JP2023139217A - 医療デバイス - Google Patents

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Abstract

Figure 2023139217000001
【課題】回転する切削部により切削した物体を効率よく吸引でき、かつ安定した回転軸を維持できる医療デバイスを提供する。
【解決手段】生体管腔内の物体を切削する医療デバイス(10)であって、駆動シャフト(20)と、駆動シャフト(20)に接続される軸部(30)と、軸部(30)に接続される切削部(50)と、軸部(30)を回転可能に支持する第1の軸受(81)と、を有し、第1の軸受(81)はリング形状であって、軸部(30)は、当該軸部(30)の外周面に第1の摺動部(33)から第2の摺動部(34)まで連通する通路(40)を有し、通路(40)は第1の軸受(81)の内側に位置し、第1の軸受(81)に対して回転可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体管腔の物体を切削するための医療デバイスに関する。
血管内の血栓、プラーク、石灰化病変などによる狭窄部の治療方法は、バルーンにより血管を拡張する方法や、網目状またはコイル状のステントを血管の支えとして血管内に留置する方法などが挙げられる。しかしながら、これらの方法では、石灰化により硬くなっている狭窄部や、血管の分岐部で生じている狭窄部を治療することは、困難である。このような場合においても治療が可能な方法として、血栓、プラーク、石灰化病変などの狭窄部を切削して除去する方法がある。
例えば特許文献1には、駆動シャフトの先端に、血管内で狭窄部を切削する切削部が配置されたデバイスが記載されている。このデバイスは、切削した物体を吸引する機能を有している。
米国特許第8394078号明細書
特許文献1に記載のデバイスは、回転する切削部を支えるために、切削部の基端側にボールベアリングを備えている。ボールベアリングは、切削部を滑らかに回転させるために、周方向に並ぶ多数のボールを備えている。このため、ボールベアリングが配置される部位に、物体を吸引するための通路を配置することが困難である。したがって、切削された物体を外部からデバイス内に吸引する入口は、ボールベアリングよりも基端側に配置されている。したがって、このデバイスは、切削された物体を効率よく吸引することができない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、回転する切削部により切削された物体を効率よく吸引でき、かつ安定した回転軸を維持できる医療デバイスを提供することを目的とする。
上記目的を達成する医療デバイスは、生体管腔内の物体を切削する医療デバイスであって、回転可能である駆動シャフトと、前記駆動シャフトの先端部に接続される軸部と、前記軸部の先端部と接続される切削部と、前記駆動シャフトを回転可能に収容する外管シャフトと、前記外管シャフトに収容され、前記軸部を回転可能に支持する第1の軸受と、を有し、前記第1の軸受はリング形状であって、前記軸部は、当該軸部の外周面に通路を有し、前記通路は前記第1の軸受の内側に位置し、前記第1の軸受に対して回転可能である。
上記のように構成した医療デバイスは、軸受の内側に配置される通路を介して吸引力を先端側へ作用させることができるため、軸受および軸部よりも先端側で、外部の物体を内部に吸引できる。このため、医療デバイスは、切削部により切削した物体を効率よく吸引できる。医療デバイスは、軸部に径方向や軸心方向の力を受けても、安定した回転軸を維持できる。
実施形態に係る医療デバイスを示す平面図である。 医療デバイスの先端部を、切削部および収容部を透過して示す斜視図である。 医療デバイスの先端部を示す断面図である。 医療デバイスの先端部を示し、(A)は図3のA-A線に沿う断面図、(B)は図3のB-B線に沿う断面図、(C)は図3のC-C線に沿う断面図である。 医療デバイスにより切削を行っている状態を示す概略図である。 医療デバイスの変形例の駆動シャフトを示す平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法は、説明の都合上、誇張されて実際の寸法とは異なる場合がある。また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。本明細書では、管腔に挿入する側を「先端側」、操作する側を「基端側」と称することとする。
実施形態に係る医療デバイス10は、急性下肢虚血や深部静脈血栓症において、血管内に挿入され、プラークや石灰化病変等を切削して除去する処置に用いられる。なお、切削される物体は、特に限定されず、例えば、アテローム、血栓等であってもよい。さらに、生体管腔内に存在し得る物体は、全て、医療デバイス10により切削される物体に該当し得る。
医療デバイス10は、図1~3に示すように、回転可能である回転構造部11と、回転構造部11を回転可能に収容する収容部12と、術者が操作するハンドル部90とを備えている。回転構造部11は、回転力を伝達する駆動シャフト20と、収容部12に回転可能に支持される軸部30と、プラークや石灰化病変を切削する切削部50と、駆動シャフト20に収容される保護管60とを備えている。収容部12は、駆動シャフト20を収容する外管シャフト70と、軸部30を回転可能に支持する軸受80とを備えている。
駆動シャフト20は、長尺な管体である。駆動シャフト20は、柔軟で、かつ基端側から作用する回転力を先端側に伝達可能な特性を有する。駆動シャフト20の先端部には、軸部30が固定されている。駆動シャフト20は、回転構造部11の軸心Xを中心に複数の線材を並べて螺旋状に連結した管体である。軸心Xは、回転構造部11の構造的な中心軸であり、かつ回転構造部11の中心軸である。駆動シャフト20の基端部は、ハンドル部90の内部に位置している。なお、駆動シャフト20は、線材により構成されなくてもよい。
駆動シャフト20の構成材料は、特に限定されないが、例えば、ステンレス、ナイチノール、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やテトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)等のフッ素系ポリマー、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルなどが好適に使用できる。
切削部50は、図1~3に示すように、プラークや石灰化病変等の物体を切削して小さくするための部材である。したがって、“切削”とは、接触する物体に力を作用させて、物体を小さくすることを意味する。切削における力の作用方法や、切削後の物体の形状や形態は、限定されない。
切削部50は、表面に、微小な砥粒を多数有している。または、切削部50は、鋭利な刃を備えてもよい。切削部50は、先端側に位置する第1の貫通孔51と、第1の貫通孔51の基端側に位置する第2の貫通孔52とが形成されている。第1の貫通孔51および第2の貫通孔52は、連通するとともに、軸心Xに沿う方向へ切削部50を貫通している。第2の貫通孔52の内部には、軸部30の先端部が嵌合して連結されている。
切削部50の外周面は、軸心Xに沿う方向へ延在する溝状の切り欠き部53を有している。切り欠き部53は、切削された物体を基端方向へ搬送するための流路として機能する。切り欠き部53は、例えば、周方向に120度毎に配置される。したがって、切削部50は、周方向に均等に並ぶ3つの切り欠き部53を有している。各々の切り欠き部53の縁部は、曲率を有して滑らかに形成されている。なお、切り欠き部53の数は、3つに限定されない。
切削部50の構成材料は、プラークや石灰化病変等を切削できる程度の強度を有することが好ましく、例えば、ステンレス、ナイチノール、Ta、Ti、Pt、Au、W、真鍮、形状記憶合金、超鋼合金などが好適に使用できる。血栓等の柔らかいものが切削の対象である場合には、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やテトラフルオロエチレン・エチレン共重合体(ETFE)等のフッ素系ポリマー、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステルなどが好適に使用できる。
保護管60は、駆動シャフト20および切削部50の内部に配置される柔軟な管体である。保護管60は、駆動シャフト20および切削部50に対して相対的に回転可能である。保護管60は、ガイドワイヤを通すガイドワイヤルーメン61が形成されている。保護管60は、駆動シャフト20の内部を通るガイドワイヤが、駆動シャフト20と直接的に接触して擦れることを抑制する。保護管60の先端部には、筒状の保護管ストッパー62が連結されている。保護管ストッパー62の基端部は、保護管60よりも大きな外径を有し、保護管60の先端部を覆っている。保護管ストッパー62の先端部は、保護管ストッパー62の基端部よりも小さな外径を有し、保護管60よりも先端側へ突出している。保護管ストッパー62の基端部は、軸心方向において、軸部30と切削部50との間の隙間に回転可能に配置される。このため、保護管ストッパー62は、軸部30と切削部50との間で軸心方向の移動を制限されつつ回転できる。したがって、保護管ストッパー62により、保護管60の軸心方向への移動を制限し、保護管60の脱落を抑制できる。
軸部30は、図2~4に示すように、回転構造部11を収容部12に対して回転可能に支持する部位である。軸部30は、駆動シャフト20に連結される基端連結部31と、切削部50に連結される先端連結部32とを備えている。軸部30は、さらに、第1の軸受81に支持される第1の摺動部33と、第2の軸受82に支持される第2の摺動部34と、第1の摺動部33および第2の摺動部34の間に配置される中間部35とを備えている。軸部30は、軸心Xに沿って延在する少なくとも1つ(本実施形態では3つ)の通路40が形成されている。
基端連結部31は、軸部30の基端部に配置される円筒状の部位である。基端連結部31は、駆動シャフト20の先端部が基端側から嵌合される基端嵌合部36と、駆動シャフト20の先端面が突き当たる基端段差部37とを備えている。基端段差部37は、基端嵌合部36から先端側へ向かって内径が段差的に減少する部位である。基端嵌合部36の内径は、駆動シャフト20の先端部の外径と略一致する。基端段差部37には、駆動シャフト20の先端面が当接する。このため、軸部30は、駆動シャフト20に対して適切な位置に固定される。基端連結部31は、周方向の複数の位置において、駆動シャフト20に溶接等によって接合される。基端連結部31は、管状であるため、駆動シャフト20を囲んで、駆動シャフト20に対して強固に固定可能である。なお、基端連結部31は、駆動シャフト20の外側ではなく、内側に配置されてもよい。また、基端連結部31の基端面は、駆動シャフト20の先端面と突き当たってもよい。
先端連結部32は、切削部50の第2の貫通孔52の内側に嵌合する先端嵌合部38と、切削部50の基端面が突き当たる先端段差部39とを備えている。先端段差部39は、先端嵌合部38から基端側へ向かって内径が段差的に増加する部位である。先端嵌合部38の外径は、切削部50の第2の貫通孔52の外径と略一致する。先端段差部39には、切削部50の基端面が当接する。このため、切削部50は、軸部30に対して適切な位置に固定される。
第1の摺動部33は、先端連結部32の基端側に配置されて、第1の軸受81に回転可能に支持される部位である。第1の摺動部33は、均一な外径の円管の外周面に、軸方向へ延在する溝状の3つの通路40が形成されている。第1の摺動部33は、周方向に均等に配置される溝状の3つの通路40の間に、第1の軸受81の内周面に接触する3つの第1の回転接触部41を有している。第1の回転接触部41の外径は、第1の軸受81の内径よりも多少小さい。このため、第1の回転接触部41は、第1の軸受81の内周面に対して摺動可能に接触する。
第2の摺動部34は、基端連結部31の先端側に配置されて、第2の軸受82に回転可能に支持される部位である。第2の摺動部34は、均一な外径の円管の外周面に、軸方向へ延在する溝状の3つの通路40が形成されている。第2の摺動部34は、周方向に均等に配置される溝状の3つの通路40の間に、第2の軸受82の内周面に接触する3つの第2の回転接触部42を有している。第2の回転接触部42の外径は、第2の軸受82の内径よりも多少小さい。このため、第2の回転接触部42は、第2の軸受82の内周面に対して摺動可能に接触する。
中間部35は、第1の摺動部33および第2の摺動部34の間に配置される。中間部35は、均一な外径の円管の外周面に、軸心Xに沿って延在する溝状の3つの通路40が形成されている。中間部35は、周方向に均等に配置される溝状の3つの通路40の間に、第1の摺動部33および第2の摺動部34よりも径方向の外側へ突出する3つの突出部43を有している。各々の突出部43は、突出先端面44と、突出基端面45とを備えている。3つの突出先端面44は、軸心Xと直交する同一平面上に配置される。3つの突出基端面45は、軸心Xと直交する同一平面上に配置される。
通路40は、切削部50により切削された物体を吸引する流路を形成する。各々の通路40の先端部は、切り欠き部53の基端部と連通する。通路40は、軸部30の軸受80に支持される部位よりも先端側に配置される先端段差部39から、軸部30の軸受80に支持される部位よりも基端側まで形成されている。すなわち、通路40は、軸受80よりも先端側から基端側まで形成されている。溝状の通路40は部分的に、軸部30の内周面まで貫通してもよい。本実施形態では、通路40の基端部は、軸部30の基端まで到達しないが、軸部30の基端まで到達してもよい。通路40は、軸受80よりも先端側で、軸部30の外周面に接続されている。これにより、通路40の空間は、軸受80よりも先端側で、軸部30の外側の空間と連通する。さらに、通路40は、軸受80よりも基端側で、軸部30の外周面に接続されている。これにより、通路40の空間は、軸受80よりも基端側で、軸部30の外側の空間と連通する。したがって、通路40は、軸受80よりも先端側で、切削された物体を軸部30の外側から取り込むことができる。そして、通路40は、軸受80よりも先端側で取り込んだ物体を、軸受80よりも基端側で、軸部30の外側へ放出できる。また、軸部30に通路40を設けることにより、切削部50の近くに吸引を行う吸引開口部74を位置できる。さらに、軸部30に通路40を設けることにより、軸部30と軸受80の摩擦が減少し、摺動性を向上できる。
なお、通路40は、軸部30の外周面に溝状に形成されるのではなく、軸部30の内部に、軸心方向へ貫通する孔として形成されてもよい。この場合、第1の摺動部33の第1の回転接触部41はリング状の1つの部位で形成されてもよい。また、第2の摺動部34の第2の回転接触部42はリング状の1つの部位で形成されてもよい。また、突出部43はリング状の1つの部位で形成されてもよい。また、通路40は、第1の摺動部33および第2の摺動部34においては溝状に形成され、中間部35においては軸心方向へ貫通する孔で形成されてもよい。この場合、第1の回転接触部41および第2の回転接触部42は、複数で形成され、突出部43はリング状の1つの部位で形成される。
外管シャフト70は、図1~3に示すように、駆動シャフト20および保護管60を収容する管体である。外管シャフト70は、外管本体71と、外管本体71の先端側に固定される支持管72とを有している。外管シャフト70と駆動シャフト20の間には、プラークや石灰化病変等が切削されて小さくなった物体を吸引するための吸引ルーメン73が形成されている。外管シャフト70は、先端に、切削された物体や、駆動シャフト20から放出された液体を吸引する吸引開口部74を有している。外管シャフト70の先端は、切削部50の基端から基端側に所定の隙間Gを空けて配置されている。隙間Gは、回転構造部11が収容部12に対して最も基端側へ配置された際に、軸心Xに沿って0を超える長さを有する。このため、外管シャフト70の先端は、切削部50に接触することが抑制される。外管シャフト70は、基端に、ハンドル部90の内部で開口する基端開口部75を有している。
外管本体71は、可撓性を有する管体である。外管本体71は、ハンドル部90から切削部50の近傍まで延在している。外管本体71は、先端部に、外管本体71の延在する方向が変わる湾曲部78が形成されてもよい。外管本体71の基端部は、ハンドル部90に固定されている。基端開口部75は、外管本体71の基端に配置されている。
支持管72は、外管本体71の先端部に固定される金属製の円管である。支持管72は、一定の内径を有する支持管本体76と、支持管本体76の先端側に配置されて支持管本体76よりも小さい内径を有するストッパー77とを備えている。吸引開口部74は、支持管72の先端に配置されている。ストッパー77は、後述する軸受80の第1の軸受81のリング先端面85と接触する。これにより、ストッパー77は、第1の軸受81が支持管72に対して先端側へ移動して支持管72から脱落することを制限する。なお、ストッパー77は、第1の軸受81のリング先端面85と接触可能であれば、第1の軸受81の移動を制限できるため、第1の軸受81から多少離れていてもよい。ストッパー77の内径は、第1の軸受81の外径よりも小さく、内径よりも大きいことが好ましい。なお、ストッパー77の構造は、第1の軸受81の移動を制限できるのであれば特に限定されず、例えば周方向に部分的に配置されてもよい。
外管本体71の構成材料は、ある程度の強度を有することが好ましく、例えば、ステンレス、ナイチノール、Ta、Ti、Pt、Au、W、形状記憶合金、ABS樹脂、ポリカーボネート(PC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリアセタール(POM)、ポリフェニルサルフォン(PPSU)、ポリエチレン(PE)、カーボンファイバー、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などのエンジニアリングプラスチック等、およびその組み合わせが好適に使用できる。
支持管72の構成材料は、ある程度の強度を有することが好ましく、例えば、ステンレス、ナイチノール、Ta、Ti、Pt、Au、W、形状記憶合金、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などのエンジニアリングプラスチック等、およびその組み合わせが好適に使用できる。
軸受80は、図2~4に示すように、リング形状である第1の軸受81および第2の軸受82を有している。第1の軸受81および第2の軸受82は、支持管72の内部に軸心Xに沿って離れて配置されている。第1の軸受81および第2の軸受82は、一定の外径のリング外周面83と、一定の内径のリング内周面84とを備えている。また、第1の軸受81および第2の軸受82は、軸心Xと直交する平面上に配置されるリング先端面85およびリング基端面86を備えている。第1の軸受81および第2の軸受82は、同一形状であるが、異なる形状であってもよい。リング外周面83は、支持管72の内周面に密着して固定されている。第1の軸受81のリング内周面84は、第1の回転接触部41の外周面と摺動可能である。第1の軸受81のリング基端面86は、中間部35の突出先端面44と摺動可能である。第2の軸受82のリング内周面84は、第2の回転接触部42の外周面と摺動可能である。第2の軸受82のリング先端面85は、中間部35の突出基端面45と摺動可能である。したがって、第1の軸受81および第1の摺動部33は、ラジアル荷重を受ける軸受として機能する。また、第2の軸受82および第2の摺動部34は、ラジアル荷重を受ける軸受として機能する。さらに、第1の軸受81、第2の軸受82および中間部35は、アキシアル荷重を受ける軸受として機能する。
第1の軸受81および第2の軸受82のリング外周面83は、第1の軸受81のリング内周面84およびリング基端面86、並びに第2の軸受82のリング内周面84およびリング先端面85よりも粗く形成されている。第1の軸受81のリング内周面84およびリング基端面86、並びに第2の軸受82のリング内周面84およびリング先端面85は、他の部材と摺動する面であるため、滑らかであることが好ましい。そして、第1の軸受81および第2の軸受82のリング外周面83は、第1の軸受81のリング内周面84およびリング基端面86、並びに第2の軸受82のリング内周面84およびリング先端面85よりも粗く形成されるため、支持管72の内周面に対して滑り難い。このため、第1の軸受81および第2の軸受82のリング外周面83は、支持管72の内周面に強固に固定される。なお、第1の軸受81のリング先端面85と、第2の軸受82のリング基端面86は、他の部材と摺動しない。このため、第1の軸受81のリング先端面85と、第2の軸受82のリング基端面86の粗さは、特に限定されない。第1の軸受81および第2の軸受82は、型に嵌めて作製可能で、その型の内表面の粗さが場所によって異なることができるため、第1の軸受81および第2の軸受82のリング外周面83をリング内周面84、リング先端面85、リング基端面86よりも粗くすることができる。また、第1の軸受81および第2の軸受82のリング内周面84、リング先端面85、リング基端面86に研磨工程を追加することによって、第1の軸受81および第2の軸受82のリング外周面83をリング内周面84、リング先端面85、リング基端面86よりも粗くすることができる。
第1の軸受81および第2の軸受82の構成材料は、セラミックであることが好ましく、例えばジルコニア強化アルミナ(ZTA:Zirconica Toughened Almina)、ルビーやサファイヤとも呼ばれるコランダム(Corundum)、アルミナ(Alumina)等が好適に使用できる。また、第1の軸受81および第2の軸受82は、表面のみがセラミックにより形成されてもよい。したがって、第1の軸受81および第2の軸受82は、金属材料や樹脂材料の表面にセラミックがコーティングされて形成されてもよい。第1の軸受81および第2の軸受82は、全面がセラミックによりコーティングされてもよいが、部分的にコーティングされてもよい。第1の軸受81および第2の軸受82は、少なくとも他の部材と摺動する面が、セラミックによりコーティングされることが好ましい。第1の軸受81および第2の軸受82の他の部材と摺動する面は、第1の軸受81のリング内周面84およびリング基端面86、並びに第2の軸受82のリング内周面84およびリング先端面85である。なお、第1の軸受81および第2の軸受82の構成材料は、必ずしもセラミックに限定されず、例えば、回転数とトルクがそれほど大きくないのであれば、ステンレス鋼、PEEKなどのエンジニアリングプラスチック等であってもよい。また、金属材料や樹脂材料の表面に施されるコーティングは、DLCコーティング、窒化チタンコーティング、窒化処理等であってもよい。
なお、軸部30は、切削部50と一体的に形成されてもよい。軸部30の構成材料は、前述の第1の軸受81および第2の軸受82に適用可能な材料を適用できる。したがって、例えば、軸部30の第1の回転接触部41、第2の回転接触部42および突出部43は、耐摩耗性を向上させるために、ステンレス鋼にDLCコーティング、窒化チタンコーティング、窒化処理等の表面平滑化処理が施されて形成されてもよい。また、軸受80は、外管シャフト70と一体的に形成されてもよい。
ハンドル部90は、図1に示すように、ケーシング91と、駆動部92と、吸引ポート93と、回転操作部94とを備えている。
ケーシング91は、先端部に、外管本体71の基端部が固定されている。ケーシング91は、内部に、吸引ポート93と連通する吸引空間95が形成されている。吸引空間95には、外管本体71の基端開口部75が回転可能に配置されている。
回転操作部94は、術者が指で操作して、外管シャフト70に回転トルクを作用させる部位である。回転操作部94は、ケーシング91の先端部に回転可能に連結されている。回転操作部94は、外管本体71の基端部の外周面に固定されている。
駆動部92は、例えば中空モータである。駆動部92は、図示しないバッテリーや、外部から供給される電力によって回転する。駆動シャフト20は、中空モータの中空の駆動ロータに固定されている。駆動部92の回転速度は、特に限定されないが、例えば5,000~200,000rpmである。なお、駆動部92の構成は、特に限定されない。
吸引ポート93は、外部の吸引ポンプ等の吸引源100に接続可能である。吸引ポート93は、吸引源100により吸引されて、吸引空間95の内部の物体や液体等を吸引源100へ向かって搬送する。吸引源100は、吸引圧力が生成できるものであればよく、ポンプ、シリンジなどを用いることができる。
次に、本実施形態に係る医療デバイス10の使用方法を、血管内のプラークや石灰化病変等の病変部を切削して吸引する場合を例として説明する。
初めに、術者は、ガイドワイヤWを血管に挿入し、病変部Sの近傍へ到達させる。次に、術者は、医療デバイス10のガイドワイヤルーメン61に、ガイドワイヤWの基端を挿入する。この後、図5に示すように、ガイドワイヤWをガイドとして、切削部50を、病変部Sの近傍まで移動させる。
次に、術者は、吸引源100を作動させる。これと同時あるいは一定時間の経過後、駆動部92を作動させる。これにより、駆動シャフト20が回転し、駆動シャフト20とともに、切削部50および軸部30が回転する。これにより、術者は、切削部50によって病変部Sを切削できる。
軸部30が回転すると、図3、4に示すように、軸部30の第1の回転接触部41が、第1の軸受81のリング内周面84を摺動し、第2の回転接触部42が、第2の軸受82のリング内周面84を摺動する。すなわち、軸受80は、第1の軸受81および第2の軸受82の2カ所で、軸部30のラジアル荷重を受けて支持する。このため、切削部50による切削時に、切削部50が径方向の力を受けても、軸部30は軸受80に対して良好に支持されて、安定して回転できる。
また、術者は、ハンドル部90の全体または体外に露出した外管シャフト70を移動させて、外管シャフト70を、血管の長尺方向に沿って往復移動させることができる。これにより、術者は、切削部50により、病変部Sを血管の長尺方向に沿って切削できる。この医療デバイス10の押し引きによって、切削部50が基端方向の力を受けると、回転している軸部30は、軸受80の内部で基端側へ移動する。これにより、軸部30の突出部43の突出基端面45が、第2の軸受82のリング先端面85に対して摺動しつつ、リング先端面85に支持される。また、医療デバイス10の押し引きによって、切削部50が先端方向の力を受けると、回転している軸部30は、軸受80の内部で先端側へ移動する。これにより、軸部30の突出部43の突出先端面44が、第1の軸受81のリング基端面86に対して摺動しつつ、リング基端面86に支持される。このように、軸受80は、第1の軸受81および第2の軸受82の2カ所で、軸部30のアキシアル荷重を受けて支持する。このため、切削部50による切削時に、切削部50が軸心Xに沿う方向の力を受けても、軸部30は軸受80に対して良好に支持されて、安定して回転できる。このため、切削部50は、病変部Sを効果的に切削できる。
術者は、切削部50の位置を周方向へ変更したい場合に、ケーシング91を保持した状態で、回転操作部94を回転させることができる。これにより、外管シャフト70の湾曲部78の方向が変わり、切削部50の位置を変更できる。
吸引源100は、吸引ポート93を介して吸引空間95に陰圧を作用させる。このため、吸引空間95に位置する外管本体71の基端開口部75から、吸引ルーメン73に陰圧が作用する。したがって、切削部50により切削された病変部Sは、デブリとなって、先端開口部から吸引ルーメン73に吸引される。デブリは、切削部50の切り欠き部53を通り、切り欠き部53に連通する通路40へ効率的に入ることができる。また、デブリは、切削部50と支持管72の間の隙間Gから、通路40へ入ることができる。通路40は、軸心Xを中心に螺旋状に形成されてもよい。これにより、回転する通路40によって、駆動シャフト20が回転すると、回転する螺旋状の通路40は、アルキメディアン・スクリュー(スクリューポンプ)として機能できる。これにより、通路40は、吸引ルーメン73の内部の物体や流体を、円滑に基端側へ搬送できる。
第1の軸受81よりも先端側で通路40に入ったデブリは、第1の軸受81および第2の軸受82の内側を基端側へ移動する。この後、デブリは、第2の軸受82よりも基端側で、通路40から軸部30の外周面側に移動する。この後、デブリは、吸引ルーメン73を基端側へ移動し、吸引空間95および吸引ポート93を通って、吸引源100に排出される。病変部Sの切削およびデブリの吸引が完了した後、術者は、吸引源100および駆動部92の動作を停止させる。これにより、病変部Sの切削およびデブリの排出が停止される。この後、術者は、医療デバイス10を血管から抜去し、処置を完了する。
以上のように、本実施形態に係る医療デバイス10は、生体管腔内の物体を切削する医療デバイス10であって、回転可能である駆動シャフト20と、駆動シャフト20の先端部に接続される軸部30と、軸部30の先端部又は駆動シャフト20の先端部と接続される切削部50と、駆動シャフト20を回転可能に収容する外管シャフト70と、外管シャフト70に収容され、軸部30を回転可能に支持する第1の軸受81および第2の軸受82と、を有し、第1の軸受81はリング形状であって、第2の軸受82はリング形状で、第1の軸受81の基端側に離れて配置され、軸部30は、第1の軸受81の内周面に摺動可能に支持される第1の摺動部33と、第2の軸受82の内周面に摺動可能に支持される第2の摺動部34と、第1の摺動部33および第2の摺動部34の間に配置される中間部35と、を有し、中間部35は、径方向の外側へ突出する少なくとも1つの突出部43を有し、突出部43は、軸心方向において第1の軸受81のリング基端面86および第2の軸受82のリング先端面85の間に配置され、軸部30は、第1の摺動部33から第2の摺動部34まで連通する通路40を有する。
上記のように構成した医療デバイス10は、軸受80の内側に配置される通路40を介して吸引力を先端側へ作用させることができる。このため、軸受80よりも先端側で、外部の物体を内部に吸引できる。このため、医療デバイス10は、切削部50により切削した物体を効率よく吸引できる。また、軸部30は、第1の軸受81および第2の軸受82の2箇所により支持されため、安定した回転を維持できる。また、第1の軸受81および第2の軸受82は、突出部43を軸心方向に挟んで支持できる。このため、術者が医療デバイス10を押し引きする際に、軸部30に作用する軸心方向の力は、第1の軸受81および/または第2の軸受82により受け止められる。このため、医療デバイス10は、軸部30に径方向や軸心方向の力を受けても、安定した回転を維持できる。
また、第1の軸受81の先端は、切削部50から基端側に離れて配置される。これにより、切削部50および第1の軸受81の先端の間から、外部の物体を通路40に吸引しやすい。このため、医療デバイス10は、切削部50により切削した物体を効率よく吸引できる。また、回転する切削部50が、第1の軸受81の先端に接触しないため、切削部50は滑らかに回転できる。また、切削部50や第1の軸受81が接触によって破損することを抑制できる。
また、外管シャフト70は、支持管72を有し、支持管72は、第1の軸受81および第2の軸受82を保持する内周面を有し、支持管72は、第1の軸受81よりも先端側にストッパー77を有し、ストッパー77は、径方向の内側へ突出して第1の軸受81の先端側の面と接触可能である。これにより、第1の軸受81は、支持管72から先端側へ抜けることをストッパー77によって抑制される。このため、医療デバイス10は、安定した回転を維持できる。
また、第1の軸受81および/または第2の軸受82は、リング内周面84よりも粗いリング外周面83を有する。これにより、第1の軸受81および第2の軸受82のリング外周面83は、接触対象に対して動き難くなり、安定した位置を維持できる。
また、第1の軸受81および/または第2の軸受82の少なくとも回転構造部11と摺動する表面は、セラミックにより形成される。これにより、高速で回転する回転構造部11を支持する第1の軸受81および第2の軸受82の摩耗を抑制できる。
また、突出部43の先端面および/または基端面は、平面である。これにより、突出部43の先端面および/または基端面は、第1の軸受81および/または第2の軸受82と滑らかに接触する。このため、摺動する突出部43および軸受80の摩耗を抑制できる。
また、外管シャフト70は、長尺な管状の外管本体71を有し、外管本体71の先端は、第2の軸受82と当接する。これにより、第2の軸受82は、基端側へ移動することを外管本体71によって抑制される。このため、医療デバイス10は、安定した回転軸を維持できる。
また、通路40は、第1の摺動部33、中間部35および第2の摺動部34の外周面に溝状に形成される。これにより、通路40を、第1の摺動部33、中間部35および第2の摺動部34に連通して形成しやすい。また、通路40が、回転構造部11の第1の摺動部33よりも先端側、および回転構造部11の第2の摺動部34よりも基端側において、外周面へ接続されやすい。
また、切削部50は、軸心Xに沿って位置する溝状の切り欠き部53を有し、切り欠き部53は、通路40と連通する。これにより、医療デバイス10は、切削部50によって切削された物体を、切り欠き部53から通路40へ高効率で吸引できる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。例えば、医療デバイス10が挿入される生体管腔は、血管に限定されず、例えば、脈管、尿管、胆管、卵管、肝管等であってもよい。
また、吸引ポート93は、吸引源100に接続されず、大気圧に開放されてもよい。このような構成であっても、生体管腔内の圧力が大気圧よりも高い場合、吸引空間95は、生体管腔内の物体を吸引できる。
また、図6に示す変形例のように、駆動シャフト20は、軸心Xを中心に複数の線材を並べて螺旋状に連結した第1の層21と、第1の層21の外周面に、線材を疎に巻いた螺旋状の第2の層22とを有してもよい。駆動シャフト20が回転すると、回転する螺旋状の第2の層22は、アルキメディアン・スクリュー(スクリューポンプ)として機能できる。これにより、第2の層22は、ルーメン73の内部の物体や流体を、円滑に基端側へ搬送できる。
また、第2の軸受82は、設けられなくてもよい。この場合、回転構造部11が収容部12に対して基端方向へ移動すると、切削部50の基端が、外管シャフト70の先端と接触する。したがって、外管シャフト70の先端面がアキシアル荷重を受け止めることができる。
また、駆動シャフト20は、軸部30を介さずに、切削部50に直接的に連結されてもよい。この場合、軸部30は、切削部50や駆動シャフト20の外周面に固定できる。
また、軸部30の第1の摺動部および第2の摺動部の中心軸をずれしてもよい。または、駆動シャフトの中心軸と、軸部30の中心軸をずらしてもよい。または、軸部30の中心軸と、切削部50の中心軸をずらしてもよい。これらの方法により、切削部50は、歳差運動が可能となる。したがって、歳差運動をする切削部50は、切削力を向上できる。
10 医療デバイス
11 回転構造部
12 収容部
20 駆動シャフト
30 軸部
31 基端連結部
32 先端連結部
33 第1の摺動部
34 第2の摺動部
35 中間部
40 通路
41 第1の回転接触部
42 第2の回転接触部
43 突出部
44 突出先端面
45 突出基端面
50 切削部
53 切り欠き部
70 外管シャフト
71 外管本体
72 支持管
73 吸引ルーメン
74 吸引開口部
75 基端開口部
76 支持管本体
77 ストッパー
80 軸受
81 第1の軸受
82 第2の軸受
83 リング外周面
84 リング内周面
85 リング先端面
86 リング基端面
W ガイドワイヤ
X 軸心

Claims (5)

  1. 生体管腔内の物体を切削する医療デバイスであって、
    回転可能である駆動シャフトと、
    前記駆動シャフトの先端部に接続される軸部と、
    前記軸部の先端部と接続される切削部と、
    前記駆動シャフトを回転可能に収容する外管シャフトと、
    前記外管シャフトに収容され、前記軸部を回転可能に支持する第1の軸受と、を有し、
    前記第1の軸受はリング形状であって、
    前記軸部は、当該軸部の外周面に通路を有し、
    前記通路は前記第1の軸受の内側に位置し、前記第1の軸受に対して回転可能である医療デバイス。
  2. 前記通路の先端は、前記第1の軸受より先端側に位置する請求項1に記載の医療デバイス。
  3. 前記通路は、前記外管シャフトの内表面と前記駆動シャフトの外表面との間に形成されるルーメンと連通する請求項1または2に記載の医療デバイス。
  4. 前記切削部は、軸心に沿って位置する溝状の切り欠き部を有し、前記切り欠き部と前記通路が連通する請求項1~3のいずれか1項に記載の医療デバイス。
  5. 前記通路は、軸方向に沿って、径方向の距離が異なる領域を有する請求項1~4のいずれか1項に記載の医療デバイス。
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