JP2023132463A - パワーユニット、及びパワーユニットを搭載した作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】制御装置の放熱が他の電気デバイスに対して影響を及ぼすことを抑制できるパワーユニット、及びパワーユニットを搭載した作業機を提供する。【解決手段】パワーユニット10は、モータ12と、モータ12を制御する制御装置13と、制御装置13に一体となって設けられた冷却フィン14と、モータ12を収容する収容部111と、を備える。冷却フィン14は、収容部111の外部に配置される。【選択図】図3
Description
本発明は、パワーユニット、及びパワーユニットを搭載した作業機に関する。
電動芝刈機等の作業機には、バッテリ、モータ、及びこれらを制御する制御装置を備えるパワーユニットが搭載される。高い出力を持つバッテリやモータを搭載する場合、パワーユニットの各電気デバイスの発熱量は大きく、各電気デバイスの冷却が要求される。
例えば、特許文献1には、電動モータをバッテリで駆動する電動芝刈機が開示されている。特許文献1では、バッテリブラケットのバッテリ搭載位置に通風のための開口を設けており、バッテリの放熱を促進している。
また、特許文献2には、バッテリで駆動する電気モータと、電気モータを制御する制御装置を備えた電動芝刈機が開示されている。制御装置は、空気取入口と電気モータとの間における空気流通路に配置されており、空気流通路を通る空気によって冷却される。
パワーユニットの各電気デバイスのうち、特に制御装置は発熱量が大きい。パワーユニットは、各電気デバイスをカバーで覆ってワンパッケージ化される場合があるが、この場合、制御装置からの放熱によりパワーユニット内部の温度が上昇し、他の電気デバイスの出力制限や故障に繋がる虞がある。
本発明は、制御装置の放熱が他の電気デバイスに対して影響を及ぼすことを抑制できるパワーユニット、及びパワーユニットを搭載した作業機を提供する。
本発明は、
モータと、
前記モータを制御する制御装置と、
前記制御装置に一体となって設けられた冷却フィンと、
前記モータを収容する第1収容部と、を備えるパワーユニットであって、
前記冷却フィンは、前記第1収容部の外部に配置される。
モータと、
前記モータを制御する制御装置と、
前記制御装置に一体となって設けられた冷却フィンと、
前記モータを収容する第1収容部と、を備えるパワーユニットであって、
前記冷却フィンは、前記第1収容部の外部に配置される。
また、本発明は、
上述のパワーユニットを搭載した作業機であって、
前記冷却フィンは前記作業機の走行方向における、前記パワーユニットの前部に配置される。
上述のパワーユニットを搭載した作業機であって、
前記冷却フィンは前記作業機の走行方向における、前記パワーユニットの前部に配置される。
本発明によれば、制御装置の放熱が他のデバイスに対して影響を及ぼすことを抑制できる。
《第1実施形態》
以下、本発明のパワーユニット及び作業機の第1実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、前後左右上下の各方向は、作業者から見た方向に従い、図面には、作業機の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
以下、本発明のパワーユニット及び作業機の第1実施形態を、添付図面に基づいて説明する。なお、前後左右上下の各方向は、作業者から見た方向に従い、図面には、作業機の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
[作業機]
まず、作業機1について、図1及び図2を参照して説明する。なお、以下では、作業機1が電動芝刈機である場合を例に説明するが、これに限られず、草刈機や、耕うん機、除雪機、運搬台車等の作業機であってもよい。
まず、作業機1について、図1及び図2を参照して説明する。なお、以下では、作業機1が電動芝刈機である場合を例に説明するが、これに限られず、草刈機や、耕うん機、除雪機、運搬台車等の作業機であってもよい。
作業機1は、機体としてのボディ部2と、ボディ部2の前部に配置された左右一対の前輪3と、ボディ部2の後部に配置された左右一対の後輪4(この図では左右のうち左のみを示す。)と、ボディ部2の後部から上後方に延びる操作ハンドル5と、芝草を刈るカッターブレード6と、を備える。
作業機1には、ボディ部2の上部にパワーユニット10が搭載されている。パワーユニット10は、バッテリBATやモータ12、制御装置13等の電気デバイスをカバー11内に収容してワンパッケージ化したものである。作業機1が必要とする出力に応じて、低出力バッテリ(例えば、0.4kW程度)や高出力バッテリ(例えば、2.5kW以上)を搭載し得る。パワーユニット10の詳細については後述する。
ボディ部2は下方に開口しており、カッターブレード6はボディ部2の内部に設けられている。カッターブレード6は、モータ12の回転軸12aに取り付けられ、回転軸12aを中心に回転して芝草を刈る。
後輪4とモータ12とは動力伝達ベルト(不図示)を介して接続しており、モータ12の動力が後輪4に伝達される。これにより、作業機1は、モータ12の動力により後輪4が回転し、走行する。なお、作業機1は、走行用モータを別途備えてもよく、バッテリBATから電力が供給された走行用モータにより後輪4を駆動する構成としてもよい。
また、作業機1は歩行型の作業機であり、作業者が操作ハンドル5を操作することによって移動する。なお、作業機1は、歩行型の作業機に限られず、例えば、作業者が作業機1に乗用して移動するものや、作業者の遠隔操作によって移動するもの、自律制御により移動するものとしてもよい。
[パワーユニット]
次に、作業機1に搭載される第1実施形態のパワーユニット10について、図1から図3を参照して説明する。
次に、作業機1に搭載される第1実施形態のパワーユニット10について、図1から図3を参照して説明する。
パワーユニット10は、外装を成すカバー11と、モータ12と、モータ12を制御する制御装置13と、制御装置13に一体となって設けられた冷却フィン14と、を備える。パワーユニット10は、バッテリBATが着脱可能なように構成されており、作業者は、作業機1の前方又は側方に立ち、バッテリBATを取り付けることができる。
また、これらの部材を支持する構造として、パワーユニット10は、ボディ部2に固定され、モータ12が載置される底平板部17と、底平板部17から上方に延び、バッテリBATを支持するバッテリフレーム18と、バッテリフレーム18に固定され、制御装置13を支持するブラケット19と、をさらに備える。
カバー11は、上壁11U、前壁11Fr、後壁11Rr、左壁11L、及び右壁11Rを有し、下方に開口した形状を有する。すなわち、カバー11の下端は開口11aが形成されている。カバー11で覆われた内部空間Sには、モータ12を収容する収容部111と、バッテリBATを収容する収容部112と、制御装置13を収容する収容部113と、が設けられる。なお、ボディ部2とカバー11の下端部との間にシール構造を設け、カバー11の下方から内部空間Sに水滴や塵等が進入するのを抑制してもよい。
収容部111は、カバー11の内部空間Sのうちモータ12を収容する空間である。ここで、収容部111は、本発明の「第1収容部」に相当する。
収容部112は、バッテリBATを収容するケースであり、上端が開口している。収容部112は、例えば、カバー11よりも剛性の高い樹脂にて形成される。収容部112は、収容部111よりも後方に配置され、バッテリフレーム18に支持される。収容部112の上端は、上壁11Uに形成された開口からカバー11の外部に露出しており、収容部112の上端からバッテリの挿脱が可能となる。このように、バッテリフレーム18により収容部112を支持するため、重量物であるバッテリBATを安定して支持することができる。また、カバー11がバッテリBATを支持する場合、カバー11の剛性を高める必要があるが、本実施形態では、カバー11とは別体である収容部112及びバッテリフレーム18によりバッテリBATを支持しているため、カバー11の剛性を大きく高める必要はない。よって、カバー11を成形するためのコストを削減できる。なお、例えば、カバー11の上壁11Uを下方に凹ませて収容部112を形成し、カバー11がバッテリBATを支持するように構成してもよい。ここで、収容部112は、本発明の「第2収容部」に相当する。
収容部113は、収容部111よりも前方に配置され、カバー11の内部空間Sのうち制御装置13を収容する空間である。制御装置13を支持するブラケット19には、上下方向に延び、収容部111と収容部113とを隔てる隔壁Pが設けられている。なお、隔壁Pは、カバー11に一体となって形成されてもよい。
モータ12は、バッテリBATからの電力により駆動する。モータ12は、底平板部17に固定され、収容部112よりも前方に位置している。モータ12の回転軸12aは、底平板部17に形成された開口17aを通ってボディ部2の内部まで延び、先端にはカッターブレード6が取り付けられる。
制御装置13は、収容部112の前壁11Frに隣接して配置され、バッテリBAT及びモータ12と電気的に接続している。制御装置13は、バッテリBATからモータ12に供給される電力を制御するPCU(Power Control Unit)である。制御装置13は、例えば、インバータとDC-DCコンバータを備える。DC-DCコンバータは、バッテリBATから供給される電力を昇圧してインバータに出力する。インバータは、DC-DCコンバータから供給される直流を交流に変換してモータ12に出力する。制御装置13はパワーユニット10が備える電気デバイスの中でも特に発熱量が大きいため、冷却フィン14を設けて制御装置13の放熱を促進する。
冷却フィン14は、制御装置13に一体となって設けられており、制御装置13で発生した熱を放熱して制御装置13を冷却する。冷却フィン14は、例えば図3に示すように、制御装置13から前方に突出する複数のプレートを備える。ただし、冷却フィン14の構成はこれに限られず、例えば複数のピンを備えてもよい。
前壁11Frには開口11bが形成されており、冷却フィン14は開口11bから収容部113の外部に露出している。すなわち、冷却フィン14はカバー11の外部に配置されている。
仮に冷却フィン14を収容部111に配置する場合、制御装置13で発生した熱により収容部111内部の温度が上昇し、モータ12やバッテリBATの出力制限や故障に繋がる虞がある。本実施形態では、冷却フィン14は収容部111の外部に配置されている。
このような構成により、制御装置13の放熱は収容部111の外部で行われ、収容部111には冷却フィン14から熱を受け取った空気が入り込まない。よって、収容部111内部の温度が上昇することを抑制できる。したがって、制御装置13の放熱が他の電気デバイスに対して影響(例えば、モータ12やバッテリBATの出力制限や故障)を及ぼすことを抑制できる。
特に、本実施形態では、収容部111の外部として、冷却フィン14をカバー11の外部に配置している。制御装置13の放熱がカバー11の外部で行われるため、カバー11内部への伝熱を低減でき、収容部111内部の温度が上昇することをより抑制できる。
また、制御装置13とモータ12との間に隔壁Pが設けられているので、冷却フィン14から熱を受け取った空気が収容部111に進入することをより確実に防止できる。
冷却フィン14は、前壁11Frの開口11bから露出しており、すなわち、パワーユニット10の前部に配置されている。バッテリBATを収容する収容部112はパワーユニット10の後部に配置されているため、換言すると、収容部112はモータ12を挟んで冷却フィン14の反対側に設けられている。
このような構成により、バッテリBATは冷却フィン14から離れて設けられるので、冷却フィン14から放熱される制御装置13の熱をバッテリBATに伝達しにくくすることができる。したがって、バッテリBATの出力制限や故障を抑制することができる。また、バッテリBATは制御装置13やモータ12に比べて通常使用時に発熱しにくいので、制御装置13の熱が容易にバッテリBATに伝達する構成であると、作業者はバッテリBATが異常に発熱していると誤認してしまう虞がある。しかしながら、上述のように収容部112を冷却フィン14から離れて配置することで、バッテリBATの故障の誤認を抑制できる。
また、冷却フィン14が作業機1の走行方向におけるパワーユニット10の前部に配置されているので、作業機1の走行時には走行風が冷却フィン14に直接当たる。よって、冷却フィン14による制御装置13の放熱が促進される。したがって、制御装置13の冷却効率を高くすることができる。
本実施形態のように、冷却フィン14がカバー11の外部に配置されていると、作業者が誤って放熱している冷却フィン14に接触してしまう虞がある。そこで、パワーユニット10は、冷却フィン14を覆うグリル15をさらに備える。グリル15は、前壁11Frに取り付けられ、開口11bから露出した冷却フィン14を覆い、作業者が冷却フィン14に接触することを防止することができる。グリル15は複数の開口15aを有して通気可能に構成されるため、冷却フィン14から熱を受け取った空気が冷却フィン14近傍にこもることを防ぐ。
また、冷却フィン14はカバー11の外部に配置されているため、水滴や塵などが冷却フィン14に溜まる虞がある。そこで、図3に示すように、冷却フィン14は、複数のプレートが水平方向に並んで設けられ、隣り合うプレートの対向する面が上下方向に延びるように構成されることが好ましい。水滴や塵等が冷却フィン14に当たっても下方に落ちるため、冷却フィン14に水滴や塵等が溜まることを抑制することができる。ここで、制御装置13とカバー11の隙間から水滴や塵等が入り込むことを防ぐために、制御装置13とカバー11との間にシール構造を設けることが好ましい。
《第2実施形態》
続いて、本発明の第2実施形態であるパワーユニット10について、図4を参照して説明する。第1実施形態と共通する部材は、共通の符号を付してその説明を省略する。
続いて、本発明の第2実施形態であるパワーユニット10について、図4を参照して説明する。第1実施形態と共通する部材は、共通の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態のパワーユニット10には、カバー11の内部空間SにバッテリBATやモータ12を冷却する空気が流れる通気通路114が設けられている。一般に、バッテリBATやモータ12はパワーユニット10と外気との伝熱により十分冷却されるが、本実施形態では冷却をより促進するために収容部111に通気通路114を設けている。
カバー11の後壁11Rrには開口11cが形成されており、カバー11の下端には開口11aが形成されている。開口11cには、空気を通し、かつ、水や塵を通さない通気膜16が設けられており、カバー11の内部に水や塵が進入することを防止できる。開口11c及び開口11aはそれぞれ収容部111に連通しており、開口11cと開口11aとを繋ぐ通気通路114が収容部111に設けられる。このような構成により、通気通路114に空気が流れるので、バッテリBATやモータ12の冷却を促進することができる。また、開口11cは、収容部111を挟んで冷却フィン14の反対側に設けられているため、冷却フィン14から熱を受け取った空気が収容部111の内部に進入することを抑制できる。ここで、開口11cは本発明の「通気口」に相当する。
また、開口11c近傍に空気流入ファン(不図示)を設け、空気の流れ方向を開口11cから開口11aとすることが好ましい。これにより、冷却フィン14から熱を受け取った空気が、カバー11の下端とボディ部2の上面の隙間Gを通って開口11aから収容部111の内部に進入することをより確実に防止することができる。
以上、本発明の各実施形態について、添付図面を参照しながら説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上記した実施形態では、カバー11の内部空間Sに隔壁Pを設け、モータ12を収容する収容部111と、制御装置13を収容する収容部113と、を区画したが、隔壁Pを設けなくてもよい。隔壁Pを設けなくとも、冷却フィン14はカバー11の外部に配置されているため、制御装置13の放熱はカバー11の外部で行われ、内部空間Sには冷却フィン14から熱を受け取った空気が入り込まない。よって、内部空間Sの温度が上昇することを抑制できる。この場合、モータ12及び制御装置13を収容する内部空間Sが、本発明の「第1収容部」に相当する。
また、上記した実施形態では、冷却フィン14がカバー11の開口11bから外部に露出してカバー11の外部に配置されたが、これに限られない。冷却フィン14が収容部111の外部に配置されていれば、カバー11の内部に配置されていてもよい。例えば、冷却フィン14が収容部113に配置される場合、冷却フィン14は収容部111の外部に配置されるため、収容部111には冷却フィン14から熱を受け取った空気が入り込まない。よって、収容部111の温度が上昇することを抑制できる。また、冷却フィン14から熱を受け取った空気を開口11bから外部に放出できるため、熱を受け取った空気が収容部113にこもることを防ぐことができる。
また、上記した実施形態では、制御装置13を収容部113に配置したが、これに限られない。制御装置13を収容部111に配置し、冷却フィン14をカバー11の外部又は収容部113に配置してもよい。この場合、冷却フィン14は収容部111の外部に配置されるため、収容部111には冷却フィン14から熱を受け取った空気が入り込まない。よって、収容部111の温度が上昇することを抑制できる。
本明細書には少なくとも以下の事項が記載されている。括弧内には、上記した実施形態において対応する構成要素等を一例として示しているが、これに限定されるものではない。
(1) モータ(モータ12)と、
前記モータを制御する制御装置(制御装置13)と、
前記制御装置に一体となって設けられた冷却フィン(冷却フィン14)と、
前記モータを収容する第1収容部(収容部111)と、を備えるパワーユニット(パワーユニット10)であって、
前記冷却フィンは、前記第1収容部の外部に配置される、パワーユニット。
前記モータを制御する制御装置(制御装置13)と、
前記制御装置に一体となって設けられた冷却フィン(冷却フィン14)と、
前記モータを収容する第1収容部(収容部111)と、を備えるパワーユニット(パワーユニット10)であって、
前記冷却フィンは、前記第1収容部の外部に配置される、パワーユニット。
(1)によれば、冷却フィンは第1収容部の外部に配置されるので、制御装置の放熱は第1収容部の外部で行われ、第1収容部には冷却フィンから熱を受け取った空気が入り込まない。よって、第1収容部内部の温度が上昇することが抑制される。したがって、制御装置の放熱が他の電気デバイスに対して影響を及ぼすことを抑制することができる。
(2) (1)に記載のパワーユニットであって、
バッテリ(バッテリBAT)を収容可能な第2収容部(収容部112)をさらに備え、
前記第2収容部は、前記モータを挟んで前記冷却フィンの反対側に設けられる、パワーユニット。
バッテリ(バッテリBAT)を収容可能な第2収容部(収容部112)をさらに備え、
前記第2収容部は、前記モータを挟んで前記冷却フィンの反対側に設けられる、パワーユニット。
(2)によれば、第2収容部はモータを挟んで冷却フィンの反対側に設けられるので、冷却フィンから放熱される制御装置の熱をバッテリに伝達しにくくすることができ、バッテリの出力制限や故障を抑制できる。
(3) (1)又は(2)に記載のパワーユニットであって、
前記第1収容部を内部に有し、前記モータ及び前記制御装置を収容するカバー(カバー11)をさらに備え、
前記冷却フィンは、前記カバーに設けられた開口(開口11b)から露出して、前記カバーの外部に配置される、パワーユニット。
前記第1収容部を内部に有し、前記モータ及び前記制御装置を収容するカバー(カバー11)をさらに備え、
前記冷却フィンは、前記カバーに設けられた開口(開口11b)から露出して、前記カバーの外部に配置される、パワーユニット。
(3)によれば、冷却フィンは、カバーに設けられた開口から露出してカバーの外部に配置される。制御装置の放熱はカバーの外部で行われるので、カバーの内部への伝熱を低減できる。よって、カバー内部の温度が上昇することをより抑制することができ、パワーユニットの出力制限や故障を抑制することができる。
(4) (3)に記載のパワーユニットであって、
通気可能に構成されたグリル(グリル15)をさらに備え、
前記グリルは、前記カバーに取り付けられて前記冷却フィンを覆う、パワーユニット。
通気可能に構成されたグリル(グリル15)をさらに備え、
前記グリルは、前記カバーに取り付けられて前記冷却フィンを覆う、パワーユニット。
(4)によれば、通気可能なグリルがカバーに取り付けられて冷却フィンを覆うので、作業者が冷却フィンに接触することを防止することができる。
(5) (3)又は(4)に記載のパワーユニットであって、
前記カバーの内部には、前記第1収容部に通気するための通気通路(通気通路114)が設けられ、
前記通気通路は、前記第1収容部を挟んで前記冷却フィンの反対側に通気口(開口11c)を有する、パワーユニット。
前記カバーの内部には、前記第1収容部に通気するための通気通路(通気通路114)が設けられ、
前記通気通路は、前記第1収容部を挟んで前記冷却フィンの反対側に通気口(開口11c)を有する、パワーユニット。
(5)によれば、通気通路は第1収容部を挟んで冷却フィンの反対側に通気口を有するので、冷却フィンから熱を受け取った空気が第1収容部に進入することを抑制できる。
(6) (1)から(5)のいずれかに記載のパワーユニットであって、
前記冷却フィンは、前記制御装置から突出する複数のプレートを備え、
前記複数のプレートは水平方向に並んで設けられ、隣り合うプレートの対向する面が上下方向に延びる、パワーユニット。
前記冷却フィンは、前記制御装置から突出する複数のプレートを備え、
前記複数のプレートは水平方向に並んで設けられ、隣り合うプレートの対向する面が上下方向に延びる、パワーユニット。
(6)によれば、冷却フィンの複数のプレートは水平方向に並んで設けられ、隣り合うプレートの対向する面が上下方向に延びるので、水滴や塵等が冷却フィンに当たっても下方に落ちる。したがって、冷却フィンに水滴や塵等が溜まることを抑制することができる。
(7) (1)から(6)のいずれかに記載のパワーユニットであって、
前記制御装置と前記モータとの間には、隔壁(隔壁P)が設けられている、パワーユニット。
前記制御装置と前記モータとの間には、隔壁(隔壁P)が設けられている、パワーユニット。
(7)によれば、制御装置とモータとの間には隔壁が設けられているので、制御装置を冷却した空気が、モータを収容する第1収容部に進入することをより確実に防止することができる。
(8) (1)から(7)のいずれかに記載のパワーユニットを搭載した作業機(作業機1)であって、
前記冷却フィンは前記作業機の走行方向における、前記パワーユニットの前部に配置される、作業機。
前記冷却フィンは前記作業機の走行方向における、前記パワーユニットの前部に配置される、作業機。
(8)によれば、冷却フィンは作業機の走行方向における、パワーユニットの前部に配置されるので、走行風が冷却フィンに直接当たる。したがって、冷却フィンによる制御装置の放熱を促進することができる。
1 作業機
10 パワーユニット
11 カバー
11b 開口
11c 開口(通気口)
12 モータ
13 制御装置
14 冷却フィン
15 グリル
111 収容部(第1収容部)
112 収容部(第2収容部)
114 通気通路
BAT バッテリ
P 隔壁
10 パワーユニット
11 カバー
11b 開口
11c 開口(通気口)
12 モータ
13 制御装置
14 冷却フィン
15 グリル
111 収容部(第1収容部)
112 収容部(第2収容部)
114 通気通路
BAT バッテリ
P 隔壁
Claims (8)
- モータと、
前記モータを制御する制御装置と、
前記制御装置に一体となって設けられた冷却フィンと、
前記モータを収容する第1収容部と、を備えるパワーユニットであって、
前記冷却フィンは、前記第1収容部の外部に配置される、パワーユニット。 - 請求項1に記載のパワーユニットであって、
バッテリを収容可能な第2収容部をさらに備え、
前記第2収容部は、前記モータを挟んで前記冷却フィンの反対側に設けられる、パワーユニット。 - 請求項1又は2に記載のパワーユニットであって、
前記第1収容部を内部に有し、前記モータ及び前記制御装置を収容するカバーをさらに備え、
前記冷却フィンは、前記カバーに設けられた開口から露出して、前記カバーの外部に配置される、パワーユニット。 - 請求項3に記載のパワーユニットであって、
通気可能に構成されたグリルをさらに備え、
前記グリルは、前記カバーに取り付けられて前記冷却フィンを覆う、パワーユニット。 - 請求項3又は4に記載のパワーユニットであって、
前記カバーの内部には、前記第1収容部に通気するための通気通路が設けられ、
前記通気通路は、前記第1収容部を挟んで前記冷却フィンの反対側に通気口を有する、パワーユニット。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のパワーユニットであって、
前記冷却フィンは、前記制御装置から突出する複数のプレートを備え、
前記複数のプレートは水平方向に並んで設けられ、隣り合うプレートの対向する面が上下方向に延びる、パワーユニット。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載のパワーユニットであって、
前記制御装置と前記モータとの間には、隔壁が設けられている、パワーユニット。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載のパワーユニットを搭載した作業機であって、
前記冷却フィンは前記作業機の走行方向における、前記パワーユニットの前部に配置される、作業機。
Priority Applications (1)
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JP2022037806A JP2023132463A (ja) | 2022-03-11 | 2022-03-11 | パワーユニット、及びパワーユニットを搭載した作業機 |
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Family Applications (1)
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