JP2023094547A - オンライン学習システム及びオンライン学習用プログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023094547000001
【課題】顔認証の手法を全般的に工夫して、不正受講を抑止する。
【解決手段】このオンライン学習システムは、講義データを受信する受信手段110と、受信手段110によって受信された講義データを再生する再生手段150と、再生手段150による講義データの再生中に受講者を撮像する撮像手段160と、撮像手段160によって撮像された撮像データを再生手段150による講義データの再生完了後に送信する送信手段110とをクライアント装置100に備える。講義データをクライアント装置100に送信する送信手段220と、クライアント装置100から講義データの再生完了後に送信される撮像データを受信する受信手段210と、受信手段210によって受信される撮像データに基づいて前記受講者が正当受講者であるか否か判定する判定手段280とをサーバ装置200に備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、オンライン学習システム及びオンライン学習用プログラムに関し、特に、自動車教習所の教習に関するサービスを教習生に提供する自動車教習所システム及び自動車教習所用プログラムなどにも適用できる、自動車教習所システム及び自動車教習所用プログラムに関する。
自動車教習所における教習は、教習所の教室で交通規則や安全知識を学ぶ「学科教習」と、実車などで運転技術を習得する「技能教習」とを含む。「学科教習」は、通常、特定のものを除いて順不同で受講できるように規定されていることが多い。このため、教習生は、受講可能な学科教習を、適宜、受講していくことが多い。
近年、特許文献1に開示されているように、「学科教習」については、教習所の教室で受講するのみならず、オンライン受講することができるようになった。特許文献1に記載のオンライン学習システムは、オンライン学習で提供される講義を、本人が最初から最後まで受講したことを保証するために、受講者端末からの配信要求を受け付け、オンライン学習教材を配信する配信制御部と、受講者端末により撮影された画像に基づいて、前記オンライン学習教材の配信中に受講者の顔認証を行う認証処理部と、前記認証処理部において、前記オンライン学習教材の配信中に受講者の顔認証の失敗が所定の条件を超えて続いた場合、前記受講者による当該オンライン学習教材の受講は未修了であるものとする受講進捗管理部とを備え、前記認証処理部は、前記受講者端末により前記オンライン学習教材の表示中に、受講者の操作を介さずに撮影された画像において認識枠で規定された範囲内の画像に基づいて、前記受講者が前記オンライン学習教材を学習している間にバックグラウンドにて顔認証を行う、というものである。
特許第6887710号公報
しかし、オンライン学習時に不正受講がないことを保証するために顔認証を行うこと自体は有益であろうが、特許文献1の顔認証の手法は、例えば、画像時に、偶々、瞬間的に、受講者(教習生)が、横を向いてしまっていたり、筆記具などを落下させてしまい、それを拾おうとして認識枠から外れてしまったりすると、不正受講をしていなくとも本人確認がされない可能性がある。このことは、例えば、受講者が夕方に窓際で講義を受講するといったような、撮像時に逆光状態であったり、顔の一部に夕日が当たったりして、所望の顔認証を行うことができない場合にも起こり得る。
このように、撮影時の受講者の行動、オンライン学習教材の受講環境などによって本人確認がされない可能性があり、特許文献1の場合には、受講中に顔認証による本人確認ができない場合は、自動的に講義の初めに戻る仕組みになっていることから([0014]段落)、実際には、不正受講がないにも拘わらず、偶々、顔認証ができなかった結果、最初から受講をさせるということは問題である。
さらに、例えば、認識枠で規定された範囲内に収まるように、本人の顔写真を設置していた場合には、不正受講しているにも拘わらず、これが看過されてしまう可能性もある。このため、オンライン学習システムでの顔認証だけを条件として不正受講がないことを保証しようとすることは問題である。
そこで、本発明は、顔認証の手法を全般的に工夫して、不正受講を抑止するオンライン学習システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のオンライン学習システムは、
講義データを受信する第1受信手段と、
前記第1受信手段によって受信された講義データを再生する再生手段と、
前記再生手段による講義データの再生中に受講者を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された撮像データを前記再生手段による講義データの再生完了後に送信する第1送信手段と、
を備えるクライアント装置と、
前記講義データを前記クライアント装置に送信する第2送信手段と、
前記クライアント装置から講義データの再生完了後に送信される撮像データを受信する第2受信手段と、
前記第2受信手段によって受信される撮像データに基づいて前記受講者が正当受講者であるか否か判定する判定手段と、
を備えるサーバ装置と、
を有する。
また、前記サーバ装置は、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段を備えることもできる。
さらに、前記再生手段によって再生される講義データは複数のコマデータを含み、
前記再生手段は、所定の前記各コマデータの再生完了時から所定時間経過時までを回答期限として前記受講者に向けた質問データを再生してもよい。この場合、前記回答期限内に教習生から前記質問データに対する回答がされなかった場合に、特定の前記コマデータの次に再生されるべきコマデータの再生を中止する中止手段を備えるとよいし、前記サーバ装置に、前記質問データに対する回答の正誤を添削する添削手段と、前記添削手段によって誤答であるとされた質問データに対応するコマデータにフラグを付加する付加手段と、前記付加手段によってフラグが付加されたコマデータを前記クライアント装置に再送する再送手段と、を備えてもよい。
またさらに、前記講義データは、自動車教習所の学科教習の収録データとすることもでき、その場合、
技能教習の受講状況に応じて受講することが好ましい学科教習の推奨基準を格納する第1格納媒体と、
教習生の技能教習の受講履歴を格納する第2格納媒体と、
前記第1及び第2格納媒体の格納内容を確認して当該教習生に推奨すべき学科教習を特定する特定手段と、
前記特定手段によって特定された学科教習を示す推奨情報をクライアント装置に送信する第3送信手段と、
を備えることもできる。
また、前記講義データは、自動車教習所の学科教習の収録データとする場合、
同一の学科教習について複数の教習指導員が講義担当した場合にそれらの講義の収録データを講義担当した各々の教習指導員を特定可能な態様で登録する登録手段と、
前記同一の学科教習についての一の収録データを再生完了した教習生に対して当該一の収録データの学科教習の習得度を確認するテストを実行する実行手段と、
前記実行手段によって実行されたテストの採点結果を前記教習指導員毎に集計する集計手段と、
前記集計手段による集計結果を他の教習生に提示する提示手段を備えてもよい。
さらに、前記講義データは、自動車教習所の学科教習の収録データとする場合には、前記教習生から技能教習の予約を受け付ける受付手段を備えることもできる。
また、前記サーバ装置は、
前記第2送信手段によって送信された講義データにフラグを付加する付加手段と、
前記付加手段によってフラグが付加された講義データの再送要求があった場合に当該講義データを早送り・巻き戻し・一時停止が可能な状態で再送する再送手段と、を備えてもよい。
また、本発明のオンライン学習用プログラムは、
講義データを受信する機能と、
前記講義データを再生する機能と、
前記講義データの再生中に受講者を撮像する機能と、
前記撮像した撮像データを前記講義データの再生完了後に送信する機能と、
をクライアント装置に実行させる。
発明の実施の形態
以下、本発明の実施形態について、自動車教習所システムを例に、図面を参照して説明する。なお、各図において、同様の部分には同一符号を付している。
(構成の説明)
図1は、本発明の実施形態の自動車教習所システムの模式的な構成を示すブロック図である。図1には、以下説明する、クライアント装置100と、サーバ装置200と、格納媒体300と、ネットワーク400と、を示している。
クライアント装置100は、自動車教習所の教習生が有する、例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット装置、PDA、携帯電話機などの総称である。クライアント装置100は、学科教習の収録データの視聴などに必要な処理を行う計算機能、及び、サーバ装置200との間で各種データ又は情報の送受信に必要な処理を行う通信機能を有してさえいれば、これらに限定されるものではない。以下、本実施形態では、主として、スマートフォン100をクライアント装置100の例として説明する。
サーバ装置200は、自動車教習所の担当者又は本実施形態の自動車教習所システムの管理者などによって管理、操作されるものである。サーバ装置200は、主として、格納媒体300の格納内容に基づいて、スマートフォン100を通じて自動車教習所の教習に関する種々のサービスを教習生に提供するものである。なお、格納媒体300は、サーバ装置200内に設けることもできる。
格納媒体300は、自動車教習所の教習に関する種々のサービスを教習生に提供するために必要な様々な情報及びデータを格納するものである。格納対象は、以下説明する、(1)推奨基準情報、(2)教習生情報、(3)収録データ及び質問データに大別される。なお、格納媒体300は、物理的に一つである必要はなく、これらの(1)~(3)の各々を物理的に別個に格納するというように、例えば3つの格納媒体300とすることができる。また、これらの(1)~(3)の各々を、1以上の格納媒体300で論理的に分けて格納することもできる。
(1)推奨基準情報とは、技能教習の受講状況に応じて受講することが好ましい学科教習の推奨基準を示す情報である。推奨基準情報は、第一段階、第二段階毎に作成されている。推奨基準情報については、更に図4を用いて具体的に後述する。
(2)教習生情報とは、例えば各教習生の氏名・住所・電話番号などの連絡先、各教習生が本実施形態の自動車教習所システムの利用のために割り当てたログインIDと自動車教習所システムの利用に先立って必要なパスワードとのセット、各教習生の1以上の顔画像、後掲するテストの採点結果を含む各教習生の学科教習及び技能教習の受講履歴、各教習生の撮像データ及びこれに付帯するログイン時の判定結果などの情報のことである。これらの情報は、教習生毎に相互に紐付けされた状態で格納される。
(3)収録データとは、複数の学科教習のうち幾つかの収録データをいい、典型的には、通学形態で対面受講することが法令等によって義務付けられていない学科教習についての収録データのことである。また、本実施形態では、同一の学科教習について同一又は複数の教習指導員が講義担当することもでき、その場合にはそれらの講義の収録データを講義担当した各々の教習指導員を特定可能な態様で格納しておくようにしている。さらに、本実施形態では、外国人教習生のオンライン受講の効率化向上のため、教習指導員が講義した内容、具体的には講義中に発した事項を、英語などの他言語に翻訳した字幕/通訳した音声データを作成して、収録データに重畳して再生できるようにしている。
さらに、本実施形態では、各収録データを、複数のコマデータから構成されるようにしている。1時限に占めるコマデータの数・各コマデータの再生時間は任意であるが、一例としては、1時限の教習時間が50分以上であればよいものとし、大凡17分の再生時間×3コマで講義を収録することが挙げられる。
質問データは、所定のコマデータの再生完了後に、教習生に向けて送信されるものである。質問データは、全てのコマデータの再生完了後に送信してもよいし、幾つかのコマデータの再生完了後に送信してもよいし、また、最後に再生されるべきコマデータの再生完了後には送信しないなど、様々な送信態様が考えられる。
質問データは、例えば、当該コマデータの内容の理解度確認を目的として、当該コマデータの内容に基づいて例えば教習指導員が作成した問題と、それに対する正誤が混合した複数の回答枝との組とすることができる。もっとも、回答枝ではなく、フリーワードで回答させるようにしてもよい。
或いは、質問データは、教習生の不正受講の抑止に特化して、例えば、簡単な計算問題や「画面に表示されている色は何ですか?」という問題と、それに対する正誤が混合した複数の回答枝との組とすることもできる。もっとも、回答枝ではなく、フリーワードで回答させるようにしてもよい。
また、質問データは、当該コマデータの内容の理解度確認を目的としたものと不正受講の抑止を目的としたものとが混在していてもよいし、更には、これらとは異なる他の目的としたものでもよい。
ここで、自動車教習所の規模が大きくなればなるほど、教習指導員の数も多くなることが一般的であるが、教習指導員は、その経験などによってスキルの成熟度が異なる。また、教習生にとっては、教習指導員との相性の良し悪しもあろう。したがって、例えば、「学科教習」を担当する教習指導員を選択できるとなれば、学科教習の学習効果の向上、受講マインド向上などの利点がある。そこで、本実施形態では、教習指導員を選択できるように、一の各収録データをその担当した教習指導員を特定可能な態様で格納するようにしている。
ネットワーク400は、インターネット、携帯電話網などの各種ネットワークの総称である。なお、ネットワーク400には、Wi-Fiやブルートゥースなどの無線ネットワーク、自動車教習所内などを含む各所に局所的に設けられたローカルエリアネットワークも含む。
図2は、図1のクライアント装置(スマートフォン)100の模式的な構成を示すブロック図である。図2には、以下説明する、送信手段110と、受信手段120と、予約手段130と、返答手段140と、再生手段150と、撮像手段160と、中止手段170と、を示している。なお、これらの各手段110~170によって実現する機能は、例えば、スマートフォン100が備えるCPUとメモリとを用いて実行するプログラムによって実現してもよい。
送信手段110は、サーバ装置200に対して、以下に挙げるものを含む種々のデータ及び情報を送信するものである。送信手段110は、各種情報及びデータを送信する場合には、当該送信対象に当該教習生に割り当てられているログインIDを付加してサーバ装置200に送信する。つまり、この場合、ログインIDは送信元を示すことになる。
送信手段110による送信対象に含まれるものとしては、本実施形態の自動車教習所システムの典型的な使用時の時系列に沿っていうと、例えば、サーバ装置200に送信する、自動車教習所システムのログイン操作時に入力されるログインID及びパスワード、オンライン受講を希望する学科教習の収録データの配信要求、再生手段150によってコマデータの再生が完了したことを示す情報、その後の質問データに対する受講者の回答データ、撮像データ、学科教習の推奨情報の受領確認、などが挙げられる。
なお、この収録データには、教習生の技能教習の受講状況に応じて特定される、当該教習生に推奨すべき学科教習を特定した推奨情報に基づいて指定されるものも含む。この推奨情報とは、典型的には、教習生が次に受講することが推奨される学科教習を示す情報である。この撮像データは、2以上の静止画データであっても、1以上の動画データであっても、これらを組み合わせたものであってもよい。
また、収録データには、受講期限が設けられていることも少なくないので、その場合には当該受講期限が迫っている収録データの受講を推奨するようにしてもよい。教習生毎に当該受講期限をモニタし、当該受講期限の例えば10日前の期日が到来した場合には、そのような収録データを特定する情報とその受講を促す通知を当該教習生に行うことによって、当該教習生は滞りなく自動車教習所の卒業検定等に必要な収録データを受講することが可能となる。
受信手段120は、サーバ装置200から送信される、以下に挙げるものを含む種々のデータ及び情報を受信するものである。受信手段120による受信対象には、当該教習生に割り当てられているログインIDが付加されている。つまり、この場合、ログインIDは送信先を示すことになる。
受信手段120による受信対象に含まれるものとしては、本実施形態の自動車教習所システムの典型的な使用時の時系列に沿っていうと、例えば、サーバ装置200から送信される、学科教習の推奨情報、学科教習の収録データ、質問データ、撮像データの送信要求、などが挙げられる。
予約手段130は、サーバ装置200に対して、学科教習のうちオンライン受講が不可であるとされているもの及び対面受講を希望するものと、技能教習との予約を行うものである。予約手段130は、教習生が指定する日時を示す情報に、当該教習生に割り当てられているログインIDを付加してサーバ装置200に送信する。
返答手段140は、後述する実行手段250によって実行されるテストの質問データにおける質問に対する回答を返答するものである。返答手段140は、教習生が入力又は選択した回答に、当該教習生に割り当てられているログインIDを付加してサーバ装置200に送信する。
再生手段150は、受信手段120によって受信された収録データや質問データを再生するものである。本実施形態では、収録データが複数のコマデータから構成されているので、再生手段150は、それらのコマデータを順次再生し、また、所定のコマデータの再生後に質問データの再生を行う。
収録データの再生形式は不問であるが、通常、収録データが外部漏洩することは好ましくないので、ストリーミング形式を採用するとよい。そうすれば、収録データがスマートフォン100に保存されないので、外部漏洩を防止することができる。さらに、HTTPストリーミング形式を採用すれば、スマートフォン100に標準搭載されている再生プレイヤーで収録データを再生することができるので好ましい。
撮像手段160は、再生手段150による収録データの再生中に受講者を撮像するものである。撮像手段160は、ハードウェアとしてみれば、例えば、少なくとも、クライアント装置100に搭載又は接続されているカメラと、当該カメラによって撮像されたデータを保存するメモリとによって実現できる。
撮像手段160は、例えば、定期的に又は不定期なタイミングで、1時限あたり5回~100回(例えば50回)の静止画データを得るための撮像を行い、及び/又は、1時限あたり3秒~50分程度で1回~30回(例えば5秒×5回)の動画データを得るための撮像を行うとよい。さらに、例えば、コマデータ又は質問データの再生完了後であって、次のコマデータの再生開始前に撮像を行うことも一法である。
撮像データは、編集することなく、サーバ装置200に送信してもよいが、例えば動画データの場合には、図示しない処理手段によって、必要に応じて切り出した複数の静止画データ又は低容量の1以上の動画データとしてから送信してもよい。
中止手段170は、質問データに対して回答期限内に教習生から回答されなかった場合に、次に再生されるべきコマデータの再生を中止するものである。この回答期限は、直前に再生していたコマデータの再生完了又は当該質問データの再生開始(これらの間隔は通常1秒にも満たない程度であるので、本明細書では、「コマデータの再生完了」という場合には、その直後の「質問データの再生開始」であってもよいものとする。)から、例えば30秒~2分を経過した時とすることができる。
中止手段170は、この時間を計測するために、例えば30秒~2分経過するタイミングでタイムアウトするようなタイマーを備え、コマデータの再生完了を検知した場合にタイマーをオンするとよい。
なお、当該中止をした場合には、その学科教習を教習生が再受講すべきものとするために、中止したことを示す情報を送信手段110によってサーバ装置200に送信する。サーバ装置200は、この情報を受信すると、後述する登録手段230によって格納媒体300の受講履歴を上書きする。
また、中止手段170によって実現する計時機能は、必ずしもクライアント装置100において実行する必要はなく、サーバ装置200において実行するようにしてもよい。
図3は、図1のサーバ装置200の模式的な構成を示すブロック図である。図3には、以下説明する、受信手段210と、送信手段220と、登録手段230と、特定手段240と、実行手段250と、集計手段260と、提示手段270と、判定手段280と、出力手段290と、を示している。その場合には当該受講期限が迫っている収録データの受講を推奨するようにしてもよい。なお、これらの各手段210~290によって実現する機能は、例えば、サーバ装置200が備えるCPUとメモリとを用いて実行するプログラムによって実現してもよい。
受信手段210は、スマートフォン100の送信手段110によって送信される、教習生がオンライン受講を希望する学科教習の収録データの配信要求を受信するものである。また、受信手段210は、収録データの再生完了後に送信手段110によって送信される撮像データを受信するものである。さらに、送信手段110によって送信される推奨情報の受領確認を受信するものである。
送信手段220は、受信手段210によって受信される配信要求に従って、教習生がオンライン受講を希望する学科教習の収録データをコマデータ毎に送信するとともに、例えば所定のコマデータの再生完了後に質問データを送信するものである。また、送信手段220は、特定手段240によって特定された学科教習を示す推奨情報をスマートフォン100に送信するものである。
登録手段230は、格納媒体300に対して、例えば、技能教習の受講状況に応じて受講することが好ましい学科教習を受講する推奨基準と、教習生の技能教習及び学科教習の受講履歴と、幾つかの前記学科教習の収録データ及び質問データと、を登録するものである。
なお、登録手段230は、既述のように、各収録データを各々の学科教習の講義を担当した教習指導員を特定可能な態様で登録する。また、質問データがコマデータの内容理解度確認を目的としたものである場合には、当該コマデータに紐付けて登録して、当該コマデータを送信した場合には当該質問データを送信するようにする。同様に、登録手段230は、実行手段250によって実行されるテストの質問データを、それに対応する収録データに紐付けて登録する。
特定手段240は、格納媒体300の格納内容を確認して、教習生に推奨すべき学科教習を特定するものである。具体的には、特定手段240は、技能教習の受講状況に応じて受講することが好ましい学科教習の推奨基準と教習生の学科教習の受講履歴とに基づいて当該特定を行う。
実行手段250は、収録データを視聴した教習生に対して、当該収録データに対応する学科教習の習得度を確認するテストを実行するものである。具体的には、実行手段250は、当該収録データに紐付けて登録されている対応するテストの質問データをスマートフォン100に送信して、その質問に対する回答を教習生に促す。
なお、当該質問データは、教習指導員らが作成すればよく、また、適宜、差替又は編集などしてもよい。また、実行手段250は、質問データの送信に代えて又はこれとともに、教習生に対して講義内容についての評価の聞き取りなどを目的にアンケートを実行するようにしてもよい。
集計手段260は、実行手段250によって実行されたテストの採点結果又はアンケート結果、教習生毎又は教習生全体の収録データの再生回数などを、教習指導員毎に集計するものである。したがって、採点結果の良い教習生が受講した学科教習又はアンケート結果の良い学科教習の収録データや、人気のバロメータともいえる再生回数の多い収録データの講義を担当した教習指導員の講義の受講希望者が増えることが想定される。また、集計手段260による集計結果は、教習指導員毎の給与査定などにも用いることが可能となる。これらのことは、教習指導員の講義意欲の向上にも寄与する。
提示手段270は、集計手段260によって集計した結果を、自動車教習所、指導員ら、教習生などの少なくともいずれかに提示するものである。これにより、上記のように、採点結果の良い教習生が受講した学科教習の講義等を担当した教習指導員の収録データを、自動車教習所、指導員らにフィードバックしたり、オンライン受講の際に指定する動機付けを教習生に対して付与したりすることができる。
判定手段280は、受信手段210によって受信される撮像データに基づいて受講者が教習生であるか否か判定するものである。判定手段280は、例えば既知の顔認証技術を用いることができるが、これに代えて又はこれとともに、教習生が不正受講することを回避するために、再生態様や再生時間などから受講の成否判定をするとよい。
具体的には、例えば、判定手段280は、収録データの再生開始時刻と再生終了時刻とのログを取り、再生時間が例えば50分に満たない場合には、倍速再生ソフトを用いるか早送再生をしている筈なので不正受講と判定する。反対に、再生時間が例えば70分を超えていた場合には、再生一時停止か巻戻再生をしている筈なので不正受講と判定する。また、音量調整バーが最大音量の例えば5%未満とされていた場合には、受講内容を視聴していない蓋然性が高いので不正受講と判定する。
なお、汎用的な動画再生ソフトを用いず、専用的な動画再生ソフトを用いる場合には、早送り、巻き戻し、一時停止などを教習生が実行できないように作り込みすることも一法である。
もっとも、教習生が、不正受講することなく再生した収録データにつき、復習のために再受講を希望する場合の便宜を考慮して、当該収録データにフラグを付加し、当該収録データ(そこに含まれる特定のコマデータを含む。)の再送要求があった場合に当該収録データを早送り・巻き戻し・一時停止が可能な状態で再送するようにしてもよい。
また、一例を示すと、スマートフォン100から送信された撮像データが複数の静止画データを含む場合には、複数の撮像データのうち例えばランダムに選択した2以上の撮像データから、それぞれ特徴点検出をするなどして顔部分を抽出し、それらの顔部分の特徴量とりわけマスク着用時を考慮してマスクに覆われていない目やその付近などの特徴量を算出し、その照合スコアが所定範囲内であれば、それらの撮像データに写っている受講者が同一人物であると判別する。
ところで、自動車教習所システムが提供するサービスを受けるためのログイン操作の際にも顔認証を行うことができる。この場合に、「正当教習生」がログイン操作を実行し、その者がオンラインで学科教習を受講するという性善説に立つならば、つまり、「正当教習生」がログイン操作後に他人が代理で学科教習を受講することがなければ、撮像手段160によって撮像した複数の撮像データの顔部分を相互に認証対象とすれば十分である。
これに対し、「正当教習生」がログイン操作後に他人が代理で学科教習を受講するという性悪説の可能性はないとは言い切れないし、ログイン操作の際に顔認証を用いない場合もあろうから、認証対象に教習生情報に含まれる顔画像の顔部分を含めてもよい。
なお、本実施形態では、照合スコアに係る所定範囲は、例えば0.5~0.9(ただし、照合スコアが0~1の場合)とし、照合スコア(複数回の認証を行う場合には、照合スコアの平均値)が当該範囲内であれば、不正受講ではないと判別するようにしている。この範囲の下限よりも低値の場合、他人による成りすましの可能性があるし、この範囲の上限よりも高値の場合、教習生の写真がカメラ前に設置されている可能性があるからである。
出力手段290は、判定手段280による判定結果やログイン操作の認証結果を出力するものである。出力手段290は、いわゆるプッシュ式で結果の出力を行ってもよいし、いわゆるプル式で結果の出力を行ってもよい。プル式であれば、一例としては、毎朝10時頃に教習指導員が出力指示を入力すると、各結果の一覧を出力することが考えられる。
なお、出力手段290は、それらの結果の全てを出力してもよく、その場合には、結果の良し悪しによって色別表示するとよい。また、それらの結果の全てではなく、判定手段280によって不正受講であると判定された結果のみ、及び/又は、ログイン認証失敗という結果のみを出力するようにしてもよい。
その他にも、サーバ装置200は、質問データに対する回答の正誤を添削する手段と、誤答である質問データに対応するコマデータにフラグを付加する手段と、当該コマデータをクライアント装置100に再送する手段と、を備えてもよい。これによって、教習生の誤解している箇所が是正され、当該教習生の学習教習の習得度を高めることができる。
(推奨情報の説明)
図4(a)は、典型的な第一段階(1段階)の「学科教習」のカリキュラムを示す図であり、教習生が使用するテキストの目次などに掲載されているものである。図4(a)には、以下説明する、「教程番号」、「項目番号」、「項目名」を一組で示している。
「教程番号」とは、「項目名」に対して割り当てられた「1-1」~「1-10」の連番である。例えば「1-1」という教程番号の表記は、「第『一』段階」を示す「1」と「『1』時限目」を示す「1」をハイフンで結んだものである。教習生は、「第一段階」の「学科教習」の受講順番については、教程番号「1-1」の項目の講義を最初とすることを必須とし、その後の教程番号「1-2」~「1-10」の項目の講義は、通常、順不同で受講できるところ、本実施形態では、予約の混雑具合などにもよるが、これを順不同とせずに、極力それらの受講順番又は受講時期を推奨する。
「項目番号」とは、「項目名」に対して割り当てられた「1」~「14」の連番であって、道路交通法によって規定された全国統一の番号である。この例では、一部について取り上げると、「項目番号」の「1」~「4」はそれぞれ「教程番号」の「1-1」~「1-4」に属しており、「項目番号」の「6」は「教程番号」の「1-5」に属しており、「項目番号」の「5」「7」「14」は「教程番号」の「1-6」に属している。
「項目名」とは、学科教習の教習内容を示すものである。例えば、「運転者の心得」という「項目名」には「項目番号」の「1」及び「教習番号」の「1-1」が割り当てられており、「信号に従うこと」という内容には「項目番号」の「2」及び「教習番号」の「1-2」が割り当てられている。
図4(b)は、図4(a)に示すカリキュラムを、技能教習の受講状況に応じて自動車教習所及び/教習生にとって受講することが好ましい学科教習の推奨基準に基づいて並び替えた例を示す図である。換言すると、格納媒体300には、図4(b)に例示する推奨情報が登録されることになる。
図5は、第一段階の普通免許のマニュアル車用「技能教習」のカリキュラム例を示す図である。「技能教習」の受講順番については自動車教習所が決定する。通常、例えば「1時限目」の「技能教習」の受講が完了したら次に「2時限目」の「技能教習」を受講することができ、同様に、例えば「5時限目」の「技能教習」の受講が完了したら次に「6時限目」の「技能教習」を受講することができる、というように、カリキュラムの例に示す順番で技能教習を受講していくことになる。
つぎに、推奨基準の意義について説明する。図5に示す例では、例えば「10時限目」の「項目名」は、「オートマチック車の運転(項目番号:21)」、及び、「オートマチック車の急加速と急発進時の措置(項目番号:22)」である。
一方、図4(b)に示す例では、例えば「教程番号」の「1-6」の「項目名」は、「オートマチック車の運転(項目番号:14)」である。この「項目名」は、字句どおり、「技能教習」の「10時限目」の「項目名」に示す「オートマチック車の運転(項目番号:21)」、及び、「オートマチック車の急加速と急発進時の措置(項目番号:22)」に関連するものである。
したがって、図5に示す「10時限目」の「技能教習」の受講に先立って、図4(b)に示す「教程番号」の「1-6」の「学科教習」の受講をしておくと、当該「技能教習」の学習効果を高められる。このことは、直接的には教習生にとって好適であるが、技能教習の再受講率を減らすことによって教習生の滞留を低下させることが期待できるから、間接的には自動車教習所にとっても好適であるといえる。
また、図5に示す例では、例えば「11時限目」の「項目名」は、「通行位置の選択と進路変更(項目番号:12)」、及び、「障害物への対応(項目番号:13)」である。
一方、図4(b)に示す例では、例えば「教程番号」の「1-8」の「項目名」は「進路変更等(項目番号:10)」であり、「教程番号」の「1-9」の「項目名」は「追い越し(項目番号:11)」である。これらの「項目名」は、いずれも「技能教習」の「11時限目」の「通行位置の選択と進路変更(項目番号:12)」、及び「障害物への対応(項目番号:13)」に関連するものである。
したがって、図5に示す「11時限目」の「技能教習」の受講に先立って、図4(b)に示す「教程番号」の「1-8」及び「1-9」の「学科教習」の受講をしておくと、当該「技能教習」の学習効果を高められるから、既述のように、自動車教習所及び/又は教習生にとって利点がある。
同様のことは、図5に示す「12時限目」の「技能教習」の受講に先立って、図4(b)に示す「教程番号」の「1-3」及び「1-2」の「学科教習」を受講する場合にも当てはまり、図5に示す「13時限目」の「技能教習」の受講に先立って、図4(b)に示す「教程番号」の「1-5」の「学科教習」を受講する場合にも当てはまる。
これらに対し、図4(b)に示す「教程番号」の「1-4」、「1-7」及び「1-10」の「学科教習」については、いずれかの「技能教習」との関連性に乏しいため、受講基準は例えば後回ししても「技能教習」の学習効果を左右しない。
もっとも、図4(b)に示す「教程番号」の「1-4」、「1-7」及び「1-10」の「学科教習」のうち幾つかについては、例えば、図5に示す「9時限目」までの「技能教習」の受講と並行して受講していくことも可能であり、そのようにすると、修了検定、卒業検定までの時間を短縮化することができる。
また、「技能教習」の学習効果をより高めるためには、教習生が学科教習の講義内容を時間の経過とともに忘却していくことを考慮すると、相互に関連する「学科教習」と「技能教習」との受講時間を短くすることは好適である。
したがって、本実施形態では、仮に教習生が「教程番号」の「1-6」の「オートマチック車の運転(項目番号:14)」の「学科教習」を受講していない状態で、図5に示す「10時限目」よりも少し前の例えば「8時限目」の「技能教習」の予約を要求した場合などのタイミングで、サーバ装置200は、「『10時限目』の『技能教習』を受講する前に『教程番号』の『1-6』の『オートマチック車の運転(項目番号:14)』の『学科教習』を受講しておくことをオススメします」というようなメッセージを、スマートフォン100に送信することとしている。
さらに、図5に示す例えば「8時限目」の「技能教習」の受講が完了したタイミング、又は、そのテストの回答の送信が完了したタイミングで、その教習生が「教程番号」の「1-6」の「オートマチック車の運転(項目番号:14)」の「学科教習」を受講していない場合には、上記のようなメッセージをスマートフォン100に送信して、再度、関連する学科教習の事前受講を推奨することもできる。
特に、このような各メッセージを送信したにもかかわらず、教習生が例えば「教程番号」の「1-10」が割り当てらえている「学科教習」の収録データの配信要求をしてきた場合には、教習生が推奨意図を把握していない可能性があるとも考えられるので、「1-10」の「学科教習」は「13時限目」の「技能教習」後に受講すれば十分であることを示すメッセージなども併せて当該教習生に送信することも一法である。なお、このような各メッセージは、教習生がログインした後のいわゆるマイページに表示したり、登録済みの教習生のメールアドレス宛に送信したりすることが挙げられる。
また、自動車教習所及び/又は教習生にとって好適な順番というのは、技能教習の学習効果を高めることだけに限られない。例えば、仮免許学科試験の合格率を高めるために、仮免許学科試験の点数アップに寄与すると考えられる「教程番号」が「1-4」の「車の通行するところ」、「車が通行してはいけないところ」といった学科教習を可能な限り後に(例えば「11時限目」以降)受講することを推奨することも一法である。
図6(a)及び図6(b)は、それぞれ、図4(a)及び図4(b)に対応する第二段階(2段階)の「学科教習」のカリキュラム等を示す図である。図7は、図5に対応する第二段階の普通免許のマニュアル車用「技能教習」のカリキュラム例を示す図である。なお、図6(a),図6(b)に示す「教程番号」が「2-1」~「2-4」の「学科教習」については、オンライン受講が認められておらず、対面受講をすることが警察庁の通達によって義務付けられている。
また、教習生は、「第二段階」の「学科教習」の受講順番についても、「第一段階」と同様に、教程番号「2-1」~「2-16」の項目の講義は、通常、順不同で受講できるところ、本実施形態では、予約の混雑具合などにもよるが、これを順不同とせずに、極力それらの受講順番又は時期を推奨する。
まず、「第二段階」においても、図4~図5を用いて説明したように、例えば、
・「8時限目」の「駐・停車(項目番号:9)」の受講に先立って、「教程番号」が「2-12」の「駐車と停車(項目番号:11)」を受講しておくこと、
・「11時限目」の「危険を予測した運転(項目番号:13)」の受講に先立って、「教程番号」が「2-5」の「死角と運転(項目番号:4)」及び「2-10」の「特徴的な事故と事故の悲惨さ(項目番号:9)」を受講しておくこと、
・「16時限目」の「特別項目(項目番号:15)」の受講に先立って、「教程番号」が「2-9」の「悪条件下での運転(項目番号:8)」を受講しておくこと、
を推奨する。
さらに、「第二段階」の「学科教習」には、特定の「技能教習」の受講との関係で、受講時期が制限されているものがあるので、この点も考慮した推奨を行う。受講時期の制限というのは、例えば、
・「教程番号」の「2-15」の「学科教習」の受講を、「13時限目」の「技能教習」の受講日前の例えば30日以内にしておく必要があること、
・「教程番号」の「2-16」の「学科教習」の受講を、「17時限目」の「技能教習」の受講日前の例えば30日以内にしておく必要があること、
が挙げられる。
(動作の説明)
図8及び図9は、図1に示す自動車教習所システムの主要な動作例を示す流れ図である。ここでは、事前に教習生に対してログインID及びパスワードのセットを割り当て、格納媒体300に対して既述の各種データ及び各種情報(撮像データ及びそれに付帯するもの除く)が格納された状態で、図4(b)に示す「学科教習」の教程番号「1-1」の「運転者の心得」について受講済みの教習生のスマートフォン100とサーバ装置200とのやり取りを例に説明する。
教習生が、教程番号「1-2」~「1-10」の「学科教習」のいずれかについてオンライン受講をしようと考えて、スマートフォン100を操作することによってログインIDとパスワードとのセットを入力すると、スマートフォン100はそれらを受け付ける(ステップS1)。
つづいて、スマートフォン100では、送信手段110が、それらのログインIDとパスワードとのセットを含むログイン要求を、ネットワーク400を介してサーバ装置200に向けて送信する(ステップS2)。
サーバ装置200は、ネットワーク400を介して送信されてくるログイン要求を受信すると、それに含まれるログインID等と格納媒体300における格納内容と照合して、ログイン認証をするといったログイン処理を実行する(ステップS3)。
その結果、ログイン認証成功の場合には、サーバ装置200の送信手段220が、ログイン処理が完了したことをスマートフォン100に対して送信する(ステップS4)。なお、この例では、ログイン認証失敗の場合には、不正ログイン防止のため、所定時間のログイン制限を設けたり、教習指導員等が解除しなければログイン操作を受け付けないロックを掛けたりすればよい。
なお、スマートフォン100は、ログイン認証の際に、ログインID及びパスワードのセットに代えて又はこれとともに、教習生の顔をカメラによって撮像し、その撮像データをサーバ装置200に対して送信し、サーバ装置200にてその撮像データの顔部分と教習生情報に含まれる顔画像の顔部分とに基づくログイン認証をすることも可能である。
つづいて、教習生が、スマートフォン100を操作することによって、対面学科教習とオンライン学科教習とのうち自己が希望する受講種別としてオンライン学科教習を指定、この例ではオンライン受講を指定すると、スマートフォン100はそれを受け付ける(ステップS5)。
つぎに、スマートフォン100の送信手段110は、当該教習生に割り当てられているログインIDを付加したオンライン学科教習の収録データの配信要求をサーバ装置200に送信する(ステップS6)。
サーバ装置200では、受信手段210が、スマートフォン100の送信手段110によって送信される収録データの配信要求を受信すると、特定手段240が、当該配信要求に含まれる教習生のログインIDに基づいて格納媒体300を参照し、特定手段240は、以下に示すような手法によって、当該ログインIDに対応する技能教習の受講履歴を確認し、当該教習生が次に受講を推奨すべき学科教習を特定する(ステップS7)。
図10は、図8に示すステップS7の特定手段240の処理例を示すフローチャートである。特定手段240は、まず、当該教習生が何時限目の技能教習まで受講が完了しているかを確認する(ステップS31)。
ステップS31の確認の結果、「第一段階」の例では、既述の理由により、例えば「8時限目」の技能教習の受講が完了しているか否かを判断し(ステップS32)、ステップS32の判断の結果、例えば「8時限目」の技能教習の受講が完了している場合には、「10時限目」の技能教習の受講に先立って受講しておくことが望ましい、「教程番号」の「1-6」の学科教習の受講が完了しているか否かを判断する(ステップS33)。
ステップS33の判断の結果、「教程番号」の「1-6」の学科教習の受講が完了している場合には、「教程番号」の「1-8」及び「1-9」の学科教習の受講が完了しているか否かを判断し(ステップS34)、ステップS34の判断の結果、「教程番号」の「1-8」及び「1-9」の学科教習の受講が完了している場合には、「教程番号」の「1-3」及び「1-2」の学科教習の受講が完了しているか否かを判断する(ステップS35)。
ステップS35の判断の結果、「教程番号」の「1-3」及び「1-2」の学科教習の受講が完了している場合には、「教程番号」の「1-5」の学科教習の受講が完了しているか否かを判断し(ステップS36)、ステップS36の判断の結果、「教程番号」の「1-5」の学科教習の受講が完了している場合には、受講が完了していない「教程番号」の「1-4」、「1-7」及び「1-10」のいずれかが割り当てられた学科教習ということになるところ、それらの「学科教習」は、「技能教習」の受講履歴との関係で受講順番又は時期に優劣はないから、例えば、「教程番号」の「1-4」、「1-7」及び「1-10」という未受講の学科教習のうち当該番号の数字が小さい「教程番号」の「1-4」の学科教習を次に受講を推奨すべき学科教習であると機械的に特定する(ステップS37)。
なお、この特定は、「教程番号」の「1-4」という当該番号の数字が小さいものに限定されず、乱数などを用いてランダムに決定し、その結果として「教程番号」の「1-7」又は「1-10」のものとしてもよい。
また、ステップS32の判断の結果、例えば「8時限目」の技能教習が完了していない場合には、「10時限目」~「13時限目」の技能教習の受講までには時間的余裕があるので、この場合にも、ステップS37に移行するとよい。
一方、ステップS33の判断の結果、「教程番号」の「1-6」の学科教習の受講が完了していない場合には、「10時限目」の技能教習の受講までには時間的余裕がないので、「1-6」の学科教習を次に受講を推奨すべき学科教習であると特定する(ステップS38)。
また、ステップS34の判断の結果、「教程番号」の「1-8」及び「1-9」の学科教習の受講が完了していない場合には、「11時限目」の技能教習の受講までには時間的余裕がないので、「1-8」又は「1-9」の学科教習を次に受講を推奨すべき学科教習であると特定する(ステップS39)。
さらに、ステップS35の判断の結果、「教程番号」の「1-3」及び「1-2」の学科教習の受講が完了していない場合にも、「12時限目」の技能教習の受講までには時間的余裕がないので、「1-3」及び「1-2」のいずれかの学科教習を次に受講を推奨すべき学科教習であると特定する(ステップS40)。
またさらに、ステップS36の判断の結果、「教程番号」の「1-5」の学科教習の受講が完了していない場合にも、「13時限目」の技能教習の受講までには時間的余裕がないので、「1-5」の学科教習を次に受講を推奨すべき学科教習であると特定する(ステップS41)。
図10のフローチャートに示す手法によれば、当該教習生に対して次に受講を推奨すべき学科教習を特定することができる。なお、図10に示す例は、あくまで単なる一例にすぎず、例えば、技能教習の受講履歴については、ステップS32の処理において「8時限目」の技能教習の完了の有無のみを確認する例を示しているが、更に例えば「5時限目」の技能教習の完了の有無を確認するというように緻密な処理をすることもできる。
この場合、例えば「5時限目」の技能教習が完了していない教習生に対しては、時間的余裕があるうちに、技能教習との関連性に乏しい、「教程番号」の「1-4」、「1-7」及び「1-10」という学科教習の受講を推奨することも可能となる。
そして、この場合には、教習生は、それらの推奨情報からオンライン受講を希望する学科教習の「教程番号」を適宜指定することによって、いずれかの学科教習の収録データの配信要求を指定することもできる
また、例えば、ステップS32の処理に先立って「13時限目」の技能教習の受講が完了しているか否かについて判断するステップを付加してもよい。このステップを実行した結果、「13時限目」の技能教習の受講が完了している場合には、ステップS32~ステップS36を実行する必要がないのでステップS37に移行すればよい。
さらに、例えば、ステップS7の一貫として又はその前に、受講期限が迫っている(例えば2週間前)収録データが有るか確認し、そのような収録データが有れば、その収録データを推奨情報として特定して受講を促すとよい。
図8に戻ると、図10に示す処理を実行した場合には、サーバ装置200の送信手段220は、特定手段240によって特定された推奨情報をスマートフォン100に送信する(ステップS8)。
これにより、スマートフォン100では、受信手段120が、サーバ装置200から送信される推奨情報を受信する。スマートフォン100は、その推奨情報をディスプレイに表示したり、スピーカから音声を出力したりして教習生に報知する(ステップS9)。
教習生は、この報知内容を踏まえ、自らプッシュ型で配信要求することに代えて、推奨情報に従った学科教習の収録データの配信要求を指定するというプル型の配信要求をすることもできるし、指定済みの収録データの配信要求を再度行うこともできる。教習生による配信要求対象の選択の便宜のため、その選択ボタンを表示するなどするとよい。
なお、各収録データを各々の学科教習の講義を担当した教習指導員を特定可能とする場合には、教習生が教程番号を指定し易いように、例えば、学科教習の「教程番号」及び「項目名」を大項目、講義の「担当教習指導員名」を中項目、当該各註項目に対応する後述の「集計結果」を小項目として、マイページに一覧表示するとともに、各小項目に対応する指定ボタンを表示する画面を、サーバ装置200の提示手段270によってスマートフォン100に提示することも一法である。
そして、教習生がいずれかの収録データの配信要求対象の選択を行うと、スマートフォン100の送信手段110は、その配信要求を行うとともに受領確認も兼ねて教習生による選択結果をサーバ装置200に対して送信する(ステップS10)。
サーバ装置200では、受信手段210によって当該選択結果を受信するか、又は、図10に示す処理がステップS37を含む場合には、送信手段220が、ユーザによる選択結果又は特定手段240による特定結果に従った収録データを構成するコマデータを送信する(ステップS11)。
なお、念のため説明すると、ステップS11の実行が1回目の場合には、複数のコマデータのうち、最初に再生すべきコマデータである。そして、後述する図9のステップS21を経て、ステップS11の実行が2回目の場合には、最初に再生すべきコマデータの次に再生すべきコマデータであり、以下同様である。
スマートフォン100では、受信手段120が、サーバ装置200から送信される最初のコマデータを受信する。スマートフォン100は、再生手段150によって、内蔵する再生プレイヤーを起動して、そのコマデータの再生を開始する(ステップS12)。
それから、スマートフォン100は、再生手段150によるコマデータの再生中に、撮像タイミングが到来したか否かを判定する(ステップS13)。判定の結果、そのタイミングが到来していなければ、ステップS13を継続する。一方、そのタイミングが到来していれば、撮像手段160によって受講者を撮像する(ステップS14)。
その後、スマートフォン100は、撮像データを図示しないメモリに保存してから、そのコマデータの再生が完了したか否かを判定する(ステップS15)。判定の結果、そのコマデータの再生が完了していない場合には、ステップS13へ移行する。一方、そのコマデータの再生が完了している場合には、送信手段110によってサーバ装置200に対し、再生完了情報を送信する(ステップS16)。
サーバ装置200では、受信手段210によって再生完了情報を受信すると、送信手段220によって質問データを送信し、スマートフォン100では、受信手段120がその質問データを受信する(ステップS17)。
それから、スマートフォン100では、再生手段150が当該質問データを再生するとともに、中止手段170がタイマーをセットする(ステップS18)。その後、スマートフォン100は、タイムアウトするまでの間に、当該質問データに対する回答が受講者からされると、その回答を受け付ける(ステップS19)。
なお、この場合、中止手段170は、タイマーをリセットするが、タイムアウトするまでの間に受講者から回答がされなかった場合には、その後のコマデータの再生をせずに、図8~図10に示す処理を中止する。
つぎに、スマートフォン100では、送信手段110が、受講者からの回答データをサーバ装置200に送信する(ステップS20)。サーバ装置200では、この回答データを受けると、スマートフォン100において次に再生されるべきコマデータの有無を判定する(ステップS21)。
判定の結果、次に再生されるべきコマデータがあれば、図8のステップS11に移行する。一方、次に再生されるべきコマデータがなければ、サーバ装置200では、送信手段220が、撮像手段160によって撮像されてメモリに保存されている撮像データの送信要求を、スマートフォン100に対して送信する(ステップS22)。
スマートフォン100では、受信手段120がこの送信要求を受信すると、メモリに保存されている撮像データを読み出して、送信手段110がサーバ装置200に対して送信するので、サーバ装置200では登録手段230によって格納媒体300に登録される(ステップS23)。
その後、サーバ装置200では、実行手段250が、当該収録データに紐付けて登録されている対応するテストの質問データを読み出して、スマートフォン100に送信する(ステップS24)。
ここで、スマートフォン100とサーバ装置200との間の通信が何らかの事情によって行えなくなった場合、通信エラーが発生したタイミングでサーバ装置200にて収録データの送信を停止して強制終了するとともに、スマートフォン100で通信エラーが発生した旨を通知するとともにこともできる。或いは、そのタイミングでサーバ装置200にて収録データを一時停止として通信エラーが解消した場合に送信を再開することもできる。
なお、ここでいう通信エラーには、スマートフォン100、サーバ装置200、ネットワーク400、或いは、例えば無線ルータなど物理的な異常はもとより、外部要因などによってIPアドレスが変わること、スマートフォン100のスペックが不足していること(例えば、メモリ不足)、或いは、スマートフォン100が省電力モードに設定されていることに起因して発生するものも含むものとする。本実施形態の自動車教習所用プログラムは、いわゆるスマホアプリと称されるスマートフォン用のアプリケーションプログラムでもブラウザの機能を用いて実現できることは言うまでもないが、前者の場合にはスマホアプリを強制的に再起動して、通信エラーを解消するようにしてもよい。
このテストの質問に対して受講者が回答をすると、スマートフォン100の返答手段140は、当該受講者に割り当てられているログインIDを付加した回答結果をサーバ装置200に送信する(ステップS25)
サーバ装置200では、集計手段260が、実行手段250によって実行されたテストの採点結果を教習指導員毎に集計し、登録手段230が、格納媒体300に格納されている当該教習生の受講履歴をその採点結果も含める態様で更新する(ステップS26)。
その後、サーバ装置200は、ステップS23を実行することによって取得した撮像データと、格納媒体300に格納されている当該教習生の教習生の顔写真とを対比することによって「正当教習生」であるか否かを判定する(ステップS27)。
以上、図8~図10では、「第一段階」における処理を想定したものであるが、これらの各処理は「第二段階」においても同様に行われる。
加えて、スマートフォン100の予約手段130は、図8~図10に示す処理とは別に、ログインをした上で、教習生が指定する日時を示す情報に、当該教習生に割り当てられているログインIDを付加してサーバ装置200に送信することによってサーバ装置200に対して、技能教習等の予約を行うこともできる。
本実施形態では、本発明を自動車教習所システムに適用した例を説明したが、本発明は、昨今、高校、大学、専修学校などを含む種々の学校でも、オンライン授業の機会が増加しているので、教習指導員に相当する教師等が、教習生に相当する生徒等の単位認定の指標の一つなどとして、授業をしっかりと受講しているか否かを判断する場合にも用いることができる。この場合、講義については、収録データではなくリアルタイムでの撮影データとすることもできる。
また、本実施形態の説明は、オンライン学習システムの構成、動作の一例を示したに過ぎず、例えば、中止手段170は、サーバ装置200に備えることもでき、その場合には、次に再生されるべきコマデータをスマートフォン100に送信しないようにすればよい。
さらに、本実施形態で説明したスマートフォン100の動作は、スマートフォン100にインストールされている汎用的なブラウザ機能を用いて実現してもよいし、いわゆるスマホアプリによって実現してもよい。係る場合には、受講期限が迫っている収録データの受講を促すリマインダ通知を教習生に向けて行うこともできる。
本発明の実施形態の自動車教習所システムの模式的な構成を示すブロック図である。 図1のクライアント装置(スマートフォン)100の模式的な構成を示すブロック図である。 図1のサーバ装置200の模式的な構成を示すブロック図である。 典型的な第一段階の「学科教習」のカリキュラム及び技能教習の受講状況に応じて自動車教習所及び/教習生にとって受講することが好ましい学科教習の推奨基準に基づいて並び替えたカリキュラムを示す図である。 第一段階の普通免許のマニュアル車用「技能教習」のカリキュラム例を示す図である。 典型的な第二段階の「学科教習」のカリキュラム及び技能教習の受講状況に応じて自動車教習所及び/教習生にとって受講することが好ましい学科教習の推奨基準に基づいて並び替えたカリキュラムを示す図である。 第二段階の普通免許のマニュアル車用「技能教習」のカリキュラム例を示す図である。 図1に示す自動車教習所システムの主要な動作例を示す流れ図である。 図1に示す自動車教習所システムの主要な動作例を示す流れ図である。 図8に示すステップS5の特定手段240の処理例を示すフローチャートである。
100 クライアント装置
110 送信手段
120 受信手段
130 予約手段
140 返答手段
150 再生手段
160 撮像手段
170 中止手段
200 サーバ装置
210 受信手段
220 送信手段
230 登録手段
240 特定手段
250 実行手段
260 集計手段
270 提示手段
280 判定手段
290 出力手段
300 格納媒体
400 ネットワーク

Claims (11)

  1. 講義データを受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段によって受信された講義データを再生する再生手段と、
    前記再生手段による講義データの再生中に受講者を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された撮像データを前記再生手段による講義データの再生完了後に送信する第1送信手段と、
    を備えるクライアント装置と、
    前記講義データを前記クライアント装置に送信する第2送信手段と、
    前記クライアント装置から講義データの再生完了後に送信される撮像データを受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段によって受信される撮像データに基づいて前記受講者が正当受講者であるか否か判定する判定手段と、
    を備えるサーバ装置と、
    を有するオンライン学習システム。
  2. 前記サーバ装置は、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段を備える、請求項1記載のオンライン学習システム。
  3. 前記再生手段によって再生される講義データは複数のコマデータを含み、
    前記再生手段は、所定の前記各コマデータの再生完了時から所定時間経過時までを回答期限として前記受講者に向けた質問データを再生する、請求項1記載のオンライン学習システム。
  4. 前記回答期限内に受講者から前記質問データに対する回答がされなかった場合に、特定の前記コマデータの次に再生されるべきコマデータの再生を中止する中止手段を備える、請求項3記載のオンライン学習システム。
  5. 前記サーバ装置は、
    前記質問データに対する回答の正誤を添削する添削手段と、
    前記添削手段によって誤答であるとされた質問データに対応するコマデータにフラグを付加する付加手段と、
    前記付加手段によってフラグが付加されたコマデータを前記クライアント装置に再送する再送手段と、
    を備える、請求項3記載のオンライン学習システム。
  6. 前記講義データは、自動車教習所の学科教習の収録データである、請求項1記載のオンライン学習システム。
  7. 技能教習の受講状況に応じて受講することが好ましい学科教習の推奨基準を格納する第1格納媒体と、
    受講者の技能教習の受講履歴を格納する第2格納媒体と、
    前記第1及び第2格納媒体の格納内容を確認して当該受講者に推奨すべき学科教習を特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された学科教習を示す推奨情報をクライアント装置に送信する第3送信手段と、
    を備える、請求項6記載のオンライン学習システム。
  8. 同一の学科教習について複数の教習指導員が講義担当した場合にそれらの講義の収録データを講義担当した各々の教習指導員を特定可能な態様で登録する登録手段と、
    前記同一の学科教習についての一の収録データを再生完了した受講者に対して当該一の収録データの学科教習の習得度を確認するテストを実行する実行手段と、
    前記実行手段によって実行されたテストの採点結果を前記教習指導員毎に集計する集計手段と、
    前記集計手段による集計結果を他の受講者に提示する提示手段を備える、請求項6記載のオンライン学習システム。
  9. 前記受講者から技能教習の予約を受け付ける受付手段を備える、請求項6記載のオンライン学習システム。
  10. 前記サーバ装置は、
    前記第2送信手段によって送信された講義データにフラグを付加する付加手段と、
    前記付加手段によってフラグが付加された講義データの再送要求があった場合に当該講義データを早送り・巻き戻し・一時停止が可能な状態で再送する再送手段と、を備える、請求項1記載のオンライン学習システム。
  11. 講義データを受信する機能と、
    前記講義データを再生する機能と、
    前記講義データの再生中に受講者を撮像する機能と、
    前記撮像した撮像データを前記講義データの再生完了後に送信する機能と、
    をクライアント装置に実行させるオンライン学習用プログラム。

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