JP2023133722A - リーマ及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

リーマ及び切削加工物の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】クーラントによる冷却効果が高いリーマを提供する。【解決手段】本開示の限定されない一面のリーマは、棒形状の本体と、本体における先端の側に取り付けられた蓋体と、を有する。本体は、外周面と、溝と、外周刃と、後端から先端に向かって延び、且つ、先端の側において開口する貫通孔と、を有する。蓋体は、貫通孔に接続され、蓋体における先端に向かって延びた第1孔と、第1孔に接続された第2孔と、を有する。第2孔は、第1孔に接続された接続部と、蓋体における後端の側に位置する噴射口と、接続部から噴射口にかけて直線形状に延びた直線部と、を有する。直線部は、噴射口に近づくにしたがって回転軸から離れるとともに回転軸の回転方向の前方に向かうように傾斜している。【選択図】図5

Description

本開示は、リーマに関する。リーマは、金属などの被削材における加工孔の内径を拡大する加工に用いることが可能である。
金属などの被削材を切削加工する際に用いられる切削工具として、例えば特許文献1に記載のリーマが知られる。特許文献1に記載のリーマは、工具本体及び帽体を有する。工具本体は、回転軸に沿って延びた油穴を有する。この油穴を通じて冷却液(クーラント)が先端の側に供給される。帽体は、吹き出し孔を有する。クーラントは、吹き出し孔から外部に噴射され、切刃の冷却に用いられる。
特開平6-114628号公報
特許文献1に記載のリーマにおいては、吹き出し孔から外部に噴射されたクーラントが、被削材における未加工の部分、或いは切屑に当たり易い。そのため、切刃の近傍にクーラントが十分に供給されず、クーラントによる冷却効果が不十分となる恐れがある。
本開示の限定されない一面のリーマは、回転軸に沿って後端から先端に向かって延びた棒形状の本体と、前記本体における前記先端の側に取り付けられた蓋体と、を有する。前記本体は、外周面と、前記外周面に沿って前記先端の側から前記後端に向かって延びた溝と、前記外周面及び前記溝の交わりに位置する外周刃と、前記後端から前記先端に向かって延び、且つ、前記先端の側において開口する貫通孔と、を有する。
前記蓋体は、前記貫通孔に接続され、前記蓋体における先端に向かって延びた第1孔と、前記第1孔に接続された第2孔と、を有する。前記第2孔は、前記第1孔に接続された接続部と、前記蓋体における後端の側に位置する噴射口と、前記接続部から前記噴射口にかけて直線形状に延びた直線部と、を有する。前記直線部は、前記噴射口に近づくにしたがって前記回転軸から離れるとともに前記回転軸の回転方向の前方に向かうように傾斜している。
上記のリーマによれば、クーラントによる冷却効果が高い。
本開示の限定されない一面のリーマを示す斜視図である。 図1に示すリーマを先端の側から見た平面図である。 図2と同じ平面図であり、第2孔などを透視した図である。 図2に示すリーマをIV方向から見た側面図である。 図4に示す領域Vを拡大した拡大図であり、第2孔などを透視した図である。 図1に示すリーマにおける蓋体を先端の側から見た斜視図である。 図6に示す蓋体を後端の側から見た斜視図である。 図7と同じ斜視図であり、第2孔などを透視した図である。 図6に示す蓋体を後端の側から見た平面図である。 図9と同じ平面図であり、第2孔などを透視した図である。 図9に示す蓋体をXI方向から見た側面図である。 図11と同じ側面図であり、第2孔などを透視した図である。 本開示の限定されない一面のリーマを先端の側から見た平面図であり、図3に相当する図である。 本開示の限定されない一面の切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。 本開示の限定されない一面の切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。 本開示の限定されない一面の切削加工物の製造方法における一工程を示す概略図である。
<リーマ>
以下、本開示の限定されない一面のリーマ1について、図面を用いて詳細に説明する。但し、以下で参照する各図では、説明の便宜上、実施形態を説明する上で必要な主要部材のみが簡略化して示される。したがって、リーマ1は、参照する各図に示されない任意の構成部材を備え得る。また、各図中の部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各部材の寸法比率などを忠実に表したものではない。
リーマ1は、図1~図12に示す限定されない一例のように、本体3及び蓋体5を有してもよい。
本体3は、棒形状であってもよい。また、本体3は、回転軸O1に沿って後端3bから先端3aに向かって延びてもよい。本体3は、回転軸O1の周りで回転可能である。なお、図1などにおける矢印Y1は、回転軸O1の回転方向を示してもよい。
本体3の材質としては、例えば、鋼及び超硬合金などが挙げられ得る。本体3の材質が鋼の場合には、本体3の靱性が高い。
本体3は、シャンク部7及び切削部9を有してもよい。
シャンク部7は、工作機械の回転するスピンドルに把持される部位として機能し得る。シャンク部7は、工作機械におけるスピンドルの形状に応じて設計されてもよい。
切削部9は、シャンク部7に対して先端3aの側に位置してもよい。切削部9は、被削材に接触することが可能であって、被削材の切削加工(例えば、加工孔の内径を拡大する加工)において主要な役割を果たす部位として機能し得る。
本体3は、特定の大きさに限定されない。例えば、切削部9における外径Dの最大値は、1~20mm程度に設定されてもよい。また、回転軸O1に沿った方向における切削部9の長さLは、L=1D~10D程度に設定されてもよい。
本体3は、図1及び図5に示す限定されない一例のように、外周面11、溝13、外周刃15及び貫通孔17を有してもよい。
外周面11は、逃げ面とも呼ばれ得る。また、外周面11は、図5に示す限定されない一例のように、マージン面19及びクリアランス面21を有してもよい。
マージン面19は、回転軸O1の回転方向Y1の後方において、溝13に沿って位置してもよい。マージン面19は、被削材における加工孔の内壁面に摺接してリーマ1の操作性を安定させる部位として機能し得る。
クリアランス面21は、回転方向Y1の後方において、マージン面19に沿って位置してもよい。クリアランス面21は、マージン面19に対して窪んでもよい。クリアランス面21は、切削加工において被削材との摩擦を減らす部位として機能し得る。
溝13は、外周面11に沿って先端3aの側から後端3bに向かって延びてもよい。溝13は、切屑を外部に排出させる部位として機能し得る。溝13は、回転軸O1に平行に延びてもよく、また、回転軸O1の周りで螺旋形状に延びてもよい。溝13は、1つのみであってもよく、また、複数であってもよい。溝13が複数の場合には、溝13の数は、2~8であってもよい。溝13は、切削部9に位置してもよい。
溝13の深さは、特定の値に限定されない。例えば、本体3(切削部9)の外径に対し、溝13の深さは、10~40%に設定されてもよい。溝13の深さとは、回転軸O1に直交する断面において、溝13の底と回転軸O1との距離を本体3(切削部9)の半径から引いた値のことであってもよい。底とは、溝13における回転軸O1に最も近い部分のことであってもよい。
外周刃15は、外周面11及び溝13の交わりに位置してもよい。外周刃15は、切削加工において被削材を切削する部位として機能し得る。外周刃15の数は、溝13の数と同じであってもよい。外周刃15は、切削部9に位置してもよい。
貫通孔17は、後端3bから先端3aに向かって延び、且つ、先端3aの側において開口してもよい。言い換えれば、貫通孔17は、後端3bから先端3aに向かって延び、且つ、先端3aの側において開口する開口23を有してもよい。貫通孔17の内部には、外部から供給されるクーラントを流すことが可能である。貫通孔17の形状は、クーラントを流すことが可能な限り特に限定されない。
貫通孔17は、後端3bの側において開口してもよい。言い換えれば、貫通孔17は、後端3bの側において開口する開口をさらに有してもよい。なお、この開口を便宜的に第2開口と呼んでもよく、また、開口23を第1開口23と呼んでもよい。
第2開口は、貫通孔17の内部にクーラントを流入させる流入口として機能し得る。なお、第2開口の位置は、特に限定されない。例えば、図4に示す限定されない一例のように、本体3が、後端3bの側に端面25を有する場合には、第2開口は、端面25に位置してもよい。
クーラントとしては、例えば、不水溶性油剤及び水溶性油剤などが挙げられ得る。不水溶性油剤としては、例えば、油性形、不活性極圧形及び活性極圧形などの切削油が挙げられ得る。水溶性油剤としては、例えば、エマルジョン、ソリューブル及びソリューションなどの切削油が挙げられ得る。クーラントは、液体に限定されず、不活性ガスなどの気体であってもよい。クーラントは、被削材の材質に応じて適宜選択して用いてもよい。
蓋体5は、本体3における先端3aの側に取り付けられてもよい。蓋体5は、本体3における先端3aの側において貫通孔17の開口23を覆うように取り付けられてもよい。蓋体5は、貫通孔17を通じて本体3から供給されるクーラントの流れの向きを制御する部材として機能し得る。
蓋体5は、取り外し可能に取り付けられてもよい。例えば、接着剤を用いての接合又は圧入などによって蓋体5を本体3に取り付けてもよい。蓋体5の材質としては、例えば、金属及び樹脂などが挙げられ得る。蓋体5における外径の最大値は、本体3(切削部9)における外径の最大値よりも小さくてもよい。回転軸O1に沿った方向において、蓋体5の長さは、本体3(切削部9)の長さよりも短くてもよい。
蓋体5は、図5及び図12に示す限定されない一例のように、第1孔27及び第2孔29を有してもよい。第1孔27は、貫通孔17に接続されてもよく、また、蓋体5における先端5aに向かって延びてもよい。第2孔29は、第1孔27に接続されてもよい。これらの場合には、貫通孔17を通じて本体3から供給されるクーラントを第1孔27及び第2孔29の順に流すことが可能となる。
第1孔27及び第2孔29は、それぞれ1つであってもよく、また、複数であってもよい。蓋体5が複数の第1孔27及び第2孔29を有する場合において、これらの第1孔27及び第2孔29は、回転軸O1の周りにおいて等間隔で位置してもよく、また、不等間隔で位置してもよい。第1孔27及び第2孔29が複数の場合には、第1孔27及び第2孔29のそれぞれの数は、2~8であってもよい。第1孔27及び第2孔29のそれぞれの数は、溝13の数と同じであってもよい。
第2孔29は、接続部31、噴射口33及び直線部35を有してもよい。接続部31は、第1孔27に接続された部位であってもよい。噴射口33は、蓋体5における後端5bの側に位置してもよい。直線部35は、接続部31から噴射口33にかけて直線形状に延びた部位であってもよい。
これらの場合には、第1孔27を通じて先端5aに向かって流れたクーラントを直線部35によって後端5bの側に向かって流し、噴射口33から外部に噴射させることが可能となる。なお、噴射口33は、図7に示す限定されない一例のように、蓋体5における外周面37と後端5bの側の端面39との交わりを含むように開口してもよい。
ここで、直線部35は、図5及び図12に示す限定されない一例のように、噴射口33に近づくにしたがって回転軸O1から離れてもよい。また、直線部35は、図3及び図10に示す限定されない一例のように、回転軸O1の回転方向Y1の前方に向かうように傾斜してもよい。
これらの場合には、回転方向Y1の後方から前方に向かってクーラントが噴射されるため、噴射されたクーラントが未加工の部分や切屑の影響を受けにくい。そのため、安定してリーマ1の表面にクーラントが吹き付けられ易い。すなわち、外周面11などに対してクーラントが供給され易い。したがって、リーマ1によれば、クーラントによる冷却効果が高い。
図3に示す限定されない一例のように、蓋体5を先端透視した場合に、接続部31における回転方向Y1の傾斜角θ1が、直線部35における回転方向Y1の傾斜角θ2よりも小さくてもよい。この場合には、第2孔29において回転方向Y1での傾斜角が急激に変わることが避けられ易い。
接続部31は、回転方向Y1に対して傾斜しなくてもよい。言い換えれば、接続部31における回転方向Y1の傾斜角θ1は、0°であってもよい。この場合には、第1孔27から第2孔29へのクーラントの供給が円滑に進み易い。また、直線部35における回転方向Y1の傾斜をつけ易い。なお、蓋体5を先端透視した場合に、直線部35は、接続部31に対して傾斜してもよい。
接続部31における回転方向Y1の傾斜角θ1を評価する際には、接続部31の中心を通る中心軸O2を基準にしてもよい。同様に、直線部35における回転方向Y1の傾斜角θ2を評価する際には、直線部35の中心を通る中心軸O3を基準にしてもよい。
なお、傾斜角θ1及び傾斜角θ2は、特定の値に限定されない。例えば、傾斜角θ1は、0~20°程度に設定されてもよい。より具体的には、傾斜角θ1は、5~15°程度に設定されてもよい。傾斜角θ2は、0~50°程度に設定されてもよい。より具体的には、傾斜角θ2は、10~45°程度に設定されてもよい。
接続部31は、図12に示す限定されない一例のように、第1部位41及び第2部位43を有してもよい。第1部位41は、第1孔27に接続され、且つ、第1孔27から先端5aに向かって延びてもよい。第2部位43は、第1部位41に接続され、且つ、第1部位41から後端5bに向かって延びてもよい。これらの場合には、第1孔27から第2孔29へのクーラントの供給が円滑に進み易い。
直線部35の長さは、接続部31の長さと同じであってもよく、また、異なってもよい。例えば、図10及び図12に示す限定されない一例のように、直線部35は、接続部31よりも長くてもよい。この場合には、クーラントを噴射させる向きが安定し易い。
蓋体5は、図7に示す限定されない一例のように、凹部45をさらに有してもよい。凹部45は、後端5bの側に位置し、且つ、第1孔27が開口してもよい。なお、凹部45は、後端5bの側の端面39において開口してもよい。
凹部45は、図12に示す限定されない一例のように、第1部分47及び第2部分49を有してもよい。第1部分47には、第1孔27が開口してもよい。第2部分49は、第1部分47よりも後端5bの側に位置してもよく、また、第1部分47よりも内径が小さくてもよい。
本体3は、図5に示す限定されない一例のように、凸部51をさらに有してもよい。凸部51は、先端3aの側に位置し、且つ、貫通孔17が開口してもよい。なお、本体3が凸部51を有する場合には、凸部51の頂部が本体3の先端3aであってもよい。
凸部51は、第3部分53及び第4部分55を有してもよい。第3部分53は、先端3aの側に位置してもよい。第4部分55は、第3部分53よりも後端3bの側に位置してもよく、また、第3部分53よりも外径が小さくてもよい。
第3部分53は、第1部分47に位置してもよい。また、第4部分55は、第2部分49に位置してもよい。これらの場合には、リーマ1を使用する際に蓋体5が本体3から外れにくい。
本体3は、図2及び図5に示す限定されない一例のように、先端刃57及び先端逃げ面59をさらに有してもよい。
先端刃57は、先端3aの側において外周刃15に接続され、且つ、外周刃15から離れるにしたがって回転軸O1に近づいてもよい。なお、先端刃57の長さは、外周刃15の長さよりも短くてもよい。
先端逃げ面59は、回転方向Y1の後方において先端刃57に沿って位置してもよい。なお、先端逃げ面59は、外周面11と同様に、マージン面61及びクリアランス面63を有してもよい。
次に、本開示の限定されない一面のリーマ1Aについて、図13を用いて説明する。以下では、リーマ1Aにおけるリーマ1との相違点について主に説明し、リーマ1と同様の構成を有する点については詳細な説明を省略する場合がある。
リーマ1Aでは、図13に示す限定されない一例のように、直線部35の中心を通る中心軸O3が、先端逃げ面59と交差してもよい。この場合には、先端逃げ面59へとクーラントを流すことができるため、先端刃57の冷却効果が高い。なお、中心軸O3は、先端逃げ面59におけるマージン面61と交差してもよい。
<切削加工物の製造方法>
次に、本開示の限定されない一面の切削加工物101の製造方法について図14~図16を用いて説明する。
切削加工物101は、被削材103を切削加工することによって作製されてもよい。切削加工物101の製造方法は、以下の工程を有してもよい。すなわち、
(1)上記の限定されない実施形態に代表されるリーマ1を回転軸O1に沿って回転させる工程と、
(2)リーマ1を被削材103に接触させる工程と、
(3)リーマ1を被削材103から離す工程と、
を有してもよい。
具体的には、まず、図14に示す限定されない一例のように、リーマ1を回転軸O1に沿ってY1方向に回転させながら被削材103に相対的に近づけてもよい。次に、図15に示す限定されない一例のように、外周刃15を被削材103に接触させて、被削材103を切削してもよい。そして、図16に示す限定されない一例のように、リーマ1を被削材103から相対的に遠ざけてもよい。
以上のような工程を経る場合には、仕上げ面の精度が高い切削加工物101を得ることが可能となる。具体的には、切削加工物101の製造方法において、リーマ1を用いる場合には、クーラントによる冷却効果が高いことから、優れた加工性を発揮することが可能となる。その結果、仕上げ面の精度が高い切削加工物101を得ることが可能となる。
なお、図14~図16に示す限定されない一例では、それぞれの工程において、被削材103を固定するとともにリーマ1を動かしているが、当然ながらこのような形態に限定されない。
例えば、(1)の工程において、被削材103をリーマ1に近づけてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材103をリーマ1から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、リーマ1を回転させた状態を維持して、被削材103の異なる箇所に外周刃15を接触させる工程を繰り返してもよい。
被削材103の材質としては、例えば、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄及び非鉄金属などが挙げられ得る。
なお、図14~図16に示す限定されない一例においては、リーマ1を用いるが、このような形態に限定されない。例えば、リーマ1に代えて、リーマ1Aを用いてもよい。
1・・・リーマ
3・・・本体
3a・・先端
3b・・後端
5・・・蓋体
5a・・先端
5b・・後端
7・・・シャンク部
9・・・切削部
11・・・外周面
13・・・溝
15・・・外周刃
17・・・貫通孔
19・・・マージン面
21・・・クリアランス面
23・・・開口
25・・・端面
27・・・第1孔
29・・・第2孔
31・・・接続部
33・・・噴射口
35・・・直線部
37・・・外周面
39・・・端面
41・・・第1部位
43・・・第2部位
45・・・凹部
47・・・第1部分
49・・・第2部分
51・・・凸部
53・・・第3部分
55・・・第4部分
57・・・先端刃
59・・・先端逃げ面
61・・・マージン面
63・・・クリアランス面
101・・・切削加工物
103・・・被削材
O1・・・回転軸
O2・・・中心軸
O3・・・中心軸
Y1・・・回転方向

Claims (8)

  1. 回転軸に沿って後端から先端に向かって延びた棒形状の本体と、
    前記本体における前記先端の側に取り付けられた蓋体と、を有し、
    前記本体は、
    外周面と、
    前記外周面に沿って前記先端の側から前記後端に向かって延びた溝と、
    前記外周面及び前記溝の交わりに位置する外周刃と、
    前記後端から前記先端に向かって延び、且つ、前記先端の側において開口する貫通孔と、を有し、
    前記蓋体は、
    前記貫通孔に接続され、前記蓋体における先端に向かって延びた第1孔と、
    前記第1孔に接続された第2孔と、を有し、
    前記第2孔は、
    前記第1孔に接続された接続部と、
    前記蓋体における後端の側に位置する噴射口と、
    前記接続部から前記噴射口にかけて直線形状に延びた直線部と、を有し、
    前記直線部は、前記噴射口に近づくにしたがって前記回転軸から離れるとともに前記回転軸の回転方向の前方に向かうように傾斜している、リーマ。
  2. 前記蓋体を先端透視した場合に、前記接続部における前記回転方向の傾斜角が、前記直線部における前記回転方向の傾斜角よりも小さい、請求項1に記載のリーマ。
  3. 前記接続部は、前記回転方向に対して傾斜していない、請求項2に記載のリーマ。
  4. 前記接続部は、
    前記第1孔に接続され、且つ、前記第1孔から前記先端に向かって延びた第1部位と、
    前記第1部位に接続され、且つ、前記第1部位から前記後端に向かって延びた第2部位と、を有する、請求項1~3のいずれか1つに記載のリーマ。
  5. 前記本体は、
    前記先端の側において前記外周刃に接続され、且つ、前記外周刃から離れるにしたがって前記回転軸に近づく先端刃と、
    前記回転方向の後方において前記先端刃に沿って位置する先端逃げ面と、をさらに有し、
    前記直線部の中心を通る中心軸が前記先端逃げ面と交差する、請求項1~4のいずれか1つに記載のリーマ。
  6. 前記直線部は、前記接続部よりも長い、請求項1~5のいずれか1つに記載のリーマ。
  7. 前記蓋体は、前記後端の側に位置し、且つ、前記第1孔が開口する凹部をさらに有し、
    前記凹部は、
    前記第1孔が開口する第1部分と、
    前記第1部分よりも前記後端の側に位置するとともに、前記第1部分よりも内径が小さい第2部分と、を有し、
    前記本体は、前記先端の側に位置し、且つ、前記貫通孔が開口する凸部をさらに有し、
    前記凸部は、
    前記先端の側に位置する第3部分と、
    前記第3部分よりも前記後端の側に位置するとともに、前記第3部分よりも外径が小さい第4部分と、を有し、
    前記第3部分が前記第1部分に位置するとともに、前記第4部分が前記第2部分に位置する、請求項1~6のいずれか1つに記載のリーマ。
  8. 請求項1~7のいずれか1つに記載のリーマを前記回転軸に沿って回転させる工程と、
    前記リーマを被削材に接触させる工程と、
    前記リーマを前記被削材から離す工程と、を有する切削加工物の製造方法。
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