JP2023088610A - 読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基準スケールがサイズの大きい原稿の読み取りの妨げにならず、且つ寸法測定時の操作性が向上した読取装置を提供する。【解決手段】読取装置は、読取対象物を載置可能なコンタクトガラスと、コンタクトガラスの下面に沿って移動可能なキャリッジに搭載されて、コンタクトガラスに載置された読取対象物を読み取る光学センサと、コンタクトガラスの上方で且つ光学センサによる読取可能範囲外に配置されて、上面に目盛りが描かれた原稿セット用目盛り板と、コンタクトガラス及び原稿セット用目盛り板の間に配置されて、下面に目盛りが描かれた基準スケールとを備え、基準スケールは、読取可能範囲外で且つコンタクトガラスの厚み方向から見て原稿セット用目盛り板に重なる退避位置と、読取可能範囲内の被読取位置との間を、コンタクトガラスの上面に沿ってスライド可能に構成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、読取装置及び画像形成装置に関する。
従来より、物体の形状等を光学的に読み取る読取装置が知られている。当該読取装置は、読み取り対象の物体をコンタクトガラス上に載置し、コンタクトガラスに沿って移動するキャリッジに搭載された光学センサで、物体の形状を読み取って画像データを生成する機能を備える。
従来の読取装置の一例として、硬質部材に設定間隔で目盛りを形成した基準スケールを読取面上に載置し、物体及び基準スケールを含む画像を読み取り、読み取った画像における目盛り部分の画像の位置情報を測定する機能を備えるものがある(特許文献1を参照)。これにより、画像内における物体の寸法を測定することができる。
しかしながら、従来の読取装置において、コンタクトガラス全域を利用して平面状の原稿の読み取る場合があるので、基準スケールをコンタクトガラス上に常設するのは難しい。一方、立体物である物体の寸法を測定する度に基準スケールを着脱するのは、操作性が悪い。
本発明は、基準スケールを用いて物体の寸法を測定可能な読取装置において、基準スケールがサイズの大きい原稿の読み取りの妨げにならず、且つ寸法測定時の操作性を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、読取対象物を載置可能なコンタクトガラスと、前記コンタクトガラスの下面に沿って移動可能なキャリッジに搭載されて、前記コンタクトガラスに載置された読取対象物を読み取る光学センサと、前記コンタクトガラスの上方で且つ前記光学センサによる読取可能範囲外に配置されて、上面に目盛りが描かれた原稿セット用目盛り板と、前記コンタクトガラス及び前記原稿セット用目盛り板の間に配置されて、下面に目盛りが描かれた基準スケールとを備え、前記基準スケールは、前記読取可能範囲外で且つ前記コンタクトガラスの厚み方向から見て前記原稿セット用目盛り板に重なる退避位置と、前記読取可能範囲内の被読取位置との間を、前記コンタクトガラスの上面に沿ってスライド可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、基準スケールを用いて物体の寸法を測定可能な読取装置において、基準スケールがサイズの大きい原稿の読み取りの妨げにならず、且つ寸法測定時の操作性を向上させることができる。
本発明に係るMFPの構成を示す概要図。 MFPが備えるコントローラのハードウェア構成の例。 本実施形態に係るMFPの機能構成を模式的に示すブロック図。 キャリッジが搭載する光学系の概要を示す図。 基準スケールが退避位置に配置されているときのスキャナユニットの構成図。 基準スケールが被読取位置に配置されているときのスキャナユニットの構成図。 キャリッジが待機位置から折返位置に向かうときの駆動機構の動作を示す図。 キャリッジが折返位置から待機位置に向かうときの駆動機構の動作を示す図。 スキャナユニットによって取得される画像の例。 スキャナユニットにおいて実行可能な部品計測処理のフローチャート。
以下、本発明に係る画像形成装置及び読取装置の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[画像形成装置の実施形態]
図1は、本発明に係る画像形成装置の実施形態としてのMFP1の構成を示す概要図である。MFP1は、本発明に係る読取装置の実施形態としてのスキャナユニット100と、シート状の媒体に画像を形成する画像形成ユニット200と、を有する。但し、本発明は、MFP1のみならず、読取装置(スキャナユニット100)単体にも適用できる。
スキャナユニット100は、コンタクトガラス101と、光学センサ102と、キャリッジ103と、を有する。コンタクトガラス101は、読み取り対象の物体としての読取対象物Bを載置する載置面に相当する。光学センサ102は、コンタクトガラス101に載置された読取対象物Bに光を照射し、その反射光に基づいて読取対象物Bの光学像を取得する画像センサである。キャリッジ103は、光学センサ102が読取対象物Bを走査するように、コンタクトガラス101の下面に沿って、読取対象物Bに対して副走査方向に移動する。
スキャナユニット100は、原稿搬送部としてのADF500を備えていてもよい。ADF500は、シート状の原稿を、積層した状態で保持することができる。そして、ADF500は、積層された複数の読取対象物Bを、コンタクトガラス101の上面に順番に供給する。さらに、ADF500は、光学センサ102によって読み取られた読取対象物Bをコンタクトガラス101の上面から排出する。
本明細書において、読取対象物Bは、光学センサ102によって光学的に読取可能なあらゆる物を指す。例えば、読取対象物Bは、立体物である「物体」を含む。また、読取対象物Bは、平面物であってシート状の「原稿」を含む。本明細書において、光学センサ102が物体を読み取るとは、例えば、物体のコンタクトガラス101に接する面の形状を光学的に読み取ることを指す。一方、光学センサ102が原稿を読み取るとは、例えば、原稿を形成する面のうち、コンタクトガラス101に接する面に形成されている画像を光学的に読み取ることを指す。
画像形成ユニット200(画像形成部)は、シート状の媒体としての用紙Pを収容する媒体収容部201と、用紙Pに対して画像を形成する画像形成部202と、を有する。画像形成部202は、スキャナユニット100によって読み取られた画像を用紙Pに形成することもできる。
[MFP1が備える制御部のハードウェア構成]
図2は、MFP1が備える制御部としてのコントローラ150のハードウェア構成の例である。図2に示すように、MFP1は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等と同様の構成を含む。すなわち、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40、及びI/F50がバス90を介して接続されている。また、I/F50には、表示部60、操作部70、及び専用デバイス80が接続されている。専用デバイス80には、スキャナユニット100や画像形成ユニット200が含まれる。
CPU10は演算手段であり、MFP1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や、印加電圧制御プログラムなどの各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス90と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。表示部60は、ユーザがMFP1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースであり、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置によって実現される。操作部70は、ユーザがMFP1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がRAM20にロードされたプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るMFP1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
[MFP1の機能ブロック]
次に、本実施形態に係るMFP1の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係るMFP1の機能構成を模式的に示すブロック図である。なお、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、転写紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
図3に示すように、本実施形態に係るMFP1は、コントローラ150、給紙テーブル203、プリントエンジン300、プリント用排紙トレイ400、ADF(Auto Document Feeder:原稿搬送部)500、スキャナエンジン600、スキャン用排紙トレイ700、ディスプレイパネル800、ネットワークI/F900を有する。また、コントローラ150は、主制御部151、エンジン制御部152、画像処理部153、操作表示制御部154、及び入出力制御部155を有する。
給紙テーブル203は、画像形成部であるプリントエンジン300に転写紙を給紙する。プリントエンジン300は、給紙テーブル203から搬送されてきた転写紙に対して画像形成出力を実行することにより画像を描画する画像形成部である。本実施形態に係るプリントエンジン300の具体的態様としては、電子写真方式による画像形成機構である。このプリントエンジン300により画像が描画された画像形成済みの転写紙は、プリント用排紙トレイ400に排紙される。プリントエンジン300は、図2に示す専用デバイス80によって実現される。
ADF500は、スキャナユニット100における主要な処理を実行するスキャナエンジン600において、読取対象物Bを読み取り可能な位置に自動搬送する。スキャナエンジン600は、光学情報を電気信号に変換する光電変換素子を含む原稿読取部であり、ADF500により自動搬送されてきた原稿、若しくは、図示しない原稿台ガラスにセットされた原稿を光学的に走査して読み取って画像情報を生成する原稿読取部である。ADF500により自動搬送されてスキャナエンジン600により読み取られた原稿は、スキャン用排紙トレイ700に排紙される。ADF500及びスキャナエンジン600は、図2に示す専用デバイス80によって実現される。
ディスプレイパネル800は、MFP1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザがMFP1を直接操作し若しくはMFP1に対して情報を入力する際の入力インタフェースでもある。すなわち、ディスプレイパネル800は、ユーザによる操作を受けるための画像を表示する機能を含む。ディスプレイパネル800は、図2に示す表示部60及び操作部70によって実現される。
ネットワークI/F900は、MFP1がネットワークを介して管理者用端末やPC(Personal Computer)等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェース、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(Wireless Fidelity)(登録商標)、FeliCa(登録商標)等のインタフェースが用いられる。このように、本実施形態に係るMFP1は、ネットワークI/F900を介して接続された端末から印刷依頼の画像データや、印刷要求などの各種制御コマンドを受信する。ネットワークI/F900は、図2に示すI/F50によって実現される。
コントローラ150は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30やHDD40等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20にロードされ、それらのプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ150が構成される。コントローラ150は、MFP1全体を制御する制御部として機能する。そのため、本実施形態においては、コントローラ150が印加電圧制御装置として機能する。
主制御部151は、コントローラ150に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ150の各部に命令を与える。また、主制御部151は、入出力制御部155を制御し、ネットワークI/F900及びネットワークを介して他の装置にアクセスする。エンジン制御部152は、プリントエンジン300、スキャナエンジン600等の駆動部を制御し若しくは駆動させる。
画像処理部153は、主制御部151の制御に従い、PDL(Page Description Language)等により記述された画像情報、例えば、入力された印刷ジョブに含まれる文書データ若しくは画像データに基づいて描画情報を出力情報として生成する。この描画情報とは、CMYKのビットマップデータ等の情報であり、画像形成部であるプリントエンジン300が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。
また、画像処理部153は、スキャナエンジン600から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物としてMFP1に格納され若しくはネットワークI/F900及びネットワークを介して他の機器に送信される情報である。尚、本実施形態に係るMFP1は、画像情報の代わりに描画情報が直接入力され、直接入力された描画情報に基づいて画像形成出力を実行することも可能である。
操作表示制御部154は、ディスプレイパネル800に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル800を介して入力された情報を主制御部151に通知する。入出力制御部155は、ネットワークI/F900及びネットワークを介して入力される信号や命令を主制御部151に入力する。
[スキャナユニット100の詳細]
次に、スキャナユニット100の詳細な構成に関して説明をする。図4は、キャリッジ103が搭載する光学系の概要を示す図である。図4に示すように、キャリッジ103が搭載する光源からの光が読取対象物Bによって反射し、その反射光が光路hから縮小光学系に入り、第一ミラー1031で反射される。なお、図3において光源の図示は省略している。
第一ミラー1031で反射された光は、第二ミラー1032、第三ミラー1033、第四ミラー1034、第五ミラー1035、第六ミラー1036で反射されて、レンズ1037を通過して光学センサ102へと入る。光学センサ102は、例えば、CCDセンサである。
光学センサ102において検知された光に基づいて、読取対象物Bの画像が電気信号に変換されてコントローラ150において所定の処理に付される。これによって、読取対象物Bの画像データが生成される。
図5は、基準スケール106が退避位置に配置されているときのスキャナユニット100の構成図である。図6は、基準スケール106が被読取位置に配置されているときのスキャナユニット100の構成図である。より詳細には、図5(A)及び図6(A)は、スキャナユニット100を上方から見た平面図である。図5(B)及び図6(B)は、図5(A)及び図6(A)を矢印の方向から見た矢視図である。
図5及び図6に示すように、コンタクトガラス101は、主走査方向及び副走査方向に拡がる矩形形状(長方形状)の部材である。また、コンタクトガラス101は、厚み方向(上下方向)に光を透過可能な透明な部材である。さらに、コンタクトガラス101は、上面に読取対象物B(原稿、物体)を載置可能である。
光学センサ102は、キャリッジ103の移動方向としての副走査方向に直交する主走査方向においてライン状に配列されている。キャリッジ103は、光学センサ102を搭載し、コンタクトガラス101の下方に配置されている。また、キャリッジ103は、副走査方向に離間した待機位置及び折返位置の間を、副走査方向に往復移動可能に構成されている。コンタクトガラス101の下面に沿ってキャリッジ103が移動することで、同様に移動する光学センサ102が、読取対象物Bを読み取り可能な範囲を、「読取可能範囲104」と定義する。
待機位置は、読み取り処理の開始によってキャリッジ103が副走査方向に移動を開始する開始位置に相当する。この待機位置は、読取可能範囲104から副走査方向の一端側(図5及び図6の左側)に外れた位置である。また、折返位置は、読み取り処理が開始されてキャリッジ103が副走査方向に移動し、読取可能範囲104全体の読み取りを行った後に待機位置に戻りだす位置に相当する。この折返位置は、副走査方向における読取可能範囲104の他端(図5及び図6の右端)の位置である。すなわち、キャリッジ103は、待機位置から折返位置に向けて移動する過程で読取可能範囲104に入り、折返位置から待機位置に向けて移動する過程で読取可能範囲104から出る。さらに、光学センサ102は、キャリッジ103が待機位置から折返位置に向けて移動する過程において、コンタクトガラス101に載置された読取対象物Bを読み取る。
また、スキャナユニット100は、原稿セット用目盛り板105を備える。原稿セット用目盛り板105は、コンタクトガラス101の上方で且つ読取可能範囲104の外側において、スキャナユニット100の筐体に固定されている。また、原稿セット用目盛り板105の上面(すなわち、ユーザが視認可能な面)には、ユーザがコンタクトガラス101上に読取対象物Bを載置する際の基準になる目盛りが描かれている。さらに、原稿セット用目盛り板105は、主走査方向目盛り板105aと、副走査方向目盛り板105bとを含む。
主走査方向目盛り板105aは、読取可能範囲104から副走査方向の一端側に外れた位置において、主走査方向に延設されている。また、主走査方向目盛り板105aの上面には、主走査方向の離間した位置において、各々が副走査方向に延びる目盛りが描かれている。すなわち、主走査方向目盛り板105aは、コンタクトガラス101上に読取対象物Bを載置する際の主走査方向の位置を調整するために用いられる。
副走査方向目盛り板105bは、読取可能範囲104から主走査方向の一端側(図5及び図6の上側)に外れた位置において、副走査方向に延設されている。また、副走査方向目盛り板105bの上面には、副走査方向の離間した位置において、各々が主走査方向の延びる目盛りが描かれている。すなわち、副走査方向目盛り板105bは、コンタクトガラス101上に読取対象物Bを載置する際の副走査方向の位置を調整するために用いられる。
さらに、スキャナユニット100は、基準スケール106を備える。基準スケール106は、コンタクトガラス101の厚み方向において、コンタクトガラス101より上方で、原稿セット用目盛り板105より下方に配置されている。換言すれば、基準スケール106は、コンタクトガラス101の厚み方向としての上下方向において、コンタクトガラス101及び原稿セット用目盛り板105の間に配置されている。
なお、目盛りが描かれた基準スケール106の下面は、キャリッジ103が搭載する光源からの光を反射しないように、目盛り線を表示する色と、目盛り線が形成されている部分の色を異なる色にするほうが望ましい。例えば、SUS磨きなどで目盛り線を表示する線を白色にし、画像において線のコントラストを強調して識別しやすくする。なお、基準スケール106の素材をSUSとし、目盛り線を黒色で形成しても、読取対象物Bと同時に画像を取得する処理において問題は生じない。
また、基準スケール106は、図5(B)、図7(A)、及び図8(B)に示す退避位置と、図6(B)、図7(B)、及び図8(A)に示す被読取位置との間を、コンタクトガラス101の上面に沿ってスライド可能に構成されている。さらに、基準スケール106の下面には、光学センサ102によって読取可能な目盛りが描かれている。
退避位置は、読取可能範囲104の外側で且つコンタクトガラス101の厚み方向から見て原稿セット用目盛り板105に重なる位置である。すなわち、基準スケール106が退避位置に配置されているとき、光学センサ102は、基準スケール106に描かれた目盛りを読み取ることができない。被読取位置は、読取可能範囲104の内側の位置である。すなわち、基準スケール106が被避位置に配置されているとき、光学センサ102は、コンタクトガラス101に載置された読取対象物Bと共に、基準スケール106に描かれた目盛りを読み取ることができる。
基準スケール106は、主走査方向スケール106aと、副走査方向スケール106bとを含む。主走査方向スケール106aは、主走査方向に延設されている。また、主走査方向スケール106aの下面には、主走査方向の離間した位置において、各々が副走査方向の延びる目盛りが描かれている。副走査方向スケール106bは、副走査方向に延設されている。また、副走査方向スケール106bの下面には、副走査方向の離間した位置において、各々が主走査方向の延びる目盛りが描かれている。
図5(B)に示すように、主走査方向スケール106aの退避位置は、読取可能範囲104から副走査方向の一端側に外れた位置で、且つコンタクトガラス101の厚み方向から見て主走査方向目盛り板105aに重なる位置である。また、図6(B)に示すように、主走査方向スケール106aの被読取位置は、副走査方向の一端において、読取可能範囲104に対面する位置である。
図7(A)及び図8(B)に示すように、副走査方向スケール106bの退避位置は、読取可能範囲104から主走査方向の一端側に外れた位置で、且つコンタクトガラス101の厚み方向から見て副走査方向目盛り板105bに重なる位置である。また、図7(B)及び図8(A)に示すように、副走査方向スケール106bの被読取位置は、主走査方向の一端において、読取可能範囲104に対面する位置である。
図7は、キャリッジ103が待機位置から折返位置に向かうときの駆動機構107の動作を示す図である。図8は、キャリッジ103が折返位置から待機位置に向かうときの駆動機構107の動作を示す図である。スキャナユニット100は、キャリッジ103の移動に連動して、基準スケール106をスライドさせる駆動機構107を備える。
駆動機構107は、キャリッジ103の移動に連動して副走査方向スケール106bを主走査方向にスライドさせる構成部品として、例えば、プーリ108、109、110、111と、タイミングベルト112、113、114と、テンションローラ115、116と、クラッチ117と、ガイドレール118、119とを備える。同様に、駆動機構107は、キャリッジ103の移動に連動して主走査方向スケール106aを副走査方向にスライドさせる構成部品をさらに備える。以下、キャリッジ103と副走査方向スケール106bとの連動について説明するが、キャリッジ103と主走査方向スケール106aも同様に連動する。
プーリ108~111は、上下方向に延びる回転軸線回りに回転可能に、スキャナユニット100の筐体に支持されている。タイミングベルト112は、プーリ108、109に掛け渡されている。タイミングベルト113は、プーリ109、110に掛け渡されている。タイミングベルト114は、プーリ110、111に掛け渡されている。テンションローラ115、116は、タイミングベルト112にテンションを付与する。クラッチ117は、コントローラ150の制御に従って、タイミングベルト113の回転をプーリ110に伝達するか否かを切り替える。
キャリッジ103は、タイミングベルト112に取り付けられている。また、副走査方向スケール106bは、タイミングベルト114に取り付けられている。また、副走査方向スケール106bは、主走査方向(スライド方向)に延設されたガイドレール118、119にガイドされて、主走査方向にスライドする。さらに、プーリ108は、コントローラ150の制御に従って回転するモータの駆動力が伝達されて回転する。
図7(A)に示すように、キャリッジ103が待機位置に配置されているとき、副走査方向スケール106bは退避位置に配置されており、クラッチ117は駆動力を伝達しない非伝達状態となっている。この状態で、コントローラ150は、モータを第1方向に回転させる。第1方向に回転するモータの駆動力は、プーリ108及びタイミングベルト112を通じて、キャリッジ103、プーリ109、及びタイミングベルト113に伝達される。
これにより、キャリッジ103は、待機位置から折返位置に向けて移動する。一方、クラッチ117が非伝達状態になっているので、この時点では、第1方向に回転するモータの駆動力がプーリ110に伝達されない。そして、コントローラ150は、予め定められたタイミングで、クラッチ117を伝達状態(駆動力を伝達する状態)に切り替える。その結果、第1方向に回転するモータの駆動力は、プーリ108、タイミングベルト112、プーリ109、タイミングベルト113、及びプーリ110を通じて、タイミングベルト113に伝達される。
これにより、副走査方向スケール106bは、退避位置から被読取位置に移動する。そして、図7(B)に示すように、副走査方向スケール106bは、キャリッジ103が読取可能範囲104に入る前に、被読取位置に到達する。換言すれば、コントローラ150は、キャリッジ103が読取可能範囲104に入る前に、副走査方向スケール106bが被読取位置に到達するタイミングで、クラッチ117を非伝達状態から伝達状態に切り替える。
次に、コントローラ150は、副走査方向スケール106bが被読取位置に到達したことに応じて、再びクラッチ117を伝達状態から非伝達状態に切り替える。また、コントローラ150は、キャリッジ103が読取可能範囲104に入ったことに応じて、コンタクトガラス101に載置された読取対象物B及び基準スケール106を、光学センサ102に読み取らせる。
次に、図8(A)に示すように、コントローラ150は、キャリッジ103が折返位置に到達したことに応じて、光学センサ102による読み取りを停止すると共に、モータを第1方向と反対の第2方向に回転させる。第2方向に回転するモータの駆動力は、プーリ108及びタイミングベルト112を通じて、キャリッジ103、プーリ109、及びタイミングベルト113に伝達される。
これにより、キャリッジ103は、折返位置から待機位置に向けて移動する。一方、クラッチ117が非伝達状態になっているので、この時点では、第2方向に回転するモータの駆動力がプーリ110に伝達されない。そして、コントローラ150は、予め定められたタイミングで、クラッチ117を伝達状態に切り替える。その結果、第2方向に回転するモータの駆動力は、プーリ108、タイミングベルト112、プーリ109、タイミングベルト113、及びプーリ110を通じて、タイミングベルト113に伝達される。
これにより、副走査方向スケール106bは、被読取位置から退避位置に移動する。そして、図8(B)に示すように、副走査方向スケール106bは、キャリッジ103が読取可能範囲104から出る前に、退避位置に到達する。換言すれば、コントローラ150は、キャリッジ103が読取可能範囲104から出る前に、副走査方向スケール106bが退避位置に到達するタイミングで、クラッチ117を非伝達状態から伝達状態に切り替える。
次に、コントローラ150は、副走査方向スケール106bが退避位置に到達したことに応じて、再びクラッチ117を伝達状態から非伝達状態に切り替える。また、コントローラ150は、キャリッジ103が待機位置に到達したことに応じて、モータを停止する。なお、前述の一連の処理において、キャリッジ103及び副走査方向スケール106bの位置は、位置センサまたはモータの出力軸に取り付けられたロータリエンコーダによって把握することができる。
[スキャナユニット100による部品計測処理]
次に、スキャナユニット100による部品計測処理について、図9を用いて説明する。図9(A)は、読取対象物Bが平面物(原稿)であって、A3判の用紙Pであった場合、これに対する読取り処理を行って取得される画像の例である。この場合、420mm×297mmの範囲で画像が取得されている。
図9(B)は、読取対象物Bが立体物(物体)であって、キャリッジ103が移動可能な範囲まで走査して画像を取得している例である。この場合、例えば、440mm×305mmの範囲で読取対象物Bと基準スケール106の画像を同時に取得する。
そして、取得された画像に含まれる読取対象物Bの画像部分に対して、基準スケール106の画像部分を対比させて、読取対象物Bの寸法を計測する処理を実施する。
[部品計測処理フロー]
図10は、スキャナユニット100において実行可能な部品計測処理の例を示すフローチャートである。図10のフローチャートは、読取対象物Bが立体物の場合を例示している。
まず、ユーザは、コンタクトガラス101の載置面に読取対象物Bを載置するために、圧板を開ける(S1001)。続いて、ユーザは、コンタクトガラス101の載置面に読取対象物Bを載置する(S1002)。
続いて、ユーザは、操作部70に設けられている「部品計測ボタン」を押下して、読取り処理を開始させる(S1003)。読取り処理が開始されると、まず、キャリッジ103が稼働し(S1004)、キャリッジ103の移動とともに光学センサ102が読取対象物Bを走査する。
コントローラ150は、キャリッジ103を折返位置まで移動させながら読取対象物Bを走査し、読取対象物B及び基準スケール106を含む計測画像を取得し、記憶領域に保存する(S1005)。すなわち、コントローラ150は、図7を用いて説明した一連の処理を実行する。
続いて、コントローラ150は、読取対象物Bの寸法を計測する(S1006)。まず、コントローラ150は、基準スケール106の目盛り線と、読取対象物Bの輪郭とを、補正画像から抽出する。補正画像内から特定の部分を抽出する方法(例えば、エッジ検出)は既に周知なので、詳細な説明は省略する。
続いて、コントローラ150は、抽出した基準スケール106の目盛り線の間隔に基づいて、抽出した読取対象物Bの寸法を特定する。より詳細には、コントローラ150は、寸法を特定しようとする読取対象物Bの輪郭線に対面する目盛り線の数に、予め特定された目盛り線の間隔(μm)を乗じることによって、寸法を特定する。また、読取対象物Bの終端位置が隣接する目盛り線の間に位置する場合、コントローラ150は、目盛り線の間の画素数を比例配分する。寸法を特定する具体的な処理は、特許文献1にも記載されている通り既に周知なので、詳細な説明は省略する。
続いて、コントローラ150は、表示部60に対して計測処理の結果を表示する(S1007)。また、コントローラ150は、図8を用いて説明した一連の処理を実行する。これにより、キャリッジ103が待機位置に戻り、基準スケール106が退避位置に戻る。
上記の実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
上記の実施形態によれば、原稿の読み取り時に基準スケール106を退避位置に配置し、物体の寸法計測時に基準スケール106を被読取位置に配置することによって、基準スケール106がサイズの大きい原稿の読み取りの妨げにならず、且つ寸法測定時の操作性を向上させることができる。
また、上記の実施形態によれば、副走査方向スケール106bのスライドをガイドレール118、119でガイドすることによって、副走査方向スケール106bがスムーズにスライドできる。同様に、主走査方向スケール106aも副走査方向に延設されたガイドレールにガイドされてスライドするのが望ましい。
また、上記の実施形態によれば、キャリッジ103の移動に連動して基準スケール106をスライドさせることによって、寸法計測時の操作性がさらに向上する。また、基準スケール106のスライド時に発生する音を、キャリッジ103の移動音に紛れさせることができる。但し、基準スケール106は、ユーザの手動によってスライドされてもよい。
また、上記の実施形態によれば、光学センサ102が読取可能範囲104に入る前に、基準スケール106を被読取位置に到達させるので、寸法測定時のスループットが向上する。また、上記の実施形態によれば、光学センサ102が読取可能範囲104から出る前に、基準スケール106を退避位置に到達させるので、キャリッジ103が待機位置に戻りきる前に、コンタクトガラス101上に原稿が載置可能になる。そのため、寸法計測の次に原稿を読み取らせる場合に、作業の待ち時間を短縮することができる。
また、上記の実施形態によれば、主走査方向スケール106a及び副走査方向スケール106bの両方をコンタクトガラス101上に配置することによって、主走査方向及び副走査方向における物体の寸法を一度に計測することができる。但し、スキャナユニット100は、主走査方向スケール106a及び副走査方向スケール106bの一方のみを備えていてもよい。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、その技術的要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。上記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 :MFP
10 :CPU
20 :RAM
30 :ROM
40 :HDD
50 :I/F
60 :表示部
70 :操作部
80 :専用デバイス
90 :バス
100 :スキャナユニット
101 :コンタクトガラス
102 :光学センサ
103 :キャリッジ
104 :読取可能範囲
105 :原稿セット用目盛り板
105a :主走査方向目盛り板
105b :副走査方向目盛り板
106 :基準スケール
106a :主走査方向スケール
106b :副走査方向スケール
107 :駆動機構
108,108,109,110,111 :プーリ
112,113,114 :タイミングベルト
115,116 :テンションローラ
117 :クラッチ
118,119 :ガイドレール
150 :コントローラ
151 :主制御部
152 :エンジン制御部
153 :画像処理部
154 :操作表示制御部
155 :入出力制御部
200 :画像形成ユニット
201 :媒体収容部
202 :画像形成部
203 :給紙テーブル
300 :プリントエンジン
400 :プリント用排紙トレイ
600 :スキャナエンジン
700 :スキャン用排紙トレイ
800 :ディスプレイパネル
900 :ネットワークI/F
1031 :第一ミラー
1032 :第二ミラー
1033 :第三ミラー
1034 :第四ミラー
1035 :第五ミラー
1036 :第六ミラー
1037 :レンズ
特開2011-151548号公報

Claims (8)

  1. 読取対象物を載置可能なコンタクトガラスと、
    前記コンタクトガラスの下面に沿って移動可能なキャリッジに搭載されて、前記コンタクトガラスに載置された読取対象物を読み取る光学センサと、
    前記コンタクトガラスの上方で且つ前記光学センサによる読取可能範囲外に配置されて、上面に目盛りが描かれた原稿セット用目盛り板と、
    前記コンタクトガラス及び前記原稿セット用目盛り板の間に配置されて、下面に目盛りが描かれた基準スケールとを備え、
    前記基準スケールは、前記読取可能範囲外で且つ前記コンタクトガラスの厚み方向から見て前記原稿セット用目盛り板に重なる退避位置と、前記読取可能範囲内の被読取位置との間を、前記コンタクトガラスの上面に沿ってスライド可能に構成されていることを特徴とする読取装置。
  2. 前記基準スケールのスライド方向に延設されて、前記基準スケールのスライドをガイドするガイドレールを備えることを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
  3. 前記キャリッジは、前記読取可能範囲から一端側に外れた待機位置と、前記読取可能範囲の他端側の折返位置との間を、副走査方向に往復移動し、
    前記光学センサは、前記キャリッジが前記待機位置から前記折返位置に向けて移動する過程で読取対象物を読み取り、
    前記待機位置から前記折返位置に向かう前記キャリッジの移動に連動して、前記基準スケールを前記退避位置から前記被読取位置にスライドさせ、
    前記折返位置から前記待機位置に向かう前記キャリッジの移動に連動して、前記基準スケールを前記被読取位置から前記退避位置にスライドさせる駆動機構を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の読取装置。
  4. 前記駆動機構は、前記光学センサが前記読取可能範囲に入る前に、前記基準スケールを前記被読取位置に到達させることを特徴とする請求項3に記載の読取装置。
  5. 前記駆動機構は、前記光学センサが前記読取可能範囲から出る前に、前記基準スケールを前記退避位置に到達させることを特徴とする請求項3または4に記載の読取装置。
  6. 前記基準スケールは、
    主走査方向に延設されて、前記主走査方向に直交する副走査方向にスライドする主走査方向スケールと、
    前記副走査方向に延設されて、前記主走査方向にスライドする副走査方向スケールとを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の読取装置。
  7. 積層された複数の原稿を、前記コンタクトガラスの上面に順番に搬送する原稿搬送部を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の読取装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の読取装置と、
    前記読取装置によって読み取られた画像を媒体に形成する画像形成部とを備える画像形成装置。
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