JP2023107354A - 媒体処理装置、及び、媒体処理装置の制御方法 - Google Patents

媒体処理装置、及び、媒体処理装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】媒体処理装置の通信先がユーザーにわからない。【解決手段】媒体処理装置は、媒体を処理する媒体処理機構と、第1通信方式により外部装置と通信可能であって、媒体処理機構を制御可能な第1基板と、第1通信方式により第1基板と通信可能な第2基板と、第1通信方式により第2基板と通信可能であり、第1通信方式とは異なる第2通信方式により外部装置と通信可能な第3基板と、第1基板の通信先を、第2基板、及び、外部装置のいずれかに切替える切替部と、切替部により第1基板の通信先が第2基板に切替えられている場合、第2通信方式に係る通信情報を報知する報知部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、媒体処理装置、及び、媒体処理装置の制御方法に関する。
プリンタコントローラ部本体、及び、エンジンコントローラ部本体を備え、ホストコンピュータとの間を複数のインターフェイスの中から選択された一のインターフェイスにより通信し、プリンタコントローラ部本体、及び、エンジンコントローラ部本体の間は、特定のインターフェイスにより通信するプリンターが知られている。
特開2003-76649号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプリンターでは、ホストコンピュータとの間をどのインターフェイスにより通信しているのか、ユーザーにはわからなかった。
媒体処理装置は、媒体を処理する媒体処理機構と、第1通信方式により外部装置と通信可能であって、前記媒体処理機構を制御可能な第1基板と、前記第1通信方式により前記第1基板と通信可能な第2基板と、前記第1通信方式により前記第2基板と通信可能であり、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式により前記外部装置と通信可能な第3基板と、前記第1基板の通信先を、前記第2基板、及び、前記外部装置のいずれかに切替える切替部と、前記切替部により前記第1基板の前記通信先が前記第2基板に切替えられている場合、前記第2通信方式に係る通信情報を報知する報知部と、を備える。
媒体を処理する媒体処理機構と、第1通信方式により外部装置と通信可能であって、前記媒体処理機構を制御する第1基板と、前記第1通信方式により前記第1基板と通信可能な第2基板と、前記第1通信方式により前記第2基板と通信可能であり、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式により前記外部装置と通信可能な第3基板と、前記第1基板の通信先を、前記第2基板、及び、前記外部装置のいずれかに切替える切替部と、報知部と、を備える媒体処理装置の制御方法であって、前記報知部は、前記切替部により前記第1基板の前記通信先が前記第2基板に切替えられている場合、前記第2通信方式に係る通信情報を報知する。
媒体処理装置の構成を示すブロック図。 制御基板選択時における、制御基板と媒体処理基板との制御を示す状態遷移図。 制御基板選択時における、制御基板とネットワーク基板との制御を示す状態遷移図。 外部装置選択時における、外部装置と媒体処理基板との制御を示す状態遷移図。
1.実施形態1
媒体処理装置1は、例えば、顧客から小切手を受け取って処理をする小売業や銀行で使用される。媒体処理装置1は、小切手の表面の番号や署名などの画像を読み取り、裏面に受領した旨の印刷をする。このとき、媒体処理装置1は、読み取った画像から小切手の番号を取得して、小切手を発行した銀行などの装置へ与信の問い合わせをすることもできる。
1-1.媒体処理装置の構成
図1に示すように、媒体処理装置1は、第1基板である媒体処理基板10、第2基板である制御基板20、第3基板であるネットワーク基板30、切替部であるスイッチ70を含んで構成されている。
第1通信方式でありシリアル通信方式であるUSB(Universal Serial Bus)により、制御基板20は、媒体処理基板10と通信可能であり、同様にネットワーク基板30ともUSBにより通信可能である。
媒体処理基板10は、媒体である小切手を処理する媒体処理機構40、及び、報知部50を制御可能である。
USBとは異なる、第2通信方式でありネットワーク通信方式であるイーサネット(Ethernet(登録商標)、IEEE802.3)などのLAN(Local Area Network)により、ネットワーク基板30は、ネットワーク2を介して、コンピューターやタブレット端末等の外部装置60と、通信可能である。
媒体処理基板10、制御基板20、ネットワーク基板30、スイッチ70について、図1を参照しながら、それぞれ詳しく説明していく。なお、通信方式や通信経路などを、インターフェイスともいう。
媒体処理基板10は、第1制御部11、第1通信部12、第1記憶部13を含んで構成されている。
第1記憶部13は、例えばフラッシュROM(Read Only Memory)等の書き換え可能な不揮発性メモリーであり、プログラムであるファームウェア、第1通信部12の通信に係る情報を含む所定の情報などを記憶可能である。第1記憶部13は、第1制御部11がワークエリアとして使用する揮発性メモリーであるRAM(Random Access Memory)も含む。
第1制御部11は、媒体処理基板10内の各部に対して各種の制御を実行するCPU(Central Processing Unit)を備える。CPUはプロセッサー(Processor)ともいう。第1制御部11のCPUは、第1記憶部13に記憶されているファームウェアを読み出して実行する。
媒体処理基板10の第1通信部12、及び、後述する制御基板20の第2通信部22、ネットワーク基板30の第3通信部32は、いずれもUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠したシリアル通信方式による通信をすることができる。
ここで、USB規格とは、USB1.1~USB3.0またはそれ以降の拡張規格を含む。
制御基板20の第2通信部22はUSB規格のホスト側として動作し、第1通信部12、及び、ネットワーク基板30の第3通信部32はデバイス側として動作する。
USB規格では、ホスト側とデバイス側との通信は、ホスト側によってスケジューリングされており、デバイス側はホスト側からの要求に従ってデータの送受信を行う。なお、以下では、特に説明に必要な場合を除き、ホスト側である制御基板20からの要求は、省略するものとする。
媒体処理装置1の内部において、制御基板20の第2通信部22及び媒体処理基板10の第1通信部12の間、並びに、制御基板20の第2通信部22及びネットワーク基板30の第3通信部32の間は、USBケーブルによりそれぞれ接続されている。
USBケーブルは、USB規格に従い、VBUS及びGNDの2本の電力線と、D+及びD-の2本のデータ線とを備えている。なお、VBUS及びGNDの2本の電力線と、D+及びD-の2本のデータ線とを含め、USBバスともいう。
媒体処理基板10の第1通信部12は、USB規格に従ってデバイス側として動作する通信用IC(Integrated Circuit)であるUSBデバイスコントローラーと、コネクターとを含む通信回路により構成されている。
また、第1通信部12はメモリーを有している。このメモリーには、媒体処理基板10のUSBの通信に係るデバイス情報が記憶されている。デバイス情報は、USB規格で定められた形式のデータであり、例えば、クラスID(Identification, Identifier)、ベンダーID、プロダクトID、ベンダー名、機種名、USBシリアル番号等を含んでいる。なお、デバイス情報は、少なくとも、クラスID、プロダクトID、及び、デバイスの機種名を含んでいればよい。また、デバイス情報は、第1記憶部13に記憶されていてもよい。
媒体処理機構40は、小切手を処理する、いわゆるプリンター及びスキャナーの機能を備えている。具体的には、媒体処理機構40は、例えば、不図示である、CIS(Contact Image Sensor)方式のスキャナーであるイメージセンサー、搬送機構、プリンター等を備えている。
搬送機構は、搬送モーターや搬送ローラーを含んで構成され、挿入口から排出口へ連通する搬送路に沿って、小切手を搬送する。搬送路には、イメージセンサー及びプリンターが配置されている。
小切手は、搬送機構により搬送路に沿って搬送されながら、イメージセンサーにより読み取られ、または、プリンターにより印刷される。
イメージセンサーは、RGB(Red, Green, Blue)のLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)である光源、結像させるためのレンズ、RGBの3チャネルの光電素子群、画像処理用ICなどを有し、小切手に照射したLEDの光の反射を光学的に読み取り、画像データとして出力する。
イメージセンサーが出力する画像データは、例えば、RGBの各色を8bitずつとし、合計24bitで構成されている。画像データは、他のbit数でもよく、黒白のモノクローム(monochrome)のデータで構成されていてもよい。
なお、イメージセンサーは、C-MOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、CCD(Charge Coupled Devices)のいずれのタイプでもよく、解像度が200dpi(dots per inch)~300dpiの範囲でもよい。
プリンターは、インクジェットヘッドを有しており、小切手に対してインクを吐出して印刷する。
媒体処理基板10の第1制御部11の制御の下、媒体処理機構40は、ユーザーにより挿入口へセットされた小切手を搬送機構により搬送しながら、イメージセンサーにより小切手の表面の番号や署名などの画像を読み取り、プリンターにより裏面に受領した旨の情報を印刷し、排出口へ排出する。
第1制御部11は、イメージセンサーが読み取った画像データを取得し、外部装置60へ送信する。
第1制御部11は、画像データを文字認識処理して小切手の番号などを取得し、例えば小切手を発行した銀行の装置である外部装置60へ与信の問い合わせをするようにすることもできる。
報知部50は、例えば液晶表示体やLEDである。媒体処理基板10の第1制御部11の制御の下、報知部50は、所定の情報を表示してユーザーに報知する。また、報知部50は、音声により所定の情報を報知するスピーカーなどでもよい。
報知部50は、媒体処理装置1の通信に係る通信情報をユーザーに報知することができる。報知部50は、媒体処理装置1の通信に係る設定方法などの情報をユーザーに報知することもできる。また、報知部50は、媒体処理基板10、制御基板20、ネットワーク基板30、媒体処理機構40のいずれかのエラーなどの状態や対処方法をユーザーに報知することもできる。
制御基板20は、第2制御部21、第2通信部22、第2記憶部23を含んで構成されている。なお、第2制御部21、第2記憶部23において、媒体処理基板10の第1制御部11、第1記憶部13と同じである部分については、説明を省略する。
媒体処理基板10の第1通信部12とは異なる制御基板20の第2通信部22の構成、及び、第2制御部21による第2通信部22の制御を中心に説明する。
第2通信部22は、USB規格に従ってホスト側として動作する通信用ICであるUSBホストコントローラーと、コネクターとを含む通信回路により構成されている。
第2記憶部23には、OS(Operating System)、各種のUSBのデバイスドライバーが記憶されている。
第2制御部21は、第2記憶部23からOSを読み出して実行し、USB規格のホスト側として動作する。
一方、媒体処理基板10の第1通信部12、及び、ネットワーク基板30の第3通信部32は、USBデバイスコントローラーを備え、デバイス情報を記憶しており、USB規格に従ってデバイス側として動作する。
第2制御部21は、第2通信部22により、媒体処理基板10及びネットワーク基板30からそれぞれデバイス情報を取得し、対応するデバイスドライバーを特定し、制御する。
例えば、第2制御部21は、媒体処理基板10に対しては、媒体処理基板10に対応するプリンター及びスキャナーの機能を有するデバイスドライバーを特定する。また、第2制御部21は、ネットワーク基板30に対しては、ネットワーク基板30に対応するネットワーク通信の機能を有するデバイスドライバーを特定する。
そして、第2制御部21は、第2記憶部23からそれぞれ特定したデバイスドライバーを読み出して実行する。
第2制御部21は、第2通信部22により、USB規格のホスト側として、媒体処理基板10及びネットワーク基板30に対して、USBによりデータやコマンド等の送受信を行うことができる。
なお、第2制御部21は、媒体処理機構40及び報知部50を直接制御はしない。例えば、第2制御部21は、ユーザーに報知する場合には、媒体処理基板10を介して報知部50により報知する。
ネットワーク基板30は、第3制御部31、第3通信部32、第3記憶部33を含んで構成されている。なお、これらにおいて、媒体処理基板10の第1制御部11、第1通信部12、第1記憶部13と同じである部分については、説明を省略する。
第3通信部32は、USBデバイスコントローラーを備え、USB規格に従ってデバイス側として動作する。また、第3通信部32のメモリーには、ネットワーク基板30のUSBに係るデバイス情報が記憶されている。なお、デバイス情報は、第3記憶部33に記憶されていてもよい。
ネットワーク基板30は、通信に関して、外部通信部34を備えている点が、媒体処理基板10とは異なる。従って、外部通信部34の構成、及び、第3制御部31による外部通信部34の制御を中心に説明する。
外部通信部34は、イーサネットで規定された不図示のコネクター、通信ケーブル、MAC(Media Access Control)部、及びPHY(Physical Layer)部などの通信回路を備える。
PHY部は、イーサネットの物理層を担うコントローラーである。PHY部は、符号化されたデータを通信ケーブルの信号規格に応じた信号に変換し、受信した信号を符号化する。MAC部は、イーサネットのデータリンク層を担うコントローラーである。
第3記憶部33は、イーサネットの通信プロトコルの処理に係るソフトウェア、及び、イーサネットを用いた通信に係るドライバーを記憶する。
また、第3記憶部33は、外部装置60のMACアドレス、IPアドレスを記憶する。第3制御部31は、イーサネットに係るソフトウェア及びドライバーを第3記憶部33から読み出して実行する。
第3制御部31は、第3記憶部33から外部装置60のMACアドレス、IPアドレスを読み出して、イーサネットに係るフレームを生成し、外部通信部34により、ネットワーク2を介して外部装置60へ送信する。
また、第3記憶部33は、媒体処理装置1のMACアドレス、IPアドレスも記憶する。第3制御部31は、外部装置60からネットワーク2を介して媒体処理装置1へ送信されたイーサネットに係るフレームを外部通信部34により受信する。第3制御部31は、第3記憶部33から媒体処理装置1のMACアドレス、IPアドレスを読み出し、受信したフレームが、媒体処理装置1宛てであるかを判定する。
第3制御部31は、媒体処理装置1のMACアドレス、IPアドレスに基づき、受信したフレームが媒体処理装置1宛てであると判定すると、フレームに含まれているデータを第3記憶部33に記憶し、所定の処理を行う。このように、媒体処理装置1は、イーサネットにより外部装置60と通信する。
なお、ネットワーク2は、不図示のルーターを介して外部のネットワークと通信することもできる。媒体処理装置1は、外部装置60が外部のネットワークに接続されている場合であっても、ルーターを介して通信することが可能である。
なお、第3制御部31は、媒体処理機構40及び報知部50を直接制御はしない。例えば、第3制御部31は、ユーザーに報知する場合には、制御基板20、及び、媒体処理基板10を介して、報知部50により報知させる。
外部装置60は、第4制御部61、第4通信部62、第4記憶部63、第5通信部64を含んで構成されている。第4記憶部63には小切手に関して処理するアプリケーションが記憶されている。第4制御部61は、第4記憶部63からアプリケーションを読み出して実行し、例えば、第4通信部62により媒体処理装置1へ媒体処理要求を送信し、小切手の処理をさせる。
なお、外部装置60の第4制御部61、第4記憶部63について、CPUなどに関し、媒体処理装置1の媒体処理基板10の第1制御部11、第1記憶部13と同じである部分については、説明を省略する。また、第4通信部62について、イーサネットなどに関し、媒体処理装置1のネットワーク基板30の外部通信部34と同じである部分については説明を省略する。また、第5通信部64について、USBなどに関し、媒体処理装置1の制御基板20の第2通信部22と同じである部分については説明を省略する。
媒体処理装置1のネットワーク基板30の外部通信部34とは異なる、外部装置60の第4制御部61による第4通信部62の制御について説明する。
外部装置60の第4記憶部63は、媒体処理装置1のMACアドレス、IPアドレスを記憶する。第4制御部61は、第4記憶部63からイーサネットの通信プロトコルの処理に係るソフトウェア、及び、イーサネットを用いた通信に係るドライバーを読み出して実行する。第4制御部61は、第4記憶部63から媒体処理装置1のMACアドレス、IPアドレスを読み出してフレームを生成し、第4通信部62により、ネットワーク2を介して、媒体処理装置1へ送信する。
また、第4記憶部63には、外部装置60のMACアドレス、IPアドレスも記憶する。第4制御部61は、媒体処理装置1から第4通信部62によりフレームを受信すると、第4記憶部63から外部装置60のMACアドレス、IPアドレスを読み出し、外部装置60宛てであるかを判定する。
第4制御部61は、受信したフレームが外部装置60宛てであると判定すると、フレームに含まれているデータを第4記憶部63に記憶し、所定の処理を行う。このように、外部装置60は、イーサネットにより媒体処理装置1と通信する。
次に、外部装置60のUSBに係る第5通信部64の制御について説明する。第5通信部64は、USB規格に従ってホスト側として動作する通信用ICであるUSBホストコントローラーと、コネクターとを含む通信回路により構成されている。外部装置60の第5通信部64と媒体処理装置1との間は、USBケーブルより接続されている。
媒体処理装置1の媒体処理基板10に対する外部装置60のUSBに係る制御は、上述のように、媒体処理基板10に対する制御基板20のUSBに係る制御と、同様である。
すなわち、外部装置60の第4記憶部63には、OS、各種のUSBのデバイスドライバーが記憶されている。外部装置60の第4制御部61は、第4記憶部63からOSを読み出して実行し、USB規格のホスト側として動作する。
第4制御部61は、第5通信部64により、媒体処理装置1の媒体処理基板10からデバイス情報を取得し、対応するプリンター及びスキャナーなどのデバイスドライバーを特定する。
そして、第4制御部61は、第4記憶部63からそれぞれ特定したデバイスドライバーを読み出して実行する。
第4制御部61は、第5通信部64により、USB規格のホスト側として、媒体処理基板10に対して、USBによりデータやコマンド等の送受信を行うことができる。
次に、切替部である媒体処理装置1のスイッチ70について説明する。スイッチ70は、USBにより通信する媒体処理基板10の通信先を、制御基板20、及び、外部装置60のいずれかへ切替える。
図1に示すように、スイッチ70には、ユーザーの操作によって動く可動接点である接点S、動かない固定接点である接点A、及び、接点Bがある。
接点Sは、USBケーブルを介して、媒体処理基板10の第1通信部12に接続されている。接点Aは、USBケーブルを介して、制御基板20の第2通信部22に接続されている。接点Bは、USBケーブルを介して、外部装置60の第5通信部64に接続されている。
ユーザーは、スイッチ70の接点Sを操作し、接点Sの接続先を、接点A及び接点Bのいずれかへ切替える。
上述のように、媒体処理基板10の第1通信部12、制御基板20の第2通信部22、外部装置60の第5通信部64には、USBバスである、VBUS及びGNDの2本の電力線と、D+及びD-の2本のデータ線が配線されている。
スイッチ70は、各USBバスのうち、少なくとも、VBUSの電力線及びD+のデータ線の2本の線を、それぞれ切り替える。スイッチ70は、各USBバスの全ての線を切り替えるようにしてもよい。
この結果、スイッチ70により、媒体処理基板10の第1通信部12の通信先が、制御基板20の第2通信部22、及び、外部装置60の第5通信部64のいずれかへ切替えられる。
1-2.媒体処理装置の制御方法
媒体処理装置1が電源オンになると、制御基板20の第2制御部21が起動し、第2制御部21の制御の下、制御基板20内の各部の制御を開始する。
同様に、媒体処理基板10の第1制御部11も起動し、媒体処理基板10内の各部の制御を開始する。さらに、ネットワーク基板30の第3制御部31も起動し、ネットワーク基板30内の各部の制御を開始する。
ユーザーがスイッチ70の接点Sを操作し、接点Sの接続先を接点Aへ切替え、媒体処理基板10の第1通信部12の通信先が、制御基板20の第2通信部22へ切替えられている場合について説明する。なお、媒体処理装置1が電源オンになる前に、ユーザーがスイッチ70の操作を終了しているものとする。
図2を参照しながら、制御基板20及び媒体処理基板10に係る制御を説明する。以下では、制御基板20の第2制御部21の制御の下、及び、媒体処理基板10の第1制御部11の制御の下、それぞれの動作が実行される。なお、説明を簡潔にするため、以下の説明では、制御の主体である第2制御部21及び第1制御部11を一部省略している。
スイッチ70の切替えにより、媒体処理基板10の第1通信部12、及び、制御基板20の第2通信部22が、USBにより互いに通信可能となる。
まず、制御基板20及び媒体処理基板10は、USB通信設定を行う(S100)。
具体的には、媒体処理基板10の第1通信部12が、USBデバイスとして動作を開始し、VBUSラインに5Vの電圧を発生する。
制御基板20は、OSに基づき、USBホストとして動作を開始し、第2通信部22によりVBUSラインの5Vの電圧の発生を検出し、媒体処理基板10との間でUSB接続がされたことを検出する(S101)。
制御基板20は、媒体処理基板10に対して、第2通信部22によりデバイス情報を要求する(S102)。媒体処理基板10は、第1通信部12のメモリー又は第1記憶部13に記憶されているデバイス情報を、この要求に対する応答として、制御基板20へ送信する(S103)。
制御基板20の第2制御部21は、媒体処理基板10から受信したデバイス情報に基づき、第2記憶部23に記憶されている複数のUSBのデバイスドライバーの中から媒体処理基板10に対応するデバイスドライバーを特定し、実行する。
制御基板20は、媒体処理基板10へ、初期化コマンドを送信する(S104)。初期化コマンドに基づき、媒体処理基板10は、第1通信部12によりUSBバスの接続状態をリセットする。この結果、制御基板20及び媒体処理基板10の間において、USB接続が確立する(S105)。
一方、後述のように、このとき、ネットワーク基板30は、イーサネットにより外部装置60と通信可能であり、また、制御基板20はUSBによりネットワーク基板30と通信可能である(S110)。
また、後述のように、ネットワーク基板30は、イーサネットに係る通信情報を含む第1コマンドを制御基板20へ送信する。
第1コマンドに基づき、制御基板20及び媒体処理基板10は、報知に係る処理を実行する(S120)。
具体的には、制御基板20は、第2通信部22により、ネットワーク基板30から第1コマンドを受信すると、第2コマンドである報知コマンドを生成して媒体処理基板10へ送信する(S121)。報知コマンドには、第1コマンドの通信情報が含まれている。
媒体処理基板10は、第1通信部12により報知コマンドを受信すると、報知コマンドに含まれている通信情報を報知部50により報知する。
通信情報は、例えば、イーサネットに係る媒体処理装置1のMACアドレス、または、IPアドレスである。或いは、通信情報は、イーサネットに係る外部装置60のMACアドレス、または、IPアドレスである。通信情報は、これらのうちの少なくとも1つを含むものでもよい。
報知部50の通信情報の報知により、ユーザーは、媒体処理装置1がイーサネットにより外部装置60と通信していることを、知ることができる。
なお、媒体処理基板10の第1制御部11は、第1通信部12により報知コマンドを受信したことにより、スイッチ70の接点Sの接続先が接点Aへ切替っていると判定することができる。つまり、第1制御部11は、第1通信部12の通信先が、スイッチ70により、制御基板20の第2通信部22へ切替えられていると判定することができる。
また、第1制御部11は、報知コマンドの受信により、媒体処理基板10がUSBではなくイーサネットにより外部装置60と通信していると判定することもできる。
第1制御部11は、媒体処理装置1がイーサネットにより外部装置60と通信している旨を、報知部50により報知するようにしてもよい。
媒体処理基板10は、通信情報に代えて、または、通信情報と共に、媒体処理装置1がイーサネットにより外部装置60と通信している旨の情報を報知するようにしてもよい。
次に、外部装置60の第4通信部62からの媒体処理要求により、媒体処理基板10が小切手の読取や印刷をする制御(S130)について説明する。
後述のように、ネットワーク基板30は、外部通信部34により、外部装置60の第4通信部62からイーサネットにより媒体処理要求を受信すると、第3通信部32により制御基板20へ媒体処理要求を送信する。
制御基板20は、第2通信部22により、受信した媒体処理要求を媒体処理基板10へ送信する(S131)。なお、制御基板20の第2制御部21は、受信した媒体処理要求を、媒体処理基板10の第1制御部11が解釈可能なコマンドやデータなどに変換してから送信してもよい。
媒体処理基板10は、第1通信部12により媒体処理要求を受信すると、媒体処理機構40により、小切手の画像を読み取り、受領した旨の情報を印刷する。
媒体処理基板10は、媒体処理機構40のイメージセンサーにより読み取った画像データを、処理結果として生成する。処理結果は、媒体処理機構40のプリンターにより正常に印刷できた、または、正常に印刷できなかったなどの印刷結果に係る情報を含むものでもよい。
媒体処理基板10は、処理結果を第1通信部12により制御基板20へ送信する(S132)。
制御基板20は、第2通信部22により、受信した処理結果をネットワーク基板30へ送信する。
ネットワーク基板30は、第3通信部32により受信した処理結果を、外部通信部34により外部装置60へ送信する。
上述のように、媒体処理機構40のイメージセンサーが出力する画像データは、RGBの合計24bitで構成されている。制御基板20は、媒体処理基板10から、処理結果として、RGBの24bitの画像データを受信する。
制御基板20の第2制御部21は、受信した処理結果のRGBの24bitの画像データを、外部装置60で処理し易いデータ形式へ変換する、データ変換をする(S140)。
変換するデータ形式は、例えば、JPEGである。変換するデータ形式は、PNGやTIFFなどでもよく、その他の圧縮方式や圧縮率が異なるものでもよい。
制御基板20の第2制御部21は、第2記憶部23に記憶されている画像処理用のドライバーを読み出して、データ変換を実行するようにしてもよい。
なお、データ変換の指示、及び、変換するデータ形式の種類は、媒体処理要求に含まれていてもよい。制御基板20は、媒体処理要求に指示されたデータ変換を行う。また、データ変換は、媒体処理基板10の第1制御部11が実行してもよい。
このように、媒体処理基板10は、ネットワーク基板30及び制御基板20を介して外部装置60から媒体処理要求を受信すると、媒体処理機構40により小切手を処理して、処理結果を制御基板20へ送信する。
このとき、制御基板20は、受信した処理結果を異なるデータ形式へ変換して、ネットワーク基板30を介して外部装置60へ送信することができる。
なお、制御基板20は、受信したRGBの24bitの画像データをデータ変換せず、ネットワーク基板30を介して外部装置60へそのまま送信してもよい。
図3を参照しながら、引き続き、媒体処理基板10の接続先が制御基板20へ切替えられている場合について、制御基板20及びネットワーク基板30に係る制御を説明する。
なお、以下では、制御基板20の第2制御部21の制御の下、及び、ネットワーク基板30の第3制御部31の制御の下、それぞれの動作が実行される。説明を簡潔にするため、以下の説明では、制御の主体である第2制御部21及び第3制御部31を一部省略している。
制御基板20及びネットワーク基板30は、USB通信設定を行う(S200)。なお、制御基板20及び媒体処理基板10の場合と同様であるので、一部を省略して説明する。
ネットワーク基板30の第3通信部32は、USBデバイスとして動作を開始する。第3通信部32は、VBUSラインに5Vの電圧を発生する。
一方、制御基板20の第2通信部22は、USBホストとして動作を開始する。第2通信部22は、ネットワーク基板30によるVBUSラインの5Vの電圧の発生を検出することにより、ネットワーク基板30との間でUSB接続がされたことを検出する(S201)。
制御基板20は、第2通信部22により、ネットワーク基板30に対して、デバイス情報を要求する(S202)。
ネットワーク基板30は、第3通信部32のメモリー又は第3記憶部33に記憶されているデバイス情報を、第3通信部32により、制御基板20へ送信する(S203)。
制御基板20の第2制御部21は、ネットワーク基板30から受信したデバイス情報に基づき、第2記憶部23に記憶されている複数のUSBのデバイスドライバーの中からネットワーク基板30に対応するデバイスドライバーを特定し、実行する。
制御基板20は、ネットワーク基板30へ、初期化コマンドを送信する(S204)。初期化コマンドに基づき、ネットワーク基板30の第3通信部32は、USBバスの接続状態をリセットする。
この結果、制御基板20及びネットワーク基板30の間において、USB接続が確立する(S205)。
一方、ネットワーク基板30の第3制御部31は、第3記憶部33からイーサネットの通信プロトコルの処理に係るソフトウェア、及び、イーサネットを用いた通信に係るドライバーを読み出して実行する。
第3制御部31は、第3記憶部33から外部装置60のMACアドレス、IPアドレスを読み出してフレームを生成し、外部通信部34により、ネットワーク2を介して、外部装置60の第4通信部62へ送信する。
また、第3制御部31は、第3記憶部33から媒体処理装置1のMACアドレス、IPアドレスを読み出し、外部装置60の第4通信部62からネットワーク2を介して媒体処理装置1へ送信されたフレームを外部通信部34により受信し、媒体処理装置1宛てであるかを判定する。
第3制御部31は、受信したフレームが媒体処理装置1宛てであると判定すると、フレームに含まれているデータを第3記憶部33に記憶し、所定の処理を行う。
このように、媒体処理装置1のネットワーク基板30は、外部通信部34により、ネットワーク2を介して外部装置60とイーサネットで通信可能となる(S210)。
ネットワーク基板30は、外部装置60とイーサネットにより通信可能となると、イーサネットに係る通信情報を制御基板20へ送信する(S220)。
具体的には、ネットワーク基板30は、イーサネットに係る通信情報を含む第1コマンドを制御基板20へ送信する(S221)。
上述のように、通信情報は、例えば、イーサネットに係る媒体処理装置1のMACアドレス、または、IPアドレスを含んでいる。
制御基板20は、第2通信部22により、ネットワーク基板30から第1コマンドを受信すると、報知コマンドを生成し(S230)、媒体処理基板10へ送信する。報知コマンドには、第1コマンドの通信情報が含まれている。
媒体処理基板10は、報知コマンドを受信すると、報知コマンドに含まれている通信情報を報知部50により報知する。
次に、外部装置60からの媒体処理要求により、媒体処理基板10が小切手の読取や印刷をする制御(S240)について説明する。
ネットワーク基板30は、外部通信部34により外部装置60から媒体処理要求を受信すると、第3通信部32により制御基板20へ媒体処理要求を送信する(S241)。
制御基板20は、受信した媒体処理要求を媒体処理基板10へ送信する。媒体処理基板10は、媒体処理要求を受信すると、媒体処理機構40により、小切手の画像を読み取り、受領した旨の情報を印刷する。媒体処理基板10は、媒体処理機構40により読み取った画像データを、処理結果として制御基板20へ送信する。処理結果には、印刷結果に係る情報が含まれていてもよい。
制御基板20は、第2通信部22により、受信した処理結果をネットワーク基板30へ送信する(S242)。
ネットワーク基板30は、第3通信部32により受信した処理結果を、外部通信部34により外部装置60へ送信する。
上述のように、このとき、制御基板20の第2制御部21は、媒体処理基板10から受信したRGBの24bitの画像データを、異なるデータ形式へ変換する、データ変換を実行してもよい。
このように、制御基板20は、外部装置60からの媒体処理要求に基づき、媒体処理基板10から受信した処理結果をデータ変換して、ネットワーク基板30を介して外部装置60へ送信することができる。
ここで、ユーザーがスイッチ70の接点Sを操作し、接点Sの接続先を接点Bへ切替え、媒体処理基板10の第1通信部12の通信先が、外部装置60の第5通信部64へ切替えられている場合について説明する。
媒体処理基板10の第1通信部12、及び、外部装置60の第5通信部64の間は、USBケーブルにより接続されている。
図4を参照しながら、外部装置60及び媒体処理基板10に係る制御を説明する。以下では、外部装置60の第4制御部61の制御の下、及び、媒体処理基板10の第1制御部11の制御の下、それぞれの動作が実行される。なお、説明を簡潔にするため、以下の説明では、制御の主体である第4制御部61及び第1制御部11を一部省略している。
スイッチ70の切替えにより、媒体処理基板10の第1通信部12、及び、外部装置60の第5通信部64が、USBで互いに通信可能となる。
まず、外部装置60及び媒体処理基板10は、USB通信設定を行う(S300)。なお、媒体処理装置1の制御基板20及び媒体処理基板10の場合と同様であるので、一部を省略して説明する。
媒体処理基板10の第1通信部12は、USBデバイスとして動作を開始し、VBUSラインに5Vの電圧を発生する。
外部装置60は、OSに基づき、USBホストとして動作を開始し、第5通信部64によりVBUSラインの5Vの電圧の発生を検出し、媒体処理基板10との間でUSB接続がされたことを検出する(S301)。
外部装置60は、媒体処理基板10に対して、デバイス情報を要求する(S302)。媒体処理基板10は、第1通信部12のメモリー又は第1記憶部13に記憶されているデバイス情報を、この要求に対する応答として、外部装置60へ送信する(S303)。
外部装置60の第4制御部61は、媒体処理基板10から受信したデバイス情報に基づき、第4記憶部63に記憶されている複数のUSBのデバイスドライバーの中から媒体処理基板10に対応するデバイスドライバーを特定し、実行する。
外部装置60は、媒体処理基板10へ、初期化コマンドを送信する(S304)。初期化コマンドに基づき、媒体処理基板10は、第1通信部12によりUSBバスの接続状態をリセットする。この結果、外部装置60及び媒体処理基板10の間において、USB接続が確立する(S305)。
次に、外部装置60のUSBの第5通信部64からの媒体処理要求により、媒体処理基板10が小切手の読取や印刷をする制御(S310)について説明する。なお、上述のように、外部装置60のイーサネットによる第4通信部62からの媒体処理要求による場合と同様なので、一部を省略して説明する。
外部装置60は、第5通信部64により、媒体処理基板10へ媒体処理要求をUSBで送信する(S311)。
媒体処理基板10は、媒体処理要求を受信すると、媒体処理機構40により、小切手の画像を読み取り、受領した旨の情報を印刷する。媒体処理基板10は、媒体処理機構40により読み取った画像データを、処理結果として、第1通信部12により外部装置60へ送信する(S312)。
このとき、媒体処理基板10が送信する画像データは、RGBの24bitの画像データで構成されている。媒体処理基板10の第1制御部11は、RGBの24bitの画像データを、異なるデータ形式へ変換する、データ変換を実行してもよい。
このように、媒体処理基板10は、外部装置60からの媒体処理要求に基づき、媒体処理機構40により小切手を処理し、処理結果を、第1通信部12によりUSBで外部装置60へ送信することができる。
なお、スイッチ70の切替えにより、媒体処理基板10及び外部装置60が、USBで互いに通信可能となっているとき、外部装置60は、媒体処理基板10へ報知コマンドを送信しない。従って、媒体処理装置1の報知部50は、報知コマンドに基づく報知をしない。
上述のように、報知部50が通信情報を報知することにより、ユーザーは、媒体処理装置1がイーサネットにより外部装置60と通信していることを知ることができる。
一方、報知部50が通信情報を報知しないことにより、ユーザーは、媒体処理装置1がイーサネットではなくUSBにより外部装置60と通信していることを、知ることができる。
なお、媒体処理基板10の第1制御部11は、第1通信部12により報知コマンドを受信しないことにより、媒体処理基板10がイーサネットではなくUSBにより外部装置60と通信していると判定することができる。
この場合、第1制御部11は、媒体処理装置1がUSBにより外部装置60と通信している旨を、報知部50により報知するようにしてもよい。
上述の本実施形態によれば、媒体処理装置1は、スイッチ70により媒体処理基板10の通信先が制御基板20に切替えられている場合、ネットワーク基板30及び外部装置60の間を通信しているイーサネットに係る通信情報を、報知部50により報知することができる。
報知部50がイーサネットに係る通信情報を報知することにより、ユーザーは、媒体処理装置1がイーサネットにより外部装置60と通信していることを知ることができる。
以上、本実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない限り、変更、置換、削除等されてもよい。
ネットワーク基板30の外部通信部34、及び、外部装置60の第4通信部62は、IEEE802.11b/g/aなどの無線通信規格に基づく通信回路及びアンテナを備え、互いに無線通信するようにしてもよい。この場合、外部通信部34及び第4通信部62は、ネットワーク2を介さない通信方式でもよく、AP(Access Point)を介した通信でもよい。また、媒体処理装置1と外部装置60との間の距離が10mから20m程度であれば、外部通信部34及び第4通信部62は、いわゆる無線PAN(Personal Area Network)でもよく、Bluetooth(登録商標)やZigBee(登録商標)などでもよい。この場合、通信情報は、通信用アドレスや通信用IDなど、これらの通信規格に係る情報の少なくとも1つであればよい。
媒体処理基板10の第1通信部12、制御基板20の第2通信部22、ネットワーク基板30の第3通信部32、外部装置60の第5通信部64は、USB規格による通信方式の例で説明したが、RS-232C、RS-422A、RS-485など、他のシリアル通信方式による通信回路としてもよい。
外部装置60は、スマートフォンやノートPCなどでもよく、他の携帯型端末でもよい。
プリンターは、インクジェットヘッドの例で説明したが、印刷方式は問わない。例えば、サーマルヘッドでもよい。
媒体は、小切手の例で説明したが、カット紙、伝票、帳票など、他の形態の紙などでもよい。
1…媒体処理装置、10…媒体処理基板、11…第1制御部、12…第1通信部、13…第1記憶部、20…制御基板、21…第2制御部、22…第2通信部、23…第2記憶部、30…ネットワーク基板、31…第3制御部、32…第3通信部、33…第3記憶部、34…外部通信部、40…媒体処理機構、50…報知部、60…外部装置、64…第5通信部、70…スイッチ。

Claims (6)

  1. 媒体を処理する媒体処理機構と、
    第1通信方式により外部装置と通信可能であって、前記媒体処理機構を制御可能な第1基板と、
    前記第1通信方式により前記第1基板と通信可能な第2基板と、
    前記第1通信方式により前記第2基板と通信可能であり、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式により前記外部装置と通信可能な第3基板と、
    前記第1基板の通信先を、前記第2基板、及び、前記外部装置のいずれかに切替える切替部と、
    前記切替部により前記第1基板の前記通信先が前記第2基板に切替えられている場合、前記第2通信方式に係る通信情報を報知する報知部と、を備える、媒体処理装置。
  2. 前記第3基板は、前記外部装置と通信可能であるとき、前記通信情報を含む第1コマンドを前記第2基板へ送信し、
    前記第2基板は、前記第1コマンドを受信すると、前記通信情報を含む第2コマンドを前記第1基板へ送信し、
    前記第1基板は、前記第2コマンドを受信すると、前記報知部により前記通信情報を報知する、請求項1に記載の媒体処理装置。
  3. 前記第1基板は、前記第2コマンドを受信すると、前記切替部により前記通信先が前記第2基板に切替えられていると判定する、請求項2に記載の媒体処理装置。
  4. 前記第1基板は、前記第3基板及び前記第2基板を介して前記外部装置から媒体処理要求を受信すると、前記媒体処理機構により前記媒体を処理して、処理結果を前記第2基板へ送信し、
    前記第2基板は、受信した前記処理結果を変換して、前記第3基板を介して前記外部装置へ送信する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
  5. 前記第1通信方式はシリアル通信方式であって、前記第2基板は前記シリアル通信方式におけるホスト側であり、前記第1基板及び前記第3基板は前記シリアル通信方式におけるデバイス側であり、
    前記第2通信方式はネットワーク通信方式である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の媒体処理装置。
  6. 媒体を処理する媒体処理機構と、第1通信方式により外部装置と通信可能であって、前記媒体処理機構を制御する第1基板と、前記第1通信方式により前記第1基板と通信可能な第2基板と、前記第1通信方式により前記第2基板と通信可能であり、前記第1通信方式とは異なる第2通信方式により前記外部装置と通信可能な第3基板と、前記第1基板の通信先を、前記第2基板、及び、前記外部装置のいずれかに切替える切替部と、報知部と、を備える媒体処理装置の制御方法であって、
    前記報知部は、前記切替部により前記第1基板の前記通信先が前記第2基板に切替えられている場合、前記第2通信方式に係る通信情報を報知する、媒体処理装置の制御方法。
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