JP2023146875A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性を向上させること。【解決手段】仮想空間配置部51は、ブースが配置された展示ホール及び展示ホール内を移動可能なアバタを3次元の仮想空間に夫々配置させる。出展者アバタ生成部52は、出展者端末3に対する出展者の操作により行われる指示のうち、出展者アバタを生成する指示に基づいて、出展者アバタを、2次元情報で構成されるアバタとして生成する。アバタ移動部53は、来場者によるアバタを移動させる指示に基づいてアバタの位置を第2座標に移動させる。アバタ視点画像生成部55は、第1座標にブースが配置された展示ホール及び第2座標のアバタが配置された仮想空間において、第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像をアバタ視点画像として生成する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、3次元の仮想空間内における様々な視点から撮像された画像を、HMD(Head Mounted Display)等を用いて閲覧するVR(Virtual Reality)に関する技術が存在する(特許文献1参照)。
特開2017-012397号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、単に所定の3次元の仮想空間におけるある位置(座標)の視点から撮像された画像、例えば、当該仮想空間に存在するアバタに基づいて設定された視点から撮像された画像(以下、「アバタ視点画像」と呼ぶ)を生成してユーザに閲覧させるに過ぎなかった。ユーザは、アバタ視点画像を閲覧しても、仮想空間に存在するオブジェクト(他のユーザのアバタや壁等)が含まれることはわかるが、いずれのオブジェクトにアクション(例えば、話しかける行為)をすべきかの把握は困難であった。
即ち、特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性が十分でない状況であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
ブースが配置された展示ホール、前記ブースの中に出展者として存在する出展者アバタ、及び前記展示ホール内を来場者として移動可能な来場者アバタを、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置手段と、
第1デバイスに対する第1ユーザの操作により行われる指示のうち、前記出展者アバタを生成する第1指示に基づいて、前記出展者アバタを、2次元情報で構成されるアバタとして生成する出展者アバタ生成手段と、
第2デバイスに対する第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを所定位置に移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタを当該所定位置に移動させる来場者アバタ移動手段と、
2次元情報から構成される前記出展者アバタが定位置に存在する前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記所定位置の前記来場者アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、来場者視点画像として生成する画像生成手段と、
前記来場者視点画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御手段と、
を備える。
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムは、本発明の一態様の情報処理装置に対応する方法及びプログラムである。
本発明によれば、仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性を向上させることができる。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを用いて提供されるサービスにおいて表示される画面の一例を示す図である。 本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを用いて提供されるサービスにおいて表示される画面の一例であって、図1と異なる例を示す図である。 本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図3に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図2の情報処理システムを構成する図4のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図5の機能的構成のサーバの制御により出展者端末に表示される画像のうち、アバタを含むブースに関する各種設定を行う画面を示す画像の一例を示す図である。 図5の機能的構成のサーバの制御により出展者端末に表示される画像のうち、出展者に対して来場者の情報を提供する画面を示す画像の一例を示す図である。 図5の機能的構成のサーバの制御により出展者端末に表示される画像のうち、来場者に対するアテンドが含まれる画面を示す画像の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを用いて提供されるサービスにおいて表示される画面の一例を示す図である。
まず、本発明の実施形態を説明するに先立ち、図1を用いて、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを用いて提供されるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)について簡単に説明する。
本サービスとは、次のようなサービスである。
即ち、本サービスは、3次元の仮想空間内において開催される展示会において、主催者(例えば図2の主催者US)、出展者(例えば図2の出展者UT-1乃至UT-n)、及び来場者(例えば図2の来場者UR-1乃至UR-m)に提供されるサービスである。
具体的には例えば、図1に示すように、3次元の仮想空間には、主催者により設定される展示ホールTHが配置される。展示ホールTH内には、複数の出展者の夫々の商品等(コンテンツ)が出展される複数のブースBが配置される。
来場者は、端末(例えば図2の来場者端末4-1乃至4-m)を操作して、展示ホールTH内を、アバタAとして移動し、興味あるブースBを訪れる。
図1は、来場者の端末に表示される、アバタAに基づく視点から3次元の仮想空間が撮像された結果得られる3次元画像GA(以下、「アバタ視点画像GA」と呼ぶ)の一例が示されている。
そして、来場者は、端末を操作して、展示ホールTH内に配置されたブースBを訪れて、ブースBの展示物を閲覧したり、出展者からの説明を受けたりする。
ここで、3次元の仮想空間内に配置されるアバタは、3Dアバタであることが通常である。
本サービスにおいても、来場者のアバタAR(以下、「来場者アバタAR」と呼ぶ)は、3Dアバタである。即ち、来場者アバタARは、3次元のポリゴンからなるアバタである。
しかしながら、出展者のアバタAS(以下、「出展者アバタAS」と呼ぶ)は、実写型2Dアバタとなっている。即ち、出展者アバタASには、2次元の写真画像が採用されている。
なお、詳しくは後述するが、図1において、出展者アバタASには、「3Dのオンラインイベントサービスを提供する〇〇〇のブースです」というセリフが吹き出しの形態で表示されている。即ち、ブースBに立ち寄ろうとしている来場者には、出展者アバタASからのセリフが提供される。
以下に、図1に示すようにアバタ視点画像GAにおける来場者アバタARと出展者アバタASについてより詳しく説明する。
出展者アバタASは、2次元の画像のため高画質にアバタ視点画像GAに含まれることになる。これにより、来場者は、出展者アバタASをより現実に即した実写型2Dアバタ(写真の画像)により把握することができるため、親近感を得ることができる。その結果、来場者は出展者に話かけやすくなる。
また、アバタ視点画像GA上において実写型2Dアバタと同様に高画質となり得る、多量のポリゴン数からなる3Dアバタも存在する。しかしながら、そのような3Dアバタを出展社アバタAS及び来場者アバタARの双方に採用することは、パフォーマンス上の負荷が極めて高い。
そこで、本サービスでは、出展者アバタASとして実写型2Dアバタを採用している。これにより、パフォーマンス上の負荷を削減すると共に、上述の来場者が出展者に話しかけやすくなるという効果を奏することができるのである。
また、本サービスでは、来場者アバタARとして図1に示すように、荒い3次元のポリゴンからなるアバタを採用している。これにより、パフォーマンス上の負荷を削減しているのである。その結果、パフォーマンス上の負荷を削減すると共に、展示ホールTH内に多数のアバタの設置が可能となるのである。
更に言えば、来場者アバタARは、3次元のポリゴンからなるアバタであり、出展者アバタASと性質が異なる。このため、アバタ視点画像GAにおいて、出展者アバタASが目立つため、来場者にとって話しかける相手となり得る出展者の把握が容易となる。
以下、来場者アバタARと出展者アバタASとの性質の違いとして、アバタ視点画像GA内におけるアバタの見え方の違いについて説明する。
来場者アバタARから他の来場者アバタARを見ている場合を考える。
この場合、他の来場者アバタは3Dアバタである。そのため、上述したように、他の来場者アバタは、比較的荒い3次元のポリゴンとしてアバタ視点画像GAに含まれる。
また、他の来場者アバタARと対面している状態から、対面した他の来場者アバタARを見ながら、その、他の来場者アバタARの横に回るような動作をしたとき、他の来場者アバタARを斜めから見た様子や側面の様子がアバタ視点画像GAに反映される。
次に、来場者アバタARから出展者アバタASを見ている場合を考える。
この場合、出展者アバタASは、実写型2Dアバタ(2次元の写真画像)である。そのため、上述したように、出展者アバタASは、高画質な写真としてアバタ視点画像GAに含まれる。
また、実写型2Dアバタ(2次元の写真画像)は、3次元の仮想空間内において厚みを持たない。そのため、3次元の仮想空間において出展者アバタが固定されているとすれば、来場者アバタARが、出展者アバタASと対面した状態からその出展者アバタASの横に回るように移動したとき、出展者アバタASにパースがついて見えたり厚みが薄くなったり、側面からは厚みがなく見えなくなったりする。
このように、来場者アバタARが移動した場合、3Dアバタである他の来場者アバタARと、実写型2Dアバタである出展者アバタASでは、見え方が異なるのである。
これにより、来場者は、アバタ視点画像GAにおいて来場者アバタARと出展者アバタASとを判別することが容易となるのである。
本サービスは、上述の性質を前提として、より来場者にとって好適なアバタ画像を得るため、「2Dアバタの自動方向変更機能」を有する。以下、「2Dアバタの自動方向変更機能」について、図2を更に用いて説明する。
図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを用いて提供されるサービスにおいて表示される画面の一例であって、図1と異なる例を示す図である。
図2の来場者アバタARは、図1と比較してブースBや出展者アバタAS等を中心として右側に移動(展示ホールTHを上から見て反時計回りに移動)している。即ち、図1及び図2に示すアバタ視点画像GAの両方において、出展者アバタASは、来場者アバタと正対している。
即ち、本サービスでは、2Dアバタの自動方向変更機能により、出展者アバタASは、来場者アバタARの位置に対して正対するように、自動で方向が変更される。
これにより、出展者アバタASにパースがついて見えたり厚みが薄くなったり、側面からは厚みがなく見えなくなったりしないため、アバタ視点画像GA内における出展者アバタASの位置の把握が容易となる。
更に言えば、上述したように、来場者アバタARが移動した場合、他の来場者アバタARを斜めから見た様子や側面の様子としてアバタ視点画像GAに反映される。これに対して、来場者アバタARが移動した場合、アバタ視点画像GAにおいて、出展者アバタASは、常に正対した様子としてアバタ視点画像GAに反映される。
これにより、更に、アバタ視点画像GA内における出展者アバタASの位置の把握が容易となる。
さらに以下、本サービスの基本的な流れについて説明する。
主催者、出展者、及び参加者の夫々は、各々の端末を用いて、ブラウザ機能等によりインターネット等を介して、本サービスの提供者(以下、「サービス提供者」と呼ぶ)により管理されるサーバ(例えば後述の図2のサーバ1)に接続することで、本サービスを利用することができる。即ち、本サービスは、いわゆるクラウドサービスとして実現されている。
ここで、ブラウザ機能の代わりに、端末に予めインストールされた専用のアプリケーションソフトウェア(以下、「専用アプリ」と呼ぶ)が利用されることにより、本サービスを利用できるようにしてもよい。
まず、主催者は、端末を操作して、展示ホールTHの形状とブースBの配置図を決定する。
そのうえで、主催者は、複数の出展者を誘致し、複数の出展者と交渉し、ブース配置を決める。
主催者は、端末を操作して管理画面を表示させ、その管理画面にて、ブース配置に基づいて、展示ホールTH内に複数の出展者の夫々のブースBを配置させる。
出展者は、端末を操作して管理画面を表示させ、その管理画面にて、自身のブースBについて各種の設定をする。その際に出展者は、端末を操作して、ブースBにおいて説明等をする担当者のアバタ、即ち、上述の出展者アバタASを設定する。詳しくは図6を用いて後述するが、出展者は、用意された出展者アバタASから任意のアバタを選択したり、予め撮影した担当者の写真等をアップロードすることで、出展者アバタASを設定する。
これにより、3次元の仮想空間の展示ホールTHにおいて、参加者(アバタA)が来場することが可能になる。
来場者は、端末を操作して、事前登録をした後に、展示会(イベント)の当日にログインして、展示ホールTH内をアバタAとして移動することができる。アバタAの移動の様子は、アバタ視点画像GAとして端末に表示される。
来場者は、端末を操作して、展示ホールTH内を移動し、自身が訪れたいブースBを訪れて、展示物を閲覧したり、出展者の説明を聞くことなどができる。
詳細については後述するが、来場者は、端末を操作して各ブースBを訪れる際の利便性を向上させる各種機能を利用することができる。
次に、図2を参照して、上述した図1の本サービスの提供を実現させる情報処理システム、即ち本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成について説明する。
図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図5に示す情報処理システムは、サーバ1と、主催者端末2と、出展者端末3-1乃至3-n(nは1以上の整数値)と、来場者端末4-1乃至4-m(mはnとは独立した1以上の整数値)を含むように構成されている。
サーバ1、主催者端末2、出展者端末3-1乃至3-n、及び来場者端末4-1乃至4-mは、インターネット等の所定のネットワークNWを介して相互に接続されている。
サーバ1は、サービス提供者により管理される情報処理装置である。サーバ1は、主催者端末2、出展者端末3-1乃至3-n、及び来場者端末4-1乃至4-mと適宜通信をしながら、本サービスを実現するための各種処理を実行する。
主催者端末2は、主催者USが操作する情報処理装置である。主催者端末2は、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成される。主催者端末2は、例えば主催者USによる各種情報の入力操作を受け付けてサーバ1に送信したり、サーバ1から送信されてきた各種情報を受信して表示したりする。なお、図2には主催者端末2が1台のみ描画されているが、これは説明を理解し易くするために簡略化させたものである。実際には、複数の展示会(イベント)の数、即ち複数の主催者USに対応する主催者端末2が存在し得る。
出展者端末3-1乃至3-nの夫々は、出展者UT-1乃至UT-nの夫々が操作する情報処理装置である。出展者端末3は、上述したように、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成される。
なお、以下、出展者UT-1乃至UT-nの個々を区別する必要がない場合、これらをまとめて出展者UTと呼ぶ。また、出展者UTと呼んでいる場合、出展者端末3-1乃至3-nをまとめて「出展者端末3」と呼ぶ。
出展者端末3は、例えば出展者UTによる各種情報の入力操作を受け付けてサーバ1に送信したり、サーバ1から送信されてきた各種情報を受信して表示したりする。
来場者端末4-1乃至4-nの夫々は、来場者UR-1乃至UR-mの夫々が操作する情報処理装置である。来場者端末4は、上述したように、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成される。
なお、以下、来場者UR-1乃至UR-mの個々を区別する必要がない場合、これらをまとめて来場者URと呼ぶ。また、来場者URと呼んでいる場合、来場者端末4-1乃至4-mをまとめて「来場者端末4」と呼ぶ。
来場者端末4は、例えば来場者URによる各種情報の入力操作を受け付けてサーバ1に送信したり、サーバ1から送信されてきた各種情報を受信して表示したりする。
図3は、図2に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12、及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
入力部16は、例えばキーボード等により構成され、各種情報を入力する。
出力部17は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNWを介して他の装置(例えば図2の主催者端末2、出展者端末3-1乃至3-n、及び来場者端末4-1乃至4-m)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図2の主催者端末2、出展者端末3、及び来場者端末4も、図3に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。したがって、主催者端末2、出展者端末3、及び来場者端末4のハードウェア構成についての説明は省略する。
このような図3のサーバ1の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により各種処理の実行が可能になる。その結果、上述の本サービスを提供することができる。
以下、図2の情報処理システムを構成する図3のサーバ1において実行される機能的構成について説明する。
図4は、図2の情報処理システムを構成する図3のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、サーバ1のCPU11においては、展示ホール設置部51と、出展者アバタ生成部52と、アバタ移動部53と、仮想空間配置部54と、アバタ視点画像生成部55と、表示制御部56と、セリフ取得部57と、セリフ出力部58と、チャット制御部59と、軌跡収集部60と、出展側対応制御部61とが機能する。
展示ホール設置部51は、主催者端末2に対する主催者USの操作に基づいて、3次元の仮想空間内に展示ホールTHを設定する。
出展者アバタ生成部52は、主催者端末2に対する主催者USの操作又は出展者端末3に対する出展者UTの操作により行われる指示のうち、展示ホールTH内のブースBの出展者アバタASを生成する指示に基づいて、展示ホールTH内における出展者アバタASとして2次元情報で構成されるアバタを生成する。
なお、必要に応じて、出展者アバタ生成部52は、主催者端末2に対する主催者USの操作又は出展者端末3に対する出展者UTの操作により行われる指示のうち、予め用意された複数の出展者アバタASから任意のものを選択する指示に基づいて、2次元情報で構成されるアバタを生成することもできる。
また必要に応じて、出展者アバタ生成部52は、出展者UTの操作により行われる指示のうち、現実の出展者や所定のモデルが撮像された写真画像を送信して選択するする指示に基づいて、2次元情報で構成されるアバタを生成することもできる。
即ち、出展者アバタ生成部52は、図6に示すUI(UserInterface)を出展者UTの出展者端末3に提示させ、出展者UTの操作により、アバタを生成することができる。
図6は、図5の機能的構成のサーバの制御により出展者端末に表示される画像のうち、アバタを含むブースに関する各種設定を行う画面を示す画像の一例を示す図である。
なお、図6示すように、アバタを含むブースに関する各種設定を行う画面には、ブースBに関する設定メニューとして、「3Dブース外観」、「3Dブース内観」、「2Dブース」、「ブース基本情報」、「担当者管理」が含まれている。また、図6示すように、アバタを含むブースに関する各種設定を行う画面には、来場者に関するメニューとして、「来場者一覧」、「チャットの設定」が含まれている。図6示すように、アバタを含むブースに関する各種設定を行う画面には、データの「ダウンロード」メニューが含まれている。
図6に示す画像には、「誘導員キャラクター」として、複数の実写型2Dアバタ(2次元の写真画像)が含まれている。出展者UTは、「誘導員キャラクター」に含まれる複数2Dアバタ(2次元の写真画像)から、任意のものを選択することにより、それを出展者アバタASとして選択することができる。
また、図示はしないが、出展者UTは、任意の写真画像を、出展者端末3を介してアップロード等することにより、誘導員キャラクターとすることができる。これにより、出展者UTは、任意の写真画像を出展者アバタASとして利用することができるようになる。
即ち例えば、出展者UTは、後述するチャット機能を利用する出展者の担当者自身の写真画像や、出展者自身の指定する制服を着用した人物の写真画像等を出展者アバタASとして利用することができるようになる。
なお、2Dアバタは、写真画像に限定されない。即ち例えば、出展者UTは、予め用意又は自身でアップロード等した2Dのキャラクター画像(2Dや3DのキャラクタCGの画像)も「誘導員キャラクター」として利用することができる。
このように、出展者UTが、自身の設定した(写真画像に限定されない)画像を出展者アバタASとして利用させる機能を、以下、「出展者アバタ設定機能」と呼ぶ。
アバタ移動部53は、来場者端末4に対する来場者URの操作により行われる指示のうち、展示ホールTH内で自身のアバタAを第2座標に移動させる移動指示に基づいて、仮想空間におけるアバタの現在位置を第2座標に移動させる。
ここで、来場者端末4に対する来場者URの操作により行われる指示のうち、展示ホールTH内で自身のアバタAを第2座標に移動させる移動指示には、アバタAの姿勢の変更指示も含まれている。
そこで、アバタ移動部53は、変更指示に基づく姿勢に変更してアバタAを上述の第2座標に移動させる。
仮想空間配置部54は、ブースBが第1座標に配置された展示ホールTHを3次元の仮想空間に配置させると共に、アバタAを第2座標に配置させる。
また、仮想空間配置部54は、出展者アバタ生成部52により生成された、現実の出展者や所定のモデルが撮像された写真画像に基づいて、当該写真画像を出展者アバタASとして第2座標に配置させることができる。
また、仮想空間配置部54は、来場者アバタARの姿勢に応じた向きで、出展者アバタASを配置させる。具体的には例えば、来場者アバタARの位置及び姿勢からみたアバタ視点画像GAにおいて、出展者アバタASが配置される位置の出展者アバタASが正対して含まれるように、出展者アバタを配置する。
アバタ視点画像生成部55は、第1座標にブースBが配置された展示ホールTH、及び、第2座標のアバタAが夫々配置された仮想空間において、第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、アバタ視点画像GAとして生成する。
これにより、出展者アバタASは、来場者アバタARの位置や姿勢によらず、アバタ視点画像GAに正対して含まれるようになる。
表示制御部56は、図1に示すように、アバタ視点画像GAを来場者端末4に表示させる制御を実行する。
このようにして、展示ホール設置部51、出展者アバタ生成部52、アバタ移動部53、仮想空間配置部54、アバタ視点画像生成部55及び表示制御部56の上述した一連の処理の実行により、上述の「2Dアバタの自動方向変更機能」が実現される。
即ち、2Dアバタの自動方向変更機能とは、来場者端末4において移動された来場者アバタARの位置や姿勢に基づいて、主催者端末2又は展示者端末3において設定された実写型2Dアバタ(2次元の写真画像)が仮想空間に配置され、アバタ視点画像GAを生成等する機能である。
なお、展示ホールTHにおける複数の来場者の夫々に対して正対するようにアバタ視点画像GAが提供される。即ち、複数の来場者の夫々にとっての仮想空間は、少なくとも出展者アバタASについて異なる別の仮想空間であると言える。
セリフ取得部57は、出展者アバタASから出力させるセリフを取得する。
具体的には例えば、セリフ取得部57は、図6に示す誘導員キャラクターの「誘導員の誘導メッセージ」欄に入力された文字列をセリフとして取得する。
セリフ出力部58は、セリフ取得部57において取得されたセリフを、ブースBの中に存在する出展者アバタASから発せられたセリフとして、来場者アバタARに対応する来場者URの来場者端末4から出力させる制御を実行する。
具体的には例えば、セリフ出力部58は、図1に示すように、セリフを出展者アバタASの吹き出しとしてアバタ視点画像GAに重畳して表示することで出力させる。
また例えば、セリフ出力部58は、文字列として入力されたセリフを、所定のAI等により音読させた音声として、来場者端末4から出力させる制御を実行することもできる。
また例えば、セリフ取得部57はセリフを音声データとして取得し、セリフ出力部58は来場者端末4から音声として出力させる制御を実行することもできる。
また例えば、セリフ取得部57は、図示せぬチャットボットエンジンやAI型チャットエンジンからセリフを取得することができる。このとき、チャットボットエンジンやAI型チャットエンジンには、ブースBにきた来場者URの氏名やその時刻、リード情報、行動履歴、チャット履歴等のデータが提供される。そして、チャットボットエンジンやAIチャットエンジンは、これらのデータに基づいて、セリフを生成する。
これにより、例えば、上場企業に所属する来場者URと、中小企業に所属する来場者URとで、異なるセリフがセリフ取得部57により取得される。
その結果、来場者URは、自身の状況に合わせた好適なセリフで、出展者アバタASから話しかけられることになるため、ブースBでの出展者アバタUSでの対応はより好適なものとなる。
なお、図示はしないが、出展者UTは、来場者端末4から出力される音声を音声の形態で録音させてセリフとして取得させてもよい。即ち、この場合、セリフ取得部57は、出展者端末3を介して録音された音声をセリフとして取得する。そして、セリフ出力部58は、取得された音声のセリフを、来場者端末4から出力させる。
このように、出展者UTが、自身の設定した写真画像を出展者アバタASに利用させる機能を、以下、「出展者アバタセリフ機能」と呼ぶ。
ここで、来場者UR(そのアバタA)は、在席中のブースBに行くことで、担当者とチャットで会話することができる。
なお、このようなチャットでの会話を実現すべく、図5のチャット制御部59がサーバ1のCPU11に設けられている。
即ち、チャット制御部59は、ブースBに存在するアバタAに対応する来場者URと、当該ブースBに在席中の担当者との間でチャットを行うために、来場者URが操作する来場者端末4と、担当者が操作する出展者端末3又は他の端末との間の通信を制御する。
なお、以下、ブースBに存在するアバタAに対応する来場者URと、当該ブースBに在席中の担当者との間でチャットを行う機能を「チャット機能」と呼ぶ。
ここで、出展者アバタASには出展者の複数の担当者を割り当てることができる。来場者URが出展者アバタASに対して話しかけるアクションをすると、割り当てられた出展者UTの担当者が管理画面でテキストチャット、音声チャット、ビデオチャット等で対応することができる。
即ち、出展者アバタASには管理画面で出展担当者が紐付けられている。来場者URは、話しかけた出展者アバタASに紐づけられた人(出展者UTの担当者)と音声チャット、テキストチャット、ビデオチャットなどを行うことができる。なお、紐づけられる担当者は1名であってもよい。
軌跡収集部60は、図3の来場者UR-1乃至UR-mの夫々が操作するアバタAの夫々の展示ホールTH内における移動の軌跡を示す軌跡データを取得して、来場者UR-1乃至UR-mの夫々の軌跡データを集計して所定の分析を行う。
出展側対応制御部61は、軌跡データに基づいてブースBに滞在する来場者アバタARの滞在時間を計測し、滞在時間が所定以上になったとき、出展者端末3に対して所定通知をする制御と、来場者端末4において出展者アバタASから所定出力をさせる制御とのうち少なくとも一方を実行する。
即ち、出展者アバタ生成部52は、図7に示すUIを出展者UTの出展者端末3に提示させ、滞在時間が所定以上の来場者URに対して対応を行うことを促すことができる。
図7は、図5の機能的構成のサーバの制御により出展者端末に表示される画像のうち、出展者に対して来場者の情報を提供する画面を示す画像の一例を示す図である。
図7においては、図6の「来場者一覧」メニューが選択されている。
図7に示すように、来場者一覧においては、ブースBにきた来場者URの氏名やその時刻、リード情報、行動履歴、チャット履歴等が表示される。
そして、図示はしないが、来場者URが所定時間ブースBに滞在した場合、その来場者URは、そのブースBの内容に興味があると考えられる。そこで、本サービスでは、所定時間ブースBに来場者アバタARが滞在した場合、来場者URへの対応が促されるのである。
このように、以下、出展者UTに対して、そのブースBに来た来場者URへの対応を促す(誘導する)機能を、「出展側による対応誘導機能」と呼ぶ。
また例えば、出展側対応制御部61は、所定時間ブースBに滞在した来場者URに対して、所定のメッセージを出展者アバタASを介して話かけてもよい。即ち例えば、「気になることはございますか?」等のメッセージが、来場者URに提供される。これにより、来場者URとのチャットが開始すると共に、出展者UTにとっては、その返答から対応をするように促される。
なお、仮想空間配置部54は、アテンド目的の所定のトリガにより、ブースB内の位置とは異なる位置であって、アバタ視点画像GAに出展者アバタASが被写体として含まれる位置に、出展者アバタを配置させることができる。
具体的には、仮想空間配置部54は、図8に示すように、ブースB以外の位置に来場者アバタARが位置する場合において、アバタ視点画像GAに、出展者アバタASを配置することができる。このとき、配置された出展者アバタASから所定のセリフが出力される。
図8は、図5の機能的構成のサーバの制御により出展者端末に表示される画像のうち、来場者に対するアテンドが含まれる画面を示す画像の一例を示す図である。
即ち、図8において、来場者アバタARは、ブースB以外の通路部に位置している。そして、アバタ視点画像GAには、ブースBの出展者アバタAS以外の出展者アバタAS1が配置されている。そして、出展者アバタAS1は、「次は右奥のXXXブースへ行ってみてください。面白いMAがありますよ。」というセリフを吹き出しの形態で発している。
このように、来場者がアテンドを受けるべきタイミングに、アバタ視点画像GAには、アテンドをしてくれる出展者アバタAS1が含まれて表示される。
そして、出展者アバタAS1により紹介されるブースBは、自動でのアテンドの場合、AI等により選択されたブースBの紹介や興味があると考えられる次に行くべきブースなどをアテンドする。
なお、来場者URは、所定操作により、アテンドの出展者アバタAS1を非表示とすることもできる。
このように、来場者URに対してアテンドさせる機能を、以下、「2Dアバタによるアテンド機能」と呼ぶ。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものとみなす。
図3に示すシステム構成、及び図4に示すサーバ1のハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図5に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した処理を全体として実行できる機能が図3の情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは、特に図5の例に限定されない。
また、機能ブロック及びデータベースの存在場所も、図5に限定されず、任意でよい。
図5の例では、全ての処理は、図5の情報処理システムを構成する図5のサーバ1のCPU11の制御により行われる構成となっているが、これに限定されない。例えばサーバ1側に配置された機能ブロック及びデータベースの少なくとも一部を、主催者端末2側、出展者端末3側、来場者端末4側、又は図示せぬ他の情報処理装置が備える構成としてもよい。
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上をまとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図3のサーバ1)は、
ブース(図1のブースB)が配置された展示ホール(展示ホールTH)、前記ブースの中に出展者として存在する出展者アバタ(図1の出展者アバタAS)、及び前記展示ホール内を来場者として移動可能な来場者アバタ(図1の来場者アバタAR)を、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置手段と、
第1デバイス(図2の出展者端末3)に対する第1ユーザ(出展者UT)の操作により行われる指示のうち、前記出展者アバタを生成する第1指示に基づいて、前記出展者アバタを、2次元情報で構成されるアバタとして生成する出展者アバタ生成手段と、
第2デバイス(図2の来場者端末4)に対する第2ユーザ(来場者UR)の操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを所定位置に移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタを当該所定位置に移動させる来場者アバタ移動手段と、
2次元情報から構成される前記出展者アバタが定位置に存在する前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記所定位置の前記来場者アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、来場者視点画像(例えば図1のアバタ視点画像GA)として生成する画像生成手段と、
前記来場者視点画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御手段と、
を備える。
これにより、上述の「2Dアバタによる出展者のアバタ表示機能」が実現される。
その結果、3次元の仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性を向上させることができる。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記出展者アバタから出力させるセリフを取得するセリフ取得手段と、
取得された前記セリフを、前記ブースの中に存在する前記来場者アバタに対応する前記第1ユーザの前記第1デバイスから出力させる制御を実行するセリフ出力手段と、
をさらに備えるようにすることもできる。
これにより、上述の「出展者アバタのセリフ出力機能」が実現される。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記第2指示は、前記アバタの姿勢の変更指示を含み、
前記アバタ移動手段は、前記変更指示に基づく姿勢に変更して前記アバタを前記第2座標に移動させ、
前記配置手段は、前記ブースの中に存在する前記来場者アバタの前記姿勢に応じた向きで、前記出展者アバタを前記定位置に配置させるようにすることもできる。
これにより、上述の「2Dアバタの自動方向変更機能」が実現される。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記第1指示は、前記第1ユーザにより予め用意された用意画像を含み、
前記出展者アバタ生成手段は、当該用意画像に基づいて前記出展者アバタを生成するようにすることもできる。
これにより、上述の「出展者アバタ設定機能」が実現される。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記ブースに存在する前記来場者アバタに対応する前記第2ユーザと、前記出展者アバタに対応付けられた前記担当者との間でチャットを行うために、当該第2ユーザが操作する前記第2デバイスと、当該担当者が操作する前記第1デバイス又は別デバイスとの間で通信する制御を実行するチャット制御手段をさらに備えるようにすることができる。
これにより、上述の「出展側担当者割当てチャット機能」が実現される。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記第2ユーザに対応する前記来場者アバタの前記展示ホール内における移動の軌跡を示す軌跡データを収集する軌跡収集手段と、
前記軌跡データに基づいて前記ブースに滞在する前記来場者アバタの滞在時間を計測し、当該滞在時間が所定以上になったとき、前記第1デバイスに対して所定通知をする制御と、前記第2デバイスにおいて前記出展者アバタから所定出力をさせる制御とのうち少なくとも一方を実行する出展側対応制御手段と、
をさらに備えるようにすることができる。
これにより、上述の「出展側による対応誘導機能」が実現される。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記配置手段は、アテンド目的の所定のトリガにより、前記ブース内の前記定位置とは異なる位置であって、前記来場者視点画像に前記出展者アバタが被写体として含まれる位置に、当該出展者アバタを配置させるようにすることもできる。
これにより、上述の「2Dアバタによるアテンド機能」が実現される。
1・・・サーバ、2・・・主催者端末、3・・・出展者端末、4・・・来場者端末、11・・・CPU、20・・・ドライブ、31・・・リムーバブルメディア、51・・・展示ホール設置部、52・・・出展者アバタ生成部、53・・・アバタ移動部、54・・・仮想空間配置部、55・・・アバタ視点画像生成部、56・・・表示制御部、57・・・セリフ取得部、58・・・セリフ出力部、59・・・チャット制御部、60・・・軌跡収集部、61・・・出展側対応制御部

Claims (9)

  1. ブースが配置された展示ホール、前記ブースの中に出展者として存在する出展者アバタ、及び前記展示ホール内を来場者として移動可能な来場者アバタを、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置手段と、
    第1デバイスに対する第1ユーザの操作により行われる指示のうち、前記出展者アバタを生成する第1指示に基づいて、前記出展者アバタを、2次元情報で構成されるアバタとして生成する出展者アバタ生成手段と、
    第2デバイスに対する第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを所定位置に移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタを当該所定位置に移動させる来場者アバタ移動手段と、
    2次元情報から構成される前記出展者アバタが定位置に存在する前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記所定位置の前記来場者アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、来場者視点画像として生成する画像生成手段と、
    前記来場者視点画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記出展者アバタから出力させるセリフを取得するセリフ取得手段と、
    取得された前記セリフを、前記ブースの中に存在する前記来場者アバタに対応する前記第1ユーザの前記第1デバイスから出力させる制御を実行するセリフ出力手段と、
    をさらに備える請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第2指示は、前記アバタの姿勢の変更指示を含み、
    前記アバタ移動手段は、前記変更指示に基づく姿勢に変更して前記アバタを前記第2座標に移動させ、
    前記配置手段は、前記ブースの中に存在する前記来場者アバタの前記姿勢に応じた向きで、前記出展者アバタを前記定位置に配置させる、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1指示は、前記第1ユーザにより予め用意された用意画像を含み、
    前記出展者アバタ生成手段は、当該用意画像に基づいて前記出展者アバタを生成する、
    請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1ユーザに属するK人(Nは1以上の整数値)の担当者のうち1人以上が前記出展者アバタに対応付けられており、
    前記ブースに存在する前記来場者アバタに対応する前記第2ユーザと、前記出展者アバタに対応付けられた前記担当者との間でチャットを行うために、当該第2ユーザが操作する前記第2デバイスと、当該担当者が操作する前記第1デバイス又は別デバイスとの間で通信する制御を実行するチャット制御手段をさらに備える、
    請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2ユーザに対応する前記来場者アバタの前記展示ホール内における移動の軌跡を示す軌跡データを収集する軌跡収集手段と、
    前記軌跡データに基づいて前記ブースに滞在する前記来場者アバタの滞在時間を計測し、当該滞在時間が所定以上になったとき、前記第1デバイスに対して所定通知をする制御と、前記第2デバイスにおいて前記出展者アバタから所定出力をさせる制御とのうち少なくとも一方を実行する出展側対応制御手段と、
    をさらに備える請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記配置手段は、アテンド目的の所定のトリガにより、前記ブース内の前記定位置とは異なる位置であって、前記来場者視点画像に前記出展者アバタが被写体として含まれる位置に、当該出展者アバタを配置させる、
    請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置が実行する情報処理方法において、
    ブースが配置された展示ホール、前記ブースの中に出展者として存在する出展者アバタ、及び前記展示ホール内を来場者として移動可能な来場者アバタを、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置ステップと、
    第1デバイスに対する第1ユーザの操作により行われる指示のうち、前記出展者アバタを生成する第1指示に基づいて、前記出展者アバタを、2次元情報で構成されるアバタとして生成する出展者アバタ生成ステップと、
    第2デバイスに対する第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを所定位置に移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタを当該所定位置に移動させる来場者アバタ移動ステップと、
    2次元情報から構成される前記出展者アバタが定位置に存在する前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記所定位置の前記来場者アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、来場者視点画像として生成する画像生成ステップと、
    前記来場者視点画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    ブースが配置された展示ホール、前記ブースの中に出展者として存在する出展者アバタ、及び前記展示ホール内を来場者として移動可能な来場者アバタを、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置ステップと、
    第1デバイスに対する第1ユーザの操作により行われる指示のうち、前記出展者アバタを生成する第1指示に基づいて、前記出展者アバタを、2次元情報で構成されるアバタとして生成する出展者アバタ生成ステップと、
    第2デバイスに対する第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを所定位置に移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタを当該所定位置に移動させる来場者アバタ移動ステップと、
    2次元情報から構成される前記出展者アバタが定位置に存在する前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記所定位置の前記来場者アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、来場者視点画像として生成する画像生成ステップと、
    前記来場者視点画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御ステップと、
    を含む制御処理を実行させるプログラム。
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