JP2023092515A - 顕微鏡制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】試料に対する対物レンズの相対的焦点位置を調整する顕微鏡焦点調整デバイスを動作させるための顕微鏡制御装置の提供【解決手段】顕微鏡制御装置は、ユーザ入力を受信するグラフィカルユーザインタフェースを表示するディスプレイデバイスと、ユーザ入力に応答してグラフィカルユーザインタフェースを更新するために顕微鏡焦点調整デバイスおよびディスプレイデバイスを制御するプロセッサと、を備える。プロセッサは、グラフィカルユーザインタフェースに焦点制御インタフェースを表示させ、焦点制御インタフェースは、所定の焦点距離を示すグラフィカル焦点距離要素および所定の焦点距離内の現在のz位置を示すグラフィカルz位置ポインタを含む。グラフィカルz位置ポインタは、グラフィカルz位置ポインタにより示される現在のz位置に相対的焦点位置を調整するために、ユーザ入力に応答してグラフィカル焦点距離要素に沿って移動可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、試料に対する対物レンズの相対的焦点位置を調整するように適応化された顕微鏡焦点調整デバイスを動作させるための顕微鏡制御装置に関する。さらに、本発明は、顕微鏡焦点調整デバイスおよびプログラムコードを用いるコンピュータプログラムを動作させるための方法に関する。
顕微鏡を操作する際、ユーザは、顕微鏡対物レンズの位置を試料に対して光軸に沿って調整することにより試料をフォーカシングする課題に直面する。一般に、このような位置はz位置とも称されている。相対的焦点位置は、対物レンズを試料に対して光軸に沿って移動させ、または逆に試料を対物レンズに対して光軸に沿って移動させるように構成された顕微鏡焦点調整デバイスにより変更することができる。
近年、ユーザによるフォーカシングの実行を容易にするグラフィカルユーザインタフェース(GUI)が提案されている。しかし、従来のGUIは通常、試料に対する対物レンズの焦点位置を調整する場合、光軸に沿ったナビゲーションにおいてユーザに案内および指導を提供しない。具体的には、試料が焦点を外れると、通常、顕微鏡システム内で通常用いられるマウスホイールまたは任意の他の種類のz制御要素を操作する際に、光軸に沿ってどの方向で試料に対して対物レンズを移動させているのかがユーザには分からない。さらに、有用な焦点距離、または光軸に沿って試料が配置されている領域に関しても指示がない。すなわち、ユーザは現在のところ、光軸に沿って多かれ少なかれやみくもに対物レンズを操らなければならない。その結果、対物レンズがz移動中に試料と衝突して対物レンズに傷が生じたり、かつ/または試料に損傷を与えたりする危険が存在する。
もう1つの課題は、いわゆるzスタック、つまり三次元画像データセットを得るために光軸に沿って次々と捕捉される画像スタックを規定することである。従来、ユーザは非常に複雑なzインタフェースを用いてzスタックの上限および下限を手動で規定しなければならない。通常、ユーザは有用な焦点距離に対してzスタックがどのくらい大きいかに関するフィードバックを得ることはない。
顕微鏡焦点調整デバイスを動作させ、ユーザが容易かつ安全にフォーカシングを実行することを可能にする、顕微鏡制御装置、方法およびコンピュータプログラムを提供することが目的である。
上記の目的は、各独立請求項記載の主題により達成される。有利な実施形態は、各従属請求項および以下の説明にて定義される。
対物レンズの焦点位置を対物レンズの光軸に沿って試料に対して調整するように適応化された顕微鏡焦点調整デバイスを動作させるための顕微鏡制御装置(顕微鏡制御デバイス)が提供される。顕微鏡制御装置は、ユーザ入力を受信するように適応化されたグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示するように構成されたディスプレイデバイスを備える。顕微鏡制御装置は、ユーザ入力に応答してGUIを更新するために顕微鏡焦点調整デバイスおよびディスプレイデバイスを制御するように構成された少なくとも1つのプロセッサをさらに備える。プロセッサは、GUIに焦点制御インタフェースを表示させるように構成されており、焦点制御インタフェースは、所定の焦点距離を示すグラフィカル焦点距離要素および所定の焦点距離内の現在のz位置を示すグラフィカルz位置ポインタを含む。グラフィカルz位置ポインタは、相対的焦点位置を調整するために、ユーザ入力に応答してグラフィカル焦点距離要素に沿って移動可能である。
GUIがグラフィカル焦点距離要素を表示するので、ユーザは、対物レンズが有用な焦点距離内にまだあるか否かを監視することが可能となる。したがって、ユーザは、グラフィカル焦点距離要素に沿ってグラフィカルz位置ポインタを移動させることにより、容易に焦点距離のナビゲーションを得ることができる。具体的には、ユーザは、光軸に沿って移動中に対物レンズが試料と衝突することを確実に回避することができる。したがって、衝突の危険を一切伴うことなく焦点距離の限界が試料表面に近くなるように設定可能である。
顕微鏡制御装置は、GUIを制御するためにユーザ入力を受信するように構成された入力デバイスを備えることが好ましい。例えば、入力デバイスは、コンピュータポインティングデバイスを備えていてよい。これに加えてまたはこれに代えて、入力デバイスは、タッチセンサ式スクリーンと一体化されていてもよい。
グラフィカル焦点距離要素は、バーを備え、グラフィカルz位置ポインタは、ユーザ入力によりバーに沿って移動可能であってよい。このようなグラフィカルバーは、ユーザが容易に利用可能な焦点距離のナビゲーションを得ることを可能にする。
プロセッサは、相対的焦点位置を設定するための第1の限界値および第2の限界値を取得するように構成されうる。さらに、プロセッサは、第1の限界値および第2の限界値にそれぞれ割り当てられた第1のグラフィカル焦点限界と第2のグラフィカル焦点距離限界との間に設けられたグラフィカル焦点距離要素を、GUIに表示させるように構成されうる。例えば、顕微鏡と一体化されている焦点制御デバイスにより、焦点距離限界のうちの一方が決定されうる。カバースリップとの一切の衝突を確実に回避するために、可能であればカバースリップの厚さを考慮し、対物レンズの作動距離(free working distance,FWD)に応じて他方の焦点距離限界が規定されうる。
好ましい実施形態によれば、プロセッサは、グラフィカルz位置ポインタがユーザ入力によりグラフィカル焦点距離要素に沿って移動される移動方向を示す少なくとも1つのグラフィカル矢印アイコンを、焦点制御インタフェースに表示させるように構成される。このようなグラフィカル矢印アイコンは、焦点距離限界に対する対物レンズの移動方向を示す。これにより、ユーザが焦点距離のナビゲーションを容易に得ることができる。
プロセッサは、ユーザ入力により調整された相対的焦点位置が所定の焦点距離を超えたことを示す少なくとも1つのグラフィカル距離外アラート要素を、焦点制御インタフェースに表示させるように構成されることが好ましい。このようなアラート要素を用いることにより、ユーザは対物レンズと試料との衝突の可能性について確実に警告されうる。
衝突からの保護をさらに向上させるため、グラフィカル距離外アラート要素は、ユーザ入力により調整された相対的焦点位置が所定の焦点距離を超えた量を示すように構成されてよい。
グラフィカルユーザインタフェースは、ライブ画像表示をオンまたはオフにするためにユーザ入力により操作されるように構成されたライブ画像オン/オフボタンを含みうる。グラフィカルz位置ポインタは、ライブ画像表示がオンにされたかまたはオフにされたかを示すように構成されたライブ画像表示アイコンを含みうる。
好ましい実施形態によれば、焦点制御インタフェースは、グラフィカルスタック規定要素およびグラフィカルスタック指示要素を含む画像スタックインタフェースを含む。グラフィカルスタック規定要素は、グラフィカル焦点距離要素により表示される所定の焦点距離内で光軸に沿って生成される画像スタックの距離を規定するためにユーザ入力により操作されるように構成されている。グラフィカルスタック指示要素は、グラフィカルスタック規定要素により規定された画像スタックの距離を示すように構成されている。画像スタックインタフェースにより、ユーザは、zスタックを容易に予め決定することができ、このzスタックに基づいて、一連の画像が光軸に沿って捕捉され、三次元画像データセットを得る。zスタックは利用可能な焦点距離に対してGUIにより表示されるので、ユーザは、焦点距離に対してzスタックがどこに配置されているかが常に分かる。
グラフィカルユーザインタフェースは、画像スタックインタフェースの表示をオンおよびオフにするためにユーザ入力により操作されるように構成されたスタック制御オン/オフボタンを含みうる。したがって、ユーザは細いzインタフェースの形の画像スタックインタフェースを、ディスプレイデバイスのスクリーン上に示されたビューアに対するオーバーレイとして常に表示することができる。しかし、画像スタックインタフェースは、例えば単純なマウスクリックによりスタック制御オン/オフボタンを作動することにより非表示にすることもできる。
好ましい実施形態によれば、グラフィカルスタック指示要素は、画像スタックのサイズにかかわらず固定サイズを有する。したがって、利用可能な焦点距離およびzスタックの両方を平行に表示することができ、zスタックのグラフィカル表現はzスタックの実際のサイズにかかわらず焦点距離のグラフィカル表現に対して固定サイズを有する。したがって、ユーザは、zスタックがどのくらい大きいかまたは小さいかにかかわらず、現在のz位置がzスタック内のどこにあるかを常に見て取ることができる。
代替的に、グラフィカルスタック指示要素のサイズは、所定の焦点距離のサイズと比べた画像スタックのサイズを示すこともできる。
グラフィカルスタック規定要素は、グラフィカルz位置ポインタと一体化されていることが好ましい。したがって、z位置ポインタによりユーザがzスタック限界を規定することが容易となる。
画像スタックインタフェースは、グラフィカルz位置ポインタがグラフィカルスタック指示要素に沿ってどこに配置されているかを示すように構成されたグラフィカルz位置ポインタ指示要素を含みうる。
グラフィカルスタック規定要素は、ある位置により近い画像スタックの限界を更新するために当該位置を設定すべくユーザ入力により操作されるように構成されることが好ましい。このようにして、画像スタックは容易に再規定可能となる。
グラフィカルスタック規定要素は、画像スタックをある位置に再センタリングするためにグラフィカルスタック指示要素に沿った当該位置を規定すべくユーザ入力により操作されるようにさらに構成されていてよい。画像スタックの再センタリングは、面倒な設定を行うことなくスタックを更新するための効率的な動作である。
好ましい実施形態によれば、GUIは、グラフィカルスタック規定要素に割り当てられる次の機能のうちの1つの起動、すなわち、ユーザ入力に応答して、グラフィカル規定要素が画像スタックの第1の限界を規定する機能、ユーザ入力に応答して、グラフィカル規定要素が画像スタックの第2の限界を規定する機能、およびユーザ入力に応答して、グラフィカルスタック規定要素が画像スタックを現在のz位置に再センタリングする機能、のうちの1つの起動を選択するためにユーザ入力により操作されるように構成されたグラフィカル多機能ボタンを含む。
別の態様によれば、上記の顕微鏡制御装置により対物レンズの光軸に沿って試料に対する対物レンズの相対的焦点位置を調整するように適応化された顕微鏡焦点調整デバイスを動作させるための方法が提供される。この方法は、ユーザ入力を受信するように適応化されたGUIを表示するステップと、ユーザ入力に応答してGUIを更新するために顕微鏡焦点調整デバイスおよびディスプレイデバイスを制御するステップと、を含む。GUIには、所定の焦点距離を示すグラフィカル焦点距離要素と、所定の焦点距離内の現在のz位置を示すグラフィカルz位置ポインタと、を含む焦点制御インタフェースを表示させる。グラフィカルz位置ポインタは、グラフィカルz位置ポインタにより示されるz位置に相対的焦点位置を調整するためにユーザ入力に応答してグラフィカル焦点距離要素に沿って移動される。
さらに、プログラムコードを用いたコンピュータプログラムが提供される。プログラムコードは、顕微鏡制御装置に上記の方法を実行させるためのものである。
図面を参照して、以下に具体的な実施形態を説明する。
実施形態による顕微鏡焦点調整デバイスを動作させるための顕微鏡制御装置を備える顕微鏡を示すブロック図である。 実施形態によるグラフィカルユーザインタフェースを示す図である。 利用可能な焦点距離の限界をどのように決定するかを示す図である。 実施形態によるGUIのグラフィカル矢印アイコンを示す図である。 実施形態によるGUIの距離外アラート要素を示す図である。 実施形態によるGUIのスタック制御インタフェースを示す図である。 実施形態による、z位置ポインタをzスタック限界まで移動させるGUIの機能を示す図である。 実施形態による、z位置ポインタをzスタックの中央に移動させるGUIの機能を示す図である。 実施形態による、z位置ポインタをzスタックの中央に移動させた後のスタック制御インタフェースを示す図である。 実施形態によるzスタックの手動設定を示す図である。 実施形態によるオートフォーカシング(AF)動作を開始するGUIの機能を示す図である。 実施形態によるzスタックを自動的に規定するGUIの機能を示す図である。 実施形態による、zスタックを自動的に規定した後の画像スタックインタフェースの表示を示す図である。 実施形態による、zスタック限界を更新するGUIの機能を示す図である。 実施形態による、zスタック限界を更新した後の画像スタックインタフェースの表示を示す図である。 図15の方法を実行するシステムの概略図を示す。
図1には、実施形態による顕微鏡100が示されている。図1は単なる概略図であり、動作方式を理解するために有用でありうる顕微鏡100の構成要素のみが示されている。ここに示した顕微鏡100は倒立型顕微鏡であるが、説明する設定は正立型顕微鏡でも用いることができる。
顕微鏡100は、試料106に対する対物レンズ104の相対的焦点位置を調整するためにユーザにより操作されうる顕微鏡制御装置102を備えている。図1に示す実施形態では、試料106は試料支持部108上に配置されている。試料支持部108の反対側には、試料106を覆うカバースリップ110が設けられている。本実施形態では、試料支持部108、カバースリップ110、およびその間に配置される試料106が顕微鏡標本を形成し、全体として符号113で示されている。しかし、このような構成は例としてのみ理解されるものである。例えば、カバースリップがない標本構成も考えられる。
顕微鏡100は、図1に矢印Pにより示されているように、試料106に対して対物レンズ104をその光軸Oに沿って移動させるように制御されうる顕微鏡焦点調整デバイス112、例えばモータ駆動アクチュエータを備える。当技術分野における座標軸の一般的名称によれば、光軸Oはz方向に対して平行なものと仮定される。したがって、光軸Oに沿った位置はz位置と称される。図1に示している例によれば、相対的焦点位置は、試料106が固定状態にとどまっている間に対物レンズ104を移動させることにより調整される。しかし、対物レンズ104が固定状態にとどまっている間に試料106を含む標本113を移動させることも可能である。
顕微鏡制御装置102は、ユーザの制御下で顕微鏡焦点調整デバイス112を動作させるように機能する少なくとも1つのプロセッサ114を備えている。このために、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)118を表示するように構成されたディスプレイデバイス116が設けられている。GUI118は、図2および図4~図16を参照してより詳細に以下に説明するように、グラフィカル要素によりユーザが顕微鏡制御装置102とやり取りすることを可能にする。
ディスプレイデバイス116は、GUI118を表示するコンピュータスクリーン120を備えていてよい。さらに、顕微鏡制御装置102は、ユーザ入力を受信するように構成された入力デバイスを含みうる。ユーザ入力に基づいて、顕微鏡焦点調整デバイス112を動作させるGUI118が制御される。例えば、入力デバイスはコンピュータマウス等のコンピュータポインティングデバイスを備えている。これに加えてまたはこれに代えて、スクリーン120は入力デバイスが一体化されているタッチセンサ式スクリーンであってよい。なお、このような構成は単なる例であり、他のハードウェア構成要素が設けられてユーザがGUI118とやり取りすることも可能である。
図2には、スクリーン120に表示されたGUI118の例が示されている。GUI118のグラフィカル要素を直接に動作させることにより、GUI118はユーザが顕微鏡操作を実行することを可能にする。具体的には、GUI118はユーザからの入力を受信し、ユーザ入力に応答してグラフィカル要素を更新するようにプロセッサ114により制御される。
GUI118は様々なグラフィカル制御要素を備えうるが、これらのグラフィカル制御要素の全てが本文脈において重要である顕微鏡焦点調整デバイス112の具体的な制御に密接に関係しているわけではない。図2に示されている焦点制御に特に関係しないグラフィカル制御要素については、以下で詳細には説明しない。
GUI118は、対物レンズ104により捕捉された試料106のライブ画像224を表示することができる画像表示領域222を有するビューアに含まれてよい。図2に示されている実施形態によれば、画像表示領域222は、試料106のROI(ROI:関心領域)の画像228を表示するROI領域226を含む。GUI118は、画像表示領域222をオンまたはオフにするためにユーザにより操作されるライブ画像オン/オフボタン240を含む。
プロセッサ114は、グラフィカルユーザインタフェース118に焦点制御インタフェース230を表示させる。焦点制御インタフェース230は、グラフィカル焦点距離要素232およびグラフィカルz位置ポインタ234を含む。グラフィカル焦点距離要素232は、所定の焦点距離を示すものである。焦点距離は棒状形態で表示されうる。焦点距離は、顕微鏡焦点調整デバイス112により試料106に対して対物レンズ104を光軸O(z方向)に沿って移動させることのできる距離を規定する。グラフィカルz位置ポインタ234は、焦点距離内で対物レンズ104のz位置を調整するためにユーザにより操作されるグラフィカル制御要素を形成している。したがって、グラフィカルz位置ポインタ234は、試料106に対する対物レンズ104の焦点位置を変更するためにグラフィカル焦点距離要素232に沿って変位しうる。グラフィカル焦点距離要素232に対してグラフィカルz位置ポインタ234を配置することにより、利用可能な焦点距離内にある対物レンズ104の現在のz位置を視覚化する。
プロセッサ114は、相対的焦点位置を設定するための第1の限界値および第2の限界値を取得して、GUI118に、第1のグラフィカル焦点限界236と第2のグラフィカル焦点距離限界238との間にグラフィカル焦点距離要素232を表示させることができる。第1のグラフィカル焦点限界236および第2のグラフィカル焦点距離限界238は、第1の限界値および第2の限界値にそれぞれ割り当てられる。図3には、GUI118により表示されている第1のグラフィカル焦点限界236および第2のグラフィカル焦点距離限界238に対応する第1の限界値および第2の限界値がどのように取得されうるかの例を示す。
図3には、焦点距離限界236,238を決定するために対物レンズ104が光軸Oに沿ってカバースリップ110へ向かって左から右へと継続的に変位することが示されている。単に例としてではあるが、顕微鏡100には対物レンズ104を通してカバースリップ110に光を放出するように適応化された焦点制御デバイス(図示せず)が設けられていてよい。異なる屈折率を有する媒体の間に部分的反射界面を形成するカバースリップ110の下面340で、放出光の一部が反射されて対物レンズ104に戻り、焦点制御デバイスの位置敏感型検出部により検出される。検出した光の反射に基づいて、対物レンズ104の前部レンズからカバースリップ110までの軸方向距離が決定され、第1の限界値がz値zLLとして規定される。したがって、焦点制御インタフェース230に表示された第1の(下方の)グラフィカル焦点距離限界236がz値zLLから導き出される。その後、対物レンズ104の作動距離(free working distance,FWD)を考慮して、第2の限界値をz値zULとして計算することができる。相対的焦点位置が変更された場合に対物レンズ104がカバースリップ110に向かって移動される際、対物レンズ104がカバースリップ110と衝突することを防止するために光軸Oに沿ったカバースリップ110の厚さをzULの計算で考慮することができる。したがって、焦点制御インタフェース230に表示された第2の(上方の)グラフィカル焦点距離限界238は、(対物レンズに依存する)z値zULから導き出される。z位置zLLとz位置zULとの間の差により、グラフィカル焦点距離要素232に対応する軸方向焦点距離FRを決定する。
図2を再び参照すると、GUI118は下方焦点距離236の下にグラフィカル対物レンズアイコン248を表示することができる。対物レンズアイコン248は、試料106を撮像するために顕微鏡100で現在使用されている対物レンズ104を示すものである。
図4は、第1のグラフィカル焦点距離限界236を含むグラフィカル焦点距離要素232の下方部の詳細図である。図4に示されている例によれば、ユーザがグラフィカル焦点距離要素232に沿って上方向にグラフィカルz位置ポインタ234を変位させると仮定される。こうした状況では、プロセッサ114は、グラフィカルz位置ポインタ234の上向きの移動方向を示すグラフィカル矢印アイコン448を焦点制御インタフェース230に表示させる。ユーザがグラフィカルz位置ポインタ234を下方向に移動させた場合には対応する矢印アイコンが表示される。したがって、ユーザは、対物レンズ104が試料106へ向かって移動するのかまたは試料106から離れる方向へ移動するのかをいつでも理解できる。
図4に示されているように、グラフィカルz位置ポインタ234は、ライブ画像表示がオンにされたかまたはオフにされたかを示すライブ画像表示アイコン450を含みうる。図4の例では、ライブ画像表示アイコン450は目のシンボルを示している。ライブ画像表示がオフになると、目のシンボルにバツ印が付される。
図5は焦点制御インタフェース230の別の詳細図であり、グラフィカル焦点距離要素232の下方部が示されている。図5に示されている例によれば、プロセッサ114は焦点制御インタフェース230にグラフィカル距離外アラート要素552をユーザ警告として表示させる。具体的には、ユーザがグラフィカルz位置ポインタ234を操作して、ポインタ234がグラフィカル焦点距離要素232に沿って下方焦点距離限界236を越えて変位すると、グラフィカル設定ポインタ234は焦点距離限界236で停止し、かつ距離外アラート要素552が表示される。図5に示されているように、距離外アラート要素552は、ユーザにより調整された相対的焦点位置が所定の焦点距離を超えた量も示すことが好ましい。グラフィカルz点位置234がグラフィカル焦点距離要素232に沿って上方焦点距離限界238を越えて移動された場合も同様に、距離外アラート要素552が表示される。
図2に示されているように、GUI118はいくつかのツールバーボタン244a、244b、244c、244d、244e、244f、244gおよび244hが設けられたグラフィカルツールバー244を含む画像スタックインタフェース242を含む。グラフィカルツールバー244の表示は、ユーザによりスタック制御オン/オフボタン246を介してオンおよびオフにされうる。
画像スタックインタフェース242は、ユーザが光軸Oに沿って複数の画像の連続的取得を準備しかつ実行することを可能にする。具体的には、画像スタックインタフェース242は、ユーザが光軸Oに沿って画像スタックすなわちzスタックを試料106に対する対物レンズ104の連続したz位置として決定し、所定の画像スタックを表示させることを可能にする。その後、当該画像スタックに基づいて試料106の画像が捕捉される。
画像スタックインタフェース230は、グラフィカル焦点距離要素232に沿った部分的距離をzスタックとして規定するためにスタック規定要素を含みうる。本例では、上記のスタック規定要素は、グラフィカルz位置ポインタ234と一体化されている。すなわち、グラフィカルz位置ポインタ234は、光軸Oに沿って対物レンズ104を移動させることに加えて、zスタックを規定する上記の部分的距離の下限および上限を決定するためにも用いられる。このために、ツールバーボタン244bは、グラフィカルz位置ポインタ234に選択的に割り当てられる複数の機能から1つの特定の機能の起動を選択するためにユーザにより操作される多機能ボタンとして構成されうる。グラフィカルz位置ポインタ234に現在割り当てられている特定の機能は、ツールバーボタン244bの隣にメッセージとして表示されてよい。例えば、マウスのカーソルがツールバーボタン244bに移動されると、「設定済みZスタックの開始」等のメッセージがツールバーボタン244bの隣でポップアップし、z位置ポインタ234によりグラフィカル焦点距離232に沿った位置でzスタックの第1の限界を規定することができることをユーザに通知することができる。したがって、ユーザは、グラフィカル焦点距離要素232に沿ってz位置ポインタ234を所望のz位置に移動させ、かつツールバーボタン244bをクリックすることにより、このz位置をzスタックの第1の限界として確認する。次に、ユーザは焦点距離要素232に沿ってz位置ポインタ234を別のz位置に移動させ、かつツールバーボタン244bをクリックすることにより、このz位置をzスタックの第2の限界として確認する。z位置ポインタ234に現在割り当てられている機能は、マウスのカーソルがツールバーボタン244b上に移動されたときにポップアップする「設定済みZスタックの終了」等のメッセージとして再び表示されうる。第1の限界および第2の限界が決定された時点で、これらの限界の間のグラフィカル焦点距離232に沿った部分的距離が、zスタックを表す。
画像スタックインタフェース242は、上記で説明したようにツールバーボタン244bとやり取りするz位置ポインタ234により規定される画像スタックのz距離を示すグラフィカルスタック指示要素654をさらに含んでいてよい。グラフィカルスタック指示要素654の例示的な構成が図6に示されている。
図6に示されている例によれば、スタック指示要素654は画像スタックのz距離が規定された時点でポップアップするように構成されうる。スタック指示要素654は、焦点距離要素232に対して平行に表示されるバーを含んでいてよい。スタック指示要素654は、以前に規定された第1の限界および第2の限界にそれぞれ対応する2つのzスタック限界656,658(図6の「開始」および「終了」)により規定される。画像スタックインタフェース242は、グラフィカルスタック指示要素654に沿ってz位置ポインタ234が配置されるz位置を示すグラフィカルz位置ポインタ指示要素660(図8を参照)を含む。さらに、小さい水平線の目盛りがグラフィカルスタック指示要素654に沿って表示され、画像スタックに捕捉されるべき複数の画像に対応する複数のフレーム目盛りを表すことができる。
スタック指示要素654は、画像スタックのサイズにかかわらず固定サイズを有することが好ましい。したがって画像スタックは、そのサイズがグラフィカル焦点距離要素232により示される利用可能な焦点距離と比べて小さくてもユーザにはっきりと見える。他方、画像スタックの相対的サイズが重要である場合、スタック指示要素654は利用可能な焦点距離と比べたスタックサイズを示すサイズとともに表示されてよい。
図7には、z位置ポインタ234がzスタックの外部にあるz位置に移動される状況が示されている。本例では、z位置ポインタ234はグラフィカルスタック指示要素654のzスタック上限658の上方に位置している。zスタック上限658に対応する位置にz位置ポインタ234を簡便に移動させるために、ユーザはツールバーボタン244aを押す。ツールバーボタン244aの隣に表示された「Zスタック上限に進む」等のメッセージが、ツールバーボタン244aの機能を示しうる。ツールバーボタン244aの起動に応じて、プロセッサ114は顕微鏡焦点調整デバイス112を制御し、光軸Oに沿って対物レンズ104を、グラフィカルスタック指示要素654のzスタック上限658に対応するz位置に移動させる。同様に、ユーザは、ツールバーボタン244hを押してz位置ポインタ234をスタック指示要素654のzスタック下限656に移動させ、かつ顕微鏡焦点調整デバイス112により対物レンズ104を対応する軸方向に移動させることができる。
図8には、以前に設定された、グラフィカルスタック指示要素654により表示される画像スタックの中央にz位置ポインタ234を移動させるためにユーザにより実行されうる操作が示されている。このために、ユーザは、隣に「中央に移動させる」というメッセージが表示されたツールバーボタン244cを操作する。その結果、z位置ポインタ234は、図9に示されているようにスタック指示要素654に沿った中央位置960に変位する。したがって、プロセッサ114はツールバーボタン244cの起動に応じて顕微鏡焦点調整デバイス112を制御し、光軸Oに沿って対物レンズ104をグラフィカルスタック指示要素654の中央位置960に対応するz位置に移動させる。
再び図6を参照すると、ツールバーボタン244bと組み合わされてグラフィカルz位置ポインタ234に選択的に割り当てられる別の機能が存在する。当該機能は、ツールバーボタン244bの隣にポップアップしている「Zスタックを現在のZ位置に再センタリングする」というメッセージにより示されている。したがって、グラフィカルz位置ポインタ234は、上記で説明したように画像スタックのz限界を決定することに加えて焦点距離要素232に沿った現在のz位置で画像スタックを簡便に再センタリングする多機能ボタン244bと組み合わせて用いられうる。再センタリング動作を実行するために、ユーザはz位置ポインタ234を所望のz位置に移動させ、かつツールバーボタン244bをクリックすることにより、このz位置をzスタックの新たな中央として確認する。その結果、画像スタックは、現在のz位置と等距離の新たなzスタック限界1056,1058が規定されて新たな中央を表すように更新される(例えば図13を参照)。新たなzスタック限界1056,1058は、再センタリングされた画像スタックのサイズが未変更のままとなるように自動的に規定されうる。これにより、ユーザがzスタック限界を再設定する操作を行う必要なく全体として画像スタックを簡便に変位させることが可能となる。
なお、zスタック限界の自動更新が好ましい場合があるが、ツールバー244は画像スタックの手動での設定、具体的には画像スタックの更新も可能にする。このためにユーザは、図10に示されているごとく複数の設定オプションのリストがユーザに提示されるようにツールバーボタン244gを操作しうる。これらの設定オプションは、特にzスタック限界(「開始」および「終了」)、ならびにzスタックサイズ(「サイズ」)を含む。
画像スタックインタフェース242は、オートフォーカシング(AF)機能を起動することを可能にしてよい。本実施形態では、AF動作は、図11に示されているようにツールバーボタン244eを作動させることにより開始する。対物レンズ104が現在フォーカシングされている試料106の平面を見つけるために、プロセッサ114は顕微鏡焦点調整デバイス112を制御し、AF動作を実行する。AF機能は、ツールバーボタン244eの隣に表示されている「位置を再フォーカシングする」というメッセージにより示される。
さらに、ツールバー244は、好適なzスタックを自動的に識別する動作を実行することを可能にする。当該動作を開始するために、ツールバーボタン244dが、図12に示す「Zレンジファインダを実行する」というメッセージにより示されているように作動される。ツールバーボタン244dの作動に応じて、プロセッサ114は、zスタックの好適な設定を決定する。このようなスタック識別処理の例が図13に示されている。具体的には、z位置ポインタ234がzスタック内の中央に配置され、zスタック限界はz位置ポインタ234から等距離となっていることが図13から見て取れる。
z位置により近い画像スタックの限界を更新するために当該z位置を設定すべく、グラフィカルz位置ポインタ234がユーザにより操作されるように構成されていてもよい。図14に示されている例によれば、z位置ポインタ234は、zスタック上限により近いzスタック内のz位置に移動される。その後、例えばマウスのクリックによりz位置ポインタ234が操作されうる。その結果、図15に示されているように、zスタック上限はz位置ポインタ234の現在位置に変位し、かつグラフィカルスタック指示要素654の表示が更新される。したがって、zスタック限界のワンクリックによる規定が達成可能となる。具体的には、撮像される特定の試料106に応じてzスタックの厚さを低減することができる。更新された(より薄くなった)zスタック内の目盛りまたはフレームの数が多すぎる場合、対応する設定を適応化することにより数を低減することができる(図10の「目盛りの数」を参照)。
本明細書で使用されるように、用語「および/または(かつ/または)」は、関連する記載項目のうちの1つまたは複数の項目のあらゆる全ての組み合わせを含んでおり、「/」として略記されることがある。
いくつかの態様を装置の文脈において説明してきたが、これらの態様が、対応する方法の説明も表していることが明らかであり、ここではブロックまたは装置がステップまたはステップの特徴に対応している。同様に、ステップの文脈において説明された態様は、対応する装置の対応するブロックまたは項目または特徴の説明も表している。
いくつかの実施形態は、図1から図15のうちの1つまたは複数の図に関連して説明されたようなシステムを含んでいる顕微鏡に関する。択一的に、顕微鏡は、図1から図15のうちの1つまたは複数の図に関連して説明されたようなシステムの一部であってもよい、または図1から図15のうちの1つまたは複数の図に関連して説明されたようなシステムに接続されていてもよい。図16は本明細書に記載された方法を実施するように構成されたシステム1600の概略図を示している。システム1600は、顕微鏡1610とコンピュータシステム1620とを含んでいる。顕微鏡1610は、撮像するように構成されており、かつコンピュータシステム1620に接続されている。コンピュータシステム1620は、本明細書に記載された方法の少なくとも一部を実施するように構成されている。コンピュータシステム1620は、機械学習アルゴリズムを実行するように構成されていてもよい。コンピュータシステム1620と顕微鏡1610は別個の存在物であってもよいが、1つの共通のハウジング内に一体化されていてもよい。コンピュータシステム1620は、顕微鏡1610の中央処理システムの一部であってもよく、かつ/またはコンピュータシステム1620は、顕微鏡1610のセンサ、アクター、カメラまたは照明ユニット等の、顕微鏡1610の従属部品の一部であってもよい。
コンピュータシステム1620は、1つまたは複数のプロセッサおよび1つまたは複数のストレージデバイスを備えるローカルコンピュータデバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、ラップトップ、タブレットコンピュータまたは携帯電話)であってもよく、または分散コンピュータシステム(例えば、ローカルクライアントおよび/または1つまたは複数のリモートサーバファームおよび/またはデータセンター等の様々な場所に分散されている1つまたは複数のプロセッサおよび1つまたは複数のストレージデバイスを備えるクラウドコンピューティングシステム)であってもよい。コンピュータシステム1620は、任意の回路または回路の組み合わせを含んでいてもよい。1つの実施形態では、コンピュータシステム1620は、任意の種類のものとすることができる、1つまたは複数のプロセッサを含んでいてもよい。本明細書で使用されるように、プロセッサは、例えば、顕微鏡または顕微鏡部品(例えばカメラ)のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、複合命令セットコンピューティング(CISC)マイクロプロセッサ、縮小命令セットコンピューティング(RISC)マイクロプロセッサ、超長命令語(VLIW)マイクロプロセッサ、グラフィックプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マルチコアプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または任意の他の種類のプロセッサまたは処理回路等のあらゆる種類の計算回路を意図していてもよいが、これらに限定されない。コンピュータシステム1620に含まれうる他の種類の回路は、カスタム回路、特定用途向け集積回路(ASIC)等であってもよく、例えばこれは、携帯電話、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、双方向無線機および類似の電子システム等の無線装置において使用される1つまたは複数の回路(通信回路等)等である。コンピュータシステム1620は、ランダムアクセスメモリ(RAM)の形態のメインメモリ等の特定の用途に適した1つまたは複数の記憶素子を含みうる1つまたは複数のストレージデバイス、1つまたは複数のハードドライブおよび/またはコンパクトディスク(CD)、フラッシュメモリカード、デジタルビデオディスク(DVD)等のリムーバブルメディアを扱う1つまたは複数のドライブ等を含んでいてもよい。コンピュータシステム1620はディスプレイ装置、1つまたは複数のスピーカーおよびキーボードおよび/またはマウス、トラックボール、タッチスクリーン、音声認識装置を含みうるコントローラ、またはシステムのユーザがコンピュータシステム1620に情報を入力すること、およびコンピュータシステム1620から情報を受け取ることを可能にする任意の他の装置も含んでいてもよい。
ステップの一部または全部は、例えば、プロセッサ、マイクロプロセッサ、プログラマブルコンピュータまたは電子回路等のハードウェア装置(またはハードウェア装置を使用すること)によって実行されてもよい。いくつかの実施形態では、極めて重要なステップのいずれか1つまたは複数が、そのような装置によって実行されてもよい。
一定の実装要件に応じて、本発明の実施形態は、ハードウェアまたはソフトウェアで実装されうる。この実装は、非一過性の記録媒体によって実行可能であり、非一過性の記録媒体は、各方法を実施するために、プログラマブルコンピュータシステムと協働する(または協働することが可能である)、電子的に読取可能な制御信号が格納されている、デジタル記録媒体等であり、これは例えば、フロッピーディスク、DVD、ブルーレイ、CD、ROM、PROMおよびEPROM、EEPROMまたはFLASHメモリである。したがって、デジタル記録媒体は、コンピュータ読取可能であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態は、本明細書に記載のいずれかの方法が実施されるように、プログラマブルコンピュータシステムと協働することができる、電子的に読取可能な制御信号を有するデータ担体を含んでいる。
一般的に、本発明の実施形態は、プログラムコードを備えるコンピュータプログラム製品として実装可能であり、このプログラムコードは、コンピュータプログラム製品がコンピュータ上で実行されるときにいずれかの方法を実施するように作動する。このプログラムコードは、例えば、機械可読担体に格納されていてもよい。
別の実施形態は、機械可読担体に格納されている、本明細書に記載のいずれかの方法を実施するためのコンピュータプログラムを含んでいる。
したがって、換言すれば、本発明の実施形態は、コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されるときに本明細書に記載のいずれかの方法を実施するためのプログラムコードを有するコンピュータプログラムである。
したがって、本発明の別の実施形態は、プロセッサによって実行されるときに本明細書に記載のいずれかの方法を実施するために、格納されているコンピュータプログラムを含んでいる記録媒体(またはデータ担体またはコンピュータ読取可能な媒体)である。データ担体、デジタル記録媒体または被記録媒体は、典型的に、有形である、かつ/または非一過性である。本発明の別の実施形態は、プロセッサと記録媒体を含んでいる、本明細書に記載されたような装置である。
したがって、本発明の別の実施形態は、本明細書に記載のいずれかの方法を実施するためのコンピュータプログラムを表すデータストリームまたは信号シーケンスである。データストリームまたは信号シーケンスは例えば、データ通信接続、例えばインターネットを介して転送されるように構成されていてもよい。
別の実施形態は、処理手段、例えば、本明細書に記載のいずれかの方法を実施するように構成または適合されているコンピュータまたはプログラマブルロジックデバイスを含んでいる。
別の実施形態は、本明細書に記載のいずれかの方法を実施するために、インストールされたコンピュータプログラムを有しているコンピュータを含んでいる。
本発明の別の実施形態は、本明細書に記載のいずれかの方法を実施するためのコンピュータプログラムを(例えば、電子的にまたは光学的に)受信機に転送するように構成されている装置またはシステムを含んでいる。受信機は、例えば、コンピュータ、モバイル機器、記憶装置等であってもよい。装置またはシステムは、例えば、コンピュータプログラムを受信機に転送するために、ファイルサーバを含んでいてもよい。
いくつかの実施形態では、プログラマブルロジックデバイス(例えばフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)が、本明細書に記載された方法の機能の一部または全部を実行するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイは、本明細書に記載のいずれかの方法を実施するためにマイクロプロセッサと協働してもよい。一般的に、有利には、任意のハードウェア装置によって方法が実施される。
100 顕微鏡
102 顕微鏡制御装置
104 対物レンズ
106 試料
108 試料支持部
110 カバースリップ
112 顕微鏡焦点調整デバイス
113 標本
114 プロセッサ
116 ディスプレイデバイス
118 グラフィカルユーザインタフェース
120 スクリーン
222 画像表示領域
224 ライブ画像
226 ROI領域
228 ROI画像
230 焦点制御インタフェース
232 グラフィカル焦点距離要素
234 グラフィカルz位置ポインタ
236 第1のグラフィカル焦点距離限界
238 第2のグラフィカル焦点距離限界
240 ライブ画像オン/オフボタン
242 画像スタックインタフェース
244 ツールバー
244a~244h ツールバーボタン
246 スタック制御オン/オフボタン
246 グラフィカル対物レンズアイコン
340 下面
448 グラフィカル矢印アイコン
450 ライブ画像表示アイコン
552 グラフィカル距離外アラート要素
654 グラフィカルスタック指示要素
656,658 zスタック限界
660 グラフィカルz位置ポインタ指示要素
960 中央位置
1056,1058 更新されたzスタック限界

Claims (19)

  1. 対物レンズ(104)の光軸(O)に沿って試料(106)に対する前記対物レンズ(104)の相対的焦点位置を調整するように適応化された顕微鏡焦点調整デバイス(112)を動作させるための顕微鏡制御装置(102)であって、前記顕微鏡制御装置(102)は、
    ユーザ入力を受信するように適応化されたグラフィカルユーザインタフェース(118)を表示するように構成されたディスプレイデバイス(116)と、
    前記ユーザ入力に応答して前記グラフィカルユーザインタフェース(118)を更新するために前記顕微鏡焦点調整デバイス(112)および前記ディスプレイデバイス(116)を制御するように構成された少なくとも1つのプロセッサ(114)と、
    を備え、
    前記プロセッサ(114)は、前記グラフィカルユーザインタフェース(118)に焦点制御インタフェース(230)を表示させるようにさらに構成されており、前記焦点制御インタフェース(230)は、所定の焦点距離を示すグラフィカル焦点距離要素(232)および前記所定の焦点距離内の現在のz位置を示すグラフィカルz位置ポインタ(234)を含み、
    前記グラフィカルz位置ポインタ(234)は、前記グラフィカルz位置ポインタ(234)により示される前記現在のz位置に前記相対的焦点位置を調整するために、前記ユーザ入力に応答して前記グラフィカル焦点距離要素(232)に沿って移動可能である、
    顕微鏡制御装置(102)。
  2. 前記顕微鏡制御装置(102)は、前記グラフィカルユーザインタフェース(118)を制御するために前記ユーザ入力を受信するように構成された入力デバイスを備える、
    請求項1記載の顕微鏡制御装置(102)。
  3. 前記グラフィカル焦点距離要素(232)は、バーを備えており、前記グラフィカルz位置ポインタ(234)は、前記バーに沿って前記ユーザ入力により移動可能である、
    請求項1または2記載の顕微鏡制御装置(102)。
  4. 前記プロセッサ(114)は、前記相対的焦点位置を設定するための第1の限界値および第2の限界値を取得するように構成されており、前記プロセッサ(114)は、前記第1の限界値および前記第2の限界値にそれぞれ割り当てられた第1のグラフィカル焦点限界(236)と第2のグラフィカル焦点距離限界(238)との間に設けられた前記グラフィカル焦点距離要素(232)を、前記グラフィカルユーザインタフェース(118)に表示させるようにさらに構成されている、
    請求項1から3までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  5. 前記プロセッサ(114)は、前記グラフィカルz位置ポインタ(234)が前記ユーザ入力により前記グラフィカル焦点距離要素(232)に沿って移動される移動方向を示す少なくとも1つのグラフィカル矢印アイコン(448)を、前記焦点制御インタフェース(230)に表示させるように構成されている、
    請求項1から4までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  6. 前記プロセッサ(114)は、前記ユーザ入力により調整された前記相対的焦点位置が前記所定の焦点距離を超えたことを示す少なくとも1つのグラフィカル距離外アラート要素(552)を、前記焦点制御インタフェース(230)に表示させるように構成されている、
    請求項1から5までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  7. 前記グラフィカル距離外アラート要素(552)は、前記ユーザ入力により調整された前記相対的焦点位置が前記所定の焦点距離を超えた量を示すように構成されている、
    請求項6記載の顕微鏡制御装置(102)。
  8. 前記グラフィカルユーザインタフェース(118)は、ライブ画像表示をオンまたはオフにするためにユーザ入力により操作されるように構成されたライブ画像オン/オフボタン(240)を含み、前記グラフィカルz位置ポインタ(234)は、前記ライブ画像表示がオンにされたかまたはオフにされたかを示すように構成されたライブ画像表示アイコン(450)を含む、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  9. 前記焦点制御インタフェース(230)は、グラフィカルスタック規定要素およびグラフィカルスタック指示要素(654)を含む画像スタックインタフェース(242)を含み、
    前記グラフィカルスタック規定要素は、前記グラフィカル焦点距離要素(232)により表示される前記所定の焦点距離内で前記光軸(O)に沿って生成される画像スタックの距離を規定するためにユーザ入力により操作されるように構成されており、
    前記グラフィカルスタック指示要素(654)は、前記グラフィカルスタック規定要素により規定された前記画像スタックの距離を示すように構成されている、
    請求項1から8までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  10. 前記グラフィカルユーザインタフェース(118)は、前記画像スタックインタフェース(242)の表示をオンおよびオフにするためにユーザ入力により操作されるように構成されたスタック制御オン/オフボタン(246)を含む、
    請求項9記載の顕微鏡制御装置(102)。
  11. 前記グラフィカルスタック指示要素(654)は、前記画像スタックのサイズにかかわらず固定サイズを有する、
    請求項9または10記載の顕微鏡制御装置(102)。
  12. 前記グラフィカルスタック指示要素(654)のサイズは、前記所定の焦点距離のサイズと比べた前記画像スタックのサイズを示す、
    請求項9から11までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  13. 前記グラフィカルスタック規定要素は、前記グラフィカルz位置ポインタ(234)と一体化されている、
    請求項9から12までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  14. 前記画像スタックインタフェース(242)は、前記グラフィカルz位置ポインタ(234)が前記グラフィカルスタック指示要素(654)に沿ってどこに配置されているかを示すように構成されたグラフィカルz位置ポインタ指示要素(660)を含む、
    請求項9から13までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  15. 前記グラフィカルスタック規定要素は、ある位置により近い前記画像スタックの限界を更新するために前記位置を設定すべく前記ユーザ入力により操作されるように構成されている、
    請求項9から14までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  16. 前記グラフィカルスタック規定要素は、前記画像スタックをある位置に再センタリングするために前記グラフィカルスタック指示要素(654)に沿って前記位置を規定すべくユーザ入力により操作されるようにさらに構成されている、
    請求項9から15までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  17. 前記グラフィカルユーザインタフェース(118)は、前記グラフィカルスタック規定要素に割り当てられる次の機能のうちの1つの起動、すなわち、
    前記ユーザ入力に応答して、前記グラフィカルスタック規定要素が前記画像スタックの第1の限界を規定する機能、
    前記ユーザ入力に応答して、前記グラフィカルスタック規定要素が前記画像スタックの第2の限界を規定する機能、および
    前記ユーザ入力に応答して、前記グラフィカルスタック規定要素が前記画像スタックを前記現在のz位置に対して再センタリングする機能、
    のうちの1つの起動を選択するためにユーザ入力により操作されるように構成されたグラフィカル多機能ボタン(244b)を含む、
    請求項9から16までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  18. 前記画像スタックインタフェース(242)は、前記画像スタックを自動的に規定するためにユーザ入力により操作されるように構成されたグラフィカルボタン(244d)を含む、
    請求項9から17までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)。
  19. 請求項1から18までのいずれか1項記載の顕微鏡制御装置(102)により対物レンズ(104)の光軸(O)に沿って試料(106)に対する前記対物レンズ(104)の相対的焦点位置を調整するように適応化された顕微鏡焦点調整デバイス(112)を動作させるための方法であって、前記方法は、
    ユーザ入力を受信するように適応化されたグラフィカルユーザインタフェース(118)を表示するステップと、
    前記ユーザ入力に応答して前記グラフィカルユーザインタフェース(118)を更新するために前記顕微鏡焦点調整デバイス(112)および前記ディスプレイデバイス(116)を制御するステップと、
    を含み、
    前記グラフィカルユーザインタフェース(118)に、所定の焦点距離を示すグラフィカル焦点距離要素(232)と前記所定の焦点距離内の現在のz位置を示すグラフィカルz位置ポインタ(234)とを含む焦点制御インタフェース(230)を表示させ、
    前記グラフィカルz位置ポインタ(234)は、前記グラフィカルz位置ポインタ(234)により示される現在のz位置に前記相対的焦点位置を調整するために前記ユーザ入力に応答して前記グラフィカル焦点距離要素(232)に沿って移動される、
    方法。
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