JP2023104664A - 食品製造装置、食品製造方法、冷却治具 - Google Patents

食品製造装置、食品製造方法、冷却治具 Download PDF

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Sei Kondo
浩幸 山口
Hiroyuki Yamaguchi
貞一郎 加藤
Teiichiro Kato
心 竹内
Shin Takeuchi
裕貴 島岡
Yuki Shimaoka
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Abstract

【課題】主原料に対して副原料を添加可能な技術を提供する。【解決手段】内部に投入された植物性蛋白を含む原料を加熱混錬するエクストルーダー10と、加熱混錬がなされた混錬物に対して前記原料とは異なる副原料を添加する添加装置20とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、押出機を用いて食品を製造する技術に関する。
従来、動物性蛋白の安価な代替物として植物性蛋白からなる蛋白食品が製造されている。このような植物性蛋白食品は、植物性蛋白を主成分とする大豆粉末等を原料とし、押出機(エクストルーダー)を用いて高熱高圧下で混錬を行うことにより製造する手法が広く実施されている。この手法によれば、繊維状の組織を有して肉様の食感を実現することができ、多様な用途に供することができる。
この種の技術として、下記特許文献1に示される処理方法が知られている。この処理方法は、原料を、水とともにエクストルーダーを用いて加圧加熱下に混捏し、これを先端ダイから円周方向に押出成型したのち、この成型物を押出方向に対して平行方向に切断することを特徴としている。この方法によれば、繊維状構造に優れた食品素材を得ることができる。
特開昭61-108338号公報
本発明が解決しようとする課題は、主原料に対して副原料を添加可能な技術を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、内部に投入された植物性蛋白を含む原料を加熱混錬する加熱混錬部と、加熱混錬がなされた混錬物に対して前記原料とは異なる副原料を添加する添加部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、主原料に対して副原料を添加可能な技術を提供することができる。
実施形態に係る食品製造装置の構成を示す概略図である。 実施形態に係る食品製造装置が備える冷却ダイを示す平面図である。 実施形態に係る冷却ダイを示す側面図である。 実施形態に係る冷却ダイを示す正面図である。 図3に示されるA-A線断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態においては、植物性蛋白食品を製造する食品製造装置に本発明を適用した場合を例にとり説明を行う。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(全体構成)
本実施形態に係る食品製造装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る食品製造装置の構成を示す概略図である。図1に示されるように本実施形態に係る食品製造システム1は、エクストルーダー10と、添加装置20と、制御装置30とを備える。
エクストルーダー10は、主原料に対してエクストルーダー処理(エクストルージョンクッキング)を行うことにより繊維状の組織を有する肉様の植物性蛋白食品(例えば大豆ミート)を得るものである。本実施形態におけるエクストルーダー10は、上流側の上部にホッパ11が設けられたシリンダ(バレル)12を有し、シリンダ12内に2つのスクリュ13を有する二軸型となっている。なお、図1では、エクストルーダー10の側面が示されており、そのため2つのスクリュ13における一方のみが示されている。2つのスクリュ13それぞれの外周面には螺旋状の翼が形成されており、この2つのスクリュ13が回転することによりホッパ11に投入された主原料と水等の混合物を混錬し、上流から下流にかけて搬送する。搬送時にはシリンダ12内において加熱加圧がなされ、適宜水等の流体の供給も可能となっている。
また、エクストルーダー10は、その下流部分、即ちシリンダ12の吐出口121(図2参照)部分に、加熱混錬されスクリュ13により押し出される混錬物を受容し、冷却して外部に吐出する冷却ダイ40が着脱自在に取り付けられている。冷却ダイ40の詳細な構造については後に詳述する。なお、二軸型ではなく一軸型のエクストルーダーを用いてもよいが、主原料から繊維状の組織を得るためには、高い剪断力により強く組織化を行うことができる二軸型エクストルーダーを用いることが好ましい。
エクストルーダー10に投入される主原料は、植物性蛋白を主成分とするものである。このようなものとしては、大豆蛋白粉や脱脂大豆粉等の大豆蛋白を用いる粉体であることが好ましい。その他、菜種、綿実、落花生、ゴマ、向日葵、コーン、豆類、花類、ナッツ類等の油糧種子の蛋白や、米、大麦、小麦等の穀物種子の蛋白、乳ホエイ蛋白、それらの混合物等を用いても良い。
エクストルーダー10によるエクストルーダー処理を簡単に説明する。先ず不図示の加熱装置によりシリンダ12内が加熱された後、ホッパ11に主原料及び適量の水などの混合物が投入され、これらがシリンダ12内においてスクリュ13が回転することにより加熱加圧、つまり高温高圧下において混錬される。この混錬により高い剪断力が混合物に加わることとなる。スクリュ13の回転に応じて上流から下流(図1中右側から左側)に搬送混錬された混合物(以後、混錬物と称する)は、シリンダ12の吐出口121(図2参照)から冷却ダイ40に流入し、冷却ダイ40により冷却された後にその吐出口445(図2参照)から吐出される。この冷却ダイ40による混錬物の冷却により、当該混錬物の膨化が抑えられ、緻密でかつ方向性に優れた組織を有する良好な植物性蛋白食品を得ることができる。
添加装置20は、一端が冷却ダイ40に連結された5つの導管21a~21e(図2参照:以後、これらを区別しない場合は導管21と称する)と、各導管21の他端と連結されたポンプ22とを備える。添加装置20は、不図示の容器に貯留された副原料を、ポンプ22により導管21を介して冷却ダイ40内に注入することにより、混錬物に添加することができる。導管21は、可撓性を有する中空のゴムチューブ等を用いるとよい。
ポンプ22は、混錬物のポンプ22への逆流が生じない程度の圧力で流体を冷却ダイ40に送出可能なダイヤフラムポンプが用いられることが好ましい。なお、ダイヤフラムポンプに限定するものではなく、副原料を冷却ダイ40に送出可能なものであれば、どのようなものを用いてもよい。ポンプ22は、本実施形態においては複数の導管21のそれぞれに対して個別に副原料を送出することができる。つまりポンプ22は、後述する制御装置30に駆動制御されることにより、副原料を送出する導管21を選択的に切り替えることができる。当然、ポンプ22は全ての導管21に対して副原料を送出するようにしてもよい。なお、ポンプ22は、副原料が複数種類ある場合には、それら複数の副原料を個別に送出可能とすることが好ましい。また、1つの導管21に対して1つポンプが設けられる形態としてもよい。
混錬物に添加される副原料としては、牛脂やラード等の動物性油脂、コーン油や大豆油、菜種油、ヤシ油、パーム油等の植物性油脂が挙げられ、液状のものを用いることが好ましい。その他、食品の味や香り、刺激、食感、温冷感を変化させる食塩(食塩水)や甘味料等の調味料を用いても良い。
制御装置30は、エクストルーダー10及び添加装置20の駆動制御を行うものであり、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、フラッシュメモリ等の記憶装置とを有して作業者が操作可能な情報処理装置として構成することが好ましい。制御装置30は、不図示の制御盤を有しており、作業者は制御盤を操作することによりエクストルーダー10や添加装置20のON/OFFや各種設定変更等を行うことができる。
制御装置30におけるエクストルーダー10の駆動制御としては、シリンダ12の内部温度制御、シリンダ12内に注入する水量制御や注入タイミング制御、スクリュ13の回転速度制御や回転開始/終了タイミング制御等が挙げられる。制御装置30における添加装置20の駆動制御としては、使用する導管21の選択や、副原料の注入量制御、注入開始/終了タイミング制御等が挙げられる。
使用する導管21の種類(位置、個数)や副原料の注入量(注入圧力)等の条件は、添加条件情報として記憶装置に書き換え可能に格納されることが好ましい。作業者が添加条件情報の設定を適宜所望の値に書き換えることにより、制御装置30は作業者の望む条件で適切に副原料を混錬物に添加することができる。なお、副原料が複数種類ある場合、添加条件情報として副原料の種類も設定可能であることが好ましい。制御装置30は、エクストルーダー10の駆動制御と並行して、添加情報に応じて添加装置20を駆動制御し、添加条件情報に示される導管21から所望の副原料を混錬物に対して添加することができる。
なお、導管21が1つである場合または複数の導管21全てから副原料が送出される場合、添加条件情報を用いなくても良い。この場合、制御盤においては添加装置20のON/OFFのみが選択可能となっており、作業者がエクストルーダー10を稼働させた後、添加装置20をONとすることで、添加装置20をOFFとするまで所定の圧力で副原料を送出し続けることとなる。
また、製造する蛋白食品の種類毎に、主原料と副原料との組み合わせ種類と、主原料及び副原料の量と、添加条件情報とがそれぞれ対応付けられたテーブルを記憶装置に格納しておき、作業者が所望の蛋白食品を選択することにより、当該テーブルが読み出され、制御装置30により自動にエクストルーダー10及び添加装置20が駆動制御されるようにしてもよい。
次に、本実施形態に係る冷却ダイ40を、図2~図5を参照して説明する。図2~図4は、それぞれ本実施形態に係る冷却ダイを示す平面図、側面図、正面図である。図5は、図3に示されるA-A線断面図である。なお、図2では、冷却ダイ40が取り付けられるエクストルーダー10の一部が二点鎖線により仮想的に示されている。また、図4は、冷却ダイ40の吐出口445側を正面として見た図となっており、図3は冷却台40の正面に向かって右側方から見た図となっている。
図2~図5に示されるように、冷却ダイ40は、中空のリング状に形成されたブレーカリング41と、ブレーカリング41の下流側に位置する中空の冷却器42とから構成されている。
ブレーカリング41は、シリンダ12の吐出口121の周縁部に対して着脱自在に構成されており、その環状の内部空間411がシリンダ12の吐出口121と気密に連通する。なお、ブレーカリング141の内部空間411は、シリンダ12の吐出口121と同径に形成されており、したがってスクリュ13により搬送される混錬物がそのままブレーカリング141内に流入することができる。ブレーカリング41の周面上部には、内部空間411と連通する注入孔412が穿設されている。注入孔412には、導管21aが連結されており、これにより導管21aからの副原料を内部空間411内の混錬物に添加することができる。
冷却器42は、リング状の基部43と、上流側端部が基部43と一体的に接続された中空角柱状の冷却体44とを備える。基部43及び冷却体44は、それぞれ上下に分離可能に構成されている。具体的には、基部43は、上下に互いに接合する半円状の半円プレート431,432とから構成される。半円プレート431,432のそれぞれは、それらの接合面中央に前後方向(シリンダ12の延在方向)に延在すると共に、前方、即ち下流側に向かうにつれて左右方向幅が漸次縮小する溝を有するよう形成されており、したがって互いに接合した際に対向する2つの溝により内部空間433が画成される。なお、半円プレート431,432の接合面は、一方が他方に強固に嵌合する所謂インロー形状に形成されることが好ましい。
内部空間433は、上流側に拡径部分を有しており、この拡径部分にブレーカリング41の上流側端部が気密に嵌合することでブレーカリング41の内部空間411と連通する。また、内部空間433は、その拡径部分より下流側において、下流側に向かうにつれて漸次縮径して冷却プレート44の内部空間443に連通するよう形成されており、これにより流入された混錬物が下流に流動するに従い高い剪断力を加えることができる。
冷却体44は、上下に互いに接合する冷却プレート441,442とから構成される。冷却プレート441,442のそれぞれは、それらの接合面中央に前後方向に延在する溝を有する縦断面コ字状に形成されており、したがって互いに接合した際に対向する2つの溝により内部空間443が画成される。本実施形態において冷却プレート441,442は、複数ある六角のクランプボルト444により互いに締着されることで接合されており、これらクランプボルト444の取り外しまたは螺合により容易に分解組立可能となっている。内部空間443は、その上流側において基部43の内部空間433と連通すると共に、下流側が吐出口445となっている。内部空間443及び吐出口445は、前後方向及び左右方向に延在する薄板状に形成されており、これにより吐出口445から吐出される混錬物は薄板状に形成されることとなる。本実施形態においては、内部空間443及び吐出口445のサイズは、図4に示されるように上下方向長さL1が4mm、左右方向長さL2が35mmに形成されている。
冷却プレート441,442のそれぞれには、水または不凍液等の冷媒が流入可能な4つの第1~第4冷却室446a~446dが内部に設けられており、これら第1~第4冷却室446a~446dは第1から第4まで1つの経路を形成するように連結されている。冷却プレート441の上面および冷却プレート442の下面には、それぞれの第1冷却室446a及び第2冷却室446dに連通する冷媒入出孔447が穿設されている。これら2つの冷媒入出孔447には、不図示の導管が接続されており、冷媒が一方に供給され他方から排出させることにより、冷媒と混錬物との熱交換を促進させて当該混錬物を良好に冷却することができる。冷媒はエクストルーダー10において用いられる水を流用してもよく、別装置としてのポンプにより冷媒を注入するようにしてもよい。いずれにしても、制御装置30により冷媒の注入量、注入開始/終了のタイミングが制御可能であることが好ましい。
また、冷却プレート441の上部には、それぞれ内部空間443と連通する4つの注入孔448が、上流から下流にかけて穿設されている。これら注入孔448には、上流から下流にかけて導管21b,21c,21d,21eが個別に連結されており、これにより導管21b~21eからの副原料を内部空間443内の混錬物に添加することができる。このように注入孔448が、前後方向において位置が異なるように穿設され、また導管21aに連結された注入孔412は、導管21bに連結された注入孔448よりも上流側に位置するため、冷却ダイ40は、上流から下流にかけて複数の異なる位置において、副原料を混錬物に添付することが可能となっている。上流から下流にかけて冷却ダイ40内の混錬物の温度は低下することとなる。したがって本実施形態によれば、混錬物の温度がそれぞれ異なる位置で副原料を添加することができ、製造される植物性蛋白食品の状態を適宜変更することができる。
さらに、冷却プレート441には、内部空間443の温度及び圧力を検知可能なセンサ50が取り付けられている。センサ50は、有線または近距離無線接続により制御装置30に対して検知結果を送信する。制御装置30は、送信された検知結果に基づいて、冷媒の注入量や副原料の注入量、エクストルーダー10の諸条件(スクリュ回転数やシリンダ温度、主原料や水の投入量)が許容範囲内となるように調整可能なフィードバック制御を行うことができる。このようなフィードバック制御としては、例えば内部空間443の温度及び圧力について予め許容範囲が設定されており、検知結果がその許容範囲を逸脱する場合、制御装置30が諸条件に関する制御量を調整することが一例として挙げられる。
次に、本実施形態に係る食品製造装置1の動作(食品製造方法)について説明する。先ず、作業者により制御装置30が操作され、エクストルーダー10によりエクストルーダー処理が実行される。当該処理と同期して制御装置30は、添加条件情報を記憶装置から読み出す。その後、制御装置30は、読み出した添加条件情報に基づいて、シリンダ12内にて混錬物が生成されて冷却ダイ40にまで搬送されるタイミングにおいて導管21から副原料を送出し、混錬物に添加する。副原料が添加された混錬物は、エクストルーダー10により冷却ダイ40の吐出口445から吐出され、これにより植物性蛋白食品を得ることができる。
以上に説明した本実施形態によれば、冷却ダイ40により冷却される混錬物に副原料を注入することが可能となる。したがって、製造される蛋白食品に対して多種多様な加工を施すことができる。また、冷却ダイ40の内部空間443では、上流から下流に行くほど低温となるため、副原料の注入位置を複数設けることにより、混錬物に対して異なる温度状態時に添加物を注入させることが可能となる。これによれば、例えば副原料を油とすることにより、製造される蛋白食品の油のさし量を調節するなどが可能となる。また、冷却プレート441,442それぞれにおいて第1~第4冷却室446a~446dが設けられ、双方において冷媒の供給、排出がなされるため、極めて高い冷却能力を実現できる。
なお、本実施形態においては、制御装置30が添加装置20を駆動制御すると説明したがこれに限定するものではない。あくまで制御装置30はエクストルーダー10の駆動制御を行うものとし、添加装置20を作業者が手動で駆動させてもよい。この場合、添加装置20に制御盤を設け、添加装置20側で添加条件情報の設定入力等を受け付け、添加装置20の記憶装置に格納可能とすることが好ましい。なお、添加装置20を作業者が単に電源ON/OFFするのみで副原料を送出する簡単な構成としてもよい。
また、本実施形態においては、内部空間443及び吐出口445の形状が薄板状に形成されると説明したがこれに限定するものではない。例えば真円形、楕円形、中空円形、長円形などの丸系型、スリット形、三角~八角形などの角形型、星型、十字型等、内部空間443及び吐出口445は多様な形状をとることができる。
また、本実施形態においては、添加装置20の導管21と冷却ダイ40の注入孔448との組を5つ設けると説明したが、これに限定するものではない。これらの組は1つ以上設けさえすれば混錬物に対して副原料を添加可能であることは言うまでもない。
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
1 食品製造装置
10 エクストルーダー(加熱混錬部)
20 添加装置(添加部)
21a~21e 導管(添加部)
40 冷却ダイ(冷却部、冷却治具)
42 冷却器(冷却部)
44 冷却体(冷却部)
448 注入孔(副原料注入部)

Claims (6)

  1. 内部に投入された植物性蛋白を含む原料を加熱混錬する加熱混錬部と、
    加熱混錬がなされた混錬物に対して前記原料とは異なる副原料を添加する添加部と
    を備えることを特徴とする食品製造装置。
  2. 前記加熱混錬部は、上流から下流にかけて前記原料を混錬すると共に搬送するスクリュを有し、
    前記添加部は、前記スクリュよりも下流側において前記混錬物に対して前記副原料を添加する
    ことを特徴とする請求項1記載の食品製造装置。
  3. 前記加熱混錬部の下流側に設けられ、該加熱混錬部から流入される前記混錬物を冷却する冷却部を更に備え、
    前記添加部は、前記冷却部に設けられる導管を介して、前記混錬物に前記副原料を添加する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の食品製造装置。
  4. 前記導管は前記冷却部に複数設けられ、
    前記複数の導管のうち、少なくとも1つ以上の導管から前記副原料が吐出され前記混錬物に添加される
    ことを特徴とする請求項3記載の食品製造装置。
  5. 加熱混錬部の内部に投入された植物性蛋白を含む原料を加熱混錬し、
    加熱混錬がなされた混錬物に対して前記原料とは異なる副原料を添加する
    ことを特徴とする食品製造方法。
  6. 内部に投入された植物性蛋白を含む原料を加熱混錬し混錬物を生成する加熱混錬部の下流側に着脱自在に設けられ、該加熱混錬部から流入される前記混錬物を冷却する冷却部と、
    前記原料とは異なる副原料を前記混錬物に対して添加するために前記冷却部に設けられた副原料注入部と
    を備えることを特徴とする冷却治具。
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