JP2023096375A - 光ネットワークシステム、光伝送方法および通信装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、光ネットワークシステム、光伝送方法および通信装置に関する。
従来のモバイルフロントホールネットワークは1.3μm帯もしくは1.5μm帯で、いずれも波長が固定された強度変調・直接検波方式またはそれを実装したトランシーバーが端末側および基地局側で用いられる。
また、最近発表されているインフェネラ社のXR opticsでは、波長可変の1.5μm帯のコヒーレント変復調方式またはそれを実装したトランシーバーが端末側および基地局側で用いられる場合を想定している。
なお、光ネットワークについて様々な開発が為されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、最近発表されているインフェネラ社のXR opticsでは、波長可変の1.5μm帯のコヒーレント変復調方式またはそれを実装したトランシーバーが端末側および基地局側で用いられる場合を想定している。
なお、光ネットワークについて様々な開発が為されている(例えば、特許文献1参照。)。
S.Savory,"Digital coherent optical receivers:Algorithms and subsystems",IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics,vol.16,no.5,pp.1164-1179,2010
K.Kikuchi,"Fundamentals of Coherent Optical Fiber Communications",IEEE/OSA Journal of Lightwave Technology,vol.34,no.1,pp.157-179,2016
ITU-T Recommendation G.975.1,"Forward error correction for high bit-rate DWDM submarine systems"
しかしながら、従来の技術では、トランシーバーの機能が固定されていたため、多種多様な形式の信号(例えば、無線信号)に対応することが不可能であった。
本開示の実施形態は、このような事情に鑑み、多種多様な形式の信号に対応することが可能な光ネットワークシステム、光伝送方法および通信装置を提供する。
本開示の一態様は、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する光ネットワークシステムであって、前記第1端末の第1サブキャリアと前記第2端末の第2サブキャリアを含む複数のサブキャリアが多重化されたサブキャリア多重信号を光信号により送受信する通信装置を備え、前記通信装置は、波長領域のサブキャリア単位で多重化を実行する処理と、サブキャリア多重化されたサブキャリア多重信号をコヒーレント受信器により一括で受信する処理と、を行う、光ネットワークシステムである。
本開示の一態様は、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する光ネットワークシステムにおける光伝送方法であって、前記第1端末の第1サブキャリアと前記第2端末の第2サブキャリアを含む複数のサブキャリアが多重化されたサブキャリア多重信号を光信号により送受信する通信装置を備え、前記通信装置は、波長領域のサブキャリア単位で多重化を実行する処理と、サブキャリア多重化されたサブキャリア多重信号をコヒーレント受信器により一括で受信する処理と、を行う、光伝送方法である。
本開示の一態様は、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する光ネットワークシステムにおける通信装置であって、前記第1端末の第1サブキャリアと前記第2端末の第2サブキャリアを含む複数のサブキャリアが多重化されたサブキャリア多重信号を光信号により送受信し、波長領域のサブキャリア単位で多重化を実行する処理と、サブキャリア多重化されたサブキャリア多重信号をコヒーレント受信器により一括で受信する処理と、を行う、通信装置である。
上記した光ネットワークシステム、光伝送方法および通信装置によれば、多種多様な形式の信号に対応することが可能である。
本開示の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[通信システム]
図1は、実施形態に係る通信システム1の概略的な構成例を示す図である。
通信システム1は、基地局(基地局装置)となるMEC(Multi-access Edge Computing)サーバー11を備える。
また、図1には、他のMECサーバー42、43も示してある。
図1は、実施形態に係る通信システム1の概略的な構成例を示す図である。
通信システム1は、基地局(基地局装置)となるMEC(Multi-access Edge Computing)サーバー11を備える。
また、図1には、他のMECサーバー42、43も示してある。
通信システム1は、モバイルバックホールの側の構成部として、セントラルオフィス41と、オーケストレータ61と、広域光ネットワーク71と、を備える。
セントラルオフィス41は、複数のMECサーバー11、42、43と接続されているとともに、広域光ネットワーク71と接続されている。
オーケストレータ61は、MECサーバー11、42、43およびセントラルオフィス41などを統括的に制御する。オーケストレータ61により、例えば、機能追加または機能削減などのようなシステム再構成が可能である。
セントラルオフィス41は、複数のMECサーバー11、42、43と接続されているとともに、広域光ネットワーク71と接続されている。
オーケストレータ61は、MECサーバー11、42、43およびセントラルオフィス41などを統括的に制御する。オーケストレータ61により、例えば、機能追加または機能削減などのようなシステム再構成が可能である。
通信システム1は、MECサーバー11に対するモバイルフロントホールの側の構成部として、ノード21と、複数の端末(端末装置)31~34と、を備える。
図1の例では、モバイルフロントホールの側で光伝送が用いられており、ノード21が波長クロスコネクト(WXC:Wavelength Cross Connect)である場合を示しているが、ノード21は他の構成であってもよい。ノード21は、例えば、光カプラあるいは波長フィルタなどを用いて構成されてもよい。
また、図1には、他のMECサーバー43に対するモバイルフロントホールの側の構成部として、ノード81、82および複数の端末(端末装置)51~54を示してある。
図1の例では、モバイルフロントホールの側で光伝送が用いられており、ノード21が波長クロスコネクト(WXC:Wavelength Cross Connect)である場合を示しているが、ノード21は他の構成であってもよい。ノード21は、例えば、光カプラあるいは波長フィルタなどを用いて構成されてもよい。
また、図1には、他のMECサーバー43に対するモバイルフロントホールの側の構成部として、ノード81、82および複数の端末(端末装置)51~54を示してある。
<MECサーバーおよびモバイルフロントホールの構成例>
MECサーバー11およびそのモバイルフロントホールの側の構成例を示す。
なお、当該構成例は、他のMECサーバー(例えば、MECサーバー42、43)およびそのモバイルフロントホールの側の構成に適用されてもよい。
MECサーバー11およびそのモバイルフロントホールの側の構成例を示す。
なお、当該構成例は、他のMECサーバー(例えば、MECサーバー42、43)およびそのモバイルフロントホールの側の構成に適用されてもよい。
MECサーバー11は、仮想ハードウェア111と、物理ハードウェア112と、モバイルフロントホールの側のトランシーバー171と、モバイルバックホールの側のトランシーバー181と、を備える。
トランシーバー171およびトランシーバー181は、外部との通信(送受信)を行う機能を有している。
ここで、トランシーバー171およびトランシーバー181は、それぞれ、MECサーバー11の機能部として一体で備えられてもよく、あるいは、MECサーバー11とは別の機能部として構成されてMECサーバー11に取り付けられてもよい。
また、物理ハードウェア112は、例えば、革新的高速不揮発性メモリを含み、これにより、計算能力の向上と消費電力の低減が実現されている。
物理ハードウェア112は、例えば、プログラマブルな構成であってもよい。
ここで、トランシーバー171およびトランシーバー181は、それぞれ、MECサーバー11の機能部として一体で備えられてもよく、あるいは、MECサーバー11とは別の機能部として構成されてMECサーバー11に取り付けられてもよい。
また、物理ハードウェア112は、例えば、革新的高速不揮発性メモリを含み、これにより、計算能力の向上と消費電力の低減が実現されている。
物理ハードウェア112は、例えば、プログラマブルな構成であってもよい。
仮想ハードウェア111は、MECマネジャー(MEC Manager)131を備える。
MECマネジャー131は、例えば、制御API(Application Programming Interface)を用いて構成されてもよい。
仮想ハードウェア111は、仮想中央ユニット(vCU)と、仮想分散ユニット(vDU)と、を有する。
MECマネジャー131は、例えば、制御API(Application Programming Interface)を用いて構成されてもよい。
仮想ハードウェア111は、仮想中央ユニット(vCU)と、仮想分散ユニット(vDU)と、を有する。
MECマネジャー131は、MECサーバー11の各部を制御し、例えば、送受信処理ソフトウェアを制御する。
送受信処理ソフトウェアと、物理ハードウェア112とは、超高速処理でやり取りを行う。
送受信処理ソフトウェアは、サブキャリア合分波処理およびディジタル領域合分波処理を含む合分波処理151の機能と、ディジタル領域送受信処理152の機能と、アプリケーションスタック153の機能と、を含む。
ここで、送受信処理ソフトウェアでは、アプリケーションと連動したソフトウェアの運用が行われる。
送受信処理ソフトウェアと、物理ハードウェア112とは、超高速処理でやり取りを行う。
送受信処理ソフトウェアは、サブキャリア合分波処理およびディジタル領域合分波処理を含む合分波処理151の機能と、ディジタル領域送受信処理152の機能と、アプリケーションスタック153の機能と、を含む。
ここで、送受信処理ソフトウェアでは、アプリケーションと連動したソフトウェアの運用が行われる。
本実施形態では、CPRI(Common Public Radio Interface)のサブキャリア、eCPRIのサブキャリア、および、アナログ型のRoF(Radio over Fiber)であるアナログRoF(ARoF)のサブキャリアが用いられる場合を示す。
MECサーバー11では、単一のトランシーバー171によって、あらゆる種別の信号を収容することが可能な構成となっている。
MECサーバー11では、多様な形式の信号をソフトウェアにより一括で送受信することが可能である。
MECサーバー11では、多様な形式の信号をソフトウェアにより一括で送受信することが可能である。
本実施形態では、MECサーバー11は、ディジタルコヒーレント信号と、CPRI向けまたはeCPRI向けの信号について、サブキャリア多重および一括変調方式の通信を行う機能を有する。
ここで、ディジタルコヒーレント信号としては、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、あるいは、ナイキスト(Nyquist) DP(Dual Polarization)-mQAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの信号が用いられてもよい。なお、mQAMのmはシンボル数を表す。
また、CPRI向けまたはeCPRI向けの信号としては、例えば、10G/25G NRZ(Non-Return-to-Zero)-OOK(On-Off Keying)などの信号が用いられてもよい。
ここで、ディジタルコヒーレント信号としては、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、あるいは、ナイキスト(Nyquist) DP(Dual Polarization)-mQAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの信号が用いられてもよい。なお、mQAMのmはシンボル数を表す。
また、CPRI向けまたはeCPRI向けの信号としては、例えば、10G/25G NRZ(Non-Return-to-Zero)-OOK(On-Off Keying)などの信号が用いられてもよい。
MECサーバー11と各端末31~34とは、ノード21を介して、光信号を送受信する。
MECサーバー11は、コヒーレント信号だけでなく、他の信号(例えば、CPRIの信号、eCPRIの信号、ARoFの信号)も混在する光信号(サブキャリア多重信号)を送受信する。
MECサーバー11は、例えば、1台の受信器(共通の受信器)でサブキャリア多重信号を一括受信し、ディジタル処理により各サブキャリアを分波(分離)する。
また、MECサーバー11は、例えば、ディジタル処理により複数のサブキャリアを合波(合成)してサブキャリア多重信号を生成し、1台の送信器(共通の送信器)で当該サブキャリア多重信号を送信する。
MECサーバー11は、コヒーレント信号だけでなく、他の信号(例えば、CPRIの信号、eCPRIの信号、ARoFの信号)も混在する光信号(サブキャリア多重信号)を送受信する。
MECサーバー11は、例えば、1台の受信器(共通の受信器)でサブキャリア多重信号を一括受信し、ディジタル処理により各サブキャリアを分波(分離)する。
また、MECサーバー11は、例えば、ディジタル処理により複数のサブキャリアを合波(合成)してサブキャリア多重信号を生成し、1台の送信器(共通の送信器)で当該サブキャリア多重信号を送信する。
MECサーバー11において、サブキャリア分波処理では、例えば、プログラマブルな高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)の機能が用いられてもよい。
MECサーバー11において、サブキャリア合波処理では、例えば、プログラマブルな逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)の機能が用いられてもよい。
MECサーバー11において、サブキャリア合波処理では、例えば、プログラマブルな逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)の機能が用いられてもよい。
MECサーバー11と各端末31~34では、それぞれ、各サブキャリアを通信するためのローカル周波数を切り替えることなどにより、各サブキャリアの波長を切り替えることが可能である。これにより、光信号(サブキャリア多重信号)における各サブキャリアの配置が可変に調整され得る。
図2は、実施形態に係る通信波(サブキャリア多重信号)の一例を示す図である。
当該通信波は、モバイルフロントホールの側で通信される光信号の例である。
図2に示されるグラフでは、横軸は波長を表しており、縦軸はレベルを表している。
図2の例では、4個のサブキャリア信号1011~1014が多重化されている。
図2の例では、サブキャリア信号1011およびサブキャリア信号1014はeCPRIの信号であり、サブキャリア信号1012はCPRIの信号であり、サブキャリア信号1013はARoFの信号である。
図2の例では、それぞれのサブキャリア信号1011~1014が異なる波長の帯域(周波数帯域)に配置されている。
当該通信波は、モバイルフロントホールの側で通信される光信号の例である。
図2に示されるグラフでは、横軸は波長を表しており、縦軸はレベルを表している。
図2の例では、4個のサブキャリア信号1011~1014が多重化されている。
図2の例では、サブキャリア信号1011およびサブキャリア信号1014はeCPRIの信号であり、サブキャリア信号1012はCPRIの信号であり、サブキャリア信号1013はARoFの信号である。
図2の例では、それぞれのサブキャリア信号1011~1014が異なる波長の帯域(周波数帯域)に配置されている。
本実施形態では、モバイルフロントホールの側では、サブキャリア変調により、複数のアンテナユニット(RU:Radio Unit)の信号を一括して収容することが可能である。
また、本実施形態では、各サブキャリアの帯域および変調方式は可変である。
また、本実施形態では、各サブキャリアの帯域および変調方式は可変である。
このように、本実施形態では、モバイルフロントホール向けのソフトウェア光伝送を実現することができる。
通信システム1では、1つのMECサーバー11と複数の端末31~34との間で光信号を通信することが可能である。MECサーバー11は、サブキャリア多重信号を通信する。
例えば、MECサーバー11およびそのモバイルフロントホールにおいて、MECサーバー11では、送受信信号の処理をソフトウェアで実行することが可能であり、例えば、それぞれの変調方式ごとに異なるアルゴリズムを適用することが可能である。
また、例えば、MECサーバー11およびそのモバイルフロントホールにおいて、適材適所のニーズに合わせた最適化が可能である。これにより、MECサーバー11では、異なる方式あるいは異なる標準などが混在する場合においても、柔軟な帯域割り当てなどが可能である。
なお、従来の技術では、ソフトウェア計算能力の不足により、DSP(Digital Signal Processor)あるいはASIC(Application Specific Integrated Circuit)による信号処理が必要であったが、本実施形態では、このような課題を解消することも可能である。
通信システム1では、1つのMECサーバー11と複数の端末31~34との間で光信号を通信することが可能である。MECサーバー11は、サブキャリア多重信号を通信する。
例えば、MECサーバー11およびそのモバイルフロントホールにおいて、MECサーバー11では、送受信信号の処理をソフトウェアで実行することが可能であり、例えば、それぞれの変調方式ごとに異なるアルゴリズムを適用することが可能である。
また、例えば、MECサーバー11およびそのモバイルフロントホールにおいて、適材適所のニーズに合わせた最適化が可能である。これにより、MECサーバー11では、異なる方式あるいは異なる標準などが混在する場合においても、柔軟な帯域割り当てなどが可能である。
なお、従来の技術では、ソフトウェア計算能力の不足により、DSP(Digital Signal Processor)あるいはASIC(Application Specific Integrated Circuit)による信号処理が必要であったが、本実施形態では、このような課題を解消することも可能である。
<実施形態に係る光ネットワークの概要>
モバイルフロントホール向けのソフトウェア光伝送における光ネットワークについて説明する。
本実施形態に係る光ネットワークでは、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式(強度変調かつ直接検波の方式)と、コヒーレント受信方式とが混在して使用される。
本実施形態に係る光ネットワークでは、例えば、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式のトランシーバーと、コヒーレント受信器と、が混在する。
モバイルフロントホール向けのソフトウェア光伝送における光ネットワークについて説明する。
本実施形態に係る光ネットワークでは、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式(強度変調かつ直接検波の方式)と、コヒーレント受信方式とが混在して使用される。
本実施形態に係る光ネットワークでは、例えば、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式のトランシーバーと、コヒーレント受信器と、が混在する。
ここで、本実施形態に係る1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式およびそのトランシーバーは、既存の1.3μm帯の波長固定の強度変調・直接検波方式およびそのトランシーバーの代わりに置き換えたものである。
強度変調・直接検波方式としては、例えば、NRZ、OOK、RoFなどの方式が用いられてもよい。
トランシーバーとしては、例えば、Full tunable SFP+などが用いられてもよい。
強度変調・直接検波方式としては、例えば、NRZ、OOK、RoFなどの方式が用いられてもよい。
トランシーバーとしては、例えば、Full tunable SFP+などが用いられてもよい。
本実施形態に係る光ネットワークでは、波長領域のサブキャリア単位で多重化を実行する処理(下り伝送の処理)、および、サブキャリア多重化された信号をコヒーレント受信器により一括で受信する処理(上り伝送の処理)が行われる。
当該多重化を実行する機能は、例えば、MECサーバー11に備えられる。
当該コヒーレント受信器は、例えば、MECサーバー11に備えられる。
本実施形態に係る光ネットワークでは、このような処理を行う光伝送方式が用いられる。
本実施形態に係る光ネットワークでは、このような処理を行う装置(例えば、MECサーバー11の装置)を含む。
当該多重化を実行する機能は、例えば、MECサーバー11に備えられる。
当該コヒーレント受信器は、例えば、MECサーバー11に備えられる。
本実施形態に係る光ネットワークでは、このような処理を行う光伝送方式が用いられる。
本実施形態に係る光ネットワークでは、このような処理を行う装置(例えば、MECサーバー11の装置)を含む。
本実施形態に係る光ネットワークでは、コヒーレント受信器(例えば、MECサーバー11のコヒーレント受信器)により一括で受信したサブキャリア信号を(ソフトウェアのみによって)ディジタル領域で分離および復調する処理が行われる。
本実施形態に係る光ネットワークでは、強度変調信号(例えば、NRZまたはOOKなどの信号)の波長を選択するために、ノード21としてWXCのスプリッタを配置している。なお、ノード21としては、例えば、光波長選択スイッチ(WSS:Wavelength Selective Switch)などが用いられてもよい。
本実施形態に係る光ネットワークでは、送信器内のDA(Digital to Analog)変換部または光源を用いて、信号品質の最悪値が最良になるように、サブキャリア周波数を調整する処理が行われる。なお、信号品質の最悪値の代わりに、信号品質の平均値が最良になるように、サブキャリア周波数を調整する処理が行われてもよい。例えば、DA変換部の基準周波数、あるいは、光源の中心周波数の調整によって、サブキャリア周波数が調整されてもよい。
当該送信器は、例えば、端末側のトランシーバーに備えられてもよく、または、MECサーバー11に備えられてもよく、あるいは、これら両方に備えられてもよい。
サブキャリア周波数を調整する処理を行う機能部は、例えば、端末側のトランシーバーに備えられてもよく、または、MECサーバー11に備えられてもよく、あるいは、これら両方に備えられてもよい。
また、サブキャリア周波数を調整する処理は、例えば、MECサーバー11のMECマネジャー131によって制御されてもよい。この場合、MECマネジャー131は、例えば、MECサーバー11におけるサブキャリア周波数を制御する処理、および、各端末におけるサブキャリア周波数を制御する処理を行ってもよい。
なお、サブキャリア周波数は、例えば、上り伝送と下り伝送とで共通であってもよく、あるいは、別々であってもよい。
本実施形態に係る光ネットワークでは、送信器内のDA(Digital to Analog)変換部または光源を用いて、信号品質の最悪値が最良になるように、サブキャリア周波数を調整する処理が行われる。なお、信号品質の最悪値の代わりに、信号品質の平均値が最良になるように、サブキャリア周波数を調整する処理が行われてもよい。例えば、DA変換部の基準周波数、あるいは、光源の中心周波数の調整によって、サブキャリア周波数が調整されてもよい。
当該送信器は、例えば、端末側のトランシーバーに備えられてもよく、または、MECサーバー11に備えられてもよく、あるいは、これら両方に備えられてもよい。
サブキャリア周波数を調整する処理を行う機能部は、例えば、端末側のトランシーバーに備えられてもよく、または、MECサーバー11に備えられてもよく、あるいは、これら両方に備えられてもよい。
また、サブキャリア周波数を調整する処理は、例えば、MECサーバー11のMECマネジャー131によって制御されてもよい。この場合、MECマネジャー131は、例えば、MECサーバー11におけるサブキャリア周波数を制御する処理、および、各端末におけるサブキャリア周波数を制御する処理を行ってもよい。
なお、サブキャリア周波数は、例えば、上り伝送と下り伝送とで共通であってもよく、あるいは、別々であってもよい。
本実施形態に係る光ネットワークでは、信号品質の最悪値が最良になるように、強度変調信号およびコヒーレント信号の送信パワーまたは受信パワーを調整する処理が行われる。なお、信号品質の最悪値の代わりに、信号品質の平均値が最良になるように、強度変調信号およびコヒーレント信号の送信パワーまたは受信パワーを調整する処理が行われてもよい。
ここで、強度変調信号の送信パワーと、強度変調信号の受信パワーと、コヒーレント信号の送信パワーと、コヒーレント信号の受信パワーについて、任意の1以上の調整が行われてもよい。
それぞれのパワーを調整する処理を行う機能部は、例えば、それぞれの端末のトランシーバーに備えられてもよい。
また、それぞれのパワーを調整する処理は、例えば、MECサーバー11のMECマネジャー131によって制御されてもよい。この場合、MECマネジャー131は、例えば、1以上の端末における送信パワーと受信パワーとの一方または両方を制御する処理を行ってもよい。
また、MECサーバー11のMECマネジャー131は、例えば、MECサーバー11における送信パワーと受信パワーとの一方または両方を制御する処理を行ってもよい。
なお、上り伝送と下り伝送とで、送信側の送信パワー(受信側の受信パワー)は、共通であってもよく、あるいは、別々であってもよい。
ここで、強度変調信号の送信パワーと、強度変調信号の受信パワーと、コヒーレント信号の送信パワーと、コヒーレント信号の受信パワーについて、任意の1以上の調整が行われてもよい。
それぞれのパワーを調整する処理を行う機能部は、例えば、それぞれの端末のトランシーバーに備えられてもよい。
また、それぞれのパワーを調整する処理は、例えば、MECサーバー11のMECマネジャー131によって制御されてもよい。この場合、MECマネジャー131は、例えば、1以上の端末における送信パワーと受信パワーとの一方または両方を制御する処理を行ってもよい。
また、MECサーバー11のMECマネジャー131は、例えば、MECサーバー11における送信パワーと受信パワーとの一方または両方を制御する処理を行ってもよい。
なお、上り伝送と下り伝送とで、送信側の送信パワー(受信側の受信パワー)は、共通であってもよく、あるいは、別々であってもよい。
本実施形態に係る光ネットワークでは、信号品質の最悪値が最良になるように、サブキャリアの配置順序を調整する処理が行われる。なお、信号品質の最悪値の代わりに、信号品質の平均値が最良になるように、サブキャリアの配置順序を調整する処理が行われてもよい。
それぞれのサブキャリアの配置順序を調整する処理を行う機能部は、例えば、それぞれの端末のトランシーバーに備えられてもよい。
また、それぞれのサブキャリアの配置順序を調整する処理は、例えば、MECサーバー11のMECマネジャー131によって制御されてもよい。この場合、MECマネジャー131は、例えば、1以上の端末におけるサブキャリアの配置順序(配置の位置)を制御する処理を行ってもよい。
また、MECサーバー11のMECマネジャー131は、例えば、MECサーバー11におけるサブキャリアの配置順序を制御する処理を行ってもよい。
なお、サブキャリアの配置順序は、例えば、上り伝送と下り伝送とで共通であってもよく、あるいは、別々であってもよい。
それぞれのサブキャリアの配置順序を調整する処理を行う機能部は、例えば、それぞれの端末のトランシーバーに備えられてもよい。
また、それぞれのサブキャリアの配置順序を調整する処理は、例えば、MECサーバー11のMECマネジャー131によって制御されてもよい。この場合、MECマネジャー131は、例えば、1以上の端末におけるサブキャリアの配置順序(配置の位置)を制御する処理を行ってもよい。
また、MECサーバー11のMECマネジャー131は、例えば、MECサーバー11におけるサブキャリアの配置順序を制御する処理を行ってもよい。
なお、サブキャリアの配置順序は、例えば、上り伝送と下り伝送とで共通であってもよく、あるいは、別々であってもよい。
本実施形態に係る光ネットワークでは、信号品質の推定に必要な情報を事前に獲得し、獲得した情報を用いて信号品質の最悪値が最良になるように、サブキャリアの条件を調整する処理を行う。なお、信号品質の最悪値の代わりに、信号品質の平均値が最良になるように、サブキャリアの条件を調整する処理が行われてもよい。
ここで、信号品質の推定に必要な情報としては、例えば、クロストークの情報、信号パワーの情報、フィルタ形状の情報などのうちの1以上であってもよい。
また、信号品質の推定に必要な情報を獲得する処理は、例えば、MECサーバー11のMECマネジャー131によって行われてもよい。
また、サブキャリアの条件としては、例えば、サブキャリアの周波数、送信パワーまたは受信パワー、サブキャリアの配置順序などのうちの1以上の条件が用いられてもよい。
ここで、信号品質の推定に必要な情報としては、例えば、クロストークの情報、信号パワーの情報、フィルタ形状の情報などのうちの1以上であってもよい。
また、信号品質の推定に必要な情報を獲得する処理は、例えば、MECサーバー11のMECマネジャー131によって行われてもよい。
また、サブキャリアの条件としては、例えば、サブキャリアの周波数、送信パワーまたは受信パワー、サブキャリアの配置順序などのうちの1以上の条件が用いられてもよい。
本実施形態に係る光ネットワークでは、信号品質の最悪値(または、信号品質の平均値でもよい。)が基準値に達しない場合に、コヒーレント受信器(例えば、MECサーバー11のコヒーレント受信器)において一括で受信したサブキャリア多重信号について、信号対雑音比が高い順に復調(サブキャリアの復調)を実行し、その結果を主信号にフィードバックすることで、信号品質の最悪値(または、信号品質の平均値でもよい。)を向上させるディジタル信号処理を実行する。
例えば、MECサーバー11では、一括受信したサブキャリア多重信号に含まれる複数のサブキャリアのなかで信号対雑音比が高い方から低い方への順に、サブキャリアの復調を行って、復調したサブキャリアを元の主信号(当該復調を行った段階でのサブキャリア多重信号)から除去していってもよい。
例えば、MECサーバー11では、一括受信したサブキャリア多重信号に含まれる複数のサブキャリアのなかで信号対雑音比が高い方から低い方への順に、サブキャリアの復調を行って、復調したサブキャリアを元の主信号(当該復調を行った段階でのサブキャリア多重信号)から除去していってもよい。
[通信システムに含まれる装置の機能ブロックの例]
図3は、実施形態に係る通信システム1のモバイルフロントホール関連部(光ネットワークシステム)201に含まれる装置の機能ブロックの一例を示す図である。
ここで、モバイルフロントホール関連部201の構成は、モバイルフロントホール向けのソフトウェアを用いて光伝送を行う光ネットワークシステムの全体構成の一例である。
図3は、実施形態に係る通信システム1のモバイルフロントホール関連部(光ネットワークシステム)201に含まれる装置の機能ブロックの一例を示す図である。
ここで、モバイルフロントホール関連部201の構成は、モバイルフロントホール向けのソフトウェアを用いて光伝送を行う光ネットワークシステムの全体構成の一例である。
図3には、モバイルフロントホール関連部201として、一括コヒーレント送受信方式のMECサーバー211と、ノード221と、伝送路となる光ファイバ222と、強度変調・直接検波方式のトランシーバー311と、コヒーレント変復調方式のトランシーバー411と、を示してある。
ここで、図3の例では、図示を簡易化するために、2個のトランシーバー311、411を示したが、3個以上のトランシーバーが備えられてもよい。
ここで、図3の例では、図示を簡易化するために、2個のトランシーバー311、411を示したが、3個以上のトランシーバーが備えられてもよい。
MECサーバー211は、図1に示されるMECサーバー11の例である。
また、トランシーバー311およびトランシーバー411は、それぞれ、図1に示される端末に備えられる送受信機能部の例である。
また、ノード221は、図1に示されるノード21の例である。
また、トランシーバー311およびトランシーバー411は、それぞれ、図1に示される端末に備えられる送受信機能部の例である。
また、ノード221は、図1に示されるノード21の例である。
なお、図3の例では、MECサーバー211および各トランシーバー311、411の機能ブロックとして、モバイルフロントホールの通信に関連する機能ブロックのみを示してあり、他の機能ブロックについては図示および説明を省略する。
本実施形態では、MECサーバー211が基地局となり、トランシーバー311、411は端末側に備えられる。
ここで、トランシーバー311は、該当する端末の機能部として一体で備えられてもよく、あるいは、端末とは別の機能部として構成されて端末に取り付けられてもよい。
同様に、トランシーバー411は、該当する端末の機能部として一体で備えられてもよく、あるいは、端末とは別の機能部として構成されて端末に取り付けられてもよい。
また、端末側から基地局側への伝送を上り伝送L1と呼び、基地局側から端末側への伝送を下り伝送L2と呼ぶ。
ここで、トランシーバー311は、該当する端末の機能部として一体で備えられてもよく、あるいは、端末とは別の機能部として構成されて端末に取り付けられてもよい。
同様に、トランシーバー411は、該当する端末の機能部として一体で備えられてもよく、あるいは、端末とは別の機能部として構成されて端末に取り付けられてもよい。
また、端末側から基地局側への伝送を上り伝送L1と呼び、基地局側から端末側への伝送を下り伝送L2と呼ぶ。
上り伝送L1では、それぞれのトランシーバー311、411が信号をノード221に無線送信し、ノード221がこれらの信号を光ファイバ222を介してMECサーバー211に送信する。
下り伝送L2では、MECサーバー211が信号を光ファイバ222を介してノード221に送信し、ノード221が当該信号をそれぞれのトランシーバー311、411に無線送信する。この際、ノード221は、当該信号を分波する機能を有している場合と、当該機能を有していない場合がある。
下り伝送L2では、MECサーバー211が信号を光ファイバ222を介してノード221に送信し、ノード221が当該信号をそれぞれのトランシーバー311、411に無線送信する。この際、ノード221は、当該信号を分波する機能を有している場合と、当該機能を有していない場合がある。
MECサーバー211は、一括変調部231と、DA変換部232と、光源および変調器233と、合分波部241と、コヒーレント受信器251と、AD(Analog to Digital)変換部252と、一括復調部253と、を備える。
強度変調・直接検波方式のトランシーバー311は、変調部331と、光源および変調器332と、合分波部341と、光検出器351と、復調部352と、を備える。
コヒーレント変復調方式のトランシーバー411は、変調部431と、DA変換部432と、光源および変調器433と、合分波部441と、コヒーレント受信器451と、AD変換部452と、復調部453と、を備える。
コヒーレント変復調方式のトランシーバー411は、変調部431と、DA変換部432と、光源および変調器433と、合分波部441と、コヒーレント受信器451と、AD変換部452と、復調部453と、を備える。
ここで、従来のモバイルフロントホールネットワークでは、波長固定の1.3μm帯もしくは1.5μm帯の強度変調・直接検波方式またはそれを実装したトランシーバーが、端末側と基地局側とで用いられている。
これに対して、本実施形態では、端末側に、波長可変の1.5μm帯の強度変調・直接検波方式またはそれを実装したトランシーバーと、波長可変の1.5μm帯のコヒーレント変復調方式またはそれを実装したトランシーバーと、が混在して配置される場合を想定する。また、本実施形態では、基地局では、コヒーレント変復調方式により、混在する形式の光信号を一括して送受信する。
これに対して、本実施形態では、端末側に、波長可変の1.5μm帯の強度変調・直接検波方式またはそれを実装したトランシーバーと、波長可変の1.5μm帯のコヒーレント変復調方式またはそれを実装したトランシーバーと、が混在して配置される場合を想定する。また、本実施形態では、基地局では、コヒーレント変復調方式により、混在する形式の光信号を一括して送受信する。
図3の例では、1本の光ファイバで上り伝送および下り伝送を実行する場合の例を示すが、例えば、上り伝送と下り伝送とで、光ファイバあるいは波長を独立に設ける構成が用いられてもよい。
なお、例えば、現行のモバイルフロントホールネットワークでは、上り伝送に1.3μm帯を使用し、下り伝送に1.5μm帯を使用し、波長が固定された強度変調・直接検波方式またはそれを実装したトランシーバーが適用されている。
なお、例えば、現行のモバイルフロントホールネットワークでは、上り伝送に1.3μm帯を使用し、下り伝送に1.5μm帯を使用し、波長が固定された強度変調・直接検波方式またはそれを実装したトランシーバーが適用されている。
<強度変調方式の上り伝送>
上り伝送に関し、強度変調・直接検波方式のトランシーバー311の動作の例を示す。
強度変調方式の上り伝送では、無線アンテナ(図示せず)から得られる0と1のビット情報が変調部331に渡される。当該ビット情報は変調部331にてシンボル情報に変換される。
例えば、標準化されているCPRI方式あるいはeCPRI方式では、二値の振幅を用いるオン・オフキーイング(OOK)の変調方式が用いられ、将来的にはパルス振幅変調(PAM: Pulse Amplitude Modulation)等の変調方式が用いられることが考えられる。
上り伝送に関し、強度変調・直接検波方式のトランシーバー311の動作の例を示す。
強度変調方式の上り伝送では、無線アンテナ(図示せず)から得られる0と1のビット情報が変調部331に渡される。当該ビット情報は変調部331にてシンボル情報に変換される。
例えば、標準化されているCPRI方式あるいはeCPRI方式では、二値の振幅を用いるオン・オフキーイング(OOK)の変調方式が用いられ、将来的にはパルス振幅変調(PAM: Pulse Amplitude Modulation)等の変調方式が用いられることが考えられる。
変調部331から得られたシンボルは、光源および変調器332を用いて光信号に変換される。
ここで、光源および変調器332の代わりに光源だけが用いられてもよく、例えば、直接変調光源を用いた場合には、変調器を介することなく、シンボルが、直接、光強度に割り当てられる。
光源と変調器とは独立に存在する場合もあるが、これらと等価の機能を集積化した外部変調光源などが利用されてもよい。
また、例えば、アナログRoF伝送では、このようなシンボル変換を介することなく、無線信号が光源および変調器に送られて、無線信号の振幅によって光の強度が変調された光信号が生成される。
ここで、光源および変調器332の代わりに光源だけが用いられてもよく、例えば、直接変調光源を用いた場合には、変調器を介することなく、シンボルが、直接、光強度に割り当てられる。
光源と変調器とは独立に存在する場合もあるが、これらと等価の機能を集積化した外部変調光源などが利用されてもよい。
また、例えば、アナログRoF伝送では、このようなシンボル変換を介することなく、無線信号が光源および変調器に送られて、無線信号の振幅によって光の強度が変調された光信号が生成される。
生成された光信号は、合分波部341を介して、端末から基地局へ送り出される。
ここで、合分波部341では、光カプラ・スプリッタ(光カプラおよびスプリッタ)、光波長フィルタ、あるいは、光サーキュレータなどが用いられてもよい。
ここで、合分波部341では、光カプラ・スプリッタ(光カプラおよびスプリッタ)、光波長フィルタ、あるいは、光サーキュレータなどが用いられてもよい。
<コヒーレント変調方式の上り伝送>
上り伝送に関し、コヒーレント変復調方式のトランシーバー411の動作の例を示す。
コヒーレント変調方式の上り伝送では、無線アンテナ(図示せず)から得られる1と1のビット情報が変調部431に渡される。当該ビット情報は変調部431にてシンボル情報に変換される。
例えば、光ファイバ通信分野では、シンボル情報を位相に割り当てる位相シフトキーイング(PSK:Phase shift keying)、あるいは、シンボル情報を強度と位相の両方に割り当てる直角位相振幅(QAM)変調などが主流な方式として用いられている。
上り伝送に関し、コヒーレント変復調方式のトランシーバー411の動作の例を示す。
コヒーレント変調方式の上り伝送では、無線アンテナ(図示せず)から得られる1と1のビット情報が変調部431に渡される。当該ビット情報は変調部431にてシンボル情報に変換される。
例えば、光ファイバ通信分野では、シンボル情報を位相に割り当てる位相シフトキーイング(PSK:Phase shift keying)、あるいは、シンボル情報を強度と位相の両方に割り当てる直角位相振幅(QAM)変調などが主流な方式として用いられている。
変調部431によって生成されたディジタル領域のシンボルは、DA変換部432にてアナログ形式(アナログ領域のシンボル)へ変換される。DA変換部432から得られたアナログ領域のシンボルは、光源および変調器433を用いて光信号に変換される。
例えば、PSKあるいはQAMの変調には、IQ変調器が用いられる。
上り伝送では、光源の中心周波数を変更することで、波長可変機能が実現される。コヒーレント変調方式が用いられる場合には、ディジタル領域であらかじめ周波数シフトを与えることで波長可変機能を実現する手法が用いられてもよい。
例えば、PSKあるいはQAMの変調には、IQ変調器が用いられる。
上り伝送では、光源の中心周波数を変更することで、波長可変機能が実現される。コヒーレント変調方式が用いられる場合には、ディジタル領域であらかじめ周波数シフトを与えることで波長可変機能を実現する手法が用いられてもよい。
生成された光信号は、合分波部441を介して、端末から基地局へ送り出される。
ここで、合分波部441では、光カプラ・スプリッタ、光波長フィルタ、あるいは、光サーキュレータなどが用いられてもよい。
ここで、合分波部441では、光カプラ・スプリッタ、光波長フィルタ、あるいは、光サーキュレータなどが用いられてもよい。
<上り伝送時のノードの動作>
上り伝送に関し、ノード221の動作の例を示す。
異なる信号形式の光信号は、ノード221においてサブキャリア単位で合波され、数kmから数十kmの光ファイバ222を介して基地局に送られる。
本実施形態では、各端末で送受信される光信号をサブキャリアと呼び、複数のサブキャリアを周波数軸上で多重して生成される信号をサブキャリア多重信号と呼ぶ。
上り伝送に関し、ノード221の動作の例を示す。
異なる信号形式の光信号は、ノード221においてサブキャリア単位で合波され、数kmから数十kmの光ファイバ222を介して基地局に送られる。
本実施形態では、各端末で送受信される光信号をサブキャリアと呼び、複数のサブキャリアを周波数軸上で多重して生成される信号をサブキャリア多重信号と呼ぶ。
ノード221には、例えば、単にサブキャリアを合分波する光カプラ・スプリッタ、あるいは、合分波に加えて波長選択機能を備える光波長選択スイッチ(WSS)などが配置される。
また、端末間での通信を許容する場合には、ノード221では、光カプラ・スプリッタとWSSとを組み合わせたWXCなども利用される。
また、端末間での通信を許容する場合には、ノード221では、光カプラ・スプリッタとWSSとを組み合わせたWXCなども利用される。
<上り伝送時のMECサーバーの動作>
上り伝送に関し、MECサーバー211の動作の例を示す。
基地局では、合分波部241を介して、サブキャリア多重信号がコヒーレント受信器251に送られる。
コヒーレント受信器251は、内部に備える局発光(局部発振光源からの発光)を受信した光信号に重畳させ、そのビート成分を光検出器によって検出する。
一般的に、コヒーレント受信器251は、直交する振幅と偏波の4つの直交成分を検出する。
上り伝送に関し、MECサーバー211の動作の例を示す。
基地局では、合分波部241を介して、サブキャリア多重信号がコヒーレント受信器251に送られる。
コヒーレント受信器251は、内部に備える局発光(局部発振光源からの発光)を受信した光信号に重畳させ、そのビート成分を光検出器によって検出する。
一般的に、コヒーレント受信器251は、直交する振幅と偏波の4つの直交成分を検出する。
コヒーレント受信器251によって得られたアナログ領域の電気信号は、AD変換部252によってディジタル形式(ディジタル領域の電気信号)へ変換される。ディジタル信号は、一括復調部253によって処理される。
<下り伝送時のMECサーバーの動作>
下り伝送に関し、MECサーバー211の動作の例を示す。
下り伝送では、基地局によってサブキャリア多重信号が生成される。
一括変調部231では、強度変調方式とコヒーレント方式のシンボル列が生成され、サブキャリア単位で各シンボルに対応した信号が周波数領域に並べられる。
生成されたディジタル領域のシンボルは、DA変換部232にてアナログ形式(アナログ領域のシンボル)へ変換される。
DA変換部232から得られたアナログ領域のシンボルは、光源および変調器233を用いて光信号へ変換される。
ここで、サブキャリアの周波数は、一括変調部231もしくは光源の中心周波数を調整することで、適宜変更が可能である。
光源および変調器233によって生成された光信号は、合分波部241を介して、光ファイバ222に送出される。
下り伝送に関し、MECサーバー211の動作の例を示す。
下り伝送では、基地局によってサブキャリア多重信号が生成される。
一括変調部231では、強度変調方式とコヒーレント方式のシンボル列が生成され、サブキャリア単位で各シンボルに対応した信号が周波数領域に並べられる。
生成されたディジタル領域のシンボルは、DA変換部232にてアナログ形式(アナログ領域のシンボル)へ変換される。
DA変換部232から得られたアナログ領域のシンボルは、光源および変調器233を用いて光信号へ変換される。
ここで、サブキャリアの周波数は、一括変調部231もしくは光源の中心周波数を調整することで、適宜変更が可能である。
光源および変調器233によって生成された光信号は、合分波部241を介して、光ファイバ222に送出される。
<下り伝送時のノードの動作>
下り伝送に関し、ノード221の動作の例を示す。
基地局からの光信号は、数kmから数十kmの光ファイバ222を伝送した後に、ノード221を介して各端末に分配される。
例えば、ノード221にWSSもしくはWXCが配置される場合には、ノード221において、サブキャリア単位で信号が分離され、各サブキャリアはそれぞれの端末に分配される。
また、例えば、ノード221が光カプラ・スプリッタのみを用いて構成される場合には、同一のサブキャリア多重信号が各端末にブロードキャストされる。
下り伝送に関し、ノード221の動作の例を示す。
基地局からの光信号は、数kmから数十kmの光ファイバ222を伝送した後に、ノード221を介して各端末に分配される。
例えば、ノード221にWSSもしくはWXCが配置される場合には、ノード221において、サブキャリア単位で信号が分離され、各サブキャリアはそれぞれの端末に分配される。
また、例えば、ノード221が光カプラ・スプリッタのみを用いて構成される場合には、同一のサブキャリア多重信号が各端末にブロードキャストされる。
<直接検波方式の下り伝送>
下り伝送に関し、強度変調・直接検波方式のトランシーバー311の動作の例を示す。
直接検波方式の下り伝送では、合分波部341を通過した光信号が直接検波によって受信される。
直接検波の場合、サブキャリア多重信号もしくはその一部は、光検出器351を介して電気信号に変化され、当該電気信号のビットが復調部352によって判定される。
ここで、対象とする強度変調信号の信号品質を高めるために、合分波部341に波長可変光フィルタが備えられる場合もあり、これにより、帯域外のサブキャリア信号成分を抑制することができる。
下り伝送に関し、強度変調・直接検波方式のトランシーバー311の動作の例を示す。
直接検波方式の下り伝送では、合分波部341を通過した光信号が直接検波によって受信される。
直接検波の場合、サブキャリア多重信号もしくはその一部は、光検出器351を介して電気信号に変化され、当該電気信号のビットが復調部352によって判定される。
ここで、対象とする強度変調信号の信号品質を高めるために、合分波部341に波長可変光フィルタが備えられる場合もあり、これにより、帯域外のサブキャリア信号成分を抑制することができる。
<コヒーレント復調方式の下り伝送>
下り伝送に関し、コヒーレント変復調方式のトランシーバー411の動作の例を示す。
コヒーレント復調方式の下り伝送では、合分波部441を通過した光信号がコヒーレント受信によって受信される。
コヒーレント受信の場合、基地局での上り伝送の一括コヒーレント受信と同様に、コヒーレント受信器451によるコヒーレント受信、AD変換部452によるAD変換、復調部453による復調処理を介して、光信号のビットが判定される。
下り伝送に関し、コヒーレント変復調方式のトランシーバー411の動作の例を示す。
コヒーレント復調方式の下り伝送では、合分波部441を通過した光信号がコヒーレント受信によって受信される。
コヒーレント受信の場合、基地局での上り伝送の一括コヒーレント受信と同様に、コヒーレント受信器451によるコヒーレント受信、AD変換部452によるAD変換、復調部453による復調処理を介して、光信号のビットが判定される。
[各部の詳細な構成例]
図4~図8を参照して、各部の詳細な構成例を示す。
図4は、実施形態に係る一括変調部231の構成例を示す図である。
図5は、実施形態に係る一括復調部253の構成例を示す図である。
図6は、実施形態に係る強度変調およびコヒーレント変調方式に共通な変調部611の構成例(変調部331および変調部431の構成例)を示す図である。
図7は、実施形態に係る直接検波方式のトランシーバー311の復調部352の構成例を示す図である。
図8は、実施形態に係るコヒーレント復調方式のトランシーバー411の復調部453の構成例を示す図である。
図4~図8を参照して、各部の詳細な構成例を示す。
図4は、実施形態に係る一括変調部231の構成例を示す図である。
図5は、実施形態に係る一括復調部253の構成例を示す図である。
図6は、実施形態に係る強度変調およびコヒーレント変調方式に共通な変調部611の構成例(変調部331および変調部431の構成例)を示す図である。
図7は、実施形態に係る直接検波方式のトランシーバー311の復調部352の構成例を示す図である。
図8は、実施形態に係るコヒーレント復調方式のトランシーバー411の復調部453の構成例を示す図である。
<一括変調部の構成例>
図4に示される一括変調部231の構成例を説明する。
基地局の一括変調部231は、n(nは2以上の整数)個の変調部♯1~♯n(第1変調部511-1~第n変調部511-n)と、n個の周波数シフト部♯1~♯n(第1周波数シフト部512-1~第n周波数シフト部512-n)と、サブキャリア合波処理部513と、を備える。
図4に示される一括変調部231の構成例を説明する。
基地局の一括変調部231は、n(nは2以上の整数)個の変調部♯1~♯n(第1変調部511-1~第n変調部511-n)と、n個の周波数シフト部♯1~♯n(第1周波数シフト部512-1~第n周波数シフト部512-n)と、サブキャリア合波処理部513と、を備える。
第1変調部511-1~第n変調部511-nのそれぞれは、シンボルマッピング部と、ディジタルフィルタと、から構成される。ここで、第1変調部511-1~第n変調部511-nのそれぞれは、図6に示される変調部611の構成と同様であり、図6の説明においてまとめて説明する。
第1変調部511-1~第n変調部511-nのそれぞれによって生成された信号は、第1周波数シフト部512-1~第n周波数シフト部512-nのそれぞれによって周波数シフト処理が行われた後に、サブキャリア合波処理部513に入力される。ここで、周波数シフト処理は、周波数領域で中心周波数をシフトすること、もしくは、時間領域で周波数・位相回転(周波数および位相回転)を与えること、によって実現される。
周波数シフト処理が行われた後の信号は、サブキャリア合波処理部513にて多重化される。
第1変調部511-1~第n変調部511-nのそれぞれによって生成された信号は、第1周波数シフト部512-1~第n周波数シフト部512-nのそれぞれによって周波数シフト処理が行われた後に、サブキャリア合波処理部513に入力される。ここで、周波数シフト処理は、周波数領域で中心周波数をシフトすること、もしくは、時間領域で周波数・位相回転(周波数および位相回転)を与えること、によって実現される。
周波数シフト処理が行われた後の信号は、サブキャリア合波処理部513にて多重化される。
<一括復調部の構成例>
図5に示される一括復調部253の構成例を説明する。
一括復調部253では、一括変調部231と対をなす処理が行われる。
基地局の一括復調部253は、サブキャリア分波処理部531と、n個の周波数逆シフト部♯1~♯n(第1周波数逆シフト部532-1~第n周波数逆シフト部532-n)と、n個の復調部♯1~♯n(第1復調部533-1~第n復調部533-n)と、を備える。
図5に示される一括復調部253の構成例を説明する。
一括復調部253では、一括変調部231と対をなす処理が行われる。
基地局の一括復調部253は、サブキャリア分波処理部531と、n個の周波数逆シフト部♯1~♯n(第1周波数逆シフト部532-1~第n周波数逆シフト部532-n)と、n個の復調部♯1~♯n(第1復調部533-1~第n復調部533-n)と、を備える。
サブキャリア分波処理部531では、入力されたサブキャリア多重信号を各レーン(第1周波数逆シフト部532-1~第n周波数逆シフト部532-n)にブロードキャストする。
第1周波数逆シフト部532-1~第n周波数逆シフト部532-nのそれぞれでは、一括変調部231における第1周波数シフト部512-1~第n周波数シフト部512-nのそれぞれに対して逆の周波数シフトが各信号(入力信号)に付加される。
第1復調部533-1~第n復調部533-nのそれぞれは、クロックデータリカバリー部と、シンボル判定部と、ビット変換部と、から構成される。ここで、第1復調部533-1~第n復調部533-nのそれぞれは、図7に示される復調部(強度変調・直接検波方式のトランシーバーの復調部352)の構成と同様であり、図7の説明においてまとめて説明する。
第1復調部533-1~第n復調部533-nのそれぞれは、所望のサブキャリアの抽出と、信号形式に応じたビット復元処理を行う。当該信号形式としては、例えば、OOK、PAM、PSK、QAM、あるいは、アナログRoFなどの信号形式がある。
なお、サブキャリア分波処理部531にディジタルフィルタが含まれて、当該ディジタルフィルタによってサブキャリアの分離と分配が行われる場合もある。
第1周波数逆シフト部532-1~第n周波数逆シフト部532-nのそれぞれでは、一括変調部231における第1周波数シフト部512-1~第n周波数シフト部512-nのそれぞれに対して逆の周波数シフトが各信号(入力信号)に付加される。
第1復調部533-1~第n復調部533-nのそれぞれは、クロックデータリカバリー部と、シンボル判定部と、ビット変換部と、から構成される。ここで、第1復調部533-1~第n復調部533-nのそれぞれは、図7に示される復調部(強度変調・直接検波方式のトランシーバーの復調部352)の構成と同様であり、図7の説明においてまとめて説明する。
第1復調部533-1~第n復調部533-nのそれぞれは、所望のサブキャリアの抽出と、信号形式に応じたビット復元処理を行う。当該信号形式としては、例えば、OOK、PAM、PSK、QAM、あるいは、アナログRoFなどの信号形式がある。
なお、サブキャリア分波処理部531にディジタルフィルタが含まれて、当該ディジタルフィルタによってサブキャリアの分離と分配が行われる場合もある。
<強度変調およびコヒーレント変調方式に共通な変調部の構成例>
図6に示される変調部611の構成例を説明する。
変調部611は、シンボルマッピング部631と、ディジタルフィルタ部632と、を備える。
無線アンテナ(図示せず)から得られる0と1のビット情報は、シンボルマッピング部631にて、ビットからシンボル系列へ変換される。
ここで、シンボルマッピング部631では、必要に応じて、前後に隣接する符号間のハミング距離が必ず1以上となるようにビット列を変換するグレイ符号化が実行されるが、他の符号化方式が用いられてもよい。
シンボルマッピング部631によって生成されたシンボル系列に対して、ディジタルフィルタ部632のディジタルフィルタにより帯域制限処理が実行される。
ここで、ディジタルフィルタ部632では、必要に応じて、デバイスの帯域制限あるいは光ファイバ中での波長分散などによる波形歪みを予め等化する処理が行われてもよい。
図6に示される変調部611の構成例を説明する。
変調部611は、シンボルマッピング部631と、ディジタルフィルタ部632と、を備える。
無線アンテナ(図示せず)から得られる0と1のビット情報は、シンボルマッピング部631にて、ビットからシンボル系列へ変換される。
ここで、シンボルマッピング部631では、必要に応じて、前後に隣接する符号間のハミング距離が必ず1以上となるようにビット列を変換するグレイ符号化が実行されるが、他の符号化方式が用いられてもよい。
シンボルマッピング部631によって生成されたシンボル系列に対して、ディジタルフィルタ部632のディジタルフィルタにより帯域制限処理が実行される。
ここで、ディジタルフィルタ部632では、必要に応じて、デバイスの帯域制限あるいは光ファイバ中での波長分散などによる波形歪みを予め等化する処理が行われてもよい。
<直接検波方式のトランシーバーの復調部の構成例>
図7に示される直接検波方式のトランシーバー311の復調部352の構成例を説明する。
復調部352は、クロックデータリカバリー部711と、シンボル判定部712と、ビット変換部713と、を備える。
光検出器351から出力された電気信号は、クロックデータリカバリー部711に入力され、クロックデータリカバリー部711によるクロックデータリカバリーによって当該電気信号からクロック成分が抽出される。
ここで、クロックデータリカバリーの手法としては、特に限定はなく、例えば、位相比較器でデータのエッジタイミングを検出し、電圧制御型発振器の発振周波数および位相を調整する位相同期ループを用いる手法が用いられてもよい。
図7に示される直接検波方式のトランシーバー311の復調部352の構成例を説明する。
復調部352は、クロックデータリカバリー部711と、シンボル判定部712と、ビット変換部713と、を備える。
光検出器351から出力された電気信号は、クロックデータリカバリー部711に入力され、クロックデータリカバリー部711によるクロックデータリカバリーによって当該電気信号からクロック成分が抽出される。
ここで、クロックデータリカバリーの手法としては、特に限定はなく、例えば、位相比較器でデータのエッジタイミングを検出し、電圧制御型発振器の発振周波数および位相を調整する位相同期ループを用いる手法が用いられてもよい。
クロックデータリカバリー部711によってタイミングが同期された信号に基づいて、シンボル判定部712にて当該信号のシンボル情報が抽出される。
例えば、OOK信号の場合、0.5Vよりも大きい振幅をシンボル系列の1と判定し、0.5Vよりも小さい振幅をシンボル系列の0と判定するような硬判定閾値処理を行うが、必要に応じて軟判定閾値処理を利用した誤り訂正技術が組み合わせられてもよい。
ビット変換部713では、変調部611のシンボルマッピング部631で実行された処理の逆操作を行うことで、判定したシンボルをビットへ変換する。
例えば、OOK信号の場合、0.5Vよりも大きい振幅をシンボル系列の1と判定し、0.5Vよりも小さい振幅をシンボル系列の0と判定するような硬判定閾値処理を行うが、必要に応じて軟判定閾値処理を利用した誤り訂正技術が組み合わせられてもよい。
ビット変換部713では、変調部611のシンボルマッピング部631で実行された処理の逆操作を行うことで、判定したシンボルをビットへ変換する。
<コヒーレント復調方式のトランシーバーの復調部の構成例>
図8に示されるコヒーレント復調方式のトランシーバー411の復調部453の構成例を説明する。
コヒーレント受信器451から出力された電気信号はAD変換部452を介してディジタルフィルタ部811に入力され、ディジタルフィルタ部811のディジタルフィルタによりサブキャリア多重信号から所望のサブキャリアが抽出される。
図8に示されるコヒーレント復調方式のトランシーバー411の復調部453の構成例を説明する。
コヒーレント受信器451から出力された電気信号はAD変換部452を介してディジタルフィルタ部811に入力され、ディジタルフィルタ部811のディジタルフィルタによりサブキャリア多重信号から所望のサブキャリアが抽出される。
復調処理切替え部812では、信号系列に応じて後の処理を変更する。具体的には、復調処理切替え部812では、抽出されたサブキャリアに応じて、二乗演算部831または周波数オフセット補償部813の一方に当該サブキャリアを出力する。
復調処理切替え部812では、PSKもしくはQAMの信号を受信した場合、周波数オフセット補償部813による周波数オフセット補償、偏波分離部814による偏波分離、搬送波位相再生部815による搬送波位相再生、シンボル判定部816によるシンボル判定、ビット変換部817によるビット変換を実行する。なお、これらの処理は光ファイバ通信分野で一般的に用いられる処理であり、詳細は非特許文献1、2に記載されている(非特許文献1、2参照。)。
また、復調処理切替え部812では、OOKもしくはPAMの信号を受信した場合、二乗演算部831による二乗演算、クロックデータリカバリー部832によるクロックデータリカバリー、シンボル判定部833によるシンボル判定、ビット変換部817によるビット変換を実行する。
また、復調処理切替え部812では、アナログRoF信号を受信した場合、二乗演算部831の演算結果を無線アンテナ(図示せず)に引き渡す。この場合、当該無線アンテナもしくはその先に接続される無線端末の信号処理部にて復調処理が実行される。
復調処理切替え部812では、PSKもしくはQAMの信号を受信した場合、周波数オフセット補償部813による周波数オフセット補償、偏波分離部814による偏波分離、搬送波位相再生部815による搬送波位相再生、シンボル判定部816によるシンボル判定、ビット変換部817によるビット変換を実行する。なお、これらの処理は光ファイバ通信分野で一般的に用いられる処理であり、詳細は非特許文献1、2に記載されている(非特許文献1、2参照。)。
また、復調処理切替え部812では、OOKもしくはPAMの信号を受信した場合、二乗演算部831による二乗演算、クロックデータリカバリー部832によるクロックデータリカバリー、シンボル判定部833によるシンボル判定、ビット変換部817によるビット変換を実行する。
また、復調処理切替え部812では、アナログRoF信号を受信した場合、二乗演算部831の演算結果を無線アンテナ(図示せず)に引き渡す。この場合、当該無線アンテナもしくはその先に接続される無線端末の信号処理部にて復調処理が実行される。
ここで、二乗演算部831では、入力した電気信号のシンボル系列の絶対値の二乗値を出力する。
また、コヒーレント受信器451が偏波ダイバーシチの構成である場合には、二乗演算部831では、出力される4系統のシンボル系列に対して絶対値の二乗値を計算し、これらの総和を出力する。
なお、クロックデータリカバリー部832によるクロックデータリカバリー、シンボル判定部833によるシンボル判定、ビット変換部817によるビット変換については、図7に示される復調部352において行われる復調処理と同様である。
また、コヒーレント受信器451が偏波ダイバーシチの構成である場合には、二乗演算部831では、出力される4系統のシンボル系列に対して絶対値の二乗値を計算し、これらの総和を出力する。
なお、クロックデータリカバリー部832によるクロックデータリカバリー、シンボル判定部833によるシンボル判定、ビット変換部817によるビット変換については、図7に示される復調部352において行われる復調処理と同様である。
[実施形態に係るモバイルフロントホール関連部の特徴]
通常は、各端末の信号を波長分割多重し、その光信号を光フィルタなどによって分離して、個別に受信処理を実行する。
これに対して、本実施形態では、光フィルタを用いることなく、コヒーレント受信器によって一括でサブキャリア多重信号を受信し、復調部にてソフトウェア領域で各端末の信号を分離して復元する。
従来では、個別の光フィルタ、強度変調・直接検波方式またはそれを実装したトランシーバー、および、コヒーレント変復調方式またはそれを実装したトランシーバーを基地局で備える必要があったが、本実施形態では、これらを排除することができ、これにより、ネットワークの柔軟性を高めることができる。
通常は、各端末の信号を波長分割多重し、その光信号を光フィルタなどによって分離して、個別に受信処理を実行する。
これに対して、本実施形態では、光フィルタを用いることなく、コヒーレント受信器によって一括でサブキャリア多重信号を受信し、復調部にてソフトウェア領域で各端末の信号を分離して復元する。
従来では、個別の光フィルタ、強度変調・直接検波方式またはそれを実装したトランシーバー、および、コヒーレント変復調方式またはそれを実装したトランシーバーを基地局で備える必要があったが、本実施形態では、これらを排除することができ、これにより、ネットワークの柔軟性を高めることができる。
本実施形態では、端末の信号形式を意識することなく同じハードウェアで信号の送受信を実行することができるという特徴を有する。信号形式の違いはソフトウェアによって実装される復調部によって識別され、各端末に合わせたプログラマブルな処理が実現される。
例えば、一括コヒーレント変調および一括復調部は、FPGA(Field Programmable Gate Array)あるいはASIC(Application Specific Integrated Circuit)、もしくはこれらを組み合わせたハードウェアによって実装される。
例えば、一括コヒーレント変調および一括復調部は、FPGA(Field Programmable Gate Array)あるいはASIC(Application Specific Integrated Circuit)、もしくはこれらを組み合わせたハードウェアによって実装される。
また、基地局における変調部、周波数シフト部、サブキャリア合波処理部、DA変換部、光源、変調器、コヒーレント受信器、AD変換部、サブキャリア分波処理部、周波数逆シフト部、復調部は、様々な組み合わせの形態で実装されてもよい。
例えば、DA変換部、光源、変調器、コヒーレント受信器、AD変換部がアナログ光・電気回路(アナログ光を扱う電気回路)によって実装され、周波数シフト部、サブキャリア合波処理部、サブキャリア分波処理部、周波数逆シフト部がFPGAによって実装され、変調部、復調部がASICによって実装される場合などがあり得る。
なお、本実施形態では、説明の便宜上、基地局という語を用いて説明しているが、これは計算機またはサーバーなどであってもよい。この場合、復調処理によって得られたビット情報はコンピューティング計算などにも用いられる。
例えば、DA変換部、光源、変調器、コヒーレント受信器、AD変換部がアナログ光・電気回路(アナログ光を扱う電気回路)によって実装され、周波数シフト部、サブキャリア合波処理部、サブキャリア分波処理部、周波数逆シフト部がFPGAによって実装され、変調部、復調部がASICによって実装される場合などがあり得る。
なお、本実施形態では、説明の便宜上、基地局という語を用いて説明しているが、これは計算機またはサーバーなどであってもよい。この場合、復調処理によって得られたビット情報はコンピューティング計算などにも用いられる。
本実施形態では、一括コヒーレント変復調およびそれを制御するマネジャー(基地局のマネジャー)によって全ての信号が基地局にて管理および制御されるため、サブキャリア多重信号の品質の最適化が実現される。例えば、サブキャリアの間隔が狭いと互いの信号が干渉し品質の劣化が起こり、サブキャリアの間隔が広いと周波数資源の利用効率が低下するため、品質をモニタしながらサブキャリア間隔を一元管理して調整することができる。WSSあるいはWXCで発生する光フィルタの特性を変更することによっても、同様の最適化が検討され得る。
また、強度変調・直接検波方式は感度が低く、コヒーレント変復調方式は感度が高いなどの特徴を持ち、変調多値度が高いほど雑音および干渉歪みによる耐性が低い。
各サブキャリアの信号パワーおよび並び方を調整することで、このような方式別の性能差を最適に制御することもできる。これらサブキャリア間隔、光フィルタ特性、光パワー、サブキャリア配置の最適制御は、組み合わされて実行されてもよい。
各サブキャリアの信号パワーおよび並び方を調整することで、このような方式別の性能差を最適に制御することもできる。これらサブキャリア間隔、光フィルタ特性、光パワー、サブキャリア配置の最適制御は、組み合わされて実行されてもよい。
なお、最適制御を経ても全てのサブキャリア信号がビット誤り率の基準値を満たさない場合には、上り伝送の受信に限って次のような処理を行うことも可能である。
すなわち、例えば、サブキャリア干渉などによってサブキャリア間で性能差が残っている場合、最もビット誤り率が低い信号を先に復調し、その情報を他のサブキャリアにフィードバックすることで信号品質を向上することができる。具体的には、先に復調した信号の振幅を元のサブキャリア多重信号の振幅から減算して、その減算の結果を復調することで、実質的に干渉除去が実現される。
ビット誤り率の基準値に関し、例えば、光ファイバ通信分野では誤り訂正復号後に10-15のビット誤り率を得るために必要なビット誤り率は、非特許文献3によると、2×10-3とされている(非特許文献3参照。)。
すなわち、例えば、サブキャリア干渉などによってサブキャリア間で性能差が残っている場合、最もビット誤り率が低い信号を先に復調し、その情報を他のサブキャリアにフィードバックすることで信号品質を向上することができる。具体的には、先に復調した信号の振幅を元のサブキャリア多重信号の振幅から減算して、その減算の結果を復調することで、実質的に干渉除去が実現される。
ビット誤り率の基準値に関し、例えば、光ファイバ通信分野では誤り訂正復号後に10-15のビット誤り率を得るために必要なビット誤り率は、非特許文献3によると、2×10-3とされている(非特許文献3参照。)。
従来のモバイルフロントホールネットワークは1.3μm帯もしくは1.5μm帯で、いずれも波長が固定された強度変調・直接検波方式またはそれを実装したトランシーバーが端末側および基地局側で用いられる。また、最近発表されているインフェネラ社のXR opticsでは、波長可変の1.5μm帯のコヒーレント変復調方式またはそれを実装したトランシーバーが端末側および基地局側で用いられる場合を想定している。
これに対して、本実施形態では、これらの方式を混在させ、特に1.5μm帯で波長可変の強度変調・直接検波方式のトランシーバーを用いて送受信する信号をサブキャリアの一つとして有することで、旧世代のモバイルフロントホールネットワークから新世代に向けて柔軟に世代移行することができる点が新規であり、さらに、一括変復調(一括コヒーレント変復調)および一括制御を通じて、各信号を連携して品質を最適化することができる点が従来と比べて大きな効果がある点である。
これに対して、本実施形態では、これらの方式を混在させ、特に1.5μm帯で波長可変の強度変調・直接検波方式のトランシーバーを用いて送受信する信号をサブキャリアの一つとして有することで、旧世代のモバイルフロントホールネットワークから新世代に向けて柔軟に世代移行することができる点が新規であり、さらに、一括変復調(一括コヒーレント変復調)および一括制御を通じて、各信号を連携して品質を最適化することができる点が従来と比べて大きな効果がある点である。
[以上の実施形態について]
以上のように、本実施形態に係るモバイルフロントホールにおける光ネットワークシステムでは、多種多様な形式の信号に対応することが可能である。
本実施形態では、光ネットワークシステムは、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する状況に対応することが可能である。
以上のように、本実施形態に係るモバイルフロントホールにおける光ネットワークシステムでは、多種多様な形式の信号に対応することが可能である。
本実施形態では、光ネットワークシステムは、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する状況に対応することが可能である。
なお、図3に示されるMECサーバー211の機能ブロックの部分は、例えば、ソフトウェア光伝送を行う機能を有するカード状の装置として構成されてもよい。当該カード状の装置は、例えば、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)カードなどであってもよい。
<構成例>
一構成例として、光ネットワークシステムでは、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する光ネットワークシステムであって、次のような構成とした。
すなわち、第1端末の第1サブキャリア(強度変調・直接検波方式のサブキャリア)と第2端末の第2サブキャリア(コヒーレント受信方式のサブキャリア)を含む複数のサブキャリアが多重化されたサブキャリア多重信号を光信号により送受信する通信装置(例えば、MECサーバーなどの基地局装置)を備える。
通信装置は、波長領域のサブキャリア単位で多重化を実行する処理と、サブキャリア多重化されたサブキャリア多重信号をコヒーレント受信器により一括で受信する処理と、を行う。
一構成例として、光ネットワークシステムでは、1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する光ネットワークシステムであって、次のような構成とした。
すなわち、第1端末の第1サブキャリア(強度変調・直接検波方式のサブキャリア)と第2端末の第2サブキャリア(コヒーレント受信方式のサブキャリア)を含む複数のサブキャリアが多重化されたサブキャリア多重信号を光信号により送受信する通信装置(例えば、MECサーバーなどの基地局装置)を備える。
通信装置は、波長領域のサブキャリア単位で多重化を実行する処理と、サブキャリア多重化されたサブキャリア多重信号をコヒーレント受信器により一括で受信する処理と、を行う。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、通信装置は、コヒーレント受信器により一括で受信したサブキャリア多重信号からディジタル領域で各サブキャリアを分離して復調する処理を行う。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、強度変調信号の波長を選択するWSSまたはWXCを有するノードを備える。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、通信装置、第1端末 および、第2端末のうちの1以上は、信号品質の最悪値(または、平均値)が最良になるように、サブキャリアに関する条件であるサブキャリア条件を調整する。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、サブキャリア条件は、サブキャリア周波数である。通信装置、第1端末 および、第2端末のうちの1以上は、送信器におけるDA変換部または光源を用いて、サブキャリア周波数を調整する。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、サブキャリア条件は、強度変調信号またはコヒーレント信号の送信パワーと受信パワーとの少なくとも一方である。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、サブキャリア条件は、サブキャリアの配置順序である。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、通信装置、第1端末 および、第2端末のうちの1以上は、信号品質の推定に必要な情報を事前に獲得し、獲得した情報を用いて、サブキャリア条件を調整する。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、通信装置は、サブキャリア条件の調整を制御する。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、通信装置は、信号品質の最悪値(または、平均値)が基準値に達しない場合、所定のディジタル信号処理を実行する。当該所定のディジタル信号処理は、コヒーレント受信器において一括受信したサブキャリア多重信号について信号対雑音比が高い順にサブキャリアの復調を行い、その結果を主信号にフィードバックすることで、信号品質の最悪値(または、平均値)を向上させる処理である。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、強度変調信号の波長を選択するWSSまたはWXCを有するノードを備える。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、通信装置、第1端末 および、第2端末のうちの1以上は、信号品質の最悪値(または、平均値)が最良になるように、サブキャリアに関する条件であるサブキャリア条件を調整する。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、サブキャリア条件は、サブキャリア周波数である。通信装置、第1端末 および、第2端末のうちの1以上は、送信器におけるDA変換部または光源を用いて、サブキャリア周波数を調整する。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、サブキャリア条件は、強度変調信号またはコヒーレント信号の送信パワーと受信パワーとの少なくとも一方である。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、サブキャリア条件は、サブキャリアの配置順序である。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、通信装置、第1端末 および、第2端末のうちの1以上は、信号品質の推定に必要な情報を事前に獲得し、獲得した情報を用いて、サブキャリア条件を調整する。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、通信装置は、サブキャリア条件の調整を制御する。
一構成例として、光ネットワークシステムにおいて、通信装置は、信号品質の最悪値(または、平均値)が基準値に達しない場合、所定のディジタル信号処理を実行する。当該所定のディジタル信号処理は、コヒーレント受信器において一括受信したサブキャリア多重信号について信号対雑音比が高い順にサブキャリアの復調を行い、その結果を主信号にフィードバックすることで、信号品質の最悪値(または、平均値)を向上させる処理である。
例えば、光伝送方法(本実施形態では、光ネットワークシステムによって行われる光伝送方法)が提供されてもよい。
例えば、通信装置(本実施形態では、光ネットワークシステムに備えられる通信装置)が提供されてもよい。
例えば、通信装置(本実施形態では、光ネットワークシステムに備えられる通信装置)が提供されてもよい。
なお、任意の装置における任意の構成部の機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、そのプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、オペレーティングシステム(OS:Operating System)あるいは周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD(Compact Disc)-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。記録媒体は、例えば、非一時的記録媒体であってもよい。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイルであってもよい。差分ファイルは、差分プログラムと呼ばれてもよい。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイルであってもよい。差分ファイルは、差分プログラムと呼ばれてもよい。
また、任意の装置における任意の構成部の機能は、プロセッサにより実現されてもよい。例えば、本実施形態における各処理は、プログラム等の情報に基づき動作するプロセッサと、プログラム等の情報を記憶するコンピュータ読み取り可能な記録媒体により実現されてもよい。ここで、プロセッサは、例えば、各部の機能が個別のハードウェアで実現されてもよく、あるいは、各部の機能が一体のハードウェアで実現されてもよい。例えば、プロセッサはハードウェアを含み、当該ハードウェアは、デジタル信号を処理する回路およびアナログ信号を処理する回路のうちの少なくとも一方を含んでもよい。例えば、プロセッサは、回路基板に実装された1または複数の回路装置、あるいは、1または複数の回路素子のうちの一方または両方を用いて、構成されてもよい。回路装置としてはIC(Integrated Circuit)などが用いられてもよく、回路素子としては抵抗あるいはキャパシターなどが用いられてもよい。
ここで、プロセッサは、例えば、CPUであってもよい。ただし、プロセッサは、CPUに限定されるものではなく、例えば、GPU(Graphics Processing Unit)、あるいは、DSP等のような、各種のプロセッサが用いられてもよい。また、プロセッサは、例えば、ASICによるハードウェア回路であってもよい。また、プロセッサは、例えば、複数のCPUにより構成されていてもよく、あるいは、複数のASICによるハードウェア回路により構成されていてもよい。また、プロセッサは、例えば、複数のCPUと、複数のASICによるハードウェア回路と、の組み合わせにより構成されていてもよい。また、プロセッサは、例えば、アナログ信号を処理するアンプ回路あるいはフィルタ回路等のうちの1以上を含んでもよい。
なお、本開示を実施の形態を用いて説明したが、本開示の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本開示の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。
1…通信システム、11、42、43、211…MECサーバー、21、81、82、221…ノード、31~34、51~54…端末、41…セントラルオフィス、61…オーケストレータ、71…広域光ネットワーク、111…仮想ハードウェア、112…物理ハードウェア、131…MECマネジャー、151…合分波処理、152…ディジタル領域送受信処理、153…アプリケーションスタック、171、181、311、411…トランシーバー、201…モバイルフロントホール関連部、222…光ファイバ、231…一括変調部、232、432…DA変換部、233、332、433…光源および変調器、241、341、441…合分波部、251、451…コヒーレント受信器、252、452…AD変換部、253…一括復調部、331、431、611…変調部、351…光検出器、352、453…復調部、511-1~511-n…第1変調部~第n変調部、512-1~512-n…第1周波数シフト部~第n周波数シフト部、513…サブキャリア合波処理部、531…サブキャリア分波処理部、532-1~532-n…第1周波数逆シフト部~第n周波数逆シフト部、533-1~533-n…第1復調部~第n復調部、631…シンボルマッピング部、632、811…ディジタルフィルタ部、711、832…クロックデータリカバリー部、712、816、833…シンボル判定部、713、817…ビット変換部、812…復調処理切替え部、813…周波数オフセット補償部、814…偏波分離部、815…搬送波位相再生部、831…二乗演算部、1011~1014…サブキャリア信号、L1…上り伝送、L2…下り伝送
Claims (30)
- 1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する光ネットワークシステムであって、
前記第1端末の第1サブキャリアと前記第2端末の第2サブキャリアを含む複数のサブキャリアが多重化されたサブキャリア多重信号を光信号により送受信する通信装置を備え、
前記通信装置は、波長領域のサブキャリア単位で多重化を実行する処理と、サブキャリア多重化されたサブキャリア多重信号をコヒーレント受信器により一括で受信する処理と、を行う、
光ネットワークシステム。 - 前記通信装置は、前記コヒーレント受信器により一括で受信した前記サブキャリア多重信号からディジタル領域で各サブキャリアを分離して復調する処理を行う、
請求項1に記載の光ネットワークシステム。 - 強度変調信号の波長を選択するWSSまたはWXCを有するノードを備える、
請求項1または請求項2に記載の光ネットワークシステム。 - 前記通信装置、前記第1端末 および、前記第2端末のうちの1以上は、信号品質の最悪値または平均値が最良になるように、サブキャリアに関する条件であるサブキャリア条件を調整する、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の光ネットワークシステム。 - 前記サブキャリア条件は、サブキャリア周波数であり、
前記通信装置、前記第1端末 および、前記第2端末のうちの1以上は、送信器におけるDA変換部または光源を用いて、前記サブキャリア周波数を調整する、
請求項4に記載の光ネットワークシステム。 - 前記サブキャリア条件は、強度変調信号またはコヒーレント信号の送信パワーと受信パワーとの少なくとも一方である、
請求項4または請求項5に記載の光ネットワークシステム。 - 前記サブキャリア条件は、サブキャリアの配置順序である、
請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の光ネットワークシステム。 - 前記通信装置、前記第1端末 および、前記第2端末のうちの1以上は、信号品質の推定に必要な情報を事前に獲得し、獲得した情報を用いて、前記サブキャリア条件を調整する、
請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の光ネットワークシステム。 - 前記通信装置は、前記サブキャリア条件の調整を制御する、
請求項4から請求項8のいずれか1項に記載の光ネットワークシステム。 - 前記通信装置は、信号品質の最悪値または平均値が基準値に達しない場合、所定のディジタル信号処理を実行し、
前記所定のディジタル信号処理は、前記コヒーレント受信器において一括受信した前記サブキャリア多重信号について信号対雑音比が高い順にサブキャリアの復調を行い、その結果を主信号にフィードバックすることで、信号品質の最悪値または平均値を向上させる処理である、
請求項4から請求項9のいずれか1項に記載の光ネットワークシステム。 - 1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する光ネットワークシステムにおける光伝送方法であって、
前記第1端末の第1サブキャリアと前記第2端末の第2サブキャリアを含む複数のサブキャリアが多重化されたサブキャリア多重信号を光信号により送受信する通信装置を備え、
前記通信装置は、波長領域のサブキャリア単位で多重化を実行する処理と、サブキャリア多重化されたサブキャリア多重信号をコヒーレント受信器により一括で受信する処理と、を行う、
光伝送方法。 - 前記通信装置は、前記コヒーレント受信器により一括で受信した前記サブキャリア多重信号からディジタル領域で各サブキャリアを分離して復調する処理を行う、
請求項11に記載の光伝送方法。 - 強度変調信号の波長を選択するWSSまたはWXCを有するノードを備える、
請求項11または請求項12に記載の光伝送方法。 - 前記通信装置、前記第1端末 および、前記第2端末のうちの1以上は、信号品質の最悪値または平均値が最良になるように、サブキャリアに関する条件であるサブキャリア条件を調整する、
請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の光伝送方法。 - 前記サブキャリア条件は、サブキャリア周波数であり、
前記通信装置、前記第1端末 および、前記第2端末のうちの1以上は、送信器におけるDA変換部または光源を用いて、前記サブキャリア周波数を調整する、
請求項14に記載の光伝送方法。 - 前記サブキャリア条件は、強度変調信号またはコヒーレント信号の送信パワーと受信パワーとの少なくとも一方である、
請求項14または請求項15に記載の光伝送方法。 - 前記サブキャリア条件は、サブキャリアの配置順序である、
請求項14から請求項16のいずれか1項に記載の光伝送方法。 - 前記通信装置、前記第1端末 および、前記第2端末のうちの1以上は、信号品質の推定に必要な情報を事前に獲得し、獲得した情報を用いて、前記サブキャリア条件を調整する、
請求項14から請求項17のいずれか1項に記載の光伝送方法。 - 前記通信装置は、前記サブキャリア条件の調整を制御する、
請求項14から請求項18のいずれか1項に記載の光伝送方法。 - 前記通信装置は、信号品質の最悪値または平均値が基準値に達しない場合、所定のディジタル信号処理を実行し、
前記所定のディジタル信号処理は、前記コヒーレント受信器において一括受信した前記サブキャリア多重信号について信号対雑音比が高い順にサブキャリアの復調を行い、その結果を主信号にフィードバックすることで、信号品質の最悪値または平均値を向上させる処理である、
請求項14から請求項19のいずれか1項に記載の光伝送方法。 - 1.5μm帯の波長可変の強度変調・直接検波方式の第1端末とコヒーレント受信方式の第2端末が混在する光ネットワークシステムにおける通信装置であって、
前記第1端末の第1サブキャリアと前記第2端末の第2サブキャリアを含む複数のサブキャリアが多重化されたサブキャリア多重信号を光信号により送受信し、
波長領域のサブキャリア単位で多重化を実行する処理と、サブキャリア多重化されたサブキャリア多重信号をコヒーレント受信器により一括で受信する処理と、を行う、
通信装置。 - 前記コヒーレント受信器により一括で受信した前記サブキャリア多重信号からディジタル領域で各サブキャリアを分離して復調する処理を行う、
請求項21に記載の通信装置。 - 前記光ネットワークシステムは、強度変調信号の波長を選択するWSSまたはWXCを有するノードを備え、
前記通信装置は、前記ノードと前記光信号を送受信する、
請求項21または請求項22に記載の通信装置。 - 前記通信装置は、信号品質の最悪値または平均値が最良になるように、サブキャリアに関する条件であるサブキャリア条件を調整する、
請求項21から請求項23のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記サブキャリア条件は、サブキャリア周波数であり、
前記通信装置は、送信器におけるDA変換部または光源を用いて、前記サブキャリア周波数を調整する、
請求項24に記載の通信装置。 - 前記サブキャリア条件は、強度変調信号またはコヒーレント信号の送信パワーと受信パワーとの少なくとも一方である、
請求項24または請求項25に記載の通信装置。 - 前記サブキャリア条件は、サブキャリアの配置順序である、
請求項24から請求項26のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記通信装置は、信号品質の推定に必要な情報を事前に獲得し、獲得した情報を用いて、前記サブキャリア条件を調整する、
請求項24から請求項27のいずれか1項に記載の通信装置。 - 前記サブキャリア条件の調整を制御する、
請求項24から請求項28のいずれか1項に記載の通信装置。 - 信号品質の最悪値または平均値が基準値に達しない場合、所定のディジタル信号処理を実行し、
前記所定のディジタル信号処理は、前記コヒーレント受信器において一括受信した前記サブキャリア多重信号について信号対雑音比が高い順にサブキャリアの復調を行い、その結果を主信号にフィードバックすることで、信号品質の最悪値または平均値を向上させる処理である、
請求項24から請求項29のいずれか1項に記載の通信装置。
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