JP2007219682A - 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ドキュメントの文書領域に対する属性値の付与およびドキュメント管理処理を効率的に正確に実行可能とした装置、および方法を提供する。
【解決手段】ドキュメントの文書領域に属性値を付与し、属性値付与ドキュメント画像から属性を取得し、取得属性に基づくインデックスを設定する処理を行なう構成において、マーカー色による属性値付与処理における指示情報、評価情報を活用し、処理を実行するオペレータに対して適切な指示を提供可能とした。本構成により、例えば再処理を行なう際に、前回と同じミスの発生を防止し、さらに新たな処理における注意事項などを知ることが可能となり、効率的で正確なインデックス付与およびドキュメントデータ管理が実現される。
【選択図】図10

Description

本発明は、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。さらに詳細には、本発明は、文書画像から属性を取得し、それら属性毎に区別したテキストデータ化処理、あるいはデータベース化処理を行なう際、確認や訂正の支援を行なうことで効率的で正確なインデックス抽出に基づくデータ処理を可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムに関する。
文書ドキュメントに対するデータ処理分野において、例えば文書画像データから文書領域毎の属性を取得し、属性毎に画像領域を分類した後に、文字認識処理(OCR:Optical Character Recognition)を行い、分類されたテキストデータを生成してデータベースに保存するという処理がインデックス抽出処理として知られている。このインデックス抽出処理を開示した従来技術としては、例えば特許文献1,2がある。
また、予め決められた文書フォームを規定し、この文書フォームに追記可能な追記領域を設定し、その指定追記領域に、位置情報を埋め込み、ドキュメントからの追記情報抽出時に、原本との照合を不要として効率的に追記情報を取得する構成が特許文献3に記載されている。さらに、ドキュメントの分割領域に、領域を識別する情報を埋め込み、追記情報の抽出時に領域から効率的に追記情報の抽出を行なう処理構成が特許文献4に記載されている。
さらに、紙原稿に対する変更処理、例えば追記が行われた場合に、変更箇所を特定して抽出し、抽出した変更箇所情報をオリジナル情報にデータとして追加して管理する構成、例えばいわゆる追記部抽出処理構成について特許文献5,6などに記載されている。また、スキャナを適用したデータ読み取りを適用した処理構成として、編集内容指示書、レイアウト図、さらに処理対象原稿をスキャナによって順次読み取り、編集内容指示書の指示内容とレイアウト図の内容とに基づいて、原稿から読み取られた複数の原稿データを自動的に編集する、いわゆるペーパUIと呼ばれる処理構成が特許文献7に記載されている。また、原稿画像情報とシート種別情報とマーク欄情報に基づいて複合処理指示シートイメージを生成し、出力することで、複合画像処理指示シートに対するマーク指示で登録されたファイルを複合処理可能とした構成が特許文献8に記載されている。
特開平5−342326号公報 特開2002−123815号公報 特開2003−271942号公報 特開2003−18393号公報 特開平10−255027号公報 特開平11−272654号公報 特開平5−135150号公報 特開平8−116389号公報
上述したように、ドキュメントに対するデータ処理において、ドキュメントに含まれる様々なデータを種類毎に区分、いわゆるカテゴライズしてデータベースなどの記憶部にデータとして分類保存するための様々な技術が提案されている。しかし、文書ドキュメントに含まれる文書領域から属性を抽出する処理の自動化には性能的な限界があり、正確な属性抽出を行なうためには、人(オペレータ)の介入を必要としているのが現状である。
人(オペレータ)の介入によって属性抽出を行なう場合、所定の属性に対応する属性値を紙原稿に人がマークし、その原稿をスキャンした後にマーク領域の情報を属性値として抽出するといった処理が行なわれることになる。例えば赤のマーカー設定部は日付データであり、青のマーカー設定部は文書名データであるなど、予め情報の種類とマーカーの色の対応を設定して、マーカーの色を判別して属性情報を取得する構成である。
しかし、このような人(オペレータ)の介入によって属性抽出を行なう処理構成では、以下のような課題が生ずる。例えば、人(オペレータ)が、ドキュメントの各文書領域の属性を判別して属性値を紙原稿に人がマークしてデータベースに格納した後で、その判断に誤りがあることが検出されると、処理対象ドキュメントを再プリントして、正しい属性値を再記入して、さらにその正しい属性値が記入されたドキュメントをスキャンし、データベースに格納済みのデータとの置き換えを行なうといった非効率的な処理が必要となる。
また、属性値の記入ができない文書領域等が発生することがあるが、このような場合、データベースに格納された情報には、記入のできない理由は格納されていないので後でその理由を知ることが出来ない。その結果、単なる記入ミスであるのか、何らかの理由が存在するのかといったことが分からず、データ記入の再入力や訂正が必要であるか否かの判断ができなくなるという問題がある。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、文書画像から属性を取得し、それら属性毎に区別したテキストデータ化処理、あるいはデータベース化処理を行なう際、確認や訂正の支援を行なうことで効率的で正確なインデックス抽出に基づくデータ処理を可能とした情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の側面は、
属性値設定対象となる原稿データを入力し、属性値設定に関する指示情報データを記憶部から取得して、前記原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成するデータ合成手段と、
前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力するデータ出力手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ合成手段は、前記原稿データの各ページに、ページ対応の指示情報データを設定した合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ合成手段は、属性値に対応するマーカー色の変更情報、および属性値付与の再処理の要否の少なくともいずれかの情報を含む指示情報データを含む合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ合成手段は、コメント記入欄を設定した合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第2の側面は、
マーカーによる属性値の設定されたマーカー記入済み原稿データを入力し、該マーカー記入済み原稿データについての属性値付与状況の解析および評価を実行するデータ評価手段と、
前記データ評価手段における評価情報に基づいて、指示情報データを生成する指示情報生成手段と、
属性値設定対象となる原稿データを入力し、該原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成するデータ合成手段と、
前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力するデータ出力手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置にある。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記指示情報生成手段は、前記データ評価手段における評価情報に基づいて、情報処理装置の記憶部に登録された評価情報対応の指示情報を選択する処理を実行する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理装置の一実施態様において、前記データ合成手段は、属性値に対応するマーカー色の変更情報の要否情報を有する指示情報データを含む合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第3の側面は、
情報処理装置において、ドキュメント生成処理を実行する情報処理方法であり、
データ合成手段において、属性値設定対象となる原稿データを入力し、属性値設定に関する指示情報データを記憶部から取得し、前記原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成するデータ合成ステップと、
データ出力手段において、前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力するデータ出力ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ合成ステップは、前記原稿データの各ページに、ページ対応の指示情報データを設定した合成ドキュメントを生成するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ合成ステップは、属性値に対応するマーカー色の変更情報、および属性値付与の再処理の要否の少なくともいずれかの情報を含む指示情報データを含む合成ドキュメントを生成するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ合成ステップは、コメント記入欄を設定した合成ドキュメントを生成するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の第4の側面は、
情報処理装置において、ドキュメント生成処理を実行する情報処理方法であり、
データ評価手段において、マーカーによる属性値の設定されたマーカー記入済み原稿データを入力し、該マーカー記入済み原稿データについての属性値付与状況の解析および評価を実行するデータ評価ステップと、
指示情報生成手段において、前記データ評価手段における評価情報に基づいて、指示情報データを生成する指示情報生成ステップと、
データ合成手段において、属性値設定対象となる原稿データを入力し、該原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成するデータ合成ステップと、
データ出力手段において、前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力するデータ出力ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記指示情報生成ステップは、前記データ評価手段における評価情報に基づいて、情報処理装置の記憶部に登録された評価情報対応の指示情報を選択する処理を実行するステップであることを特徴とする。
さらに、本発明の情報処理方法の一実施態様において、前記データ合成ステップは、属性値に対応するマーカー色の変更情報の要否情報を有する指示情報データを含む合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする。
さらに、本発明の第5の側面は、
情報処理装置において、ドキュメント生成処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
データ合成手段において、属性値設定対象となる原稿データを入力し、属性値設定に関する指示情報データを記憶部から取得し、前記原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成させるデータ合成ステップと、
データ出力手段において、前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力させるデータ出力ステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
さらに、本発明の第6の側面は、
情報処理装置において、ドキュメント生成処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
データ評価手段において、マーカーによる属性値の設定されたマーカー記入済み原稿データを入力し、該マーカー記入済み原稿データについての属性値付与状況の解析および評価を実行させるデータ評価ステップと、
指示情報生成手段において、前記データ評価手段における評価情報に基づいて、指示情報データを生成させる指示情報生成ステップと、
データ合成手段において、属性値設定対象となる原稿データを入力し、該原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成させるデータ合成ステップと、
データ出力手段において、前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力させるデータ出力ステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
なお、本発明のコンピュータ・プログラムは、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能なコンピュータシステムに対して、コンピュータ可読な形式で提供する記憶媒体、通信媒体、例えば、CDやFD、MOなどの記録媒体、あるいは、ネットワークなどの通信媒体によって提供可能なコンピュータ・プログラムである。このようなプログラムをコンピュータ可読な形式で提供することにより、コンピュータシステム上でプログラムに応じた処理が実現される。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。なお、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
本発明の構成によれば、文書ドキュメントの各領域に属性値を付与し、属性値を付与したドキュメント画像から属性を取得し、これらの取得属性に基づくドキュメント対応のインデックスを設定したデータ処理、あるいはデータベース化処理を行なう情報処理構成において、例えば各種のマーカー色によって属性値を付与する処理における指示情報、評価情報を活用し、属性値の付与処理を実行するオペレータに対して適切な指示を提供可能としたので、例えば再処理を行なう際に、前回と同じミスの発生を防止し、さらに新たな処理における注意事項などを知ることが可能となり、効率的で正確なインデックス付与およびドキュメントデータ管理処理が実現される。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラムの詳細について説明する。
まず、図1〜図3を参照して、追記部インデックス化処理を利用したドキュメント処理の一般的処理例について説明する。追記部インデックス化処理は、例えば文書ドキュメントに対して、オペレータが、ドキュメント上の文字列などの情報を、カテゴリに応じて設定された特定色のマーカーでチェックする処理を行い、この処理後のドキュメントをスキャナで読み取り、その読み取り画像データから、マーカー色を判別して、ドキュメント上の情報分類を行ない、ドキュメントに対するインデックス情報としてデータベースに格納する処理である。
例えば、マーカーの色に応じて、
赤:ファイル名、
青:日付、
緑:キーワード、
など、情報の種類に応じて、予め利用するマーカー色が対応付けられており、オペレータがドキュメント上から、これらの情報に対応する情報を選択して、それぞれに割り当てられたマーカーでチェックをする。その後、PC等の情報処理装置において、スキャナで読み取った画像データからマーカーの色情報を取得して、各色情報の指示部分の文書情報などを例えば文字認識(OCR)処理などにより、データ化を行い、その文書ドキュメントに対応するインデックス情報としてデータベースに格納する。
例えば、図1に示す情報処理装置51は、データベース54に格納された文書ドキュメントを、プリンタ52を介して出力する。図に示す原本ドキュメント11である。オペレータは、この原本ドキュメント11対して、予め設定された情報種類と利用マーカー色の対応に基づいて、マーカーによる追記を行なう。この結果が図に示す追記ドキュメント12である。
例えば、追記ドキュメントには、赤、青、緑のマーキング21〜23がなされており、これらは、予め定められたルールに基づいてマーキングされたものである。例えば、マーカーの色と情報種類の対応が、
赤:ファイル名、
青:日付、
緑:キーワード、
として設定されている。この追記ドキュメント12はスキャナ53によって読み取られて、情報処理装置51においてデータ処理がなされ、処理対象文書ドキュメントに対応するインデックス情報の設定処理がなされる。
図2を参照して、情報処理装置51において実行されるインデックス設定処理について説明する。データベース54には、図1において説明した原本ドキュメント11に対応するドキュメントデータファイル71が格納され、情報処理装置51は、図1を参照して説明した追記ドキュメント12に基づいて、この原本ドキュメント11に対応するインデックス情報を抽出して、そのドキュメントに対応するインデックス情報としてデータベース54に格納する。
情報処理装置は、マーカーの色と情報種類の対応情報、すなわち、
赤:ファイル名、
青:日付、
緑:キーワード、
これらの対応情報に基づいて、追記ドキュメント12から情報を読み取り、文字認識処理(OCR)などを併用して、図2に示す各インデックス情報を取得する。図に示す例では、
(1)マーカー色=赤→ファイル名:「連絡書」、「セキュリティ対策講座CD-ROM配布・展開の件」
(2)マーカー色=青→日付:「2004年3月29日」
(3)マーカー色=緑→キーワード:「セキュリティ対策講座 ネットワーク社会のここが危ない!!」
これらのインデックス情報が、追記ドキュメント12から抽出され、このドキュメントのインデックス情報としてデータベース54に格納される。
このインデックス付与処理の一連のシーケンスについて、図3を参照して説明する。図3に示すドキュメント101がインデックス抽出処理対象となるドキュメントである。ステップ11において、オペレータが、このドキュメント11に対して、予め定められた情報の種類に対応するマーカー色を用いてマーカー追記を実行して、マーカー追記ドキュメント102を生成する。
情報処理装置は、スキャナによって、このマーカー追記ドキュメント102を読み取り、データ処理(ステップS12の色アノテーション抽出処理)を実行する。
赤:ファイル名、
青:日付、
緑:キーワード、
これらの対応情報に基づいて、マーカー追記ドキュメント102から、それぞれの情報を抽出する。図に示すように、
(1)赤マーカー記録データ103a、
(2)青マーカー記録データ103b、
(3)緑マーカー記録データ103c、
これらのデータが抽出される。
情報処理装置は、ステップS13において、これらの抽出データから文字列抽出を実行し、図に示すように、
(1)インデックスデータ104a=[マーカー色=赤→ファイル名:「連絡書」、「セキュリティ対策講座CD-ROM配布・展開の件」]
(2)インデックスデータ104b=[マーカー色=青→日付:「2004年3月29日」]
(3)インデックスデータ104c=[マーカー色=緑→キーワード:「セキュリティ対策講座 ネットワーク社会のここが危ない!!」]
これらのインデックス情報を取得して、ドキュメント101のインデックス情報としてデータベースに格納する。
このようにドキュメントに含まれる様々なデータを種類毎に区分、いわゆるカテゴライズしてデータベースなどの記憶部にドキュメント対応のインデックス情報を格納することが可能となる。このような処理において、マーカーの記入は、人(オペレータ)が実行する。しかし、マーカーによるチェック後、インデックス設定処理を行なってデータベースに格納後に誤りがあることが検出されると、処理対象ドキュメントを再プリントして、処理をやり直すことが必要であり、前述したようにこの処理は非効率的な処理となる。また、前述したように、マーカー(属性値)の記入不可領域の発生時の対応も困難となる。すなわち、データ記入の再入力や訂正が必要であるか否かの判断ができなくなるという問題がある。
本発明の情報処理装置では、このような問題点を解決すべく、追記部インデックス化処理における確認や訂正支援構成により、効率的で正確なインデックス抽出に基づくデータ処理を可能とする。図4以下を参照して本発明の情報処理装置の実行する処理の詳細について説明する。
図4は、本発明の情報処理装置300の実行する処理の一例を示す図である。本発明の情報処理装置は、追記部インデックス化処理によってインデックスを設定するドキュメント201と、指示情報データ202とを合成して、プリンタを介して処理用の紙ドキュメント203を出力する。
ドキュメント201は、データベースあるいは情報処理装置内の記憶部に格納されたデータ、あるいはスキャナによって読み込まれたデータなどである。指示情報データ202は、情報処理装置300内の記憶部に記録されたデータであり、オペレータによる属性値(マーカー色)設定の際の指示、支援情報が記録されている。
情報処理装置300は、ドキュメント201の各ページに指示情報データ202を付け加えた紙ドキュメント203を出力する。紙ドキュメント203は、図に示すように原稿領域211、指示情報領域212、およびコメント記入領域213を有する。
指示情報領域212は、オペレータによる指示情報を記録する領域であり、
(a)色変更の有無
(b)オペレータによる再記入の要否
(c)手入力による属性値の付与の要否
の各記入項目が付与されている。
なお、情報処理装置による出力紙ドキュメント203には全てドキュメント識別子としてのIDが設定され、ID情報が記録されている。このID情報はスキャナ読み取りの際に取得され、情報処理装置において、スキャナによって取得された情報がどのドキュメントの情報であるかが確認される。
紙ドキュメント203に対して、オペレータは、マーカーを適用した追記処理、すなわち、マーカーによる属性値(マーカー色)付与を実行する。オペレータは、この紙ドキュメント203の左側の原稿領域211に対してマーカー色による属性値設定処理を行うとともに、必要に応じて、紙ドキュメント203の指示情報領域212に必要情報を記録し、またコメント記入領域213にコメントを記入することができる。
図5を参照して、オペレータによる処理例について説明する。オペレータは、図5に示す紙ドキュメント203に対して属性値(マーカー色)付与および、指示情報データ部に対して必要情報の書き込みを実行する。その結果の一例が、記入済みドキュメント204である。
記入済みドキュメント204は、原稿領域221、指示情報領域222、およびコメント記入領域223を有し、原稿領域には、オペレータによって、所定のルール、すなわち、情報内容と属性値(マーカー色)との対に基づくマーカー色の設定がなされる。
さらに、指示情報領域222には、オペレータによる指示情報が記入される。指示情報領域222には、
(a)色変更の有無として、黄色のマーカー付与が設定されていた情報カテゴリについて、マーカーの色を変更(黄→青)に変更したこと、
(b)オペレータによる再記入の要否において、オペレータによる再記入が必要であることが記録されている。
また、コメント記入領域223には、緑のマーカー部分が、属性値の付与ができない領域であるとのコメントが記録されている。
これらのデータが記録された記入済みドキュメント204は、スキャナ241によって読み取られ、情報処理装置300に入力される。情報処理装置300は、これらの入力情報の解析を実行する。
情報処理装置300による記入済みドキュメント204の情報解析処理例について、図6を参照して説明する。まず情報処理装置は、記入済みドキュメント204の指示情報領域222に記録された情報を読み取る。なお、図6には、1つのページの記入済みドキュメント204を示してあるが、複数ページのドキュメントについては、各ページが同様の構成を有し、各ページからの情報読み取りを行なう。
情報処理装置は、記入済みドキュメント204の指示情報領域222に記録された情報に基づいて、オペレータ再記入の指定のあるページのみを選択し、その選択ページのみについて、再度、オペレータによる属性値記入のためのドキュメントを出力する。出力ドキュメントは、マーカーによる記入のない紙ドキュメント231であり、図4を参照して説明した初期の紙ドキュメント203と同様の設定を持つ。この処理によって、再記入の必要なページのみが効率的に選択され出力される。なお、すべてのドキュメントにはIDが設定されており、情報処理装置はIDに基づいてドキュメント選択を実行可能である。
さらに、情報処理装置記入済みドキュメント204のコメント記入欄223の情報に基づいて、属性抽出が不可とされたコメントなど、再処理の必要な情報であると判断した場合、再度、オペレータによる属性値記入のためのドキュメントを出力する。出力ドキュメントは、マーカーによる記入のない紙ドキュメント231である。この場合、コメント欄には、情報処理装置記入済みドキュメント204のコメント記入欄223の情報を記録して出力する構成とする。この処理により、オペレータは、再処理の必要な理由を把握することができ、適切な対処を行なうことができる。
次に、図7〜図9を参照して、本発明の情報処理装置において実行するオペレータに対する評価処理およびオペレーション指示書の生成処理例について説明する。ドキュメントに対する属性値(マーカー色)付与処理は、人(オペレータ)によって実行される処理であり、様々なミスが発生する。本発明の情報処理装置では、このようなミスについての解析を実行し、オペレータに対してフィードバックすることを可能とする。
図7に示すドキュメント251は、属性値(マーカー色)の付与処理の対象となるドキュメント251であり、オペレータはこのドキュメントに対して、指定ルールに従って、属性値(マーカー色)の付与処理を実行して、記入済みドキュメント252を生成する。
情報処理装置300は、この記入済みドキュメント252を、スキャナ241を介してデータ入力し、オペレータによる属性値(マーカー色)の付与処理の評価を実行する。図8を参照して評価処理例について説明する。
情報処理装置300は、記入済みドキュメント252に基づいて、例えば、図8に示す評価およびオペレーション指示情報271を生成する。評価およびオペレーション指示情報271は、例えば、以下の情報によって構成される。
A:文字抽出/OCR精度が低い
1.マーカー記入部分の文字認識率が低い
→(指示)ペン色変更をメッセージ、指示項目表示
2.マーカー記入部分に文字列がない、少ない
→(指示)マーカー記入の箇所を正確に
→(指示)地肌部のマーカー記入注意
→(指示)行またがりのマーカー記入注意
B:色数が指定と異なる
1.色数が指定より多い
→(指示)記入時の色ムラ注意のメッセージ
2.色数が指定より少ない
→(指示)記入し忘れ属性提示、指示項目表示
C:属性不一致
1.属性−属性値の合致度が低い
→(指示)対応属性誤りを警告
上記の評価およびオペレーション指示情報中(指示)として記録された情報は、評価に基づく対応策として、予め情報処理装置内の記憶部に記録された情報であり、情報処理装置300は、評価情報に対応する指示情報を情報処理装置内の記憶部から選択する。
情報処理装置は、オペレータが属性値付与を実行するドキュメントに対して、これらの評価に基づくオペレーション指示情報を添付して出力する。このオペレーション指示情報を伴うドキュメントの生成処理例について、図9を参照して説明する。
図9に示す情報処理装置300は、図9に示す評価およびオペレーション指示情報271に基づいて、図9に示すオペレーション指示情報を添付したドキュメント281を生成してプリンタ302を介して出力する。
ドキュメント281は、マーカーによる属性値付与対象のドキュメントを記録した原稿領域282と、オペレーション指示情報領域283によって構成される。オペレーション指示情報領域283には、前述の評価およびオペレーション指示情報271の生成時に生成した指示情報が記録される。例えば、属性値に対応するマーカー色の変更情報の要否情報を含む指示情報が記録される。オペレータはこれらの指示情報を確認して、マーカーによる属性値付与を行なう。この指示処理よって、過去に実行されたミスの再発を効率的に防止することができる。
次に、本発明の情報処理装置の構成について説明する。図10は、本発明の情報処理装置の第1構成例を示すブロック図である。この情報処理装置400は、先に図4〜図6を参照して説明した処理を実行する情報処理装置である。
情報処理装置400は、スキャナ401または記憶部402からデータ入力を行なうデータ入力手段403、データ入力手段403から入力データを受け取り、データ合成処理を実行するデータ合成手段404、データ合成手段404の生成したデータを出力するデータ出力手段405を有する。データ出力手段405は、先に、図4〜図6を参照して説明したドキュメント410、すなわち、属性値(マーカー色)の付与対象としての原稿領域411と、指示情報領域412と、コメント領域413を有する。
データ入力手段403は、スキャナ401または記憶部402から属性値(マーカー色)の付与対象としてのドキュメントを入力し、さらに、ドキュメント410の指示情報領域412に記録すべき指示情報データを記憶部402から入力して、データ合成手段404に出力する。
データ合成手段404は、属性値(マーカー色)の付与対象としてのドキュメントデータと、指示情報データとを合成したデータを生成する。データ合成手段404は、原稿データの各ページに、ページ対応の指示情報データを設定し、例えば、属性値に対応するマーカー色の変更情報、属性値付与の再処理の要否情報を含む指示情報を含む合成ドキュメントを生成する。データ出力手段405は、データ合成手段404の生成したデータを出力する。この結果、属性値(マーカー色)の付与対象としての原稿領域411と、指示情報領域412と、コメント領域413を有するドキュメント410が生成されて出力される。
指示情報領域412は、オペレータによる指示情報が記録された領域であり、
(a)色変更の有無
(b)オペレータによる再記入の要否
(c)手入力による属性値の付与の要否
の各記入項目が付与されている。なお、情報処理装置による出力ドキュメント410には全てドキュメント識別子としてのIDが設定され、ID情報が記録されている。このID情報はスキャナ読み取りの際に取得され、情報処理装置において、スキャナによって取得された情報がどのドキュメントの情報であるかが確認される。
オペレータは、ドキュメント410に対して、マーカーを適用した追記処理、すなわち、マーカーによる属性値(マーカー色)付与を実行する。オペレータは、この紙ドキュメント410の原稿領域411に対してマーカー色による属性値設定処理を行うとともに、必要に応じて、指示情報領域412に必要情報を記録し、またコメント記入領域413にコメントを記入することができる。
図10を参照して説明した情報処理装置における処理シーケンスについて、図11に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS101において、属性値(マーカー色)の付与対象としてのドキュメントデータを入力する。ステップS102において、記録すべき指示情報データを記憶部から入力する。
ステップS103において、データ合成手段404が、属性値(マーカー色)の付与対象としてのドキュメントデータと、指示情報データとを合成したデータを生成する。ステップS104において、データ出力手段405が、データ合成手段404の生成したデータを出力する。この結果、属性値(マーカー色)の付与対象としての原稿領域と、指示情報領域と、コメント領域を有するドキュメントが生成されて出力される。
次に、図12を参照して本発明の情報処理装置の第2構成例について説明する。図12に示す情報処理装置420は、先に図7〜図9を参照して説明した処理を実行する情報処理装置である。
情報処理装置420は、スキャナ421または記憶部422からデータ入力を行なうデータ入力手段423、データ入力手段423から入力データを受け取り、データ評価、解析処理を実行するデータ評価、解析手段424、データ評価、解析手段424の評価情報に基づいて、オペレータ指示情報を生成するオペレータ指示情報生成手段425、オペレータ指示情報生成手段425の生成した指示情報と、スキャナ421または記憶部422から入力する処理対象ドキュメントとのデータ合成処理を実行するデータ合成手段426、データ合成手段426の生成したデータを出力するデータ出力手段427を有する。データ出力手段427は、先に、図7〜図9を参照して説明したドキュメント430を出力する。すなわち、属性値(マーカー色)の付与対象としての原稿領域431と、評価結果に基づいて生成されたオペレーション指示情報を記録したオペレーション指示情報領域432を有するドキュメント430を出力する。
データ入力手段423は、スキャナ421または記憶部422から属性値(マーカー色)の付与処理の済んだ記録済みドキュメントを入力し、データ評価、解析手段424に出力する。データ評価、解析手段424は、記録済みドキュメントに基づいて、記録された属性値(マーカー色)の設定状況を解析して評価処理を行なう。
評価情報は、オペレータ指示情報生成手段425に入力される。オペレータ指示情報生成手段425は、予め規定の評価情報に対応付けられた指示情報を情報処理装置内の記憶部から取得して、オペレータ指示情報を生成する。この生成指示情報は、データ合成手段426に入力される。
データ合成手段426は、オペレータ指示情報生成手段425の生成した指示情報と、スキャナ421または記憶部422から入力する処理対象ドキュメントとのデータ合成処理を実行する。例えば、属性値に対応するマーカー色の変更情報の要否情報を含む指示情報が記録された指示情報を含む合成ドキュメントを生成する。データ合成手段426の生成したデータは、データ出力手段427において出力される。データ出力手段427は、先に、図7〜図9を参照して説明したドキュメント430を出力する。すなわち、属性値(マーカー色)の付与対象としての原稿領域431と、評価結果に基づいて生成されたオペレーション指示情報を記録したオペレーション指示情報領域432を有するドキュメント430を出力する。
オペレーション指示情報領域には、評価に基づくオペレーション指示情報が記録される。オペレータはこれらの指示情報を確認して、マーカーによる属性値付与を行なう。この指示処理よって、過去に実行されたミスの再発を効率的に防止することができる。
図12を参照して説明した情報処理装置における処理シーケンスについて、図13に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS201において、スキャナまたは記憶部から属性値(マーカー色)の付与処理の済んだ記録済みドキュメントを入力する。ステップS202において、データ評価、解析手段424において記録済みドキュメントの評価処理、すなわち、記録された属性値(マーカー色)の設定状況の解析による評価処理を行なう。
ステップS203において、オペレータ指示情報生成手段425は、予め規定の評価情報に対応付けられた指示情報を情報処理装置内の記憶部から取得して、オペレータ指示情報を生成する。ステップS205において、この生成指示情報が、データ合成手段426に入力される。ステップS206において、データ合成手段426は、オペレータ指示情報生成手段425の生成した指示情報と、スキャナ421または記憶部422から入力する処理対象ドキュメントとのデータ合成処理を実行する。
ステップS207において、データ合成手段426の生成したデータが、データ出力手段427において出力される。この出力ドキュメントは、属性値(マーカー色)の付与対象としての原稿領域と、評価結果に基づいて生成されたオペレーション指示情報を記録したオペレーション指示情報領域を有するドキュメントである。
最後に、図14を参照して、本発明の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図14に示す構成は、例えばPCなどによって構成される情報処理装置であり、スキャナ等のデータ読み取り部531と、プリンタなどのデータ出力部532を備えたハード構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)501は、上述の実施例において説明した各種のデータ処理、すなわちデータ合成処理、データ評価、解析処理、指示情報生成処理、出力情報生成処理等の各処理の実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムに従った処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)502は、CPU501が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)503は、CPU501の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス504により相互に接続されている。
ホストバス504は、ブリッジ505を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス506に接続されている。
キーボード508、ポインティングデバイス509は、ユーザにより操作される入力デバイスである。ディスプレイ510は、液晶表示装置またはCRT(Cathode Ray Tube)などから成り、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)511は、ハードディスクを内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU501によって実行するプログラムや情報を記録または再生させる。ハードディスクは、入力されたドキュメントや、属性値付与ドキュメントデータ、指示データ、評価情報などを格納する。さらに、各種のデータ処理プログラム等、各種コンピュータ・プログラムが格納される。
ドライブ512は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体521に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、インタフェース507、外部バス506、ブリッジ505、およびホストバス504を介して接続されているRAM503に供給する。リムーバブル記録媒体521も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート514は、外部接続機器522を接続するポートであり、USB,IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート514は、インタフェース507、および外部バス506、ブリッジ505、ホストバス504等を介してCPU501等に接続されている。通信部515は、ネットワークに接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部531は、ドキュメントの読み取り処理を実行し、データ出力部532は、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図14に示す情報処理装置のハードウェア構成例は、1つの装置例を示すものであり、本発明の情報処理装置は、図14に示す構成に限らず、上述した実施例において説明した処理を実行可能な構成であればよい。
以上、特定の実施例を参照しながら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
なお、明細書中において説明した一連の処理はハードウェア、またはソフトウェア、あるいは両者の複合構成によって実行することが可能である。ソフトウェアによる処理を実行する場合は、処理シーケンスを記録したプログラムを、専用のハードウェアに組み込まれたコンピュータ内のメモリにインストールして実行させるか、あるいは、各種処理が実行可能な汎用コンピュータにプログラムをインストールして実行させることが可能である。
例えば、プログラムは記録媒体としてのハードディスクやROM(Read Only Memory)に予め記録しておくことができる。あるいは、プログラムはフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory),MO(Magneto optical)ディスク,DVD(Digital Versatile Disc)、磁気ディスク、半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記録)しておくことができる。このようなリムーバブル記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
なお、プログラムは、上述したようなリムーバブル記録媒体からコンピュータにインストールする他、ダウンロードサイトから、コンピュータに無線転送したり、LAN(Local Area Network)、インターネットといったネットワークを介して、コンピュータに有線で転送し、コンピュータでは、そのようにして転送されてくるプログラムを受信し、内蔵するハードディスク等の記録媒体にインストールすることができる。
なお、明細書に記載された各種の処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。また、本明細書においてシステムとは、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置が同一筐体内にあるものには限らない。
以上、説明したように、本発明の構成によれば、文書ドキュメントの各領域に属性値を付与し、属性値を付与したドキュメント画像から属性を取得し、これらの取得属性に基づくドキュメント対応のインデックスを設定したデータ処理、あるいはデータベース化処理を行なう情報処理構成において、例えば各種のマーカー色によって属性値を付与する処理における指示情報、評価情報を活用し、属性値の付与処理を実行するオペレータに対して適切な指示を提供可能としたので、例えば再処理を行なう際に、前回と同じミスの発生を防止し、さらに新たな処理における注意事項などを知ることが可能となり、効率的で正確なインデックス付与およびドキュメントデータ管理処理が実現される。
追記部インデックス化処理を利用したドキュメントに対するデータ処理の一般的処理例について説明する図である。 追記部インデックス化処理を利用したインデックス設定例について説明する図である。 追記部インデックス化処理を利用したドキュメントに対するデータ処理の一般的処理例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する追記部インデックス化処理を利用したドキュメントに対するデータ処理例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する追記部インデックス化処理を利用したドキュメントに対するデータ処理例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する追記部インデックス化処理を利用したドキュメントに対するデータ処理例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する追記部インデックス化処理を利用したドキュメントに対するデータ処理例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する追記部インデックス化処理を利用したドキュメントに対するデータ処理例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する追記部インデックス化処理を利用したドキュメントに対するデータ処理例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の構成例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理のシーケンスを説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置の構成例について説明する図である。 本発明の情報処理装置の実行する処理のシーケンスを説明するフローチャートを示す図である。 本発明の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する図である。
符号の説明
11 原本ドキュメント
12 第1追記ドキュメント
51 情報処理装置
52 プリンタ
53 スキャナ
54 データベース
71 ドキュメントデータファイル
101 ドキュメント
102 マーカー追記ドキュメント
103 マーカー記録データ
104 インデックスデータ
201 ドキュメント
202 指示情報データ
203 紙ドキュメント
211 原稿領域
212 指示情報領域
213 コメント記入領域
221 原稿領域
222 指示情報領域
223 コメント記入領域
231 紙ドキュメント
241 スキャナ
251 ドキュメント
252 記入済みドキュメント
271 オペレーション指示情報
281 ドキュメント
282 原稿領域
283 オペレーション指示情報領域
300 情報処理装置
302 プリンタ
400 情報処理装置
401 スキャナ
402 記憶部
403 データ入力手段
404 データ合成手段
405 データ出力手段
410 ドキュメント
411 原稿領域
412 指示情報領域
413 コメント記入領域
420 情報処理装置
421 スキャナ
422 記憶部
423 データ入力手段
424 データ評価、解析手段
425 オペレータ指示情報生成手段
426 データ合成手段
427 データ出力手段
430 ドキュメント
431 原稿領域
432 オペレータ指示情報領域
501 CPU(Central Processing Unit)
502 ROM(Read-Only-Memory)
503 RAM(Random Access Memory)
504 ホストバス
505 ブリッジ
506 外部バス
507 インタフェース
508 キーボード
509 ポインティングデバイス
510 ディスプレイ
511 HDD(Hard Disk Drive)
512 ドライブ
514 接続ポート
515 通信部
521 リムーバブル記録媒体
522 外部接続機器
531 データ読み取り部
532 データ出力部

Claims (16)

  1. 属性値設定対象となる原稿データを入力し、属性値設定に関する指示情報データを記憶部から取得して、前記原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成するデータ合成手段と、
    前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力するデータ出力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記データ合成手段は、
    前記原稿データの各ページに、ページ対応の指示情報データを設定した合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記データ合成手段は、
    属性値に対応するマーカー色の変更情報、および属性値付与の再処理の要否の少なくともいずれかの情報を含む指示情報データを含む合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記データ合成手段は、
    コメント記入欄を設定した合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. マーカーによる属性値の設定されたマーカー記入済み原稿データを入力し、該マーカー記入済み原稿データについての属性値付与状況の解析および評価を実行するデータ評価手段と、
    前記データ評価手段における評価情報に基づいて、指示情報データを生成する指示情報生成手段と、
    属性値設定対象となる原稿データを入力し、該原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成するデータ合成手段と、
    前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力するデータ出力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記指示情報生成手段は、
    前記データ評価手段における評価情報に基づいて、情報処理装置の記憶部に登録された評価情報対応の指示情報を選択する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記データ合成手段は、
    属性値に対応するマーカー色の変更情報の要否情報を有する指示情報データを含む合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置において、ドキュメント生成処理を実行する情報処理方法であり、
    データ合成手段において、属性値設定対象となる原稿データを入力し、属性値設定に関する指示情報データを記憶部から取得し、前記原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成するデータ合成ステップと、
    データ出力手段において、前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力するデータ出力ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 前記データ合成ステップは、
    前記原稿データの各ページに、ページ対応の指示情報データを設定した合成ドキュメントを生成するステップであることを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 前記データ合成ステップは、
    属性値に対応するマーカー色の変更情報、および属性値付与の再処理の要否の少なくともいずれかの情報を含む指示情報データを含む合成ドキュメントを生成するステップであることを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  11. 前記データ合成ステップは、
    コメント記入欄を設定した合成ドキュメントを生成するステップであることを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  12. 情報処理装置において、ドキュメント生成処理を実行する情報処理方法であり、
    データ評価手段において、マーカーによる属性値の設定されたマーカー記入済み原稿データを入力し、該マーカー記入済み原稿データについての属性値付与状況の解析および評価を実行するデータ評価ステップと、
    指示情報生成手段において、前記データ評価手段における評価情報に基づいて、指示情報データを生成する指示情報生成ステップと、
    データ合成手段において、属性値設定対象となる原稿データを入力し、該原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成するデータ合成ステップと、
    データ出力手段において、前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力するデータ出力ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  13. 前記指示情報生成ステップは、
    前記データ評価手段における評価情報に基づいて、情報処理装置の記憶部に登録された評価情報対応の指示情報を選択する処理を実行するステップであることを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記データ合成ステップは、
    属性値に対応するマーカー色の変更情報の要否情報を有する指示情報データを含む合成ドキュメントを生成する構成であることを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  15. 情報処理装置において、ドキュメント生成処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    データ合成手段において、属性値設定対象となる原稿データを入力し、属性値設定に関する指示情報データを記憶部から取得し、前記原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成させるデータ合成ステップと、
    データ出力手段において、前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力させるデータ出力ステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  16. 情報処理装置において、ドキュメント生成処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
    データ評価手段において、マーカーによる属性値の設定されたマーカー記入済み原稿データを入力し、該マーカー記入済み原稿データについての属性値付与状況の解析および評価を実行させるデータ評価ステップと、
    指示情報生成手段において、前記データ評価手段における評価情報に基づいて、指示情報データを生成させる指示情報生成ステップと、
    データ合成手段において、属性値設定対象となる原稿データを入力し、該原稿データと前記指示情報データを合成した合成ドキュメントを生成させるデータ合成ステップと、
    データ出力手段において、前記合成手段の生成した合成ドキュメントを出力させるデータ出力ステップと、
    を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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