JP2023140719A - 送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法 - Google Patents

送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率良くデータを転送できる送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法を提供すること。【解決手段】実施形態によれば、送信装置は、複数の入出力端子を含む受信装置に複数の入出力端子の入出力機能を指定する設定データを送信する。設定データは、複数の入出力端子に共通な第1データと、複数の入出力端子それぞれに固有の第2データを含む。【選択図】図7

Description

本発明の実施形態は、大容量のデータ転送に関する。
日本自動車技術会がCXPI(Clock Extension Peripheral Interface)という車載通信プロトコル規格を策定している。CXPIは、HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)領域で増え続ける1対1で接続された自動車搭載機器間のワイヤーハーネスの削減や多重化通信を目的とする。CXPIでは、マスタノード/スレーブノード間の双方向通信が策定されている。
スレーブノードは多数の機器に夫々接続される多数のI/O端子を備える。スレーブノードの各I/O端子の入出力機能は種々の設定項目を含み、それらの設定が必要である。マスタノードはスレーブノードにI/O端子の設定データを送信する。設定データは端子毎のデータからなるので、設定データの通信量は多い。
特開2021-040171号公報 特開2021-105292号公報
本発明の目的は、効率良くデータを転送できる送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法を提供することである。
実施形態によれば、送信装置は、複数の入出力端子を含む受信装置に複数の入出力端子の入出力機能を指定する設定データを送信する。設定データは、複数の入出力端子に共通な第1データと、複数の入出力端子それぞれに固有の第2データを含む。
実施形態によるCXPI通信システムの一例を示すブロック図。 実施形態によるスレーブノードの一例を示すブロック図。 実施形態による信号ライン上の信号波形の一例を示す図。 実施形態による通信フレームのフォーマットの一例を示す図。 実施形態による通信フレームの中のフレーム情報内のカウント値の一例を示す図。 マスタノードがI/O設定データをスレーブノードに送信する通信の一例を示す図。 実施形態によるI/O設定データの一例を示す図。 実施形態によるI/O設定データの一例を示す図。 実施形態によるスレーブノードの一例を示すブロック図。 実施形態によるスレーブノードの他の例を示すブロック図。 実施形態によるスレーブノードの他の例を示すブロック図。 実施形態によるスレーブノードの他の例を示すブロック図。 マスタノードが出力指令データをスレーブノードに送信する通信の一例を示す図。 実施形態による出力指令データの一例を示す図。 実施形態による出力指令データの一例を示す図。 スレーブノードが入力通知データをマスタノードに送信する通信の一例を示す図。 実施形態による入力通知データの一例を示す図。 実施形態によるスレーブノードの他の例を示すブロック図。 実施形態によるスレーブノードの他の例を示すブロック図。
以下、図面を参照して、実施形態を説明する。以下の説明は、実施形態の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、実施形態の技術的思想は、以下に説明する構成要素の構造、形状、配置、材質等に限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各要素のサイズ、厚み、平面寸法又は形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、互いの寸法の関係や比率が異なる要素が含まれることもある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して重複する説明を省略する場合もある。いくつかの要素に複数の呼称を付す場合があるが、これら呼称の例はあくまで例示であり、これらの要素に他の呼称を付すことを否定するものではない。また、複数の呼称が付されていない要素についても、他の呼称を付すことを否定するものではない。なお、以下の説明において、「接続」は直接接続のみならず、他の要素を介して接続されることも意味する。
以下、図面を参照しながら本実施の形態について詳細に説明する。
図1は、実施形態によるCXPI通信システムの一例を示す。CXPI通信システムは、それぞれ複数の機器に接続される複数の端子を有する複数のスレーブノード12と、複数のスレーブノード12を制御する1つのマスタノード10からなる。各ノードはノードアドレスを有する。マスタノード10も複数の機器に接続される複数の端子を有する。マスタノード10は、BCM(Body Control Module)とも称される。マスタノード10とスレーブノード12は、電源ラインVBAT、信号ラインBUS、接地ラインGNDを介して接続される。スレーブノード12に接続される複数の機器は信号ラインBUSを介してマスタノード10と通信する。
マスタノード10は、MCU(Micro Cotnroller Unit)20、CXPIトランシーバ22、レジスタ24を含む。MCU20はマスタノード10全体を制御する。CXPIトランシーバ22は、MCU20からのデータを変調し、変調データを信号ラインBUSへ出力する。変調方法の例は、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)である。CXPIトランシーバ22は、信号ラインBUSからのデータを復調して、復調データをMCU20へ出力する。MCU20はデータをレジスタ24に格納する。レジスタ24は、例えば不揮発性のメモリである。信号ラインBUSと電源ラインVBATは、抵抗26とダイオード28を直列に介して互いに接続される。
図2は、スレーブノード12の一例を示す。スレーブノード12は、5V電源32、CXPIドライバ/レシーバ34、CXPIコントロールロジック36、テンポラリレジスタ38、PWM回路42、マトリックス回路結果レジスタ44、設定レジスタ46、データレジスタ48、ADC(アナログ-デジタル変換)回路50、I/Oポート52及びチャタリングフィルタ54を含む。
信号ラインBUSがCXPIドライバ/レシーバ34に接続される。CXPIドライバ/レシーバ34がマスタノード10からの信号を受信し、マスタノード10へ信号を送信する。CXPIドライバ/レシーバ34は、マスタノード10から信号ラインBUSを介してウェイクアップが指示されると、5V電源32を動作させる。5V電源32は、電源ラインBVATからの電圧を用いてスレーブノード12の各部に電源電圧を供給する。5V電源32は、スレーブノード12の内部で発生されたスリープ信号を受信すると、動作停止する。
スレーブノード12はノードアドレス(例えば4ビット)を設定可能である。スレーブノード12は基板上の4つのスイッチにそれぞれ接続されるノードアドレス端子を備える。スイッチの導通/開放により“0”又は“1”が設定されるノードアドレスAD0、AD1、AD2、AD3がCXPIコントロールロジック36に設定される。
I/Oポート52には複数、例えば12個のI/O端子P00、P01、P02、P10、P11、P12、P20、P21、P22、P23、P24、P30が接続される。各I/O端子P00-P30には入力信号のチャタリングを防止するためのチャタリングフィルタ54が接続される。チャタリング防止効果は、チャタリング時間により可変される。
PWM回路42は、I/O端子P00-P30のいずれかから出力するパルスをパルス幅変調する。PWM信号の分解能、周波数、デューティはスレーブノード毎に異なってもよい。分解能はPWM信号が表すデータのビット数であり、例えば8ビット、10ビット、12ビットの何れかに設定される。周波数は複数、例えば15の周波数の中の何れかに設定される。デューティは、例えば10%、25%等に設定される。
図3は、信号ラインBUS上の信号波形の一例を示す。データの各ビットはローレベルの期間とハイレベルの期間の比により“0”、“1”を表す。
マトリックス回路結果レジスタ44は、I/O端子P00-P30にm×nのスイッチからなるマトリクス回路が接続された場合、導通を検出したスイッチの検出位置である検出結果を記憶する。設定レジスタ46は、I/O端子P00-P30の入出力機能の設定項目の設定値、出力端子から信号を出力する際の出力仕様の設定値、入力端子へ信号を入力する際の入力仕様の設定値を記憶する。データレジスタ48は、I/O端子P00-P30の入出力データを記憶する。なお、設定レジスタ46の代わりに又は加えて不揮発性のメモリを設け、I/O端子の入出力機能の設定項目の設定値、出力仕様の設定値、入力仕様の設定値をメモリに記憶してもよい。
ADC回路50は、I/O端子P00-P30から入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。ADC回路50の分解能はスレーブノード12毎に異なってもよい。ADC回路50の分解能は8ビット、10ビット、12ビットの何れに設定される。
CXPI通信では、イベントトリガ方式のフレームが通信される。各ノードはバスのアイドル状態を検出すると自由にフレームを送信可能である。複数の送信イベントが同時に発生した場合は調停により、優先度の高いフレームのイベントが選択される。
図4は、信号ラインBUS上を通信されるバーストフレームのフォーマットの一例を示す。通信フレームは、PID(Protected ID)領域と、レスポンス領域からなる。
PID領域は、1ビットのパリティビットと、7ビットのフレームIDからなる。パリティビットは、例えば奇数パリティビットである。フレームIDは、01h-7Fhである。フレームには予め優先度が設定されており、優先度に基づいて調停が実行される。
PIDは各ノードで送信或いは受信するCXPIフレームを識別する識別子である。マスタノード10は、マスタノード10とスレーブノード12の間で使用するCXPIフレーム用のPIDを設定する。各スレーブノードには、データ送信用、データ受信用、データ要求用、データ応答用等、複数のPIDを設定することが出来る。PID領域で指定されるスレーブノード12が通信フレームを受信し、レスポンス領域を送信することができる。これにより、1対1の通信が実行される。
レスポンス領域は、フレーム情報(2バイト)、データ(0-255(最大)バイト)、CRC(2バイト)を含む。フレーム情報は、4ビットのDLCと、2ビットのNMと、2ビットのCTと、8ビットのDLC2からなる。DLCは、バーストフレームを指定する(4ビット=1111)情報である。なお、バーストフレーム以外の通信フレームのレスポンス領域は、フレーム情報(1バイト)、データ(0-12(最大)バイト)、CRC(1バイト)を含む。フレーム情報は、4ビットのDLCと、2ビットのNMと、2ビットのCTからなり、DLC2を含まない。DLCは、通信フレーム内のデータのデータ長(最大12バイト)をバイト単位で示す。DLCの値に応じてフレームの長さも変化する。
NMは、スリープ/ウェイクアップ処理に使用される1ビットのWakeup.indと1ビットのSleep.indからなる。
マスタノード10は、ウェイクアップ時に自ノードがトリガとなってクロックを送信した場合、スリープするまでWakeup.indに“1b”をセットし続ける。スレーブノード12は、ウェイクアップ時にウェイクアップパルスを送信した場合、スリープするまでWakeup.indに“1b”をセットし続ける。これ以外の場合には、Wakeup.indに“0b”をセットする。
各ノードは、現在スリープして良い状態かどうかをSleep.indで示す。各ノードは、スリープ禁止状態ではSleep.indに“0b”をセットし、スリープ許可状態ではSleep.indに“1b”をセットする。
CTは、フレームの連続性(シーケンス情報)を示すカウンタ値である。CTは、システムごとに使用するかどうかが選択可能である。フレームID単位で、レスポンス領域の送信時にCTをインクリメントする。CTの初期値は“00b”である。CTが“11b”の次は“00b”に戻る。受信側でCTのずれを見つけた場合、フレームの連続性がないと判断される。送信ノードは、送信したフレームがエラーであっても、次に送信するフレームのCTをインクリメントして送信する。
なお、送信ノード、受信ノード共に、電源オン時とウェイクアップ時にはCTを初期値に戻す。図5はCTの使用例を示す。送受信の順番1から8にかけて順にフレームID欄に該当するフレームが送信され、各CT欄の値がフレームのCT部に格納されるとする。CTはフレームID毎に管理されるため、1番目から3番目の送受信でフレームID“01h”にレスポンス領域を返すたびにCTは1ずつインクリメントされる。4番目の送受信ではフレームID“02h”であるため、フレームID“02h”用のCTがインクリメントされる。5番目の送受信でフレームID“01h”が送信された時に、レスポンス領域のCTは前回値がインクリメントされ“11b”になる。
一方、7番目のフレームがエラーで受信できずに8番目のフレームを受信した場合、フレームID“02h”の前回CTが“00b”であるにもかかわらず、CTが“10b”と順序が守られておらず、フレームの連続性が損なわれたと判断する。
DLC2は、通信フレーム内のデータのデータ長(最大256バイト)をバイト単位で示す。DLC2の値に応じてフレームの長さも変化する。
CRCは誤り検知領域である。
CXPI通信におけるマスタノード10とスレーブノード12間の一般的な通信シーケンスについて説明する。ここでは、自動車はステアリングスイッチ、ワイパースイッチ、ライトスイッチ、モータ、ライト等を備え、これらがスレーブノード12のI/Oポート52に接続される。マスタノード10は、スレーブノード2の各I/O端子を入力端子として使うか、出力端子として使うかを設定し、端子の各種機能を指定するI/O設定データをスレーブノード12に送信できる。また、マスタノード10は、スレーブノード2のI/O端子の中の出力端子として設定された端子から信号を出力させる仕様を指定する出力指令データもスレーブノード12に送信できる。さらに、スレーブノード12は、I/O端子の中の入力端子として設定された端子への入力信号を通知する入力通知データをマスタノード10に送信できる。
図6は、マスタノード10がI/O設定データをスレーブノード12に送信する通信の一例を示す。自動車にバッテリが搭載されると、CXPI通信システムに電源が投入される。電源が投入されると、マスタノード10は、スレーブノード12にウェイクアップパルスを送信する。スレーブノード12がウェイクアップパルスを受信すると、CXPIドライバ/レシーバ34は、ウェイクアップパルスを5V電源32へ供給し、5V電源32を動作させる。5V電源32の起動後、スレーブノード12は、ノーマルモードになり、マスタノード10へ起動を通知する。自動車のエンジンキーをオフにしても、CXPI通信システムの電源は投入されたままである。
マスタノード10は、スレーブノード12からスレーブノードトリガのウェイクアップ(wake up)パルスを受信すると、ノーマルモードになる。マスタノード10とスレーブノード12がともにノーマルモードになると、マスタノード10は、I/O設定データをスレーブノード12に送信する。I/O設定データも図4に示すフレームとして送信される。設定データはデータ領域に記述される。マスタノード10は、設定したいスレーブノード12のPIDをPID領域に記述する。
該当するスレーブノード12はI/O設定データを受信し、I/O設定データに応じて、各I/O端子を入力端子として使うか、出力端子として使うかを設定し、設定した端子の機能項目を設定する。設定値は設定レジスタ46に記憶される。
図7、図8は、マスタノード10からスレーブノード12に送信されるI/O設定データの一例を示す。I/O設定データは、全I/O端子に共通なデータと各I/O端子に固有のデータを含む。I/O設定データはスレーブノード12の設定レジスタ46に記憶される。
全I/O端子に共通なデータは、データNo.1乃至データNo.8の8データである。全I/O端子に共通なデータは、各端子の機能に設定される可能性のある複数の設定値の候補(パターンとも称される)を表す。各I/O端子の固有のデータは、端子に設定されるパターンの識別情報を指定する。
データNo.1は、チャタリングフィルタ54のチャタリング時間データを表すフィルタ時間データである。1パターンの時間データは1バイトで表わされる。6バイトのデータNo.1は6パターンの時間データを表す。端子入力が発生した場合、スレーブノード12は直ぐに反応しないで、チャタリング時間の経過後に反応する。チャタリング時間は待機時間とも称される。
データNo.2は、出力端子に接続される機器をオン/オフ通電する際のオン/オフ時間を表す通電時間データである。出力端子は連続して通電するのではなく、通電と非通電を繰り返す。例えば、サイドミラーに接続されるモータに接続されるI/O端子は、第1時間の通電と第2時間の非通電を繰り返し、ミラーを一定角度ずつ動かす。オンデータは通電時間を指定し、オフデータは非通電時間を指定する。オンデータの1パターンは1バイトで表され、オフデータの1パターンも1バイトで表されるので、オン/オフデータの1パターンは2バイトで表される。12バイトのデータNo.2は6パターンの通電時間のオン/オフデータを表す。
データNo.3は、スリープ中のウェイクアップ監視インターバル時間を表すウェイクアップ監視時間データである。スレーブノード12はスリープ期間中に周期的にウェイクアップパルスの受信を監視する。監視時間データの1パターンは1バイトで表される。6バイトのデータNo.3は、6パターンの監視時間データを表す。
データNo.4は、フェードインに掛かる時間を表すフェードイン適用時間データである。LEDは一瞬で点灯、消灯するのではなく、時間を掛けて徐々に点灯、消灯する。フェードイン時間は消灯から点灯に変化する時間であり、フェードアウト時間は点灯から消灯に変化する時間である。適用時間データの1パターンは1バイトで表される。8バイトのデータNo.4は、8パターンの適用時間データを表す。フェードイン、フェードアウトは、PWM信号のデューティ比を変えることにより実現される。
データNo.5は、フェードアウトに掛かる時間を表すフェードアウト適用時間データである。適用時間データの1パターンは1バイトで表される。8バイトのデータNo.5は、8パターンの適用時間データを表す。
データNo.6は、PWM信号の分解能を8ビット、10ビット、12ビットから選択する2ビット(0.25バイト)のPWM分解能設定データである。
データNo.7は、ADC回路50が入力信号をアナログ-デジタル変換する際の分解能を8ビット、10ビット、12ビットのいずれかに指定する2ビット(0.25バイト)のADC分解能設定データである。
データNo.6とデータNo.7の和は0.5バイト(4ビット)であり、データは1バイト単位で通信されるので、4ビット(0.5バイト)の未使用ビットであるダミーデータとしてデータNo.8が設けられている。
各I/O端子に固有のデータは6データである。I/O端子P00に固有のデータはデータNo.9乃至データNo.14である。
データNo.9は、I/O端子P00をデジタル入力端子(Din)、デジタル出力端子(Dout)、デューティ100%のオン信号を出力する出力端子(PWM)、アナログ入力端子(ADC)の4端子のいずれとして使用するかを指定する2ビット(0.25バイト)のI/O設定データである。
データNo.10は、I/O端子P00の入力信号を処理するチャタリングフィルタ54のチャタリング時間パターン(全6パターン)を指定する3ビット(0.375バイト)のフィルタ設定データである。
データNo.11は、I/O端子P00のウェイクアップ監視の可否及び可の場合の監視インターバル時間(全6パターン)を指定する3ビット(0.375バイト)のウェイクアップ監視設定データである。監視インターバル時間パターンは、I/O設定データの共通部分のデータNo.3によりスレーブノード12に設定され、設定レジスタ46に記憶されている。
データNo.12は、I/O端子P00のPWM周波数(全15パターン)を指定する4ビット(0.5バイト)のPWM設定データである。PWM周波数パターンは、I/O設定データの共通部分のデータNo.12によりスレーブノード12に設定され、設定レジスタ46に記憶されている。
データNo.13は、I/O端子P00をPull up(プルアップ)端子として使うか、Pull down(プルダウン)端子として使うかを指定する2ビット(0.25)バイトのプルアップ/プルダウン設定データである。
データNo.14は、CXPI通信途絶時のI/O端子P00の出力動作を指定する2ビット(0.25バイト)の通信途絶時動作データである。例えば、通信が途絶した時、数秒間は出力を継続する、あるいは直ぐに出力を停止することを指定する。
I/O端子P01に固有のデータはデータNo.15乃至データNo.20である。I/O端子P02に固有のデータはデータNo.21乃至データNo.26である。以下、同様に、I/O端子の数だけ、固有のデータが通信される。
データNo.15とデータNo.21は、データNo.9と同様なI/O設定データである。データNo.16とデータNo.22は、データNo.10と同様なフィルタ設定データである。データNo.17とデータNo.23は、データNo.11と同様なウェイクアップ監視設定データである。データNo.18とデータNo.24は、データNo.12と同様なPWM設定データである。データNo.19とデータNo.25は、データNo.13と同様なプルアップ/プルダウン設定データである。データNo.20とデータNo.26は、データNo.14と同様な通信途絶時動作データである。
このように、全I/O端子に共通なデータNo.1乃至データNo.8は各I/O端子に設定される代表的なパターンを指定し、各I/O端子固有のデータは各I/O端子に設定されるパターンの識別子を指定する。これにより、I/O端子数が増加しても、マスタノード10からスレーブノード12に通信されるI/O設定データのデータ量の増加が抑えられ、効率的なデータ転送が実現される。また、I/O設定データを、全I/O端子に共通なデータと各I/O端子に固有のデータに分け、各I/O端子に固有のデータをI/O端子の数だけ送信することにより、端子数の異なるスレーブノード12が通信システムに混在しても、マスタノード10はI/O端子数に応じた柔軟な対応ができ、種々の端子数のスレーブノード12に対するI/O設定が容易となる。
図9は、全てのI/O端子P00-P30がオン/オフスイッチ102に接続されるスレーブノード12の例を示す。スイッチ120の例は、ステアリングスイッチ、ワイパースイッチ、ライトスイッチ等である。全てのI/O端子P00-P30はデジタル入力端子(Din)として設定される。
図10は、全てのI/O端子P00-P30がトランジスタ104に接続されるスレーブノード12の例を示す。トランジスタ104の例は、モータ、ライト等を駆動するドライバである。全てのI/O端子P00-P30はデジタル出力端子(Dout)または出力端子(PWM)として設定される。
図11は、I/O端子P00、P01、P02が温度センサ106やポテンシオメータ108に接続されるスレーブノード12の例を示す。I/O端子P00、P01、P02はアナログ入力端子(ADC)として設定され、I/O端子P11、P21、P23、P30はデジタル入力端子(Din)として設定され、I/O端子P10、P12、P20、P22、P24はデジタル出力端子(Dout)として設定される。
図12は、I/O端子P00がランプ112に接続され、I/O端子P30がオン/オフスイッチ102に接続され、I/O端子P01が温度センサ106に接続され、I/O端子P02がポテンシオメータ108に接続され、I/O端子P20-P23とP10-P13がマトリックス回路114に接続されたスレーブノード12の例を示す。I/O端子P00、P20-P23(あるいはP10-P13)はデジタル出力端子(Dout)に設定され、I/O端子P30、P10-P13(あるいはP20-P23)はデジタル入力端子(Din)に設定される。
図13は、スレーブノード12がI/O端子から信号を出力する際の出力仕様を設定するための出力指令データをマスタノード10がスレーブノード12に送信する通信の一例を示す。スレーブノード12のI/O端子にはモータ、LED等の駆動対象機器が接続される。スレーブノード12からこれらの駆動対象機器へ駆動信号を出力する必要がある場合、マスタノード10は、スレーブノード12に出力指令データを送信する。マスタノード10は、ボタンスイッチ120等からのボタン入力又はマスタノード10でイベント発生を検知した場合、スレーブノード12からの出力が必要であると判断し、出力指令データをスレーブノード12に送信する。あるいは、マスタノード10はスレーブノード12から入力通知データ(図16参照)を受信した場合、出力指令データをスレーブノード12に送信してもよい。スレーブノード12は、出力指令データを受信すると、出力指令データに従って出力仕様を設定し、設定した仕様に従って信号を出力する。なお、マスタノード10はスレーブノード12にではなく、ネットワーク用MCU122を介して上位のネットワーク124に出力指令データを送信することもある。
図14、図15は、マスタノード10からスレーブノード12に送信されるI/O端子の出力指令データの一例を示す。出力指令データも、全I/O端子に共通なデータと各I/O端子に固有のデータを含む。
全I/O端子に共通なデータは、データNo.1乃至データNo.3の3データである。全I/O端子に共通なデータは、各端子に共通なエラー処理に関する設定項目を表す。各I/O端子の固有のデータは、I/O設定データの共通部分のデータによりスレーブノード12に設定され、設定レジスタ46に記憶されているパターンの識別情報を表す。
データNo.1は、マスタノード10が最後に受信したデータの通信エラーフラグ(全8種類)を表す4ビット(0.5バイト)の通信エラーフラグである。通信エラーの種類は、CRCエラー、PIDにエラーが生じた等である。通信エラーがあった場合、マスタノード10は出力指令データの共通部分のみスレーブノード12へ再送する。
データNo.2は、該当スレーブノード12の異常状態フラグをクリアする1ビット(0.25バイト)の異常状態クリア要求である。スレーブノード12は温度が異常に上昇した場合や電源電圧が低下した場合、異常状態となる。スレーブノード12は異常状態を検知すると、マスタノード10へ異常状態を通知する。スレーブノード12は異常状態から復帰後、この要求を受信することで通常の動作に戻る。
データNo.1とデータNo.2の和は5ビット(0.625バイト)であり、データは1バイト単位で通信されるので、3ビット(0.375バイト)の未使用ビットであるダミーデータとしてデータNo.3が設けられている。
各I/O端子に固有のデータは9データである。I/O端子P00に固有のデータはデータNo.4乃至データNo.12である。
データNo.4は、I/O端子P00のデータ出力のオン(オンで出力端子Dout或いはPWM端子から出力を許可)/オフを指定する1ビット(0.125バイト)の出力可否データである。マスタノード10はこのI/O端子がどの駆動対象機器に接続されているかを認識しており、駆動対象機器を駆動する時に出力を許可する。
データNo.5は、I/O端子P00の通電時間の可否と通電時間パターン(全6パターン)を指定する3ビット(0.375バイト)の通電時間出力のパターンデータである。通電時間パターン(全6パターン)は、I/O設定データの共通部分のデータNo.2によりスレーブノード12に設定され、設定レジスタ46に記憶されている。
データNo.6は、I/O端子P00の通電時間出力の回数(最大16回)を指定する4ビット(0.5バイト)の通電時間出力の回数データである。
マスタノード10は、データNo.5、No.6を用いて、I/O端子P00をどのくらいの通電時間で何回通電するかを指定する。
データNo.7は、I/O端子P00のフェードイン時間のパターン(全8パターン)を指定する4ビット(0.5バイト)のフェードインのパターン設定データである。この設定は、該当端子がPWM出力端子に設定されている時のみ有効である。フェードイン時間パターン(全8パターン)は、I/O設定データの共通部分のデータNo.4によりスレーブノード12に設定され、設定レジスタ46に記憶されている。
データNo.8は、I/O端子P00のフェードアウト時間のパターン(全8パターン)を指定する4ビット(0.5バイト)のフェードアウトのパターン設定データである。この設定は、該当端子がPWM出力端子に設定されている時のみ有効である。フェードアウト時間パターン(全8パターン)は、I/O設定データの共通部分のデータNo.5によりスレーブノード12に設定され、設定レジスタ46に記憶されている。
マスタノード10は、データNo.7、No.8を用いて、I/O端子P00のPWM出力をどのようにフェードイン/フェードアウトするかを指定する。
データNo.9は、I/O端子P00のPWM出力の分解能(12ビットの場合の上位2ビット)を指定する2ビット(0.25バイト)のPWMデューティ追加ビット1データである。I/O端子P00のPWM出力のデューティが8ビット又は10ビットの場合、スレーブノード12はデータNo.9を無視する。
データNo.10は、I/O端子P00のPWM出力のデューティ(10ビットの場合の上位2ビット)を指定する2ビット(0.25バイト)のPWMデューティ追加ビット2データである。I/O端子P00のPWM出力のデューティが8ビットの場合、スレーブノード12はデータNo.10を無視する。
データNo.4乃至データNo.11の和がバイト単位のデータを構成するように、4ビット(0.5バイト)の未使用ビットであるダミーデータとしてデータNo.11が設けられている。
データNo.12は、I/O端子P00のPWM出力のデューティを指定する1バイト(8ビット)のPWMデューティデータである。I/O端子P00のPWM出力のデューティが12ビットの場合、スレーブノード12はNo.12のデータの上位にNo.10、No.9のデータを付け加えて、PWM出力のデューティを12ビットとする。I/O端子P00のPWM出力のデューティが10ビットの場合、スレーブノード12はNo.12のデータの上位にNo.10のデータを付け加えて、PWM出力のデューティを10ビットとする。I/O端子P00のPWM出力のデューティが8ビットの場合、スレーブノード12はNo.12のデータに基づいてPWM出力のデューティを8ビットとする。
I/O端子P01に固有のデータはデータNo.13乃至データNo.21である。以下、同様に、I/O端子の数だけ、固有のデータが通信される。
データNo.13は、データNo.4と同様な出力可否データである。データNo.14は、データNo.5と同様な通電時間出力のパターンデータである。データNo.15は、データNo.6と同様な通電時間出力の回数データである。データNo.16は、データNo.7と同様なフェードインのパターン設定データである。データNo.17は、データNo.8と同様なフェードアウトのパターン設定データである。データNo.18は、データNo.9と同様なPWMデューティ追加ビット1データである。データNo.19は、データNo.10と同様なPWMデューティ追加ビット2データである。データNo.20は、データNo.11と同様なダミーデータである。データNo.21は、データNo.12と同様なPWMデューティデータである。
スレーブノード12は、出力指令データを受信すると、出力指令データに従ってI/O端子の出力仕様を設定し、設定した仕様に従って信号を出力する。
出力指令データをI/O設定データと同様に全端子に共通なデータと各端子に固有のデータに分けたことにより、I/O端子数が増加しても、出力指令データのデータ量の増加が抑えられ、効率的なデータ転送が実現される。また、端子数の異なるスレーブノード12が通信システムに混在しても、マスタノード10はI/O端子数に応じた柔軟な対応ができ、種々の端子数のスレーブノード12に対する出力仕様の定が容易となる。
図16は、スレーブノード12入力が発生した場合に、スレーブノード12が入力通知データをマスタノード10に送信する通信の一例を示す。スレーブノード12のI/O端子にポテンシオメータ、センサ等の入力機器が接続され、これらの入力機器からスレーブノード12の端子入力のイベントが発生した場合、入力通知データが送信される。図13に示す出力指令データの通信と図16に示す入力通知データの通信は、ユーザの操作やイベントの発生によって開始されるので、送信する順番が決まっている訳ではない。入力通知データは、スレーブノード12へ入力されたデータをスレーブノード12の入力仕様に応じてマスタノード10に通知するものである。
図17は、スレーブノード12からマスタノード10に送信されるI/O端子の入力通知データの一例を示す。入力通知データも、全I/O端子に共通なデータと各I/O端子に固有のデータを含む。
全I/O端子に共通なデータは、データNo.1乃至データNo.3の3データである。全I/O端子に共通なデータは、各端子に共通なエラー処理に関する設定項目を表す。各I/O端子の固有のデータは、I/O設定データの共通部分のデータによりスレーブノード12に設定され、設定レジスタ46に記憶されているパターンの識別情報を表す。
入力機器からのアナログ信号はADC回路50を介してCXPIドライバ/レシーバ34に入力される。ADC回路50の分解能はスレーブノード12毎に異なっているので、スレーブノード12はADC回路50の分解能に関わらず共通のフレームで入力通知データをマスタノード10に送信する。
データNo.1は、該当スレーブノードが最後に受信したデータの通信エラーフラグ(全9種類)を表す4ビット(0.5バイト)の通信エラーフラグである。
データNo.2は、該当スレーブノード12の異常状態の通知用フラグを表す2ビット(0.25バイト)の異常状態フラグである。
データNo.1とデータNo.2の和は6ビット(0.75バイト)であり、データは1バイト単位で通信されるので、2ビット(0.25バイト)の未使用ビットであるダミーデータとしてデータNo.3が設けられている。
各I/O端子に固有のデータは5データである。I/O端子P00に固有のデータはデータNo.4乃至データNo.8である。
データNo.4は、I/O端子P00のデータ入力のオン(オンでDin)/オフを指定する0.125バイト(1ビット)の入力可否データである。
データNo.5は、I/O端子P00のADC回路50から入力された値(ADC回路50の分解能が12ビットの場合の上位2ビット)を表す2ビット(0.25バイト)のADC入力の追加ビット1データである。ADC回路50の分解能が8ビット又は10ビットの場合、マスタノード10はデータNo.5を無視する。
無視される。
データNo.6は、I/O端子P00のADC回路50から入力された値(ADC回路50の分解能が10ビットの場合の上位2ビット)を表す2ビット(0.25バイト)のADC入力の追加ビット2データである。ADC回路50の分解能が8ビットの場合、マスタノード10はデータNo.6を無視する。
データNo.4乃至データNo.6の和がバイト単位のデータを構成するように、3ビット(0.375バイト)の未使用ビットであるダミーデータとしてデータNo.7が設けられている。
データNo.8は、I/O端子P00のADC回路50から入力された値を表す1バイト(8ビット)のADC入力である。ADC回路50の分解能が12ビットの場合、マスタノード10はNo.13のデータの上位にNo.10、No.9のデータを付け加えて12ビットのデータを受信する。ADC回路50の分解能が10ビットの場合、マスタノード10はNo.13のデータの上位にNo.10のデータを付け加えて10ビットのデータを受信する。ADC回路50の分解能が8ビットの場合、マスタノード10はNo.13のデータに基づいて8ビットのデータを受信する。
I/O端子P01に固有のデータはデータNo.9乃至データNo.13である。以下、同様に、I/O端子の数だけ、固有のデータが通信される。
データ9は、データ4と同様な入力可否データである。データ10は、データ5と同様なADC回路50の入力の追加ビット1データである。データ11は、データ6と同様なADC回路50の入力の追加ビット2データである。データ12は、データ7と同様なダミーデータである。データ13は、データ8と同様なADC回路50の入力データである。
マスタノード10は、入力通知データを受信すると、I/O端子の入力仕様(ここでは、ADC回路50の分解能)を入力通知データに従って解釈し、解釈した仕様に従って信号を受信する。
図18はスレーブノード12の他の例を示す。このスレーブノード12は、多チャンネルのモータドライバ132を介してサイドミラー角度調整用モータ134R、134Lを駆動する例である。サイドミラーの角度調整方向を上下方向、左右方向に指定するセレクタスイッチ138、140がI/O端子P02、P10、P11、P12に接続される。
角度調整用ポテンショメータ136R、136Lからのモータ位置調整情報がI/O端子P00、P01に入力されると、スレーブノード12は入力通知データをマスタノード10へ送信する。入力通知データはモータ位置調整情報を所定の解像度でAD変換したADC入力を含む。マスタノード10は、入力通知データを処理して、モータ134R、134Lの駆動信号を計算する。マスタノード10は、駆動信号を含む出力指令データをスレーブノード12に送信する。スレーブノード12は、駆動信号をI/O端子P20、P21、P23、P24からモータドライバ132へ出力する。駆動信号はセレクタスイッチ138、140から入力された角度調整方向(上下方向又は左右方向)を含む。モータドライバ132は、駆動信号に応じてモータ134R、134Lを駆動する。
図19はスレーブノード12のさらに他の例を示す。このスレーブノード12は、大電流のモータドライバ142を介してサイドミラー格納用モータ146を駆動する例である。右サイドミラー格納/復帰を指定するセレクタスイッチ154と、左サイドミラー格納/復帰を指定するセレクタスイッチ156がI/O端子P02、P10、P11、P12に接続される。
セレクタスイッチ154、156からのミラー格納/復帰指示情報がI/O端子P02、P10、P11、P12に入力されると、スレーブノード12は入力通知データをマスタノード10へ送信する。入力通知データはミラー格納/復帰指示情報を含む。マスタノード10は、入力通知データを処理して、モータ146の駆動信号を計算する。マスタノード10は、駆動信号を含む出力指令データをスレーブノード12に送信する。スレーブノード12は、駆動信号をI/O端子P20、P21、P23、P24からモータドライバ142へ出力する。モータドライバ142は、駆動信号に応じてモータ146を駆動する。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…マスタノード、12…スレーブノード、22…CXPIトランシーバ、34…CXPIドライバ/レシーバ、36…CXPIコントロールロジック、42…PWM回路、50…ADC、52…I/Oポート

Claims (18)

  1. 複数の入出力端子を含む受信装置に前記複数の入出力端子の入出力機能を指定する第1設定データを送信する送信装置であって、
    前記第1設定データは、前記複数の入出力端子に共通な第1データと、前記複数の入出力端子それぞれに固有の第2データを含む、送信装置。
  2. 前記第1データは前記入出力機能の設定値の候補であり、
    前記第2データは前記候補の識別子である、請求項1記載の送信装置。
  3. 前記第1データを送信し、その後複数の前記第2データを送信する、請求項1記載の送信装置。
  4. 前記複数の入出力端子の中の出力機能が設定された複数の第1端子の出力態様を指定する第2設定データを送信し、
    前記第2設定データは、前記複数の第1端子に共通な第3データと、前記複数の第1端子それぞれに固有の第4データを含む、請求項1記載の送信装置。
  5. 前記第3データは前記出力態様の設定値の候補であり、
    前記第4データは前記候補の識別子である、請求項4記載の送信装置。
  6. 前記第3データを送信し、その後複数の前記第4データを送信する、請求項4記載の送信装置。
  7. 前記複数の入出力端子の中の入力機能が設定された複数の第2端子からの通知データを受信し、
    前記通知データは、前記複数の第2端子に共通な第5データと、前記複数の第2端子それぞれに固有の第6データを含む、請求項1記載の送信装置。
  8. 前記第5データを受信し、その後複数の前記第6データを受信する、請求項7記載の送信装置。
  9. 複数の入出力端子を含む受信装置であって、
    送信装置から前記複数の入出力端子の入出力機能を指定する第1設定データを受信し、
    前記第1設定データは、前記複数の入出力端子に共通な第1データと、前記複数の入出力端子それぞれに固有の第2データを含む、受信装置。
  10. 前記第1データは前記入出力機能の設定値の候補であり、
    前記第2データは前記候補の識別子である、請求項9記載の受信装置。
  11. 前記第1データを受信し、その後複数の前記第2データを受信する、請求項9記載の受信装置。
  12. 前記送信装置から前記複数の入出力端子の中の出力機能が設定された複数の第1端子の出力態様を指定する第2設定データを受信し、
    前記第2設定データは、前記複数の第1端子に共通な第3データと、前記複数の第1端子それぞれに固有の第4データを含む、請求項9記載の受信装置。
  13. 前記第3データは前記出力態様の設定値の候補であり、
    前記第4データは前記候補の識別子である、請求項12記載の受信装置。
  14. 前記第3データを受信し、その後複数の前記第4データを受信する、請求項12記載の受信装置。
  15. 前記複数の入出力端子の中の入力機能が設定された複数の第2端子からの入力を通知する通知データを前記送信装置に送信し、
    前記通知データは、前記複数の第2端子に共通な第5データと、前記複数の第2端子それぞれに固有の第6データを含む、請求項9記載の受信装置。
  16. 前記第5データを受信し、その後複数の前記第6データを受信する、請求項15記載の受信装置。
  17. 複数の入出力端子を含む受信装置に前記複数の入出力端子の入出力機能を指定する第1設定データを送信する送信方法であって、
    前記第1設定データは、前記複数の入出力端子に共通な第1データと、前記複数の入出力端子それぞれに固有の第2データを含む、送信方法。
  18. 複数の入出力端子を含む受信装置の受信方法であって、
    送信装置から前記複数の入出力端子の入出力機能を指定する第1設定データを受信し、
    前記第1設定データは、前記複数の入出力端子に共通な第1データと、前記複数の入出力端子それぞれに固有の第2データを含む、受信方法。
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