JP2023119622A - 美顔シート及び美顔方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来技術における美顔パックにおいては、美容液が浸された不織布シートに顔のシワ取り効果はなく、また、施術時間が経過して美容液が発散した不織布シートは乾燥してしまうため、顔のシワを改善できるほどの長時間継続して使用することはできない。【解決手段】 伸縮可能なシリコーン基板2が、伸長方向に沿って基端から先端に向かって幅狭となるように形成され、前記シリコーン基板2の裏面が平坦な美容クリーム塗布面5に形成されてなり、美容クリーム6を塗布することができる美顔シート。【選択図】 図4
Description
本発明は、顔に貼着して使用する美顔シート及び美顔方法に関する。
従来、美顔パックなどは、美容液を浸した不織布シートを数分から数十分の施術時間の間顔に貼り、その後、顔から不織布シートを取り外すことで美容液の皮膚への浸透を促して美容効果を得るために使用される。
しかし、従来技術における美顔パックにおいては、美容液が浸された不織布シートに顔のシワ取り効果はなく、また、施術時間が経過して美容液が発散した不織布シートは乾燥してしまうため、顔のシワを改善できるほどの長時間継続して使用することはできない。
そこで、上記課題を解決する手段として本発明に係る美顔シートは、伸縮可能なシリコーン基板が、伸長方向に沿って基端から先端に向かって幅狭となるように形成され、前記シリコーン基板の裏面が平坦な美容クリーム塗布面に形成されてなることを特徴とする。
また、前記シリコーン基板の幅広に形成された基端縁の中央部が先端方向に向かって凹形状に形成されてなることとしても好ましい。
さらに、前記シリコーン基板と、前記美容クリーム塗布面に塗布された美容クリームと、を有することとしても好ましい。美容クリームは、粘性を備えたクリーム状である。また、美容クリームの粘性は、美容クリーム塗布面に塗れば、その面を鉛直面としたり、下方に向けても、シリコーン基板を顔に貼着するまでの少なくとも十数秒程度の時間はクリームが層構造を維持できる程度の粘度を備えている。美容クリームは、塗布された美容クリーム塗布面を鉛直面としたり、また、下方に向けたとしても、即座にクリームが美容クリーム塗布面から滴り落ちることはない。
さらにまた、本発明に係る美顔シートセットは、前記美顔シートと、前記美容クリーム塗布面に塗布される美容クリームと、を備えてなることを特徴とする。
また、本発明に係る美顔方法は、美顔シートを、前記シリコーン基板を伸長させた状態でシワに近接した皮膚表面に貼着させることを特徴とする。当該方法によって貼着された美顔シートは、1時間以上皮膚に貼着させた状態を保持することが好ましく、また、美顔シートを皮膚に貼着させた状態で一晩保持してもよい。
なお、シリコーン基板はシリコーン100%からなるものでも好ましいく、また、シリコーンに二酸化ケイ素粒子が練り込まれてなる素材であっても好ましい。二酸化ケイ素粒子は、ケイ素を主成分とする個体粒子であり、テラヘルツ鉱石とも呼ばれることがある。二酸化ケイ素粒子の粒径は10μm~1mmであることが好ましい。具体的にはシリコーン70重量%にテラヘルツ鉱石30重量%の配合割合であることが好ましい。
本発明によれば、美容クリームが塗布されたシリコーン基板を先端方向に向かって伸長させた状態で顔に貼ることで、顔のシワを引き上げた状態で美容クリームの成分を顔に浸透させることができるため、顔のシワを薄くする効果を発揮することができる。
また、美容クリームが塗布されたシリコーン基板を先端方向に向かって伸長させて、シリコーン基板の幅広に形成された基端部を目的とするシワ付近の顔表面に貼着することで、例えばほうれい線などの長さのあるシワに対してもシワ全体に対して引き上げ効果を与えることができ、高いシワ改善効果を得ることができる。さらにまた、シリコーン基板の先端部が幅狭に形成されてなることで、当該先端部はこめかみや目じり付近など、顔表面であっても平坦部分の面積が小さい領域からはみ出ることなく貼着することができるため、基端部によるシワへの高い改善効果と美顔シート全体をしっかりと顔に貼着させることができる効果を両立させることができる。
さらに、本発明によれば、美容クリームがシリコーン基板を顔表面に貼着させるための貼着剤を兼ねるため、シリコーン基板の伸縮性による引き上げ対象となるシワと、美容クリームの有効成分が皮膚に浸透する対象領域との距離を近接させることができ、引き上げ効果及び有効成分による皮膚質の改善効果の両方を、対象となるシワに対して同時に、かつ長時間にわたり付与することができる。
さらにまた、シリコーン基板の幅広に形成された基端縁の中央部が先端方向に向かって凹形状に形成されてなることにより、シリコーン基板の基端縁を小鼻や目じりなどに干渉しないように貼着することができる。これにより、シリコーン基板を貼着させる向きの自由度が向上し、対象となるシワにもシリコーン基板が近くなる最適な位置に貼着させることができる。
以下、本発明に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
美顔シート1は、図1に示すように、伸縮可能なシリコーン基板2が、基端から先端に向かって幅狭となるように形成されてなる。シリコーン基板2は、基端部3と先端部4とを指でつまんで、図4に示すように、基端から先端方向伸長方向Xに沿って伸長させることができる。なお、伸長したシリコーン基板2は、どこにも貼着されていない状態では、指を離すと図1の通常状態に戻ることができる。シリコーン基板2の裏面が平坦面に形成されてなり、当該裏面には美容クリーム6を塗布することができる美容クリーム塗布面5に形成されてなる。
美顔シート1を使用する際には、図2及び図3に示すように、シリコーン基板2の美容クリーム塗布面5の全体に美容クリーム6を塗布する。次に、美容クリーム6が塗布された美顔シート1を図4に示すように伸長方向Xに向かって伸長させた状態とする。伸長状態とされた美顔シート1を対象となる顔Fの表面に密着させると、美容クリーム6の粘性によって美顔シート1を顔Fの表面に貼着させることができる。美容クリーム6の成分としては、顔Fへの良好な貼着を可能とする粘性成分が含まれていることが好ましいく、具体的には、PPG-10メチルグルコースなどが含まれていることが好ましい。これにより、油性感および滑らかさを与え、適度な粘性によって良好な貼着を可能とするからである。また、シワWの改善を図る有効成分として様々な成分を含むことができ、具体的にはセラミドEOPなどを含有することが好ましい。なお、本実施の形態に使用した美容クリーム6には粘性成分としてPPG-10メチルグルコース、及び有効成分としてセラミドEOPを含むクリームを使用した。
また、本発明は、シリコーン基板2と、容器に収容された美容クリーム6とをパッケージとした美顔シートセットとして販売等することができる。
このとき、美顔シート1を貼着させる位置としては、図5に示すように、目の直下の部分に基端部3が位置するように貼り付け、先端部4をこめかみの上方に向かって貼り付けることが好ましい。図5のように貼着させれば、伸長した美顔シートが伸縮しようとする力で目の下のたるみを引き上げた状態を維持しつつ、目の下の領域に美容クリーム6の有効成分を浸透させることができる。これにより、目の下のたるみにより生じるシワW1もたるみが引き上げられる効果によって改善された状態を保持して前記有効成分の効果を享受することができ、美顔シート1を顔から剥がした後においても、美顔シート1を使用する前に比べてシワW1が目立たない状態とすることができる。
また、他の美顔シート1の使用例として、図6に示すように、ほうれい線W2の上側近傍に沿って基端部3の基端縁3aが位置するように貼り付け、先端部4をこめかみの上方に向かって貼り付けることとしても好ましい。図6のように貼着させれば、伸長した美顔シートが伸縮しようとする力で顔Fの側面の皮膚を上方に引き上げた状態を維持しつつ、ほうれい線W2の近傍から顔Fの側面全体にわたった領域に美容クリーム6の有効成分を浸透させることができる。これにより、ほうれい線W2も引き上げられてシワが改善された状態を保持して前記有効成分の効果を享受することができ、美顔シート1を顔から剥がした後においても、美顔シート1を使用する前に比べてほうれい線W2が目立たない状態とすることができる。
当該使用例に基づき、ほうれい線W2の改善を試みた美顔方法の結果を図7に示す。図7の美顔方法においては、まず、美顔方法を試みる前の図7(a)の写真を撮影した。その後、被験者が図6の位置に基づいて左右のほうれい線W2を引き上げながら美顔シート1を貼り付けた状態で、一晩睡眠をとった後に美顔シート1を剥がすことによって、美顔方法を試みた後の写真を撮影して図7(b)とした。図7(a)に比べて、図7(b)のほうがほうれい線W2のほりの深さが浅くなり、ほうれい線W2が目立たないことが目視でもわかる効果が得られた。
また、美顔シート1を構成するシリコーン基板2はシリコーン素材によってなるため、美容クリーム6は、シリコーン基板2を通して含有水分が蒸発したり、有効成分が発散することがない。そのため、美顔シート1は、1時間以上顔Fに貼着させた状態を保持させることができる。また、美顔シート1を顔Fに貼着させた状態で一晩保持しても美容クリーム6の有効成分を顔Fの皮膚に浸透させ続けることができる。
また、シリコーン基板2にはテラヘルツ鉱石と呼ばれる二酸化ケイ素粒子が含有されてなることが好ましい。二酸化ケイ素粒子から放射されるテラヘルツ波により皮膚の血流を改善することが可能となるからである。
また、本実施例においては、シリコーン基板2の幅広に形成された基端縁3aの中央部は、図1に示すように、先端方向に向かって凹形状に形成された凹部7を備えてなる。また、シリコーン基板2の先端部4は先端が尖った形状に形成されてなり、シリコーン基板2は全体としてハート形に形成されてなる。凹部7が形成されてなることにより、シリコーン基板2の基端縁3aを使用者の小鼻や目じりなどに干渉しないように貼着することができる。これにより、シリコーン基板2を貼着させる向きの自由度が向上し、対象となるシワWにもシリコーン基板2が近くなる最適な位置に貼着させることができる。
1 美顔シート
2 シリコーン基板
3 基端部
4 先端部
5 美容クリーム塗布面
6 美容クリーム
7 凹部
2 シリコーン基板
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Claims (6)
- 伸縮可能なシリコーン基板が、伸長方向に沿って基端から先端に向かって幅狭となるように形成され、
前記シリコーン基板の裏面が平坦な美容クリーム塗布面に形成されてなる
ことを特徴とする美顔シート。 - 前記シリコーン基板の幅広に形成された基端縁の中央部が先端方向に向かって凹形状に形成されてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の美顔シート。 - 前記シリコーン基板に二酸化ケイ素粒子が含有されてなる
ことを特徴とする請求項1または2に記載の美顔シート。 - 前記シリコーン基板と、
前記美容クリーム塗布面に塗布された美容クリームと、を有する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の美顔シート。 - 請求項1~3のいずれか1つに記載の美顔シートと、
前記美容クリーム塗布面に塗布される美容クリームと、からなる
美顔シートセット。 - 請求項4に記載の美顔シートを伸長させた状態で、顔のシワと重複する皮膚表面、若しくは近接した皮膚表面から前記シワから離れた皮膚表面に向かって貼着させる美顔方法。
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