JP2023107069A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理システム Download PDF

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侑紀也 杉山
Yukiya Sugiyama
功一 鈴木
Koichi Suzuki
達也 辻本
Tatsuya Tsujimoto
陽光 梅川
Akimitsu Umekawa
慎太郎 松谷
Shintaro MATSUTANI
良太 塚原
Ryota Tsukahara
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Abstract

【課題】内燃機関車両のユーザのBEV(Battery Electric Vehicle)への乗り換え促進に寄与する情報処理装置、情報処理方法及び情報処理システムを提供する。【解決手段】シミュレーションシステムにおいて、サーバ装置200のプロセッサ201は、内燃機関車両が実際に走行した際の第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における、第1のBEVの回生発電量を演算し、内燃機関車両から第1のBEVへ乗り換えると仮定した場合における回生発電量によるメリットに関する第1の情報を生成し、生成された第1の情報を表示させるための指令を、内燃機関車両に搭載される車載端末100へ送信する。【選択図】図2

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び、情報処理システムに関する。
BEV(Battery Electric Vehicle)において、回生発電により得られた電力のバッテリへの充電量を取得し、取得された充電量の累積値を表示する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2013-5600号公報
本開示の目的は、内燃機関車両のユーザのBEVへの乗り換え促進に寄与することができる技術を提供することにある。
本開示は、情報処理装置として捉えることができる。その場合の情報処理装置は、例えば、
第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における、前記第1のBEVの回生発電量を演算することと、
前記回生発電量によるメリットに関する第1の情報を生成することと、
前記第1の情報の表示指令を第1の端末へ送信することと、
を実行する制御部を備えるようにしてもよい。
本開示は、情報処理方法として捉えることもできる。その場合の情報処理方法は、例えば、
第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における、前記第1のBEVの回生発電量を演算することと、
前記回生発電量によるメリットに関する第1の情報を生成することと、
前記第1の情報の表示指令を第1の端末へ送信することと、
をコンピュータが実行するようにしてもよい。
本開示は、内燃機関車両に搭載される第1の端末と、前記内燃機関車両の外部に設置され、前記第1の端末とネットワークを介して接続されるサーバ装置と、を備える情報処理システムとして捉えることもできる。その場合、例えば、サーバ装置が、
前記内燃機関車両が実際に走行した際の走行パターンである第1の走行パターンを、前記第1の端末から受信することと、
前記第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における、前記第1のBEVの回生発電量を演算することと、
前記回生発電量によるメリットに関する第1の情報を生成することと、
前記第1の情報の表示指令を、前記第1の端末へ送信することと、
を実行するようにしてもよい。
なお、本開示は、上記した情報処理方法をコンピュータに実行させるための情報処理プログラムとして捉えることもできるし、又は上記した情報処理プログラムを格納する非一
時的記憶媒体として捉えることもできる。
本開示によれば、内燃機関車両のユーザのBEVへの乗り換え促進に寄与することができる技術を提供することができる。
図1は、本開示に係る情報処理装置を適用するシミュレーションシステムの概要を示す図である。 図2は、シミュレーションシステムに含まれる、車載端末とサーバ装置との各々のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態におけるサーバ装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、実施形態におけるマップ管理データベースに格納されるマップの一例を示す図である。 図5は、本実施形態におけるサーバ装置で実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。
近年、BEVの普及を促進する動きが出てきている。これに応じて、内燃機関車両のユーザがBEVへの乗り換えを検討することが予想される。しかしながら、内燃機関車両のユーザは、BEVに乗り換えるメリットを具体的に予想することができず、BEVへの乗り換えに躊躇する可能性がある。
これに対し、本開示に係る情報処理装置では、制御部が、第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における、第1のBEVの回生発電量を演算する。ここでいう、「第1の走行パターン」は、例えば、ユーザの内燃機関車両が実際に走行した際の走行状態の経時変化を示す情報でもよい。斯様な第1の走行パターンは、例えば、内燃機関車両から情報処理装置へ提供されて、情報処理装置の制御部により取得されるようにしてもよい。また、「第1のBEV」は、内燃機関車両と車格が同じ又は近似するBEV、内燃機関車両と価格が近似するBEV、内燃機関車両と同じメーカーのBEV、又は内燃機関車両のユーザが指定するBEV(例えば、当該ユーザが内燃機関車両からの乗り換えを検討しているBEV等)でもよい。制御部は、第1の走行パターンにおける減速走行時の走行条件(例えば、減速加速度の大きさ、及び、減速走行した時間長等)に基づいて、第1のBEVの回生発電量を演算する。
本開示に係る情報処理装置の制御部は、演算された回生発電量に基づいて、第1の情報を生成する。第1の情報は、当該回生発電量によるメリットに関する情報である。例えば、制御部は、当該回生発電量で第1のBEVが走行することができる走行距離長(航続可能距離の増加分)を示す情報を、第1の情報として生成してもよい。また、制御部は、当該回生発電量を第1のBEVに充電するのに要する電気料金を演算し、当該電気料金を節約することができることを示す情報を、第1の情報として生成してもよい。また、制御部は、当該回生発電量を内燃機関車両の燃料量に換算し、当該燃料量を節約することができることを示す情報を、第1の情報として生成してもよい。また、制御部は、当該回生発電量で第1のBEVが走行することができる走行距離長と同じ距離長を内燃機関車両が走行する際のCO排出量を演算し、当該CO排出量を削減することができることを示す情報を、第1の情報として生成してもよい。
上記したような第1の情報が生成されると、本開示に係る情報処理装置の制御部は、第1の情報の表示指令を第1の端末へ送信する。第1の情報の表示指令を受信した第1の端
末では、第1の情報が表示される。なお、第1の端末は、例えば、内燃機関車両に搭載される通信端末、又は、内燃機関車両のユーザが使用する通信端末(例えば、スマートフォン等)である。
本開示に係る情報処理装置によれば、内燃機関車両のユーザは、第1の端末を通じて、第1の情報の提供を受けることができる。これにより、内燃機関車両のユーザは、第1のBEVへ乗り換える前に、第1のBEVに乗り換えるメリットを具体的に予想することが可能になる。すなわち、内燃機関車両のユーザは、第1のBEVの回生発電により得られる具体的なメリットを予想することが可能になる。
本開示に係る情報処理装置は、例えば、内燃機関車両の外部に設置され、ネットワークを通じて内燃機関車両と通信可能なサーバ装置でもよい。本開示に係る制御部は、例えば、サーバ装置が備えるCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサでもよい。
<実施形態>
以下、本開示の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態では、内燃機関車両のユーザに対して、BEVに乗り換えた場合のメリットに関するシミュレーションサービスを提供するためのシステム(以下、「シミュレーションシステム」と記す場合もある。)に、本開示に係る情報処理装置を適用する例について述べる。なお、本実施形態に記載される構成は、特に記載がない限り本開示の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(システム概要)
図1は、本実施形態におけるシミュレーションシステムの概要を示す図である。本実施形態におけるシミュレーションシステムは、内燃機関車両10に搭載される車載端末100と、内燃機関車両10の外部に設置されるサーバ装置200と、を含んで構成される。なお、図1に示す例では、内燃機関車両10及び車載端末100が各々1台のみ図示されているが、複数台であってもよい。車載端末100は、ネットワークN1を介してサーバ装置200と接続される。
内燃機関車両10は、内燃機関を原動機として走行する車両である。車載端末100は、所定のタイミングで、第1の走行パターンに関する情報をサーバ装置200へ送信する。所定のタイミングは、例えば、内燃機関車両10のトリップ(IGスイッチがオンにされてからオフにされるまで)が終了するタイミング(IGスイッチがオンからオンへ切り換えられるタイミング)である。すなわち、車載端末100は、内燃機関車両10のトリップが終了する都度、第1の走行パターンをサーバ装置200へ送信する。第1の走行パターンは、トリップの開始から終了までに内燃機関車両10が実際に走行した際の走行状態(加速走行状態、定速走行状態、減速走行状態、及び、停車状態等)の経時変化を時系列に記録した情報である。本実施形態における第1の走行パターンには、減速走行状態における走行条件を示すデータも含まれる。減速走行状態における走行条件とは、例えば、減速加速度、及び減速走行時間長等である。
サーバ装置200は、車載端末100から受信した第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における、第1のBEVの回生発電量をシミュレーションする。サーバ装置200は、シミュレーションにより得られた回生発電量に基づいて、第1の情報を生成する。第1の情報は、当該回生発電量によるメリットを示す情報である。ここでいう「メリット」は、内燃機関車両10から第1のBEVへ乗り換えたと仮定した場合に、当該回生発電量によって得られるメリットである。斯様なメリットとしては、例えば、当該回生発電量で第1のBEVが走行することができる走行距離長(航続可能距離の増加分)、当該回生発電量を第1のBEVに充電するのに要する電気料金の節約、当
該回生発電量を内燃機関車両10の燃料量に換算した場合における当該燃料量の節約、当該回生発電量で第1のBEVが走行することができる走行距離長と同じ距離長を内燃機関車両10が走行する際に排出されるCO量の削減、等である。本実施形態では、上記メリットとして、CO量の削減を用いるものとする。
サーバ装置200は、生成された第1の情報の表示指令信号を、内燃機関車両10の車載端末100へ送信する。この場合、車載端末100では、第1の情報が表示される。これにより、内燃機関車両10のユーザは、車載端末100により表示された第1の情報を見ることで、内燃機関車両10から第1のBEVへ乗り換えたと仮定した場合のメリットを具体的に予想することができる。
(システム構成)
図2は、本実施形態におけるシミュレーションシステムに含まれる、車載端末100、及びサーバ装置200の各々のハードウェア構成の一例を示す図である。
車載端末100は、内燃機関車両10に搭載されるコンピュータである。車載端末100は、図2に示すように、制御ECU(Electronic Control Unit)101、管理ECU
102、表示部103、及び通信部104等を含む。制御ECU101と管理ECU102と表示部103と通信部104とは、CAN(Controller Area Network)規格の車内
ネットワーク(CAN-BUS)等を介して相互に接続されている。車載端末100のハードウェア構成は、図2に示す例に限定されず、適宜構成要素の省略、置換、又は追加が行われてもよい。
制御ECU101は、内燃機関車両10に搭載される様々な機器を制御するためのECUであり、機器の系統別に複数のECUを含んで構成される。例えば、制御ECU101は、内燃機関車両10の原動機である内燃機関を制御するECU、内燃機関車両10の制動装置を制御するECU、内燃機関車両10のトランスミッションを制御するECU、内燃機関車両10のサスペンションを制御するECU、内燃機関車両10の空調装置を制御するECU、及び内燃機関車両10に搭載されるマルチメディア機器を制御するECU等を含む。制御ECU101は、内燃機関車両10に搭載される様々なセンサ(例えば、車速センサ、加速度センサ等)の検出信号に基づいて、原動機、制動装置、トランスミッション、サスペンション、空調装置、及びマルチメディア機器等を制御する。
管理ECU102は、内燃機関車両10のトリップが開始されてから終了するまでの期間(すなわち、IGスイッチがオンにされてからオフにされるまでの期間)において、制御ECU101を通じて、内燃機関車両10の走行状態を取得し、取得した走行状態を時系列に記録する。管理ECU102により記録されるデータには、内燃機関車両10が減速走行状態にあるときの減速加速度及び減速走行時間長が含まれる。なお、1回のトリップ中に複数回の減速走行が行われた場合には、各回の減速走行別に、減速加速度及び減速走行時間長が記録される。管理ECU102は、内燃機関車両10のトリップが終了するタイミング(所定のタイミング)で、当該トリップ中に記録されたデータ(第1の走行パターン)を、通信部104を通じてサーバ装置200へ送信する。サーバ装置200へ送信済の記録データは、管理ECU102から消去されるようにしてもよい。
なお、管理ECU102は、内燃機関車両10が減速走行を開始してから終了するまでの走行状態(減速加速度を含む)のみを記録し、内燃機関車両10の減速走行が終了したタイミングで、記録データをサーバ装置200へ送信するようにしてもよい。すなわち、内燃機関車両10が減速走行する都度、減速走行が終了するタイミングで、減速走行中の走行状態の記録データがサーバ装置200へ送信されるようにしてもよい。
表示部103は、ユーザに対して情報を提示する。表示部103は、例えば、ディスプレイとその制御回路を含んで構成される。本実施形態では、表示部103は、サーバ装置200から提供される第1の情報を、ディスプレイに表示させる。なお、表示部103のディスプレイは、マルチインフォメーションディスプレイでもよく、又は、カーナビゲーションシステムのディスプレイでもよい。
通信部104は、車載端末100を車外のネットワークN1に接続するためのインタフェースである。通信部104は、例えば、無線通信網を利用してネットワークN1に接続し、ネットワークN1を通じてサーバ装置200と通信する。本実施形態では、通信部104は、管理ECU102から車内ネットワークを通じて受信した第1の走行パターンを、ネットワークN1を通じてサーバ装置200へ送信する。なお、無線通信網は、例えば、5G(5th-Generation)若しくはLTE(Long Term Evolution)等の移動体通信網、
又はWi-Fi等である。ネットワークN1は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)、又はその他の通信網である。
サーバ装置200は、シミュレーションサービスの提供者によって運用されるコンピュータであり、本開示に係る「情報処理装置」に相当する。サーバ装置200は、車載端末100から取得した第1の走行パターンに基づいて第1のBEVの回生発電量をシミュレーションし、シミュレーション結果に基づいて第1の情報を生成する。サーバ装置200は、生成された第1の情報を、車載端末100を通じてユーザに提示する。
上記した機能を実現するサーバ装置200は、図2に示すように、プロセッサ201、主記憶部202、補助記憶部203、及び通信部204等を含んで構成される。プロセッサ201と主記憶部202と補助記憶部203と通信部204とは、互いにバスによって接続される。サーバ装置200のハードウェア構成は、図2に示す例に限らず、適宜構成要素の省略、置換、追加が行われてもよい。
サーバ装置200は、プロセッサ201が記録媒体に記憶されたプログラムを主記憶部202の作業領域にロードして実行することにより、上記した機能を実現する。なお、サーバ装置200で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
プロセッサ201は、例えば、CPU(Central Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor)である。プロセッサ201は、様々な情報処理の演算を行うこと
で、サーバ装置200を制御する。
主記憶部202は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。主記憶部202は、補助記憶部203に格納されているプログラムをロードするための記録領域として用いられたり、又はプロセッサ201の演算結果等を一時的に記憶するためのバッファとして用いられたりする記憶装置である。主記憶部202は、例えば、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等を含んで構成される。
補助記憶部203は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体である。補助記憶部203は、各種のプログラム、及び各種のプログラムをプロセッサ201が実行する際に使用される各種のデータ及び各種のテーブル等を格納する。補助記憶部203は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又はHDD(Hard Disk Drive)等を含む。補助記憶部203は、リムーバブルメディア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、CD(Compact Disc)若しくはDVD(Digital Versatile Disc)等のようなディスク記録媒体でもよく、又はUSB(Universal Serial Bus)メモリでもよい。補助記憶部203に格納されるプログラムには、OS(Operating System
)に加え、シミュレーションサービスをユーザに提供する機能を実現するためのプログラムが含まれる。なお、補助記憶部203に格納されている情報の一部又は全部は、主記憶部202に格納されてもよい。
通信部204は、外部の装置(例えば、車載端末100)とサーバ装置200との間における情報の送受信を行う。通信部204は、例えば、LANインターフェースボード、又は無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボード、又は無線通信回路は、ネットワークN1に接続される。
(サーバ装置の機能構成)
ここで、本実施形態におけるサーバ装置200の機能構成について、図3に基づいて説明する。図3は、本実施形態におけるサーバ装置200の機能構成の一例を示すブロック図である。本実施形態におけるサーバ装置200は、図3に示すように、その機能構成要素として、取得部F210、シミュレーション部F220、生成部F230、指令部F240、及び、マップ管理データベースD210を有する。
取得部F210とシミュレーション部F220と生成部F230と指令部F240は、サーバ装置200のプロセッサ201が補助記憶部203のプログラムを主記憶部202上にロードして実行することにより実現される。なお、取得部F210とシミュレーション部F220と生成部F230と指令部F240は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェア回路により実現されてもよい。
本実施形態では、取得部F210とシミュレーション部F220と生成部F230と指令部F240の機能構成要素を実現するプロセッサ201が、本開示に係る「制御部」に相当する。
マップ管理データベースD210は、データベース管理システム(Database Management System :DBMS)が、補助記憶部203に格納されているデータを管理することで構築される。データベース管理システムは、サーバ装置200のプロセッサ201によって実行されるプログラムである。
なお、サーバ装置200の各機能構成要素の何れか、又はその処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。また、サーバ装置200の機能構成は、図3に示す例に限定されず、適宜機能構成要素の省略、変更、又は追加が可能である。
マップ管理データベースD210には、BEVの回生発電量に関するマップが格納される。ここで、マップ管理データベースD210に格納されるマップの一例を、図4に示す。図4に示すように、マップ管理データベースD210には、BEVの車種別に、複数のマップが格納される。各マップでは、BEVが減速走行状態にあるときの減速加速度(G)と単位時間あたりの回生発電量(kwh/s)との相関が登録される。図4に示す例では、減速加速度に比例して、単位時間あたりの回生発電量が大きくなるマップが例示されているが、これに限定されない。すなわち、減速加速度と単位時間あたりの回生発電量との相関は、BEVの車種に応じて変わり得る。
ここで図3の説明に戻り、取得部F210は、車載端末100から提供される第1の走行パターンを取得する。具体的には、所定のタイミングで車載端末100からサーバ装置200へ第1の走行パターンが送信されたときに、取得部F210は、通信部204を通じて、当該第1の走行パターンを取得する。第1の走行パターンは、内燃機関車両10の
トリップが開始されてから終了までの期間における、当該内燃機関車両10の走行状態を、時系列に記録したデータである。取得部F210により取得された第1の走行パターンは、シミュレーション部F220へ渡される。
シミュレーション部F220は、取得部F210から受け取った第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における、回生発電量をシミュレーションする。具体的には、シミュレーション部F220は、先ず、第1の走行パターンに基づいて、内燃機関車両10が減速走行されたときの減速加速度及び減速走行時間長を特定する。シミュレーション部F220は、マップ管理データベースD210にアクセスして、第1のBEVに対応するマップを特定する。シミュレーション部F220は、特定されたマップに基づいて、内燃機関車両10の減速加速度と同じ減速加速度で第1のBEVが減速走行すると仮定した場合における、単位時間あたりの回生発電量(以下、「単位時間あたりの第1の回生発電量」と記す場合もある。)を特定する。シミュレーション部F220は、内燃機関車両10の減速走行時間長と同じ時間長の減速走行を第1のBEVが行うと仮定した場合における、当該時間長(以下、「第1の時間長」と記す場合もある。)の間に回生発電される電力量の積算値(以下、「積算発電量」と記す場合もある。)を演算する。具体的には、シミュレーション部F220は、単位時間あたりの第1の回生発電量と第1の時間長とを乗算することで、積算発電量を演算する。
なお、1回のトリップにおいて内燃機関車両10が複数回の減速走行を行うことが想定される。その場合、第1のBEVが第1の走行パターンに従って走行すると仮定すると、第1のBEVは、内燃機関車両10と同様に、複数回の減速走行(回生発電)を行うことになる。よって、単位時間あたりの第1の回生発電量の特定と、積算発電量の演算とは、複数回の減速走行の各々について個別に行われるものとする。そして、シミュレーション部F220は、複数回の減速走行の積算発電量を合計することで、第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における回生発電量を演算する。
シミュレーション部F220により演算された回生発電量は、シミュレーション部F220から生成部F230へ渡される。
生成部F230は、シミュレーション部F220から受け取った回生発電量に基づいて、第1の情報を生成する。第1の情報は、内燃機関車両10から第1のBEVへ乗り換えたと仮定した場合に、上記の回生発電量によって得られるメリットを示す情報である。本実施形態におけるメリットは、内燃機関車両10との比較において、第1のBEVの回生発電量により削減することができるCO排出量である。
生成部F230は、第1の情報を生成するにあたり、シミュレーション部F220により演算された回生発電量で、第1のBEVが走行することができる走行距離長(以下、「第1の走行距離長」と記す場合もある。)を演算する。第1の走行距離長は、当該回生発電量と、第1のBEVの電費(単位量あたりの電力で走行することができる距離長(km/kwh))と、に基づいて演算される。すなわち、生成部F230は、シミュレーション部F220により演算された回生発電量と第1のBEVの電費とを乗算することで、第1の走行距離長を演算する。なお、第1のBEVを含めた車種別のBEVの電費は、サーバ装置200の補助記憶部203に格納されていてもよく、又は、外部の装置からネットワークN1を通じて提供されてもよい。
生成部F230は、第1の走行距離長と、内燃機関車両10の単位距離あたりのCO排出量(g/km)と、を乗算することで、内燃機関車両10が第1の走行距離長を走行すると仮定した場合におけるCO排出量(以下、「第1のCO排出量」と記す場合もある。)を演算する。なお、内燃機関車両10の単位距離あたりのCO排出量は、内燃
機関車両10の燃料の種類に応じたCO排出係数(ガソリンの場合は「2.32」、軽油の場合は「2.58」。)と、内燃機関車両10の燃費と、に基づいて演算してもよい。また、内燃機関車両10を含めた車種別の内燃機関車両の単位距離長あたりのCO排出量が、サーバ装置200の補助記憶部203に格納されていてもよく、又は、外部の装置からネットワークN1を通じて提供されてもよい。
生成部F230は、「内燃機関車両10との比較において、第1のBEVは、回生発電量によって第1のCO排出量を削減することができる」ことを示す第1の情報を生成する。生成部F230により生成された第1の情報は、生成部F230から指令部F240へ渡される。
指令部F240は、生成部F230により生成された第1の情報を表示させるための指令信号を、通信部204を通じて車載端末100へ送信する。
(処理の流れ)
ここで、本実施形態におけるサーバ装置200で実行される処理の流れについて、図5に基づいて説明する。図5は、車載端末100から送信される第1の走行パターンをサーバ装置200の通信部204が受信したことをトリガにして、サーバ装置200で実行される処理ルーチンを示すフローチャートである。なお、図5の処理ルーチンの実行主体は、サーバ装置200のプロセッサ201であるが、ここではサーバ装置200の機能構成要素を主体として説明を行う。
図5の処理ルーチンでは、取得部F210が、車載端末100からサーバ装置200へ送信される第1の走行パターンを、通信部204を通じて取得する(ステップS101)。第1の走行パターンは、前述したように、トリップの開始から終了までの期間における内燃機関車両10の走行状態を時系列に記録したデータである。取得部F210により取得された第1の走行パターンは、取得部F210からシミュレーション部F220へ渡される。シミュレーション部F220は、取得部F210からの情報の受け取りをトリガにして、ステップS102の処理を実行する。
ステップS102では、シミュレーション部F220は、第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における、回生発電量をシミュレーションする。具体的には、シミュレーション部F220は、先ず、第1の走行パターンに基づいて、内燃機関車両10が減速走行されたときの減速加速度及び減速走行時間長を特定する。シミュレーション部F220は、マップ管理データベースD210にアクセスして、第1のBEVに対応するマップを特定する。シミュレーション部F220は、特定されたマップに基づいて、内燃機関車両10の減速加速度と同じ加速度で第1のBEVが減速走行すると仮定した場合における、単位時間あたりの第1の回生発電量を特定する。シミュレーション部F220は、減速走行時間長と同じ時間長(第1の時間長)の減速走行を第1のBEVが行うと仮定する。シミュレーション部F220は、単位時間あたりの第1の回生発電量と第1の時間長とを乗算して、積算発電量を演算する。
上記したシミュレーションは、第1の走行パターンに含まれる複数回の減速走行の各々について行われる。すなわち、シミュレーション部F220は、第1の走行パターンに含まれる複数回の減速走行の各々について、積算発電量を演算する。第1の走行パターンに含まれる複数回の減速走行の全てについて、積算発電量が演算されると、シミュレーション部F220は、ステップS103の処理を実行する。
ステップS103では、シミュレーション部F220は、ステップS102で演算された積算発電量を合計することで、第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると
仮定した場合における回生発電量を演算する。シミュレーション部F220により演算された回生発電量は、シミュレーション部F220から生成部F230へ渡される。生成部F230は、シミュレーション部F220からの情報の受け取りをトリガにして、ステップS104の処理を実行する。
ステップS104では、生成部F230は、シミュレーション部F220から受け取った情報に基づいて、第1の情報を生成する。第1の情報は、内燃機関車両10から第1のBEVへ乗り換えたと仮定した場合に、上記の回生発電量によって得られるメリットを示す情報である。具体的には、第1の情報は、「内燃機関車両10との比較において、第1のBEVは、回生発電量によって第1のCO排出量を削減することができる」ことを示す情報である。斯様な第1の情報を生成するにあたり、生成部F230は、先ず、シミュレーション部F220から受け取った回生発電量に基づいて、第1の走行距離長(当該回生発電量で、第1のBEVが走行することができる走行距離長)を演算する。第1の走行距離長は、当該回生発電量と第1のBEVの電費とを乗算することで演算される。斯様な演算に使用される電費は、補助記憶部203から読み出されるようにしてもよく、又は、外部の装置から提供されるようにしてもよい。
生成部F230は、内燃機関車両10の単位距離あたりのCO排出量を取得する。その際、生成部F230が、内燃機関車両10の燃料の種類に応じたCO排出係数と、内燃機関車両10の燃費と、に基づいて、内燃機関車両10の単位距離あたりのCO排出量を演算してもよい。斯様な演算に使用される燃費は、補助記憶部203から読み出されるようにしてもよく、又は、外部の装置から提供されるようにしてもよい。なお、内燃機関車両10を含めた車種別の内燃機関車両の単位距離あたりのCO排出量がサーバ装置200の補助記憶部203に格納されていれば、生成部F230は、内燃機関車両10の単位距離あたりのCO排出量を、補助記憶部203から読み出してもよい。また、生成部F230は、通信部204を通じて外部の装置と通信することで、内燃機関車両10の単位距離あたりのCO排出量を取得してもよい。
生成部F230は、第1の走行距離長と、内燃機関車両10の単位距離あたりのCO排出量と、を乗算することで、第1のCO排出量を演算する。生成部F230は、「内燃機関車両10との比較において、第1のBEVは、回生発電量によって第1のCO排出量を削減することができる」ことを示す情報(第1の情報)を生成する。生成部F230により生成された第1の情報は、生成部F230から指令部F240へ渡される。指令部F240は、生成部F230からの情報の受け取りをトリガにして、ステップS105の処理を実行する。
ステップS105では、指令部F240は、生成部F230により生成された第1の情報を表示させるための指令(表示指令信号)を、通信部204を通じて車載端末100へ送信する。ステップS105の処理が実行された後は、本処理ルーチンの実行が終了される。
本実施形態によれば、第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における第1のBEVの回生発電によって得られるメリットについて、より具体的に内燃機関車両10のユーザに提示することができる。すなわち、「内燃機関車両10との比較において、第1のBEVは、回生発電量によって第1のCO排出量を削減することができる」ことを、内燃機関車両10のユーザに提示することができる。これにより、内燃機関車両10のユーザは、第1のBEVへ乗り換える前に、第1のBEVに乗り換えるメリットを具体的に予想することが可能になる。
従って、本実施形態によれば、内燃機関車両10から第1のBEVへの乗り換えに対す
るユーザの躊躇を払拭することが可能になり、内燃機関車両10から第1のBEVへの乗り換えを促進することも可能になる。
<変形例1>
前述の実施形態では、第1の情報に示されるメリットとして、CO排出量の削減を例に挙げたが、航続可能距離の増加を用いても良い。その場合、生成部F230は、「内燃機関車両10との比較において、第1のBEVは、回生発電量によって航続可能距離を第1の走行距離長増加させることができる」ことを示す第1の情報を生成するようにしてもよい。その場合の第1の走行距離長は、前述した実施形態と同様に、シミュレーション部F220によって演算された回生発電量(第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における回生発電量)と、第1のBEVの電費と、に基づいて演算されればよい。
変形例1によれば、内燃機関車両10から第1のBEVへ乗り換えた場合に、第1のBEVの回生発電量によって航続可能距離がどれだけ増加するかについて、内燃機関車両10のユーザがより具体的に予想することができる。
<変形例2>
前述の実施形態では、第1の情報に示されるメリットとして、CO排出量の削減を例に挙げたが、電気料金の節約を用いても良い。その場合、生成部F230は、「第1のBEVは、回生発電量によって第1の料金を節約することができる」ことを示す第1の情報を生成するようにしてもよい。その場合の第1の料金は、回生発電量を第1のBEVに充電するのに要する電気料金である。
変形例2における生成部F230は、シミュレーション部F220により演算された回生発電量(第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における回生発電量)と、単位量あたりの電力の充電に要する料金(円/kwh)と、を乗算することで、第1の料金を演算する。単位量あたりの電力の充電に要する料金は、サーバ装置200の補助記憶部203に格納されていてもよく、又は、外部の装置からネットワークN1を介して提供されてもよい。
生成部F230は、演算された第1の料金に基づいて、第1の情報を生成する。その場合の第1の情報は、前述したように、「第1のBEVは、回生発電量によって第1の料金を節約することができる」ことを示す情報である。
変形例2によれば、内燃機関車両10から第1のBEVへ乗り換えた場合に、第1のBEVの回生発電量によって電気料金をどれだけ節約することができるかについて、内燃機関車両10のユーザがより具体的に予想することができる。
<変形例3>
前述の実施形態では、第1の情報に示されるメリットとして、CO排出量の削減を例に挙げたが、燃料量の節約を用いても良い。その場合、生成部F230は、「第1のBEVの回生発電量を内燃機関車両10の燃料量に換算した場合に、第1の燃料量を節約することができる」ことを示す第1の情報を生成するようにしてもよい。その場合の第1の燃料量は、回生発電量で第1のBEVが走行することができる距離長(第1の走行距離長)を、内燃機関車両10が走行する際に消費する燃料量である。
変形例3における生成部F230は、シミュレーション部F220により演算された回生発電量と、第1のBEVの電費と、を乗算することで、第1の走行距離長を演算する。生成部F230は、第1の走行距離長を、内燃機関車両10の燃費により除算することで
、内燃機関車両10が第1の走行距離長を走行する際に消費する燃料量(第1の燃料量)を演算する。
生成部F230は、演算された第1の燃料量に基づいて、第1の情報を生成する。その場合の第1の情報は、前述したように、「第1のBEVの回生発電量を内燃機関車両10の燃料量に換算した場合に、第1の燃料量を節約することができる」ことを示す情報である。
変形例1によれば、第1のBEVの回生発電量がどれだけの燃料量に相当するかについて、内燃機関車両10のユーザがより具体的に予想することができる。
<変形例4>
前述した実施形態では、第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合の回生発電量によって削減することができる第1のCO排出量を、数値でユーザに提示する例について述べたが、図形化されたマーク等をユーザに提示するようにしてもよい。例えば、木を図形化したマークを、ユーザに提示するようにしてもよい。その場合、削減可能な第1のCO排出量が多くなるほど、提示されるマークの数が多くなるようにしてもよい。これにより、内燃機関車両10のユーザは、回生発電量によるメリットを、直感的に把握することが可能になる。
<変形例5>
前述の実施形態及び変形例1-4では、第1の情報として、内燃機関車両10から第1のBEVへ乗り換えたと仮定した場合に、第1のBEVの回生発電量によって得られるメリットを示す情報を例に挙げたが、上記したメリットを示す情報に加え、実際に使用されているBEVの1トリップあたりの回生発電量(以下、「基準回生発電量」と記す場合もある。)を示す情報を、含むようにしてもよい。実際に使用されているBEVとは、第1のBEVと同じ車種のBEVであって、他のユーザが実際に使用しているBEV(以下、「第2のBEV」と記す場合もある。)である。また、第2のBEVが複数台存在する場合においては、複数台の第2のBEVの1トリップあたりの回生発電量の平均値、又は、複数台の第2のBEVの1トリップあたりの回生発電量のうちの最大値が、基準回生発電量に設定されてもよい。
第2のBEVの1トリップあたりの回生発電量は、第2のBEVのトリップ終了時に第2のBEVからサーバ装置200へ送信されて、サーバ装置200の補助記憶部203に記録されるようにしてもよい。そして、サーバ装置200の生成部F230が、第1の情報を生成するタイミングで、補助記憶部203に記録されているデータに基づいて、基準回生発電量を演算するようにしてもよい。
上記したメリットを示す情報、及び、上記した基準回生発電量を含む第1の情報が、車載端末100の表示部103を通じて、内燃機関車両10のユーザに提示されると、当該ユーザは、実際に使用されている第2のBEVが1トリップあたりにどれだけの量の回生発電を行うことができるのかについて、把握することが可能になる。
<その他>
上記した実施形態及び変形例はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。例えば、サーバ装置200で行われる処理の一部又は全部が、車載端末100で行われてもよい。また、本開示に係る情報処理装置は、第1のBEVを販売するディーラー等に設置される端末、又はディーラーの従業員が携帯する端末に適用することもできる。その場合、ディーラーの従業員は、端末と車載端末100とをケーブルで接続して、車載端末100から当該端末へ第1の走行パターンを吸い上げ
るようにしてもよい。そして、当該端末が、第1の走行パターンに基づいて第1の情報を生成し、生成された第1の情報を表示するようにしてもよい。また、第1の情報の表示指令は、内燃機関車両10のユーザが使用する通信端末(例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、ウェアラブル端末等)に送信されるようにしてもよい。
なお、本開示において説明した処理及び手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。例えば、実施形態と変形例1-5は、可能な限り組み合わせて実施することができる。さらに、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成で実現するかは柔軟に変更可能である。
また、本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよく、又はネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、データ及びプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、又は化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体である。斯様な記録媒体としては、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、又はHDD等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、又はブルーレイディスク等)等の任意のタイプのディスクを例示することができる。また、記録媒体は、ROM、RAM、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、又はSSD(Solid State Drive)等の媒体でもよい
10 内燃機関車両
100 車載端末
200 サーバ装置
201 プロセッサ
202 主記憶部
203 補助記憶部
204 通信部
D210 マップ管理データベース
F210 取得部
F220 シミュレーション部
F230 生成部
F240 指令部

Claims (20)

  1. 第1の走行パターンに従って第1のBEV(Battery Electric Vehicle)が走行すると仮定した場合における、前記第1のBEVの回生発電量を演算することと、
    前記回生発電量によるメリットに関する第1の情報を生成することと、
    前記第1の情報の表示指令を第1の端末へ送信することと、
    を実行する制御部を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、内燃機関車両が実際に走行した際の走行状態の経時変化を前記第1の走行パターンとして取得し、取得した前記第1の走行パターンに基づいて前記回生発電量を演算する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第1の走行パターンにおける減速走行時の走行条件に基づいて、前記回生発電量を演算する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、前記回生発電量で前記第1のBEVが走行することができる走行距離長を示す情報を、前記第1の情報として生成する、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、前記回生発電量を前記第1のBEVに充電するのに要する電気料金を演算し、当該電気料金を節約することができることを示す情報を、前記第1の情報として生成する、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記回生発電量を前記内燃機関車両の燃料量に換算し、当該燃料量を節約することができることを示す情報を、前記第1の情報として生成する、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、前記回生発電量で前記第1のBEVが走行することができる走行距離長と同じ距離長を前記内燃機関車両が走行する際のCO排出量を演算し、当該CO排出量を削減することができることを示す情報を、前記第1の情報として生成する、
    請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1の端末は、前記内燃機関車両に搭載される通信端末である、
    請求項2から7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記第1の端末は、前記内燃機関車両のユーザが使用する通信端末である、
    請求項2から7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 第1の走行パターンに従って第1のBEV(Battery Electric Vehicle)が走行すると仮定した場合における、前記第1のBEVの回生発電量を演算することと、
    前記回生発電量によるメリットに関する第1の情報を生成することと、
    前記第1の情報の表示指令を第1の端末へ送信することと、
    をコンピュータが実行する、
    情報処理方法。
  11. 前記コンピュータが、内燃機関車両が実際に走行した際の走行状態の経時変化を、前記
    第1の走行パターンとして取得し、取得した前記第1の走行パターンに基づいて前記回生発電量を演算する、
    請求項10に記載の情報処理方法。
  12. 前記コンピュータが、前記第1の走行パターンにおける減速走行時の走行条件に基づいて、前記回生発電量を演算する、
    請求項11に記載の情報処理方法。
  13. 前記コンピュータが、前記回生発電量で前記第1のBEVが走行することができる走行距離長を示す情報を、前記第1の情報として生成する、
    請求項11又は12に記載の情報処理方法。
  14. 前記コンピュータが、前記回生発電量を前記第1のBEVに充電するのに要する電気料金を演算し、当該電気料金を節約することができることを示す情報を、前記第1の情報として生成する、
    請求項11又は12に記載の情報処理方法。
  15. 前記コンピュータが、前記回生発電量を前記内燃機関車両の燃料量に換算し、当該燃料量を節約することができることを示す情報を、前記第1の情報として生成する、
    請求項11又は12に記載の情報処理方法。
  16. 前記コンピュータが、前記回生発電量で前記第1のBEVが走行することができる走行距離長と同じ距離長を前記内燃機関車両が走行する際のCO排出量を演算し、当該CO排出量を削減することができることを示す情報を、前記第1の情報として生成する、
    請求項11又は12に記載の情報処理方法。
  17. 前記第1の端末は、前記内燃機関車両に搭載される通信端末である、
    請求項11から16の何れか1項に記載の情報処理方法。
  18. 前記第1の端末は、前記内燃機関車両のユーザが使用する通信端末である、
    請求項11から16の何れか1項に記載の情報処理方法。
  19. 内燃機関車両に搭載される第1の端末と、
    前記内燃機関車両の外部に設置され、前記第1の端末とネットワークを介して接続されるサーバ装置と、
    を備える情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記内燃機関車両が実際に走行した際の走行状態の経時変化を示す第1の走行パターンを、前記第1の端末から受信することと、
    前記第1の走行パターンに従って第1のBEVが走行すると仮定した場合における、前記第1のBEVの回生発電量を演算することと、
    前記回生発電量によるメリットに関する第1の情報を生成することと、
    前記第1の情報の表示指令を、前記第1の端末へ送信することと、
    を実行する、
    情報処理システム。
  20. 前記サーバ装置は、前記第1の走行パターンにおける減速走行時の走行条件に基づいて、前記回生発電量を演算する、
    請求項19に記載の情報処理システム。
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