JP2023101803A - 走査装置及び測距装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投光部と受光部とが別の装置として分離されている場合であっても対象物からの反射光を正確に検出でき、対象物との間の距離を高精度で測定することが可能な走査装置及び測距装置を提供する。【解決手段】光源部と、光源部からの出射光を方向可変に偏向しつつ走査光として所定の領域に向けて投光する第1の偏向部と、を含む投光部と、第1の偏向部と連動して動作し、走査光が所定の領域内の対象物によって反射した反射光を受光して偏向する第2の偏向部と、各々が第2の偏向部を経た反射光を検出する複数の検出セグメントを含む検出部と、を含む受光部と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、光走査を行う走査装置、及び光測距を行う測距装置に関する。
従来から、光を対象物に照射し、当該対象物によって反射された光を検出することで、当該対象物までの距離を光学的に測定する測距装置が知られている。また、所定の領域に対して光走査を行い、当該領域内に存在する種々の物体までの距離を測定する走査型の測距装置が知られている。例えば、特許文献1には、測定対象物に対し照射光パルスを投光する投光部と、測定対象物で反射された反射光パルスを受光する複数の受光画素を有する受光部と、を含む光学的測距装置が開示されている。
特開2016-176750号公報
走査型の測距装置は、走査装置として、例えば、パルス光を所定の領域に向けて投光する投光部と、当該レーザ光が対象物によって反射した光に対応する光パルスを受光する受光部とを有する。
ここで、走査装置は、投光部及び受光部が分離された構成を有する場合がある。この場合、例えば、高い自由度でパルス光の投光位置及び対象物からの反射光の受光位置を調節することができる。この場合、例えば、当該投光部及び受光部は距離をおいて配置されることとなる。
この場合、対象物からの反射光は、投光部と対象物との間の距離に応じて、受光部に対して様々な角度で入射される。従って、当該反射光の入射角によっては受光部が正確に当該反射光を受光できず、これによって正確な測距を行えない場合がある。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、投光部と受光部とが別の装置として分離されている場合であっても対象物からの反射光を正確に検出でき、対象物との間の距離を高精度で測定することが可能な走査装置及び測距装置を提供することを課題の1つとしている。
請求項1に記載の発明は、光源部と、光源部からの出射光を方向可変に偏向しつつ走査光として所定の領域に向けて投光する第1の偏向部と、を含む投光部と、第1の偏向部と連動して動作し、走査光が所定の領域内の対象物によって反射した反射光を受光して偏向する第2の偏向部と、各々が第2の偏向部を経た反射光を検出する複数の検出セグメントを含む検出部と、を含む受光部と、を有することを特徴とする。
実施例1に係る測距装置の配置例を示す図である。 実施例1に係る測距装置における測距部のブロック図である。 実施例1に係る測距装置と対象物との間の光路例を示す図である。 実施例1に係る測距装置の受光部内の光路例を示す図である。 実施例1に係る測距装置と対象物との間の光路例を示す図である。 実施例1に係る測距装置の受光部内の光路例を示す図である。 実施例1に係る測距装置と対象物との間の光路例を示す図である。 実施例1に係る測距装置の受光部内の光路例を示す図である。 実施例1に係る測距装置における走査光の一例を示す図である。 実施例1に係る測距装置における第1の検出素子の一例を示す図である。
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。
図1は、実施例1に係る測距装置10の模式的な配置図である。測距装置10は、所定の領域(以下、走査領域と称する)R0に対して光走査を行い、走査領域R0内に存在する対象物OBまでの距離を測定する走査型の測距装置である。図1に示すように、測距装置10は、互いに離間した投光部20及び受光部30と、測距部40及び制御部50と、を含む。
投光部20は、パルス化された光(以下、出射光と称する)L1を生成及び出射する光源部21を有する。本実施例においては、光源部21は、赤外領域にピーク波長を有するパルス化されたレーザ光を生成する発光素子21Aと、当該レーザ光を整形し、当該整形されたレーザ光を出射光L1として出射する整形レンズ21Bとを含む。
また、投光部20は、光源部21からの出射光L1を方向可変に偏向しつつ走査光(投光信号)L2として走査領域R0に向けて投光する偏向部(以下、第1の偏向部と称する)22を有する。第1の偏向部22は、出射光L1の偏光方向を連続的かつ周期的に変化させる。これによって、第1の偏向部22からは、投光方向が連続的かつ周期的に変化した走査光L2が走査領域R0に向けて投光される。第1の偏向部22は、走査光L2によって走査領域R0を走査(又は掃引)する走査部として機能する。
本実施例においては、第1の偏向部22は、光源部21からの出射光L1を走査領域R0に向けて反射させる可動式の反射ミラーを有する。例えば、第1の偏向部22は、当該反射ミラーが少なくとも1つの軸の周りを揺動するように構成されたMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)ミラーである。
なお、走査領域R0は、第1の偏向部22における走査光L2の偏向可能範囲に対応する角度範囲と、走査光L2が測距可能な強度を維持できる距離に対応する奥行を有する仮想の3次元空間である。図1においては、走査領域R0の外縁の一部を破線で示した。
例えば、図1に示すように、走査領域R0内における走査光L2の光路上に対象物OBが存在する場合、対象物OBに走査光L2が照射される。また、対象物OBが走査光L2に対して反射性を有する物体である場合、対象物OBによって走査光L2が反射する。
また、対象物OBの表面は一般的には凹凸面又は粗面であるため、走査光L2は対象物OBによって反射及び散乱される。図1には、当該走査光L2が当該一般的な表面を有する対象物OBによって反射した光(以下、反射光と称する)L3の進路範囲(角度範囲)の一例を2点鎖線で示した。
本実施例においては、測距装置10は、投光部20及び受光部30の両方で反射光L3を受光する。まず、受光部30は、第1の偏向部22から離間した位置において第1の偏向部22と連動し、走査光L2が対象物OBによって反射した反射光L3を第1の反射光L31として受光し、第1の反射光L31を偏向する偏向部(以下、第2の偏向部と称する)31を有する。第2の偏向部31は、例えば、第1の偏向部22としてのMEMSミラーに同期して揺動する反射ミラーを有するMEMSミラーである。
また、受光部30は、第2の偏向部31を経た反射光L3である第1の反射光L31を検出する検出部(以下、第1の検出部と称する)32を有する。なお、本実施例においては、受光部30は、第1の反射光L31を第1の検出部32に向けて反射させる反射ミラーMLを有する。
本実施例においては、第1の検出部32は、第1の反射光L31を集光する集光レンズ32Aと、各々が当該集光された第1の反射光L31を検出する複数の検出セグメントELを含む検出素子(以下、第1の検出素子と称する)32Bと、を含む。第1の検出素子32Bは、例えば、整列した複数の検出セグメントELからなるラインセンサである。
第1の検出素子32Bの当該複数の検出セグメントELの各々は、例えば、第1の反射光L31に対して光電変換を行い、第1の反射光L31に応じた電気信号を生成する光電変換素子からなる。第1の検出部32の第1の検出素子32Bは、これら検出セグメントELの各々による光電変換結果である電気信号を第1の検出信号S1として生成する。
また、本実施例においては、投光部20は、第1の偏向部22を経た反射光L3(第1の偏向部22に戻ってきた反射光L3)を第2の反射光L32として受光し、これを検出する検出部(以下、第2の検出部と称する)23を有する。なお、本実施例においては、投光部20は、第1の偏向部22と光源部21との間に設けられ、出射光L1と第2の反射光L32とを分離して第2の反射光L32を検出部23に導くビームスプリッタBSを有する。
また、本実施例においては、第2の検出部23は、第2の反射光L32を集光する集光レンズ23Aと、第2の反射光L32を検出する検出素子(以下、第2の検出素子と称する)23Bとを含む。
第2の検出素子23Bは、第2の反射光L32に対して光電変換を行い、第2の反射光L32に応じた電気信号を第2の検出信号S2として生成する。例えば、本実施例においては、第2の検出素子23Bは、1つの光電変換素子からなる。
換言すれば、本実施例においては、投光部20は、走査光L2を投光しかつ反射光L3を受光する投受光ユニットとして機能する。一方、受光部30は、反射光L3の受光のみを行う受光専用ユニットとして機能する。
また、本実施例においては、投光部20及び受光部30は、互いに離間して配置されている。従って、図1に示すように、第1の反射光L31は、走査光L2とは異なる光路を進んで受光部30によって受光される反射光L3である。一方、第2の反射光L32は、走査光L2と同一の光路を進んで投光部20によって受光される反射光L3である。
測距装置10は、受光部30による反射光L3の受光結果である第1の検出信号S1と、投光部20による反射光L3の受光結果である第2の検出信号S2と、に基づいて、対象物OBまでの距離を測定する測距部40を有する。本実施例においては、測距部40は、投光部20と対象物OBまでの距離を測定し、その測定結果を測距装置10と対象物OBとの間の距離として出力する。
測距部40は、第1の検出信号S1及び第2の検出信号S2に基づいて第2の透過光L32のパルスを検出し、出射光L1の出射からの時間差に基づくタイムオブフライト法によって対象物OB(又はその一部の表面領域)までの距離を測定する。測距部40は、測定した距離情報を示すデータ(測距データ)を生成する。
また、本実施例においては、測距部40は、走査領域R0を複数の画素に分け、当該測距データに基づいて走査領域R0を画像化するデータ(測距画像データ)を生成する。本実施例においては、測距部40は、当該測距データと第1の偏向部22の反射ミラーの向きを示す情報とを対応付け、2次元又は3次元のマップ画像として画像化する。
例えば、測距部40は、第1の偏向部22による走査光L2の投光方向の変化周期、すなわち走査領域R0を走査する周期である走査周期を測距画像データの生成周期とし、当該走査周期毎に1つの測距画像データを生成する。
なお、走査周期とは、例えば、走査領域R0に対する光走査を周期的に行う場合において、任意の投光状態(例えば第1及び第2の偏向部22及び31における反射ミラーの向き)の時点から、その後に再度当該投光状態に戻る時点までの期間をいう。なお、測距部40は、複数のマップ画像を時系列に沿って動画として表示する表示部(図示せず)を有していてもよい。
また、測距装置10は、投光部20(光源部21、第1の偏向部22、第2の検出部23)、受光部30(第2の偏向部31及び第1の検出部32)及び測距部40の動作制御を行う制御部50を有する。例えば、本実施例においては、制御部50は、光源部21に駆動信号を供給し、光源部21の駆動及びその制御を行う。また、制御部50は、第1及び第2の偏向部22及び31に駆動信号を供給し、第1及び第2の偏向部22及び31の反射ミラーの変位動作を同期させる。
図2は、測距部40のブロック図である。本実施例においては、測距部40は、受光部30における第1の検出素子32B内の複数の検出セグメントELのうち、最も大きな強度の光が検出された検出セグメントELを処理対象セグメントとして判定するセグメント判定部41を有する。
セグメント判定部41は、第1の検出素子32Bから取得した第1の検出信号S1を解析し、いずれの検出セグメントELによって反射光L3が検出されたかを判定する。例えば、セグメント判定部41は、第1の検出信号S1に含まれる検出セグメントEL毎の受光結果を示す電気信号内のパルス(強度ピーク)を検出し、当該パルスが含まれていた電気信号に対応する検出セグメントELを処理対象セグメントとして判定する。
次に、測距部40は、第1の検出素子32Bの複数の検出セグメントEL内における当該処理対象セグメントの位置に基づいて、第1及び第2の検出信号S1及びS2に基づいた測距処理を行う範囲を決定する処理範囲決定部42を有する。また、測距部40は、第1及び第2の検出信号S1及びS2に対し、処理範囲決定部42によって決定された処理範囲内で、反射光L3に対応する信号成分の検出処理及び対象物OBまでの測距処理を行う測距処理部43を有する。
本実施例においては、処理範囲決定部42は、第2の検出信号S2に対して第2の反射光L32に対応するパルスを検出する時間範囲を決定する(限定する)。また、測距処理部43は、第2の検出信号S2の当該時間範囲内でパルスを検出し、当該検出されたパルスの位置に基づいて対象物OBまでの測距を行う。
換言すれば、本実施例においては、測距部40は、第1の検出素子32Bの検出セグメントELの各々による反射光L3の検出結果に基づいて対象物OBまでの大まかな距離を測定し、第2の検出素子23Bによる反射光L3の検出結果に基づいて対象物OBまでの詳細な(最終的な)距離を測定する。また、測距部40は、複数の検出セグメントELのうち、最も大きな強度の光が検出された検出セグメントELの位置に基づいて、対象物OBまでの距離を測定する。
図3Aは、投光部20から投光された走査光L2が対象物OBに到達し、反射光L3となって受光部30に受光されるまでの走査領域R0内の光の進路の例を模式的に示す図である。図3Aは、走査光L2が同一方向に投光された場合において互いに異なる距離の対象物OBによって反射された3つの反射光L3(第1の反射光L31)の光路を示している。また、図3Bは、図3Aで示した3つの反射光L3の受光部30内の光路を示す図である。
図3A及び図3Bを用いて、投光部20及び受光部30の位置関係、並びに、対象物OBの位置と検出セグメントELの位置との関係について説明する。なお、以下においては、説明の単純化のため、投光部20から走査光L2が投光されるタイミングと、この走査光L2に対応する反射光L3が受光部30によって受光されるタイミングと、がほぼ同一とみなせるような距離に対象物OBが存在する場合について説明する。しかし、厳密には、走査光L2の投光タイミングと反射光L3の受光タイミングとはわずかに異なる。
まず、図3Aに示すように、タイミングt1に投光部20(第1の偏向部22)から出射される走査光L2(t1)の光路上において、対象物OBが第1の位置P1に存在する場合を考える。この場合、走査光L2(t1)は、図3Aに示すように、対象物OB(P1)によって反射して反射光L3となり、その一部である第1の反射光L31(1)が受光部30の第2の偏向部31に入射する。
一方、走査光L2(t1)の光路上において、対象物OBが第1の位置P1よりも投光部20に近い位置である第2の位置P2に存在している場合、対象物OB(P2)によって反射した反射光L3の一部である第1の反射光L31(2)は、第1の位置P1で反射した第1の反射光L31(1)とは異なる光路をたどって受光部30の第2の偏向部31に入射する。
同様に、走査光L2(t1)の光路上において、対象物OBが第1の位置P1よりも投光部20から遠い位置である第3の位置P3に存在している場合、対象物OB(P3)によって反射した反射光L3の一部である第1の反射光L31(3)は、第1及び第2の位置P1及びP2でそれぞれ反射した第1及び第2の反射光L31(1)及びL31(2)とは異なる光路をたどって受光部30の第2の偏向部31に入射する。
換言すれば、タイミングt1における走査光L2(t1)の光路上に対象物OBが存在する場合、対象物OBによって反射して受光部30に入射する光である第1の反射光L31は、対象物OBの位置によって異なる入射角で受光部30に入射することとなる。
次に、図3Bを用いて、反射光L3の受光部30内での光路について説明する。まず、第2の偏向部31は、第1の偏向部22と同期して動作している。従って、走査光L2(t1)が出射されたタイミングt1においては、第2の偏向部31は、第1の偏向部22に同期して所定の位置に配置された状態(本実施例においては、反射ミラーが所定の向きを向いている状態)となっている。
この状態の第2の偏向部31(t1)に第1の反射光L31が入射した場合、第1の反射光L31は、第2の偏向部31(t1)への入射角(反射ミラーのミラー面に対する入射角)に応じて異なる光路をたどって第1の検出部32の第1の検出素子32Bに入射する。
従って、第1の検出素子32Bの複数の検出セグメントELの各々の検出面のサイズ、形状及び配置を調節することで、第1の反射光L31は、対象物OBの位置に応じて異なる検出セグメントELによって検出されることとなる。
本実施例においては、第1の検出素子32Bは、受光部30が投光部20から離間する方向D1に対応する方向に沿って延びるライン状の検出面を有するラインセンサである。また、第1の検出素子32Bの複数の検出セグメントELは、第2の偏向部31が第1の偏向部22から離間する方向D1、すなわち第1の偏向部22と第2の偏向部31とを結ぶ直線に沿った方向に対応する方向に沿って整列している。
従って、第1の反射光L31は、対象物OBの位置(投光部20からの距離)に応じて、検出セグメントELの配列方向において異なる位置に配置された検出セグメントELによって検出されることとなる。
例えば、対象物OB(P1)に対応する第1の反射光L31(1)は、複数の検出セグメントELのうちの第1の検出セグメントEL(1)によって検出された場合を考える。この場合、対象物OB(P1)よりも近い対象物OB(P2)に対応する第1の反射光L31(2)は、第1の検出セグメントEL(1)とは異なる位置に配置されている第2の検出セグメントEL(2)によって検出される。
また、対象物OB(P1)よりも遠い対象物OB(P3)に対応する第1の反射光L31(3)は、複数の検出セグメントELの配列方向(方向D1に対応する方向)において、第1の検出セグメントEL(1)から第2の検出セグメントEL(2)とは反対方向に配列された第3の検出セグメントEL(3)によって検出される。
次に、図4Aは、タイミングt1とは異なるタイミングt2において投光部20から投光された走査光L2(t2)が対象物OBに到達し、反射光L3となって受光部30に受光されるまでの走査領域R0内の光の進路の例を模式的に示す図である。また、図4Bは、図4Aで示した3つの反射光L3の受光部30内の光路を示す図である。なお、タイミングt2は、タイミングt1とは異なる方向に走査光L2が投光されるタイミングに対応する。
図4Aに示すように、タイミングt2において、投光部20(第1の偏向部22)から出射される走査光L2(t2)の光路上において、第4の位置P4に対象物OB(対象物OB(P4))が存在する場合、第4の位置よりも投光部20に近い第5の位置P5に対象物OB(対象物OB(P5))が存在する場合、及び第4の位置P4よりも投光部20から遠い第6の位置P6に対象物OB(対象物OB(P6))が存在する場合を考える。
タイミングt2においても、走査光L2(t2)は、対象物OBによって反射した後、対象物OBの位置によって異なる光路をたどって受光部30に入射することとなる。従って、図4Aに示すように、対象物OB(P4)に対応する第1の反射光L31(4)と、対象物OB(P5)に対応する第1の反射光L31(5)と、対象物OB(P6)に対応する第1の反射光L31(6)とでは、受光部30に入射する際の入射角が異なる。
また、第2の偏向部31は第1の偏向部22と同期して動作しているため、タイミングt2においては、第2の偏向部31は、図4Bに示すように、タイミングt1とは異なる状態(反射ミラーの向きがタイミングt1とは異なる状態)となっている。
この状態の第2の偏向部31(t2)に第1の反射光L31が入射した場合、第1の反射光L31は、第2の偏向部31(t2)への入射角(反射ミラーのミラー面に対する入射角)に応じて異なる光路をたどって第1の検出部32の第1の検出素子32Bに入射する。
ここで、第2の偏向部31の状態は、第1の偏向部22の状態と同期しているため、第2の偏向部31の状態(反射ミラーの向き)は、走査光L2の投光方向に対応する。従って、タイミングt2においても、第1の反射光L31を検出する検出セグメントELの位置は、投光部20に対する対象物OBの距離に対応することとなる。
従って、例えば、対象物OB(P4)が投光部20から対象物OB(P1)と同程度の距離だけ離れた位置に存在している場合、対象物OB(P4)に対応する第1の反射光L31(4)は、対象物OB(P1)を検出する第1の検出セグメントEL(1)によって検出される。
また、同様に、対象物OB(P5)が投光部20から対象物OB(P2)と同程度の距離だけ離れた位置に存在している場合、対象物OB(P5)に対応する第1の反射光L31(5)は、対象物OB(P5)を検出する第2の検出セグメントEL(2)によって検出される。また、対象物OB(P6)が投光部20から対象物OB(P3)と同程度の距離だけ離れた位置に存在している場合、対象物OB(P6)に対応する第1の反射光L31(6)は、対象物OB(P3)を検出する第3の検出セグメントEL(3)によって検出される。
このように、第1及び第2の偏向部22及び31が連動して偏向動作を行う場合、投光部20に対する対象物OBの位置は、走査光L2の投光方向に関わらず、第1の検出素子32Bにおける第1の反射光L31が検出される検出セグメントELに対応する。測距部40は、この光学的原理を用いて測距動作を行う。
本実施例においては、測距部40のセグメント判定部41は、第1の検出信号S1に基づいて、まず、いずれの検出セグメントELによってパルスが検出されたかを判定する。そして、測距部40の処理範囲決定部42は、当該パルスが検出された検出セグメントELに基づいて、第2の検出信号S2における測距処理(パルス検出)を行う範囲を限定する。そして、測距部40の測距処理部43は、当該限定された第2の検出信号S2の範囲内で対象物OBまでの距離を測定する処理を行う。
すなわち、本実施例においては、測距部40は、検出セグメントELの各々の第1の反射光L31の検出結果を用いて対象物OBまでの距離の範囲を絞り込み、その範囲内で第2の検出信号S2を用いて測距を行う。従って、例えば、投光部20が反射光L3(信号成分)に加えて比較的高い強度の環境光(ノイズ成分)を含む光を受光した場合でも、測距精度の低下(例えば環境光に対応する部分を反射光L3に対応するパルスであると誤判定することによる誤まった測距を行う確率)が抑制される。
また、第1の検出部32の第1の検出素子32Bは、種々の位置に存在する対象物OBからの第1の反射光L31の各々を受光する複数の検出セグメントELを有する。従って、投光部20及び受光部30が分離されている場合であっても、対象物OBからの反射光L3を漏れなく受光することができる。従って、走査領域R0を正確に走査することができ、また、対象物OBまでの距離を正確に測定することができる。
なお、図3Aに示すように、測距範囲を大きく超えた距離(例えば無限遠とみなせる距離)に対象物OBが存在している場合、当該対象物OBによって反射した反射光L3に対応する第1の反射光L31(F)は、例えば、受光部30の正面の方向から受光部30に入射する。また、この第1の反射光L31(F)は、走査光L2の投光方向に関わらず(例えばタイミングt2(図4A)においても)同一の方向から受光部30に入射する。
従って、この無限遠の位置から戻って来る第1の反射光L31(F)は、第2の偏向部31の状態(走査光L2の投光方向)に応じて異なる検出セグメントELによって検出される。しかし、この第1の反射光L31(F)は、比較的低い強度であること、また強度が大きく変化しないことから、信号処理によって容易に除去することができる。従って、この無限遠からの光成分が測距精度に与える影響は少ない。
一方、対象物OBが投光部20に近接している場合、その対象物OBからの反射光L3は検出範囲を大きく超える強度を有している場合がある。図5Aは、タイミングt1において対象物OBが投光部20に近接する位置P0に存在している場合の反射光L3の光路を示す図である。
図5Aに示す場合、対象物OB(P0)に対応する反射光L3である第1の反射光L31(0)は、他の位置の対象物OB(例えば対象物OB(P2))に比べてはるかに短い光路をたどって受光部30に入射する。
従って、この第1の反射光L31(0)は、走査光L2(t1)の投光時からほとんど減衰せず、大きな強度を維持して受光部30に到達する可能性がある。この第1の反射光L31(0)は、第1及び第2の検出部32及び23(第1及び第2の検出素子32B及び23B)の検出感度の範囲を超えた強度を有していることが想定される。従って、この第1の反射光L31(0)が第1及び第2の検出部32及び23に入射すると、その後一定時間検出動作を行えなくなる場合がある。
これに対し、本実施例においては、第1の検出素子32Bの検出セグメントELは、所定の範囲内で入射する第1の反射光L31のみを検出する位置に配置されている。具体的には、本実施例においては、第1の検出素子32Bの複数の検出セグメントELは、第2の偏向部31(本実施例においては反射ミラーのミラー面)に対して所定の入射角の範囲RA内で入射する反射光L3のみを検出する位置に配置されている。
従って、例えばこの入射角の範囲RAから外れた角度で入射した第1の反射光L31(0)は、検出セグメントELのいずれにも入射せず、例えば受光部30内で減衰又は消滅する。従って、許容範囲を超える強度の光が入射することによって検出セグメントELの各々の検出動作が妨げられることが抑制される。
なお、受光部30の第1の検出部32の構成は図1に示す場合に限定されない。本実施例においては、第1の検出部32は、第2の偏向部31が第1の偏向部23から離間する方向D1に対応する方向に沿って整列した複数の検出セグメントELを有するラインセンサである場合について説明した。検出セグメントELが方向D1に対応する方向に沿って整列していることで、反射光L3を検出した検出セグメントELによって容易に対象物OBの距離範囲(測距処理の範囲)を決定することができる。
しかし、第1の検出部32は、各々が第2の偏向部31を経た反射光L3を検出する複数の検出セグメントELを有していればよい。複数の検出セグメントELによって反射光L3(第1の反射光L31)を検出することで、測距精度が向上する。
第1の検出部32の他の構成例としては、例えば、複数の検出セグメントELは、当該方向D1とは異なる方向に沿って整列していてもよい。複数の検出セグメントELが方向に関わらず所定の方向に沿って整列していることで、例えば出射光L1を二次元的に偏向しつつ走査光L2として投光する場合などにおいて、反射光L3の検出精度が向上し、また測距処理の範囲を一定程度限定することができる。
また、本実施例においては、第1の検出素子32Bの検出セグメントELが所定の範囲内で入射する反射光L3のみを検出する位置に配置される場合について説明した。しかし、検出セグメントELは、当該範囲外の位置に配置されていてもよい。
例えば、複数の検出セグメントELは、互いに異なる検出可能範囲(感度範囲)を有していてもよい。そして、例えば投光部20に近接した位置P0からの第1の反射光L31(0)を受光する位置に設けられた検出セグメントELは、他の検出セグメントELよりも高い強度の光を検出可能なように構成されていればよい。
また、投光部20から投光される走査光L2は、ドット状及びライン状など、種々のビーム形状を有し得る。例えば、図6Aは、ライン状の細長いビーム形状を有する走査光L2を投光部20が投光する場合の走査光L2の光路を模式的に示す図である。例えば、投光部20は、受光部30が投光部20から離間する方向D1に垂直な方向D2に沿ってライン状に延びるビーム形状の光を走査光L2として投光してもよい。
この場合、例えば、光源部21は、ライン状のレーザ光を出射光L1として出射すればよい。また、例えば、第1の偏向部22は、走査光L2を当該方向D1に沿った方向において偏向することで、走査領域R0の全体に走査光L2を投光することができる。
例えば、ライン状の走査光L2は、対象物OBの所定の表面領域に同時に照射される。そして、例えば、対象物OBが投光部20に対して平坦な表面形状を有する場合、受光部30にはライン状の第1の反射光L31に入射することとなる。
図6Bは、受光部30の第1の検出素子32Bの構成例を示す図である。例えば、第1の検出素子32Bは、方向D1及びD2に対応する方向をそれぞれ行方向及び列方向としてマトリクス状に(2次元的に)配置された複数の検出セグメントELを有していてもよい。図6Bは、第1の検出素子32Bが7行7列で配列された合計49個の検出セグメントEL11~EL77を有する場合の構成を示す図である。
この場合、図6Bに示すように、例えば、第1の位置P1に存在する対象物OB(P1)からの第1の反射光L31(1)、第2の位置P2に存在する対象物OB(P2)からの第1の反射光L31(2)、及び第3の位置P3に存在する対象物OB(P3)からの第1の反射光L31(3)の各々は、それぞれ、方向D1に対応する方向におけるいずれかの列に配置された複数の検出セグメントELに入射することとなる。例えば、第1の反射光L31(2)は、検出セグメントEL11、EL21、EL31、EL41、EL51、EL61及びEL71の各々に入射することができる。
上記したように、例えば、投光部20はライン状の走査光L2を投光してもよいし、受光部30は方向D1及びD2に沿って整列したマトリクス状の検出素子ELを有する第1の検出素子32Bを有していてもよい。また、この場合であっても、検出セグメントEL11~EL71のうちの最も高い強度の光が検出された検出セグメントELの位置を考慮することで、正確な測距を行うことができる。
また、本実施例においては、投光部20が反射光L3を検出する第2の検出部23を有し、この第2の検出部23による反射光L3の検出結果を用いて測距を行う場合について説明した。しかし、例えば、受光部30の検出セグメントELの各々の検出結果に基づいて十分な測距を行うことができる場合、投光部20は検出部23を有していなくてもよい。すなわち、投光部20は投光専用ユニットであってもよく、測距部40は、検出セグメントELの各々による反射光L3の検出結果に基づいて対象物OBまでの距離を測定すればよい。
また、本実施例においては、第1及び第2の偏向部22及び31がMEMSミラーからなる場合について説明した。しかし、第1の偏向部22は、光源部21からの出射光L1を方向可変に偏向しつつ走査領域R0に向けて投光するように構成されていればよい。また、第2の偏向部31は、第1の偏向部22と連動して動作し、対象物OBからの反射光L3を偏向するように構成されていればよい。例えば、第1の偏向部22又は第2の偏向部31は、ポリゴンミラー、ガルバノミラー又は可動レンズであってもよい。
このように、本実施例においては、測距装置10は、光源部21及び光源部21からの出射光L1を方向可変に偏向しつつ走査光L2として走査領域R0(所定の領域)に向けて投光する第1の偏向部22を有する投光部20と、第1の偏向部22と連動して動作する第2の偏向部31及び第2の偏向部31を経た対象物OBからの反射光L3を検出する検出部(第1の検出部)32を有する受光部30と、受光部30による反射光L3の受光結果に基づいて対象物OBまでの距離を測定する測距部40と、を有する。
また、検出部32は、各々が第2の偏向部31を経た反射光L3を検出する複数の検出セグメントELを有する。従って、対象物OBからの反射光L3を正確に検出し、正確な測距を行うことが可能な測距装置10を提供することができる。
また、投光部20が第1の偏向部22に戻ってきた第2の反射光L32を検出する検出部(第2の検出部)23を有することで、受光部30の検出部32の検出結果を含めて総合的に測距を行うことができる。従って、測距精度が向上する。
また、例えば第1の検出部32による検出結果である第1の検出信号S1は、測距以外の用途、例えば対象物OBの単純な検出又は対象物OBの形状の検出などの用途に用いられることができる。従って、測距装置10は、測距部40を有していなくてもよい。測距装置10が測距部40を有していない場合、例えば投光部20、受光部30及び制御部50は、走査装置を構成する。
例えば、本発明による走査装置は、光源部11及び光源部11からの出射光L1を方向可変に偏向しつつ走査光L2として走査領域R0(所定の領域)に向けて投光する第1の偏向部22を有する投光部20と、第1の偏向部22と連動して動作しかつ対象物OBからの反射光L3を受光して偏向する第2の偏向部31及び第2の偏向部31を経た反射光L3を検出する検出部(第1の検出部)32を有する受光部30と、を有する。また、検出部32は、各々が第2の偏向部31を経た反射光L3を検出する複数の検出セグメントELを有する。この場合、検出部32は、検出セグメントELの各々による反射光L3の検出結果(及びこれを示す検出信号S1)を走査領域R0の走査結果として出力すればよい。従って、対象物OBからの反射光を正確に検出し、正確な光走査を行うことが可能な走査装置を提供することができる。
10 測距装置
20 投光部
21 光源部
22 第1の偏向部
23 検出部
30 受光部
31 第2の偏向部
32 検出部
40 測距部

Claims (1)

  1. 光源部と、前記光源部からの出射光を方向可変に偏向しつつ走査光として所定の領域に向けて投光する第1の偏向部と、を含む投光部と、
    前記第1の偏向部と連動して動作し、前記走査光が前記所定の領域内の対象物によって反射した反射光を受光して偏向する第2の偏向部と、各々が前記第2の偏向部を経た前記反射光を検出する複数の検出セグメントを含む検出部と、を含む受光部と、を有することを特徴とする走査装置。
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