JP2023125292A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示器等の表示器を備えるとともに安全性の確保が必要なデータの処理を行う情報処理装置において、安全性をより高めることが可能な情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置1は、制御基板2と、制御基板2が収容される筐体3と、筐体3の外部で筐体3に固定される表示器4と、筐体3の内部に配置され制御基板2のX1方向側の面を覆うフレキシブルプリント基板5と、筐体3から表示器4が取り外されたことを検知するための検知機構6とを備えている。タンパ検知パターンが形成されたフレキシブルプリント基板5は、X2方向側が開口する箱状に形成され、表示器4よりもX2方向側に配置されている。検知機構6は、接触式の検知スイッチ19と、検知スイッチ19を押す棒状部材20とを備えており、棒状部材20は、筐体3に固定される表示器4によって検知スイッチ19に押し付けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、決済端末装置等の、安全性の確保が必要なデータを処理するための情報処理装置に関する。
従来、クレジットカード等によってキャッシュレス決済を行うための決済端末装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の決済端末装置は、操作メニュー等が表示される表示器(表示部)と、表示器が取り付けられる筐体とを備えている。表示器は、タッチパネルであり、筐体の外部に配置されている。特許文献1に記載の決済端末装置のユーザは、表示器の画面上の所定の表示を押すことで、所定の操作を行う。
また、従来、カードリーダや電子取引装置等の情報処理装置が知られている(たとえば、特許文献2参照)。特許文献2に記載の情報処理装置は、筐体ケースと筐体カバーとから構成される筐体(セキュリティケース)と、筐体の内部に配置される基板とを備えている。基板は、セキュリティ情報(すなわち、安全性の確保が必要な情報)を処理するための電子部品である。筐体の内部表面には、筐体を不正に分解する不正分解行為や筐体の破壊行為を検知するためのプリント配線パターンが形成されている。筐体の内部に配置される基板は、プリント配線パターンに全方向から覆われている。
特開2020-77082号公報 特開2009-93401号公報
本願発明者は、たとえば、特許文献1に記載の決済端末装置のように液晶表示器等の表示器を備える情報処理装置であって、安全性の確保が必要なデータを処理するための情報処理装置を開発している。この情報処理装置では、安全性の確保が必要なデータの処理が行われるため、この情報処理装置には、高い安全性(セキュリティ性)が要求される。そこで、本願発明者は、この情報処理装置において高い安全性を確保するために、特許文献2に記載の情報処理装置のように、安全性の確保が必要なデータを処理するための制御基板を筐体に収容するとともに、たとえば、犯罪者の不正行為を検知するためのタンパ検知パターンが形成されるフレキシブルプリント基板によって制御基板を覆うことを検討している。しかしながら、犯罪者による不正行為は年々巧妙化しており、市場では、より安全性の高い情報処理装置が求められている。
そこで、本発明の課題は、液晶表示器等の表示器を備えるとともに安全性の確保が必要なデータの処理を行う情報処理装置において、安全性をより高めることが可能な情報処理装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、制御基板と、制御基板が収容される筐体と、筐体の外部に配置されるとともに筐体に固定される表示器と、筐体の内部に配置されるとともに制御基板の一方の面を覆うフレキシブルプリント基板と、筐体から表示器が取り外されたことを検知するための検知機構とを備え、フレキシブルプリント基板に対して制御基板が配置される側を第1方向側とし、第1方向側の反対側を第2方向側とすると、フレキシブルプリント基板は、第1方向側が開口する箱状に形成されるとともに、表示器よりも第1方向側に配置され、フレキシブルプリント基板には、少なくとも自身が断線したことを検知するためのタンパ検知パターンが形成され、検知機構は、接触式の検知スイッチと、検知スイッチを押す棒状の棒状部材とを備え、棒状部材は、筐体に固定される表示器によって検知スイッチに押し付けられていることを特徴とする。
本発明の情報処理装置は、筐体の内部で制御基板の一方の面を覆うとともにタンパ検知パターンが形成されるフレキシブルプリント基板に加えて、筐体の外部に配置される表示器が筐体から取り外されたことを検知するための検知機構を備えている。そのため、本発明では、犯罪者が、筐体に収容される制御基板に対して不正行為を行おうとして表示器を筐体から取り外したときにも、検知機構の検知結果に基づいて所定の異常処理を実行することが可能になる。したがって、本発明では、情報処理装置の安全性をより高めることが可能になる。
また、本発明では、検知機構は、接触式の検知スイッチと、検知スイッチを押す棒状の棒状部材とを備えており、棒状部材は、筐体に固定される表示器によって検知スイッチに押し付けられている。すなわち、本発明では、筐体に固定される表示器が棒状部材を介して接触式の検知スイッチを押している。そのため、本発明では、検知機構によって、表示器が筐体から取り外れたことを確実に検知することが可能になる。また、本発明では、表示器が棒状部材を介して検知スイッチを押しているため、表示器と検知スイッチとの距離が離れていても、棒状部材を用いて検知スイッチを押すことが可能になる。
本発明において、たとえば、制御基板は、少なくとも自身が断線したことを検知するための第2タンパ検知パターンが形成される第2タンパ検知パターン層と、安全性の確保が必要なデータの信号を伝えるためのデータ信号パターンが形成されるデータ信号パターン層とを備え、制御基板の第2方向側の面には、安全性の確保が必要なデータを処理するための電子部品が実装され、第2タンパ検知パターン層は、データ信号パターン層よりも第1方向側に配置されている。
本発明において、制御基板には、フレキシブルプリント基板と検知スイッチと表示器とが電気的に接続されるタンパ検知回路が実装され、タンパ検知回路は、少なくともタンパ検知パターンが断線したことを検知するための第1破壊検知回路と、表示器が破壊されたことを検知するための第2破壊検知回路と、筐体から表示器が取り外されたことを検知するための取外し検知回路とを備えることが好ましい。このように構成すると、犯罪者が、筐体に収容される制御基板に対して不正行為を行おうとして表示器を破壊したときにも、第2破壊検知回路の検知結果に基づいて所定の異常処理を実行することが可能になる。したがって、情報処理装置の安全性をより一層高めることが可能になる。
本発明において、検知スイッチは、制御基板の第2方向側の面に実装されるとともに、フレキシブルプリント基板に覆われ、フレキシブルプリント基板および筐体には、棒状部材が内周側に配置される貫通穴が形成されていることが好ましい。このように構成すると、検知スイッチを実装するための基板を別途設ける必要がなくなる。したがって、情報処理装置の構成を簡素化することが可能になる。
本発明において、たとえば、表示器は、液晶表示器であるとともにタッチパネルである。また、本発明において、情報処理装置は、たとえば、表示器の表示面に表示される画像を空間に投射することで空中像として結像させる空中結像機構と、空中像が表示される領域である空中像表示領域において情報処理装置のユーザの指先の位置を検知するための指先検知機構とを備え、指先検知機構は、制御基板に電気的に接続されていても良い。
以上のように、本発明では、液晶表示器等の表示器を備えるとともに安全性の確保が必要なデータの処理を行う情報処理装置において、情報処理装置の安全性をより高めることが可能になる。
本発明の実施の形態にかかる情報処理装置の斜視図である。 図1に示す情報処理装置の分解斜視図である。 図2に示す情報処理装置を異なる方向から示す分解斜視図である。 図1に示す表示器に表示される画像の一例を示す図である。 (A)は、図2に示すフレキシブルプリント基板の一部の断面図であり、(B)は、図2に示す制御基板の一部の断面図である。 図2に示す制御基板の構成を説明するためのブロック図である。 図2に示す検知機構の構成を説明するための拡大断面図である。 本発明の他の実施の形態にかかる情報処理装置の構成を説明するための概略図である。 図8に示す情報処理装置で使用される空中像表示機構の構成を説明するための概略図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(情報処理装置の構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる情報処理装置1の斜視図である。図2は、図1に示す情報処理装置1の分解斜視図である。図3は、図2に示す情報処理装置1を異なる方向から示す分解斜視図である。図4は、図1に示す表示器4に表示される画像の一例を示す図である。図5(A)は、図2に示すフレキシブルプリント基板5の一部の断面図であり、図5(B)は、図2に示す制御基板2の一部の断面図である。図6は、図2に示す制御基板2の構成を説明するためのブロック図である。図7は、図2に示す検知機構6の構成を説明するための拡大断面図である。
本形態の情報処理装置1は、キャッシュレス決済を行うための決済端末装置であり、安全性(セキュリティ性)の確保が必要なデータの処理を行う。情報処理装置1は、暗証番号等の情報を入力するための情報入力機能を備えている。また、情報処理装置1は、安全性の確保が必要となるデータを処理するための制御基板2と、制御基板2が収容される筐体3と、筐体3の外部に配置されるとともに筐体3に固定される表示器4と、筐体3の内部に配置されるとともに制御基板2の一方の面を覆うフレキシブルプリント基板5(以下、「FPC5」とする。)と、筐体3から表示器4が取り外されたことを検知するための検知機構6とを備えている。
制御基板2は、ガラスエポキシ基板等のリジッド基板である。制御基板2は、平板状に形成されている。具体的には、制御基板2は、長方形の平板状に形成されている。制御基板2には、たとえば、カードやスマートフォン等と非接触でデータの通信を行うためのアンテナコイル、カードに形成されるIC接点の外部接続端子に接触してデータの通信を行うためのIC接点バネ、または、カードに記録された磁気データの読取り等を行うための磁気ヘッド等が電気的に接続されている。
以下の説明では、制御基板2の厚さ方向を前後方向とし、前後方向に直交する方向であって長方形状に形成される制御基板2の長辺に平行な方向を上下方向とし、前後方向と上下方向とに直交する方向(すなわち、制御基板2の短辺に平行な方向)を左右方向とする。また、前後方向の一方側である図2等のX1方向側を「前」側とし、前側の反対側である図2等のX2方向側を「後ろ」側とし、左右方向の一方側である図2等のY1方向側を「右」側とし、右側の反対側である図2等のY2方向側を「左」側とし、上下方向の一方側である図2等のZ1方向側を「上」側とし、上側の反対側である図2等のZ2方向側を「下」側とする。
筐体3は、後ろ側が開口する箱状に形成されるケース体9と、ケース体9の開口を塞ぐカバー部材10とから構成されている。ケース体9は、前後方向の厚さが薄い扁平な直方体の箱状に形成されており、ケース体9の後面が開口している。前後方向から見たときのケース体9の外形は、長方形状となっている。前後方向から見たときに、外形が長方形状をなすケース体9の長辺は、上下方向と平行になっており、ケース体9の短辺は、左右方向と平行になっている。図2に示すように、ケース体9の前面には、後ろ側に向かって窪む長方形状の凹部9aが形成されている。
ケース体9の前面部には、前後方向でケース体9を貫通する丸穴状の貫通穴9bが形成されている。貫通穴9bは、ケース体9の前面部の右上端側と左下端側との2箇所に形成されている。貫通穴9bの前端は、後ろ側に向かって窪む凹部9aの底面に繋がっている。図3に示すように、ケース体9の前面部の後面には、後ろ側に向かって突出する円筒状の突起部9cが形成されている。突起部9cは、貫通穴9bが形成される部分に形成されており、突起部9cの内周側は、貫通穴9bの一部となっている。
カバー部材10は、平板状に形成されている。カバー部材10は、カバー部材10の厚さ方向と前後方向とが一致するように配置されている。カバー部材10の前面には、前側に向かって突出する円筒状の4個の突起部が形成されている。制御基板2は、4個の突起部にネジ11によって固定されている。すなわち、制御基板2は、カバー部材10に固定されている。また、制御基板2は、制御基板2の四隅の近傍の4箇所でカバー部材10に固定されている。制御基板2の後面は、カバー部材10の突起部の前端面に接触している。カバー部材10は、ネジ12によってケース体9に固定されている。カバー部材10は、ケース体9の四隅の近傍の4箇所でケース体9に固定されている。カバー部材10の前面は、ケース体9の後端面に接触している。
表示器4は、液晶表示器(液晶ディスプレイ)である。また、表示器4は、タッチパネルである。すなわち、表示器4は、表示機能に加えて、情報を入力するための入力機能を備えている。表示器4は、長方形の平板状に形成されている。表示器4は、表示器4の厚さ方向と前後方向とが一致するように配置されており、表示器4と制御基板2とは平行に配置されている。また、表示器4は、表示器4の長辺の方向が上下方向と一致するように(すなわち、表示器4の短辺の方向と左右方向とが一致するように)配置されている。表示器4は、ケース体9の凹部9aの中に配置されている。表示器4は、図示を省略するネジまたは両面テープによってケース体9に固定されている。
表示器4は、制御基板2に電気的に接続されている。制御基板2の前面には、表示器4を制御基板2に電気的に接続するためのコネクタ13が実装されている。表示器4は、情報処理装置1の前面の大半部分を構成している。表示器4の前面は、画像を表示する表示面となっている。本形態では、情報処理装置1の前側に立つユーザが情報処理装置1の前面側でキャッシュレス決済を行うための所定の操作を行う。たとえば、表示器4には、図4に示すように、暗証番号を入力するためのキーパッドが表示されており、ユーザは、表示器4に表示されるキーパッドを利用して暗証番号を入力する。すなわち、ユーザは、タッチパネルである表示器4に表示されたキーパッドの中の所定のキー(数字)を順次押すことで暗証番号を入力する。
FPC5は、後ろ側が開口する箱状に形成されている。具体的には、FPC5は、前後方向の厚さが薄い扁平な直方体の箱状に形成されており、FPC5の後面側が開口している。FPC5は、柔軟性を有する平らなフィルム状のフレキシブルプリント基板を直方体の箱状に折り曲げて固定することで形成されている。前後方向から見たときのFPC5の外形は、長方形状となっている。前後方向から見たときに、外形が長方形状をなすFPC5の長辺は、上下方向と平行になっており、FPC5の短辺は、左右方向と平行になっている。
FPC5は、制御基板2の前側に配置されており、制御基板2の前面を覆っている。FPC5の後端は、制御基板2の前面に接触している。FPC5は、制御基板2に電気的に接続されている。制御基板2の前面には、FPC5を制御基板2に電気的に接続するためのコネクタ14が実装されている。また、FPC5は、筐体3に収容されており、表示器4よりも後ろ側に配置されている。FPC5の前面部には、ケース体9の突起部9cが挿通される丸穴状の貫通穴5aが形成されている。本形態の後ろ側(X2方向側)は、FPC5に対して制御基板2が配置される側である第1方向側となっており、前側(X1方向側)は、第1方向側の反対側である第2方向側となっている。
FPC5には、タンパ検知パターンP1、P2が形成されている(図6参照)。すなわち、FPC5は、タンパ検知パターンP1、P2が形成されるタンパ検知パターン層17(図5(A)参照)を備えている。たとえば、FPC5には、2本のタンパ検知パターンP1、P2が形成されている。タンパ検知パターンP1、P2は、タンパ検知パターンP1、P2自身が断線したことおよびタンパ検知パターンP1とタンパ検知パターンP2とが短絡したことを検知するために設けられている。
タンパ検知パターン層17は、FPC5の全域に形成されている。タンパ検知パターン層17の表面は、図示を省略する絶縁性の被膜によって覆われている。タンパ検知パターン層17では、タンパ検知パターンP1とタンパ検知パターンP2とが一対になった状態で不規則に引き回されている。また、タンパ検知パターンP1、P2は、タンパ検知パターン層17の全域で引き回されている。すなわち、タンパ検知パターンP1、P2は、FPC5の全域で引き回されている。
検知機構6は、2箇所に配置されている。すなわち、情報処理装置1は、2個の検知機構6を備えている。検知機構6は、接触式の検知スイッチ19と、検知スイッチ19を押す棒状の棒状部材(ピン)20とを備えている。検知スイッチ19は、押しボタンスイッチである。すなわち、検知スイッチ19は、プッシュ型の検知スイッチである。検知スイッチ19は、制御基板2の前面に実装されている。検知スイッチ19は、制御基板2の前面の右上端側と左下端側との2箇所に実装されている。検知スイッチ19は、FPC5に覆われている。
検知スイッチ19は、前後方向に移動可能な円柱状の可動ピン19aを備えている。可動ピン19aは、可動ピン19aの軸方向と前後方向とが一致するように配置されている。可動ピン19aは、前側に向かって付勢されている。棒状部材20は、円柱状に形成されている。棒状部材20は、棒状部材20の軸方向と前後方向とが一致するように配置されている。棒状部材20は、検知スイッチ19の可動ピン19aの前側に配置されている。棒状部材20の後端面は、可動ピン19aの前端面に接触している。棒状部材20の大半部分は、ケース体9の貫通穴9bの中に配置されている。すなわち、棒状部材20は、ケース体9の貫通穴9bおよびFPC5の貫通穴5aの内周側に配置されている。上述のように、ケース体9の突起部9cの内周側は貫通穴9bの一部となっており、突起部9cは、棒状部材20を保持する機能を果たしている。
棒状部材20の前端面は、表示器4の後面に接触している。すなわち、棒状部材20は、可動ピン19aと表示器4との間に挟まれている。棒状部材20は、筐体3に固定される表示器4によって可動ピン19aに押し付けられている。すなわち、棒状部材20は、筐体3に固定される表示器4によって検知スイッチ19に押し付けられている。本形態では、表示器4が筐体3に固定されているときには、図7(A)に示すように、棒状部材20によって可動ピン19aが後ろ側に押されており、検知スイッチ19がオン状態になっている。
一方、筐体3から表示器4が取り外されると、図7(B)に示すように、可動ピン19aが前側に移動して、検知スイッチ19がオフ状態に切り替わる。そのため、検知スイッチ19の検知結果に基づいて、筐体3から表示器4が取り外されたことを検知することが可能になっている。なお、可動ピン19aが後ろ側に押されているときに検知スイッチ19がオフ状態になり、可動ピン19aが前側に移動したときに検知スイッチ19がオン状態になっても良い。
制御基板2の前面には、安全性の確保が必要なデータを処理するための電子部品21が実装されている。電子部品21は、CPU(Central Processing Unit)等である。制御基板2は、多層基板である。制御基板2は、安全性の確保が必要なデータの信号を伝えるためのデータ信号パターンが形成されるデータ信号パターン層22と、タンパ検知パターンP3、P4(図6参照)が形成されるタンパ検知パターン層23とを備えている(図5(B)参照)。データ信号パターンは、電子部品21に電気的に接続されている。本形態のタンパ検知パターン層23は、第2タンパ検知パターン層である。
データ信号パターン層22とタンパ検知パターン層23とは、制御基板2の厚さ方向(すなわち、前後方向)で重なっている。タンパ検知パターン層23は、データ信号パターン層22よりも後ろ側に配置されている。データ信号パターン層22とタンパ検知パターン層23との間には、図示を省略する絶縁層が形成されている。データ信号パターン層22の表面およびタンパ検知パターン層23の表面は、図示を省略する絶縁性の被膜によって覆われている。
タンパ検知パターン層23は、制御基板2の全域に形成されている。タンパ検知パターン層23には、たとえば、2本のタンパ検知パターンP3、P4が形成されている。タンパ検知パターンP3、P4は、タンパ検知パターンP3、P4自身が断線したことおよびタンパ検知パターンP3とタンパ検知パターンP4とが短絡したことを検知するために設けられている。タンパ検知パターン層23では、タンパ検知パターンP3とタンパ検知パターンP4とが一対になった状態で不規則に引き回されている。また、タンパ検知パターンP3、P4は、タンパ検知パターン層23の全域で引き回されている。すなわち、タンパ検知パターンP3、P4は、制御基板2の全域で引き回されている。本形態のタンパ検知パターンP3、P4は、第2タンパ検知パターンである。
上述のように、安全性の確保が必要なデータを処理するための電子部品21は、制御基板2の前面に実装され、安全性の確保が必要なデータの信号を伝えるためのデータ信号パターンが形成されるデータ信号パターン層22は、タンパ検知パターン層23よりも前側に配置されている。また、タンパ検知パターンP1、P2が全域に形成される箱状のFPC5の後端が制御基板2の前面に接触しており、FPC5が制御基板2の前面を覆っている。本形態では、制御基板2の、安全性の確保が必要な領域の全体が、FPC5とタンパ検知パターン層23とによって前後方向の両側から覆われており、FPC5とタンパ検知パターン層23とによって規定される領域の中に配置されている。
制御基板2には、表示器4とFPC5と検知スイッチ19とが電気的に接続されるタンパ検知回路26が実装されている。タンパ検知回路26は、タンパ検知パターン層23よりも前側で制御基板2に実装されている。タンパ検知回路26は、タンパ検知パターンP3、P4が断線したことおよびタンパ検知パターンP3とタンパ検知パターンP4とが短絡したことを検知するための破壊検知回路27と、タンパ検知パターンP1、P2が断線したことおよびタンパ検知パターンP1とタンパ検知パターンP2とが短絡したことを検知するための破壊検知回路28と、筐体3から表示器4が取り外されたことを検知するための取外し検知回路29と、表示器4が破壊されたことを検知するための破壊検知回路30とを備えている。
破壊検知回路27には、タンパ検知パターンP3、P4が電気的に接続されている。破壊検知回路28には、タンパ検知パターンP1、P2が電気的に接続されている。取外し検知回路29には、2個の検知スイッチ19が電気的に接続されている。破壊検知回路30には、表示器4が電気的に接続されている。本形態の破壊検知回路28は、第1破壊検知回路であり、破壊検知回路30は、第2破壊検知回路である。
情報処理装置1では、犯罪者が制御基板2からデータを不正に取得するための不正行為を行おうとして、タンパ検知回路26において、タンパ検知パターンP3、P4が断線したこと、タンパ検知パターンP3とタンパ検知パターンP4とが短絡したこと、タンパ検知パターンP1、P2が断線したこと、タンパ検知パターンP1とタンパ検知パターンP2とが短絡したこと、筐体3から表示器4が取り外されたこと、および、表示器4が破壊されたことの少なくともいずれか1つが検知されると、制御基板2に記憶されているデータを消去したり制御基板2を使用不可な状態にしたりする等の所定の異常処理が実行される。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、情報処理装置1は、筐体3の内部で制御基板2の前面を覆うとともにタンパ検知パターンP1、P2が形成されるFPC5に加えて、筐体3の外部に配置される表示器4が筐体3から取り外されたことを検知するための検知機構6を備えている。また、本形態では、制御基板2に実装されるタンパ検知回路26は、タンパ検知パターンP1、P2が断線したことおよびタンパ検知パターンP1とタンパ検知パターンP2とが短絡したことを検知するための破壊検知回路28に加えて、筐体3から表示器4が取り外されたことを検知するための取外し検知回路29を備えている。
さらに、本形態では、犯罪者が、筐体3に収容される制御基板2に対して不正行為を行おうとして、タンパ検知パターンP1、P2が断線したり、タンパ検知パターンP1とタンパ検知パターンP2とが短絡したりした場合に、破壊検知回路28の検知結果に基づいて所定の異常処理が実行されるのに加えて、犯罪者が、筐体3に収容される制御基板2に対して不正行為を行おうとして表示器4を筐体3から取り外したときにも、取外し検知回路29の検知結果に基づいて所定の異常処理が実行されている。そのため、本形態では、情報処理装置1の安全性をより高めることが可能になる。
特に本形態では、タンパ検知回路26は、表示器4が破壊されたことを検知するための破壊検知回路30を備えており、犯罪者が、筐体3に収容される制御基板2に対して不正行為を行おうとして表示器4を破壊したときにも、破壊検知回路30の検知結果に基づいて所定の異常処理が実行されている。そのため、本形態では、情報処理装置1の安全性をより一層高めることが可能になる。
本形態では、検知機構6は、接触式の検知スイッチ19と、検知スイッチ19を押す棒状の棒状部材20とを備えており、棒状部材20は、筐体3に固定される表示器4によって検知スイッチ19に押し付けられている。すなわち、本形態では、筐体3に固定される表示器4が棒状部材20を介して接触式の検知スイッチ19を押している。そのため、本形態では、検知機構6によって、表示器4が筐体3から取り外れたことを確実に検知することが可能になる。また、本形態では、表示器4が棒状部材20を介して検知スイッチ19を押しているため、前後方向における表示器4と検知スイッチ19との距離が離れていても、棒状部材20を用いて検知スイッチ19を押すことが可能になる。
本形態では、検知スイッチ19は、制御基板2の前面に実装されている。そのため、本形態では、検知スイッチ19を実装するための基板を別途設ける必要がない。したがって、本形態では、情報処理装置1の構成を簡素化することが可能になる。
(情報処理装置の変更例)
図8は、本発明の他の実施の形態にかかる情報処理装置41の構成を説明するための概略図である。図9は、図8に示す情報処理装置41で使用される空中像表示機構43の構成を説明するための概略図である。
上述した形態では、表示器4は、表示機能に加えて、情報を入力するための入力機能を備えているが、表示器4は、入力機能を備えていなくても良い。すなわち、表示器4は、タッチパネルでなくても良い。以下、表示器4がタッチパネルでない場合の情報処理装置41の構成を説明する。
情報処理装置41は、情報処理装置1と同様に、キャッシュレス決済を行うための決済端末装置である。情報処理装置41は、三次元空間に空中像を表示する空中像表示機構43と、空中像が表示される領域である空中像表示領域Rにおいて情報処理装置41のユーザの指先の位置を検知するための指先検知機構44と、空中像表示機構43および指先検知機構44が収容される筐体45とを備えている。なお、図8では、空中像表示機構43の図示を省略している。
空中像表示機構43は、画像を表示する表示面51aを有する表示機構51と、表示面51aに表示される画像を空間に投射することで空中像として結像させる空中結像機構52とを備えている。表示機構51は、上述した形態の制御基板2、筐体3、表示器4、FPC5および検知機構6等によって構成されており、表示器4の表示面が表示面51aとなっている。空中結像機構52は、ビームスプリッタ53と、再帰性反射材54とを備えている。
図9に示すように、ビームスプリッタ53は、表示面51aから射出された光の一部を反射する。再帰性反射材54には、ビームスプリッタ53で反射した光が入射する。再帰性反射材54は、入射した光をビームスプリッタ53に向かって入射方向と同じ方向へ反射する。再帰性反射材54で反射した光は、ビームスプリッタ53を透過する。ビームスプリッタ53を透過した光によって、空中像表示領域Rに空中像が形成される。図8に示すように、筐体45は、空中像表示領域Rを囲む枠体57を備えている。枠体57の内周側は、筐体45の内部に通じる開口部57aとなっている。空中像表示領域Rは、開口部57aの中に形成される。空中像表示領域Rは、ユーザが指先を用いて暗証番号を入力するための入力部58となっている。
指先検知機構44は、制御基板2に電気的に接続されている。指先検知機構44は、上述のように、空中像表示領域Rにおいてユーザの指先の位置を検知する。すなわち、入力部58は、指先検知機構44の検知範囲に含まれている。指先検知機構44は、第1検知機構60と第2検知機構61とによって構成されている。第1検知機構60は、空中像表示領域Rを挟むように配置される発光部62および受光部63を有する透過型の光学式センサである。第2検知機構61は、発光部62と受光部63とが対向する方向に直交する方向で空中像表示領域Rを挟むように配置される発光部64および受光部65を有する透過型の光学式センサである。
第1検知機構60および第2検知機構61は、たとえば、赤外線センサである。また、第1検知機構60および第2検知機構61は、ラインセンサである。発光部62、64および受光部63、65は、開口部57aの側方に配置されている。空中像表示領域Rを含む所定の領域(すなわち、入力部58を含む所定の領域)にユーザの指先が配置されると、受光部63、65が有する複数の受光素子のうちの特定の受光素子に赤外光が入射しなくなる。そのため、指先検知機構44によって、空中像表示領域Rを含む所定の領域においてユーザの指先の位置が検知される。
情報処理装置41では、表示機構51は、暗証番号を入力するためのキーパッドを表示面51aに表示する。すなわち、表示器4は、図4に示すようなキーパッドを表示する。空中結像機構52は、表示面51aに表示されたキーパッドを空中像として空中像表示領域Rに表示する。ユーザは、空中像表示領域Rに表示されるキーパッドを利用して暗証番号を入力する。具体的には、ユーザは、空中像表示領域Rに表示されたキーパッドの中の所定のキー(数字)の位置に指先を順次移動させることで、暗証番号を入力する。すなわち、ユーザは、入力部58で指先を順次移動させて、暗証番号を入力する。
入力部58でのユーザの指先の位置は、指先検知機構44に検知される。指先検知機構44で検知された指先の位置データは、制御基板2に送信される。制御基板2では、指先検知機構44の検知結果に基づいて、入力部58で入力された暗証番号が認識される。この変更例においても、上述した形態と同様の効果を得ることができる。なお、第1検知機構60および第2検知機構61は、赤外光を射出する発光部と、発光部から射出されてユーザの指先で反射した赤外光が入射する受光部とを備える反射型の光学式センサであっても良い。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態において、FPC5に形成されるタンパ検知パターンの数は、1本であっても良いし、3本以上であっても良い。FPC5に形成されるタンパ検知パターンの数が1本である場合には、タンパ検知パターンは、自身が断線したことのみを検知するために設けられている。同様に、上述した形態において、制御基板2のタンパ検知パターン層23に形成されるタンパ検知パターンの数は、1本であっても良いし、3本以上であっても良い。タンパ検知パターン層23に形成されるタンパ検知パターンの数が1本である場合には、タンパ検知パターンは、自身が断線したことのみを検知するために設けられている。
上述した形態において、制御基板2にタンパ検知パターン層23が形成されていなくても良い。この場合には、たとえば、タンパ検知パターンが形成されたフレキシブルプリント基板が制御基板2の後面とカバー部材10の前面との間に配置されており、このフレキシブルプリント基板が制御基板2の後面を覆っている。また、上述した形態において、タッチパネルである表示器4で入力される情報は、暗証番号以外の情報であっても良い。たとえば、表示器4でユーザのサインが入力されても良い。この場合には、入力される情報に応じた画像が表示器4に表示される。
上述した形態において、表示器4は、液晶表示器以外の表示器であっても良い。たとえば、表示器4は、有機EL表示器(有機ELディスプレイ)であっても良い。また、上述した形態では、検知スイッチ19は、可動ピン19aを備えているが、検知スイッチ19は、可動ピン19aを備えていないメンブレンスイッチ(シートスイッチ)であっても良い。また、検知スイッチ19は、レバー型の検知スイッチであっても良い。さらに、上述した形態において、棒状部材20は、円柱状以外の形状に形成されていても良い。たとえば、棒状部材20は、角柱状に形成されていても良い。また、上述した形態において、情報処理装置1が有する検知機構6の数は、1個であっても良いし、3個以上であっても良い。
上述した形態において、検知スイッチ19は、制御基板2に実装されていなくても良い。この場合には、検知スイッチ19が実装される基板が別途設けられている。また、上述した形態において、タンパ検知回路26は、破壊検知回路30を備えていなくても良い。この場合には、表示器4が破壊されても、制御基板2では、表示器4が破壊されたことは認識されない。さらに、上述した形態において、制御基板2は、正方形の平板状に形成されていても良いし、長方形および正方形以外の平板状に形成されていても良い。また、上述した形態において、制御基板2は、フレキシブルプリント基板であっても良い。また、本発明が適用される情報処理装置1は、決済端末装置以外の装置であっても良い。
1、41 情報処理装置
2 制御基板
3 筐体
4 表示器
5 FPC(フレキシブルプリント基板)
5a 貫通穴
6 検知機構
9b 貫通穴
19 検知スイッチ
20 棒状部材
21 電子部品
22 データ信号パターン層
23 タンパ検知パターン層(第2タンパ検知パターン層)
26 タンパ検知回路
28 破壊検知回路(第1破壊検知回路)
29 取外し検知回路
30 破壊検知回路(第2破壊検知回路)
44 指先検知機構
51a 表示面
52 空中結像機構
P1、P2 タンパ検知パターン
P3、P4 タンパ検知パターン(第2タンパ検知パターン)
R 空中像表示領域
X1 第2方向側
X2 第1方向側

Claims (6)

  1. 制御基板と、前記制御基板が収容される筐体と、前記筐体の外部に配置されるとともに前記筐体に固定される表示器と、前記筐体の内部に配置されるとともに前記制御基板の一方の面を覆うフレキシブルプリント基板と、前記筐体から前記表示器が取り外されたことを検知するための検知機構とを備え、
    前記フレキシブルプリント基板に対して前記制御基板が配置される側を第1方向側とし、前記第1方向側の反対側を第2方向側とすると、
    前記フレキシブルプリント基板は、前記第1方向側が開口する箱状に形成されるとともに、前記表示器よりも前記第1方向側に配置され、
    前記フレキシブルプリント基板には、少なくとも自身が断線したことを検知するためのタンパ検知パターンが形成され、
    前記検知機構は、接触式の検知スイッチと、前記検知スイッチを押す棒状の棒状部材とを備え、
    前記棒状部材は、前記筐体に固定される前記表示器によって前記検知スイッチに押し付けられていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御基板は、少なくとも自身が断線したことを検知するための第2タンパ検知パターンが形成される第2タンパ検知パターン層と、安全性の確保が必要なデータの信号を伝えるためのデータ信号パターンが形成されるデータ信号パターン層とを備え、
    前記制御基板の前記第2方向側の面には、安全性の確保が必要なデータを処理するための電子部品が実装され、
    前記第2タンパ検知パターン層は、前記データ信号パターン層よりも前記第1方向側に配置されていることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御基板には、前記フレキシブルプリント基板と前記検知スイッチと前記表示器とが電気的に接続されるタンパ検知回路が実装され、
    前記タンパ検知回路は、少なくとも前記タンパ検知パターンが断線したことを検知するための第1破壊検知回路と、前記表示器が破壊されたことを検知するための第2破壊検知回路と、前記筐体から前記表示器が取り外されたことを検知するための取外し検知回路とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 前記検知スイッチは、前記制御基板の前記第2方向側の面に実装されるとともに、前記フレキシブルプリント基板に覆われ、
    前記フレキシブルプリント基板および前記筐体には、前記棒状部材が内周側に配置される貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記表示器は、液晶表示器であるとともにタッチパネルであることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記表示器の表示面に表示される画像を空間に投射することで空中像として結像させる空中結像機構と、前記空中像が表示される領域である空中像表示領域において前記情報処理装置のユーザの指先の位置を検知するための指先検知機構とを備え、
    前記指先検知機構は、前記制御基板に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
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