JP2023120797A - 防水カメラシステム及び防水ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】水中撮影と水上撮影を手軽に行うことが可能な防水カメラシステムを提供する。【解決手段】防水ケース200にデジタルカメラ100が密閉収容された防水カメラシステム1000において、デジタルカメラ100は、レンズ部3を含む第1の筐体1と、第1の筐体1を保持する第2の筐体2とを有し、防水ケース200は、第1の筐体1の周囲を囲む第1の部分250と、第2の筐体2の周囲を囲む第2の部分260とを有する。防水ケース200は、デジタルカメラ100を収容した状態で、第1の部分250が水中側にある第1の姿勢と第1の部分250が水上側にある第2の姿勢のいずれの姿勢でも水面に浮くことのできる浮力を有する。【選択図】図6
Description
本発明は、防水カメラシステム及び防水ケースに関する。
デジタルカメラ等の撮像装置を専用の防水ケースに密閉収容して構成される防水カメラシステムが水中や水上での撮影に用いられている。防水カメラシステムを撮像装置が水面よりも上側に位置するようにフロートやサーフボード等の浮力を有する部材の上に取り付けて水面に浮かばせることにより、水上撮影を行うことができる。また、防水カメラシステムにフロート部材を取り付けて撮像装置を水中側に沈めて水面に浮かばせ、無線通信によって撮像装置を遠隔操作しながら水中撮影を行う水中監視システムが提案されている(特許文献1参照)。ここで、4Gや5GやWi-Fi(登録商標)等の電波は水中を伝播することができない。そのため、特許文献1の水中監視システムでは、撮像装置の通信用アンテナをフロートから水上に突出させることで、外部機器と撮像装置との間の無線通信を可能としている。
上記特許文献1に記載された技術は、水中撮影専用のシステムとして構成されており、水面に浮かばせた状態で水上を撮影する使用方法を考慮していない。また、従来、防水カメラシステムを水面に浮かばせて水中撮影を行う場合と水上撮影を行う場合とでは、防水カメラシステムを水面に浮かせるためのフロート等を取り替える必要がある等の手間を要する。そこで、手軽に水中撮影と水上撮影を行うことが可能な防水カメラシステムが求められている。
本発明は、水中撮影と水上撮影を手軽に行うことが可能な防水カメラシステムを提供することを目的とする。
本発明に係る防水カメラシステムは、防水ケースに撮像装置が密閉収容された防水カメラシステムであって、前記撮像装置は、レンズ部を含む第1の筐体と、前記第1の筐体を保持する第2の筐体と、を有し、前記防水ケースは、前記第1の筐体の周囲を囲む第1の部分と、前記第2の筐体の周囲を囲む第2の部分と、を有し、前記撮像装置を収容した状態で防水ケースの前記第1の部分が水中側にある第1の姿勢と前記第1の部分が水上側にある第2の姿勢のいずれの姿勢でも水面に浮くことのできる浮力を有することを特徴とする。
本発明によれば、水中撮影と水上撮影を手軽に行うことが可能な防水カメラシステムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、実施形態に係る防水カメラシステム1000に用いられる撮像装置の一例としてのデジタルカメラ100の外観斜視図であり、図1(a)と図1(b)とではデジタルカメラ100を見る方向が異なっている。なお、防水カメラシステム1000の全体像は、後述する図3,図5及び図6に示されている。
デジタルカメラ100は、大略的に、第1の筐体1と第2の筐体2から構成されている。第1の筐体1は、第1の筐体1の正面部と上部を覆うトップカバー10を有する。トップカバー10は、透光性を有するドーム部材11を有する。ドーム部材11は、例えば、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等の透光性の高い樹脂材料で形成されており、本実施形態では可視光の透過率の大きいアクリル樹脂が使用されている。
ドーム部材11の内側には、破線で示すレンズ部3が、チルト駆動回転軸Tを中心としてチルト駆動(垂直回転)を行うことができるように、第1の筐体1の内部に回転可能に保持されている。レンズ部3は、第1の筐体1の内部に配置された不図示の撮像素子に光学像を結像させる撮像光学系を構成する。
第2の筐体2は、デジタルカメラ100の基台部であり、第1の筐体1をパン駆動回転軸Pを中心としてパン駆動(水平回転)を行うことができるように回転可能に保持する。こうして、デジタルカメラ100は、デジタルカメラ100が定点配置されていても、パン駆動とチルト駆動を組み合わせることによってレンズ部3を移動させることにより、様々な方向を撮像することができるよう構成されている。
第2の筐体2は、外装部品としてのボトムカバー21を有する。ボトムカバー21の内部には、カメラ制御基板やカメラ駆動用電池(共に不図示)、無線モジュール150(図6及び図7参照)が配置されている。ボトムカバー21の側面には、電源ボタン22と無線通信ボタン23が設けられている。ボトムカバー21の底面には、防水ケース200(図2参照)のカメラ固定用雄ねじ部204(図2参照)と締結される固定用雌ねじ穴部21aと、防水ケース200に対する位置決めに用いられる位置決め穴21bが設けられている。
図2は、実施形態に係る防水カメラシステム1000に用いられる防水ケース200の外観斜視図であり、図2(a)と図2(b)とでは防水ケース200を見る方向が異なっている。なお、図2(a)には、防水ケース200にデジタルカメラ100が収容された状態が示されている。
防水ケース200は、大略的に、ボトムケース201とトップケース202により構成される。ボトムケース201にはデジタルカメラ100が固定される。ボトムケース201には、ストラップ紐係止部201sと三脚雌ねじ穴201bが設けられており、また、カメラ固定用雄ねじ204の取り付けが可能となっている。ストラップ紐係止部201sには、防水カメラシステムを水面に浮かばせて使用する際に防水カメラシステムの流れ止めとなる不図示のストラップ紐を取り付けることができる。三脚雌ねじ穴201bは、防水ケース200を不図示の三脚座に固定するための部位である。固定用雌ねじ穴部21aと螺合するカメラ固定用雄ねじ204には、コイン等でねじ締めを可能とする直線状の凹部204bが設けられている。トップケース202は、透光性の高いポリカーボネート樹脂で形成されている。
図3は、防水カメラシステム1000の分解斜視図であり、デジタルカメラ100については分解せずに示されている。デジタルカメラ100は、カメラ固定用雄ねじ204によって防水ケース200のボトムケース201に固定される。デジタルカメラ100とボトムケース201の位置決め方法及び固定方法の詳細については、図4を参照して後述する。
デジタルカメラ100とボトムケース201との間には、緩衝材として弾性を有するラバーシート231が配置されている。ラバーシート231は、不図示の両面テープを用いてボトムケース201に固定されており、外部から防水ケース200に加わる衝撃や振動を吸収して、衝撃や振動がデジタルカメラ100へ伝達されるのを抑制する。なお、ラバーシート231の固定には接着剤が用いられいてもよい。
トップケース202の開口側の内側には雌ねじ部202aが形成されており、ボトムケース201には、雌ねじ部202aと螺合する雄ねじ部201aが形成されている。雌ねじ部202aと雄ねじ部201aを螺合させることで、トップケース202とボトムケース201は連結される。その際、トップケース202とボトムケース201の螺合部からの水の侵入は、シリコンゴム等で形成されたOリング232により防止される。Oリング232は、トップケース202のOリング固定部202b(図6(a)参照)に固定されており、ボトムケース201のOリング当接部201f(図4及び図6(a)参照)によって弾性圧縮されることで内部への水の侵入を防止する。
このように、ボトムケース201の雄ねじ部201aとトップケース202の雌ねじ部202aが螺合され、Oリング232によって螺合部が防水されることで、防水ケース200は防水機能を保ちつつ容易な開閉操作が可能となっている。
ボトムケース201に設けられた孔部201cから防水ケース200の内部への水の侵入は、カメラ固定用雄ねじ204とボトムケース201の間にシリコンゴム等で形成されたOリング233が配置されていることによって防止される。こうして、デジタルカメラ100は、防水ケース200内に気密に密閉収容される。なお、ボトムケース201の孔部201cには雌ねじ部が形成されており、デジタルカメラ100をボトムケース201から取り外した状態でも、カメラ固定用雄ねじ204がボトムケース201から容易には脱落しない構成となっている。
図4は、防水ケース200のボトムケース201へのデジタルカメラ100の固定方法を説明する模式図である。ボトムケース201の位置決めボス201dとデジタルカメラ100の位置決め穴21bを嵌合させると共に、カメラ固定用雄ねじ204の雄ねじ部204aをデジタルカメラ100の固定用雌ねじ穴部21aに螺合させる。これにより、デジタルカメラ100は防水ケース200のボトムケース201に位置決めされて、ラバーシート231を介してボトムケース201に密着した状態で固定され、デジタルカメラ100の各要素と防水ケース200の各要素の位置関係が定まる。
次に、防水ケース200の形状的特徴と防水カメラシステム1000を水面に浮かばせた状態について説明する。図5は、防水カメラシステム1000の側面図である。図6は、防水カメラシステム1000を水面に浮かばせた状態を示す断面図である。図7は、デジタルカメラ100の内部に装備される無線モジュール150の正面図である。
図6(a)はレンズ部3が水中側に位置する水中撮影時の状態を示しており、図6(b)はレンズ部3が水上側に位置する水上撮影時の状態を示している。また、図6(a),(b)の各断面は、図5中に示す矢視A-Aでの断面で示されており、デジタルカメラ100のパン駆動回転軸Pとチルト駆動回転軸Tを含む。なお、図6では、以下の説明に不要な部位の図示は省略されている。
前述したように、防水ケース200はボトムケース201とトップケース202で構成される。防水ケース200は、全体が中心軸Rを中心とした略回転体形状(図6の断面を中心軸Rを中心に回転させた際の軌跡により形成される立体形状)を有する。防水カメラシステム1000において、つまり、防水ケース200にデジタルカメラ100が密閉収容された状態において、防水ケース200の中心軸Rとデジタルカメラ100のパン駆動回転軸Pとは略合致する。
防水ケース200は、大略的に、第1の部分250と第2の部分260から構成される。図5に示されるように、第1の部分250はトップケース202の一部で構成され、第2の部分260はトップケース202の一部とボトムケース201により構成される。概ね、第1の部分250は第1の筐体1の周囲を囲み、第2の部分260は第2の筐体2の周囲を囲む。
第2の部分260の最大外形部261から中心軸Rまでの距離L2は、防水ケース200の第1の部分250の最大外形部251から中心軸Rまでの距離L1よりも大きい(L2>L1)。換言すると、防水ケース200の第1の部分250は、デジタルカメラ100の第1の筐体1の外周面から概ね等距離で隣接する形状を有する。これに対して、第2の部分260は、第1の部分250との境界から徐々にデジタルカメラ100の第2の筐体2の外周から離れる形状を有する。こうして、防水ケース200は、第2の部分260において広い空間を有している。つまり、防水ケース200は第2の部分260において所定の浮力を有しており、レンズ部3が水中側にある姿勢と水上側にある姿勢のどちらの姿勢であっても、フロート等の浮き部材を使用せずに水面W付近で安定して浮かんだ状態を保持することができる。よって、水中撮影であっても水上撮影であっても、安定して行うことが可能となる。
防水カメラシステム1000は、図5に示されるように、デジタルカメラ100の撮影画角Vが下方(第2の部分260側)に最大限チルト駆動されて撮影画角VTとなっても、第2の部分260が映り込まないように設計されている。つまり、デジタルカメラ100で設定可能な撮影画角内に第2の部分260が入り込まないように設計されている。
よって、水上撮影時と水中撮影時のいずれの状態であっても、デジタルカメラ100のレンズ部3をチルト駆動した際に、撮影画角に防水ケース200を写り込ませることなく、撮影を行うことができる。
よって、水上撮影時と水中撮影時のいずれの状態であっても、デジタルカメラ100のレンズ部3をチルト駆動した際に、撮影画角に防水ケース200を写り込ませることなく、撮影を行うことができる。
前述したように、第2の部分260は、第1の部分250との境界から徐々にデジタルカメラ100の第2の筐体2の外周から(換言すれば、中心軸Rから)離れる第1の傾斜部262aを有する。また、第2の部分260は、最大外形部261からボトムケース201の底面へ向けて(換言すれば、中心軸Rへ)徐々に接近する第2の傾斜部262bを有する。第1の傾斜部262aと第2の傾斜部262bは、中心軸Rと直交する平面を挟んで対向する。水中撮影時には第1の傾斜部262aが水中側となり、水上撮影時には第2の傾斜部262bが水中側となり、水面Wの揺れの影響を緩和する。こうして、防水カメラシステム1000を水面Wで安定して浮かばせた状態とすることで、撮影時の揺れを軽減させることができる。
また、第1の傾斜部262aは、デジタルカメラ100のレンズ部3を第2の部分260側に最大限チルト駆動させた撮影画角VTと重ならない範囲で、第2の部分260の内部空間の体積が大きくなるように設計される。これにより、防水ケース200は、第1の傾斜部262aと第2の傾斜部262bからなる傾斜部262を有することにより、第2の部分260での内容積が増えてその内部に空気を保持することができることで、大きな浮力を得ることができる。
第2の筐体2の内部に装備される無線モジュール150は、図7に示されるように、回路基板上に不図示のICやコネクタを実装すると共に、アンテナ部150aを実装している。デジタルカメラ100は、アンテナ部150aを介して外部機器との間で無線通信を行うことができる。なお、本実施形態では、無線モジュール150として、無線モジュール基板にアンテナ部150aが形成されたアンテナ一体型モジュールを使用しているが、これに限らず、アンテナ部150aを別体として有する構成であってもよい。
防水カメラシステム1000の使用時にアンテナ部150aが水面よりも下側に位置すると、アンテナ部150aへ電波が届き難くなる。よって、水中撮影と水上撮影の両方で水による通信切断の発生を抑制するためには、水中撮影時と水上撮影時の両方でアンテナ部150aを水面よりも上側又は水面付近に位置させることが望ましい。アンテナ部150aを水面よりも上側又は水面付近に位置させるために防水ケース200に必要とされる浮力の大きさは、内包されるデジタルカメラ100の重量とアンテナ部150aの実装位置を考慮して設計される。これにより、デジタルカメラ100での撮影操作や撮影条件の設定操作、撮影画像ライブビュー表示等やデジタルカメラ100に記憶された撮影画像等の再生等を、外部機器においてストレスフリーで行うことが可能となる。
前述したように、デジタルカメラ100のパン駆動回転軸Pと防水ケース200の中心軸Rは、略合致する(換言すれば、略同一直線上にある)。これにより、デジタルカメラ100をパン駆動させても、デジタルカメラ100のレンズ部3と防水ケース200のトップケース202との間の距離が一定に保たれるため、トップケース202が原因となって撮影画像に歪みが生じるのを抑制することができる。
また、防水ケース200の第1の部分250の一部は、図6に示されるように、点Cを中心とした半径SRの半球形状202eとなっている。そして、点Cは、パン駆動回転軸Pとチルト駆動回転軸Tの交点に位置しており、且つ、レンズ部3の撮影光軸上に位置している。これにより、デジタルカメラ100をパン駆動させた場合もレンズ部3をチルト駆動させた場合も、デジタルカメラ100のレンズ部3と防水ケース200のトップケース202との間の距離が一定に保たれる。よって、トップケース202が原因となって撮影画像に歪みが生じるのを抑制することができる。
なお、第1の部分250を半球形状202eから円柱形状202fへと続く形状としているのは、トップケース202の内側形状を樹脂金型で成型する際の金型の抜き方向を考慮し、アンダーカットを無くした形状にしたためである。
以上の説明の通り、本実施形態によれば、フロート等の浮き部材を使用せずに手軽に水中撮影と水上撮影を行うことができる。また、外部機器とデジタルカメラとの間の無線通信が水によって切断されるのを回避することができることにより、デジタルカメラに対する外部機器による各種操作やデジタルカメラから外部機器への画像データ等の送信等をストレスフリーで行うことが可能となる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。例えば、上記実施形態では、パン駆動とチルト駆動が可能なレンズ部を有するデジタルカメラを防水ケースに収容することによって防水カメラシステムを構成した。しかしながら、防水ケースに収容可能なデジタルカメラは、前出の構成に限られず、例えば、撮影方向が可変でない(レンズ部の向きを変更することができない)ものであってもよい。
また、防水ケースに収容可能な撮像装置は、デジタルカメラに限定されるものではなく、撮像機能(撮像素子)を備えたビデオカメラやスマートフォン等の電子機器であってもよい。防水ケースとしてトップケースとボトムケースを螺合させると共にOリングを介在させて密閉する構造のものを取り上げたが、これに限らず、Oリングを介在させてパッチン錠等を用いて密閉する構造のものを用いてもよい。
更に、上記実施形態では、防水ケースを第2の部分の最大外形部において螺合するトップケースとボトムケースで構成したが、2つのケースを螺合させる位置はこれに限られない。また、防水ケースは、トップケースとボトムケースの2つのケースに限らず、撮像装置の形状等を考慮して、3つ以上のケースで構成するようにしてもよい。
1 第1の筐体
2 第2の筐体
3 レンズ部
10 トップカバー
21 ボトムカバー
100 デジタルカメラ
150 無線モジュール
150a アンテナ部
200 防水ケース
201 ボトムケース
202 トップケース
262a 第1の傾斜部
262b 第2の傾斜部
1000 防水カメラシステム
2 第2の筐体
3 レンズ部
10 トップカバー
21 ボトムカバー
100 デジタルカメラ
150 無線モジュール
150a アンテナ部
200 防水ケース
201 ボトムケース
202 トップケース
262a 第1の傾斜部
262b 第2の傾斜部
1000 防水カメラシステム
Claims (10)
- 防水ケースに撮像装置が密閉収容された防水カメラシステムであって、
前記撮像装置は、
レンズ部を含む第1の筐体と、
前記第1の筐体を保持する第2の筐体と、を有し、
前記防水ケースは、
前記第1の筐体の周囲を囲む第1の部分と、
前記第2の筐体の周囲を囲む第2の部分と、を有し、
前記撮像装置を収容した状態で防水ケースの前記第1の部分が水中側にある第1の姿勢と前記第1の部分が水上側にある第2の姿勢のいずれの姿勢でも水面に浮くことのできる浮力を有することを特徴とする防水カメラシステム。 - 前記撮像装置は、アンテナ部を有する無線モジュールを備え、
前記第1の姿勢と前記第2の姿勢のそれぞれの姿勢において、前記アンテナ部が水面よりも上側または水面付近に位置することを特徴とする請求項1に記載の防水カメラシステム。 - 前記防水ケースは中心軸を有する略回転体形状を有し、
前記撮像装置において前記第1の筐体は、前記中心軸と略同一直線上にあるパン駆動回転軸を中心として回転可能に前記第2の筐体に保持され、
前記レンズ部は前記パン駆動回転軸と直交するチルト駆動回転軸を中心として回転可能に前記第1の筐体に保持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の防水カメラシステム。 - 前記第1の部分の一部は半球形状を有し、
前記半球形状の中心は、前記パン駆動回転軸と前記チルト駆動回転軸の交点に位置し、且つ、前記レンズ部の撮影光軸上に位置していることを特徴とする請求項3に記載の防水カメラシステム。 - 前記第2の部分は、前記撮像装置で設定可能な撮影画角内に入り込まない形状を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の防水カメラシステム。
- レンズ部を含む第1の筐体と、前記第1の筐体を保持する第2の筐体とを有する撮像装置を密閉収容する防水ケースであって、
前記第1の筐体の周囲を囲む第1の部分と、
前記第2の筐体の周囲を囲む第2の部分と、を有し、
前記第1の部分が水中側にある第1の姿勢と前記第1の部分が水上側にある第2の姿勢のいずれの姿勢でも水面に浮くことのできる浮力を有することを特徴とする防水ケース。 - 前記防水ケースは中心軸を有する略回転体形状を有することを特徴とする請求項6に記載の防水ケース。
- 前記防水ケースにおいて、前記第2の部分の最大外形部から前記中心軸まで距離は前記第1の部分の最大外形部から前記中心軸までの距離よりも大きいことを特徴とする請求項7に記載の防水ケース。
- 前記第2の部分は、
前記第1の部分との境界から前記第2の部分の最大外形部へ向けて前記中心軸から離れる第1の傾斜部と、
前記第2の部分の最大外形部から前記中心軸に徐々に接近する第2の傾斜部と、を有することを特徴とする請求項8に記載の防水ケース。 - 前記防水ケースは、前記第2の部分の最大外形部において螺合する2つのケースからなることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の防水ケース。
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