JP2023141328A - 無線通信装置、無線通信装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のSTA機能を並行して動作可能なように構成した無線通信装置において、外部のAPに接続する際の操作性を向上させる。【解決手段】 ステーション機能を複数有し、複数のアクセスポイントと並行して接続可能な無線通信装置であって、アクセスポイントを検出し、前記検出された複数のアクセスポイントから前記無線通信装置が接続するアクセスポイントを選択する。その際に、第1のステーション機能を用いて接続中であるアクセスポイントが、第2のステーション機能を用いて接続するアクセスポイントとして選択されないように制御する。【選択図】 図4

Description

本発明は無線通信装置、無線通信装置の制御方法およびプログラムに関する。
無線LAN(Local Area Network)に関する通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11規格が知られている。また、Wi-Fi Allianceが定めているWi-Fi規格やWi-Fi Direct規格についても知られている。
従来、例えば、IEEE802.11規格およびWi-Fi規格に対応した一つの無線通信装置において、ステーション(STA)機能とアクセスポイント(AP)機能とを並行して動作させられるものが提案されている。STA機能により外部のAPと接続し、当該外部のAPが形成したネットワークに参加することができる。また、AP機能により外部のSTAと接続し、当該外部のSTAを自装置が形成したネットワークに参加させることができる。また、同様に、STA機能とWi-Fi Direct機能とを並行して動作させることも提案されている。
例えば特許文献1に記載のシステムでは、STA機能によりAPと接続することと並行して、Wi-Fi Direct機能によりWi-Fi Direct規格に対応した無線通信装置と接続することができる。
特開2014-225861号公報
一方、一つの無線通信装置に複数のSTA機能を備えるように構成することで、複数の外部のAPと同時に接続することができるようになることが考えられる。このように複数のSTA機能を並行して動作させる構成にした場合、各STA機能を異なるAPに接続させることで、無線通信装置が接続するネットワークの数を増やすことができる。しかしこのとき、無線通信装置の各STA機能に同一のAPを接続すると、無線通信装置が接続するネットワークの数を増やすことができない。例えば、無線通信装置の一つのSTA機能が既にAPに接続中の状態で、他のSTA機能を新たにAPに接続させる際、ユーザの誤った操作により、既に接続中のAPと同一のAPを他のSTA機能の接続先として選択してしまうことがある。このように、接続するネットワークの数を増やしたいときに複数のSTA機能で同一のAPに接続すると、無線通信装置が接続するネットワークの数を増やすことができない。また、既に接続中のAPと同一のAPを他のSTA機能の接続先として選択しないようにするためにはユーザによる慎重な操作が必要となり、操作性に欠ける。
本発明は、上記の課題を鑑み、複数のステーション機能を有する無線通信装置において、外部のアクセスポイントに接続する際の操作性を向上させることを目的とする。
ステーション機能を複数有し、複数のアクセスポイントと並行して接続可能な無線通信装置であって、
アクセスポイントを検出する検出手段と、
前記検出手段によって検出された複数のアクセスポイントから前記無線通信装置が接続するアクセスポイントを選択する選択手段と、
第1のステーション機能を用いて既に接続されているアクセスポイントが、第2のステーション機能を用いて接続するアクセスポイントとして選択されないように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする無線通信装置。
本発明によれば、複数のステーション機能を有する無線通信装置において、外部のアクセスポイントに接続する際の操作性を向上させることができる。
本発明を適用できるネットワーク構成 プリンタ101の構成 プリンタ101の設定処理のフローチャート APリスト表示処理のフローチャート 表示遷移例1 表示遷移例2 表示遷移例3 表示遷移例4 表示遷移例5 表示遷移例6
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
以下では、IEEE802.11規格に対応した無線LANシステムの例について説明する。また、IEEE802.11規格に加えて、Bluetooth(登録商標)、NFC、UWB、Zigbee、MBOAなどの他の通信規格に対応していてもよい。ここで、UWBはUltra Wide Bandの頭字語であり、MBOAはMulti Band OFDM Allianceの頭字語である。なお、OFDMは、Orthogonal Frequency Division Multiplexingの頭字語である。また、NFCはNear Field Communicationの頭字語である。UWBには、ワイヤレスUSB(Universal Serial Bus)、ワイヤレス1394などが含まれる。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明を適用できるネットワーク構成を示しているがこれに限らず、ステーション機能を複数有する無線通信装置と、その無線通信装置と接続可能なアクセスポイント機能を有する別の無線通信装置が複数あればよい。
図1において、101はSTA機能を複数有する無線通信装置であるプリンタである。なお、プリンタ101は、例えばカメラやPC、TV、プロジェクタ、スマート家電などのIoT機器、スマートフォンやタブレットなどのスマートデバイスなどでもよく、ステーション機能を複数有している無線通信装置であればよい。
111はAP機能を有する無線ルータである。121、122、123はAP機能を有するスマートデバイスである。ここで、無線ルータ111及びスマートデバイス121、122、123においては、AP機能を有しており、APとしてSTAと接続することができる。また無線ルータ111および、スマートデバイス121、122、123が形成するネットワークのSSIDはそれぞれ「Office ap」、「My phone」、「Your phone」、「His phone」とする。なお111、121、122、123はAP機能を有している無線通信装置であればよく、無線ルータやモデム、スマートフォンやタブレット、スマートウォッチなどのスマートデバイスやPCであってもよい。また、プリンタ101は、選択的に無線ルータ111、スマートデバイス121、122、123と接続することができる。
131はインターネットである。なお、インターネット131へは、クラウドネットワークや公衆電話網を介して接続されていてもよい。
図2は、プリンタ101の構成を示している。
201は電源部である。電源部201は、各ハードウェアに電源を供給する。電源部201は、例えばAC電源あるいはバッテリなどから電力を取得する。
211は入力部である。入力部211は、ユーザからの各種操作の受付を行う。例えば、操作ボタン等が含まれる。
221は出力部である。出力部221は、ユーザに対して各種出力を行う。ここで、出力部221による出力とは、例えば、LEDによる表示や画面の表示、スピーカによる音声出力、振動出力等である。なお、タッチパネルのように入力部211と出力部221の両方を表示部として1つのモジュールで実現するようにしてもよい。また、入力部211、出力部221は必ずしもプリンタ101に内蔵される必要はなく、プリンタ101と異なる端末などにおいて入力乃至出力を行えるようにしてもよい。以下ではタッチパネルを用いて入出力を行うものとして説明する。
231は第一STA機能部である。232は第二STA機能部である。第一STA機能部231、および第二STA機能部232は、IEEE802.11規格に準拠した無線LAN制御と電波の送受信を行い、APと接続する。プリンタ101は、2つのSTA機能を並行して動作させられるように構成されており、同時に2つのAPと接続することができる。なお、プリンタ101においては3つ以上のSTA機能部を有してもよく、プリンタ101はSTA機能を任意の数だけ並行して動作させることができる。また、プリンタ101が有するSTA機能部は、Wi-Fi Direct規格に準ずるWi-Fi Direct機能により無線通信が実行可能であってもよい。Wi-Fi Direct規格では、各無線通信装置がGroup Owner(以下、GO)またはClientのいずれかで動作するかを決定するプロトコルが規定されている。前記プロトコルを実行することにより、無線通信装置のどちらがGOになり、どちらがClientになるかを自動的に決定することで、GOとClientが接続して通信を行う。
241は制御部である。制御部241は、CPUやMPU等のプロセッサにより構成され、記憶部251に記憶されたプログラムを実行することによりプリンタ101全体を制御する。なお、制御部241が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
251は記憶部である。記憶部251は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリにより構成され、後述する各種処理を行うためのプログラムや、STAが接続しているAPやGO、Clientの情報を記憶する。また、STA機能部を用いてプリンタ101が他の通信装置と接続するために必要な情報などの各種情報を事前に取得して記憶するようにしてもよい。
なお、接続するために必要な情報とは、APが形成するネットワークのSSID(Service Set Identifier)やBSSID(Basic Service Set Identifier)等をはじめ、暗号化情報や電波強度の情報である。また、APが送信するBeaconフレームやProbe Responseフレームに含まれる付加情報、更にはAPから取得可能な情報やAPに接続するために使用する可能性のある情報のことであってもよい。
また、接続するために必要な情報とは、Wi-Fi Direct機能を有する無線通信装置が形成するネットワークのSSID、BSSID等をはじめ、暗号化情報や電波強度の情報であってもよい。また、Wi-Fi Direct機能を有する無線通信装置が送信するBeaconフレームやProbe Responseフレームに含まれる付加情報であってもよい。更にはWi-Fi Direct機能を有する無線通信装置から取得可能な情報やWi-Fi Direct機能を有する無線通信装置に接続するために必要な情報または使用する可能性のある情報のことであってもよい。
図3は、プリンタ101の設定処理のフローチャートを示している。本設定処理は、STA機能部を用いたプリンタ101の接続先を設定する場合に開始される。例えば、ユーザが入力部211を操作してSTA機能部を用いたプリンタ101の接続先を設定する設定メニューを選択した場合である。設定処理が開始されると、プリンタ101の周囲のAPを検索し、周囲のAPの情報を検出し取得する。そして、取得したAPの情報からAPリストを作成し、表示する。(S301)。また、APリスト表示S301については、さらに説明を後述する。
APリスト表示後、プリンタ101がSTA機能部を用いて接続するAPを選択する(S302)。ここでの選択は入力部211を介したユーザからの入力に基づいて選択しても良いし、制御部241による自動選択に基づいて選択してもよい。なお、AP選択S302の際に、ユーザの入力を用いない場合などにおいては、APリスト表示のステップを省略してもよい。
次に、プリンタ101のSTA機能部を用いて、AP選択処理S302で選択したAPにプリンタ101を接続する(S303)。
図4は、APリスト表示処理S301の詳細を説明するフローチャートである。まず、プリンタ101が有する複数のSTA機能部の中からAPと接続をするために用いるSTA機能部を選択する(S401)。選択は入力部211を介したユーザから入力に基づいて選択しても良いし、制御部241による自動選択に基づいて選択してもよい。なお、接続に用いるSTA機能部の選択は別のタイミングで行われてもよい。例えばSTA機能部選択処理S401では、どの機能を用いて接続をするのかを決定し、接続に用いるSTA機能部の選択はAP選択処理S302の後に行ってもよい。その際、AP選択処理S302で選択されたAPに対してより受信電波強度の強いSTA機能部を識別するようにしてもよい。
次にSTA機能部選択処理S401で選択されたSTA機能部を用いて、選択されたSTA機能部を用いて接続可能な周囲のAPを検索し、周囲のAPの情報を取得する(S402)。
次にAP検索処理S402で検出して取得したAPの情報を接続可能なAPの一覧としてAPリストを生成する(S403)。ここでのAPリストには検索したAPが形成するネットワークのSSIDやBSSIDが用いられることが多いが、APの情報を任意に用いるようにしてもよい。
APリスト生成処理S403の後、S401で選択されたSTA機能部とは別のSTA機能部を用いてプリンタ101がAPに既に接続しているか否かを判定する(S404)。プリンタ101がS401で選択されたSTA機能部とは別のSTA機能部を用いてAPに既に接続済みでない場合はS407に進む。S401で選択されたSTA機能部とは別のSTA機能部を用いてAPに既に接続している場合はS405に進む。
S405では、S401で選択されたSTA機能部とは別のSTA機能部を用いてプリンタ101が既に接続しているAPの情報が、S403で生成したAPリスト内に含まれているか否かを判定する。ここでは例えば、既に接続しているAPの情報であるSSIDやBSSIDがAPリストに含まれているか否かに基づいて判定する。プリンタ101がすでに接続しているAPの情報がAPリストに含まれていると判定した場合はS406に進む。含まれていないと判定した場合はS407に進む。
S406ではSTA機能部を用いてプリンタ101がすでに接続しているAPの情報をAPリストから削除することでAPリストは接続先候補のAPのリストになり、S407に進む。
S404においてS401で選択されたSTA機能部とは別のSTA機能部がAPに接続していないと判定された場合はS403で生成したAPリストが接続先候補のAPのリストになる。また、S405においてAPリスト内に他のSTA機能部が接続中のAPの情報がない場合もS403で生成したAPリストが接続先候補のAPのリストになる。
S407では接続先候補のAPリストを出力部221に表示し、APリスト表示処理のフローが終了となる。接続先候補APリストはS402で検出して取得したAPの情報から、プリンタ101が有するSTA機能部と既に接続しているAPの情報を削除したものが接続先候補APリストとなる。なお、すでに接続しているAPの情報を削除することに代えて、S407においてSTA機能部を用いてプリンタ101が既に接続しているAPの情報をすでに接続していることがわかるように表示するようにしてもよい。例えば、既に接続しているAPの情報をグレーアウトして表示したり、既に接続している旨と併せて表示したりするようにしてもよい。また、既に接続しているAPの情報を選択できないように表示するようにしてもよい。このように、S407においてプリンタ101と既に接続しているAPの情報を表示する場合は、S406の処理をスキップしてもよい。そして、表示したAPリストの中から入力部211を介したユーザの入力または制御部241によるAPの情報の選択に基づき、S401で選択したSTA機能部を用いたプリンタ101の接続先のAPを選択する(S302)。そして、S401で選択したSTA機能部を用いたプリンタ101とS302で選択したAPとの接続処理を実施する(S303)。なお、APリスト表示処理S407においては、AP選択処理S302の際にユーザの入力を受け付けない場合は省略してもよい。
このようにAPリストから既に接続しているAPの情報を除くことにより、選択したSTA機能部を用いた無線通信装置の接続先APとして、すでに接続しているAPを選択することを防止することができる。また、すでに接続しているAPの情報をすでに接続している旨がわかるように表示することで、意図しないAPの選択を防止することもできる。
[動作例1]
以下本発明の第1の動作例について説明する。図5、図6は本動作例の通信設定の表示遷移例であるが、これに限るものではない。本動作例では、第二STA機能部232を用いて接続する際、第一STA機能部231を用いて既に接続しているAPの情報をAPリストから消去して、APリストをユーザに提示する場合について表示遷移例を併せて説明する。
図5は、表示遷移例1を示している。501は、入力部211を操作して設定メニューなどの通信設定を行えるメニューが選択された際の表示であり、これを機にAPリスト作成フローを開始してもよい。このとき本動作例においては、プリンタ101は、無線ルータ111、スマートデバイス121、122、123の何れとも接続されていないものとする。
表示遷移例1の「通信設定」画面には、「無線LAN1設定」と「無線LAN2設定」と「無線ダイレクト」が設定メニューとしてある。「通信設定」画面では、S401におけるSTA機能部の選択を行う。本動作例において「無線LAN1設定」は第一STA機能部231を用いた無線LAN通信に関する設定を行う。「無線LAN2設定」は第二STA機能部232を用いた無線LAN通信に関する設定を行う。「無線ダイレクト」は第二STA機能部232を用いたWi-Fi Direct機能による無線LAN通信に関する設定を行う。
なお、「通信設定」の画面表示はこれに限らず、どのSTA機能部を用いるかを先に選択した後、選択したSTA機能部においてどの機能を用いるか(Wi-Fi Direct機能を実行するか否か)を選択できるようにしてもよい。また、どの機能を用いるか(Wi-Fi Direct機能を実行するか否か)を先に選択した後、どのSTA機能部を用いるか選択できるようにしてもよい。さらには、本動作例のように、一度の選択で用いるSTA機能部と機能を選択できるようにしてもよい。本動作例では、501においてユーザによって「無線LAN1設定」が選択されたものとする。
502は、501で選択された第一STA機能部231を用いて接続可能なAPを検索している際の表示である。
503は、502の後の「アクセスポイント選択」画面の表示であり、接続先候補となる図4に記載のAPリスト作成のフローにより作成されたAPリストが表示される。本動作例ではAPリストとして無線ルータ111、およびスマートデバイス121、122、123のAP機能が構築している無線ネットワークのSSIDと電波強度が表示されるものとする。なお、APリストの表示形式はこれに限らず、例えば電波の強い順に並べて表示したり、STA機能部から近い順に並べるようにしたりして表示してもよい。
504は、ユーザが入力部211を操作して無線ルータ111を選択された際の表示である。
505は、504の後の接続処理中の表示である。本動作例では505において、第一STA機能部231を用いて無線ルータ111への接続処理が実施される。なお、APに接続する際、APに設定されている無線LANの暗号方式によっては暗号化に必要なパスワードの入力が必要であるが、本動作例においてはパスワードの入力は省略している。パスワードの入力は504で接続先のAPをユーザが選択後に、パスワードの入力画面を表示し、ユーザに入力させるようにしてもよい。
なお、図5は表示遷移例の一例であり、STA機能部や機能の選択においてユーザの選択を受け付けない場合などにおいては501の表示をしなくてもよい。また、502、505は各処理中の表示であり、他の画面表示にあわせて表示してもよいし、別の表示を用いてもよい、また表示しなくてもよい。さらに、各処理中の表示でなく、各処理の完了の表示だけするようにしてもよく、画面表示もこれに限るものではない。
図6は、表示遷移例2を示している。図5での表示遷移実施後に「通信設定」画面で設定する表示遷移例であるものとする。すなわち、プリンタ101は、第一STA機能部231を用いて無線ルータ111と接続されている状態とする。
601は、ユーザが入力部211を用いて入力を行う「通信設定」画面の表示である。ここでプリンタ101は第一STA機能部231を用いて無線ルータ111と既に接続しているため「無線LAN1設定」にはすでに接続している旨の表示がされるようにしてもよい。なお、表示は文字でもよいし、記号や色でわかるように表示してもよい。また既に接続しているAPの情報も含めてユーザに分かるように表示してもよい。例えば無線ルータ111のAPの情報であるSSID「Office ap」を含めて表示してもよい。「無線LAN2設定」と「無線ダイレクト」に関しては、第二STA機能部232を用いてAPと接続状態ではないため接続中の情報は表示されていない。この際、接続中と未接続の区別がされるように未接続の方にだけその旨を表示するようにしてもよい。
本動作例では601において、ユーザによって「無線LAN2設定」が選択されたものとする。
602は、601で選択された第二STA機能部232と接続可能なAPを検索している際の表示である。
603は、602の後の「アクセスポイント選択」画面の表示であり、601で選択された第二STA機能部232を用いた接続先候補となるAPリストが表示される。601から603においてAPリストを表示する際に、図4に記載のAPリスト作成のフローが実施される。ここで、S402で第二STA機能部232を用いて接続可能なAPとして無線ルータ111が検索されたとする。つまりはS404のAPリスト生成時にAPリストに無線ルータ111の情報であるSSID「Office ap」が含まれていたものとする。無線ルータ111とは第一STA機能部231を用いて既に接続している状態である。そのため、図4に記載のAPリスト作成処理のフローに従い、第二STA機能部232を用いて接続可能なAPリストから第一STA機能部231を用いて既に接続しているAPの情報である「Office ap」が削除される。603ではその結果である接続先候補のAPリストが表示され、603では「Office ap」を除いた「My phone」、「Your phone」、「His phone」の情報が表示されることになる。
604は、ユーザが入力部211を操作してスマートデバイス121の情報である「My phone」を選択した際の表示である。
605は、604の後の接続処理中の表示である。605において、第二STA機能部232を用いてスマートデバイス121への接続処理が実施される。
以上、第二STA機能部232を用いてAPに接続する際の接続先APリストから第一STA機能部231を用いて既に接続している無線ルータ111の情報を削除してAPリストを表示する場合について説明した。これにより、第二STA機能部232を用いたプリンタ101の接続先に第一STA機能部231を用いて既に接続している無線ルータ111を選択してしまうことを防止できる。そのため、無線ルータ111に対して第一STA機能部231と第二STA機能部232で二つの通信リンクが重複して確立されてしまうことを防止できる。
[動作例2]
動作例1では第一STA機能部231と第二STA機能部232の通信設定として、第一STA機能部231を用いて既に接続しているときの、第二STA機能部232の通信設定について説明した。また、動作例1では第一STA機能部231を用いて既に接続しているAPの情報を第二STA機能部232のAPリストから削除する場合について説明した。
以下、本発明の第2の動作例について説明する。図7、図8は本動作例の通信設定の表示遷移例であり、動作例1の図5、図6とは、用いる通信機能のみが選択できるようになっている点で異なる。また本動作例ではS406のステップを行わずに、APリストを表示する際に、プリンタ101と既に接続しているAPの情報をすでに接続していることが識別可能なように表示する点で動作例1と異なる。本動作例では、第二STA機能部232を用いて接続する際、第一STA機能部231を用いて接続しているAPは既に接続していることが識別可能なように表示し、APリストをユーザに提示する場合について説明する。本動作例の表示遷移例も動作例1と同様に図7、図8に限るものではない。
図7は、表示遷移例3を示している。
701はユーザが入力部211を用いて入力を行う「通信設定」画面である。「通信設定」画面で「無線LAN設定」と「無線ダイレクト」が設定メニューとしてある。本動作例において「無線LAN設定」は第一STA機能部231および第二STA機能部232を用いた無線LAN通信に関する設定を行う。「無線ダイレクト」は動作例1同様に、第二STA機能部232を用いたWi-Fi Direct通信に関する設定を行う。本実施例では、701においてユーザによって「無線LAN設定」が選択されたものとする。
702は、プリンタ101の周囲の接続可能なAPを検索している際の表示である。周囲の接続可能なAPを検索する際、本動作例では第一STA機能部231を用いて検索する。しかし、これに限るものではなく、検索は第二STA機能部232を用いて検索処理をしてもよい。APに既に接続しているSTA機能部がある場合は、未接続状態のSTA機能部を用いて検索するようにしてもよい。あるいは未接続状態である第一STA機能部231および第二STA機能部232の両方を用いて検索するようにしてもよい。その際同じAPが発見された場合は1つのAPとしてAPリストに登録するなど双方の検索結果を統合してAPリストを生成するようにしてもよい。
703は、702の後の「アクセスポイント選択」画面の表示であり、検索された接続先候補となるAPリストが表示される。701から703においてAPリストの表示をする際に、図4に記載のAPリスト作成処理からS406のステップを除いたフローが実施される。本動作例ではAPリストとして無線ルータ111、およびスマートデバイス121、122、123が構築しているネットワークのSSIDと電波強度が表示されるものとする。
704は、ユーザが入力部211を操作して無線ルータ111を選択した際の表示である。
705は、704の後の接続処理中の表示である。705において、無線ルータ111への接続処理が実施される。本動作例では、702で接続可能なAPを検索した第一STA機能部231を用いて無線ルータ111への接続処理を実施するものとする。
図8は、表示遷移例4を示している。図7での表示遷移実施後に「通信設定」画面で設定する表示遷移例であるものとする。すなわち、プリンタ101は、第一STA機能部231を用いて無線ルータ111と接続されている状態とする。
801は、ユーザが入力部211を用いて入力を行う「通信設定」画面の表示である。801において、ユーザによって「無線LAN設定」が選択されたものとする。
802は、接続可能なAPを検索している際の表示である。本動作例においては、プリンタ101は第一STA機能部231を用いてすでに接続しているため、第二STA機能部232を用いて、接続可能なAPの検索を行うものとする。
803は、802の後の「アクセスポイント選択」画面の表示であり、接続先候補となるAPリストが表示される。ここではプリンタ101は第一STA機能部231を用いて無線ルータ111と既に接続している状態である。そのため無線ルータ111と既に接続している旨がユーザに分かるよう、無線ルータ111の情報のSSIDである「Office ap」と、「接続中」の表示が表示される。なお、既に接続している旨の表示は文字で表示してもよいし、記号や色で識別できるように表示してもよい。また既に接続している無線ルータ111の情報も含めてユーザに分かるように表示してもよい。また、803では、「マルチ接続」として未接続状態のAPの情報が表示されている。ここで、接続先候補であるAPリストとして「Office ap」、「My phone」、「Your phone」、「His phone」の情報が表示される。この際本動作例においては、S405で判定された第一STA機能部231を用いて既に接続している無線ルータ111の情報であるSSID「Office ap」は選択できないように表示される。なお、既に接続しているAPの情報は選択できないように表示されれば、「マルチ接続」として既に接続しているAPの情報と別のAPの情報を分けずに表示してもよい。
804は、ユーザが入力部211を操作してスマートデバイス122を選択した際の表示である。
805は、804の後の接続処理中の表示である。805において、第二STA機能部232を用いて804の選択に基づいて選択されたスマートデバイス122への接続処理が実施される。
以上、既に接続しているAPの情報を含む接続先候補のAPリストの表示において、既に接続しているAPの情報は既に接続している旨がわかるように表示する場合について説明した。これにより、ユーザが意図せずSTA機能部の接続先として、他のSTA機能部で既に接続しているAPを選択してしまうことを防止できる。
なお、本動作例では通信設定の際に通信方法を選択した後、用いるSTA機能部の選択を自動で行ったが、これに限るものではない。例えば、通信設定の際に通信方法を設定した後、用いるSTA機能部の選択が行われなくてもよい。その場合、選択された通信方法を行うことができ、接続が行われていないSTA機能部を任意に用いて、APの検索を行ってもよい。そしてその検索結果に基づきAPリストを生成する。その後S405で既に接続しているAPの情報が含まれていないか判別した後、既に接続しているAPはその旨がわかるようにAPリストを表示するようにしてもよい。その後S303でAPが選択される際に選択されたAPに基づきSTA機能部を選択するようにしてもよい。
また、本動作例では既に接続しているAPを選択できないように表示する場合について説明したが、必ずしも選択できないように表示する必要はなく、選択できるように表示してもよい。例えば、既に接続しているAPを既に接続している旨がわかるよう選択できる形で表示するようにしてもよい。この場合においても本動作例のように、ユーザは既に接続しているAPを認識したうえで接続先APの選択を行うことができ、意図せずSTA機能部の接続先として、他のSTA機能部が既に接続しているAPを選択してしまうことを防止できる。
[動作例3]
動作例1、動作例2では第一STA機能部231、第二STA機能部232がSTA機能で動作する場合について説明した。
以下、本発明の第3の動作例について説明する。図9、図10は本実施例の通信設定の表示遷移例である。本動作例では第二STA機能部232でWi-Fi Direct機能を用いる点で動作例1、動作例2とは異なる。
なお、本動作例において、スマートデバイス121、122はWi-Fi Direct機能でも動作可能であるものとする。またスマートデバイス121は既にGOとして動作中であり、SSID「DIRECT-AB-My phone」としてネットワークを構築しているものとする。
図9は、表示遷移例5を示している。901は、ユーザが入力部211を操作して入力を行う「通信設定」画面である。本動作例では動作例2と同様に「通信設定」画面で「無線LAN設定」と「無線ダイレクト」が設定メニューとしてある。なお、設定メニューは動作例1と同様にしてもよい。本動作例において「無線LAN設定」は第一STA機能部231または第二STA機能部232を用いたSTA機能による無線LAN通信に関する設定を行う。「無線ダイレクト」は第二STA機能部232を用いたWi-Fi Direct機能による無線LAN通信に関する設定を行う。
901において、ユーザによって「無線ダイレクト」が選択されたものとする。ここでプリンタ101は、無線ルータ111、スマートデバイス121、122、123の何れとも接続されていないものとする。
902は、第二STA機能部232を用いて周囲のWi-Fi Direct機能を検索している際の表示である。
903は、902の後の「Wi-Fi Directデバイス選択」画面の表示であり、接続先候補となるWi―FI Direct機能を有する無線通信装置のリストが表示される。
本動作例ではAP検索処理S402にてWi-Fi Direct機能の検索を行ったため、S403ではWi-Fi Direct機能の情報を用いて接続先候補のリストの生成を行うことになる。そして本動作例ではWi-Fi Direct機能を用いるためS405では、STA機能部を用いてプリンタ101が既に接続しているWi-Fi Direct機能の情報が含まれているか判定が行われる。
903ではAPリストとしてスマートデバイス121、122が表示される。それぞれに設定されたWi-Fi Direct用のデバイス名とGOとして動作しているか否かの旨が表示されるものとする。なお、表示方式はこれに限らず任意にWi-Fi Direct機能の情報を表示するようにしてもよい。
904は、ユーザが入力部211を操作してスマートデバイス121を選択した際の表示である。905は、904の後の接続処理中の表示である。905において、第二STA機能部232のWi-Fi Direct機能を用いてスマートデバイス121への接続処理が実施される。
図10は、表示遷移例6を示している。図9での表示遷移実施後に「通信設定」画面で設定する表示遷移例であるものとする。すなわち、プリンタ101は、第二STA機能部232をWi-Fi DirectのClientとして動作させ、GOで動作中のスマートデバイス121と既に接続している状態とする。
1001は、ユーザが入力部211を用いて入力を行う「通信設定」画面の表示である。ここでプリンタ101がスマートデバイス121と第二STA機能部232のWi-Fi Direct機能を用いて既に接続しているため「無線ダイレクト」には既に接続している旨の表示がされてもよい。1001において、ユーザによって「無線LAN設定」が選択されたものとする。
1002は、周囲の接続可能なAPを検索している際の表示である。
1003は、1002の後の「アクセスポイント選択」画面の表示であり、接続先候補となるAPリストが表示される。
1003のAPリストの表示の際に、図4に記載のAPリスト作成のフローが実施される。
ここで、APリスト生成時S403にスマートデバイス121がGOで構築しているネットワークのSSID「DIRECT-AB-My phone」がAPリストに含まれていたものとする。GOはSTA機能で検索した場合は通常のAPのように発見されるため、GOとして機能しているスマートデバイス121のGO機能の情報も同様にAPリストに含まれることになる。スマートデバイス121とは第二STA機能部232でWi-Fi Direct機能用いて既に接続している状態である。そのため、S406において本動作例ではAPリストからスマートデバイス121がGOとして構築しているネットワークのSSID「DIRECT-AB-My phone」が削除される。
その結果が接続先候補のAPリストとなり、1003では「DIRECT-AB-My phone」を除いた、「Your phone」、「His phone」、「Office ap」の情報が表示されることになる。
1004は、ユーザが入力部211を操作して無線ルータ111を選択した際の表示である。
1005は、1004の後の接続処理中の表示である。1005において、第一STA機能部231を用いて無線ルータ111への接続処理が実施される。
以上、第二STA機能部232がWi-Fi Direct機能でClientとしてGOに既に接続している状態で第一STA機能部231が接続するAPを選択する場合について説明した。第一STA機能部231を用いた接続先候補であるAPリストにおいて、第二STA機能部232がWi-Fi Direct機能のClientとして既に接続しているGOであるAPの情報を含めずに表示する。これにより、ユーザが誤って第一STA機能部231を用いた接続先に第二STA機能部232を用いて既に接続しているGOであるマートデバイス121を選択してしまうことを防止できる。結果、スマートデバイス121に対して第一STA機能部231と第二STA機能部232で二つの通信リンクが重複して確立されてしまうことを防止できる。
[動作例4]
動作例3では一方のSTA機能部のWi-Fi Direct機能を用いてすでにGOと既に接続している場合に、別のSTA機能部を用いて新たに接続する場合について説明した。
以下、本発明の第4の動作例について説明する。本動作例と動作例1、動作例2、動作例3との違いは第一STA機能部231も第二STA機能部232もWi-Fi Direct機能のClientとしてGOに接続することである。本動作例では第一STA機能部231および第二STA機能部232の両方がWi-Fi Direct機能を用いて接続する場合について説明する。
本動作例ではプリンタ101が第一STA機能部231のWi-Fi Direct機能のClientを用いてGOで動作中のスマートデバイス121に既に接続している状態であるとする。その際に、第二STA機能部232の通信設定を行うとする。まずS401においてWi-Fi Direct機能が選択されたとする。そのため第二STA機能部を用いて接続可能なWi-Fi Direct機能で動作する無線通信装置の検索が行われ、検索結果のWi-Fi Direct機能の情報がAPリストとして生成される。このとき第一STA機能部231を用いてGOで動作中のスマートデバイス121に既に接続しているため、S406において生成されたAPリストからスマートデバイス121の情報が削除される。このようにWi-Fi Direct機能を用いて接続を行う場合であっても、すでに既に接続しているGOの情報をAPリストから除くことができる。
これによりSTA機能による接続のみではなく、複数のSTA機能部がWi-Fi Direct機能で接続する際のユーザの意図しない接続の防止として本発明を適用することができる。
[その他の動作例]
前述の各動作例では一つのSTA機能部を用いて接続する際に、他のSTA機能部を用いて既に接続している場合について説明したがこれに限るものではない。例えば生成されたAPリストのAPが他のSTA機能部を用いて接続する可能性があるAPか否かを判定し、接続する可能性のあるAPの情報は動作例1のようにAPリストに表示しないようにしてもよい。また動作例2のように接続する可能性がある旨を表示し選択できないようにして、APリストを表示するようにしてもよい。
動作例1同様に第二STA機能部232で接続する際のAPリストについて説明する。例えば第一STA機能部231が一度接続したAPの情報を接続履歴情報として保持しておく。そこで第二STA機能部232を用いた接続設定を行う際にS403で生成したAPリスト内に、第一STA機能部231を用いた接続履歴情報に含まれるAPの情報がある場合、対象のAPの情報をAPリストから削除するようにしてもよい。なお、動作例2のように、APの情報を接続する可能性がある旨がわかるように表示するようにしてもよい。
また、第一STA機能部231で所定のAPとの間でWPS(Wi-Fi Protected Setup)等によってAPに接続するために必要な情報を受領している場合にも本発明を適用してもよい。該当の無線LANパラメータは第一STA機能部231を用いて接続する可能性のあるAPの情報である。第二STA機能部232を用いて接続する際のAPリストから、第一STA機能部231にてWPSで受領済みの無線LANパラメータに該当するAPの情報が存在した場合は、そのAPの情報をAPリストから削除する。または、選択できないようにしてから表示するようにしても良い。
また、第一STA機能部231を用いて無線ルータ111に接続中の状態で第二STA機能部232を用いた接続先のAPリストを表示している際に、第一STA機能部231を用いた無線ルータ111との接続が切断されたとする。その場合、切断を契機に無線ルータ111の情報をAPリストに含めて表示するようにしたり、既に接続している旨の表示を変更したりしてもよい。このように他のSTA機能部の接続状態、切断状態を適宜判定し、APリストへの表示、非表示を制御することで柔軟な接続設定をユーザに提供できるようになる。
また、前述の各動作例では接続先のAPをAPリストで選択する場合について説明したがこれに限るものではない。例えば第二STA機能部232を用いた接続先のAPの設定において入力部211を用いて手入力によるパラメータの入力を受け付ける場合があってもよい。その場合、入力されたSSID等が第一STA機能部231を用いて既に接続しているまたは接続する可能性のあるAPのSSIDと同一であった場合にユーザに警告を表示するようにしてもよい。あるいは第一STA機能部231を用いて既に接続している旨をユーザに表示するようにしてもよい。ユーザ操作で複数のSTA機能部を用いて同一のAPに接続することを防止できればよく、これらに限るものではない。
また、前述の各動作例では他のSTA機能部を用いて既に接続している場合のSTA機能部の接続設定について説明したがこれに限るものではない。例えば、第一STA機能部を用いて既に接続している場合に、第一STA機能部を用いた接続先を変更するために第一STA機能部の接続設定を行ってもよい。この場合、S406では第一STA機能部を用いて既に接続しているAPの情報がAPリストから削除される。これにより、STA機能部の接続先を変更する場合に既に接続しているAPを再度選択してしまうことを防ぐことができる。
前述の動作例ではSTA機能部として二つのSTA機能部を所持している場合について説明したがこれに限るものではない。三つ以上のSTA機能部を所持し、三つ以上のAPと並行して接続可能な無線通信装置にも本発明は適用できる。
また、Wi-Fi Direct機能の場合について説明したが、これに限るものではなく各STA機能部が接続できる無線LANネットワークを対象として、前述した図4のAPリスト作成処理の判定処理を実施するようにしてもよい。
本発明は、装置間の通信をIEEE802.11規格準拠の無線LAN通信により行う場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、前述の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、コンピュータ(CPU、MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行するようにしてもよい。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。OSとは、Operating Systemの略である。
さらに、記憶媒体から読みだされたプログラムコードを、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込む。そして、そのプログラムコードの指示に基づき、機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUが実際の処理の一部または全部を行い、前述の機能を実現してもよい。
101 プリンタ
111 無線ルータ
121~123 スマートデバイス
131 インターネット
211 プリンタ101の入力部
221 プリンタ101の出力部

Claims (11)

  1. ステーション機能を複数有し、複数のアクセスポイントと並行して接続可能な無線通信装置であって、
    アクセスポイントを検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された複数のアクセスポイントから前記無線通信装置が接続するアクセスポイントを選択する選択手段と、
    第1のステーション機能を用いて既に接続されているアクセスポイントが、第2のステーション機能を用いて接続するアクセスポイントとして前記選択手段で選択されないように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記検出手段によって検出したアクセスポイントを表示部に表示させる表示手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記検出手段によって検出された複数のアクセスポイントのうち、前記第1のステーション機能を用いて既に接続されているアクセスポイントを除くアクセスポイントを表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記検出手段によって検出したアクセスポイントを表示部に表示させる表示手段をさらに備え、
    前記表示手段は、前記検出手段によって検出された複数のアクセスポイントを、前記第1のステーション機能を用いて既に接続されているアクセスポイントが選択されないようにして表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記表示手段は、前記第1のステーション機能を用いて既に接続されているアクセスポイントを識別可能に前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1または3に記載の無線通信装置。
  5. 前記検出手段によって検出された複数のアクセスポイントに、前記第1のステーション機能を用いて既に接続されているアクセスポイントが含まれるか判定する判定手段を有し、
    前記判定手段は、アクセスポイントに接続するために必要な情報を用いて前記判定を行う
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  6. 前記接続するために必要な情報とは、アクセスポイントが形成するネットワークのSSIDとBSSIDの両方またはいずれか一方である
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記第1のアクセスポイントは、Wi-Fi Direct規格で規定されたGroup Ownerとして動作しているアクセスポイントである
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  8. 前記第1のステーション機能と前記第2のステーション機能はIEEE802.11規格に準拠したプロトコルを用いてアクセスポイントに接続する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  9. 前記第1のステーション機能と前記第2のステーション機能はWi-Fi Direct規格に従った無線通信を実行可能である
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  10. ステーション機能を複数有し、複数のアクセスポイントと並行して接続可能な無線通信装置の制御方法であって、
    アクセスポイントを検出する検出工程と、
    前記検出工程で検出された複数のアクセスポイントから前記無線通信装置が接続するアクセスポイントを選択する選択工程と、
    第1のステーション機能を用いて既に接続されているアクセスポイントが、第2のステーション機能を用いて接続するアクセスポイントとして前記選択工程で選択されないように制御する制御工程と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置の制御方法
  11. コンピュータを請求項1から9のいずれか1項に記載の各手段として機能させるためのプログラム。
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