JP2023136615A - プレゼンテーション支援方法及びプレゼンテーション支援システム - Google Patents

プレゼンテーション支援方法及びプレゼンテーション支援システム Download PDF

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Figure 2023136615000001
【課題】プレゼンテーションの実施に関する作業性を向上させることが可能なプレゼンテーション支援方法、プレゼンテーション支援システム、制御装置及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】プレゼンテーション会場に配置された被制御装置1を制御する制御装置2と、操作を受け付ける操作装置3と、制御命令を記憶する命令データベースにアクセス可能な記憶装置4とが用いられる。制御装置2は、被制御装置1の制御に要する制御命令の送信を、記憶装置4に要求し、要求に基づいて送信された制御命令を記憶する。操作装置3は、受け付けた操作に基づく操作命令を制御装置2へ送信し、制御装置2は、受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる被制御装置1を決定し、決定した被制御装置1を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を被制御装置1へ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレゼンテーションを支援するプレゼンテーション支援方法、プレゼンテーション支援システム、制御装置及び制御プログラムに関する。
企業における各種説明、教室内での講義、論文等の発表、各種エンターテインメントの実演等の様々なプレゼンテーションが開催されている。このようなプレゼンテーションを支援するシステムが、例えば、特許文献1に、プレゼンテーションシステムとして開示されている。特許文献1に開示されたプレゼンテーションシステムは、スライド形式のアプリケーションを用いて講義を行うために使用されるシステムである。
特開2020-113236号公報
近年、プレゼンテーションの方法は多様化しており、スライド形式のアプリケーションを用いた講義だけでなく、様々な会場で、様々な種類の設備及び装置を用いたプレゼンテーションが実施されている。多種多様な設備及び装置を用いたプレゼンテーションの実施に際しては、各種装置の設定等の準備、各種装置の制御等の作業が必要となる。
本願開示の技術は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、プレゼンテーション会場に配置された装置に対する準備、制御等のプレゼンテーションの実施に関する作業性を向上させることが可能なプレゼンテーション支援方法及びプレゼンテーション支援システムの提供を目的とする。
また、本願は、本願開示のプレゼンテーション支援システムで用いられる制御装置の提供を他の目的とする。
また、本願は、本願開示の制御装置を実現するための制御プログラムの提供を更に他の目的とする。
上記課題を解決するため、本願開示のプレゼンテーション支援方法は、プレゼンテーションを実施するプレゼンテーション会場に配置された被制御装置を制御するプレゼンテーション支援方法であって、前記被制御装置を制御する制御装置と、前記制御装置と通信可能で、プレゼンテーションに関する操作を受け付ける操作装置と、前記制御装置と通信可能で、前記被制御装置の制御に要する制御命令を記憶する命令データベースにアクセス可能な記憶装置とを用い、前記制御装置は、制御すべき前記被制御装置の制御に要する制御命令の送信を、前記記憶装置に要求するステップと、要求に基づいて送信された制御命令を記憶部に記憶するステップとを実行し、前記操作装置は、受け付けた操作に基づく操作命令を前記制御装置へ送信するステップを実行し、前記制御装置は、更に、前記操作装置から受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる前記被制御装置を決定するステップと、決定した前記被制御装置を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、前記記憶部から抽出するステップと、抽出した制御命令を、決定した前記被制御装置へ送信するステップとを実行することを特徴とする。
更に、本願開示のプレゼンテーション支援システムは、プレゼンテーションを実施するプレゼンテーション会場に配置された被制御装置を制御するプレゼンテーション支援システムであって、前記被制御装置を制御する制御装置と、前記制御装置と通信可能で、プレゼンテーションに関する操作を受け付ける操作装置と、前記制御装置と通信可能で、前記被制御装置の制御に要する制御命令を記憶する命令データベースにアクセス可能な記憶装置とを備え、前記制御装置は、情報を記憶する記憶部と、制御すべき前記被制御装置の制御に要する制御命令の送信を、前記記憶装置に要求する手段と、要求に基づいて送信された制御命令を、前記記憶部に記憶させる手段とを備え、前記操作装置は、受け付けた操作に基づく操作命令を前記制御装置へ送信する手段を備え、前記制御装置は、更に、前記操作装置から受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる前記被制御装置を決定する手段と、決定した前記被制御装置を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、前記記憶部から抽出する手段と、抽出した制御命令を、決定した前記被制御装置へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
また、本願開示のプレゼンテーション支援システムにおいて、前記制御装置は、更に、前記操作装置が受け付けた操作に基づいて前記被制御装置を制御する操作プログラムを、前記操作装置へ送信する手段を備え、前記操作装置は、画像を表示する表示部と、受信した操作プログラムの実行により、前記被制御装置の操作に要する操作画面を前記表示部に表示する手段と、受信した操作プログラムの実行により、受け付けた操作に基づいて、前記被制御装置を制御する制御命令を送信する手段とを備えることを特徴とする。
また、本願開示のプレゼンテーション支援システムにおいて、記録・再生装置、画像表示装置、音響装置、照明装置及び空調装置のうちいずれかである前記被制御装置を備えることを特徴とする。
また、本願開示のプレゼンテーション支援システムにおいて、前記記憶装置は、前記プレゼンテーション会場に配置された前記被制御装置に関する設定パターンを示すパターン情報を記憶するパターンデータベースにアクセス可能であり、前記制御装置は、更に、制御の対象となる前記被制御装置に関するパターン情報の送信を、前記記憶装置に要求する手段と、要求に基づいて送信されたパターン情報を、前記記憶部に記憶させる手段と、記憶させたパターン情報に基づいて、前記被制御装置を制御する手段とを備えることを特徴とする。
更に、本願開示の制御装置は、プレゼンテーションを実施するプレゼンテーション会場に配置された被制御装置を制御する制御装置であって、情報を記憶する記憶部と、前記被制御装置の制御に要する制御命令の送信を、予め記憶している記憶装置に対して要求する手段と、要求に基づき送信された制御命令を、前記記憶部に記憶させる手段と、プレゼンテーションに関する操作を受け付ける操作装置から、操作に基づく操作命令を受信した場合に、受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる前記被制御装置を決定する手段と、決定した前記被制御装置を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、前記記憶部から抽出する手段と、抽出した制御命令を、決定した前記被制御装置へ送信する手段とを備えることを特徴とする。
更に、本願開示の制御プログラムは、情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、プレゼンテーションを実施するプレゼンテーション会場に配置された被制御装置を制御させる制御プログラムであって、コンピュータに、前記被制御装置の制御に要する制御命令の送信を、予め記憶している記憶装置に対して要求するステップと、要求に基づき送信された制御命令を、前記記憶部に記憶させるステップと、プレゼンテーションに関する操作を受け付ける操作装置から、操作に基づく操作命令を受信した場合に、受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる前記被制御装置を決定するステップと、決定した前記被制御装置を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、前記記憶部から抽出するステップと、抽出した制御命令を、決定した前記被制御装置へ送信するステップとを実行させることを特徴とする。
本願開示のプレゼンテーション支援方法等は、プレゼンテーション会場に配置された被制御装置を制御する制御命令を記憶装置から制御装置へ送信し、制御装置に記憶させる。これにより、本願開示のプレゼンテーション支援方法等は、被制御装置の設定、被制御装置の制御等のプレゼンテーションの実施に関する作業性を向上させることが可能である等、優れた効果を奏する。
本願開示のプレゼンテーション支援システムの概要の一例を示す概念図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる被制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる操作装置の一例を示すブロック図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる記憶装置の一例を示すブロック図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる参加装置の一例を示すブロック図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる入力装置等の装置の一例を示すブロック図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる記憶装置の登録処理の一例を示すフローチャートである。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置及び記憶装置のダウンロード処理の一例を示すフローチャートである。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置及び操作装置のパターン設定処理の一例を示すフローチャートである。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置及び操作装置の第1操作処理の一例を示すフローチャートである。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置及び操作装置の第2操作処理の一例を示すフローチャートである。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる操作装置の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる操作装置の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる操作装置の表示部に表示される画面の一例を示す説明図である。 本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置、入力装置及びI/Fユニットの会場設定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について詳述する。なお、以下の実施形態は、本発明を具現化した一例であって、本発明の技術範囲を限定する性格のものではない。
<システム概要>
図1は、本願開示のプレゼンテーション支援システムの概要の一例を示す概念図である。本願開示のプレゼンテーションシステムは、企業における各種説明、教室内での講義、論文等の発表、各種エンターテインメントの実演等の様々なプレゼンテーションに適用することが可能である。また、プレゼンテーションは、屋内、屋外、出入りが自由なオープンスペース等の様々な会場をプレゼンテーション会場として実施することが可能である。本願開示のプレゼンテーション支援システムは、プレゼンテーション会場に配置された記録・再生装置、画像表示装置、音響装置、照明装置、空調装置等の被制御装置1を制御することが可能なシステムである。被制御装置1を制御する装置としてプレゼンテーション会場内又は会場の近傍にサーバコンピュータを用いた制御装置2が配置されている。また、被制御装置1は、ノート型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、高機能型携帯電話(所謂、スマートフォン)等のコンピュータを用いた操作装置3により操作される。制御装置2は、インターネット、専用通信網、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network )等の無線又は有線の通信網NWにて接続されており、通信網NW上に配置されたデータベースサーバ等の記憶装置4と通信する。記憶装置4は、被制御装置1に要する制御命令を記憶するデータベースを備えている。
制御装置2は、制御の対象とする被制御装置1との通信を確立し、通信を確立した被制御装置1に係る制御命令を、記憶装置4からダウンロードする。なお、制御命令は、記憶装置4からダウンロードするのではなく、予め制御装置2に記憶されていてもよい。操作装置3は、制御装置2と通信を確立し、制御装置2から操作プログラム211をダウンロードし、ダウンロードした操作プログラム211を実行する。操作装置3は、操作プログラム211を実行することにより、被制御装置1の操作が可能となる。本願開示のプレゼンテーションシステムでは、制御及び操作の対象とする被制御装置1を制御する命令セットとなる制御命令を適宜記憶装置4からダウンロードすることにより、新しく導入した被制御装置1だけでなく、既に配置されている被制御装置1を活かすことが可能となる等、優れた効果を奏する。
また、プレゼンテーションの内容によっては、参加者が、ノート型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、高機能型携帯電話等のコンピュータを用いた参加装置5を使用する。参加者は、参加装置5を使用して、プレゼンテーション会場内外からプレゼンテーションに参加することができる。
更に、プレゼンテーション会場には、照明装置を制御する照明用スイッチ等の入力装置6が設置されている。なお、プレゼンテーション会場の設定は、任意であり、入力装置6を設置しない設定とすることも可能である。
本願開示のプレゼンテーション支援システムの具体的な構成について説明する。
<各種装置のハードウェア構成>
次に、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる各種装置のハードウェア構成について説明する。図2は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる被制御装置1の構成の一例を示すブロック図である。
被制御装置1は、制御部10、記憶部11、動作部12、通信部13等の各種構成を備えている。制御部10は、装置全体を制御するマイクロコンピュータ、MPU(Micro Processor Unit)等のプロセッサである。記憶部11は、揮発性及び/又は不揮発性の記憶媒体であり、自装置を制御するための各種プログラム及びデータ等の様々な情報が記憶されている。
動作部12は、被制御装置1としての動作を行う機構の総称である。なお、本願における動作部12は、物理的な動作に限らず、電気的な動作をも含む。例えば、被制御装置1が、HDD(Hard Disk Drive )、SSD(Solid State Drive )、BD(Blu-ray Disk)(登録商標)等の各種記録媒体の記録/再生装置の場合、動作部12は、記録媒体に対するアクセス機構及びその付属機器等の音声及び映像の記録及び再生に関する機構となる。液晶モニタ等の画像表示装置の場合、動作部12は、モニタ及びその付属機器等の画像表示に関する機構となる。また、例えば、画像表示装置であっても、スクリーン及びプロジェクタの場合は、スクリーン及びスクリーンを動作させるモータ等の機構、映像を照射する投影部及びその付属機器等の映像表示に関する機構となる。例えば、被制御装置1が、音響装置の場合、動作部12は、アンプ及びスピーカ並びにその付属機器、マイク及びその付属機器等の音響に関する機構となる。例えば、被制御装置1が、照明装置の場合、動作部12は、光源及び反射板並びにその付属機器等の照明に関する機構となる。また、例えば、照明装置の付属装置として、電動ブラインド、電動カーテン等の装置を用いる場合、ブラインド用モータ、カーテン用モータ等のモータ及びその付属機器が動作部12となる。例えば、被制御装置1が、空調装置の場合、動作部12は、送風機及び温度調整部並びにその付属機器等の空調に関する機構となる。
通信部13は、有線又は無線にて他の装置と通信する通信用ユニットである。例えば、有線通信の場合、USB(Universal Serial Bus)(登録商標)、IEEE1394、イーサネット(登録商標)等のシリアル通信の他、パラレル通信等の通信を用いることも可能である。例えば、無線通信の場合、Wi-Fiと呼ばれるIEEE802.11系の通信規格の他、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信等の短距離通信を用いることも可能である。
図3は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置2の構成の一例を示すブロック図である。サーバコンピュータ等のコンピュータを用いた制御装置2は、制御部20、記憶部21、装置制御部22、内部通信部23、外部通信部24、操作用通信部25等の各種構成を備えている。
制御部20は、装置全体を制御する処理を実行するCPU(Central Processing Unit )等のプロセッサであり、情報処理回路、計時回路、レジスタ回路等の各種回路を備えている。
記憶部21は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive )、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks )、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリ、及び各種RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリ等の記憶媒体を用いた記憶用ユニットである。記憶部21には、基本プログラム(OS:Operating System)、基本プログラム上で動作する応用プログラム(アプリケーションプログラム)等のプログラムが記憶されている。応用プログラムとして、記憶部21は、被制御装置1を制御させる制御プログラム210等の各種プログラムを記憶している。また、記憶部21には、操作装置3へ送信する操作プログラム211等の他の装置にて実行される各種プログラムも記憶される。また、記憶部21の記憶領域の一部は、記憶装置4からダウンロードした制御命令を記憶するコマンドライブラリ212として用いられている。
装置制御部22は、会場内に配置された被制御装置1を制御するための制御用ユニットである。装置制御部22は、ビデオキャプチャーユニット、オーディオインターフェース、音声ミキサ、AVコントローラ、AVマトリクススイッチャ等の各種回路を用いて構成されている。
内部通信部23は、会場内に配置された被制御装置1と通信するための通信用ユニットであり、装置制御部22及び被制御装置1を、有線又は無線の通信手段にて通信可能に接続する。被制御装置1との通信は、被制御装置1毎に、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)(登録商標)、USB、IEEE802等の異なる通信規格に則して行われるため、制御装置2は、複数種類及び複数個の内部通信部23を備えている。
装置制御部22及び内部通信部23は、制御装置2内に組み込まれたユニットではなく、制御装置2本体と被制御装置1とを接続する付属装置として実現することも可能である。
外部通信部24は、外部の通信網NWに接続するための通信用ユニットである。制御装置2は、外部通信部24により、例えば、会場内に設置されたルータ、ゲートウェイ等の通信装置に接続し、通信装置から通信網NWを介して記憶装置4にアクセスする。
操作用通信部25は、操作装置3と通信するための通信用ユニットである。制御装置2は、操作用通信部25により、有線又は無線にて操作装置3と通信する。例えば、IEEE802.11系の通信規格に基づく無線通信規格に則した通信により、制御装置2及び操作装置3は通信する。
なお、外部通信部24、内部通信部23及び操作用通信部25は、一の通信用ポートが複数の通信部の機能を兼ねる等、様々な形態で実現することが可能である。
図4は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる操作装置3の一例を示すブロック図である。操作装置3は、被制御装置1は、ノート型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、高機能型携帯電話等のコンピュータを用いて実現される。以下では、ノート型コンピュータを用いて操作装置3を実現した形態について説明する。操作装置3は、制御部30、記憶部31、表示部32、操作部33、通信部34等の各種構成を備えている。
制御部30は、装置全体を制御するプロセッサである。記憶部31は、不揮発性メモリ及び揮発性メモリを用いた記憶用ユニットである。記憶部31には、各種プログラム及びデータ等の情報が記憶される。
表示部32は、画像を表示する有機ELディスプレイ、液晶ディスプレイ等の表示用ユニットである。操作部33は、操作者の操作又は音声による入力を受け付けるマウス、キーボード、タッチパネル、マイク等の操作用ユニットである。なお、操作装置3として、タブレット型コンピュータ、高機能型携帯電話等のモバイル用コンピュータを用いる場合、薄膜状の液晶ディスプレイ及びタッチパネルを積層して表示部32及び操作部33を一体化した液晶タッチパネル等のユニットを用いることも可能である。
通信部34は、制御装置2と通信するための通信用ユニットである。
図5は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる記憶装置4の一例を示すブロック図である。記憶装置4は、通信網NWに接続されたウェブ上に配置されたデータベースサーバコンピュータ等のコンピュータを用いて実現される。記憶装置4は、制御部40、記憶部41、入力部42、通信部43等の各種構成を備えている。
制御部40は、装置全体を制御するプロセッサである。記憶部41は、不揮発性メモリ及び揮発性メモリを用いた記憶用ユニットである。入力部42は、例えば、他のコンピュータ等の入力用装置を接続し、各種情報の入力を受け付けるインターフェースとして実装される。なお、管理者が直接入力することが可能なキーボード等の入力用ユニットを入力部42として実装することも可能である。通信部43は、通信網NWに接続するための通信用ユニットである。記憶装置4は、通信部43により、通信網NWを介して制御装置2と通信する。
記憶部41の記憶領域の一部は、制御命令を記憶する命令データベース410、被制御装置1に関する設定パターンを示すパターン情報を記憶するパターンデータベース411等の各種データベースとして用いられており、制御部10は、記憶している各種データベースにアクセスすることが可能である。コマンドデータベースには、被制御装置1の機種を特定する機種IDに対応付けて、被制御装置1を制御する命令セットとなる制御命令が記憶されている。パターンデータベース411には、プレゼンテーション会場を特定する会場IDに対応付けて、プレゼンテーション会場に配置された被制御装置1に関する設定パターンを示すパターン情報が記憶されている。パターン情報には、プレゼンテーションの目的に応じて画像の明るさ及び色温度、音量、光量、温度等の条件の設定パターンが示されている。また、部屋割り、装置の配置位置等のレイアウトが、規模及び目的に応じて変更可能なプレゼンテーション会場に対しては、レイアウトに応じた設定パターンがパターン情報に示されている。なお、記憶装置4の記憶部41をコマンドデータベース、パターンデータベース411等の各種データベースとして用いるのではなく、記憶装置4と通信可能な他の装置の記憶領域を各種データベースとし、記憶装置4から通信部43を介してアクセス可能なように構成することも可能である。
図6は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる参加装置5の一例を示すブロック図である。参加装置5は、参加者が操作可能なノート型コンピュータ、デスクトップ型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、高機能型携帯電話等のコンピュータを用いて実現される。参加装置5は、制御部50、記憶部51、表示部52、操作部53、通信部54等の各種構成を備えている。
図7は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる入力装置6等の装置の一例を示すブロック図である。入力装置6は、操作者等の人の操作を受け付ける照明用スイッチ、冷暖房機器のスイッチ等の操作部60を備える設備であり、例えば、プレゼンテーション会場に設置されている。入力装置6は、操作部60、接続部61等の各種構成を備えている。入力装置6には、付属機器として、I/Fユニット62が接続されており、I/Fユニット62は、制御装置2が接続されている。操作部60は、操作者の操作を受け付ける押しボタンスイッチ等の操作用ユニットである。接続部61は、操作部60が受け付けた操作に基づく操作信号を出力する回路である。I/Fユニット62は、接続部61から受け付けた操作信号を制御装置2にて処理可能な操作命令に変換し、制御装置2へ出力する付属機器である。
<各種装置のソフトウェア処理>
次に、プレゼンテーション支援システムが備える各種装置の処理について説明する。図8は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる記憶装置4の登録処理の一例を示すフローチャートである。登録処理は、制御命令、パターン情報等の情報を記憶装置4に記憶させる処理である。記憶装置4は、制御部40の制御により、登録処理を実行する。
記憶装置4の制御部40は、外部から機種IDに対応付けた制御命令の入力を受け付け(S101)、記憶部41の命令データベース410にアクセスし、受け付けた制御命令を機種IDに対応付けて、命令データベース410に記憶する(S102)。更に、制御部40は、外部から会場IDに対応付けたパターン情報の入力を受け付け(S103)、記憶部41のパターンデータベース411にアクセスし、受け付けたパターン情報を会場IDに対応付けて、パターンデータベース411に記憶する(S104)。制御命令、パターン情報等の情報は、通信網NWを介して接続された入力用ユニット等の入力用装置により入力される。通信網NWを介して入力された情報は、通信部43にて受け付けられ、API(Application Programming Interface )を経由して各種データベースに記憶される。なお、記憶装置4は、入力部42に接続された入力用ユニット等の入力用装置から、情報の入力を受け付けるようにしてもよい。
以上のようにして、登録処理が実行される。
図9は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置2及び記憶装置4のダウンロード処理の一例を示すフローチャートである。ダウンロード処理は、制御装置2が、記憶装置4にアクセスし、制御命令、パターン情報等の情報をダウンロードする処理である。制御装置2は、記憶部21に記憶した制御プログラム210を実行する制御部20の処理により、ダウンロード処理を実行する。なお、前処理として、制御装置2は、例えば、起動時に、内部通信部23を介して通信可能に接続されている被制御装置1との通信を確立し、被制御装置1の種類、機種、通信のための識別情報等の制御に要する被制御装置情報を、通信を確立した被制御装置1から収集する。
制御装置2の制御部20は、収集し記憶した被制御装置情報に基づいて、制御すべき被制御装置1の制御に要する制御命令の送信を要求する第1要求命令を外部通信部24から通信網NWを介して記憶装置4へ送信する(S201)。ステップS201の処理は、管理者の操作を受けて又は自動的に開始される。自動的に開始する場合、制御装置2は、例えば、予め設定されている所定の時刻に到達したことを契機とし、設定されているダウンローダの実行により、ステップS201の処理を実行する。
通信部43にて第1要求命令を受信した記憶装置4の制御部40は、命令データベース410にアクセスし、要求された被制御装置1の種類等の被制御装置情報に応じた制御命令を命令データベース410から抽出する(S202)。そして、記憶装置4の制御部40は、抽出した制御命令を通信部43から通信網NWを介して制御装置2へ送信する(S203)。
外部通信部24にて制御命令を受信した制御装置2の制御部20は、受信した制御命令を記憶部21に記憶する(S204)。ステップS204の処理により、ダウンロードされた制御命令はコマンドライブラリ212として記憶部21に記憶される。
更に、制御装置2の制御部20は、被制御装置情報に基づいて、配置されているプレゼンテーション会場に係るパターン情報の送信を要求する第2要求命令を外部通信部24から通信網NWを介して記憶装置4へ送信する(S205)。
通信部43にて第2要求命令を受信した記憶装置4は、パターンデータベース411にアクセスし、要求されたプレゼンテーション会場に応じたパターン情報をパターンデータベース411から抽出する(S206)。そして、記憶装置4の制御部40は、抽出したパターン情報を通信部43から通信網NWを介して制御装置2へ送信する(S207)。
外部通信部24にてパターン情報を受信した制御装置2の制御部20は、受信したパターン情報を記憶部21に記憶する(S208)。
以上のようにして、ダウンロード処理が実行される。
図10は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置2及び操作装置3のパターン設定処理の一例を示すフローチャートである。パターン設定処理は、プレゼンテーションの実施に際し、被制御装置1を、プレゼンテーションに適した設定にする処理である。
操作者は、操作装置3を操作し、制御装置2にアクセスして、制御装置2に記憶されているパターン情報にて示されている複数の設定パターンのうちから、プレゼンテーションに適した設定パターンを選択する操作を行う。
操作装置3の制御部30は、操作部33から設定パターンを選択する設定操作を受け付け(S301)、受け付けた設定操作に基づく設定命令を通信部34から制御装置2へ送信する(S302)。設定パターンは、例えば、講演、演奏、商品紹介等の目的に対応付けて、記録・再生装置、画像表示装置、音響装置、照明装置、空調装置等の被制御装置1毎の設定が示されている。例えば、講演の場合は、音響装置の人の声に係る周波数帯を強調し、照明を明るめにする等の設定が、設定パターンとして示されている。
操作用通信部25にて設定命令を受信した制御装置2の制御部20は、記憶部21に記憶しているパターン情報に含まれる設定パターンのうちで、設定命令にて指定された設定パターンを抽出する(S303)。更に、制御部20は、抽出した設定パターンに基づいて被制御装置1を制御する制御命令を内部通信部23から被制御装置1へ送信する(S304)。制御命令を受信した被制御装置1は、制御命令に応じた設定となる。
以上のようにして、パターン設定処理が実行される。パターン設定処理は、プレゼンテーション実行前、プレゼンテーションの実行中等、操作者が必要と認識した段階で実行される。
図11は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置2及び操作装置3の第1操作処理の一例を示すフローチャートである。第1操作処理は、プレゼンテーションの実施に際し、操作装置3を用いて被制御装置1を操作する処理である。操作者は、被制御装置1を操作すべく操作装置3を操作する。
操作装置3の制御部30は、操作部33から操作を受け付け(S401)、受け付けた操作に基づく操作命令を通信部34から制御装置2へ送信する(S402)。
操作用通信部25にて操作命令を受信した制御装置2の制御部20は、受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる被制御装置1を決定する(S403)。制御部20は、決定した被制御装置1を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、記憶部21のコマンドライブラリ212から抽出する(S404)。制御部20は、ステップS404にて抽出した制御命令を、内部通信部23から、ステップS403にて決定した被制御装置1へ送信し(S405)、制御命令を送信することにより、被制御装置1を制御する。被制御装置1は、受信した制御命令に従って動作する。
以上のようにして、第1操作処理が実行される。
図12は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置2及び操作装置3の第2操作処理の一例を示すフローチャートである。第2操作処理は、プレゼンテーションの実施に際し、操作装置3を用いて被制御装置1を操作する他の処理である。
制御装置2の制御部20は、記憶部21に記憶している操作プログラム211を記憶部21から抽出し(S501)、抽出した操作プログラム211を操作用通信部25から操作装置3へ送信する(S502)。ステップS501にて抽出する操作プログラム211は、操作装置3が、受け付けた操作に基づいて被制御装置1を操作するためのプログラムであり、操作装置3にて実行される。操作装置3は、操作プログラム211を実行することにより、操作画面を表示させ、操作に応じた制御命令を送信させる。操作プログラム211は、予め制御装置2に記憶されていてもよく、被制御装置1から受信して記憶するようにしてもよい。例えば、第1操作処理のステップS405として、被制御装置1へ送信した制御命令が、操作プログラム211を要求する制御命令である場合、制御命令を受信した被制御装置1が、記憶している操作プログラム211を制御装置2へ送信する。制御装置2は、送信した制御命令に対して受信した操作プログラム211を記憶部21に記憶しておくことにより、ステップS501の処理が実行される。
通信部34にて操作プログラム211を受信した操作装置3の制御部30は、受信した操作プログラム211を記憶部31に記憶する(S503)。制御部30は、記憶した操作プログラム211を実行し(S504)、被制御装置1の操作に要する操作画面を表示部32に表示する(S505)。
図13は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる操作装置3の表示部32に表示される画面の一例を示す説明図である。図13は、ステップS505にて表示される操作画面の一例であり、スクリーン、各種記録/再生装置等の機器制御系の被制御装置1を操作するための表示画面を示している。より具体的には、図13は、スクリーンの昇降、映像及び音声の入力先、メインのマイク音量、メイン及びサブのスピーカ音量、ライン入力される音量等の操作を行うための表示画面を例示している。
図14は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる操作装置3の表示部32に表示される画面の一例を示す説明図である。図14は、ステップS505にて表示される操作画面の一例であり、マイク、スピーカ等の音響制御系の被制御装置1を操作するための表示画面を示している。より具体的には、図14は、複数のマイクに対するそれぞれの音量調整、複数のスピーカに対するそれぞれの音量調整、出力の音量、ミキシングの設定等の操作を行うための表示画面を例示している。
図15は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる操作装置3の表示部32に表示される画面の一例を示す説明図である。図15は、ステップS505にて表示される操作画面の一例であり、記録媒体の記録/再生装置等のコンテンツ制御系の被制御装置1を操作するための表示画面を示している。より具体的には、図15は、プログラム及びコンテンツの選択、再生しているコンテンツの再生、巻き戻し、早送り等の操作を行うための画面、並びにコンテンツのプレビュー画面を例示している。
操作者は、表示部32に表示された図13、図14、図15等の操作画面を視認し、被制御装置1を操作する入力を行う。
図12のフローチャートに戻り、操作画面を表示した制御部30は、操作部33から操作を受け付ける(S506)。制御部30は、操作プログラム211の実行により、受け付けた操作に基づいて、被制御装置1を制御する制御命令を通信部34から送信し(S507)、制御命令を送信することより、被制御装置1を制御する。被制御装置1は、受信した制御命令に従って動作する。ステップS507の制御命令の送信は、操作装置3から被制御装置1へ直接送信するようにしてもよく、操作装置3から制御装置2を経由して被制御装置1へ送信するようにしてもよい。
以上のようにして、第2操作処理が実行される。
上述した一連の処理は、操作装置3を用いてプレゼンテーション会場に配設された被制御装置1を制御する処理であるが、入力装置6等の他の装置を用いて被制御装置1を制御することも可能である。入力装置6を用いて被制御装置1を制御する処理の例として、会場設定処理について説明する。
図16は、本願開示のプレゼンテーション支援システムにて用いられる制御装置2、入力装置6及びI/Fユニット62の会場設定処理の一例を示すフローチャートである。会場設定処理は、プレゼンテーションの開始の際に行われる処理である。会場設定処理として、操作者等の人は、会場設定処理として、入力装置6の操作部60に対する操作、例えば、照明装置の照明用スイッチを押下する操作を行う。
入力装置6は、操作部60から操作を受け付け(S601)、受け付けた操作に基づく操作信号を接続部61からI/Fユニット62へ出力する(S602)。ステップS602の信号は、パルス信号、電圧又は電流の変化、通電の開始等の信号として出力される。
操作信号の入力を受け付けたI/Fユニット62は、受け付けた操作信号を、制御装置2が処理可能な操作情報に変換し(S603)、変換した操作情報を制御装置2へ出力する(S604)。
制御装置2の制御部20は、操作用通信部25にて操作命令を受信し、受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる被制御装置1を決定する(S604)。制御部20は、決定した被制御装置1を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、記憶部21のコマンドライブラリ212から抽出する(S605)。制御部20は、ステップS605にて抽出した制御命令を、内部通信部23から、ステップS604にて決定した被制御装置1へ送信し(S606)、制御命令を送信することにより、被制御装置1を制御する。被制御装置1は、受信した制御命令に従って動作する。
以上の会場設定処理により、音響装置、照明装置、空調装置、電動ブラインド、電動カーテン等の被制御装置1は、開始するプレゼンテーションの初期設定に応じた設定となる。以上のようにして、会場設定処理が実行される。なお、入力装置6による被制御装置1の制御は、会場設定処理以外の処理にも適用することが可能である。
本願開示のプレゼンテーション支援システムは、上述した処理だけでなく、プレゼンテーションの内容によっては、制御装置2から参加装置5へプレゼンテーションに関する内容を送信し、双方向でプレゼンテーションを実行する形態に展開することも可能である。例えば、本願開示のプレゼンテーションシステムは、プレゼンテーションに関する意見を参加装置5から送信し、アンケートとして集計したり、質疑応答をしたりする等、様々な形態に展開することが可能である。
以上のように、本願開示のプレゼンテーション支援システムは、記憶装置4に記憶されている制御命令を制御装置2にダウンロードし、記憶させることにより、既に配置されている被制御装置1を操作可能とする。従って、本願開示のプレゼンテーション支援システムは、被制御装置1の設定、被制御装置1の制御等のプレゼンテーションの実施に関する作業性を向上させることが可能である。例えば、本願開示のプレゼンテーション支援システムは、少ない設定及び操作で、直ぐに使用可能な状態となり、情報提供、議事進行等の作業及びそのための被制御装置1の制御も含めたプレゼンテーションの実施が可能である。また、例えば、本願開示のプレゼンテーション支援システムは、インプット、処理、アウトプット等の各種制御を柔軟に変換可能であり、プレゼンテーションに係る環境設定及び環境変更に係る作業性を向上させることが可能である。しかも、本願開示のプレゼンテーション支援システムは、オープンシステム環境下への導入も容易で、導入の際のシステム構築に関する作業性を向上させることが可能である。本願開示のプレゼンテーション支援システムは、このように様々な応用が可能なプラットフォームを提供する。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形態で実施することが可能である。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。更に、請求の範囲の均等範囲に属する変形及び変更は、全て本発明の範囲内のものである。
1 被制御装置
2 制御装置
21 記憶部
210 制御プログラム
211 操作プログラム
212 コマンドライブラリ
22 装置制御部
23 内部通信部
24 外部通信部
25 操作用通信部
3 操作装置
4 記憶装置
41 記憶部
410 命令データベース
411 パターンデータベース
5 参加装置
6 入力装置
NW 通信網
本発明は、プレゼンテーションを支援するプレゼンテーション支援方法及びプレゼンテーション支援システムに関する。

Claims (7)

  1. プレゼンテーションを実施するプレゼンテーション会場に配置された被制御装置を制御するプレゼンテーション支援方法であって、
    前記被制御装置を制御する制御装置と、
    前記制御装置と通信可能で、プレゼンテーションに関する操作を受け付ける操作装置と、
    前記制御装置と通信可能で、前記被制御装置の制御に要する制御命令を記憶する命令データベースにアクセス可能な記憶装置と
    を用い、
    前記制御装置は、
    制御すべき前記被制御装置の制御に要する制御命令の送信を、前記記憶装置に要求するステップと、
    要求に基づいて送信された制御命令を記憶部に記憶するステップと
    を実行し、
    前記操作装置は、
    受け付けた操作に基づく操作命令を前記制御装置へ送信するステップを実行し、
    前記制御装置は、更に、
    前記操作装置から受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる前記被制御装置を決定するステップと、
    決定した前記被制御装置を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、前記記憶部から抽出するステップと、
    抽出した制御命令を、決定した前記被制御装置へ送信するステップと
    を実行する
    ことを特徴とするプレゼンテーション支援方法。
  2. プレゼンテーションを実施するプレゼンテーション会場に配置された被制御装置を制御するプレゼンテーション支援システムであって、
    前記被制御装置を制御する制御装置と、
    前記制御装置と通信可能で、プレゼンテーションに関する操作を受け付ける操作装置と、
    前記制御装置と通信可能で、前記被制御装置の制御に要する制御命令を記憶する命令データベースにアクセス可能な記憶装置と
    を備え、
    前記制御装置は、
    情報を記憶する記憶部と、
    制御すべき前記被制御装置の制御に要する制御命令の送信を、前記記憶装置に要求する手段と、
    要求に基づいて送信された制御命令を、前記記憶部に記憶させる手段と
    を備え、
    前記操作装置は、
    受け付けた操作に基づく操作命令を前記制御装置へ送信する手段を備え、
    前記制御装置は、更に、
    前記操作装置から受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる前記被制御装置を決定する手段と、
    決定した前記被制御装置を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、前記記憶部から抽出する手段と、
    抽出した制御命令を、決定した前記被制御装置へ送信する手段と
    を備えることを特徴とするプレゼンテーション支援システム。
  3. 請求項2に記載のプレゼンテーション支援システムであって、
    前記制御装置は、更に、
    前記操作装置が受け付けた操作に基づいて前記被制御装置を制御する操作プログラムを、前記操作装置へ送信する手段を備え、
    前記操作装置は、
    画像を表示する表示部と、
    受信した操作プログラムの実行により、前記被制御装置の操作に要する操作画面を前記表示部に表示する手段と、
    受信した操作プログラムの実行により、受け付けた操作に基づいて、前記被制御装置を制御する制御命令を送信する手段と
    を備える
    ことを特徴とするプレゼンテーション支援システム。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のプレゼンテーション支援システムであって、
    記録・再生装置、画像表示装置、音響装置、照明装置及び空調装置のうちいずれかである前記被制御装置を備える
    ことを特徴とするプレゼンテーション支援システム。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のプレゼンテーション支援システムであって、
    前記記憶装置は、
    前記プレゼンテーション会場に配置された前記被制御装置に関する設定パターンを示すパターン情報を記憶するパターンデータベースにアクセス可能であり、
    前記制御装置は、更に、
    制御の対象となる前記被制御装置に関するパターン情報の送信を、前記記憶装置に要求する手段と、
    要求に基づいて送信されたパターン情報を、前記記憶部に記憶させる手段と、
    記憶させたパターン情報に基づいて、前記被制御装置を制御する手段と
    を備えることを特徴とするプレゼンテーション支援システム。
  6. プレゼンテーションを実施するプレゼンテーション会場に配置された被制御装置を制御する制御装置であって、
    情報を記憶する記憶部と、
    前記被制御装置の制御に要する制御命令の送信を、予め記憶している記憶装置に対して要求する手段と、
    要求に基づき送信された制御命令を、前記記憶部に記憶させる手段と、
    プレゼンテーションに関する操作を受け付ける操作装置から、操作に基づく操作命令を受信した場合に、受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる前記被制御装置を決定する手段と、
    決定した前記被制御装置を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、前記記憶部から抽出する手段と、
    抽出した制御命令を、決定した前記被制御装置へ送信する手段と
    を備えることを特徴とする制御装置。
  7. 情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、プレゼンテーションを実施するプレゼンテーション会場に配置された被制御装置を制御させる制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記被制御装置の制御に要する制御命令の送信を、予め記憶している記憶装置に対して要求するステップと、
    要求に基づき送信された制御命令を、前記記憶部に記憶させるステップと、
    プレゼンテーションに関する操作を受け付ける操作装置から、操作に基づく操作命令を受信した場合に、受信した操作命令に基づいて、制御の対象となる前記被制御装置を決定するステップと、
    決定した前記被制御装置を、操作命令に基づいて制御するための制御命令を、前記記憶部から抽出するステップと、
    抽出した制御命令を、決定した前記被制御装置へ送信するステップと
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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