JP2023137797A - 扁平物殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】扁平物の両面を殺菌する技術を提供する。【解決手段】扁平物殺菌装置10は、扁平物12を受け入れる入口32を有する筐体20と、入口32への扁平物12の投入を検出する入口センサ22と、入口32に投入された扁平物12を重力によって下方に導く傾斜面24と、傾斜面24上にある扁平物12の第1面14に向けて紫外光を照射する第1光源26と、傾斜面24上にある扁平物12の第1面14とは反対側の第2面16に向けて紫外光を照射する第2光源28と、入口センサ22による検出を契機として第1光源26および第2光源28を点灯させる制御部30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、扁平物の表面を殺菌する殺菌装置に関する。
医療機関で用いる診察券等のカードの表面を殺菌する装置が提案されている。例えば、出入口に投入されるカードを駆動ローラを用いて装置内部に収容し、装置内部にてオゾンを用いた殺菌処理を施した後、駆動ローラを用いて出入口から返却する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平2-3734号公報
上述の先行技術では、オゾンの漏出を防ぐために密閉構造とする必要があり、装置構成が複雑となる。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的のひとつは、扁平物の両面を殺菌する技術を提供することにある。
本発明のある態様の扁平物殺菌装置は、扁平物を受け入れる入口を有する筐体と、入口への扁平物の投入を検出する入口センサと、入口に投入された扁平物を重力によって下方に導く傾斜面と、傾斜面上にある扁平物の第1面に向けて紫外光を照射する第1光源と、傾斜面上にある扁平物の第1面とは反対側の第2面に向けて紫外光を照射する第2光源と、入口センサによる検出を契機として第1光源および第2光源を点灯させる制御部と、を備える。
本発明によれば、扁平物の両面を殺菌する技術を提供できる。
実施の形態に係る扁平物殺菌装置の構成を概略的に示す図である。 扁平物殺菌装置の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。なお、説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。説明の理解を助けるため、各図面における各構成要素の寸法比は、必ずしも実際の寸法比と一致しない。
図1は、実施の形態に係る扁平物殺菌装置10の構成を概略的に示す図である。扁平物殺菌装置10は、扁平物12の第1面14および第2面16に紫外光を照射して扁平物12の両面を殺菌する。扁平物12の一例は、診察券などのカードである。扁平物殺菌装置10は、筐体20と、入口センサ22と、傾斜面24と、第1光源26と、第2光源28と、制御部30とを備える。
筐体20は、箱形形状を有する。筐体20の上部には、扁平物12を受け入れるための入口32が設けられる。入口32は、例えば、受け入れる扁平物12のサイズに対応した横長の形状を有する。筐体20の下部には、受け入れた扁平物12を外部に取り出すための取出開口34が設けられる。取出開口34は、例えば、入口32が設けられる筐体20の表側とは反対側の裏側に設けられる。筐体20の一例は、診察券を受け入れるための診察券ボックスである。
入口センサ22は、筐体20の内部に設けられ、入口32の近傍に設けられる。入口センサ22は、入口32への扁平物12の投入を検出する。入口センサ22は、入口32における扁平物12の通過を検出する通過センサである。入口センサ22は、例えば、入口32に向けて赤外線を照射し、扁平物12によって反射された赤外線を検出することによって扁平物12の通過を検出する。
傾斜面24は、筐体20の内部に設けられ、入口32から下方に一定の傾斜角で延びる。傾斜面24は、入口32に投入される扁平物12を重力によって下方に導く。入口32に投入される扁平物12は、傾斜面24を滑り落ちて取出開口34に向かう。傾斜面24の一部には、第2光源28からの紫外光を通過させるための照射開口36が設けられる。
第1光源26は、傾斜面24の上方に設けられ、傾斜面24と対向するように配置される。第1光源26は、傾斜面24の上方から傾斜面24に向けて紫外光を照射するように配置される。第1光源26は、傾斜面24上にある扁平物12の第1面14に向けて紫外光を照射する。第1光源26は、例えば、波長260nm~285nm程度の深紫外光を出力するLED(Light Emitting Diode)である。第1光源26は、傾斜面24の上方に配置される第1ヒートシンク38に取り付けられる。第1ヒートシンク38は、筐体20の内部の空気によって冷却される。
第2光源28は、傾斜面24の下方に設けられ、照射開口36と重なる位置に配置される。第2光源28は、照射開口36を介して傾斜面24の下方から上方に向けて紫外光を照射するように配置される。第2光源28は、照射開口36を介して、傾斜面24上にある扁平物12の第1面14とは反対側の第2面16に向けて紫外光を照射する。第2光源28は、例えば、波長260nm~285nm程度の深紫外光を出力するLEDである。第2光源28は、傾斜面24の下方に配置される第2ヒートシンク40に取り付けられる。第2ヒートシンク40は、筐体20の内部の空気によって冷却される。
照射開口36には、第2光源28からの紫外光を透過する窓部材(不図示)が設けられてもよい。照射開口36に設けられる窓部材の表面は、傾斜面24の一部を構成してもよい。例えば、窓部材の表面が傾斜面24と面一となるように構成することにより、傾斜面24を平坦化させ、照射開口36にて扁平物12が引っかかることを防止できる。
制御部30は、例えば、MCU(Micro Controller Unit)などの集積回路を含む。制御部30のハードウェアは、例えば、コンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子や機械装置によって実現される。制御部30のソフトウェアは、例えばコンピュータプログラム等によって実現される。
制御部30は、第1光源26および第2光源28の動作を制御する。制御部30は、入口センサ22による検出を契機として第1光源26および第2光源28を点灯させる。制御部30は、入口センサ22によって扁平物12の通過が検出された場合、第1光源26および第2光源28を点灯させ、点灯から所定時間が経過した後に第1光源26および第2光源28を非点灯にする。第1光源26および第2光源28を点灯させる所定時間は、例えば、扁平物12が傾斜面24を通過するのにかかる時間に相当する。第1光源26および第2光源28を点灯させる所定時間は、例えば数秒程度であり、例えば1秒以上5秒以下である。
扁平物殺菌装置10は、収容部42をさらに備えてもよい。収容部42は、筐体20の下部に設けられ、傾斜面24を滑り落ちた扁平物18を収容する。収容部42は、例えば、取出開口34を通じて筐体20の外部に引き出せるように構成される。収容部42を外部に引き出すことで、取出開口34を通じて収容部42に収容された扁平物18を取り出すことができる。収容部42は、取出開口34を閉鎖可能となるように構成されてもよい。収容部42によって取出開口34を閉鎖することにより、取出開口34を通じて筐体20の外部に紫外光が漏れ出すことを防ぐことができる。
扁平物殺菌装置10は、取出開口34の開閉を検出するための開閉センサ44をさらに備えてもよい。開閉センサ44は、例えば、収容部42によって取出開口34が閉鎖される場合に収容部42との接触を検出する接触センサである。開閉センサ44は、収容部42と接触していない場合に取出開口34の開放を検出する。
制御部30は、開閉センサ44によって取出開口34の開放が検出される場合、第1光源26および第2光源28を点灯しないようにする。制御部30は、第1光源26および第2光源28の点灯中に取出開口34の開放が検出される場合、第1光源26および第2光源28を非点灯にする。これにより、取出開口34の開放時に取出開口34を通じて筐体20の外部に紫外光が漏れ出すことを防ぐことができる。
図2は、扁平物殺菌装置の動作の一例を示すフローチャートである。まず、入口センサ22による扁平物12の投入が検出されるまで待ち(S10のN)、扁平物12の投入が検出され(S10のY)、開閉センサ44によって取出開口34の閉鎖が検出されていれば(S12のY)、第1光源26および第2光源28を点灯させる(S14)。第1光源26および第2光源28の点灯中に開閉センサ44によって取出開口34の開放が検出された場合(S16のY)、第1光源26および第2光源28を非点灯にする(S20)。第1光源26および第2光源28の点灯中に開閉センサ44によって取出開口34の開放が検出されない場合(S16のN)、点灯から所定時間が経過するまで待ち(S18のN)、点灯から所定時間が経過した場合(S18のY)、第1光源26および第2光源28を非点灯にする(S20)。S12にて取出開口34の閉鎖が検出されない場合(S12のN)、S14~S20の処理をスキップし、第1光源26および第2光源28を非点灯のままとする。
本実施の形態によれば、傾斜面24を滑り落ちる扁平物12に紫外光を照射するため、扁平物12を搬送するための機構を単純化できる。本実施の形態によれば、入口センサ22によって扁平物12の投入が検出された場合に第1光源26および第2光源28を点灯させ、点灯から数秒後に第1光源26および第2光源28を非点灯にするため、第1光源26および第2光源28の点灯時間を最小化できる。これにより、消費電力を低減するとともに、第1光源26および第2光源28の発熱による劣化を抑制できる。また、第1光源26および第2光源28の点灯中に取出開口34の開放が検出された場合、第1光源26および第2光源28を非点灯にすることにより、取出開口34からの紫外光の漏れを防止できる。
扁平物殺菌装置10は、診察券以外の任意の扁平物に適用可能である。例えば、名刺、カードキー、タグ、硬貨などを殺菌するために用いられてもよい。扁平物殺菌装置10は、自動販売機などの硬貨投入口の内側に設けられてもよい。
上述の実施の形態では、扁平物を横向きで受け入れる構成について示した。別の実施の形態では、扁平物を縦向きで受け入れてもよい。この場合、第1光源および第2光源の双方が傾斜面の上方に配置され、傾斜面上にある扁平物を挟んだ両側のそれぞれに第1光源および第2光源を配置してもよい。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施の形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
以下、本発明のいくつかの態様について説明する。
本発明の第1の態様は、扁平物を受け入れる入口を有する筐体と、前記入口への扁平物の投入を検出する入口センサと、前記入口に投入された扁平物を重力によって下方に導く傾斜面と、前記傾斜面上にある扁平物の第1面に向けて紫外光を照射する第1光源と、前記傾斜面上にある扁平物の前記第1面とは反対側の第2面に向けて紫外光を照射する第2光源と、前記入口センサによる検出を契機として前記第1光源および前記第2光源を点灯させる制御部と、を備える扁平物殺菌装置である。第1の態様によれば、傾斜面を滑り落ちる扁平物に紫外光を照射するため、扁平物を搬送するための機構を単純化できる。扁平物の投入を契機として光源を点灯させるため、光源を常時点灯させなくて済み、消費電力を低減し、光源の発熱による劣化を抑制できる。
本発明の第2の態様は、前記第1光源は、前記傾斜面の上方に配置され、前記第2光源は、前記傾斜面の下方に配置され、前記第2光源は、前記傾斜面の一部に設けられる照射開口を介して前記傾斜面上にある扁平物に紫外光を照射する、第1の態様に記載の扁平物殺菌装置である。第2の態様によれば、第1光源からの紫外光によって扁平物の第1面を殺菌するとともに、傾斜面を殺菌できる。また、第2光源からの紫外光によって傾斜面と接触する扁平物の第2面を殺菌できる。
本発明の第3の態様は、前記傾斜面を通過した扁平物を前記筐体の外部に取り出すための取出開口と、前記取出開口の開閉を検出する開閉センサと、をさらに備え、前記制御部は、前記第1光源および前記第2光源の点灯中に前記開閉センサによって前記取出開口の開放が検出される場合、前記第1光源および前記第2光源を非点灯にする、第1または第2の態様に記載の扁平物殺菌装置である。第3の態様によれば、扁平物を外部に取り出すために取出開口が開放されるときに取出開口から紫外光が外部に漏れることを防止できる。
10…扁平物殺菌装置、12…扁平物、14…第1面、16…第2面、18…扁平物、20…筐体、22…入口センサ、24…傾斜面、26…第1光源、28…第2光源、30…制御部、32…入口、34…取出開口、36…照射開口、42…収容部、44…開閉センサ。

Claims (3)

  1. 扁平物を受け入れる入口を有する筐体と、
    前記入口への扁平物の投入を検出する入口センサと、
    前記入口に投入された扁平物を重力によって下方に導く傾斜面と、
    前記傾斜面上にある扁平物の第1面に向けて紫外光を照射する第1光源と、
    前記傾斜面上にある扁平物の前記第1面とは反対側の第2面に向けて紫外光を照射する第2光源と、
    前記入口センサによる検出を契機として前記第1光源および前記第2光源を点灯させる制御部と、を備える扁平物殺菌装置。
  2. 前記第1光源は、前記傾斜面の上方から前記傾斜面に向けて紫外光を照射するように配置され、前記第2光源は、前記傾斜面の一部に設けられる照射開口を介して前記傾斜面の下方から上方に向けて紫外光を照射するように配置される、請求項1に記載の扁平物殺菌装置。
  3. 前記傾斜面を通過した扁平物を前記筐体の外部に取り出すための取出開口と、
    前記取出開口の開閉を検出する開閉センサと、をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1光源および前記第2光源の点灯中に前記開閉センサによって前記取出開口の開放が検出される場合、前記第1光源および前記第2光源を非点灯にする、請求項1または2に記載の扁平物殺菌装置。
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