JP2023113050A - 情報処理装置、プログラム及び検出装置 - Google Patents

情報処理装置、プログラム及び検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】においの判定を容易に行うことのできる情報処理装置、プログラム及び検出装置を提供すること。【解決手段】本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、提示部と、提供部とを備える。提示部は、選択可能な態様でテンプレートを情報処理端末に提示する。テンプレートは、におい検出時のセンサの動作を指示するパラメータを含む。提供部は、テンプレートのうち情報処理端末から選択されたテンプレートを、該情報処理端末に提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム及び検出装置に関する。
一般に、においは、視覚により確認できるものではないが、これを可視化するための技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。また、においから物体を識別するための技術も提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2021-76458号公報 WO2020/116490
ところで、においを可視化する際には、該当するにおいを言葉で表す場合がある。この場合に、用いる言葉を一定の範囲に限ることで、においを的確に表現することができる。また、その範囲に応じて、においを検出するセンサ等の設定を適切に行うことができれば、においの判定も的確になる。
本発明では上記事情を鑑み、においの判定を容易に行うことのできる情報処理装置、プログラム及び検出装置を提供することとした。
本発明の一態様によれば、情報処理装置が提供される。この情報処理装置は、提示部と、提供部とを備える。提示部は、選択可能な態様でテンプレートを情報処理端末に提示する。テンプレートは、におい検出時のセンサの動作を指示するパラメータを含む。提供部は、テンプレートのうち情報処理端末から選択されたテンプレートを、該情報処理端末に提供する。
本発明の一態様によれば、容易ににおいの判定を行うことが可能となる。
本発明の実施形態に係るシステム100の構成例を示した図である。 情報処理装置1の構成を示した図である。 情報処理端末3の構成を示した図である。 検出装置4の構成を示した図である。 検出装置5の構成を示した図である。 システム100の機能的な構成を示すブロック図である。 テンプレートの登録時に情報処理端末6のブラウザに表示される登録画面の例を示した図である。 システム100の動作の流れを示すアクティビティ図である。 テンプレートの表示例を示した図である。 センサを選択する画面の表示例を示した図である。 判定結果の表示例を示した図である。 テンプレート登録時のシステム100の動作の流れを示すアクティビティ図である。 テンプレート登録時のシステム100の動作の流れを示すアクティビティ図である。 においデータを選択する画面の例を示した図である。 システム100の運用例を説明するための図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
1.全体構成
図1は、本発明の実施形態に係るシステム100の構成例を示した図である。同図に示すように、システム100は、情報処理装置1がネットワーク2に接続されて構成される。ネットワーク2には、情報処理端末3が接続され、情報処理端末3には、検出装置4が接続されている。また、ネットワーク2には、検出装置5と、情報処理端末6とが接続されている。なお、ネットワーク2に接続される情報処理端末3の数と、検出装置5の数、情報処理端末6の数に制限はなく、情報処理端末3と検出装置5とを含めた少なくとも1つのみが、ネットワーク2に接続されていればよい。なお、情報処理端末3と、検出装置5と、情報処理端末6は、必要に応じてネットワーク2に接続可能であればよく、常時接続されている必要はない。
情報処理装置1は、検出装置4や検出装置5が有するセンサの動作を指示するパラメータ等を含むテンプレートを提供するとともに、検出装置4や検出装置5で検出されたにおいの判定を行う。ネットワーク2は、情報処理装置1と、情報処理端末3、検出装置5とを通信可能にするネットワークであり、例えば、インターネットを含むものである。情報処理端末3は、タブレット、スマートフォンや可搬型のコンピュータであり、情報処理装置1との通信と検出装置4の制御とを行う。検出装置4は、センサを有しており、においの検出を行う。検出装置5は、検出装置4と同様に、においの検出を行うとともに、情報処理端末を介することなく情報処理装置1との通信が可能な構成となっている。情報処理端末6は、コンピュータ等であり、後述するテンプレート等の設定を行うものである。
2.情報処理装置1の構成
次に、情報処理装置1の構成について説明する。図2は、情報処理装置1の構成を示した図である。同図に示すように、情報処理装置1は、処理部11と、記憶部12と、一時記憶部13と、外部装置接続部14と、通信部15とを有しており、これらの構成要素が情報処理装置1の内部において通信バス16を介して電気的に接続されている。
処理部11は、例えば、中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)により実現されるもので、記憶部12に記憶された所定のプログラムに従って動作し、種々の機能を実現する。
記憶部12は、様々な情報を記憶する不揮発性の記憶媒体である。これは、例えばハードディスクドライブ(Hard Disk Drive:HDD)やソリッドステートドライブ(Solid State Drive:SSD)等のストレージデバイスにより実現される。なお、記憶部12は、情報処理装置1と通信可能な別の装置に配するようにすることも可能である。
一時記憶部13は、揮発性の記憶媒体である。これは、例えばランダムアクセスメモリ(Random Access Memory:RAM)等のメモリにより実現され、処理部11が動作する際に一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶する。
外部装置接続部14は、例えばユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus:USB)や高精細度マルチメディアインターフェース(High-Definition Multimedia Interface:HDMI)といった規格に準じた接続部であり、キーボード等の入力装置やモニタ等の表示装置を接続可能としている。
通信部15は、例えばローカルエリアネットワーク(Local Area Network:LAN)規格に準じた通信手段であり、情報処理装置1とローカルエリアネットワークやこれを介したインターネット等のネットワーク2との間の通信を実現する。
なお、情報処理装置1には、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能であり、複数のコンピュータを用いて情報処理装置1を構成することも可能である。
3.情報処理端末3の構成
図3は、情報処理端末3の構成を示した図である。同図に示すように、情報処理端末3は、処理部31と、記憶部32と、一時記憶部33と、外部装置接続部34と、通信部35と、入力部36と、表示部37とを有しており、これらの構成要素が情報処理端末3の内部において情通信バス38を介して電気的に接続されている。
処理部31は、例えば、中央処理装置により実現されるもので、記憶部32に記憶された所定のプログラムに従って動作し、種々の機能を実現する。
記憶部32は、様々な情報を記憶する不揮発性の記憶媒体である。
一時記憶部33は、揮発性の記憶媒体である。これは、例えばランダムアクセスメモリ等のメモリにより実現され、処理部21が動作する際に一時的に必要な情報(引数、配列等)を記憶する。
外部装置接続部34は、例えばユニバーサルシリアルバスやブルートゥース(登録商標)といった規格に準じた接続部であり、検出装置4等を接続可能にする。
通信部35は、例えばローカルエリアネットワーク規格に準じた通信手段であり、情報処理装置1とローカルエリアネットワークやこれを介したインターネット等のネットワーク2との間の通信を実現する。また、通信部35は、携帯電話網を介して通信可能な通信手段も含む。
入力部36は、操作入力を受け付ける。表示部37は、情報等を画面表示する。なお、入力部36と表示部37は、タッチパネルとして一体化されていてもよい。
なお、情報処理端末3には、汎用のスマートフォンやタブレット端末、ノートPC等を利用することが可能である。
4.検出装置4の構成
図4は、検出装置4の構成を示した図である。同図に示すように、検出装置4は、接続部41と、制御部42と、検出部43とを有している。
接続部41は、例えばユニバーサルシリアルバスやブルートゥース(登録商標)といった規格に準じたものであり、情報処理端末3等を接続可能にする。制御部42は、検出部43の動作を制御するとともに、情報処理端末3等との間で情報の授受を行う。検出部43は、においを検出するセンサを有している。検出部43が有するセンサは、例えば、二酸化炭素、一酸化炭素、メタン、ブタン、アンモニア等のガスを検知するセンサや、複数の水晶振動子センサであり、各々の水晶振動子センサは、非特異的吸着性を有する薄膜により形成された水晶振動子を有し、それぞれ異なる化合物が蒸着されている。蒸着される化合物は、例えば、Dフェニルアラニン、D-チロシン、DL-セスチジン、Dグルコース、アデニン、ポリエチレン等である。これらは、いずれも、匂いの成分の付着により、共振周波数が変化するもので、匂い成分の付着具合は、化合物によって異なるため、水晶振動子センサの各々が異なる匂いを検知することができる。
5.検出装置5の構成
図5は、検出装置5の構成を示した図である。同図に示すように、検出装置5は、通信部51と、制御部52と、検出部53と、表示部55と、入力部54とを有している。
通信部51は、例えばローカルエリアネットワーク規格に準じた通信手段であり、検出装置5とローカルエリアネットワークやこれを介したインターネット等のネットワーク2との間の通信を実現する。また、通信部51は、携帯電話網を介して通信可能な通信手段も含むようにしてもよい。
制御部52は、検出部53の動作を制御するとともに、情報処理装置1等との間で情報の授受を行う。検出部53は、検出部43と同様に、においを検出するセンサを有している。
入力部54は、操作入力を受け付ける。表示部55は、情報等を画面表示する。なお、入力部54と表示部55は、タッチパネルとして一体化されていてもよい。
6.情報処理端末6の構成
情報処理端末6は、情報処理装置1と同様の構成であるため、詳細の説明は省略する。
7.システム100の機能的構成
次に、システム100の機能について説明する。図6は、システム100の機能的な構成を示すブロック図である。なお、ここでは、システム100が、情報処理装置1と、情報処理端末3と、検出装置4とで構成された例を説明するが、検出装置5は、情報処理端末3と、検出装置4とを併せた構成と同様のものとなる。
図6に示すように、情報処理装置1は、提示部101と、提供部102と、取得部103と、判定部104と、記憶部105と、登録部106と、学習部107と、管理部108とを備える。なお、これら各機能部は、コンピュータを情報処理装置として機能させるプログラムにより実現されるもので、具体的には、処理部11がプログラムに従って動作し、その動作の際に、処理部11が必要に応じて記憶部12と、一時記憶部13と、外部装置接続部14と、通信部15とを動作させることで実現される。
提示部101は、選択可能な態様でテンプレートを情報処理端末3に提示する。テンプレートは、検出装置4を適切に動作させるための指示等を含むもので、情報処理端末6等から登録されるものである。情報処理端末6は、ブラウザ等で情報処理装置1にアクセスし、テンプレートの登録を行う。図7は、テンプレートの登録時に情報処理端末6のブラウザに表示される登録画面の例を示した図である。同図に示すように、テンプレートの登録画面は、ラベル、判定モデル、パラメータを登録することができる。
テンプレートに含まれるラベルは、においを言葉で表現したもので、判定モデルは、センサの出力と、においとの関係を予め機械学習させた学習済みモデルであり、判定部104で判定を行う際に用いられるもので、テンプレートは、判定モデルの指定を含む。また、パラメータは、例えば、前洗浄、吸引、滞留、後洗浄の各時間を指定するとともに、センサのサンプリングレートであるレートの指定を含む。前洗浄、吸引、滞留、後洗浄は、それぞれ、センサの動作である。このように、テンプレートは、におい検出時のセンサの動作を指示するパラメータを含む。また、テンプレートは、検出に利用する検出装置4、つまり、センサの指定を含むようにしてもよい。
提供部102は、提示部101が提示したテンプレートのうち情報処理端末3から選択されたテンプレートを、その情報処理端末3に提供する。
取得部103は、情報処理端末3から検出装置4のセンサが検出した検出結果を取得する。
判定部104は、判定モデルを利用して検出結果に基づくにおいの判定を行う。また、判定部104は、ラベルに対応するにおいの含有率で判定の結果を表し、情報処理端末3に、その結果を提示する。
記憶部105は、テンプレートや判定モデルを記憶するとともに、取得部103が取得した検出結果も記憶する。なお、検出結果は、一時的に記憶し、判定部104による判定が終了した際に削除するようにしてもよい。
登録部106は、情報処理端末3からパラメータ及び判定モデルの指定を受け付け、該受け付けた指定に基づいてテンプレートを新たに登録する。登録部106がテンプレートの登録を行う際には、情報処理端末3は、テンプレートの提供者が操作することになる。
学習部107は、ラベルとして用いる言葉と、該言葉に対応する複数の検出結果とに基づいて、機械学習を行い、該機械学習の結果に基づいて判定モデルを生成する。判定モデルを生成する際の機械学習は、例えば、特許文献2に記載されている技術を利用して行う。
管理部108は、情報処理端末3による利用の可否と課金情報とを管理する。課金情報は、情報処理端末により登録されたテンプレートの利用料を含む。
また、情報処理端末3は、取得部301と、制御部302と、送出部303と、提示部304とを備える。これらの各機能部は、処理部31がプログラムに従って動作し、その動作の際に、処理部31が必要に応じて記憶部32と、一時記憶部33と、外部装置接続部34と、通信部35と、入力部36と、表示部37とを動作させることで実現される。
取得部301は、情報処理装置1からテンプレートを取得する。制御部302は、取得部301が取得したテンプレートに含まれるパラメータに基づいて検出装置4のセンサの動作を制御する。送出部303は、検出装置4のセンサによるにおいの検出結果を情報処理装置1に送出す。提示部304は、送出部303が送出した検出結果に基づいて情報処理装置1が判定した判定結果を取得して提示する。
なお、図示は省略するが、検出装置5は、情報処理端末3と検出装置4を併せた機能部を有するもので、例えば、検出装置5は、取得部と、におい検出部と、送出部と、提示部とを備える。この図示しない取得部は、取得部301と同様に、情報処理装置1からテンプレートを取得する。また、図示しないにおい検出部は、制御部302と検出装置4の機能を併せた機能部であり、パラメータに基づいて動作してにおいの検出を行う。図示しない送出部は、送出部303と同様に、図示しないにおい検出部によるにおいの検出結果を情報処理装置1に送出す。図示しない提示部は、提示部304と同様に、検出結果に基づいて情報処理装置1が判定した判定結果を提示する。
8.システム100の動作
次に、システム100の動作について説明する。図8は、システム100の動作の流れを示すアクティビティ図である。
まず、情報処理端末3が、認証情報等を入力して(A101)、情報処理装置1にアクセスすると、情報処理装置1の提示部101が、利用することのできるテンプレートを選択可能な態様で情報処理端末3に提示する(A102)。提示するテンプレートは、全てのテンプレートであってもよく、入力された認証情報に応じて選択されたテンプレートであってもよい。テンプレートは、例えば、図9に示す態様で、情報処理端末3に提示される。図9は、テンプレートの表示例を示した図である。
図9に示すように、テンプレートの提示は、使用するセンサを選択するためのオブジェクト71、テンプレートを選択するためのオブジェクト72及びオブジェクト73として行われる。オブジェクト71が選択された場合には、図10に示すように、使用するセンサ、つまり、検出装置4の種別を選択することが可能となる。図10は、センサを選択する画面の表示例を示した図である。なお、オブジェクト71の操作に応じて、つまり、選択されたセンサの種別に応じて、テンプレートを選択するためのオブジェクトを変更するようにしてもよい。これは、テンプレートの内容によっては、用いることのできないセンサが存在する可能性があるからである。
テンプレートが選択可能な状態で提示している状態で、いずれかのテンプレートが選択されると(A103)、情報処理装置1は、この選択を受け、提供部102が情報処理端末3にテンプレートを提供する(A104)。例えば、オブジェクト72の操作により、「お茶の判定」といった名称の付されたてプレートが選択されると、提供部102は、記憶部105からテンプレート「お茶の判定」を取得して、情報処理端末3に提供する。そして、情報処理端末3の取得部301が、テンプレートを取得する(A105)。
次に、情報処理端末3の制御部302が、テンプレートに応じて検出装置4、つまり、においを検出するセンサを制御する(A106)。これに応じて検出装置4は、におい検出を実行する(A107)。においの検出は、例えば、前洗浄、吸引、滞留、後洗浄の工程があるため、これらの全てが完了するまで検出装置は、におい検出を実行する(A107)。
検出装置4によるにおい検出が完了すると、情報処理端末3の送出部303が、検出結果を情報処理装置1に送出し(A108)、情報処理装置1の取得部103が、その検出結果を取得して、記憶部105に記憶させる(A109)。
続いて、情報処理装置1の判定部104が、テンプレートで指定された学習済みモデルを用いて、においの判定を行い(A110)、その判定結果を情報処理端末3に通知する。情報処理端末3では、提示部304が、判定結果を提示する。判定結果の提示は、例えば、図11に示すようなものとなる。図11は、判定結果の表示例を示した図である。同図に示すように、判定結果は、テンプレートに含まれるラベルを用いて、各ラベルが表すにおいが含まれる比率を提示することで行う。これにより、一連の動作は終了する。
次に、テンプレートの登録時の動作について説明する。図12及び図13は、テンプレート登録時のシステム100の動作の流れを示すアクティビティ図である。
テンプレートの登録に際しては、まず、情報処理端末3から、においデータの登録を行う。このとき、情報処理端末3では、最初にラベルの作成又は選択を行う(A201)。このラベルは、登録しようとするにおいデータに応じたもの、例えば、A社の緑茶のにおいを検出したにおいデータを登録する場合には、「緑茶(A社)」のラベルを選択肢、当該ラベルが存在しなかった場合には、ラベルを作成する。
次に、情報処理端末3の制御部302が、検出装置4を制御し(A202)、これに応じて検出装置4は、におい検出を実行する(A203)。そして、検出装置4によるにおい検出が完了すると、情報処理端末3の送出部303が、検出結果を情報処理装置1に送出し(A204)、情報処理装置1の取得部103が、その検出結果を取得して(A205)、記憶部105に記憶させて蓄積する(A205)。情報処理端末3では、複数回、においの登録を繰り返し、これらが終了すれば、処理を終了する。
続いて、テンプレートの登録について説明する。テンプレートの登録時には、情報処理端末3又は情報処理端末6が、判定モデル名を入力し(A310)、登録部106が、これを受け付ける(A302)。そして、登録部106は、利用できるにおいデータの一覧を情報処理端末3等に提供し(A303)、情報処理端末3等では、利用するにおいデータを選択する(A304)。利用できるにおいデータは、記憶部105に蓄積できるにおいデータのうち、情報処理端末3等が蓄積させたもの、又は、公開されているものである。利用できるにおいデータの一覧は、例えば、図14に示す画面のように表示される。図14は、においデータを選択する画面の例を示した図である。この画面には、判定モデル名を指定するオブジェクト81と、使用するラベルを示すオブジェクト82及びオブジェクト84が表示される。オブジェクト82及びオブジェクト84には、それぞれ、ファイルを選択するオブジェクト83と、オブジェクト85が含まれている。ファイルとは、においデータを示すもので、オブジェクト83やオブジェクト85が選択されると、利用できるにおいデータのファイルが選択可能な態様で表示される。また、オブジェクト86は、ラベルの追加を指示するものである。
利用するにおいデータが選択されると、情報処理装置1では、学習部107が、選択されたにおいデータに基づいて機械学習を行って判定モデルの作成を行う(A305)。このとき、情報処理端末3等では、テンプレートに必要な判定モデル以外のパラメータを入力する(A306)。その後、学習部107は、判定モデルの指定とパラメータを含む、テンプレートを生成する(A307)。続いて、情報処理端末3等では、作成されたテンプレートの公開又は非公開を設定し(A308)、これに応じて、登録部106が作成されたテンプレートの公開/非公開を設定する(A309)。テンプレートの公開/非公開とは、テンプレートを作成した者が、当該テンプレートを他者に利用させるか否かを設定するものである。このとき、当該テンプレートの他者の利用に対して、課金を行うか否かを設定することもできる。
9.システム100の運用例
次に、システム100の運用例について説明する。図15は、システム100の運用例を説明するための図である。同図に示すように、運営者は、情報処理装置1と情報処理端末6を用いて、情報処理装置1の管理や、テンプレートの作成といった開発業務を行う。一方、ユーザ側は、情報処理端末3と検出装置4、検出装置5、情報処理端末6を用いて、テンプレートを購入してにおい判定を行ったり、自らテンプレートの作成、判定モデルの作成といった開発業務を行う。ユーザが開発業務で作成したテンプレート等は、有料で公開する場合には、これを利用するユーザから料金を徴収することができる。運営者は、ユーザが有料で公開したテンプレートが他のユーザに購入された場合、その販売料を利用したユーザから徴収して開発したユーザに支払い、その販売手数料や、データ処理料、データ貯蔵料等をユーザから徴収する。また、ユーザが用いる検出装置4、検出装置5の所有権が運営者にある場合には、センサ利用料として、検出装置4、検出装置5の利用料金を徴収することもできる。
10.その他
本発明は、次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理装置において、取得部を備え、前記取得部は、前記情報処理端末から前記センサの検出結果を取得する情報処理装置。
前記情報処理装置において、判定部を備え、前記判定部は、判定モデルを利用して前記検出結果に基づくにおいの判定を行い、前記判定モデルは、前記センサの出力と、においとの関係を予め機械学習させた学習済みモデルであり、前記テンプレートは、前記判定モデルの指定を含む情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記テンプレートは、においを言葉で表現したラベルを含み、前記判定部は、前記ラベルに対応するにおいの含有率で前記判定の結果を表す情報処理装置。
前記情報処理装置において、登録部を備え、前記登録部は、前記パラメータ及び前記判定モデルの指定を受け付け、該受け付けた指定に基づいて前記テンプレートを新たに登録する情報処理装置。
前記情報処理装置において、学習部を備え、前記学習部は、前記ラベルとして用いる言葉と、該言葉に対応する複数の前記検出結果とに基づいて、機械学習を行い、該機械学習の結果に基づいて前記判定モデルを生成する情報処理装置。
前記情報処理装置において、管理部を備え、前記管理部は、前記情報処理端末による利用の可否と課金情報とを管理し、前記課金情報は、前記情報処理端末により登録された前記テンプレートの利用料を含む情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記テンプレートは、前記センサの指定を含む情報処理装置。
コンピュータを情報処理装置として動作させるプログラムであって、コンピュータを前記情報処理装置として機能させるプログラム。
センサが接続されたコンピュータを情報処理端末として動作させるプログラムであって、前記情報処理端末は、取得部と、制御部と、送出部と、提示部とを備え、前記取得部は、情報処理装置からテンプレートを取得し、前記テンプレートは、におい検出時の前記センサの動作を指示するパラメータを含み、前記制御部は、前記パラメータに基づいて前記センサの動作を制御し、前記送出部は、前記センサによるにおいの検出結果を前記情報処理装置に送出し、前記提示部は、前記検出結果に基づいて前記情報処理装置が判定した判定結果を提示するプログラム。
においを検出する検出装置であって、取得部と、におい検出部と、送出部と、提示部とを備え、前記取得部は、情報処理装置からテンプレートを取得し、前記テンプレートは、におい検出時の前記におい検出部の動作を指示するパラメータを含み、前記におい検出部は、前記パラメータに基づいて動作してにおいの検出を行い、前記送出部は、前記におい検出部によるにおいの検出結果を前記情報処理装置に送出し、前記提示部は、前記検出結果に基づいて前記情報処理装置が判定した判定結果を提示する検出装置。
もちろん、この限りではない。
1 :情報処理装置
2 :ネットワーク
3 :情報処理端末
4 :検出装置
5 :検出装置
6 :情報処理端末
11 :処理部
12 :記憶部
13 :一時記憶部
14 :外部装置接続部
15 :通信部
16 :通信バス
21 :処理部
31 :処理部
32 :記憶部
33 :一時記憶部
34 :外部装置接続部
35 :通信部
36 :入力部
37 :表示部
38 :情通信バス
41 :接続部
42 :制御部
43 :検出部
51 :通信部
52 :制御部
53 :検出部
54 :入力部
55 :表示部
71 :オブジェクト
72 :オブジェクト
73 :オブジェクト
81 :オブジェクト
82 :オブジェクト
83 :オブジェクト
84 :オブジェクト
85 :オブジェクト
86 :オブジェクト
100 :システム
101 :提示部
102 :提供部
103 :取得部
104 :判定部
105 :記憶部
106 :登録部
107 :学習部
108 :管理部
301 :取得部
302 :制御部
303 :送出部
304 :提示部

Claims (11)

  1. 情報処理装置であって、
    提示部と、提供部とを備え、
    前記提示部は、選択可能な態様でテンプレートを情報処理端末に提示し、
    前記テンプレートは、におい検出時のセンサの動作を指示するパラメータを含み、
    前記提供部は、前記テンプレートのうち前記情報処理端末から選択されたテンプレートを、該情報処理端末に提供する
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    取得部を備え、
    前記取得部は、前記情報処理端末から前記センサの検出結果を取得する
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    判定部を備え、
    前記判定部は、判定モデルを利用して前記検出結果に基づくにおいの判定を行い、
    前記判定モデルは、前記センサの出力と、においとの関係を予め機械学習させた学習済みモデルであり、
    前記テンプレートは、前記判定モデルの指定を含む
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置において、
    前記テンプレートは、においを言葉で表現したラベルを含み、
    前記判定部は、前記ラベルに対応するにおいの含有率で前記判定の結果を表す
    情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置において、
    登録部を備え、
    前記登録部は、前記パラメータ及び前記判定モデルの指定を受け付け、該受け付けた指定に基づいて前記テンプレートを新たに登録する
    情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    学習部を備え、
    前記学習部は、前記ラベルとして用いる言葉と、該言葉に対応する複数の前記検出結果とに基づいて、機械学習を行い、該機械学習の結果に基づいて前記判定モデルを生成する
    情報処理装置。
  7. 請求項6に記載の情報処理装置において、
    管理部を備え、
    前記管理部は、前記情報処理端末による利用の可否と課金情報とを管理し、
    前記課金情報は、前記情報処理端末により登録された前記テンプレートの利用料を含む
    情報処理装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
    前記テンプレートは、前記センサの指定を含む
    情報処理装置。
  9. コンピュータを情報処理装置として動作させるプログラムであって、
    コンピュータを請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させる
    プログラム。
  10. センサが接続されたコンピュータを情報処理端末として動作させるプログラムであって、
    前記情報処理端末は、取得部と、制御部と、送出部と、提示部とを備え、
    前記取得部は、情報処理装置からテンプレートを取得し、
    前記テンプレートは、におい検出時の前記センサの動作を指示するパラメータを含み、
    前記制御部は、前記パラメータに基づいて前記センサの動作を制御し、
    前記送出部は、前記センサによるにおいの検出結果を前記情報処理装置に送出し、
    前記提示部は、前記検出結果に基づいて前記情報処理装置が判定した判定結果を提示する
    プログラム。
  11. においを検出する検出装置であって、
    取得部と、におい検出部と、送出部と、提示部とを備え、
    前記取得部は、情報処理装置からテンプレートを取得し、
    前記テンプレートは、におい検出時の前記におい検出部の動作を指示するパラメータを含み、
    前記におい検出部は、前記パラメータに基づいて動作してにおいの検出を行い、
    前記送出部は、前記におい検出部によるにおいの検出結果を前記情報処理装置に送出し、
    前記提示部は、前記検出結果に基づいて前記情報処理装置が判定した判定結果を提示する
    検出装置。
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