JP2023103827A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】インダクタンスが低く、かつ、直流抵抗を下げて大電流に対応するコイル部品を提供する。【解決手段】コイル部品1は、磁性体部10と、磁性体部10の内部に埋設されたコイル20と、磁性体部10の少なくとも底面(例えば第1の主面11)に設けられ、コイル20と電気的に接続されている外部電極30と、磁性体部10の内部で一方の端部がコイル20に接続され、磁性体部10の底面で他方の端部が外部電極30に接続されている引出導体40と、を備える。外部電極30は、第1、第2の外部電極31、32とを含む。引出導体40は、第1、第2の引出導体41、42と、を含む。第1、第2の引出導体41、42の一方の端部から他方の端部に延びる方向からコイル20が存在する面を見たとき、コイル20及び第1、第2の引出導体41、42が接続している部分以外ではコイル20と第1、第2の引出導体41とは重なり合わない。【選択図】図2

Description

本発明は、コイル部品に関する。
特許文献1には、コイル導体を備える略直方体形状の第1磁性体部と、上記第1磁性体部の少なくとも上面に配置される第2磁性体部とを有し、上記第1磁性体部は金属磁性体で構成される第1磁性粒子を含み、上記第2磁性体部は第2磁性粒子および樹脂を含み、上記第2磁性体部における上記樹脂の含有量は、上記第1磁性体部における樹脂の含有量より多い、コイル部品が開示されている。
特開2021-57482号公報
従来のコイル部品は、フェライト粉又は金属粉等の磁性フィラーをバインダー等と混合して磁性シート又は磁性ペーストを作製した後、コイルとなるAgペースト等の導電ペーストのスクリーン印刷と組み合わせて、シート積層法又は印刷積層法によって作製されている。シート積層法では、レーザー又はパンチング等によってコイル接続用の穴を開けた磁性シートにコイルパターンを印刷して積層する。一方、印刷積層法では、コイルパターンを形成するための導電ペーストの印刷と磁性パターンを形成するための磁性ペーストの印刷とを重ねる。以上の方法により、積層方向に向かって螺旋状のコイルが形成される。積層数によって、所望のインダクタンスを取得している。
近年、スマートフォン、パソコン等の電子機器に搭載されるDC-DCコンバータ向けのコイル部品には、動作周波数の高周波化に伴い、小型低背かつ低インダクタンスで大電流の性能が求められている。しかし、複数層にわたってコイルを巻回する従来の構造では、比較的インダクタンスが高く、直流抵抗も大きくなるため、高い定格電流の実現が困難になってきている。
また、高密度実装に対応するために、コイル部品の底面での実装を要求されることも増加している。その場合、コイルの両端を底面に引き出す必要がある。しかし、コイルの引き回しが複雑になることで、所望の性能が得られにくくなってきている。
さらに、積層方向においてコイルパターンが重なる部分では、コイル上下間での欠陥によってショートするおそれがある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、インダクタンスが低く、かつ、直流抵抗を下げて大電流に対応できるコイル部品を提供することを目的とする。
本発明のコイル部品は、磁性体部と、上記磁性体部の内部に埋設されたコイルと、上記磁性体部の少なくとも底面に設けられ、上記コイルと電気的に接続されている外部電極と、上記磁性体部の内部で一方の端部が上記コイルに接続され、上記磁性体部の底面で他方の端部が上記外部電極に接続されている引出導体と、を備える。上記外部電極は、第1の外部電極と、第2の外部電極とを含む。上記引出導体は、一方の端部が上記コイルの始端に接続され、他方の端部が上記第1の外部電極に接続されている第1の引出導体と、一方の端部が上記コイルの終端に接続され、他方の端部が上記第2の外部電極に接続されている第2の引出導体と、を含む。上記コイルは、始端及び終端を含めて1つの面上のみに存在する。上記第1の引出導体の一方の端部から他方の端部に延びる方向から上記コイルが存在する面を見たとき、上記コイル及び上記第1の引出導体が接続している部分以外では上記コイルと上記第1の引出導体とは重なり合わず、上記第2の引出導体の一方の端部から他方の端部に延びる方向から上記コイルが存在する面を見たとき、上記コイル及び上記第2の引出導体が接続している部分以外では上記コイルと上記第2の引出導体とは重なり合わない。
本発明によれば、インダクタンスが低く、かつ、直流抵抗を下げて大電流に対応できるコイル部品を提供することができる。
図1は、本発明のコイル部品の一例を模式的に示す斜視図である。 図2は、図1に示すコイル部品の内部構造の一例を模式的に示す斜視図である。 図3は、図2に示すコイル部品のIII-III線に沿った断面図である。 図4Aは、磁性ペースト層を形成する方法の一例を模式的に示す平面図である。 図4Bは、磁性ペースト層の上に導電ペースト層を形成する方法の一例を模式的に示す平面図である。 図4Cは、導電ペースト層の上にビア導体を形成する方法の一例を模式的に示す平面図である。 図4Dは、外部電極の下地層となる導電ペースト層を形成する方法の一例を模式的に示す平面図である。 図5は、本発明のコイル部品の内部構造の第1変形例を模式的に示す斜視図である。 図6は、本発明のコイル部品の内部構造の第2変形例を模式的に示す斜視図である。 図7は、本発明のコイル部品の内部構造の第3変形例を模式的に示す斜視図である。 図8は、本発明のコイル部品の内部構造の第4変形例を模式的に示す斜視図である。 図9は、本発明のコイル部品の内部構造の第5変形例を模式的に示す斜視図である。 図10は、複数のコイルを備えるコイル部品の内部構造の一例を模式的に示す斜視図である。 図11は、複数のコイルを備えるコイル部品の内部構造の第1変形例を模式的に示す斜視図である。 図12は、複数のコイルを備えるコイル部品の内部構造の第2変形例を模式的に示す斜視図である。
以下、本発明のコイル部品について説明する。
しかしながら、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において適宜変更して適用することができる。なお、以下において記載する本発明の個々の望ましい構成を2つ以上組み合わせたものもまた本発明である。
本明細書において、要素間の関係性を示す用語(例えば「平行」、「垂直」、「直交」等)及び要素の形状を示す用語は、厳格な意味のみを表す表現ではなく、実質的に同等な範囲、例えば数%程度の差異をも含むことを意味する表現である。
以下に示す図面は模式図であり、その寸法、縦横比の縮尺等は実際の製品と異なる場合がある。
図1は、本発明のコイル部品の一例を模式的に示す斜視図である。図2は、図1に示すコイル部品の内部構造の一例を模式的に示す斜視図である。なお、コイル部品及び各構成要素の形状及び配置等は、図示する例に限定されない。
図1及び図2に示すコイル部品1は、磁性体部10と、コイル20と、外部電極30と、引出導体40と、を備える。
磁性体部10は、例えば、6面を有する略直方体形状である。磁性体部10は、角部及び稜線部に丸みが付けられていてもよい。角部は、磁性体部10の3面が交わる部分であり、稜線部は、磁性体部10の2面が交わる部分である。
図1及び図2には、コイル部品1及び磁性体部10における長さ方向、幅方向、高さ方向を、それぞれL方向、W方向、T方向として示している。長さ方向Lと幅方向Wと高さ方向Tとは互いに直交する。コイル部品1の実装面は、例えば、長さ方向Lと幅方向Wに平行な面(LW面)である。
図1及び図2に示す磁性体部10は、高さ方向Tに相対する第1の主面11及び第2の主面12と、高さ方向Tに直交する長さ方向Lに相対する第1の端面13及び第2の端面14と、長さ方向L及び高さ方向Tに直交する幅方向Wに相対する第1の側面15及び第2の側面16とを有する。図1及び図2に示す例では、磁性体部10の第1の主面11が磁性体部10の底面に相当する。
図3は、図2に示すコイル部品のIII-III線に沿った断面図である。
図3に示すように、磁性体部10は、積層構造を有することが好ましい。図3に示す例では、磁性体部10の積層方向は、高さ方向Tに沿っている。なお、図3では、説明の便宜上、磁性体部10が有する積層構造の各層の境界が示されているが、実際には境界が明瞭に現れない。
磁性体部10が積層構造を有すると、コイル部品1の設計の自由度が高くなる。例えば、磁性体部10の底面(第1の主面11)に外部電極30を備えるコイル部品1を製造する場合、磁性体部10が積層構造を有すると、底面側へのコイル20の引き出しが行いやすくなる。
磁性体部10は、例えば、金属磁性粒子等の磁性材料を含有する。
金属磁性粒子を構成する金属磁性材料としては、例えば、Fe-Si合金、Fe-Si-Cr合金等のFe及びSiを含む合金等が挙げられる。これらの合金には、Cr、Mn、Cu、Ni、P、S等の元素が不純物として含まれていてもよい。
金属磁性粒子の表面には、絶縁性被膜が設けられていてもよい。この場合、磁性体部10の絶縁性が向上するため、コイル部品1の耐電圧性がより向上し得る。絶縁性被膜は、金属酸化物を含む酸化膜であることが好ましく、Siの酸化物を含む酸化膜であることがより好ましい。
磁性体部10は、金属磁性粒子以外の成分をさらに含有してもよい。例えば、磁性体部10は、Feよりも酸化しやすい元素として、Cr、Al、Li、Zn等の元素を含有してもよい。
磁性体部10は、樹脂をさらに含有してもよい。磁性体部10が樹脂を含有する場合、樹脂の種類は特に限定されるものではなく、所望の特性に応じて適宜選択することができる。磁性体部10は、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、セルロース樹脂及びアルキド樹脂等からなる群より選択される1種以上の樹脂を含有してもよい。
コイル20は、磁性体部10の内部に埋設されている。図2及び図3に示すように、コイル20は、始端及び終端を含めて1つの面上のみに存在する。したがって、コイル20の始端及び終端は、同一の面上に存在する。磁性体部10の底面(第1の主面11)を基準としたとき、高さ方向Tにおけるコイル20の始端の位置は、高さ方向Tにおけるコイル20の終端の位置と同じであることが好ましい。
コイル20は、始端及び終端を含めて1つの平面上のみに存在することが好ましい。例えば、コイル20が存在する面は、磁性体部10の底面(第1の主面11)に平行な平面である。
コイル20が1つの面上のみに存在する限り、コイル20は、図3に示すように、積層された複数のコイル導体層を含んでもよい。なお、図3では、説明の便宜上、コイル導体層の各層の境界が示されているが、実際には境界が明瞭に現れない。
外部電極30は、磁性体部10の少なくとも底面(第1の主面11)に設けられ、コイル20と電気的に接続されている。コイル部品1では、磁性体部10の底面(第1の主面11)を実装面とすることができる。すなわち、コイル部品1の底面での実装が可能となる。
外部電極30は、第1の外部電極31と、第2の外部電極32とを含む。
第1の外部電極31は、磁性体部10の第1の主面11の一部を覆って配置される。図1等には示されていないが、第1の外部電極31は、磁性体部10の第1の主面11から延伸して第1の端面13の一部、第1の側面15の一部又は第2の側面16の一部を覆って配置されてもよい。
第2の外部電極32は、磁性体部10の第1の主面11の一部を覆って配置される。図1等には示されていないが、第2の外部電極32は、磁性体部10の第1の主面11から延伸して第2の端面14の一部、第1の側面15の一部又は第2の側面16の一部を覆って配置されてもよい。
外部電極30は、例えば、磁性体部10側から順に、下地層と、めっき層とを含む。図3に示す例では、第1の外部電極31は、磁性体部10側から順に、下地層31aと、めっき層31bとを含み、第2の外部電極32は、磁性体部10側から順に、下地層32aと、めっき層32bとを含む。
外部電極30の下地層は、例えば、Agを含有する下地電極である。
外部電極30のめっき層は、下地層を覆うように設けられる。めっき層は、1層でもよく、2層以上でもよい。
図2及び図3に示すように、コイル20の両端は、磁性体部10の底面(第1の主面11)に引き出されている。具体的には、コイル20は、引出導体40を介して外部電極30と磁性体部10の底面(第1の主面11)で電気的に接続されている。
引出導体40の一方の端部は、磁性体部10の内部でコイル20に接続されている。引出導体40の他方の端部は、磁性体部10の底面(第1の主面11)で外部電極30に接続されている。
引出導体40は、第1の引出導体41と、第2の引出導体42とを含む。
第1の引出導体41の一方の端部は、コイル20の始端に接続されている。第1の引出導体41の他方の端部は、第1の外部電極31に接続されている。図2及び図3に示す例では、第1の引出導体41の一方の端部から他方の端部に延びる方向は、高さ方向Tに沿っている。
図3に示すように、第1の引出導体41は、積層構造を有してもよい。図3に示す例では、第1の引出導体41の積層方向は、高さ方向Tに沿っている。なお、図3では、説明の便宜上、第1の引出導体41が有する積層構造の各層の境界が示されているが、実際には境界が明瞭に現れない。
第2の引出導体42の一方の端部は、コイル20の終端に接続されている。第2の引出導体42の他方の端部は、第2の外部電極32に接続されている。図2及び図3に示す例では、第2の引出導体42の一方の端部から他方の端部に延びる方向は、高さ方向Tに沿っている。
図3に示すように、第2の引出導体42は、積層構造を有してもよい。図3に示す例では、第2の引出導体42の積層方向は、高さ方向Tに沿っている。なお、図3では、説明の便宜上、第2の引出導体42が有する積層構造の各層の境界が示されているが、実際には境界が明瞭に現れない。
コイル部品1では、コイル20が始端及び終端を含めて1つの面上のみに存在することに加えて、第1の引出導体41の一方の端部から他方の端部に延びる方向(高さ方向T)からコイル20が存在する面を見たとき、コイル20及び第1の引出導体41が接続している部分以外ではコイル20と第1の引出導体41とは重なり合わないこと、及び、第2の引出導体42の一方の端部から他方の端部に延びる方向(高さ方向T)からコイル20が存在する面を見たとき、コイル20及び第2の引出導体42が接続している部分以外ではコイル20と第2の引出導体42とは重なり合わないことを特徴としている。
コイル部品1では、1つの面上のみに存在するコイル20が引出導体40を介して外部電極30と磁性体部10の磁性体部10の底面(第1の主面11)で電気的に接続されることによって、小型低背で低インダクタンスを取得することができる。また、複数層にわたってコイルを巻回する従来の構造と異なり、直流抵抗が小さくなるため、大電流に対応することができる。さらに、コイル20及び引出導体40が接続している部分以外ではコイルと引出導体40とが重なり合わないため、ショートのリスクも低減できる。
第1の引出導体41の一方の端部から他方の端部に延びる方向(高さ方向T)からコイル20が存在する面を見たとき、第1の引出導体41は第1の外部電極31からはみ出さないことが好ましい。同様に、第2の引出導体42の一方の端部から他方の端部に延びる方向(高さ方向T)からコイル20が存在する面を見たとき、第2の引出導体42は第2の外部電極32からはみ出さないことが好ましい。これにより、コイル20と外部電極30との接続距離を短くできるため、直流抵抗がさらに小さくなる。
第1の引出導体41の一方の端部から他方の端部までの長さは、第2の引出導体42の一方の端部から他方の端部までの長さと同じであることが好ましい。これにより、コイル20と外部電極30との接続距離を短くできるため、直流抵抗がさらに小さくなる。
特に、第1の引出導体41の一方の端部から他方の端部までの長さは、第2の引出導体42の一方の端部から他方の端部までの長さと同じであり、第1の引出導体41の一方の端部から他方の端部に延びる方向(高さ方向T)に垂直な断面積は、第2の引出導体42の一方の端部から他方の端部に延びる方向(高さ方向T)に垂直な断面積と同じであることが好ましい。この場合、引出導体40を流れる電流密度を同じにすることで、電流印加による発熱の偏りを低減できる。
第1の引出導体41の一方の端部から他方の端部に延びる方向(高さ方向T)に垂直な断面形状は特に限定されず、例えば、四角形等の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。
第1の引出導体41と接続している部分のコイル20の形状は特に限定されず、第1の引出導体41の断面形状に合わせて任意に変更することができる。
第2の引出導体42の一方の端部から他方の端部に延びる方向(高さ方向T)に垂直な断面形状は特に限定されず、例えば、四角形等の多角形、円形、楕円形等が挙げられる。第2の引出導体42の断面形状は、第1の引出導体41の断面形状と異なってもよいが、同一であることが好ましい。
第2の引出導体42と接続している部分のコイル20の形状は特に限定されず、第2の引出導体42の断面形状に合わせて任意に変更することができる。第2の引出導体42と接続している部分のコイル20の形状は、第1の引出導体41と接続している部分のコイル20の形状と異なってもよいが、同一であることが好ましい。
図示されていないが、コイル部品1は、絶縁層をさらに備えてもよい。例えば、高さ方向Tから見てコイル20と重なる位置に絶縁層が設けられていてもよい。
絶縁層を構成する材料は、磁性体部10よりも絶縁性が高い材料であれば特に限定されず、例えば、非磁性材料、フェライト材料、金属磁性材料等が挙げられる。
本発明のコイル部品は、例えば、以下の方法により製造される。
以下、印刷積層法を用いてコイル部品1を作製する方法の一例について説明する。本発明のコイル部品は、印刷積層法を用いて作製されてもよく、シート積層法を用いて作製されてもよい。
まず、磁性ペーストを準備する。
例えば、体積基準の累積50%粒子径D50が2μm以上、20μm以下(好ましくは10μm程度)のFe-Si合金、Fe-Si-Cr合金等の金属磁性粉末を準備する。金属磁性粉末に、セルロース又はポリビニルブチラール(PVB)等の結合剤と、ターピネオール又はブチルジグリコールアセテート(BCA)等の溶剤とを含有させ、混錬することで、金属磁性粒子を含有する磁性ペーストを作製する。
金属磁性粉末としてFe-Si合金を用いる場合、Siの含有量は2.0at%以上、8.0at%以下であることが好ましい。金属磁性粉末としてFe-Si-Cr合金を用いる場合、Siの含有量は2.0at%以上、8.0at%以下であることが好ましく、Crの含有量は0.2at%以上、6.0at%以下であることが好ましい。
金属磁性粉末の表面に絶縁性被膜を設けてもよい。絶縁性被膜は、金属酸化物を含む酸化膜であることが好ましく、Siの酸化物を含む酸化膜であることがより好ましい。絶縁性被膜を形成する方法としては、例えばメカノケミカル法、ゾルゲル法等が挙げられる。中でも、ゾルゲル法が好ましい。ゾルゲル法によりSiの酸化物を含む酸化膜を形成する場合、例えば、Siアルコキシドを含むゾルゲルコート剤と有機鎖含有シランカップリング剤とを混合し、この混合液を金属磁性粉末の表面に付着させ、加熱処理によって脱水結合させた後、所定の温度で乾燥することで形成できる。
別途、導電ペーストを準備する。例えば、Agを含有する導電ペーストを準備する。
上記の磁性ペースト及び導電ペーストを用いて、積層体ブロックを作製する。
図4Aは、磁性ペースト層を形成する方法の一例を模式的に示す平面図である。
図示されていないが、まず、金属プレートの上に熱剥離シート及びPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムを積み重ねた基板を準備する。基板の上に磁性ペーストを所定回数スクリーン印刷し、磁性ペースト層110を形成する。これはコイル部品の外層となる。
図4Bは、磁性ペースト層の上に導電ペースト層を形成する方法の一例を模式的に示す平面図である。
磁性ペースト層110の上に導電ペーストを印刷し、コイル20のコイル導体層となる導電ペースト層120を形成する。さらに、導電ペースト層120が形成されていない領域に磁性ペースト層110を形成する。これを所定回数繰り返す。なお、導電ペースト層120及び磁性ペースト層110は境界部で一部重なるように形成されてもよい。
図4Cは、導電ペースト層の上にビア導体を形成する方法の一例を模式的に示す平面図である。
導電ペースト層120の上に導電ペーストを印刷し、底面に引き出すためのビア導体141及び142を形成する。さらに、ビア導体141及び142が形成されていない領域に磁性ペーストを印刷し、磁性ペースト層110を形成する。これを所定回数繰り返す。
図4Dは、外部電極の下地層となる導電ペースト層を形成する方法の一例を模式的に示す平面図である。
最後に、外部電極30の下地層となる導電ペースト層を形成する。具体的には、第1の外部電極31の下地層31aとなる導電ペースト層131aと、第2の外部電極32の下地層32aとなる導電ペースト層132aとを形成する。さらに、導電ペースト層131a及び132aが形成されていない領域に磁性ペースト層110を形成する。
上記の手順で作製した積層体を加圧圧縮することにより、積層体ブロックが得られる。
積層体ブロックをダイサー等で切断して個片化することにより、素子が得られる。焼成後に個片化してもよい。
個片化した素子を脱脂後、焼成炉に入れ、大気中で600℃以上、800℃以下、30分間以上、90分間以下の条件で焼成を行う。
必要に応じて、エポキシ樹脂等の樹脂を含浸し、熱硬化する。樹脂を含浸することで、金属磁性粒子間の空隙が樹脂で埋められるため、磁性体部10の強度を確保することができるとともに、めっき液又は湿気等の浸入を抑制することができる。
電解めっきにより、下地層の上にめっき層を形成する。めっき層として、例えば、Cu被膜を形成してもよく、Ni被膜及びCu被膜を順に形成してもよく、Ni被膜及びSn被膜を順に形成してもよく、Ni被膜及びAu被膜を順に形成してもよい。これにより、外部電極30が形成される。
以上により、図1に示すようなコイル部品1を作製することができる。コイル部品1のサイズは、例えば、長さ方向Lの寸法が4.0mm、幅方向Wの寸法が1.2mm、高さ方向Tの寸法が0.4mm以上、1.0mm以下(例えば0.64mm)であり、コイル20の厚み(コイル導体層の合計厚み)は90μmである。
磁性体部10の厚みに対するコイル20の厚みの比率は、0.01以上、0.4以下であることが好ましく、0.05以上、0.3以下であることがより好ましい。その場合、コイル部品1の低背化が可能になる。
上記の例では、同一の導電ペーストを用いてコイル20及び外部電極30を形成しているが、異なる導電ペーストを用いてコイル20及び外部電極30を形成してもよい。
本発明のコイル部品は、上記実施形態に限定されるものではなく、コイル部品の構成、製造条件等に関し、本発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
図1及び図2に示すコイル部品1では、コイル20のパターン形状は、2箇所で屈曲するC字状(コの字状)であるが、コイル20のパターン形状は特に限定されるものではない。コイル20のパターン形状を変更することにより、インダクタンスを調整することができる。コイル20のパターン形状は、線対称、点対称等の対称形状であることが好ましい。
図5は、本発明のコイル部品の内部構造の第1変形例を模式的に示す斜視図である。
図5に示すコイル部品1Aでは、コイル20は、3箇所で屈曲部するM字状のパターン形状を有する。コイル20のパターン形状は、線対称である。
図6は、本発明のコイル部品の内部構造の第2変形例を模式的に示す斜視図である。
図6に示すコイル部品1Bでは、コイル20は、6箇所で屈曲するパターン形状を有する。コイル20のパターン形状は、線対称である。
図7は、本発明のコイル部品の内部構造の第3変形例を模式的に示す斜視図である。
図7に示すコイル部品1Cでは、コイル20は、4箇所で屈曲する逆S字状のパターン形状を有する。コイル20のパターン形状は、点対称である。
図8は、本発明のコイル部品の内部構造の第4変形例を模式的に示す斜視図である。
図8に示すコイル部品1Dでは、コイル20は、S字状のパターン形状を有する。コイル20のパターン形状は、点対称である。
図9は、本発明のコイル部品の内部構造の第5変形例を模式的に示す斜視図である。
図9に示すコイル部品1Eでは、コイル20は、直線状のパターン形状を有する。コイル20のパターン形状は、線対称であり、点対称でもある。
磁性体部10の内部には、1つのコイル20が配置されていてもよく、複数のコイル20が配置されていてもよい。磁性体部10の内部に複数のコイル20を配置することにより、コイル部品の実装面積及び実装点数を削減することができる。
磁性体部10の内部に複数のコイル20が配置されている場合、コイル20の構成はそれぞれ同じでもよく、一部が異なってもよい。
磁性体部10の内部に複数のコイル20が配置されている場合、コイル20の配置は特に限定されるものではない。複数のコイル20は、全て同じ向きに配置されていてもよく、一部が異なる向きに配置されていてもよい。複数のコイル20は、直線状に配置されていてもよく、平面状に配置されていてもよい。複数のコイル20は、規則的に配置されていてもよく、不規則に配置されていてもよい。
図10は、複数のコイルを備えるコイル部品の内部構造の一例を模式的に示す斜視図である。
図10に示すコイル部品2では、磁性体部10の内部に6つのコイル20が直線状に配置されている。6つのコイル20は、全て同じ向きに配置されている。
図11は、複数のコイルを備えるコイル部品の内部構造の第1変形例を模式的に示す斜視図である。
図11に示すコイル部品2Aでは、磁性体部10の内部に6つのコイル20が直線状に配置されている。6つのコイル20は、パターン形状が3つずつ対称に配置されている。このように、コイル20のパターン形状が対称に配置されていると、コイル20間のインダクタンスのばらつきが抑えられる。
図12は、複数のコイルを備えるコイル部品の内部構造の第2変形例を模式的に示す斜視図である。
図12に示すコイル部品2Bでは、磁性体部10の内部に6つのコイル20が平面状に配置されている。6つのコイル20は、全て同じ向きに配置されている。図12に示す例では、長さ方向Lに2つ、幅方向Wに3つのコイル20が配置されているが、例えば、長さ方向Lに3つ、幅方向Wに2つのコイル20が配置されていてもよい。
1、1A、1B、1C、1D、1E、2、2A、2B コイル部品
10 磁性体部
11 第1の主面(底面)
12 第2の主面
13 第1の端面
14 第2の端面
15 第1の側面
16 第2の側面
20 コイル
30 外部電極
31 第1の外部電極
31a 第1の外部電極の下地層
31b 第1の外部電極のめっき層
32 第2の外部電極
32a 第2の外部電極の下地層
32b 第2の外部電極のめっき層
40 引出導体
41 第1の引出導体
42 第2の引出導体
110 磁性ペースト層
120、131a、132a 導電ペースト層
141、142 ビア導体
L 長さ方向
T 高さ方向
W 幅方向

Claims (5)

  1. 磁性体部と、
    前記磁性体部の内部に埋設されたコイルと、
    前記磁性体部の少なくとも底面に設けられ、前記コイルと電気的に接続されている外部電極と、
    前記磁性体部の内部で一方の端部が前記コイルに接続され、前記磁性体部の底面で他方の端部が前記外部電極に接続されている引出導体と、を備え、
    前記外部電極は、第1の外部電極と、第2の外部電極とを含み、
    前記引出導体は、一方の端部が前記コイルの始端に接続され、他方の端部が前記第1の外部電極に接続されている第1の引出導体と、一方の端部が前記コイルの終端に接続され、他方の端部が前記第2の外部電極に接続されている第2の引出導体と、を含み、
    前記コイルは、始端及び終端を含めて1つの面上のみに存在し、
    前記第1の引出導体の一方の端部から他方の端部に延びる方向から前記コイルが存在する面を見たとき、前記コイル及び前記第1の引出導体が接続している部分以外では前記コイルと前記第1の引出導体とは重なり合わず、
    前記第2の引出導体の一方の端部から他方の端部に延びる方向から前記コイルが存在する面を見たとき、前記コイル及び前記第2の引出導体が接続している部分以外では前記コイルと前記第2の引出導体とは重なり合わない、コイル部品。
  2. 前記第1の引出導体の一方の端部から他方の端部に延びる方向から前記コイルが存在する面を見たとき、前記第1の引出導体は前記第1の外部電極からはみ出さず、
    前記第2の引出導体の一方の端部から他方の端部に延びる方向から前記コイルが存在する面を見たとき、前記第2の引出導体は前記第2の外部電極からはみ出さない、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記第1の引出導体の一方の端部から他方の端部までの長さは、前記第2の引出導体の一方の端部から他方の端部までの長さと同じである、請求項1又は2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1の引出導体の一方の端部から他方の端部に延びる方向に垂直な断面積は、前記第2の引出導体の一方の端部から他方の端部に延びる方向に垂直な断面積と同じである、請求項3に記載のコイル部品。
  5. 前記磁性体部の内部には、複数の前記コイルが配置されている、請求項1~4のいずれか1項に記載のコイル部品。
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