JP2023108356A - 多重殻低温タンク - Google Patents

多重殻低温タンク Download PDF

Info

Publication number
JP2023108356A
JP2023108356A JP2022009433A JP2022009433A JP2023108356A JP 2023108356 A JP2023108356 A JP 2023108356A JP 2022009433 A JP2022009433 A JP 2022009433A JP 2022009433 A JP2022009433 A JP 2022009433A JP 2023108356 A JP2023108356 A JP 2023108356A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
pressure
insulation layer
tank
heat insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022009433A
Other languages
English (en)
Inventor
宏治 石井
Koji Ishii
昭 塚原
Akira Tsukahara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishii Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Ishii Iron Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishii Iron Works Co Ltd filed Critical Ishii Iron Works Co Ltd
Priority to JP2022009433A priority Critical patent/JP2023108356A/ja
Publication of JP2023108356A publication Critical patent/JP2023108356A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/32Hydrogen storage

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

【課題】真空断熱層を形成する多重殻の各殻の側部の板厚を減らすことができる多重殻低温タンクを提供する。【解決手段】低温液体9を貯蔵する内槽を形成する内殻2と、前記内殻2と間隔をおいて前記内殻2を囲繞して外気に接する外殻3と、前記内殻2と前記外殻3の間の空間を複数の断熱層に区画する2の中間殻4、5とを有しており、前記中間殻4、5に挟まれた断熱層が真空断熱層7であり、前記内殻2と第1の中間殻4との間に形成され、前記内殻2内の気相部の半分の圧力に減圧された第1の断熱層6と、第2の中間殻5と前記外殻3との間に形成され、大気圧の半分の圧力に減圧された第2の断熱層8とを有している、多重殻低温タンク。【選択図】図1

Description

この発明は、多重殻の低温タンクに関する。
内殻と外殻との間に真空断熱層を設けた二重殻低温タンクは、タンク外部の大気圧と内殻と外殻の間の高真空の真空断熱層との圧力差に耐え得るように内殻、外殻の板厚を設計する必要がある。
また、内殻と外殻の間に真空断熱層を設けた二重殻低温タンクの製作には、内殻と外殻の間を所定の高真空に達するまで減圧排気する作業に時間と手間を必要とする。特に、二重殻低温タンクの大型化においては内殻と外殻の間の真空断熱層の容積が増大するため、その減圧排気に要する時間や手間が大幅に増加する。
これまで、二重殻を含む多重殻タンクの従来技術(特許文献1~3)が開示されている。
特許文献1には、複数の貯蔵室が区画形成され、多種類の圧力の流体を貯蔵できる多重殻高圧タンクが開示されている。
特許文献2には、真空断熱層を第1と第2の真空断熱層の二重にし、液体水素等の極低温の液体を貯蔵し、真空断熱層のそれぞれの容積が減少し、真空排気に掛かる手間や時間を減らす真空断熱タンクが開示されている。
特許文献3は、内槽と中間槽、及び外槽と中間槽との間に真空断熱層を備えた三重殻式真空断熱タンクであり、外槽をタンク外部の大気圧と内部の真空との圧力差に耐え得るような剛構造で形成する真空断熱タンクが開示されている。
特許文献1~3に記載されている従来技術は、タンクの内殻と外殻の間に単数又は複数の中間殻を設け、タンク外部と真空断熱層との差圧を小さくして、真空断熱層を囲繞する側部の板厚を薄くする多重殻タンクの技術に関するものではない。
特開昭52-145812号公報 実開昭63-9600号公報 実開昭63-158695号公報
内殻と外殻の間に真空断熱層を設けている二重殻低温タンクを大型化する場合、真空断熱層の容積が大きくなり、タンク外部の大気圧と高真空を要する真空断熱層との圧力差に耐え得るようにするために、内殻と外殻の板厚が過大となる。
加えて、二重殻低温タンクの真空断熱層の容積が増大すると、真空断熱層を所定の高真空まで減圧排気するための大掛かりな設備が必要になるうえ、真空状態にするまで長時間を必要とするため、製作工期が延びる原因となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、タンクの内殻と外殻の間に単数又は複数の中間殻を設け、タンク外部と真空断熱層との間の差圧を緩衝して、真空断熱層を形成する多重殻の各殻の側部の板厚を減らすことができる多重殻低温タンクを提供することを目的とする。
本発明は、
低温液体を貯蔵する内槽を形成する内殻と、
前記内殻と間隔をおいて前記内殻を囲繞して外気に接する外殻と、
前記内殻と前記外殻の間の空間を複数の断熱層に区画する1以上の中間殻とを有しており、
少なくとも1つの前記断熱層が減圧に保持されている、多重殻低温タンク
を提供する。
また、本発明は、
前記中間殻の数は1であり、
前記断熱層の前記内殻又は前記外殻に隣接する断熱層が真空断熱層であって、
該真空断熱層に隣接する断熱層の圧力が前記真空断熱層の圧力よりも大気圧に近い値である、前記の多重殻低温タンク
を提供する。
さらに、本発明は、
前記中間殻の数は2であり、
前記中間殻に挟まれた断熱層が真空断熱層であり、
前記内殻と第1の中間殻との間に形成され、前記内殻内の気相部の半分の圧力に減圧された第1の断熱層と、
第2の中間殻と前記外殻との間に形成され、大気圧の半分の圧力に減圧された第2の断熱層とを有している、
前記の多重殻低温タンク
を提供する。
本発明の多重殻低温タンクは、真空断熱層を形成する多重殻の各殻の側部の板厚を減らすことができる。
本発明に係る多重殻低温タンクの一実施例にかかる全体構造の概略の縦断面図を示す。 本発明に係る多重殻低温タンクの一実施例にかかる各断熱層の圧力を示す縦断面の模式図を示す。 従来の二重殻低温タンクの各断熱層の圧力を示す縦断面の模式図を示す。
本発明に係る多重殻低温タンクの実施形態例について図1から図3を参照しながら説明する。本発明は下記の実施形態にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で下記の構成要素の省略または付加、構成要素の形状等の実施形態の変更を加えることが出来るのはもちろんである。なお、図は概略を示すもので、一部のみを描き詳細構造は省略した。
図1は、本発明に係る多重殻低温タンクの一実施例にかかる縦断面図である。多重殻低温タンク1は、低温液体9を貯蔵する内槽を形成する内殻2と、内殻2と間隔を置いて囲繞して外気に接する外殻3と、内殻2と外殻3の間の空間を3つの断熱層に区画する2つの中間殻4、5とを有している。すなわち、第1の中間殻4と第2の中間殻5とが設けられた多重殻低温タンク1の事例を示している。
多重殻低温タンク1は、図1に示すように、コンクリート製の基礎12上に底板13が設けられ、この底板13上にパーライトコンクリート等の底部断熱材11を介し、底板10が設けられ、底板10上に内殻側部2aが立設されている。また、底板13上の底部断熱材11よりも外側に第1の中間殻側部4aと第2の中間殻側部5aと外殻側部3aが立設されている。
低温液体9は、例えばマイナス253℃の液体水素である。
内殻2はステンレス鋼板、第1の中間殻4と第2の中間殻5は低温用鋼板、外殻3は軟鋼板によって形成することができる。なお、内殻2、第1の中間殻4、第2の中間殻5、外殻3の各殻をCFRP(炭素繊維強化プラスチック)で形成しても良い。
内殻屋根2b、第1の中間殻屋根4b、第2の中間殻屋根5b、外殻屋根3bの屋根形状は、何れも半球状又は欠球状の屋根を採用することができる。図1では、欠球状よりも必要板厚が薄い半球状の屋根形状を採用する事例を示している。
なお、多重殻低温タンク1は、図1に示すような平底円筒形だけでなく、縦置円筒形、横置円筒形、球形等の形状の多重殻低温タンク1とすることもできる。また、図1に示すような地上式だけでなく、敷地にピットを掘って、所定の高さを埋設した半地下式、或いは地中に埋設した地下式、或いは盛土式の多重殻低温タンク1とすることもできる。
内殻2と外殻3の間に2つの中間殻4,5が設けられているので、3つの断熱層があることになる。例として、内殻2と第1の中間殻4(内側の中間殻)との間を第1の断熱層6とし、第1の中間殻4と第2の中間殻5(外側の中間殻)との間を高真空を要する真空断熱層7とし、第2の中間殻5と外殻3との間を第2の断熱層8とすることができる。
第1の断熱層6、真空断熱層7、第2の断熱層8の各断熱層は、独立した空間として区画され、各断熱層にポリウレタンフォーム(PUF)や粒状パーライト等の断熱材を充填することができる。各断熱層間において断熱材や気体の移動はない。各断熱層において、減圧を行うことができる。第1の断熱層6、真空断熱層7、第2の断熱層8のいずれかまたは複数に断熱材を充填しない構造とすることもできる。
なお、多重殻低温タンク1の真空断熱層7を囲繞する第1の中間殻4と第2の中間殻5の内側又は外側あるいはその両方に輻射熱遮蔽材を設けたり、遮熱塗装を施して、外部からの輻射熱により、低温液体9が加熱されることを抑制することができる。
図2は、本発明に係る多重殻低温タンクの一実施例にかかる各部の圧力を示すタンクの縦断面の模式図を示す。各部にかかる圧力を理解するために、圧力分布の仮想例を下記に示す。圧力はゲージ圧とする。なお、各部の圧力はこの例に限定されるものでは一切なく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
内殻2の気相部の圧力をP1とする。通常、P1は、内殻2が貯蔵する低温液体9の種類に応じた設計圧力とし、内殻2内に液体水素を貯蔵する場合は、0.02MPaの圧力に保たれる。
内殻2と第1の中間殻4との間に形成される第1の断熱層6の圧力P2は、例えば、P1の半分の圧力に減圧した圧力とすることができる。
第1の中間殻4と第2の中間殻5との間に形成された真空断熱層7の圧力P3は、概ね大気圧に相当する圧力を減圧した圧力とすることができる。
第2の中間殻5と外殻3との間に形成される第2の断熱層8の圧力のP4は、大気圧の半分に減圧した圧力とすることができる。
多重殻低温タンク1の内殻側部2a、第1の中間殻側部4a、第2の中間殻側部5a、外殻側部3aに作用する差圧力は、以下の通りである。
内殻側部2aには、P1-P2=P1-P1/2=P1/2の差圧力が作用する。
P2=P1/2であるので、第1の中間殻側部4aには、P2-(-P3)=P1/2+P3の差圧力が作用する。
第2の中間殻側部5aには、-P3-(-P4)=-P3+P3/2=-P3/2の差圧力が作用する。
外殻側部3aは、外気に接しているため、-P4=-P3/2の差圧力が作用する。
図3は、従来の二重殻低温タンクの各断熱層の圧力を示す縦断面の模式図を示す。内殻22と外殻23の2層構造で、中間殻はなく、同じ材料、貯蔵液、断熱材を使用し、同じ直径、高さの二重殻タンク21の内殻22と外殻23の間を減圧して真空断熱層24とした場合に、内殻側部22aと外殻側部23aに作用する差圧力は、以下の通りとなる。
なお、二重殻低温タンク21の内殻22の気相部の圧力は、多重殻低温タンク1と同じP1の圧力に保持され、真空断熱層24の圧力は、多重殻低温タンク1の圧力と同じP3まで減圧する。
内殻側部22aには、P1-(-P3)=P1+P3の差圧力が作用する。
外殻側部23aは、外気に接しているため、真空断熱層24の圧力-P3の差圧力が作用することになる。
本発明の多重殻低温タンク1の内殻側部2a、外殻側部3aと二重殻タンク21の内殻側部22a、外殻側部23aに作用する差圧力をそれぞれ比較した場合について述べる。
従来の二重殻タンク21の内殻側部22aに作用する差圧力P1+P3と、本発明の多重殻低温タンク1の内殻側部2aに作用する差圧力P1/2を比較すると、二重殻タンク21の内殻側部22aにP1/2+P3の分だけ余分に差圧力が掛かることになり、その差に応じて内殻側部の板厚を厚くする必要がある。
同様に、二重殻タンク21の外殻側部23aに作用する差圧力-P3と、本発明の多重殻低温タンク1の外殻側部3aに作用する差圧力-P3/2を比較すると、二重殻タンク21の外殻側部23aに作用する差圧が多重殻低温タンク1の外殻側部3aに作用する差圧の2倍となり、その差に応じて外殻側部の板厚を厚くする必要がある。
また、従来の二重殻タンク21の真空断熱層24を囲う内殻側部22aと外殻側部23aに相当する、本発明の多重殻低温タンク1の真空断熱層7を囲う第1の中間殻側部4a(内側)、第2の中間殻側部5a(外側)に作用する差圧力をそれぞれ比較した場合についても述べる。
二重殻タンク21の内殻側部22aに作用する差圧力P1+P3と、本発明の多重殻低温タンク1の第1の中間殻側部4aに作用する差圧力P1/2+P3を比較すると、二重殻タンク21の内殻側部22aにP1/2の分だけ余分に差圧力が掛かることになり、その差に応じて側部の板厚を厚くする必要がある。
同様に、二重殻タンク21の外殻側部23aに作用する差圧力-P3と、本発明の多重殻低温タンク1の第2の中間殻側部5aに作用する差圧力-P3/2を比較すると、二重殻タンク21の外殻側部23aに作用する差圧が多重殻低温タンク1の第2の中間殻側部5aに作用する差圧の2倍となり、その差に応じて側部の板厚を厚くする必要がある。
以上より、本発明の多重殻低温タンク1は、従来の二重殻タンク21と比較し、真空断熱層を形成する各殻の側部の板厚を減らせるという効果を有しており、特に内殻の板厚軽減において、絶大な効果がある。
以上、本発明の一実施態様につき述べたが、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、本発明に係る多重殻低温タンク1は、第1の断熱層6を気相部の半分の圧力P2に減圧に保持し、第2の断熱層8を大気圧の半分の圧力P4に減圧に保持しているが、気相部や大気の半分の圧力でなくても良く、気相部や大気の数分の1の圧力とすることで、第1の中間殻側部4aと第2の中間殻側部5aに作用する差圧力が減少し、二重殻タンク21と比較して真空断熱層を形成する各殻の側部の板厚を薄くすることができる。
本発明は、図1、図2の3層の中間層構造の多重殻低温タンクの実施態様に限らず、種々の構成を適用することが可能である。例えば、図示しないが、1つの中間殻を設けた2層の中間層構造の三重殻低温タンクとしたり、3以上の中間殻を設けた4層以上の中間層構造の多重殻低温タンクとすることも可能である。
2層の中間層構造の三重殻低温タンクとする場合、内殻と中間殻で真空断熱層をはさみ、真空断熱層に隣り合う断熱層の圧力を大気圧の半分程度の圧力とすることで、使用する側部の材料の板厚を薄くすることができる。また、外殻と中間殻で真空断熱層を形成する場合は、真空断熱層に隣り合う断熱層の圧力を気相部の半分の圧力とすることで、使用する側部の材料の板厚を薄くすることができる。
4層以上の中間層構造の多重殻低温タンクとする場合は、真空断熱層7から外殻3にかけて形成された複数の断熱層を段階的に減圧し、外殻3に向かうにつれて断熱層の圧力を大気圧に近い値に近付けることで、各々の断熱層を形成する側部に作用する差圧力が減少し、側部の板厚を薄くすることができる。また、同様に、内殻2から真空断熱層7にかけて形成された複数の断熱層を段階的に減圧し、内殻2に向かうにつれて断熱層の圧力を気相部の圧力に近い値に近付けることで、各々の断熱層を形成する側部に作用する差圧力が減少し、側部の板厚を薄くすることもできる。
また、本発明の多重殻低温タンク1の内殻2が貯蔵する低温液体9としては、液体水素に限らず、LPGやLNG、液体アンモニア等、種々の液体を使用することが可能である。
上記の本発明の本実施形態の多重殻低温タンク1は、下記の効果を少なくとも1以上有している。
従来と比べて、真空断熱層と隣り合う断熱層との差圧力を小さくすることにより、真空断熱層を形成する側部の板厚を減らすことができる。つまり、従来より薄い板厚で座屈に対抗する構造とすることができる。
容積が小さい断熱層を複数設ける構造とすることで、従来と比べ、全体として断熱層の幅を広くとることができ、結果として、低温タンクの大型化が実現できる。また、各断熱層を従来より小さい容積とすることで、減圧排気する設備を従来より小型化できる。
多重殻の各殻の側部を形成する鋼板の板厚を薄くすることにより、各殻の側部を厚板で形成する場合と比較して、鋼板相互の溶接が容易である。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の構成変更が可能である。
1 多重殻低温タンク
2 内殻
2a 内殻側部
2b 内殻屋根部
3 外殻
3a 外殻側部
3b 外殻屋根部
4 第1の中間殻
4a 第1の中間殻側部
4b 第1の中間殻屋根部
5 第2の中間殻
5a 第2の中間殻側部
5b 第2の中間殻屋根部
6 第1の断熱層
7 真空断熱層
8 第2の断熱層
9 低温液体
10 底板
11 底部断熱材
12 基礎
13 底板

21 二重殻低温タンク
22 内殻
22a 内殻側部
23 外殻
23a 外殻側部
24 真空断熱層

P1 内殻2、22の気相部の圧力
P2 第1の断熱層6の圧力
P3 真空断熱層7、24の圧力
P4 第2の断熱層8の圧力



Claims (3)

  1. 低温液体を貯蔵する内槽を形成する内殻と、
    前記内殻と間隔をおいて前記内殻を囲繞して外気に接する外殻と、
    前記内殻と前記外殻の間の空間を複数の断熱層に区画する1以上の中間殻とを有しており、
    少なくとも1つの前記断熱層が減圧に保持されている、多重殻低温タンク。
  2. 前記中間殻の数は1であり、
    前記断熱層の前記内殻又は前記外殻に隣接する断熱層が真空断熱層であって、
    該真空断熱層に隣接する断熱層の圧力が前記真空断熱層の圧力よりも大気圧に近い値である、請求項1に記載の多重殻低温タンク。
  3. 前記中間殻の数は2であり、
    前記中間殻に挟まれた断熱層が真空断熱層であり、
    前記内殻と第1の中間殻との間に形成され、前記内殻内の気相部の半分の圧力に減圧された第1の断熱層と、
    第2の中間殻と前記外殻との間に形成され、大気圧の半分の圧力に減圧された第2の断熱層とを有している、
    請求項1に記載の多重殻低温タンク。

JP2022009433A 2022-01-25 2022-01-25 多重殻低温タンク Pending JP2023108356A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022009433A JP2023108356A (ja) 2022-01-25 2022-01-25 多重殻低温タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022009433A JP2023108356A (ja) 2022-01-25 2022-01-25 多重殻低温タンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023108356A true JP2023108356A (ja) 2023-08-04

Family

ID=87475351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022009433A Pending JP2023108356A (ja) 2022-01-25 2022-01-25 多重殻低温タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023108356A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10317008B2 (en) Container for a system for storing and restoring heat, comprising at least two modules formed from concrete
US10240530B2 (en) Container for a system for storing and restoring heat, comprising a double wall formed from concrete
KR102478353B1 (ko) 선박용 액화수소 저장탱크
JP7082662B2 (ja) 複数の領域を持つ密閉断熱タンク
KR102543434B1 (ko) 선박용 액화수소 저장탱크의 로딩 시스템
KR20130113134A (ko) 액화천연가스 화물창
US3559835A (en) Insulated storage tank with insulation restrained against settling because of metal contraction
JP6750036B2 (ja) タンク装置
JP2021017920A (ja) 液化ガス貯蔵タンク及びその建造方法
JP2023108356A (ja) 多重殻低温タンク
KR102291818B1 (ko) 단열구조 기술을 적용한 c 타입 극저온 액화가스 탱크, 그 c 타입 극저온 액화가스 탱크 제조방법, 및 극저온 액화가스의 운송방법
KR101350804B1 (ko) 액화천연가스 저장용기의 구조
US3306059A (en) Cryogenic storage apparatus
KR102245348B1 (ko) 유체탱크의 진공단열장치
KR102351594B1 (ko) 화물창의 단열박스 및 그 제작 방법
KR102499811B1 (ko) 복합 단열재로 이루어진 액화천연가스 저장탱크용 단열박스 구조체 및 이것의 제작 방법
KR101437581B1 (ko) 초저온저장탱크
JP2021092316A (ja) 二重殻球形液体水素タンク
RU2318156C1 (ru) Теплоизолированный криогенный бак
KR20210034741A (ko) 화물창
JP3456044B2 (ja) 極低温液化ガス貯蔵タンク
JP2002267099A (ja) 低温タンク及び低温液の貯蔵方法
JP7261007B2 (ja) 二重殻タンク
KR20190024341A (ko) Lng 이송파이프의 단열구조
RU193768U1 (ru) Композитная вакуумная оболочка теплоаккумуляционной емкости