JP2021066573A - Sheet supply device and print device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、連続シートが巻かれたロールからシートを引き出して供給するシート供給装置およびプリント装置に関する。 The present invention relates to a sheet feeding device and a printing device for pulling out and supplying a sheet from a roll on which a continuous sheet is wound.
特許文献1には、装着されたロールのシート先端を検出して自動給送することができるプリント装置が開示されている。この装置では、ロールを供給方向とは反対の巻取り方向に回転させ、そのシート先端が自重によってロールからシート剥離して分離したことを、ロールの近傍に配置した光学センサによって検出している。
上記の特許文献1の光学センサは、ロールから剥離したシートの先端が、ロールの接線に平行なセンサ光軸を通過した瞬間の反射光によりオン出力が得られたことをもってシートの剥離を検出する。
The above-mentioned optical sensor of
ところが実際の装置では、ロール自体の偏りやつぶれなどがあり、ロールの形状によってロール表面とセンサの距離が変動することもある。そのため、特許文献1のようにロールの接線に平行なセンサ光軸を通過した瞬間の反射光によりオン出力をえる構成では、ロール自体に偏りなどがあるとシート先端ではない箇所で信号パルスの発生がおこりシート先端と誤検知してしまい、高精度にシート剥離を検出することが難しいという課題がある。特許文献1にはこのような課題に対してなんら解決手段を開示していない。
However, in an actual device, the roll itself may be biased or crushed, and the distance between the roll surface and the sensor may fluctuate depending on the shape of the roll. Therefore, in the configuration in which the on-output is obtained by the reflected light at the moment of passing through the sensor optical axis parallel to the tangent line of the roll as in
本発明の目的は、ロール自体の偏りがある場合でもロールからのシート剥離を正確に検出して自動給送を行うことができるシート供給装置およびプリント装置を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a sheet feeding device and a printing device capable of accurately detecting sheet peeling from a roll and performing automatic feeding even when the roll itself is biased.
上記の目的を達成するために、本発明に係るシート供給装置は、
連続シートが巻かれたロールを第1方向および前記第1方向と逆の第2方向に回転させる駆動手段と、ロールの回転位相を把握することができる回転位相制御手段と前記ロールからのシートの剥離を検出するためのセンサと、シート剥離位置を特定するための特定手段と、を有し、前記ロールを前記第1方向に回転させながらシートを送り出すシート供給装置であって、前記センサは、前記ロールの外周から剥離したシートのシート外面が近づく位置に設けられ、前記シート外面までの距離に応じてセンサ出力が変化するものであり、前記駆動手段は駆動制御に応じたフィードバックを出力するものであり、前記駆動手段により前記ロールを前記第2方向に回転させながら、前記センサ出力及びフィードバック出力を取得し、取得された出力を用いて特定手段にてロールからのシート剥離位置を特定し、駆動手段は前記剥離位置へ回転後、前記ロールの回転方向を前記第2方向から前記第1方向に変えることを特徴とする。
In order to achieve the above object, the sheet supply device according to the present invention is
A driving means for rotating a roll on which a continuous sheet is wound in a first direction and a second direction opposite to the first direction, a rotation phase control means capable of grasping the rotation phase of the roll, and a sheet from the roll. A sheet supply device having a sensor for detecting peeling and a specific means for specifying a sheet peeling position, and feeding the sheet while rotating the roll in the first direction. The sensor is a sheet supply device. The sheet is provided at a position where the outer surface of the sheet peeled off from the outer periphery of the roll approaches, and the sensor output changes according to the distance to the outer surface of the sheet, and the driving means outputs feedback according to the drive control. The sensor output and the feedback output are acquired while the roll is rotated in the second direction by the driving means, and the sheet peeling position from the roll is specified by the specific means using the acquired outputs. The driving means is characterized in that after rotating to the peeling position, the rotation direction of the roll is changed from the second direction to the first direction.
本発明に係るシート供給装置によれば、ロール自体の偏りがあってもロールからのシート剥離を正確に検出して自動給送を行うことができる。 According to the sheet feeding device according to the present invention, even if the roll itself is biased, the sheet peeling from the roll can be accurately detected and automatic feeding can be performed.
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the present invention will be described with reference to the drawings.
まずは、本発明の基本的な構成について説明する。 First, the basic configuration of the present invention will be described.
<基本的構成>
図1から図5は、本発明の実施例としてのプリント装置の基本的な構成の説明図である。
<Basic configuration>
1 to 5 are explanatory views of a basic configuration of a printing apparatus as an embodiment of the present invention.
本例のプリント装置は、プリント媒体としてのシートを供給するためのシート供給装置と、そのシートに画像をプリントするプリント部と、を含むインクジェットプリント装置である。尚、説明のために図中に示すように座標軸を設定する。すなわち、ロールRのシート幅方向をX軸方向、後述するプリント部400においてシートが搬送される方向をY軸方向、重力方向をZ軸方向とする。
The printing device of this example is an inkjet printing device including a sheet feeding device for supplying a sheet as a printing medium and a printing unit for printing an image on the sheet. For the sake of explanation, the coordinate axes are set as shown in the figure. That is, the sheet width direction of the roll R is the X-axis direction, the direction in which the sheet is conveyed in the printed
図1に示すように、本例のプリント装置100には、長尺の連続シート(ウェブと呼ぶこともある)であるシート1をロール状に巻回したロールR(ロールシート)を上段と下段の2カ所のロール保持部にそれぞれセットすることが可能である。それらのロールRから選択的に引き出されたシート1に画像がプリントされる。ユーザは、操作パネル28に備わる各種のスイッチなどを用いて、シート1のサイズ指定、オンライン/オフラインの切り換えなど、プリント装置100に対する各種コマンドなどを入力することができる。
As shown in FIG. 1, in the
図2は、プリント装置100の要部の概略断面図である。
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view of a main part of the
2本のロールRに対応する2つの供給装置200が上下に配備されている。供給装置200によってロールRから引き出されたシート1は、シート搬送部(搬送機構)300によって、シート搬送経路に沿って画像をプリント可能なプリント部400に搬送される。プリント部400は、インクジェット式のプリントヘッド18からインクを吐出することによって、シート1に画像をプリントする。プリントヘッド18は、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などの吐出エネルギー発生素子を用いて、吐出口からインクを吐出する。プリントヘッド18はインクジェット方式のみに限定されず、またプリント部400のプリント方式も限定されず、例えば、シリアルスキャン方式あるいはフルライン方式などであってもよい。シリアルスキャン方式の場合には、シート1の搬送動作と、シート1の搬送方向と交差する方向におけるプリントヘッド18の走査と、を伴って画像をプリントする。フルライン方式の場合には、シート1の搬送方向と交差する方向に延在する長尺なプリントヘッド18を用い、シート1を連続的に搬送しつつ画像をプリントする。
Two
ロールRは、その中空穴部にスプール部材2が挿入された状態で供給装置200のロール保持部にセットされ、そのスプール部材2がロール駆動用のモータ33(図5参照)によって正転および逆転駆動される。供給装置200には、後述するように、駆動部3、アーム部材(移動体)4、アーム回転軸5、センサユニット6、揺動部材7、従動回転体(接触体)8,9、分離フラッパー(上側ガイド体)10、およびフラッパー回転軸11が備えられている。
The roll R is set in the roll holding portion of the
搬送ガイド12は、供給装置200から引き出されるシート1の表裏面をガイドしつつ、そのシート1をプリント部400へ導く。搬送ローラ14は、後述する搬送ローラ駆動用のモータ35(図5参照)によって、矢印D1,D2方向に正転および逆転される。ニップローラ15は、搬送ローラ14の回転に応じて従動回転可能であり、ニップ力調整用のモータ37(図5参照)によって、搬送ローラ14に対して接離可能、かつニップ力の調整が可能である。搬送ローラ14によるシート1の搬送速度は、ロールRの回転によるシート1の引き出し速度よりも高く設定されており、これによりシート1にバックテンションを与えて、それを張った状態のまま搬送することができる。
The
プリント部400のプラテン17はシート1の位置を規制し、カッタ20は、画像がプリントされたシート1を切断する。ロールRのカバー42は、画像がプリントされたシート1が供給装置200に戻ることを防止する。このようなプリント装置100における動作は、後述するCPU201(図5参照)によって制御される。なお、プラテン17は負圧または静電力の吸着手段を備えておりプラテンであり、プラテン上にシートを吸着して安定した支持を行うことができる。
The
図3は供給装置200の説明図であり、図3(a)におけるロールRは、その外径が比較的大きい状態にある。
FIG. 3 is an explanatory view of the
搬送ガイド12には、アーム回転軸5によって、アーム部材(移動体)4が矢印A1,A2方向に回転可能に取り付けられている。アーム部材4の上部には、ロールRから引き出されるシート1の下面をガイドするガイド部4b(下側ガイド体)が形成されている。アーム部材4と駆動部3の回転カム3aとの間には、アーム部材4を矢印A1方向に押圧するねじりコイルばね3cが介在されている。回転カム3aは、後述する押圧力調整用のモータ34(図5参照)によって回転され、その回転位置に応じて、ねじりコイルばね3cがアーム部材4を矢印A1方向に押圧する力が変化する。シート1の先端部(先端を含むシート1の一部)を、アーム部材4と分離フラッパー10との間を通してシート供給パス内にセットするときには、回転カム3aの回転位置に応じて、ねじりコイルばね3cによるアーム部材4の押圧力が3段階に切り換えられる。すなわち、比較的小さな力(弱ニップの押圧力)による押圧状態と、比較的大きな力(強ニップの押圧力)による押圧状態と、押圧力の解除状態と、に切り換えられる。
An arm member (moving body) 4 is rotatably attached to the
アーム部材4には揺動部材7が揺動自在に取り付けられ、その揺動部材7には、ロールRの周方向にずれて位置する第1および第2の従動回転体(回転体)8,9が回転可能に取り付けられている。これらの従動回転体8,9は、ロールRの外形に応じて移動し、アーム部材4に対する矢印A1方向の押圧力によって、重力方向の下方からロールRの外周部を圧接する。すなわち、従動回転体8,9は、ロールRの水平方向の中心軸よりも重力方向の下方から、ロールRの外周部に圧接する。その圧接力は、アーム部材4を矢印A1方向に押圧する押圧力に応じて変更される。
A swinging
それぞれが揺動部材7を持った複数のアーム部材4が、X軸方向における位置が異なるように設けられている。揺動部材7には、図3(b)に示すように軸受け部7aと軸留め部7bとが設けられており、これらによって、アーム部材4の回転軸4aが所定のガタ付きをもって受け入れられる。
A plurality of
軸受け部7aは、揺動部材7の重心位置に設けられており、揺動部材7がX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向のそれぞれにおいて安定した姿勢となるように回転軸4aに支持される。また、回転軸4aがガタ付きをもって受け入れられているため、X軸方向におけるどの位置の揺動部材7も、アーム部材4に対する矢印A1方向の押圧力によって、ロールRの外周部に沿うように変位する。このような構成(イコライズ機構)により、ロールRの外周部に対する第1および第2の従動回転体8,9の圧接姿勢の変化が許容される。この結果、シート1と第1および第2の従動回転体8,9との接触領域が常に最大となるように保たれ、かつシート1に対する押圧力が均等化されて、シート1の搬送力のバラツキを抑えることができる。従動回転体8,9がロールRの外周部に圧接することにより、シート1の弛みの発生が抑制されて、その搬送力が増強される。
The bearing
プリント装置100の本体(プリンタ本体)には、アーム部材4の上方に位置する分離フラッパー10がフラッパー回転軸11を中心として矢印B1,B2方向に回転可能に取り付けられている。分離フラッパー10は、その自重によってロールRの外周面に当接して軽く押圧する構成となっている。ロールRをさらに強く押圧する必要がある場合には、ばねなどの付勢部材による付勢力を用いてもよい。分離フラッパー10におけるロールRとの接触部分には、押圧力がシート1に及ぼす影響を抑えるために、従動コロ10aが回転自在に備えられている。また、分離フラッパー10の先端の分離部10bは、ロールRからシートの先端部を分離しやすくするために、ロールRの表面に極力近い位置まで延在するように形成されている。
A
シート1は、従動回転体8,9の上を通ってロールRから引き出され、その下面がアーム部材4の上部のガイド部4bによってガイドされてから、分離フラッパー10とアーム部材4との間に形成される供給パスを通して供給される。このように、ロールRの外周部に対して下方から従動回転体8,9を圧接させ、それらの従動回転体8,9の上を通って引き出されるシート1の下面をガイド部4bによってガイドする。これにより、シート1の自重を利用して、シート1をスムーズに供給することができる。また、ロールRの外径に応じて、従動回転体8,9とガイド部4bが移動することにより、ロールRの外径に拘らず、ロールRからシート1を確実に引き出して搬送することができる。
The
本実施形態における装置の特徴の一つは、シートの自動ローディング機能(自動給紙機能)である。自動ローディングにおいては、ユーザが未使用のロールRを装置にセットすると、装置がロールRをシート供給時(給紙時)とは逆の方向(逆方向または第2方向と称する、図3(a)の矢印C2の方向)に回転させながらシートの先端を検出する。次いで、装置がシート供給時の回転方向(順方向または第1方向と称する、図3(a)の矢印C1の方向)にロールRを回転させて、ロールRから分かれたシートの先端部を自動的に送り出す。センサユニット6は、ロールRの外周面からシート1の先端部が剥がれてシート剥離(シート分離)したことを検出する先端検出センサを含むユニットである。センサユニット6により検出されたシート1の先端部分は、アーム部材4と分離フラッパー10との間のシート供給パス内に自動的に挿入されて送り出される。この自動ローディング機能の、より詳細な手順については後述する。
One of the features of the apparatus in this embodiment is an automatic sheet loading function (automatic paper feeding function). In automatic loading, when the user sets an unused roll R in the apparatus, the apparatus sets the roll R in the direction opposite to that when the sheet is supplied (when feeding paper) (referred to as the reverse direction or the second direction), FIG. 3 (a). ), The tip of the sheet is detected while rotating in the direction of arrow C2). Next, the apparatus rotates the roll R in the rotation direction (referred to as the forward direction or the first direction, the direction of the arrow C1 in FIG. 3A) when the sheet is supplied, and automatically rotates the tip portion of the sheet separated from the roll R. Send out. The
また、本例のプリント装置100は、上下2つの供給装置200を備えており、一方の供給装置200からシート1を供給している状態から、他方の供給装置200からシート1を供給する状態に切り換えることができる。このような場合、一方の供給装置200は、それまで供給していたシート1をロールRに巻き戻す。そのシート1の先端は、それがセンサユニット6もしくはセンサユニット6の近傍に設けた別のシート端部センサによって検出される位置まで退避される。
Further, the
図4は、ロールRの外径が比較的小さいときにおける供給装置200の説明図である。
FIG. 4 is an explanatory diagram of the
アーム部材4は、ねじりコイルばね3cによって常に矢印A1方向に押圧されているため、ロールRの外径の減少に応じて矢印A1方向に回転する。また、ロールRの外径の変化に応じて回転カム3aを回転させることにより、ロールRの外径の変化に拘らず、ねじりコイルばね3cによるアーム部材4の押圧力を所定の範囲に維持することができる。また、分離フラッパー10も常に矢印B1方向に押圧されているため、ロールRの外径の減少に応じて矢印B1方向に回転する。これにより分離フラッパー10は、ロールRの外径が小さくなった場合にも搬送ガイド12との間に供給パスを形成して、下面10cによってシート1の上面をガイドする。このように、ロールRの外径の変化に応じて、アーム部材4と分離フラッパー10が回転することにより、ロールRの外径の如何に拘らず、それらの間にほぼ一定の大きさの供給パスが形成される。
Since the
図5は、プリント装置100における制御系の構成例を説明するためのブロック図である。
FIG. 5 is a block diagram for explaining a configuration example of the control system in the
プリント装置100のCPU201は、ROM204に記憶された制御プラグラムに従って、供給装置200、シート搬送部300、およびプリント部400を含むプリント装置100の各部を制御する。CPU201には、操作パネル28から、シート1の種類、幅、および種々の設定情報などが入出力インターフェイス202を介して入力される。またCPU201は、外部インターフェイス205を介して、パーソナルコンピュータなどのホスト装置を含む種々の外部装置29に接続されており、外部装置29との間において、プリントデータなどの種々の情報の授受を行う。またCPU201は、RAM203に対して、シート1に関する情報などの書き込みおよび読み出しをする。また、CPU201はロール駆動用モータ33及びセンサユニット6から出力された値を用いてロールの先端部を特定する。ロール駆動用モータ33は、スプール部材2を介してロールRを正転および逆転させるためのロール駆動用のモータであり、ロールRを回転駆動可能な駆動機構(回転機構)を構成する。また、CPU201に対してフィードバックデータを出力する。CPU201はフィードバックデータを元にロール駆動用モータの制御を行う。
The
センサユニット6は、シート1の表面(外面)との対向間隔に応じて出力が変化し、その出力をCPU201へ送る。押圧力調整用のモータ34は、アーム部材4に対する押圧力を調整するために回転カム3aを回転させるモータであり、搬送ローラ駆動用のモータ35は、搬送ローラ14を正転および逆転させるためのモータである。ロールセンサ32は、ロールRが供給装置200にセットされたときに、ロールRのスプール部材2を検出するためのセンサである。ロール回転量センサ36は、スプール部材2、つまりロールRの回転量を検出するためのセンサ(回転角度検出センサ)であり、例えば、ロールRの回転量に応じた数のパルスを出力するロータリーエンコーダである。
The output of the
<シートの供給準備処理>
図6は、ロールRのセットから始まるシート1の供給準備処理を説明するためのフローチャートである。
<Sheet supply preparation process>
FIG. 6 is a flowchart for explaining the supply preparation process of the
プリント装置100のCPU201は、アーム部材4を「弱ニップの押圧力」によって矢印A1方向に押圧する状態(弱ニップ状態)で待機しており、まずは、ロールRがセットされたか否かを判定する(ステップS1)。本例においては、ロールセンサ32がロールRのスプール部材2を検出したときに、ロールRがセットされたと判定する。CPU201は、ロールRがセットされた後に、アーム部材4を「強ニップの押圧力」によって矢印A1方向に押圧する状態(強ニップ状態)に切り換える(ステップS2)。次いで、CPU201は、シート1の先端部を、アーム部材4と分離フラッパー10との間を通してシート供給パス内にセットするシート先端セット処理を実行する(ステップS3)。このシート先端セット処理(自動ローディング)によって、シート1の先端部がシート供給パス内にセット(挿入)される。シート先端セット処理の詳細については後述する。
The
その後、CPU201は、ロール駆動用のモータ33によりロールRを矢印C1方向に回転させて、シート1の供給を開始する(ステップS4)。シート1の先端がシートセンサ16によって検出されたときに(ステップS5)、CPU201は、搬送ローラ14を矢印D1方向に正転させて、シート1の先端をピックアップした後に、モータ33およびモータ35を停止する(ステップS6)。その後、CPU201は、アーム部材4を矢印A1方向に押圧する押圧力を解除して、第1および第2の従動回転体8,9をロールRから離間(ニップ解除状態)させる(ステップS7)。
After that, the
その後、CPU201は、シート搬送部300内においてシートが斜めに傾いたまま搬送(斜行)されたか否かを判定する。具体的には、シート搬送部300内においてシート1を所定量搬送させて、そのときに生じる斜行量を、プリントヘッド18を搭載するキャリッジもしくはシート搬送部300に備わるセンサによって検出する。その斜行量が所定の許容量よりも大きい場合には、シート1にバックテンションを与えながら、搬送ローラ14およびロールRの正転および逆転を伴ってシート1のフィードとバックフィードとを繰り返す。このような動作により、シート1の斜行を補正する(ステップS8)。このように、シート1の斜行の補正時、およびシート1に対する画像のプリント動作時に、供給装置200をニップ解除状態とすることにより、従動回転体8,9が、シート1の斜行の補正精度および画像のプリント精度に及ぼす影響を回避することができる。その後、CPU201は、シート搬送部300によって、シート1の先端をプリント部400におけるプリント開始前の待機位置(定位置)まで移動させる(ステップS9)。これにより、シート1の供給準備が完了する。その後、シート1は、ロールRの回転を伴ってロールRから引き出され、シート搬送部300によってプリント部400に搬送される。
After that, the
(第1の実施形態)
以下、本発明の実施形態として、このようなプリント装置100の基本的構成における図6のシート先端セット処理(ステップS3)について説明する。
(First Embodiment)
Hereinafter, as an embodiment of the present invention, the sheet tip setting process (step S3) of FIG. 6 in such a basic configuration of the
本実施形態におけるセンサユニット6の一例について、図7を用いて説明する。
An example of the
図7に示すようにセンサユニット6はLEDなどの発光部6cと、フォトダイオードなどの受光部6dを含む光学式センサユニットである。発光部6cからロールRへ向けて照射された光は、ロールRにおけるシート1の表面にて反射されてから、受光部6dによって検知される。発光部6cから照射されて受光部6dによって検出される光は、ロールRにおけるシート1の表面から反射される正反射光を含む。受光部6bの出力値は、センサユニット6とシート1の下向きの表面(ロールにおいて外周面となっていたシート外面であり且つプリント部でプリントされる面)との対向間隔に応じて変化する。つまり、受光部6bの出力値は、センサユニット6とシート1の表面との間の距離(間隔)が小さいほど大きくなり、その距離(間隔)が大きいほぼ小さくなる。
As shown in FIG. 7, the
センサユニット6は、センサユニット6とシート1の表面との間の距離に応じて検出信号の出力値が変化する構成であればよく、発光部6cおよび受光部6dは、LEDおよびフォトダイオードのみに限定されない。また、受光部6dによって検出される光は、正反射光のみに限定されない。センサユニット6はCPU201(図5参照)に接続されており、CPU201は、任意のタイミングでセンサユニット6の検出結果を取得する。
The
本実施形態におけるロール駆動用モータ33の一例について説明する。ロール駆動モータ用モータはDCモータ及びPWM信号発生回路にて構成され、PWM発生回路で生成したPWM制御信号にてDCモータを駆動制御している。DCモータはトルクと電流が比例関係になる為、電流を検出しフィードバックデータとしてCPU201に出力を行う。CPU201はプリント装置100の状態に応じ、フィードバック出力を元にPWM信号発生回路の制御を行う。
An example of the
次に、図8、図9、図10を用いてロールRに偏りによるロール駆動用モータ33のフィードバック出力(モータの負荷電流)の変動とセンサユニット6の出力信号の変動への影響を示す。偏りによる影響をわかりやすくするためにロールRのシート先端1は剥離せず、ロールRの表面にある状態とする。
Next, using FIGS. 8, 9 and 10, the influence on the fluctuation of the feedback output (load current of the motor) of the
図8(a)は偏りのロールRを取り付けた状態のシート供給装置を示し、図8(b)、(c)は偏りのあるロールRを取り付けた状態のシート供給装置を示している。図8の(b)を(c)はロールRを90度回転させた状態となっている。図9はロールRに偏りがある場合とない場合においてロールR一定速度で回転させた際の回転角度とセンサユニットの出力変動を表した図である。実線の偏りがあるロールでのセンサユニットの出力であり、点線が偏りのないロールでのセンサユニットの出力である。図10はロールRに偏りがある場合とない場合におけるロールを回転させた際の回転角度とロール駆動用モータ33のフィードバック出力(モータの負荷電流)の出力変動を表した図である。実線の偏りがあるロールでのセンサユニットの出力であり、点線が偏りのないロールでのセンサユニットの出力である。
FIG. 8A shows a sheet supply device with a biased roll R attached, and FIGS. 8B and 8C show a sheet supply device with a biased roll R attached. In FIG. 8B, FIG. 8C is a state in which the roll R is rotated by 90 degrees. FIG. 9 is a diagram showing the rotation angle and the output fluctuation of the sensor unit when the roll R is rotated at a constant speed depending on whether the roll R is biased or not. The solid line is the output of the sensor unit on a roll with a bias, and the dotted line is the output of the sensor unit on a roll with no bias. FIG. 10 is a diagram showing output fluctuations of the rotation angle when the roll is rotated and the feedback output (motor load current) of the
図8(a)のように偏りがない状態でロールRを第2方向に一定速度で回転させた場合、センサ出力とフィードバック出力は図9、図10の点線ラインの示すように基本的に変動はなく一定の値となる。ロールRが回転してもロール表面とセンサユニット間の距離は変わらないため、センサ出力値は一定となる。また駆動負荷も変わらないため同トルクでモータを動かすため負荷電流(フィードバック出力)も一定となる。 When the roll R is rotated in the second direction at a constant speed without bias as shown in FIG. 8A, the sensor output and the feedback output basically fluctuate as shown by the dotted lines in FIGS. 9 and 10. Is a constant value. Since the distance between the roll surface and the sensor unit does not change even if the roll R rotates, the sensor output value becomes constant. Moreover, since the drive load does not change, the load current (feedback output) is constant because the motor is operated with the same torque.
図8(b)、(c)に示すように偏りがある状態でロールRを第2方向に一定速度で回転させた場合、センサ出力とフィードバック出力は図9、図10の実線ラインの示すように変動する。図9にではセンサ出力の変動を示している。ロールRの偏りのためロール最表面とセンサユニットまでの距離がロールの回転位置によってセンサとの距離が変動し、それに応じてセンサ出力も合わせて変動する。また、図10ではフィードバック出力の変動を示している。ロール駆動用モータ33のフィードバック(負荷電流)も偏りの影響で負荷が変わることから同様に変動する。図8(b)、(c)において示す状態おいて偏りのあるロール表面とセンサの距離が近くなる場合、用紙が重い(偏っている)部分が下ろす方向へ行き、軽い部分を上げる方向なのでモータへの負荷は軽くなり電流が下がるが、逆にロール表面とセンサの距離が遠くなる場合、用紙が軽い部分がおりる方向で重い部分が上がる方向になるため駆動部への負荷が重くなり、電流量が上がる。つまりロールに偏りに応じてフィードバック出力も変動する。
When the roll R is rotated in the second direction at a constant speed in a biased state as shown in FIGS. 8 (b) and 8 (c), the sensor output and the feedback output are as shown by the solid lines in FIGS. 9 and 10. Fluctuates to. FIG. 9 shows the fluctuation of the sensor output. Due to the bias of the roll R, the distance between the outermost surface of the roll and the sensor unit changes depending on the rotation position of the roll, and the sensor output also changes accordingly. Further, FIG. 10 shows the fluctuation of the feedback output. The feedback (load current) of the
図9、図10から示される出力変動の関係からロールの偏りによるセンサの出力とフィードバック出力には相関関係にあることがわかる。よってフィードバック出力の振幅に応じてセンサ出力を補正することで偏りによる影響を低減することが出来る。また、フィードバック出力はロール駆動用モータ33をCPU201が制御するために元々用いられているものであることから、新たにセンサ出力の補正を行うための信号ラインを追加せずに対応することができる。
From the relationship of output fluctuations shown in FIGS. 9 and 10, it can be seen that there is a correlation between the sensor output and the feedback output due to the roll bias. Therefore, the influence of bias can be reduced by correcting the sensor output according to the amplitude of the feedback output. Further, since the feedback output is originally used for the
今回の実施例ではセンサ出力に対してモータの消費電流をフィードバック出力として用い、その相関関係を用いて補正を行うようにしているが、これに限らずセンサ出力に対するロールの偏りの影響を低減できるようにするのであればどのようなフィードバック出力を用いても良い。 In this embodiment, the current consumption of the motor is used as the feedback output with respect to the sensor output, and the correction is performed using the correlation. However, the influence of the roll bias on the sensor output can be reduced. Any feedback output may be used as long as it is to be used.
図11、図12を用いてセンサユニット6を用いるシート先端セット処理(図6中のステップS3)を説明する。
The sheet tip setting process (step S3 in FIG. 6) using the
図11は、センサユニット6を用いるシート先端セット処理(図6中のステップS3)のフローチャートである。
FIG. 11 is a flowchart of the sheet tip setting process (step S3 in FIG. 6) using the
前述したように、シート先端セット処理(自動ローディング)は、ロールRがセットされた後に、そのロールRのシート1の先端部をアーム部材4と分離フラッパー10との間のシート供給パス内に自動的に挿入して送り出す処理である。アーム部材4は、シート1の表面(シート外面)と対向し、分離フラッパー10はシート1の裏面(シート内面)と対向する。
As described above, in the sheet tip setting process (automatic loading), after the roll R is set, the tip of the
CPU201は、シート先端セット処理に開始に先立ち、まずは、ロールRがセットされたか否かを判定する(図6中のステップS1)。本例においては、ロールセンサ32がロールRのスプール部材2を検出したときに、ロールRがセットされたと判定する。CPU201は、ロールRがセットされた後に、アーム部材4を「強ニップの押圧力」によって矢印A1方向に押圧する状態(強ニップ状態)に切り換える(図6中のステップS2)。
Prior to starting the sheet tip setting process, the
その後のシート先端セット処理(図6中のステップS3)において、CPU201は、まず、ロールRを矢印C2の方向に回転(逆回転)させる(ステップS11)。そして、ロールRの逆回転の開始時におけるロールRの回転角度を0度として、ロールRの逆回転中のセンサユニット6出力とロール駆動用モータのフィードバック出力を保存する(ステップS12)。CPU201は、例えば、ロールRを一定速度で回転させて、センサ出力を一定の時間間隔毎に保存してもよい。また、より正確にシート1の先端部の位置を特定するために、ロールRの回転量に応じて出力されるロール回転量センサ36(図5参照)のパルスに同期させて、センサ出力を保存してもよい。この場合、ロールRの回転側では一定である必要はない。センサ出力としては、ロールRが1回転する間のデータが収集できればよい。しかし、ロールRがセットされた際のシート1の弛みを考慮して、ロールRを1回転以上(本例の場合は、1回転半(720度)以上)回転させて、データを収集する(ステップS13)。
In the subsequent sheet tip setting process (step S3 in FIG. 6), the
CPU201は、データの収集の終了後にロールRの回転を停止させ(ステップS14)、RAM203に保存されているフィードバック出力データと用いて、同じくRAMに保存されているセンサ出力データの補正を行う(ステップS15)。CPU201は、補正された後のセンサ出力のデータから、センサ出力の最大値Hdと最小値Ldを抽出し、最大値Hdと最小値Ldに基づいて、センサ出力のHレベルとLレベルを判定するための閾値Tdを算出し、センサ出力をHレベルとLレベルに判定する(ステップS16)ここでは例として閾値Tdは最大値Hdと最小値Ldの中間値として進める。
ステップ16にてロールRを回転させたときのセンサ出力のデータに基づいて閾値Tdを設定する理由は、シートの種類によって光の反射特性が異なり、そのためセンサユニット6のセンサ出力の値が変動するおそれがあるからである。
After the data collection is completed, the
The reason for setting the threshold value Td based on the sensor output data when the roll R is rotated in
シート1の種類が既知や固定である場合の閾値Tdは、固定値であってもよく、またはシート1の種類毎に設定しても良い。また、シート1が膨潤する高湿度環境、またはシート1のコシが強くなる低温低湿度環境などに応じて、値Tdを変化させてもよい。さらに、閾値Tdは1つの値ではなく閾値THd1およびTHd2のように複数の値として用いてもよいTd1とTd2はヒステリシスをもつ独立した閾値として設定し、センサ出力のHレベルからLレベルへの変化は閾値THd1を用い判定し、LレベルからHレベルへの変化は閾値THd2を用いて判定するようすることで。信号の外乱などによるノイズ変動分wnを考慮することが出来る。
The threshold value Td when the type of the
その後、CPU201は、RAM203に保存されているセンサ出力のデータを分析し、HレベルからLレベルへ変化した後におけるLレベルの継続期間PLを求める(ステップS17)。このLレベルの継続期間PLとして、ロール回転量センサ36(図5参照)の出力パルス、または一定時間毎に得られるデータに基づいて、その継続期間PLに対応するロールRの回転角を算出してもよい。Lレベルの継続期間PLとして、ロールRの回転角A以上に対応する継続期間PLAが複数存在するように、センサ出力が複数回変化した場合、CPU201は、それらの中の最大の継続期間PLAmaxを選定する(ステップS18,S19)。
After that, the
その後、CPU201は、シート1の先端部がロールRの表面から剥がれて分離する分離位置を特定する(ステップS21)。具体的には、図12(d)のように、最大の継続期間PLAmaxの直前におけるセンサ出力の変化点Paを特定する。その変化点Paは、シート1の先端部1がロールRの表面から剥がれて分離するときの回転位置(分離位置)に対応する。回転角A以上に対応する継続期間PLAが1つだけ存在する場合には、その継続期間PLA直前におけるセンサ出力の変化点Paから、シート1の先端部の分離位置を特定する(ステップS19,S21)。
After that, the
ステップS21においてシート1の先端部の分離位置が特定された後、CPU201は、その分離位置までロールRを矢印C2方向に逆転させる(ステップS22)。これにより、シート1の先端部1は、ロールRの表面から剥がれて分離し、センサユニット6と従動回転体8との間におけるアーム部材4上に位置する。したがって、その後にロールRを矢印C1に正回転させることによって(ステップS23)、アーム部材4と分離フラッパー10との間のシート供給パス内に、シート1の先端部を自動的に挿入して送り出すことができる(自動ローディング)。
After the separation position of the tip of the
先のステップS20において、回転角A以上に対応する継続期間PLAが存在しないと判定された場合には、ステップS24に移行する。ステップS24においては、ロールRの回転を停止し、自動ローディングが実行できなかったことをユーザに報知すると共に、ユーザに対して、シート1の先端部をシート供給パス内に挿入するための手動操作を促す。
If it is determined in the previous step S20 that there is no duration PLA corresponding to the rotation angle A or more, the process proceeds to step S24. In step S24, the rotation of the roll R is stopped, the user is notified that the automatic loading could not be executed, and the user is manually operated to insert the tip end portion of the
図11のフローチャートの処理を図12のセンサ出力データで具体的に説明する。 The processing of the flowchart of FIG. 11 will be specifically described with reference to the sensor output data of FIG.
まずは、図12(a)にて、図8(a)に示した偏りのないロールでのセンサ出力のデータの場合から述べる。通常のセンサ出力はLレベルである。ロールが回転しシート1の先端部が分離フラッパー10の従動コロ10aの当接位置を通過する。すると、シート1の先端部が当接位置から外れてロール外周面から剥離を開始して、アーム部材4の上に自重および撓んだシートの戻り力により落下する。このとき、シート1の先端部のシート外面が、センサユニット6の検出位置に徐々に近づくようなシートの動きとなり、センサ出力の値は大きくなる(回転開始から60度の位置)。
First, the case of the sensor output data in the roll without bias shown in FIG. 8A will be described with reference to FIG. 12A. The normal sensor output is L level. The roll rotates and the tip of the
さらにロールRを回転すると、シート1の先端部のシート外面がセンサユニット6の上の検出位置を過ぎ去る。すると、シート外面での強い反射光は無くなり、遠く離れたロールRの表面からの弱い反射光を受光して、センサ出力がHレベルからLレベルに急激に下降(減少)する(回転角度90度)。その後、さらにロールRが逆回転していくと、シート1の先端部が従動回転体8の当接位置に達し、そのまま回転を続けることで再度シート1の先端部は分離フラッパー10との当接位置を通過する繰り返しとなる。
When the roll R is further rotated, the outer surface of the sheet at the tip of the
HレベルとLレベルは、センサユニット6の出力強度を2レベルに分割したものであり、センサユニット6とロールRのシート1との対向間隔が小さいときにHレベルとなり、それが大きいときにLレベルとなる。これらのレベルを分割する境界としての閾値THは、前述したように設定される。
The H level and the L level are obtained by dividing the output intensity of the
よって、この状態でLレベルの最大継続区間PLAmaxを選定し、直前のセンサ出力の変化点Paから、シート1の先端部の分離位置の特定を行えばシートの先端部はセンサ上の位置の角度となる。よって位置を合わせ、ロールRを矢印C1に正回転させることによってアーム部材4と分離フラッパー10との間のシート供給パス内へ送ることが出来る。
Therefore, if the maximum continuous section PLAmax of the L level is selected in this state and the separation position of the tip of the
しかし、図8(b)(c)にて示した偏りのある偏りのあるロールの場合ではセンサ出力は図12(b)に示すようなロールを回転させた際にセンサ出力への変動影響があるため、取得できるセンサ出力データは図12(c)のようになる。 However, in the case of the biased roll shown in FIGS. 8 (b) and 8 (c), the sensor output is affected by fluctuations in the sensor output when the roll as shown in FIG. 12 (b) is rotated. Therefore, the sensor output data that can be acquired is as shown in FIG. 12 (c).
図12(c)でも図12(a)の際と同様に通常のセンサ出力はLレベルである。ロールが回転しシート1の先端部が分離フラッパー10の従動コロ10aの当接位置を通過し、ロール外周面から剥離を開始して、アーム部材4の上に自重および撓んだシートの戻り力により落下する。シート1の先端部のシート外面が、センサユニット6の検出位置に近づく動きとなり、センサ出力の値は大きくなる(回転開始から60度の位置)。さらにロールRを回転すると、シート1の先端部はセンサユニット6の上の検出位置を過ぎ去ることでセンサ出力がHレベルからLレベルに急激に下降(減少)する(回転角度90度)。ここまでは図12(a)と同様だが、閾値TdにてH/L判定を行うと図12(a)ではLレベルまで下降していたセンサ出力の値が偏りの影響で落ち切らずHレベルを維持する期間が延び、Lレベルになる際の回転角度が変わってしまう。さらに図12(a)ではLレベルで安定していた区間でもセンサ出力が変動してHレベルとなる区間が出来てしまう(240度〜290度の区間)。
In FIG. 12 (c), the normal sensor output is at the L level as in the case of FIG. 12 (a). The roll rotates and the tip of the
図12(c)の状態でLレベルの最大継続区間PLAmaxを選定(290度〜420度)し、直前のセンサ出力の変化点Paから、シート1の先端部の分離位置の特定をすると、290度の回転位置と判断してシート供給動作へ進もうとするが、シートの先端がセンサ上付近にいる位置とは違う位置のためアーム部材4と分離フラッパー10との間のシート供給パス内へ送られず、自動給紙に失敗してしまう。
When the maximum continuous section PLAmax of the L level is selected (290 degrees to 420 degrees) in the state of FIG. 12 (c) and the separation position of the tip of the
また、変動の影響が少し違いPLAmaxを130度から240度の範囲と選定した場合でもPaの位置はシート先端がセンサ上を抜けた位置からずれており、従動回転体8の当接位置を過ぎてしまう可能性がある。その場合、同様にシート先端をシート供給パス内へ送られず、自動給紙に失敗してしまう。
Further, the influence of the fluctuation is slightly different, and even when PLAmax is selected in the range of 130 to 240 degrees, the position of Pa is deviated from the position where the tip of the seat passes over the sensor and passes the contact position of the driven
次に図12(d)にてセンサ出力を補正したデータを見る。まずは閾値TdにてH/L判定を行い、最大継続区間PLAmaxを選定行う。ここで図12(c)にてロールの偏り影響のため出来てしまっていたH区間がなくなることでシート先端がセンサ上を通過した位置からのL区間を最大継続区間PLAmaxと出来ている。よって直前のセンサ出力の変化点Paから、シート1の先端部の分離位置の特定を行い、そこに位置を合わせ、ロールRを正回転させることによってアーム部材4と分離フラッパー10との間のシート供給パス内へ送ることが出来る。
Next, the data obtained by correcting the sensor output is viewed in FIG. 12 (d). First, the H / L determination is performed using the threshold value Td, and the maximum continuous section PLAmax is selected. Here, since the H section formed due to the influence of the roll bias in FIG. 12C disappears, the L section from the position where the sheet tip passes over the sensor is set as the maximum continuous section PLAmax. Therefore, the separation position of the tip portion of the
補正の影響でシートの先端がセンサ上を通過した位置からは少しずれるが、シート1の先端部が従動コロ10aの当接位置を通過しロール外周面から剥離を開始し(センサユニット6のセンサ出力の値は大きくなる位置と(回転開始から60度)、シート1の先端部のシート外面がセンサユニット6の上の検出位置を過ぎ去りセンサ出力がHレベルからLレベルに減少する位置(回転角度90度)の間になるので、該当位置に合わせることでアーム部材4と分離フラッパー10との間のシート供給パス内へ送ることが出来る
また、位置合わせ時にセンサ構成上でシートの先端がセンサ上を先端が通過する角度から従動回転体8の当接位置までの角度内でずらすことをしても良い。
Although the tip of the sheet passes over the sensor due to the effect of the correction, the tip of the sheet passes through the contact position of the driven
このように本実施形態においては、センサユニット6の出力にロールの偏りによる変動の影響が生じる場合にも、フィードバック出力に基づいてセンサ出力の補正を行うことで、シート1の先端部がロールRから分離するときのロールRの回転位置(分離位置)を特定することができる。その後、その分離位置までロールRを逆回転させてから、そのロールRを正転させることによって、シート1の先端部を自動的にシート供給パス内に挿入して送り出すことができる。
As described above, in the present embodiment, even when the output of the
(第2の実施形態)
図13および図14、図15は、本発明の第2の実施形態の説明図である。
(Second Embodiment)
13, FIG. 14, and FIG. 15 are explanatory views of a second embodiment of the present invention.
センサユニット6の出力は、前述した実施形態と同様にシート1の表面との対向間隔に応じて出力が変化するものであり、ロールの偏りに対してはセンサ出力とロール駆動用モータのフィードバック出力は相関関係にあるものとする。
The output of the
図13は、本実施形態におけるシート先端セット処理(自動ローディング)を説明するためのフローチャートである。 FIG. 13 is a flowchart for explaining the sheet tip setting process (automatic loading) in the present embodiment.
図13のフローチャートのステップS31までの処理は前述した図11のフローチャートのステップ14までと同様のフローとなる。 The process up to step S31 of the flowchart of FIG. 13 is the same as the flow up to step 14 of the flowchart of FIG. 11 described above.
その後、ステップ31にてCPU201は、RAM203に保存されているフィードバック出力のデータを分析し出力値の変動幅が所定値Gd以上であるかを求める(ステップS31)。変動の幅を見るための所定値Gdはシート1の種類が既知や固定である場合は固定値であってもよく、またはシート1の種類毎に設定しても良い。また、シート1が膨潤する高湿度環境、またはシート1のコシが強くなる低温低湿度環境などに応じて、値Gdを変化させてもよい。
After that, in
先のステップS31において、フィードバック出力値の振幅が所定値Gdを超えていると判定された場合CPU201は、変動幅が所定値以上であると判断した場合、センサ出力データより補正切り替え値Kdを作成する(ステップS32)。補正切り替え値Kdはセンサ出力の最大値Hdと最小値Ldを抽出し、最大値Hdと最小値Ldに基づいて作成する値であり、閾値Tdは別の値となりKd>Tdであるように対応する。ここでは例として前述の実施例と同様に閾値Tdは最大値Hdと最小値Ldの中間値として進める。センサ出力のデータに基づいて補正切り替え値kdを設定する理由は、シートの種類によって光の反射特性が異なり、そのためセンサユニット6のセンサ出力の値が変動するおそれがあるからである。補正切り替え値kdもシート1の種類が既知や固定である場合は、固定値であってもよく、またはシート1の種類毎に設定しても良い。また、シート1が膨潤する高湿度環境、またはシート1のコシが強くなる低温低湿度環境などに応じて、値kdを変化させてもよい。
When it is determined in the previous step S31 that the amplitude of the feedback output value exceeds the predetermined value Gd, the
次に補正切り替え値kd以下のセンサ出力データについてフRAM203に保存されているフィードバック出力データと用いて補正を行う(ステップS33)。そして補正を行わなった補正切り替え値Kd以上のセンサ出力データと合わせることで補完を行い、シート先端の位置を特定するのに用いるセンサ出力データを作成する(ステップS34)。 Next, the sensor output data having a correction switching value of kd or less is corrected by using the feedback output data stored in the RAM 203 (step S33). Then, complementation is performed by combining with the sensor output data having the correction switching value Kd or more that has been corrected, and the sensor output data used to specify the position of the sheet tip is created (step S34).
先のステップS31において、フィードバック出力値の振幅が所定値Gdを超えていないと判定された場合、ステップS35に移行する。ステップS35においては、センサ出力に対して補正は行わないとして取得したデータそのままとして進む(ステップS35)。 If it is determined in the previous step S31 that the amplitude of the feedback output value does not exceed the predetermined value Gd, the process proceeds to step S35. In step S35, the sensor output is not corrected and the acquired data is used as it is (step S35).
ステップS34、またはステップ35の後は図11のS16へ進みその後の対応を行う。閾値Tdの作成からH/L判定、Lレベルの最大の継続期間PLAmaxの選定を行い、変化点Paからシート1の先端部がロールRの表面から剥がれて分離する分離位置を特定する。そして特定された位置よりシート先端シート供給パス内に、シート1の先端部を自動的に挿入して送り出す(自動ローディング)。
After step S34 or step 35, the process proceeds to S16 in FIG. H / L determination is performed from the creation of the threshold value Td, the maximum duration PLAmax of the L level is selected, and the separation position where the tip portion of the
図13のフローチャートの処理を図14及び図15のセンサ出力及びフィードバック出力のデータで具体的に説明する。 The processing of the flowchart of FIG. 13 will be specifically described with reference to the sensor output and feedback output data of FIGS. 14 and 15.
まずは、図14(a)は取得したフィードバック出力の変動が所定値Gdより大きい場合のデータとなっている。この場合、ロールの偏りによるセンサ出力の変動影響は大きく図14(b)のようなセンサ出力データとなる(図12(c)と同等)。この出力データを元にシート先端位置の特定を行うと第1の実施例にて述べたように先端位置を間違え給紙失敗となってしまうので、センサ出力に対して補正を行う必要がある。 First, FIG. 14A shows data when the fluctuation of the acquired feedback output is larger than the predetermined value Gd. In this case, the influence of fluctuations in the sensor output due to the bias of the roll is large, and the sensor output data is as shown in FIG. 14 (b) (equivalent to FIG. 12 (c)). If the sheet tip position is specified based on this output data, the tip position is mistaken and paper feeding fails as described in the first embodiment, so it is necessary to correct the sensor output.
ここで補正を行う前に補正切り替え値kdを作成し適用する。補正切り替え値Kd以上出力値の範囲は補正実施の範囲外とし、補正切り替え値kd未満の出力値の範囲にて補正を実施する。補正を実施有無それぞれの範囲のデータを合わせると図14(c)に示すセンサ出力データを得ることが出来る。補正切り替え値Kdによって補正範囲を設定せずに補正を行った図12(d)のセンサ出力データと比較するとロールの偏りのないセンサ出力データである図12(a)により近いデータとなり補正の精度を上げることが出来る。このセンサ出力データにてシート先端値の特定のための処理を行うと第1の実施例で述べたような変化点Paのずれを抑え、シート先端がセンサ上を通過した位置を特定することが出来る。 Here, the correction switching value kd is created and applied before the correction is performed. The range of the output value of the correction switching value Kd or more is out of the range of correction execution, and the correction is performed in the range of the output value less than the correction switching value kd. The sensor output data shown in FIG. 14C can be obtained by combining the data in each range with and without correction. Compared with the sensor output data of FIG. 12 (d) in which the correction is performed without setting the correction range by the correction switching value Kd, the data is closer to the sensor output data of FIG. 12 (a) with no roll bias, and the accuracy of the correction is correct. Can be raised. When processing for specifying the sheet tip value is performed using this sensor output data, it is possible to suppress the deviation of the change point Pa as described in the first embodiment and specify the position where the sheet tip has passed over the sensor. You can.
次に、図15(a)は取得したフィードバック出力の変動が所定値Gdより小さい場合のデータとなっている。この場合、ロールの偏りによるセンサ出力の変動影響は小さく図15(b)のようなセンサ出力データとなる。ロールの偏りによるセンサ出力の変動は閾値TdでのH/L判定に影響を与えないためセンサ出力データの補正を行わなくても、シート先端位置の特定を行うことが出来る。よって補正処理を行わずに次のステップに進むことで保r−全体を短縮することが出来る。 Next, FIG. 15A shows data when the fluctuation of the acquired feedback output is smaller than the predetermined value Gd. In this case, the influence of fluctuations in the sensor output due to the bias of the roll is small, and the sensor output data as shown in FIG. 15B is obtained. Since the fluctuation of the sensor output due to the roll bias does not affect the H / L determination at the threshold value Td, the seat tip position can be specified without correcting the sensor output data. Therefore, the entire maintenance can be shortened by proceeding to the next step without performing the correction process.
このように本実施形態においては、フィードバック出力の振幅が所定値以上の場合にはデータ補正を行う際に補正の定期用範囲を設定して行うことで補正先端位置特定の精度向上を行うことができる。 As described above, in the present embodiment, when the amplitude of the feedback output is equal to or larger than a predetermined value, the accuracy of specifying the correction tip position can be improved by setting the periodic range of correction when performing data correction. it can.
またフィードバック出力の振幅が所定値未満の場合には、ロールの偏りによるセンサ出力への影響が小さいとして補正処理を行わないことでデータ補正処理かかる時間をなくし、フロー全体でのシート自動供給処理の時間短縮を行うことができる。 In addition, when the amplitude of the feedback output is less than the predetermined value, the time required for the data correction processing is eliminated by not performing the correction processing because the influence of the roll bias on the sensor output is small, and the sheet automatic supply processing for the entire flow is performed. Time can be shortened.
(変形例)
センサユニット6として光学センサに限らず、検出対象であるシート外面までの距離に応じてその出力値が変化するセンサであれば、光学センサ以外の距離センサを用いることができる。例えば、対象物までの距離を非接触で検出する超音波センサや静電センサなどの距離センサを用いることもできる。
(Modification example)
The
プリント装置は、2本のロールシートのそれぞれに対応する2つのシート供給装置を備える構成のみに限定されず、1つあるいは3つ以上のシート供給装置を備える構成であってもよい。また、プリント装置は、シート供給装置から供給されるシートに対して画像をプリントする構成であればよく、インクジェットプリント装置のみに限定されない。また、プリント装置のプリント方式および構成も任意である。例えば、プリントヘッドの走査と、シートの搬送動作と、を繰り返して画像をプリントするシリアルスキャン方式、あるいは長尺なプリントヘッドと対向する位置に対してシートを連続的に搬送して画像をプリントするフルライン方式のいずれであってもよい。 The printing device is not limited to a configuration including two sheet feeding devices corresponding to each of the two roll sheets, and may be configured to include one or three or more sheet feeding devices. Further, the printing device may be configured to print an image on a sheet supplied from the sheet feeding device, and is not limited to the inkjet printing device. Further, the printing method and configuration of the printing apparatus are also arbitrary. For example, a serial scan method in which an image is printed by repeating scanning of a print head and a sheet transport operation, or a sheet is continuously transported to a position facing a long print head to print an image. Any of the full line method may be used.
また本発明は、プリント媒体としてのシートをプリント装置に供給するシート供給装置の他、種々のシート供給装置に対して適用可能である。例えば、スキャナやコピー機などの読取装置に読み取り対象のシートを供給する装置、およびシート状の加工材料を切断装置などの加工装置に供給する装置などに対しても適用することができる。このようなシート供給装置は、プリント装置、読取装置、加工装置などの装置とは別に構成することができ、またシート供給装置用の制御部(CPU)を備えてもよい。 Further, the present invention can be applied to various sheet supply devices in addition to the sheet supply device that supplies a sheet as a print medium to the printing device. For example, it can be applied to a device that supplies a sheet to be read to a reading device such as a scanner or a copier, and a device that supplies a sheet-shaped processing material to a processing device such as a cutting device. Such a sheet feeding device can be configured separately from devices such as a printing device, a reading device, and a processing device, and may also include a control unit (CPU) for the sheet feeding device.
シート供給装置は、前述したように、ロールRに対して、アーム部材4に連結された従動回転体8,9をロールRの下方側から圧接させ、アーム部材4に搭載されたセンサユニット6を用いて、ロールRの先端部の位置を検出する構成に限定されない。
As described above, in the seat supply device, the driven rotating
本発明は、紙、フィルム、および布などを含む種々のシートの供給装置、および、その供給装置を含むプリント装置および画像の読取り装置などの種々のシート処理装置として広く適用することができる。画像の読取り装置は、供給装置から供給されたシートの記録画像を読取りヘッドによって読取る。また、シート処理装置は、プリント装置および画像の読取り装置のみに限定されず、供給装置から供給されたシートに対して種々の処理(加工、塗布、照射、検査など)を施す装置であればよい。シートの供給装置を独立した装置として構成する場合には、その装置にCPUを含む制御部を備えることができる。また、シートの供給装置をシート処理装置に備える場合には、それらの供給装置およびシート処理装置の少なくとも一方にCPUを含む制御部を備えることができる。 The present invention can be widely applied as various sheet processing devices such as various sheet feeding devices including paper, film, cloth, etc., and printing devices and image reading devices including the feeding devices. The image reading device reads the recorded image of the sheet supplied from the feeding device by the reading head. Further, the sheet processing device is not limited to the printing device and the image reading device, and may be any device that performs various processing (processing, coating, irradiation, inspection, etc.) on the sheet supplied from the supply device. .. When the seat supply device is configured as an independent device, the device may be provided with a control unit including a CPU. Further, when the sheet processing device is provided with the sheet feeding device, at least one of the feeding device and the sheet processing device can be provided with a control unit including a CPU.
1 シート、2 スプール部材、3 駆動部、3a 回転カム、
3b 回転軸、3c ねじりコイルばね、4 アーム部材(移動体)、
4a 回転軸、4b ガイド部(下側ガイド)、5 アーム回転軸、
6 センサユニット(センサ)、6c 発光部、6d 受光部、
7 揺動部材、7a 軸受け部、7b 軸留め部、
8 従動回転体(接触体)、9 従動回転体(接触体)、
10 分離フラッパー(上側ガイド)、10a 従動コロ、
10b 分離部、10c 分離フラッパー下面、
11 分離フラッパー回転軸、12 搬送ガイド、
14 搬送ローラ、15 ニップローラ、16 シートセンサ、
17 プラテン、18 プリントヘッド、20 カッタ、
28 操作パネル、29 外部装置、32 ロールセンサ、
33 ロール駆動用モータ、34 押圧力調整用モータ、
35 搬送ローラ駆動用のモータ、36 ロール回転量センサ、
100 プリント装置、200 シート供給装置、201 CPU、
202 入出力インターフェイス、203 RAM、204 ROM、
205 外部インターフェイス、300 シート搬送部、
400 プリント部、R ロール
1 seat, 2 spool member, 3 drive unit, 3a rotary cam,
3b rotating shaft, 3c torsion coil spring, 4 arm member (moving body),
4a rotating shaft, 4b guide (lower guide), 5 arm rotating shaft,
6 Sensor unit (sensor), 6c light emitting part, 6d light receiving part,
7 swinging member, 7a bearing part, 7b shaft fastening part,
8 driven rotating body (contact body), 9 driven rotating body (contact body),
10 Separation flapper (upper guide), 10a driven roller,
10b Separation part, 10c Separation flapper lower surface,
11 Separation flapper rotating shaft, 12 Transport guide,
14 transport rollers, 15 nip rollers, 16 seat sensors,
17 platen, 18 printhead, 20 cutter,
28 operation panel, 29 external device, 32 roll sensor,
33 Roll drive motor, 34 Push pressure adjustment motor,
35 Motor for driving the transfer roller, 36 Roll rotation amount sensor,
100 printing device, 200 sheet feeding device, 201 CPU,
202 I / O interface, 203 RAM, 204 ROM,
205 external interface, 300 sheet carrier,
400 print section, R roll
Claims (8)
ロールの回転位相を把握することができる回転位相制御手段と、
前記ロールからのシートの剥離を検出するためのセンサと、
シート剥離位置を特定するための特定手段と、
を有し、前記ロールを前記第1方向に回転させながらシートを送り出すシート供給装置であって、
前記センサは、前記ロールの外周から剥離したシートのシート外面が近づく位置に設けられ、前記シート外面までの距離に応じてセンサ出力が変化するものであり、
前記駆動手段は駆動制御に応じたフィードバックを出力するものであり、
前記駆動手段により前記ロールを前記第2方向に回転させながら、前記センサ出力及びフィードバック出力を取得し、
取得された2つの出力を用いて特定手段にてロールからのシート剥離位置を特定し、
駆動手段は前記剥離位置へ回転後、前記ロールの回転方向を前記第2方向から前記第1方向に変えることを特徴とするシート供給装置。 A driving means for rotating the roll on which the continuous sheet is wound in the first direction and the second direction opposite to the first direction,
Rotational phase control means that can grasp the rotation phase of the roll,
A sensor for detecting the peeling of the sheet from the roll and
Specific means for specifying the sheet peeling position and
A sheet supply device that feeds a sheet while rotating the roll in the first direction.
The sensor is provided at a position where the outer surface of the sheet peeled off from the outer circumference of the roll approaches, and the sensor output changes according to the distance to the outer surface of the sheet.
The drive means outputs feedback according to the drive control.
While rotating the roll in the second direction by the driving means, the sensor output and the feedback output are acquired.
Using the two acquired outputs, the sheet peeling position from the roll is specified by a specific means, and the sheet peeling position is specified.
The sheet feeding device is characterized in that the driving means changes the rotation direction of the roll from the second direction to the first direction after rotating to the peeling position.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019193908A JP2021066573A (en) | 2019-10-25 | 2019-10-25 | Sheet supply device and print device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019193908A JP2021066573A (en) | 2019-10-25 | 2019-10-25 | Sheet supply device and print device |
Publications (1)
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JP2021066573A true JP2021066573A (en) | 2021-04-30 |
Family
ID=75638205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019193908A Pending JP2021066573A (en) | 2019-10-25 | 2019-10-25 | Sheet supply device and print device |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2021066573A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112022002051T5 (en) | 2021-04-09 | 2024-03-07 | Hitachi Astemo, Ltd. | Shock absorber |
-
2019
- 2019-10-25 JP JP2019193908A patent/JP2021066573A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE112022002051T5 (en) | 2021-04-09 | 2024-03-07 | Hitachi Astemo, Ltd. | Shock absorber |
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