内側面に配置され、
    前記マグネットは、前記線状部材の径方向外側面に配置され、前記ロータコアの径方向外方に配置される前記ステータと径方向に対向する、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記ロータコアは、前記ステータの径方向外方に配置され、
    前記マグネットは、前記線状部材の径方向内側面に配置され、前記ロータコアの径方向内方に配置される前記ステータと径方向に対向する、請求項1に記載のモータ。
  4. 前記線状部材のうち軸方向に隣接する各部分は、軸方向に互いに接触する、請求項1~3のいずれか1項に記載のモータ。
  5. 前記線状部材は、
    金属線と、
    前記金属線の表面を覆う絶縁層と、を有する、請求項1~4のいずれか1項に記載のモータ。
  6. 前記線状部材は、角線である、請求項1~5のいずれか1項に記載のモータ。
  7. 前記線状部材は、丸線である、請求項1~5のいずれか1項に記載のモータ。
  8. 前記ロータコアは、単一の前記線状部材を螺旋状に巻いた構成である、請求項1~7のいずれか1項に記載のモータ。
  9. 前記シャフトは、軸方向に貫通する貫通孔を有する中空シャフトである、請求項1~8のいずれか1項に記載のモータ。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載のモータを備える、移動体。
  11. 請求項1~9のいずれか1項に記載のモータを備える、ロボット。
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