JP2023093218A - 情報処理システム、方法、装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023093218000001
【課題】ユーザが自ら給油や決済処理を行うセルフSSにおいて、ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】統合アプリケーション連携システム1は、給油サービスを提供するサービスステーションを利用するユーザのユーザ端末30で利用可能な第1機能に関連付けられた、当該ユーザを識別するユーザ識別情報を、ユーザ端末30から取得する店舗端末50と、ユーザ識別情報に基づき、第1機能とは異なる第2機能に関連付けられた、当該ユーザの決済に関する決済情報を抽出するサーバ10と、を備え、店舗端末50は、ユーザ識別情報に関連付けられた、サービスステーションで使用可能な特典情報と、決済情報とを用いて、決済を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、給油サービスを行うサービスステーション(ガソリンスタンド)において、ユーザ(顧客)の利便性を向上させる技術技術に関する。
一般に、自動車等への給油サービスを行うサービスステーション(ガソリンスタンド)では、来店したユーザに対してサービスステーション(SS)の従業員(店員)が給油レーンへの案内から給油、決済処理までを行うフルサービスのSS(フルSS)と、給油レーンへの進入、給油、決済処理を全てユーザ自身が行うセルフサービスのSS(セルフSS)とがある。
このうち、セルフSSでは、ユーザの油種や指定数量の入力や給油後の決済処理を簡便に行えるようにするための決済処理システムが導入されている。
具体的には、決済会員に登録したユーザに、予め設定された油種、指定数量、クレジットカード等の情報が紐づけられた決済会員情報を記憶させたICタグ等の決済情報媒体を発行し、セルフSSに来店したユーザは、このICタグ等の決済情報媒体をSSのPOS(Point of Sales)端末にかざすだけで、油種及び指定数量の入力と給油後の決済処理を自動的に完了させることができるものである。
このようなセルフSSにおける簡易決済処理システムに関する技術として、例えば特許文献1には、簡易決済処理を利用したユーザに対して割引クーポンなどの特典情報をユーザの登録メールアドレスに送信するという「特典通知システム」が提案されている。
特開2018-124767号公報
ところで、従来からSSでは、ユーザ(顧客)に割引などの各種特典を付与しつつ、継続的な利用を促進する観点から、ユーザに対して会員登録を促すことが行われている。
このようなSSにおけるユーザの会員登録は、従来は会員カードを発行することで、ユーザの情報とカードの識別番号を紐づけることで行われる。そして、従業員(店員)が給油サービスを行うフルSSでは、ユーザがカードをSSの従業員に渡すことで、従業員がPOS端末等のカードリーダでカードの記録された情報を読み取ることで、ユーザの会員登録の読出しや照合等が行われていた。
近年は、携帯電話やスマートフォンの普及に伴って、上記のような会員カードに代わって、スマートフォンのアプリケーション(スマホアプリ)によってユーザの会員登録、会員認証、クーポン利用等が行われる。
具体的には、ユーザは自らのスマートフォンの会員登録用のアプリをダウンロード及びインストールして氏名や電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報、油種情報などの必要な登録情報を入力して設定しておき、セルフSSで給油するユーザの場合には、スマートフォンにアプリ会員情報を示す二次元コード等を表示させ、セルフSSのPOS端末の読取部にかざすことで、会員認証やクーポン利用等が行われるようになっている。
ところが、セルフSSで上記のような簡易決済処理を行う決済会員のユーザの場合、決済処理のためのICタグ等の決済情報媒体と、アプリ会員に付与されるクーポン利用等を行うためのスマートフォンの双方を、それぞれPOS端末の読取部にかざして情報の入力を行う必要があった。
このように、ICタグとスマートフォンの二つを操作する必要があるセルフSSの会員であるユーザの場合、読取操作自体が煩雑であるだけでなく、誤ってICタグやスマートフォンを落としてしまう等の危険性もあり、操作性や利便性の面で改善、改良が望まれている。
本発明は、上記のような課題を解決するために提案されたものであり、ユーザが自ら給油や決済処理を行うセルフSSにおいて、ユーザの利便性を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一態様は、給油サービスを提供するサービスステーションを利用するユーザのユーザ端末で利用可能な第1機能に関連付けられた、当該ユーザを識別するユーザ識別情報を、当該ユーザ端末から取得する取得手段と、前記ユーザ識別情報に基づき、前記第1機能とは異なる第2機能に関連付けられた、当該ユーザの決済に関する決済情報を抽出する抽出手段と、前記ユーザ識別情報に関連付けられた、前記サービスステーションで使用可能な特典情報と、前記決済情報とを用いて、前記サービスステーションの店舗端末における決済を行う決済手段と、を備える情報処理システムを提供する。
また、本開示の一態様は、上記のようなシステムにおいて実行される方法として構成する。
さらに、本開示の一態様は、給油サービスを提供するサービスステーションを利用するユーザのユーザ端末で利用可能な第1機能に関連付けられた当該ユーザを識別するユーザ識別情報であって、当該ユーザ端末から取得された当該ユーザ識別情報を、前記サービスステーションの店舗端末から受信する受信手段と、前記ユーザ識別情報に基づき、前記第1機能とは異なる第2機能に関連付けられた、当該ユーザの決済に関する決済情報を抽出する抽出手段と、抽出された前記決済情報に基づいて、前記ユーザの決済に関する認証結果と、ユーザ識別情報に関連付けられた、前記サービスステーションで使用可能な特典情報とを、前記店舗端末に送信する送信手段と、を備える情報処理装置を提供する。
また、本開示の別の一態様は、給油サービスを提供するサービスステーションを利用するユーザのユーザ端末で利用可能な第1機能に関連付けられた当該ユーザを識別するユーザ識別情報であって、当該ユーザ端末から取得された当該ユーザ識別情報を、前記サービスステーションの店舗端末から受信する受信手段と、前記ユーザ識別情報に基づき、前記第1機能とは異なる第2機能に関連付けられた、当該ユーザの決済に関する決済情報を抽出する抽出手段と、抽出された前記決済情報に基づいて、前記ユーザの決済に関する認証結果と、ユーザ識別情報に関連付けられた、前記サービスステーションで使用可能な特典情報とを、前記店舗端末に送信する送信手段と、をコンピュータに実行させるプログラムを提供する。
本発明によれば、ユーザが自ら給油や決済処理を行うセルフSSにおいて、ユーザの利便性を向上させることができる。
一実施形態に係る統合アプリケーション連携システム(本システム)の全体構成を模式的に示す説明図である。 本システムにおける各部の構成を示す機能ブロック図である。 本システムにおけるデータベース(記憶部)に格納されるデータ例を示す説明図である。 本システムにおける統合アプリケーション連携方法の一連の処理の流れを示したシーケンス図である。 本システムにおいて店舗端末においてユーザに表示される表示画面の一例を示す説明図である。 本システムにおいて店舗端末においてユーザに表示される表示画面の一例を示す説明図である。 本システムにおいて店舗端末においてユーザに表示される表示画面の一例を示す説明図である。 本システムにおいてユーザ端末に表示される表示画面の遷移を示す説明図である。 本システムにおけるサーバ装置、ユーザ端末、店舗端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本システムにおける決済情報媒体のハードウェア構成を示すブロック図である。 本システムにおけるユーザ端末に表示される表示画面の一例を示す図である。
以下、本開示に係る統合アプリケーション連携システムの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
ここで、以下に示す本開示の統合アプリケーション連携システム(本システム)における各装置は、プログラム(ソフトウェア)の命令によりコンピュータで実行される処理、手段、機能によって実現される。
プログラムは、コンピュータの各構成要素に指令を送り、以下に示す本開示に係る処理や機能等を行わせることができる。すなわち、本開示における各処理や手段、機能は、プログラムとコンピュータとが協働した具体的手段によって実現される。
なお、プログラムの全部又は一部は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ、その他任意のコンピュータで読取り可能な記録媒体により提供され、記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータにインストールされて実行される。また、プログラムは、記録媒体を介さず、通信回線を通じて直接にコンピュータにロードし実行することもできる。
また、システムは、複数の情報処理装置からなる装置群によって構成され、そのシステムの中に、後述する「サーバ」と「ユーザ端末」となるスマートフォンや「店舗端末」となるPOS端末やPC等が備えられるようになっている。但し、「システム」を構成する装置群の任意の情報処理装置は一緒(単一又は共通の装置)であってもよい。
また、本システムを構成する装置群に含まれる各情報処理装置は、図9に示すように、CPU301、RAM302、ROM303、HDD304、入力装置305、表示装置(ディスプレイ)306、通信IF307等を含むハードウェアによって構成される。これらの構成要素はシステムバスで接続され、システムバスを介してデータのやり取りが行われる。CPU(Central Processing Unit)301は、中央処理装置とも呼ばれ、コンピュータの中心的な処理を行う部位であり、各装置の制御やデータの計算や加工を行う。RAM(Random Access Memory)302は、メモリ装置の一種で、データの消去や書き換えが可能なものである。ROM(Read Only Memory)303は、半導体などを用いたメモリ装置の一種で、データ書き込みは製造時1回のみで、利用時には記録されたデータの読み出しのみできるものである。HDD(Hard Disk Drive)304は、磁性体の性質を利用し、情報を記録し読み出す補助記憶装置である。入力装置305は、ユーザがコンピュータに対して操作指示を行うため、あるいは、文字等を入力するために使用され、具体的には、キーボード、マウス等で構成される。表示装置306は、例えば液晶ディスプレイ等で構成される。本システムにおける各装置は、入力装置305及び表示装置306が一体となったタッチパネル機能を有する装置を備えていてもよい。また、他の端末や情報処理装置等との通信が可能となる通信機能(通信IF307)を備えることもできる。通信IF(Inter face)は、所定の通信規格に従って他の装置と通信するための装置であり、例えばNIC(Network Interface Card)を含む。
[システム構成]
図1に示すように、本開示の一実施形態に係る統合アプリケーション連携システム1(以下「本システム1」という)は、サーバ10と、一又は二以上のユーザ端末30(30-1~30-n)と、店舗端末50(50-1~50-n)とを含む。
また、本システム1では、ユーザが所持するICタグ等からなる一又は二以上の決済情報媒体40(40-1~40-n)を含む。
サーバ10、ユーザ端末30、及び店舗端末50は、互いに、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを含むインターネット100を介して接続され、それぞれ相互にデータ通信が可能である。
ここで、本システム1において統合アプリケーション連携の対象となるのは、自動車等に対して給油サービスを行うサービスステーション(SS)と、そのSSのユーザ(顧客)である。ここで、ユーザは、決済情報媒体40を利用するための会員登録を行っている会員ユーザである。
また、本システム1が適用されるSSは、従業員を介さず、来店したユーザが自ら給油や決済処理を行うセルフサービスのSS(セルフSS)を対象としている。
すなわち、本システム1は、ユーザが自ら給油や決済処理を行うセルフSSにおいて、ユーザが決済会員情報とスマートフォンのアプリ会員情報の双方を登録し保有している場合に、双方の情報を単一の操作により統合することで、ユーザがセルフSSにおける決済処理及びクーポン利用のための処理等を簡易かつ迅速に行えるようにするための技術を提供するものである。
また、本システム1においては、サーバ10と店舗端末50とは、それぞれ異なる組織又は企業等に設置及び運営される情報処理装置によって実現されてもよいし、同一の組織又は企業等において設置及び運営される情報処理装置によって実現されてもよい。例えば、サーバ10は、本システム1をサービスとして顧客に提供する企業が運用する情報処理装置、ユーザ端末30は、それぞれ、本システム1によって決済会員情報とアプリ会員情報の統合サービスの提供を受けるユーザが所有する携帯電話端末及びキーホルダー型端末、店舗端末50は、本システム1によって決済会員情報とアプリ会員情報の統合サービスを顧客に提供する各企業や組織、団体等に備えられる情報処理装置によって構成されてもよい。
[サーバ10]
サーバ10は、給油サービスを提供するSSにおいてユーザの決済会員情報とアプリ会員情報を統合するための、本システム1の中核となる情報処理装置である。
サーバ10は、本実施の形態においては、1つの情報処理装置として説明するが、2以上の情報処理装置によって構成されてもよい。例えば、サーバ10は、サーバコンピュータやパーソナルコンピュータ、クラウドコンピューティングサービス上に構築された1又は2以上の仮想サーバからなるサーバシステム等で実現されてもよい。
サーバ10には、OS(Operating System)、DBMS(DataBase Management System)及びアプリケーションプログラムなどの所定のプログラム(サーバプログラムと呼ぶ)がインストールされている。
サーバ10は、1又は2以上のユーザ端末30及び店舗端末50に対して、インターネット100等のネットワークを介して、例えばAPI(Application Programming Interface)の形式で利用可能なアプリケーションを公開及び提供する。
本実施形態に係るサーバ10は、図2に示すように、受信部11、抽出部12、送信部13及び記憶部20を備える。
図9に示すCPU301がサーバプログラムを実行している状態において、CPU301が、抽出部12の一例であり、CPU301及び通信IF307が受信部11及び送信部13の一例であり、RAM302及びHDD304の少なくとも一方が記憶部20の一例である。
また、ユーザ端末30は、図2に示すように、受付部31、送信部32、表示部33、受信部34及び記憶部35を備える。
ユーザ端末30は、上述した図9に示すハードウェア構成を含む。
図9に示すCPU301がユーザ端末30で動作するプログラム(クライアントプログラムと呼ぶ)を実行している状態において、CPU301及び通信IF307が送信部32及び受信部34の一例であり、CPU301及び入力装置305が受付部31の一例であり、CPU301及びディスプレイ306が表示部33の一例であり、RAM302及びHDD304の少なくとも一方が記憶部35の一例である。
また、決済情報媒体40は、図2に示すように、少なくとも、識別情報記憶部41、設定情報記憶部42、送受信処理部43及び情報処理部44を備える。
決済情報媒体40は、図10に示すハードウェア構成を含む。
図10に示すプロセッサ401が決済情報媒体40で動作するプログラム(決済プログラムと呼ぶ)を実行している状態において、プロセッサ401が情報処理部44の一例であり、プロセッサ401及び通信IF403が送受信処理部43の一例であり、メモリ402が識別情報記憶部41及び設定情報記憶部42の一例である。
また、店舗端末50は、受付部51、送信部52、表示部53、受信部54及び決済部55を備える。
店舗端末50は、上述した図9に示すハードウェア構成を含む。
図9に示すCPU301が店舗端末50で動作するプログラム(店舗プログラムと呼ぶ)を実行している状態において、CPU301が決済部55の一例であり、CPU301及び通信IF307が送信部52及び受信部54の一例であり、CPU301及び入力装置305が受付部51の一例であり、CPU301及びディスプレイ306が表示部53の一例である。
サーバ10の記憶部20についてさらに説明する。記憶部20には、本システム1の運用に必要となる所定の情報が蓄積される。
記憶部20には、各種の情報リソースとして、本システム1における管理対象となる各ユーザを識別するための情報やSSを特定するための情報などが記憶される。
具体的には、記憶部20には、決済会員IDなどが記憶された決済会員DB21及びアプリ会員IDなどが記憶されたアプリ会員DB22が記憶されている(図2及び図3参照)。
また、記憶部20には、後述する店舗端末50のディスプレイ等の表示手段に表示される表示画面(図5~図7参照)の生成や表示に必要となる描画データが記憶される。
そして、これらの情報又はデータが、本システム1の運用に伴って随時必要な情報が読み出されたり追加されたり更新される。
[受信部11]
受信部11は、ユーザ端末30を利用して給油を行うユーザが利用するユーザ端末30にインストールされたアプリケーションプログラム(以下、アプリと呼ぶ)(第1機能)において登録されている(関連付けられている)、当該ユーザを識別するアプリ会員ID(ユーザ識別情報)を、SSの店舗端末50から受信する手段である。この受信部11が、本開示の受信手段(受信部)又は受信手順として機能する。
具体的には、受信部11は、ユーザ端末30で利用可能なアプリに記憶されたアプリ会員情報を取得したSSの店舗端末50から、そのアプリ会員情報に含まれるアプリ会員IDを受信する。
また、受信部11は、ユーザ端末30からアプリ会員ID以外のアプリ会員情報を受信してもよい。
アプリ会員情報は、ユーザ端末30にインストールされたアプリ(第1機能)に紐づけられた情報である。具体的には、アプリ会員情報は、ユーザ端末30にインストールされたアプリにおいて、設定されているアプリ会員IDであって、ユーザを識別するアプリ会員IDを示す情報を含む(図3(b)参照)。また、アプリ会員情報は、ユーザのアプリ会員IDに紐づけて記憶された特典情報(クーポンID及びクーポン情報)を含む。なお、アプリ会員情報は、特典情報の中から、ユーザによって選択されたクーポンを示す情報を含んでもよい。
これによって、サーバ10では、アプリ会員として会員登録されているいずれのユーザが、セルフSSで給油サービス等を受けようとしているかを特定できる。
[抽出部12]
抽出部12は、受信部11によって店舗端末50から受信されたアプリ会員IDに基づいて、当該アプリ会員IDに関連付けられた、ユーザの決済に関する決済情報を抽出する手段である。この抽出部12が、本開示の抽出手段又は抽出手順として機能する。
具体的には、抽出部12は、店舗端末50から送信されるアプリ会員IDに基づいて、記憶部20を参照して、当該アプリ会員IDに紐づいて記憶及び管理されている決済情報を抽出する(図3(a)参照)。決済情報は、例えば、決済会員であることを識別する決済会員IDと、決済用トークンとを含む。決済用トークンは、ユーザの決済に使用可能な情報であり、例えばクレジットカード番号をトークン化した情報である。なお、決済情報に含まれる、ユーザの決済に用いる情報としては、クレジット番号そのものであってもよいし、クレジットカード番号を暗号化した情報であってもよい。
抽出部12は、抽出した前記決済情報に基づいて、ユーザの決済に関する認証を行う。
また、抽出部12は、アプリ会員IDに基づいて、記憶部20のアプリ会員DB22を参照して、特典情報を抽出する。具体的には、抽出部12は、アプリ会員IDに紐づいて記憶されている特典情報(例えば、そのSSで提供される給油サービスの割引情報などを示すクーポンID及びクーポン情報)を、抽出する(図3(b)参照)。
これによって、サーバ10は、必要な情報をSSの店舗端末50に送信して利用可能にすることができる。
[送信部13]
送信部13は、抽出部12によって抽出された決済情報に基づいて行われたユーザの決済に関する認証結果と、アプリ会員IDに関連付けられた特典情報とを送信した店舗端末50に対して送信する手段である。この送信部13が、本開示の送信手段(送信部)又は送信手順として機能する。
具体的には、送信部13は、店舗端末50から受信したアプリ会員IDに紐づいて記憶及び管理されている決済情報に基づいて行われた決済に関する認証結果と、アプリ会員IDに紐づいて記憶及び管理されているクーポンID及びクーポン情報(図3(b)参照)を、アプリ会員IDを送信した店舗端末50に送信する。
決済に関する認証結果とは、決済情報に含まれる決済用トークンをサーバ10又は外部の認証サーバに送信することで、当該決済用トークンによって特定される決済方法の認証の結果を示す。クレジットカード等の認証については、一般的な方法であるため具体的な説明は省略するが、例えば、サーバ10は、決済用トークンを、外部のサーバに送信し、当該外部のサーバが送信されたトークンをデトークンすることで、クレジットカード会社のサーバが与信を実行し、上記外部のサーバが認証されたクレジットカードを再度トークン化し、サーバ10が、認証結果とトークンを受信する。なお、このとき、店舗端末50とサーバ10とで決済会員IDの送受信が行われていてもよい。
これによって、セルフSSで給油サービス等を受けるユーザは、ユーザ端末30をSSの店舗端末50に読み取らせるだけで、本システム1を介して決済会員情報とアプリ会員ID及びクーポン情報とを、統合することによって得られる情報を店舗端末50に入力させることができる。
したがって、ユーザは、ユーザ端末30のみを使用して、決済情報が格納された決済情報媒体40の読取操作等を行うことなく、決済を行うことが可能となる。
ここで、特典情報を構成するクーポン情報及びクーポンIDは、給油サービスの割引以外にも、例えば無料洗車サービスや無料オイル交換サービスなど、SSを利用するユーザのメリットとなる特典情報であれば、どのようなものであっても本システム1の対象とすることができる。
また、ユーザが所持している使用可能なクーポン情報が複数ある場合には、それらのいずれを使用するかはユーザ端末30や店舗端末50に対する入力操作に応じて選択可能とすることができる。また、複数のクーポン情報を同時使用可能な場合には、そのような使用も選択可能とすることができる。
[記憶部20]
記憶部20は、本システム1の管理対象となるユーザ及びSSに関する情報がデータベースとして管理される記憶手段である。
この記憶部20には、管理対象となるユーザ及びSSを特定するための情報が予め記憶されており、また、各ユーザやSSの日々の利用状況及び営業状況などに応じて、データが随時追加及び更新される。
また、記憶部20には、インターネット100等のネットワークを介して各ユーザ端末30や店舗端末50から情報が送信されて、それらの情報に応じてもデータが随時追加及び更新される。
記憶部20に格納される情報としては、本システム1の管理対象となる、上記のようなセルフSSを利用するユーザに関する情報であり、例えば、図2及び図3に示すように、決済会員DB21及びアプリ会員DB22に記憶される各種情報がある。
なお、以下に示す記憶部20に記憶される情報は、本システム1において処理対象となる情報の一例であって、特に以下の情報のみに限定されるものではなく、本システム1として必要な情報を追加、削除、変更等することができることは言うまでもない。
具体的には、決済会員DB21及びアプリ会員DB22の構成は、例えば以下のようなものがある。
[決済会員DB]
1:決済会員ID
2:決済用トークン
3:アプリ会員ID
[アプリ会員DB]
1:アプリ会員ID
2:クーポンID
3:クーポン情報
このほかに、記憶部20は、例えば、決済会員IDまたはアプリ会員IDに関連付けられた、所定の金銭的価値(例えば、ポイント)を示す情報を含んでいてもよい。この場合、このポイントは、決済会員DB21に含まれてもよいし、アプリ会員DB22に含まれてもよいし、決済会員DB21及びアプリ会員DB22とは別のデータベースで管理されていてもよい。
本実施形態に係るサーバ10の具体的な機能及び動作については、店舗端末50に表示される表示画面例も参照しつつ後述する(図4~図8参照)。
[ユーザ端末30]
ユーザ端末30(30-1~30-n)は、インターネット100等のネットワークを介してサーバ10に接続可能な、ユーザ(顧客)が操作する、例えばスマートフォンやタブレット端末など、一又は二以上の情報処理装置によって構成することができるが、これに限定されるものでは無い。
このようなユーザ端末30を介して、ユーザ端末30を使用するSSのユーザは、インターネット100を介して、サーバ10にアクセスして、上述したアプリ会員IDや特典情報など、必要な各種情報を送信又は受信でき、出力又は表示させることができる。
ユーザ端末30の各部について説明する。
受付部31は、ユーザによる操作を示す操作信号を受け付ける。受付部31は、例えば、アプリの起動操作、当該アプリに対する入力操作を示す信号を受け付ける。
送信部32は、受付部31が受け付けた操作信号に基づいて、各種情報をサーバ10に送信する。具体的には、ユーザ端末30にインストールされたアプリに設定されているアプリ会員IDや選択された特典情報を送信する。
表示部33は、受付部31が受け付けた操作信号に基づいた画面を生成及び表示する。例えば、表示部33は、ユーザの入力操作に応じて、ユーザによって選択された店舗で使用可能な特典情報(クーポンID及びクーポン情報)を表示する。この表示部33が、本開示の表示手段として機能する。
受信部34は、サーバ10から送信される各種の情報を受信する。例えば、ユーザによって選択された店舗で使用可能な特典情報であって、表示部33に選択可能に表示される特典情報を、サーバ10から受信する。
記憶部35は、ユーザが給油サービスを受ける際のサービス内容に関する情報を記憶する記憶部である。記憶部35には例えば、給油する燃料等の油種、給油量などの情報が記憶される。油種は燃料等の種類であって、ハイオク(ガソリン)、レギュラー(ガソリン)、軽油、灯油などの種類がある。給油量(指定数量)は、満タン、所定の金額分(例えば、3000円分など)、所定の数量(例えば、30リットルなど)などの方法によって、設定することができる。
[決済情報媒体40]
決済情報媒体40(40-1~40-n)は、決済会員として登録されたユーザにより予め設定された油種、指定数量、決済会員ID等の決済会員情報を記憶した記憶媒体である。
決済情報媒体40は、例えばICタグによって構成される。
ICタグは、電子データを格納するとともに、リーダライタから発信された電磁波を受けて所定の情報処理操作を実行できる、パッシブ方式の非接触型電子装置である。
このICタグは、リーダライタとの間で電磁波を受発信したり、受信した電磁波により誘導起電力を発生させたりするアンテナコイルや、制御ユニットとしてのCPUやEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などのメモリをユニット化させたICチップ等によって構成される。
このようなICタグ等からなる決済情報媒体40は、識別情報記憶部41、設定情報記憶部42、送受信処理部43、情報処理部44からなる機能部を構成する。
決済情報媒体40の各部について説明する。
識別情報記憶部41は、ユーザを一意に特定するための情報であって、各ICタグに固有の識別情報として、決済会員IDを記憶する記憶部である。
設定情報記憶部42は、ユーザが給油サービスを受ける際のサービス内容に関する情報を記憶する記憶部である。
この設定情報記憶部42には例えば、給油する燃料等の油種、給油量などの情報が記憶される。油種は燃料等の種類であって、ハイオク(ガソリン)、レギュラー(ガソリン)、軽油、灯油などの種類がある。給油量(指定数量)は、満タン、所定の金額分(例えば、3000円分など)、所定の数量(例えば、30リットルなど)などの方法によって、設定することができる。なお、設定情報記憶部42に記憶されているデータは、記憶部35に記憶されているデータと同じであってもよいし異なっていてもよい。
送受信処理部43は、店舗端末50に備えられる読取部(リーダライタ)との間でデータの送受信を行うための処理部である。
本実施形態においては、上述した決済会員IDを記憶する識別情報記憶部41及び決済会員IDを店舗端末50に送信する送受信処理部43を少なくとも含む機能を第2機能とする。
なお、決済情報媒体40を構成するICタグは、例えば自動車の鍵を取り付けるためのリングなどを備えたキーホルダとして構成したり、あるいはキーホルダに内蔵したり、ユーザが利用するスマートフォンや携帯電話機に内蔵したりするなど、各種、ユーザが携行するのに便利な形態に構成することができる。
特にキーホルダとして構成すれば、車両を運転する際に付随するアイテムとして好適である。
[店舗端末50]
店舗端末50は、インターネット100等のネットワークを介してサーバ10に接続可能な、本システム1の管理対象となるSSの従業員や経営者などが操作する、例えばPOS端末やデスクトップPC、タブレット端末、スマートフォンなど、一又は二以上の情報処理装置によって構成することができる。
特に、本システム1では、店舗端末50は、セルフSSにおいて来店したユーザが自ら操作できる、給油スペースに設置された「SS-POS外設置機」や「SSステーションラック」等と呼ばれるPOS端末によって構成される。
このような店舗端末50を介して、店舗端末50を使用するセルフSSのユーザは、インターネット100を介して、サーバ10にアクセスして、上述したアプリ会員情報(アプリ会員ID、特典情報)など、必要な各種情報を送受信でき、店舗端末50のディスプレイに表示させることができる(図5~図7参照)。
店舗端末50の各部について説明する。
受付部51は、セルフSSでユーザによる操作を示す操作信号や、ユーザ端末30から送信されるアプリ会員情報を示す信号などを受け付ける。受付部51は、例えば、POS端末の起動操作、当該POS端末に対する入力操作を示す信号を受け付ける。また、受付部51は、ユーザ端末30から送信されるアプリ会員IDを含むアプリ会員情報や給油のための設定情報等を示すデータを読み取って受け付ける。この受付部51が、本開示の取得手段又は取得手順として機能する。
送信部52は、受付部51が受け付けた操作信号に基づいて、各種情報をサーバ10に送信する。具体的には、店舗端末50に入力されたアプリ会員情報に含まれるアプリ会員IDをサーバ10に送信する。
表示部53は、受付部51が受け付けた操作信号に基づいた画面を生成及び表示する。例えば、表示部53は、セルフSSのユーザの入力操作に応じて、POS端末における決済処理画面を表示する(図5参照)。また、例えば、表示部53は、サーバ10又はユーザ端末30から送信された、ユーザが使用可能な特典を表示する(図6~図7参照)。
受信部54は、サーバ10から送信された決済に関する認証結果を受信する。
決済部55は、サーバ10から送信された決済に関する認証結果に応じて、ユーザ端末30から送信されたアプリ会員IDに関連付けられた、特典情報用いて、SSの店舗端末における決済を行う。この決済部55が、本開示の決済手段又は決済手順として機能する。
具体的には、決済部55は、認証結果が、認証済であることを示す場合に、特典情報に応じた決済を行う。例えば、決済部55は、SSで使用可能なクーポン情報に示される値引き情報を適用して、給油の決済金額から値引きを行う。なお、決済部55が行う金銭の決済処理については、一般的な方法で行われるため、詳細な説明は割愛する。
なお、特典情報は、上述した値引き情報やポイント付与の他、例えば所定の金銭的価値を含む電子バリュー情報も含まれるようにすることができる(図7参照)。
ここで、電子バリューとは、代表的なものとして仮想通貨が挙げられるが、上述したアプリポイントのように現金に換算できる価値情報や、所謂スマフォ決済(キャッシュレス決済)の電子マネーとして使用可能なポイントなども、本開示における電子バリュー情報に含ませることができる。
決済部55は、このような特典情報を決済に利用した決済処理を行ってもよい。具体的には、決済部55は特典情報に基づいて、決済された分のポイント(クーポンなどの特典ではなく所定のポイント)を付与してもよい。また、決済部55は、例えば決済時に出力するレシートにアプリ会員IDを印字するためにアプリ会員情報を利用してもよい。このように決済部55は、特典情報を決済金額に直接反映させる決済処理を行ってもよいし、ポイントなど金額とは別の金銭的価値に利用する決済処理を行ってもよい。
[動作]
次に、以上のような本システム1における具体的な処理、動作(統合アプリケーション連携方法の実施)について、図4~図8を参照して説明する。
本システム1では、上述した各部における一連の処理動作が実行されることにより、セルフSSに来店したユーザがユーザ端末30を使用して給油を行うだけで、決済情報とアプリ会員情報の統合が行われ、ユーザが決済情報媒体40を利用する際に設定した決済情報をSSでの決済に使用することができ、セルフSSにおけるユーザによる給油操作及びクーポン利用を含む決済処理が、簡易かつ円滑に行えるようになる。
まず、本システム1における処理全体の流れ、ユーザがセルフSSに来店してから給油及び決済処理が完了するまでの概要を説明する。
前提として、本システム1のユーザは、自らのユーザ端末30を操作して、また、SSの従業員等は店舗端末50を操作して、本システム1にアクセスする。ユーザ端末30では、例えば、アプリを起動することにより、本システム1を利用することができる。
また、本システム1のユーザは、当該アプリ上において、給油する燃料等の油種、給油量などの情報を事前に登録済であるとする。
そして、本システム1を介して、サーバ10、ユーザ端末30、決済情報媒体40、及び店舗端末50のそれぞれに格納されたプログラムが起動されて、以下のようにして本システム1で提供される機能を実行し利用することができる。
(1)セルフSSに入店
まず、給油を求めるユーザは、自動車を運転しつつ、ユーザ端末30に設定された会員アプリを利用可能なセルフサービスのSSに入店する。
(2)レーン進入及び停車
ユーザが自動車で入店すると、ユーザは、自らの判断で所定の給油スペースのレーンに進入及び停車する。
(3)ユーザ端末30の読取、送信
ユーザは、給油スペースに備えられている店舗端末50を構成するPOS外設機等の読取部にユーザ端末30をかざす。これにより、ユーザ端末30に記憶されている油種、指定数量、アプリ会員IDを示す情報が入力情報として店舗端末50に入力される。
店舗端末50は、ユーザ端末30からの入力情報に基づいて、給油ポンプに対する油種及び指定数量の設定を行うとともに、アプリ会員IDをサーバ10に送信する。これにより、サーバ10は、アプリ会員IDに紐づいて登録されている決済情報に基づいて、関連付けられたクレジットカード番号の認証を行い、その結果を店舗端末50に送信する。上述した通り、クレジットカード番号の認証については、一般的な方法を用いるとして、その説明を省略する。また、サーバ10は、アプリ会員IDに紐づいて登録された特典情報を店舗端末50に送信する。
(4)給油操作
ユーザは、給油ポンプを操作して、自らの自動車に対して給油を行う。
(5)決済処理
給油が完了すると、決済処理が行われる。
このとき、店舗端末50では、サーバ10から送信されたクーポンが使用され、決済金額の割引サービス等が行われる。
以上で、セルフSSでの給油サービスが完了する。
次に、以上のような流れで行われる給油サービスにおける、本システム1のデータ処理の具体的な流れを、図4~図8を参照しつつ説明する。
図4は、本システム1における統合アプリケーション連携方法の一連の処理の流れを示したシーケンス図である。
図4に示すように、まず、セルフSSでの給油サービスを行うユーザは、ユーザ端末30を店舗端末50にかざす。例えば、ユーザは、ユーザ端末30において、本システム1のアプリを起動し、アプリ会員IDを表現するコード(バーコードやQRコード(登録商標))を表示させる。そして、ユーザは当該コードを、店舗端末50のコードリーダにかざす。これにより、店舗端末50は、ユーザ端末30に記憶されている、油種、指定数量、を示す情報と、アプリ会員IDを含むアプリ会員情報とを読み取る(取得する)(ステップS401:受付部51)。
これにより、店舗端末50を介して、給油ポンプに油種及び指定数量が設定される。
店舗端末50に入力されたアプリ会員IDは、店舗端末50からサーバ10に送信される(ステップS402:送信部52)。
サーバ10では、アプリ会員IDが受信され(ステップS403:受信部11)、受信したアプリ会員IDに基づいて、セルフSSで給油を希望するユーザを特定することができる。サーバ10は、受信したアプリ会員IDに紐づいて登録されている決済情報を抽出する(ステップS404:抽出部12)。具体的には、サーバ10は、決済会員DB21のアプリ会員IDに紐づいた決済会員ID及び決済用トークンを抽出し、抽出した決済用トークンを用いて決済に関する認証を行う(ステップS405)。また、サーバ10は、アプリ会員IDをキーとして、アプリ会員DB22から当該アプリ会員IDに紐づいて登録されている特典情報(該当するクーポン情報など)を抽出する(ステップS406:抽出部12)。
次に、サーバ10は、(1)決済に関する認証結果、及び(2)抽出した特典情報を、アプリ会員IDを送信した店舗端末50に送信する(ステップS407:送信部13)。
店舗端末50は、サーバ10から送信された認証結果及び特典情報を受信すると(ステップS408:受信部54)、受信した認証結果及び特典情報を用いて、決済処理を実行する(ステップS409:決済部55)。
図5に、本システム1において店舗端末50のディスプレイに表示される表示画面の一例を示す。
図5は、決済部55が、クーポンを決済に利用した例を示す。図5に示す使用可能なクーポン「期間限定:ガソリン2円/L」は、ステップS405において、抽出部12が抽出したクーポンである。決済部55は、このクーポンが示す特典を、決済に適用して値引きを行う。
以上のようにして、本システム1によれば、セルフSSにおいてユーザが自ら所持するユーザ端末30を店舗端末50にかざすだけで、ユーザ端末30に記憶されたアプリ会員IDによって、サーバ10は、ユーザの決済会員情報とアプリ会員情報を統合して、ユーザの決済情報やクーポン情報の特定を行うことができる。
したがって、セルフSSの決済会員であり、かつアプリ会員でもあるユーザは、アプリ会員に付与されるクーポンを利用するためにICタグ等の決済情報媒体40を必要とすることなく、決済情報を有していないアプリをインストールしているユーザ端末30のみを使用して、ユーザの給油処理とクーポン利用の双方を、簡易かつ迅速に実行することができる。
なお、図4に示すシーケンス図では、ユーザ端末30をかざすだけで、利用可能なクーポンの情報がサーバ10から店舗端末50に送信され、決済に利用されることを例に説明を行ったが、決済に利用される前に当該クーポンの利用について、確認のために、ディスプレイに選択可能に表示してもよい。この場合、ユーザは店舗端末50のディスプレイへのタッチ操作等を行って利用するクーポンを選択することにより、給油サービス等を開始することができる。
また、利用可能なクーポンは複数あってもよい。この場合、店舗端末50は、これらの複数のクーポンをディスプレイに選択可能に表示してもよい。例えば、店舗端末50は、サーバ10から受信した複数のクーポンの情報を、店舗端末50のディスプレイに使用可能なクーポンとして表示してもよい。なお、特典情報で示される特典(クーポン)が全て利用可能である場合、店舗端末50は、受信したアプリ会員情報をそのまま決済に利用してもよい。また、特典情報で示される特典のいずれかがのみが利用できる場合、店舗端末50は、特典情報が示すクーポンを、ユーザに選択可能に表示してもよい。
図6及び図7は、本システム1において店舗端末50のディスプレイに表示される表示画面の一例を示す。図6及び図7に示すように、店舗端末50は、使用可能なクーポンが複数あり、いずれのクーポンを決済に使用するかをユーザに選択させてもよい。使用可能なクーポンによって示される特典情報には、図7に示す通り、ポイント還元サービスのような電子バリュー情報が含まれてもよい。そして、店舗端末50は、クーポンが選択されると、給油サービス等所定のサービスを提供し、その後、選択されたクーポンを決済に利用する。
また、ユーザは、SSに入店する前に自宅などにおいて、また、SSに入店後にユーザ端末30を使用する前に、ユーザ端末30を操作して、該当するSSで使用可能なクーポンを選択し、当該クーポンを示す特典情報をサーバ10に送信することができる。これにより、アプリ会員DB22に登録されている、使用可能な特典情報(クーポン情報)のうち、選択されたクーポンに該当する特典情報であることが、当該アプリ会員DB22又はアプリ会員DBとは異なる記憶領域に記憶される。
図8を用いてさらに説明する。図8は、本システム1においてユーザ端末に表示される表示画面の遷移を示す説明図である。
セルフSSへの来店前や、SS来店後給油前のタイミングで、ユーザは自身のユーザ端末30を操作して、本システム1のアプリを起動する。これにより、ユーザ端末30には、例えば、図8(a)に示すようなホーム画面が生成され、表示される。
このアプリ上では、ユーザ端末30への入力操作に応じて、ホーム画面からSSの店舗選択画面に遷移して、ユーザが希望するSSの店舗選択が行えるようになる。
具体的には、ユーザ端末30には、例えば、図8(b)に示すような「マイ店舗」に登録されたSSや選択可能なSSの選択画面が生成及び表示され、入力操作に応じてユーザが希望するSSが決定される。
また、選択候補以外のSSについては、図8(c)に示すような店舗検索画面が生成及び表示され、例えば、ユーザ端末30で取得されるGPS衛星(図せず)からのGPS信号に基づいて、ユーザの現在位置の周辺又は近傍に所在するSSが、選択候補として表示される。これによりユーザは、自身が希望するSSを選択できる。
また、ユーザ端末30は、取得したGPS信号に基づいて、ユーザが位置するセルフSSを自動的に選択してもよい。例えば、ユーザ端末30は、GPS信号に基づいて特定されるユーザの位置(ユーザ端末の位置)と、所定の距離に位置するSSを示す情報を選択してもよい。
なお、ユーザの現在位置によっては、「選択候補:0件」等の表示が出力される場合もある。また、ユーザ端末30が、GPS信号を受信しない設定となっている場合にも、店舗検索が行われない場合がある。そのような場合には、図8(b)に示したような選択候補画面からSSが選択される。
また、店舗検索により選択されたSSは、例えば、図8(d)に示すような「マイ店舗」登録画面が生成され表示され、任意のSSを「マイ店舗」として登録することができる。
ユーザが来店するセルフSSの店舗が選択されると、ユーザ端末30には、例えば、図8(e)に示すように、当該セルフSSで使用可能な1又は2以上のクーポン情報を選択可能に表示させることができる。
これによって、ユーザ端末30では入力操作に応じて、該当するセルフSSで使用可能なクーポンが選択される。
その後、ユーザの入力操作に応じて、ユーザの識別情報(アプリ会員ID)、当該ユーザが利用するSSを示す情報(SS拠点番号)とともに、選択されたクーポンを示す特典情報がサーバ10に送信される。これにより、サーバ10は、受信したアプリ会員IDに基づいて、アプリ会員DB22(図3(b))に登録されている、使用可能な特典情報(クーポン情報)のうち、選択されたクーポンに該当する特典情報であることを、当該アプリ会員DB22又はアプリ会員DBとは異なる記憶領域に記憶することができる。
このように、ユーザによって事前に使用するクーポンが選択されている場合、抽出部12は、アプリ会員DB22又はアプリ会員DBとは異なる記憶領域に記憶された、選択された特典情報であることを示す情報を抽出し、当該抽出した情報に関連付けられた特典情報を、ステップS406において抽出してもよい。
なお、ユーザによって選択されたクーポンは、1つであってもよいし、複数であってもよい。また、上述した通り、選択されたクーポンの利用について、店舗端末50は、確認のために、ディスプレイに選択可能に表示してもよい。
また、アプリ会員DB22に含まれる特典情報には、クーポン情報によって示されるクーポンが使用可能なSSを特定する情報が含まれてもよい。
この場合において、ユーザが事前にクーポンを選択する場合、ユーザ端末30は、選択された店舗を示す情報を、アプリ会員IDとともにサーバ10に送信する。そして、ユーザ端末30は、サーバ10から送信された、アプリ会員ID及び店舗を示す情報に関連付けられた特典情報を表示部33に選択可能に表示することができる。
そして、SSにおいて、送信部52は、ステップS402において、アプリ会員情報を読み取った店舗端末50が供えられたSSのSS拠点番号とともにアプリ会員IDをサーバ10に送信する。その後、抽出部12は、ステップS406において、送信された拠点番号と、選択された店舗を示す情報とが同一の店舗を示す特典情報を抽出する。
また、特典情報にクーポン情報によって示されるクーポンが使用可能なSSを特定する情報が含まれる場合において、SSユーザが利用可能なクーポンを事前に選択していない場合、抽出部12は、店舗端末50からアプリ会員IDとともに送信されたSS拠点番号に基づいて、使用可能なクーポンを示すクーポン情報を抽出してもよい。これにより、店舗端末50は、ユーザが利用するSSにおいて利用可能なクーポンを、ユーザに選択可能に表示することができる。また、抽出部12は、ユーザが利用するSSにおいて使用可能なクーポンが無い場合、特典情報として、使用可能なクーポン等が存在しない旨の情報を抽出してもよい。そして、店舗端末50は、使用可能なクーポンが存在しない旨の情報をディスプレイに表示してもよい。
また、受付部51が取得するアプリ会員情報に、特典情報が含まれてもよい。この場合、抽出部12は、上述したステップS406を行ってもよいし、行わなくてもよい。抽出部12がステップS406にて特典情報を抽出し、送信部13が特典情報を店舗端末50に送信した場合において、店舗端末50は、ユーザ端末30から取得した特典情報と、サーバ10から送信された特典情報とを照合してもよい。そして、店舗端末50は、同じ特典を示す場合のみ、特典情報が示す特典を決済に利用してもよい。また、店舗端末50は、照合した結果が、異なる特典を示す場合において、どちらの特典を使用するかをユーザに選択可能にディスプレイに表示してもよい。
[他の実施形態]
次に、以上のような本システム1の、他の実施形態について説明する。
上述した実施形態では、セルフSSにおける決済情報が、ICタグ等で構成される決済情報媒体40に記憶されることを例に説明を行ったが、決済情報を記憶し、他の装置に送信する機能(第2機能)は、第1機能と同じ筐体にインストールされた、第1機能のアプリとは異なるアプリであってもよい。異なるアプリの両方を使用したい場合、両方のアプリを起動し、それぞれのアプリに登録された情報(アプリ会員ID及び決済会員ID)をそれぞれ店舗端末50に読み込ませる必要があった。しかしながら、本システム1の構成によれば、アプリ会員IDが記憶されたアプリを用いてアプリ会員IDを店舗端末50に読み込ませるだけで、当該アプリ会員IDに関連付けられた決済情報が抽出されて、アプリ会員IDに関連付けられた特典情報を用いた決済を行うことができる。
これにより、上述した実施形態と同様に、操作性や利便性に優れたセルフ給油サービスを提供することができる。
また、上述した実施形態においては、給油する燃料等の油種や給油量などの情報がユーザ端末30の記憶部35に記憶されていることを例に説明を行ったが、これらの情報は、アプリ会員IDに関連付けてサーバ10の記憶部20に記憶されていてもよい。この場合、店舗端末50は、ユーザ端末30から入力されたアプリ会員IDをサーバ10に送信することで、サーバ10は受信したアプリ会員IDに関連付けられた油種及び指定数量を店舗端末50に送信することができる。
また、サーバ10は、決済情報媒体40に記憶された油種及び指定数量を決済会員IDに関連付けて記憶してもよい。そして、サーバ10は、店舗端末50から送信されたアプリ会員IDに基づいて、当該決済会員IDに関連付けられた油種及び指定数量を、店舗端末50に送信してもよい。
この場合、サーバ10又は店舗端末50は、アプリ会員IDに関連付けられた油種及び指定数量と、決済会員IDに関連付けられた油種及び指定数量とのいずれかを、あらかじめ設定された優先度に従って選択してもよいし、利用する店舗に応じて変更できるように設定されていてもよい。
また、上述した実施形態においては、決済情報に関連付けられた機能(例えば、決済情報媒体40に含まれる機能)をユーザ端末30のアプリ会員IDとサーバ10で連携することについて説明を行ったが、本システム1は、この連携のオンオフを切り替える機能を有していてもよい。
図11は、本システム1におけるユーザ端末30に表示される表示画面の一例を示す図である。ユーザ端末30は、図8(a)で示すようなホーム画面の他に、図11に示すようなホーム画面を表示してもよい。このアプリ上では、ユーザ端末30への入力操作に応じて、決済情報媒体40との連携を行うか否かを切り替えることが可能な切り替えボタン901が表示される。図11の例では、連携を行う(使用する)ことが選択されているため、連携を行っていることを示すメッセージが領域902に表示されている。また、画面上には、アプリ会員IDを含むアプリ会員情報を示す二次元コード903が表示される。
図11の例においては、この二次元コード903は、切り替えボタン901のボタン位置を示す情報を含んでいてもよい。例えば、ユーザに操作によって、切り替えボタン901の位置が「使用する」側にある場合、つまり、ユーザの操作によって、決済情報媒体40との連携を行うことが選択されている場合、ユーザ端末30は、この情報を含む二次元コード903を生成し、生成した二次元コード903を画面に表示する。
これにより、この二次元コード903を読み取った店舗端末50は、アプリ会員IDと、決済情報媒体40との連携に関する情報を、サーバ10に送信する。そして、サーバ10は、決済情報媒体40との連携に関する情報が、連携を行うことを示す場合、上述した連携処理を行う。これにより、例えば、ユーザが決済情報媒体40に関連付けられたクレジットカードとは異なるクレジットカードを用いた決済を行いたい場合には、簡単な動作で連携を解除することができる。このような仕組みによれば、本システム1は、ユーザに対して、より操作性や利便性に優れたセルフ給油サービスを実現することができる。
以上説明したように、本システム1によれば、セルフサービスにて給油を行うためにSSを来店したユーザは、自ら所持するアプリ会員IDを記憶するアプリがインストールされたユーザ端末30を店舗端末50にかざすだけで、当該アプリ会員IDに関連付けられた決済情報が抽出されて、アプリ会員IDに関連付けられた特典情報を用いた決済を行うことができる。
このため、セルフSSの決済会員であり、かつアプリ会員でもあるユーザは、アプリ会員に付与されるクーポンを利用するために決済用の機能を記憶するICタグ等の媒体を必要とすることなく、ユーザの給油処理とクーポン利用した決済の双方を実行することができる。
したがって、セルフサービスで給油を希望するユーザは、二つの端末を必要とする操作自体の煩雑さもなく、誤ってICタグやスマートフォンを落としてしまう等の危険性を低減することができ、操作性や利便性に優れたセルフ給油サービスを実現することができる。
このように、本システム1によれば、ユーザの決済会員情報とスマートフォンのアプリ会員情報を、単一の操作により統合することができる。
これによって、ユーザは、セルフSSにおける決済処理及びクーポン利用のための処理を簡易かつ迅速に誤りなく実行することができ、決済会員の利便性とアプリ会員の特典付与の双方を簡便に利用し享受することができる。また、セルフSSにとっても、決済会員に対して、更にスマートフォンを介した割引サービスやユーザの囲い込み、顧客情報の収集や管理等が容易に行えるようになる。
したがって、本システム1によれば、ユーザとセルフSSの双方にメリットの大きい給油サービスの支援を実現することができる。
以上、本発明について好ましい実施形態を示して説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、本開示が対象とするSSとして、ユーザ自身が給油作業を行うセルフ給油所を備えるセルフを例にとって説明したが、SSの従業員が給油作業や決済処理等を行うフルサービスを行う場合にも、本開示を適用することも勿論可能である。
また、本開示は、決済処理用の端末と、スマホアプリ用の端末(スマートフォン等)の双方を介して決算処理や会員認証や特典付与サービスが行われる状況や環境であれば、SS以外の業務、業態に適用することもでき、適用対象はSSのみに限定されるものではない。
また、本システム1は、複数の情報処理装置で構成することを例に説明を行ったが、単一の情報処理装置(例えば一台のパーソナルコンピュータ等)で構成することもできる。
1 統合アプリケーション連携システム
10 サーバ
11 受信部
12 抽出部
13 送信部
20 記憶部
21 決済会員DB
22 アプリ会員DB
30 ユーザ端末
40 決済情報媒体
50 店舗端末

Claims (11)

  1. 給油サービスを提供するサービスステーションを利用するユーザのユーザ端末で利用可能な第1機能に関連付けられた、当該ユーザを識別するユーザ識別情報を、当該ユーザ端末から取得する取得手段と、
    前記ユーザ識別情報に基づき、前記第1機能とは異なる第2機能に関連付けられた、当該ユーザの決済に関する決済情報を抽出する抽出手段と、
    前記ユーザ識別情報に関連付けられた、前記サービスステーションで使用可能な特典情報と、前記決済情報とを用いて、前記サービスステーションの店舗端末における決済を行う決済手段と、を備える、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記抽出手段は、前記特典情報を前記ユーザ識別情報に関連付けて記憶された記憶手段から抽出し、
    前記決済手段は、抽出された前記特典情報を用いて決済を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記取得手段は、前記特典情報を、前記ユーザ端末から前記ユーザ識別情報とともに取得し、
    前記決済手段は、取得された前記特典情報を用いて決済を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記特典情報が示す特典を前記決済に利用したことを示す情報を表示する表示手段を備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記特典情報が示す特典を選択可能に表示する表示手段を備え、
    前記決済手段は、表示された前記特典のうち、選択された特典を前記決済に利用する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記特典情報は、所定の金銭的価値を含む電子バリュー情報を含む、
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の情報処理システム。
  7. 前記第2機能は、前記ユーザ端末とは異なる媒体に含まれる、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記第2機能は、前記ユーザ端末に含まれる、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 給油サービスを提供するサービスステーションを利用するユーザのユーザ端末で利用可能な第1機能に関連付けられた、当該ユーザを識別するユーザ識別情報を、当該ユーザ端末から取得する取得手順、
    前記ユーザ識別情報に基づき、前記第1機能とは異なる第2機能に関連付けられた、当該ユーザの決済に関する決済情報を抽出する抽出手順、
    前記ユーザ識別情報に関連付けられた、前記サービスステーションで使用可能な特典情報と、前記決済情報とを用いて、前記サービスステーションの店舗端末における決済を行う決済手順を実行する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. 給油サービスを提供するサービスステーションを利用するユーザのユーザ端末で利用可能な第1機能に関連付けられた当該ユーザを識別するユーザ識別情報であって、当該ユーザ端末から取得された当該ユーザ識別情報を、前記サービスステーションの店舗端末から受信する受信手段と、
    前記ユーザ識別情報に基づき、前記第1機能とは異なる第2機能に関連付けられた、当該ユーザの決済に関する決済情報を抽出する抽出手段と、
    抽出された前記決済情報に基づいて、前記ユーザの決済に関する認証結果と、ユーザ識別情報に関連付けられた、前記サービスステーションで使用可能な特典情報とを、前記店舗端末に送信する送信手段と、を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  11. コンピュータに、
    給油サービスを提供するサービスステーションを利用するユーザのユーザ端末で利用可能な第1機能に関連付けられた当該ユーザを識別するユーザ識別情報であって、当該ユーザ端末から取得された当該ユーザ識別情報を、前記サービスステーションの店舗端末から受信する受信手段と、
    前記ユーザ識別情報に基づき、前記第1機能とは異なる第2機能に関連付けられた、当該ユーザの決済に関する決済情報を抽出する抽出手段と、
    抽出された前記決済情報に基づいて、前記ユーザの決済に関する認証結果と、ユーザ識別情報に関連付けられた、前記サービスステーションで使用可能な特典情報とを、前記店舗端末に送信する送信手段と、を実行させる
    ことを特徴とするプログラム。

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