JP2023149745A - 包装箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】アルミ貼合紙からなる包装箱の糊代において、容易に接着することが可能な包装箱を提供する。【解決手段】本発明は、アルミ貼合紙からなる包装箱1であって、包装箱1が有する糊代15には、ハーフカット部31aが破線状に形成されており、ハーフカット部31aの厚みDは0.25~0.55mmであり、ハーフカット部31aの長さAは0.2~2.0mmであり、ハーフカット部31aは、その厚み方向が糊代15の延出方向に沿うように0.6~0.8mmのピッチCで配置されており、且つ、その長さ方向が延出方向に直交する方向に沿うように0.15~2.5mmの間隔Bを空けて配置されていることを特徴とする。【選択図】図3
Description
特許法第30条第2項適用申請有り 出荷元:株式会社ジップ(岡山県都窪郡早島町矢尾830) 出荷開始年月日:令和3年7月3日
本発明は、アルミ貼合紙からなる包装箱に関する。
従来、包装箱を構成する原紙の紙基材の表面に他の素材を付加して、耐水性、耐湿性などの機能性を包装箱に追加したり、光沢を出して高級感を包装箱に付与したりすることが行われている。このような包装箱の糊代において、面部が平滑になっているため、接着剤を塗布しても接着しにくい可能性がある。
そこで、樹脂をコーティング若しくはラミネートしたカートンブランクにおいて、糊代を研磨材により粗面化することによって、糊代における接着の強化を図ったものが、例えば特許文献1に記載されている。
ところで、近年、医薬品や粉末状飲食品等の包装箱として、アルミ箔を紙基材に貼合して成るアルミ箔貼合板紙(以下、「アルミ貼合紙」とも言う)を原紙とするものが使用されてきており、このような包装箱の糊代においても面部が平滑となり、接着しにくい場合が考えられる。
ここで、特許文献1に記載の粗面化する方法を採用すると、面部の表面を削る際に生ずる紙粉が接着面に残り、当該紙粉を取り除くため別途装置を用意する必要が出てくる。
本発明の目的は、アルミ貼合紙からなる包装箱の糊代において、容易に接着することが可能な包装箱を提供することにある。
本発明による包装箱は、アルミ貼合紙からなる包装箱であって、前記包装箱が有する糊代には、ハーフカット部が破線状に形成されており、前記ハーフカット部の厚みは0.25~0.55mmであり、前記ハーフカット部の長さは0.2~2.0mmであり、前記ハーフカット部は、その厚み方向が前記糊代の延出方向に沿うように0.6~0.8mmのピッチで配置されており、且つ、その長さ方向が前記延出方向に直交する方向に沿うように0.15~2.5mmの間隔を空けて配置されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、アルミ貼合紙からなる包装箱の糊代に、接着に寄与するハーフカット部が高密度に配置されるため、当該糊代において重なり合う面部同士を容易に接着することが可能となる。
以下、図1から図3を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。但し、本発明は本形態の態様に限定されるものではない。
なお、本明細書の記載において、「天面」および「底面」とは、包装箱によって画成された面を指すものとして参照される。但し、これらの用語はあくまで便宜上のものであり、重力方向における絶対的な位置を規定するものではないことは勿論である。また、「上」、「下」などの用語についても同様である。「底面部」とは、「底面」に位置している包装箱の実体的な部分を指すものとして参照される。一方、「天面部」とは、天面を覆っている実体的な部分を指すものとして参照される。
また、本明細書および特許請求の範囲の記載において、「矩形」とは、長方形、略長方形のほか正方形や略正方形を含むものであり、「直方体」とは、直方体、略直方体のほか立方体や略立方体を含むものである。
さらに、本明細書の記載において、「高さ方向」とは包装箱の第1折込フラップ部(または第2折込フラップ部)の表面に直交する方向、「幅方向」とは包装箱の第1折込フラップ部(または第2折込フラップ部)が折れ曲がるための縁辺と平行な方向、「長さ方向」とは包装箱の側面内フラップ部(または側面外フラップ部)が折れ曲がるための縁辺と平行な方向、をそれぞれ指すものとして参照される。「高さ方向」、「幅方向」、および「長さ方向」はそれぞれ直交するものとする。
本明細書の記載において、「包装体」とは、物品が収容された状態の包装箱、特に包装箱に物品が収容され梱包された後であって且つ開封前のものをいう。
本明細書および特許請求の範囲の記載において、「ハーフカット部」とは、糊代の接着に寄与するものであり、原紙の表面側から切れ目を入れ裏面側まで貫通していないものをいう。また、本明細書および特許請求の範囲の記載において、「糊代」とは、接着剤が塗布され対向する面部に接着される面部をいい、折込フラップ部や側面内フラップ部を含むものである。
<包装箱の構成>
図1は本発明の一実施形態に係る包装箱1の斜視図であり、図1(a)は正面側を示し、図1(b)は背面側を示す。また、図2は本実施形態に係る包装箱1を展開したブランク1Bの平面図であり、図3は図2に示すIII部分のハーフカット部31aの配列パターン31を拡大した図である。
図1は本発明の一実施形態に係る包装箱1の斜視図であり、図1(a)は正面側を示し、図1(b)は背面側を示す。また、図2は本実施形態に係る包装箱1を展開したブランク1Bの平面図であり、図3は図2に示すIII部分のハーフカット部31aの配列パターン31を拡大した図である。
本実施形態に係る包装箱1は、アルミ貼合紙で構成された紙器であり、本実施形態に係る包装体は、包装箱1に、物品(本実施形態では、可撓性を有する細長の袋で粉末状飲食品を包装したもの)を複数収納して構成される。当該粉末状飲食品は、例えば、インスタント飲料、サプリメント等の喫食可能な粉末である。本発明に係る包装箱1は、配送用として使用されうる。
本発明に係る包装箱1は、糊代に所定の厚みおよび長さを有するハーフカット部31aが破線状に所定間隔で形成されているものである。本実施形態に係るハーフカット部31aは、糊代のうちアルミ箔が貼合されている面側に形成されており、図2および図3に示すように、破線状のものが複数列配置されて配列パターン31を形成している。本発明者は、アルミ貼合紙からなる包装箱1の糊代において容易に接着できるという本発明の効果を奏する上で、当該ハーフカット部31aの厚みDは0.25~0.55mmであり、ハーフカット部31aの長さAは0.2~2.0mmであることが好ましく、当該長さAが2.0mmを越えるとアルミ貼合紙の表層剥離や表層捲れが発生するおそれがあることを発見した。また、ハーフカット部31aは、その厚み方向が糊代の延出方向に沿うように0.6~0.8mmのピッチCで配置されており、且つ、その長さ方向が延出方向に直交する方向に沿うように0.15~2.5mmの間隔Bを空けて配置されていることが好ましいことを発見した。ピッチCは、ハーフカット部31aの芯間の距離である。図3では、ハーフカット部31aは、矩形状を例として表されているが、本発明ではこの限りでなく、矩形以外の形状であってもよい。また、ハーフカット部31aの配列パターン31は、図2および図3では整列されているが、本発明では、各々のハーフカット部31aが上下左右にずれて配置されているものも許容されうる。
本実施形態に係る包装箱1では、図1および図2に示すように、包装箱1は、矩形状の第1面部(天面部)11と、第1面部11の一対の第1縁辺L1および第2縁辺L2からそれぞれ直角に折れ曲がって互いに対向する矩形状の第2面部(正面部)12および第3面部(背面部)13と、第2縁辺L2と平行な第3面部13の第7縁辺L7から直角に折れ曲がって第1面部11に対向する第4面部(底面部)14と、を含んで全体として直方体形状を呈しており、糊代(第5面部)15は、第1縁辺L1と平行な第2面部12の第10縁辺L10から延出して直角に折れ曲がって第1面部11と対向しており、ハーフカット部31aに付された接着剤を介して第4面部14と接着されている。当該接着剤は、例えば、ホットメルトが使用されうる。
また、本実施形態に係る包装箱1では、図1および図2に示すように、第1面部11は、一対の第3縁辺L3および第4縁辺L4からそれぞれ直角に折れ曲がって互いに対向する一対の第1折込フラップ部211、212をさらに有し、第2面部12は、一対の第5縁辺L5および第6縁辺L6からそれぞれ直角に折れ曲がって互いに対向する一対の側面内フラップ部221、222をさらに有し、第3面部13は、一対の第8縁辺L8および第9縁辺L9からそれぞれ直角に折れ曲がって互いに対向する一対の側面外フラップ部(左側面部、右側面部)231、232をさらに有し、ハーフカット部31aが形成された糊代である第5面部15は、一対の第11縁辺L11および第12縁辺L12からそれぞれ直角に折れ曲がって互いに対向する一対の第2折込フラップ部251、252をさらに有する。
本実施形態に係る包装箱1では、一対の側面内フラップ部221、222、一対の第1折込フラップ部211、212、および一対の第2折込フラップ部251、252の外側表面(アルミ箔が貼合された面)に、ハーフカット部31a(不図示)をそれぞれ複数形成して、当該ハーフカット部31aに接着剤を付し、当該外側表面が一対の側面外フラップ部231、232の内側表面(アルミ箔が貼合されていない面)にそれぞれ接着されている。この場合、当該一対の側面内フラップ部221、222、一対の第1折込フラップ部211、212、および一対の第2折込フラップ部251、252も、糊代となる。
本実施形態では、図1から図3に示すように、第3面部13には、切れ目線で形成されたジッパー部41が破断開始点と破断終止点に切れ込みを有する形で、包装箱1の長さ方向と平行に形成されており、一対の側面外フラップ部231、232には、当該ジッパー部41の上側両端部に連続して一対の開封ミシン目42が形成されている。また、一対の側面内フラップ部221、222には、当該一対の開封ミシン目42に対応する位置に、一対の開封ミシン目42が形成されている。さらに、第4面部14には、当該連続して形成された開封ミシン目42の両端部を繋ぐようにヒンジ部43が設けられている。本実施形態では、ヒンジ部43は罫線で構成されている。本発明では、ヒンジ部43は、筋押し加工を行わず、ミシン目のみで形成されてもよいし、リード罫で形成されてもよい。これらの構成により、ユーザーは、包装箱1を開封する際、先ずジッパー部41を取り除き、開封ミシン目42を破断してヒンジ部43において折り返すことで、収容された物品を容易に取り出すことが可能となっている。なお、ジッパー部41の形状は直線状に限られず、曲線を含むものであってもよい。
<包装箱のブランクの構成>
本実施形態では、包装箱1のブランク1Bは、図2に示すように、相互に平行な第1折り曲げ線L1および第2折り曲げ線L2と、第1折り曲げ線L1と直交する相互に平行な第3折り曲げ線L3および第4折り曲げ線L4と、を有する矩形の第1面部11と、第1折り曲げ線L1と平行な第10折り曲げ線L10と、第1折り曲げ線L1と直交する相互に平行な第5折り曲げ線L5および第6折り曲げ線L6と、を有し、第1面部11に第1折り曲げ線L1を介して接続される第2面部12と、第2折り曲げ線L2と平行な第7折り曲げ線L7と、第2折り曲げ線L2と直交する相互に平行な第8折り曲げ線L8および第9折り曲げ線L9と、を有し、第1面部11に第2折り曲げ線L2を介して接続される第3面部13と、第3面部13に第7折り曲げ線L7を介して接続される第4面部14と、第10折り曲げ線L10と直交する相互に平行な第11折り曲げ線L11および第12折り曲げ線L12と、を有し、第2面部12に第10折り曲げ線L10を介して接続される第5面部(糊代)15と、を有する。
本実施形態では、包装箱1のブランク1Bは、図2に示すように、相互に平行な第1折り曲げ線L1および第2折り曲げ線L2と、第1折り曲げ線L1と直交する相互に平行な第3折り曲げ線L3および第4折り曲げ線L4と、を有する矩形の第1面部11と、第1折り曲げ線L1と平行な第10折り曲げ線L10と、第1折り曲げ線L1と直交する相互に平行な第5折り曲げ線L5および第6折り曲げ線L6と、を有し、第1面部11に第1折り曲げ線L1を介して接続される第2面部12と、第2折り曲げ線L2と平行な第7折り曲げ線L7と、第2折り曲げ線L2と直交する相互に平行な第8折り曲げ線L8および第9折り曲げ線L9と、を有し、第1面部11に第2折り曲げ線L2を介して接続される第3面部13と、第3面部13に第7折り曲げ線L7を介して接続される第4面部14と、第10折り曲げ線L10と直交する相互に平行な第11折り曲げ線L11および第12折り曲げ線L12と、を有し、第2面部12に第10折り曲げ線L10を介して接続される第5面部(糊代)15と、を有する。
また、本実施形態では、包装箱1のブランク1Bは、図2に示すように、第1面部11に第3折り曲げ線L3および第4折り曲げ線L4を介してそれぞれ接続される一対の第1折込フラップ部211、212と、第2面部12に第5折り曲げ線L5および第6折り曲げ線L6を介してそれぞれ接続される一対の側面内フラップ部221、222と、第3面部13に第8折り曲げ線L8および第9折り曲げ線L9を介してそれぞれ接続される一対の側面外フラップ部231、232と、第5面部15に第11折り曲げ線L11および第12折り曲げ線L12を介してそれぞれ接続される一対の第2折込フラップ部251、252と、を備える。
第5面部(糊代)15には、上述したように、ハーフカット部31aが、破線状に複数列配置される配列パターン31として形成されている。
従来、包装箱を構成する原紙の紙基材の表面に他の素材を付加して、耐水性、耐湿性などの機能性を包装箱に追加したり、光沢を出して高級感を包装箱に付与したりすることが行われている。このような包装箱の糊代において、面部が平滑になっているため、接着剤を塗布しても接着しにくい可能性がある。
そこで、樹脂をコーティング若しくはラミネートしたカートンブランクにおいて、糊代を研磨材により粗面化することによって、糊代における接着の強化を図ったものが、例えば特許文献1に記載されている。
ところで、近年、医薬品等の包装箱として、アルミ貼合紙を原紙とする包装箱が使用されてきており、このような包装箱の糊代においても、面部が平滑となり、接着しにくい場合が考えられる。
ここで、特許文献1に記載の粗面化する方法を採用すると、面部の表面を削る際に生ずる紙粉が接着面に残り、当該紙粉を取り除くため別途装置を用意する必要が出てくる。
本実施形態によれば、アルミ貼合紙からなる包装箱1の糊代15に、ハーフカット部31aが形成されているため、ハーフカット部31aにおいて紙内部に接着剤が浸透し、当該糊代15において重なり合う面部同士を接着しやすくなり、加えて、そのような接着に寄与するハーフカット部31aを破線状に細かく入れ高密度に配置するため、当該糊代15において重なり合う面部同士を容易かつ強固に接着することが可能となる。また、糊代15にハーフカット部31aが形成され、面部の表面を削る必要がないため、紙粉を生じにくくすることができる。
本発明の効果を奏する上で好ましくは、糊代15の延出方向における第1面部11の長さ(つまり、包装箱1の幅方向における長さ)は、30mm以内である。これは、いわゆる定形外郵便やメール便を考慮した寸法である。また、本発明の効果を奏する上で好ましくは、ハーフカット部31aの配置密度は、28~42個/cm2である。このようにハーフカット部31aが高密度に配置されることにより、糊代における接着強度を向上させることが可能となる。
<その他>
本発明は、上述した実施形態や、随所に述べた変形例に限られることなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能である。
本発明は、上述した実施形態や、随所に述べた変形例に限られることなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能である。
例えば、上記実施形態に係る包装箱1は、直方体形状であるが、本発明ではこれに限られず、糊代を持つ様々な形状を有する包装箱に使用されうる。
加えて、本発明に係る包装箱1の糊代に形成されるハーフカット部31aの配列パターン31には、本発明の効果を奏する限りにおいて、ハーフカット部31aを互い違いに配置したり千鳥状に配置したものなど様々な配列パターンが採用されうる。
また、上記実施形態に係る包装箱1では、第5面部15、一対の側面内フラップ部221、222、一対の第1折込フラップ部211、212、および一対の第2折込フラップ部251、252にハーフカット部31aが形成されているが、本発明では、その配列パターンは、同じでもよいし、それぞれ異なってもよい。
1 包装箱
1B 包装箱のブランク
11 第1面部(天面部)
12 第2面部(正面部)
13 第3面部(背面部)
14 第4面部(底面部)
15 第5面部(糊代)
211、212 第1折込フラップ部
251、252 第2折込フラップ部
221、222 側面内フラップ部
231、232 側面外フラップ部(左側面部、右側面部)
31a ハーフカット部
31 ハーフカット部の配列パターン
41 ジッパー部
42 開封ミシン目
43 ヒンジ部
L1 第1折り曲げ線(第1縁辺)
L2 第2折り曲げ線(第2縁辺)
L3 第3折り曲げ線(第3縁辺)
L4 第4折り曲げ線(第4縁辺)
L5 第5折り曲げ線(第5縁辺)
L6 第6折り曲げ線(第6縁辺)
L7 第7折り曲げ線(第7縁辺)
L8 第8折り曲げ線(第8縁辺)
L9 第9折り曲げ線(第9縁辺)
L10 第10折り曲げ線(第10縁辺)
L11 第11折り曲げ線(第11縁辺)
L12 第12折り曲げ線(第12縁辺)
1B 包装箱のブランク
11 第1面部(天面部)
12 第2面部(正面部)
13 第3面部(背面部)
14 第4面部(底面部)
15 第5面部(糊代)
211、212 第1折込フラップ部
251、252 第2折込フラップ部
221、222 側面内フラップ部
231、232 側面外フラップ部(左側面部、右側面部)
31a ハーフカット部
31 ハーフカット部の配列パターン
41 ジッパー部
42 開封ミシン目
43 ヒンジ部
L1 第1折り曲げ線(第1縁辺)
L2 第2折り曲げ線(第2縁辺)
L3 第3折り曲げ線(第3縁辺)
L4 第4折り曲げ線(第4縁辺)
L5 第5折り曲げ線(第5縁辺)
L6 第6折り曲げ線(第6縁辺)
L7 第7折り曲げ線(第7縁辺)
L8 第8折り曲げ線(第8縁辺)
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L10 第10折り曲げ線(第10縁辺)
L11 第11折り曲げ線(第11縁辺)
L12 第12折り曲げ線(第12縁辺)
Claims (6)
- アルミ貼合紙からなる包装箱であって、
前記包装箱が有する糊代には、ハーフカット部が破線状に形成されており、
前記ハーフカット部の厚みは0.25~0.55mmであり、前記ハーフカット部の長さは0.2~2.0mmであり、
前記ハーフカット部は、その厚み方向が前記糊代の延出方向に沿うように0.6~0.8mmのピッチで配置されており、且つ、その長さ方向が前記延出方向に直交する方向に沿うように0.15~2.5mmの間隔を空けて配置されていることを特徴とする包装箱。 - 前記包装箱は、矩形状の第1面部と、前記第1面部の一対の第1縁辺および第2縁辺からそれぞれ直角に折れ曲がって互いに対向する矩形状の第2面部および第3面部と、前記第2縁辺と平行な前記第3面部の縁辺から直角に折れ曲がって前記第1面部に対向する第4面部と、を含んで全体として直方体形状を呈しており、
前記糊代は、前記第2縁辺と平行な前記第2面部の縁辺から延出して直角に折れ曲がっており、前記ハーフカット部に付された接着剤を介して前記第4面部と接着されていることを特徴とする請求項1に記載の包装箱。 - 前記糊代の前記延出方向における前記第1面部の長さは、30mm以内であることを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
- 前記ハーフカット部の配置密度は、28~42個/cm2であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の包装箱。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の配送用の包装箱。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の包装箱に収納された粉末状飲食品。
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Publication Number | Publication Date |
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JP2022058495A Pending JP2023149745A (ja) | 2022-03-31 | 2022-03-31 | 包装箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20220425 |