JP2023145573A - 画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】移動体からの風景が撮影された動画の再生において、ユーザが動画の再生を開始したい箇所を検索する際に、効率良く検索でき、当該動画の所望の箇所を容易に見つけられるサムネイル画像を生成する画像生成装置及び方法を提供する。【解決手段】画像生成装置10において、制御部は、移動体からの風景が撮影された一連の動画を取得する動画取得部と、一連の動画の撮影が開始された時点から一連の動画を構成する複数のフレーム画像の各々が撮影された時点までの累積移動距離を取得する移動距離取得部と、複数のフレーム画像の各々に累積移動距離が対応付けられた動画である移動距離保有動画を生成する移動距離保有動画生成部と、累積移動距離に応じて、移動距離保有動画から複数のフレーム画像を複数のサムネイル画像として抽出し、複数のサムネイル画像を累積移動距離順に配列したサムネイル画像群を生成するサムネイル画像生成部と、して機能する。【選択図】図4

Description

本発明は、画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム及び記録媒体、特に動画のサムネイル等の画像を生成する画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム及び記録媒体に関する。
動画像の再生を開始したい箇所をユーザに指定させるためにサムネイルを生成する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、動画像コンテンツの時間方向の検索を行う時間方向検索手段を備え、タイムコード列を用いて動画像コンテンツからリアルタイムにサムネイルを抽出し、検索結果の表示を行う動画像検索装置が開示されている。
特開2002-281432号公報
例えば、上記のようなサムネイルを用いて、移動体に搭載されたカメラによって当該移動体からの風景が撮影された動画の再生を行う際に、例えば当該移動体の時間当たりの移動量が少ない場合に、同じような内容のサムネイルが多数表示され、所望の箇所に対応するサムネイルを探し出す作業が煩雑になる場合があることが課題の一つとして挙げられる。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、移動体からの風景が撮影された動画の再生において、ユーザが動画の再生を開始したい箇所を検索する際に、効率の良い検索を可能とし、当該動画の所望の箇所を容易に見つけることを可能にするサムネイル画像を生成する画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム及び記録媒体を提供することを目的の1つとしている。
請求項1に記載の発明は、移動体からの風景が撮影された一連の動画を取得する動画取得部と、前記一連の動画の撮影が開始された時点から前記一連の動画を構成する複数のフレーム画像の各々が撮影された時点までの累積移動距離を取得する移動距離取得部と、前記複数のフレーム画像の各々に撮影時点での前記累積移動距離が対応付けられた動画である移動距離保有動画を生成する移動距離保有動画生成部と、前記累積移動距離に応じて、前記移動距離保有動画から複数のフレーム画像を複数のサムネイル画像として抽出し、前記複数のサムネイル画像を前記累積移動距離順に配列したサムネイル画像群を生成するサムネイル画像生成部と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、画像生成装置がサムネイル画像群を生成する画像生成方法であって、動画取得部が、移動体からの風景が撮影された一連の動画を取得する動画取得ステップと、移動距離取得部が、前記一連の動画の撮影が開始された時点から前記一連の動画を構成する複数のフレーム画像の各々が撮影された時点までの累積移動距離を取得する移動距離取得ステップと、移動距離保有動画生成部が、前記複数のフレーム画像の各々に撮影時点での前記累積移動距離が対応付けられた動画である移動距離保有動画を生成する移動距離保有動画生成ステップと、サムネイル画像生成部が、前記累積移動距離に応じて前記移動距離保有動画から複数のフレーム画像を複数のサムネイル画像として抽出し、前記複数のサムネイル画像を前記累積移動距離順に配列したサムネイル画像群を生成するサムネイル画像生成ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、コンピュータを備える画像生成装置によって実行される画像生成プログラムであって、前記コンピュータに、動画取得部が移動体からの風景が撮影された一連の動画を取得する動画取得ステップと、移動距離取得部が前記一連の動画の撮影が開始された時点から前記一連の動画を構成する複数のフレーム画像の各々が撮影された時点までの累積移動距離を取得する移動距離取得ステップと、移動距離保有動画生成部が前記複数のフレーム画像の各々に撮影時点での前記累積移動距離が対応付けられた動画である移動距離保有動画を生成する移動距離保有動画生成ステップと、サムネイル画像生成部が前記累積移動距離に応じて前記移動距離保有動画から複数のフレーム画像を複数のサムネイル画像として抽出し、前記複数のサムネイル画像を前記累積移動距離順に配列したサムネイル画像群を生成するサムネイル画像生成ステップと、を実行させることを特徴とする。
実施例に係る画像生成装置を搭載した自動車の斜視図である。 実施例に係る画像生成装置を搭載した自動車の内側から見た表示部を模式的に示す図である。 実施例に係るタッチパネルに表示される画像の一例を示す図である。 実施例に係る画像生成装置の機能ブロック図である。 実施例に係るサムネイルの生成に用いられるデータの一例を示す図である。 実施例に係るサムネイルの選択の態様の一例を示す図である。 実施例に係るサムネイルの表示態様の一例を示す図である。 実施例に係るサムネイルの表示態様の他の例を示す図である。 実施例において実行されるルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例において実行されるルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例の変形例において動画の再生制御に用いられるデータの一例を示す図である。 実施例の変形例に係るタッチパネルに表示される画像の一例を示す図である。 実施例の変形例において実行されるルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例の変形例において実行されるルーチンの一例を示すフローチャートである。
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。
図1は、本発明の実施例に係る画像生成装置10の構成を模式的に示す図である。画像生成装置10は、例えば移動体に搭載されて、当該移動体に搭載されたカメラによって走行しつつ撮影された風景動画を取り込み、当該動画を再生して映像出力可能に構成されている。また、画像生成装置10は、当該動画のサムネイル画像を生成可能に構成されている。
例えば、画像生成装置10は、当該移動体に搭載された表示装置に向けてサムネイル画像を出力する。また、例えば画像生成装置10は、当該移動体に搭載された表示装置に向けて動画を再生した映像を出力する。
また、例えば画像生成装置10は、表示装置にサムネイル画像を表示して、当該サムネイル画像の選択操作を受け付け、選択されたサムネイル画像に応じた頭出しを行って当該動画を再生した映像を出力する動画再生装置としても機能する。
本実施例においては、画像生成装置10が移動体としての自動車Mに搭載されている例について説明する。図1に示すように、画像生成装置10は、例えば自動車Mのダッシュボード内に搭載されている。
カメラ13は、例えば、自動車Mのルーフ部分又はドアパネル部分等に、自動車Mの側方を撮影可能に取り付けられたビデオカメラである。カメラ13は、画像生成装置10と通信可能に接続されており、撮影した静止画又は動画を画像生成装置10に送信可能に構成されている。
カメラ13が撮影した動画は、画像生成装置10に取り込まれる。例えば、カメラ13は、自動車Mがエンジンを始動させて走行を開始すると、撮影を開始するように設定されている。なお、自動車Mには、例えば、自動車Mの前方及び後方を撮影可能なビデオカメラがさらに取り付けられていても良い。
第1ディスプレイ15は、自動車Mの窓部分に備えられた表示装置である。本実施例において、第1ディスプレイ15は、自動車Mの窓ガラスの代わりにドアに取り付けられた透明のディスプレイである場合について説明する。
例えば、第1ディスプレイ15は、リアドアDRに取り付けられている。なお、第1ディスプレイ15は、窓ガラスの代わりに取り付けられている場合に限られず、例えば自動車Mの窓ガラスの内側に貼り付けられていてもよい。また、第1ディスプレイ15は、例えば、フロントドアDFに取り付けられていてもよく、例えば、フロントガラスの内側に貼り付けられていてもよい。
第1ディスプレイ15は、例えば、有機ELディスプレイ又は無機ELディスプレイであってもよく、例えば液晶ディスプレイである。例えば、第1ディスプレイ15は、可視光の透過率が所定以上であり、少なくとも動画を表示していない場合に、肉眼で向こう側の風景が見えるように構成されている。
第1ディスプレイ15は、画像生成装置10に有線又は無線で接続されている。第1ディスプレイ15は、自動車Mの室内(キャビン内)側に向いた表示面を有し、画像生成装置10から出力された動画を自動車Mの客室側に向けて表示する。例えば、自動車Mの室内に居るユーザは、自動車Mからの風景が撮影された動画を、窓から外を見るような態様で見ることができる。
図2は、自動車Mの室内側から見た第1ディスプレイ15(すなわち自動車Mの窓)及びリアドアDRの一部を模式的に示す図である。図2は、リアドアDRを後部座席から見た状態を示している。
第1ディスプレイ15は、自動車Mの内側に面した動画表示面15Aを有している。図2において、動画表示面15Aには、画像生成装置10によって再生された自動車Mから撮影された動画が表示されている。
タッチパネル17は、リアドアDRのドアパネルの内側に取り付けられているタッチパネルディスプレイである。例えば、タッチパネル17は、図2に示すように、リアドアDRの内側パネルIPの表面に、内側パネルIPの上端部に沿って伸張している。タッチパネル17は、内側パネルの上端部に沿った方向を長手方向とする矩形の形状を有している。
タッチパネル17は、第2ディスプレイ17A及びタッチパッド17Bから構成されたタッチパネルである。第2ディスプレイ17Aは、例えば液晶表示装置又は有機EL表示装置等の表示装置である。タッチパッド17Bは、例えば、第2ディスプレイ17Aの表示面に貼り付けられた人の指等での操作を受け付ける感圧式または静電式の透明タッチパッドである。
タッチパネル17は、画像生成装置10に通信可能に接続されており、画像生成装置10から出力された画像を表示することが可能である。また、タッチパネル17は、第1ディスプレイ15に表示される動画の再生、早送り又は早戻しの操作を受け付けて、当該操作の受付に基づく指示を画像生成装置10に送信することが可能である。
図3は、タッチパネル17に表示される、動画を再生するための操作用の画像である再生操作画像PCの一例を示す図である。図3において、再生操作画像PCとともに再生操作画像PCを用いて操作を行っているユーザの指FNを示している。
図3に示すように、再生操作画像PCは、操作用のボタンが表示されている領域であるボタン領域AR1及び動画の部分を検索するための画像が表示されている領域である検索領域AR2を含む。
ボタン領域AR1には、再生ボタンPL、停止ボタンST、早送りボタンFF及び早戻しボタンRWが表示されている。例えば、ユーザは、これらのボタンが表示されている領域に指FNを接触させることで、動画の再生、停止、早送り又は早戻しの操作入力を行うことができる。例えば、再生ボタンPLが表示されている領域に指FNを接触させることで、画像生成装置10に一連の動画を再生させて第1ディスプレイ15の動画表示面15A(図2参照)に表示させることができる。
検索領域AR2には、シークバーSBが表示されている。図3に示すように、シークバーSBは、再生操作画像PCの長辺に平行な方向に沿って伸長している棒状の部分である。シークバーSB内には、第1ディスプレイ15に表示されている映像が、画像生成装置10によって再生されている動画のどの部分であるかを示す印としてスライダーSD1が表示されている。スライダーSD1は、シークバーSBの伸長方向の一部の区間を占めている。
具体的には、例えば、シークバーSBの左端の位置が動画の始端に対応し、シークバーSBの右端の位置が動画の終端に対応する。また、シークバーSBの伸長方向においてスライダーSD1が占めている区間は、動画の一部分に対応する。
スライダーSD1の中央には、マーカMKが表示されている。マーカMKのシークバーSBの左端からの距離が、動画の撮影が開始された時点から第1ディスプレイ15に表示されている映像が撮影された時点までの自動車Mの累積走行距離(以下、積算走行距離とも称する)に対応する。言い換えれば、シークバーSBの伸長方向に沿った軸が累積走行距離に対応している。
従って、自動車MがシークバーSB上の位置に対応する地点を走行していた(存在していた)時点に撮影された映像が、シークバーSB上の当該位置に対応する動画の部分となる。
図3は、動画の撮影終了時点における累積走行距離、すなわち、一連の動画の撮影が開始されてから終了するまでの自動車Mの移動距離である合計走行距離が20kmである場合の例を示している。言い換えれば、動画の終端が累積走行距離20kmに対応している。
また、図3は、シークバーSB上の累積走行距離10km-12kmに対応する区間にスライダーSD1が表示されている例を示している。マーカMKは、11kmの位置に表示されている。スライダーSD1の中央のマーカMKが示す11kmという累積走行距離は、第1ディスプレイ15に表示されている動画の部分が撮影された時点の自動車Mの累積走行距離に対応する。
すなわち、図3に示す例では、第1ディスプレイ15(図2)に表示されている映像は、一連の動画のうち、自動車Mの累積走行距離が11kmであった時点に、自動車Mが走行していた地点で撮影された映像である。
スライダーSD1は、シークバーSBの領域内をシークバーSBの長辺方向に沿って移動する。例えば、ユーザは、指FNをシークバーSBの長辺に沿った方向、すなわち図3中の矢印の方向に動かしてドラッグ等の操作を行うことで、スライダーSD1の位置をシークバーSB内で変更することができる。
例えば、スライダーSD1の位置が変更されると、スライダーSD1に伴って移動したマーカMKの位置に対応する地点で撮影された動画の部分が第1ディスプレイ15に表示される。
サムネイル画像SM1-SM6の各々は、画像生成装置10によって生成されて第2ディスプレイ17Aに表示されているサムネイル画像である。サムネイル画像は、例えば、ユーザが一連の動画をどの部分から再生するかを検索したり、頭出しを行ったりする手がかりとなるように再生操作画像PC内に表示される小さい画像である。
例えば、サムネイル画像の各々は、一連の動画を構成する複数のフレーム画像のうちの1つが例えば縮小されることでサムネイル化された画像である。従ってユーザは、サムネイル画像を見ることによって、一連の動画の内容の一部を確認できる。
例えば、サムネイル画像SM1-SM6は、動画を構成する全てのフレーム画像から、各々が撮像された地点が等距離間隔となるように抽出された複数のフレーム画像が縮小されて生成されて配列されたものである。図3に示す例においては、サムネイル画像SM1-SM6の各々は、走行距離0.4km毎の等距離間隔で配列されている。
サムネイル画像の各々には、対応するフレーム画像の各々が撮像された時点における自動車Mの累積走行距離が対応付けられている。従って、サムネイル画像の各々の対応するフレーム画像の各々が撮像された地点は、シークバーSBの軸に沿った位置に対応している。
サムネイル画像の各々の距離間隔は、例えば固定値でもよく、例えば自動的に変更されてもよい。例えば一連の動画の終端における累積走行距離が大きくなった場合に、より大きい距離間隔に自動的に変更されてもよい。
また、図3に示す例においては、サムネイル画像SM1-SM6の各々は、シークバーSBの伸長方向においてスライダーSD1が占める区間に対応する自動車Mの走行区間で撮影されたフレーム画像の一部がサムネイル化された画像である。換言すれば、スライダーSD1は、サムネイル画像が表示されているサムネイル表示区間を示している。
図3において、具体的には、スライダーSD1が示すサムネイル画像SM1-SM6についてのサムネイル表示区間は、自動車Mの累積走行距離が10kmから12kmまでの区間である。
なお、図3に示すように、再生操作画像PCのボタン領域AR1内に拡大ボタンSL1及び縮小ボタンSL2が表示されていてもよい。例えば、拡大ボタンSL1及び縮小ボタンSL2によって、サムネイル表示区間が拡大又は縮小されて、より長い区間又は短い区間で撮影されたフレーム画像に対応するサムネイル画像が表示されてもよい。また、表示されるサムネイル画像の変更に伴って、スライダーSD1がシークバーSBの伸長方向に拡大又は縮小されてもよい。
また、拡大ボタンSL1及び縮小ボタンSL2によって、シークバーSBが示す累積走行距離が変更されてもよい。シークバーSBが示す累積走行距離の変更に伴って、変更された距離間隔でサムネイル画像が表示されても良い。例えば、拡大ボタンSL1が押されて、シークバーSBの左端が累積走行距離5kmの地点に対応し、右端が10kmの地点に対応するように変更されて、より短い距離間隔でサムネイル画像が表示されてもよい。
図4は、画像生成装置10の機能ブロック図である。画像生成装置10は、例えば、システムバス18を介して各部が協働する装置である。
入力部19は、画像生成装置10の外部の機器からデータを取得するインターフェースである。入力部19は、自動車Mに備えられている機器であるカメラ13に接続されている。例えば、画像生成装置10は、入力部19を介してカメラ13から風景動画を取り込むことが可能である。
また、入力部19は、自動車Mの速度を取得可能な速度センサ21及び自動車の位置情報を取得する全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)の1つである全地球測位システム(GPS:Global Positioning System)の情報を受信可能なGPS受信機22に接続されている。すなわち、画像生成装置10は、速度センサ21から自動車Mの速度を取得可能であり、かつGPS受信機22からGPS情報を取得可能に構成されている。
出力部23は、画像生成装置10の外部の機器にデータを出力するインターフェースである。出力部23は、第1ディスプレイ15及びタッチパネル17の第2ディスプレイ17Aに接続されている。
例えば、出力部23は、画像生成装置10によって一連の動画が再生された映像を第1ディスプレイ15に出力する。例えば、出力部23は、再生操作のための操作画像を第2ディスプレイ17Aに出力する。また、例えば、出力部23は、画像生成装置10において生成されたサムネイル画像を第2ディスプレイ17Aに出力する。
操作入力部25は、タッチパネル17のタッチパッド17Bを介した操作入力の信号を取得するインターフェースである。操作入力部25は、タッチパッド17Bに接続されており、第2ディスプレイ17Aに表示された操作用の画像に対する操作入力の信号を取得する。例えば、操作入力部25は、図3に示したような再生操作画像PCに対する各種操作入力の信号を受け付ける。
記憶部27は、例えば、ハードディスク装置、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ等により構成されており、画像生成装置10における画像処理や動画の再生等に関する各種プログラムを記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワーク(図示せず)を介して取得されるようにしてもよいし、記録媒体に記録されて各種ドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。
記憶部27に記憶される各種プログラムは、ネットワークを介して伝送可能であり、また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して譲渡することが可能である。
制御部29は、CPU(Central Processing Unit)29A、ROM(Read Only Memory)29B、RAM(Random Access Memory)29C等により構成され、コンピュータとして機能する。そして、CPU29Aが、ROM29Bや記憶部27に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより各種機能を実現する。
例えば、制御部29は、入力部19を介してカメラ13が撮影した動画を取得し、動画取得部として機能する。
例えば、制御部29は、入力部19を介して自動車Mの速度を取得し、当該速度と走行時間から累積走行距離を取得する。
例えば、制御部29は、入力部19を介してGPS受信機22のデータから自動車Mの現在位置情報を取得し、自動車Mの位置と時刻から自動車Mの累積走行距離を算出する。
制御部29は、入力部19を介して速度センサ21又はGPS受信機22から取得した情報に基づいて自動車Mが走行を開始してから現在までの累積走行距離(すなわち積算走行距離)を取得する際に、移動距離取得部として機能する。
例えば、制御部29は、入力部19を介してカメラ13から取得した一連の動画を構成するフレーム画像の各々に、当該フレーム画像の各々が撮影された撮影時点における自動車Mの累積走行距離を対応付けて移動距離保有動画を生成する移動距離保有動画生成部として機能する。また、制御部29は、当該生成した移動距離保有動画を記憶部27に記憶する録画制御部として機能する。
また、例えば、制御部29は、移動距離保有動画からサムネイル画像(例えば図3中、SM1-SM6)を生成するサムネイル画像生成部として機能する。例えば、制御部29は、移動距離保有動画を構成する全てのフレーム画像から複数のフレーム画像を抽出し、当該抽出した複数のフレーム画像の各々を縮小して複数のサムネイル画像を生成する。言い換えれば、制御部29は、移動距離保有動画から複数のフレーム画像を複数のサムネイル画像として抽出してサムネイル画像を生成する。
例えば、制御部29は、移動距離保有動画から複数のフレーム画像を抽出する際に、各々のフレーム画像の撮像位置における累積走行距離に応じて抽出する。
例えば、制御部29は、移動距離保有動画から複数のフレーム画像を抽出する際に、各々のフレーム画像の撮像位置における累積移動距離の差が等しくなるように複数のフレーム画像を抽出する。言い換えれば、制御部29は、フレーム画像の各々が撮像された地点が等距離間隔となるように複数のフレーム画像を抽出する。
例えば、制御部29は、等距離間隔で複数のフレーム画像を抽出する際に、複数のフレーム画像の各々が撮像された地点の距離間隔を常に一定の距離間隔とする。
例えば、制御部29は、サムネイル画像を生成する際に、一連の動画の撮影が開始された時点から終了するまでの自動車Mの移動距離である合計移動距離に基づいた抽出態様で、当該一連の動画から生成された移動距離保有動画から複数のフレーム画像を抽出する。
例えば、制御部29は、合計走行距離に応じて異なる距離間隔で移動距離保有動画から複数のフレーム画像を抽出する。具体的には、例えば、合計移動距離が長い(大きい)ほど長い(大きい)距離間隔で、複数のフレーム画像を抽出する。
例えば、サムネイル画像生成部としての制御部29は、生成した複数のサムネイル画像の各々を配列してサムネイル画像群を生成してもよい。例えば、サムネイル画像群は、複数のサムネイル画像の各々が自動車Mの累積走行距離順(すなわち、移動距離順)に、配列されて生成される。
サムネイル画像群は、複数のサムネイル画像が様々な態様で配列されたものである。例えば、サムネイル画像群は、サムネイル画像の各々が自動車Mの累積走行距離順(すなわち、移動距離順)に、例えば図3に示したように直線状に配列された画像であってもよい。また、例えばサムネイル画像群は、複数のサムネイル画像が環状又は曲線状に配列された画像であってもよい。
例えば、制御部29は、生成されたサムネイル画像又はサムネイル画像群を第2ディスプレイ17Aに表示させる制御を行う表示制御部として機能する。制御部29は、例えば、図3に示したように、サムネイル画像の各々をシークバーSBの伸長方向に沿って、走行距離順すなわち撮影された順に並べて表示する制御を行う。
表示制御部としての制御部29は、例えば、サムネイル画像群の全体を表示する制御を行ってもよく、サムネイル画像群の一部を表示する制御を行ってもよい。例えば、サムネイル画像群の一部を表示する場合、サムネイル画像群の一部をスクロール表示されるように制御してもよい。
また、表示制御部としての制御部29は、第2ディスプレイ17Aに表示させる際に、サムネイル画像生成部によって生成されたサムネイル画像を様々な態様で配列してもよい。例えば、図3に示したように、複数のサムネイル画像を直線状に配列してもよい。また、例えば、複数のサムネイル画像を環状又は曲線状に配列してもよい。
また、例えば、表示制御部としての制御部29は、複数のサムネイル画像を表示する際に、複数のサムネイル画像間に重なりや大小関係をもたせて表示された際に奥行き方向に連なって見える態様で奥行き感、遠近感を演出するように配列して表示してもよい。
また、制御部29は、操作入力部25を介して、一連の動画の再生に関する指示操作を受け付ける操作受付部として機能する。例えば、操作受付部としての制御部29は、再生操作画像PC(図3)を用いたタッチパッド17Bへの入力操作を介して、再生制御部に対して再生、早送り又は早戻しを指示する指示操作を受け付ける。
制御部29は、当該指示操作に応じて、出力部23を介して第1ディスプレイ15に表示させるための動画の再生に関する制御を行う。例えば、制御部29は、一連の動画を再生するか、早送り又は早戻しをする制御を行う再生制御部として機能する。
例えば、制御部29は、サムネイル画像の1つを選択する選択操作が受け付けられると、当該選択操作によって選択されたサムネイル画像に対応するフレーム画像から頭出しを行って、一連の動画又は移動距離保有動画を再生した映像を、出力部23を介して第1ディスプレイ15に供給する。
尚、本実施例においては、再生とは、撮影された風景動画を、動画に付されたタイムコードに基づいて決まる基本速度で順方向に再生することを指す。また、早送りとは、撮影された風景動画を、上記基本速度よりも速い速度で順方向に再生することを指す。また、早戻しとは、撮影された風景動画を、基本速度よりも早い速度で逆方向に再生することを指す。
図5は、移動距離保有動画が生成される際に、一連の動画を構成する複数のフレーム画像の各々に、複数のフレーム画像の各々が撮影された時点における自動車Mの走行距離が対応付けられたデータの一例であるテーブルTB1を示す図である。
図5に示すように、テーブルTB1において、一連の動画を構成する複数のフレーム画像の各々に付された番号であるフレーム番号と、各々のフレーム画像が撮影された時点における撮影開始からの経過時間と、当該時点における撮影開始時点からの累積走行距離と、が対応付けられている。
例えば、テーブルTB1において、撮影開始時に撮影されたフレーム番号1のフレーム画像には、撮影開始からの走行距離0(m)が対応付けられている。すなわち、撮影開始の時点は、走行距離の積算の開始時点となっている。なお、経過時間の代わりに時刻が対応付けられていてもよい。
例えば、自動車Mの走行速度は、道路の状況等によって随時変動するので、時間あたりの走行距離は、必ずしも一定にならない。例えば、図5のテーブルTB1に示す例では、経過時間0から60secの間及び経過時間60から120secの間の60sec当たりの走行距離はいずれも1kmである。一方で、経過時間120secから180secまでの60sec当たりの走行距離は500mである。
上述したように、画像生成装置10において、制御部29は、図5に示したような移動距離保有動画を構成する全てのフレーム画像の中から、複数のフレーム画像を抽出してサムネイル画像を生成する。
制御部29は、当該サムネイル画像の生成の際に、経過時間の間隔に関わらず、テーブルTB1を用いて、フレーム画像に対応付けられた累積走行距離の差が等しい等距離間隔となるように複数のフレーム画像を抽出する。従って、経過時間に無関係に、等距離間隔で抽出された複数のフレーム画像に対応する複数のサムネイル画像を生成することができる。
一方で、経過時間の間隔が等しい等時間間隔で複数のフレーム画像を抽出してサムネイル画像を生成した場合、内容の変化が少ないサムネイル画像が連続する場合や、内容の変化に対してサムネイル画像の間隔が大きすぎる場合がある。
例えば、自動車Mが低速で走行していた際に撮影された動画は、高速で走行していた際に撮影された動画と比較して、時間当たりの動画の内容の変化が少ない場合がある。このような場合、同じようなサムネイル画像が連続して表示され、ユーザが所望のサムネイル画像を探す際に時間がかかることがある。
また、例えば、自動車Mが高速で走行していた際に撮影された動画は、低速で走行していた際に撮影された動画と比較して、時間当たりの動画の内容の変化が大きい場合がある。このような場合、等時間間隔で複数のフレームを抽出してサムネイル画像を生成すると、一部の風景がサムネイル画像に現れない場合が生じ、ユーザが所望のサムネイル画像を見つけ難い場合がある。
本実施例においては、図5に示したように、一連の動画を構成する全てのフレーム画像の各々に、各々のフレーム画像が撮影された時点である撮影時点における自動車Mの走行距離が対応付けられている。従って、動画を構成する全てのフレーム画像から、各々が撮像された地点が等距離間隔となるように複数のフレーム画像を抽出することができる。従って、走行速度に関わらず、走行距離を基準としたサムネイル画像を生成することができる。
図6を参照しつつ、サムネイル画像を用いた動画の再生について説明する。図6は、再生操作画像PCの一例を示す図である。図6において、ユーザの指FNの位置のみが図3と異なる。
図6において、サムネイル画像SM1-SM6は、累積走行距離が0.4km毎の等距離間隔で配列されている。例えば、サムネイル画像SM1-SM6は、等距離間隔で配列されたサムネイル画像群の一部がタッチパネル17に表示されたものであってもよい。例えば、図6中の破線で囲まれた領域Aは、サムネイル画像群の全体であってもよく、サムネイル画像群の一部であってもよい。
ユーザは、サムネイル画像SM1-SM6の中から、一連の動画の再生を開始したい部分に該当する1のサムネイル画像をタッチパッド17Bを介して選択することができる。例えば、当該選択のための入力操作は、タッチパネル17の第2ディスプレイ17Aの当該1のサムネイル画像が表示されている領域に指FNが接触することで、タッチパッド17Bを介して受け付けられる。
図6は、ユーザの指FNがサムネイル画像SM5を選択している様子を示している。例えば、図6に示すように、第2ディスプレイ17A上のサムネイル画像SM5が表示されている領域にユーザの指FNが接触すると、サムネイル画像SM5を選択する入力操作がタッチパッド17Bを介して受付けられて、サムネイル画像SM5に対応するフレーム画像から一連の動画の再生が開始されて第1ディスプレイ15に表示される。換言すればサムネイル画像SM5によって頭出しがなされる。
なお、例えば、ユーザの指FNが、サムネイル画像SM5が表示されている領域に接触した後に再生ボタンPLが表示されている領域に接触することで、一連の動画の再生を指示する入力操作が受け付けられてもよい。
本実施例によれば、図6に示すように、等距離間隔で配列された複数のサムネイル画像の中から、一連の動画が撮影された際の自動車Mの走行速度に関わらず、ユーザが所望のサムネイル画像を効率よく検索することを可能にすることができる。従って、ユーザが一連の動画の再生を開始したい箇所に該当するサムネイル画像を容易に見つけることを可能とすることができる。
尚、移動体からの風景が撮影された一連の動画から所望の個所を検索しようとする場合、例えば、ユーザが所望の個所が上記一連の動画中のどのあたりに記録されているかの見当がついている場合と、見当がついていない場合とでは、隣接するサムネイル同士の好適な累積移動距離の差が異なる。前者の場合は、既に見当がついている撮影地点周辺のサムネイル画像であって、サムネイル画像同士の累積移動距離の差が比較的短いサムネイル画像列が有効となり、後者の場合は、まずは所望の場面がどのあたりに記録されているかの見当をつける必要があるため、サムネイル画像同士の累積移動距離の差が比較的長いサムネイル画像列が有効となる。これに対応するため、画像生成装置10は、表示装置に表示される隣接するサムネイル画像同士の累積距離の差を、ユーザにより変更可能に構成されていることが好ましい。
図7は、再生操作画像PCの一例を示す図である。図7を参照しつつ、一連の動画の撮影終了時点における累積走行距離が図3及び図6の場合と異なる場合について説明する。図7において、一連の動画の撮影終了時点における累積走行距離、すなわち一連の動画の撮影の開始から終了までの間の自動車Mの走行距離である合計走行距離は40kmである。
図7において、スライダーSD2は、シークバーSB上の累積走行距離20km-22kmに対応する位置をサムネイル表示区間として示している。スライダーSD2は、スライダーSD2が示すサムネイル表示区間が2kmである点において図3や図6に示したスライダーSD1と同様である。
また、図7に示すように、スライダーSD2が示すサムネイル表示区間に対応するサムネイル画像SM7-SM12が表示されている。サムネイル画像SM1-SM6と同様に、サムネイル画像SM7-SM12は、0.4km毎の等距離間隔で配列されている。従って、合計走行距離が20kmの場合と40kmとの場合とで、同じ距離間隔でサムネイル画像が表示されている。
このように、本実施例において、等距離間隔で配列された複数のサムネイル画像を再生操作画像PC内に表示させることができる。
なお、スライダーSD1(図3)は、合計走行距離20kmに対応するシークバーSB内に2kmに対応する幅をもって表示されている。これに対して、スライダーSD2は、合計走行距離40kmに対応するシークバーSB内に2kmに対応する幅をもって表示されているので、スライダーSD2は、スライダーSD1よりも、走行距離に沿った方向における長さが短くなっている。
なお、サムネイル画像がスライダーSD2に対応して表示される場合に限られず、例えば、動画の全範囲がサムネイル表示区間となってもよい。例えば、サムネイルの表示数を固定の数とし、合計走行距離をサムネイル画像の表示数によって等分した距離を単位とした等距離間隔で、サムネイル画像が表示されてもよい。また、例えば、サムネイル画像を生成する数を固定の数とし、合計走行距離をサムネイル画像の生成数によって等分した等距離間隔でサムネイル画像が生成されてもよい。
なお、例えば、シークバーSBのスケールは、自動車Mの現在の累積走行距離に追従してリアルタイムに変更されてもよい。その場合にも、一定の距離間隔で、サムネイル画像が表示されてもよく、スライダーSD2の第2ディスプレイ17A上におけるサイズが変更されてもよい。
図8は、再生操作画像PCの一例を示す図である。図8は、自動車Mの合計走行距離が40kmである場合を示している。
図8には、シークバーSB及びシークバーSB内のスライダーSD3が表示されている。シークバーSBの左端の位置が一連の動画の撮影開始位置0kmに対応し、シークバーSBの右端の位置が一連の動画の最後の撮像位置である累積走行距離40kmの位置に対応する。
図8において、シークバーSB上の累積走行距離20km-24kmに対応する位置にスライダーSD3が表示されている。また、図8には、スライダーSD3に対応するサムネイル画像SM13-SM18が表示されている。図8に示すように、サムネイル画像SM13-SM18は、0.8km毎の等距離間隔で配列されている。
例えば、図3では、自動車Mの合計走行距離が20kmである場合に、サムネイル画像間は、0.4km毎の等距離間隔で配列されている。これと比較して、図8では、合計走行距離が40kmである場合に、サムネイル画像間は、0.8km毎の等距離間隔で配列されている。つまり、図3及び図8を参照すると、合計走行距離が大きいほど、大きい(長い)距離間隔でサムネイル画像が表示されている。
例えば、移動距離保有動画から複数のフレーム画像が抽出される際に、自動車Mの合計走行距離が大きいほど、大きい距離間隔で複数のフレーム画像が抽出されてサムネイル画像が生成されてもよい。これによって、合計走行距離が大きくなっても、検索の対象となるサムネイル生成数が増加しないため、検索の際の煩雑さが緩和されてユーザが効率良く所望のサムネイル画像を検索することができる。
図9は、本実施例において、移動距離保有動画が生成される際に制御部29によって実行されるルーチンの一例である移動距離保有動画生成ルーチンRT1を示すフローチャートである。制御部29は、例えば自動車MのエンジンがONになると、移動距離保有動画生成ルーチンRT1を開始する。
制御部29は、移動距離保有動画生成ルーチンRT1を開始すると、カメラ13による撮影が開始されたか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11において、制御部29は、入力部19を介して、例えば、カメラ13の電源がONになったか否かを判定する。
制御部29は、ステップS11において、撮影が開始されていないと判定する(ステップS11:NO)と、ステップS11を繰り返し、撮影が開始されたか否かを再び判定する。
制御部29は、ステップS11において、撮影が開始されたと判定する(ステップS11:YES)と、移動距離の積算を開始する(ステップS12)。ステップS12において、制御部29は、入力部19を介して速度センサ21又はGPS受信機22から取得した情報に基づいて自動車Mが走行を開始すると同時に一連の動画の撮影が開始された時点からの累積走行距離の算出を開始する。ステップS12において、制御部29は、移動距離取得部として機能する。
制御部29は、ステップS12の実行後、カメラ13が撮影した動画の取得を開始し、当該動画を構成する複数のフレーム画像の各々に、当該フレーム画像の各々が撮影された時点における自動車Mの積算走行距離を対応付けることで移動距離保有動画の生成を開始する(ステップS13)。ステップS13において、制御部29は、移動距離保有動画生成部として機能する。
ステップS13において、制御部29は、例えば図5に示したように、フレーム画像の各々に付されたフレーム番号毎に、自動車Mの走行が開始されてからの経過時間及び当該経過時間における積算走行距離を対応付ける。
例えば、ステップS13において、制御部29は、走行距離保有動画の記憶部27への記憶を開始してもよい。当該記憶の際に、制御部29は、録画制御部として機能する。
制御部29は、ステップS13の実行後、カメラ13による撮影が終了されたか否かを判定する(ステップS14)。ステップS14において、制御部29は、入力部19を介して、例えば、カメラ13の電源がOFFになったか否かを判定する。
制御部29は、ステップS14において、撮影が終了されていないと判定する(ステップS14:NO)と、ステップS14を繰り返し、撮影が終了されたか否かを再び判定する。
制御部29は、ステップS14において、撮影が終了されたと判定する(ステップS14:YES)と、移動距離保有動画の生成を終了する(ステップS15)。
制御部29は、ステップS15の実行後、移動距離の積算を終了する(ステップS16)。制御部29は、ステップS16の実行後、移動距離保有動画生成ルーチンRT1の最初に戻り、移動距離保有動画生成ルーチンRT1を繰り返し実行する。
図10は、本実施例において、サムネイル画像が生成される際に、制御部29によって実行されるルーチンの一例であるサムネイル画像生成ルーチンRT2を示すフローチャートである。例えば、制御部29は、移動距離保有動画生成ルーチンRT1において、移動距離保有動画の生成を開始する(ステップS13)と、サムネイル画像生成ルーチンRT2を開始する。
制御部29は、移動距離保有動画を取得する(ステップS21)。例えば、ステップS21において、制御部29は、カメラ13によって撮影された動画及び当該動画を構成するフレーム画像の各々に、自動車Mの走行が開始されてからの経過時間と、当該経過時間における積算走行距離と、が対応付けられたデータ(例えば、テーブルTB1)を取得する。例えば、制御部29は、当該移動距離保有動画を記憶部27から取得してもよい。
制御部29は、ステップS21の実行後、移動距離保有動画から複数のフレーム画像を抽出する(ステップS22)。ステップS22において、例えば、移動距離保有動画を構成する全てのフレーム画像の中から、各々のフレームの撮像地点が等距離間隔となるように複数のフレーム画像が抽出される。
例えば、ステップS22において、等距離間隔で複数のフレーム画像が抽出される際の距離間隔は、自動車Mの合計走行距離の大小に関わらず一定の距離間隔であってもよい。また、例えば、ステップS22において、合計走行距離が大きいほど、大きい距離間隔で複数のフレーム画像が抽出されてもよい。
制御部29は、ステップS22実行後、抽出したフレーム画像の各々をサムネイル化してサムネイル画像を生成する(ステップS23)。例えば、制御部29は、ステップS23において、ステップS22において抽出した複数のフレーム画像の各々を縮小して複数のサムネイル画像を生成する。
制御部29は、ステップS23の実行後、サムネイル画像を累積移動距離順に配列する(ステップS24)。例えば、制御部29は、ステップS24において、ステップS23において生成された複数のサムネイル画像の各々を、累積移動距離順に配列したサムネイル画像群を生成する。例えば、ステップS23において、複数のサムネイル画像の各々は、フレーム画像に対応付けられた累積移動距離が小さい順に配列される。
制御部29は、ステップS24の実行後、サムネイル画像生成ルーチンRT2の最初に戻り、サムネイル画像生成ルーチンRT2を繰り返し実行する。
例えば、サムネイル画像生成ルーチンRT2は、一連の動画の撮影が終了した後に実行されてもよく、一連の動画の撮影と並行してリアルタイムで実行されてもよい。例えば、リアルタイムで実行される場合、最新のフレーム画像は、現時点での合計走行距離となる。
以上、説明したように、本発明によれば、移動体からの風景が撮影された動画の再生において、ユーザに提示するためのサムネイル画像を生成することができる。当該サムネイル画像は、動画を構成するフレーム画像が撮影された時点の移動体の累積移動距離に基づいて抽出されてサムネイル化されることで生成される。従って、移動体の移動速度に影響されることがなく、累積移動距離に対応付けられたサムネイル画像が生成される。
従って、ユーザは、動画の再生を開始したい箇所を検索する際に、当該動画の撮影が開始された時点から当該動画を構成する複数のフレーム画像の各々が撮影された時点までの移動体の累積移動距離に対応付けられたサムネイル画像を用いて効率良く検索することができ、当該動画の所望の箇所を容易に見つけることが可能となる。従って、本発明によれば、効率の良い検索を可能とし、当該動画の所望の箇所を容易に見つけることを可能にする画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム及び記録媒体を提供することができる。
[変形例]
図11~図14を参照しつつ、本実施例の変形例に係る動画再生装置10について説明する。本変形例の動画再生装置10は、上記の実施例における画像生成装置10と同様に構成されている。上述したように、画像生成装置10は、カメラ13が撮影した一連の動画の再生、早送り及び早戻しの制御を行う動画再生装置としても機能する。本変形例において、再生、早送り及び早戻しの速度は、一連の動画の撮影の開始から終了までの間の自動車Mの合計走行距離に応じた速度となるように制御される。
図11は、本変形例の動画再生装置10が一連の動画の再生、早送り又は早戻しの制御を行う際に用いられるデータの一例であるテーブルTB2を示す図である。
テーブルTB2には、合計走行距離(km)毎に、再生速度及び早送り/早戻し速度が記載されている。再生速度及び早送り/早戻し速度は、動画に付されたタイムコードに基づいて定まる基本速度に対する倍率として示されている。
図11に示すように、テーブルTB2において、合計走行距離が0.5km、1km、5kmの場合はいずれも早送り/早戻し速度が「×10」(10倍)である。テーブルTB2において、合計走行距離が10km以上になると、合計走行距離が大きくなるほど早送り/早戻し速度が速くなっている。
例えば、テーブルTB2のデータを用いた再生制御において、合計走行距離の閾値を10kmとして、合計走行距離が閾値以上になると早送り/早戻し速度が速くなるように制御される。
このように制御することで、合計走行距離が大きくなることによって録画時間が長くなった場合にも、早送り/早戻しに要する時間が長くなりすぎることを抑制することができる。従って、ユーザは早送り又は早戻しによって所望の動画の部分を検索する際に、再生速度や早送り速度を切替えるといった、煩雑さが軽減されて効率良く検索することができる。
また、図11に示すように、テーブルTB2において、合計走行距離が0.5km、1km、5kmの場合はいずれも再生速度が「×1.0」(1倍)であり、基準速度である。テーブルTB2において、合計走行距離が10km以上になると、合計走行距離が大きくなるほど再生速度が速くなっている。
例えば、テーブルTB2のデータを用いた再生制御において、合計走行距離の閾値を10kmとして、合計走行距離が閾値以上になると再生速度が速くなるように制御される。
このように制御することで、合計走行距離が大きくなっても再生に要する時間が長くなりすぎることを防ぐことができる。従って、ユーザは一連の動画を再生して、ストレスを感じることなく快適に動画を見ることができる。
なお、テーブルTB2における再生、早送り/早戻しの上記の倍率は一例に過ぎず、自動車Mの走行速度等に応じて適宜設定することができる。例えば、走行するエリアが高速道路の場合と市街地の場合とで異なる倍率としてもよい。また、合計走行距離の閾値は、図11においては例えば10kmであるがこれに限られず、例えば10kmよりも短い距離を閾値としてもよく、例えば10kmよりも長い距離を閾値としてもよい。合計走行距離の閾値として、任意の閾値を適宜設定することができる。なお、閾値を設けずに、常に合計走行距離に応じた再生、早送り又は早戻しの制御を行うこととしてもよい。
図12は、本実施例の変形例に係る動画再生装置10のタッチパネル17に表示される再生操作画像PCの一例を示す図である。
図12は、ユーザの指FNが、ボタン領域AR1内の早送りボタンFFが表示されている領域に接触して早送りボタンFFを押している様子を示している。図12において、再生ボタンPL、早送りボタンFF、及び早戻しボタンRWの各々に、一連の動画について再生、早送り及び早戻しの制御が行われる速度が表示されている。
具体的には、図12において、早送りボタンFFの近傍に、「×60」と表示されている。当該表示は、本変形例の動画再生装置10によって、動画の早送りの制御がされる際に、早送り速度が基本の再生速度の60倍である60倍速となるように制御されることを表わしている。
また、早戻しボタンRWの近傍にも「×60」と表示されており、早戻しの速度が基本の再生速度の60倍である60倍速となるように制御されることを表わしている。
さらに、再生ボタンPLの近傍に、「×1.5」と表示されている。当該表示は、本変形例の動画再生装置10による再生速度が基本の再生速度の1.5倍である1.5倍速となるように制御されることを表わしている。
本変形例において、動画再生装置10は、早送りボタンFFへの操作を受け付けると、第1ディスプレイ15に表示されている動画の早送りの制御を行う。図12に示す例においては、基本速度の60倍で早送り制御された動画が第1ディスプレイ15(図2参照)に表示される。
図12に示すように、検索領域AR2には、シークバーSBが表示され、シークバーSB内にスライダーSD4が表示されている。例えば、上述したように、自動車Mの走行距離がスライダーSD4の中心であるマーカMKに対応する累積走行距離となった地点で撮影された画像が第1ディスプレイ15に表示されている。
例えば、早送りによる動画の進行に合わせてマーカMKを中心とするスライダーSD4がシークバーSB上を移動してもよい。また、早送りに伴うスライダーSD4の移動に追従して、スライダーSD4が示すサムネイル表示区間に対応するサムネイル画像が表示されてもよい。なお、本変形例においては、サムネイル画像が表示されていなくともよい。
図13及び図14は、一連の動画の早送りの制御の際に制御部29によって実行されるルーチンの一例である早送り制御ルーチンRT3を示すフローチャートである。制御部29は、例えば、一連の動画の撮影が終了すると、早送り制御ルーチンRT3を開始する。
動画取得部としての制御部29は、早送り制御ルーチンRT3を開始すると、入力部19を介して、カメラ13によって撮影された一連の動画を取得する(ステップS31)。
制御部29は、ステップS31の実行後、再生操作画像PCの再生ボタンPLが押されたか否かを判定する(ステップS32)。ステップS32において、制御部29は、操作受付部として機能し、再生ボタンPLに接触することによって再生を指示する指示操作を受け付けたか否かを判定する。例えば、制御部29は、ステップS32において、入力部19及びタッチパッド17Bを介して、再生の指示操作を受け付けたか否かを判定する。
制御部29は、ステップS32において、再生ボタンが押されていないと判定する(ステップS32:NO)と、ステップS32を繰り返し、再生ボタンが押されたか否かを再び判定する。
制御部29は、ステップS32において、再生ボタンが押されたと判定する(ステップS32:YES)と、一連の動画の再生を開始する(ステップS33)。例えば、ステップS33において、制御部29は、一連の動画を再生した映像を第1ディスプレイ15に出力する。
制御部29は、ステップS33の実行後、再生操作画像PCの早送りボタンFFが押されたか否かを判定する(ステップS34)。ステップS34において、制御部29は、操作受付部として機能し、例えば早送りボタンFFに接触することによって早送りを指示する指示操作を受け付けたか否かを判定する。例えば、制御部29は、ステップS34において、入力部19及びタッチパッド17Bを介して、早送りの指示操作を受け付けたか否かを判定する。
制御部29は、ステップS34において、早送りボタンFFが押されたと判定する(ステップS34:YES)と、一連の動画の撮影が開始された時点から終了した時点までの自動車Mの移動距離である合計移動距離(合計走行距離)が閾値以上であるか否かを判定する(ステップS35)。
ステップS35において、制御部29は、例えば図11に示したテーブルTB2を参照し、例えば合計走行距離が、早送り速度を変更するための閾値以上であるか否かを判定する。
制御部29は、ステップS35において、合計移動距離が閾値以上ではないと判定する(ステップS35:NO)と、通常の早送り速度で一連の動画の早送りの制御を開始する(ステップS36)。ステップS36において、例えば、基本速度の10倍の速度で早送りの制御が開始される。
制御部29は、ステップS35において、合計移動距離が閾値以上であると判定する(ステップS35:NO)と、通常の早送り速度よりも高速で早送りの制御を開始する(ステップS37)。例えば、テーブルTB2を用いて、例えば合計移動距離が30kmである場合には、通常の早送り速度である基準速度の10倍よりも高速の、基準速度の60倍の速度で早送りの制御が開始される。
制御部29は、ステップS36及びステップS37において、合計移動距離に応じた速度で一連の動画の早送りの制御を行う。なお、制御部29は、早送りの制御と同様に、合計移動距離に応じた速度で一連の動画の早戻しの制御を行うことが可能である。
制御部29は、ステップS36又はステップS37の実行後、早送りボタンがOFFされたか否かを判定する(ステップS38)。ステップS38において、例えば、制御部29は、再生操作画像PCの早送りボタンFFからユーザの指FNが離れた場合に、早送りボタンがOFFされたと判定する。
制御部29は、ステップS38において、早送りボタンがOFFされていないと判定する(ステップS38:NO)と、早送りの制御を継続しつつステップS38を繰り返し、早送りボタンがOFFされたか否かを再び判定する。
制御部29は、ステップS38において、早送りボタンがOFFされたと判定する(ステップS38:YES)と、一連の動画の早送りの制御を停止する(ステップS39)。ステップS39において、例えば、早送りの制御が停止されると、第1ディスプレイ15に早送りの状態で表示されていた動画が停止し、静止画が表示されてもよい。また、例えば、早送りの制御が停止されると、第1ディスプレイ15に早送りの状態で表示されていた動画が、再生の制御がされている状態に戻ってもよい。
制御部29は、ステップS39の実行後、又はステップS34において早送りボタンが押されていないと判定した場合、再生ボタンがOFFになったか否かを判定する(ステップS40)。例えば、ステップS40において、再生操作画像PC(図12)の停止ボタンが押された場合に、再生ボタンがOFFになったと判定される。
制御部29は、ステップS40において、再生ボタンがOFFになっていないと判定すると、ステップS34に戻り、早送りボタンが押されたかどうかを再び判定する。
制御部29は、ステップS40において、再生ボタンがOFFになったと判定すると、再生の制御を終了する(ステップS41)。その後、制御部29は、早送り制御ルーチンRT3を繰り返し実行する。
ステップS33~S41において、制御部29は、再生制御部として機能する。
なお、ステップS33において再生の制御が開始される際に、合計走行距離に応じた速度で一連の動画が再生されてもよい。例えば、合計走行距離が大きいほど早い速度で再生されてもよい。例えば、図11のテーブルTB2に示したように、所定の合計走行距離までは基本速度で再生され、所定の合計走行距離以上になると、基本速度よりも速い速度で再生されてもよい。
以上、説明したように、本変形例によれば、移動体からの風景が撮影された動画の再生において、ユーザが動画の再生を開始したい箇所を検索する際に、合計走行距離が長くなった場合でも、通常よりも速い速度で早送り及び早戻しの制御が可能である。従って、効率の良い検索を可能とし、当該動画の所望の箇所を容易に見つけることを可能にする動画再生装置、動画再生方法、動画生成プログラム及び記録媒体を提供することができる。
なお、上記の実施例及び変形例において、一連の動画の撮影が開始されてから終了するまでの自動車Mの移動距離である合計走行距離に応じて、サムネイル画像を生成する際のフレーム画像の抽出態様及び早送り速度を決定する例について説明した。
合計走行距離に関して、例えば、撮影された動画全体のうち一部分が再生部分として指定されている場合又は撮影された動画の一部分が再生部分として抽出されたものを再生する場合は、当該再生部分の先頭時点から終了時点までの自動車Mの走行距離を合計走行距離として、フレーム画像の抽出態様又は早送り速度を決定してもよい。
なお、上記の実施例及び変形例において、画像生成装置10が移動体に搭載される場合について説明したが、これに限られない。例えば、画像生成装置10は、ユーザが携帯する端末装置に搭載されていてもよい。
動画を取得するカメラが移動体に設けられている例について説明したが、これに限られない。少なくとも動画の取得に移動が伴っていればよい。例えば、画像生成装置10は、移動するカメラと別の場所に設けられていてもよく、当該カメラによって撮影された動画を取得できればよい。
また、第1ディスプレイ15は、自動車Mの窓に設けられている例について説明したが、これに限られない。第1ディスプレイ15は、再生制御部としての制御部29によって再生された映像を表示可能に設けられていればよい。
また、第1ディスプレイ15は、透明である場合に限られず、半透明又は不透明であってもよい。
なお、第2ディスプレイ17Aが第1ディスプレイ15とは別体として設けられている例について説明したが、これに限られない。例えば、第1ディスプレイ15の動画表示面15Aの一部に、操作用の画像を表示可能な領域を設けて、再生操作画像PCを表示してもよい。
上述した実施例及び変形例における構成は例示に過ぎず、用途等に応じて適宜選択及び変更可能である。
10 画像生成装置、動画再生装置
13 カメラ
15 第1ディスプレイ
17 タッチパネル
17A 第2ディスプレイ
17B タッチパッド
18 システムバス
19 入力部
21 速度センサ
22 GPS受信機
23 出力部
24 速度センサ
25 操作入力部
27 記憶部
29 制御部

Claims (3)

  1. 移動体から撮影された一連の動画を取得する動画取得部と、
    前記一連の動画の撮影が開始された時点からの移動距離を取得する移動距離取得部と、
    前記一連の動画に含まれるフレーム画像であって前記移動距離が対応付けられたフレーム画像を、サムネイル画像として抽出して前記移動距離の順に配列したサムネイル画像群を生成するサムネイル画像生成部と、
    を有することを特徴とする画像生成装置。
  2. 前記サムネイル画像生成部は、前記移動距離の間隔が等しくなるように配列した前記サムネイル画像群を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  3. 移動体から撮影された一連の動画を取得する動画取得ステップと、
    前記一連の動画の撮影が開始された時点からの移動距離を取得する移動距離取得ステップと、
    前記一連の動画に含まれるフレーム画像であって前記移動距離が対応付けられたフレーム画像を、サムネイル画像として抽出して前記移動距離の順に配列したサムネイル画像群を生成するサムネイル画像生成ステップと、
    を有することを特徴とする画像生成方法。
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