JP2023132384A - ロッカー - Google Patents

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JP2023132384A JP2022037654A JP2022037654A JP2023132384A JP 2023132384 A JP2023132384 A JP 2023132384A JP 2022037654 A JP2022037654 A JP 2022037654A JP 2022037654 A JP2022037654 A JP 2022037654A JP 2023132384 A JP2023132384 A JP 2023132384A
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Abstract

【課題】ロッカーの外部からパネルの連結具を容易にロック解除することを防止するロッカーを提供する。【解決手段】ロッカー1は、第1の方向に配置される第1のパネル4と、第1の方向に対して垂直方向に配置される第2のパネル2と、第1及び第2のパネルを固定する連結具100とを具備し、連結具は、鉤部11と支柱部12とを有する主連結具10と、連結補助具20とを有し、第2のパネルは、連結具をスライドさせて固定する際のガイドとして機能し、ガイド開口部2iを有するスライドガイド2eと、ガイド開口部に配置された第1のカバー部2kと、第1のカバー部の上方に配置された第2のカバー部2hとを有する。【選択図】図16

Description

本発明は、連結具を有する組み立て式のロッカーに関する。
収容家具は、例えば下駄箱、キャビネット、ロッカーのように、主要部材として、天板、地板(底板)、側板、背板を組み合わせて箱形構造に構成され、物品などの収納、保管等に用いられている。このような収容家具は、例えば、学校、オフィス、工場、病院、娯楽施設等で使用されている。
従来から、使用者が、自分で部品を組み立ててロッカーを完成させて使用することができ、また不要時にはロッカーを分解して保管することも可能な組み立て式ロッカーが知られている(特許文献1)。
特許文献1は、容易に組立分解が可能なロッカーを開示する。天板、側板等に形成された溝部に嵌め込み、スライドして、連結固定する固定部材を使用することで、天板、側板等の構成部材を容易に取り付け及び取り外しが可能なように構成されている。
実用新案登録第3184558号公報
しかしながら、特許文献1における組み立て式ロッカーでは、フック部材13を図面左にスライドさせ、フック部材13のフック頭部13bを係止板15に係止させた場合、フック頭部13bが天板の開口部から露出している(図7(b)参照)。このため、例えばドライバー等の工具を開口部から差し込んで、フック部材13のフック頭部13bを図面右にスライドさせることができる。これにより、外部から天板のロックを解除することが容易に可能であった。
このような従来の組み立て式ロッカーでは、フック部材13が天板の外部から見えやすく、容易にロック解除ができる状態になっている。このため、いたずらにロック解除が行われたり、ロッカー内に収納されている物品等も容易に盗み出すことができたりすること等が懸念されていた。
そこで、本発明は、ロッカーの外部からパネルの連結具を容易にロック解除することを防止するロッカーを提供する。
本発明の一態様によるロッカーは、第1の方向に配置される第1のパネルと、前記第1の方向に対して垂直方向に配置される第2のパネルと、前記第1のパネル及び前記第2のパネルを固定する連結具とを具備し、前記連結具は、鉤部と支柱部とを有する主連結具と、連結補助具とを有し、前記第2のパネルは、前記連結具をスライドさせて固定する際のガイドとして機能し、ガイド開口部を有するスライドガイドと、前記ガイド開口部に配置された第1のカバー部と、前記第1のカバー部の上方に配置された第2のカバー部とを有する。
前記ロッカーにおいて、前記第1のカバー部は、前記スライドガイドと隙間を有して配置されてもよい。
前記ロッカーにおいて、前記主連結具は、押圧部をさらに有し、前記鉤部は、第1の当接部及び第2の当接部を有し、前記連結補助具は、挿通部及び前記押圧部を受ける被押圧部を有し、前記挿通部は、支柱受容部を有し、前記第1のパネルは、第1のフレーム及び前記第1のフレームと交叉する方向に配置された第2のフレームを有し、前記第1のフレームは、前記支柱部を挿通する開口部を有し、前記第2のフレームは、支持部を有し、前記支持部は、前記支柱部に接し、前記第2のパネルは、鉤受部を有し、前記連結補助具及び前記第1の当接部は、前記第1のフレームを峡持し、前記第2の当接部は、前記鉤受部に接してもよい。
前記ロッカーにおいて、前記主連結具は、押圧部をさらに有し、前記鉤部は、前記第1のパネルに接するための第1の当接部と、前記第2のパネルに接するための第2の当接部とを有し、前記連結補助具は、前記押圧部を挿通する挿通部と、被押圧部と、前記押圧部の回動範囲を包含し前記被押圧部に繋がる傾斜部とを有し、前記挿通部は、前記支柱部を回動可能に支持する支柱受容部を有してもよい。
前記ロッカーにおいて、前記主連結具は、押圧部及び前記支柱部に回動自在に設けられたストッパをさらに有し、前記鉤部は、前記第1のパネルに接するための第1の当接部と、前記第2のパネルに接するための第2の当接部とを有し、前記連結補助具は、前記押圧部を挿通する挿通部と、被押圧部とを有し、前記挿通部は、前記支柱部を回動可能に支持する支柱受容部を有してもよい。
本発明は、ロッカーの外部からパネルの連結具を容易にロック解除することを防止するロッカーを提供することができる。
図1(a)乃至(d)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの上面図、側面図、前面図及び背面図を示す。 図2(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの斜視図を示す。 図3(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの上面パネルの上面図、側面図及び底面図を示す。 図4(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの左側面パネルの外面図及び内面図を示す。 図5(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの背面パネルの外面図及び内面図を示す。 図6(a)乃至(f)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの扉パネルの外面図、内面図及び一部拡大図を示す。 図7は、本発明の一実施形態に係るロッカーの扉パネルの一部拡大図を示す。 図8(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーのベースパネルの上面図、側面図及び底面図を示す。 図9は、本発明の一実施形態に係るロッカーを分解した斜視図を示す。 図10(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの連結具を構成する主連結具及び連結補助具の構成を説明するための図を示し、図10(a)は、主連結具及び連結補助具を示す斜視図であり、図10(b)は、主連結具と連結補助具とが組み合わされた状態の斜視図である。 図11(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおける主連結具及び連結補助具とフレームとの関係を示す斜視図及び側面図であり、図11(c)及び(d)は、連結補助具及び主連結具の上面図及び一部拡大図である。 図12(a)乃至(c)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおける右側面パネル、底面パネル、主連結具及び連結補助具の関係を示す斜視図及び側面図であり、図12(d)は、主連結具を支持する支持部の平面図である。 図13(a)は、本発明の一実施形態に係る連結具において、第1の位置に配置されている主連結具及び連結補助具の斜視図であり、図13(b)及び(c)は、第2の位置に配置されている主連結具及び連結補助具の斜視図及び側面図である。 図14(a)乃至(c)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおいて連結具が取り付けられた状態の上面パネルの斜視図、上面図及び背面図を示す。 図15(a)乃至(c)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおいて連結具が取り付けられた状態の上面パネルの端部を切断した場合の斜視図、上面図、側面図及び背面図を示す。 図16(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおいて連結具が取り付けられた状態の上面パネルの一部を切断した場合の斜視図及び側面図を示し、図16(c)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおいて連結具が取り付けられた状態の上面パネルの一部拡大図を示す。 図17(a)乃至(c)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおいて連結具が取り付けられた状態の上面パネルの他の一部拡大図を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。但し、これらの実施形態はいずれも例示であり、本発明についての限定的解釈を与えるものではない。尚、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については、共通する参照符号を付す。
[1]ロッカー
図1(a)乃至(d)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの上面図、側面図、前面図及び背面図を示す。図2(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの斜視図を示す。ここで、図2(a)は、前面からの斜視図、図2(b)は、背面からの斜視図である。以下、本実施形態に係るロッカーについて説明する。
図1(a)乃至(d)、図2(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係るロッカー1は、上面パネル2、底面パネル3、右側面パネル4、扉パネル5、背面パネル6及び左側面パネル7を備えている。それぞれのパネルは略長方形であり、これらが連結固定され、略直方体のロッカー1を構成する。
ここで、「略長方形」とは、完全な長方形に加えて、ロッカー1の機能を発揮できる限りにおいて変更が加えられたもの、例えば一部に曲線部を有するもの等を含むという意味であり、「略直方体」についても同様とする。
上面パネル2及び底面パネル3は、ロッカー1の収容領域の水平面を構成する方向に(主面が水平に)配置される。上面パネル2及び底面パネル3は、互いに対向して配置される。
右側面パネル4、左側面パネル7、扉パネル5及び背面パネル6は、ロッカー1の収容領域の垂直面を構成する方向に(主面が垂直に)配置される。右側面パネル4及び左側面パネル7は、互いに対向して配置される。扉パネル5及び背面パネル6は、互いに対向して配置される。
背面パネル6は、それぞれの辺が、底面パネル3、上面パネル2、右側面パネル4及び左側面パネル7の1辺と連結固定することが可能である。さらには、底面パネル3と左側面パネル7、左側面パネル7と上面パネル2、上面パネル2と右側面パネル4、右側面パネル4と底面パネル3が接触する辺において連結固定することが可能である。
扉パネル5は、上下左右のいずれか一片が、上面パネル2、底面パネル3、右側面パネル4及び左側面パネル7のいずれかと回動可能に連結され、この連結部を回動軸として開閉可能に設置される。本実施形態の場合、扉パネル5は、右側面パネル4との連結部を回転軸として、回動可能に連結されている。
尚、図2(a)及び(b)に示すように、ロッカー1の底面パネル3の下に、ベースパネル8を設けてもよい。
[1-1]上面パネル
図3(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの上面パネルの上面図、側面図及び底面図を示す。ここで、図3(a)の上面パネルにおいて、上面図の上方の側面図は上面パネルの背面側の側面図であり、上面図の下方の側面図は上面パネルの前面側の側面図であり、上面図の右の側面図は上面パネルの右側の側面図である。以下、本実施形態に係るロッカーの上面パネルについて説明する。
図3(a)及び(b)に示すように、上面パネル2は、溝部2a、2b、軸孔2c及び連結穴2dを有している。
溝部2aは、上面パネル2の底面における左右及び背面側の端に設けられている。上面パネル2の溝部2aには、ロッカー1の組み立てにおいて、右側面パネル4、左側面パネル7及び背面パネル6の突起部4b、7b、6a(図示せず)が嵌合される。
溝部2bは、上面パネル2の上面における左右及び背面側の端に設けられている。溝部2bは、上段に積層するロッカー1と固定するためのジョイント部材(図示せず)が嵌め込まれてもよい。但し、多段式の最上段のロッカー1や多段式でない場合のロッカー1等では、上面パネル2の溝部2bに溝隠し用の蓋部材(図示せず)を取り付けてもよい。
軸孔2cは、上面パネル2の底面における端部に設けられている。軸孔2cは、後述する扉パネル5の支軸5bと嵌合する。
連結穴2dは、上面パネル2の上面における端部に設けられている。連結穴2dは、例えば、左右や背面に連結させるロッカー1と固定するために用いられる。
上面パネル2の前側面は、例えば湾曲しているが、上面パネル2の形状は種々変更可能である。
尚、底面パネル3も、上面パネル2と同様の構造であり、溝部3a、3b、軸孔3c及び連結穴3dを有している。
[1-2]左側面パネル
図4(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの左側面パネルの外面図及び内面図を示す。以下、本実施形態に係るロッカーの左側面パネルについて説明する。
図4(a)及び(b)に示すように、左側面パネル7は、溝部7a、突起部7b、7c、開口部7d、連結穴7e、7f及び凹部7gを有している。
溝部7aは、左側面パネル7の内面における背面側の端に設けられている。溝部7aには、ロッカー1の組み立てにおいて、背面パネル6の突起部6a(図示せず)が嵌合される。
突起部7bは、フレーム70の上部側面に設けられている。突起部7bは、ロッカー1の組み立てにおいて、上面パネル2の溝部2a(図示せず)に嵌め込まれる。
突起部7cは、フレーム70の下部側面に設けられている。突起部7cは、ロッカー1の組み立てにおいて、底面パネル3の溝部3b(図示せず)に嵌め込まれる。
開口部7dは、フレーム70の上部側面及び下部側面にそれぞれ設けられている。この開口部7dには、後述する連結具100が設置される。
連結穴7e、7fは、左側面パネル7の周りに複数個(本実施形態の場合は6個)設けられている。連結穴7e、7fは、ロッカー1を複数個連結させる場合に、連結具(図示せず)を連結穴7e、7fに差し込むことで、隣接するロッカー1と固定することができる。ここで、例えば、連結穴7eは、左右に連結させるロッカー1を固定する際に用いられてもよい。連結穴7fは、サイド固定具501により、上下に連結させるロッカー1を固定する際に用いられてもよい。
凹部7gは、左側面パネル7の表面に設けられている。凹部7gは、ロッカー1を持ち運ぶ際に手を引っ掛けることで運びやすさを向上させることができる。凹部7gの数は、1つでも複数でもよく、本実施形態のように例えば3つ設けることで、利用者の身体の大きさに応じて、手を掛ける位置を選択することが可能となっている。凹部7gの位置は、図示する配置に限定されず、種々変更可能である。
尚、右側面パネル4も、左側面パネル7と同様の構造であり、溝部4a、突起部4b、4c、開口部4d、連結穴4e、4f及び凹部4gを有している。
[1-3]背面パネル
図5(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの背面パネルの外面図及び内面図を示す。以下、本実施形態に係るロッカーの背面パネルについて説明する。
図5(a)及び(b)に示すように、背面パネル6は、突起部6a、貫通孔6b及び連結穴6cを有している。
突起部6aは、背面パネル6の4側面にそれぞれ設けられている。突起部6aは、ロッカー1の組み立てにおいて、上面パネル2の溝部2a(図示せず)、底面パネル3の溝部3b(図示せず)、右側面パネル4の溝部4a(図示せず)及び左側面パネル7の溝部7a(図示せず)にそれぞれ嵌め込まれる。
貫通孔6bは、背面パネル6に複数個設けられている。背面パネル6に貫通孔6bを形成することで、パネル材の使用量を低減することができ、製造コストを低減することができる。また、ロッカー1の内部の通気性が確保され、衣類等の長期保存が可能となる。
連結穴6cは、背面パネル6の中央に複数個(本実施形態の場合は2個)設けられている。連結穴6cは、ロッカー1を複数個連結させる場合に、連結具(図示せず)を連結穴6cに差し込むことで、背面に隣接するロッカー1と固定することができる。尚、本実施形態では、連結穴6cをなくすことも可能である。この場合、貫通孔6bに連結具(図示せず)を差し込むことで、背面に隣接するロッカー1と固定することができる。
[1-4]扉パネル
図6(a)乃至(f)は、本発明の一実施形態に係るロッカーの扉パネルの外面図、内面図及び一部拡大図を示す。図7は、本発明の一実施形態に係るロッカーの扉パネルの一部拡大図を示す。以下、本実施形態に係るロッカーの扉パネルについて説明する。
図6(a)及び(b)に示すように、扉パネル5は、取っ手部5a、支軸5b、5c及び貫通孔5dを備えている。
取っ手部5aは、扉パネル5の左側(左側面パネル7側)の辺の近傍に配置されている。但し、取っ手部5aの位置や形状等は、種々変更可能である。
支軸5b、5cは、扉パネル5の上部側面及び下部側面に突出するように設けられている。支軸5b、5cは、それぞれ軸対称形状(円柱)をなし、一直線上に整列し、扉パネル5の回転軸を構成する。支軸5b、5cは、扉パネル5と一体成形せず、別部品として構成されている。図6(c)乃至(f)に示すように、支軸5b、5cは、支軸溝5b′、5c′に着脱可能で嵌め込まれている。ここで、図6(e)は、支軸5bが支軸溝5b′に嵌め込まれた状態を示し、図6(f)は、支軸5bが支軸溝5b′から外された状態を示している。支軸溝5b′、5c′は開口しており、この開口から支軸5b、5cを押し出すことで、支軸5b、5cの着脱を容易にしている。
扉パネル5等に支軸5b、5cが一体形成されている場合、扉パネル5の着脱時に支軸5b、5cに大きな力が加わり破損しやすく、パネル毎交換が必要になっていた。これに対し、本実施形態では、支軸5b、5cを支軸溝5b′、5c′から着脱可能な構成にすることで、支軸5b、5cが破損した場合であっても、パネル毎交換することを防ぐことができる。
図7に示すように、支軸5b、5cは、底面パネル3及び上面パネル2の軸孔3c、2cにそれぞれ嵌合することにより、扉パネル5は、支軸5b、5cを回転軸として、回動可能に底面パネル3及び上面パネル2に連結されている。従って、利用者は、取っ手部5aを把持し、扉パネル5における支軸5b、5cを回転軸として扉パネル5を開閉することが可能である。
貫通孔5dは、扉パネル5表面の右下部に複数個設けられている。扉パネル5に貫通孔5dを形成することで、パネル材の使用量を低減することができ、製造コストを低減することができる。また、ロッカー1の内部の通気性が確保され、衣類等の長期保存が可能となる。さらに、複数配置された貫通孔5dは、ロッカー1の意匠性にも寄与し、例えば、本実施形態のように桜の花びら模様にすることで意匠性を向上させることができる。また、ロッカー1の内部に保存する内容物によって貫通孔5dの形成パターンを変えることで、扉パネル5を開けることなく内容物の特定が可能となる。
尚、扉パネル5は、必要に応じて施錠機構を備えてもよい。また、ロッカー1の内部の通気性については、必要に応じ、扉パネル5及び背面パネル6以外のパネルにも貫通孔を設けてもよい。
[1-5]ベースパネル
図8(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーのベースパネルの上面図、側面図及び底面図を示す。ここで、図8(a)のベースパネルにおいて、上面図の上方の側面図はベースパネルの背面側の側面図であり、上面図の下方の側面図はベースパネルの前面側の側面図であり、上面図の右の側面図はベースパネルの右側の側面図である。以下、本実施形態に係るロッカーのベースパネルについて説明する。
図8(a)及び(b)に示すように、ベースパネル8は、溝部8a、連結穴8b、8c、アジャスター取り付け部8d及び固定穴8eを有している。
溝部8aは、ベースパネル8の上面における左右及び背面側の端に設けられている。ベースパネル8の溝部8aには、上に配置するロッカー1と固定するためのジョイント部材(図示せず)が嵌め込まれてもよい。
連結穴8b、8cは、ロッカー1を複数個連結させる場合に、連結具(図示せず)を連結穴8b、8cに差し込むことで、隣接するロッカー1と固定することができる。ここで、例えば、連結穴8bは、左右や背面に連結させるベースパネル8を固定する際に用いられ、連結穴8cは、サイド固定具501により上部に設置するロッカー1を固定する際に用いられてもよい。
アジャスター取り付け部8dは、ベースパネル8の底面の4隅に設けられており、アジャスター(図示せず)を取る付けることが可能である。
固定穴8eは、ベースパネル8の前方寄りの中央に設けられている。固定穴8eは、ベース固定具(図示せず)が嵌め込まれる。本実施形態では、ロッカー1を設置する設置面と固定穴8eにベース固定具を嵌め込み、ロッカー1の設置面にロッカー1を強固に固定することができ、ロッカー1の転倒防止効果を高めることができる。
尚、本実施形態において、例えばロッカー1を陳列棚等に使用する場合、扉パネル5を省略することも可能である。また、建物の壁等に接して配置する場合等、壁を背面パネル6として利用することで、背面パネル6を省略することも可能である。従って、用途、使用状況に依っては、ロッカー1は、上面パネル2、底面パネル3、右側面パネル4及び左側面パネル7で構成されていてもよい。
[1-6]パネル材料
本実施形態のロッカー1を構成する各パネル(上面パネル2、底面パネル3、右側面パネル4、扉パネル5、背面パネル6、左側面パネル7及びベースパネル8)の材質としては、例えば、スチール、アルミニウム、銅等の金属を用いることもできるが、ABS樹脂やPH樹脂等の合成樹脂を用いることが好ましい。
このようにすることで、軽量で耐久性に優れ、組立作業の負担が軽減され、廃棄も容易となる。また、このような樹脂のプラスチック製のロッカー1は錆びることがないため、プール施設、水を扱う工場、学校や銭湯等の水場付近での使用にも適している。プラスチック製の各パネルは、例えば、環境に配慮した例えば再生資源100%を原料としたプラスチックや再生可能プラスチック、生分解プラスチック等を用いることが好ましい。
[2]組み立て式
本実施形態のロッカー1は、ドライバー等の工具を使用することなく、容易に組み立て分解が可能である。
[2-1]組み立て構造
図9は、本発明の一実施形態に係るロッカーの分解斜視図を示す。以下、本実施形態に係るロッカーの組み立て構造について説明する。尚、図9においては、説明の便宜上、左側面パネル7は省略しているが、右側面パネル4と同様の構造である。
図9に示すように、背面パネル6は、4つの側面部において、上面パネル2、底面パネル3、右側面パネル4とそれぞれ接する。背面パネル6の4つの側面部に形成された突起部6a(嵌合部)が、上面パネル2の(不図示の)溝部2a(被嵌合部)、底面パネル3の溝部3b(被嵌合部)、右側面パネル4の溝部4a(被嵌合部)にそれぞれ嵌合する。これにより、背面パネル6は、上面パネル2、底面パネル3及び右側面パネル4と連結される。
扉パネル5の上部側面の支軸5b及び下部側面の支軸5cをそれぞれ上面パネル2の軸孔2c及び底面パネル3の軸孔3cに嵌合する。これにより、扉パネル5は、支軸5b及び支軸5cを回転軸として、回動可能に上面パネル2及び底面パネル3に連結される。
尚、縦方向に積み上げた際には、最下層の底面パネル3の下にベースパネル8を設けてもよい。
右側面パネル4のフレーム40(第1のフレーム)は、上部側面に突起部4b(嵌合部)、下部側面に(不図示の)突起部4c(嵌合部)を有する。
上面パネル2及び底面パネル3は、それぞれ下側及び上側(すなわち右側面パネル4と接する側)に、突起部4b及び突起部4cと嵌合する(不図示の)溝部2b(被嵌合部)及び溝部3b(被嵌合部)を有する。
右側面パネル4の突起部4b及び突起部4cは、上面パネル2の溝部2b及び底面パネル3の溝部3bにそれぞれ嵌合し、右側面パネル4は上面パネル2及び底面パネル3と固定される。
さらに、右側面パネル4のフレーム40は、底面パネル3(及び上面パネル2)との固定を確実にし、離隔することを防止するため、図10中、例えば円で囲んだ連結領域9において、後述する連結具100を使用して連結固定することができる。
右側面パネル4は、連結具100を設置するために、上部側面及び下部側面に開口部4d(ガイド口)を有する。尚、視認性のため、図10において、連結領域9は一箇所を円で囲んで示しているが、開口部4dを備えている他の箇所も主連結具10を設置する連結領域9となり、左側面パネル7も同様である。
右側面パネル4はフレーム40(第1のフレーム)が延在する方向(図中X方向)と交叉する方向(図中Z方向)に沿って配置されたフレーム47(第2のフレーム)が設けられている。フレーム47は連結具100を支持する支持部41(レバー支持部)を備えている。
尚、フレーム47は、リブとして構成されてもよい。
以下では、右側面パネル4と底面パネル3とを固定する機構を例に説明するが、右側面パネル4と上面パネル2との連結固定においても同様である。すなわち、連結具100は、第1のパネルと第2のパネルの固定に使用する。また、同様の固定機構を、背面パネル6と底面パネル3との固定、左側面パネル7と底面パネル3との固定、背面パネル6と左側面パネル7との固定等に使用してもよい。
[2-2]連結具の例1
図10(a)及び(b)は、例1の連結具100を構成する主連結具10(スライドレバー)及び連結補助具20(連結プレート)の構成を説明する図である。図10(a)は、主連結具10及び連結補助具20を示す斜視図であり、図10(b)は、主連結具10と連結補助具20とが組み合わされた状態の斜視図である。
図10(a)に示すように、連結具100は、主連結具10(スライドレバー)及び連結補助具20(連結プレート)を備える。主連結具10は、鉤部11(フック)、支柱部12(シャフト)、及び押圧部13(ウィング)を備えている。鉤部11及び押圧部13は、支柱部12に固定されている。押圧部13は、支柱12から突出し、例えば左右対称に支柱12の動径方向に延長する板状に構成することができる。
支柱部12は、端部に操作部14(指掛かり部)を有している。ロッカー1を組み立てる工程において、作業者は、主連結具10の操作部14を指で操作することができる。
鉤部11は、操作部14に対向する支柱部12の端部に位置する。押圧部13は、鉤部11及び操作部14の間に位置する。支柱部12は、鉤部11と押圧部13とを接続する接続部16を有し、接続部16は、円柱状に構成されている。
鉤部11は、第1の当接部151及び第2の当接部152を備えている。第1の当接部151及び第2の当接部152は、互いに平行な第1の当接面S151及び第2の当接面S152を備えている。鉤部11の第2の当接部152は、傾斜部153を有してもよい。
連結補助具20は、開口部21(挿通部)を有し、開口部21の中央には、支柱12を受容する支柱受容部22が設けられている。開口部21は、主連結具10の押圧部13及び操作部14が挿通可能に構成されている。また、支柱受容部22の断面形状は、例えば接続部16が内接可能な円の一部を構成し、主連結具10の支柱部12(特に接続部16)を回動可能に支持する。さらに、支柱受容部22は、支柱12の開口部21内の位置を固定し、主連結具10がスライド移動すると、連結補助具20もスライド移動することができる。
連結補助具20の中央部には、被押圧部23(ウィングサポート)が設けられている。被押圧部23は、開口部21の中央の左右に設けられ、押圧部13が接するように設けられている。
連結補助具20は、中央の被押圧部23が厚く、その両側が薄くなるように、被押圧部23に繋がる傾斜部24(スライダー)が設けられている。連結補助具20の断面形状は、例えば三角形状又は台形状に構成されている。被押圧部23は、主連結具10の押圧部13を受ける。
図10(b)に示すように、連結領域9において、右側面パネル4のフレーム40を連結補助具20と主連結具10の第1の当接部151とで挟み込むように、フレーム40の開口部4d及び連結補助具20の開口部21に、主連結具10の押圧部13を挿通する。
尚、図10(b)において、フレーム40の開口部4dは図示されていないが、連結補助具20の開口部21の下方にフレーム40の開口部4dが位置している。
連結補助具20の底面26と鉤部11の第1の当接面S151とは右側面パネル4のフレーム40の両側に接触する。
この状態において、主連結具10の鉤部11の第1の当接面S151及び第2の当接面S152は、連結補助具20の底面26に対向して配置される。
尚、被押圧部23には、突起部25を設けてもよい。突起部25は、被押圧部23の表面から突起して構成することができる。後述するように、主連結具10を90度回転させることで、突起部25は、主連結具10の押圧部13を局所的に押圧し、連結補助具20と主連結具10との連結を強化することができる。
図11(a)は、主連結具10及び連結補助具20とフレーム40との関係を示す斜視図であり、図11(b)は、主連結具10及び連結補助具20とフレーム40との関係を示す側面図であり、図11(c)及び(d)は、連結補助具20及び主連結具10の上面図及び一部拡大図である。
図11(a)及び(b)に示すように、連結補助具20と主連結具10とを相対的に90度回転させる。その結果、被押圧部23は、押圧部13を受ける。
支柱12は、押圧部13及び鉤部11を回転するための回転軸を構成し、支柱受容部22は、回転軸受けを構成するため、連結補助具20に対して主連結具10を回転することができる。
押圧部13は、傾斜部24上を滑動するようにガイドされて、被押圧部23へと移動する。そのため、傾斜部24は、押圧部13の回動(回転)範囲を含む領域に(回動範囲を包含するように)設けられている。具体的には、傾斜部24は、少なくとも連結補助具20の中央から押圧部13の全長D(押圧部13の長手方向の長さ)に亘って形成され、押圧部13に接することが可能に設けられている(図11(b)及び(c)参照)。
連結補助具20の被押圧部23の厚さは大きいため、傾斜部24に沿って押圧部13が移動するに従い、図11(b)中矢印方向に圧力が徐々に強められ、連結補助具20を鉤部11の第1の当接部151へと押圧する。
連結補助具20と第1の当接部151とが右側面パネル4のフレーム40への押圧力が高くなり、フレーム40、主連結具10及び連結補助具20が強固に固定される。
傾斜部24を利用して押圧部13の連結補助具20への押圧力を次第に増大させる構成であるため、組立作業が容易となる。
図11(c)に示すように、開口部21の長辺方向の長さL1は、押圧部13の全長Dより長く、開口部21の短辺方向の長さL2は押圧部13の幅Wより長いため、図10(b)に示すように押圧部13は開口部21を通過する。
しかし、開口部21の短辺方向の長さL2は、押圧部13の全長Dより短いため、図11(a)に示すように、主連結具10を90度回転させることで押圧部13は開口部21から抜け出ることはない。
尚、W<Dとなるように設定されている。
また、図10(b)に示すように、押圧部13が開口部21上に位置する状態から、図11(a)に示すように、押圧部13が回転して、被押圧部23上に乗り上げるために、開口部21を囲むエッジ部210をテーパー形状とし、押圧部13の回転をガイドしてもよい。例えば、エッジ部210は、開口部21に近づくに従い厚みが小さくなるように傾斜を設ければよい。
また、連結補助具20の底面26に係合部27(配置用係合部)を設け、フレーム40に係合部27と係合する第1の被係合部431(第1の配置用被係合部)及び/又は第2の被係合部432(第2の配置用被係合部)を設けてもよい。尚、第1の被係合部431、第2の被係合部432を、単に被係合部430(配置用被係合部)と称することがある。
図11(d)は、図11(b)の点線の円で囲んだ領域の拡大図である。例えば、係合部27は底面26から突出する凸部として構成し、被係合部430はフレーム40の表面から凹んだ凹部(又は溝)として構成することができるが、これに限定するものではない。
係合部27と被係合部430とが係合し、フレーム40上での主連結具10及び連結補助具20の位置(配置)を確定することができ、又は係合部27と被係合部430とは滑り止めとして機能することができる。
被係合部430として、第1の被係合部431と第2の被係合部432の2種の被係合部を設けることで、フレーム40上での主連結具10及び連結補助具20の異なる位置を確定することができる。
図11(b)に示す例においては、連結補助具20の係合部27は、第1の被係合部431と係合した第1の位置に配置された状態を示す。主連結具10及び連結補助具20が図中右方向(X方向)に移動すると、連結補助具20の係合部27は、第2の被係合部432と係合し、第2の位置に配置されることになる。
係合部27と第1の被係合部431及び第2の被係合部432との連携により、主連結具10及び連結補助具20は第1の位置及び第2の位置を選択的に移動し、配置されることができる。このような機能は、押圧部13からの押圧力が連結補助具20に加わることで特に効果的に発揮される。
図12(a)及び(b)は、右側面パネル4、底面パネル3、主連結具10及び連結補助具20の関係を示す斜視図であり、図12(c)は、右側面パネル4、底面パネル3、主連結具10及び連結補助具20の関係を示す側面図、図12(d)は、主連結具10を支持する支持部41の平面図である。
図12(a)に示すように、フレーム40に主連結具10及び連結補助具20が固定された右側面パネル4が、底面パネル3に嵌め込まれる。右側面パネル4の突起部4cは底面パネル3の溝部3bと嵌合する。
フレーム40には、補助壁42を設けてもよい。補助壁42は、主連結具10及び連結補助具20は第1の位置にあるとき、主連結具10を90度回転する際に連結補助具20の位置を確定することができ、また主連結具10及び連結補助具20をフレーム40に装着するためのガイドとしても機能する。
尚、底面パネル3には、主連結具10の鉤部11の底面を支持し、主連結具10のスライド移動をガイドするスライドガイド31(摺動ガイド部)を設けてもよい。
図12(a)に示す状態は、右側面パネル4と底面パネル3とが主連結具10及び連結補助具20により固定される前の状態を示す。主連結具10及び連結補助具20は、係合部27(図11(b)参照)と第1の被係合部431とが係合する第1の位置に配置されている。第1の位置は連結固定前の準備位置に相当する。
フレーム40と交叉(又は直交)する方向に沿って配置されたフレーム47(第2のフレーム)には支持部41が設けられている。
図12(b)に示すように、主連結具10及び連結補助具20を図中X方向(白抜き矢印方向)にスライド移動させることにより、主連結具10の支柱部12が、(特に支柱部12の側面が)支持部41に接する。支持部41は連結具100、特に支柱部12の側面を支持し、主連結具10のフレーム40の長手方向に沿った位置を確定することができる。
尚、主連結具10の支柱12は、フレーム40の開口部4dの範囲で図中X方向(フレームの長手方向)にスライド移動可能である。開口部4dは、支柱12の移動をガイドすることができる。
図12(b)に示す状態においては、主連結具10及び連結補助具20は、係合部27(図11(b)参照)と第2の被係合部432とが係合する第2の位置に配置されている。この状態は、右側面パネル4と底面パネル3とが固定された状態を示す。第2の位置は連結固定位置に相当する。
底面パネル3には、連結用の鉤受部35(フック受部)が設けられている。
鉤受部35の先端部E35が第2の当接部152の傾斜部153に当接し、主連結具10の支持部41方向へ移動すると、鉤受部35がフレーム40側へ押圧されように傾斜部153の傾斜角度が設定されている。
尚、図12(b)に示す例においては、鉤受部35の先端部E35は、鉤部11の第1の当接部151の側面に接するように構成されており、鉤受部35と第1の当接部151の側面とによって鉤部11の位置を確定するように構成されているが、これに限定するものではない。支柱部12と支持部41とにより相対的位置を確定できるため、鉤受部35と第1の当接部151の側面とが離隔してもよい。
第2の当接部152は、底面パネル3の鉤受部35をフレーム40側に押圧する(押し上げる)。その一方、右側面パネル4の突起部4cは底面パネル3の溝部3bを押圧する(押し下げる)。その結果、主連結具10及び連結補助具20を介して、右側面パネル4と底面パネル3とが連結固定される。
右側面パネル4の突起部4cと底面パネル3の溝部3bとは、それぞれ相互に押圧する第1のパネル押圧部と第2のパネル押圧部を構成する。
尚、図12(c)に示すように、鉤受部35の厚さを、第2の当接部152とフレーム40に当接するように設定し、鉤部11の第2の当接部152と連結補助具20が接するフレーム40とが、鉤受部35を峡持するよう構成してもよく、また鉤受部35は底面パネル3の例えばフレームの一部として構成してもよい。
この場合、右側面パネル4のフレーム40と底面パネル3の鉤受部35とは、それぞれ相互に押圧する第1のパネル押圧部と第2のパネル押圧部を構成する。
図12(b)及び(d)に示すように、支持部41は支柱嵌合部44を備え、支柱部12が支柱嵌合部44と嵌合するよう構成してもよい。
図12(d)は、支柱嵌合部44を有する支持部41の形状を示す平面図である。支柱嵌合部44は、円弧形状の開口部として構成されており、支柱嵌合部44の円弧の直径Dは支柱部12の直径と実質的に同じに設定される。尚、「実質的に同じ」とは、製造上の公差を考慮して同じであることを意味する。
支柱嵌合部44の円弧の弦長(支柱部12の2つの挿入端部45間距離)Lは、円弧の直径Dより短く設定され、支柱嵌合部44の円弧の高さ(幅)Hは、支柱部12の半径より大きく設定されており、支柱嵌合部44は、支柱部12の挿入側がすぼんだ形状である。そのため、支柱嵌合部44に嵌合された支柱部12が抜け出ることを防止する。
また、支柱嵌合部44の支柱部12が侵入する側に、支柱部12の侵入をガイドする支柱ガイド部46を設けてもよい。支柱ガイド部46は、支柱部12の挿入端部45から外方に向かって、その幅が拡がるよう構成されている。主連結具10及び連結補助具20を支持部41へ移動させると、主連結具10の支柱部12は、支柱ガイド部46により挿入端部45に誘導され、支柱嵌合部44に嵌合する。
このように、主連結具10及び連結補助具20を用いて容易な操作により右側面パネル4と底面パネル3とを連結固定することができる。
また、連結具100は、2個の主連結具10及び連結補助具20により構成されているため、連結具100の製造も容易である。
さらに、ロッカー1の長期の使用により、振動等によって主連結具10が移動し、右側面パネル4と底面パネル3との連結が緩むことを防止する効果をさらに向上させることも可能である。
[2-3]連結固定の手順
本実施形態において、連結具100を用いた底面パネル3と右側面パネル4との連結固定の標準的手順は、以下の工程順となる。
(工程1) 図10(b)に示すように、主連結具10の支柱12をフレーム40の開口部4d及び連結補助具20及び開口部21に挿通する。
(工程2) 図11(a)、図12(a)に示すように、主連結具10の押圧部13を回転し、被押圧部23上に押圧部13を配置する。
(工程3) 図12(b)に示すように、主連結具10をスライド移動させ、フレーム40と鉤受部35とを連結補助具20と鉤部11とにより挟み込む。
以上の工程により、容易に底面パネル3と右側面パネル4とを固定できる。
尚、(工程2)と(工程3)との順を入れ替えてもよい。フレーム40と鉤受部35とを連結補助具20と鉤部11とにより挟み込んだ後に、主連結具10の押圧部13を回転し、連結補助具20と鉤部11との間の圧縮力を強化してもよい。
[2-4]連結具の例2
以下、主連結具10右を側面パネル4に固定する他の実施形態について説明する。
図13は、例2の連結具100を説明するため、右側面パネル4と主連結具10及び連結補助具20との関係を示す図であり、図13(a)は、第1の位置に配置されている主連結具10及び連結補助具20の斜視図、図13(b)及び(c)は、第2の位置に配置されている主連結具10及び連結補助具20の斜視図及び側面図である。
尚、図13においては、視認性のため底面パネル3を省略しているが、図12と同様に右側面パネル4は底面パネル3と組み合わされている。
図13(a)に示すように、右側面パネル4のフレーム47には、支持部41が設けられている。フレーム47は、右側面パネル4の強度を高める効果もある。
主連結具10は、ストッパ18(止め部)が備えられている。ストッパ18は、支柱12の鉤部11と対向する側に、回動自在に支柱12に取り付けられている。例えば、支柱12の端部の操作部14を円柱に構成し、ストッパ18にストッパ軸181を設け、ストッパ軸181内部に上記円柱が内接する円柱状の空洞を設ければよい。
図13(a)においては、ストッパ18は、主連結具10の移動方向(又は連結補助具20の長手方向)に垂直な方向(図中Y方向)に伸びる例を示す。
図13(b)及び(c)に示すように、主連結具10を図中X方向にスライド移動させ第2の位置に配置し、その後ストッパ18を主連結具10に対して90度回転させる。
フレーム47(第2のフレーム)には、ストッパ受部48(止め受部)が設けられている。
ストッパ受部48は、凹部として構成され、ストッパ18は、ストッパ受部48に嵌合(係合)する。
図13(c)に示すように、ストッパ18は、T字形状に構成されている。ストッパ受部48の凹部の幅H1は、ストッパ受部48の先端部181の幅H2より小さい。そのため、主連結具10が図中X方向と反対方向にスライド移動し、ストッパ18がストッパ受部48から抜け出ることを防止する。すなわち、ストッパ18は、ストッパ受部48と協働し、主連結具10の移動を防止する効果がある。
その結果、ロッカー1の長期の使用により、振動等によって主連結具10が移動し、右側面パネル4と底面パネル3との連結が緩むことを防止する効果をさらに向上させることも可能である。
尚、ロッカー1の底面パネル3と右側面パネル4との連結固定工程において、ストッパ18をストッパ受部48に嵌合する工程は、最後の工程となる。
このように、主連結具10及び連結補助具20を用いることにより、簡単な操作により、右側面パネル4(第1のパネル)と底面パネル3(第2のパネル)とを強固に固定することができ、ロッカー1の組立が容易となる。
[3]ロック状態の構造
図14(a)乃至(c)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおいて連結具が取り付けられた状態の上面パネルの斜視図、上面図及び背面図を示す。図15(a)乃至(c)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおいて連結具が取り付けられた状態の上面パネルの端部を切断した場合の斜視図、上面図、側面図及び背面図を示す。図16(a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおいて連結具が取り付けられた状態の上面パネルの一部を切断した場合の斜視図及び側面図を示す。図16(c)は、本発明の一実施形態に係るロッカーにおいて連結具が取り付けられた状態の上面パネルの一部拡大図を示し、説明の便宜上、カバー部2hを無くしている。以下、実施形態に係るロッカーにおいて上面パネルに連結具がロックされた状態の構造について説明する。
図14(a)乃至(c)、図15(a)乃至(c)に示すように、右側面パネル4(図示せず)と上面パネル2が連結具100で固定されている。ここで、この固定状態は、上述する第2の位置(連結固定位置)でロックされた状態である。
図16(a)乃至(c)に示すように、上面パネル2は、溝部2b、スライドガイド(摺動ガイド部)2e、鉤受部(フック受部)2f、2g、カバー部2h、2k、ガイド開口部2iを有している。
溝部2bは、上面パネル2の上面における左右及び背面側の端に窪んで構成されている。
スライドガイド2eは、溝部2bの底面を構成している。このスライドガイド2eは、連結具100を連結させた場合に主連結具10の鉤部11の底面と接し、主連結具10のスライド移動をガイドする。
鉤受部2f、2gは、連結具100を連結固定位置(第2の位置)までスライドさせた場合に、鉤部11のストッパとして機能し、第2の当接部152と接する。鉤受部2fは、スライドガイド2eと第2の当接部152の幅だけ離間して、スライドガイド2eとほぼ平行に配置されており、第2の当接面S152と接する。鉤受部2fの先端部E2fは、鉤部11の第1の当接部151と接する。鉤受部2gは、鉤受部2fの延在方向(スライド方向、X方向)に対して垂直方向(Z方向)に延在し、鉤部11の第3の当接面P152と接する。
ガイド開口部2iは、スライドガイド2eにおける鉤受部2g側の端部に設けられている。このガイド開口部2iは、連結具100を連結固定位置(第2の位置)までスライドさせた場合に、鉤部11の第2の当接部152を露出するが、後述するカバー部2kで第2の当接部152は、ほぼ露出しない状態となる。尚、図示するように、鉤部11は溝部11aを有している。
カバー部2kは、ガイド開口部2iに設けられ、スライドガイド2eと例えばほぼ平行に配置されている。カバー部2kは、連結具100を連結させた場合に主連結具10の鉤部11の底面と接する。ここで、図16(c)に示すように、カバー部2kは、例えば台形形状となっている。このため、カバー部2kは、上面パネル2の側面の例えば内側に、欠け部2lを有している。また、カバー部2kは、スライドガイド2eの端部と離間して配置されており、カバー部2kとスライドガイド2eとの間に隙間2mが形成されている。尚、欠け部2l及び隙間2mは非常に狭いため、この欠け部2lや隙間2mから工具等を入れて連結具100をロック解除することは難しい。
カバー部2hは、カバー部2k及びガイド開口部2iの上方に隙間2jを有して位置し、スライドガイド2eと例えばほぼ平行に配置されている。カバー部2hは、カバー部2k及びガイド開口部2iを覆うように、カバー部2k及びガイド開口部2iよりも例えば大きな形状を有している。このようなカバー部2hによって、カバー部2k及びガイド開口部2iが覆われ、鉤部11がほぼ見えないようになっている。
尚、カバー部2kの欠け部2l及び隙間2mにより、ロッカー1の内部の通気性が確保されるが、カバー部2kの形状は種々変更可能である。
例えば、図17(a)に示すように、カバー部2kの欠け部2lを無くし、カバー部2kを四角形状にしてもよい。また、図17(b)に示すように、カバー部2kの端部をスライドガイド2eの端部まで延ばし、カバー部2kがスライドガイド2eと接するように形成してもよい。また、図17(c)に示すように、カバー部2kの端部全てがスライドガイド2eと接するように形成してもよい。つまり、カバー部2kでガイド開口部2iを埋めるように、カバー部2kをガイド開口部2iと同じ形状で形成してもよい。尚、図17(c)の場合、スライドガイド2e及びカバー部2kが一体形成されてもよい。
尚、本実施形態において、連結具100が連結固定前の準備位置(第1の位置)に配置されている場合、鉤部11はスライドガイド2eで覆われているため、上方からは見えない状態となっている。そして、連結具100が連結固定位置(第2の位置)までスライドされた場合も、鉤部11は、スライドガイド2e及びカバー部2h、2kで覆われているため、上方からはほぼ見えない状態となっている。
[4]効果
本実施形態に係るロッカー1では、連結具100をロックした状態において、上面パネル2(又は底面パネル3)の外面から、連結具100が隠れた構造となっている。具体的には、まず、上面パネル2のスライドガイド2eにガイド開口部2iが設けられている。このため、連結具100のロック時に、ガイド開口部2iから連結具100の鉤部11の第2の当接部152の溝部11aが露出するが、第2の当接部152上のガイド開口部2iにカバー部2kが設けられ、さらに、このカバー部2kの上方に隙間2jを有してカバー部2hが配置されている。これにより、カバー部2h、2kで、連結具100を上方から隠すことができる。従って、連結具100はロッカー1の外部からほぼ見えないため、いたずらにロック解除が行われることを防ぐことができる。さらに、ロッカー1のロック解除は外部から行うのが難しいため、ロッカー1内に収納されている物品等が容易に盗み出されることを防止できる。
また、本実施形態に係るロッカー1は、連結具100を備えている。この連結具100は、主連結具10及び連結補助具20を有している。主連結具10は、第1の当接部151及び第2の当接部152を有する鉤部11、支柱部12及び押圧部13を備えている。連結補助具20は、支柱受容部22を有する挿通部21及び押圧部13を受ける被押圧部23を有している。そして、右側面パネル4は、第1のフレーム40及びこの第1のフレーム40と交叉する方向に配置された第2のフレーム47を有している。第1のフレーム40は、支柱部12を挿通する開口部4dを有し、第2のフレーム47は、支柱部12に接する支持部41を有している。底面パネル3は、鉤受部35を有し、連結補助具20及び第1の当接部151は、第1のフレーム40を峡持する。第2の当接部152は、鉤受部35に接する。
このようなロッカー1の構成とすることにより、連結具100は、鉤部11と連結補助具20を介した押圧部13とにより、ロッカー1の主要構成部材である右側面パネル4と底面パネル3とを連結固定する。主連結具10の回動(回転)とスライド移動により、容易に右側面パネル4と底面パネル3との固定を行うことができる。
上述する本実施形態に係るロッカー1において、連結補助具20は、被押圧部23に繋がる傾斜部24を有してもよい。このように、被押圧部23と傾斜部24とを有する連結補助具20の構成により、右側面パネル4と底面パネル3とを容易に強固に連結することができる。
また、本実施形態に係るロッカー1において、支持部41は、支柱嵌合部44を有し、支柱部12は、支柱嵌合部44と嵌合する形状である。このようなロッカー1の構成とすることにより、不測の連結具100のズレ等を効果的に防止し、右側面パネル4と底面パネル3との更なる安定した連結を確保することができる。
また、本実施形態に係るロッカー1において、主連結具10は、支柱部12に回動自在に設けられたストッパ18を有し、第2のフレーム47は、ストッパ受部48を有する。そして、ストッパ18は、ストッパ受部48と係合する。このようなロッカー1の構成とすることにより、不測の連結具100のズレ等を効果的に防止し、右側面パネル4と底面パネル3との更なる安定した連結を確保することができる。
また、本実施形態に係るロッカー1では、例えば、右側面パネル4と底面パネル3との固定に、連結具100が用いられる。この連結具100は、主連結具10及び連結補助具20を有している。主連結具10は、鉤部11、支柱部12及び押圧部13を有し、鉤部11は、右側面パネル4に接するための第1の当接部151と底面パネル3に接するための第2の当接部152とを有している。連結補助具20は、押圧部13を挿通する挿通部21と、被押圧部23と、押圧部13の回動範囲を包含し被押圧部23に繋がる傾斜部24とを有している。挿通部21は、支柱部12を回動可能に支持する支柱受容部22を有している。
このような構成の連結具100とすることで、容易な組立操作により、ロッカー1の主要構成部材である右側面パネル4と底面パネル3とを強固に連結することが可能となる。
また、本実施形態に係るロッカー1では、例えば、右側面パネル4と底面パネル3との固定に、連結具100が用いられる。この連結具100は、主連結具10及び連結補助具20を有している。主連結具10は、鉤部11、支柱部12、押圧部13及び支柱部12に回動自在に設けられたストッパ18を有している。鉤部11は、右側面パネル4に接するための第1の当接部151と底面パネル3に接するための第2の当接部152を有している。連結補助具20は、押圧部13を挿通する挿通部21と、被押圧部23とを有し、挿通部21は、支柱部12を回動可能に支持する支柱受容部22を有している。
このような構成の連結具100とすることで、不測の連結具100のズレ等を効果的に防止し、右側面パネル4と底面パネル3との更なる安定した連結を確保することができる。
尚、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
1 ロッカー
2 上面パネル
2a 溝部(被嵌合部)
2b 溝部(被嵌合部)
2c 軸孔
2d 連結穴
2e スライドガイド
2f 鉤受部
2g 鉤受部
2h カバー部
2i ガイド開口部
2j 隙間
2k カバー部
2l 欠け部
2m 隙間
20 連結補助部材(連結プレート)
21 開口部(挿通部)
210 エッジ部
22 支柱受容部
23 被押圧部(ウィングサポート)
24 傾斜部
25 突起部
26 底面
27 係合部(配置用係合部)
3 底面パネル
3a 溝部(被嵌合部)
3b 溝部(被嵌合部)
31 スライドガイド(摺動ガイド部)
35 鉤受部(フック受部)
4 右側面パネル
4a 溝部(被嵌合部)
4b 突起部(嵌合部)
4c 突起部(嵌合部)
4d 開口部(ガイド口)
4e 連結穴
4f 連結穴
4g 凹部
40 フレーム(第1のフレーム)
41 支持部(レバー支持部)
42 補助壁
44 支柱嵌合部
47 フレーム(第2のフレーム)
430 被係合部(配置用被係合部)
431 第1の被係合部(第1の配置用被係合部)
432 第2の被係合部(第2の配置用被係合部)
5 扉パネル
5a 取っ手部
5b 支軸
5b′ 支軸溝
5c 支軸
5c′ 支軸溝
5d 貫通孔
6 背面パネル
6a 突起部(嵌合部)
6b 貫通孔
6c 連結穴
7 左側面パネル
7a 溝部(被嵌合部)
7b 突起部(嵌合部)
7c 突起部(嵌合部)
7d 開口部(ガイド口)
7e 連結穴
7f 連結穴
7g 凹部
8 ベースパネル
8a 溝部
8b 連結穴
8c 連結穴
8d アジャスター取り付け部
8e 固定穴
9 連結領域
10 主連結具(スライドレバー)
11 鉤部(フック)
11a 溝部
151 第1の当接部
152 第2の当接部
153 傾斜部
S151 第1の当接面
S152 第2の当接面
P152 第3の当接面
12 支柱部(シャフト)
13 押圧部(ウィング)
14 操作部(指掛かり部)
16 接続部
18 ストッパ(止め部)
181 先端部
100 連結具

Claims (5)

  1. 第1の方向に配置される第1のパネルと、
    前記第1の方向に対して垂直方向に配置される第2のパネルと、
    前記第1のパネル及び前記第2のパネルを固定する連結具と
    を具備し、
    前記連結具は、
    鉤部と支柱部とを有する主連結具と、
    連結補助具と
    を有し、
    前記第2のパネルは、
    前記連結具をスライドさせて固定する際のガイドとして機能し、ガイド開口部を有するスライドガイドと、
    前記ガイド開口部に配置された第1のカバー部と、
    前記第1のカバー部の上方に配置された第2のカバー部と
    を有することを特徴とするロッカー。
  2. 前記第1のカバー部は、前記スライドガイドと隙間を有して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のロッカー。
  3. 前記主連結具は、押圧部をさらに有し、
    前記鉤部は、第1の当接部及び第2の当接部を有し、
    前記連結補助具は、挿通部及び前記押圧部を受ける被押圧部を有し、
    前記挿通部は、支柱受容部を有し、
    前記第1のパネルは、第1のフレーム及び前記第1のフレームと交叉する方向に配置された第2のフレームを有し、
    前記第1のフレームは、前記支柱部を挿通する開口部を有し、
    前記第2のフレームは、支持部を有し、
    前記支持部は、前記支柱部に接し、
    前記第2のパネルは、鉤受部を有し、
    前記連結補助具及び前記第1の当接部は、前記第1のフレームを峡持し、
    前記第2の当接部は、前記鉤受部に接することを特徴とする請求項1に記載のロッカー。
  4. 前記主連結具は、押圧部をさらに有し、
    前記鉤部は、前記第1のパネルに接するための第1の当接部と、前記第2のパネルに接するための第2の当接部とを有し、
    前記連結補助具は、前記押圧部を挿通する挿通部と、被押圧部と、前記押圧部の回動範囲を包含し前記被押圧部に繋がる傾斜部とを有し、
    前記挿通部は、前記支柱部を回動可能に支持する支柱受容部を有することを特徴とする請求項1に記載のロッカー。
  5. 前記主連結具は、押圧部及び前記支柱部に回動自在に設けられたストッパをさらに有し、
    前記鉤部は、前記第1のパネルに接するための第1の当接部と、前記第2のパネルに接するための第2の当接部とを有し、
    前記連結補助具は、前記押圧部を挿通する挿通部と、被押圧部とを有し、
    前記挿通部は、前記支柱部を回動可能に支持する支柱受容部を有することを特徴とする請求項1に記載のロッカー。


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