JP2023090441A - recording device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、連続シートが巻かれたロールから引き出されるシートに対して記録を行う記録装置に関する。 The present invention relates to a printing apparatus that prints on a sheet pulled out from a roll on which a continuous sheet is wound.
従来より、シートが紙管に巻かれたロールについて、ロールが記録装置に取付けられた状態でロールのシート残量を検知する手法が開示されている。例えば特許文献1では、シート残量減少に応じて当接方向へ揺動変位する検出ガイドを備え、検出ガイドの揺動位置を把握する共通基準点を設定することで、紙管径の異なる何れのロールに対してもシート残量を検知可能な構成が開示されている。 Conventionally, there has been disclosed a method for detecting the remaining amount of sheets in a roll in which a sheet is wound around a paper tube while the roll is attached to a recording apparatus. For example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2002-100001, a detection guide that swings in the contact direction in accordance with a decrease in the remaining amount of sheets is provided, and a common reference point for grasping the swinging position of the detection guide is set to allow any paper tube with a different diameter to be detected. A configuration is disclosed in which the remaining amount of sheets can be detected even for a roll of .
しかし、特許文献1の手法では摺動変位可能な検出ガイドなどの機構部材を多数追加しなければならず、さらには高い組付け精度も求められるため、製造難度が高く、製品コストの増加が生じる。また、異なる紙管径のロールを取り付け可能にするためには、各紙管径に対応したフランジ部材がそれぞれ必要となり、製品コストが増加する上に、フランジ部材の交換も容易には行えないためユーザビリティの低下も招く。 However, the method of Patent Document 1 requires the addition of a large number of mechanical members such as detection guides that can be slidably displaced, and requires high assembly accuracy. . In addition, in order to be able to attach rolls with different paper tube diameters, a flange member corresponding to each paper tube diameter is required. also cause a decline in
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、フランジへのアダプタ装着によって異なる紙管径のロール紙の取り付けが可能な記録装置において、各紙管径に応じてシート残量を算出する記録装置を提供することにある。 SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, the present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a recording apparatus capable of attaching roll paper of different paper tube diameters by attaching an adapter to a flange, in which sheet residuals are adjusted according to each paper tube diameter. An object of the present invention is to provide a recording device for calculating the amount.
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、
シートが巻回されたロールに内接してロールの長手方向における端部を支持するフランジと、
前記フランジに支持されたロールのシート残量を取得する残量取得部と、
を備え、ロールから供給されたシートに画像を記録する記録装置において、
前記フランジは、ロールに内接してロールを支持するためのアダプタと係合可能な係合部をさらに有し、
記録装置は、前記フランジに前記アダプタが装着されていることを検知するアダプタ検知部をさらに備え、
前記残量取得部は、前記アダプタ検知部で検知した検知情報に基づいて前記シート残量を取得することを特徴とする。
In order to solve the above problems, the recording apparatus according to the present invention includes:
a flange that is inscribed in the roll around which the sheet is wound and supports the end in the longitudinal direction of the roll;
a remaining amount acquisition unit that acquires the remaining amount of sheets on the roll supported by the flange;
In a recording device that records an image on a sheet supplied from a roll,
The flange further has an engaging portion that can be engaged with an adapter for supporting the roll by inscribing the roll,
The recording device further comprises an adapter detection unit that detects that the adapter is attached to the flange,
The remaining amount acquisition unit acquires the remaining amount of sheets based on detection information detected by the adapter detection unit.
本発明によれば、フランジへのアダプタ装着によって異なる紙管径のロール紙の取り付けが可能な記録装置において、各紙管径に応じてシート残量を算出する記録装置を提供することが可能である。 According to the present invention, it is possible to provide a recording apparatus capable of mounting roll paper with different paper tube diameters by attaching an adapter to a flange, and calculating the remaining amount of sheets according to each paper tube diameter. .
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。なお、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。 BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION A mode for carrying out the present invention will be exemplarily described in detail below based on an embodiment with reference to the drawings. It should be noted that the dimensions, materials, shapes, and relative arrangement of the components described in this embodiment should be appropriately changed according to the configuration of the device to which the invention is applied and various conditions. That is, it is not intended to limit the scope of the present invention to the following embodiments.
<第1の実施形態>
本発明に係る第1の実施形態について、図1~15を参照しながら説明する。本実施形態では、間欠的に搬送される記録媒体に対しインクを吐出する記録ヘッドを、記録媒体の搬送方向と交差する方向に往復移動させて記録を行う、シリアル型のインクジェット記録装置を例に説明する。しかしながら、本発明が適用される記録装置はシリアル型のインクジェット記録装置に限らず、長尺プリントヘッドを用いて連続的にプリントを行うライン型のインクジェット記録装置にも適用することができる。本明細書において「インク」とは、記録液などの液体の総称として用いる。
<First embodiment>
A first embodiment according to the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 15. FIG. In the present embodiment, a serial type inkjet printing apparatus that performs printing by reciprocating a print head that ejects ink onto an intermittently conveyed print medium in a direction that intersects the conveying direction of the print medium is taken as an example. explain. However, the recording apparatus to which the present invention is applied is not limited to the serial type ink jet recording apparatus, and can also be applied to a line type ink jet recording apparatus that continuously prints using a long print head. In this specification, the term “ink” is used as a general term for liquids such as recording liquids.
図1~5は、第1の実施形態におけるインクジェット記録装置の基本構成を説明するための図である。本実施形態のインクジェット記録装置は記録媒体としてのシートが巻回されたロールからシートを引き出して搬送するシート搬送装置と、シートに対して画像を記録する記録ヘッドで構成される。なお、図1に示すように本実施形態の説明ではロール紙(ロール)400の長手方向をX軸方向、シート401が記録装置300から排出される方向をY軸方向、重力方向をZ軸方向とそれぞれ定義する。
1 to 5 are diagrams for explaining the basic configuration of an inkjet printing apparatus according to the first embodiment. The inkjet printing apparatus of the present embodiment includes a sheet conveying apparatus that pulls out and conveys a sheet as a printing medium from a roll, and a printing head that prints an image on the sheet. As shown in FIG. 1, in the description of the present embodiment, the longitudinal direction of the roll paper (roll) 400 is the X-axis direction, the direction in which the
図1に関して説明する。図1は、本実施形態で用いたインクジェット記録装置である記録装置300を示す斜視図である。図1に示す通り、記録装置300には記録媒体として長尺のシートをロール状に巻回したロール紙400を上下段に搭載可能である。ロール紙400より選択的に引き出されたシート401に印字等の記録動作が行われる。ユーザは、ユーザインターフェース320(以下UIと表記)の操作部により、各種印刷設定等の操作を行うことができる。
Reference is made to FIG. FIG. 1 is a perspective view showing a
図2に関して説明する。図2は記録装置300の概略断面図であり、ロール紙400か
ら記録部360までのシート401の搬送経路を示す。ロール紙400から引き出されたシート401は、シート搬送機構350により記録部360へ搬送される。記録部360は、インクジェット式記録ヘッドからのインク吐出によりシート401へ印字する。記録ヘッドの吐出手段はヒータによる加熱方式やピエゾ素子による圧電方式を用いる。なお、本発明の適用にあたっては、記録ヘッドの吐出はインクジェット以外の手段でもよく、シリアルスキャンやフルライン等の形態も問わない。シリアルスキャンの場合、シート401の搬送動作と、搬送方向と交差する方向における記録ヘッドの走査動作によって印字する。フルラインの場合、シート401の搬送方向と交差する方向に延在する長尺な記録ヘッドを用い、シート401を連続的に搬送しながら印字する。
Reference is made to FIG. FIG. 2 is a schematic cross-sectional view of the
ロール紙400は、スプール530を挿入された状態でロール紙支持機構へ装着され、スプール530が、ロール紙駆動モータにより正転(C1方向)または逆転(C2方向)駆動される。シート401は、スプール530の回転と共にロール紙400から引き出され、シート搬送機構350により搬送される。シート搬送機構350は、駆動部354、アーム部355、アーム回転軸356、センサユニット307、揺動部材357、第1従動回転体358、第2従動回転体359、分離フラッパー341、フラッパー回転軸342を備える。
The
搬送ガイド351は、シート供給部370より引き出されるシート401の両面をガイドしつつ、記録部360へ導く。搬送ローラ352は、シート401の搬送方向において記録部360の上流側に設けられ、搬送ローラ駆動モータ305によりD1方向またはD2方向へ正転および逆転される。ニップローラ353は、搬送ローラ352とシート401を挟むように搬送ローラ352に対向して設けられ、搬送ローラ352の回転に応じて従動回転し、ニップ力調整モータ308により搬送ローラ352への接離およびニップ力調整が可能である。搬送ローラ352によるシート401の搬送速度は、ロール紙400の回転によるシート401の引き出し速度より高く設定されており、シート401へテンションを掛けたまま搬送できる。また、搬送ローラ352の搬送方向上流側にはシート検知センサ302が設けられ、シート401の通過を検知する。
The
記録部360のプラテン343はシート401の位置を規制し、記録部360より搬送方向下流側に設けられるカッター304は印字済みのシート401を切断する。ロール紙400の周りに設けられるカバー344は、印字済みのシート401がシート供給部370へ戻ることを防止する。プラテン343は負圧または静電力による吸着手段を有しており、プラテン上にシート401を吸着することで印字の際に安定した支持を行う。記録装置における以上の動作はCPUにより制御される。
A
図3(a)、(b)に関して説明する。図3(a)はシート供給部370の概略断面図であり、図3(b)はシート供給部370に設けられる揺動部材357と周辺部材を示す概略断面図である。図3(a)においては、外径が比較的大きいロール紙400が取り付けられている状態を示す。搬送ガイド351は、アーム回転軸356によりアーム部355がA1方向またはA2方向へ回転可能に取り付けられている。アーム部355の上部にはロール紙400から引き出されるシート401の下面をガイドするガイド部355bが形成され、アーム部355と駆動部354の回転カム354aとの間にはアーム部355をA1方向へ押圧するねじりコイルバネ354cが介在する。回転カム354aは押圧力調整用モータによって回転軸354bを中心として回転され、その回転位置に応じてねじりコイルバネ354cがアーム部355をA1方向へ押圧する力が変化する。シート401の先端部をアーム部355と分離フラッパー341との間を通してシート供給パス内へセットする際、ねじりコイルバネ354cによるアーム部355の押圧力が3段階(弱ニップ、強ニップ、押圧力解除)に切り替えられる。
3A and 3B will be described. 3A is a schematic cross-sectional view of the
アーム部355には揺動部材357が揺動自在に取り付けられ、揺動部材357にはロール紙400の周方向にずれて位置する第1従動回転体358と第2従動回転体359が回転可能に取り付けられている。第1従動回転体358と第2従動回転体359はロール紙400の外径に応じて移動し、アーム部355に対するA1方向の押圧力により、重力方向(Z方向)の下方からロール紙400の外周部を圧接する。すなわち、第1従動回転体358と第2従動回転体359はロール紙400の水平方向の中心軸よりも重力方向の下方からロール紙400の外周部に圧接する。その圧接力はアーム部355をA方向へ押圧する押圧力に応じ変更される。
A swinging
本実施形態においては、揺動部材357が取り付けられた複数のアーム部355がX軸方向の異なる位置にそれぞれ設置されている。揺動部材357には図3(b)に示す軸受け部357aと軸留め部357bが設けられ、アーム部355の回転軸355aは所定のガタつきをもって受け入れられる。
In this embodiment, a plurality of
軸受け部357aは揺動部材357の重心位置へ設けられており、揺動部材357がX軸方向、Y軸方向、Z軸方向のそれぞれで安定した姿勢となるよう回転軸355aに支持される。また、回転軸355aがガタつきをもって受け入れられるため、揺動部材357はアーム部355に対するA1方向の押圧力によって、X軸方向におけるどの位置でもロール紙400の外周部に沿うよう変位する。このような構成により、ロール紙400に対する第1従動回転体358と第2従動回転体359の圧接姿勢の変化が許容される。よって、シート401と第1従動回転体358および第2従動回転体359の接触領域が常に最大となるよう保たれ、且つシート401に対する押圧力が均等化されるためシート401の搬送力のバラつきを抑制できる。第1従動回転体358と第2従動回転体359がロール紙400の外周部へ圧接することで、シート401の弛みの発生が抑制され、搬送力も増強される。
The bearing
記録装置300には、アーム部355の上方に分離フラッパー341がフラッパー回転軸342を中心にB1方向またはB2方向へ回転できるよう設置されている。分離フラッパー341は、自重によりロール紙400の外周面へ当接して強く押圧する構成となっている。ロール紙400を更に強く押圧する場合、バネ等の付勢部材による付勢力を用いてもよい。分離フラッパー341におけるロール紙400との接触部分には、押圧力によってロール紙400が過度に押圧されることを防ぐため、従動コロ341aが回転自在に備えられている。また、分離フラッパー341のロール紙400側の先端には、ロール紙400からシート401の先端部を分離しやすくするため、分離部341bがロール紙400の表面に極力近く位置するように形成されている。ロール紙400は第1従動回転体358と第2従動回転体359の上を通り、ロール紙400から引き出されたシート401はアーム部355のガイド部355bによってガイドされる。その後、シート401は分離フラッパー341の下面341cとアーム部355との間に形成される供給パスを通して供給される。このように、ロール紙400の外周部に対して下方から第1従動回転体358と第2従動回転体359を圧接させ、第1従動回転体358と第2従動回転体359の上を通って引き出されるシート401の下面をガイド部355bによってガイドする。これにより、シート401の自重を利用して、シート401をスムーズに供給することができる。また、ロール紙400の外径に応じて、第1従動回転体358と第2従動回転体359とガイド部355bが移動することにより、ロール紙400の外径が変化しても、ロール紙400からシート401を確実に引き出して搬送できる。
In the
記録装置300は、記録紙の自動ローディング機能を備える。自動ローディングにおいては、ユーザが未使用のロール紙400を装置にセットすると、ロール紙400がシート供給時と逆方向(図3(a)のC2方向であり、以後、逆方向と称する)へ回転されながら記録紙の先端が検出される。次に、シート供給時の回転方向(図3(a)のC1方向で
あり、以後、順方向と称する)にロール紙400は回転させられ、ロール紙400から分かれたシートの先端部が自動的に送り出される。
The
センサユニット307は、ロール紙400の外周面からシート401の先端部が剥がれてシート剥離(シート分離)したことを検出する先端検出センサを含むユニットである。センサユニット307により検出されたシート401の先端部分は、アーム部355と分離フラッパー341との間のシート供給パス内に自動的に挿入され、シート401が送り出される。
The
また、本例の記録装置は上下2つのシート供給部370を備えており、一方のシート供給部370からシート401を供給している状態から、他方のシート供給部370からシート401を供給する状態に切り換えることができる。このような場合、一方のシート供給部370はそれまで供給していたシート401をロール紙400に巻き戻す。シート401の先端は、センサユニット307によって検出される位置まで退避される。
Further, the recording apparatus of this example includes two upper and lower
図4に関して説明する。図4はシート供給部370の概略断面図であり、外径が比較的小さいロール紙400が取り付けられている状態を示す。アーム部355はねじりコイルバネ354cにより常にA1方向へ押圧されるため、ロール紙400の外径の減少に応じA1方向へ回転する。また、ロール紙400の外径変化に応じ回転カム354aを回転させることで、ロール紙400の外径が変化しても、ねじりコイルバネ354cによるアーム部355の押圧力を所定の範囲に維持することができる。また、分離フラッパー341も常にB1方向へ押圧されるため、ロール紙400の外径の減少に応じてB1方向へ回転する。これにより分離フラッパー341は、ロール紙400の外径が小さくなった場合にも搬送ガイド351との間に供給パスを形成し、下面341cによりシート401の上面をガイドする。このように、ロール紙400の外径の変化に応じてアーム部355と分離フラッパー341が回転することにより、ロール紙400の外径が変化しても、それらの間にほぼ一定の大きさの供給パスが形成される。
Reference is made to FIG. FIG. 4 is a schematic cross-sectional view of the
図5に関して説明する。図5は記録装置300における制御システムの構成を示すブロック図である。記録装置300のCPU310はROM311に記憶された制御プログラムに従い、シート供給部370、シート搬送機構350、記録部360を含む記録装置の各部を制御する。
Reference is made to FIG. FIG. 5 is a block diagram showing the configuration of the control system in the
CPU310には、UI(ユーザインターフェース)320によりシート401の種類、幅、その他設定情報等が入出力インターフェース313を介して入力される。また、CPU310は外部インターフェイス314を介しパーソナルコンピュータ等のホスト装置を含む種々の外部装置330へ接続されており、外部装置330との間でプリントデータ等の情報を授受する。また、CPU310はRAM312に対しシート401に関する情報等の書き込みおよび読み出しをする。
A UI (user interface) 320 inputs the type, width, and other setting information of the
ロール紙駆動モータ309はスプール530を介しロール紙400を正転および逆転させるためのモータで、ロール紙400を回転駆動可能な駆動機構を構成する。押圧力調整用モータ315はアーム部355に対する押圧力を調整するため回転カムを回転させるモータで、搬送ローラ駆動モータ305は搬送ローラを正転および逆転させるモータである。ロール紙検知センサ306はロール紙400がシート供給部370にセットされた際、ロール紙400を検出するセンサである。ロール紙回転量検知センサ303はロール紙400の回転量を検出するためのセンサである。
A roll
記録装置300においては、UI320によりユーザへの状態通知とユーザからの操作受け付けを行う。UI320はディスプレイやLED等の入力装置321と、タッチパネ
ルやキー等の表示装置322と、を有する。本実施形態においては、ユーザはセットしたロール紙400のシート種を設定する必要があり、UI320で設定画面移行後に表示されるシート種一覧の中から適切なシート種を手動で選択する。
In the
本実施形態の主題であるシート残量検知手法について説明する。まずはロール紙支持機構およびその構成要素を説明する。 A method for detecting the remaining amount of sheets, which is the subject of this embodiment, will be described. First, the roll paper support mechanism and its components will be described.
図6に関して説明する。図6はロール紙400の斜視図である。図6に示す通り、ロール紙400は筒状の紙管402にシート401が巻かれた形で構成される。
Reference is made to FIG. FIG. 6 is a perspective view of the
図7に関して説明する。図7はロール紙400の支持機構を示す概要図である。支持機構はフランジ500とスプール530から構成される。ロール紙400の軸方向両端はフランジ500で支持され、フランジ500の軸方向に紙管402の内部をスプール530が貫通することで、ロール紙400を回転自由に支持している。なお、スプール530を搭載せずフランジ500に回転軸を備える構成としても構わない。また、フランジ500はロール紙400を支持するための取付け部として、紙管402の内径に対応した紙管取付け部501を備える。紙管取付け部501に直接ロール紙400を取り付けるためには、紙管402の内径が適応範囲内でなければならず、紙管402の内径が大きすぎたり、小さすぎたりする場合にはロール紙400は紙管取付け部501に取り付けられない。
Reference is made to FIG. FIG. 7 is a schematic diagram showing a support mechanism for the
図8(a)~(d)に関して説明する。図8(a)はフランジ500単体を示す斜視図であり、図8(b)はフランジ500にスプール530が取り付けられた様子を示す斜視図である。図8(c)はフランジ500に小アダプタ510が装着された様子を示す斜視図であり、図8(d)はフランジ500に大アダプタ520が装着された様子を示す斜視図である。紙管402の内径が紙管取付け部501の適応範囲内の場合は、ロール紙400の軸方向の両端に設けられたフランジ500の紙管取付け部501が紙管402に内接してロール紙400が支持される。一方、紙管402の内径が紙管取付け部501の適応範囲外の場合は、フランジ500にロール紙400の取付けを可能にするためのアダプタを装着することで異なる紙管径のロール紙400の取付けが可能となる。
Description will be made with reference to FIGS. 8(a)-(d). 8A is a perspective view showing the
本実施形態においては、フランジ500は小アダプタ510と大アダプタ520の2種類のアダプタと係合可能であり、記録装置300は大まかに分けると3種類の紙管402の内径に対応可能である。小アダプタ510は、フランジ500の紙管取付け部501が内接する第1のロールより内径が大きい第2のロールに内接して支持する部材である。また、大アダプタ520は第2のロールより内径が大きい第3のロールに内接して支持する部材である。フランジ500は、係合部として小アダプタ510装着用の内側取付け孔(第1の係合部)502と大アダプタ520装着用の外側取付け孔(第2の係合部)503を備える。フランジ500の係合部に挿通可能な被係合部として、小アダプタ510は小アダプタ固定部511を備え、大アダプタ520は大アダプタ固定部521を備える。フランジ500に小アダプタ510が装着される際には内側取付け孔502に小アダプタ固定部511が挿通され、大アダプタ520が装着される際には外側取付け孔503に大アダプタ固定部521が挿通される。
In this embodiment, the
図9(a)、(b)に関して説明する。図9(a)は小アダプタ510の外観図であり、図9(b)は大アダプタ520の外観図である。紙管402の内径が紙管取付け部501の適応範囲外の場合は、紙管402の内径に対応した小アダプタ510または大アダプタ520を介してロール紙400がフランジ500に装着される。アダプタをフランジ500に装着する際には、小アダプタ510の小アダプタ固定部511は内側取付け孔502へ挿通され、大アダプタ520の大アダプタ固定部521は外側取付け孔503へ祖移される。小アダプタ510の小アダプタ固定部511は先端が折れ曲がっており、小アダ
プタ510がフランジ500に取付けられた際には、小アダプタ固定部511の先端が内側取付け孔502を抜けた位置で小アダプタ510は固定される。このように小アダプタ固定部511と内側取付け孔502が係合することで、小アダプタ510がフランジ500から意図せず外れることが防止される。大アダプタ520の大アダプタ固定部521の先端も同様に折れ曲がっており、大アダプタ520がフランジ500から外れることを防止する。
9A and 9B will be described. 9A is an external view of the
図10(a)~(c)に関して説明する。図10(a)~(c)はロール紙400が記録装置300のロール紙支持機構に搭載された状態を示す概略図であり、ロール紙400を半透明にして示す。図10(a)は、ロール紙400がフランジ500の紙管取付け部501に直接取り付けられた様子を示す。図10(b)は、ロール紙400が小アダプタ510を介してフランジ500の紙管取付け部501に直接取り付けられた様子を示す。図10(c)は、ロール紙400が大アダプタ520を介してフランジ500の紙管取付け部501に直接取り付けられた様子を示す。ロール紙400が装着されるフランジ500は、ロール紙支持部301に支持される。ロール紙支持部301には、内側取付け孔502における小アダプタ固定部511の有無を検知する内側検知センサ220と、外側取付け孔503における大アダプタ固定部521の有無を検知する外側検知センサ230が搭載される。これらのセンサを用いて、フランジ500にアダプタが取り付けられているか否か、また取り付けられている場合には小アダプタ510と大アダプタ520のどちらが装着されているかが検知される。
10(a)-(c) will be described. 10A to 10C are schematic diagrams showing a state in which the
図11に関して説明する。図11は紙管検知センサとして搭載される内側検知センサ220および外側検知センサ230の斜視図である。紙管検知センサは、投光部222と受光部221を備える距離設定型の光電センサである。投光部222より投光された光の反射光を受光部221で受光することで、投光部222と光を反射した場所の間の距離を検出することが可能である。
Description will be made with respect to FIG. FIG. 11 is a perspective view of an
続いて内側検知センサ220および外側検知センサ230によるロール紙400の紙管径を検知する方法の詳細について説明する。本実施形態においてはフランジ500にアダプタが取り付けられているか否かを検知し、さらに取り付けられている場合にはアダプタの種類も検知することで、フランジ500に取付けられたロール紙400の紙管径を検知している。
Next, details of a method for detecting the paper tube diameter of the
図12(a)~(c)に関して説明する。図12(a)~(c)は紙管径検知部を示す図であり、外側検知センサ230から投光されて反射される光の様子を矢印で示している。図12(a)はフランジ500に大アダプタ520が装着された場合、図12(b)はフランジ500に小アダプタ510が装着された場合、図12(c)はフランジ500にアダプタが装着されていない場合を示す。外側検知センサ230の投光部222は投光LED223と投光レンズ224を備え、受光部221は受光素子225と受光レンズ226を備える。受光素子225には2分割フォトダイオードが用いられ、反射光は投光LED223の光を反射する位置が予め設定した距離と同一ならばNとFの境界、予め設定した距離より近ければN側、予め設定した距離より遠ければF側で結像する。受光素子225は、N側とF側の受光量差を演算することで、投光LED223の光が反射した位置を特定する。外側検知センサ230は大アダプタ固定部521の先端を設定距離とし、図12(a)のようにフランジ500へ大アダプタ520が装着されている場合、受光素子225のNとFの境界部で反射光が結像する。一方、図12(b)のようにフランジ500へ小アダプタ510が装着されている場合、および図12(c)のようにフランジ500へアダプタが装着されていない場合、投光LED223の光が外側取付け孔503を貫通してロール紙400の側面で反射する。従って、光が反射する位置が設定距離よりも遠くなるため、受光素子225のF側で反射光が結像する。なお、外側取付け孔503は投光
LED223の反射光が受光素子225へ到達するのを遮らないよう十分大きいサイズで孔は形成されている。従って、大アダプタ520の有無により、外側検知センサ230の受光素子225におけるN側とF側の受光量差が変化するため、外側検知センサ230は紙管402の内径を検知できる。
12(a)-(c) will be described. FIGS. 12A to 12C are diagrams showing the paper tube diameter detection unit, and the arrows indicate how light is projected from the
図13(a)~(c)に関して説明する。図13(a)~(c)は紙管径検知部を示す図であり、内側検知センサ220から投光される光が反射する様子を示す。図13(a)はフランジ500に大アダプタ520が装着された場合、図13(b)はフランジ500に小アダプタ510が装着された場合、図13(c)はフランジ500にアダプタが装着されていない場合を示す。内側検知センサ220の構造および動作原理は外側検知センサ230と同一である。内側検知センサ220は小アダプタ固定部511の先端を設定距離とし、図13(b)のようにフランジ500へ小アダプタ510が装着されている場合、受光素子225のNとFの境界部で反射光が結像する。一方、図13(a)のようにフランジ500へ大アダプタ520が装着されている場合、およぼ図13(c)のようにフランジ500へアダプタが装着されていない場合、投光LED223の光が内側取付け孔502を貫通してロール紙400の側面で反射する。従って、光が反射する位置が設定距離よりも遠くなるため、受光素子225のF側で反射光が結像する。なお、内側取付け孔502は投光LED223の反射光が受光素子225へ到達するのを遮らないよう十分大きいサイズで孔は形成されている。従って、小アダプタ510の有無により、内側検知センサ220の受光素子225におけるN側とF側の受光量差が変化するため、内側検知センサ220は紙管402の内径を検知できる。
13(a)-(c) will be described. FIGS. 13A to 13C are diagrams showing the paper tube diameter detection unit, showing how the light projected from the
続いて、図5で示した本実施形態における制御システムの一部であるシート残量検知システム200の内部構成の詳細を説明する。シート残量検知システム200では、上述の内側検知センサ220や外側検知センサ230で検知した紙管径についての検知情報から、ロール紙400のシート残量を算出する。
Next, details of the internal configuration of the sheet remaining
図14に関して説明する。図14は、ロール紙400のシート残量を取得する残量取得部としてのシート残量検知システム200の構成を示すブロック図である。シート残量検知システム200はロール紙400の紙管径を検知情報として検知する紙管径検知部210と、紙管径に応じた搬送量テーブルが格納された搬送量テーブル記憶部202と、シート401の搬送有無を検知する搬送検知部204と、を備える。シート残量検知システム200はさらに、シート401の搬送量を算出する搬送量算出部(搬送量取得部)203と、搬送量算出部203の算出結果よりシート残量を算出する残量算出部(残量取得部)201と、を備える。搬送量算出部203は、搬送量テーブル記憶部202から読み出した搬送量テーブルと搬送検知部204の検知結果よりシート401の搬送量を算出する。紙管径検知部210は、小アダプタ固定部の有無を検知する内側検知センサ220と大アダプタ固定部の有無を検知する外側検知センサ230を内包する。
Description will be made with respect to FIG. FIG. 14 is a block diagram showing the configuration of the sheet remaining
なお、新品のロール紙を使用した後に別のロール紙に取り換えてから、再度使用途中だったロール紙に取り換えて使用する場合を想定し、ロール紙のシリアルナンバーをUIから入力してメモリに記憶させて、搬送量を算出する構成としても良い。 After using a new roll paper, replace it with another roll paper, and then replace it with the roll paper that was in the middle of use again. Enter the serial number of the roll paper from the UI and store it in memory. It is also possible to adopt a configuration in which the conveying amount is calculated.
図15に関して説明する。図15は本実施形態のシート残量検知動作のフローチャートである。前提として記録装置のCPUは正常起動しており、CPUより制御する各種アクチュエータおよびセンサも動作状態または動作待機状態にある。 Description will be made with respect to FIG. FIG. 15 is a flow chart of the sheet remaining amount detection operation of this embodiment. As a premise, the CPU of the recording apparatus is normally activated, and various actuators and sensors controlled by the CPU are in an operating state or an operating standby state.
シート残量検知動作においては、まずロール紙検知センサ306によりロール紙400がシート供給部370にセットされているか検知し、正しくセットされていないと検知した場合[S100でNO]、正常状態へ移行するまで待機する。正しくセットされている
と検知した場合[S100でYES]、ロール紙駆動モータ309によりロール紙400を1周分往復搬送する[S101]。
In the sheet remaining amount detection operation, first, the roll
その後、内側検知センサ220と外側検知センサ230で内側取付け孔502と外側取付け孔503の状態がそれぞれ確認される。まず、外側検知センサ230により外側取付け孔503に大アダプタ固定部521が装着されているか否かを検知する[S104]。大アダプタ固定部521有りと検知された場合[S104でYES]、内側検知センサ220で内側取付け孔502に小アダプタ固定部511有りと検知されれば[S105でYES]、アダプタ検知センサに異常がある旨をUIで通知する[S120]。さらに、製品サポートへ連絡するようUIで通知し[S122]、異常終了となる。一方、内側検知センサ220により内側取付け孔502に小アダプタ固定部511無しと検知されれば[S105でNO]、CPU310で紙管径大と判定され[S106]、紙管径大の対象シート種がUI上に表示される[S107]。
After that, the states of the
大アダプタ固定部521無しと検知された場合[S104でNO]、内側取付け孔502検知センサにより内側取付け孔502に小アダプタ固定部511有りと検知されれば[S108でYES]、CPU310で紙管径中と判定される[S109]。そして、紙管径中の対象シート種がUI上に表示される[S110]。一方、内側取付け孔502に小アダプタ固定部511無しと検知されれば[S108でNO]、CPU310で紙管径小と判定され[S111]、紙管径小の対象シート種がUI上に表示される[S112]。つまり、アダプタ検知センサによりアダプタが装着されていないことが検知された場合には、フランジ500の紙管取付け部501の径などの取付け部情報に従って、CPU310はロール紙400の紙管径を判定する。
If it is detected that the large
各紙管径に応じてUI上に表示される選択可能なシート種の中からユーザがシート種を選択入力すると[S113]、選択したシート種に該当する搬送量テーブルが搬送量テーブル記憶部202から呼び出される[S114]。そして、シート搬送機構350でシート401の搬送を開始し[S115]、搬送検知部204で搬送を検知しなかった場合[S117でNO]、搬送検知部204に異常有りと判断され、搬送に異常がある旨をUIで通知する[S121]。さらに、製品サポートへ連絡するようUIで通知し[S122]、異常終了となる。一方、搬送検知部204で搬送を検知した場合[S117でYES]、搬送量算出部203にて搬送量を算出し[S118]、残量算出部201でシート残量を算出し[S119]、正常終了となる。
When the user selects and inputs a sheet type from the selectable sheet types displayed on the UI according to each paper tube diameter [S113], the transport amount table corresponding to the selected sheet type is retrieved from the transport amount
以上の構成によれば、アダプタの脱着や交換のみで異なる紙管径のロール紙がフランジへ取り付け可能となり、アダプタ検知部を介して紙管径を検知することで、各紙管径に応じたシート残量の算出が可能である。 According to the above configuration, roll paper with different paper tube diameters can be attached to the flange simply by removing or replacing the adapter. It is possible to calculate the remaining amount.
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態を図16~19を参照しながら説明する。なお、図1~8で示すインクジェット記録装置の基本構成、ロール紙の概要、ロール紙の支持機構、フランジの概要などに関しては、前述した第1の実施形態と同様であるため同じ符号を付して説明を割愛する。第2の実施形態は、アダプタの検知方法が第1の実施形態と異なる。
<Second embodiment>
A second embodiment of the invention will now be described with reference to FIGS. 1 to 8, the basic configuration of the ink jet recording apparatus, outline of the roll paper, roll paper support mechanism, outline of the flange, etc. are the same as those of the first embodiment described above, and are given the same reference numerals. I omit the explanation. The second embodiment differs from the first embodiment in the adapter detection method.
まずは、図16~17を用いて第2の実施形態におけるロール紙400の紙管径を検知するための具体的構成を説明する。本実施形態においては、フランジ500は小アダプタ540と大アダプタ550の2種類のアダプタと係合可能であり、記録装置は大まかに分けると3種類の紙管402の内径に対応可能である。
First, a specific configuration for detecting the paper tube diameter of the
図16(a)、(b)に関して説明する。図16(a)は本実施形態に係る小アダプタ
540の外観図であり、図16(b)は大アダプタ550の外観図である。小アダプタ540は、フランジ500の紙管取付け部501が内接する第1のロールより内径が大きい第2のロールに内接して支持する部材である。また、大アダプタ550は第2のロールより内径が大きい第3のロールに内接して支持する部材である。紙管402の内径が紙管取付け部501の適応範囲外の場合は、紙管402の内径に対応した小アダプタ540または大アダプタ550を介してロール紙400がフランジ500に装着される。フランジ500の係合部に挿通可能な被係合部として、小アダプタ540は小アダプタ固定部541を備え、大アダプタ550は大アダプタ固定部551を備える。フランジ500に小アダプタ540が装着される際には内側取付け孔502に小アダプタ固定部541が挿通され、大アダプタ550が装着される際には外側取付け孔503に大アダプタ固定部551が挿通される。
16(a) and 16(b) will be described. 16(a) is an external view of a
小アダプタ540の小アダプタ固定部541は先端が折れ曲がっており、小アダプタ540がフランジ500に取付けられた際には、小アダプタ固定部541の先端が内側取付け孔502を抜けた位置で小アダプタ540は固定される。このように小アダプタ固定部541と内側取付け孔502が係合することで、小アダプタ540がフランジ500から意図せず外れることが防止される。大アダプタ550の大アダプタ固定部551の先端も同様に折れ曲がっており、大アダプタ550がフランジ500から外れることを防止する。また、小アダプタ固定部541および大アダプタ固定部551は何れも導体であり、図16(a)、(b)は導体端子部としての機能を有するアダプタ固定部にハッチングをかけて示している。
The tip of the small
図17(a)~(c)に関して説明する。図17(a)~(c)はロール紙400が本実施形態の記録装置のロール紙支持機構に搭載された状態を示す概略図であり、ロール紙400を半透明にして示す。図17(a)は、ロール紙400がフランジ500の紙管取付け部501に直接取り付けられた様子を示す。図17(b)は、ロール紙400が小アダプタ540を介してフランジ500の紙管取付け部501に直接取り付けられた様子を示す。図17(c)は、ロール紙400が大アダプタ550を介してフランジ500の紙管取付け部501に直接取り付けられた様子を示す。ロール紙支持部301上には、導体端子630が4個搭載され、導体端子630は検知回路620を介し紙管径検知部610へ接続される。導体端子630のうち2点は検知回路620のプルアップ抵抗へ接続され、他の2点はグランドへ接続される。ブルアップ抵抗へ接続される一方の1点とグランドへ接続される一方の1点は、フランジ500に小アダプタ540が装着された際に、小アダプタ固定部541と接触する位置に配置される。また、ブルアップ抵抗へ接続される他方の1点とグランドへ接続される他方の1点は、フランジ500に大アダプタ550が装着された際に、大アダプタ固定部551と接触する位置に配置される。ブルアップ抵抗は、いずれも電源へ接続されている。
Description will be made with reference to FIGS. 17(a) to (c). 17A to 17C are schematic diagrams showing a state in which the
図17(a)のように小アダプタ540と大アダプタ550の何れも未装着の場合、紙管径検知部610において、小アダプタ540を検知するラインと大アダプタ550を検知するラインはどちらもオープン状態でCPU310にHIGHレベルと検知される。図17(b)のように小アダプタ540が装着されている場合、紙管径検知部610において、小アダプタ固定部541と導体端子630が接触するため、小アダプタ540を検知するラインはグランドショート状態でCPU310にLOWレベルと検知される。また、大アダプタ550を検知するラインはオープン状態となるため、CPU310にHIGHレベルと検知される。図17(c)のように大アダプタ550が装着されている場合、紙管径検知部610において、小アダプタ540を検知するラインはオープン状態となるためCPU310にHIGHレベルと検知される。また、大アダプタ固定部551と導体端子630が接触するため大アダプタ550を検知するラインは、グランドショート状態でCPU310にLOWレベルと検知される。
When neither the
図18に関して説明する。図18はシート残量検知システム600の構成を示すブロック図である。シート残量検知システム600はロール紙400の紙管径を検知情報として検知する紙管径検知部610と、紙管径に応じた搬送量テーブルが格納された搬送量テーブル記憶部202と、シート401の搬送有無を検知する搬送検知部204と、を備える。シート残量検知システム600はさらに、シート401の搬送量を算出する搬送量算出部203と、搬送量算出部203の算出結果より紙管402に巻かれたシート残量を算出する残量算出部201と、を備える。紙管径検知部610は、小アダプタ固定部541と大アダプタ固定部551の有無を検知する検知回路620を内包する。
Description will be made with respect to FIG. FIG. 18 is a block diagram showing the configuration of the remaining
図19に関して説明する。図19は本実施形態のシート残量検知動作のフローチャートである。前提として記録装置のCPUは正常起動しており、CPUより制御する各種アクチュエータおよびセンサも動作状態または動作待機状態にある。 Description will be made with respect to FIG. FIG. 19 is a flow chart of the sheet remaining amount detection operation of this embodiment. As a premise, the CPU of the recording apparatus is normally activated, and various actuators and sensors controlled by the CPU are in an operating state or an operating standby state.
シート残量検知動作においては、まずロール紙検知センサ306によりロール紙400がシート供給部370へセットされているか検知し、正しくセットされていないと検知した場合[S700でNO]、正常状態へ移行するまで待機する。正しくセットされていると検知した場合[S700でYES]、ロール紙駆動モータ309によりロール紙400を1周分往復搬送する[S701]。
In the remaining sheet detection operation, first, the roll
その後、紙管径検知部610にて、検知回路620を介して導体端子630で内側取付け孔502と外側取付け孔503の状態がそれぞれ確認される。まず、大アダプタ550を検知するラインでのレベルを検知する[S704]。大アダプタ550を検知するラインでLOWレベルが検知された場合[S704でYES]、小アダプタ540を検知するラインでLOWレベルが検知されれば[S705でYES]、アダプタ検知センサに異常がある旨をUIで通知する[S720]。さらに、製品サポートへ連絡するようUIで通知し[S722]、異常終了となる。一方、小アダプタ540を検知するラインでLOWレベルが検知されれば[S705でNO]、紙管径大と判定され[S706]、紙管径大の対象シート種がUI上に表示される[S707]。
After that, in the paper tube
紙管径検知部610にて大アダプタ550を検知するラインでLOWレベルが検知されない場合[S704でNO]、小アダプタ540を検知するラインでLOWレベルが検知されれば[S708でYES]、紙管径中と判定される[S709]。そして、紙管径中の対象シート種がUIに表示される[S710]。小アダプタ540を検知するラインでLOWレベルが検知されれば[S708でNO]、紙管径小と判定され[S711]、紙管径小の対象シート種がUIに表示される[S712]。つまり、アダプタを検知するラインによりアダプタが装着されていないことが検知された場合には、フランジ500の紙管取付け部501の径などの取付け部情報に従って、CPU310はロール紙400の紙管径を判定する。
If the paper tube
UI上に各紙管径に応じて表示される選択可能なシート種の中からユーザがシート種を選択入力すると[S713]、選択したシート種に該当する搬送量テーブルが搬送量テーブル記憶部202から呼び出される[S714]。そして、シート搬送機構350でシート401の搬送を開始し[S715]、搬送検知部204で搬送を検知しなかった場合[S717でNO]、搬送検知部204に異常有りと判断され、搬送に異常がある旨をUIで通知する[S721]。さらに、製品サポートへ連絡するようUIで通知し[S722]、異常終了となる。一方、搬送検知部204で搬送を検知した場合[S717でYES]、搬送量算出部203にて搬送量を算出し[S718]、残量算出部201でシート残量を算出し[S719]、正常終了となる。
When the user selects and inputs a sheet type from the selectable sheet types displayed according to the paper tube diameter on the UI [S713], the transport amount table corresponding to the selected sheet type is retrieved from the transport amount
以上の構成によれば、アダプタの脱着や交換のみで異なる紙管径のロール紙がフランジへ取り付け可能となり、アダプタ検知部を介して紙管径を検知することで、各紙管径に応じたシート残量の算出が可能である。 According to the above configuration, roll paper with different paper tube diameters can be attached to the flange simply by removing or replacing the adapter. It is possible to calculate the remaining amount.
なお、上述の実施形態においては2種類のアダプタが装着可能な構成であったが、本発明の適用はこれに限られない。例えば、1種類のアダプタのみが装着可能な構成に適用し、アダプタ検知部で1種類のアダプタの装着有無のみを検知して、紙管径を検知し、シート残量を算出するような構成としても良い。又は、3種類以上のアダプタが装着可能な構成としても良い。さらには、アダプタもより紙管径が大きいロールに対応するためのものだけでなく、種々のアダプタが装着される記録装置に本発明は適用可能である。 In the above-described embodiment, two types of adapters can be attached, but application of the present invention is not limited to this. For example, it is applied to a configuration in which only one type of adapter can be attached, and the adapter detection unit detects only the presence or absence of the attachment of one type of adapter, detects the paper tube diameter, and calculates the remaining amount of sheets. Also good. Alternatively, the configuration may be such that three or more types of adapters can be attached. Furthermore, the present invention can be applied not only to the adapter for coping with a roll having a larger paper tube diameter, but also to a recording apparatus to which various adapters are attached.
また、上述の実施形態においてはアダプタ検知センサとして距離設定型の光電センサや導体端子を用いているが、小アダプタ固定部および大アダプタ固定部の検知が可能であれば他の検知手法でも構わない。さらに、本実施形態においてはアダプタごとに検知する位置を変えることで、アダプタの種類を検知可能としていたが、本発明の適用はこれに限られない。例えば、フランジに設ける孔などの係合部を3つ設け、一方のアダプタと係合する際には2つの係合部で係合し、他方のアダプタと係合する際には3つの係合部で係合する構成としても良い。このような構成とすることで、被係合部と係合する係合部の数によってアダプタの種類を検知することが可能である。 In the above-described embodiment, a distance-setting type photoelectric sensor or a conductor terminal is used as the adapter detection sensor, but other detection methods may be used as long as they can detect the small adapter fixing portion and the large adapter fixing portion. . Furthermore, in the present embodiment, the type of adapter can be detected by changing the detection position for each adapter, but application of the present invention is not limited to this. For example, three engaging portions such as holes provided in the flange are provided, and two engaging portions engage when engaging with one adapter, and three engaging portions when engaging with the other adapter. It is good also as a structure which engages in a part. With such a configuration, it is possible to detect the type of adapter based on the number of engaging portions that engage with the engaged portion.
201…残量算出部(残量取得部)、210…紙管径検知部(アダプタ検知部)、300…記録装置、400…ロール紙(ロール)、401…シート、500…フランジ
201... Remaining amount calculation unit (remaining amount acquisition unit) 210... Paper tube diameter detection unit (adapter detection unit) 300...
Claims (10)
前記フランジに支持されたロールのシート残量を取得する残量取得部と、
を備え、ロールから供給されたシートに画像を記録する記録装置において、
前記フランジは、ロールに内接してロールを支持するためのアダプタと係合可能な係合部をさらに有し、
記録装置は、前記フランジに前記アダプタが装着されていることを検知するアダプタ検知部をさらに備え、
前記残量取得部は、前記アダプタ検知部で検知した検知情報に基づいて前記シート残量を取得することを特徴とする記録装置。 a flange that is inscribed in the roll around which the sheet is wound and supports the end in the longitudinal direction of the roll;
a remaining amount acquisition unit that acquires the remaining amount of sheets on the roll supported by the flange;
In a recording device that records an image on a sheet supplied from a roll,
The flange further has an engaging portion that can be engaged with an adapter for supporting the roll by inscribing the roll,
The recording device further comprises an adapter detection unit that detects that the adapter is attached to the flange,
The recording apparatus, wherein the remaining amount acquisition unit acquires the remaining amount of sheets based on detection information detected by the adapter detection unit.
前記アダプタ検知部は、前記フランジに前記アダプタが装着されている場合に、装着されている前記アダプタの種類を検知することを特徴とする請求項2~4のいずれか1項に記載の記録装置。 The engaging portion includes a first engaging portion capable of engaging with a small adapter inscribed in and supporting a second roll having an inner diameter larger than that of the first roll that can be attached to the mounting portion; a second engaging portion capable of engaging with a large adapter that inscribes and supports a third roll having an inner diameter larger than that of the roll;
5. The recording apparatus according to any one of claims 2 to 4, wherein when the adapter is attached to the flange, the adapter detection unit detects the type of the attached adapter. .
前記光電センサは、前記投光部より前記孔に向けて投光された光の反射光を前記受光部で受光することで前記検知情報を検知することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。 The adapter detection unit is a photoelectric sensor including a light projecting unit and a light receiving unit,
7. The recording according to claim 6, wherein the photoelectric sensor detects the detection information by receiving the reflected light of the light projected toward the hole from the light projecting section with the light receiving section. Device.
前記ユーザインターフェースは、前記検知情報に基づいてユーザに示す前記シート種を変更することを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の記録装置。 A recording apparatus further comprising a user interface that indicates to a user a sheet type selectable as a sheet on which an image is to be recorded,
The printing apparatus according to any one of claims 1 to 8, wherein the user interface changes the sheet type indicated to the user based on the detection information.
前記残量取得部は、前記搬送量に基づいて前記シート残量を算出して取得することを特
徴とする請求項9に記載の記録装置。 further comprising a conveying amount acquiring unit that acquires the conveying amount of the sheet based on a conveying amount table corresponding to the sheet type selected by the user;
10. The recording apparatus according to claim 9, wherein the remaining amount acquisition unit calculates and acquires the remaining amount of sheets based on the conveying amount.
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