JP2023117943A - 測距装置 - Google Patents

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隆彦 西山
Takahiko Nishiyama
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Abstract

【課題】光分割部材と受光部材との相対的な位置または向きを簡単に調整可能な測距装置を提供すること。【解決手段】本測距装置(100)は、物体(200)との間の距離である物体距離(D)を測定する測距装置であって、発光部(1)からの光(L0)を複数の分割光(L1)に分割する光分割部材(3)と、複数の分割光(L1)を物体(200)側に照射する照射部(4)と、複数の分割光(L1)が物体(200)により反射された光である複数の戻り光(R)を導光する導光部材(5)と、光分割部材(3)を位置決め可能に支持する第1支持部材(6)と、導光部材(5)により導光された複数の戻り光(R)を受光し、前記複数の戻り光の各々に対応した受光信号(S)を出力する複数の受光部材(8)と、複数の受光部材(8)を支持する第2支持部材(9)と、第2支持部材(9)を移動または回転させることにより、光分割部材(3)に対する複数の受光部材(8)の相対的な位置または向きを調整可能な調整部(10)と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、測距装置に関する。
従来、物体との間の距離である物体距離を測定するLIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)装置等の測距装置が知られている。
上記測距装置には、光源から出力された光源光を回折格子により分割した複数の照射光を照射領域に照射し、照射された光が物体により反射された光の受光素子による受光信号に基づいて、物体距離を測定するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許6489320号公報
回折格子等の光分割部材を有する測距装置では、光分割部材と、該光分割部材による複数の分割光が物体により反射された光である複数の戻り光を受光して受光信号を出力する受光部材と、の間の相対的な位置または向きを簡単に調整することが求められる。
本発明は、光分割部材と受光部材との間の相対的な位置または向きを簡単に調整可能な測距装置を提供することを目的とする。
本測距装置(100)は、物体(200)との間の距離である物体距離(D)を測定する測距装置であって、発光部(1)からの光(L)を複数の分割光(L)に分割する光分割部材(3)と、複数の分割光(L)を物体(200)側に照射する照射部(4)と、複数の分割光(L)が物体(200)により反射された光である複数の戻り光(R)を導光する導光部材(5)と、光分割部材(3)を位置決め可能に支持する第1支持部材(6)と、導光部材(5)により導光された複数の戻り光(R)を受光し、前記複数の戻り光の各々に対応した受光信号(S)を出力する複数の受光部材(8)と、複数の受光部材(8)を支持する第2支持部材(9)と、第2支持部材(9)を移動または回転させることにより、光分割部材(3)に対する複数の受光部材(8)の相対的な位置または向きを調整可能な調整部(10)と、を有する。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、光分割部材と受光部材との間の相対的な位置または向きを簡単に調整可能な測距装置を提供できる。
実施形態に係る測距装置の全体構成を例示する側面図である。 実施形態に係る測距装置の全体構成を例示する斜視図である。 回折格子による光分割例を示す図であり、図3(a)は側面図、図3(b)は斜視図、図3(c)は正面図である。 実施形態に係る測距装置における回折格子と穴あきミラーの正面図である。 図4のV-V断面図である。 第1支持部材を例示する斜視図である。 図6における平面Pにより切断した第1支持部材の断面図である。 回折格子の位置決め部材を例示する図であり、図8(a)は回折格子の上面側から視た斜視図、図8(b)は回折格子の下面側から視た斜視図である。 第2支持部材と調整部を例示する斜視図である。 図9の第2支持部材と調整部の分解斜視図である。 実施形態に係る測距装置が有する制御部の機能構成例のブロック図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について詳細に説明する。各図面において、同一の構成部分には同一符号を付し、重複した説明を適宜省略する。
以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための測距装置を例示するものであって、本発明を以下に示す実施形態に限定するものではない。以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。
以下に示す図でX軸、Y軸およびZ軸により方向を示す場合があるが、X軸に沿うX方向は、実施形態に係る測距装置が備える照射部としてのポリゴンミラーの回転軸に沿う方向を示す。Y軸に沿うY方向は、X方向に交差する方向を示す。Z軸に沿うZ方向は、X軸およびY軸の両方に交差する方向を示す。
また、X方向で矢印が向いている方向を+X方向、+X方向の反対方向を-X方向と表記し、Y方向で矢印が向いている方向を+Y方向、+Y方向の反対方向を-Y方向と表記し、Z方向で矢印が向いている方向を+Z方向、+Z方向の反対方向を-Z方向と表記する。実施形態では、一例として+Y方向側に光を照射するものとする。但し、これらは測距装置の使用時における向きを制限するものではなく、測距装置は任意の向きに配置可能である。
<測距装置100の構成例>
図1~図10を参照して、実施形態に係る測距装置100の構成の一例を説明する。
図1および図2は測距装置100の全体構成を例示する図であり、図1は側面図、図2は斜視図である。図3は、回折格子3による光分割例を示す図であり、図3(a)は-X方向側から回折格子3を視た側面図、図3(b)は+Z方向側から視た回折格子3の斜視図、図3(c)は-Z方向側から視た回折格子3の正面図である。
図4は、測距装置100に配置された状態おける回折格子3と穴あきミラー5の正面図である。図5は、図4のV-V断面図である。図6は、第1支持部材6を例示する斜視図である。図7は、図6における平面Pにより切断した第1支持部材6の断面図である。図8は、回折格子3の位置決め部材11を例示する図であり、図8(a)は回折格子3の上面側から視た斜視図、図8(b)は回折格子3の下面側から視た斜視図である。図9は、第2支持部材9と調整部10を例示する斜視図である。図10は、図9の第2支持部材9と調整部10の分解斜視図である。
図1~図10に示すように、測距装置100は、LD(Laser Diode:半導体レーザ)1と、コリメートレンズ2と、回折格子3と、ポリゴンミラー4と、穴あきミラー5と、を有する。また、測距装置100は、第1支持部材6(図6、図7を参照)、集光レンズ7と、5つのAPD(Avalanche Photodiode:アバランシェフォトダイオード)8と、第2支持部材9と、調整部10(図9、図10を参照)と、を有する。
図1および図2に示すように、測距装置100は、LD1から発せられ、コリメートレンズ2を通ったレーザ光Lを回折格子3により分割し、分割された光である5つの分割光Lを、ポリゴンミラー4の第1反射面40で反射することにより物体200側に照射する。5つの分割光Lが物体200によって反射された光である5つの戻り光Rは、往きに来た光路を逆行して第1反射面40により反射された後、穴あきミラー5により5つのAPD8側に反射され、集光レンズ7を通って5つのAPD8に入射する。なお、戻り光Rは、物体200による正反射光と拡散反射光とを含む。測距装置100は、5つのAPD8が5つの戻り光Rを受光して出力する信号である受光信号Sに基づき、TOF(Time Of Flight)方式により物体200との間の距離である物体距離Dを測定できる。
LD1は、駆動信号に応じてレーザ光Lを発する発光部の一例である。レーザ光Lは、発光部からの光の一例である。レーザ光Lは、人間が視認できない近赤外光等の非可視光であることが好ましいが、可視光であってもよい。近赤外光は、例えば波長800[nm]以上2500[nm]以下の光であり、可視光は、例えば400[nm]以上800[nm]未満の光である。
発光部は、LD1に限られずLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)等であってもよい。発光部からの光はコヒーレント光に限られず、インコヒーレント光であってもよいが、回折格子3による回折効率を向上させる観点では、レーザ光L等のコヒーレント光を用いることが好ましい。なお、LD1等の発光部は、測距装置100の必須の構成部ではなく、測距装置100は、外部から測距装置100に入射した光を物体200側に照射して測距を行うこともできる。
コリメートレンズ2は、LD1からのレーザ光Lを入射させ、略平行化して出射させるレンズである。なお、コリメートレンズ2は、測距装置100の必須の構成部ではなく、測距装置100は、外部から測距装置100に入射した略平行光を物体側に照射して測距を行うこともできる。また、測距装置100は、略平行化されていない光を用いて測距を行うこともできるが、光利用効率を向上させる観点では、略平行光を物体200側に照射することが好ましい。
回折格子3は、コリメートレンズ2から出射されたレーザ光Lを5つの分割光Lに分割する光分割部材の一例である。但し、回折格子3により分割される光の数は5つに限定されるものではなく、2以上であれば、測距装置100の用途に応じて適宜変更可能である。
図3に示すように、回折格子3は、平面視において略円形状を有し、ガラスまたは樹脂等の材料を含んで構成された透光性部材である。ここでの透光性は、入射する光に対する光透過率が例えば60%以上であることを意味する。なお、回折格子3は、平面視において略矩形状や略楕円形状等の他の平面視形状を有してもよい。
回折格子3は、-Z方向側の面または+Z方向の面の少なくとも一方に、レーザ光Lの波長程度のピッチおよび高さを有する周期構造が形成されている。回折格子3は、入射されるレーザ光Lを周期構造により回折させることによって、分割光L11、L12、L13、L14、L15を含む5つの分割光Lに分割する。
分割光L11は、回折格子3の0次光(透過光)であり、分割光L12~L15は1次回折光である。5つの分割光Lの広がり角度の半分の角度である広がり半角θLは、人間の目に対する安全性を意味するアイセーフの観点では2.1[度]以上であることが好ましい。分割光L11~L15は、伝搬方向が相互に異なる略平行光束であり、それぞれ穴あきミラー5を通過し、ポリゴンミラー4の第1反射面40に入射する。
本実施形態では、回折格子3の中央を透過する分割光L11と、4つの対角方向に分割される分割光L12~L15が得られる構成を例示するが、各分割光が分割される方向は対角方向に限定されるものではなく、適宜選択可能である。
図1および図2に示すように、ポリゴンミラー4は、5つの分割光Lを物体200側に照射する照射部の一例である。
ポリゴンミラー4は、回転軸Aに沿う方向から視た平面視形状が略六角形状であり、六角形の各辺に対応する位置に回転軸Aに沿う平面である6つの第1反射面40を有し、モータ等の駆動部により回転軸A周りに回転可能な回転体である。ポリゴンミラー4が有する第1反射面40の数は6つに限定されず1以上であればよい。
ポリゴンミラー4は、回折格子3からの5つの分割光Lを、第1反射面40で反射することにより物体200側に照射する。また、ポリゴンミラー4は、回転軸A周りに回転しながら6つの第1反射面40で反射することにより、5つの分割光Lそれぞれを回転軸Aと交差する方向、例えばZ軸に沿う方向に走査させ、走査される5つの分割光Lを物体200側に照射できる。
ポリゴンミラー4は、アルミニウム等の金属材料を含む基材に対し、鏡面加工等により第1反射面40を形成すること、或いは樹脂材料を含む基材に対し、金属材料等を含む高反射膜を蒸着して第1反射面40を形成すること等によって製作できる。
なお、照射部は、ポリゴンミラー4に限定されるものではなく、複数の分割光を物体200側に照射できれば、レンズやミラー等の他の光学部材をポリゴンミラー4以外に含んでもよいし、揺動ミラー等のポリゴンミラー4以外の可動部を含んでもよい。また照射部は、可動部を含まず、走査されない光である略平行光または発散光を物体200側に照射してもよい。
穴あきミラー5は、複数の分割光Lが物体200により反射された複数の戻り光Rを導光する導光部材の一例である。穴あきミラー5は、回折格子3と第1反射面40との間に設けられる。
図4および図5に示すように、穴あきミラー5は、その法線方向から視た平面視形状が略円形状の円柱状部材である。但し、穴あきミラー5の平面視形状は、略矩形状、略多角形状等であってもよい。穴あきミラー5の基材の材質には特段の制限はなく、金属、樹脂、ガラス等を適用できる。
穴あきミラー5は、接触面51と、開口52と、凹部53と、第2反射面54と、を有する。穴あきミラー5は、測距装置100に設置された状態において、回折格子3からの複数の分割光Lを、開口52を通してポリゴンミラー4側に通過させるとともに、ポリゴンミラー4からの複数の戻り光Rを第2反射面54で反射することにより複数のAPD8に向けて導光する。
接触面51は、第2反射面54と向き合う面であり、第1支持部材6に接触する面である。接触面51は、穴あきミラー5が測距装置100に設置された状態において、コリメートレンズ2側に配置される。
開口52は、穴あきミラー5の法線方向から視た平面視形状が略円形状であり、穴あきミラー5をその法線方向に貫通する貫通孔である。但し、開口52の平面視形状は、略円形状に限らず、略矩形状、略多角形状等であってもよい。複数の分割光Lは、穴あきミラー5において、開口52を通過でき、開口52以外の領域では反射または光吸収されて通過できない。なお、開口52は、貫通孔に限定されず、ガラス等の透光性部材により構成されてもよい。この場合には、複数の分割光Lは開口52を透過する。
凹部53は、穴あきミラー5の法線方向に沿って開口52の周囲が接触面51に対して窪むように形成された部位である。凹部53は、深い位置ほど直径が狭くなる形状である略円錐形状に窪んでいる。但し、窪んでいれば凹部53の形状に特段の制限はない。凹部53が形成されることにより、測距装置100に設置された状態において、その少なくとも一部を凹部53内に挿入して配置できるため、凹部53が形成されていない場合と比較して、回折格子3と第2反射面54との間の距離である部材間距離が短くなる。
凹部53の表面531は、光拡散性を有する面である。光拡散性を有する面は、例えば分割光Lの波長程度の表面粗さを有する面である。表面531が光拡散性を有することにより、穴あきミラー5が測距装置100に設置された状態において、複数の分割光Lのうち、穴あきミラー5における開口52以外の領域で反射された光に由来する迷光が抑制される。
第2反射面54は、穴あきミラー5が測距装置100に設置された状態において、穴あきミラー5におけるポリゴンミラー4側に設けられ、戻り光Rを反射する。第2反射面54は、例えば、穴あきミラー5の基材の表面に光反射率が高い金属薄膜を蒸着すること等により形成される。或いは第2反射面54は、穴あきミラー5の基材が金属である場合には、基材を鏡面加工することによって形成することもできる。
図5において、有効径dは、回折格子3において光分割のために使用される領域である有効領域の直径を示している。設置角度θsは、穴あきミラー5が測距装置100に設置された状態において、レーザ光Lの中心軸(光軸)Bと略直交する直交軸Cと、第2反射面54と、がなす角度を示している。部材間距離eは、回折格子3と第2反射面54との間の距離を示している。例えば、部材間距離eは、回折格子3および穴あきミラー5が測距装置100に設置された状態での回折格子3と第2反射面54の中心54cとの間の距離である。本実施形態では、一例として、有効径dは3.0[mm]、部材間距離eは5.0[mm]、設置角度θsは45.0[度]である。
なお、導光部材は、戻り光Rを複数のAPD8側に反射できれば、穴あきミラー5に限定されるものではない。例えば導光部材としてビームスプリッタ、偏光ビームスプリッタ等を用いてもよい。また導光部材は、必ずしも回折格子3からの複数の分割光Lを通過または透過させなくてもよく、回折格子3からポリゴンミラー4までの光路外の領域に配置されてもよい。但し、回折格子3からの複数の分割光Lを通過または透過可能に導光部材を設けると、測距装置100を小型化できるため好適である。
図6~図8に示すように、第1支持部材6は、回折格子3と、穴あきミラー5と、を支持する部材である。第1支持部材6は、位置決め部材11を介して回折格子3を位置決め可能に支持する。
図6および図7に示すように、第1支持部材6は、固定面61と、挿抜孔62と、孔63と、を有する。第1支持部材6は、金属または樹脂等の材料を含んで構成され、測距装置100において、コリメートレンズ2と、ポリゴンミラー4と、の間に配置される。
固定面61は、穴あきミラー5における接触面51に接触され、接着部材等により穴あきミラー5を固定する。穴あきミラー5は、図6の矢印55の方向に沿って固定面61に近接し、固定面61に固定されることによって第1支持部材6に支持される。
挿抜孔62は、回折格子3を支持した位置決め部材11を挿入および抜去可能な孔である。第1支持部材6が位置決め部材11を支持する場合には、位置決め部材11は、矢印114が向く方向に沿って挿抜孔62に挿入される。一方、第1支持部材6が位置決め部材11を支持しない場合には、位置決め部材11は、矢印114が向く方向とは反対方向に沿って挿抜孔62から抜去される。図7は、第1支持部材6が位置決め部材11を支持した状態を示している。位置決め部材11が第1支持部材6に対して挿抜されることにより、第1支持部材6は、穴あきミラー5を支持した状態において回折格子3を着脱可能に支持できる。
孔63は、第1支持部材6が測距装置100に設置された状態において、コリメートレンズ2からのレーザ光Lを通過させる孔である。
図8に示すように、位置決め部材11は、第1突当面111と、第2突当面112と、第3突当面113と、を有する。位置決め部材11は、接着部材等により接着することによって、その-Z方向側に回折格子3を固定する。
第1突当面111、第2突当面112および第3突当面113のそれぞれは、第1支持部材6の挿抜孔62に位置決め部材11が挿入された際に、第1支持部材6に突き当たることにより回折格子3を位置決めする面である。第1突当面111はY方向、第2突当面112はX方向、第3突当面113はZ方向それぞれにおける回折格子3の位置決めのために用いられる。
図1および図2に戻り、説明を続ける。集光レンズ7は、穴あきミラー5と複数のAPD8との間に設けられ、穴あきミラー5によって反射された複数の戻り光Rのそれぞれを集光し、複数の戻り光Rと対をなすAPD8に入射させる。集光レンズ7は、透光性を有するガラスまたは樹脂材料を含んで構成できる。集光レンズ7は、複数のレンズによって構成されてもよい。なお、集光レンズ7は、測距装置100の必須の構成部ではないが、光利用効率を向上させたり、受光信号の信号対雑音比を向上させたりする観点では、複数のAPD8の前段に設けられることが好ましい。
5つのAPD8は、穴あきミラー5により導光された複数の戻り光Rを受光し、複数の戻り光Rの各々に対応した受光信号Sを出力する複数の受光部材の一例である。5つのAPD8のそれぞれは、アバランシェ増倍と呼ばれる現象を利用して受光感度を向上させたフォトダイオードの一種である。但し、受光部材はAPD8に限定されるものではなく、PD(Photodiode:フォトダイオード)や光電子増倍管等を用いてもよい。また複数の受光部材ごとにAPDやPD等の異なるものを用いてもよい。複数のAPD8の数は5つに限定されるものではなく、回折格子3により分割される分割光Lの数に合わせて変更可能である。
第2支持部材9は、複数のAPD8を支持する。第2支持部材9は、例えば複数のAPD8が実装されることにより複数のAPD8を支持するAPD実装基板である。
調整部10は、第2支持部材9を移動または回転させることにより、回折格子3に対する複数のAPD8の相対的な位置または向きを調整可能である。
調整部10による第2支持部材9の移動および回転によって、回折格子3に対する複数のAPD8の相対的な位置または向きが調整され、複数のAPD8のそれぞれは、対をなす分割光Lに由来する戻り光Rを受光し、その受光信号Sを出力可能になる。
図9および図10に示すように、第2支持部材9は、5つのAPD8であるAPD81、APD82、APD83、APD84およびAPD85を支持する。第2支持部材9は、調整部10に設けられた溝101(図10を参照)に嵌合され、ネジ部材等によって調整部10に固定される。
調整部10による第2支持部材9の移動は、例えば、X方向に沿った移動量Δx、Y方向に沿った移動量Δy、Z方向に沿った移動量Δz等の並進移動である。調整部10による第2支持部材9の回転は、例えばX軸周りの回転角Δφx、Y軸周りの回転角Δφy、Z軸周りの回転角Δφz等の回転である。
調整部10は、ネジ部材やシム部材等を含んで構成される。例えば移動量Δx、移動量Δzおよび回転角Δφyは、調整を行う作業者が複数のAPD8の受光信号Sを監視しながら調整部10を手動で動かすことにより移動量Δx、移動量Δzおよび回転角Δφyを調整した後、ネジ部材で調整部10に第2支持部材9を固定すること等により調整される。また移動量Δy、回転角Δφx、および回転角Δφxは、調整を行う作業者が複数のAPD8の受光信号Sを監視しながら調整部10と第2支持部材9との間にシム部材を挿入し、シム部材の厚みによって移動量Δy、回転角Δφxおよび回転角Δφxを調整した後、ネジ部材で調整部10に第2支持部材9を固定すること等により調整される。
例えば調整部10による調整では、まず位置決め部材11を第1支持部材6から抜去され、レーザ光Lが回折格子3により分割されていない状態において、複数のAPDの位置または向きの粗調整が行われる。この粗調整後に、位置決め部材11を第1支持部材6に挿入され、レーザ光Lが回折格子3により分割されている状態において、複数のAPDの位置または向きの微調整が行われる。これにより、回折格子3と複数のAPD8との相対的な位置または向きの調整を効率的に実行できる。但し、調整部10による調整方法は、この方法に限定されるものではない。
調整部10は、第2支持部材9を移動させる並進ステージ等の移動機構、または第2支持部材9を回転させる回転ステージ等の回転機構を含んでもよい。また調整部10は、移動機構および回転機構を駆動させるモータ等の駆動部を含んでもよい。
(制御部12の機能構成例)
次に図11を参照して、測距装置100が有する制御部12の機能構成の一例について説明する。図11は、制御部12の機能構成の一例を説明するブロック図である。制御部12は、回転制御部121と、発光制御部122と、距離情報取得部123と、出力部124と、を有する。
制御部12は、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の電気回路により上記各機能を実現できる他、上記各機能の少なくとも一部をソフトウェア(CPU;Central Processing Unit)によって実現することもできる。また、制御部12は、複数の回路または複数のソフトウェアによってこれらの機能を実現してもよい。上記各機能の一部は、制御部12以外の構成部により実現されてもよく、制御部12と制御部12以外の構成部との分散処理により実現されてもよい。
回転制御部121は、ポリゴンミラー4を回転させるモータの回転駆動を制御することにより、ポリゴンミラー4の回転軸A周りの回転を制御する。
発光制御部122は、LD1を発光駆動させる発光駆動部に制御信号を出力することにより、LD1の発光を制御する。また発光制御部122は、LD1が発光した時刻に対応する発光時刻情報を距離情報取得部123に出力する。
距離情報取得部123は、戻り光Rに基づいて、物体200との間の距離情報を演算により取得する。具体的には、距離情報取得部123は、LD1によりレーザ光Lから発せられた発光時刻情報を発光制御部122から入力し、複数のAPD8から出力される受光信号Sに基づき、戻り光Rが受光された受光時刻情報を演算により取得する。距離情報取得部123は、TOF(Time Of Flight)の原理に基づき、以下の(1)式を演算することによって距離情報Dtを取得できる。
Dt=c×Δt/2 ・・・(1)
nは、分割光L11~L15それぞれに対応する整数である。例えば、Dtは分割光L11に基づき得られる距離情報、Dtは分割光L12に基づき得られる距離情報、Dtは分割光L13に基づき得られる距離情報、Dtは分割光L14に基づき得られる距離情報、Dtは分割光L15に基づき得られる距離情報である。cは光速(略3×10[m/s])を表す。
Δtは、分割光L11~L15それぞれにおける発光時刻と受光時刻との間の時間差である。なお、分割光L11~L15は、LD1から同時に発せられたレーザ光Lを分割したものであるため、発光時刻はいずれも等しい。一方で、分割光L11~L15それぞれにおいて受光時刻はそれぞれ異なる。距離情報取得部123は、分割光L11~L15ごとでの距離情報Dtを、並行演算により取得することが好ましい。
距離情報を取得する方式は、TOF方式に限定されるものではない。例えば測距装置100は、振幅変調したレーザ光を照射し、物体で反射または散乱された戻り光と照射したレーザ光との位相差に基づき、距離情報を取得する位相差検出方式等を用いることもできる。
距離情報取得部123は、出力部124を介して外部装置に距離情報を出力できる。
(測距装置100の作用効果)
以上説明したように、本実施形態に係る測距装置100は、回折格子3(光分割部材)と、ポリゴンミラー4(照射部)と、穴あきミラー5(導光部材)と、第1支持部材6と、複数のAPD8(複数の受光部材)と、第2支持部材9と、調整部10と、を有する。
測距装置100は、第1支持部材6により回折格子3を位置決め可能に支持し、調整部10により、回折格子3に対する複数のAPD8の相対的な位置または向きを調整可能にすることによって、回折格子3と複数のAPD8との間の相対的な位置または向きの調整機能を調整部10に集約できる。これにより、本実施形態では、回折格子3および複数のAPD8の両方を調整する場合と比較して、回折格子3と複数のAPD8との間の相対的な位置または向きを簡単に調整可能な測距装置100を提供できる。また、光分割部材の位置または向きを調整するための構成部を設けると、調整の余裕を設けるために光分割部材の有効領域を大きくする必要がある。これに対し、測距装置100では、回折格子3の位置または向きを調整するための構成部を有さず、調整の余裕を設ける必要がないため、回折格子3を小型化することができる。
また、測距装置100では、回折格子3により分割された複数の分割光Lの広がり半角は2.1[度]以上である。これにより、測距装置100による測距においてアイセーフを実現できる。
ここで、回折格子等の光分割部材と、ポリゴンミラー等の照射部と、穴あきミラー等の導光部材と、を有する測距装置では、光分割部材による分割光の広がり半角を広くした場合に、光分割部材と照射部との距離が長くなると、分割光が広がって分割光の一部がポリゴンミラーの反射面等に入射できなくなる場合がある。
分割光の全部がポリゴンミラーの反射面等に入射できるように該反射面の面積を大きくすると、ポリゴンミラーが大型化する結果、測距装置が大型化したり、測距装置の振動により測距精度が低下したりする場合がある。例えば、照射光を2軸方向に走査させるために、回転機構によってポリゴンミラーをその回転軸と交差する軸周りに回転させる場合には、モーメントや慣性テンソルによる振動が発生し、測距精度が低下しやすくなる。従って、測距装置を小型化し、測距精度を高く確保する等の観点では、照射部の大型化を避けるために、光分割部材と照射部との間の距離は、短いことが好ましい。
一方で、光分割部材と照射部との間に設けられる導光部材と、照射部と、の距離が短いと、照射部による照射光の一部が、光分割部材、光分割部材の支持部材、導光部材、導光部材の支持部材等によってけられ、測距装置により測距可能な空間範囲が制限される場合がある。従って、測距可能な空間範囲を広く確保する観点においては、導光部材と照射部との間の距離は長いことが好ましい。
以上のことから、光分割部材と照射部との間の距離を短くし、かつ導光部材と照射部との間の距離を長くするために、光分割部材と導光部材との間の部材間距離は、できるだけ短いことが好ましい。
本実施形態では、ポリゴンミラー4は、複数の分割光Lを、少なくとも1つの第1反射面40で反射することにより物体200側に照射する。穴あきミラー5は、複数の分割光Lをポリゴンミラー4側に通過または透過させる開口52と、複数の戻り光Rを複数のAPD8側に反射する第2反射面54と、を有する。第2反射面54は、回折格子3と第1反射面40との間に設けられる。これらの構成により、回折格子3と穴あきミラー5との間の部材間距離eを短くすることができる。例えば、回折格子3と穴あきミラー5の第2反射面54との間の部材間距離eは、5.0[mm]以下とすることができる。これらの結果、本実施形態では、測距装置100を小型化し、測距装置100による測距精度を高く確保するとともに、測距装置100による測距可能な空間範囲を広く確保することができる。
また、本実施形態では、穴あきミラー5は、開口52の周囲が窪むように形成された凹部53を有する。回折格子3の少なくとも一部を凹部53の内部に挿入するように回折格子3を配置できるため、凹部53が形成されていない場合と比較して、回折格子3と第2反射面54との間の部材間距離eを短くすることができる。
また、本実施形態では、凹部53の表面531は光拡散性を有する。これにより、複数の分割光Lのうち、穴あきミラー5における開口52以外の領域で反射された光に由来する迷光を抑制できるため、受光信号Sに混入するノイズを抑制し、測距装置100による測距精度を高く確保できる。
また、本実施形態では、第1支持部材6は、穴あきミラー5をさらに支持する。回折格子3と穴あきミラー5の支持部材を一体化できるため、測距装置100の構成を簡略化するとともに、回折格子3と複数のAPD8との間の相対的な位置または向きを簡単に調整可能になる。
また、本実施形態では、第1支持部材6は、穴あきミラー5を支持した状態において回折格子3を着脱可能に支持する。この構成により、測距装置100では、位置決め部材11を第1支持部材6から抜去し、レーザ光Lが回折格子3により分割されていない状態において、複数のAPDの位置または向きの粗調整を行うことができる。そして粗調整後に、位置決め部材11を第1支持部材6に挿入し、レーザ光Lが回折格子3により分割されている状態において、複数のAPDの位置または向きの微調整が行うことができる。これらの結果、回折格子3と複数のAPD8との相対的な位置または向きの調整を効率的に実行できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形または変更が可能である。
実施形態の説明で用いた序数、数量等の数字は、全て本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明は例示された数字に制限されない。また、構成要素間の接続関係は、本発明の技術を具体的に説明するために例示するものであり、本発明の機能を実現する接続関係をこれに限定するものではない。
実施形態に係る測距装置は、例えば、サービスロボットに搭載され、サービスロボットの進行方向または周囲に存在する対象物との間の物体距離を測定する用途に使用できる。サービスロボットとは、工場内での資材運搬、接客施設での商品運搬および案内業務、施設内警備、或いは清掃等の主に役務の目的で使用される自律移動型の移動体をいう。また移動体とは移動可能な物体をいう。サービスロボットに搭載される測距装置は、サービスロボットの進行方向または周囲に存在する物体を検出したり、サービスロボットが動作する施設の施設内地図等を作成したりするために使用される。但し、実施形態に係る測距装置は、サービスロボット用途に限定はされず、様々な用途に適用可能である。
1…LD(発光部)、2…コリメートレンズ、3…回折格子(光分割部材)、4…ポリゴンミラー(照射部)、40…第1反射面、5…穴あきミラー(導光部材)、51…接触面、52…開口、53…凹部、531…表面、54…第2反射面、54c…第2反射面の中心、55…矢印、6…第1支持部材、61…固定面、62…挿抜孔、63…孔、7…集光レンズ、8…複数のAPD(複数の受光部材)、81、82、83、84、85…APD、9…第2支持部材、10…調整部、11…位置決め部材、111…第1突当面、112…第2突当面、113…第3突当面、114…矢印、12…制御部、121…回転制御部、122…発光制御部、123…距離情報取得部、124…出力部、100…測距装置、200…物体、A…回転軸、B…中心軸、C…直交軸、L…レーザ光、L…複数の分割光、L11、L12、L13、L14、L15…分割光、R…複数の戻り光、D…物体距離、P…平面、S受光信号、θL…広がり半角、d…有効径、e…部材間距離、θs…設置角度、Δx、Δy、Δz…移動量、Δφx、Δφy、Δφz…回転角

Claims (8)

  1. 物体との間の距離である物体距離を測定する測距装置であって、
    発光部からの光を複数の分割光にする光分割部材と、
    前記複数の分割光を前記物体側に照射する照射部と、
    前記複数の分割光が前記物体に反射された光である複数の戻り光を導光する導光部材と、
    前記光分割部材を位置決め可能に支持する第1支持部材と、
    前記導光部材により導光された前記複数の戻り光を受光し、前記複数の戻り光の各々に対応した受光信号を出力する複数の受光部材と、
    前記複数の受光部材を支持する第2支持部材と、
    前記第2支持部材を移動または回転させることにより、前記光分割部材に対する前記複数の受光部材の相対的な位置または向きを調整可能な調整部と、を有する測距装置。
  2. 前記複数の分割光の広がり角度の半分の角度である広がり半角は、2.1[度]以上である、請求項1に記載の測距装置。
  3. 前記照射部は、前記複数の分割光を、少なくとも1つの第1反射面で反射することにより前記物体側に照射し、
    前記導光部材は、前記複数の分割光を前記照射部側に通過または透過させる開口と、前記複数の戻り光を前記複数の受光部材側に反射する第2反射面と、を有し、
    前記第2反射面は、前記光分割部材と前記第1反射面との間に設けられる、請求項1または請求項2に記載の測距装置。
  4. 前記光分割部材と前記第2反射面との間の距離である部材間距離は5.0[mm]以下である、請求項3に記載の測距装置。
  5. 前記導光部材は、前記開口の周囲が窪むように形成された凹部を有する、請求項3または請求項4に記載の測距装置。
  6. 前記凹部の表面は、光拡散性を有する、請求項5に記載の測距装置。
  7. 前記第1支持部材は、前記導光部材をさらに支持する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の測距装置。
  8. 前記第1支持部材は、前記導光部材を支持した状態において前記光分割部材を着脱可能に支持する、請求項7に記載の測距装置。
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