JP2023121964A - 被測定物検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 商品性を向上させることが可能な被測定物検出装置を提供する。【解決手段】 電波F1を被測定物Mに向けて送信するとともに被測定物Mにて反射した反射電波F2を受信する送受信部Cと、電波F1の向き及び反射電波F2の向きを変化させる機能を有する機能部材30と、この機能部材30を収納する空間部45を有する収納部材としての筐体40とを備え、送受信部Cから機能部材30を介して被測定物Mへと至る電波F1、及び被測定物Mから機能部材30を介して送受信部Cへと至る反射電波F2に基づいて、被測定物Mの距離を検出する。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば被測定物の距離を検出する被測定物検出装置に関する。
従来より、この種の被測定物検出装置にあっては、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。この特許文献1に記載の被測定物検出装置は、ミリ波(電波)を被測定物(例えば自車両前方に存在する障害物)に向けて送信するとともに被測定物にて反射した反射電波を受信するミリ波レーダユニットと、このミリ波レーダユニットを収納する収納部材としての筐体とを備え、ミリ波レーダユニットから被測定物へと直進するミリ波、及び被測定物からミリ波レーダユニットへと直進する反射電波に基づいて、被測定物の距離(つまり自車両から障害物までの距離)を検出するものである。
特開2007ー125928号公報
特許文献1に記載の被測定物検出装置の場合、ミリ波レーダユニットから被測定物へと至るミリ波、及び被測定物からミリ波レーダユニットへと至る反射電波は、双方とも向きを変えることなく概ね直進する。
ところで、ミリ波レーダには100ミリメートル程度の不感帯があることから、所定の取付対象に前記筐体を取り付けるにあたって、ミリ波及び反射電波の進行(放射)方向に沿った前記筐体の外形寸法をある程度、長くする必要がある。すなわち、取付対象には前記筐体が取り付けられる被取付部が設けられ、被取付部を起点としたときの(ミリ波の進行方向に沿った)前記筐体の外形寸法をある程度、長くする必要がある。しなしながら、ミリ波の進行方向に沿った前記筐体の外形寸法が長くなると、前記筐体の存在感が助長され、商品性の低下を招くという問題がある。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、商品性を向上させることが可能な被測定物検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、所定の取付対象に取り付けられる被測定物検出装置であって、電波を被測定物に向けて送信するとともに前記被測定物にて反射した反射電波を受信する送受信部と、前記電波の向き及び前記反射電波の向きを変化させる機能を有する機能部材と、前記機能部材を収納する空間部を有する収納部材とを備え、前記送受信部から前記機能部材を介して前記被測定物へと至る前記電波、及び前記被測定物から前記機能部材を介して前記送受信部へと至る前記反射電波に基づいて、前記被測定物の距離を検出することを特徴とする。
また本発明は、前記収納部材は、対向配置される第1、第2壁部を備え、前記第1、第2壁部には前記空間部を隔てて対向する第1、第2貫通部が設けられ、前記機能部材は、前記各貫通部に対応する前記空間部の所要部に配置されることを特徴とする。
また本発明は、前記取付対象には、前記第1壁部が取り付けられる被取付部が設けられ、前記送受信部から前記機能部材へと送出される前記電波の進行方向、及び前記機能部材から前記送受信部へと送出される前記反射電波の進行方向は、前記被取付部と概ね平行であることを特徴とする。
また本発明は、前記機能部材は、前記送受信部に対応する位置に開口形成される第1開口部と、前記被測定物に対応する位置に開口形成される第2開口部と、前記第1開口部及び前記第2開口部の一方から他方へと至る前記電波、前記反射電波を折り曲げる機能を有する機能部とを備えていることを特徴とする。
また本発明は、前記機能部材は、前記第2開口部が前記第1貫通部側に位置する第1の配置状態と前記第2開口部が前記第2貫通部側に位置する第2の配置状態とのうち何れかの状態で、前記所要部に配置可能に構成されていることを特徴とする。
また本発明は、前記送受信部は、前記第1開口部と離間するように前記空間部の開放部側に位置していることを特徴とする。
また本発明は、前記第2開口部にはレンズが配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、所期の目的を達成でき、商品性を向上させることが可能な被測定物検出装置を提供できる。
機能部材の配置が第1の配置状態であるときの被測定物検出装置の分解斜視図。 機能部材の配置が第1の配置状態であるときの被測定物検出装置の断面図。 レーダユニットのブロック図。 被測定物検出装置が液体が貯蔵されている容器(取付対象)に取り付けられた状態を示す概略図。 機能部材の配置が第2の配置状態であるときの被測定物検出装置の分解斜視図。 機能部材の配置が第2の配置状態であるときの被測定物検出装置の断面図。 被測定物検出装置が作業機械の上部旋回体(取付対象)に取り付けられた状態を示す概略図。 図7中、A部を拡大して示す要部拡大断面図。
本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1、図2において、被測定物検出装置Dは、レーダユニット10と、第1レンズ20と、機能部材30と、収納部材としての筐体40と、第2レンズ50とを備えている。
なお、以下では、互いに直交するX、Y、Z軸を適宜用いて、被測定物検出装置Dが備える各部を説明する場合がある。X軸は、筐体40の長手方向に沿う方向であり、Z軸は、機能部材30から被測定物Mに向けて電波(被測定物Mから機能部材30に向けて反射電波)が送出される方向であり、Y軸は、X軸及びZ軸に直交する方向である。また、X、Y、Z軸の各軸を示す矢印が向く方向を、各軸の+(プラス)方向、その反対方向を-(マイナス)方向とする。
レーダユニット10は、例えばレーダユニット10全体に電源を供給する電源供給手段として機能する電源回路11と、レーダの送受信信号をもとに図示省略した被測定物(検出対象)Mまでの距離などを算出する演算回路12と、電磁波を生成する電波発振回路13と、ミリ波である電波F1を被測定物Mに向けて放射(送信)する送信アンテナ14と、被測定物Mにて反射した電波である反射電波F2を受信信号として受信する受信アンテナ15と、受信信号を増幅するとともに送信した電波F1の周波数をもとに受信した受信信号のドップラー周波数を計測する受信回路16とから主に構成される(図3参照)。なお、送信アンテナ14、受信アンテナ15を備えたレーダユニット10は、機能部材30の後述する第1開口部と離間するように筐体40の後述する開放部側に位置している。
つまり、このように構成されたレーダユニット10では、電波発振回路13からの電波F1が送信アンテナ14から送出され被測定物Mで反射されると、その反射電波F2を受信アンテナ15で受信し、受信回路16で増幅するとともにドップラー周波数を計測し、演算回路12によって被測定物Mまでの距離などを算出する。なお、この場合、送信アンテナ14と受信アンテナ15とで送受信部Cが構成されるものとする。以下の説明では、送信アンテナ14及び受信アンテナ15を送受信部Cと称する場合もある。
第1レンズ20は、例えば平凸レンズを適用することができ、レーダユニット10に重なるように配置される。第1レンズ20は、送信アンテナ14が送信した電波F1を平面波に変換する。第1レンズ20によって平面波に変換された電波F1は、筐体40の後述する空間部に向けて送出される。また、第1レンズ20は、被測定物Mにて反射して前記空間部に戻ってくる反射電波F2を集光する。この反射電波F2は、第1レンズ20によって集光されて受信アンテナ15に送出される。
機能部材30は、その外形形状が略直方体形状となっており、電波F1の向き及び反射電波F2の向きを変化させる機能を有する。機能部材30は、例えば樹脂材料によって形成され、レーダユニット10(送受信部C)に対応する位置に略円形に開口形成される第1開口部31と、被測定物M(第2レンズ50)に対応する位置に略円形に開口形成される第2開口部32と、第1開口部31及び第2開口部32の一方から他方へと至る電波F1、反射電波F2を折り曲げる機能を有する機能部33とを備えている。機能部材30は、適宜固定手段を用いて筐体40に固定される。
ここでの機能部33は、-X方向に向かう電波F1を被測定物M側となるーZ方向に反射させるとともに、被測定物Mにて反射して+Z方向に向かう反射電波F2を+X方向に反射させるための傾斜反射面として構成される。つまり、本実施形態の場合、送信アンテナ14(送受信部C)から機能部33(機能部材30)を介して被測定物Mへと至る(送出される)電波F1、及び被測定物Mから機能部33(機能部材30)を介して受信アンテナ15(送受信部C)へと至る(送出される)反射電波F2に基づいて、被測定物Mの距離を検出する構成となっている。
筐体40は、その外形形状が略直方体形状で、内部が中空の樹脂ケースを適用することができる。筐体40は、Z方向に沿い対向配置される第1、第2壁部41、42と、Y方向に沿い対向配置される第3、第4壁部43、44と、レーダユニット10やレンズ20、機能部材30を収納するための空間部45と、第1壁部41と第2壁部42とを繋ぐ立壁部46とを有する。空間部45は、各壁部41~44によって囲まれた空洞領域として構成される。
また、ともにX方向に沿い延在する第1、第2壁部41、42には、空間部45を隔てて互いに対向する第1、第2貫通部41a、42aが設けられる。第1貫通部41aは、略矩形状の貫通孔からなり、第1壁部41の-X方向側に設けられる。第2貫通部42aは、略矩形状の貫通孔からなり、第1貫通部41aと向かい合う状態で第2壁部42の-X方向側に設けられる。
また、ここでの第1、第2貫通部41a、42aは、その大きさが機能部材30よりも若干、大きくなっていることで、機能部材30は、各貫通部41a、42a及び各貫通部41a、42aに対応する空間部45の対応領域(所要部)45aに配置される。また、機能部材30が対応領域45aに配置された状態(第1の配置状態)にあっては、第2開口部32の形成位置と概ね同じ位置に第1貫通部41aが位置する(つまり第2開口部32が第1貫通部41a側に位置する)ことになる。また、立壁部46は対応領域45aを塞いでおり、そのZ方向に沿った外形寸法は機能部材30のZ方向に沿った外形寸法と概ね等しい。一方、対応領域45aとは反対側となる空間部45の+X方向側には開放部45bが設けられ、この開放部45bを塞ぐようにレーダユニット10(及びレンズ20)が配設される。
第2レンズ50は、例えば平凸レンズを適用することができ、機能部材30の第2開口部32に配置される。第2レンズ50は、第1レンズ20によって平面波に変換されてーX方向に向けて送出されるとともに第1開口部31を通過し、その後、機能部33によってーZ方向に折り曲げられた電波F1を平面波に変換する。被測定物Mは、図2中、第2レンズ50の-Z方向に位置しており、第2レンズ50によって平面波に変換された電波F1は、被測定物Mに向けて送出される。
そして、第2レンズ50は、被測定物Mにて反射して+Z方向に戻ってくる反射電波F2を集光する。この反射電波F2は、機能部33によって+X方向に折り曲げられた後、第1開口部31、空間部45を経て第1レンズ20へと至り、第1レンズ20によって集光されて受信アンテナ15に送出されることになる。また、第2レンズ50は、後述する特許請求の範囲に記載されたレンズに相当する。なお、図2中、一点鎖線で示す範囲は、電波F1及び反射電波F2が送出される範囲を模式的に示している。
以上の各部により、被測定物検出装置Dが構成される。図4は、機能部材30が第1の配置状態として筐体40内に配置された状況下において、被測定物検出装置Dが取付対象である容器60に取り付けられるとともに、被測定物検出装置Dを利用して当該容器60に貯蔵(収容)された液体61の液面61aの位置を算出(検出)するための構成を模式的に示している。容器60としては例えば車両に搭載された燃料タンクなどを適用することができ、液体61としては例えばガソリンなどの燃料を適用することができ、液面61aは液体61の増減に応じて上下方向(Z方向)に変位する。
この場合、容器60には第1壁部41が取り付けられる被取付部としての前面壁部60aがX方向に沿い延在するように設けられる。ここで、送受信部Cから機能部材30へと進む電波F1の進行方向及び機能部材30から送受信部Cへと進む反射電波F2の進行方向は概ねX方向であることから、当該電波F1、反射電波F2の進行方向は前面壁部60aと概ね平行であると言える。そして、前面壁部60aとは反対側となる容器60の底壁部60bには第2レンズ50と対峙する位置に金属板62が載置される。
このような構成において、送信アンテナ14から放射された電波F1は、ーX方向に放射されて機能部33へと至り、機能部33によってーZ方向に折り曲げられ、第2レンズ50、前面壁部60aを経て容器60内に至る。ここでの被測定物Mは、液面61aと金属板62とでなり、受信アンテナ15は、金属板62で反射して戻ってくる反射電波F21と、液面61aで反射して戻ってくる反射電波F22とでなる反射電波F2を受信する。そして、演算回路12は、送信した電波F1と、当該反射電波F2とでなるレーダの送受信信号を図4中、模式的に示す制御部70に出力する。
制御部70は、例えばマイクロコンピュータから構成され、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを備える。制御部70は、演算回路12からの情報(前記送受信信号)により、液面61aの位置を算出する機能を有する。具体的には、制御部70は、上述の反射電波F21に基づいて容器60の基準位置を算出し、さらに上述の反射電波F22に基づいて当該基準位置に対する相対高さ(液面高さ)を算出し、相対高さと基準位置との差分から液面61aの位置を算出可能となる。
なお、以上の説明では、被測定物Mが第1貫通部41a(第2レンズ50)の-Z方向に位置していたが、これとは反対側に被測定物Mが+Z方向(つまり図2中、第2貫通部42aの上側)に位置している場合にあっては、図5、図6に示すように機能部33が第2貫通部42a側を向くように(つまり図2の状態から機能部材30を上下反転させた状態で)対応領域45aに機能部材30を配置するとともに、+Z方向側に位置する第2開口部32に第2レンズ50を配置すればよい。つまり、機能部材30は、上述した第1の配置状態と第2開口部32が第2貫通部42a側に位置する第2の配置状態とのうち何れかの状態で筐体40の対応領域45aに配置可能に構成されることになる。
そして、 この場合、図6に示す第2レンズ50は、第1レンズ20によって平面波に変換されてーX方向に向けて送出されるとともに第1開口部31を通過し、その後、機能部33によって+Z方向に折り曲げられた電波F1を平面波に変換する。被測定物Mは、第2レンズ50の+Z方向に位置しており、第2レンズ50によって平面波に変換された電波F1は、被測定物Mに向けて送出される。また、第2レンズ50は、被測定物Mにて反射してーZ方向に戻ってくる反射電波F2を集光する。この反射電波F2は、機能部33によって+X方向に折り曲げられた後、第1開口部31、空間部45を経て第1レンズ20へと至り、第1レンズ20によって集光されて受信アンテナ15に送出されることになる。
図7は、機能部材30が第2の配置状態として筐体40内に配置された場合において、作業機械80での掘削作業時に当該作業に支障をきたすような障害物(被測定物)Mの検出の有無に被測定物検出装置Dを用いた例を示している。
作業機械80は、上部旋回体81と、下部走行体82と、ブーム83と、アーム84と、バケット85とから主に構成される。また、この場合、図8に示すように取付対象である上部旋回体81には第1壁部41を取り付けるための被取付部としての前面壁部81aが設けられる。これにより被測定物検出装置Dは上部旋回体81に固定保持される。例えば前面壁部81aは、バケット85の周辺に電波F1が放射されるような形状(例えば図8中、上方部分が下方部分よりもバケット85側に迫り出している傾斜壁形状)となっており、図8中、X方向に沿い延在している。
従って、この場合であっても、送受信部Cから機能部材30へと進む電波F1の進行方向及び機能部材30から送受信部Cへと進む反射電波F2の進行方向は概ねX方向であることから、当該電波F1、反射電波F2の進行方向は前面壁部81aと概ね平行であると言える。
そして、送信アンテナ14から放射された電波F1は、ーX方向に放射されて機能部33へと至り、機能部33によって+Z方向に折り曲げられ、第2レンズ50を経て主にバケット85の周囲に送出される。バケット85の周囲に被測定物Mである障害物が存在する場合、障害物で反射した反射電波F2は、-Z方向に進み第2レンズ50を経て機能部33へと至り、機能部33によって+X方向に折り曲げられた後、最終的に受信アンテナ15に送出される。そして、演算回路12は、送信した電波F1と受信した反射電波F2とでなるレーダの送受信信号を上部旋回体81の適宜箇所に設けられた制御部90に出力する。制御部90は上述した制御部70と同様に例えばマイクロコンピュータから構成され、制御部90による制御のもと、作業機械80の操縦室に搭載されたモニタ(図示省略)に障害物に関する情報(警告表示など)が表示される。
以上のように本実施形態では、電波F1を被測定物Mに向けて送信するとともに被測定物Mにて反射した反射電波F2を受信する送受信部Cと、電波F1の向き及び反射電波F2の向きを変化させる機能を有する機能部材30と、この機能部材30を収納する空間部45を有する筐体40とを備え、送受信部Cから機能部材30を介して被測定物Mへと至る電波F1、及び被測定物Mから機能部材30を介して送受信部Cへと至る反射電波F2に基づいて、被測定物Mの距離を検出するものである。
従って、取付対象である容器60や上部旋回体81に筐体40が取り付けられた状況下では、被取付部である前面壁部60a、81aを起点としたときの筐体40の幅寸法(つまり筐体40内に進む電波F1や反射電波F2の進行方向とは概ね直交する部位である立壁部46の外形寸法)を極力短くすることが可能となり、容器60や上部旋回体81に筐体40を取り付けた際の筐体40存在感がある程度、目立たなくなり、商品性の向上した被測定物検出装置を提供することができる。
また本実施形態では、機能部材30は、第2開口部32が第1貫通部41a側に位置する第1の配置状態と第2開口部32が第2貫通部42a側に位置する第2の配置状態とのうち何れかの状態で、空間部45の対応領域45aに配置可能に構成されていることにより、この第1の配置状態と第2の配置状態とで筐体40の外部に送出される電波F1の進行方向を容易に変更することが可能となり、商品性がさらに向上した被測定物検出装置を提供することができる。
本発明は、以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。例えば上述した実施形態では、金属板62が図6中、底壁部60bの上側に載置(配置)されていたが、金属板62を底壁部60bの上側ではなく、底壁部60bの下側に配置してもよい。
なお、以上の説明では、本発明の理解を容易にするために、公知の技術的事項の説明を適宜省略した。
10 ミリ波レーダユニット
14 送信アンテナ
15 受信アンテナ
20 第1レンズ
30 機能部材
31 第1開口部
32 第2開口部
33 機能部
40 筐体(収納部材)
41 第1壁部
41a 第1貫通部
42 第2壁部
42a 第2貫通部
45 空間部
45a 対応領域(所要部)
45b 開放部
46 立壁部
50 第2レンズ(レンズ)
70、90 制御部
60 容器(取付対象)
60a 前面壁部(被取付部)
61 液体
61a 液面
62 金属板
80 作業機械
81 上部旋回体(取付対象)
81a 前面壁部(被取付部)
C 送受信部
F1 電波
F2 反射電波

Claims (7)

  1. 所定の取付対象に取り付けられる被測定物検出装置であって、
    電波を被測定物に向けて送信するとともに前記被測定物にて反射した反射電波を受信する送受信部と、
    前記電波の向き及び前記反射電波の向きを変化させる機能を有する機能部材と、
    前記機能部材を収納する空間部を有する収納部材とを備え、
    前記送受信部から前記機能部材を介して前記被測定物へと至る前記電波、及び前記被測定物から前記機能部材を介して前記送受信部へと至る前記反射電波に基づいて、前記被測定物の距離を検出することを特徴とする被測定物検出装置。
  2. 前記収納部材は、対向配置される第1、第2壁部を備え、
    前記第1、第2壁部には前記空間部を隔てて対向する第1、第2貫通部が設けられ、
    前記機能部材は、前記各貫通部に対応する前記空間部の所要部に配置されることを特徴とする請求項1記載の被測定物検出装置。
  3. 前記取付対象には、前記第1壁部が取り付けられる被取付部が設けられ、
    前記送受信部から前記機能部材へと送出される前記電波の進行方向、及び前記機能部材から前記送受信部へと送出される前記反射電波の進行方向は、前記被取付部と概ね平行であることを特徴とする請求項2記載の被測定物検出装置。
  4. 前記機能部材は、前記送受信部に対応する位置に開口形成される第1開口部と、前記被測定物に対応する位置に開口形成される第2開口部と、前記第1開口部及び前記第2開口部の一方から他方へと至る前記電波、前記反射電波を折り曲げる機能を有する機能部とを備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のうち何れか1つに記載の被測定物検出装置。
  5. 前記機能部材は、前記第2開口部が前記第1貫通部側に位置する第1の配置状態と前記第2開口部が前記第2貫通部側に位置する第2の配置状態とのうち何れかの状態で、前記所要部に配置可能に構成されていることを特徴とする請求項4記載の被測定物検出装置。
  6. 前記送受信部は、前記第1開口部と離間するように前記空間部の開放部側に位置していることを特徴とする請求項4記載の被測定物検出装置。
  7. 前記第2開口部にはレンズが配置されていることを特徴とする請求項4または請求項5記載の被測定物検出装置。
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