JP2010239572A - 端末、及び端末の制御プログラム - Google Patents

端末、及び端末の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】端末がネットワークへの接続が失敗した原因をアクセスポイント(AP)の電源OFFである事を特定する。
【解決手段】端末1は、SSIDを含む接続設定情報を設定してネットワークへ接続試行する通信部101と、周辺のAPのBSSID及びSSIDを取得する取得部106と、接続が成功したネットワークのAPと周辺のAPのBSSID及びSSIDを含む接続履歴情報を記憶する第2記憶部107とを備える。更に、接続設定情報のSSIDが接続が失敗した時の周辺のAPのSSIDに含まれず、かつ、接続が失敗した時の周辺のAPのBSSIDが接続履歴情報の接続が成功したAPのBSSIDに含まれず、かつ、接続が失敗した時の周辺のAPのBSSIDが接続履歴情報の周辺のAPのBSSIDに含まれている場合、接続が失敗した原因はAPの電源OFFである事を判定する判定部105とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信システムに用いられる端末、及びその端末の制御プログラムに関する。
無線通信システムにおいては、その特性上、有線通信システムと比較して、通信のトラブが多い。このような無線通信システムのトラブルの一つとして、端末が、無線ネットワークとの接続できない場合がある。
従来、端末が、無線ネットワークへの接続を失敗した場合、接続が失敗した原因によらず、無線ネットワークを構成するアクセスポイントは、端末に対して、接続が失敗した旨を通知して、端末のユーザは、接続が失敗した旨をエラーとして認識していた。
端末が、無線ネットワークへと接続ができない原因として、端末が、接続を希望する無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電波を受信できない場合がある。
従来の技術では、端末は、接続を希望する無線ネットワークのSSIDを含むビーコンをアクセスポイントから受信できるか否かにより、端末が、接続を希望する無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電波を受信できるか否かを特定することできた(例えば、特許文献1参照)。
したがって、従来の技術では、端末が、無線ネットワークへの接続が失敗した旨、及びその原因が、端末がその無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電波を受信できないためであることを特定することができた。しかしながら、従来の技術においては、端末が、アクセスポイントから電波を受信できない原因を特定することができなかった。
特開2006−33251号公報
電波を受信できない原因として、アクセスポイントの電源がOFFである場合がある。この場合、ユーザは、アクセスポイントの電源をONにするだけで、アクセスポイントへの接続ができない障害を速やかに解消することができる。
本発明は、端末が無線ネットワークへの接続が失敗した場合に、その原因が、その無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電源が切られていることであることを認識できるようにすることにより、無線ネットワークへの接続ができない障害を速やかに解消することができる端末を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る端末は、接続試行する無線ネットワークを指定する入力部と、前記入力部により指定された無線ネットワークを特定するSSIDを含む接続設定情報を設定して、前記指定された無線ネットワークへの接続試行をする通信部と、自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDを取得する取得部と、前記接続が成功した時に、前記接続が成功した無線ネットワークのSSID及び前記無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDと自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDとを含む接続履歴情報を記憶する記憶部と、前記接続が失敗した場合に前記接続が失敗した原因を判定する判定部とを備え、前記判定部は、前記接続設定情報のSSIDが、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の前記接続が成功した無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSIDに含まれている場合、前記接続が失敗した原因は前記入力部に指定された無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電源がOFFであることを判定する。
また、本発明の一実施形態に係る端末は、接続試行する無線ネットワークを指定する入力部と、前記入力部により指定された無線ネットワークを特定するSSIDを含む接続設定情報を設定して、前記指定された無線ネットワークへの接続試行をする通信部と、自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDを取得する取得部と、前記接続が成功した時に、前記接続が成功した無線ネットワークのSSID及び前記無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDと自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDとを含む接続履歴情報を記憶する記憶部と、前記接続が失敗した場合に前記接続が失敗した原因を判定する判定部とを備え、前記判定部は、前記接続設定情報のSSIDが、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の前記接続が成功した無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDが、前記接続履歴情報の自端末が通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDに含まれている場合、前記接続が失敗した原因は前記入力部に指定された無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電源がOFFであることを判定する。
また、本発明の一実施形態に係る端末の制御プログラムは、接続試行する無線ネットワークを指定する入力機能と、前記入力機能により指定された無線ネットワークを特定するSSIDを含む接続設定情報を設定して、前記指定された無線ネットワークへの接続試行をする通信機能と、自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDを取得する取得機能と、前記接続が成功した時に、前記接続が成功した無線ネットワークのSSID及び前記無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDと自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDとを含む接続履歴情報を記憶する記憶機能と、前記接続が失敗した場合に前記接続が失敗した原因を判定する判定機能とを備え、前記判定機能は、前記接続設定情報のSSIDが、前記接続が失敗した時に前記取得機能が取得した通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得機能が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の前記接続が成功した無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得機能が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSIDに含まれている場合、前記接続が失敗した原因は前記入力機能に指定された無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電源がOFFであることを判定する。
本発明の端末では、端末が無線ネットワークへの接続が失敗した原因として、その無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電源が切られていることであることを認識できるため、本発明の端末が無線ネットワークへ接続ができない障害が起きてもユーザは速やかにこの障害を解消することができる。
第1の実施形態に係る無線通信システムのブロック図。 第1の実施形態の端末の無線ネットワークへの接続が失敗した原因を説明する図。 第1の実施形態に係る端末のブロック図。 第1の実施形態の端末の動作を示すフローチャート。 第1の実施形態の端末の無線ネットワークへの接続失敗の原因を特定するフローチャート。 第1の実施形態の端末の接続設定の表示画面を示す図。 第1の実施形態の端末の接続設定情報を作成する表示画面を示す図。 第1の実施形態の端末の接続履歴情報を示す図。 第1の実施形態の端末の接続失敗の原因を表示した表示画面を示す図。 第1の実施形態の端末の接続失敗の原因を表示した表示画面を示す図。 第1の実施形態の端末の接続失敗の原因を表示した表示画面を示す図。 第1の実施形態の端末の接続失敗の原因を表示した表示画面を示す図。 第1の実施形態の端末の接続失敗の原因を表示した表示画面を示す図。 第1の実施形態の端末の接続失敗の原因を表示した表示画面を示す図。 第1の実施形態の変形例の端末の接続履歴情報を示す図。 第1の実施形態の変形例5の端末のブロック図。
(第1の実施形態)
図1に第1の実施形態に係る無線通信システムを示すブロック図を示す。
本実施形態に係る無線通信システムは、IEEE802.11規格の無線通信システムであるとする。例えば、IEE802.11gである。
本実施形態に係る無線通信システムは、図1に示されるように、端末1と、無線ネットワーク3a、3b、3c、3dが存在し、それぞれの無線ネットワーク3a、3b、3c、3dを構成するアクセスポイント2a,2b,2c,2dとを有する。尚、無線通信システムには、端末1が、通信可能な位置にあるアクセスポイント2a,2b,2cと、通信可能でない位置にあるアクセスポイント2dがある。例えば、通信可能な位置にあるアクセスポイント2a,2b,2cとは、端末1と同一のビルの同一の部屋にあるアクセスポイントで、端末1と無線通信可能な位置関係にあるアクセスポイントである。また、通信可能でない位置にあるアクセスポイント2dとは、端末1と他のビルにあるアクセスポイントで、端末1と無線通信可能な位置関係にないアクセスポイントである。
アクセスポイント2a,2b,2c,2dは、電源のON、OFFを切り替え可能である。
以下では、アクセスポイント2a,2b,2c,2dをまとめてアクセスポイント2として説明する。また、無線ネットワーク3a,3b,3c,3dをまとめて無線ネットワーク3として説明する。
例えば、アクセスポイント2の電源コードをコンセントにさせば「電源ON」となり、電源コードをコンセントから外せば、「電源OFF」となる。アクセスポイント2が電源がONの場合、通信可能な位置にある端末1とアクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3とは接続可能である。一方、アクセスポイント2の電源がOFFの場合、端末1とアクセスポイント2は通信することができない。したがって、端末1は、アクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3と接続することができない。
アクセスポイント2は、電源がONの場合、定期的にビーコンフレームと呼ばれ情報を含むデータを無線通信区間上へブロードキャストする。端末1は、ビーコンフレームを受信することにより、無線通信可能なアクセスポイント2を特定することができる。
一方、アクセスポイント2は、電源がOFFの場合、ビーコンフレームと呼ばれる情報を含むデータを無線通信可能区間上へブロードキャストしない。端末1は、アクセスポイント2の電源がOFFの場合、そのアクセスポイント2を、無線通信可能なアクセスポイントとして認識しない。
ビーコンフレームはBSSID(Basic Service Set Identifier)と呼ばれる、アクセスポイント2の識別子となる値を含む。通常、BSSIDはアクセスポイントのMACアドレスが使用される。
また、ビーコンフレームは、SSID(ESSIDと呼ばれる場合もあるが、ここでは、SSIDと示す。)と呼ばれる識別子を含む場合がある。一方、ビーコンフレームは、SSIDを含まない場合もある。SSIDは無線ネットワーク3を識別するための識別子である。
BSSIDは、アクセスポイント2を特定する識別子であるため、アクセスポイント2a,2b,2c,2dそれぞれ1つずつ割り当てられる。
一方、SSIDは、アクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3を特定する識別子である。複数のアクセスポイント2に対して同じSSIDが割り当てられる場合がある。複数のアクセスポイント2が、1つの無線ネットワーク3を構成する場合があるからである。例えば、アクセスポイント2aと2bそれぞれが、無線ネットワーク3aを構成する場合がある。その場合、アクセスポイント2aと2bは同じSSIDが割り当てられる。
また、SSIDは、ユーザが設定変更可能な識別子である。
端末1は、アクセスポイント2を介して無線ネットワーク3に接続する。例えば、端末1が、ある無線ネットワーク3に接続を開始する場合、端末1は、その無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2に対して接続のためのメッセージを送信する。その後、端末1とアクセスポイント2間で接続を確立するための手続きとして、データの送受信を行う。この一連の手続きで端末1からアクセスポイント2へ送信するメッセージ及びデータを「接続設定情報」と呼ぶ。そして、端末1の送信した接続設定情報に不備がない場合、端末1はアクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3へと接続することができる。一方、端末1の送信した接続設定情報に不備がある場合、端末1はアクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3へと接続することができない。
以上より、端末1がネットワーク3に接続することができない原因として、アクセスポイント2が電源がOFFであることと、端末1の接続設定情報に不備があることとがある。
ここで、「接続設定情報に不備がある」とは、端末1の接続設定情報とアクセスポイントに設定されている接続設定情報との間に不整合が生じる場合であるとする。
端末1は、無線ネットワーク3に接続が失敗した場合であって、その原因がアクセスポイント2の電源がOFFである場合に、「接続が失敗した原因をアクセスポイント2の電源がOFFであること」を特定することができる。
以下では、図2を用いて、「接続が失敗した原因をアクセスポイント2の電源がOFFであること」を特定する方法について説明する。
端末1は、現在端末1の周辺に存在するアクセスポイント2の情報と、過去に端末1の周辺に存在したアクセスポイント2の情報とを比較することにより、接続が失敗した原因がアクセスポイント2の電源がOFFであることを特定することができる。例えば、端末1が、アクセスポイント2bが構成する無線ネットワーク3bに接続試行して、接続が失敗した場合を考える。このとき、端末1が過去無線ネットワーク3bに接続したときに、通信可能であったアクセスポイント2と、現在通信可能であるアクセスポイント2とを比較する。その結果、過去通信可能であったアクセスポイント2がアクセスポイント2a、2b、2cであり、現在通信可能なアクセスポイントが、アクセスポイント2a、2cであるとする。この通信可能なアクセスポイントの情報から、端末1は、アクセスポイント2bが構成する無線ネットワーク3bに接続できなかった原因が、アクセスポイント2bの電源がOFFであると判定することができる。
図3に第1の実施形態に係る端末1のブロック図を示す。
端末1は、例えば、PC、PDA、携帯電話である。
端末1は、図3に示されるように、アクセスポイント2と通信を行う通信部101と、ユーザが、マウス110により、接続を希望する無線ネットワーク3を指定する入力部102と、それぞれの無線ネットワーク3に接続するための接続設定情報を記憶する第1記憶部103と、第1記憶部103に記憶されている接続設定情報を用いて入力部102で指定された無線ネットワーク3に接続することを通信部101に指示する接続部104とを有する。接続部104からの指示により、通信部101は、接続設定情報を送信し、ユーザが希望する無線ネットワーク3への接続処理を行う。
また、判定部105は、無線ネットワーク3への接続処理の成否を判定する。具体的には、通信部101が受信したアクセスポイント2からのデータに基づき無線ネットワーク3への成否を判定する。通信部101が、アクセスポイント2から無線ネットワーク3への接続が成立したことの信号を受信すると、判定部105は、無線ネットワーク3への接続が成功したと判定する。通信部101が、アクセスポイント2からエラー信号を受信、又は何も信号を受信しないまま所定の時間が経過した場合、判定部105は、無線ネットワーク3への接続が失敗したことと判定する。
また、判定部105は、無線ネットワーク3への接続が失敗した場合、その原因を判定する。
周辺情報取得部106は、通信部101に対して、端末1の周辺にあるアクセスポイント2の情報を収集するように指示し、周辺にあるアクセスポイント2の情報を取得する。尚、周辺情報取得部106は、無線ネットワーク3への接続が失敗した場合、成功した場合共に、周辺にあるアクセスポイント2の情報を取得する。通信部101は、周辺情報取得部106の指示に従って、周辺にあるアクセスポイント2の情報を収集する。ここで、周辺にあるアクセスポイント2とは、端末1が、通信可能な位置にあるアクセスポイント2であるとする。
ここで、周辺情報取得部106は、アクティブスキャニング、又はパッシブスキャニングにより、周辺にあるアクセスポイント2の情報を収集する。アクティブスキャニングによれば、端末1が、プローブ要求を行い、アクセスポイント2のプローブ応答を受信することにより、周辺にあるアクセスポイント2の情報を収集できる。一方、パッシブスキャニングによれば、アクセスポイント2のビーコンフレームを含む制御信号を受信することにより、周辺にあるアクセスポイント2の情報を収集することができる。
第2記憶部107は、接続履歴情報を記憶している。ここで、接続履歴情報とは、過去、端末1が無線ネットワーク3に接続が成功した場合に、接続した無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2の情報と、端末1の周辺にあるアクセスポイント2の情報である。尚、第2記憶部107は、接続が成功する毎に、接続履歴情報を記憶する。例えば、過去に、無線ネットワーク名(SSID)がmynetwork及びmyofficeである無線ネットワーク3への接続が成功したことがある場合、mynetwork及びmyofficeそれぞれ毎の接続履歴情報を記憶している。一方、無線ネットワーク名がmynetworkである無線ネットワーク3に2回成功したことがある場合、成功した2回それぞれの接続履歴を記憶している。
端末1が無線ネットワーク3への接続に失敗した場合に、判定部105は、周辺情報取得部106が取得した周辺にあるアクセスポイント2の情報と、第2記憶部207が記憶する接続履歴情報とから接続に失敗した原因を判定する。判定部105では、接続が失敗した原因として、「接続設定情報の不備か」、「アクセスポイント2が電源OFFであるか」、又は「接続設定の不備若しくはアクセスポイント2の電源がOFFであるか」の判定を行う。
次に、本実施形態に係る無線通信システムの動作方法について説明する。
図4は、本実施形態に係る端末1の動作方法を示すフローチャートである。図5は、端末1が無線ネットワーク3への接続が失敗した場合に、接続が失敗した原因の判定を行う方法を示すフローチャートである。
まず、端末1は、無線ネットワーク3への接続確立手続きを行う(S10)。
具体的には、まず、入力部102により、端末1の利用者が接続希望する無線ネットワーク3を入力する。図6は、端末1の表示画面111に表示された無線ネットワーク3の接続設定とそれらの操作ボタンを示している。図6には、mynetowork,myoffice,hotspotの3つのネットワークへの接続や接続設定の変更等をユーザが行うことができることを示している。ユーザは、マウス110により、表示画面111のうち接続を希望する無線ネットワーク3の接続ボタンを押すことで、入力部102に、接続希望する無線ネットワークを入力する。次に、入力部102の指示をうけた接続部104は、接続を希望する無線ネットワーク3への接続設定情報を第1記憶部103から取得する。次に、通信部101は、接続部104の指示により、接続設定情報をアクセスポイント2に対して送信することにより、無線ネットワーク3への接続確立手順を開始する。ここで、接続設定情報は、無線ネットワーク3のSSID(Service Set Identifier)を含む情報である。接続設定情報は、更に、無線ネットワーク3との接続に利用するセキュリティの種類、データの暗号化方式、セキュリティ鍵を含む。通信部101は、これらの接続設定情報を、無線ネットワーク3への接続確立手順に従って、順次送信し、接続確立手続きを行う。前述したとおり、接続設定情報は、第1の記憶部103に記憶されている。ユーザが接続設定情報を作成する場合及び変更する場合は、図6の無線ネットワーク接続設定の表示画面で編集ボタンを押すことにより、図7の設定画面を表示して、図7の設定画面で記入を行う。
次に、端末1は、無線ネットワークへの接続確立の結果を判定する(S11)。
具体的には、通信部101が、アクセスポイント2から無線ネットワーク3への接続が確立したことの信号を受信すると、判定部105は、無線ネットワーク3への接続が成功したと判定する。
通信部101が、アクセスポイント2からエラー信号を受信、又は何も信号を受信しないまま所定の時間が経過した場合、判定部105は、無線ネットワーク3への接続が失敗したことを判定する。
接続が成功した場合、端末1は端末1の周辺のアクセスポイント2の情報を取得する(S12)。具体的には、周辺情報取得部106は、通信部101を介して、プローブ要求を無線通信区間に送信することにより、周辺のアクセスポイント2の情報として、周辺のアクセスポイント2のBSSIDとSSIDを取得する。
以下では、「アクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3を特定するSSID」を、「アクセスポイント2のSSID」と呼んで説明する。
なお、端末1は、周辺のアクセスポイント2の情報として、BSSIDだけを取得し、SSIDを取得しない場合もある。また、周辺のアクセスポイント2の情報を、パッシブスキャン二ングによって取得しても良い。
無線ネットワーク3への接続が成功すると、端末1は、接続履歴情報の保存を行う(S13)。具体的には、周辺情報取得部106は、第2記憶部107に、周辺のアクセスポイント2のBSSID及びSSIDと、接続が成功したアクセスポイント2のBSSID及びSSIDを記憶する。図8に接続履歴情報の1例を示す。ここで、接続が成功したアクセスポイント2のSSIDと一致する周辺のアクセスポイント2のSSIDに対応するBSSIDが、接続が成功したアクセスポイント2のBSSIDである。なお、接続履歴情報として、BSSIDを記憶して、SSIDを記憶しなくても良い。
一方、無線ネットワーク3への接続が失敗した(S11)場合には、端末1はその失敗の原因を判定する。
まず、端末1は、接続試行した無線ネットワーク3に対応するアクセスポイント2が、端末1の周辺に存在するか否かを確認する。(S14)。
具体的には、まず、周辺情報取得部106は、通信部101を介して、プローブ要求をすることにより、周辺のアクセスポイント2の情報として、周辺のアクセスポイント2のBSSIDとSSIDを含む情報を取得する。尚、周辺情報取得部106は、通信部101がアクセスポイント2からSSID及びBSSIDを含むビーコン信号を受信することにより、周辺のアクセスポイント2の情報を取得しても良い。
判定部105は、接続試行した無線ネットワーク3のSSIDが、周辺のアクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3のSSIDに含まれている場合、接続試行した無線ネットワーク3に対応するアクセスポイント2は、端末1の周辺に存在すると判定する。一方、接続試行した無線ネットワーク3のSSIDが、周辺のアクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3のSSIDに含まれていない場合、接続試行した無線ネットワーク3に対応するアクセスポイント2は、端末1の周辺に存在しないと判定する。
判定部105は、接続試行した無線ネットワーク3に対応するアクセスポイント2が、端末1の周辺に存在すると判定した場合、接続に失敗した原因は、「接続設定情報の設定に不備がある」と判定する(S15)。この場合、通知部108は、接続が失敗した原因が、「接続設定情報の設定に不備がある」ことである旨を端末の表示画面111に表示し、ユーザに接続失敗の原因を通知する。通知した表示画面111の1例を図9に示す。
端末1は、接続試行した無線ネットワーク3に対応するアクセスポイント2が、端末1の周辺に存在しないと判定した場合、第2記憶部107が接続履歴情報を記憶しているか否かにより異なる処理を行う。(S16)
接続履歴情報が第2記憶部107にない場合、判定部105は接続に失敗した原因を「接続設定情報の設定に不備があるか、又は、アクセスポイント2の電源がOFFである」と判定する。そして、通知部108は、ユーザに対して、接続が失敗した原因が、「接続設定情報の設定に不備があるか、又は、アクセスポイント2の電源がOFFである」旨を通知する(S17)。通知した表示画面111の1例を図10に示す。
一方、第2記憶部107が接続履歴情報を記憶している場合、判定部105は、接続履歴情報を第2記憶部107から取得する(S18)。
更に、判定部105は、端末1の周辺のアクセスポイント2の情報を取得する(S19)。具体的には、周辺情報取得部106は、通信部101を介して、プローブ要求をすることにより、周辺のアクセスポイント2の情報として、周辺のアクセスポイント2のBSSIDとSSIDを含む情報を取得する。判定部105は、周辺のアクセスポイント2のBSSIDとSSIDを含む情報を取得する。
判定部105は、取得した接続履歴情報と周辺のアクセスポイント2の情報から、接続失敗の原因を更に、判定する(S20)。
判定部105は、周辺のアクセスポイント2の中に、端末1が過去に接続したことがある無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2があるかを判定する(S201)。具体的には、判定部105は、周辺のアクセスポイント2のBSSIDのうち、少なくとも1つが、過去に接続が成功した無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2のBSSIDである場合、過去に接続したことがある無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2が、端末1の周辺のアクセスポイント2の中にあると判定する。一方、周辺のアクセスポイント2のBSSIDのすべてが、過去に接続が成功した無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2のBSSIDでない場合、過去に接続したことがある無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2が、端末1の周辺のアクセスポイント2の中にないと判定する。
判定部105は、周辺のアクセスポイント2の中に、端末1が、過去に接続したことがある無線ネットワークを構成するアクセスポイント2があると判定した場合、端末1が、接続に失敗した原因は、「接続設定情報の設定に不備がある」と判定する(S202)。この場合、通知部108は、ユーザに対して、接続が失敗した原因が、「接続設定情報の設定に不備がある」ことである旨を端末1の表示画面111に表示して通知する。通知した表示画面111の1例を図11及び図12に示す。図11に示されるように、接続設定情報の設定に不備がある原因として、アクセスポイント2が構成する無線ネットワークのSSIDが、設定変更された場合がある。具体的には、過去のSSIDは、mynetworkであり、現在のSSIDは、mywlanである場合である。この場合、端末1は、無線ネットワーク3に接続するために、SSIDをmynetworkと設定しても、設定不備のため、接続することができない。
判定部105が、周辺のアクセスポイント2の中に、端末1が過去に接続したことがある無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2がないと判定した場合、判定部105は、周辺のアクセスポイント2の中に、過去にも、端末1の周辺に存在したアクセスポイント2が存在するか否かの判定を行う(S203)。具体的には、判定部105は、周辺のアクセスポイント2のBSSIDが、接続履歴情報の過去に端末1の周辺に存在したアクセスポイント2のBSSIDに含まれる場合、過去に周辺に存在したアクセスポイント2が、端末1の周辺のアクセスポイント2の中にあると判定する。一方、周辺のアクセスポイント2のBSSIDが、接続履歴情報のうち、過去に端末1の周辺に存在したアクセスポイント2のBSSIDと一致するものがない場合、周辺のアクセスポイント2の中に、過去にも、端末1の周辺に存在したアクセスポイント2はないと判定する。尚、判定部105は、周辺のアクセスポイント2の情報として、BSSIDを用いたが、SSIDを用いて、判定を行ってもよい。
判定部105は、周辺のアクセスポイント2の中に、過去に端末1の周辺に存在したアクセスポイント2があると判定した場合、端末1が、接続に失敗した原因は、「アクセスポイント2の電源がOFFであること」と判定する(S204)。この場合、通知部108は、ユーザに対して、接続が失敗した原因が、「アクセスポイント2の電源がOFFであること」である旨を端末1の表示画面111に表示して通知する。通知した表示画面111の1例を図13に示す。
また、判定部105は、周辺のアクセスポイント2の中に、過去に、端末1の周辺に存在したアクセスポイント2がないと判定した場合、端末1が、接続に失敗した原因は、「接続設定情報の設定不備がある」と判定する(S205)。この場合、通知部108は、ユーザに対して、接続が失敗した原因が、「接続設定情報の設定に不備がある」ことである旨を端末の表示画面111に表示して通知する。通知した表示画面111の1例を図14に示す。図14に示されるように、接続設定情報の設定に不備がある原因として、この場所で、アクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3を利用したことがない場合がある。周辺のアクセスポイント2の中に、過去に、端末1の周辺に存在したアクセスポイント2がなかったからである。この場合、表示画面111に示すように、通知部108は、ユーザに対して、接続設定情報を新たに作成するか、若しくは設定を変更するように指示しても良い。
以上の様に、本実施形態に係る端末1によれば、端末1が、アクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3に接続できない場合に、アクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3に接続できない原因が電源OFFであるか、又は、接続設定情報の設定不備であるか否かを特定することができる。アクセスポイント2が構成する無線ネットワーク3に接続できない原因が、アクセスポイント2の電源OFFの場合、アクセスポイントの電源をONにすることにより、無線ネットワーク3に接続できない障害を迅速に解決することができる。例えば、アクセスポイント2の電源コードがコンセントが外れている場合、ユーザは電源コードをコンセントに差し込めば電源をONとすることができる。
以下、本実施形態の端末1の変形例について説明する。
例えば、変形例1として、第2記憶部107は、接続履歴情報を記憶するときに、接続履歴情報とともに、接続履歴情報を記憶した時刻(タイムスタンプ)を記憶しても良い。この場合、端末1は、タイムスタンプに従って、一定の閾値を超えた時刻の接続履歴情報を削除しても良い。したがって、端末1は、所定の時間記憶した接続履歴情報を削除することができる。
また、変形例2として、第2記憶部107は、あるSSIDで特定される無線ネットワーク3に接続が成功し、接続履歴情報を記憶するときに、以前、同じSSIDで特定される無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2に対応する接続履歴情報を記憶している場合に、その以前記憶した接続履歴情報を削除しても良い。
また、変形例3として、第2記憶部107は、接続履歴情報を記憶するときに、以前、同じSSIDに対応する無線ネットワーク3を構成するアクセスポイント2に対応する接続履歴情報を記憶している場合に、その以前記憶した接続履歴情報を削除しなくてもよい。この場合、接続履歴情報は、同じSSIDに対して、以前記憶した接続履歴情報と最新に記憶した接続履歴情報との和となる。
また、変形例4として、第2記憶部107は、接続履歴情報を記憶するときに、周辺のアクセスポイント2の情報のうち、特定の時間以上電源ON状態にあるアクセスポイント2の情報のみ記憶しても良い。第2記憶部107は、アクセスポイント2が、特定の時間以上電源ON状態にあるか否かを、アクセスポイント2が送信するビーコンの中のタイムスタンプの値が、事前に設定された閾値を超えるものであるか否かで判定する。
第2記憶部107が、接続履歴情報を記憶した時刻のタイムスタンプを記憶し、かつ、ビーコンのタイムススタンプを記憶する場合の例を図15に示す。
変形例1から変形例4によれば、第2記憶部107が記憶する接続履歴情報の量が減るため、メモリの節約をすることができる。
次に、変形例5は、第2記憶部107が、接続履歴情報のうち、BSSIDをハッシュ関数を用いたハッシュ値として保存する場合である。
この場合、例えば、図16に示すように、端末200は、更に変換部109を備える。
変換部109は、通信部101が受信した周辺のアクセスポイント2のBSSIDをハッシュ関数に変換したハッシュ値を、周辺情報取得部106に対して送る。
第2記憶部107は、周辺のアクセスポイント2のBSSIDをハッシュ値として記憶する。
また、判定部105は、ハッシュ値に変換された周辺のアクセスポイント2のBSSIDと、ハッシュ値に変換された接続履歴情報とを用いて、接続が失敗した原因を特定することができる。BSSIDは、プライバシー情報ともなりうるため、ハッシュ値に変換することにより、プライバシーを保護することができる。
なお、本実施形態にかかる端末は、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現することが可能である。即ち、通信部101、入力部102、接続部104、判定部105、周辺情報取得部106、通知部108は、上記のコンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行することにより実現することができる。このとき、端末は、上記のプログラムを実行させることにより実現することができる。このとき、端末は、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現しても良いし、CD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して上記のプログラムを配布して、このプログラムをコンピュータ装置に適宜インストールすることで実現しても良い。また、第1記憶部103、第2記憶部107は、上記のコンピュータ装置に内蔵あるいは外付けされたメモリ、ハードディスク若しくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM,DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される前構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
たとえば、端末は、接続部104と通信部101両方の機能を備えた接続通信部と、周辺情報取得部106と通信部101両方の機能を備えた周辺情報取得通信部とを備える構成であっても良い。この場合、端末は、接続部104、通信部101、周辺情報取得部106を備えない。
又、端末は、接続設定情報をユーザが入力部102により直接入力することにより設定しても良い。この場合、第1記憶部103は備えなくても良い。
1、200・・・端末、2a、2b、2c、2d・・・アクセスポイント、3a、3b、3c、3d・・・無線ネットワーク、101・・・通信部、102・・・入力部、103・・・第1記憶部、104・・・接続部、105・・・判定部、106・・・周辺情報取得部、107・・・第2記憶部、108・・・通知部、109・・・変換部、110・・・マウス、111・・・表示画面

Claims (3)

  1. 接続試行する無線ネットワークを指定する入力部と、
    前記入力部により指定された無線ネットワークを特定するSSIDを含む接続設定情報を設定して、前記指定された無線ネットワークへの接続試行をする通信部と、
    自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDを取得する取得部と、
    前記接続が成功した時に、前記接続が成功した無線ネットワークのSSID及び前記無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDと自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDとを含む接続履歴情報を記憶する記憶部と、
    前記接続が失敗した場合に前記接続が失敗した原因を判定する判定部とを備え、
    前記判定部は、前記接続設定情報のSSIDが、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の前記接続が成功した無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSIDに含まれている場合、前記接続が失敗した原因は前記入力部に指定された無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電源がOFFであることを判定する
    端末。
  2. 接続試行する無線ネットワークを指定する入力部と、
    前記入力部により指定された無線ネットワークを特定するSSIDを含む接続設定情報を設定して、前記指定された無線ネットワークへの接続試行をする通信部と、
    自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDを取得する取得部と、
    前記接続が成功した時に、前記接続が成功した無線ネットワークのSSID及び前記無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDと自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDとを含む接続履歴情報を記憶する記憶部と、
    前記接続が失敗した場合に前記接続が失敗した原因を判定する判定部とを備え、
    前記判定部は、前記接続設定情報のSSIDが、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の前記接続が成功した無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得部が取得した通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDが、前記接続履歴情報の自端末が通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDに含まれている場合、前記接続が失敗した原因は前記入力部に指定された無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電源がOFFであることを判定する
    端末。
  3. 接続試行する無線ネットワークを指定する入力機能と、
    前記入力機能により指定された無線ネットワークを特定するSSIDを含む接続設定情報を設定して、前記指定された無線ネットワークへの接続試行をする通信機能と、
    自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDを取得する取得機能と、
    前記接続が成功した時に、前記接続が成功した無線ネットワークのSSID及び前記無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDと自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSID及び当該アクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDとを含む接続履歴情報を記憶する記憶機能と、
    前記接続が失敗した場合に前記接続が失敗した原因を判定する判定機能とを備え、
    前記判定機能は、前記接続設定情報のSSIDが、前記接続が失敗した時に前記取得機能が取得した通信可能なアクセスポイントが構成する無線ネットワークのSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得機能が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の前記接続が成功した無線ネットワークを構成するアクセスポイントのBSSIDに含まれず、かつ、前記接続が失敗した時に前記取得機能が取得した通信可能なアクセスポイントのBSSIDが、前記接続履歴情報の自端末が通信可能なアクセスポイントのBSSIDに含まれている場合、前記接続が失敗した原因は前記入力機能に指定された無線ネットワークを構成するアクセスポイントの電源がOFFであることを判定する
    端末の制御プログラム。
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