JP2023124717A - 回転電機の固定子及び回転電機 - Google Patents

回転電機の固定子及び回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP2023124717A
JP2023124717A JP2022028658A JP2022028658A JP2023124717A JP 2023124717 A JP2023124717 A JP 2023124717A JP 2022028658 A JP2022028658 A JP 2022028658A JP 2022028658 A JP2022028658 A JP 2022028658A JP 2023124717 A JP2023124717 A JP 2023124717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
stator
electric machine
coils
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022028658A
Other languages
English (en)
Inventor
雄介 中野
Yusuke Nakano
駿介 磯貝
Shunsuke Isogai
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Astemo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Astemo Ltd filed Critical Hitachi Astemo Ltd
Priority to JP2022028658A priority Critical patent/JP2023124717A/ja
Publication of JP2023124717A publication Critical patent/JP2023124717A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)

Abstract

【課題】コスト低減と信頼性とを維持した回転電機の固定子を提供する。【解決手段】回転電機の固定子において、コアのスロットに挿入される複数のコイルは、直線部とターン部とをそれぞれ有し、前記ターン部は頂部と傾斜部とを有し、前記頂部は、軸方向に屈曲し前記頂部と2つの前記傾斜部とを接続する2つの軸方向屈曲部と、2つの前記軸方向屈曲部間で径方向に屈曲する径方向屈曲部とを有し、第1コイルの第1直線部と第2コイルの第1直線部は、互いに隣接する前記スロットで同じ層に挿入され、前記第1コイルの第2直線部と前記第2コイルの第2直線部は、互いに隣接する前記スロットで同じ層に挿入され、前記第1コイルの前記頂部と、前記第2コイルの一方の前記傾斜部とは、前記軸方向から見て、互いに交差している。【選択図】図5

Description

本発明は、回転電機の固定子及び回転電機に関する。
回転電機の固定子の製造工程には、マグネットワイヤの成形する工程や、成形したマグネットワイヤを固定子コア(ステータコア)への挿入する工程がある。この工程のうち、マグネットワイヤの加工時の曲げの工程により、エナメル被膜が薄くなる膜減りが発生する。マグネットワイヤを加工して完成したコイルをステータコアに挿入する時には、コイル同士が接触することで膜減りが増加するため、絶縁保障の観点から膜減りの抑制が求められている。
本願発明の背景技術として、下記の特許文献1では、各相バスバー及び中性線バスバーと溶接により接続された引き出し線同士が周方向に隣り合うことなく、十分な沿面距離が確保されることで、固定子巻線の絶縁性を向上し得るようにした回転電機の固定子についての構成が開示されている。
特開2017-34860号公報
従来では、コイル同士の隙間が最小箇所になる場所、特に接続側ではないコイルエンド部同士において膜減りが発生しており、膜減りによる減膜分の被膜を厚く設定することで絶縁保障をする必要がある。したがって、コイルスロット面積に占める導体の割合である占積率低下の原因となっていた。本発明は、これを鑑みてなされたもので、高占積率かつ高信頼性の回転電機の固定子を提供することが目的である。
本発明の回転電機の固定子は、複数のスロットが設けられたコアと、複数の前記スロットに挿入され、前記コアの径方向に並んで配列される複数のコイルと、を備える回転電機の固定子であって、複数の前記コイルは、前記コアの軸方向に沿って前記スロットに挿入される2つの直線部と、2つの前記直線部を接続するターン部と、をそれぞれ有し、前記ターン部は、前記コアから最も離れた位置に設けられる頂部と、前記頂部と2つの前記直線部とを接続する2つの傾斜部と、を有し、前記頂部は、前記軸方向に屈曲し、前記頂部と2つの前記傾斜部とを接続する2つの軸方向屈曲部と、2つの前記軸方向屈曲部間で前記径方向に屈曲する径方向屈曲部とを有し、前記複数のコイルには、前記軸方向で互いに重なる第1コイルと第2コイルとが含まれ、前記2つの直線部には、互いに異なる前記スロットおよび互いに異なる層に挿入される第1直線部と第2直線部とが含まれ、前記第1コイルの前記第1直線部と前記第2コイルの前記第1直線部は、互いに隣接する前記スロットで同じ層に挿入され、前記第1コイルの前記第2直線部と前記第2コイルの前記第2直線部は、互いに隣接する前記スロットで同じ層に挿入され、前記第1コイルの前記頂部と、前記第2コイルの一方の前記傾斜部とは、前記軸方向から見て、互いに交差している。
高占積率かつ高信頼性の回転電機の固定子を提供できる。
回転電機の外観図である。 回転電機の固定子のスロットと挿入されるコイルを説明した図である。 コアにおけるコイルの捻り成形とコイルの断面形状を説明する図である。 従来の隣接するコイル同士の位置関係を表す図である。 本発明の一実施形態に係る、隣接するコイル同士の位置関係を表す図である。 図5を軸方向上部側から見た、隣接するコイル同士の位置関係を表す図である。 コイル傾斜部の接触部分を説明する図である。 コイル頂部に設けられる延出部についての説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
図面において示す各構成要素の位置、大きさ、形状、範囲などは、発明の理解を容易にするため、実際の位置、大きさ、形状、範囲などを表していない場合がある。このため、本発明は、必ずしも、図面に開示された位置、大きさ、形状、範囲などに限定されない。
(図1)
図1(a)は、本発明の一実施形態に係る回転電機の外観斜視図である。図1(b)は図1(a)を軸方向から見た図である。図1(c)は図1(b)を径方向から見た図である。回転電機1は、外周側に固定子2、内周側に回転子3を備えている。回転子3は、固定子2と所定の空隙(図示なし)を介して対向している。固定子2のコア4は、複数のスロットを有している。複数のコイル6は、コア4に設けられた複数のスロットに、コア4の径方向に並んで配列されて挿入されることで、固定子2として機能している。
(図2)
図2(a)はコア4の部分拡大図である。図2(b)は図2(a)のコア4の各スロット5にコイル6を挿入した図である。図2(c)は図2(b)のスロット部分を拡大した図である。コア4に設けられている複数のスロット5には、複数のコイル6がコア4の径方向に並んで配列されて、挿入されている。すなわち、各スロット5では、複数のコイルが層状に重ねて挿入されている。
(図3)
図3では、図面左右方向を回転電機1の径方向、図面上下方向を回転電機1の軸方向として以下を説明する。コイル6は、その断面形状において、例えば短辺8a、長辺8bを有している。コイル6において、長手方向である長辺8bを曲げ加工してコアに挿入することで、長辺がコアの周方向に沿ってスロット5内に挿入されるため、コイル6の巻き数を増やすことができる。
(図4)
図4(a)は、従来のコイル6A,6Bのスロット挿入時の位置関係を示している。図4(b)は、図4(a)のコイル6A,6B間の頂部付近を拡大した図である。なお、コイル6A,6Bは、それぞれ互いに異なったスロットに挿入されており、かつ同じ層(各スロット5においてコア4の径方向で同じ位置にある層)に挿入されているコイルである。従来では、それぞれのコイル6A,6Bにおいて、一方のコイル6Bにおいてコア端面9から最も離れた位置である頂部10Bと、他方のコイル6Aにおいての傾斜部12Aとの間に設けられる空間21は、コイル6A-6B間の距離で最もコイル同士が接近する箇所である。なお、図示していないが、コイル6Aの頂部10Aとコイル6Bの傾斜部12Bにおいても同様の位置関係である。
この空間21は、前述したようにコイル6A-6B間の距離(隙間)において最小箇所となっており、コイル6A,6Bをそれぞれスロットに挿入する際に空間21付近でコイル6Bの頂部10Bとコイル6Aの傾斜部12Aとが接触する可能性が高く、接触した部分ではそれぞれのコイル6A,6Bに膜減りが生じてしまう可能性がある。膜減りが生じた場合には、コイル6A,6Bの絶縁保障ができなくなる可能性がある。また、この絶縁保障を可能にするため、コイル6A,6Bに対して絶縁膜を厚膜にすることは可能だが、そうすると、コイルの占積率が低下してしまい、出力密度が低下してしまう。
(図5)
図5(a)は、本発明の一実施形態に係るコイル6a,6bのスロット挿入時の位置関係を示している。図5(b)は、図5(a)のコイル6a,6bの頂部10付近の拡大図である。まず本発明の一実施形態に係る、コアに挿入されるコイル6a,6bについて説明する。コイル6a,6bは軸方向で重なるコイルであり(詳細は図6で後述)、コアの軸方向に沿ってスロット5に挿入される2つの直線部13と、2つの直線部13を接続するターン部11と、を有している。なお、2つの直線部13は、それぞれ互いに異なるスロットおよび互いに異なる層に挿入される第1直線部131と第2直線部132として以下で説明する。
ターン部11は、コア端面9から最も離れた位置に設けられる頂部10と、頂部10と2つの直線部13とを接続する2つの傾斜部12と、を有している。頂部10は、軸方向に屈曲し、頂部10と2つの傾斜部12とを接続する2つの軸方向屈曲部15と、2つの軸方向屈曲部15間で径方向に屈曲する径方向屈曲部18と、を有している。
第1コイル6aの第1直線部131と第2コイル6bの第1直線部131は、隣接するスロットで同じ層に挿入されている。また、同様に、第1コイル6aの第2直線部132と第2コイル6bの第2直線部132は、隣接するスロットで同じ層に挿入されている。また、第1コイル6aの頂部10と、第2コイル6bの一方の傾斜部12とは、軸方向から見て互いに交差している。(詳細は図6で後述)
頂部10と2つの傾斜部12とは、2つの軸方向屈曲部15で接続されている。径方向屈曲部18は、紙面右側の頂部10が径方向外側(紙面手前側から奥側)に屈曲しており、2つの軸方向屈曲部15間を接続している。
このようにすることで、隣接するコイル6a,6bの頂部10間に従来よりも大きい空間距離21が設けられ、膜減りの発生しやすい頂部10の絶縁保障を確保しており、膜減りの影響を考慮せずにコイル加工できる。また、コイル6a,6bの膜厚を薄くしたコイル加工ができる。
(図6)
図6(a)は、図5のコイル6a,6bを軸方向から見た図である。図6(b)は図6(a)に示した軸方向に重なるコイル6a,6bを紙面上下に分離した図である。第1コイル6aの径方向屈曲部18aは、第2コイル6bの傾斜部12bと軸方向で重なっている位置である。また同様に、第2コイル6bの径方向屈曲部18bは、第1コイル6aの傾斜部12aと軸方向で重なっている位置である。つまり、一方のコイル6の傾斜部12と他方のコイル6の径方向屈曲部18が軸方向で重なって同じ位置にあるため、軸方向から見て、一方のコイル6の頂部10が他方のコイル6の傾斜部12で交差すると言える。
また、図5(b)を参照すると、一方のコイル6aの2つの軸方向屈曲部15のうち少なくとも一方の軸方向屈曲部15(図5(b)では左の軸方向屈曲部15)と他方のコイル6bの2つの傾斜部12とは、軸方向で異なる位置である。また、一方のコイル6aの少なくとも一方の径方向屈曲部18と、他方のコイル6bの傾斜部12とは、径方向で異なる位置である。このような位置にすることで、コイル6a,6bの空間距離21を所定の大きさ分だけ確保でき、頂部10における膜減りの影響を抑制することができる。
(図7)
コイル6a,6bは、それぞれの傾斜部12において、コアと対向している側面である第1側面16と、第1側面16とは反対側(反コア側)の側面である第2側面17と、を有している。コイル6aの第2側面17とコイル6bの第1側面16とは、接触部分20において軸方向で互いに接触している。また、図示していないコイル6a,6bのもう一方の傾斜部12においては、コイル6bの第2側面17とコイル6aの第1側面16とが、傾斜部間の距離において軸方向で互いに接触している。
これにより、コイル6a,6b同士の軸方向の位置関係が固定され、軸方向の位置が決まる。また、コイル6a,6b間の距離において、傾斜部12間の接触部分20を距離最小箇所とし、かつコイル6a,6bそれぞれの頂部10間の空間距離21(図5参照)が確保されることで、膜減りの大きい頂部10は接触を回避でき、絶縁保障が確保される。
(図8)
頂部10は、コア端面に沿って紙面左右方向に延出している延出部14を有している。延出部14は、軸方向屈曲部15同士を接続している。また、径方向屈曲部18は、延出部14に設けられている。これにより、従来では延出部14を設けていないことで空間距離21が小さい距離であるため接触する可能性があったが、本発明のコイル6a,6bそれぞれに延出部14を設けたことで、空間距離21を大きく確保することができるため、付近のコイル6a,6bの接触を回避できる。
以上説明した本発明の一実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
(1)本発明の回転電機1の固定子2は、複数のスロット5が設けられたコア4と、複数のスロット5に挿入され、コア4の径方向に並んで配列される複数のコイル6と、を備える。複数のコイル6は、コア4の軸方向に沿ってスロット5に挿入される2つの直線部13と、2つの直線部13を接続するターン部11と、をそれぞれ有している。ターン部11は、コア4から最も離れた位置に設けられる頂部10と、頂部10と2つの直線部13とを接続する2つの傾斜部12と、を有している。頂部10は、軸方向に屈曲し、頂部10と2つの傾斜部12とを接続する2つの軸方向屈曲部15と、2つの軸方向屈曲部15間で径方向に屈曲する径方向屈曲部18とを有している。複数のコイル6には、軸方向で互いに重なる第1コイル6aと第2コイル6bとが含まれ、2つの直線部13には、互いに異なるスロット5および互いに異なる層に挿入される第1直線部131と第2直線部132とが含まれている。第1コイル6aの第1直線部131と第2コイル6bの第1直線部131は、互いに隣接するスロット5で同じ層に挿入され、第1コイル6aの第2直線部132と第2コイル6bの第2直線部132は、互いに隣接するスロット5で同じ層に挿入され、第1コイル6aの頂部10と、第2コイル6bの一方の傾斜部12とは、軸方向から見て、互いに交差している。このようにしたことで、コスト低減と信頼性とを維持した回転電機1の固定子2を提供できる。
(2)第1コイル6aおよび第2コイル6bの2つの傾斜部12は、コア4と対向している側面である第1側面16と、第1側面16とは反対側の側面である第2側面17と、を有し、一方のコイルの第1側面16は、他方のコイルの第2側面17と接触している。このようにしたことで、コイル6a,6b同士の軸方向の位置関係が固定され、軸方向の位置が決まる。また、コイル6a,6b間の距離において、傾斜部12間の接触部分20を距離最小箇所とし、かつコイル6a,6bそれぞれの頂部10間の空間距離21(図5参照)が確保されることで、膜減りの大きい頂部10は接触を回避でき、絶縁保障が確保される。
(3)一方のコイル6の軸方向屈曲部15が他方のコイル6の傾斜部12とは軸方向で異なる位置である。このようにしたことで、コイル6a,6bの空間距離21を所定の大きさ分だけ確保でき、頂部10における膜減りの影響を抑制することができる。
(4)コイル6の断面は、短辺および長辺を有する矩形系状であり、長辺がコアの周方向に沿ってスロット5内に挿入される。このようにしたことで、コイル6の巻き数を増やすことができる。
(5)頂部10は、軸方向屈曲部間15を接続し、コア4の周方向に沿って延出している延出部14を有し、径方向屈曲部18は、延出部14に設けられる。このようにしたことで、空間距離21を大きく確保することができるため、付近のコイル6a,6bの接触を回避できる。
(6)回転電機1は、本発明の固定子2を備える。このようにしたことで、コスト低減と信頼性とを維持した回転電機1を提供できる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や他の構成を組み合わせることができる。また本発明は、上記の実施形態で説明した全ての構成を備えるものに限定されず、その構成の一部を削除したものも含まれる。
1 回転電機
2 固定子
3 回転子
4 コア
5 スロット
6 コイル
6a 第1コイル
6b 第2コイル
7 スロットの層
8a コイル短辺
8b コイル長辺
9 コア端面
10 頂部
11 ターン部
12 傾斜部
12a 第1コイルの傾斜部
12b 第2コイルの傾斜部
13 直線部
131 第1直線部
132 第2直線部
14 延出部
15 軸方向屈曲部
16 第1側面(コア側)
17 第2側面(反コア側)
18 径方向屈曲部
18a 第1コイルの径方向屈曲部
18b 第2コイルの径方向屈曲部
20 接触部分
21 コイル間の空間

Claims (6)

  1. 複数のスロットが設けられたコアと、
    複数の前記スロットに挿入され、前記コアの径方向に並んで配列される複数のコイルと、を備える回転電機の固定子であって、
    複数の前記コイルは、前記コアの軸方向に沿って前記スロットに挿入される2つの直線部と、2つの前記直線部を接続するターン部と、をそれぞれ有し、
    前記ターン部は、前記コアから最も離れた位置に設けられる頂部と、前記頂部と2つの前記直線部とを接続する2つの傾斜部と、を有し、
    前記頂部は、前記軸方向に屈曲し、前記頂部と2つの前記傾斜部とを接続する2つの軸方向屈曲部と、2つの前記軸方向屈曲部間で前記径方向に屈曲する径方向屈曲部とを有し、
    前記複数のコイルには、前記軸方向で互いに重なる第1コイルと第2コイルとが含まれ、
    前記2つの直線部には、互いに異なる前記スロットおよび互いに異なる層に挿入される第1直線部と第2直線部とが含まれ、
    前記第1コイルの前記第1直線部と前記第2コイルの前記第1直線部は、互いに隣接する前記スロットで同じ層に挿入され、
    前記第1コイルの前記第2直線部と前記第2コイルの前記第2直線部は、互いに隣接する前記スロットで同じ層に挿入され、
    前記第1コイルの前記頂部と、前記第2コイルの一方の前記傾斜部とは、前記軸方向から見て、互いに交差している
    回転電機の固定子。
  2. 請求項1に記載の回転電機の固定子であって、
    前記第1コイルおよび前記第2コイルの2つの前記傾斜部は、前記コアと対向している側面である第1側面と、前記第1側面とは反対側の側面である第2側面と、を有し、
    一方の前記コイルの前記第1側面は、他方の前記コイルの前記第2側面と接触している
    回転電機の固定子。
  3. 請求項1に記載の回転電機の固定子であって、
    一方の前記コイルの前記軸方向屈曲部が他方の前記コイルの前記傾斜部とは前記軸方向で異なる位置である
    回転電機の固定子。
  4. 請求項1に記載の回転電機の固定子であって、
    前記コイルの断面は、短辺および長辺を有する矩形系状であり、前記長辺が前記コアの周方向に沿って前記スロット内に挿入される
    回転電機の固定子。
  5. 請求項1に記載の回転電機の固定子であって、
    前記頂部は、前記軸方向屈曲部間を接続し、前記コアの周方向に沿って延出している延出部を有し、
    前記径方向屈曲部は、前記延出部に設けられる
    回転電機の固定子。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の固定子と、
    前記固定子と所定の空隙を介して対向する回転子と、を備える
    回転電機。
JP2022028658A 2022-02-25 2022-02-25 回転電機の固定子及び回転電機 Pending JP2023124717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022028658A JP2023124717A (ja) 2022-02-25 2022-02-25 回転電機の固定子及び回転電機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022028658A JP2023124717A (ja) 2022-02-25 2022-02-25 回転電機の固定子及び回転電機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023124717A true JP2023124717A (ja) 2023-09-06

Family

ID=87886112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022028658A Pending JP2023124717A (ja) 2022-02-25 2022-02-25 回転電機の固定子及び回転電機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023124717A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5704394B2 (ja) 回転電機の固定子
JP5306411B2 (ja) 回転電機
US20180309337A1 (en) Stator for rotary electric machine
JP6033582B2 (ja) ステータおよびステータの製造方法
JP5140389B2 (ja) 回転電機用の固定子、及びこれを用いた回転電機
US7262538B2 (en) Concentrated winding stator coil for an electric rotary machine
US9509188B2 (en) Stator of rotary electric machine
JP5877035B2 (ja) 平角線の巻線構造
JP5565381B2 (ja) 回転電機の固定子
JP2009278708A (ja) 回転電機のコイル組立体製造方法
CN107733116B (zh) 定子以及具备该定子的旋转电机
JP2017131046A (ja) コイル及びこれを用いた回転電機の固定子
US7148593B2 (en) Concentrated winding stator coil for an electric rotary machine
JP6276041B2 (ja) 回転電機ステータ
JP2014011934A (ja) ステータ
JP2014225974A (ja) セグメントコンダクタ型の回転電機のステータ及びその製造方法
JP6638629B2 (ja) 回転電機のステータ
US20110241462A1 (en) Stator for electric rotating machine
JP5370245B2 (ja) 回転電機の固定子の製造方法
JP6274476B2 (ja) 電機子、電機子の製造方法および回転電機
JP2023124717A (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
US20150372551A1 (en) Structure of stator
CN107615622B (zh) 定子
JP2018117466A (ja) 回転電機のステータ
JP6080964B2 (ja) 回転電機の固定子