JP2023101398A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023101398A
JP2023101398A JP2023000333A JP2023000333A JP2023101398A JP 2023101398 A JP2023101398 A JP 2023101398A JP 2023000333 A JP2023000333 A JP 2023000333A JP 2023000333 A JP2023000333 A JP 2023000333A JP 2023101398 A JP2023101398 A JP 2023101398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
format
editing
output
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023000333A
Other languages
English (en)
Inventor
英男 清田
Hideo Kiyota
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Publication of JP2023101398A publication Critical patent/JP2023101398A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Abstract

Figure 2023101398000001
【課題】 現場に応じたフォーマットの帳票を使用可能とする。
【解決手段】エンジニアリング装置20(情報処理装置)は、自機と通信可能に接続されたデバイスを設定対象とする設定データを印字するための帳票のフォーマットを編集する旨の指示を受け付ける編集指示受付部203と、編集指示受付部203により受け付けられた指示に応じて、当該指示のあった帳票のフォーマットを編集するための画面を表示する表示制御部202と、表示制御部202により表示された画面に対するユーザによる操作に応じて、当該指示のあった帳票のフォーマットに対する編集を受け付ける編集受付部204と、編集受付部204による受け付け結果に基づいて、当該帳票のフォーマットを編集する編集部205と、を備えた。
【選択図】図2

Description

本開示は、自機と通信可能に接続されたデバイスを設定対象とするデータを帳票に印字して出力する情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、機器の監視又は制御を行う複数のデバイスを動作させるための設定データを作成するエンジニアリング装置が知られている(例えば特許文献1参照)。このエンジニアリング装置では、作成した設定データを当該各デバイスに対して設定可能である。
また、このエンジニアリング装置では、実際にデバイスに設定した設定データ、あるいはこれからデバイスに設定する予定の設定データを帳票に印字して外部に出力可能である。この帳票は、例えばデバイスに対して実際にどのような設定データが設定されたのか(又は、設定されるのか)を証明するためのエビデンスとして使用され、監視対象の機器が設置されている建物のオーナー等に提出される場合がある。
このような背景から、エンジニアリング装置では、設定データに対する帳票の出力に関して、予め複数種類の帳票が用意されている。この帳票を示すデータは、例えばPC(Personal Computer)をエンジニアリング装置として機能させるための所定のアプリケーションプログラムに同梱されている。つまり、この帳票は、例えばPCにこのアプリケーションプログラムをインストールして、このPCをエンジニアリング装置として構成した際に、構成したエンジニアリング装置に自動的に組み込まれ、このエンジニアリング装置で使用可能となる。
したがって、同一のアプリケーションプログラムをインストールすることで構成されたエンジニアリング装置は、そのエンジニアリング装置がどの現場で使用されるかに関わらず、同一の帳票を使用することになる。そのため、この帳票のフォーマットは、どの現場でも使用できるように考慮して設計された、いわゆる汎用的なフォーマットとなっている。
特開2020-160909号公報
上記のように、従来のエンジニアリング装置では、どの現場でも使用可能なように設計された汎用的なフォーマットの帳票が予め用意されている。一方、現場によっては、このような汎用的なフォーマットの帳票を用いて出力する文字の文字数等を変更したい場合がある。
例えば、ある現場Aで使用されるエンジニアリング装置では、予め用意された汎用的なフォーマットの帳票では不十分であり、図15に示すように、当該汎用的なフォーマットの帳票に含まれる列のうち、「デバイス名称」と表示された列(符号1501)の幅を広げ、その列に出力(印字)する設定データの文字数を増やしたい場合等がある。その場合、従来は、エンジニアリング装置毎にフォーマットを改訂するのではなく、上記アプリケーションプログラムのバージョンアップという形で、当該アプリケーションプログラムの管理元が新たに当該列の幅を広げた帳票を作成し、これを一斉にリリースしている。
その場合、新たに作成されたフォーマットの帳票は、現場Aで使用されるエンジニアリング装置だけでなく、他のすべてのエンジニアリング装置にも適用されてしまう。そのため、現場Aで使用されるエンジニアリング装置では、当該帳票を要望通りに使用することができても、それ以外の現場で使用されるエンジニアリング装置では、当該列の幅を広げた分のスペースは無駄になるおそれがある。
また、このような問題は、帳票に含まれる列の幅を広げた場合だけでなく、帳票に含まれる列の幅を狭めた場合、帳票に行又は列を追加した場合、あるいは、帳票から行又は列を削除した場合等にも同様に生じ得る。このように、従来のエンジニアリング装置では、現場に応じたフォーマットの帳票を使用することができないという問題があった。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、現場に応じたフォーマットの帳票を使用可能なエンジニアリング装置を提供することを目的としている。
本開示に係る情報処理装置は、自機と通信可能に接続されたデバイスを設定対象とする設定データを印字するための帳票のフォーマットを編集する旨の指示を受け付ける編集指示受付部と、編集指示受付部により受け付けられた指示に応じて、当該編集指示のあった帳票のフォーマットを編集するための画面を表示する表示制御部と、表示制御部により表示された画面に対するユーザによる操作に応じて、当該指示のあった帳票のフォーマットに対する編集を受け付ける編集受付部と、編集受付部による受け付け結果に基づいて、当該帳票のフォーマットを編集する編集部とを備えたことを特徴とする。
本開示によれば、上記のように構成したので、現場に応じたフォーマットの帳票を使用可能となる。
実施の形態1に係る施設監視システムの構成例を示す図である。 実施の形態1に係るエンジニアリング装置の構成例を示す図である。 実施の形態1に係るエンジニアリング装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1における表示制御部により表示された帳票出力画面の一例を示す図である。 実施の形態1における表示制御部により表示されたフォーマット編集画面の一例を示す図である。 実施の形態1における表示制御部により表示されたフォーマット編集画面における編集の一例を示す図である。 実施の形態2に係るエンジニアリング装置の構成例を示す図である。 実施の形態2に係るエンジニアリング装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態2における表示制御部により表示されたフォーマット編集画面における空白セルの選択例を示す図である。 実施の形態2におけるフォーマット編集画面及び抽出元画面の表示例を示す図である。 実施の形態3に係るエンジニアリング装置の構成例を示す図である。 実施の形態3に係るエンジニアリング装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態3における帳票への出力対象とされた旨を示す識別子の例を示す図である。 実施の形態3における帳票出力画面の一例を示す図である。 従来のエンジニアリング装置に用意されている帳票の一例を示す図である。 実施の形態4に係るエンジニアリング装置の構成例を示す図である。 実施の形態4に係るエンジニアリング装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態4における帳票出力画面の一例を示す図である。 実施の形態4における表示制御部により表示されたフォーマット編集画面の一例を示す図である。 実施の形態4において上下比較方式により出力された差分印字帳票の例を示す図である。 実施の形態4において左右比較方式により出力された差分印字帳票の例を示す図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る施設監視システム1の構成例を示す図である。
施設監視システム1は、図1に示すように、監視装置10、エンジニアリング装置20、スイッチングハブ25、統合コントローラ30、プライマリデバイス40及びセカンダリデバイス50を備えている。監視装置10、エンジニアリング装置20、統合コントローラ30、プライマリデバイス40、及びセカンダリデバイス50は、スイッチングハブ25及びネットワークNWを介して通信可能に接続される。
なお、図1では施設監視システム1に監視装置10、エンジニアリング装置20、スイッチングハブ25、統合コントローラ30、及びプライマリデバイス40がそれぞれ1台、セカンダリデバイス50が3台備えられているが、各装置の台数はこれに限られない。また、セカンダリデバイス50には、制御又は監視の対象となる機器が接続されているが、図1ではこの機器の表示を省略している。
監視装置10は、プライマリデバイス40及びセカンダリデバイス50を介して、セカンダリデバイス50に接続された機器の動作を監視する。具体的には、監視装置10は、所定の間隔で、又は管理者等(ユーザ)の指示に応じて、プライマリデバイス40及びセカンダリデバイス50に対し、機器の動作を監視するために必要なデータの取得要求を送信する。そして、監視装置10は、プライマリデバイス40及びセカンダリデバイス50から取得したデータに基づいて監視用の画面を構成し、当該構成した画面を後述する表示装置60に表示させる。
なお、監視装置10は、上記データの取得要求を統合コントローラ30にも送信し、統合コントローラ30、プライマリデバイス40及びセカンダリデバイス50から取得したデータに基づいて上記監視用の画面を構成してもよい。
エンジニアリング装置20は、上述した設定データの作成を含むエンジニアリング処理を行い、施設監視システム1を構築する。設定データは、例えば、統合コントローラ30がプライマリデバイス40の状態を監視するための統合コントローラ30用の設定データ、プライマリデバイス40が配下のセカンダリデバイス50を監視又は制御するためのプライマリデバイス40用の設定データ、及び、セカンダリデバイス50が配下の機器を監視又は制御するためのセカンダリデバイス50用の設定データである。また、エンジニアリング装置20は、統合コントローラ30用の設定データ、プライマリデバイス40用の設定データ、及びセカンダリデバイス50用の設定データをまとめたデータを、エンジニアリングデータとして後述する保持部208に保持する。
また、エンジニアリング装置20は、上記エンジニアリングデータに含まれる設定データを印字するための帳票を示すデータを保持部208に保持しており、当該設定データを当該帳票に印字して出力する機能(情報処理装置の機能)も有している。エンジニアリング装置20は、この機能により、エンジニアリングデータに含まれる設定データを帳票に印字して出力する。このエンジニアリング装置20が有する情報処理装置の機能については後述する。
統合コントローラ30は、エンジニアリング装置20が保持するエンジニアリングデータのうち、自機に対応する設定データをエンジニアリング装置20からダウンロードし、当該ダウンロードした設定データに基づいて動作することで、プライマリデバイス40の状態を監視する。統合コントローラ30とプライマリデバイス40は、スイッチングハブ25を介してエンジニアリング装置20に接続されており、ネットワークNWの同じ階層に設置されている。
プライマリデバイス40は、エンジニアリング装置20が保持するエンジニアリングデータのうち、自機に対応する設定データをエンジニアリング装置20からダウンロードし、当該ダウンロードした設定データに基づいて動作することで、配下のセカンダリデバイス50を監視又は制御する。
セカンダリデバイス50は、エンジニアリング装置20が保持するエンジニアリングデータのうち、自機に対応する設定データをエンジニアリング装置20からダウンロードし、当該ダウンロードした設定データに基づいて動作することで、配下の機器を監視又は制御する。機器は、施設内に設置されており、例えば、センサ、温度計、モータ、ダンパ又は電力計で構成される。
次に、エンジニアリング装置20の構成例について、図2を参照しながら説明する。以下では、エンジニアリング装置20が有する構成のうち、設定データに関する帳票の外部出力に関する構成(情報処理装置の構成)についてのみ説明を行う。
エンジニアリング装置20は、図2に示すように、出力受付部201、表示制御部202、編集指示受付部203、編集受付部204、編集部205、生成部206、出力部207、及び保持部208を備えている。
保持部208は、1つ以上の設定データを保持する。なお、保持部208が保持する設定データが複数である場合、保持部208は、それらの設定データが1つにまとめられたエンジニアリングデータを保持してもよい。
また、保持部208は、設定データを印字して出力するための帳票を示すデータを保持する。なお、帳票は目的毎に用意されていてもよい。
例えば、保持部208は、エンジニアリング装置20が設定データに含まれるデバイスの名称等を一覧で印字する際に使用する「デバイス一覧表」という名称の帳票を示すデータを保持する。また、保持部208は、エンジニアリング装置20が設定データに含まれる設定項目のひとつであるI/Oオブジェクトを一覧で印字する際に使用する「I/Oオブジェクト一覧表」という名称の帳票を示すデータを保持する。
なお、これらの帳票は、エンジニアリング装置20が構成された直後は、上述したいわゆる汎用的なフォーマットの帳票であり、エンジニアリング装置20がデフォルトで使用可能な帳票である。ただし、これらの帳票は、編集部205による編集が行われた場合には、フォーマットが更新(上書き)される。
出力受付部201は、管理者等から、保持部208に保持されている設定データに関する帳票の出力要求を受け付ける。例えば、出力受付部201は、管理者等により、表示装置60に表示された所定の画面の上部に表示されたメニューバーから、帳票を出力するための画面(以下、「帳票出力画面」ともいう。)を呼び出すためのメニューが選択されたことにより、設定データに関する帳票の出力要求が行われた場合に、当該帳票の出力要求を受け付ける。
表示制御部202は、出力受付部201により帳票の出力要求が受け付けられた場合、保持部208に保持されている設定データに基づいて、当該設定データに関する帳票出力画面を表示装置60に表示する。なお、表示制御部202により表示される帳票出力画面には、帳票のフォーマットを編集するための機能が含まれている。
編集指示受付部203は、表示制御部202により表示された帳票出力画面に対する管理者等による操作に応じて、帳票のフォーマットに対する編集を行う旨の編集指示を受け付ける。
表示制御部202は、編集指示受付部203により受け付けられた編集指示に応じて、当該編集指示のあった帳票のフォーマットを編集するための画面(以下、「フォーマット編集画面」ともいう。)を表示装置60に表示する。
編集受付部204は、表示制御部202により表示されたフォーマット編集画面に対する管理者等による操作に応じて、当該編集指示のあった帳票のフォーマットに対する編集を受け付ける。なお、編集受付部204がフォーマットの帳票を受け付ける帳票は、保持部208にデータが保持されている帳票である。
編集部205は、編集受付部204による受け付け結果に基づいて、保持部208にデータが保持されている帳票のフォーマットを編集する。
なお、エンジニアリング装置20が構成された直後に保持部208に保持されている汎用的なフォーマットの帳票は、当該編集部205による編集により、フォーマットが更新(上書き)される。そのため、エンジニアリング装置20は、管理者等による指示に応じて、当該編集部205による編集前の汎用的なフォーマットの帳票を示すデータを外部ファイルに出力可能なフォーマット出力部(不図示)を備えていてもよい。フォーマット出力部が編集部205による編集前の汎用的なフォーマットの帳票を示すデータを外部ファイルに出力しておくことで、管理者等は、当該フォーマットの編集に失敗した場合等に、帳票のフォーマットを汎用的なフォーマットの帳票に戻すことができる。
生成部206は、表示制御部202により表示された帳票出力画面に対する管理者等による操作に応じ、保持部208に保持されている設定データ及び帳票のフォーマットを示すデータに基づいて、帳票を生成する。なお、生成部206は、編集部205により帳票のフォーマットが編集された場合は、保持部208に保持されている設定データ及び当該編集後のフォーマットを示すデータに基づいて、帳票を生成する。
出力部207は、生成部206により生成された帳票を出力(外部出力)する。
なお、エンジニアリング装置20は、システムLSI(Large Scale Integration)等の処理回路、又はメモリ等に記憶されたプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)等により実現される。
また、保持部208は、HDD(Hard Disk Drive)、DVD(Digital Versatile Disc)又はメモリ等によって構成される。
また上記では、保持部208がエンジニアリング装置20の内部に設けられた場合を示した。しかしながら、これに限らず、保持部208はエンジニアリング装置20の外部に設けられていてもよい。
次に、図1,2に示す実施の形態1に係るエンジニアリング装置20の動作例について、図3を参照しながら説明する。なお、ここでは、保持部208は、1つ以上の設定データ、及び、当該設定データに関する帳票を示すデータを保持している。
まず、管理者等は、例えば表示装置60に表示された所定の画面の上部に表示されたメニューバーから、帳票出力画面を呼び出すためのメニューを選択することにより、保持部208に保持されている設定データに関する帳票の出力要求を行う。そして、出力受付部201は、管理者等により行われた当該帳票の出力要求を受け付ける(ステップST301)。
次いで、表示制御部202は、出力受付部201により帳票の出力要求が受け付けられると、保持部208に保持されている設定データに基づいて、当該設定データに関する帳票出力画面を表示装置60に表示させる(ステップST302)。なお、表示制御部202により表示される帳票出力画面には、帳票のフォーマットを編集するための機能が含まれている。
帳票出力画面の一例を図4に示す。図4に示す帳票出力画面は、主に画面中央に表示された一覧表示ペイン401と、画面右側に表示された操作ペイン402とを含んで構成される。
このうち、一覧表示ペイン401には、出力部207により出力可能な帳票の一覧が表示されている。ここでは、一覧表示ペイン401の「帳票名」の欄に、例えば「デバイス一覧表」、「デバイス監視一覧表」、「ポイントグループ一覧表」、及び「ポイント一覧表」等の帳票の名称が表示されている。
また、一覧表示ペイン401では、「帳票名」の欄の左側に、チェックボックス4011が表示された「出力対象」の欄が表示されている。また、操作ペイン402には、帳票の出力を指示するためのアイコン4021(図4の「帳票出力」アイコン)と、帳票のフォーマットを編集するための画面(以下、「フォーマット編集画面」ともいう。)へ遷移するためのアイコン4022(図4の「フォーマット編集」アイコン)とが表示されている。
管理者等は、帳票を出力する場合、出力する帳票名の左側に表示されているチェックボックス4011をオンにし、操作ペイン402内に表示された帳票出力アイコン4021を選択する。
一方、管理者等は、帳票を出力する際に、帳票のフォーマットを編集する場合、フォーマットを編集する帳票名の左側に表示されているチェックボックス4011をオンにした状態で、操作ペイン402内のフォーマット編集アイコン4022を操作する。
例えば、管理者等は、「デバイス一覧表」という名称の帳票のフォーマットを編集する場合、「デバイス一覧表」という帳票名の左側に表示されているチェックボックス4011をオンにした状態で、操作ペイン402内のフォーマット編集アイコン4022を操作する。これにより、管理者等は、「デバイス一覧表」という名称の帳票のフォーマットに対する編集を行う旨の編集指示を行う。
次いで、編集指示受付部203は、表示制御部202により表示された帳票出力画面に対する管理者等による操作に応じ、設定データに関する帳票のフォーマットに対する編集を行う旨の編集指示を受け付ける(ステップST303)。
次いで、表示制御部202は、編集指示受付部203により編集指示が受け付けられると、帳票のフォーマットを編集するための画面(以下、「フォーマット編集画面」ともいう。)を表示装置60に表示させる(ステップST304)。
次いで、編集受付部204は、表示制御部202により表示されたフォーマット編集画面に対する管理者等による操作に応じ、設定データに関する帳票のフォーマットに対する編集を受け付ける(ステップST305)。
フォーマット編集画面の一例を図5に示す。図5に示すフォーマット編集画面は、主に画面中央に表示されたフォーマット編集ペイン501と、フォーマット編集ペイン501の右側に表示された操作ペイン502と、操作ペイン502の右側に表示されたプロパティペイン503と、を含んで構成される。
このうち、フォーマット編集ペイン501では、帳票のフォーマット編集が可能となっている。図5は、「デバイス一覧表」という帳票のフォーマット編集が可能なフォーマット編集画面の例を示している。
ここで、フォーマット編集画面は、例えば帳票のうち、設定データに含まれる設定項目の名称及び設定値が表示される領域を、セルの結合操作により指定可能な画面である。
具体的には、フォーマット編集画面内のフォーマット編集ペイン501では、「デバイス一覧表」のフォーマットのうち、タイトル、ヘッダー部、及びフッター部の各部において設定項目の名称をどのように配置するかを、セルの結合操作により指定可能となっている。また、フォーマット編集ペイン501では、「デバイス一覧表」のフォーマットのうち、データ部にどのような設定項目(設定値)を表示させるかの指定も可能となっている。
また、操作ペイン502には、セルの結合アイコン5021、セル結合の解除アイコン5022、及び行追加アイコン5023が表示されている。このうち、セルの結合アイコン5021は、複数の空白セルを結合する際に操作するアイコンであり、セル結合の解除アイコン5022は、空白セルの結合を解除する際に操作するアイコンである。また、行追加アイコン5023は、タイトル、ヘッダー部、データ部、及びフッター部に対し、新たに空白セルが並んだ行を追加する際に操作するアイコンである。
例えば、図5の例では、ヘッダー部、及びデータ部には、幅方向(図5の横方向)に小さな空白セルが複数並べられた行がそれぞれ1行分表示されている。なお、各空白セルには、セル番号(例えば左側から1,2,・・・)が付されている。また、図5の例では、タイトル、及びフッター部には、空白セルが並べられた行は表示されていない。
管理者等は、例えばヘッダー部に表示された空白セルをいくつか選択した上で、セルの結合アイコン5021を操作して、選択したセルを結合させる。そして、管理者等は、プロパティペイン503において、当該結合したセルに表示させる名称として任意の名称(設定項目の名称)を設定する。これにより、管理者等は、デバイス一覧表のヘッダー部を自由に編集することができる。
同様に、管理者等は、例えばデータ部に表示された空白セルをいくつか選択した上で、セルの結合アイコン5021を操作して、選択したセルを結合させる。そして、管理者等は、プロパティペイン503において、当該結合したセルに対してこのセルに設定値を表示させる設定項目を割り当てる。これにより、管理者等は、デバイス一覧表のデータ部を自由に編集することができる。
また、管理者等は、タイトル、及びフッター部に対し、空白セルが並んだ行を追加する場合、必要に応じて、操作ペイン502に表示されている行追加アイコン5023を操作する。これにより、管理者等は、タイトル、及びフッター部に対し、新たに空白セルが並んだ行を追加することができる。
ただし、フォーマット編集ペイン501において幅方向に並べられる空白セルの個数、及び追加できる行数は、帳票の種類に応じて上限が定められている。したがって、管理者等は、この上限を超えない範囲で、ヘッダー部等の各部の編集を行う。
フォーマット編集画面における編集の例を図6に示す。例えば、管理者等は、図5に示す状態からヘッダー部を編集する際、まずヘッダー部を選択した状態で行追加アイコン5023を操作することで、空白セルが並んだ行をヘッダー部に1行分追加し、当該空白セルが並んだ行を2行分配置する。
次に、管理者等は、1行目の空白セルのうち、セル番号が1及び2のセルと、2行目の空白セルのうち、セル番号が1及び2のセルとを選択し、これら4つのセルが選択された状態でセルの結合アイコン5021を操作する。これにより、当該選択された4つのセルが結合される。なお、管理者等は、セルの結合を解除する場合、当該結合されたセルを選択した状態で、セル結合の解除アイコン5022を操作する。
その後、管理者等は、結合したセルを選択した状態で、プロパティペイン503に表示されているヘッダー欄の「表示文字列」の入力欄に「#」と入力する。これにより、フォーマット編集後のデバイス一覧表では、ヘッダー部の1行目の空白セルのうち、セル番号が1及び2のセルと、2行目の空白セルのうち、セル番号が1及び2とを結合したセルに、設定項目の名称「#」が表示されるようになる。
同様に、管理者等は、1行目の空白セルのうち、セル番号が3から12のセルを選択し、これら10個のセルが選択された状態で、セルの結合アイコン5021を操作する。これにより、当該選択された10個のセルが結合される。その後、管理者等は、結合したセルを選択した状態で、プロパティペイン503に表示されているヘッダー欄の「表示文字列」の入力欄に「ネットワーク」と入力する。これにより、フォーマット編集後のデバイス一覧表では、ヘッダー部の1行目の空白セルのうち、セル番号が3から12のセルを結合したセルに、設定項目の名称「ネットワーク」が表示されるようになる。
同様に、管理者等は、2行目の空白セルのうち、セル番号が3から6のセルを選択し、これら4個のセルが選択された状態で、セルの結合アイコン5021を操作する。これにより、当該選択された4個のセルが結合される。その後、管理者等は、結合したセルを選択した状態で、プロパティペイン503に表示されているヘッダー欄の「表示文字列」の入力欄に「No.」と入力する。これにより、フォーマット編集後のデバイス一覧表では、ヘッダー部の2行目の空白セルのうち、セル番号が3から6のセルを結合したセルに、設定項目の名称「No.」が表示されるようになる。
同様に、管理者等は、2行目の空白セルのうち、セル番号が7から12のセルを選択し、これら6個のセルが選択された状態で、セルの結合アイコン5021を操作する。これにより、当該選択された6個のセルが結合される。その後、管理者等は、結合したセルを選択した状態で、プロパティペイン503に表示されているヘッダー欄の「表示文字列」の入力欄に「名称」と入力する。これにより、フォーマット編集後のデバイス一覧表では、ヘッダー部の2行目の空白セルのうち、セル番号が7から12のセルを結合したセルに、設定項目の名称「名称」が表示されるようになる。
以下、同様にして、管理者等は、タイトル、ヘッダー部、及びフッター部の編集を行う。なお、管理者等は、プロパティペイン503において、各セルの罫線、各セルの背景色、及び各セルに入力した文字のフォント等も任意に設定することができる。
また、管理者等は、データ部については、上記の編集によりデータ部に作成した空白セルに対し、実際にこのセルに設定値を表示させる設定項目を割り当てる。例えば、管理者等は、上記ヘッダー部等と同様にしてデータ部に作成された結合セルのうち、セル番号が7から12の結合セルを選択した状態で、プロパティペイン503のデータ欄の「抽出元画面」及び「抽出元項目」の各欄に、この結合セルに設定値を割り当てる設定項目の所在を示す情報を入力する。
例えば、管理者等は、この結合セルに設定値を割り当てる設定項目が表示されている画面の情報を、「抽出元画面」の欄に入力する。また、管理者等は、「抽出元画面」の欄に入力した画面に表示される設定項目のうち、この結合セルに設定値を割り当てる設定項目の名称を、「抽出元項目」の欄に入力する。
これにより、フォーマット編集後のデバイス一覧表では、データ部に作成されたセル番号が7から12の結合セルに、当該割り当てられた設定項目の設定値が表示されるようになる。
なお、管理者等は、データ部に作成した空白セルに対し、このセルに設定値を表示させる設定項目を割り当てる際、任意の条件及び変換式等を割り当ててもよい。この場合、当該セルには、当該割り当てられた条件及び変換式にしたがって設定値が表示される。
以上のような管理者等による操作に応じて、編集受付部204は、帳票のフォーマットに対する編集を受け付ける。
なお、表示制御部202は、例えば図6に示すように、編集受付部204により編集が受け付けられている最中の帳票のフォーマットについてのプレビュー画面5011をフォーマット編集ペイン501の下部に表示するように構成されていてもよい。すなわち、表示制御部202は、管理者等によるフォーマット編集作業の途中で、当該編集を完了した後の帳票を出力した際の帳票イメージを画面上に表示できるようにする。この際、表示制御部202は、例えばPDFのイメージを表示する。このように、表示制御部202がプレビュー画面5011を表示することにより、管理者等は、フォーマット編集後に出力される帳票のイメージを確認しながらフォーマットの編集を行うことができ、利便性が向上する。
なお、図6の例では、表示制御部202が、フォーマット編集中の帳票のフォーマットと、保持部208に保持されている設定データとに基づいて、フォーマット編集中の帳票に実際の設定値が表示された状態をプレビュー画面5011に表示している。しかしながら、表示制御部202による設定値の表示は必須ではなく、省略されていてもよい。つまり、プレビュー画面5011には、少なくとも編集中のフォーマットが表示されていればよい。
次いで、編集部205は、編集受付部204による受け付け結果に基づいて、保持部208に保持されている帳票のフォーマットを編集する(ステップST306)。
具体的には、編集部205は、保持部208にデータが保持されている帳票のうち、編集受付部204によりフォーマットに対する編集が受け付けられた帳票のフォーマットを、編集受付部204により受け付けられた編集内容を取り込んだフォーマットに修正する。これにより、保持部208には、当該フォーマット編集後の帳票を示すデータが保持される。
なお、編集部205によるフォーマットの編集が行われた帳票について、管理者等により再度フォーマットの編集指示がなされた場合、表示制御部202は、前回行われた編集の内容が表示されたフォーマット編集画面を表示装置60に表示させる。
一方、例えば新規にエンジニアリング装置20に追加された帳票のように、編集部205によるフォーマットの編集が一度も行われていない帳票について、管理者等によりフォーマットの編集指示がなされた場合、表示制御部202は、空白セルが表示されていない初期状態のフォーマット編集画面を表示装置60に表示させる。
次いで、生成部206は、表示制御部202により表示された帳票出力画面に対する管理者等による操作に応じ、保持部208に保持されている設定データ及び帳票のフォーマットに基づいて、帳票を生成する(ステップST307)。
このとき、生成部206は、管理者等により出力対象とされた帳票のフォーマットが編集部205により編集されている場合は、当該編集後の帳票のフォーマット、及び、当該帳票に印字される保持部208内の設定データに基づいて、帳票を生成する。
一方、生成部206は、管理者等により出力対象とされた帳票のフォーマットが編集部205により編集されていない場合は、当該帳票の元のフォーマット、及び、当該帳票に印字される保持部208内の設定データに基づいて、帳票を生成する。
次いで、出力部207は、生成部206により生成された帳票を出力(外部出力)する(ステップST308)。
なお、上述したフォーマット出力部は、管理者等による指示に応じて、編集部205によりフォーマットが編集された後の帳票を示すデータを外部ファイルに出力してもよい。これにより、管理者等は、様々なパターンに編集されたフォーマットを外部ファイルとして管理することができ、必要に応じてフォーマットを使い分けたり、様々なパターンに編集されたフォーマットの帳票を他者に配布したりすることができる。
なお、上記では、エンジニアリング装置20が情報処理装置の機能を有する場合を示した。しかしながら、これに限らず、監視装置10が情報処理装置の機能を有していてもよい。また、情報処理装置は、監視装置10及びエンジニアリング装置20とは別の装置として構成されていてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、エンジニアリング装置20(情報処理装置)は、自機と通信可能に接続されたデバイスを設定対象とする設定データを印字するための帳票のフォーマットを編集する旨の指示を受け付ける編集指示受付部203と、編集指示受付部203により受け付けられた指示に応じて、当該指示のあった帳票のフォーマットを編集するための画面を表示する表示制御部202と、表示制御部202により表示された画面に対するユーザによる操作に応じて、当該指示のあった帳票のフォーマットに対する編集を受け付ける編集受付部204と、編集受付部204による受け付け結果に基づいて、当該帳票のフォーマットを編集する編集部205と、を備えた。これにより、実施の形態1に係るエンジニアリング装置20(情報処理装置)は、現場に応じたフォーマットの帳票を使用可能となる。
特に、実施の形態1に係る情報処理装置によれば、従来のようにフォーマット編集後の帳票を一斉にリリースする場合に懸念されていた、すべてのエンジニアリング装置にフォーマット編集後の帳票が適用されてしまうという問題を解決することができる。また、従来のように、アプリケーションプログラムの管理元において新たなフォーマットの帳票を作成し、一斉にリリースするといった作業も不要となり、この点での作業負荷の軽減も期待できる。
また、表示制御部202は、編集受付部204による受け付け結果に基づいて、編集中の帳票のフォーマットについてのプレビュー画面を表示する。これにより、管理者等は、フォーマット編集後に出力される帳票のイメージを確認しながらフォーマットの編集を行うことができ、利便性が向上する。
また、実施の形態1に係る情報処理装置は、管理者等による指示に応じて、設定データ及び当該設定データを印字するための帳票のフォーマットを示すデータに基づき、当該帳票を生成する生成部206と、生成部206により生成された帳票を出力する出力部207と、を備えた。これにより、情報処理装置は、管理者等による指示に応じて帳票を出力することができる。
また、生成部206は、編集部205により帳票のフォーマットが編集された場合、設定データ及び当該編集後のフォーマットを示すデータに基づいて、当該帳票を生成する。これにより、情報処理装置は、管理者等による指示に応じてフォーマット編集後の帳票を出力することができる。
また、実施の形態1に係る情報処理装置は、編集部205によりフォーマットが編集される前の帳票の当該編集前のフォーマットを示すデータ、及び、編集部205によりフォーマットが編集された帳票の当該編集後のフォーマットを示すデータを外部ファイルに出力するフォーマット出力部を備える。これにより、管理者等は、当該フォーマットの編集に失敗した場合等に、帳票のフォーマットを編集部205による編集前のフォーマットの帳票に戻すことができる。また、管理者等は、編集部205により様々なパターンに編集されたフォーマットを外部ファイルとして管理することができ、必要に応じてフォーマットを使い分けたり、様々なパターンに編集されたフォーマットの帳票を他者に配布することができる。
また、表示制御部202は、編集指示受付部203によりフォーマットを編集する旨の指示が受け付けられた帳票のフォーマットを編集するための画面として、帳票のうち、設定データに含まれる設定項目の名称及び設定値が表示される領域をセルの結合操作により指定可能な画面を表示させ、編集受付部204は、表示制御部202により表示された画面に対する管理者等によるセルの結合操作に応じて、当該帳票に印字する設定項目の名称及び設定値が表示される領域の指定を受け付ける。これにより、管理者等は、簡易な操作で帳票に印字する設定項目の領域を指定することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、管理者等がフォーマット編集により帳票のデータ部に作成した空白セルに対し、このセルに設定値を表示させる設定項目を割り当てる際、当該結合セルを選択した状態で、プロパティペイン503の「抽出元画面」及び「抽出元項目」の各欄に、当該割り当てる設定項目の所在を示す情報を入力する例を説明した。これに対し、実施の形態2では、管理者等がフォーマット編集により帳票のデータ部に作成した空白セルに対し、このセルに設定値を表示させる設定項目を割り当てる際、実際に割り当てる設定項目が表示されている画面(抽出元画面)を開いた状態で、この画面から実際に割り当てる設定項目(抽出元項目)を選択可能とする例を説明する。
なお、以下では、実施の形態1と同様に、エンジニアリング装置20bが情報処理装置の機能を有する場合について説明するが、その他の場合(監視装置10が情報処理装置の機能を有する場合、及び、情報処理装置が監視装置10及びエンジニアリング装置20bとは別体に構成された場合)についても同様である。
図7は実施の形態2に係るエンジニアリング装置20bの構成例を示す図である。この図7に示す実施の形態2に係るエンジニアリング装置20bでは、図2に示す実施の形態1に係るエンジニアリング装置20に対し、選択指示受付部209及び項目割当部210が追加されている。エンジニアリング装置20bのその他の構成については、実施の形態1に係るエンジニアリング装置20と同様であり、同一の符号を付して異なる部分についてのみ説明を行う。
選択指示受付部209は、帳票のデータ部を構成するセルに対し、設定値を印字する設定項目を割り当てる際、当該セルに割り当てる対象の設定項目を、前記表示制御部により表示された、当該設定項目が表示された画面(抽出元画面)から選択する旨の選択指示(以下、「項目選択指示」ともいう。)を受け付ける。
項目割当部210は、選択指示受付部209により受け付けられた選択指示に応じて、セルに対し、表示制御部202により表示された、当該設定項目が表示された画面から、管理者等により選択された設定項目を割り当てる。
次に、実施の形態2に係るエンジニアリング装置20bの動作例について、図8を参照しながら説明する。
まず、選択指示受付部209は、管理者等から、上述の項目選択指示を受け付ける(ステップST801)。
具体的には、まず、管理者等は、表示装置60に表示されたフォーマット編集画面において、データ部に作成した空白セルのうち、設定項目を割り当てる対象の空白セルを選択する。ここでは、説明を分かり易くするため、管理者等は、図9に示すように、フォーマット編集画面において、データ部に作成した空白セルのうち、セル番号が7~12の空白セルを、設定項目を割り当てる対象のセルに選択するものとする。
次に、管理者等は、上記選択した空白セルに割り当てる対象の設定項目が表示されている画面(抽出元画面)を開いて表示装置60に表示させる。具体的には、表示制御部202は、管理者等による指示に応じて、上記選択した空白セルに割り当てる対象の設定項目が表示されている画面(抽出元画面)を表示装置60に表示させる。これにより、表示装置60には、図10に示すように、フォーマット編集画面(符号A)と抽出元画面(符号B)とが表示される。
次に、管理者等は、上記選択した空白セルに割り当てる対象の設定項目を、表示装置60に表示された抽出元画面から選択する旨の指示(以下、「項目選択指示」ともいう。)を行う。具体的には、管理者等は、フォーマット編集画面の操作ペイン502に表示された選択アイコン5024を操作する。これにより、管理者等は、上述した項目選択指示を行う。また、このとき選択指示受付部209は、管理者等から項目選択指示を受け付ける。
また、選択指示受付部209は、管理者等から項目選択指示を受け付けると、表示装置60に表示されている抽出元画面を「項目選択モード」に切り替える。この「項目選択モード」では、表示制御部202は、表示装置60に表示されている抽出元画面のうち、設定項目の名称については管理者等による選択が可能となるが、実際の設定値については管理者等による選択及び編集等が行えなくなるように、表示を制御する。
例えば、図9に示す抽出元画面では、項目選択モードになると、管理者等は、設定項目の名称である「UDコード」は選択可能であるが、実際の設定値である「11001」、「100011」、「100012」等は選択及び編集をすることができない。
同様に、図9に示す抽出元画面では、項目選択モードになると、管理者等は、設定項目の名称である「IPネットワーク」に含まれる「名称」は選択可能であるが、実際の設定値である「ネットワーク1」等は選択等ができない。また、同様に、図9に示す抽出元画面では、項目選択モードになると、管理者等は、設定項目の名称である「名称」、及び「種別」等は選択可能であるが、実際の設定値である「ジェネラルコントローラ」、及び「WJ-1111W0000」等は選択等ができない。
これにより、選択指示受付部209は、管理者等による操作が原因で、抽出元画面に表示されている実際の設定値が変更されてしまうことを防止する。
次に、項目割当部210は、管理者等の操作に応じて、上記選択した空白セルに対し、選択された設定項目を割り当てる(ステップST802)。
具体的には、管理者等は、項目選択モードにおいて、上記選択した空白セルに割り当てる対象の設定項目を、表示装置60に表示された抽出元画面から選択する。ここでは、管理者等は、例えば、抽出元画面に表示されている設定項目から、「IPネットワーク」に含まれる「名称」を選択する。
このとき、図10の例では、項目割当部210は、セル番号が7~12の空白セルに対し、「IPネットワーク」に含まれる設定項目「名称」を割り当てる。
なお、このとき、表示制御部202は、抽出元画面において、管理者等により選択された設定項目の名称の部分に、当該設定項目が帳票のデータ部に割り当てられたことを示す識別子(例えばアイコン)1001を表示させるようにしてもよい。これにより、管理者等は、以後のエンジニアリング作業においてこの抽出元画面を開いた際に、当該識別子1001が表示された設定項目は帳票に印字される項目であることが分かるため、利便性が向上する。
なお、表示制御部202は、管理者等の指示に応じて、当該識別子1001を抽出元画面上に表示させるか、あるいは非表示にするかを切替可能としてもよい。また、表示制御部202は、当該識別子1001がアイコンで構成され、このアイコンが抽出元画面上に表示された状態で、このアイコンにカーソルが触れた場合に、当該アイコンが表示された設定項目が印字される対象の帳票名をポップアップ等で表示させてもよい。
このように、実施の形態2に係るエンジニアリング装置20bによれば、管理者等は、フォーマット編集により帳票のデータ部に作成した空白セルに対し、このセルに設定値を印字する設定項目を割り当てる際、実際に割り当てる設定項目が表示されている画面(抽出元画面)を開いた状態で、この画面から実際に割り当てる設定項目(抽出元項目)を選択可能となる。
この点、エンジニアリング装置で扱う設定データには多くの設定項目が存在するため、実施の形態1で説明したように、空白セルを選択した状態で、プロパティペイン503の「抽出元画面」及び「抽出元項目」の各欄に、管理者等が当該割り当てる設定項目の所在を示す情報を入力する方法では、当該所在を示す情報の確認及び入力に手間がかかることが想定される。また、上記の方法では、空白セルに割り当てる設定項目に対し、実際にどのような設定値が設定されているのかを確認しながら設定項目の割り当てを行うのは困難である。
これに対し、実施の形態2に係るエンジニアリング装置20bでは、実際に割り当てる設定項目が表示されている画面(抽出元画面)を開いた状態で、この画面から実際に割り当てる設定項目(抽出元項目)を選択可能である。したがって、実施の形態1よりも管理者等の手間が軽減し、かつ、設定項目にどのような設定値が設定されているのかを確認しながら設定項目の割り当てを行えるため、割り当てる設定項目を容易に決定でき、利便性も向上する。
以上のように、この実施の形態2によれば、エンジニアリング装置20b(情報処理装置)は、帳票のデータ部を構成するセルに対し、設定値を印字する設定項目を割り当てる際、当該セルに割り当てる対象の設定項目を、表示制御部202により表示された、当該設定項目が表示された画面から選択する旨の選択指示を受け付ける選択指示受付部209と、選択指示受付部209により受け付けられた選択指示に応じて、セルに対し、表示制御部202により表示された、当該設定項目が表示された画面から、管理者等により選択された設定項目を割り当てる項目割当部210と、を備えた。これにより、実施の形態2に係るエンジニアリング装置20b(情報処理装置)は、管理者等のセルに対する設定項目の割り当てにかかる手間が実施の形態1よりも軽減する。また、管理者等は、設定項目にどのような設定値が設定されているのかを確認しながら設定項目の割り当てを行えるため、割り当てる設定項目を容易に決定でき、利便性も向上する。
実施の形態3.
実施の形態3では、帳票の出力履歴と、当該帳票への出力対象とされた設定項目の変更履歴との比較を可能とした例を説明する。
なお、以下では、実施の形態1と同様に、エンジニアリング装置20が情報処理装置の機能を有する場合について説明するが、その他の場合(監視装置10が情報処理装置の機能を有する場合、及び、情報処理装置が監視装置10及びエンジニアリング装置20とは別体に構成された場合)についても同様である。
図11は実施の形態3に係るエンジニアリング装置20cの構成例を示す図である。この図11に示す実施の形態3に係るエンジニアリング装置20cでは、図2に示す実施の形態1に係るエンジニアリング装置20に対し、表示制御部202が表示制御部202cに変更され、保持部208が保持部208cに変更され、出力履歴登録部211、出力項目登録部212、変更履歴登録部213、変更チェック指示受付部214、及び比較部215が追加されている。エンジニアリング装置20cのその他の構成については、実施の形態1に係るエンジニアリング装置20と同様であり、同一の符号を付して異なる部分についてのみ説明を行う。
出力履歴登録部211は、出力部207により帳票が出力された場合に、当該帳票の出力された日時を含む、出力部207による出力結果に関する情報を出力履歴(出力ログ)として保持部208cに登録する。なお、出力履歴には、例えば、帳票の名称、帳票が出力された日時、帳票の出力対象となったデバイスの情報、及び当該帳票に印字された設定データを示す情報が含まれる。
出力項目登録部212は、管理者等の操作に応じて、設定データに含まれる設定項目のうち、帳票への出力(印字)対象とされた設定項目に関する情報を保持部208cに登録する。この登録の際、管理者等は、例えば所定の画面を表示装置60に表示させ、この画面に含まれる設定項目のうち、帳票への出力(印字)対象とする設定項目を右クリックで選択してポップアップメニューを表示させ、このメニューから帳票への出力(印字)対象とする旨を選択する。
変更履歴登録部213は、出力項目登録部212により帳票への出力(印字)対象として保持部208cに登録された設定項目の設定値が、管理者等により変更された場合、当該変更された日時を含む、当該設定値の変更に関する情報を変更履歴(変更ログ)として保持部208cに登録する。なお、変更履歴には、例えば、設定値が変更された日時、設定値が変更された設定項目、及び、設定値が変更されたデバイスの情報が含まれる。
変更チェック指示受付部214は、管理者等から変更チェック指示を受け付ける。変更チェックは、保持部208cに登録されている出力履歴と変更履歴とを比較し、保持部208cに登録されている帳票のうち、出力部207により出力された後に、当該帳票への出力対象となっている設定項目の設定値が変更された帳票があるか否かをチェックするものである。
比較部215は、変更チェック指示受付部214により、変更チェック指示が受け付けられた場合に、保持部208cに登録されている出力履歴と変更履歴とを比較する。
表示制御部202cは、比較部215による比較結果を表示装置60に表示させる。
保持部208cは、実施の形態1における保持部208が有する機能に加え、出力履歴登録部211により登録された出力履歴(出力ログ)を保持する機能、出力項目登録部212により登録された、帳票への出力(印字)対象とされた設定項目に関する情報を保持する機能、及び、変更履歴登録部213により登録された変更履歴(変更ログ)を保持する機能を有する。なお、保持部208cは、上記出力履歴を、エンジニアリングデータ内のデータとして保持してもよい。
次に、実施の形態3に係るエンジニアリング装置20cの動作例について、図12を参照しながら説明する。ここでは、具体例として、管理者等は、デバイスNo.が「11001」であるデバイスについて、このデバイスに設定されているI/Oオブジェクトの一覧を示す「I/Oオブジェクト一覧表」という名称の帳票を出力した後、この帳票への出力対象となっている設定項目を変更した場合を例に説明する。
まず、出力項目登録部212は、管理者等の当該操作に応じて、設定データに含まれる設定項目のうち、帳票への出力(印字)対象とされた設定項目に関する情報を保持部208cに登録する(ステップST1201)。
具体的には、管理者等は、所定の操作により、デバイスNo.が「11001」であるデバイスに設定されているI/Oオブジェクトの一覧を表示する画面を表示装置60に表示させる。そして、管理者等は、この画面に含まれる設定項目のうち、帳票への出力(印字)対象とする設定項目を右クリックで選択してポップアップメニューを表示させ、このメニューから帳票への出力(印字)対象とする旨を選択する。このとき、出力項目登録部212は、管理者等の当該操作に応じて、設定データに含まれる設定項目のうち、帳票への出力(印字)対象とされた設定項目に関する情報を保持部208cに登録する。
なお、表示制御部202cは、図13に示すように、管理者等により、帳票への出力(印字)対象とされた設定項目の名称の部分に、帳票への出力(印字)対象とされた旨を示す所定の識別子1301(例えばアイコン)を表示させてもよい。ここでは、「No.」、「タイプ」、「グループID」、「インスタンスID」、「名称」、「オブジェクトタイプ」、「通告有効」、及び「単位」の各名称の部分に識別子1301(アイコン)が表示されている。これにより、管理者等は、これらの各設定項目が帳票への出力対象とされていることが確認できる。
次に、管理者等は、図4に示した帳票出力画面を介して、「I/Oオブジェクト一覧表」を出力する旨の出力指示を行う。この指示を受けて、生成部206は、I/Oオブジェクト一覧表を生成し、出力部207は、生成部206により生成されたI/Oオブジェクト一覧表を出力する。
このとき、出力履歴登録部211は、出力部207による出力結果に関する情報を出力履歴(出力ログ)として保持部208cに登録する(ステップST1202)。出力履歴には、例えば帳票名である「I/Oオブジェクト一覧表」、帳票の出力対象となったデバイスNo.「11001」、及び帳票の出力日時「2021/12/01 12:00:00」が含まれる。
次に、管理者等は、図13に示す画面において、帳票への出力(印字)対象とされた設定項目の設定値を変更する。例えば、管理者等は、図13に示す画面において、帳票への出力(印字)対象とされた設定項目である「名称」のうち、1行目の設定値である「名称変更」を「名称変更1」に変更する。
このとき、変更履歴登録部213は、帳票への出力(印字)対象として保持部208cに登録された設定項目の設定値が、管理者等により上記のように変更されたため、当該設定値の変更に関する情報を変更履歴(変更ログ)として保持部208cに登録する(ステップST1203)。変更履歴には、例えば変更の対象となったデバイスNo.「11001」、変更された設定項目及び変更内容「名称の1行目:名称変更→名称変更1」、並びに変更日時「2021/12/01 15:00:00」が含まれる。
次に、管理者等は、図14に示す帳票出力画面において、画面右側の操作ペイン402に表示されている「変更チェックアイコン1401」を操作する。これにより、管理者等は、変更チェック指示を行う。
このとき、変更チェック指示受付部214は、管理者等から変更チェック指示を受け付ける(ステップST1204)。
次に、比較部215は、変更チェック指示受付部214により変更チェック指示が受け付けられた時点において、保持部208cに登録されている出力履歴と変更履歴とを比較する(ステップST1205)。そして、比較部215は、保持部208cに登録されている帳票のうち、出力部207により出力された後に、当該帳票への出力対象となっている設定項目の設定値が変更された帳票(以下、「出力後変更帳票」ともいう。)があるか否かをチェックする。
ここでは、比較部215は、デバイスNo.「11001」については、出力履歴に含まれる帳票の出力日時「2021/12/01 12:00:00」よりも、変更履歴に含まれる設定項目の変更日時「2021/12/01 15:00:00」の方が後であるため、出力後変更帳票があると判断する。また、出力後変更帳票としては「I/Oオブジェクト一覧表」があると判断する。なお、比較部215は、出力後変更帳票の有無を判断するため、どの帳票にどの設定項目(設定値)が出力されるかを定義した情報を予め記憶しておき、この情報に基づいて出力後変更帳票の有無を判断してもよい。
次に、表示制御部202cは、比較部215による比較結果を表示装置60に表示させる(ステップST1206)。ここでは、表示制御部202cは、図14に示すように、比較部215による比較結果として、帳票出力画面に表示されている「I/Oオブジェクト一覧表」の左側のチェックボックスをオンにし、「I/Oオブジェクト一覧表」の右側の「デバイスNo.」の欄に、設定項目が変更されたデバイスNo.である「11001」を表示させる。
これにより、管理者等は、デバイスNo.が「11001」であるデバイスについて先に出力した「I/Oオブジェクト一覧表」については、その出力後に設定項目が変更されたことが把握でき、「I/Oオブジェクト一覧表」を再度出力すべきかを確認することができる。
なお、上記の例で説明した「I/Oオブジェクト一覧表」は、この帳票を出力するデバイスの指定が可能であるため、比較部215は比較結果としてデバイスNo.を特定できた。しかしながら、帳票によっては、出力するデバイスの指定を行わない帳票もあるため、比較部215は、そのような帳票についてはデバイスNo.の特定は行わなくともよい。その場合、表示制御部202cは、図14に示す帳票出力画面において、「デバイスNo.」の欄を空欄のままとしてもよい。
なお、表示制御部202cは、比較部215による比較結果を強調表示させるため、図14に示す帳票出力画面において、「I/Oオブジェクト一覧表」が表示されている行全体又は行の一部を所定の色でハイライト表示させてもよい。なお、図14では、「I/Oオブジェクト一覧表」に加え、「I/Oオブジェクト一覧表(詳細)」についても出力後変更帳票と判断されている。
このように、実施の形態3に係るエンジニアリング装置20cでは、上記のように変更チェックを行うことで、帳票の出力履歴と、当該帳票への出力対象とされた設定項目の変更履歴とを比較することができる。これにより、管理者等は、当該帳票の出力後に変更された設定項目が関係する帳票を判別可能となり、従来は困難であった、設定項目の変更に伴い再出力する必要がある帳票の判別が可能となる。
以上のように、この実施の形態3によれば、エンジニアリング装置20c(情報処理装置)は、出力部207により出力された帳票の出力された日時を含む、出力部207による帳票の出力結果に関する情報を出力履歴として登録する出力履歴登録部211と、設定データに含まれる設定項目のうち、帳票への印字対象とされた設定項目に関する情報を登録する出力項目登録部212と、出力項目登録部212により帳票への印字対象として登録された設定項目の設定値が変更された場合、当該変更された日時を含む、当該設定値の変更に関する情報を変更履歴として登録する変更履歴登録部213と、管理者等による指示に応じて、出力履歴登録部211により登録された出力履歴と、変更履歴登録部213により登録された変更履歴とを比較し、出力部207による帳票の出力後に、当該帳票への印字対象として登録された設定項目に設定されている設定値が変更された帳票があるか否かを判定する比較部215と、を備え、表示制御部202cは、比較部215による判定結果を表示する。これにより、実施の形態3に係るエンジニアリング装置20c(情報処理装置)は、帳票の出力後に変更された設定項目が関係する帳票を管理者等に提示することができる。また、管理者等は、当該帳票の出力後に変更された設定項目が関係する帳票を判別可能となり、従来は困難であった、設定項目の変更に伴い再出力する必要がある帳票の判別が可能となる。
実施の形態4.
実施の形態4では、実施の形態1で説明した帳票のフォーマット編集に関する機能を、エンジニアリング装置に搭載されている動作モードの1つである差分チェックモードにおいても使用可能とした場合の例を説明する。
ここで、エンジニアリング装置の動作モードについて補足すると、エンジニアリング装置には、基本的な動作モードとして、エンジニアリングモード、コネクトモード、及び差分チェックモードの3つのモードが搭載されている。管理者等は、必要に応じて、これら3つのモードの中から使用するモードを選択し、当該選択したモードでエンジニアリング装置を動作させる。
このうち、エンジニアリングモードは、例えば管理者等がエンジニアリング装置を用いて上述した設定データの作成を含むエンジニアリング処理を行い、施設監視システム1を構築する際に選択されるモードである。
また、コネクトモードは、例えば管理者等がエンジニアリング装置をデバイスに直接接続し、当該接続先のデバイスに対して設定データの書き込みを行ったり、当該接続先のデバイスに既に設定されている設定データ(設定済みデータ)を当該デバイスから取得したりする際に選択されるモードである。
また、差分チェックモードは、例えば管理者等が、エンジニアリング装置を用いて、異なる2つのエンジニアリングデータ(設定データ)同士の差分を抽出し、当該抽出した差分を、一方のエンジニアリングデータ(設定データ)に取り込む際に選択されるモードである。例えば、管理者等は、エンジニアリング装置の動作モードとして差分チェックモードを選択し、エンジニアリング装置を用いて、任意のデバイスから設定済みデータを取得(バックアップ)する。そして、管理者等は、当該取得した設定済みデータと、エンジニアリング装置に保持されているエンジニアリングデータとの差分を抽出し、当該抽出した差分を、エンジニアリング装置に保持されているエンジニアリングデータに取り込む。
なお、上述の実施の形態1では、エンジニアリング装置がエンジニアリングモードで動作する際に、管理者等が保持部に保持されている帳票のフォーマットを編集する例について説明した。一方、管理者等は、エンジニアリング装置が差分チェックモードで動作する際に、異なる2つのエンジニアリングデータ(設定データ)同士の差分を抽出した結果を、保持部に保持されている帳票に印字して出力する場合がある。また、その際、管理者等は、当該出力する帳票のフォーマット編集を行いたい場合がある。そこで、実施の形態4では、特にエンジニアリング装置が差分チェックモードで動作する場合において、管理者等が帳票のフォーマット編集を行う場合の例を説明する。
なお、以下では、実施の形態1と同様に、エンジニアリング装置20が情報処理装置の機能を有する場合について説明するが、その他の場合(監視装置10が情報処理装置の機能を有する場合、及び、情報処理装置が監視装置10及びエンジニアリング装置20とは別体に構成された場合)についても同様である。
図16は実施の形態4に係るエンジニアリング装置20dの構成例を示す図である。この図16に示す実施の形態4に係るエンジニアリング装置20dでは、図2に示す実施の形態1に係るエンジニアリング装置20に対し、モード選択受付部216、及び出力方式選択受付部217が追加されている。
モード選択受付部216は、管理者等から、エンジニアリング装置20dの動作モードの選択を受け付ける。
例えば、管理者等は、表示装置60に表示された所定の画面の上部に表示されたメニューバーから、動作モードを選択するためのメニューを選択し、このメニューから、任意の動作モードを選択する。このとき、モード選択受付部216は、管理者等から、エンジニアリング装置20dの動作モードとして、上述したエンジニアリングモード、コネクトモード、及び差分チェックモードのうちのいずれかの選択を受け付ける。
出力方式選択受付部217は、モード選択受付部216により、エンジニアリング装置20dの動作モードとして差分チェックモードの選択が受け付けられた場合、管理者等から、出力方式の選択を受け付ける。
出力方式とは、異なる2つのエンジニアリングデータ(設定データ)同士の差分を抽出した結果を示すデータ(以下、「差分チェックデータ」ともいう。)を帳票に印字して出力する際の、当該帳票の出力方式である。なお、以下では、説明を分かり易くするため、保持部208にデータが保持されている帳票であって、差分チェックモードにおいて差分チェックデータを印字する際に使用される帳票を特に「差分印字帳票」ともいう。
差分印字帳票の出力方式には、例えば「上下比較方式」と「左右比較方式」とがある。このうち、上下比較方式は、差分を抽出した結果として、例えば変更前のエンジニアリングデータと変更後のエンジニアリングデータとを上下方向に並べて印字する方式である。この場合、管理者等は、変更前後でエンジニアリングデータがどのように変更されたかを、上下方向に並べられたデータを見比べながら確認することができる。
一方、左右比較方式は、差分を抽出した結果として、例えば変更前のエンジニアリングデータと変更後のエンジニアリングデータとを左右方向に並べて印字する方式である。この場合、管理者等は、変更前後でエンジニアリングデータがどのように変更されたかを、左右方向に並べられたデータを見比べながら確認することができる。
なお、エンジニアリング装置20dは、上述した通り、異なる2つのエンジニアリングデータ(設定データ)同士の差分を抽出する機能(以下、「差分チェック機能」ともいう。)を備えているが、当該機能自体は既知であるため、ここでの詳しい説明は省略する。
また、実施の形態4では、出力受付部201、表示制御部202、編集指示受付部203、編集受付部204、編集部205、生成部206、出力部207、及び保持部208による処理の対象となるデータが、差分チェックモードで使用される各種データにまで拡張される。
具体的には、実施の形態4では、保持部208は、上述の差分チェック機能により差分を抽出した結果を示すデータ(差分チェックデータ)、及び、当該差分チェックデータを印字して出力する際に使用される帳票(差分印字帳票)を示すデータを保持する。また、実施の形態4では、編集指示受付部203は、エンジニアリング装置20dが差分チェックモードとして動作している際に、差分印字帳票のフォーマットを編集する旨の指示を受け付ける。また、表示制御部202は、編集指示受付部203により受け付けられた指示に応じて、当該指示のあった差分印字帳票のフォーマットを編集するための画面を表示装置60に表示する。
また、編集受付部204は、表示制御部202により表示装置60に表示された画面に対する管理者等による操作に応じて、当該指示のあった差分印字帳票のフォーマットに対する編集を受け付ける。また、編集部205は、編集受付部204による受け付け結果に基づいて、当該差分印字帳票のフォーマットを編集する。
また、生成部206は、管理者等による指示に応じて、差分を抽出した結果及び差分印字帳票のフォーマットを示すデータに基づき、差分印字帳票を生成する。また、出力部207は、生成部206により生成された差分印字帳票を出力する。
次に、実施の形態4に係るエンジニアリング装置20dの動作例について、図17を参照しながら説明する。ここでは、具体例として、管理者等が、エンジニアリング装置20dの動作モードとして差分チェックモードを選択し、差分印字帳票のフォーマットを編集する場合を例に説明する。なお、管理者等が、エンジニアリング装置20dの動作モードとしてエンジニアリングモードを選択した場合の動作例は、実施の形態1で図3を参照しながら説明した動作例と同様である。
まず、モード選択受付部216は、管理者等から、エンジニアリング装置20dの動作モードとして、差分チェックモードの選択を受け付ける(ステップST1701)。その後、管理者等は、エンジニアリング装置20dの差分チェック機能を用いて、異なる2つのエンジニアリングデータ(設定データ)同士の差分を抽出する。
次に、管理者等は、例えば表示装置60に表示された所定の画面の上部に表示されたメニューバーから、帳票出力画面を呼び出すためのメニューを選択することにより、上述の差分印字帳票の出力要求を行う。そして、出力受付部201は、管理者等により行われた当該差分印字帳票の出力要求を受け付ける(ステップST1702)。
次いで、表示制御部202は、出力受付部201により差分印字帳票の出力要求が受け付けられると、上述の差分チェックデータに基づいて、当該差分印字帳票に関する帳票出力画面を表示装置60に表示させる(ステップST1703)。なお、表示制御部202により表示される帳票出力画面には、差分印字帳票のフォーマットを編集するための機能が含まれている。
帳票出力画面の一例を図18に示す。図18に示す帳票出力画面は、基本的には実施の形態1で説明した図4に示す帳票出力画面と同様であり、主に画面中央に表示された一覧表示ペイン401と、画面右側に表示された操作ペイン402とを含んで構成される。なお、一覧表示ペイン401には、実施の形態1と同様に、出力部207により出力可能な帳票の一覧が表示されているが、これらの帳票が、差分チェックモードにおいて差分チェックデータを印字する際に使用される差分印字帳票である。
また、図18に示す帳票出力画面は、一覧表示ペイン401の左隣に表示されたツリーペイン1801の表示態様が、図4に示す帳票出力画面と異なっている。
具体的には、図18において、ツリーペイン1801には、エンジニアリング装置20dに接続されているデバイスが表示されるとともに、当該デバイスに設定されているエンジニアリングデータがカテゴリ別にツリー形式で表示されている。
また、ツリーペイン1801では、上述の差分チェック機能による差分抽出の結果、差分が抽出された設定データが属するカテゴリには、差分が抽出されたことを示すアイコン(図18ではエクスクラメーションマーク)が付されており、また、差分が抽出されなかったカテコリには、差分が抽出されなかったことを示すアイコン(図18ではレ点マーク)が付されている。
また、ツリーペイン1801の下部では、「Difference Check」の項目がハイライト表示されている。これは、エンジニアリング装置20dが差分チェックモードとして動作していること(エンジニアリング装置20dの動作モードとして差分チェックモードが選択されていること)を示している。なお、実施の形態1で説明した図4に示す帳票出力画面では、ツリーペイン1801の下部では、「Engineering Data Configuration」がハイライト表示されている。これは、エンジニアリング装置20がエンジニアリングモードとして動作していることを示している。なお、ここでは説明を省略するが、「Connect to Device」がハイライト表示されている場合は、エンジニアリング装置20がコネクトモードとして動作していることを示している。
管理者等は、差分印字帳票を出力する場合、実施の形態1と同様に、出力する帳票名の左側に表示されているチェックボックス4011をオンにし、操作ペイン402内に表示された帳票出力アイコン4021を選択する。
一方、管理者等は、差分印字帳票を出力する際に、差分印字帳票のフォーマットを編集する場合、フォーマットを編集する帳票名の左側に表示されているチェックボックス4011をオンにした状態で、操作ペイン402内のフォーマット編集アイコン4022を操作する。
次いで、編集指示受付部203は、表示制御部202により表示された帳票出力画面に対する管理者等による操作に応じ、差分印字帳票のフォーマットに対する編集を行う旨の編集指示を受け付ける(ステップST1704)。
次いで、表示制御部202は、編集指示受付部203により編集指示が受け付けられると、差分印字帳票のフォーマットを編集するための画面(フォーマット編集画面)を表示装置60に表示させる(ステップST1705)。
次いで、編集受付部204は、表示制御部202により表示されたフォーマット編集画面に対する管理者等による操作に応じ、差分印字帳票のフォーマットに対する編集を受け付ける(ステップST1706)。
フォーマット編集画面の一例を図19に示す。図19に示すフォーマット編集画面は、基本的には実施の形態1で説明した図5に示すフォーマット編集画面と同様であり、主に画面中央に表示されたフォーマット編集ペイン501と、フォーマット編集ペイン501の右側に表示された操作ペイン502と、操作ペイン502の右側に表示されたプロパティペイン503と、を含んで構成される。
このうち、フォーマット編集ペイン501では、差分印字帳票のフォーマット編集が可能となっている。なお、具体的な差分印字帳票のフォーマット編集例は、実施の形態1と同様である。なお、管理者等は、データ部については、実施の形態1と同様に、編集によりデータ部に作成した空白セルに対し、実際にこのセルに設定値を表示させる設定項目を割り当てる。例えば、管理者等は、任意の結合セルを選択した状態で、プロパティペイン503のデータ欄の「抽出元画面」及び「抽出元項目」の各欄に、この結合セルに設定値を割り当てる設定項目の所在を示す情報として、差分を抽出した結果を示すデータ(差分チェックデータ)の情報を入力する。
次いで、編集部205は、編集受付部204による受け付け結果に基づいて、保持部208に保持されている差分印字帳票のフォーマットを編集する(ステップST1707)。
具体的には、編集部205は、保持部208にデータが保持されている帳票のうち、編集受付部204によりフォーマットに対する編集が受け付けられた差分印字帳票のフォーマットを、編集受付部204により受け付けられた編集内容を取り込んだフォーマットに修正する。これにより、保持部208には、当該フォーマット編集後の差分印字帳票を示すデータが保持される。
なお、差分チェックモードにおいて、編集部205によるフォーマットの編集が行われた差分印字帳票について、差分チェックモードにおいて、管理者等により再度フォーマットの編集指示がなされた場合、表示制御部202は、前回行われた編集の内容が表示されたフォーマット編集画面を表示装置60に表示させる。
また、実施の形態1で説明したエンジニアリングモードにおいて、編集部205によるフォーマットの編集が行われた帳票について、差分チェックモードにおいて、管理者等により再度フォーマットの編集指示がなされた場合も、表示制御部202は、前回行われた編集の内容が表示されたフォーマット編集画面を表示装置60に表示させる。
一方、編集部205によるフォーマットの編集が一度も行われていない帳票について、差分チェックモードにおいて、管理者等によりフォーマットの編集指示がなされた場合、表示制御部202は、空白セルが表示されていない初期状態のフォーマット編集画面を表示装置60に表示させる。
次いで、生成部206は、表示制御部202により表示された帳票出力画面に対する管理者等による操作に応じ、差分チェックデータ及び保持部208に保持されている差分印字帳票のフォーマットに基づいて、差分印字帳票を生成する(ステップST1708)。
このとき、生成部206は、管理者等により出力対象とされた差分印字帳票のフォーマットが編集部205により編集されている場合は、当該編集後の差分印字帳票のフォーマット、及び、当該差分印字帳票に印字される差分チェックデータに基づいて、差分印字帳票を生成する。
一方、生成部206は、管理者等により出力対象とされた差分印字帳票のフォーマットが編集部205により編集されていない場合は、当該差分印字帳票の元のフォーマット、及び、当該差分印字帳票に印字される差分チェックデータに基づいて、差分印字帳票を生成する。
次いで、管理者等は、生成された差分印字帳票の出力方式を選択する。例えば、管理者等は、例えば表示装置60に表示されたフォーマット編集画面の上部に表示されたメニューバーから、差分印字帳票の出力方式を選択するためのメニューを呼び出し、当該呼び出したメニューを操作することにより、差分印字帳票の出力方式を選択する。ここでは、管理者等は、差分印字帳票の出力方式として、上下比較方式及び左右比較方式のうちのいずれかを選択する。このとき、出力方式選択受付部217は、管理者等から出力方式の選択を受け付ける(ステップST1709)。
次いで、出力部207は、出力方式選択受付部217により受け付けられた出力方式に従い、生成部206により生成された差分印字帳票を出力(外部出力)する(ステップST1710)。
出力部207により出力される差分印字帳票の例を図20及び図21に示す。図20は、上下比較方式により出力された差分印字帳票の例を示し、図21は、左右比較方式により出力された差分印字帳票の例を示している。
上下比較方式により出力された差分印字帳票では、例えば図20に示すように、差分チェックデータが上下方向に並べられた態様で印字されている。例えば、図20の例では、比較元(変更前)の設定データが上の行に、比較先(変更後)の設定データが下の行に、それぞれ配置され、この2行が1組となっている。なお、図20において、グレーで表示されている設定データは、比較元と比較先との間で差分が抽出された設定データである。
また、左右比較方式により出力された差分印字帳票では、例えば図21に示すように、差分チェックデータが左右方向に並べられた態様で印字されている。例えば、図21の例では、比較元(変更前)の設定データが帳票の左側に、比較先(変更後)の設定データが帳票の右側に、それぞれ配置されている。なお、図21において、グレーで表示されている設定データは、比較元と比較先との間で差分が抽出された設定データである。
なお、管理者等がいずれの出力方式を選択した場合でも、上記2つの差分印字帳票には、上述したフォーマット編集後のフォーマットが反映されている。また、図20及び図21では、差分が抽出された設定データのみが差分印字帳票に印字されている例を示しているが、差分印字帳票には、差分が抽出された設定データに加えて、差分が抽出されなかった設定データが印字されてもよい。
また、表示制御部202は、実施の形態1で説明した図6と同様に、編集受付部204により編集が受け付けられている最中の差分印字帳票のフォーマットについてのプレビュー画面5011をフォーマット編集ペイン501の下部に表示するように構成されていてもよい。すなわち、表示制御部202は、管理者等によるフォーマット編集作業の途中で、当該編集を完了した後の差分印字帳票を出力した際の帳票イメージを画面上に表示できるようにする。この際、表示制御部202は、管理者等により選択された出力方式で出力した際の帳票イメージを画面上に表示させる。また、この際、表示制御部202は、例えばPDFのイメージを表示する。このように、表示制御部202がプレビュー画面5011を表示することにより、管理者等は、フォーマット編集後に出力される差分印字帳票のイメージを確認しながらフォーマットの編集を行うことができ、利便性が向上する。
なお、上記の説明では、モード選択受付部216がエンジニアリング装置20dの動作モードとして差分チェックモードの選択を受け付け、編集部205が、管理者等の操作に応じて差分印字帳票のフォーマットを編集する例を説明した。しかしながら、エンジニアリング装置20dはこれに限らず、モード選択受付部216がエンジニアリング装置20dの動作モードとしてコネクトモードの選択を受け付け、編集部205が、管理者等の操作に応じて、コネクトモードで使用する帳票のフォーマットを編集可能に構成されていてもよい。
また、その場合において、編集部205が各動作モードにおいてフォーマット編集可能な帳票は、当該各モードで使用する帳票のみに限られない。例えば、編集部205は、エンジニアリング装置20dがエンジニアリングモードで動作している際に、管理者等の操作に応じて、差分チェックモードで使用する差分印字帳票のフォーマットを編集可能であってもよいし、エンジニアリング装置20dが差分チェックモードで動作している際に、管理者等の操作に応じて、エンジニアリングモードで使用する帳票のフォーマットを編集可能であってもよい。
以上のように、この実施の形態4によれば、エンジニアリング装置20d(情報処理装置)は、自機の動作モードとして、異なる2つの設定データ同士の差分を抽出するモードである差分チェックモードの選択を受け付けるモード選択受付部216を備え、編集指示受付部203は、モード選択受付部216により差分チェックモードの選択が受け付けられ、自機が差分チェックモードとして動作している際に、差分を抽出した結果を印字する際に使用される帳票である差分印字帳票のフォーマットを編集する旨の指示を受け付け、表示制御部202は、編集指示受付部203により受け付けられた指示に応じて、当該指示のあった差分印字帳票のフォーマットを編集するための画面を表示し、編集受付部204は、表示制御部202により表示された画面に対するユーザによる操作に応じて、当該指示のあった差分印字帳票のフォーマットに対する編集を受け付け、編集部205は、編集受付部204による受け付け結果に基づいて、当該差分印字帳票のフォーマットを編集する。これにより、実施の形態4に係るエンジニアリング装置20d(情報処理装置)は、差分チェックモードで動作する場合においても、出力する帳票(差分印字帳票)のフォーマット編集が可能となる。
また、エンジニアリング装置20d(情報処理装置)は、ユーザによる指示に応じて、差分を抽出した結果及び差分印字帳票のフォーマットを示すデータに基づき、差分印字帳票を生成する生成部206と、差分印字帳票の出力方式の選択を受け付ける出力方式選択受付部217と、出力方式選択受付部217により受け付けられた出力方式に従い、生成部206により生成された差分印字帳票を出力する出力部207と、を備えた。これにより、実施の形態4に係るエンジニアリング装置20d(情報処理装置)は、ユーザにより選択された出力方式に従い、差分印字帳票を出力することができる。
なお、本開示はその開示の範囲内において、各実施の形態の自由な組合わせ、或いは各実施の形態の任意の構成要素の変形、若しくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
例えば、実施の形態2と実施の形態4とを組み合わせた場合におけるエンジニアリング装置によれば、フォーマット編集により差分印字帳票のデータ部に作成した空白セルに対し、このセルに設定値を印字する設定項目を割り当てる際、実際に割り当てる設定項目が表示されている画面(抽出元画面)として、差分チェックデータが表示されている画面を開いた状態で、この画面から実際に割り当てる設定項目(抽出元項目)を選択可能となる。また、実施の形態3と実施の形態4とを組み合わせた場合におけるエンジニアリング装置によれば、差分印字帳票の出力後に変更された設定項目が関係する差分印字帳票を管理者等に提示することができる。
1 施設監視システム
10 監視装置
20、20b、20c エンジニアリング装置
25 スイッチングハブ
30 統合コントローラ
40 プライマリデバイス
50 セカンダリデバイス
60 表示装置
201 出力受付部
202、202c 表示制御部
203 編集指示受付部
204 編集受付部
205 編集部
206 生成部
207 出力部
208、208c 保持部
209 選択指示受付部
210 項目割当部
211 出力履歴登録部
212 出力項目登録部
213 変更履歴登録部
214 変更チェック指示受付部
215 比較部
216 モード選択受付部
217 出力方式選択受付部
401 一覧表示ペイン
402 操作ペイン
501 フォーマット編集ペイン
502 操作ペイン
503 プロパティペイン
1001 識別子
1301 識別子
1401 変更チェックアイコン
1801 ツリーペイン
4011 チェックボックス
4021 帳票出力アイコン
4022 フォーマット編集アイコン
5011 プレビュー画面
5021 結合アイコン
5022 解除アイコン
5023 行追加アイコン
5024 選択アイコン
NW ネットワーク

Claims (11)

  1. 自機と通信可能に接続されたデバイスを設定対象とする設定データを印字するための帳票のフォーマットを編集する旨の指示を受け付ける編集指示受付部と、
    前記編集指示受付部により受け付けられた指示に応じて、当該指示のあった帳票のフォーマットを編集するための画面を表示する表示制御部と、
    前記表示制御部により表示された画面に対するユーザによる操作に応じて、当該指示のあった帳票のフォーマットに対する編集を受け付ける編集受付部と、
    前記編集受付部による受け付け結果に基づいて、当該帳票のフォーマットを編集する編集部と
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記編集受付部による受け付け結果に基づいて、編集中の帳票のフォーマットについてのプレビュー画面を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. ユーザによる指示に応じて、前記設定データ及び当該設定データを印字するための帳票のフォーマットを示すデータに基づき、帳票を生成する生成部と、
    前記生成部により生成された帳票を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記生成部は、前記編集部により帳票のフォーマットが編集された場合、前記設定データ及び当該編集後のフォーマットを示すデータに基づいて、当該帳票を生成する
    ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記編集部によりフォーマットが編集される前の帳票の当該編集前のフォーマットを示すデータ、及び、前記編集部によりフォーマットが編集された帳票の当該編集後のフォーマットを示すデータを外部ファイルに出力するフォーマット出力部を備える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御部は、前記編集指示受付部によりフォーマットを編集する旨の指示が受け付けられた帳票のフォーマットを編集するための画面として、帳票のうち、設定データに含まれる設定項目の名称及び設定値が表示される領域をセルの結合操作により指定可能な画面を表示させ、
    前記編集受付部は、前記表示制御部により表示された画面に対するユーザによるセルの結合操作に応じて、当該帳票に印字する設定項目の名称及び設定値が表示される領域の指定を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記帳票のデータ部を構成するセルに対し、設定値を印字する設定項目を割り当てる際、当該セルに割り当てる対象の設定項目を、前記表示制御部により表示された、当該設定項目が表示された画面から選択する旨の選択指示を受け付ける選択指示受付部と、
    前記選択指示受付部により受け付けられた選択指示に応じて、前記セルに対し、前記表示制御部により表示された、当該設定項目が表示された画面から、ユーザにより選択された設定項目を割り当てる項目割当部と、
    を備えたことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記出力部により出力された帳票の出力された日時を含む、当該出力部による帳票の出力結果に関する情報を出力履歴として登録する出力履歴登録部と、
    前記設定データに含まれる設定項目のうち、帳票への印字対象とされた設定項目に関する情報を登録する出力項目登録部と、
    前記出力項目登録部により帳票への印字対象として登録された設定項目の設定値が変更された場合、当該変更された日時を含む、当該設定値の変更に関する情報を変更履歴として登録する変更履歴登録部と、
    ユーザによる指示に応じて、前記出力履歴登録部により登録された出力履歴と、前記変更履歴登録部により登録された変更履歴とを比較し、前記出力部による帳票の出力後に、当該帳票への印字対象として登録された設定項目の設定値が変更された帳票があるか否かを判定する比較部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記比較部による判定結果を表示する
    ことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  9. 自機の動作モードとして、異なる2つの前記設定データ同士の差分を抽出するモードである差分チェックモードの選択を受け付けるモード選択受付部を備え、
    前記編集指示受付部は、前記モード選択受付部により差分チェックモードの選択が受け付けられ、自機が差分チェックモードとして動作している際に、前記差分を抽出した結果を印字する際に使用される帳票である差分印字帳票のフォーマットを編集する旨の指示を受け付け、
    前記表示制御部は、前記編集指示受付部により受け付けられた指示に応じて、当該指示のあった差分印字帳票のフォーマットを編集するための画面を表示し、
    前記編集受付部は、前記表示制御部により表示された画面に対するユーザによる操作に応じて、当該指示のあった差分印字帳票のフォーマットに対する編集を受け付け、
    前記編集部は、前記編集受付部による受け付け結果に基づいて、当該差分印字帳票のフォーマットを編集する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  10. ユーザによる指示に応じて、前記差分を抽出した結果及び前記差分印字帳票のフォーマットを示すデータに基づき、差分印字帳票を生成する生成部と、
    前記差分印字帳票の出力方式の選択を受け付ける出力方式選択受付部と、
    前記出力方式選択受付部により受け付けられた出力方式に従い、前記生成部により生成された差分印字帳票を出力する出力部と、
    を備えたことを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 情報処理装置による情報処理方法であって、
    編集指示受付部が、自機と通信可能に接続されたデバイスを設定対象とする設定データを印字するための帳票のフォーマットを編集する旨の指示を受け付けるステップと、
    表示制御部が、前記編集指示受付部により受け付けられた指示に応じて、当該指示のあった帳票のフォーマットを編集するための画面を表示するステップと、
    編集受付部が、前記表示制御部により表示された画面に対するユーザによる操作に応じて、当該指示のあった帳票のフォーマットに対する編集を受け付けるステップと、
    編集部が、前記編集受付部による受け付け結果に基づいて、当該帳票のフォーマットを編集するステップと
    を有する情報処理方法。
JP2023000333A 2022-01-07 2023-01-05 情報処理装置及び情報処理方法 Pending JP2023101398A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022001411 2022-01-07
JP2022001411 2022-01-07

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023101398A true JP2023101398A (ja) 2023-07-20

Family

ID=87201813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023000333A Pending JP2023101398A (ja) 2022-01-07 2023-01-05 情報処理装置及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023101398A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109783388B (zh) Ui自动化测试方法、装置及电子设备
JP4575811B2 (ja) 電文処理システムのテストデータの生成装置、方法、及びプログラム
US20080133973A1 (en) Data processing method and data analysis apparatus
JP2007304660A (ja) コマンド実行結果記録システム及びコマンド実行結果記録方法
JP2012083865A (ja) 操作画面設計支援プログラム、操作画面設計支援装置および操作画面設計支援方法
JP2023101398A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
CN109725973B (zh) 一种数据处理方法和数据处理装置
JP4437470B2 (ja) コマンド列作成システムと方法およびプログラム
JP4312789B2 (ja) 事業継続性分析プログラムおよび事業継続性分析装置
JP6975540B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2010237949A (ja) データ提供装置、データ提供方法およびデータ提供プログラム
US10979518B2 (en) Terminal apparatus and analysis system
EP1816572A1 (en) Time sharing managing device, document creating device, document reading device, time sharing managing method, document creating method, and document reading method
JP2005078119A (ja) ソフトウェア開発支援装置およびソフトウェア開発支援方法およびプログラムおよび記録媒体
JP4647352B2 (ja) 電文処理システムの正常性確認システム、装置、方法及びプログラム
JP2006190115A (ja) 光ケーブルの芯線経路設計・管理プログラム、及びシステム
JP2007219682A (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP3627144B2 (ja) 通信テスト支援装置、プログラムおよびそのプログラムが記録された記録媒体
JP7216763B2 (ja) 分電盤測定作業支援システム、測定作業管理装置、測定作業端末装置、測定作業管理プログラム、及び、測定作業端末プログラム
JP4468845B2 (ja) 電文処理システムに追加された追加装置をリリースするための管理装置、方法及びプログラム
JP6959681B1 (ja) 業務管理方法及び装置
JP7283569B2 (ja) 操作パターン生成装置、操作パターン生成方法及びプログラム
WO2024116259A1 (ja) 画面作成装置、及び画面作成方法
JP2009064347A (ja) 作業支援情報表示装置および作業支援情報表示方法
JP4959777B2 (ja) 計算機システム及び操作再生方法