JP2023144225A - 転写装置および転写方法 - Google Patents

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達弥 岡田
Tatsuya Okada
浩一 風間
Koichi Kazama
敏行 陣田
Toshiyuki Jinta
義之 新井
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Abstract

Figure 2023144225000001
【課題】素子を位置精度良く転写することができる転写装置および転写方法を提供する。
【解決手段】転写基板22に保持された素子21を被転写基板23へ転写する転写装置10であって、素子21を挟んで転写基板22と被転写基板23とが対向した状態において転写基板22を通して素子21に向けて活性エネルギー線11を照射し、素子21を転写基板22から剥離させて被転写基板23へ移動させる、エネルギー照射部12を有し、エネルギー照射部12は、1つの素子21の剥離にかかる活性エネルギー線11の照射領域において付与するエネルギーの時間積分値と活性エネルギー線11の照射タイミングの少なくとも一方が偏りを有するように照射領域に活性エネルギー線11を照射する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光エネルギーを転写基板に照射し、レーザリフトオフにより素子を被転写基板へ転写する、転写装置および転写方法に関する。
近年、半導体チップはコスト低減のために小型化され、この小型化した半導体チップを高精度に実装するための取組みが行われている。この小型化したチップを高速で実装するにあたり、転写基板に接合されたチップの転写基板との接合面へレーザを照射することによってアブレーションを生じさせ、チップを転写基板から剥離、付勢させて被転写基板へと転写する、いわゆるレーザリフトオフなる手法が採用されている。
特許文献1には、アブレーション技術を用いて素子を転写する素子の転写装置が開示されている。この素子の転写装置では、レーザビームを発生させるレーザ光源と、そのレーザ光源からのレーザビームを所要の方向に反射させる反射手段と、その反射手段と連動してレーザビームの照射及び非照射を制御する制御手段とを有するレーザ照射装置を用いて、転写元基板上に複数配列された素子の一部に対してレーザビームを選択的に照射し、アブレーション(溶発)を発生させる。この選択的なアブレーションによって素子の一部が転写先基板上に転写される。すなわち、レーザリフトオフにより素子が転写元基板から転写先基板へ転写される。
特開2006-041500号公報
しかし、上記のレーザリフトオフを利用して転写元基板から転写先基板への素子の転写を行った場合、図6に鎖線で示す転写先基板上の目標位置92へ精度良く素子91を転写できない可能性があるという問題があった。具体的には、転写元基板に設けられた素子91を粘着保持する粘着層の保持力やレーザビームの照射強度にむらがあった場合に、そのむらが微小であっても、転写元基板から離れた瞬間の素子91の移動速度や移動方向に差が生じ、その結果、目標位置92へ精度良く素子91を転写できないという問題があった。
本願発明は、上記問題点を鑑み、素子を位置精度良く転写することができる転写装置および転写方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の転写装置は、転写基板に保持された素子を被転写基板へ転写する転写装置であって、素子を挟んで前記転写基板と前記被転写基板とが対向した状態において前記転写基板を通して素子に向けて活性エネルギー線を照射し、素子を前記転写基板から剥離させて前記被転写基板へ移動させる、エネルギー照射部を有し、前記エネルギー照射部は、前記転写基板における1つの素子の保持領域において付与するエネルギーの時間積分値と活性エネルギー線の照射タイミングの少なくとも一方が偏りを有するように素子の前記保持領域に活性エネルギー線を照射することを特徴としている。
この転写装置により、転写基板から素子が剥離する際に素子の保持面に作用する力に意図的に偏りを持たせることができ、その偏りが素子の保持力や活性エネルギー線の強度のばらつきの影響を無視できるほどに大きければ、結果的に素子の挙動を均一にすることができる。
また、前記エネルギー照射部から照射される活性エネルギー線が照射面に付与するエネルギーの強度分布が非対称であることにより、前記保持領域に対して付与するエネルギーの時間積分値が偏りを有すると良い。
また前記エネルギー照射部が活性エネルギー線の中心軸が素子の中心からずれるよう、素子の近傍に活性エネルギー線を照射することにより、前記保持領域に対して付与するエネルギーの時間積分値が偏りを有しても良い。
また、前記エネルギー照射部が前記保持領域において付与するエネルギーの時間積分値と活性エネルギー線の照射タイミングの少なくとも一方が偏りを有するように素子の近傍に活性エネルギー線を照射した結果、活性エネルギー線の照射方向と交わる方向への所定のオフセットを与えつつ前記転写基板から前記被転写基板へ素子を移動させても良い。
また、上記課題を解決するために本発明の転写方法は、転写基板に保持された素子を被転写基板へ転写する転写方法であって、素子を挟んで前記転写基板と前記被転写基板とが対向した状態において前記転写基板を通して素子に向けて活性エネルギー線を照射し、素子を前記転写基板から剥離させて前記被転写基板へ移動させる、エネルギー照射工程を有し、前記エネルギー照射工程では、前記転写基板における1つの素子の保持領域において付与するエネルギーの時間積分値と活性エネルギー線の照射タイミングの少なくとも一方が偏りを有するように前記保持領域に活性エネルギー線を照射することを特徴としている。
この転写方法により、転写基板から素子が剥離する際に素子の保持面に作用する力に意図的に偏りを持たせることができ、その偏りが素子の保持力や活性エネルギー線の強度のばらつきの影響を無視できるほどに大きければ、結果的に素子の挙動を均一にすることができる。
本発明の転写装置および転写方法により、素子を位置精度良く転写することができる。
本発明の一実施形態における転写装置を説明する図である。 本発明の一実施形態における転写方法を説明する図である。 本実施形態の転写方法による素子の移動形態を説明する図である。 本発明の他の実施形態における転写方法を説明する図である。 本発明の他の実施形態における転写方法を説明する図である。 従来の転写方法による素子の転写結果を説明する図である。
本発明の一実施形態における転写装置について、図1を参照して説明する。
転写装置10は、レーザ光11を照射するレーザ照射部12、転写基板22を保持して少なくともX軸方向、Y軸方向に移動可能な転写基板把持部13、転写基板把持部13の下側にあって転写基板22と隙間を有して対向するように被転写基板23を保持する被転写基板把持部14、および図示しない制御部を備えており、転写基板22にレーザ光11を照射することによって転写基板でアブレーションを生じさせ、転写基板22から被転写基板23へ素子21を転写する。
レーザ照射部12は、本発明におけるエネルギー照射部の一実施形態であり、活性エネルギー線であるエキシマレーザなどのレーザ光11を照射する装置であり、転写装置10に固定して設けられる。本実施形態においては、レーザ照射部12はスポット状のレーザ光11を照射し、レーザ光11は、制御部により角度が調節されるガルバノミラー15およびfθレンズ16を介してX軸方向およびY軸方向の照射位置が制御され、転写基板把持部13に保持された転写基板22に複数配置されている素子21に選択的に照射する。レーザ光11が転写基板22を通して素子21近傍に入射することによって、転写基板22と素子21との間で活性エネルギー(光エネルギー)の付与によるアブレーションが生じ、このアブレーションによって素子21は付勢され、転写基板22から被転写基板23へ素子21が転写される。なお、本説明では素子21はLEDなどの半導体チップであり、以降、チップ21とも呼ぶ。また、チップ21の一方の面には、図2(a)に示すように配線基板との導通を得るためのバンプ21aが設けられている。本説明では、バンプ21aが設けられている方のチップ21の面をバンプ面とも呼ぶ。
転写基板把持部13は開口を有し、転写基板22の外周部近傍を吸着把持する。転写基板把持部13に保持された転写基板22へこの開口を介してレーザ照射部12から発せられたレーザ光11を当てることができる。
転写基板22は、ガラスなどを材料としてレーザ光11を透過することが可能な基板であり、下面側でチップ21を保持する。また、この転写基板22のチップ21を保持する面には図2(a)に示すようにアブレーション層24が形成されており、このアブレーション層24の表面は粘着性を有する。このアブレーション層24の表面の粘着力がチップ21の保持力となり、チップ21を粘着保持する。
また、転写基板把持部13は図示しない移動機構により、少なくともX軸方向、Y軸方向に関して被転写基板把持部14に対して相対移動する。図示しない制御部がこの移動機構を制御し、転写基板把持部13の位置を調節することにより、転写基板22に保持されたチップ1の被転写基板23に対する相対位置を調節することができる。
被転写基板把持部14は、上面に平坦面を有し、チップ21の転写工程中、転写基板22のアブレーション層24およびアブレーション層24が保持するチップ21と被転写基板23の被転写面が対向するように被転写基板23を把持する。この被転写基板把持部14の上面には複数の吸引孔が設けられており、吸引力により被転写基板23の裏面(チップ1が転写されない方の面)を把持する。
ここで、本実施形態における被転写基板23は、ガラスなどを材料とする基板であり、被転写面(チップ21を受ける側の面)は粘着性を有し、転写基板22から転写されたチップ21を粘着保持する。
なお、本実施形態では、転写基板把持部13のみがX軸方向およびY軸方向に移動することにより転写基板把持部13と被転写基板把持部14とが相対移動する形態をとっているが、被転写基板23の寸法が大きく、レーザ光11の照射範囲の直下に被転写基板23の全面が位置できない場合には、被転写基板把持部14にもX軸方向およびY軸方向の移動機構が設けられていても良い。
以上の構成を有する転写装置10による本発明にかかるチップ21の転写方法を図2で説明する。図2(a)は、チップ21へのレーザ光11の照射形態の正面図であり、図2(b)は、チップ21近傍に照射されるレーザ光11の強度分布を示すグラフである。
転写基板22のチップ21を保持する面には、上述の通りアブレーション層24が形成されている。このアブレーション層24は、表面に粘着性を有しているとともに、レーザ光11が照射されることによりアブレーションが生じる性質を有している。このアブレーション層24に、チップ21はバンプ面と反対側の面である平坦面が粘着保持されている。以降、本説明ではバンプ面の反対面側を裏面側とも呼ぶ。
ここで、チップ21を挟んで転写基板22と被転写基板23とが対向した状態において転写基板22を通してチップ21に向けてレーザ光11が照射され、アブレーション層24におけるチップ21を粘着保持している部分(すなわち、チップ21の近傍)にレーザ光11が照射されることによって、アブレーション層24の材料が分解され、ガスが発生する。このアブレーション層24の材料の分解およびガスの発生により、チップ21は転写基板22から剥離するとともに付勢され、被転写基板23の方へ移動する。すなわち、レーザリフトオフが実施される。
ここで、本実施形態では、図2(b)に示すようにレーザ照射部12から照射されるレーザ光11がチップ21近傍の照射領域(チップ21の保持領域)に付与するエネルギーの強度分布が非対称となっている。このような非対称の強度分布を有するレーザ光11を所定時間照射することにより、1つのチップ21の剥離にかかるレーザ光11の照射領域に対して付与するエネルギーの時間積分値に偏りが生じる。
このように1つのチップ21の剥離にかかるレーザ光11の照射領域に対して付与するエネルギーの時間積分値が偏りを有することによって、転写基板22からチップ21が剥離する際にチップ21の転写基板22に保持される面に作用する力に意図的に偏りを持たせることができる。そして、その偏りがアブレーション層24によるチップ21の保持力やレーザ光11の照射強度のばらつきよりも充分大きければ、これらの影響は無視可能であり、結果的にチップ21の挙動を均一にすることができる。
図3に本実施形態での転写基板22から被転写基板23へのチップ21の移動形態を示す。
図3に示す例では、転写基板22からチップ21が剥離する際にチップ21の転写基板22に保持される面に作用する力に意図的に偏りを持たせた結果、レーザ光11の照射方向(Z軸方向)に対してチップ21はまっすぐに移動せず、レーザ光11の照射方向と交わる方向(図3ではX軸方向)への所定のオフセットが与えられ、チップ21は転写基板22から被転写基板23へ移動し、被転写基板23の粘着層25に粘着保持される。
このようにチップ21がまっすぐ移動せずにオフセットを有して被転写基板23に到達するとしても、図3に距離Dで示すようにオフセット値がアブレーション層24によるチップ21の保持力やレーザ光11の照射強度のばらつきの影響が無視されて均一になっていれば、このオフセットをあらかじめ考慮して転写基板22を配置させることによって結果的に位置精度良く被転写基板23へチップ21を転写することができる。
次に、本発明の他の実施形態におけるチップの転写方法を図4に示す。
図2に示す実施形態では、エネルギー照射部であるレーザ光源12から照射されるレーザ光11が照射領域に付与するエネルギーの強度分布が非対称であることにより、付与するエネルギーの時間積分値が偏りを有するようにしていた。これに対し、本実施形態では、図4(b)に示すようにレーザ光11が照射領域に付与するエネルギーの強度分布が対称である一方、図4(a)に示すようにレーザ光11の中心軸がチップ21の中心軸からずれるよう照射されている。こうすることにより、図4(b)にハッチングで示すようにチップ21の剥離に寄与する部分(チップ21の保持領域)においては付与するエネルギーの時間積分値に偏りを持たせることが可能であるため、転写基板22からチップ21が剥離する際にチップ21の転写基板22に保持される面に作用する力に意図的に偏りを持たせことができる。なお、この実施形態における対称なエネルギー強度分布を有するレーザ光11とは、レーザ光11の断面プロファイルがガウス分布を有するものであっても良く、また、フラットトップ形状を有するものであっても良い。また、レーザ光11の横断面形状は未加工の丸形状であっても良く、また、マスクなどを通過させることによって矩形など丸形状以外に整形されていても良い。
次に、本発明のさらに他の実施形態におけるチップの転写方法を図5に示す。
本実施形態では、チップ21を剥離させるためにレーザ光11を照射する照射領域の大きさに対して照射面積が小さいレーザ光11を複数回所定の順序で照射している。すなわち、1つの照射領域に対して照射タイミングに偏りを持たせてレーザ光11を照射している。このように照射領域内でレーザ光11の照射タイミングに偏りを持たせることにより、チップ21が転写基板22から剥離する直前ではチップ21の転写基板22と対向する面の一部のみがアブレーション層24に保持された状態となり、転写基板22からチップ21が剥離する際にチップ21の転写基板22と対向する面の一部のみにアブレーションによる力が作用する。すなわち、転写基板22と対向する面に作用する力に偏りを有している。この実施形態にてチップ21を転写する場合、チップ21が転写基板22から剥離する直前においてチップ21を粘着保持する面積は比較的小さく、それに応じて粘着保持力のばらつきによる影響も小さくなる。そのため、全面を粘着保持した状態から転写する場合と比較してチップ21の転写位置精度を改善することができる。
以上の転写装置および転写方法により、素子を位置精度良く転写することが可能である。
ここで、本発明の転写装置および転写方法は、以上で説明した形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。たとえば、上記の説明では転写基板からチップが剥離する際にチップの転写基板に保持される面に作用する力に意図的に偏りを持たせた結果、レーザ光の照射方向に対してオフセットを持って被転写基板に転写されているが、必ずしもオフセットが生じなくても良い。
また、上記の説明では、チップの保持領域全体にレーザ光を照射し、かつ、1つの素子の保持領域において付与するエネルギーの時間積分値が偏りを有するようにしているが、これに限らず、たとえば矩形のチップの保持領域のうち1つの角部近傍のみレーザ光を照射する、というように、保持領域の一部にのみ活性エネルギー線を照射することにより1つの素子の保持領域において付与するエネルギーの時間積分値が偏りを有する状況を形成しても良い。
10 転写装置
11 レーザ光(活性エネルギー線)
12 レーザ光源(エネルギー照射部)
13 転写基板把持部
14 被転写基板把持部
15 ガルバノミラー
16 Fθレンズ
21 チップ(素子)
21a バンプ
22 転写基板
23 被転写基板
24 アブレーション層
25 粘着層
91 素子
92 目標位置

Claims (5)

  1. 転写基板に保持された素子を被転写基板へ転写する転写装置であって、
    素子を挟んで前記転写基板と前記被転写基板とが対向した状態において前記転写基板を通して素子に向けて活性エネルギー線を照射し、素子を前記転写基板から剥離させて前記被転写基板へ移動させる、エネルギー照射部を有し、
    前記エネルギー照射部は、前記転写基板における1つの素子の保持領域において付与するエネルギーの時間積分値と活性エネルギー線の照射タイミングの少なくとも一方が偏りを有するように素子の前記保持領域に活性エネルギー線を照射することを特徴とする、転写装置。
  2. 前記エネルギー照射部から照射される活性エネルギー線が照射面に付与するエネルギーの強度分布が非対称であることにより、前記保持領域に対して付与するエネルギーの時間積分値が偏りを有することを特徴とする、請求項1に記載の転写装置。
  3. 前記エネルギー照射部が活性エネルギー線の中心軸が素子の中心からずれるよう、素子の近傍に活性エネルギー線を照射することにより、前記保持領域に対して付与するエネルギーの時間積分値が偏りを有することを特徴とする、請求項1に記載の転写装置。
  4. 前記エネルギー照射部が前記保持領域において付与するエネルギーの時間積分値と活性エネルギー線の照射タイミングの少なくとも一方が偏りを有するように素子の近傍に活性エネルギー線を照射した結果、活性エネルギー線の照射方向と交わる方向への所定のオフセットを与えつつ前記転写基板から前記被転写基板へ素子を移動させることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の転写装置。
  5. 転写基板に保持された素子を被転写基板へ転写する転写方法であって、
    素子を挟んで前記転写基板と前記被転写基板とが対向した状態において前記転写基板を通して素子に向けて活性エネルギー線を照射し、素子を前記転写基板から剥離させて前記被転写基板へ移動させる、エネルギー照射工程を有し、
    前記エネルギー照射工程では、前記転写基板における1つの素子の保持領域において付与するエネルギーの時間積分値と活性エネルギー線の照射タイミングの少なくとも一方が偏りを有するように前記保持領域に活性エネルギー線を照射することを特徴とする、転写方法。
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