JP2023119472A - 監視装置及び電気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気装置の状態を従来よりも詳細にモニタリングする。【解決手段】温度検出素子13は、電気装置1Aの温度を検出する。表示器14は、検出された温度を表示する。負荷検出素子は、電気装置1Aにかかる電気的負荷の大きさを検出する。表示器16は、検出された電気的負荷の大きさを表示する。状態判定回路28は、検出された温度及び検出された電気的負荷の大きさに基づいて、電気装置1Aの動作状態を判定する。表示器17は、判定された動作状態を表示する。【選択図】図6

Description

本開示は、監視装置及び電気装置に関する。
電源装置又は負荷装置など、大電力を供給又は消費する電気装置は、動作中に発熱するので、動作中の温度をモニタリングすることが求められる。
例えば、特許文献1は、温度に対応した表示器により温度表示する温度表示器を開示している。
特開平04-093731号公報
電気装置の動作中の温度は、負荷の大きさに応じて上昇する可能性があり、また、電気装置の故障に起因して上昇する可能性もある。従って、電気装置の状態を従来よりも詳細にモニタリングすることが求められる。
本開示の目的は、電気装置の状態を従来よりも詳細にモニタリングすることができる監視装置を提供することにある。また、本開示の目的は、そのような監視装置を備えた電気装置を提供することにある。
本開示の一側面に係る監視装置によれば、
電気装置の温度を検出する温度検出素子と、
前記検出された温度を表示する第1の表示器と、
前記電気装置にかかる電気的負荷の大きさを検出する負荷検出素子と、
前記検出された電気的負荷の大きさを表示する第2の表示器と、
前記検出された温度及び前記検出された電気的負荷の大きさに基づいて、前記電気装置の動作状態を判定する状態判定回路と、
前記判定された動作状態を表示する第3の表示器とを備える。
この構成によれば、電気装置の状態を従来よりも詳細にモニタリングすることができる。
本開示の一側面に係る監視装置によれば、
前記状態判定回路は、前記検出された温度が複数の温度範囲のうちのいずれに含まれるかと、前記検出された電気的負荷の大きさが複数の負荷範囲のうちのいずれに含まれるかとに基づいて、前記電気装置の動作状態を判定する。
この構成によれば、電気装置の動作状態を詳細に判定することができる。
本開示の一側面に係る監視装置によれば、
前記検出された温度が第1の最大値に達した場合、前記検出された温度が前記第1の最大値より小さくなった後も、前記検出された温度が前記第1の最大値に達したことを前記第1の表示器に表示させ続ける第1のピークホールド回路をさらに備える。
この構成によれば、電気装置の温度の上昇を事後に認識することができる。
本開示の一側面に係る監視装置によれば、
前記検出された電気的負荷の大きさが第2の最大値に達した場合、前記検出された電気的負荷の大きさが前記第2の最大値より小さくなった後も、前記検出された電気的負荷の大きさが前記第2の最大値に達したことを前記第2の表示器に表示させ続ける第2のピークホールド回路をさらに備える。
この構成によれば、電気装置の電気的負荷の上昇を事後に認識することができる。
本開示の一側面に係る電気装置によれば、
電気回路と、
前記監視装置と、
前記電気回路及び前記監視装置を含む筐体とを備える電気装置であって、
前記温度検出素子は、前記電気回路の近傍の温度又は前記筐体の内部の温度を検出し、
前記負荷検出素子は、前記電気回路にかかる電気的負荷の大きさを検出する。
この構成によれば、電気装置の状態を従来よりも詳細にモニタリングすることができる。
本開示の一側面に係る監視装置によれば、電気装置の状態を従来よりも詳細にモニタリングすることができる。
第1の実施形態に係る電気装置1を含むシステムの外観を示す概略図である。 図1の電気装置1の構成を示すブロック図である。 図2の信号処理回路12の構成を示す回路図である。 第2の実施形態に係る電気装置1Aを含むシステムの外観を示す概略図である。 図4の電気装置1Aの構成を示すブロック図である。 図5の信号処理回路12Aの構成を示す回路図である。 図6の状態判定回路28の動作を説明するための表である。 第2の実施形態の第1の変形例に係る電気装置の信号処理回路の一部を示す回路図である。 第2の実施形態の第2の変形例に係る電気装置の信号処理回路の一部を示す回路図である。
以下、本開示の一側面に係る実施形態を、図面に基づいて説明する。各図面において、同じ符号は同様の構成要素を示す。
[第1の実施形態]
図1~図3を参照して、第1の実施形態に係る監視装置を備えた電気装置について説明する。
[第1の実施形態の構成例]
図1は、第1の実施形態に係る電気装置1を含むシステムの外観を示す概略図である。図1のシステムは、電気装置1、電力線2、電気装置3、及び制御装置4を含む。電気装置1が電源装置として動作し、電気装置3が負荷装置として動作してもよい。それに代わって、電気装置3が電源装置として動作し、電気装置1が負荷装置として動作してもよい。電気装置1から電気装置3に、又は、電気装置3から電気装置1に、電力線2を介して電力が供給される。制御装置4は、電気装置1及び3の動作を監視及び制御する。電気装置1は、その筐体10において、後述するように、電気装置1の温度を表示する表示器14-1~14-3を備える。
図2は、図1の電気装置1の構成を示すブロック図である。電気装置1は、筐体10、電気回路11、信号処理回路12、温度検出素子13、及び表示器14-1~14-3を備える。筐体10は、電気装置1の各構成要素を内部に収容する。電気回路11は、電源回路又は負荷回路として動作する。温度検出素子13は、電気回路11の近傍の温度又は筐体10の内部の温度を電気装置1の温度として検出する。温度検出素子13は、例えば、NTC(Negative Temperature Coefficient)サーミスタである。信号処理回路12は、検出された温度が複数の温度範囲のうちのいずれに含まれるかを判定し、判定結果に基づいて表示器14-1~14-3を制御する。表示器14-1~14-3は、検出された温度を表示する。表示器14-1~14-3は、例えば発光ダイオードである。図1~図3の例では、検出された温度に対応する個数の表示器14-1~14-3が点灯する。
本明細書では、表示器14-1~14-3を総称して「表示器14」とも呼ぶ。
図3は、図2の信号処理回路12の構成を示す回路図である。信号処理回路12は、基準定電圧源E1、抵抗R0~R6、及び判定回路21~23を備える。
基準定電圧源E1は、所定の基準電圧を発生する。抵抗R1,R2は、基準定電圧源E1の正極及び負極の間に直列に接続され、しきい値電圧Vth1を発生する。抵抗R3,R4もまた、基準定電圧源E1の正極及び負極の間に直列に接続され、しきい値電圧Vth1とは異なるしきい値電圧Vth2を発生する。抵抗R5,R6もまた、基準定電圧源E1の正極及び負極の間に直列に接続され、しきい値電圧Vth1及びVth2とは異なるしきい値電圧Vth3を発生する。前述のように温度検出素子13がNTCサーミスタである場合には、しきい値電圧Vth2はしきい値電圧Vth1よりも高く設定され、しきい値電圧Vth3はしきい値電圧Vth2よりも高く設定される。
抵抗R0は、温度検出素子13とともに、電圧源VCC及び接地の間に直列に接続され、電気回路11の近傍の温度又は筐体10の内部の温度を示す検出電圧Vtempを発生する。温度検出素子13がNTCサーミスタである場合、温度が上昇するほど温度検出素子13の抵抗値が下がり、検出電圧Vtempが増大する。
判定回路21は、検出電圧Vtempがしきい値電圧Vth1よりも高いか否か、すなわち、検出された温度が第1のしきい値(例えば60℃)よりも高いか否かを示す出力信号を生成する。判定回路22は、検出電圧Vtempがしきい値電圧Vth2よりも高いか否か、すなわち、検出された温度が第1のしきい値よりも高い第2のしきい値(例えば80℃)よりも高いか否かを示す出力信号を生成する。判定回路23は、検出電圧Vtempがしきい値電圧Vth3よりも高いか否か、すなわち、検出された温度が第2のしきい値よりも高い第3のしきい値(例えば100℃)よりも高いか否かを示す出力信号を生成する。
判定回路21の出力端子と接地との間に、表示器14-1及び抵抗R7が直列に接続される。検出電圧Vtempがしきい値電圧Vth1よりも高い場合、すなわち、検出された温度が第1のしきい値よりも高い場合、表示器14-1はオンされる。判定回路22の出力端子と接地との間に、表示器24-2及び抵抗R8が直列に接続される。検出電圧Vtempがしきい値電圧Vth2よりも高い場合、すなわち、検出された温度が第2のしきい値よりも高い場合、表示器24-2はオンされる。判定回路23の出力端子と接地との間に、表示器34-3及び抵抗R9が直列に接続される。検出電圧Vtempがしきい値電圧Vth3よりも高い場合、すなわち、検出された温度が第3のしきい値よりも高い場合、表示器34-3はオンされる。従って、図1~図3の例では、検出された温度が60℃以下である場合、表示器14-1~14-3のすべてが消灯し、検出された温度が60℃より高くかつ80℃以下である場合、表示器14-1のみが点灯し、検出された温度が80℃より高く100℃以下である場合、表示器14-1及び14-2のみが点灯し、検出された温度が100℃より高い場合、表示器14-1~14-3のすべてが点灯する。
図3の信号処理回路12、温度検出素子13、及び表示器14-1~14-3は、電気装置1の温度をモニタリングする監視装置を構成する。
[第1の実施形態の効果]
第1の実施形態に係る監視装置を備えた電気装置1によれば、電気装置1の動作中の温度をモニタリングすることができる。
[第2の実施形態]
前述したように、電気装置の動作中の温度は、負荷の大きさに応じて上昇する可能性があり、また、電気装置の故障に起因して上昇する可能性もある。第1の実施形態に係る電気装置1によれば、電気装置の動作中の温度をモニタリングすることができるが、電気装置の状態をより詳細にモニタリングすることが求められることがある。第2の実施形態では、電気装置の状態を第1の実施形態の場合よりも詳細にモニタリングすることができる監視装置を備えた電気装置について説明する。
図4~図9を参照して、第2の実施形態に係る監視装置を備えた電気装置について説明する。
[第2の実施形態の構成例]
図4は、第2の実施形態に係る電気装置1Aを含むシステムの外観を示す概略図である。図1のシステムは、電気装置1A、電力線2、電気装置3、及び制御装置4Aを含む。電気装置1Aが電源装置として動作し、電気装置3が負荷装置として動作してもよい。それに代わって、電気装置3が電源装置として動作し、電気装置1Aが負荷装置として動作してもよい。電気装置1Aから電気装置3に、又は、電気装置3から電気装置1Aに、電力線2を介して電力が供給される。制御装置4Aは、電気装置1A及び3の動作を監視及び制御する。電気装置1Aは、その筐体10Aにおいて、後述するように、電気装置1Aの温度を表示する表示器14-1~14-3を備え、電気装置1Aの電気的負荷の大きさを表示する表示器16-1~16-3を備え、さらに、電気装置1Aの動作状態を示す表示器17を備える。図4の例では、表示器16-1~16-3は、電気装置1Aの定格電流に対する現在の電流の割合(百分率)を示す。
図5は、図4の電気装置1Aの構成を示すブロック図である。電気装置1Aは、筐体10A、電気回路11、信号処理回路12A、温度検出素子13、表示器14-1~14-3、電流検出素子15、表示器16-1~16-3、及び表示器17を備える。
筐体10Aは、電気装置1Aの各構成要素を内部に収容する。
図5の電気回路11、温度検出素子13、及び表示器14-1~14-3は、図2の対応する構成要素と同様に構成される。
電流検出素子15は、電気装置1A及び電気装置3の間で電力線2を介して流れる電流の大きさを検出する。言いかえると、電流検出素子15は、電気回路11にかかる電気的負荷の大きさを検出する。電流検出素子15は、電力線2に挿入された電流検出抵抗であってもよく、電力線2に電磁的に結合した変流器であってもよい。図4~図6の例では、電力線2に直流電流が流れる場合を想定する。
信号処理回路12Aは、検出された温度が複数の温度範囲のうちのいずれに含まれるかを判定し、判定結果に基づいて表示器14-1~14-3を制御する。また、信号処理回路12Aは、検出された電気的負荷の大きさが複数の負荷範囲のうちのいずれに含まれるかを判定し、判定結果に基づいて表示器16-1~16-3を制御する。また、信号処理回路12Aは、検出された温度及び検出された電気的負荷の大きさに基づいて電気装置1Aの動作状態を判定し、判定結果に基づいて表示器17を制御する。
表示器16-1~16-3は、検出された電気的負荷の大きさを表示する。表示器16-1~16-3は、例えば発光ダイオードである。図4~図6の例では、検出された電気的負荷の大きさに対応する個数の表示器16-1~16-3が点灯する。
本明細書では、表示器16-1~16-3を総称して「表示器16」とも呼ぶ。
表示器17は、判定された電気装置1Aの動作状態を表示する。表示器17は、例えば、7セグメントLEDである。図4~図6の例では、表示器17は、判定された電気装置1Aの動作状態に応じて、予め決められた数字を表示する。
信号処理回路12Aは、判定された電気装置1Aの動作状態を制御装置4Aに通知する。制御装置4Aは、判定された電気装置1Aの動作状態に基づいて、電気装置1A及び3の動作を継続又は停止することができる。
図6は、図5の信号処理回路12Aの構成を示す回路図である。信号処理回路12Aは、図3の信号処理回路12の各構成要素に加えて、抵抗R11~R19、電流/電圧変換回路(I/V変換回路)24、判定回路25~27、及び状態判定回路28を備える。
抵抗R11,R12は、基準定電圧源E1の正極及び負極の間に直列に接続され、しきい値電圧Vth11を発生する。抵抗R13,R14もまた、基準定電圧源E1の正極及び負極の間に直列に接続され、しきい値電圧Vth11とは異なるしきい値電圧Vth12を発生する。抵抗R15,R16もまた、基準定電圧源E1の正極及び負極の間に直列に接続され、しきい値電圧Vth11及びVth12とは異なるしきい値電圧Vth13を発生する。例えば、しきい値電圧Vth12はしきい値電圧Vth11よりも高く設定され、しきい値電圧Vth13はしきい値電圧Vth12よりも高く設定される。
電流/電圧変換回路24は、電流検出素子15によって検出された電流値を電圧値に変換し、検出電圧Vloadとして出力する。
判定回路25は、検出電圧Vloadがしきい値電圧Vth11よりも高いか否か、すなわち、検出された電流が第1のしきい値(例えば、電気回路11(すなわち電気装置1A)の定格電流の20%)よりも高いか否かを示す出力信号を生成する。判定回路26は、検出電圧Vloadがしきい値電圧Vth12よりも高いか否か、すなわち、検出された電流が第1のしきい値よりも高い第2のしきい値(例えば、電気回路11の定格電流の50%)よりも高いか否かを示す出力信号を生成する。判定回路27は、検出電圧Vloadがしきい値電圧Vth13よりも高いか否か、すなわち、検出された電流が第2のしきい値よりも高い第3のしきい値(例えば、電気回路11の定格電流の100%)よりも高いか否かを示す出力信号を生成する。
判定回路25の出力端子と接地との間に、表示器16-1及び抵抗R17が直列に接続される。検出電圧Vloadがしきい値電圧Vth11よりも高い場合、すなわち、検出された電流が第1のしきい値よりも高い場合、表示器16-1はオンされる。判定回路26の出力端子と接地との間に、表示器24-2及び抵抗R18が直列に接続される。検出電圧Vloadがしきい値電圧Vth12よりも高い場合、すなわち、検出された電流が第2のしきい値よりも高い場合、表示器24-2はオンされる。判定回路27の出力端子と接地との間に、表示器34-3及び抵抗R19が直列に接続される。検出電圧Vloadがしきい値電圧Vth13よりも高い場合、すなわち、検出された電流が第3のしきい値よりも高い場合、表示器34-3はオンされる。従って、図4~図6の例では、検出された電流が定格電流の20%以下である場合、表示器14-1~14-3のすべてが消灯し、検出された電流が定格電流の20%より高くかつ50%以下である場合、表示器14-1のみが点灯し、検出された電流が定格電流の50%より高く100%以下である場合、表示器14-1及び14-2のみが点灯し、検出された電流が定格電流の100%より高い場合、表示器14-1~14-3のすべてが点灯する。
状態判定回路28は、検出された温度及び検出された電流に基づいて電気装置1Aの動作状態を判定し、判定結果に基づいて表示器17を制御する。状態判定回路28は、判定された電気装置1Aの動作状態に応じて、図7を参照して後述するように、予め決められた数字を表示器17に表示する。
図6の信号処理回路12A、温度検出素子13、表示器14-1~14-3、電流検出素子15、表示器16-1~16-3、及び表示器17は、電気装置1Aの温度、電気的負荷、及び動作状態をモニタリングする監視装置を構成する。
電流検出素子15及び電流/電圧変換回路24は、電気装置1Aにかかる電気的負荷の大きさを検出する負荷検出素子の一例である。
[第2の実施形態の動作例]
図7は、図6の状態判定回路28の動作を説明するための表である。状態判定回路28は、検出された温度が複数の温度範囲のうちのいずれに含まれるかと、検出された電気的負荷の大きさが複数の負荷範囲のうちのいずれに含まれるかとに基づいて、電気装置1Aの動作状態を#1~#6のいずれかとして判定する。図7の#1~#6は、下記の動作状態をそれぞれ示す。
#1:軽い電気的負荷がかかった状態で正常に動作中。
#2:電気的負荷が軽いにもかかわらず、電気回路11又はその周囲が異常に発熱している。電気装置1Aの内部回路が故障している可能性あり。
#3:中程度の電気的負荷がかかった状態で正常に動作中。
#4:電気回路11又はその周囲が発熱している。
#5:重い電気的負荷がかかった状態で正常に動作中。
#6:電気回路11又はその周囲が発熱している。電気装置1Aが、定格を超える負荷で長時間にわたって動作している可能性あり。
状態判定回路28は、判定された電気装置1Aの動作状態に応じて、「1」~「6」のいずれかを表示器17に表示する。
制御装置4Aは、判定された電気装置1Aの動作状態に基づいて、故障又は異常が生じていると推定される場合には、電気装置1A及び3の動作を停止してもよい。
本実施形態に係る監視装置を備えた電気装置1Aによれば、電気装置1Aの温度を検出し、電気装置1Aにかかる電気的負荷の大きさを検出し、さらに、検出された温度及び検出された電気的負荷の大きさに基づいて電気装置1Aの動作状態を判定することにより、電気装置の状態を従来よりも詳細にモニタリングすることができる。
[第2の実施形態の変形例]
図8は、第2の実施形態の第1の変形例に係る電気装置の信号処理回路の一部を示す回路図である。図6の信号処理回路12Aは、検出された温度が予め決められた最大値(例えば100℃)に達した場合、検出された温度が最大値より小さくなった後も、検出された温度が最大値に達したことを表示器14-3に表示させ続けるピークホールド回路をさらに備えてもよい。
図8は、図6の信号処理回路12Aにおける抵抗R5,R6及び判定回路23の近傍のみを示し、他の部分は図6と同様であるので図示を省略する。信号処理回路は、図6の信号処理回路12Aの各構成要素に加えて、ピークホールド回路として、抵抗R21及びスイッチング素子Q1をさらに備える。抵抗R21は0Ωであってもよい。スイッチング素子Q1のゲートは、判定回路23の出力端子に接続される。いったん検出電圧Vtempがしきい値電圧Vth3を超えて、判定回路23の出力信号がハイレベルになると、スイッチング素子Q1がオンされ、判定回路23の反転入力端子の電圧が接地電圧になる。このとき、判定回路23の出力信号は、検出電圧Vtempにかかわらず、ハイレベルのままになる。表示器14-3は判定回路23の出力信号に応じて点灯し、その後、検出電圧Vtempが低下しても(すなわち、検出された温度が低下しても)、表示器14-3は点灯し続ける。
これにより、例えば、電気装置を1か月間にわたって動作させる場合、表示器14-3が点灯していると、1か月間のうちのある瞬間に電気装置が100℃を超えて発熱したことがわかる。
図9は、第2の実施形態の第2の変形例に係る電気装置の信号処理回路の一部を示す回路図である。図6の信号処理回路12Aは、検出された電気的負荷の大きさが予め決められた最大値(例えば定格電流の100%)に達した場合、検出された電気的負荷の大きさが最大値より小さくなった後も、検出された電気的負荷の大きさが最大値に達したことを表示器16に表示させ続けるピークホールド回路をさらに備えてもよい。
図9は、図6の信号処理回路12Aにおける抵抗R15,R16及び判定回路27の近傍のみを示し、他の部分は図6と同様であるので図示を省略する。信号処理回路は、図6の信号処理回路12Aの各構成要素に加えて、ピークホールド回路として、抵抗R22及びスイッチング素子Q2をさらに備える。抵抗R22は0Ωであってもよい。スイッチング素子Q2のゲートは、判定回路27の出力端子に接続される。いったん検出電圧Vloadがしきい値電圧Vth13を超えて、判定回路27の出力信号がハイレベルになると、スイッチング素子Q2がオンされ、判定回路27の反転入力端子の電圧が接地電圧になる。このとき、判定回路27の出力信号は、検出電圧Vloadにかかわらず、ハイレベルのままになる。表示器16-3は判定回路27の出力信号に応じて点灯し、その後、検出電圧Vloadが低下しても(すなわち、検出された電気的負荷の大きさが低下しても)、表示器16-3は点灯し続ける。
これにより、例えば、電気装置を1か月間にわたって動作させる場合、表示器16-3が点灯していると、1か月間のうちのある瞬間に電気装置の電気的負荷が定格電流の100%を超えて増大したことがわかる。
図6の信号処理回路12Aは、図8及び図9の両方のピークホールド回路を備えてもよい。
[第2の実施形態の効果]
第2の実施形態に係る監視装置を備えた電気装置1Aによれば、電気装置1Aの温度を検出し、電気装置1Aにかかる電気的負荷の大きさを検出し、さらに、検出された温度及び検出された電気的負荷の大きさに基づいて電気装置1Aの動作状態を判定することにより、電気装置の状態を従来よりも詳細にモニタリングすることができる。
温度検出素子13を電気回路11の近傍に配置することにより、電気回路11の故障を確実に防止することができる。それに代わって、温度検出素子13を電気装置1の筐体の内部に配置することにより、電気装置1Aの全体の温度を把握することができる。
第2の実施形態に係る監視装置を備えた電気装置1Aによれば、電気装置1Aの内部の状態を外部からモニタリングすることができる。また、電気装置1Aがどの程度余裕のある状態で動作しているのか把握することができる。
[他の変形例]
以上、本開示の実施形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本開示の例示に過ぎない。本開示の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
図4~図9の例では、検出された温度が60℃以下の範囲、60℃より高くかつ80℃以下の範囲、80℃より高く100℃以下の範囲、及び100℃より高い範囲のいずれにあるかを判定したが、2段階の温度範囲又は4段階以上の温度範囲を用いてもよい。この場合、電気装置1Aは、2つの表示器14又は4つ以上の表示器14を備える。
図4~図9の例では、検出された電流が定格電流の20%以下の範囲、20%より高くかつ50%以下の範囲、50%より高く100%以下の範囲、及び100%より高い範囲のいずれにあるかを判定したが、2段階の負荷範囲又は4段階以上の負荷範囲を用いてもよい。この場合、電気装置1Aは、2つの表示器16又は4つ以上の表示器16を備える。
判定された電気装置の動作状態を表示する表示器は、数字に代えて、予め決められたテキストを表示するように構成されてもよい。
表示器は、発光ダイオードに限らず、光又は音を発生する任意の表示器(インジケータ)であってもよい。
[まとめ]
本開示の各側面に係る監視装置及び電気装置は、以下のように表現されてもよい。
本開示の一側面に係る監視装置は、温度検出素子13、第1の表示器14、負荷検出素子、第2の表示器16、状態判定回路28、及び第3の表示器17を備える。温度検出素子13は、電気装置1Aの温度を検出する。第1の表示器14は、検出された温度を表示する。負荷検出素子は、電気装置1Aにかかる電気的負荷の大きさを検出する。第2の表示器16は、検出された電気的負荷の大きさを表示する。状態判定回路28は、検出された温度及び検出された電気的負荷の大きさに基づいて、電気装置1Aの動作状態を判定する。第3の表示器17は、判定された動作状態を表示する。
本開示の一側面に係る監視装置によれば、状態判定回路28は、検出された温度が複数の温度範囲のうちのいずれに含まれるかと、検出された電気的負荷の大きさが複数の負荷範囲のうちのいずれに含まれるかとに基づいて、電気装置1Aの動作状態を判定する。
本開示の一側面に係る監視装置は、検出された温度が第1の最大値に達した場合、検出された温度が第1の最大値より小さくなった後も、検出された温度が第1の最大値に達したことを第1の表示器14に表示させ続ける第1のピークホールド回路をさらに備える。
本開示の一側面に係る監視装置は、検出された電気的負荷の大きさが第2の最大値に達した場合、検出された電気的負荷の大きさが第2の最大値より小さくなった後も、検出された電気的負荷の大きさが第2の最大値に達したことを第2の表示器16に表示させ続ける第2のピークホールド回路をさらに備える。
本開示の一側面に係る電気装置1Aは、電気回路11と、監視装置と、電気回路11及び監視装置を含む筐体10Aとを備える。温度検出素子13は、電気回路11の近傍の温度又は筐体10Aの内部の温度を検出する。負荷検出素子は、電気回路11にかかる電気的負荷の大きさを検出する。
本開示は、例えば、スイッチング電源などの電源装置又はモータなどの負荷装置に適用可能である。
1,1A 電気装置
2 電力線
3 電気装置
4,4A 制御装置
10,10A 筐体
11 電気回路
12,12A 信号処理回路
13 温度検出素子
14-1~14-3 表示器
15 電流検出素子
16-1~16-3 表示器
17 表示器
21~23,25~27 判定回路
24 電流/電圧変換回路(I/V変換回路)
28 状態判定回路
E1 基準定電圧源
R0~R9,R11~R19,R21~R22 抵抗
Q1,Q2 スイッチング素子

Claims (5)

  1. 電気装置の温度を検出する温度検出素子と、
    前記検出された温度を表示する第1の表示器と、
    前記電気装置にかかる電気的負荷の大きさを検出する負荷検出素子と、
    前記検出された電気的負荷の大きさを表示する第2の表示器と、
    前記検出された温度及び前記検出された電気的負荷の大きさに基づいて、前記電気装置の動作状態を判定する状態判定回路と、
    前記判定された動作状態を表示する第3の表示器とを備える、
    監視装置。
  2. 前記状態判定回路は、前記検出された温度が複数の温度範囲のうちのいずれに含まれるかと、前記検出された電気的負荷の大きさが複数の負荷範囲のうちのいずれに含まれるかとに基づいて、前記電気装置の動作状態を判定する、
    請求項1記載の監視装置。
  3. 前記検出された温度が第1の最大値に達した場合、前記検出された温度が前記第1の最大値より小さくなった後も、前記検出された温度が前記第1の最大値に達したことを前記第1の表示器に表示させ続ける第1のピークホールド回路をさらに備える、
    請求項1又は2記載の監視装置。
  4. 前記検出された電気的負荷の大きさが第2の最大値に達した場合、前記検出された電気的負荷の大きさが前記第2の最大値より小さくなった後も、前記検出された電気的負荷の大きさが前記第2の最大値に達したことを前記第2の表示器に表示させ続ける第2のピークホールド回路をさらに備える、
    請求項1~3のうちの1つに記載の監視装置。
  5. 電気回路と、
    請求項1~4のうちの1つに記載の監視装置と、
    前記電気回路及び前記監視装置を含む筐体とを備える電気装置であって、
    前記温度検出素子は、前記電気回路の近傍の温度又は前記筐体の内部の温度を検出し、
    前記負荷検出素子は、前記電気回路にかかる電気的負荷の大きさを検出する、
    電気装置。
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