JP2023101596A - 光学式表面監視装置の洗浄方法 - Google Patents

光学式表面監視装置の洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】研磨テーブル内の光通路に付着した砥粒を除去することができる洗浄方法を提供する。【解決手段】本洗浄方法は、基板Wの研磨中に、研磨テーブル3内に設けられた光通路50Aを通じて基板Wに光を導き、かつ基板Wからの反射光を光通路50A内を通過させ、基板Wの研磨後、研磨テーブルの回転を止めた状態で、かつ研磨パッド2上に基板Wが存在しない状態で、光通路50Aに連通する純水排出ライン上54の純水排出弁74を閉じたまま、純水を光通路50A内に供給し、所定の純水供給時間が経過した後、純水の供給を止めるとともに、純水排出弁74を開いて、純水を光通路50Aから排出し、その後、光通路50A内に薬液を供給して、光通路50Aに付着した砥粒を薬液によって除去する。【選択図】図2

Description

本発明は、ウェーハなどの基板を研磨する研磨装置に備えられた光学式表面監視装置の洗浄方法に関し、特に研磨テーブル内に設けられた光通路に付着したスラリーの砥粒を除去する方法に関する。
半導体デバイスの製造プロセスには、SiOなどの絶縁膜を研磨する工程や、銅、タングステンなどの金属膜を研磨する工程などの様々な工程が含まれる。ウェーハの研磨は研磨装置を使用して行われる。研磨装置は、一般に、研磨パッドを支持する研磨テーブルと、ウェーハを研磨パットに押し付ける研磨ヘッドと、スラリーを研磨パッド上に供給するスラリー供給ノズルを備えている。研磨テーブルを回転させながら、研磨テーブル上の研磨パッドにスラリーが供給され、研磨ヘッドは、ウェーハを研磨パットに押し付ける。ウェーハは、スラリーの存在下で研磨パッドと摺接される。ウェーハの表面は、スラリーの化学的作用と、スラリーに含まれる砥粒の機械的作用との組み合わせにより平坦化される。
ウェーハの研磨は、その表面を構成する膜(絶縁膜、金属膜、シリコン層など)の厚さが所定の目標値に達したときに終了される。研磨装置は、絶縁膜やシリコン層などの非金属膜の厚さを測定するために、一般に、光学式表面監視装置を備える。この光学式表面監視装置は、光源から発せられた光をウェーハの表面に導き、ウェーハからの反射光の強度を分光器で測定し、反射光のスペクトルを解析することで、ウェーハの表面状態を検出(例えば、ウェーハの膜厚を測定、またはウェーハの表面を構成する膜の除去を検出)するように構成される。
研磨テーブル内には、光源および分光器に接続された光ファイバーケーブルと、光ファイバーケーブルに接続された光通路が設けられている。光は、光通路内を進行してウェーハに入射し、ウェーハからの反射光は光通路内を逆方向に進行する。研磨パッドに供給されたスラリーが光通路内に浸入しないように、ウェーハの研磨中は純水の流れが光通路内に形成される。
特表2006-525878号公報
しかしながら、純水供給システムの不具合などに起因して、純水の光通路への供給が途絶えると、研磨パッドに供給されたスラリーが光通路に浸入し、スラリーに含まれる砥粒が光通路の内面に付着する。砥粒は、光通路内を通過する光の進行の仕方を変化させ、結果として、分光器はウェーハからの反射光の強度を正しく測定することができない。特に、光通路の内面に強固に付着した砥粒は、純水で洗い流すことはできず、光通路および光ファイバーケーブルの全体を新たなものに交換する必要があった。
そこで、本発明は、研磨テーブル内の光通路に付着した砥粒を除去することができる洗浄方法を提供する。
一態様では、回転する研磨テーブルに支持された研磨パッド上に、砥粒を含むスラリーを供給しながら、基板を前記研磨パッドに摺接させて、該基板を研磨し、前記基板の研磨中に、前記研磨テーブル内に設けられた光通路を通じて前記基板に光を導き、かつ前記基板からの反射光を前記光通路内を通過させ、前記基板の研磨後、前記研磨テーブルの回転を停止させ、前記研磨テーブルの回転を止めた状態で、かつ前記研磨パッド上に基板が存在しない状態で、前記光通路に連通する純水排出ライン上の純水排出弁を閉じたまま、純水を前記光通路内に供給し、所定の純水供給時間が経過した後、純水の供給を止めるとともに、前記純水排出弁を開いて、純水を前記光通路から排出し、その後、前記光通路内に薬液を供給して、前記光通路に付着した前記砥粒を前記薬液によって除去することを含み、前記薬液は、前記光通路の内面をエッチングする化学的性質を有する、洗浄方法が提供される。
一態様では、前記砥粒を除去した後、前記光通路に乾燥気体を供給して前記光通路を乾燥させる。
一態様では、前記薬液を前記光通路内に供給した後であって、かつ前記乾燥気体を前記光通路に供給する前に、純水を前記光通路内に供給する。
一態様では、研磨テーブルに支持された研磨パッド上に、砥粒を含むスラリーを供給しながら、基板を前記研磨パッドに摺接させて、該基板を研磨し、前記基板の研磨中に、前記研磨テーブル内に設けられた光通路を通じて前記基板に光を導き、かつ前記基板からの反射光を前記光通路内を通過させ、前記基板の研磨後、前記研磨テーブルの回転を停止させ、前記研磨テーブルの回転を止めた状態で、かつ前記研磨パッド上に基板が存在しない状態で、前記光通路に連通する純水排出ライン上の純水排出弁を閉じたまま、純水を前記光通路内に供給し、所定の純水供給時間が経過した後、純水の供給を止めるとともに、前記純水排出弁を開いて、純水を前記光通路から排出し、その後、前記光通路に乾燥気体を供給して前記光通路を乾燥させる、洗浄方法が提供される。
一態様では、研磨テーブルに支持された研磨パッド上に、砥粒を含むスラリーを供給しながら、基板を前記研磨パッドに摺接させて、該基板を研磨し、前記基板の研磨中に、前記研磨テーブル内に設けられた光通路を通じて前記基板に光を導き、かつ前記基板からの反射光を前記光通路内を通過させ、前記研磨された基板を前記研磨パッドから除去し、前記研磨パッド上に基板が存在しない状態で、前記光通路内に薬液を供給して、前記光通路に付着した前記砥粒を前記薬液によって除去する、洗浄方法が提供される。
一態様では、前記砥粒を除去した後、前記光通路に乾燥気体を供給して前記光通路を乾燥させる。
一態様では、前記薬液を前記光通路内に供給した後であって、かつ前記乾燥気体を前記光通路に供給する前に、純水を前記光通路内に供給する。
一態様では、前記研磨された基板を前記研磨パッドから除去した後であって、かつ前記薬液を前記光通路内に供給する前に、純水を前記光通路内に供給する。
一態様では、研磨テーブルに支持された研磨パッド上に、砥粒を含むスラリーを供給しながら、基板を前記研磨パッドに摺接させて、該基板を研磨し、前記基板の研磨中に、前記研磨テーブル内に設けられた光通路を通じて前記基板に光を導き、かつ前記基板からの反射光を前記光通路内を通過させ、前記研磨された基板を前記研磨パッドから除去し、前記研磨パッド上に基板が存在しない状態で、前記光通路内に純水を供給して、前記光通路に付着した前記砥粒を除去し、その後、前記光通路に乾燥気体を供給して前記光通路を乾燥させる、洗浄方法が提供される。
薬液は、光通路の内面をわずかにエッチングし、リフトオフ作用によって砥粒を光通路から除去することができる。したがって、光は砥粒の影響を受けることなく光通路内を進行することができる。結果として、光学式表面監視装置は、ウェーハなどの基板の表面状態を正確に検出することができる。さらに、光通路は乾燥気体によって乾燥され、光通路を良好な状態に維持しておくことができる。
スラリーに含まれる砥粒が光通路に強固に付着していない場合、例えば、スラリーが光通路に浸入した直後は、薬液の代わりに、純水で砥粒を光通路から洗い流すことができる。光は砥粒の影響を受けることなく光通路内を進行することができる。結果として、光学式表面監視装置は、ウェーハなどの基板の表面状態を正確に検出することができる。
研磨装置の一実施形態を示す模式図である。 図1に示す研磨装置の詳細な構成の一実施形態を示す断面図である。 光通路から砥粒を除去する一実施形態を示すフローチャートである。 光通路から砥粒を除去する他の実施形態を示すフローチャートである。 光通路から砥粒を除去するさらに他の実施形態を示すフローチャートである。 光通路から砥粒を除去するさらに他の実施形態を示すフローチャートである。 光通路から砥粒を除去するさらに他の実施形態を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、研磨装置の一実施形態を示す模式図である。図1に示すように、研磨装置は、研磨パッド2を支持する研磨テーブル3と、基板の一例であるウェーハWを研磨パッド2に押し付ける研磨ヘッド1と、研磨テーブル3を回転させるテーブルモータ6と、研磨パッド2上にスラリーを供給するためのスラリー供給ノズル5を備えている。
研磨ヘッド1はヘッドシャフト10に連結されており、ヘッドシャフト10とともに研磨ヘッド1は矢印で示す方向に回転する。研磨テーブル3はテーブルモータ6に連結されており、テーブルモータ6は研磨テーブル3および研磨パッド2を矢印で示す方向に回転させるように構成されている。研磨パッド2の上面は、ウェーハWを研磨するための研磨面2aを構成する。
ウェーハWは次のようにして研磨される。研磨テーブル3および研磨ヘッド1を図1の矢印で示す方向に回転させながら、スラリー供給ノズル5からスラリーが研磨テーブル3上の研磨パッド2の研磨面2aに供給される。ウェーハWは研磨ヘッド1によって回転されながら、研磨パッド2上にスラリーが存在した状態でウェーハWは研磨パッド2の研磨面2aに押し付けられる。ウェーハWの表面は、スラリーの化学的作用と、スラリーに含まれる砥粒による機械的作用により研磨される。
研磨装置は、ウェーハWの表面状態を検出する光学的表面監視装置40を備えている。光学的表面監視装置40は、光学センサヘッド7と、光源44と、分光器47と、処理装置9を備えている。光学センサヘッド7、光源44、および分光器47は研磨テーブル3に取り付けられており、研磨テーブル3および研磨パッド2とともに一体に回転する。光学センサヘッド7の位置は、研磨テーブル3および研磨パッド2が一回転するたびに研磨パッド2上のウェーハWの表面を横切る位置である。
図2は、図1に示す研磨装置の詳細な構成の一実施形態を示す断面図である。ヘッドシャフト10は、ベルト等の連結手段17を介して研磨ヘッドモータ18に連結されて回転されるようになっている。このヘッドシャフト10の回転により、研磨ヘッド1が矢印で示す方向に回転する。
光学センサヘッド7は、光源44および分光器47に光学的に連結されている。分光器47は処理装置9に電気的に接続されている。処理装置9は、プログラムを格納する記憶装置と、プログラムに含まれる命令に従って演算を実行する演算装置(例えばCPU)を備えたコンピュータから構成されている。
光学的表面監視装置40は、光源44から発せられた光をウェーハWの表面に導く投光用光ファイバーケーブル31と、ウェーハWからの反射光を受け、反射光を分光器47に送る受光用光ファイバーケーブル32をさらに備えている。投光用光ファイバーケーブル31の先端および受光用光ファイバーケーブル32の先端は、研磨テーブル3内に位置している。
投光用光ファイバーケーブル31の先端および受光用光ファイバーケーブル32の先端は、光をウェーハWの表面に導き、かつウェーハWからの反射光を受ける光学センサヘッド7を構成する。投光用光ファイバーケーブル31の他端は光源44に接続され、受光用光ファイバーケーブル32の他端は分光器47に接続されている。分光器47は、ウェーハWからの反射光を波長に従って分解し、所定の波長範囲に亘って反射光の強度を測定するように構成されている。
光源44は、光を投光用光ファイバーケーブル31を通じて光学センサヘッド7に送り、光学センサヘッド7は光をウェーハWに向けて放つ。ウェーハWからの反射光は光学センサヘッド7に受けられ、受光用光ファイバーケーブル32を通じて分光器47に送られる。分光器47は反射光をその波長に従って分解し、各波長での反射光の強度を測定する。分光器47は、反射光の強度の測定データを処理装置9に送る。
処理装置9は、反射光の強度の測定データから反射光のスペクトルを生成する。このスペクトルは、反射光の強度と波長との関係を示し、スペクトルの形状はウェーハWの膜厚に従って変化する。処理装置9は、反射光のスペクトルからウェーハWの膜厚を決定する。反射光のスペクトルからウェーハWの膜厚を決定する方法には、公知の技術が用いられる。例えば、反射光のスペクトルに対してフーリエ変換を実行し、得られた周波数スペクトルから膜厚を決定する。
ウェーハWの研磨中、光学センサヘッド7は、研磨テーブル3が一回転するたびに、研磨パッド2上のウェーハWの表面を横切りながら、ウェーハW上の複数の測定点に光を照射し、ウェーハWからの反射光を受ける。処理装置9は、反射光の強度の測定データから反射光のスペクトルを生成し、反射光のスペクトルからウェーハWの膜厚を決定し、膜厚に基づいてウェーハWの研磨動作を制御する。例えば、処理装置9は、ウェーハWの膜厚が目標膜厚に達した時点であるウェーハWの研磨終点を決定する。
一実施形態では、処理装置9は、反射光のスペクトルの変化からウェーハWの表面を構成する膜が除去された時点を検出してもよい。この場合は、処理装置9は、ウェーハWの表面を構成する膜が除去された時点に基づいて研磨終点を決定する。処理装置9は、反射光のスペクトルからウェーハWの膜厚を決定しなくてもよい。
研磨テーブル3は、その上面で開口する光通路50Aおよびドレイン孔50Bを有している。光通路50Aは、金属または樹脂などからなる筒体52によって構成されている。投光用光ファイバーケーブル31の先端および受光用光ファイバーケーブル32の先端は、光通路50Aに光学的に接続されている。ドレイン孔50Bは、光通路50Aに隣接しており、かつ研磨テーブル3内に位置している。
研磨パッド2は、光通路50Aおよびドレイン孔50Bの両方に連通する通孔51を有している。この通孔51は、光通路50Aおよびドレイン孔50Bの上に位置している。通孔51は研磨面2aで開口している。光通路50Aは純水供給ライン53に連結されており、ドレイン孔50Bは純水排出ライン54に連結されている。投光用光ファイバーケーブル31の先端および受光用光ファイバーケーブル32の先端から構成される光学センサヘッド7は、光通路50Aおよび通孔51の下方に位置している。
光源44から発せられた光は、投光用光ファイバーケーブル31を通り、さらに光通路50A内を進行し、ウェーハWの表面に入射する。光はウェーハWの表面(被研磨面)で反射し、反射光となって光通路50A内を逆方向に進行する。ウェーハWからの反射光は、受光用光ファイバーケーブル32を通って分光器47に受けられる。分光器47は、各波長での反射光の強度を所定の波長範囲に亘って測定し、得られた強度測定データを処理装置9に送る。この強度測定データは、ウェーハWの膜厚に従って変化する膜厚信号である。処理装置9は、波長ごとの光の強度を表わす反射光のスペクトルを強度測定データから生成し、さらに反射光のスペクトルからウェーハWの膜厚を決定する。
投光用光ファイバーケーブル31および受光用光ファイバーケーブル32の各先端から構成される光学センサヘッド7は、研磨ヘッド1に保持されたウェーハWを向いて配置される。研磨テーブル3が回転するたびにウェーハWの複数の測定点に光が照射される。本実施形態では、1つの光学センサヘッド7のみが設けられているが、複数の光学センサヘッド7が設けられてもよい。
ウェーハWの研磨中は、リンス液として純水が純水供給ライン53を介して光通路50Aに供給され、さらに光通路50Aを通って通孔51に供給される。純水は、ウェーハWの表面(被研磨面)と光学センサヘッド7との間の空間を満たす。純水は、ドレイン孔50Bに流れ込み、純水排出ライン54を通じて排出される。光通路50Aおよび通孔51内を流れる純水は、スラリーが光通路50Aに浸入することを防止することができる。
純水供給ライン53の一端は、光通路50Aに接続されており、純水供給ライン53の他端は、純水供給源61に接続されている。純水排出ライン54の一端は、ドレイン孔50Bに接続されている。通孔51に供給された純水は、ドレイン孔50Bを流れ、さらに純水排出ライン54を通って研磨装置の外に排出される。
光通路50Aには、薬液供給ライン63および乾燥気体供給ライン65がさらに接続されている。ドレイン孔50Bには薬液排出ライン68がさらに接続されている。純水供給ライン53、薬液供給ライン63、乾燥気体供給ライン65、純水排出ライン54、および薬液排出ライン68のそれぞれの一端は、研磨テーブル3内に位置しており、他端は研磨テーブル3の外に位置している。純水供給ライン53、薬液供給ライン63、乾燥気体供給ライン65、純水排出ライン54、および薬液排出ライン68は、ロータリージョイント19を通って延びている。
純水供給ライン53には、純水供給弁72が取り付けられ、純水排出ライン54には、純水排出弁74が取り付けられている。薬液供給ライン63には、薬液供給弁78が取り付けられ、薬液排出ライン68には、薬液排出弁79が取り付けられている。乾燥気体供給ライン65には、乾燥気体供給弁81が取り付けられている。純水供給弁72、純水排出弁74、薬液供給弁78、薬液排出弁79、および乾燥気体供給弁81のそれぞれは、電動弁または電磁弁またはエアオペレート弁などのアクチュエータ駆動型弁である。
純水供給弁72、純水排出弁74、薬液供給弁78、薬液排出弁79、および乾燥気体供給弁81は、バルブ制御部90に接続されている。純水供給弁72、純水排出弁74、薬液供給弁78、薬液排出弁79、および乾燥気体供給弁81の動作は、バルブ制御部90によって制御される。バルブ制御部90は、プログラムを格納する記憶装置と、プログラムに含まれる命令に従って演算を実行する演算装置(例えばCPU)を備えたコンピュータから構成されている。
薬液は、光通路50Aの内面をエッチングする化学的性質を有する。すなわち、薬液は、光通路50Aの内面をわずかにエッチングし、リフトオフ作用によって砥粒を光通路50Aから除去することができる。本実施形態に使用される薬液の例としては、水酸化カリウムを含む溶液が挙げられる。ただし、光通路50Aの内面をエッチングすることができるものであれば、薬液の種類は本実施形態に限定されない。薬液供給ライン63は、薬液供給源84に接続されている。
乾燥気体は、光通路50Aから液体(純水および/または薬液)を追い出し、さらに光通路50Aを乾燥させるための気体である。本実施形態に使用される乾燥気体の例としては、乾燥空気、不活性ガス(例えば窒素ガス)が挙げられる。乾燥気体供給ライン65は、空気供給源または不活性ガス供給源などの乾燥気体供給源88に接続されている。
ウェーハWの研磨中は、薬液供給弁78、薬液排出弁79、および乾燥気体供給弁81は閉じられており、純水排出弁74は開かれている。純水供給弁72は研磨テーブル3の回転に同期して開閉される。より具体的には、バルブ制御部90は、研磨テーブル3とともに回転する研磨パッド2の通孔51がウェーハWの下に位置しているときに、純水供給弁72を開く。純水は、純水供給ライン53を通って光通路50Aに流入し、光通路50Aおよび通孔51を流れる。さらに、純水は、通孔51からドレイン孔50Bに流入し、純水排出ライン54を通って研磨装置から排出される。研磨テーブル3とともに回転する研磨パッド2の通孔51がウェーハWの下にないときは、バルブ制御部90は純水供給弁72を閉じる。
通孔51がウェーハWの下にあるとき、すなわち光通路50AがウェーハWの下にあるとき、投光用光ファイバーケーブル31は光を光通路50Aを通じてウェーハWの表面に導き、受光用光ファイバーケーブル32は、光通路50Aを通るウェーハWからの反射光を受ける。光通路50Aは、透明な液体である純水で満たされているので、スラリーは光通路50A内に浸入せず、良好な光路が確保される。
スラリーを用いたウェーハWの研磨が終了すると、研磨されたウェーハWは、研磨ヘッド1によって研磨パッド2から除去される。研磨されたウェーハWは、研磨ヘッド1から図示しない搬送装置に渡され、図示しない洗浄ユニットによって洗浄される。
純水供給源61の不具合や純水供給弁72の故障などに起因して、純水の光通路50Aへの供給が途絶えると、研磨パッド2に供給されたスラリーが光通路50Aに浸入し、スラリーに含まれる砥粒が光通路50Aの内面に付着する。砥粒は、光通路50A内を通過する光の進行の仕方を変化させ、結果として、分光器47はウェーハWからの反射光の強度を正しく測定することができない。
そこで、一実施形態では、図3に示すフローチャートに従って、砥粒が光通路50Aから除去される。
ステップ1では、ウェーハWの研磨後、研磨テーブル3の回転が停止される。
ステップ2では、ウェーハWが研磨パッド2上にない状態で、バルブ制御部90は、純水供給弁72を開く。薬液供給弁78、薬液排出弁79、純水排出弁74、および乾燥気体供給弁81は閉じられている。純水は、純水供給ライン53を通って光通路50Aに流入し、さらに通孔51を流れ、研磨パッド2上に溢れ出る。光通路50A内にあるスラリーは、純水とともに、研磨パッド2上に流れる。純水排出弁74は閉じられているので、スラリーは純水排出ライン54を流れない。これは、スラリーに含まれる砥粒によって、純水排出ライン54が閉塞することを防止するためである。
ステップ3では、所定の純水供給時間が経過した後、バルブ制御部90は純水供給弁72を閉じ、純水排出弁74を開く。通孔51内の純水はドレイン孔50Bおよび純水排出ライン54を通って排出される。通孔51内にはスラリーはほとんど残留していないので、純水排出ライン54が砥粒で閉塞されることはない。
ステップ4では、バルブ制御部90は、純水排出弁74を閉じ、薬液供給弁78および薬液排出弁79を開く。薬液は、薬液供給ライン63を通って光通路50Aに供給され、光通路50Aを満たす。さらに、薬液は通孔51を通ってドレイン孔50Bに流入し、薬液排出ライン68を通って排出される。光通路50Aの内面に固着した砥粒は、薬液によって除去される。
ステップ5では、バルブ制御部90は、薬液排出弁79は開いたままに維持しつつ、薬液供給弁78を閉じ、薬液の光通路50Aへの供給を停止する。通孔51内の薬液は、ドレイン孔50Bおよび薬液排出ライン68を通って排出される。
ステップ6では、バルブ制御部90は、薬液排出弁79は開いたままに維持しつつ、純水供給弁72を開く。純水は、光通路50A内に残留する薬液を押し出し、薬液は純水とともにドレイン孔50Bおよび薬液排出ライン68を通って排出される。光通路50Aは、純水でリンスされる。
ステップ7では、バルブ制御部90は、純水供給弁72および薬液排出弁79を閉じ、純水排出弁74を開く。通孔51内の純水は、ドレイン孔50Bおよび純水排出ライン54を通って排出される。
ステップ8では、バルブ制御部90は、純水排出弁74を閉じ、乾燥気体供給弁81を開く。乾燥空気または窒素ガスなどの乾燥気体は、乾燥気体供給ライン65を通って光通路50Aに供給され、光通路50A内に存在する純水を押し出す。乾燥気体の供給は、所定の気体供給時間の間、継続される。この気体供給時間は、乾燥気体が純水を光通路50Aから押し出し、かつ光通路50Aの内部を乾燥させるのに十分長い時間である。
ステップ9では、上記気体供給時間の経過後に、バルブ制御部90は乾燥気体供給弁81を閉じる。
本実施形態によれば、砥粒は薬液によって光通路50Aから除去され、さらに光通路50Aは乾燥気体によって乾燥される。したがって、光通路50Aを良好な状態に維持しておくことができる。特に、本実施形態は、砥粒が光通路50Aから除去された後に研磨装置が長期間使用されない場合に適している。本実施形態は、例えば、研磨パッド2を新品の研磨パッドに交換する直前に実行される。
図4は、光通路50Aから砥粒を除去する他の実施形態を示すフローチャートである。
ステップ1では、ウェーハの研磨後、研磨テーブル3の回転が停止される。
ステップ2では、ウェーハが研磨パッド2上にない状態で、バルブ制御部90は、薬液供給弁78および薬液排出弁79を開く。純水供給弁72、純水排出弁74、および乾燥気体供給弁81は閉じられている。薬液は、薬液供給ライン63を通って光通路50Aに流入し、さらに通孔51を流れ、研磨パッド2上に溢れ出る。光通路50A内にあるスラリーは、薬液とともに、研磨パッド2上に流れる。光通路50Aの内面に固着した砥粒は、薬液によって除去される。
ステップ3では、バルブ制御部90は、薬液排出弁79は開いたままに維持しつつ、薬液供給弁78を閉じ、薬液の光通路50Aへの供給を停止する。通孔51内の薬液は、ドレイン孔50Bおよび薬液排出ライン68を通って排出される。
ステップ4では、バルブ制御部90は、薬液排出弁79を閉じ、乾燥気体供給弁81を開く。乾燥空気または窒素ガスなどの乾燥気体は、乾燥気体供給ライン65を通って光通路50Aに供給され、光通路50A内に存在する薬液を押し出す。乾燥気体の供給は、所定の気体供給時間の間、継続される。この気体供給時間は、乾燥気体が薬液を光通路50Aから押し出し、かつ光通路50Aの内部を乾燥させるのに十分長い時間である。
ステップ5では、上記気体供給時間の経過後に、バルブ制御部90は乾燥気体供給弁81を閉じる。
本実施形態では、薬液を光通路50Aから純水で洗い流すリンス工程が不要なタイプの薬液が使用された場合に実施される。本実施形態でも、砥粒は薬液によって光通路50Aから除去され、さらに光通路50Aは乾燥気体によって乾燥される。したがって、光通路50Aを良好な状態に維持しておくことができる。特に、本実施形態は、砥粒が光通路50Aから除去された後に研磨装置が長期間使用されない場合に適している。本実施形態は、例えば、研磨パッド2を新品の研磨パッドに交換する直前に実行される。
図5は、光通路50Aから砥粒を除去するさらに他の実施形態を示すフローチャートである。
ステップ1では、ウェーハの研磨後、研磨テーブル3の回転が停止される。
ステップ2では、ウェーハが研磨パッド2上にない状態で、バルブ制御部90は、純水供給弁72を開く。薬液供給弁78、薬液排出弁79、純水排出弁74、および乾燥気体供給弁81は閉じられている。純水は、純水供給ライン53を通って光通路50Aに流入し、さらに通孔51を流れ、研磨パッド2上に溢れ出る。光通路50A内にあるスラリーは、純水とともに、研磨パッド2上に流れる。
ステップ3では、所定の純水供給時間が経過した後、バルブ制御部90は純水供給弁72を閉じ、純水排出弁74を開く。通孔51内の純水はドレイン孔50Bおよび純水排出ライン54を通って排出される。
ステップ4では、バルブ制御部90は、純水排出弁74を閉じ、乾燥気体供給弁81を開く。乾燥空気または窒素ガスなどの乾燥気体は、乾燥気体供給ライン65を通って光通路50Aに供給され、光通路50A内に存在する純水を押し出す。乾燥気体の供給は、所定の気体供給時間の間、継続される。この気体供給時間は、乾燥気体が純水を光通路50Aから押し出し、かつ光通路50Aの内部を乾燥させるのに十分長い時間である。
ステップ5では、上記気体供給時間の経過後に、バルブ制御部90は乾燥気体供給弁81を閉じる。
本実施形態では、砥粒の除去に薬液は使用されない。本実施形態は、スラリーが光通路50A内に浸入した直後に実施される。より具体的には、スラリーに含まれる砥粒が光通路50Aに固着する前に本実施形態の動作が実施される。砥粒は純水によって光通路50Aから除去され、さらに光通路50Aは乾燥気体によって乾燥される。したがって、光通路50Aを良好な状態に維持しておくことができる。特に、本実施形態は、砥粒が光通路50Aから除去された後に研磨装置が長期間使用されない場合に適している。
図6は、光通路50Aから砥粒を除去するさらに他の実施形態を示すフローチャートである。
ステップ1では、ウェーハの研磨後、研磨テーブル3の回転が停止される。
ステップ2では、ウェーハが研磨パッド2上にない状態で、バルブ制御部90は、純水供給弁72を開く。薬液供給弁78、薬液排出弁79、純水排出弁74、および乾燥気体供給弁81は閉じられている。純水は、純水供給ライン53を通って光通路50Aに流入し、さらに通孔51を流れ、研磨パッド2上に溢れ出る。光通路50A内にあるスラリーは、純水とともに、研磨パッド2上に流れる。
ステップ3では、所定の純水供給時間が経過した後、バルブ制御部90は純水供給弁72を閉じ、純水排出弁74を開く。通孔51内の純水はドレイン孔50Bおよび純水排出ライン54を通って排出される。
ステップ4では、バルブ制御部90は、純水排出弁74を閉じ、薬液供給弁78および薬液排出弁79を開く。薬液は、薬液供給ライン63を通って光通路50Aに供給され、光通路50Aを満たす。さらに、薬液は通孔51を通ってドレイン孔50Bに流入し、薬液排出ライン68を通って排出される。光通路50Aの内面に固着した砥粒は、薬液によって除去される。
ステップ5では、バルブ制御部90は、薬液排出弁79は開いたままに維持しつつ、薬液供給弁78を閉じ、薬液の光通路50Aへの供給を停止する。通孔51内の薬液は、ドレイン孔50Bおよび薬液排出ライン68を通って排出される。
ステップ6では、バルブ制御部90は、薬液排出弁79は開いたままに維持しつつ、純水供給弁72を開く。純水は、光通路50A内に残留する薬液を押し出し、薬液は純水とともにドレイン孔50Bおよび薬液排出ライン68を通って排出される。光通路50Aは、純水でリンスされる。
ステップ7では、バルブ制御部90は、純水供給弁72および薬液排出弁79を閉じ、純水排出弁74を開く。通孔51内の純水は、ドレイン孔50Bおよび純水排出ライン54を通って排出される。
ステップ8では、バルブ制御部90は、純水排出弁74を閉じる。
本実施形態では、薬液によって砥粒が除去されるが、光通路50Aの乾燥は実施されない。本実施形態は、砥粒を薬液で除去し、さらに光通路50Aを純水でリンスした後、すぐに、次のウェーハを研磨する場合に適している。
図7は、光通路50Aから砥粒を除去するさらに他の実施形態を示すフローチャートである。
ステップ1では、ウェーハの研磨後、研磨テーブル3の回転が停止される。
ステップ2では、ウェーハが研磨パッド2上にない状態で、バルブ制御部90は、薬液供給弁78および薬液排出弁79を開く。純水供給弁72、純水排出弁74、および乾燥気体供給弁81は閉じられている。薬液は、薬液供給ライン63を通って光通路50Aに流入し、さらに通孔51を流れ、研磨パッド2上に溢れ出る。光通路50A内にあるスラリーは、薬液とともに、研磨パッド2上に流れる。光通路50Aの内面に固着した砥粒は、薬液によって除去される。
ステップ3では、バルブ制御部90は、薬液排出弁79は開いたままに維持しつつ、薬液供給弁78を閉じ、薬液の光通路50Aへの供給を停止する。通孔51内の薬液は、ドレイン孔50Bおよび薬液排出ライン68を通って排出される。
ステップ4では、バルブ制御部90は、薬液排出弁79を閉じる。
本実施形態では、薬液を光通路50Aから純水で洗い流すリンス工程が不要なタイプの薬液が使用された場合に実施される。本実施形態でも、薬液によって砥粒が除去されるが、光通路50Aの乾燥は実施されない。本実施形態は、砥粒を薬液で除去した後、すぐに、次のウェーハを研磨する場合に適している。
以上説明したように、上述した各実施形態によれば、砥粒は、薬液または純水によって光通路50Aから除去される。光は砥粒の影響を受けることなく光通路50A内を進行することができる。結果として、光学式表面監視装置40は、ウェーハなどの基板の膜厚を正確に測定することができる。
上述した各実施形態に係る洗浄方法は、薬液および/または純水の飛散を防止するために、研磨テーブル3の回転を止めた状態で行われる。薬液の流量および/または純水の流量によっては、研磨テーブル3を回転したまま、上記各実施形態に係る洗浄方法を実行してもよい。
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
1 研磨ヘッド
2 研磨パッド
3 研磨テーブル
5 スラリー供給ノズル
6 テーブルモータ
7 光学センサヘッド
9 処理装置
10 ヘッドシャフト
17 連結手段
19 ロータリージョイント
31 投光用光ファイバーケーブル
32 受光用光ファイバーケーブル
40 光学的表面監視装置
44 光源
47 分光器
50A 光通路
50B ドレイン孔
51 通孔
52 筒体
53 純水供給ライン
54 純水排出ライン
61 純水供給源
63 薬液供給ライン
65 乾燥気体供給ライン
68 薬液排出ライン
72 純水供給弁
74 純水排出弁
78 薬液供給弁
79 薬液排出弁
81 乾燥気体供給弁
84 薬液供給源
88 乾燥気体供給源
90 バルブ制御部

Claims (4)

  1. 回転する研磨テーブルに支持された研磨パッド上に、砥粒を含むスラリーを供給しながら、基板を前記研磨パッドに摺接させて、該基板を研磨し、
    前記基板の研磨中に、前記研磨テーブル内に設けられた光通路を通じて前記基板に光を導き、かつ前記基板からの反射光を前記光通路内を通過させ、
    前記基板の研磨後、前記研磨テーブルの回転を停止させ、
    前記研磨テーブルの回転を止めた状態で、かつ前記研磨パッド上に基板が存在しない状態で、前記光通路に連通する純水排出ライン上の純水排出弁を閉じたまま、純水を前記光通路内に供給し、所定の純水供給時間が経過した後、純水の供給を止めるとともに、前記純水排出弁を開いて、純水を前記光通路から排出し、その後、
    前記光通路内に薬液を供給して、前記光通路に付着した前記砥粒を前記薬液によって除去することを含み、
    前記薬液は、前記光通路の内面をエッチングする化学的性質を有する、洗浄方法。
  2. 前記砥粒を除去した後、前記光通路に乾燥気体を供給して前記光通路を乾燥させる、請求項1に記載の洗浄方法。
  3. 前記薬液を前記光通路内に供給した後であって、かつ前記乾燥気体を前記光通路に供給する前に、純水を前記光通路内に供給する、請求項2に記載の洗浄方法。
  4. 研磨テーブルに支持された研磨パッド上に、砥粒を含むスラリーを供給しながら、基板を前記研磨パッドに摺接させて、該基板を研磨し、
    前記基板の研磨中に、前記研磨テーブル内に設けられた光通路を通じて前記基板に光を導き、かつ前記基板からの反射光を前記光通路内を通過させ、
    前記基板の研磨後、前記研磨テーブルの回転を停止させ、
    前記研磨テーブルの回転を止めた状態で、かつ前記研磨パッド上に基板が存在しない状態で、前記光通路に連通する純水排出ライン上の純水排出弁を閉じたまま、純水を前記光通路内に供給し、所定の純水供給時間が経過した後、純水の供給を止めるとともに、前記純水排出弁を開いて、純水を前記光通路から排出し、その後、
    前記光通路に乾燥気体を供給して前記光通路を乾燥させる、洗浄方法。
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