JP2023141759A - サポートプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、プリンタを利用可能な種々のアプリを簡単に管理できる技術を提供すること。【解決手段】補助プログラム42は、編集アプリ43等から出力された印刷指示があったことによって、汎用印刷プログラム41から処理が要求される。また、補助プログラム42は、プリンタ2が選択された状態で、起動指示をOS21が受け付けたことによって、汎用印刷プログラム41から処理が要求される。補助プログラム42は、起動指示をOS21が受け付けたことによって処理が要求された場合に、PC1のCPU11に、汎用印刷プログラム41を介して、プリンタ2が有する能力を示す能力情報を取得させ、管理対象となる複数のアプリのうち、取得された能力情報に示される能力を利用するアプリを示す情報を一覧表示させ、表示されるアプリの実行指示を受け付けさせる。【選択図】図1
Description
本明細書に開示される技術分野は、プリンタの制御をサポートするサポートプログラムに関する。
近年、前述したプリンタドライバを利用せず、オペレーティングシステム(OS)に標準に組み込まれている汎用印刷プログラムによってプリンタを制御する技術が実用化されている。この技術では、OSがプリンタを検知するとOS標準の汎用印刷プログラムとの関連付けを行い、以後、そのプリンタに対する印刷指示を受け付けた場合に、プリンタドライバを用いずに、OS標準の汎用印刷プログラムによる印刷が可能になる。
また、プリンタを利用可能な種々のアプリケーションプログラム(アプリ)が知られ、さらに複数のアプリを管理するアプリも知られている。例えば特許文献1には、アプリを管理するアプリ管理部と、プリンタを管理するプリンタ管理部とを備える情報処理装置であって、選択されたアプリに対応するプリンタの現在の状態を表示する構成が開示されている。
前述したように、プリンタとアプリとを対応付けて管理する技術が知られている。OS標準の汎用印刷プログラムを利用する環境であっても、プリンタを利用可能な種々のアプリを管理できることが望まれるが、OS標準の汎用印刷プログラムには、アプリの管理に関するインタフェースが設けられていないことから、改善の余地がある。
上述した課題の解決を目的としてなされたサポートプログラムは、情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、特定のプリンタに対応し、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムをサポートするサポートプログラムであって、前記オペレーティングシステムは、選択されたプリンタに対応するプログラムの起動指示を受け付けることが可能であり、前記汎用印刷プログラムには、前記起動指示に応じて処理を要求するプログラムがプリンタに関連付けられており、前記サポートプログラムは、複数のアプリケーションプログラムを管理対象とし、さらに前記サポートプログラムは、管理対象の前記アプリケーションプログラムごとの、利用する能力を示す情報を有しており、前記コンピュータに、前記情報処理装置に組み込まれているアプリケーションプログラムから出力された印刷指示であって、前記汎用印刷プログラムに対して画像の印刷を前記特定のプリンタに行わせる前記印刷指示があったことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、前記汎用印刷プログラムから前記画像を示す画像データを取得し、前記画像データに基づいて印刷コマンドを前記特定のプリンタに送信するための処理を実行させ、さらに前記コンピュータに、前記特定のプリンタが選択された状態で、前記起動指示を前記オペレーティングシステムが受け付けたことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、前記汎用印刷プログラムを介して、前記特定のプリンタが有する能力を示す能力情報を取得する取得処理と、管理対象となる前記複数のアプリケーションプログラムのうち、前記取得処理にて取得された前記能力情報に示される能力を利用するアプリケーションプログラムである特定のアプリケーションプログラムを示す情報についての一覧表示と、表示される前記特定のアプリケーションプログラムの実行指示の受け付けと、を行うための管理処理と、を実行させる、ように構成されている。
本明細書に開示されるサポートプログラムは、アプリケーションプログラムからの印刷指示とは別に、OSが起動指示を受け付けたことによっても処理が要求される。OSでの起動指示によって処理が要求された場合、サポートプログラムは、特定のプリンタの能力情報を取得し、管理対象のアプリのうち、取得された能力を利用する特定のアプリについて一覧表示し、表示される特定のアプリの実行指示を受け付ける。これにより、ユーザは、印刷以外のタイミングで、起動指示の入力という操作に基づいて特定のアプリを把握でき、さらには特定のアプリを実行できるので利便性が高い。
上記サポートプログラムが組み込まれた情報処理装置、サポートプログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体、及びサポートプログラムの機能を実現するための制御方法、サポートプログラムとプリンタとを含む印刷システムも、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、OS標準の汎用印刷プログラムが組み込まれた情報処理装置において、プリンタを利用可能な種々のアプリを簡単に管理できる技術が実現される。
以下、本形態の補助プログラムを利用するパーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本明細書は、PCにて実行される補助プログラムを開示する。
本形態のPC1は、図1に示すように、CPU11と、メモリ12と、を含むコントローラ10を備えている。PC1は、情報処理装置の一例である。CPU11は、コンピュータの一例である。また、PC1は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)13と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)14と、を備え、これらがコントローラ10に電気的に接続されている。なお、図1中のコントローラ10は、PC1の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にPC1に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU11は、メモリ12から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。メモリ12には、各種のプログラムや各種のデータが記憶されている。メモリ12は、各種の処理が実行される際の作業領域としても利用される。CPU11が備えるバッファも、メモリの一例である。なお、メモリ12の一例は、PC1に内蔵されるROM、RAM、HDD等に限らず、CPU11が読み取り可能かつ書き込み可能なストレージ媒体、例えば、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体であっても良い。
ユーザIF13は、ユーザに情報を報知するための画面を表示するハードウェアと、ユーザによる操作を受け付けるハードウェアと、を含む。なお、ユーザIF13は、情報を表示可能なディスプレイと、入力受付機能を有するマウスやキーボード等と、の組であっても良いし、表示機能と入力受付機能とを備えるタッチパネルであっても良い。
通信IF14は、プリンタ2等の外部装置と通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF14の通信規格は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、USBなどである。PC1は、通信IF14を介して、インターネットに接続可能であっても良い。また、PC1は、複数の通信規格に対応する複数の通信IF14を備えていてもよい。本形態のPC1は、通信IF14を介して、図1に示すように、プリンタ2に接続されている。プリンタ2は、少なくとも印刷機能と通信機能とを有する装置である。プリンタ2は、特定のプリンタの一例である。
PC1のメモリ12には、図1に示すように、汎用印刷プログラム41を含むオペレーティングシステム(以下、「OS」とする)21と、補助プログラム42と、編集アプリ43等の各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」とする)と、が記憶されている。OS21は、例えば、Windows(登録商標)、macOS(登録商標)、Linux(登録商標)、iOS(登録商標)、Android(登録商標)である。補助プログラム42は、サポートプログラムの一例である。
汎用印刷プログラム41は、OS21とともに提供されるOS標準のプログラムであり、プリンタ2等に印刷を実行させるための機能を有する。本形態の汎用印刷プログラム41は、印刷対象の画像データに基づいて、中間画像データを生成する機能を含むプログラムである。汎用印刷プログラム41は、各種のプリンタのベンダによって提供される複数種類のモデルのプリンタが共通に利用できる機能をサポートしている。汎用印刷プログラム41は、各種のプリンタに固有のプリンタドライバとは異なり、各種のプリンタが固有に備える機能の全てに対応するものではなく、サポートする機能は汎用的なものに限られる。
補助プログラム42は、対象のハードウェアの制御をサポートするプログラムまたはプログラム群である。本形態の補助プログラム42は、PC1に接続されているプリンタ2のモデルに対応するものであり、例えば、汎用印刷プログラム41を使用してプリンタ2に印刷を実行させる指示を受け付けた場合に、汎用印刷プログラム41から起動される。補助プログラム42は、例えば、印刷サポートアプリ(略称、PSA)、またはハードウェアサポートアプリ(略称、HSA)と呼ばれるものである。
なお、補助プログラム42は、それぞれが実行命令を受け付ける複数のプログラムの組み合わせであっても良いし、1つのプログラムであって命令に応じてそれぞれ異なる処理を実行できるプログラムであっても良い。また、補助プログラムは、プリンタのベンダによってプリンタのタイプごとに用意されるプログラムであっても良い。例えば、インクジェットプリンタ用の補助プログラムやレーザプリンタ用の補助プログラムが、それぞれ用意されても良い。プリンタのタイプごとに限らず、プリンタのモデルごとやプリンタのモデルのシリーズごとに用意される補助プログラムが有っても良い。
PC1のOS21は、例えば、新たなプリンタがPC1に接続された場合、接続されたプリンタのタイプやモデルに応じて、適切な補助プログラムをサーバ等からダウンロードしてPC1に組み込むことができる。OS21は、組み込んだ補助プログラムの識別情報を新たに接続されたプリンタのプリンタ情報と対応付けてメモリ12に記憶し、プリンタごとにプリンタキューを生成する。
編集アプリ43は、例えば、画像データや文書データの作成や編集を行うためのアプリである。編集アプリ43は、例えば、マイクロソフト(登録商標)製のワード(登録商標)やパワーポイント(登録商標)などであっても良いし、プリンタ2のベンダから提供されるアプリであっても良い。編集アプリ43は、ユーザIF13を介して、例えば、プリンタ2に印刷を実行させる印刷実行の指示を受け付け可能である。
次に、本形態のOS21と補助プログラム42とによる処理の手順について、図2のシーケンス図を参照して説明する。この手順は、PC1にプリンタ2が接続され、プリンタ2に対応する補助プログラム42がメモリ12に記憶されている状態で実行される。
なお、本形態における各処理ステップは、基本的に、補助プログラム42などのプログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を示す。CPU11による処理は、OS21のAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OS21の詳細な記載を省略して各プログラムの動作を説明する。また、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。
OS21は、ユーザによる各部の設定指示を受け付け可能であり、設定指示を受け付ける画面にて、PC1に接続されている各種のデバイスについての情報の表示指示や設定の変更指示を含むデバイス管理指示を受け付け可能である。OS21は、例えば、設定指示とデバイス管理指示とを受け付けた場合(A01)、例えば、図3に示すように、さらにデバイスの選択を受け付け可能となる。OS21は、例えば、「デバイス」ボタン511への操作を受け付けたことで表示されるデバイス設定画面51(図3(A))にて、「プリンタとスキャナ」ボタン512への操作を受け付けた場合、例えば、図3(B)に示すような、デバイス管理画面52を表示する(A02)。
デバイス管理画面52は、PC1に接続されているデバイスであって、プリンタやスキャナ等の画像処理を実行可能な各種のデバイスの、リストを含む画面である。ユーザは、デバイス管理画面52に表示されているリストから、管理対象のデバイスを選択できる(A03)。例えば、デバイス管理画面52にてプリンタ2を指定するボタン521への操作を受け付けた場合、OS21は、例えば、図4に示すように、詳細管理画面53を表示する(A04)。
詳細管理画面53には、「プリンタキューを開く」ボタン531、「アプリ起動」ボタン532、「テストページの印刷」ボタン533等が表示される。「プリンタキューを開く」ボタン531は、選択されているプリンタに対応するプリンタキューの状態を確認する指示を受け付けるボタンである。「アプリ起動」ボタン532は、選択されているプリンタに対応するプログラムの起動指示を受け付けるボタンである。「テストページの印刷」ボタン533は、OS21によるテスト画像を選択されているプリンタに送信する指示を受け付けるボタンである。詳細管理画面53にて、OS21は、ボタン531、532、533等へのユーザによる操作を受け付け可能である。
プリンタ2が選択されて表示された詳細管理画面53にて、「アプリ起動」ボタン532への操作によるプログラムの起動指示を受け付けた場合(A11)、OS21は、選択されているプリンタであるプリンタ2の情報と、そのプリンタに対応するプログラムを起動する指示とを、汎用印刷プログラム41に渡す。汎用印刷プログラム41は、OS21からこの指示を受け付けた場合、プリンタ2のプリンタ情報に対応付けられているプログラムを起動するようになっている。本形態では、プリンタ2のプリンタ情報に対応付けて補助プログラム42の識別情報が記憶されていることから、汎用印刷プログラム41は、補助プログラム42を起動する(A12)。
補助プログラム42は、ユーザの起動指示に応じて汎用印刷プログラム41から起動された場合、OS21を介してプリンタ2の本体情報を取得する。補助プログラム42は、まず、プリンタ2の接続情報をOS21に要求し(A21)、OS21から接続情報を取得する(A22)。接続情報は、例えば、IPアドレスである。
補助プログラム42は、A22にて取得した接続情報を用いてプリンタ2に能力情報を含む本体情報を要求し(A23)、プリンタ2から能力情報を含む本体情報を取得する(A24)。能力情報は、プリンタ2が有する能力を示す情報、すなわち、プリンタ2にて実行可能な機能を示す情報や印刷設定として設定可能なパラメータの情報、である。A24は、取得処理の一例であり、本体取得処理の一例である。
本体情報は、能力情報に加え、プリンタ2の本体の状況を示す情報、例えば、ステータス情報、消耗品の残量情報、装着されているオプショントレイ等の付属品を示す情報、トレイごとに設定されている用紙サイズや用紙タイプの情報、使用言語等の本体の設定やネットワーク設定の情報、ファームウェアのバージョン情報、印刷の履歴情報、待機中の印刷ジョブ数、の情報を含んでも良い。
なお、本形態のプリンタ2は、操作パネルを備えている。プリンタ2の操作パネルは、情報を表示するディスプレイと、ユーザの入力操作を受け付ける操作ボタンと、を含む。操作パネルはタッチパネルを含んでいても良い。プリンタ2は、プリンタ2に関する情報を操作パネルに表示可能であり、また、操作パネルへの入力操作による各種の指示を受け付け可能である。なお、プリンタ2は、操作パネルを介した指示として、例えば、トレイごとの用紙サイズや用紙タイプの設定の指示、本体の設定やネットワーク設定の変更の指示、を受け付け可能である。プリンタ2は、本体情報として、操作パネルを介して受け付けた各種の設定を示す情報を、補助プログラム42に渡しても良い。
また、プリンタ2は、受け付けた印刷ジョブに基づいて画像処理を行って,画像処理後のデータに基づいて印刷する機能、例えば、Nin1等の集約印刷、ウォータマーク等の合成印刷、着色剤を節約する節約印刷、を行う機能を有していても良い。プリンタ2にて実行可能な画像処理の機能を有している場合、プリンタ2は、その機能の情報を本体情報として補助プログラム42に渡しても良い。
補助プログラム42は、例えば、MIB(Management Information Baseの略)を使って、プリンタ2から直接、情報を取得することで、OS21に理解されない情報をも取得できる。補助プログラム42は、プリンタ2から取得した情報を一旦、メモリ12に記憶する(A25)。
なお、補助プログラム42は、A21に代えて、プリンタ2の能力情報を含む本体情報を要求する取得要求をOS21に出力しても良い。その場合、OS21は、例えば、IPP(internet printing protocolの略)に応じた通信によってプリンタ2から情報を取得し、取得した情報を補助プログラム42に渡す。補助プログラム42は、OS21への情報の取得要求と、直接通信による本体情報の取得と、の両方を行っても良い。
次に、補助プログラム42は、アプリ情報表示処理を実行する(A31)。アプリ情報表示処理の手順について、図5のフローチャートを参照して説明する。アプリ情報表示処理は、プリンタ2に対応する各種のアプリを、そのアプリの状態ごとに分類して表示する処理である。アプリ情報表示処理は、補助プログラム42の記載に基づいて、PC1のCPU11にて実行される。
CPU11は、プリンタ2にて適用可能なアプリのリストを取得する(S101)。CPU11は、S101にて、例えば、プリンタ2の能力情報に基づいて、プリンタ2の能力を利用するアプリのリストを作成する。S101にてリストアップされるアプリは、特定のアプリケーションプログラムの一例である。アプリごとの対応可能な能力や能力情報に示される能力には、印刷、スキャン、FAX送信等のプリンタの機能の他、ハガキへの印刷、ディスクレーベルの印刷、ラベルの印刷等の、アプリが提供する特殊な印刷に関する能力や構成が含まれてもよい。なお、CPU11は、プリンタ2のモデル情報に基づいて、アプリをリストアップしても良い。
補助プログラム42は、補助プログラム42に対応する各種のプリンタに適用可能な各種のアプリを管理対象とする。例えば、複数のモデルのプリンタに対応する補助プログラム42は、対応する複数のモデルの少なくとも1つにて実行可能であれば、そのアプリを管理対象とする。管理対象のアプリには、例えば、印刷アプリ、スキャンアプリ、FAX送信アプリ、がある。印刷アプリとしては、例えば、ディスクレーベル用印刷アプリ、年賀状用印刷アプリ、ラベル用印刷アプリ、がある。
補助プログラム42は、管理対象の各アプリについて、アプリの情報として、アプリの名称、アプリの実行に必要なプリンタの能力や構成の情報、アプリがPC1にインストール済みであるか否かを示す情報、インストール済みのアプリのバージョン情報、インストール済みのアプリの保存先を示す情報、等を取得可能である。
補助プログラム42は、管理対象の各アプリの情報を、補助プログラム42内に組み込まれているモデル情報とアプリの対応情報を読み出すことで取得しても良いし、プリンタ2のベンダ等が提供するサーバに問い合わせて取得しても良い。また、補助プログラム42は、PC1の管理者等による管理対象の各アプリの情報の設定を受け付け可能であっても良い。
CPU11は、S101にて取得したリストに含まれる各アプリを、順に分類する。具体的には、CPU11は、リストアップされた各アプリを、実行可能リストとワーニングリストと未インストールリストとの3つに分類する。実行可能リストは、現状のプリンタ2にて実行可能なアプリのリストである。ワーニングリストは、ワーニング情報が有るアプリのリストである。未インストールリストは、プリンタ2にて対応可能なアプリであって、PC1に組み込まれていないアプリのリストである。なお、アプリ情報表示処理の開始時には、実行可能リストとワーニングリストと未インストールリストとは、いずれも、空リストである。
CPU11は、分類対象のアプリが、PC1にインストール済みであるか否かを判断する(S102)。インストール済みではないと判断した場合(S102:NO)、CPU11は、そのアプリを未インストールリストに追加する(S103)。
インストール済みであると判断した場合(S102:YES)、CPU11は、分類対象のアプリを実行する場合に、オプショントレイ等のオプション構成が必要であるか否かを判断する(S105)。例えば、CD等のディスクレーベルへの印刷を行うアプリを実行するためには、ディスク用のオプショントレイを装着する必要がある。また、例えば、Tシャツ等の布への印刷を適切に行うためには、布用インクを用いる必要がある。
オプション構成が必要であると判断した場合(S105:YES)、CPU11は、本体情報に基づいて、その必要なオプション構成がプリンタ2に装着されているか否かを判断する(S106)。オプション構成が必要ではないと判断した場合(S105:NO)、または、必要なオプション構成が装着されていると判断した場合(S106:YES)、CPU11は、本体の設定が分類対象のアプリに適合しているか否かを判断する(S107)。
例えば、年賀状用印刷アプリを用いて印刷する場合、ハガキサイズの用紙がセットされていることが必要である。プリンタ2の各トレイの少なくとも1つにハガキサイズの用紙サイズが設定されていれば、CPU11は、S107にて適合していると判断する。適合していると判断した場合(S107:YES)、CPU11は、分類対象のアプリを実行可能リストに追加する(S111)。
一方、必要なオプション構成が装着されていないと判断した場合(S106:NO)、または、本体の設定が分類対象のアプリに適合していないと判断した場合(S107:NO)、CPU11は、分類対象のアプリをワーニングリストに追加する(S112)。ワーニングリストに追加されるアプリは、インストール済みではあるものの、現在のプリンタ2の状態では実行不可能なアプリである。
さらに、CPU11は、ワーニングリストに追加したアプリの情報として、ワーニング情報を付加する(S113)。ワーニング情報は、例えば、必要であって装着されていないオプション構成の情報、適合していない設定の情報、を含む。ワーニング情報は、アプリ情報の一例であり、S113は、アプリ取得処理の一例である。
S111の後またはS113の後、CPU11は、分類対象のアプリについて、アップデートが有るか否かを判断する(S115)。CPU11は、例えば、分類対象のアプリのバージョン情報と、そのアプリの最新バージョンの情報とを比較することで、アプリが最新バージョンであるか否かを判断できる。補助プログラム42は、各アプリの最新バージョンの情報を、例えば、ベンダによって提供されるサーバ等から取得できる。
最新のバージョンではない、すなわち、アップデートが有ると判断した場合(S115:YES)、CPU11は、当該アプリにアップデート情報を付加する(S116)。アップデート情報は、アップデートが可能であることを示す情報である。アップデート情報は、アプリ情報の一例であり、S116は、アプリ取得処理の一例である。
S103の後、S116の後、または、アップデートが無いと判断した場合(S115:NO)、CPU11は、S101にて作成したリストに含まれるアプリのうち、分類していないアプリが有るか否かを判断する(S121)。分類対象の次のアプリが有ると判断した場合(S121:YES)、CPU11は、S102に戻り、次のアプリについて同様に分類する。
S101にて取得したリストに含まれる全てのアプリについて、分類が終了したと判断した場合(S121:NO)、CPU11は、分類済みの各リストに基づいて、ユーザIF13に一覧表示を行わせ(S122)、アプリ情報表示処理を終了して、図2の手順に戻る。CPU11は、例えば、図6に示すように、一覧表示画面54をユーザIF13に表示させる。一覧表示画面54は、一覧画面の一例であり、S122は、管理処理の一例である。
一覧表示画面54は、S111にて追加した実行可能リストと、S113にて追加したワーニングリストと、S103にて追加した未インストールリストと、のそれぞれに含まれる各アプリのアイコンを、互いに区別して表示する画面である。具体的には、一覧表示画面54は、実行可能リストに含まれる各アプリのアイコンを含む実行可能領域541と、ワーニングリストに含まれる各アプリのアイコンを含むワーニング領域542と、未インストールリストに含まれる各アプリのアイコンを含む未インストール領域543と、を含む。
一覧表示画面54は、さらに、表示を終了する指示を受け付ける終了ボタン544や、プリンタ2の状況を示す情報を含んでも良い。補助プログラム42は、図2のA24にて取得した本体情報に基づいて、例えば、プリンタ2のステータスや、消耗品の残量情報、各トレイの設定情報等を、一覧表示画面54に表示しても良い。
実行可能領域541に含まれる各アイコンは、そのアプリの実行指示を受け付け可能なアイコンである。実行可能領域541に含まれるアイコンへの操作を受け付けた場合、補助プログラム42は、操作されたアイコンによって示されるアプリに実行指示を出力する。なお、この場合の実行指示は、プリンタ2に対応するプリンタキューが選択された状態で入力されることから、実行されたアプリは、プリンタ2を用いて処理を実行する。
なお、一覧表示画面54では、アップデート情報やワーニング情報が付加されたアプリについては、付加情報を示すバッジ付きのアイコンが表示される。例えば、図6は、実行可能領域541に含まれる「アプリC」にアップデートの情報が有る場合の例であり、「アプリC」のアイコンには、アップデートを示すバッジ71が表示されている。アップデートを示すバッジ71を表示するS122は、アップデート表示処理の一例である。アプリのアップデート情報やワーニング情報に基づく情報をアプリのアイコンにバッジ表示することで、そのアプリに関する付加情報があることを、ユーザに通知できる。
実行可能領域541に含まれ、アップデート情報が付加されたアイコンへの操作を受け付けた場合、補助プログラム42は、実行指示とアップデート指示とを選択的に受け付けるとしても良い。また、補助プログラム42は、アップデート情報として、アップデートが可能であることを通知するのみでも良いし、アプリのダウンロードサイトのリンクを表示しても良い。アップデートが可能な特定のアプリがある場合には、アップデート情報も表示することで、そのアップデートが可能な特定のアプリについてユーザによるアップデートの操作が期待できる。
一方、ワーニング領域542や未インストール領域543に含まれる各アイコンは、実行指示の受け付けを制限するアイコンである。ワーニング領域542に含まれるアイコンへの操作を受け付けた場合、補助プログラム42は、そのアプリを実行せず、例えば、ワーニング情報の詳細を表示する。また、未インストール領域543に含まれるアイコンへの操作を受け付けた場合、補助プログラム42は、そのアプリを実行せず、プログラムのインストールを示すインストール情報を表示する。
例えば、図6は、ワーニング領域542に含まれる「アプリD」はディスクレーベルへの印刷を行うアプリであり、プリンタ2には、ディスク用のオプショントレイが装着されていない場合の例である。そのため、「アプリD」のアイコンには、ワーニング情報を示すバッジ72が表示されている。例えば、図6の「アプリD」のアイコンへの操作を受け付けた場合、補助プログラム42は、必要なオプション構成が装着されていないことを示す情報を表示しても良い。
また、必要なオプション構成が装着されていても、本体の設定がアプリに適合していない場合にも、補助プログラム42は、そのアプリをワーニングリストに追加し、そのアプリのアイコンをワーニング領域542に表示する。この場合、そのアイコンへの操作を受け付けた場合、補助プログラム42は、例えば、アプリに適合するように本体の設定を変更する指示を受け付け可能であっても良い。そして、設定がアプリに適合するように変更された場合、補助プログラム42は、そのアプリの実行指示を受け付け可能となっても良い。
補助プログラム42は、本体情報に基づいてワーニング情報を表示する。本体情報をアプリに関連付けて表示することで、ユーザは、アプリを利用するために必要な本体情報も一覧表示画面54で把握できる。
また、例えば、未インストール領域543に表示されるアイコンは、インストールすることでプリンタ2に適用することが可能なアプリを示すアイコンである。未インストール領域543のアイコンへの操作を受け付けた場合、補助プログラム42は、インストール情報として、例えば、アプリの内容を示す情報、アプリのインストールを受け付けるプログラムを実行するための情報、アプリのダウンロードサイトのリンクを示す情報、を表示する。アプリのインストール情報を含む一覧表示画面54を表示する処理は、インストール表示処理の一例である。
プリンタ2に適用可能であってインストールされていないアプリがある場合には、未インストール領域543にアイコンで表示することで、そのアプリがインストールされていないことをユーザが把握でき、ユーザによってインストールされることが期待できる。なお、未インストールリストのアプリをインストール済みのアプリと区別する表示としては、別の領域に表示する他、非表示としても良いし、大きさや形状の異なるアイコンで表示しても良いし、異なるフォントを含む表示としても良いし、グレーアウトして表示しても良い。
図2の説明に戻る。補助プログラム42は、アプリ情報表示処理(A31)の終了後、表示中の一覧表示画面54への操作を受け付け可能となる。つまり、ユーザは、一覧表示画面54に表示されている各アイコンへの操作を行うことができる。例えば、実行可能領域541に含まれるアイコンへのユーザ操作を受け付けた場合(A41)、補助プログラム42は、そのアプリの実行指示を受け付けたと判断し、アプリを実行する(A42)。アプリの実行指示を受け付けるA41は、管理処理の一例である。補助プログラム42は、OS21を介してアプリに実行指示を出力しても良い。
補助プログラム42は、一覧表示画面54を表示した後、表示される各アプリについて、実行指示の他、アプリに対する設定の変更指示や、アプリのインストール指示、アップデート指示、アンインストール指示を受け付け可能であってもよい。また、補助プログラム42は、プリンタ2に対する設定の変更指示を受け付け可能であっても良い。
なお、PC1は、例えば、図7に示すように、プリンタやアプリを管理する統合プログラム44が組み込まれたものであっても良い。統合プログラム44は、例えば、プリンタ2のベンダによって提供されている各種のプリンタや、各種のプリンタに対応可能な各種のアプリについて、管理を行うためのプログラムである。統合プログラム44は、例えば、各プリンタのモデル情報に基づいて、適用可能な各種のアプリの情報を有している。
統合プログラム44が組み込まれたPC1では、補助プログラム42は、自身でアプリ情報表示処理を実行する代わりに、統合プログラム44を起動して、統合プログラム44にアプリの情報を表示させても良い。補助プログラム42は、例えば、プリンタ2の本体情報を統合プログラム44に渡すことで、統合プログラム44に、アプリ情報表示処理を実行させることができる。
統合プログラム44にてアプリの管理を行えば、補助プログラム42の処理はシンプルなものとなり、補助プログラム42の工数を削減できる。一方、補助プログラム42にてアプリの管理を行えば、統合プログラム44を組み込む必要が無い。
次に、本形態の補助プログラム42の動作を含む印刷の手順について、図8のシーケンス図を参照して説明する。補助プログラム42は、プリンタ2に印刷を行わせるユーザの指示が汎用印刷プログラム41に対してあった場合にも実行される。ユーザは、編集アプリ43等を利用して、印刷対象の画像の選択と、印刷を実行させるプリンタの指定と、印刷実行の指示と、を行うことができる。図8は、プリンタ2に印刷を行わせるユーザの指示を、編集アプリ43が受け付けた場合における、各プログラムによる動作について示している。なお、ユーザによる印刷実行の指示は、汎用印刷プログラム41に直接入力されても良い。
編集アプリ43は、選択中の画像の印刷をプリンタ2に行わせる印刷実行の指示を、汎用印刷プログラム41に対して受け付けると(B01)、OS21を介して、印刷指示を汎用印刷プログラム41に渡す(B02)。汎用印刷プログラム41は、印刷指示にて、印刷対象の画像の画像データを示す情報と印刷設定を示す情報と、を取得する。
汎用印刷プログラム41は、受け取った印刷指示に含まれる画像データの形式を中間画像データの形式に変換することで中間画像データを生成し(B03)、中間画像データを含む印刷ジョブを生成する。編集アプリ43から渡される画像データは種々のタイプのものであり、汎用印刷プログラム41は、受け取った画像データを、印刷データの生成に適した中間画像データに変換する。なお、印刷指示に含まれる画像データが印刷データの生成に適したデータであれば、中間画像データの生成を省略し、そのまま中間画像データとしても良い。中間画像データは、例えば、XPSデータである。
汎用印刷プログラム41は、さらに、プリンタ2に対応するプログラムである補助プログラム42に実行指示を出力し(B04)、補助プログラム42に処理を要求する。実行指示では、B03にて生成された中間画像データと印刷設定を示す情報とが補助プログラム42に渡される。
補助プログラム42は、受け取った中間画像データと印刷設定とに基づいてラスタライズを実行し、印刷データを生成する(B05)。B05にて生成される印刷データは、プリンタ2にて印刷に使用できる形式のデータであり、例えば、プリンタ2のモデルに専用のPDLデータである。なお、補助プログラム42は、A24にて取得した本体情報を利用して、B05を実行しても良い。また、補助プログラム42は、B05の前に再度、プリンタ2から本体情報等を取得しても良い。
補助プログラム42は、生成した印刷データと印刷の実行を指示する印刷コマンドとを、プリンタ2に送信する(B06)。印刷データと印刷コマンドとを受信したプリンタ2は、受信した印刷コマンドに基づいて、印刷データの画像の印刷を実行する(B11)。これにより、印刷物が生成される。
プリンタ2に対応する補助プログラム42にてラスタライズすることで、汎用印刷プログラム41にてラスタライズする場合に比較して自由度が大きく、プリンタ2での印刷に適した印刷データが生成される可能性が高い。なお、補助プログラム42によって生成される印刷データは、プリンタ2のモデル以外のプリンタでの印刷にも使用できる形式のデータであっても良い。
また、補助プログラム42が印刷データを生成する代わりに、汎用印刷プログラム41が印刷データの生成を行っても良い。つまり、補助プログラム42は、中間画像データと、印刷設定の情報と、印刷実行の情報と、を汎用印刷プログラム41に渡しても良い。汎用印刷プログラム41は、補助プログラム42から受け取った中間画像データと印刷設定とに基づいて印刷データを生成し、生成した印刷データを補助プログラム42に渡しても良い。補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41から印刷データを受け取った場合、汎用印刷プログラム41から受け取った印刷データを、印刷の実行を指示する印刷コマンドとともにプリンタ2に送信する。
汎用印刷プログラム41によって生成される印刷データは、各種のプリンタにて印刷に使用できる形式の印刷データであり、例えば、PWGRasterデータ、または、PDFデータである。汎用印刷プログラム41によって印刷データを生成するとすれば、補助プログラム42の処理が少なく、処理時間増大の回避が見込まれ、また、補助プログラム42のプログラムサイズが抑えられる。
また、プリンタ2への印刷データ等の送信は、汎用印刷プログラム41が行っても良い。つまり、補助プログラム42は、生成した印刷データ等を、プリンタ2を送信先としてPC1から送信されるように、汎用印刷プログラム41に渡しても良い。この場合、汎用印刷プログラム41は、補助プログラム42から受け取った印刷データ等を、OS21を介してプリンタ2に送信する。
また、プリンタ2は、中間画像データをラスタライズする機能を有していても良い。プリンタ2がラスタライズの機能を有している場合には、補助プログラム42は、印刷対象の画像の印刷データを生成することなく、印刷対象の画像の中間画像データと印刷設定とを含む印刷コマンドをプリンタ2に送信しても良い。
印刷データの送信が終了したら、補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41に処理の終了を通知する(B21)。これにより、汎用印刷プログラム41は、B02にて受け付けた印刷指示の処理を終了する。汎用印刷プログラム41は、処理の終了を編集アプリ43に通知しても良い。
以上、詳細に説明したように、本形態の補助プログラム42は、編集アプリ43等からの印刷指示とは別に、OS21が「アプリ起動」ボタン532への操作による起動指示を受け付けたことによって、汎用印刷プログラム41から処理が要求される。そして、OS21での起動指示によって処理が要求された場合、対応するプリンタであるプリンタ2の能力情報を取得し、管理対象のアプリのうち、取得された能力を利用するアプリについて一覧表示し、表示されるアプリの実行指示を受け付ける。これにより、ユーザは、印刷以外のタイミングで、起動指示の入力という操作に基づいてプリンタ2に対応するアプリを把握でき、さらにはそのアプリを実行できるので利便性が高い。
なお、本明細書に開示される実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本明細書に開示される技術は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、PC1に接続される装置は、プリンタに限らず、複合機、複写機、FAX装置、等印刷機能を有する装置であればよい。また、PC1に接続されるプリンタの数は、図示の例に限らず、2台以上でも良い。
また、例えば、図6に示した一覧表示画面54は、一例であって、図示の例に限らない。例えば、画面中に表示される文言やアイコンの形状、配置、背景等は、どのようなものでも良い。また、例えば、補助プログラム42は、実行可能なアプリのみを表示するとしても良い。
また、例えば、本形態では、アップデート情報やワーニング情報をバッジ表示するとしたが、これに限らない。補助プログラム42は、例えば、情報が付加されたアプリについてアイコンの色や形状を変えて表示しても良いし、各アイコンとは別に情報を表示する欄を設けて表示しても良い。
また、実施の形態では、補助プログラム42の動作として、アプリの情報の表示動作と印刷動作のみを詳細に記載しているが、補助プログラム42は、さらに他の役割を有していても良い。また、本形態の処理を実行するプログラムは、補助プログラム42に限らず、汎用印刷プログラム41を用いた印刷を行う際に、OS21または汎用印刷プログラム41から指示を受け付けるプログラムであればよい。例えば、マイクロソフト社が仕様公開した印刷ワークフローアプリ(Print workflow)でも良い。
また、補助プログラム42の実行タイミングは、実施の形態の例に限らない。例えば、OS21から直接実行指示されて実行されても良く、または、常駐される補助プログラム42であっても良い。常駐される場合には、補助プログラム42は、実行命令を受けて前述した動作を行うとすれば良い。
また、実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 PC
2 プリンタ
11 CPU
2 プリンタ
11 CPU
Claims (8)
- 情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、特定のプリンタに対応し、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムをサポートするサポートプログラムであって、前記オペレーティングシステムは、選択されたプリンタに対応するプログラムの起動指示を受け付けることが可能であり、前記汎用印刷プログラムには、前記起動指示に応じて処理を要求するプログラムがプリンタに関連付けられており、前記サポートプログラムは、複数のアプリケーションプログラムを管理対象とし、さらに前記サポートプログラムは、管理対象の前記アプリケーションプログラムごとの、利用する能力を示す情報を有しており、
前記コンピュータに、
前記情報処理装置に組み込まれているアプリケーションプログラムから出力された印刷指示であって、前記汎用印刷プログラムに対して画像の印刷を前記特定のプリンタに行わせる前記印刷指示があったことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
前記汎用印刷プログラムから前記画像を示す画像データを取得し、前記画像データに基づいて印刷コマンドを前記特定のプリンタに送信するための処理を実行させ、
さらに前記コンピュータに、
前記特定のプリンタが選択された状態で、前記起動指示を前記オペレーティングシステムが受け付けたことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
前記汎用印刷プログラムを介して、前記特定のプリンタが有する能力を示す能力情報を取得する取得処理と、
管理対象となる前記複数のアプリケーションプログラムのうち、前記取得処理にて取得された前記能力情報に示される能力を利用するアプリケーションプログラムである特定のアプリケーションプログラムを示す情報についての一覧表示と、表示される前記特定のアプリケーションプログラムの実行指示の受け付けと、を行うための管理処理と、
を実行させる、
ように構成されるサポートプログラム。 - 請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
前記管理処理では、
前記特定のアプリケーションプログラムを示す情報について一覧表示する一覧画面を表示し、前記一覧画面に対する操作を介して、表示される前記特定のアプリケーションプログラムの前記実行指示を受け付ける、
ように構成されるサポートプログラム。 - 請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
前記情報処理装置には、管理対象の前記アプリケーションプログラムについての前記実行指示を受け付ける機能を有する統合プログラムを組み込むことが可能であり、
前記管理処理では、
前記統合プログラムを起動し、前記統合プログラムに、前記特定のアプリケーションプログラムを示す情報について一覧表示させ、前記統合プログラムに、表示される前記特定のアプリケーションプログラムの前記実行指示を受け付けさせる、
ように構成されるサポートプログラム。 - 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記特定のプリンタが選択された状態で、前記起動指示を前記オペレーティングシステムが受け付けたことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
アップデートが可能な前記特定のアプリケーションプログラムある場合に、プログラムのアップデートを示すアップデート情報を表示するアップデート表示処理を実行させる、
ように構成されるサポートプログラム。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記特定のプリンタが選択された状態で、前記起動指示を前記オペレーティングシステムが受け付けたことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
前記情報処理装置に組み込まれていない前記特定のアプリケーションプログラムがある場合に、プログラムのインストールを示すインストール情報を表示するインストール表示処理を実行させる、
ように構成されるサポートプログラム。 - 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記管理処理では、
前記情報処理装置に組み込まれていない前記特定のアプリケーションプログラムを、前記情報処理装置に組み込まれている前記特定のアプリケーションプログラムと区別して表示し、前記情報処理装置に組み込まれていない前記特定のアプリケーションプログラムについての前記実行指示の受け付けを制限する、
ように構成されるサポートプログラム。 - 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記特定のプリンタが選択された状態で、前記起動指示を前記オペレーティングシステムが受け付けたことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
前記汎用印刷プログラムを介して、前記特定のプリンタから本体情報を取得する本体取得処理を実行させ、
前記管理処理では、
前記特定のアプリケーションプログラムを示す情報について一覧表示し、前記本体取得処理にて取得された前記本体情報に基づく情報を表示し、表示される前記特定のアプリケーションプログラムの前記実行指示を受け付ける、
ように構成されるサポートプログラム。 - 請求項1から請求項7のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記特定のプリンタが選択された状態で、前記起動指示を前記オペレーティングシステムが受け付けたことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
前記特定のアプリケーションプログラムに関するアプリ情報を取得するアプリ取得処理を実行させ、
前記管理処理では、
前記特定のアプリケーションプログラムを示す情報として各アプリケーションプログラムに対応するアイコンを一覧表示し、前記アプリ取得処理にて取得された前記アプリ情報に基づく情報を前記アイコンと関連付けてバッジ表示する、
ように構成されるサポートプログラム。
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