JP2023130078A - カートリッジ - Google Patents

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俊陽 竹内
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Abstract

【課題】二色成型により一体的に形成された第1材料による枠体と、導電性を有するシート部材と、導電性を有する第2材料による接点部材とを有するカートリッジにおいて、枠体と接点部材の浮きや脱落を抑制する。【解決手段】画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、現像剤を収納する枠体と、枠体に設けられ、導電性を有するシート部材と、枠体に設けられシート部材と接触する接触部とカートリッジの外部に露出する露出面を有する接点部材と、を有し、枠体、シート部材及び接点部材は、シート部材をインサート部材として第1材料により成型された枠体に導電性を有する第2材料により接点部材が成型されることにより一体的に構成される二色成型部材であって、枠体は、接点部材が形成される領域から露出面よりカートリッジの外部側まで露出面に交差する方向に延びる突起部を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明はカートリッジに関する。
電子写真画像形成方式を用いた画像形成装置において、感光ドラムや帯電ローラや現像装置などのプロセス手段をプロセスカートリッジとして画像形成装置の装置本体に対して着脱可能としたものがある。特許文献1には、プロセスカートリッジにおいて、トナー(現像剤)収納枠体に導電性を有するシート部材を配置し、トナー量の変化によるシート部材と現像ローラとの間の静電容量の変化に基づきトナー量を検出する技術が記載されている。特許文献2には、導電シートをインサート部材として第1樹脂でトナー収容枠体を成型した後、当該トナー収容枠体に導電性の第2樹脂を二色成型することで、導電シートと接合し外部との電気的接点となる導電経路を形成する技術が記載されている。
特開2015-34984号公報 特開2019-184678号公報
本発明は、二色成型により一体的に形成された第1材料による枠体と、導電性を有するシート部材と、導電性を有する第2材料による接点部材とを有するカートリッジにおいて、枠体と接点部材の浮きや脱落を抑制することを目的とする。
本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、
現像剤を収納する枠体と、
前記枠体に設けられ、導電性を有するシート部材と、
前記枠体に設けられ、前記シート部材と接触する接触部と前記カートリッジの外部に露出する露出面を有する接点部材と、
を有し、
前記枠体、前記シート部材、及び前記接点部材は、
前記シート部材をインサート部材として第1材料により成型された前記枠体に、導電性を有する第2材料により前記接点部材が成型されることにより一体的に構成される二色成型部材であって、
前記枠体は、前記接点部材が形成される領域から、前記露出面より前記カートリッジの外部側まで、前記露出面に交差する方向に延びる突起部を有することを特徴とする。
本発明によれば、二色成型により一体的に形成された第1材料による枠体と、導電性を有するシート部材と、導電性を有する第2材料による接点部材とを有するカートリッジにおいて、枠体と接点部材の浮きや脱落を抑制することができる。
実施例に係る抜け止め形状部を説明するための図である 実施例に係る電子写真画像形成装置の装置本体及びプロセスカートリッジの断面図である。 実施例に係るプロセスカートリッジの断面図である。 実施例に係るプロセスカートリッジの斜視図である。 実施例に係る現像ユニットとクリーニングユニットの結合を説明する図である。 実施例に係るトナーカートリッジの断面図である。 実施例に係る現像ユニットの断面図及びトナー残量検出部の拡大図である。 実施例に係る第1トナー収納枠体の正面図である。 実施例に係る第1トナー収納枠体の斜視図である。 実施例に係る導電シートをトナー収納枠体にインサート成型する方法を説明する図である。 実施例に係るトナー残量検出部の接点部を説明する図である。 実施例に係る接点部材を第1トナー収納枠体に二色成型する方法を説明する図である。 実施例に係る現像ユニットのサイドカバーユニットの組み立てを説明する図である。 実施例に係る現像ユニットのサイドカバーユニットの斜視図である。 実施例に係るサイドカバーユニットの現像ユニットへの組み付けを説明する図である。 実施例に係る抜け止め形状部を説明する図である。
以下に図面を参照して本発明の実施形態を例示する。ただし、実施形態に記載されている構成部品の寸法や材質や形状やそれらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件などにより適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施形態に限定する趣旨ではない。
<画像形成装置の全体構成>
本実施例に係る電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置という)の全体構成について図2及び図3を用いて説明する。図2は、本実施例に係る画像形成装置100、プロセスカートリッジ1及びトナーカートリッジ13の断面図である。また、図3は、プロセスカートリッジ1の断面図である。本実施例において、プロセスカートリッジ1及びトナーカートリッジ13は画像形成装置100の装置本体に対して着脱自在となっている。画像形成装置100のうち、プロセスカートリッジ1及びトナーカートリッジ13以外の部分を装置本体という。
画像形成装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の画像をそれぞれ形成する第1~4の画像形成部を有するが、各画像形成部の構成と動作は、形成する画像の色が異なることを除いて実質的に同じである。以下の説明において、第1~4の画像形成部に共通する構成要素には共通の符号を付し、Y、M、C、Kの添字によって区別する。第1~4の画像形成部に共通する構成要素を区別しない場合は、Y、M、C、Kの添字を省略する。
第1~第4のプロセスカートリッジ1は水平方向に並んで配置されている。各プロセスカートリッジ1は、クリーニングユニット4と現像ユニット6から形成される。クリーニングユニット4は像担持体としての感光ドラム7と、帯電手段としての帯電ローラ8と、クリーニング手段としてのクリーニングブレード10とを有する。帯電ローラ8は感光ドラム7の表面を均一に帯電する。クリーニングブレード10は感光ドラム7の表面に残留したトナーを感光ドラム7の表面から除去する。現像ユニット6は、現像ローラ11と、トナーを収容し感光ドラム7上の静電潜像をトナー像に現像する現像手段とを有する。クリーニングユニット4と現像ユニット6は、互いに搖動可能に支持されている。第1のプ
ロセスカートリッジ1Yは現像ユニット6Y内にイエロー(Y)のトナーTYを収容する。第2のプロセスカートリッジ1Mは現像ユニット6M内にマゼンタ(M)のトナーTMを収容する。第3のプロセスカートリッジ1Cは現像ユニット6C内にシアン(C)のトナーTCを収容する。第4のプロセスカートリッジ1Kは現像ユニット6K内にブラック(K)のトナーTKを収容する。
プロセスカートリッジ1は、画像形成装置100の装置本体に設けられた装着ガイド(不図示)、位置決め部材(不図示)などの装着手段を介して、画像形成装置100の装置本体に着脱可能になっている。また、プロセスカートリッジ1の下方には静電潜像を形成するためのスキャナユニット12が配置されている。さらに、画像形成装置100においてプロセスカートリッジ1より後方(プロセスカートリッジ1の着脱方向下流側)に廃トナー搬送ユニット23が配置されている。
第1~第4のトナーカートリッジ13は、第1~第4のプロセスカートリッジ1に収容されるトナーの色と対応した順序で、プロセスカートリッジ1の下方にそれぞれ水平方向に並んで配置されている。第1のトナーカートリッジ13Yはイエロー(Y)のトナーTYを収容する。第2のトナーカートリッジ13Mはマゼンタ(M)のトナーTMを収容する。第3のトナーカートリッジ13Cはシアン(C)のトナーTCを収容する。第4のトナーカートリッジ13Kはブラック(K)のトナーTKを収納する。各トナーカートリッジ13は、同色のトナーを収容したプロセスカートリッジ1にトナーTを補給する。これによりトナーカートリッジ13は現像剤担持体である現像ローラ11を有する現像部に現像剤を供給する。
トナーカートリッジ13の補給動作は、画像形成装置100の装置本体に設けられた残量検出部(不図示)が、プロセスカートリッジ1内のトナー残量不足(トナー残量が所定の閾値より少ない状態)を検出した際に行われる。トナーカートリッジ13は、画像形成装置100に設けられた装着ガイド(不図示)、位置決め部材(不図示)などの装着手段を介して、画像形成装置100に着脱可能になっている。プロセスカートリッジ1及びトナーカートリッジ13の詳細は後述する。
トナーカートリッジ13の下方には、第1~第4のトナー搬送装置14が各トナーカートリッジ13に対応して配置される。各トナー搬送装置14は各トナーカートリッジ13から受け取ったトナーを上方に搬送し、各現像ユニット6にトナーを供給する。
プロセスカートリッジ1の上方には、中間転写体としての中間転写ユニット19が設けられている。中間転写ユニット19は、一次転写部S1側を下方にして略水平に配置されている。各感光ドラム7に対向する中間転写ベルト18は、回転可能に支持された無端ベルトであり、複数の張架ローラに張架されている。中間転写ベルト18の内周面側には、一次転写部材として一次転写ローラ20が中間転写ベルト18を介して各感光ドラム7とともに一次転写部S1を形成する位置にそれぞれ配置されている。また、二次転写部材である二次転写ローラ21は、中間転写ベルト18に外周面側から接触し、中間転写ベルト18を介して対向する中間転写ベルト18の内周面側に配置されたローラとともに二次転写部S2を形成している。さらに、二次転写部S2に対して左右方向(中間転写ベルト18が張架される方向)で反対側に中間転写ベルトクリーニングユニット22が配置される。
中間転写ユニット19の上方には、定着ユニット25が配置されている。定着ユニット25は加熱ユニット26と、加熱ユニット26に圧接する加圧ローラ27とで構成される。また、画像形成装置100の上面は、排出トレイ32が配設されており、排出トレイ32と中間転写ユニット19の間に廃トナー回収容器24が配設されている。さらに、画像
形成装置100の最下部には記録材3を収容するための給紙トレイ2が配設されている。
<画像形成プロセス>
次に、画像形成装置100における画像形成動作について、図2及び図3を用いて説明する。画像形成時には、感光ドラム7は図3の矢印A方向に所定の速度で回転駆動される。中間転写ベルト18は、図2の矢印Bの方向(画像形成部S1において感光ドラム7の回転方向と同じ方向)に回転駆動される。
まず、感光ドラム7の表面が帯電ローラ8によって一様に帯電される。次に、スキャナユニット12から照射されたレーザー光によって感光ドラム7の表面が走査露光されることで、感光ドラム7上に画像情報に基づいた静電潜像が形成される。感光ドラム7上に形成された静電潜像は、現像ユニット6によってトナー像として現像される。このとき、現像ユニット6は画像形成装置100の装置本体に設けられた現像加圧ユニット(不図示)によって加圧されている。そして、感光ドラム1上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ20によって中間転写ベルト18上に一次転写される。
例えば、フルカラー画像の形成時には、第1~4の一次転写部である画像形成部S1Y~S1Kにおいて上述したプロセスが順次に行われることで、中間転写ベルト18上に各色のトナー像が順次に重ね合わされる。
一方、給紙トレイ2に収容されている記録材3は、中間転写ベルト18の移動と同期したタイミングで給送され、二次転写部S2へと搬送される。そして、記録材3を介して中間転写ベルト18に当接している二次転写ローラ21によって、中間転写ベルト18上の4色トナー像は一括して記録材3上に二次転写される。
その後、トナー像が転写された記録材3は定着ユニット25に搬送される。定着ユニット25において記録材3が加熱及び加圧されることで記録材3にトナー像が定着する。その後、トナー像が定着した記録材3が排出トレイ32に搬送されることで画像形成動作が完了する。
また、一次転写工程後に感光ドラム1上に残留した一次転写残トナー(廃トナー)は、クリーニングブレード10によって除去される。二次転写工程後に中間転写ベルト18上に残留した二次転写残トナー(廃トナー)は、中間転写ベルトクリーニングユニット22によって除去される。クリーニングブレード10及び中間転写ベルトクリーニングユニット22によって除去された廃トナーは、装置本体に設けられる廃トナー搬送ユニット23によって搬送され、廃トナー回収容器24に蓄積される。なお、画像形成装置100は、4色の画像形成部のうち一部のみを用いて、単色又はマルチカラーの画像を形成することもできる。
<プロセスカートリッジ>
次に、本実施例に係る画像形成装置100に装着されるプロセスカートリッジ1の全体構成について図3、図4、図5を用いて説明する。図3はプロセスカートリッジの断面図、図4は、後方(プロセスカートリッジ着脱方向における下流側)から見たときのプロセスカートリッジ1の斜視図である。図5は、現像ユニット6を右側から見た斜視図であって、クリーニングユニット4と結合される前の図である。
プロセスカートリッジ1は、クリーニングユニット4と現像ユニット6から形成される。クリーニングユニット4は、クリーニングユニット4内の各種部材を支持するクリーニングユニット枠体5を有する。また、クリーニングユニット4内には、感光ドラム7、帯電ローラ8、クリーニングブレード10が設けられている。感光ドラム7は、その両端部
をクリーニングユニット枠体5に回転可能に支持されている。帯電ローラ8は、不図示の帯電ローラ加圧ばねで感光ドラム7に向かって矢印C方向に付勢されている。帯電ローラ8は感光ドラム7に対して従動するように設けられ、感光ドラム7が画像形成時に矢印A方向に回転駆動されると、矢印Dの方向(感光ドラム7の回転に順方向)に回転する。
クリーニングユニット4に設けられるクリーニングブレード10は、一次転写後に感光ドラム1の表面に残った転写残トナー(廃トナー)を除去するための弾性部材10aと、弾性部材10aを支持するための支持部材10bとから構成されている。クリーニングブレード10によって感光ドラム1の表面から除去された廃トナーは、クリーニングブレード10とクリーニングユニット枠体5により形成される廃トナー収容室9に収容される。廃トナー収容室9に収容された廃トナーは、廃トナー収容室9内に設置される廃トナー搬送スクリュー15によって画像形成装置100の後方(プロセスカートリッジ1の着脱方向下流側)に向かって搬送される。搬送された廃トナーは、廃トナー排出部から排出され、画像形成装置100の装置本体の廃トナー搬送ユニット23へと受け渡される。
現像ユニット6は、現像ユニット6内の各種部材を支持するトナー収納枠体16を有する。トナー収納枠体16は、現像ローラ11と供給ローラ17とが内部に設けられる現像室16aと、トナーが収容され、撹拌部材29が内部に設けられるトナー収納室16bとに分けられる。
現像室16aには、現像ローラ11、供給ローラ17、現像ブレード28が設けられている。現像ローラ11は、トナーを担持しており、画像形成時は矢印E方向に回転し、感光ドラム1と接触することで感光ドラム1にトナーを搬送する。また、現像ローラ11は、その長手方向(回転軸線方向)の両端部において現像軸受ユニット34によって回転可能にトナー収納枠体16に支持されている。供給ローラ17は現像ローラ11と接触しつつ回転可能に現像軸受ユニット34によってトナー収納枠体16に支持されており、画像形成時は矢印F方向に回転する。さらに、現像ローラ11上に形成されるトナー層の厚みを規制する、層厚規制部材としての現像ブレード28が、現像ローラ11の表面に当接するように配置されている。
トナー収納室16bには、収納されたトナーTを撹拌するとともに、現像室連通口16cを介して供給ローラ17へトナーを搬送するための撹拌部材29が設けられている。撹拌部材29は、現像ローラ11の回転軸線方向に平行な回転軸29aと、可撓性を有するシートである搬送部材としての撹拌シート29bとを有する。撹拌シート29bの一端が回転軸29aに取り付けられ、撹拌シート29bの他端が自由端となっており、回転軸29aが回転して撹拌シート29bが矢印H方向に回転することで、撹拌シート29bによってトナーが撹拌される。
現像ユニット6は、現像室16aとトナー収納室16bとを連通する現像室連通口16cを有する。画像形成装置100の使用時の現像ユニット6の姿勢において、現像室16aは、トナー収納室16bの上方に位置している。撹拌部材29によって汲み上げられたトナー収納室16b内のトナーは、現像室連通口16cを通って現像室16aに供給される。
さらに、現像ユニット6には、着脱方向の一端にトナー受入口40が設けられる(図4)。トナー受入口40の上部には、受入口シール部材45と、プロセスカートリッジ1の着脱方向(前後方向)に移動可能なトナー受入口シャッタ41が配置されている。
後述するトナーカートリッジ13から排出されたトナーは、画像形成装置100の装置本体に設けられたトナー搬送経路(不図示)内を搬送され、トナー受入口40を介して、
プロセスカートリッジ1に供給される。
また、図3に示すように、現像ユニット6にはトナー受入口40に連通して受入搬送路42が設けられ、内部には受入搬送スクリュー43が配置されている。さらに、現像ユニット6の長手中央付近にはトナー収納室16bへトナーを供給するための収納室連通口44が設けられ、受入搬送路42とトナー収納室16bを連通している。受入搬送スクリュー43は現像ローラ11や供給ローラ17の回転軸線方向と平行に延びており、トナー受入口40から受け入れたトナーを、収納室連通口44を介してトナー収納室16bに搬送するよう構成されている。
以上に説明した現像ユニット6及びクリーニングユニット4は互いに揺動可能に結合される。より具体的には、図5に示すように、現像軸受ユニット34、クリーニングユニット枠体5の長手方向両端部には穴部34a、5aがそれぞれ設けられ、回転支持ピン30を介して結合される(長手方向片側のみ図示)。これにより、現像ユニット6は、回転支持ピン30の中心軸の回りにクリーニングユニット4に対して揺動可能に支持されている。
<トナーカートリッジ>
次に図6を用いて本実施例に係るトナーカートリッジ13について説明する。図6は本実施例に係るトナーカートリッジの断面図である。
トナーカートリッジ13は、トナーカートリッジ13内の各種部材を支持する補給枠体50と、内部にトナーを収納する補給トナー収納室51を備える。補給トナー収納室51内には、補給トナー撹拌部材53、補給トナー搬送スクリュー54が設けられている。
補給トナー撹拌部材53は、トナーカートリッジ13の長手方向に平行に配置され、回転可能に補給枠体50に支持されている。また、補給トナー撹拌部材53は、回転軸53aと、可撓性を有するシートで構成された補給撹拌搬送シート53bを有する。回転軸53aが回転し、補給撹拌搬送シート53bが回転することで、トナーが補給トナー搬送スクリュー54に搬送される。
補給トナー搬送スクリュー54は、補給トナー撹拌部材53の回転軸線に平行に配置され、補給枠体50に回転可能に支持されている。補給トナー搬送スクリュー54は回転することで、補給トナー収納室51内のトナーを前方から後方(トナーカートリッジ着脱方向において上流から下流側)に搬送する。搬送されたトナーは補給トナー搬送スクリュー54の下流側に設けられたトナー排出口から画像形成装置100内のトナー搬送経路内に排出される。前述したように、画像形成装置100内のトナー搬送経路内に排出されたトナーは、図4に示すトナー受入口40を介して現像ユニット6内に補給される。
<トナー残量検出方法>
次に、本実施例におけるトナー残量検出方法について図7を用いて説明する。図7(a)は現像ユニット6の断面図、図7(b)は後述するトナー残量検出部36a、37aの部分拡大断面図である。
現像剤を収納する枠体であるトナー収納枠体16は、導電性を有する可撓性を有するシート部材を複数備える。トナー収納枠体16は、シート部材である導電シート36、37が固定された第1トナー収納枠体38と、現像ローラ11及び供給ローラ17を回転可能に支持する第2トナー収納枠体39とが、溶着等の手段によって結合されている。第1トナー収納枠体38に溶着リブ38aを設け、超音波振動をかけることで、第2トナー収納枠体39に溶着している。
導電シート36、37は、後述するインサート成型によって形成され、第1トナー収納枠体38に固定されている。また、導電シート36、37は、図7(b)に示すように、それぞれ、トナー残量検出部36a、37aと、長手方向端部の接点部36b、37bの2つに分けられる。トナー残量検出部36aは第1トナー収納枠体38の内壁面形状に沿って折れ曲がった形状をしており、下部36a1と上部36a2とは角度γをなしている。複数のシート部材である導電シート36,37の第1トナー収納枠体の内部に露出する面は、第1トナー収納枠体の内部において互いに対向している。本実施例では、トナー残量検出部36aの下部36a1とトナー残量検出部37aとが対向している。対向するトナー残量検出部36aの下部36a1とトナー残量検出部37aとの間の静電容量は、枠体内のトナーの量の変化に応じて変化するよう構成される。
導電シート36、37のトナー残量検出部36a、37aには、トナー収納枠体16内のトナー残量に応じた量のトナーが撹拌部材29によって搬送される。よって、導電シート36、37のトナー残量検出部36a、37aの間の静電容量は、トナー収納枠体16内のトナー残量に応じて変化する。
接点部36b、37bには、後述する接点部材を介して、装置本体より電圧が付与される。装置本体より導電シート36、37に電圧が付与され、導電シート36、37のトナー残量検出部36a、37a間の静電容量によって決まる電流を検出することで、トナー収納枠体16内のトナー残量を検出することができる。検出されたトナー収納枠体16内のトナー残量が所定の閾値より少なくなると、トナーカートリッジ13よりトナー収納枠体16にトナーが供給される。
導電シート36、37としては、EVA樹脂にカーボンブラックを混ぜた1層構造の導電シートを用いた。しかし、これに限らず、PS樹脂をPS樹脂にカーボンブラックを混ぜた導電層で挟み込んだ3層構造の導電シートを用いてもよい。また、導電シート36、37の厚みは、インサート成型で導電シートが金型に倣うように設定した。本実施例では、導電シート36、37の厚みは0.05mm以上0.3mm以下とした。
また、導電シート37がインサート成型された第1トナー収納枠体38の斜面部38b部の角度は、トナーの安息角以上とすることで、撹拌部材29で搬送されたトナーが斜面部に残らないよう構成した。
また、トナー残量検出部36a、37a間の角度α(図7(b)参照)は、撹拌部材29によりトナー残量検出部36a、37aに安定してトナーを搬送でき、かつトナー残量検出部36a、37aの感度を高く保てるように設定した。本実施例ではトナー残量検出部36a、37a間の角度αを80°以上120°以下とした。
<導電シートのインサート成型>
次に、導電シート36、37のインサート成型について、図8、図9、図10を用いて説明する。
図8は導電シート36、37がインサート成型された第1トナー収納枠体38の一部を示す正面図、図9は導電シート36、37がインサート成型された第1トナー収納枠体38の一部を示す斜視図である。また、図10は、図8のS1-S1断面における金型構成を説明するための模式図ある。
前述したように、導電シート36、37は、トナー残量検出部36a、37aと、端部に設けられた接点部36b、37bと2つに分けられる。
先ずは、図8、図10を用いて、トナー残量検出部36a、37aのインサート成型について説明する。図10(a)に示すように、金型は、ゲート部G1を有する固定側金型C2と、図中J方向に移動する可動側金型C1から構成される。可動側金型C1には、吸着スリット部L1、L2が設けられ、各導電シート36、37は吸着スリット部L1、L2に吸着されることによって、可動側金型C1に保持される。導電シート36は、トナー残量検出部36aの上部36a2が吸着スリット部L1に吸着され、下部36a1は吸着スリット部L1に吸着されない。
導電シート36、37を保持した可動側金型C1は、図10(a)の状態から、図10(b)に示すように、固定側金型C2の方向に移動し、固定側金型C2に対して、型締めされる。
型締めが完了すると、ゲート部G1から、第1材料の樹脂が注入され、図10(c)、図10(d)に示すように第1材料が金型に充填されることで、導電シート36、37をインサート部材とする第1トナー収納枠体38のインサート成型が完了する。
ここで、導電シート36、37の被吸着部36c、37c(図10(d))は、可動側金型C1の吸着スリットL1、L2によって可動側金型C1に完全に密着されている。そのため、注入された樹脂が、可動側金型C1と被吸着部36c、37cの間に入ることはない。つまり、導電シートの被吸着部36c、37cを、第1トナー収納枠体38の外部に露出させて成型することが可能となる。
また、導電シート36のトナー残量検出部36aの下部36a1は吸着スリットL1によって吸着されないが、その上部36a2が被吸着部36cとして吸着スリット部L1に吸着されている。トナー残量検出部36aの下部36a1は、第1材料が注入されていくに従い、注入された第1材料の圧力によって可動側金型C1に密着していく。したがって、トナー残量検出部36aの上部36a2及び下部36a1と可動側金型C1との間に、注入された樹脂が入り込むことはない。つまり、導電シート36のトナー残量検出部36aの上部36a2及び下部36a1を、第1トナー収納枠体38の外部に露出させて成型することが可能となる。
ここで、導電シート36、37を吸着する吸着スリット部L1、L2の吸着面と、可動側金型C1の移動方向(図10(a)のJ方向)、つまり金型の開閉方向とのなす角β(図10(d)参照)が大きいと安定して導電シートを吸着することができる。本実施例では角度βを70°以上に設定した。
<接点部の金型構成>
次に図11、図12を用いて導電シートの長手方向端部の接点部の構成について説明する。図11は、図8のS2-S2断面である。図12は、図11に示す接点部を成型するための金型の構成を説明するための図である。図11、図12において、導電シート36の長手方向をY軸、導電シート36の幅方向をX軸、X軸及びY軸に垂直の方向をZ軸として説明する。
図11に示すように、第1トナー収納枠体38の長手方向端部には、第1トナー収納枠体38の側面(内壁)に沿って折り曲げられた導電シート36の接点部36bと、導電性を有する第2材料からなる接点部材46とが設けられている。接点部材46は、導電シート36に接触する接触部46bと、第1トナー収納枠体38の外部に露出する露出面46aと、を有する。導電シート36の接点部36bは、接点部材46の接触部46bに対し、電気接点部36dにおいて接触している。本実施例では、接点部材46は、露出面46
aにおいて、プロセスカートリッジ1の外部に露出している。
次に導電シートの長手方向端部の接点部の製造方法について、図12を用いて説明する。導電シートの長手方向端部の接点部を製造するための金型は、固定側金型C2、可動側金型C1、スライド金型C3、及びコアバックピンC4によって構成される。コアバックピンC4は、スライド金型C3内を矢印K方向に移動可能に構成される(図12(a)参照)。可動側金型C1及びスライド金型C3の可動方向は矢印J、K方向である(図12(a)参照)。
図12(a)に示すように、導電シート36の接点部36bは、可動側金型C1の吸着スリットL3によって、第1トナー収納枠体38の側面内壁に沿った方向に折り曲げられた状態で、金型内に保持される。次に、図12(b)に示すように、第1トナー収納枠体38の主材料である第1材料が金型内に注入される。これにより導電シート36をインサート部材として第1材料により第1トナー収納枠体38が成型される。第1材料が注入された後、図12(c)に示すように、コアバックピンC4がスライド金型C3内をK1方向に移動し、ゲート部G2(図16参照)より導電性を有する第2材料が注入される(図12(d))。これにより、第1材料による第1トナー収納枠体38に、第2材料による接点部材46が成型され、第1トナー収納枠体38、導電シート36及び接点部材46は、一体的に構成される二色成型部材となる。第2材料は、導電シート36の接点部36bにおいて、電気接点部36dが形成されるよう、適正な樹脂圧で二色成型される。
導電シート37の長手方向端部の構成は導電シート36の長手方向端部の構成と同様であるため、説明は割愛する。
<接点部材から装置本体の給電経路>
次に図13、図14、図15を用いて、接点部材46から装置本体の給電部に至る給電経路について説明する。
図13は、現像ユニット6の端部に配置されたサイドカバーユニット57の組立図、図14は組立てられたサイドカバーユニット57の斜視図、図15はサイドカバーユニット57の現像ユニット6に対する組み付けを説明する斜視図である。
図13に示すように、サイドカバーユニット57は、サイドカバー部材52、金属からなる第1接点板48及び第2接点板49、金属からなる第1バネ55及び第2バネ56より構成される。
第1バネ55及び第2バネ56は、図13の矢印A及びBで示す方向からボス部52a及び52bに圧入される。
第1接点板48及び第2接点板49は、図13に示す矢印C及びDで示す方向からサイドカバー部材52に組み付けられる。また、第1接点板48及び第2接点板49はそれぞれ、弾性を有する板バネ部48b及び49bを有し、板バネ部48b及び49bは所定の圧力でそれぞれ第1バネ55及び第2バネ56に当接するよう構成されている。
また、第1接点板48及び第2接点板49は、装置本体の電圧給電部(不図示)に当接する当接面48a及び49a(図14(b))をそれぞれ有する。
サイドカバーユニット57は、第1バネ55及び第2バネ56が接点部材46に当接するよう、図15に示す矢印P方向から現像ユニット6に組み付けられ、ビスによって固定される。
サイドカバーユニット57が現像ユニット6に組み付けられることにより、装置本体の給電部から第1接点板48及び第2接点板49、第1バネ55及び第2バネ56を介して接点部材46へ電圧が付与される。
<接点部材の抜け止め形状>
本実施例では、第1材料として、成型収縮率が0.5~0.6%のPS系樹脂、第2材料として、成型収縮率が1.3~1.6%の導電POMを用いている。導電POMとは、カーボンブラックを分散したポリアセタールのことである。
導電POMの成型収縮率はPS系樹脂の成型収縮率より大きいため、二色成型された接点部材46と第1トナー収納枠体38との間には、成型終了後、微小な隙間が発生する。これに起因して接点部材46が第1トナー収納枠体38から浮いたり脱落したりするのを抑制するために、本実施例では、接点部材46と第1トナー収納枠体38の結合力を向上させる抜け止め形状部47を設けた。以下、図16、図1を用いて本実施例の抜け止め形状部47について説明する。
図16(a)は、第1材料による第1トナー収納枠体38の成型が完了した状態における第1トナー収納枠体38を側面から見た部分図である。図16(b)は、図16(a)のS3-S3断面図である。図1(a)は、第1材料及び第2材料が注入された第1トナー収納枠体38を側面から見た部分図である。図1(b)は、図1(a)のS4-S4断面図である。図1(c)は、図1(b)の部分拡大図である。図1(d)は図1(a)のS5-S5断面図である。図16、図1において、導電シート36の長手方向をY軸、導電シート36の幅方向をX軸、X軸及びY軸に垂直の方向をZ軸として説明する。
図16(a)に示すように、本実施例では、第1材料により成形された第1トナー収納枠体38は、第2材料が注入される領域Mに、抜け止め形状部47を有する。抜け止め形状部47は、接点部材46が形成される領域Mから、接点部材46の露出面46aより第1トナー収納枠体38の外部側まで、露出面46aに交差する方向に延びる突起部である。本実施例では、露出面46aに交差する方向はY軸方向である。また、第2材料が注入される領域Mは、XZ面内では導電シート36の接点部36bと接点部材46とが接触する電気接点部36dを含む領域に、Y方向に所定の高さ(厚み)を有する凹状の領域である。抜け止め形状部47は、領域MのXZ平面に平行な面(底面)からY方向に突出し、かつ、領域MのY軸及びX軸に平行な壁面からZ方向に突出するように形成される。
接点部材46の露出面46aに沿う方向における抜け止め形状部47の幅は、第2材料による接点部材46の成型が行われる前の状態において、接点部材46が形成される領域にある部分と、露出面46aより外部側にある部分とで互いに等しい。本実施例では、接点部材46の露出面46aに沿う方向はX方向である。図16(b)に示すように、第2材料による成型前の状態で、抜け止め形状部47のX方向の幅は、接点部材46が形成される領域にある部分と、露出面46aより外部側にある部分とで均一である(図1も参照)。
抜け止め形状部47は、第2材料による接点部材46の成型時に第2材料が注入される際の第2材料の流動方向に対向する面を有する。本実施例では、抜け止め形状部47は、X方向に垂直な壁面47aを有する。2材目に注入される樹脂の流動方向(図16(a)において矢印Nで示す方向)のX方向成分は大きいため、壁面47aは2材目の樹脂が注入されるときに2材目の樹脂の流れに対向し、2材目の樹脂の流れに対し抵抗となる。
接点部材46の露出面46aに交差する方向における抜け止め形状部47の長さは、接
点部材46の露出面46aに交差する方向における接点部材46の長さよりも長い。本実施例では、接点部材46の露出面46aに交差する方向はY軸方向であり、接点部材46の露出面46aに交差する方向における長さは、領域MのXZ平面に平行な面(底面)からの高さである。
本実施例では、抜け止め形状部47のX方向の幅Wを0.5mm~1mmに設定し、Y方向の高さH1を2~3mmとした。図1(b)に示すように、2材目の樹脂で形成される接点部材46のY方向の高さH2(1mm~1.5mm)より抜け止め形状部47のY方向の高さH1を高く設定した。
第1材料の注入が完了すると、図1(a)に示すように、ゲートG2より第2材料が注入される。本実施例では、第1材料としてPS系樹脂、第2材料として導電POMを用いており、第2材料は約200℃の樹脂温で溶融された状態で金型内に注入される。一方、第1材料であるPS系樹脂のガラス転移温度は約80℃~90℃であり、第1材料で成型された抜け止め形状部47は、第2材料が2材目の樹脂圧と樹脂温で溶融する。
抜け止め形状部47は、接点部材46が形成される領域Mから、接点部材46の露出面46aより第1トナー収納枠体38の外部側まで、露出面46aに交差する方向に延びている。そして、露出面46aに交差する方向における抜け止め形状部47の長さは、露出面46aに交差する方向における接点部材46の長さよりも長い。したがって、第2材料がゲート部G2から注入され、抜け止め形状部47に達すると、抜け止め形状部47のうち接点部材46が形成される領域M内にある部分47b(高さH2より低い部分)は、第2材料と接触し、表面部分が溶融する(図1(c))。この部分を以下、溶融部47bと称する。一方、抜け止め形状部47のうち露出面46aより第1トナー収納枠体38の外部側にある部分47c(高さH2以上の部分)は、第2材料と接触しないため、元々の形状を維持する。この部分を以下、非溶融部47cと称する。
第2材料が注入される前は、露出面46aに沿う方向(X方向)における抜け止め形状部47の幅は溶融部46bと非溶融部46cとで均一であった。第2材料の注入後は、露出面46aに沿う方向(X方向)における抜け止め形状部47の幅は、接点部材46が形成される領域M内にある部分(溶融部47b)の方が、露出面46aより外部側にある部分(非溶融部47c)より小さくなる。これにより、図1(c)に示すように、溶融部47bと非溶融部47cとの境界部分にアンダーカット部47dが形成される。このアンダーカット部47dにより、接点部材46が第1トナー収納枠体38から浮いたり、脱落したりすることを抑制できる。
また、接点部材46の露出面46aに沿う方向において、抜け止め形状部47の位置は、導電シート36と接点部材46との接触部が存在する範囲内に含まれる。本実施例では、図1(d)に示すように、抜け止め形状部47のX方向の位置は、導電シート36と接点部材46の電気接点部36dが存在するX方向の範囲W2内に含まれる。これにより、電気接点部36dの近傍における接点部材46の第1トナー収納枠体38からの浮きや脱落をより確実に抑制することができる。
また、本実施例では抜け止め形状部47を複数設けた。具体的には、第1トナー収納枠体38のうち第2材料が注入される領域MのY軸及びX軸に平行な2つの壁面のそれぞれに抜け止め形状部47を設けた。これにより、第2材料により成型される接点部材46と第1材料により成型される第1トナー収納枠体38との結合力をより高めることができる。
本実施例によれば、抜け止め形状部47を第1トナー収納枠体38に設けることで、二
色成型された第1トナー収納枠体38と接点部材46との結合力を高めることができる。これにより、振動や落下によって接点部材46がトナー収納枠体38から浮いたり、脱落したりすることを抑制でき、トナー残量検出部の安定した接点構成を実現することができる。
以上、静電像担持体である感光ドラムと現像剤担持体である現像ローラとを有するプロセスカートリッジにおけるトナー残量検知の構成(現像剤収納枠体、シート部材及び接点部材)に本発明を適用した一例を説明したが、本発明はこれに限られない。本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能な、現像剤担持体である現像ローラを有する現像カートリッジにおけるトナー残量検知の構成(現像剤収納枠体、シート部材及び接点部材)にも同様に適用できる。また、本発明は、画像形成装置の装置本体に着脱可能な、現像剤担持体である現像ローラを有する現像部に現像剤を供給するトナーカートリッジにおけるトナー残量検知の構成(現像剤収納枠体、シート部材及び接点部材)にも同様に適用できる。
1:プロセスカートリッジ、6:現像ユニット、13:トナーカートリッジ、16:トナー収納枠体、36、37:導電シート、38:第1トナー収納枠体、46a:露出面、46b:接触部、47:抜け止め形状部

Claims (12)

  1. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、
    現像剤を収納する枠体と、
    前記枠体に設けられ、導電性を有するシート部材と、
    前記枠体に設けられ、前記シート部材と接触する接触部と前記カートリッジの外部に露出する露出面を有する接点部材と、
    を有し、
    前記枠体、前記シート部材、及び前記接点部材は、
    前記シート部材をインサート部材として第1材料により成型された前記枠体に、導電性を有する第2材料により前記接点部材が成型されることにより一体的に構成される二色成型部材であって、
    前記枠体は、前記接点部材が形成される領域から、前記露出面より前記カートリッジの外部側まで、前記露出面に交差する方向に延びる突起部を有することを特徴とするカートリッジ。
  2. 前記突起部は、前記接点部材の成型時に前記第2材料が注入される際の前記第2材料の流動方向に対向する面を有する請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記突起部の前記露出面に沿う方向の幅は、前記接点部材が形成される領域にある部分の方が、前記露出面より前記カートリッジの外部側にある部分より、小さい請求項1又は2に記載のカートリッジ。
  4. 前記突起部の前記露出面に沿う方向の幅は、前記第2材料による成型が行われる前の状態において、前記接点部材が形成される領域にある部分と、前記露出面より前記カートリッジの外部側にある部分とで互いに等しい請求項1~3のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  5. 前記突起部の前記露出面に交差する方向の長さは、前記接点部材の前記露出面に交差する方向の長さよりも長い請求項1~4のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  6. 前記露出面に沿う方向において、前記突起部の位置は、前記接触部が存在する範囲内に含まれる請求項1~5のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  7. 前記シート部材は、前記枠体の内部に露出する請求項1~6のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  8. 前記シート部材を複数備え、
    複数の前記シート部材の前記枠体の内部に露出する面は前記枠体の内部において互いに対向する請求項7に記載のカートリッジ。
  9. 対向する複数の前記シート部材の間の静電容量は、前記枠体内の現像剤の量の変化に応じて変化する請求項8に記載のカートリッジ。
  10. 前記カートリッジは、現像剤担持体である現像ローラを有する現像部に現像剤を供給するトナーカートリッジである請求項1~9のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  11. 前記カートリッジは、現像剤担持体である現像ローラを有する現像カートリッジである請求項1~9のいずれか1項に記載のカートリッジ。
  12. 前記カートリッジは、静電像担持体である感光ドラムと、現像剤担持体である現像ローラと、を有するプロセスカートリッジである請求項1~9のいずれか1項に記載のカートリッジ。
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