JP2023124569A - 収納装置、管理サーバ、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】収納装置の発送効率および配達効率の改善を図る。また、収納装置の利用効率の改善を図る。【解決手段】一実施態様に係る収納装置は、制御部120と、収納部110と、を備える収納装置100である。前記収納装置100において、制御部120は、配送業者が収納部110に配送荷物を配送するための配送予約により収納部110が施錠されており、配送業者と荷物発送希望者が選択した配送業者とが一致する場合に、施錠された時から配送業者が配送荷物を収納部110に配送するまでの間で、荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を収納部110に収納する際に施錠を解除する。【選択図】図3

Description

本発明は、収納装置、管理サーバ、及びプログラムに関する。
発送者がロッカー装置を指定して予約を行うと、ロッカー装置は、特定の物品収容部の利用を停止する制御を行わないで、発送者がロッカー装置において入力した発送者情報と予約時の発送者情報とが一致する場合に、物品収容部の扉を解錠するロッカーシステムがある(例えば、特許文献1)。
これにより、予約を受け付けても特定の物品収容部を第三者に利用不可能な状態に凍結することなくロッカー装置全体の利用効率を向上させることができる、とされる。
特開2006-291500号公報
しかしながら、上述した技術では、特定の物品収容部の利用を停止する制御が行われないため、発送者が予約を行い、ロッカー装置に出向いて発送者情報を入力しても、その時点で、全ての物品収容部に物品が収容される場合がある。そのため、発送者がロッカー装置を適切に利用することができない場合がある。
そこで、一態様は、収納装置の発送効率および配達効率の改善を図ることを目的とする。また、一態様は、収納装置の利用効率の改善を図ることを目的とする。
第1の態様に係る収納装置は、制御部と、収納部と、を備える収納装置である。前記収納装置において、制御部は、配送業者が収納部に配送荷物を配送するための配送予約により収納部が施錠されており、配送業者と荷物発送希望者が選択した配送業者とが一致する場合に、施錠された時から配送業者が配送荷物を収納部に配送するまでの間で、荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を収納部に収納する際に施錠を解除する。
第2の態様に係る収納装置は、制御部と、収納部と、を備える収納装置である。前記収納装置において、制御部は、発送荷物が収納部に収納されており、且つ発送荷物を収納した荷物発送希望者が選択した配送業者と収納部に配送荷物を配送するための配送予約を行う配送業者とが一致する場合に、配送業者による配送予約を収納部に設定する。
第3の態様に係る収納装置は、制御部と、収納部と、を備える収納装置である。前記収納装置において、制御部は、配送された配送荷物が収納部に収納され、且つ収納部に対して配送業者による配送予約が設定された場合において、荷受人により収納部に収納された配送荷物が収納部から取り出された後、収納部を施錠するとともに、荷物発送希望者が選択した配送業者と配送予約を設定した配送業者とが一致する場合に、荷物発送希望者が利用する端末へ通知を行い、荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を収納部に収納する際に施錠を解除する。
第4の態様に係る収納装置は、制御部と、収納部と、を備える収納装置である。前記収納装置において、制御部は、荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を発送するために収納部に対して発送予約が設定され、且記荷物発送希望者が発送予約のために選択した配送業者と収納部に配送荷物を配送するための配送予約を行う配送業者とが一致する場合に、荷物発送希望者が発送荷物を収納部に収納したときに収納部に対して配送予約を行う発送荷物納入待ち配送予約設定を収納部に設定する。
第5の態様に係る収納装置は、制御部と、収納部と、を備える収納装置である。前記収納装置において、制御部は、配送業者が配送荷物を配送するために配送予約を行った収納部に、配送業者に配送を希望する荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を発送するために発送予約を行った場合において、荷物発送希望者が利用する端末の位置が収納装置から一定の距離内に位置し、且つ、配送業者が収納装置に対して配送荷物の配送を予定する配送予定時刻まで現在時刻から第1所定時間以上ある場合に、荷物発送希望者による発送予約を収納部に設定する。
第6の態様に係る管理サーバは、収納部を有する収納装置を管理する管理サーバである。前記管理サーバは、配送業者が収納部に配送荷物を配送するための配送予約により収納部が施錠されており、配送業者と荷物発送希望者が選択した配送業者とが一致する場合に、施錠された時から配送業者が配送荷物を収納部に配送するまでの間で、荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を収納部に収納する際に施錠を解除する制御部を有する。
第7の態様に係るプログラムは、収納部を有する収納装置に対して、配送業者が収納部に配送荷物を配送するための配送予約により収納部が施錠されており、配送業者と荷物発送希望者が選択した配送業者とが一致する場合に、前施錠された時から配送業者が配送荷物を収納部に配送するまでの間で、荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を収納部に収納する際に施錠を解除する処理を実行させる。
一態様によれば、収納装置の発送効率および配達効率の改善を図ることができる。また、一態様によれば、収納装置の利用効率の改善を図ることができる。
図1は、第1実施形態に係る管理システムの構成例を表す図である。 図2は、第1実施形態に係る収納装置の外観構成例を表す図である。 図3は、第1実施形態に係る収納装置の構成例を表す図である。 図4は、第1実施形態に係る管理サーバの構成例を表す図である。 図5(A)と図5(B)は、第1実施形態に係る基本動作の例を表す図である。 図6(A)と図6(B)は、第1実施形態に係る基本動作の例を表す図である。 図7は、第1実施形態に係る課題を説明するための図である。 図8(A)と図8(B)は、第1実施形態に係る動作例1を表す図である。 図9(A)と図9(B)は、第1実施形態に係る動作例1を表す図である。 図10(A)と図10(B)は、第1実施形態に係る動作例2を表す図である。 図11(A)と図11(B)は、第1実施形態に係る動作例2を表す図である。 図12(A)と図12(B)は、第1実施形態に係る動作例3を表す図である。 図13(A)は第1実施形態に係る収納情報の例、図13(B)は第1実施形態に係る動作例3を表す図である。 図14は、第1実施形態に係る動作例3を表す図である。 図15(A)は第1実施形態に係る動作例3、図15(B)は第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。 図16(A)と図16(B)は、第1実施形態に係る動作例3を表す図である。 図17は、第1実施形態に係る動作例3を表す図である。 図18は、第1実施形態に係る動作例4を表す図である。 図19(A)は第1実施形態に係る動作例4、図19(B)は第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。 図20(A)は第1実施形態に係る動作例4、図20(B)は第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。 図21(A)は第1実施形態に係る動作例4、図21(B)は第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。 図22(A)は第1実施形態に係る動作例4、図22(B)は第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。 図23(A)は第1実施形態に係る動作例4、図23(B)は第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。 図24は、第1実施形態に係る動作例4を表す図である。 図25(A)と図25(B)は、第1実施形態に係る動作例5を表す図である。 図26(A)は第1実施形態に係る収納情報の例、図26(B)は第1実施形態に係る動作例3を表す図である。 図27(A)と図27(B)は、第1実施形態に係る動作例5を表す図である。 図28(A)と図28(B)は、第1実施形態に係る動作例5を表す図である。 図29(A)と図29(B)は、第1実施形態に係る動作例5を表す図である。 図30(A)と図30(B)は、第1実施形態に係る動作例5を表す図である。 図31(A)と図31(B)は、第1実施形態に係る動作例5を表す図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照しながら、実施形態について具体的に説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(管理システムの構成例)
最初に、第1実施形態に係る管理システムの構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る管理システム10の構成例を示す図である。
図1に示すように、管理システム10は、複数の収納装置100(収納装置100a乃至100c)と、管理サーバ200とを有する。なお、図1において、収納装置100の数が3つである一例を図示しているが、収納装置100の数は、1つ、2つ、又は4つ以上であってもよい。収納装置100及び管理サーバ200は、ネットワーク50を介して相互に通信を行う。
収納装置100は、荷物を収納する収納ボックス110(図2参照)を有する装置である。各収納装置100は、所定の施設に設置される。収納装置100が設置される施設は、例えば、戸建ての住宅であってもよいし、アパート又はマンション等の集合住宅であってもよい。このような収納装置100は、宅配ロッカーと呼ばれることがある。或いは、収納装置100が設置される施設は、駅等の公共の場所又は商業施設等であってもよい。以下においては、収納装置100が集合住宅の共用部等に設置される宅配ロッカーであるとして説明を進める。
管理サーバ200は、収納装置100との通信により収納装置100を管理するサーバである。例えば、管理サーバ200は、各収納装置100の各収納ボックス110の収納状況などを管理する。この場合、管理サーバ200は、各収納装置100との通信により、収納装置100毎に、各収納ボックス110の収納状況を管理する。また、管理サーバ200は、各収納装置100の各収納ボックス110の発送予約を管理する。この場合、管理サーバ200は、ネットワーク50を介して、荷物発送希望者が利用する端末との間で通信を行うことで、発送予約を管理することができる。更に、管理サーバ200は、各収納装置100の各収納ボックス110の配送予約を管理する。この場合、管理サーバ200は、ネットワーク50を介して、配送業者が利用する端末との間で通信を行うことで、配送予約を管理することができる。
なお、このような収納状況の管理、発送予約の管理、及び配送予約の管理は、各収納装置100において行われてもよい。発送予約と配送予約とについては、発送予約に関する情報と配送予約に関する情報とが管理サーバ200から各収納装置100に送信されることで、各収納装置100における管理が可能となる。
(収納装置の構成例)
次に、第1実施形態に係る収納装置100の構成例を説明する。図2は第1実施形態に係る収納装置100の外観構成例を示し、図3は第1実施形態に係る収納装置100の構成例を示している。主に、図3について説明し、適宜、図2について説明する。
図3に示すように、収納装置100は、複数の収納ボックス110(収納ボックス110a、110b、110c、110d、…)と、制御部120と、通信部130と、表示部140と、操作部150と、読取り部160とを有する。
収納ボックス110は、荷物を収納する収納部であってもよい。収納ボックス110は、荷物を収納又は取出し可能な開口部と、開口部を封止する扉と、扉を施錠する施錠機構と、荷物が収納されていることを検知するセンサとを含む。様々な荷物サイズの荷物を収納可能とするために、サイズ別に複数の収納ボックス110が設けられている。図2に示す例では、ボックスサイズが「M」である3つ収納ボックス110a,110b,110dと、ボックスサイズが「L」である1つの収納ボックス110cが設けられている。収納装置100における収納ボックス110の個数は1個でもよいし、複数あってもよい。また、収納装置100における収納ボックスのサイズは、「M」と「L」以外にも、ボックスサイズが「M」よりも小さい「S」、又は、ボックスサイズが「L」よりも大きい「LL」が設けられてもよい。
図3に戻り、制御部120は、収納ボックス110と、通信部130と、表示部140と、操作部150と、読取り部160とを制御する。制御部120は、少なくとも1つのプロセッサ及び少なくとも1つのメモリを含む。制御部120は、通信部130が管理サーバ200から受信する指示に応じて収納ボックス110の施錠及び解錠を制御してもよい。制御部120は、管理サーバ200からの指示を受けることなく、収納ボックス110の施錠及び解錠を制御してもよい。また、制御部120は、収納ボックス110の扉の開閉状況及び収納ボックス110のセンサの検知結果や、操作部150に対する操作内容及び読取り部160の読取り結果等を取得する。制御部120は、検知結果、開閉状況、及び検知結果などを検出情報として管理サーバ200へ送信する。
なお、以下に示す収納装置100における動作及び処理は、制御部120で行われる動作及び処理として説明する場合がある。
通信部130は、管理サーバ200との通信を行う。通信部130は、有線又は無線でネットワーク50に接続される通信インターフェイスを含む。表示部140は、制御部120の制御下で各種情報を表示する。操作部150は、配送担当者又は荷受人からの操作を受け付ける。表示部140及び操作部150は、タッチパネルディスプレイとして一体化されていてもよい。読取り部160は、送り状番号等を読み取る。
(管理サーバの構成例)
次に、第1実施形態に係る管理サーバ200の構成について説明する。図4は、第1実施形態に係る管理サーバ200の構成例を示す図である。
図4に示すように、管理サーバ200は、通信部210と、制御部220と、記憶部230とを有する。
通信部210は、収納装置100との通信を行う。通信部210は、荷物発送希望者が利用する端末と通信を行ってもよいし、配送業者が利用する端末と通信を行ってもよい。通信部210は、有線又は無線でネットワーク50に接続される通信インターフェイスを含む。通信部210は、各収納装置100から検出情報を受信する。また、通信部210は、荷物発送希望者による発送予約に関する発送予約情報を荷物発送希望者が利用する端末から受信する。更に、通信部210は、配送業者による配送予約に関する配送予約情報を、配送業者が利用する端末から受信する。更に、通信部210は、収納装置100に対して施錠指示又は解錠指示を送信してもよい。
制御部220は、通信部210が受信する情報及び記憶部230が記憶する情報に基づいて各種情報処理を実行する。例えば、制御部220は、検出情報と発送予約情報と配送予約情報とに基づいて、収納装置100の収納ボックス110が現在どのような状態になっているのかを示す収納情報を生成し、当該収納情報を管理する。そして、制御部220は、収納情報に基づいて、各収納装置100に対して施錠指示又は解錠指示を送信してもよい。制御部220は、少なくとも1つのプロセッサを含む。
記憶部230は、少なくとも1つのメモリを含む。記憶部230は各収納装置100の収納情報、発送予約情報、及び配送予約情報を記憶してもよい。
(基本動作)
最初に、収納装置100に対する基本動作について説明する。
収納装置100に対する基本動作として、荷物発送希望者が行う動作と、配送業者が行う動作とがある。
ここで、「発送」とは、荷物発送希望者が発送を希望する荷物を送りだすことである。「発送」とは、荷物発送希望者が発送を希望する荷物を収納装置100に収納することを含んでもよい。
一方、「配送」とは、配送業者がある場所(例えば、収納装置100)に収納されている荷物を、指定された場所(例えば、収納装置100であってもよい)に届けることである。「配送」は、配送業者が、収納装置100に収納される荷物を収納ボックス110から取り出して、別の場所に設置された収納装置100の収納ボックス110に収納することを含んでもよい。当該荷物の荷受人は、収納ボックス110に収納された(配送された)荷物を収納ボックス110から取り出すことで、当該荷物を受け取ることができる。
このように、「発送」は荷物発送希望者が行う動作であり、「配送」は配送業者が行う動作である。
(荷物発送希望者の基本動作)
荷物発送希望者が行う基本動作として、「発送予約」と「発送荷物納入」とがある。図5(A)と図5(B)は第1実施形態に係る基本動作の例を表す図である。図5(A)は「発送予約」の例、図5(B)は「発送荷物納入」の例を表す図である。
図5(A)に示すように「発送予約」は、荷物発送希望者Uが、発送を希望する荷物400を発送するために、収納装置100の収納ボックス110aに対して行う予約のことである。荷物発送希望者Uは、「発送予約」後、収納装置100に出向き、「発送予約」がされた収納ボックス110aに当該荷物400を収納させることが可能となる。なお、「発送予約」は、荷物発送希望者Uが利用する端末300-Uを利用して行われてもよいし、荷物発送希望者Uが収納装置100に出向いて操作部150を操作することで行われてもよい。「発送予約」が行われると、「発送予約」を行った荷物発送希望者Uの名前、発送依頼を行った配送業者などの情報を含む発送予約情報が管理サーバ200へ送信される。管理サーバ200は、発送予約情報に基づいて、収納装置100の収納ボックス110aに対して「発送予約」を設定する。例えば、管理サーバ200の制御部220が、当該収納ボックス110aの現在状態として「発送予約」を示す情報を収納情報に含めることで設定が行われてもよい。以降では、図5(A)に示すように、点線で「発送」が示された収納ボックス110aは、「発送予約」がなされた収納ボックス110aを表すものとして説明する。
一方、図5(B)に示すように、「発送荷物納入」は、荷物発送希望者Uが、発送を希望する荷物400を発送するために収納ボックス110aに当該荷物を収納する動作のことである。「発送荷物納入」は、「発送予約」後に行われてもよいし、「発送予約」がなされていない場合に行われてもよい。なお、収納装置100は、収納ボックス110aにおいて「発送荷物納入」が行われると、収納ボックス110a内のセンサなどにより、検出情報を生成し、当該検出情報を管理サーバ200へ送信する。管理サーバ200の制御部220は、当該検出情報に基づいて、収納ボックス110aにおいて「発送荷物納入」を検出し、収納装置100の収納ボックス110aにおいて発送荷物の納入が行われたことを示す情報を設定する。例えば、管理サーバ200の制御部220が、当該収納ボックス110aの現在状態として「発送荷物有」を示す情報を収納情報に含めることで設定が行われてもよい。以降では、図5(B)に示すように、実線で「発送荷物有」が示された収納ボックス110aは、「発送荷物納入」が行われて当該荷物が収納された収納ボックス110aを表すものとして説明する。
(配送業者の基本動作)
一方、配送業者が行う基本動作として、「配送予約」と「配送荷物納入」とがある。図6(A)と図6(B)は第1実施形態に係る基本動作の例を表す図である。図6(A)は「配送予約」の例、図6(B)は「配送荷物納入」の例を表す図である。
図6(A)に示すように、「配送予約」は、配送業者Dが、収納ボックス110に荷物を配送するために行われる予約のことである。配送業者Dは、「配送予約」後、収納装置100に出向き、「配送予約」がなされた収納ボックス110aに、配送対象の荷物410を収納させることが可能となる。「配送予約」は、配送業者Dが利用する端末300-Dを利用して行われてもよい。「配送予約」が行われると、「配送予約」を行った収納ボックス110に関する情報、及び配送業者Dの名称などの情報を含む配送予約情報が管理サーバ200へ送信される。管理サーバ200では、当該配送予約情報に基づいて、収納装置100の収納ボックス110aに対して、「配送予約」を設定する。例えば、管理サーバ200の制御部220が、当該収納ボックス110aの現在状態として「配送予約」を示す情報を収納情報に含めることで設定が行われてもよい。以降では、図6(A)に示すように、点線で「配送予約」と示された収納ボックス110aは、「配送予約」が行われた収納ボックス110aを表すものとして説明する。
一方、図6(B)に示すように、「配送荷物納入」は、配送業者Dが、配送対象の荷物410を収納ボックス110aに収納する動作のことである。「配送荷物納入」は、「配送予約」後に行われてもよいし、「配送予約」がなされていない場合に行われてもよい。なお、収納装置100は、収納ボックス110aにおいて「配送荷物納入」が行われると、収納ボックス110a内のセンサなどにより、検出情報を生成し、当該検出情報を管理サーバ200へ送信する。管理サーバ200の制御部220は、検出情報に基づいて、収納ボックス110aにおいて、「配送荷物納入」が行われたことを検出し、収納ボックス110aに対して「配送荷物納入」を設定する。例えば、管理サーバ200の制御部220が、当該収納ボックス110aの現在状態として「配送荷物納入」を示す情報を収納情報に含めることで設定が行われてもよい。以降では、図6(B)に示すように、実線で「配送済荷物有」が示された収納ボックス110aは、「配送荷物納入」により当該荷物が収納された収納ボックス110aを表すものとして説明する。
(第1実施形態における課題)
図7は、第1実施形態に係る課題を説明するための図である。
図7に示すように収納装置100の全ての収納ボックス110には、「配送済荷物有」又は「発送荷物有」となっている。すなわち、全ての収納ボックス110に荷物が収納されている。このような場合、荷物発送希望者Uも、荷物を発送しようとしても、全ての収納ボックス110に荷物が収納されているため、荷物を発送することができない。また、配送業者Dが配送予約を行おうとしても、収納ボックス110全てに荷物が収納されているため、配送予約を行うことができない。
荷物発送希望者Uが荷物を発送できない状況は、荷物発送希望者Uが収納装置100を適切に利用しているとは言い難い。また、発送も配送予約もできないことから、収納装置の利用効率の改善が図られているとは必ずしも言えない。
そこで、第1実施形態の課題は、収納装置100の発送効率および配達効率の改善を図ることである。また、第1実施形態の課題は、収納装置100の利用効率の改善を図ることである。
以降では、具体的に、第1実施形態の5つの動作例について説明する。5つの動作例によって第1実施形態の課題がどのように解決されるのかが理解されるだろう。
なお、以下では、「荷物発送希望者U」を、「発送ユーザU」と称する場合がある。また、発送ユーザUが発送を希望する荷物を、「発送荷物」と称する場合がある。更に、配送業者Dが配送する荷物を「配送荷物」と称する場合がある。
(動作例1)
最初に、動作例1について説明する。
動作例1では、配送予約がなされた収納ボックス110において、配送予約を行った配送業者Dと、発送ユーザUが選択した配送業者とが一致する場合、当該収納ボックス110に対して発送ユーザUが発送荷物を収納する荷物の収納を可能にした動作例について説明する。
具体的には、配送業者Dが収納ボックス110に配送荷物を配送するための配送予約により収納ボックス110が施錠されており、配送業者Dと発送ユーザUが選択した配送業者Dとが一致する場合に、施錠された時から配送業者Dが配送荷物を収納ボックス110に配送するまでの間で、発送ユーザUが発送を希望する発送荷物を収納ボックス110aに収納する際に施錠を、収納装置100の制御部120(又は管理サーバ200の制御部220)が解除する。
これにより、例えば、配送予約がされた収納ボックス110であっても、発送ユーザUが発送荷物を発送することができるため、収納ボックス110の発送効率および配達効率の改善を図ることができる。また、例えば、配送予約がされた収納ボックス110であっても、発送ユーザUが発送荷物を発送することができるため、配送予約がされた収納ボックス110が利用できない場合と比較して、収納ボックス110aの利用効率の改善を図ることができる。
図8(A)から図9(B)は、第1実施形態に係る動作例1を表す図である。なお、動作例1が行われる前では、収納装置100の収納ボックス110aは、発送予約及び配送予約がなされておらず、発送荷物も配送荷物も収納されていない状態であるとする。このような状態を「空き」(又は「空きボックス」)と称する場合がある。
図8(A)に示すように、ステップS10において、配送業者Dは、端末300-Dを利用して、収納装置100の収納ボックス110aに対して配送予約を行う。配送予約により、収納ボックス110aは「配送予約済」となる。
図8(B)に示すように、ステップS11において、発送ユーザUは、収納装置100に出向いて、発送手続きを行う。発送手続きは、発送ユーザUが操作部150を操作することにより行われてもよい。
図9(A)に示すように、ステップS12において、収納装置100の制御部120(又は管理サーバ200の制御部220)は、発送ユーザUが(発送手続きにより)選択した配送業者Dと、収納ボックス110aにおいて配送予約を行った配送業者Dとが一致するため、配送予約がされている収納ボックス110aを解錠する。施錠は、少なくとも、配送業者Dが配送予約を行った時点(図8(A)のステップS10)では行われているものとする。そして、発送ユーザUは、発送荷物400を収納ボックス110aに収納する。収納ボックス110aは、この時点では、「配送予約済」と「発送荷物有」との2つの状態を有している。
図9(B)に示すように、ステップS13において、配送業者Dは、収納ボックス110aの扉を開けて、収納ボックス110aに収納された発送荷物を集荷する。また、ステップS14において、配送業者Dは、配送予約に従って、配送荷物を収納ボックス110aに収納する。ステップS13とステップS14とは逆順でもよい。
(動作例2)
次に、動作例2について説明する。
動作例2では、発送ユーザUにより発送荷物が収納された収納ボックス110aに対して配送業者Dが配送予約を行う動作例について説明する。
具体的には、発送荷物が収納ボックス110aに収納されており、且つ発送荷物を収納した発送ユーザUが選択した配送業者Dと収納ボックス110aに配送荷物を配送するための配送予約を行う配送業者Dとが一致する場合に、当該配送業者Dによる配送予約を、収納装置100の制御部120(又は管理サーバ200の制御部220)が収納ボックス110aに設定する。
これにより、例えば、発送荷物が収納された収納ボックス110aであっても、配送業者Dにより配送予約が可能となるため、配送業者Dは収納ボックス110aから発送荷物を集荷するとともに、配送荷物を収納ボックス110aに収納させることも可能となる。従って、動作例2では、当該収納ボックス110aが空きボックスとなった場合でしか配送予約ができない場合と比較して、収納ボックス110aの利用効率の改善を図ることが可能となる。
図10(A)から図11(B)は、第1実施形態に係る動作例2を表す図である。なお、動作例2が開始される前において、収納装置100の収納ボックス110aは空きボックスとなっている。
図10(A)に示すように、ステップS20において、発送ユーザUは、収納装置100に出向いて、収納ボックス110aに対して発送手続きを行う。
図10(B)に示すように、ステップS21において、発送ユーザUは、発送荷物を収納ボックス110aに収納する。収納ボックス110aは「発送荷物有」の状態となる。
図11(A)に示すように、ステップS22において、収納装置100の制御部120(又は管理サーバ200の制御部220)は、発送ユーザUが発送荷物を依頼(又は選択)した配送業者Dと、配送予約を行う配送業者Dとが一致するため、配送業者Dによる配送予約を収納ボックス110aに設定する。配送業者Dによる配送予約により、収納ボックス110aは、「発送荷物有」と「配送予約」との2つの状態を有する。
図11(B)に示すように、ステップS23において、配送業者Dは、収納ボックス110aの扉を開けて、収納ボックス110aに収納された発送荷物を集荷する。また、ステップS24において、配送業者Dは、配送予約に従って、配送荷物を収納ボックス110aに収納する。ステップS23とステップS24とは逆順でもよい。
(動作例3)
次に、動作例3について説明する。
収納ボックス110に対して、発送ユーザU又は配送業者Dによって「空き待ち予約」が設定される場合がある。「空き待ち予約」とは、「配送済荷物有」となっている収納ボックス110aに対して、発送ユーザUによる発送予約、及び配送業者Dによる配送予約のいずれかが行われることである。収納ボックス110aに空き待ち予約が設定された場合、荷受人により収納ボックス110aから配送荷物が取り出されると、配送予約(又は発送予約)が設定される。空き待ち予約は、配送荷物が収納された収納ボックス110aに対して、重ねて、配送予約(又は発送予約)を行うことでもある。
以下のようなケースを想定する。すなわち、発送ユーザUが配送業者Dに依頼して発送荷物を発送しようとしたけれども、空きボックスもなく、配送業者Dが配送予約した収納ボックス110もないため、発送予約ができない。更に、全ての収納ボックス110において空き待ち予約が設定されている。動作例3では、このようなケースにおいても、発送ユーザUが発送荷物を発送できるようにした動作例である。
具体的には、第1に、配送された配送荷物が収納ボックス110aに収納され、且つ収納ボックス110aに対して配送業者Dによる配送予約が設定された場合において、荷受人により収納ボックス110aに収納された配送荷物が収納ボックス110aから取り出される。第2に、収納ボックス110aから配送荷物が取り出された後、収納装置100の制御部120(又は管理サーバ200の制御部220)は、収納ボックス110aを施錠するとともに、発送ユーザが選択した配送業者Dと配送予約を設定した配送業者Dとが一致する場合に、発送ユーザUが利用する端末300-Uへ通知を行う。第3に、制御部120(又は制御部220)は、荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を収納ボックス110aに収納する際に施錠を解除する。
これにより、例えば、発送ユーザUが発送予約もできず、収納ボックス110の全てに空き待ち予約が設定された場合でも、発送ユーザUが依頼(又は選択)した配送業者Dと空き待ち予約を設定した配送業者Dとが同一の場合、発送ユーザUが収納ボックス110aに対して発送荷物を収納させることが可能となる。従って、収納ボックス110の発送効率及び配達効率の改善を図ることができる。また、発送ユーザUが発送予約もできず、収納ボックス110の全てに空き待ち予約が設定された場合であっても、荷受人が配送荷物を受け取った後、収納ボックス110aに対して発送荷物の収納が可能となる。従って、動作例3では、何ら設定などを行うことができない場合と比較して、収納装置100の利用効率の改善を図ることも可能となる。
図12(A)から図17は、第1実施形態に係る動作例3を表す図である。
図12(A)に示すように、ステップS30において、発送ユーザUは、配送業者Aに依頼して発送荷物の発送を行うために、発送予約を試みた。しかし、空きボックスも、配送業者Aが配送予約している収納ボックス110aもなかった。そのため、発送ユーザUは発送予約ができなかった。
ステップS31において、発送ユーザUは、「配送済荷物有」の収納ボックス110に対して、空き待ち予約を設定しようと試みた。しかし、収納装置100に全ての収納ボックス110において空き待ち予約が設定されていた。そのため、発送ユーザUは空き待ち予約もできなかった。
図13(A)は、第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。図13(A)は、例えば、管理サーバ200の記憶部230に記憶された収納情報の例を表している。収納情報は、収納ボックス110毎に、現在状態を表す情報と、空き待ち状態を表す情報とを含む。現在状態を表す情報は、例えば、当該収納ボックス110の現在の状態について、「配送予約」、「発送荷物有」、及び「配送済荷物有」のいずれかの状態を表す情報が含まれる。空き待ち状態を表す情報は、当該収納ボックス110において空き待ち状態の設定の有無などを表す情報が含まれる。図13(A)に示すように、配送荷物が収納されている収納ボックス110(収納ボックス110a、収納ボックス110b、及び収納ボックス110c)は全て、配送業者によって空き待ち予約が設定された状態となっている。
図13(B)に示すように、ステップS32において、発送ユーザUは、端末300-Uを利用して、配送業者Aが空き待ち予約を設定している収納ボックス110の検索を実行する。検索実行により、「配送業者Aが空き待ち予約をしている収納ボックス110」、という検索条件を含む検索要求が端末300-Uから管理サーバ200の制御部220へ送信される。制御部220は、収納情報に基づいて、検索条件に合致する検索結果を取得する。例えば、制御部220は、図13(A)に示す収納情報に基づいて、配送業者Aが空き待ち予約を設定している収納ボックス110aに関する情報を取得する。当該情報には、当該収納ボックス110aのサイズ(例えば、「M」)の情報が含まれてもよい。制御部220は、端末300-Uへ、検索結果を送信する。
図13(B)に示すように、ステップS33において、端末300-Uは、検索結果を受信する。
図14に示すように、ステップS34において、発送ユーザUは、端末300-Uを利用して、通知設定を送信する。通知設定は、配送業者Aにより空き待ち予約が設定されている収納ボックス110が「配送予約」に移行したタイミングで、端末300-Uに通知が来るように設定することである。通知設定は、例えば、管理サーバ200の制御部220へ送信される。この場合、制御部220は、当該通知設定に従って、配送業者Aにより空き待ち予約が設定されている収納ボックス110aが「配送予約」に移行したタイミングで通知を端末300-Uへ送信するように設定する。
図15(A)に示すように、ステップS35において、荷受人が収納ボックス110aから配送荷物を取り出したことに応じて、端末300-Uは、通知を受信する。例えば、管理サーバ200の制御部220は、荷受人が収納ボックス110aから配送荷物を取り出したことを示す検出情報を収納装置100から取得したことに応じて、ステップS34の設定に従い、当該通知を端末300-Uへ送信する。
図15(B)は、第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。図15(B)は、ステップS35が行われた後の収納情報の例を表している。図15(B)に示すように、収納ボックス110aの現在状態は「業者(A)配送予約済」となる。すなわち、「配送済荷物有」の状態となっている収納ボックス110aに対して、配送業者Aによる「配送予約」という空き待ち予約が設定されていた状況で、荷受人が収納ボックス110aから配送荷物を取り出した。そのため、収納ボックス110aの状態が、「配送済荷物有」から、空き待ち予約により設定した「配送予約」へと変更される。ステップS35の後、収納ボックス110aの状態は、配送業者Aによる「配送予約」が設定された状態となる。
図16(A)に示すように、ステップS36において、発送ユーザUは、収納装置100に出向いて、発送荷物400の発送手続きを行う。発送ユーザUは、端末300-Uが通知を受信(ステップS35)したことで、収納ボックス110aの状態が発送依頼を行った配送業者Aによる「発送予約」へと移行したことを知る。すなわち、発送ユーザUは、当該通知により、収納ボックス110aに対する発送が可能になったことを知る。そのため、発送ユーザUは、ステップS36において、収納装置100に出向いて発送手続きを行っている。
図16(B)に示すように、ステップS37において、収納装置100の制御部120(又は管理サーバ200の制御部220)は、発送依頼を行った配送業者Aと、収納ボックス110aにおいて配送予約が行われた配送業者Aとが一致するため、収納ボックス110aの施錠を解錠する。なお、当該収納ボックス110aの施錠は、荷受人による配送荷物の取り出し(ステップS35)が行われた後であってもよい。そして、発送ユーザUは、発送荷物400を、収納ボックス110aに収納する。収納ボックス110aは、「配送予約」と「発送荷物有」の2つの状態を有する。
図17に示すように、ステップS38において、配送業者Aは、収納ボックス110aの扉を開けて、収納ボックス110aに収納された発送荷物を集荷する。また、ステップS39において、配送業者Aは、配送予約に従って、配送荷物を収納ボックス110aに収納する。ステップS38とステップS39とは逆順でもよい。収納ボックス110aの状態は、「配送済荷物有」の状態となる。
(動作例4)
次に、動作例4について説明する。
動作例4は、収納装置100において、空きボックスもなく、配送業者Aへの発送荷物もない場合に、発送ユーザUによって配送業者Aに対する発送予約が設定されている収納ボックス110aに対して、配送業者Aが配送予約を設定できるようにした動作例である。
具体的には、発送ユーザUが発送を希望する発送荷物を発送するために収納ボックス110aに対して発送予約が設定され、且つ発送ユーザUが発送予約のために選択した配送業者Aと収納ボックス110aに配送荷物を配送するための配送予約を行う配送業者Aとが一致する場合に、発送ユーザが発送荷物を収納ボックス110aに収納したときに収納ボックス110aに対して配送予約を行う発送荷物納入待ち配送予約設定を、収納装置100の制御部120(又は管理サーバ200の制御部220)が収納ボックス110aに設定する。
これにより、例えば、収納装置100において、空きボックスもなく、配送業者Aへの発送荷物もない場合であっても、発送ユーザが発送荷物を収納ボックス110aに収納したときに、当該収納ボックス110aに対して配送予約が設定可能となる。そのため、動作例4では、発送ユーザが発送荷物を収納ボックス110aに収納後、すぐに、配送予約が設定されるため、当該配送予約が設定できない場合と比較して、収納装置100の利用効率の改善を図ることが可能となる。
図18から図24は、第1実施形態に係る動作例4を表す図である。
図18に示すように、ステップS50において、発送ユーザUは、端末300-Uを利用して、空きボックスである収納ボックス110aに対して発送予約を行う。
図19(A)に示すように、ステップS51において、配送業者Aは、収納装置100に対して配送予約を設定しようと試みた。しかし、収納装置100において空きボックスはなく、配送業者A向けの発送荷物もなかった。そのため、配送業者Aは、配送予約を行うことができなかった。
図19(B)は、第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。図19(B)は、ステップS51が実行される時点における収納情報の例を表している。図19(B)に示すように、収納ボックス110aは、「発送予約」がなされた状態となっている。
図20(A)に示すように、ステップS52において、配送業者Aは、端末300-Dを利用して、配送業者Aに対して発送予約が設定されている収納ボックス110を検索する。「配送業者Aに対して発送予約が設定されている収納ボックス110」という検索条件を含む検索要求が端末300-Dから管理サーバ200の制御部220に送信される。制御部220は、収納情報に基づいて、検索条件に合致する検索結果を取得する。制御部220は、例えば、図20(B)に示す収納情報に基づいて、配送業者Aに発送予約が設定されている収納ボックス110aに関する情報を取得する。当該情報には、収納ボックス110aのサイズ情報(例えば、「M」)が含まれてもよい。制御部220は、検索結果を端末300-Dへ送信する。
図20(A)に示すように、ステップS53において、端末300-Dは、検索結果を取得する。
図20(B)は、第1実施形態に係る収納情報の例を表す図である。図20(B)は、ステップS52による検索実行後の収納情報の例を表している。図20(B)に示すように、収納情報には、更に、「発送荷物納入待ち状態」が含まれる。「発送荷物納入待ち状態」は、当該収納ボックス110において、発送予約が行われ、発送荷物の納入を待っている状態において、配送業者A(又は配送業者B)による配送予約が可能な否かを表す情報が含まれる。なお、以下では、発送予約が行われ、発送荷物の納入を待っている状態で配送予約が行われることを「発送荷物納入待ち配送予約」と称する場合がある。「発送荷物納入待ち配送予約」が設定された収納ボックス110aでは、発送予約を行った発送ユーザUにより発送荷物が収納ボックス110aに納入されたタイミングで、配送業者Aによる「配送予約」が自動的に設定される。「発送荷物納入待ち配送予約」が設定された収納ボックス110aは、「発送予約」と「配送予約」が重なって設定され、「発送予約」に対して発送荷物納入により「発送荷物有」になると、「配送予約」が自動的に設定されることになる。図20(B)の例では、収納ボックス110aについて、「発送荷物納入待ち配送予約」が可能であるため、「発送荷物納入待ち配送予約可能」となっている。また、図20(B)の例において、他の収納ボックス110については、「発送荷物納入待ち配送予約」ができないことを表す「発送荷物納入待ち配送予約不可」となっている。
図21(A)に示すように、ステップS54において、配送業者Aは、端末300-Dを利用して、「発送荷物納入待ち配送予約」設定を行う。上述したように、「発送荷物納入待ち配送予約」が設定された収納ボックス110aは、発送ユーザUによって発送荷物が納入されたタイミングで、配送業者Aによる「配送予約」が自動的に設定される。「発送荷物納入待ち配送予約」設定に関する情報は、端末300-Dから管理サーバ200の制御部220に送信される。制御部220は、「発送荷物納入待ち配送予約」設定に関する情報に基づいて、収納情報の「発送荷物納入待ち状態」を設定する。図21(B)の例では、収納ボックス110aの「発送荷物納入待ち状態」が「発送荷物納入待ち配送予約可能」(図20(B))から「発送荷物納入待ち配送予約済」に変更される。このように、制御部220は、「発送荷物納入待ち配送予約済」を収納情報に設定することで、「発送荷物納入待ち配送予約」の設定を行ってもよい。
図22(A)に示すように、ステップS55において、発送ユーザUは、発送予約を設定した収納ボックス110aに対して、発送荷物を収納する。図22(B)に示すように、収納ボックス110aの「現在状態」は、「発送荷物納入済」の状態となる。
図23(A)に示すように、ステップS56において、管理サーバ200の制御部220は、「配送予約」を設定したことに応じて、端末300-Dへ、収納ボックス110aに対して「配送予約」が設定されたことを示す情報を含む通知を送信する。「発送荷物納入待ち配送予約」が設定された収納ボックス110aに対して、配送荷物が納入されたことで、制御部220は、収納ボックス110aの状態が「配送予約」となったことを示す情報を含む通知を送信している。図23(B)に示すように、収納ボックス110aの現在状態は、「発送荷物有」と「配送予約」とが重なった状態となっている。
図24に示すように、ステップS57において、配送業者Aは、収納ボックス110aの扉を開けて、収納ボックス110aに収納された発送荷物を集荷する。また、ステップS58において、配送業者Aは、配送予約に従って、配送荷物を収納ボックス110aに収納する。ステップS57とステップS58とは逆順でもよい。収納ボックス110aの状態は、「配送済荷物有」の状態となる。
(動作例5)
次に、動作例5について説明する。
以下のようなケースを想定する。すなわち、図25(A)に示すように、収納装置100の全ての収納ボックス110aについて、配送荷物が収納され、更に配送予約が設定されているため、発送ユーザUは発送予約ができない。また、発送ユーザUは、空き待ち予約を設定しようと試みたが、全ての収納ボックス110aにおいて既に空き待ち予約が設定されていた。動作例5では、このようなケースにおいても、発送ユーザUが発送荷物を発送できるようにした動作例である。
具体的には、第1に、配送業者Aが荷物を配送するために配送予約を行った収納ボックス110aに、配送業者Aに配送を希望する発送ユーザUが発送を希望する発送荷物を発送するために発送予約を行った場合である。第2に、このような場合において、発送ユーザUが利用する端末300-Uの位置が収納装置100から一定の距離内に位置し、且つ、配送業者Aが収納装置100に対して配送荷物の配送を予定する配送予定時刻まで現在時刻から第1所定時間以上の時間がある場合に、収納装置100の制御部120(又は管理サーバ200の制御部220)が、発送ユーザUによる発送予約を収納ボックス110aに設定する。
これにより、例えば、発送ユーザUは、発送予約が可能となるため、収納ボックス110aを利用して発送荷物を発送させることが可能となる。従って、発送ユーザUは、収納装置100を適切に利用できる。その際、発送ユーザUが利用する端末300-Uの位置が収納装置100から一定の距離内に位置し、且つ、配送業者Aが収納装置100に対して配送荷物の配送を予定する配送予定時刻まで現在時刻から第1所定時間以上の時間がある場合に、発送予約が設定される。これにより、例えば、配送業者による配送が行われるまでに余裕がある状態のときに、収納ボックス110aに対する発送予約が設定可能となるため、発送ユーザUによる発送も適切に行うことが可能となる。更に、収納ボックス110aに対する発送予約が設定可能となるため、当該発送予約が設定できない場合と比較して、収納ボックス110aの利用効率の改善を図ることが可能となる。
図25(A)から図31(B)は、第1実施形態に係る動作例5を表す図である。
図25(A)に示すように、ステップS70において、発送ユーザUは、端末300-Uを利用して、発送予約を行うことを試みる。しかし、収納装置100の全ての収納ボックス110は、「配送済荷物有」及び「配送予約」のいずれかとなっているため、発送ユーザUは発送予約ができない。
図25(B)に示すように、ステップS71において、発送ユーザUは、端末300-Uを利用して、空き待ち予約を設定することを試みる。しかし、収納装置100の全ての収納ボックス110には空き待ち予約が設定されており、空き待ち予約を設定することができない。図26(A)は、ステップS71の段階での収納情報の例を表している。
図26(B)に示すように、ステップS72において、発送ユーザUは、端末300-Uを利用して、発送ユーザUが発送依頼を行う配送業者Aが配送予約を設定した収納ボックス110の検索を実行する。例えば、管理サーバ200の制御部220は、収納情報(例えば図26(A))に基づいて、検索を実行し、検索結果として、配送業者Aが配送予約を行った収納ボックス110aに関する情報を送信する。当該情報には、収納ボックス110aのサイズ情報が含まれてもよい。
図26(B)に示すように、ステップS73において、端末300-Uは、検索結果を取得する。
図27(A)に示すように、ステップS74において、発送ユーザUは、収納装置100に出向いて、収納ボックス110aに対して発送手続きを行う。発送ユーザUは、自身が発送依頼を行う配送業者Aと一致する配送業者Aが収納ボックス110aに対して配送予約を行ったことを、検索結果(ステップS73)により知ったため、収納ボックス110aを利用して発送荷物を発送させることができると考えて、発送手続きを行っている。
図27(B)に示すように、ステップS75において、発送ユーザUが発送依頼を行う配送業者Aと、配送予約を行った配送業者Aとが一致するため、収納装置100の制御部120は、収納ボックス110aを解錠する。なお、施錠は、少なくともステップS70の段階では行われているものとする。そして、発送ユーザUは、発送荷物400を収納ボックス110aに納入する。これにより、発送ユーザUは、発送荷物400を適切に発送させることが可能となる。
ただし、動作例5では、図27(A)に示すステップS74を行った後、ステップS75へ移行することなく、図28(A)に示すステップS76へ移行してもよい。
発送ユーザUは、発送手続きを行う前に、発送荷物400の梱包を行うため、時間が空く場合がある。そのため、発送ユーザUは、ステップS76において、配送業者Aが配送予約を行っている収納ボックス110に対して発送予約を行う。発送予約に関する発送予約情報は、管理サーバ200の制御部220へ送信される。制御部220は、発送予約情報に対して、発送予約の可否を判断する。発送予約情報には、発送ユーザUが発送を依頼(又は選択)する配送業者Aに関する情報が含まれる。制御部220は、例えば、以下のようにして、可否を判断する。
すなわち、制御部220は、発送ユーザUが利用する端末300-Uの位置が収納装置100から一定の距離内に位置し、且つ、配送業者Aが収納装置100に対して配送荷物の配送を予定する配送予定時刻まで現在時刻から第1所定時間以上ある場合に、発送予約を許可する。制御部220は、発送予約を許可する場合、発送予約情報に含まれる配送業者Aに関する情報に基づいて、配送業者Aが配送予約を行った収納ボックス110aに関する情報を収納情報から取得する。制御部220は、発送予約を許可したことを示す情報とともに、配送業者Aによる配送予約が行われた収納ボックス110aに関する情報を含む判断結果を、端末300-Uへ送信する。
一方、制御部220は、発送ユーザUが利用する端末300-Uの位置が収納装置100から一定の距離内に位置しない場合、発送予約を許可しない。また、制御部220は、配送業者Aが収納装置100に対して配送荷物の配送を予定する配送予定時刻まで現在時刻から第1所定時間以上ない場合、発送予約を許可しない。この場合、制御部220は、発送予約を許可しないことを示す情報を含む判断結果を、端末300-Uへ送信する。
図28(B)に示すように、ステップS77において、端末300-Uは、判断結果を受信する。以下では、判断結果として、発送予約が許可されたものとして説明する。
端末300-Uは、判断結果として、発送予約が許可されたこと、及び、配送業者Aが配送予約を行った収納ボックス110aに関する情報を取得する。
そのため、図29(A)に示すように、発送ユーザUは、端末300-Uを利用して、配送業者Aが配送予約を行った収納ボックス110aに対して発送予約を行う。管理サーバ200の制御部220は、収納ボックス110aに対して「発送予約」を設定する。このとき、制御部220は、当該発送予約を、当該発送予約の設定時から第2所定時間経過後に破棄する。制御部220は、第2所定時間経過後に破棄される発送予約が収納ボックス110aに設定されたことを示す情報を含む通知を端末300-Uへ送信してもよい。当該通知により、端末300-Uには、収納ボックス110aに発送予約が設定されたことを示す情報とともに、当該発送予約が第2所定時間経過後に破棄されることを示す情報が表示される。当該表示により、発送ユーザUは、発送予約が第2所定時間経過後に破棄されることを把握できる。
図29(B)に示すように、ステップS79において、配送業者Aが利用する端末300-Dは、収納ボックス110aに発送予約が設定されたことを示す情報を含む通知を受信する。例えば、管理サーバ200の制御部220は、ステップS78において収納ボックス110aに発送予約を設定したタイミングで、収納ボックス110aに発送予約が設定されたことを示す情報を含む通知を、端末300-Dへ送信する。
図30(A)に示すように、ステップS80において、発送ユーザUは、発送予約(ステップS78)に従って、収納装置100に出向いて発送手続きを行う。
図30(B)に示すように、ステップS81において、発送ユーザは、収納ボックス110aに発送荷物400を収納する。収納ボックス110aは、「発送荷物有」の状態となる。
図31(A)に示すように、ステップS82において、配送業者Aが利用する端末300-Dは、収納ボックス110aに対して発送予約を設定した発送ユーザUが収納ボックス110aに対して発送荷物400を収納したことを示す情報を含む通知を受信する。例えば、管理サーバ200の制御部220は、発送ユーザUによる発送荷物400の納入(ステップS81)を検知すると、当該通知を端末300-Dへ送信する。
図31(B)に示すように、ステップS83において、配送業者Aは、収納ボックス110aの扉を開けて、収納ボックス110aに収納された発送荷物400を集荷する。また、ステップS84において、配送業者Aは、配送予約に従って、配送荷物を収納ボックス110aに収納する。ステップS83とステップS84とは逆順でもよい。収納ボックス110aの状態は、「配送済荷物有」の状態となる。
[その他の実施形態]
上述した実施形態では、管理サーバ200の制御部220が、動作例1から動作例5における収納情報の管理、収納ボックス110の検索、及び端末300-U,300-Dへの通知などの動作を行うものとして説明した。例えば、収納装置100の制御部120が、これらの動作を実行してもよい。この場合、管理サーバ200の制御部220は、収納装置100の収納情報などを、収納装置100の制御部220へ送信する。また、管理サーバ200の制御部220は、端末300-U及び端末300-Dから受信した発送予約情報及び配送予約情報なども、収納装置100の制御部220へ送信する。これにより、収納装置100の制御部120において、動作例1から動作例5における収納情報の管理、収納ボックス110の検索、及び端末300-U,300-Dへの通知などの動作を実行することができる。通知に関し、制御部120は、管理サーバ200へ、通知を送信して、管理サーバ200から端末300-U及び端末300-Dへ通知が行われてもよい。
上述した各処理(又は各動作)をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能媒体を用いれば、コンピュータにインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROM、又はDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。このような記録媒体は、収納装置100の制御部120、及び管理サーバ200の制御部220に含まれてもよい。収納装置100の制御部120、及び管理サーバ200の制御部220は、記録媒体からプログラムを読み出して、当該プログラムを実行することで、上述した実施形態で説明した機能(又は処理、或いは動作)を実現してもよい。
以上、図面を参照して実施形態について詳しく説明したが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。また、上述した実施形態、動作、又は処理は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせることも可能である。
10 :管理システム 100 :収納装置
110 :収納ボックス 120 :制御部
130 :通信部 140 :表示部
150 :操作部 200 :管理サーバ
210 :通信部 220 :制御部
230 :記憶部 300-U,300-D:端末
A,B,D :配送業者 U :ユーザ

Claims (14)

  1. 制御部と、収納部と、を備え、
    前記制御部は、
    配送業者が前記収納部に配送荷物を配送するための配送予約により前記収納部が施錠されており、前記配送業者と荷物発送希望者が選択した配送業者とが一致する場合に、前記施錠された時から前記配送業者が前記配送荷物を前記収納部に配送するまでの間で、前記荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を前記収納部に収納する際に前記施錠を解除する、
    収納装置。
  2. 制御部と、収納部と、を備え、
    前記制御部は、
    発送荷物が前記収納部に収納されており、且つ前記発送荷物を収納した荷物発送希望者が選択した配送業者と前記収納部に配送荷物を配送するための配送予約を行う配送業者とが一致する場合に、前記配送業者による前記配送予約を前記収納部に設定する、
    収納装置。
  3. 制御部と、収納部と、を備え、
    前記制御部は、
    配送された配送荷物が前記収納部に収納され、且つ前記収納部に対して配送業者による配送予約が設定された場合において、荷受人により前記収納部に収納された前記配送荷物が前記収納部から取り出された後、前記収納部を施錠するとともに、荷物発送希望者が選択した配送業者と前記配送予約を設定した配送業者とが一致する場合に、前記荷物発送希望者が利用する端末へ通知を行い、前記荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を前記収納部に収納する際に前記施錠を解除する、
    収納装置。
  4. 前記制御部は、前記荷物発送希望者が利用する前記端末からの検索要求に応じて、前記配送業者が前記配送予約を設定した前記収納部に関する情報を前記端末へ送信する、
    請求項3記載の収納装置。
  5. 前記配送荷物が前記収納部に収納され、且つ前記収納部に対して前記配送業者による前記配送予約が設定された場合とは、前記収納部から前記配送荷物が取り出されると前記収納部に前記配送予約が設定される場合である、
    請求項3記載の収納装置。
  6. 制御部と、収納部と、を備え、
    前記制御部は、
    荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を発送するために前記収納部に対して発送予約が設定され、且つ前記荷物発送希望者が前記発送予約のために選択した配送業者と前記収納部に配送荷物を配送するための配送予約を行う配送業者とが一致する場合に、前記荷物発送希望者が前記発送荷物を前記収納部に収納したときに前記収納部に対して前記配送予約を行う発送荷物納入待ち配送予約設定を前記収納部に設定する、
    収納装置。
  7. 前記制御部は、前記発送荷物納入待ち配送予約設定を前記収納部に設定した場合、前記収納部に対して前記発送予約を行った前記荷物発送希望者が前記収納部に前記発送荷物を納入したタイミングで、前記収納部に対して前記配送予約を設定する、
    請求項6記載の収納装置。
  8. 前記制御部は、前記収納部に対して前記配送予約を設定したことに応じて、前記配送業者が利用する端末へ、前記収納部に対して前記配送予約が設定されたことを示す情報を含む通知を送信する、
    請求項6記載の収納装置。
  9. 前記制御部は、前記配送業者が利用する端末からの検索要求に応じて、前記発送予約が設定されている前記収納部に関する情報を前記端末へ送信する、
    請求項6記載の収納装置。
  10. 制御部と、収納部と、を備え、
    前記制御部は、
    配送業者が配送荷物を配送するために配送予約を行った前記収納部に、前記配送業者に配送を希望する荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を発送するために発送予約を行った場合において、前記荷物発送希望者が利用する端末の位置が収納装置から一定の距離内に位置し、且つ、前記配送業者が前記収納装置に対して前記配送荷物の配送を予定する配送予定時刻まで現在時刻から第1所定時間以上ある場合に、前記荷物発送希望者による前記発送予約を前記収納部に設定する、
    収納装置。
  11. 前記制御部は、前記収納部に設定した前記発送予約を、第2所定時間経過後に破棄する、
    請求項10記載の収納装置。
  12. 前記制御部は、前記第2所定時間経過後に破棄される前記発送予約を前記収納部に設定したことを示す情報を含む通知を、前記荷物発送希望者が利用する前記端末へ送信する、
    請求項11記載の収納装置。
  13. 収納部を有する収納装置を管理する管理サーバであって、
    配送業者が前記収納部に配送荷物を配送するための配送予約により前記収納部が施錠されており、前記配送業者と荷物発送希望者が選択した配送業者とが一致する場合に、前記施錠された時から前記配送業者が前記配送荷物を前記収納部に配送するまでの間で、前記荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を前記収納部に収納する際に前記施錠を解除する制御部、を有する
    管理サーバ。
  14. 収納部を有する収納装置に、
    配送業者が前記収納部に配送荷物を配送するための配送予約により前記収納部が施錠されており、前記配送業者と荷物発送希望者が選択した配送業者とが一致する場合に、前記施錠された時から前記配送業者が前記配送荷物を前記収納部に配送するまでの間で、前記荷物発送希望者が発送を希望する発送荷物を前記収納部に収納する際に前記施錠を解除する処理、を実行させる
    プログラム。
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