JP2023137341A - バルーンの形状付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バルーン単体に対して形状付けをする場合に、好適に形状付けをして、手技の際に好適に膨張が可能なバルーンの形状付け方法を提供する。
【解決手段】形状付け方法は、バルーンカテーテル100に用いられるバルーン140単体の形状付けを行うバルーンの形状付け方法である。形状付け方法は、バルーンに形状付けするためのキャビティSを有する金型210にバルーンを配置する配置工程S01と、金型が移動することによって、バルーンに形状付けを行う形状付け工程S02と、を有する。形状付け工程は、バルーンを0.5~4.0MPaで加圧した状態で、金型を所定の形状付け温度まで加熱し、所定の形状付け時間だけバルーンに熱を加える加熱加圧処理工程S021を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、バルーンカテーテルに用いられるバルーン単体に形状付けを行うバルーンの形状付け方法に関する。
医療分野において、生体管腔内に形成された病変部(狭窄部など)を拡張させる手技に用いられるバルーンカテーテルが広く知られている。バルーンカテーテルは、長尺なシャフトと、シャフトの先端側に設けられて径方向に拡張可能なバルーンとを備え、収縮されているバルーンを、細い生体管腔を経由して病変部まで到達させた後に拡張させて病変部を押し広げることができる。
このようなバルーンカテーテルのバルーンを製造する際には、羽根部を形成すための形状付け工程が行われる。これに関連して、例えば下記の特許文献1には、バルーンが流体用チューブに接合された状態で、バルーンを形状付けする製造方法が開示されている。
一方、本発明者らは、バルーン単体で形状付けする製造方法を種々検討している。
特開2013-56070号公報
特許文献1に開示されたバルーンカテーテルの製造方法では、バルーンに対して0.15~0.2MPa程度の圧力を付与した状態で、バルーンに熱を付与することによって、形状付けが行われている。
本発明者らは、鋭意検討した結果、0.15~0.2MPa程度の圧力でバルーンを加圧した状態で形状付けを行うと、バルーンの自由度が高いため、バルーンが高温の金型に触れると、熱収縮で膜厚が増えてしまう。このため、治療でバルーンを膨張させる際に、好適にバルーンが膨張しない課題を見出した。一方、特許文献1に開示されたバルーンカテーテルの製造方法において、バルーンへの圧力を増加させると、バルーンが接合されているシャフトが塑性変形してしまい、好ましくない。
本発明は、上記課題の解決を図るものであり、バルーン単体に対して形状付けをする場合に、好適に形状付けをして、手技の際に好適に膨張が可能なバルーンの形状付け方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る形状付け方法は、バルーンカテーテルに用いられるバルーン単体の形状付けを行うバルーンの形状付け方法である。形状付け方法は、前記バルーンに形状付けするためのキャビティを有する金型に前記バルーンを配置する配置工程と、前記金型が移動することによって、前記バルーンに形状付けを行う形状付け工程と、を有する。前記形状付け工程は、前記バルーンを0.5~4.0MPaで加圧した状態で、前記金型を所定の形状付け温度まで加熱し、所定の形状付け時間だけ前記バルーンに熱を加える加熱加圧処理工程を備える。
上述の形状付け方法によれば、バルーンに対して0.5~4.0MPa加圧した状態で、金型によって形状付けを行うため、バルーンを金型に接触した状態で、バルーンの自由度が低下して、バルーンの熱収縮が抑制された状態で形状付けができる。このため、手技の際に好適にバルーンを膨張させることができる。以上から、バルーン単体に対して形状付けをする場合に、好適に形状付けをして、手技の際に好適に膨張が可能なバルーンの形状付け方法を提供することができる。
本実施形態に係るバルーンカテーテルの概略構成図である。 本実施形態に係るバルーンカテーテルの先端部周辺の断面図である。 本実施形態に係るバルーンの形状付け方法を実施する形状付けシステムの機能ブロック図である。 本実施形態に係る形状付け方法で用いる形状付け装置の概略構成図である。 形状付け装置の金型開放時の部分拡大図である。 形状付け装置の金型閉塞時の部分拡大図である。 バルーンを加圧したときの様子を示す部分拡大図である。 本実施形態に係る形状付け方法の工程順序を示すフローチャートである。 本実施形態に係る形状付け方法の形状付け工程において実施される処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係るバルーンの形状付け方法のタイミングチャートである。 形状付け後のバルーン単体の様子を示す正面図である。 基端融着部の非融着領域および融着領域を説明するための断面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
まず、図1および図2を参照して、本実施形態に係るバルーンの形状付け方法で形状付けされるバルーン140を備えたバルーンカテーテル100の構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るバルーンカテーテル100の概略構成図である。図2は、本実施形態に係るバルーンカテーテル100の先端部周辺の断面図である。
バルーンカテーテル100は、図1、図2に示すように、シャフト110の先端側に配置されたバルーン140を生体管腔に形成された狭窄部などの病変部において拡張させることにより、病変部を押し広げて治療する医療デバイスである。
バルーンカテーテル100は、例えば、冠動脈の狭窄部を広げるために使用されるPTCA拡張用バルーンカテーテルとして構成することができる。但し、バルーンカテーテル100は、例えば、他の血管、胆管、気管、食道、その他消化管、尿道、耳鼻内腔、その他の臓器などの生体器官内に形成された狭窄部の治療および改善を目的として使用されるものとして構成することも可能である。
以下の説明において、バルーン140を配置した側をバルーンカテーテル100の「先端側」とし、ハブ160を配置した側をバルーンカテーテル100の「基端側」とし、シャフト110が延伸する方向を「軸方向」とする。また、「先端部」とは、特に言及しない限り、先端(最先端)およびその周辺を含む一定の範囲を意味し、「基端部」とは、基端(最基端)およびその周辺を含む一定の範囲を意味する。
バルーンカテーテル100は、シャフト110の先端部側寄りにガイドワイヤGが導出されるガイドワイヤポート111が設けられた、いわゆる「ラピッドエクスチェンジ型のカテーテルデバイス」として構成している。なお、バルーンカテーテル100は、ガイドワイヤルーメン121がシャフト110の先端から基端に亘って延在するように形成された、いわゆる「オーバーザワイヤ型のカテーテルデバイス」として構成することもできる。
バルーンカテーテル100は、図1、図2に示すように、軸方向に延在するシャフト110と、シャフト110の先端に設けられるバルーン140と、シャフト110の基端に設けられるハブ160と、を有する。
シャフト110は、図1、図2に示すように、ガイドワイヤGが挿通されるガイドワイヤルーメン121が形成された内管120と、内管120との間に加圧媒体が流通可能な加圧媒体ルーメン131を形成する外管130と、を有する。シャフト110は、内管120が外管130に内挿されることにより、内管120および外管130が同心状に配置された二重管構造を有する。
内管120の先端部には、溶着などの公知の方法によって、バルーン140が液密・気密に接合されている。図2に示すように、バルーン140の先端部は内管120に接合されており、バルーン140の基端部は外管130に接合されている。
バルーン140は、図2に示すように、内管120との間に加圧媒体が流入可能な空間部141を有する。バルーン140は、空間部141内に加圧媒体が流入されると拡張する。バルーンカテーテル100は、バルーン140が拡張した際、一部を生体管腔に形成された狭窄部に対して押し付けることにより、狭窄部を押し広げて拡張させる。
内管120の先端には、例えば、バルーンカテーテル100の先端が生体器官(血管の内壁など)に接触した際に生体器官に損傷が生じるのを防止する先端チップ(図示は省略)を取り付けることができる。先端チップは、例えば、内管120よりも柔軟な樹脂材料で構成することができる。
内管120には、造影マーカー部(図示は省略)を設けることができる。造影マーカー部は、例えば、内管120においてバルーン140の先端側との境界を示す位置と、内管120においてバルーン140の基端側との境界を示す位置に配置することができる。
内管120の内径としては、例えば0.40mmとすることができ、内管120の外径としては例えば0.58mmとすることができる。また、内管120の厚みとしては、例えば0.08~0.10mmとすることができる。
内管120および外管130を構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン、軟質ポリ塩化ビニルなどの熱可塑性樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴムなどの各種ゴム類、ポリウレタンエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリエステルエラストマーなどの各種エラストマー、ポリアミド、結晶性ポリエチレン、結晶性ポリプロピレンなどの結晶性プラスチックを用いることができる。これらの材料中に、例えば、ヘパリン、プロスタグランジン、ウロキナーゼ、アルギニン誘導体などの抗血栓性物質を配合し、抗血栓性を有する材料とすることも可能である。
上記の寸法および構成材料からなる内管120の場合、特開2013-56070号公報のように、バルーンが内管に接合された状態で、後述する0.5~4.0MPaでバルーンを加圧すると内管120は塑性変形する可能性がある。したがって、バルーンが内管に接合された状態で、0.5~4.0MPaでバルーンを加圧することは好ましくない。また、4.0MPaより大きな圧力でバルーンを加圧すると、バルーンが伸びすぎて強度が落ちることがある。
バルーン140を構成する材料としては、例えば、有機高分子材料を用いることができる。具体的には、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、或いはこれら二種以上の混合物など)、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリウレタン、ポリウレタンエラストマー、ポリイミド、フッ素樹脂などの高分子材料、或いはこれらの混合物、或いは上記2種以上の高分子材料などの弾性樹脂材料を用いることができ、中でもポリアミド系樹脂を主材料として好適に用いることができる。
バルーン140は、上述の弾性樹脂材料で構成されるパリソン(管状部材)を公知の延伸ブロー成形(例えば2軸延伸ブロー成形)により予備成形し、後述する本実施形態に係る形状付け工程を施すことによって製造される。
ハブ160は、図1に示すように、シャフト110の基端部に設けられる。ハブ160は、加圧媒体を供給するためのインデフレーターなどの供給装置(図示省略)と液密・気密に接続可能である。
バルーン140の拡張に使用される加圧媒体(例えば、生理食塩水、造影剤など)は、ハブ160の内部空間(内腔)を介してシャフト110の加圧媒体ルーメン131内へ流入させることができる。加圧媒体は、加圧媒体ルーメン131を経由してバルーン140の空間部141へ供給される。
また、バルーン140は、その外表面を被覆するコーティングを形成することができる。コーティングは、例えば、バルーン140の摺動性を向上させる親水性コート層や、所定の薬剤を含有した薬剤コート層で構成することができる。親水性コート層や薬剤コート層を形成する具体的な材料は特に限定されない。
次に、図3A~図8を参照して、本実施形態に係るバルーン140の形状付け方法について説明する。バルーン140の形状付け方法は、図3Aに示す形状付けシステム300により実施することができる。
図3Aは、本実施形態に係るバルーン140の形状付け方法を実施する形状付けシステム300の機能ブロック図である。図3Bは、本実施形態に係る形状付け方法で用いる形状付け装置200の概略構成図である。図4Aは、形状付け装置200の金型210開放時の部分拡大図である。図4Bは、形状付け装置200の金型閉塞時の部分拡大図である。図4Cは、バルーン140を加圧したときの様子を示す部分拡大図である。図5は、本実施形態に係る形状付け方法の工程順序を示すフローチャートである。図6は、本実施形態に係る形状付け方法の形状付け工程S02において実施される処理手順を示すフローチャートである。図7は、本実施形態に係るバルーン140の形状付け方法のタイミングチャートである。図8は、形状付け後のバルーン140単体の様子を示す正面図である。
本実施形態では、バルーン140をシャフト110に接合せず、バルーン140単体で形状付けする方法について開示する。
まず、本実施形態に係るバルーンの形状付け方法が実施可能な形状付けシステム300の構成について説明する。
形状付けシステム300に含まれる形状付け装置200は、金型210を所定方向に移動させてバルーン140の一部を挟み込んで所定の形状付けをするための装置である。形状付け装置200は、図3Aおよび図3Bに示すように、バルーン140に所定の形状付けを行う複数(図3Bでは3つ)の金型210と、金型210を所定方向に移動させる移動部220と、移動部220を駆動させるための駆動部230と、を有する。形状付け装置200は、図4A、図4Bに示すように、移動部220により移動して後述のキャビティSが開放または閉塞可能な開閉式の金型210を備えた装置である。
形状付けシステム300は、図3Aに示すように、金型210の金型温度を加熱する加熱部240と、加圧または減圧動作を行ってバルーン140の内圧を所定圧力に調整する圧力調整部250と、金型210に冷却用媒体を付与する媒体供給部260と、システムを構成する各部の駆動を統括的に制御する制御部270と、を有する。形状付けシステム300は、作業者の操作に基づく駆動指示または所定の制御プログラムに従い、例えば図7に示すタイミングチャートに沿って各部を駆動制御しながらバルーン140に所定の形状付けを行う。なお、形状付けシステム300は、図3Aに示す構成に限定されず、必要に応じて他の構成要件を追加してもよいし、一部省いてもよい。
次に、図3B、図4A、および図4Bを参照して、形状付け装置200の構成について詳述する。
3つの金型210は、互いに略同等の形状を有し、後述の配置工程S01で配置されるバルーン140の外周を囲うようにバルーン140の径方向に移動可能に設けられる。金型210は、図3Bに示すように、金型210の外周面が移動部220の内周面と当接した状態で移動することにより回転しつつ接近し、隣接する金型210同士が一部接触する(図4B参照)。これにより、バルーン140を所望の形状とする成形用空間であるキャビティSが形成される。バルーン140は、一部が金型210に挟み込まれた状態で後述の形状付け工程が実施されると、キャビティSの形状に沿った羽根部150が形成される。金型210の外周面が移動部220の内周面と当接した状態で移動することにより回転しつつ接近し、隣接する金型210同士が一部接触したとき、金型210は、例えば内管120の外径よりも小さい位置まで移動する。このため、バルーン140を強固に形状付けすることができる。なお、金型210を内管120の外径よりも小さい位置まで移動しても、スプリングバックが生じて、バルーン140の内径は内管120の外径程度まで拡張する。
金型210は、図8に示すように、金属製からなる金型本体部211と、樹脂材料からなる樹脂部212と、を有する。樹脂部212は、金型本体部211の基端側に設けられる。樹脂部212を構成する材料は特に限定されないが、例えばポリエーテルエーテルケトン(PEEK)である。
金型本体部211の先端は、先端融着部142よりも先端側に位置する。この構成によれば、1つの金型210で、複数の品種のバルーンの形状付けに対応することができる。金型本体部211は、軸方向において、図8に示すように、バルーン140の拡張部170(図9参照)および先端融着部142に対応する箇所に配置される。金型本体部211は、金属製のため、加熱部240によって加熱された際に所定の形状付け温度まで加熱されて、バルーン140の拡張部170および先端融着部142を形状付けすることができる。
樹脂部212は、軸方向において、図8に示すように、バルーン140の基端融着部143に対応する箇所に配置される。樹脂部212は、樹脂製のため、加熱部240によって加熱された際に所定の形状付け温度まで昇温せず、バルーン140の基端融着部143は形状付けされない。
移動部220は、金型210の一部と嵌合可能な内周形状を有するカム形状をなしており、金型210の外周に配置される。移動部220は、バルーン140を形状付けする際、内周面が金型210の外周面と当接した状態で所定方向に回転(例えば図3Bにおける時計回り)し、金型210を回転させつつ径方向の内方に移動させる。移動部220の内周面の一部は、バルーン140が形状付けされるときの状態まで、金型210の外周面の一部と接触し続けるため、金型210をスムーズに移動させることができ、かつ均等な力でバルーン140に形状付けすることができる。
駆動部230は、移動部220を所定方向に移動(回転)させる。駆動部230は、金型210のキャビティSを開放または閉塞する際に駆動する。駆動部230は、移動部220を駆動させることができる限りにおいて、任意の構成を採用することができる。
なお、形状付け装置200は、バルーン140に所定の形状付けが可能な構成を有していればよく、上述した構成に限定されない。したがって、形状付け装置200は、金型210を開閉式としたが、例えば金型を複数の分割部分で構成し、形状付け後のバルーン140を取り出す際に、各分割部分を分割して取り出すような形態(一例として、特開2003-62080号に開示される金型)としてもよい。すなわち、金型210は、開閉式または分割式の何れでもよいし、これら以外の形式でもよい。
次に、本実施形態に係るバルーン140の形状付け方法について説明する。バルーンの形状付け方法は、図5に示すように、バルーン140に形状付けするためのキャビティSを有する金型210にバルーン140を配置する配置工程S01と、金型210に配置されたバルーン140を加圧および加熱してバルーン140に所定の形状付けを行う形状付け工程S02と、を有する。バルーンの形状付け方法は、図7に示すタイミングで各工程を実施することができる。
配置工程S01は、形状付け装置200の金型210を開放した状態でバルーン140を配置する工程である。
配置されるバルーン140は、事前に予備成形されており、略円筒形状をなす。配置工程S01では、バルーン140は、加圧しない状態で金型210の内方に配置される。
形状付け工程S02は、配置工程S01で金型210内に配置されたバルーン140に所定の形状付けを行う工程である。
形状付け工程S02は、図6に示すように、バルーン140を0.5~4.0MPaで加圧した状態で加熱する加熱加圧工程S021と、金型温度を所定温度以下まで冷却する冷却工程S022と、バルーン140を加圧するときの圧力よりも低い圧力まで減圧してバルーン140を収縮させる減圧工程S023と、金型210が所定のガラス転移温度まで冷却された後に金型210を開放する開放工程S024と、を有する。
加熱加圧工程S021では、図7に示すように、バルーン140に対して0.5~4.0MPa(図7では2MPa)加圧すると同時に、金型210を閉じた後、金型を所定の温度(図7では140℃)に加熱し、所定の時間(図7では30秒)だけ、バルーン140に熱を付与することによって形状付けを行う。このように、金型210を閉じた後に、バルーン140に熱を付与することによって、金型210の開閉時のバルーン140への局所的な負荷を低減でき、バルーン140の耐圧性能を維持できる。
バルーン140の加圧は、図8に示す先端融着部(後で内管120に融着される先端側の部位)142より径が小さい先端固定部144と、基端融着部(後で外管130に融着される基端側の部位)143よりも径が小さい基端固定部145と、をそれぞれ固定部(不図示)に固定して、先端固定部144または基端固定部145の端部から圧力を付与する。
上述したように3つの金型210を閉じる際、基端融着部143の外径よりも小さい先端融着部142の外径まで金型210が移動するよう設定する方が好ましい。これにより、バルーン140を強固に形状付け出来るととともに、後の工程でバルーン140に接続される内管120がスムーズに先端融着部142内を挿通可能である。さらに、先端融着部142の外径と内管120の外径の間の位置に移動するよう設定することが好ましい。また、後の工程でバルーン140に接続される内管120の外径よりも小さい位置まで、金型210が移動するよう設定できる。このため、バルーン140をより強固に形状付けを行うことができる。また、金型210は、先端融着部142と先端固定部144の間の位置や、基端融着部143と基端固定部145の間に移動するよう設定してもよい。
ここで、例えば、特開2013-56070号公報に開示されているように、0.15~0.2MPa程度の圧力でバルーン140を加圧した状態で形状付けを行うと、バルーンの自由度が高いため、高温の金型210に触れると、熱収縮で膜厚が増えてしまう。このため、治療でバルーン140を膨張させる際に、好適に膨張しない。
これに対して、本実施形態では、内管120が接合されていないバルーン140単体に対して、0.5~4.0MPa加圧した状態で、金型210によって形状付けを行う。このため、図4Cに示すように、バルーン140を金型210に接触した状態(図4Cの矢印参照)で、バルーン140の自由度が低下して、バルーン140の熱収縮が抑制された状態で形状付けが行われる。このため、手技の際に好適にバルーン140を膨張させることができる。また、内管120が塑性変形することがない。
加熱加圧工程S021において、形状付け温度は、バルーン140の構成材料やサイズなどに応じて適宜設定可能である。例えば、バルーン140の構成材料となる弾性樹脂材料としてポリアミド系樹脂を主材料として、肉厚が10~60μmの場合、形状付け温度は、温度を90℃以上140℃以下の範囲に設定することが好ましい。
また、加熱加圧工程S021において、形状付け時間は、バルーン140の構成材料やサイズなどに応じて適宜設定可能である。例えば、バルーン140の構成材料となる弾性樹脂材料としてポリアミド系樹脂を主材料として、肉厚が10~60μmの場合、形状付け温度に達した状態からバルーン140を加圧する時間(形状付け時間)は、15秒以上300秒以下であることが好ましく、30秒以上240秒以下であることがより好ましい。ここで、例えば、形状付け時間が15秒未満である場合、バルーン140に対して強固に形状付けができない可能性がある。また、形状付け時間が300秒より長い場合、形状付け後の配向バランスが崩れて、バルーン140の耐圧性、バルーンコンプライアンスが維持できなくなる可能性がある。なお、形状付け時間が15秒未満の場合、および300秒より長い場合も本発明に含まれるものとする。
バルーン140は、加熱加圧工程S021において、図4Bに示すように、外周面の一部に複数の羽根部150が形状付けされる。
冷却工程S022は、金型温度を所定温度まで冷却する工程である。冷却工程S022は、バルーン140の羽根部150の形状を強固に記憶させることができる。冷却工程S022は、金型210を所定温度まで冷却できればよい。冷却工程S022は、例えば、金型210の加熱を停止して自然冷却して所定温度まで冷却されるまで待機する処理、金型210に空気、水などの冷却用媒体を金型210の内部または外部に付与(金型210のキャビティS内への流入または金型210の外周面への吹き付け)して金型210を冷却する処理、金型210の一部を開放して冷却する処理などが挙げられる。但し、冷却工程S022は、金型210の金型温度が所定温度まで冷却可能であれば、例示した処理内容に限定されない。
減圧工程S023は、バルーン140を加圧するときの圧力よりも低い圧力まで減圧し収縮させる処理である。減圧工程S023は、主に羽根部150に強固に形状付けをし、羽根部150をラッピングする際に小径となるように巻き癖を付けることができる。
開放工程S024では、バルーン140を構成する弾性樹脂材料のガラス転移温度以下まで冷却した後、金型210を開放する。バルーン140は、ガラス転移温度以下まで冷却されると、開放工程S024時の利点に加えて、羽根部150の形状を強固に記憶することができる。このため、冷却工程S022は、金型温度をガラス転移温度まで冷却する処理とすることが好ましい。冷却処理の目標冷却温度となるガラス転移温度は、バルーン140を構成する弾性樹脂材料のうちの何れかの材料のガラス転移温度であればよい。
開放工程S024は、金型210を開放(キャビティSを開放)してバルーン140を取り出す工程である。開放工程S024は、金型210がガラス転移温度まで冷却された後に実施される。これにより、バルーン140は、離型温度よりも低くなるので体積膨張が少なく安定した状態となり、金型210の内周面に張り付くことなく金型210から取り出すことができる。そのため、バルーン140は、表面が損傷したり皺が発生したりせず、耐圧性能を安定させることができる。
なお、「離型温度」とは、金型210に対するバルーン140の張り付きが低減され、バルーン140を金型210から容易に離脱可能となる温度である。離型温度は、金型210やバルーン140の材質によって適宜決定されるが、例えば60℃以上70℃以下である。
開放工程S024は、バルーン140の構成材料を、金型210との張り付きが抑制可能な材料とした場合、形状付け工程S02に含まれなくてもよい。
上述したバルーン140の形状付け方法は、配置工程S01や形状付け工程S02以外の他の工程が含まれてもよい。形状付け工程S02は、加熱加圧工程S021、冷却工程S022、減圧工程S023、および開放工程S024以外の他の処理が含まれてもよい。また、図5、図6に示す各工程や各処理については、例示的な順序でステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。よって、図5、図6に示す各フローチャートについて、本発明の処理に矛盾が生じない限り、順序を入れ替えることも可能である。
次に、本実施形態に係るバルーン140の形状付け方法の動作手順について説明する。バルーン140の形状付け方法は、図7に示すタイミングチャートに沿って図5や図6に示す各工程や処理を実施することができる。
まず作業者は、配置工程S01を行う。作業者は、予備成形したバルーン140を準備し、開放した状態の金型210に配置させる。次に、作業者は、図4Bに示すように、駆動部230を駆動して移動部220を移動させ、金型210を閉じてキャビティSを閉塞して形状付け工程S02を開始する。
次に作業者は、形状付け工程S02を実施するにあたり、まず加熱加圧工程S021を行う。加熱加圧工程S021は、バルーン140に対して0.5~4.0MPa加圧すると同時に、金型210を閉じた後、金型を所定の温度(例えば90~140℃)に加熱し、所定の時間(例えば、30~240秒)だけ、バルーン140に熱を付与することによって形状付けを行う。
次に作業者は、冷却工程S022を行う。これにより、金型210の金型温度は、形状付け温度から所定温度まで冷却される。冷却処理では、媒体供給部260を駆動して冷却用媒体(例えば水や冷却空気)を金型210に供給して冷却することができる。
次に作業者は、減圧工程S023を行う。この結果、バルーン140を加圧するときの圧力よりも低い圧力まで減圧し収縮させる。
次に作業者は、金型210の金型温度がガラス転移温度以下になると、開放工程S024を行う。開放工程S024では、金型210を開放してバルーン140を取り出す。開放工程S024において、金型210は、金型温度がバルーン140を構成する弾性樹脂材料のガラス転移温度以下まで冷却されているため、容易にバルーン140を離脱させることができる。これにより、バルーン140の形状付け工程S02は終了する。
形状付け工程S02が終了したバルーン140は、図8に示す先端融着部142および基端融着部143を残すように、切断する。切断後、バルーン140は、公知の方法によりシャフト110の先端部に拡縮可能に接合することができる(融着工程)。
このとき、基端融着部143が、図9に示すように、先端側に形成される非融着領域143Aと、非融着領域143Aの基端側に形成される融着領域143Bと、を有するように、融着が行われることが好ましい。この構成によれば、融着領域143B、非融着領域143A、拡張部170の順で柔らかくなるので、急な硬度変化が生じず、バルーン140が折れにくくなり、破損が生じることを抑制できる。
シャフト110の先端部にバルーン140を接合した後、所定の工程(羽根部折り畳み工程やハブ取付け工程など)を経て、バルーンカテーテル100は製造される。
以上説明したように、本実施形態に係るバルーン140の形状付け方法は、バルーンカテーテル100に用いられるバルーン140単体の形状付けを行うバルーン140の形状付け方法である。形状付け方法は、バルーン140に形状付けするためのキャビティSを有する金型210にバルーン140を配置する配置工程S01と、金型210が移動することによって、バルーン140に形状付けを行う形状付け工程S02と、を有する。形状付け工程S02は、バルーン140を0.5~4.0MPaで加圧した状態で、金型210を所定の形状付け温度まで加熱し、所定の形状付け時間だけバルーン140に熱を加える加熱加圧工程S021を備える。この形状付け方法によれば、バルーン140に対して0.5~4.0MPa加圧した状態で、金型210によって形状付けを行うため、バルーン140を金型210に接触した状態で、バルーン140の自由度が低下して、バルーン140の熱収縮が抑制された状態で形状付けができる。このため、手技の際に好適にバルーン140を膨張させることができる。以上から、バルーン140単体に対して形状付けをする場合に、好適に形状付けをして、好適に膨張が可能なバルーン140の形状付け方法を提供することができる。
また、加熱加圧工程S021において、金型210を90~140度まで加熱する。この形状付け方法によれば、バルーン140を好適に形状付けすることができる。
また、加熱加圧工程において、30秒~240秒だけ前記バルーンに熱を加える。この形状付け方法によれば、バルーン140を好適に形状付けすることができる。
また、以上説明したように、本実施形態に係るバルーン140の形状付け方法は、バルーンカテーテル100に用いられるバルーン140単体の形状付けを行うバルーン140の形状付け方法である。形状付け方法は、バルーン140に形状付けするためのキャビティSを有する金型210にバルーン140を配置する配置工程S01と、金型210が移動することによって、バルーン140に形状付けを行う形状付け工程S02と、を有する。形状付け工程S02の際に、例えば後の工程でバルーン140単体に接続される内管120の外径よりも小さい位置まで、金型210が移動する。この形状付け方法によれば、バルーン140に対して強固に形状付けすることができる。
以上、実施形態を通じて本発明に係るバルーン140の形状付け方法を説明したが、本発明は明細書内で説明した工程のみに限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
例えば上述した実施形態では、形状付け工程S02の際に、後の工程でバルーン140単体に接続される内管120の外径よりも小さい位置まで、金型210が移動した。しかしながら、これに限定されず、形状付け工程S02の際に、内管120の外径よりも大きい位置まで、金型210が移動してもよい。
また、上述した実施形態では、融着工程において、非融着領域143Aが形成するように融着が行われたが、非融着領域が形成されないように融着が行われてもよい。
また、上述した実施形態では、金型210は樹脂部212を備えて、基端融着部143は形状付けが行われなかったが、金型が樹脂部を備えず、基端融着部143が金型本体部によって形状付けされてもよい。
100 バルーンカテーテル、
110 シャフト、
120 内管、
130 外管、
140 バルーン、
150 羽根部、
160 ハブ、
200 形状付け装置、
210 金型、
220 移動部、
230 駆動部、
240 加熱部、
250 圧力調整部、
260 媒体供給部、
270 制御部、
300 形状付けシステム、
S キャビティ、
S01 配置工程、
S02 形状付け工程、
S021 加熱加圧工程。

Claims (10)

  1. バルーンカテーテルに用いられ、内管と接続される先端融着部と外管と接続される基端融着部を有するバルーン単体の形状付けを行うバルーンの形状付け方法であって、
    前記バルーンに形状付けするためのキャビティを有する金型に前記バルーンを配置する配置工程と、
    前記金型が移動することによって、前記バルーンに形状付けを行う形状付け工程と、を有し、
    前記形状付け工程は、
    前記バルーンを0.5~4.0MPaで加圧した状態で、前記金型を所定の形状付け温度まで加熱し、所定の形状付け時間だけ前記バルーンに熱を加える加熱加圧工程を備える、形状付け方法。
  2. 前記加熱加圧工程において、前記金型を90~140度まで加熱する、請求項1に記載の形状付け方法。
  3. 前記加熱加圧工程において、30秒~240秒だけ前記バルーンに熱を加える、請求項1または2に記載の形状付け方法。
  4. バルーンカテーテルに用いられ、内管と接続される先端融着部と外管と接続される基端融着部を有するバルーン単体の形状付けを行うバルーンの形状付け方法であって、
    前記バルーンに形状付けするためのキャビティを有する金型に前記バルーンを配置する配置工程と、
    前記金型が移動することによって、前記バルーンに形状付けを行う形状付け工程と、を有し、
    前記形状付け工程の際に、
    前記基端融着部の外径よりも小さい前記先端融着部の外径まで、前記金型が移動する、形状付け方法。
  5. バルーンカテーテルに用いられ、内管と接続される先端融着部と外管と接続される基端融着部を有するバルーン単体の形状付けを行うバルーンの形状付け方法であって、
    前記バルーンに形状付けするためのキャビティを有する金型に前記バルーンを配置する配置工程と、
    前記金型が移動することによって、前記バルーンに形状付けを行う形状付け工程と、を有し、
    前記形状付け工程の際に、
    前記先端融着部の外径と前記内管の外径の間の位置まで、前記金型が移動する、形状付け方法。
  6. バルーンカテーテルに用いられ、内管と接続される先端融着部と外管と接続される基端融着部を有するバルーン単体の形状付けを行うバルーンの形状付け方法であって、
    前記バルーンに形状付けするためのキャビティを有する金型に前記バルーンを配置する配置工程と、
    前記金型が移動することによって、前記バルーンに形状付けを行う形状付け工程と、を有し、
    前記形状付け工程の際に、
    前記内管の外径よりも小さい位置まで、前記金型が移動する、形状付け方法。
  7. 前記金型は、金属製からなる金型本体部と、前記金型本体部の基端側に設けられ樹脂材料からなる樹脂部と、を有し、
    前記形状付け工程を行う際に、前記樹脂部は、軸方向において、前記基端融着部に対応する箇所に配置される、請求項1~6のいずれか1項に記載の形状付け方法。
  8. 請求項1~7のいずれか1項に記載の形状付け方法の形状付け工程と、
    前記先端融着部を前記内管に、前記基端融着部を前記外管に融着する融着工程と、を有し、
    前記融着工程において、前記基端融着部のうち先端側に非融着領域が形成されるように、前記基端融着部を前記外管に融着する、バルーンカテーテルの製造方法。
  9. 径方向に拡張可能なバルーンと、
    前記バルーンの先端融着部が融着される内管と、
    前記バルーンの基端融着部が融着される外管と、を有し、
    前記基端融着部は、
    先端側に形成され前記外管に融着しない非融着領域と、
    前記非融着領域の基端側に形成され前記外管に融着される融着領域と、を有するバルーンカテーテル。
  10. 前記基端融着部は、形状付けがされていない領域である、請求項9に記載のバルーンカテーテル。
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