JP2023089315A - 生体情報取得システム、生体情報送信装置、生体情報受信装置及びプログラム - Google Patents

生体情報取得システム、生体情報送信装置、生体情報受信装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】多数の人の生体情報をリアルタイムで監視しやすくする。【解決手段】生体情報送信装置は、人に装着され、前記人の生体情報を送信する生体情報送信装置であって、前記生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づく生体データを含み、前記生体データの送信先が指定されていない報知パケットを所定の送信間隔で送信するデータ送信部と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、生体情報取得システム、生体情報送信装置、生体情報受信装置及びプログラムに関する。
従来、被看護者の生体情報を検出するセンサー装置から受信装置に生体情報を送信する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2004-110486号公報
従来のセンサー装置は、検出した生体情報を特定の受信装置に対して送信していた。センサー装置が特定の受信装置に生体情報を送信する場合、センサー装置と前記受信装置との間で通信コネクションを確立した後に生体情報を送信する必要があった。
ところが、複数のセンサー装置が特定の受信装置と通信する環境においては、1台のセンサー装置が当該受信装置との間でコネクションを確立させた状態で生体情報を送信している間は、他のセンサー装置が当該受信装置に生体情報を送信することができなかった。その結果、当該受信装置とは別の受信装置を用意し、それとの間で通信しない限り、他のセンサー装置を装着している人の生体情報が変化しても、他のセンサー装置は、変化したことをリアルタイムで受信装置に通知することができないという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、多数の人の生体情報をリアルタイムで監視しやすくすることを目的とする。
本発明の第1の態様に係る生体情報取得システムは、人に装着され、前記人の生体情報を送信する生体情報送信装置と、複数の前記生体情報送信装置から前記生体情報を受信する生体情報受信装置と、を備える生体情報取得システムであって、複数の前記生体情報送信装置のそれぞれは、前記生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて作成した生体データを含み、前記生体データの送信先が指定されていない報知パケットを所定の送信間隔で送信するデータ送信部と、を有する。
前記生体情報受信装置は、前記生体情報送信装置が送信した前記報知パケットを受信するデータ受信部と、前記データ受信部が受信した前記報知パケットに含まれる前記生体データが示す前記生体情報の異常の有無を判定する判定部と、前記判定部が前記生体情報に異常があると判定した場合に、前記生体データを送信した前記生体情報送信装置に対して、前記生体データよりも多くの情報を含む詳細データを要求するための要求パケットを前記生体情報送信装置に送信する要求部と、を有する。
前記データ送信部は、前記送信間隔ごとに前記生体情報取得部から取得した前記生体情報をコード化することにより前記生体データを作成してもよい。
前記データ送信部は、前記生体情報送信装置の製造者コードに続けて前記生体データを含むBLEのアドバタイズ信号を前記報知パケットとして送信してもよい。
前記データ送信部は、前記送信間隔ごとに算出された心拍数、血圧、SPO、体表温度又は前記生体情報送信装置の加速度の少なくともいずれかの前記生体情報に基づく前記生体データを含む前記報知パケットを送信してもよい。
前記データ送信部は、前記報知パケットに含まれる前記生体データに対応する前記生体情報よりも詳細な生体情報に基づく詳細データを要求された場合、前記送信間隔よりも長い時間にわたって前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて前記詳細データを作成し、作成した前記詳細データを前記生体情報受信装置に送信してもよい。
前記要求部は、前記生体データが示す複数の前記生体情報のうち、異常があると判定した生体情報に対する前記詳細データを要求するための前記要求パケットを前記生体情報送信装置に送信してもよい。
前記要求部は、前記生体データが示す前記生体情報の変化率が閾値以上である場合に、前記要求パケットを前記生体情報送信装置に送信してもよい。
前記判定部は、前記生体データに前記生体情報送信装置の加速度が含まれている場合、連続して送信された複数の前記生体データに含まれる複数の加速度の差に基づいて、前記生体情報送信装置を装着した人の動きを特定することにより、当該人の状態が正常であるか否かを判定してもよい。
本発明の第2の態様の生体情報送信装置は、人に装着され、前記人の生体情報を送信する生体情報送信装置であって、前記生体情報を取得する生体情報取得部と、前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づく生体データを含み、前記生体データの送信先が指定されていない報知パケットを所定の送信間隔で送信するデータ送信部と、を有する。
本発明の第3の態様のプログラムは、コンピュータを、人の生体情報を取得する生体情報取得部、及び前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて作成された生体データを含み、前記生体データの送信先が指定されていない報知パケットを所定の送信間隔で送信するデータ送信部、として機能させる。
本発明の第3の態様の生体情報受信装置は、人の生体情報に基づいて作成された生体データを送信する生体情報送信装置から前記生体情報を受信する生体情報受信装置であって、前記生体情報送信装置が取得した前記生体情報に基づいて作成した生体データを含み、前記生体データの送信先が指定されていない報知パケットを受信するデータ受信部と、前記データ受信部が受信した前記報知パケットに含まれる前記生体データが示す前記生体情報の異常の有無を判定する判定部と、前記判定部が前記生体情報に異常があると判定した場合に、当該生体情報に対応する前記生体データを送信した前記生体情報送信装置に対して、前記生体データよりも多くの情報を含む詳細データを要求するための要求パケットを前記生体情報送信装置に送信する要求部と、を有する。
本発明によれば、多数の人の生体情報をリアルタイムで監視しやすくなるという効果を奏する。
生体情報取得システムの構成を示す図である。 複数の生体情報送信装置と生体情報受信装置との間の通信シーケンスを示す図である。 生体情報送信装置の構成を示す図である。 通信部が送信するアドバタイズパケットのデータ形式を示す図である。 生体情報受信装置の構成を示す図である。
[生体情報取得システムSの概要]
図1は、生体情報取得システムSの構成を示す図である。生体情報取得システムSは、介護施設又は病院等のように、多数の人(以下、「被監視者H」という)の状態を監視する必要がある施設で使用されるシステムである。図1においては、被監視者H1-1~被監視者H-n(nは整数)が示されている。
それぞれの被監視者Hは、被監視者Hの生体情報を取得し、取得した生体情報に基づいて作成した生体データを送信する生体情報送信装置1(生体情報送信装置1-1~生体情報送信装置1-n)を装着している。生体情報は、例えば被監視者Hの心拍数、血圧、動脈血酸素飽和度又は体表温度である。また、生体情報送信装置1の加速度も、被監視者Hの身体の動きを示す情報として生体情報に含まれる。
生体情報送信装置1は、上記の生体情報(例えば単位時間当たりの心拍数)を取得し、取得した生体情報に基づく生体データ(具体的には後述する簡易生体データ)を含む報知パケットを所定の送信間隔で送信する。生体情報送信装置1が報知パケットを送信する時間間隔は、例えば心拍の周期よりも長い時間であり、例えば3秒である。生体情報送信装置1は、例えばBLE(Bluetooth Low Energy)(Bluetoothは登録商標)を用いて報知パケットを送受信する機能を有する。生体情報送信装置1は、生体情報の簡易生体データを入れたBLEのアドバタイズパケットを報知パケットとして送信する。また、生体情報送信装置1は、報知パケットを受信した生体情報受信装置2からの要求に基づいて、報知パケットに含まれる簡易生体データよりも詳細な生体情報を含む詳細生体データを生体情報受信装置2に送信する。
生体情報受信装置2は、生体情報送信装置1が送信した簡易生体データを受信し、受信した簡易生体データに含まれている生体情報に異常がないかどうかを判定する。生体情報受信装置2は、生体情報に異常があると判定した場合、生体情報送信装置1に対して、詳細な生体情報を要求する。生体情報受信装置2は、詳細な生体情報を含む詳細生体データを受信すると、受信した生体情報を含む詳細生体データを監視装置3に送信する。生体情報受信装置2は、受信した詳細な生体情報を含む詳細生体データを一旦解析した上で、当該生体データが示す詳細な生体情報に異常があったことを条件として、受信した生体情報を監視装置3に送信するようにしてもよい。
監視装置3は、施設に設置されているコンピュータである。監視装置3は、生体情報受信装置2から受信した生体情報の内容をディスプレイに表示したり、プリンタに印刷したりする。監視装置3は、生体情報を分析し、生体情報に異常があると判定した場合に警報を出力してもよい。
図2は、複数の生体情報送信装置1と生体情報受信装置2との間の通信シーケンスを示す図である。複数の生体情報送信装置1は、簡易生体データを含む報知パケット(ADV(1)、ADV(2)、・・・、ADV(n))を定期的に送信する。生体情報受信装置2は、複数の生体情報送信装置1が送信する報知パケットを順次受信する。
生体情報受信装置2は、受信した報知パケットに含まれている簡易生体データを解析し、簡易生体データが示す生体情報に異常があると判定した場合、当該簡易生体データを含む報知パケットを送信した生体情報送信装置1とのコネクションを確立する。図2に示す例の場合、生体情報受信装置2は、生体情報送信装置1-2から受信した報知パケットに含まれる簡易生体データが示す生体情報に異常があると判定し、生体情報送信装置1-2に宛てて、接続要求CON(2)を送信する。接続要求は、例えばBLEのCONNECT_REQメッセージである。
接続要求を受信した生体情報送信装置1-2は、簡易生体データに含まれる生体情報よりも詳細な生体情報を含む詳細生体データを作成する。生体情報送信装置1-2は、作成した詳細生体データを生体情報受信装置2に宛てて送信する。生体情報受信装置2は、受信した詳細生体データを監視装置3に転送する。
以下、生体情報送信装置1及び生体情報受信装置2の構成及び動作を詳細に説明する。
[生体情報送信装置1の構成]
図3は、生体情報送信装置1の構成を示す図である。生体情報送信装置1は、測定部11と、通信部12と、記憶部13と、制御部14とを有する。制御部14は、生体情報取得部141と、データ送信部142と、データ受信部143とを有する。
測定部11は、生体情報送信装置1を装着した被監視者Hの生体情報を測定する。測定部11は、例えば被監視者Hの心拍及び血圧を測定する圧力センサー、被監視者Hの動脈血酸素飽和度を測定する発光デバイス、被監視者Hの体表温度を測定する温度センサー、又は被監視者Hの動きを測定する加速度センサーである。測定部11は、通信部12が簡易生体データを送信する時間間隔よりも短い時間間隔で生体情報を測定し、測定した生体情報の値を記憶部13に記憶させる。測定部11は、生体情報の値を生体情報取得部141に通知してもよい。
通信部12は、データを送受信するための通信インターフェースであり、例えば通信コントローラを有する。通信コントローラが使用する通信方式は任意であるが、本実施形態においては、通信部12がBLE用の通信コントローラを含む場合を例示する。
通信部12は、20ミリ秒から10.24秒までの間の任意の時間(例えば3秒)にランダムな遅延時間を加算した時間間隔でアドバタイズパケットを送信する。また、通信部12は、詳細生体データを送信するために用いられるデータパケットを送信する。
図4は、通信部12が送信するアドバタイズパケットのデータ形式を示す図である。図4(a)に示すように、アドバタイズパケットは、送信先のアドレスとペイロードから構成されている。送信先のアドレスは、全ての端末が受信可能な報知パケットであることを示すアドレスに設定されている。
ペイロードは32オクテットのデータを含む。図4(b)に示すように、ペイロードには、フラグ、ローカルネーム、製造者データ、送信レベル及びUUID(Universally Unique Identifier)が含まれている。
図4(c)に示すように、製造者データには、8オクテットの製造者コードに続いて、HR(心拍数)、DBP(拡張期血圧)、SBP(収縮期血圧)、SPO(動脈血酸素飽和度)、TMP(体表温度)、G-X(X方向加速度)、G-Y(Y方向加速度)、G-Z(Z方向加速度)が含まれている。一例として、HR、DBP、SBP、SPOは、それぞれ2オクテットであり、TMP、G-X、G-Y、G-Zは、それぞれ4オクテットである。
記憶部13は、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体を含む。記憶部13は、測定部11が測定した生体情報を時刻に関連付けて記憶する。また、記憶部13は、制御部14が実行するプログラムを記憶する。
制御部14は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部13に記憶されたプログラムを実行することにより、生体情報取得部141、データ送信部142及びデータ受信部143として機能する。
生体情報取得部141は、測定部11が測定した生体情報を取得する。生体情報取得部141は、測定部11から生体情報を直接取得してもよく、記憶部13に記憶された生体情報を取得してもよい。生体情報取得部141は、取得した生体情報をデータ送信部142に通知する。
データ送信部142は、通信部12を介して、生体情報取得部141が取得した生体情報に基づいて作成した生体データを含み、生体データの送信先が指定されていない報知パケットを所定の送信間隔で送信する。データ送信部142は、図4に示したペイロードに含まれるデータを通信部12に入力する。データ送信部142は、アドバタイズパケットの送信間隔ごとに生体情報取得部141から取得した生体情報をコード化することにより簡易生体データを作成する。
データ送信部142は、生体情報送信装置1の製造者コードに続けて簡易生体データを含むBLEのアドバタイズ信号を報知パケットとして送信する。具体的には、データ送信部142は、送信間隔ごとに算出された心拍数、血圧、動脈血酸素飽和度、体表温度又は生体情報送信装置1の加速度の少なくともいずれかの生体情報に基づく簡易生体データを含む報知パケットを送信する。
データ送信部142は、図4に示したフォーマットに合うように、製造者データを作成する。一例として、製造者データは、例えば107803e8898b625d2217400c4009001fである。内訳は、製造者コードが107803e8、HRが89、DBPが8b、SBPが62、SPOが5d、TMPが2217、G-Xが400c、G-Yが4009、G-Zが001fである。
データ送信部142は、報知パケットに含まれる生体データに対応する生体情報よりも詳細な生体情報に基づく詳細データを要求された場合、報知パケットの送信間隔(例えば3秒)よりも長い時間(例えば60秒)にわたって生体情報取得部141が取得した生体情報に基づいて詳細データを作成し、作成した詳細データを生体情報受信装置2に送信する。
具体的には、データ送信部142は、簡易生体データを報知した後に、データ受信部143を介して、生体情報受信装置2から詳細データの要求を受けた場合、60秒間にわたって生体情報取得部141が取得した生体情報を含むデータパケットを生体情報受信装置2に送信する。データ送信部142は、詳細データが必要な生体情報の種別を指定する情報を生体情報受信装置2から取得した場合、指定された生体情報の詳細データを生体情報受信装置2に送信する。
データ受信部143は、通信部12を介して、生体情報受信装置2から送信されるデータを受信する。データ受信部143は、例えば、詳細生体データを要求するメッセージを生体情報受信装置2から受信する。データ受信部143は、詳細生体データを要求するメッセージを受信した場合、詳細生体データを生体情報受信装置2に送信するようにデータ送信部142に指示する。
[生体情報受信装置2の構成]
図5は、生体情報受信装置2の構成を示す図である。生体情報受信装置2は、第1通信部21と、第2通信部22と、記憶部23と、制御部24とを有する。
第1通信部21は、生体情報送信装置1との間でデータを送受信するための通信インターフェースであり、例えばBLEの通信コントローラを有する。第1通信部21は、生体情報送信装置1が送信した簡易生体データ及び詳細生体データを受信し、受信したデータを記憶部23に記憶させたりデータ受信部241に通知したりする。また、第1通信部21は、要求部243からの指示に基づいて、詳細データを要求するためのメッセージを生体情報送信装置1に送信する。
第2通信部22は、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークを介して監視装置3との間でデータを送受信するための通信コントローラを有する。第2通信部22は、監視装置3に生体データを送信したり警告情報を送信したりする。
記憶部23は、ROM、RAM及びハードディスク等の記憶媒体を有する。記憶部23は、制御部24が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部23は、生体情報送信装置1から受信した生体情報を一時的に記憶する。
制御部24は、例えばCPUを有する。制御部24は、記憶部23に記憶されたプログラムを実行することにより、データ受信部241、判定部242及び要求部243として機能する。
データ受信部241は、第1通信部21を介して、生体情報送信装置1が送信した報知パケットに含まれる簡易生体データを受信する。また、データ受信部241は、詳細データを要求した生体情報送信装置1が送信した詳細生体データを受信する。データ受信部241は、第1通信部21が記憶部23に記憶させた簡易生体データ及び詳細生体データを取得してもよい。
判定部242は、データ受信部241が受信した報知パケットに含まれる簡易生体データが示す生体情報の異常の有無を判定する。判定部242は、例えば、データ受信部241が受信した報知パケットに含まれていた第1簡易生体データと、当該報知パケットを送信した生体情報送信装置1が過去に送信した報知パケットに含まれていた第2簡易生体データとを比較し、第1簡易生体データと第2簡易生体データとの差が閾値以上である場合に異常があると判定する。判定部242は、簡易生体データが示す生体情報に異常があると判定した場合、その旨を要求部243に通知する。
判定部242は、簡易生体データに生体情報送信装置1の加速度が含まれている場合、連続して送信された複数の簡易生体データに含まれる複数の加速度の差に基づいて、生体情報送信装置1を装着した被監視者Hの動きを特定することにより、被監視者Hの状態が正常であるか否かを判定してもよい。判定部242は、例えば、予め記憶部23に記憶された加速度の変化のパターンと人の動きとの関係を示すテーブルを参照することにより、複数の加速度の間の変化に対応する被監視者Hの動きを特定する。
記憶部23が、複数の加速度が測定された時間差ごとにテーブルを記憶しており、判定部242は、複数の簡易生体データを受信した時間差に対応するテーブルを参照することにより被監視者Hの動きを特定してもよい。判定部242がこのように動作することで、生体情報受信装置2の管理者が、例えば被監視者Hが転倒したことを速やかに把握することができる。
判定部242は、第1簡易生体データを受信した時刻と第2簡易生体データを受信した時刻との差に対応する閾値に基づいて異常の有無を判定してもよい。判定部242は、例えば第1簡易生体データを受信した時刻と第2簡易生体データを受信した時刻との差が第1時間である場合に、差が第1時間よりも大きい第2時間である場合よりも閾値を小さくする。
判定部242がこのように動作することで、判定部242は、急な変化がある場合に、変化量が比較的小さい場合であっても異常であると検出することができる。また、判定部242は、長時間が経過して、周囲の環境(例えば温度又は湿度)が変化したことに伴う変化があった場合に異常であると検出しにくくすることができる。
要求部243は、判定部242が生体情報に異常があると判定した場合に、第1通信部21に指示して、異常があると判定部242が判定した生体情報を含む報知パケットを送信した生体情報送信装置1とのコネクションを確立させる。そして、要求部243は、第1通信部21を介して、当該生体情報に対応する生体データを送信した生体情報送信装置1に対して、簡易生体データよりも多くの情報を含む詳細生体データを要求するための要求パケットを生体情報送信装置に送信する。
具体的には、要求部243は、簡易生体データが示す複数の生体情報のうち、異常があると判定した生体情報に対する詳細データを要求するための要求パケットを生体情報送信装置1に送信する。要求部243は、例えば、簡易生体データが示す生体情報に基づいて血圧に異常があると判定部242が判定した場合、血圧の詳細生体データを生体情報送信装置1に要求する。このように、要求部243が、異常があると判定された生体情報の詳細生体データのみを要求することで、生体情報送信装置1の処理が重くなったり、通信チャネルが混雑したりすることを抑制できる。
要求部243は、簡易生体データが示す生体情報の変化率が閾値以上である場合に、詳細生体データを要求するための要求パケットを生体情報送信装置1に送信し、変化率が閾値未満である場合に要求パケットを生体情報送信装置1に送信しないようにしてもよい。閾値は、異常が発生している蓋然性が高いと考えられる変化率に基づいて定められている。要求部243がこのように動作することで、異常がある蓋然性が低い場合に要求部243が詳細生体データを要求することを抑制できる。
[生体情報取得システムSによる効果]
以上説明したように、生体情報送信装置1は、生体情報取得部141が取得した生体情報に基づいて作成した簡易生体データを含み、簡易生体データの送信先が指定されていない報知パケットを所定の送信間隔で送信する。そして、生体情報受信装置2は、受信した報知パケットに含まれる簡易生体データが示す生体情報に異常があると判定した場合に、当該生体情報に対応する生体データを送信した生体情報送信装置1に対して、簡易生体データよりも多くの情報を含む詳細生体データを要求するための要求パケットを生体情報送信装置1に送信する。
生体情報送信装置1及び生体情報受信装置2がこのように動作することで、複数の生体情報送信装置1が生体情報受信装置2と通信する環境において、生体情報受信装置2が複数の生体情報送信装置1のそれぞれとの間でコネクションを確立することなく、生体情報受信装置2が被監視者Hの生体情報を定常的に取得することができる。そして、生体情報受信装置2が受信した生体情報に異常があると判定した場合に、詳細な生体情報を取得することができる。したがって、生体情報受信装置2が、生体情報を送信する複数の生体情報送信装置1から、通信コネクションを確立することなく、定期的に生体情報を受信することにより、複数の被監視者Hの生体情報を、通信コネクションを確立する場合より短い時間間隔で監視することができる。その結果、生体情報を送信する対象となる人が多数いる施設において、管理者が生体情報取得システムSを使用することにより、多数の人の生体情報をリアルタイムで監視しやすくなるとともに、生体情報の異常を把握しやすくなる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1 生体情報送信装置
2 生体情報受信装置
3 監視装置
11 測定部
12 通信部
13 記憶部
14 制御部
21 第1通信部
22 第2通信部
23 記憶部
24 制御部
141 生体情報取得部
142 データ送信部
143 データ受信部
241 データ受信部
242 判定部
243 要求部

Claims (11)

  1. 人に装着され、前記人の生体情報を送信する生体情報送信装置と、複数の前記生体情報送信装置から前記生体情報を受信する生体情報受信装置と、を備える生体情報取得システムであって、
    複数の前記生体情報送信装置のそれぞれは、
    前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて作成した生体データを含み、前記生体データの送信先が指定されていない報知パケットを所定の送信間隔で送信するデータ送信部と、
    を有し、
    前記生体情報受信装置は、
    前記生体情報送信装置が送信した前記報知パケットを受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部が受信した前記報知パケットに含まれる前記生体データが示す前記生体情報の異常の有無を判定する判定部と、
    前記判定部が前記生体情報に異常があると判定した場合に、前記生体データを送信した前記生体情報送信装置に対して、前記生体データよりも多くの情報を含む詳細データを要求するための要求パケットを前記生体情報送信装置に送信する要求部と、
    を有する、
    生体情報取得システム。
  2. 前記データ送信部は、前記送信間隔ごとに前記生体情報取得部から取得した前記生体情報をコード化することにより前記生体データを作成する、
    請求項1に記載の生体情報取得システム。
  3. 前記データ送信部は、前記生体情報送信装置の製造者コードに続けて前記生体データを含むBLEのアドバタイズ信号を前記報知パケットとして送信する、
    請求項2に記載の生体情報取得システム。
  4. 前記データ送信部は、前記送信間隔ごとに算出された心拍数、血圧、SPO、体表温度又は前記生体情報送信装置の加速度の少なくともいずれかの前記生体情報に基づく前記生体データを含む前記報知パケットを送信する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の生体情報取得システム。
  5. 前記データ送信部は、前記報知パケットに含まれる前記生体データに対応する前記生体情報よりも詳細な生体情報に基づく詳細データを要求された場合、前記送信間隔よりも長い時間にわたって前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて前記詳細データを作成し、作成した前記詳細データを前記生体情報受信装置に送信する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の生体情報取得システム。
  6. 前記要求部は、前記生体データが示す複数の前記生体情報のうち、異常があると判定した生体情報に対する前記詳細データを要求するための前記要求パケットを前記生体情報送信装置に送信する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の生体情報取得システム。
  7. 前記要求部は、前記生体データが示す前記生体情報の変化率が閾値以上である場合に、前記要求パケットを前記生体情報送信装置に送信する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の生体情報取得システム。
  8. 前記判定部は、前記生体データに前記生体情報送信装置の加速度が含まれている場合、連続して送信された複数の前記生体データに含まれる複数の加速度の差に基づいて、前記生体情報送信装置を装着した人の動きを特定することにより、当該人の状態が正常であるか否かを判定する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の生体情報取得システム。
  9. 人に装着され、前記人の生体情報を送信する生体情報送信装置であって、
    前記生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づく生体データを含み、前記生体データの送信先が指定されていない報知パケットを所定の送信間隔で送信するデータ送信部と、
    を有する、
    生体情報送信装置。
  10. コンピュータを、
    人の生体情報を取得する生体情報取得部、及び
    前記生体情報取得部が取得した前記生体情報に基づいて作成された生体データを含み、前記生体データの送信先が指定されていない報知パケットを所定の送信間隔で送信するデータ送信部、
    として機能させるためのプログラム。
  11. 人の生体情報に基づいて作成された生体データを送信する生体情報送信装置から前記生体情報を受信する生体情報受信装置であって、
    前記生体情報送信装置が取得した前記生体情報に基づいて作成した生体データを含み、前記生体データの送信先が指定されていない報知パケットを受信するデータ受信部と、
    前記データ受信部が受信した前記報知パケットに含まれる前記生体データが示す前記生体情報の異常の有無を判定する判定部と、
    前記判定部が前記生体情報に異常があると判定した場合に、当該生体情報に対応する前記生体データを送信した前記生体情報送信装置に対して、前記生体データよりも多くの情報を含む詳細データを要求するための要求パケットを前記生体情報送信装置に送信する要求部と、
    を有する、生体情報受信装置。
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