JP2023095521A - 電気掃除機スタンド - Google Patents

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湧真 森
Yuma Mori
賢一 伊藤
Kenichi Ito
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Abstract

【課題】電気掃除機の吸込具の回転ブラシに付着した埃等を容易に除去できる清掃手段に、使用者が不用意に触れてしまうことを抑制可能な電気掃除機スタンドを提供する。【解決手段】掃除機スタンド20は、電気掃除機を直立した状態で支持するための支柱部22と、支柱部22を支持する台座部21と、電気掃除機1の吸込具6が載置されるための載置部23とを備える。載置部23には、載置部23に載置された吸込具6の底面が対向する載置面24が形成されている。掃除機スタンド20は、載置面24に設けられ、吸込具6の底面に形成された開口に臨んで設けられた回転ブラシを清掃する清掃手段と、清掃手段を覆うカバー部51とを備えたことにより、清掃手段は予め設定された吸込具収納方向から載置部23に進入する吸込具6の回転ブラシと接触可能であり、使用者が不用意に触れてしまうことを抑制可能である。【選択図】図11

Description

本開示は、電気掃除機スタンドに関するものである。
電気掃除機スタンドにおいては、本体と、第1位置と第2位置との間に回動可能に本体に枢設されているペダルとを備え、本体内にはブレードが設けられており、ペダルの、ブレードに対応する位置に開口部が形成されており、ペダルが第2位置にある場合にはブレードは開口部から延出してペダルに載置された掃除機の回転ブラシに巻きついた髪の毛を切るように構成されており、ペダルが第1位置にある場合にはブレードは開口部の下に位置するように構成されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-127855号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような電気掃除機スタンドにおいては、使用者が意図せずペダルを踏んでしまった場合に鋭利なブレードが露出し、使用者が露出したブレードに触れてしまうおそれがある。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、電気掃除機の吸込具の回転ブラシに付着した埃等を除去できる清掃手段に、使用者が不用意に触れてしまうことを抑制可能な電気掃除機スタンドを提供することにある。
本開示に係る電気掃除機スタンドは、電気掃除機を直立した状態で支持するための支柱部と、前記支柱部を支持する台座部と、前記電気掃除機の吸込具が載置されるための載置部と、を備え、前記載置部には、前記載置部に載置された前記吸込具の底面が対向する載置面が形成され、前記載置面に設けられ、前記吸込具の前記底面に形成された開口に臨んで設けられた回転ブラシを清掃する清掃手段と、前記清掃手段を覆うカバー部と、をさらに備え、前記カバー部は、予め設定された吸込具収納方向から前記載置部に進入する前記吸込具の前記回転ブラシが前記清掃手段と接触可能に構成されている。
本開示に係る電気掃除機スタンドによれば、電気掃除機の吸込具の回転ブラシに付着した埃等を除去できる清掃手段に、使用者が不用意に触れてしまうことを抑制可能であるという効果を奏する。
実施の形態1に係る電気掃除機の斜視図である。 実施の形態1に係る電気掃除機の前面図である。 実施の形態1に係る電気掃除機の側面図である。 実施の形態1に係る電気掃除機の後面図である。 実施の形態1に係る電気掃除機の上面図である。 図2に示す電気掃除機のA-A断面図である。 実施の形態1に係る電気掃除機の使用時の状態を示す斜視図である。 実施の形態1に係る電気掃除機が備える吸込具の上方斜視図である。 実施の形態1に係る電気掃除機が備える吸込具の下方斜視図である。 実施の形態1に係る電気掃除機が備える吸込具の模式的断面図である。 実施の形態1に係る電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す斜視図である。 実施の形態1に係る電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す断面図である。 実施の形態1に係る電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す断面図である。 実施の形態1に係る電気掃除機スタンド及び電気掃除機の変形例の要部を模式的に示す断面図である。 実施の形態1に係る電気掃除機スタンド及び電気掃除機の変形例の要部を模式的に示す断面図である。 実施の形態2に係る電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す断面図である。 実施の形態2に係る電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す断面図である。 実施の形態3に係る電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す斜視図である。 実施の形態3に係る電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す断面図である。
本開示に係る電気掃除機スタンドを実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本開示は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
実施の形態1.
図1から図15を参照しながら、本開示の実施の形態1について説明する。図1は電気掃除機の斜視図である。図2は電気掃除機の前面図である。図3は電気掃除機の側面図である。図4は電気掃除機の後面図である。図5は電気掃除機の上面図である。図6は図2に示す電気掃除機のA-A断面図である。図7は電気掃除機の使用時の状態を示す斜視図である。図8は電気掃除機が備える吸込具の上方斜視図である。図9は電気掃除機が備える吸込具の下方斜視図である。図10は電気掃除機が備える吸込具の模式的断面図である。図11は電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す斜視図である。図12及び図13は電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す断面図である。図14及び図15は電気掃除機スタンド及び電気掃除機の変形例の要部を模式的に示す断面図である。
この実施の形態に係る電気掃除機システムは、電気掃除機1と掃除機スタンド20とから構成されている。まず、図1から図7を参照して、電気掃除機1の構成について説明する。図1から図6は、電気掃除機1が直立した状態を示している。図1は、電気掃除機1の前面及び右側面を主に示している。図3は、電気掃除機1の右側面を示している。
電気掃除機1は、コードレスタイプの縦型電気掃除機である。図1から図4に示すように、電気掃除機1は、掃除機本体2、取っ手3、吸込管4、延長管5及び吸込具6を有している。吸込具6は、接続部6aを有している。以下、電気掃除機1が直立した状態において、取っ手3に対して吸込管4が位置する方向を下方とする。
取っ手3及び吸込管4は、掃除機本体2の長手方向に沿って、掃除機本体2の前側に設けられている。取っ手3は、電気掃除機1を使用して清掃する際に使用者が持つためものである。取っ手3の前面には、操作スイッチ7が設けられている。操作スイッチ7は、電気掃除機1の運転を制御するためのものである。吸込管4は、外観上は、取っ手3と連続するように形成されている。吸込管4の下端は、掃除機本体2の下端よりも下方に位置している。延長管5の一端は、吸込管4の下端に接続されている。延長管5の他端は、吸込具6の接続部6aに接続されている。延長管5は、吸込管4及び吸込具6のそれぞれに対して着脱可能に形成されている。
延長管5は、例えば、矩形筒状を呈する直状の部材である。吸込管4は、例えば、延長管5と同様の矩形筒状を呈する。取っ手3の前面及び左右の側面は、延長管5と連続する形状に形成されている。つまり、取っ手3、吸込管4及び延長管5は、外観上は一定の幅で連続するように形成されている。図2及び図4に示すように、取っ手3、吸込管4及び延長管5は、前面視及び後面視において、掃除機本体2の左右方向における中央と重なるように配置されている。
吸込具6は、下向きに形成された図示しない開口から、例えば床面上のごみ及び塵埃を空気と一緒に吸い込むためのものである。図2及び図4に示すように、前面視及び後面視において、吸込具6の幅は、掃除機本体2の幅よりも大きい。また、図2及び図4に示すように、接続部6aは、吸込具6の長手方向における中央に設けられている。
掃除機本体2は、内部に取り込んだ空気からごみ及び塵埃を分離し、ごみ及び塵埃が取り除かれた空気を排出するためのものである。掃除機本体2から排出された清浄空気は、例えば、室内に戻される。以下、ごみ及び塵埃を含む空気を「含塵空気」とも呼ぶ。また、ごみ及び塵埃が取り除かれた空気を「清浄空気」とも呼ぶ。
図1から図4に示すように、掃除機本体2は、収容ユニット8及び集塵ユニット9を備えている。収容ユニット8の前側には、取っ手3が設けられている。収容ユニット8の後側には、排気口10が形成されている。収容ユニット8は、例えば、円筒形状を呈している。収容ユニット8は、例えば、成型品である。集塵ユニット9は、吸込管4の後側に配置されている。集塵ユニット9は、収容ユニット8の下方に配置されている。集塵ユニット9は、例えば、収容ユニット8と直径が等しい円筒形状を呈している。集塵ユニット9の軸は、収容ユニット8の軸と一致している。このため、集塵ユニット9の外周面は、収容ユニット8の外周面と連続した外観を呈している。つまり、掃除機本体2全体の外観は、例えば、円筒形状を呈している。
図3及び図4に示すように、吸込管4の後面には、受電部11が設けられている。受電部11は、電力の供給を受ける機能を有する。受電部11は、例えば、収容ユニット8の内部と電気的に接続された端子である。
図5に示すように、吸込管4及び延長管5は、上方から見て取っ手3と重なる位置にある。また、図3に示すように、吸込管4及び延長管5は、掃除機本体2の前方に位置している。つまり、吸込管4及び延長管5の長手方向に沿った軸は、円筒形状を呈する掃除機本体2の軸からずれて配置されている。
このように形成された電気掃除機1は、図2及び図4に示すように、前面視及び後面視において左右対称の外観を呈する。一方、図3に示すように、電気掃除機1は、側面視において左右非対称の外観を呈する。
図6は、図2に示す電気掃除機1のA-A断面図である。図6は、電気掃除機1の掃除機本体2周辺の垂直断面を示している。
図6に示すように、吸込管4の後面には、集塵ユニット9の内部に通じる接続口4aが形成されている。つまり、吸込具6、延長管5及び吸込管4は、外部から掃除機本体2の内部に至る吸気風路を形成する。集塵ユニット9の内部は、集塵ユニット9の上部に形成された開口を介して収容ユニット8の内部に通じている。収容ユニット8の内部は、排気口10を介して外部に通じている。つまり、収容ユニット8の内部には、集塵ユニット9から外部に至る排気風路12が形成されている。
図6に示すように、収容ユニット8の内部には、電動送風機13、二次電池14及び回路基板15が設けられている。電動送風機13は、吸気風路及び排気風路12に気流を発生させるためのものである。電動送風機13は、二次電池14と電気的に接続されている。電動送風機13は、二次電池14から電力を供給されることにより駆動する。回路基板15は、二次電池14から電動送風機13への電力供給を制御する。二次電池14は例えばリチウムイオンバッテリーからなる。
吸込管4の側壁の一部は、図示しないが、二重壁として形成されている。二重壁の間の空間には、図示しないリード線が設けられている。リード線は、受電部11と二次電池14とを電気的に接続している。
集塵ユニット9は、含塵空気からごみ及び塵埃を分離し、分離したごみ及び塵埃を一時的に溜めておくためのものである。集塵ユニット9は、内部で含塵空気を旋回させることにより、遠心力によってごみ及び塵埃を空気から分離する。つまり、集塵ユニット9は、サイクロン分離機能を有するサイクロン分離装置である。
電動送風機13は、操作スイッチ7に対する操作に応じて駆動する。電動送風機13が駆動すると、吸気風路に吸引力が作用し、吸込具6から含塵空気が吸い込まれる。吸込具6に吸い込まれた含塵空気は、延長管5及び吸込管4を通過して集塵ユニット9の内部に取り込まれる。集塵ユニット9では、含塵空気からごみ及び塵埃が分離される。集塵ユニット9から排出された清浄空気は、電動送風機13を通過する。電動送風機13を通過した清浄空気は、排気風路を進み、排気口10から掃除機本体2の外部に排出される。
図7は、実施の形態1における電気掃除機1の使用時の状態を示す斜視図である。接続部6aは、予め設定された角度範囲で、前後方向及び左右方向に沿って吸込具6に対して回転可能である。つまり、接続部6aと接続されている延長管5は、吸込具6に対して、予め設定された角度範囲で傾けることが可能である。電気掃除機1の使用者は、例えば、取っ手3を持って掃除機本体2を傾けた状態で清掃を行う。
なお、図示しないが、電気掃除機1は、吸込具6及び延長管5を取り外して使用することが可能である。吸込管4の下端は、集塵ユニット9の下端よりも下方に位置しているため、電気掃除機1から吸込具6及び延長管5が取り外された場合、掃除機本体2よりも下方に突出した状態となる。この状態では、電気掃除機1は、ハンディ型掃除機として機能する。
次に、図8から図10を参照しながら、電気掃除機1の吸込具6の構成について、さらに説明する。吸込具6は、下ケース41と上ケース42を組み合わせて外観が構成される。吸込具6の内部には、横長の風路を有する吸込室44が設けられている。吸込室44内には回転ブラシ30が回転自在に収納されている。回転ブラシ30は、一端が軸受け35に、他端が回転ブラシ保持部36にそれぞれ軸支されている。
回転ブラシ30は、吸込具6に内蔵された駆動手段であるモータ(又はタービン)によって回転駆動される。なお、そのモータは図9に示す部位45に内蔵されている。モータの駆動力は、例えばベルトを介して回転ブラシ30に伝達され、回転ブラシ30を予め設定された方向に回転させる。吸込具6の底面には吸込室44の底面開口43が設けられている。回転ブラシ30は、吸込具6の内部に、底面開口43に臨んで設けられている。
吸込具6の前面側の下部には、比較的変形し易い軟質材(例えばエラストマー、塩化ビニール)を用いたバッファー部46が形成されている。また、吸込具6の後面側には、図1に示す延長管5と接続される吸込口47が設けられている。その吸込口47は吸込室44と連通している。
吸込具6の吸込口47側の底部には、支持部材(図示せず)によって支持された車輪48が設けられている。この支持部材は、吸込具6に回動自在に取り付けられている。また、この支持部材は、吸込具6が床面から浮いている状態においては車輪48を床面側に突出した状態にし、そして、吸込具6が着床した状態においては車輪48が吸込具6の内側に引っ込んだ状態にするように構成されている。
吸込具6には、車輪48が引っ込んだときにオンするスイッチ(図示せず)が内蔵されている。このスイッチがオンすることにより、回転ブラシ30は駆動可能な状態になる。操作スイッチ7の操作に応じて電動送風機13が駆動した状態で、回転ブラシ30は駆動する。
回転ブラシ30は、筒状基体31と、清掃体保持部32と、清掃体33とから構成されている。清掃体保持部32は、筒状基体31の外周面から突出し略全周を覆うように軸方向に螺旋状に巻かれている。清掃体33は、清掃体保持部32により保持され、清掃体保持部32の先端部から突出している。清掃体33として繊維質のブラシ毛を用いてもよいし、軟質材のブレード状のものでもよい。また、これらを混合したブラシ毛でもよい。清掃体保持部32同士の間には、螺旋状の谷部34が形成されている。
なお、清掃体保持部32を筒状基体31の内部にとりこみ、筒状基体31の断面外形を円形にしてもよい。このように構成した場合には、筒状基体31の外周面から清掃体33が突出した状態となる。また、筒状基体31の外周面に一体成型された清掃体保持部32を軸方向に直線状に設けても良い。また、筒状基体31の本数は4本とは限らず、少なくとも2本以上あれば何本でもよく、全周にわたって設けられていてもよい。
次に、吸込具6の動作を説明する。操作スイッチ7の操作により、電気掃除機1内の電動送風機13が駆動すると、床面上の塵埃等が空気とともに吸込具6の吸込室44内に吸引され、吸込具6の吸込口47から延長管5を介して電気掃除機1内に吸引される。この時、回転ブラシ30が回転し、回転ブラシ30の回転によって掻き上げられた塵埃等も吸引される。
次に、図11から図13を参照しながら、この実施の形態に係る掃除機スタンド20の構成について説明する。これらの図は、掃除機スタンド20及び電気掃除機1の下部を拡大して示している。
掃除機スタンド20は、電気掃除機1を直立した状態で載置するための電気掃除機スタンドである。掃除機スタンド20は、台座部21、支柱部22及び載置部23を備えている。台座部21は、上面視において、例えば、正方形又は長方形を呈している。台座部21及び載置部23は、前面視及び後面視における幅が吸込具6の長手方向の寸法と同一となるように形成されている。
載置部23は、台座部21の前側に配置されている。台座部21及び載置部23の底部は、床面に接している。載置部23の上面には、載置面24が形成されている。載置面24は水平に配置されている。電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置された状態において、載置部23の載置面24には、吸込具6が載置される。載置部23に載置された吸込具6の底面は、載置面24に対向している。
支柱部22は、台座部21の上面から鉛直上向きに直立して形成されている。支柱部22は、例えば、収容ユニット8及び集塵ユニット9と直径が等しい円筒形状を呈している。当該直径は、上面視における台座部21の辺の長さよりも短い。円筒形状を呈する支柱部22の軸は、鉛直方向に延びている。支柱部22の軸は、台座部21の前後方向における中心よりも後方に位置している。支柱部22の軸は、台座部21の左右方向における中心に位置している。つまり、支柱部22は、前面視及び後面視において、掃除機スタンド20の中央に位置している。
以上のように構成された支柱部22は、電気掃除機1を直立した状態で支持するためのものである。また、台座部21は、支柱部22を支持している。そして、載置部23は、上側に電気掃除機1の吸込具6が載置されるためのものである。
掃除機スタンド20は、回転ブラシ清掃部50を備えている。回転ブラシ清掃部50は、載置部23の載置面24に設けられている。回転ブラシ清掃部50は、載置部23に載置された吸込具6の回転ブラシ30を、吸込具6の底面側から清掃する清掃手段である。回転ブラシ清掃部50は、例えば複数の鋭利な突起部を備えている。回転ブラシ清掃部50の複数の突起部は、上に向けて突出している。
前述のように構成された電気掃除機1においては、電気掃除機1の使用時に回転ブラシ30が回転して塵埃等を掻き上げる。そして、回転ブラシ30の回転により塵埃等が掻き上げられた際に、回転ブラシ30に糸くず、繊維状のもの、髪の毛等が絡んで巻き付く、このような状態になった場合には、埃、綿埃等が清掃体33の先端に付着して塊となり取れなくなることがある。
この実施の形態に係る掃除機スタンド20は、回転ブラシ30に付着した埃等を除去することができる。電気掃除機1が掃除機スタンド20に適切に載置されている状態では、電気掃除機1の吸込具6が掃除機スタンド20の載置部23の載置面24上に載置される。この状態においては、載置面24の回転ブラシ清掃部50が、吸込具6の底面開口43の下に配置されている。したがって、この状態では、回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触している。このように回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触した状態で電気掃除機1が回転ブラシ30を回転させると、回転ブラシ30に付着した埃等を除去することができる。
この実施の形態に係る掃除機スタンド20は、カバー部51を備えている。カバー部51は載置面24の上側において、清掃手段である回転ブラシ清掃部50を覆う部材である。本開示に係る掃除機スタンド20においては、カバー部51は、予め設定された吸込具収納方向から載置部23に進入する吸込具6の回転ブラシ30が回転ブラシ清掃部50と接触可能であるように構成されている。
図11から図13に示す構成例では、カバー部51は、載置面24に対向して配置された壁面部52を備えている。そして、壁面部52を含むカバー部51は、第1位置と第2位置との間で移動可能に設けられている。第1位置は、カバー部51の壁面部52で回転ブラシ清掃部50の上側を覆って、回転ブラシ清掃部50を露出させない位置である。台座部21の内部には、カバー部51を収納可能な空間が設けられている。第2位置は、壁面部52を含むカバー部51が台座部21内に収納されて、回転ブラシ清掃部50が露出している位置である。
ここで説明する構成例においては、吸込具収納方向は、図11及び図12中に矢印で示す方向である。この例では、吸込具収納方向は、載置面24に平行である。そして、吸込具収納方向は、壁面部52を含むカバー部51が、第2位置から第1位置に移動する際の移動方向と同じ方向である。
図示の例では、台座部21内にコイルばね53が設けられている。コイルばね53は、壁面部52を含むカバー部51を、第2位置から第1位置に向けて移動させるように付勢している。載置部23上に吸込具6がないとき、図12に示すように、カバー部51はコイルばね53に押されて第1位置にあり、壁面部52により回転ブラシ清掃部50が覆われている。
吸込具6が載置面24上に吸込具収納方向から載置されるとき、吸込具6によりコイルばね53の弾性力に抗してカバー部51が押し込まれる。このようにして、吸込具6を載置面24上に載せる動作によって、カバー部51が第1位置から第2位置に移動する。そして、カバー部51が第2位置に移動することで、図13に示すように、回転ブラシ清掃部50が露出し、回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触可能となる。吸込具6を載置部23から移動させると、コイルばね53の弾性力によりカバー部51は第2位置から第1位置に戻り、壁面部52により回転ブラシ清掃部50が覆われる。以上のように構成された掃除機スタンド20によれば、カバー部51を備えたことで、電気掃除機1の吸込具6の回転ブラシ30に付着した埃等を除去できる清掃手段に、使用者が不用意に触れてしまうことを抑制可能である。
図11から図13に示す構成例では、掃除機スタンド20に溝部54とロック機構55とが設けられている。溝部54は、載置面24に前述した吸込具収納方向に沿って配置されている。溝部54内には、吸込具6の底面に設けられた車輪48が挿入可能である。
ロック機構55は、一端側が溝部54内に配置され、他端側が台座部21の前述した空間内に配置されている部材を有している。溝部54内に吸込具6の車輪48が挿入されていない状態では、ロック機構55の部材が上側に上がってロックが掛かった状態になる。ロック機構55のロックが掛かった状態では、カバー部51の第1位置から第2位置への移動が禁止される(図12)。溝部54内に吸込具6の車輪48が挿入されるとロック機構55の部材が車輪48により押し下げられてロックが解除される。ロック機構55のロックが解除された状態では、カバー部51の第1位置から第2位置への移動が許可される(図13)。
以上のような溝部54とロック機構55とにより、載置検知手段と開放制限手段とが構成されている。載置検知手段は、載置面24に吸込具6が載置されたことを検知する手段である。この場合、載置検知手段は、溝部54内に吸込具6の車輪48が挿入されたことを検知している。開放制限手段は、載置検知手段により載置面24に吸込具6が載置されたことが検知された場合に壁面部52が第1位置から第2位置に移動することを許可し、載置検知手段により載置面24に吸込具6が載置されたことが検知されない場合に壁面部52が第1位置から第2位置に移動することを禁止する手段である。
このような構成によれば、溝部54のロック機構55が押し下げられない限り、回転ブラシ清掃部50はカバー部51で覆われるため、使用者が不用意に回転ブラシ清掃部50に触れてしまうことを抑制できる。また、ロック機構55は載置部23の溝部54内にあるので、使用者が誤って載置部23を踏んでも、使用者の足がロック機構55を押し下げることがないため、カバー部51の移動は禁止されたままである。したがって、使用者が不用意に回転ブラシ清掃部50に触れてしまうことをさらに確実に抑制できる。
なお、図11に示す構成例では、カバー部51は回転ブラシ清掃部50の上方及び左右を覆っているが、少なくとも上方のみを覆えば、左右は必ずしも覆わなくてもよい。また、ロック機構55及び溝部54を、複数設けてもよい。また、載置検知手段は、溝部54内に吸込具6の車輪48が挿入されたことを検知するもののみに限られてない。他に例えば、載置検知手段は、吸込具6の一部(底面部に設けられた突起部等)が載置部23の特定箇所に挿入されたことを検知することで、載置面24に吸込具6が載置されたことを検知してもよい。
次に、図14及び図15を参照しながら、この実施の形態に係る掃除機スタンド20の変形例の構成について説明する。この変形例に係る掃除機スタンド20は、台座部21、支柱部22及び載置部23を備えている。載置部23は、台座部21の上側で、かつ、支柱部22の前側に設けられている。台座部21の底部は、床面に接している。載置部23の上面には、載置面24が形成されている。載置面24は水平面から傾斜して配置されている。電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置された状態において、載置部23の載置面24には、吸込具6が載置される。載置部23に載置された吸込具6の底面は、載置面24に対向している。
支柱部22は、台座部21の上面から鉛直上向きに直立して形成されている。支柱部22の軸は、鉛直方向に延びている。支柱部22の軸は、台座部21の前後方向における中心よりも後方に位置している。支柱部22の軸は、台座部21の左右方向における中心に位置している。つまり、支柱部22は、前面視及び後面視において、掃除機スタンド20の中央に位置している。支柱部22の上端近傍の前側には、支持部25が設けられている。電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置された状態において、電気掃除機1の掃除機本体2は、支柱部22の上に載置されて支持される。
以上のように構成された支柱部22は、電気掃除機1を直立した状態で支持するためのものである。また、台座部21は、支柱部22を支持している。そして、載置部23は、上側に電気掃除機1の吸込具6が載置されるためのものである。
掃除機スタンド20は、回転ブラシ清掃部50を備えている。回転ブラシ清掃部50は、載置部23の載置面24に設けられている。回転ブラシ清掃部50は、載置部23に載置された吸込具6の回転ブラシ30を、吸込具6の底面側から清掃する清掃手段である。回転ブラシ清掃部50は、例えば複数の鋭利な突起部を備えている。回転ブラシ清掃部50の複数の突起部は、斜め上方に向けて突出している。
電気掃除機1が掃除機スタンド20に適切に載置されている状態では、電気掃除機1の吸込具6が掃除機スタンド20の載置部23の載置面24上に載置される。この状態においては、載置面24の回転ブラシ清掃部50が、吸込具6の底面開口43の下に配置されている。したがって、この状態では、回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触している。このように回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触した状態で電気掃除機1が回転ブラシ30を回転させると、回転ブラシ30に付着した埃等を除去することができる。
この変形例に係る掃除機スタンド20は、カバー部51を備えている。カバー部51は載置面24の斜め上側において、清掃手段である回転ブラシ清掃部50を覆う部材である。本開示に係る掃除機スタンド20においては、カバー部51は、予め設定された吸込具収納方向から載置部23に進入する吸込具6の回転ブラシ30が回転ブラシ清掃部50と接触可能であるように構成されている。ここで説明する変形例においては、吸込具収納方向は、図14中に矢印で示す方向である。
図14及び図15に示す構成例では、カバー部51は、載置面24に対向して配置された壁面部52を備えている。そして、壁面部52を含むカバー部51は、第1位置と第2位置との間で移動可能に設けられている。第1位置は、カバー部51の壁面部52で回転ブラシ清掃部50の斜め上側を覆って、回転ブラシ清掃部50を露出させない位置である。第2位置は、壁面部52を含むカバー部51が第1位置よりも斜め下に移動して、回転ブラシ清掃部50が露出している位置である。
図示の例では、載置部23内にコイルばね53が設けられている。コイルばね53は、壁面部52を含むカバー部51を、第2位置から第1位置に向けて移動させるように付勢している。載置部23上に吸込具6がないとき、図14に示すように、カバー部51はコイルばね53に押されて第1位置にあり、壁面部52により回転ブラシ清掃部50が覆われている。
吸込具6が載置面24上に吸込具収納方向から載置されるとき、吸込具6によりコイルばね53の弾性力に抗してカバー部51が押し込まれる。このようにして、吸込具6を載置面24上に載せる動作によって、カバー部51が第1位置から第2位置に移動する。そして、カバー部51が第2位置に移動することで、図15に示すように、回転ブラシ清掃部50が露出し、回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触可能となる。吸込具6を載置部23から移動させると、コイルばね53の弾性力によりカバー部51は第2位置から第1位置に戻り、壁面部52により回転ブラシ清掃部50が覆われる。
図14及び図15に示す構成例では、掃除機スタンド20に感光センサ57、ロック機構55及びロック機構駆動部58が設けられている。感光センサ57は、支持部25に設けられている。感光センサ57が検知した受光量の変化量によって、電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置されて、載置面24に吸込具6が載置されたことを検知する事ができる。このような感光センサ57は、載置面24に吸込具6が載置されたことを検知する載置検知手段を構成している。
ロック機構55は、ロック機構駆動部58により駆動される。ロック機構駆動部58は、例えばソレノイド式コイル等を動力としてロック機構55を移動させる。電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置されていることが感光センサ57により検知されていない場合、ロック機構駆動部58はロック機構55を図14に示す位置に移動させる。図14に示す状態では、ロック機構55によりカバー部51がロックされている。ロック機構55のロックが掛かった状態では、カバー部51の第1位置から第2位置への移動が禁止される。
電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置されていることを感光センサ57が検知すると、ロック機構駆動部58はロック機構55を図15に示す位置に移動させる。図15に示す状態では、ロック機構55によるカバー部51のロックが解除される。ロック機構55のロックが解除された状態では、カバー部51の第1位置から第2位置への移動が許可される。このような構成によっても、図11から図13に示した構成と同様に、電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置されていることが感光センサ57により検知されない限り、回転ブラシ清掃部50はカバー部51で覆われるため、使用者が不用意に回転ブラシ清掃部50に触れてしまうことを抑制できる。
実施の形態2.
図16及び図17を参照しながら、本開示の実施の形態2について説明する。図16及び図17は電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す断面図である。
以下、この実施の形態2に係る電気掃除機スタンドについて、実施の形態1との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態1と基本的に同様である。以降の説明においては、実施の形態1と同様の又は対応する構成について、原則として実施の形態1の説明で用いたものと同じ符号を付して記載する。
この実施の形態に係る掃除機スタンド20は、電気掃除機1を直立した状態で載置するための電気掃除機スタンドである。図16及び図17に示すように、掃除機スタンド20は、台座部21、支柱部22及び載置部23を備えている。載置部23は、台座部21の上側で、かつ、支柱部22の前側に設けられている。台座部21の底部は、床面に接している。載置部23の上面には、載置面24が形成されている。載置面24は水平面から傾斜して配置されている。電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置された状態において、載置部23の載置面24には、吸込具6が載置される。載置部23に載置された吸込具6の底面は、載置面24に対向している。
支柱部22は、台座部21の上面から鉛直上向きに直立して形成されている。支柱部22の軸は、鉛直方向に延びている。支柱部22の軸は、台座部21の前後方向における中心よりも後方に位置している。支柱部22の軸は、台座部21の左右方向における中心に位置している。つまり、支柱部22は、前面視及び後面視において、掃除機スタンド20の中央に位置している。支柱部22の上端近傍の前側には、支持部25が設けられている。電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置された状態において、電気掃除機1の掃除機本体2は、支柱部22の上に載置されて支持される。
以上のように構成された支柱部22は、電気掃除機1を直立した状態で支持するためのものである。また、台座部21は、支柱部22を支持している。そして、載置部23は、上側に電気掃除機1の吸込具6が載置されるためのものである。
掃除機スタンド20は、回転ブラシ清掃部50を備えている。回転ブラシ清掃部50は、載置部23の載置面24に設けられている。回転ブラシ清掃部50は、載置部23に載置された吸込具6の回転ブラシ30を、吸込具6の底面側から清掃する清掃手段である。回転ブラシ清掃部50は、例えば複数の鋭利な突起部を備えている。回転ブラシ清掃部50の複数の突起部は、斜め上方に向けて突出している。
電気掃除機1が掃除機スタンド20に適切に載置されている状態では、電気掃除機1の吸込具6が掃除機スタンド20の載置部23の載置面24上に載置される。この状態においては、載置面24の回転ブラシ清掃部50が、吸込具6の底面開口43の下に配置されている。したがって、この状態では、回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触している。このように回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触した状態で電気掃除機1が回転ブラシ30を回転させると、回転ブラシ30に付着した埃等を除去することができる。
この実施の形態に係る掃除機スタンド20は、カバー部51を備えている。カバー部51は載置面24の斜め上側において、清掃手段である回転ブラシ清掃部50を覆う部材である。本開示に係る掃除機スタンド20においては、カバー部51は、予め設定された吸込具収納方向から載置部23に進入する吸込具6の回転ブラシ30が回転ブラシ清掃部50と接触可能であるように構成されている。ここで説明する変形例においては、吸込具収納方向は、図16中に矢印で示す方向である。
カバー部51は、壁面部52及び扉部59を備えている。壁面部52は、載置面24に対向して配置されている。扉部59は、回転ブラシ清掃部50よりも吸込具収納方向側に設けられている。扉部59の一端は、壁面部52の一端部に軸を介して取り付けられている。扉部59により、カバー部51の吸込具収納方向側が開閉可能である。
図示の例では、カバー部51内にねじりコイルばね60が設けられている。ねじりコイルばね60は、扉部59が閉じるように付勢している。載置部23上に吸込具6がないとき、図16に示すように、カバー部51はねじりコイルばね60の弾性力により閉じている。
吸込具6が載置面24上に吸込具収納方向から載置されるとき、吸込具6によりねじりコイルばね60の弾性力に抗して扉部59が押し込まれる。このようにして、吸込具6を載置面24上に載せる動作によって、扉部59が開かれる。そして、扉部59が開かれることで、吸込具6をカバー部51の内側に挿入可能となり、図17に示すように、回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触可能となる。吸込具6を載置部23から移動させると、ねじりコイルばね60の弾性力により扉部59は元の位置に戻って閉じられる。
図16及び図17に示す構成例では、掃除機スタンド20に感光センサ57、ロック機構55及びロック機構駆動部58が設けられている。感光センサ57は、支持部25に設けられている。感光センサ57が検知した受光量の変化量によって、電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置されて、載置面24に吸込具6が載置されたことを検知する事ができる。このような感光センサ57は、載置面24に吸込具6が載置されたことを検知する載置検知手段を構成している。
ロック機構55は、ロック機構駆動部58により駆動される。ロック機構駆動部58は、例えばソレノイド式コイル等を動力としてロック機構55を移動させる。電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置されていることが感光センサ57により検知されていない場合、ロック機構駆動部58はロック機構55を図16に示す位置に移動させる。図16に示す状態では、ロック機構55により扉部59がロックされている。ロック機構55のロックが掛かった状態では、扉部59の開放が禁止される。
電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置されていることを感光センサ57が検知すると、ロック機構駆動部58はロック機構55を図17に示す位置に移動させる。図17に示す状態では、ロック機構55による扉部59のロックが解除される。ロック機構55のロックが解除された状態では、扉部59の開放が許可される。このため、吸込具6が載置面24上に吸込具収納方向から載置されるときに、扉部59が開かれて、吸込具6をカバー部51の内側に挿入可能となる。
以上のように構成された掃除機スタンド20によっても、実施の形態1と同様に、電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置されていることが感光センサ57により検知されない限り、回転ブラシ清掃部50はカバー部51で覆われるため、使用者が不用意に回転ブラシ清掃部50に触れてしまうことを抑制できる。
なお、以上においては、載置面24は水平面から傾斜して配置されている構成例について説明した。しかし、載置面24は傾斜していなくともよく、載置面24が水平な掃除機スタンド20のカバー部に扉部を設けるようにしてもよい。
実施の形態3.
図18及び図19を参照しながら、本開示の実施の形態3について説明する。図18は電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す斜視図である。図19は電気掃除機スタンド及び電気掃除機の要部を模式的に示す断面図である。
以下、この実施の形態3に係る電気掃除機スタンドについて、実施の形態2との相違点を中心に説明する。説明を省略した構成については実施の形態2と基本的に同様である。以降の説明においては、実施の形態2と同様の又は対応する構成について、原則として実施の形態2の説明で用いたものと同じ符号を付して記載する。
この実施の形態に係る掃除機スタンド20は、電気掃除機1を直立した状態で載置するための電気掃除機スタンドである。図18及び図19に示すように、掃除機スタンド20は、台座部21、支柱部22及び載置部23を備えている。載置部23は、台座部21の上方において、支柱部22の前側に固定されている。台座部21の底部は、床面に接している。載置部23の上面には、載置面24が形成されている。載置面24は水平面から傾斜して配置されている。電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置された状態において、載置部23の載置面24には、吸込具6が載置される。載置部23に載置された吸込具6の底面は、載置面24に対向している。
支柱部22は、台座部21の上面から鉛直上向きに直立して形成されている。支柱部22の軸は、鉛直方向に延びている。支柱部22の軸は、台座部21の前後方向における中心よりも後方に位置している。支柱部22の軸は、台座部21の左右方向における中心に位置している。つまり、支柱部22は、前面視及び後面視において、掃除機スタンド20の中央に位置している。支柱部22の上端近傍の前側には、支持部25が設けられている。電気掃除機1が掃除機スタンド20に載置された状態において、電気掃除機1の掃除機本体2は、支柱部22の上に載置されて支持される。
以上のように構成された支柱部22は、電気掃除機1を直立した状態で支持するためのものである。また、台座部21は、支柱部22を支持している。そして、載置部23は、上側に電気掃除機1の吸込具6が載置されるためのものである。
掃除機スタンド20は、回転ブラシ清掃部50を備えている。回転ブラシ清掃部50は、載置部23の載置面24に設けられている。回転ブラシ清掃部50は、載置部23に載置された吸込具6の回転ブラシ30を、吸込具6の底面側から清掃する清掃手段である。回転ブラシ清掃部50は、例えば複数の鋭利な突起部を備えている。回転ブラシ清掃部50の複数の突起部は、斜め上方に向けて突出している。
電気掃除機1が掃除機スタンド20に適切に載置されている状態では、電気掃除機1の吸込具6が掃除機スタンド20の載置部23の載置面24上に載置される。この状態においては、載置面24の回転ブラシ清掃部50が、吸込具6の底面開口43の下に配置されている。したがって、この状態では、回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触している。このように回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触した状態で電気掃除機1が回転ブラシ30を回転させると、回転ブラシ30に付着した埃等を除去することができる。
この実施の形態に係る掃除機スタンド20は、カバー部51を備えている。カバー部51は載置面24の斜め上側において、清掃手段である回転ブラシ清掃部50を覆う部材である。本開示に係る掃除機スタンド20においては、カバー部51は、予め設定された吸込具収納方向から載置部23に進入する吸込具6の回転ブラシ30が回転ブラシ清掃部50と接触可能であるように構成されている。ここで説明する変形例においては、吸込具収納方向は、図19中に矢印で示す方向である。
カバー部51は、壁面部52を備えている。壁面部52は、載置面24に対向して配置されている。カバー部51は、回転ブラシ清掃部50よりも吸込具収納方向側が開放された中空の箱状を呈している。載置部23は、カバー部51の内側に配置されている。
吸込具6が載置面24上に吸込具収納方向から載置されるとき、吸込具6はカバー部51の開口からカバー部51の内側に挿入される。図17に示すように、吸込具6がカバー部51の内側に挿入されることで、回転ブラシ清掃部50が回転ブラシ30と接触可能となる。
以上のように構成された掃除機スタンド20によっても、実施の形態1及び実施の形態2と同様に、回転ブラシ清掃部50はカバー部51で覆われているため、使用者が不用意に回転ブラシ清掃部50に触れてしまうことを抑制できる。
なお、以上においては、載置面24は水平面から傾斜して配置されている構成例について説明した。しかし、載置面24は傾斜していなくともよく、載置面24が水平な掃除機スタンド20のカバー部における吸込具収納方向側を開放するようにしてもよい。
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 取っ手
4 吸込管
4a 接続口
5 延長管
6 吸込具
6a 接続部
7 操作スイッチ
8 収容ユニット
9 集塵ユニット
10 排気口
11 受電部
12 排気風路
13 電動送風機
14 二次電池
15 回路基板
20 掃除機スタンド
21 台座部
22 支柱部
23 載置部
24 載置面
25 支持部
30 回転ブラシ
31 筒状基体
32 清掃体保持部
33 清掃体
34 谷部
35 軸受け
36 回転ブラシ保持部
41 下ケース
42 上ケース
43 底面開口
44 吸込室
45 モータが収納される部位
46 バッファー部
47 吸込口
48 車輪
50 回転ブラシ清掃部
51 カバー部
52 壁面部
53 コイルばね
54 溝部
55 ロック機構
57 感光センサ
58 ロック機構駆動部
59 扉部
60 ねじりコイルばね

Claims (9)

  1. 電気掃除機を直立した状態で支持するための支柱部と、
    前記支柱部を支持する台座部と、
    前記電気掃除機の吸込具が載置されるための載置部と、を備え、
    前記載置部には、前記載置部に載置された前記吸込具の底面が対向する載置面が形成され、
    前記載置面に設けられ、前記吸込具の前記底面に形成された開口に臨んで設けられた回転ブラシを清掃する清掃手段と、
    前記清掃手段を覆うカバー部と、をさらに備え、
    前記カバー部は、予め設定された吸込具収納方向から前記載置部に進入する前記吸込具の前記回転ブラシが前記清掃手段と接触可能に構成してなる電気掃除機スタンド。
  2. 前記カバー部は、前記載置面に対向して配置された壁面部を備え、前記吸込具収納方向側が開放されている請求項1に記載の電気掃除機スタンド。
  3. 前記カバー部は、
    前記載置面に対向して配置された壁面部と、
    前記清掃手段よりも前記吸込具収納方向側に設けられた扉部と、を備えた請求項1に記載の電気掃除機スタンド。
  4. 前記載置面に前記吸込具が載置されたことを検知する載置検知手段と、
    前記載置検知手段により前記載置面に前記吸込具が載置されたことが検知された場合に前記扉部が開放されることを許可し、前記載置検知手段により前記載置面に前記吸込具が載置されたことが検知されない場合に、前記扉部が開放されることを禁止する開放制限手段と、をさらに備えた請求項3に記載の電気掃除機スタンド。
  5. 前記カバー部は、前記載置面に対向して配置された壁面部を備え、
    前記壁面部は、前記清掃手段を露出させない第1位置と、前記清掃手段を露出させる第2位置との間で移動可能に設けられる請求項1に記載の電気掃除機スタンド。
  6. 前記載置面に前記吸込具が載置されたことを検知する載置検知手段と、
    前記載置検知手段により前記載置面に前記吸込具が載置されたことが検知された場合に前記壁面部が前記第1位置から前記第2位置に移動することを許可し、前記載置検知手段により前記載置面に前記吸込具が載置されたことが検知されない場合に、前記壁面部が前記第1位置から前記第2位置に移動することを禁止する開放制限手段と、をさらに備えた請求項5に記載の電気掃除機スタンド。
  7. 前記載置面には、前記吸込具の前記底面に設けられた車輪が挿入可能で、前記吸込具収納方向に沿って配置された溝部が設けられ、
    前記載置検知手段は、前記溝部内に前記吸込具の前記車輪が挿入されたことを検知する請求項4又は請求項6に記載の電気掃除機スタンド。
  8. 前記載置面は水平に配置される請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電気掃除機スタンド。
  9. 前記載置面は水平面から傾斜して配置される請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電気掃除機スタンド。
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