JP2023087999A - 対物レンズ - Google Patents

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Kenichiro Abe
慎哉 酒田
Shinya Sakata
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Abstract

【課題】長い作動距離と広視野の仕様を満たし、且つ、視野周辺まで収差性能が良好に補正された対物レンズを提供する。【解決手段】対物レンズ1は、物体側から順に配置された、正の第1レンズ群G1と、凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分からなる第2レンズ群G2と、正の第3レンズ群G3からなる。一対のレンズ成分の各々は接合レンズである。対物レンズ1は、以下の条件式を満たす。0.20≦d2/L≦0.5・・・(1)但し、d2は、一対のレンズ成分のうちの物体側のレンズ成分の最も像側の面から一対のレンズ成分のうちの像側のレンズ成分の最も物体側の面までの光軸上の距離である。Lは、対物レンズ1の最も物体側の面から対物レンズ1の最も像側の面までの光軸上の距離である。【選択図】図1

Description

本明細書の開示は、対物レンズに関する。
産業用途で用いられる対物レンズには、高い分解能を実現するために高い開口数(以降、NAと記す。)が要求される。また、高いスループットを実現するため、広い視野とともに、凹凸のある被験物の場合でも対物レンズとの衝突リスクを回避しながら搬送速度を向上させるための長い作動距離(以降、WDと記す。)も要求される。
特公昭57-52568号公報
例えば、特許文献1には、広い視野を有する低倍の対物レンズが開示されているが、この対物レンズは、WDが短く、十分ではない。このような対物レンズの構成で長いWDを実現しようとすると、主に倍率色収差を良好に補正することが困難となる。その結果、広い視野の周辺部まで良好な解像度を実現することが難しい。
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、長WDと広視野の仕様を満たし、且つ、視野周辺まで収差性能が良好に補正された対物レンズを提供することである。
本発明の一態様に係る対物レンズは、物体側から順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分からなる第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、からなる。前記一対のレンズ成分の各々は、接合レンズである。前記対物レンズは、以下の条件式を満たす。
0.20≦d2/L≦0.5 ・・・(1)
但し、d2は、前記一対のレンズ成分のうちの前記物体側のレンズ成分である第1レンズ成分の最も像側の面から前記一対のレンズ成分のうちの前記像側のレンズ成分である第2レンズ成分の最も前記物体側の面までの光軸上の距離である。Lは、前記対物レンズの最も前記物体側の面から前記対物レンズの最も前記像側の面までの光軸上の距離である。
上記の態様によれば、長WDと広視野の仕様を満たし、且つ、視野周辺まで収差性能が良好に補正された対物レンズを提供することができる。
本発明の実施例1に係る対物レンズ1の断面図である。 結像レンズ10の断面図である。 対物レンズ1と結像レンズ10からなる光学系の収差図である。 本発明の実施例2に係る対物レンズ2の断面図である。 対物レンズ2と結像レンズ10からなる光学系の収差図である。 本発明の実施例3に係る対物レンズ3の断面図である。 対物レンズ3と結像レンズ10からなる光学系の収差図である。 本発明の実施例4に係る対物レンズ4の断面図である。 対物レンズ4と結像レンズ10からなる光学系の収差図である。
本願の一実施形態に係る対物レンズについて説明する。本実施形態に係る対物レンズ(以降、単に対物レンズと記す)は、結像レンズと組み合わせて使用される無限遠補正型の顕微鏡対物レンズである。
対物レンズは、物体側から順に配置された、正の屈折力を有する第1レンズ群と、凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分からなる第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、からなる。即ち、一対のレンズ成分よりも物体側の構成が第1レンズ群であり、一対のレンズ成分よりも像側の構成が第3レンズ群である。なお、第2レンズ群は負の屈折力を有する。
なお、本明細書において、レンズ成分とは、単レンズ、接合レンズを問わず、物点からの光線が通るレンズ面のうち物体側の面と像側の面の2つの面のみが空気と接する一塊のレンズブロックのことをいう。即ち、1つの単レンズは1つのレンズ成分であり、1つの接合レンズも1つのレンズ成分である。一方で、空気を介して並べられた複数の単レンズや複数の接合レンズは1つのレンズ成分とは言わない。
対物レンズを構成する光学系のサイズには実質的に制限があり、所定のサイズ内に収めることが求められる。このような所定のサイズの光学系によって、広視野、即ち、低倍率の対物レンズを実現するためには、サイズを大きくすることなく焦点距離を長くすることが可能なテレフォトタイプの光学系を配置する構成を採用することが望ましい。しかし一方で、長WDに加えて、顕微鏡対物レンズに求められる物体側のテレセントリック性を実現するためには、物体側に正の屈折力を持ったレンズ群を配置することが望ましい。これらを勘案すると、広視野且つ長WDの対物レンズには、物体側と像側の各々に正の屈折力をもつレンズ群(第1レンズ群、第3レンズ群)を配置し、それらの間に負の屈折力を持つレンズ群(第2レンズ群)を配置する上記の構成を採用することが望ましい。
さらに、第2レンズ群に負の屈折力を持たせながら収差を良好に補正するためには、第2レンズ群は、負の屈折力を持つ凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分であることが望ましい。第2群がこのようなコンセントリック又はそれに近い配置から大きく外れると、主にコマ収差を良好に補正することが困難になってしまう。
以上から、対物レンズは、凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分の両側に正の屈折力を有するレンズ群を配置する構成が望ましい。
また、対物レンズにおいて凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分の各々は、接合レンズである。一対のレンズ成分の各々を光学特性の異なるレンズを接合した接合レンズとして構成することで、色収差を十分に補正することが可能となる。
より詳細には、一対のレンズ成分のうち物体側に配置されたレンズ成分(以降、第1レンズ成分とも記す。)は、主に倍率色収差を良好に補正するために用いられるが、物体側に配置されたレンズ成分が接合レンズとして構成されていなければ、倍率色収差を効果的に補正することが困難である。また、一対のレンズ成分で倍率色収差と軸上色収差をバランスよく補正するためには、一対のレンズ成分のうち像側に配置されたレンズ成分(以降、第2レンズ成分とも記す。)では、倍率色収差の発生量を抑えつつ軸上色収差を補正する必要がある。像側に配置されたレンズ成分が配置される領域では、マージナル光線高さが高くなっているため、接合レンズとして構成することで軸上色収差を良好に補正することができる。さらに、像側に配置されたレンズ成分は、第3レンズ群よりも物体側に配置されているため、軸外光線高が小さい領域に位置しており、その結果、倍率色収差の発生量も小さく抑えることができる。
また、対物レンズは、以下の条件式(1)を満たすように構成されている。
0.20≦d2/L≦0.5 ・・・(1)
但し、d2は、一対のレンズ成分のうちの物体側のレンズ成分(第1レンズ成分)の最も像側の面から一対のレンズ成分のうちの像側のレンズ成分(第2レンズ成分)の最も物体側の面までの光軸上の距離である。Lは、対物レンズの最も物体側の面から対物レンズの最も像側の面までの光軸上の距離である。
条件式(1)は、主に倍率色収差と軸上色収差を良好に補正するための条件式である。上述したとおり、第1レンズ成分を接合レンズとして構成することで倍率色収差の補正作用を大きくすることができ、第2レンズ成分を接合レンズとして構成することで軸上色収差を良好に補正することができる。
d2/Lが下限値(0.2)を下回ると、一対のレンズ成分間の距離が短い距離に制限される。このため、軸上色収差を良好に補正しながら倍率色収差を良好に補正することが困難となる。d2/Lが上限値(0.5)を上回ると、一対のレンズ成分間の距離が長くなりすぎるため、低倍率とテレセントリック性の両立が困難となる。また、第2レンズ成分を必要以上に像側に配置することになるため、倍率色収差の発生が大きくなりすぎてしまう。
以上のように構成された対物レンズによれば、長WDと広視野の仕様を満たし、且つ、視野周辺まで良好に収差を補正することができる。
なお、対物レンズは、条件式(1)の代わりに下記の条件式(1-1)又は条件式(1-2)を満たすように構成されてもよい。
0.22≦d2/L≦0.4 ・・・(1-1)
0.24≦d2/L≦0.35 ・・・(1-2)
以下、対物レンズの望ましい構成について説明する。
第1レンズ群は、所定のサイズで長WDの対物レンズを実現するために、1枚の正レンズからなることが望ましい。また、第1レンズ群に必要以上の枚数のレンズを用いないことにより、製造コストを削減することができる。さらに、レンズ枚数を少なくすることで、製造誤差が発生し得る要素の数を少なくすることができるため、結果的に、製造誤差による収差の劣化を抑えることができる。
第3レンズ群は、所定のサイズで長い焦点距離の対物レンズを実現するために、1枚の正レンズからなることが望ましい。また、第3レンズ群に必要以上の枚数のレンズを用いないことにより、製造コストを削減することができる。さらに、レンズ枚数を少なくすることで、製造誤差が発生し得る要素の数を少なくすることができるため、結果的に、製造誤差による収差の劣化を抑えることができる。
また、対物レンズは、以下の条件式(2)から条件式(8)の少なくとも1つを満たすことが望ましい。
0.22≦R212/L≦0.38 ・・・(2)
-12≦L/R21c≦-0.4 ・・・(3)
-20≦f/fU21≦-0.5 ・・・(4)
-6≦f/fU22≦1 ・・・(5)
0.7≦L12/fG1≦2.1 ・・・(6)
0.25≦d1/L≦0.65 ・・・(7)
0≦d1/L≦0.05 ・・・(8)
但し、R212は、第1レンズ成分の最も像側の面の曲率半径である。R21cは、第1レンズ成分の接合面の曲率半径である。fU21は、第1レンズ成分の焦点距離である。fU22は、第2レンズ成分の焦点距離である。L12は、第1レンズ群の最も像側の面から第2レンズ成分の最も物体側の面までの光軸上の距離である。fG1は、第1レンズ群の焦点距離である。d1は、第1レンズ群の最も像側の面から第2レンズ群の最も物体側の面までの光軸上の距離である。
条件式(2)は、主に像面湾曲を良好に補正するための条件式である。上述したとおり、第2レンズ群は凹面を向かい合わせた一対のレンズ成分からなり、これらの凹面はペッツバール和の補正作用を有する。R212/Lが上限値(0.38)を上回らないことにより、上述した凹面のうちの第1レンズ成分の凹面の曲率半径が大きくなりすぎることがないため、第1レンズ成分に十分なペッツバール和の補正作用を持たせることができる。これにより、光学系全体で像面湾曲を良好に補正することができる。また、R212/Lが下限値(0.22)を下回らないことにより、第1レンズ成分の凹面の曲率半径が小さくなりすぎることがないため、ペッツバール和が過剰に補正されることを避けることができる。これにより、光学系全体で像面湾曲を良好に補正することができる。
なお、本明細書において、レンズ面の曲率半径は、そのレンズ面の中心部分(光軸上の部分)が周辺部分(光軸外の部分)よりも物体側に位置する形状を有している場合に、正の値で表現し、そのレンズ面の中心部分(光軸上の部分)が周辺部分(光軸外の部分)よりも像側に位置する形状を有している場合に、負の値で表現する。即ち、曲率半径は、レンズ面の形状が物体側に凸形状を有する場合に正で、像側に凸形状を有する場合に負で、表現される。
条件式(3)は、主に倍率色収差を良好に補正するための条件式である。上述したとおり、一対のレンズ成分のうちの接合レンズとして構成された第1レンズ成分は、倍率色収差の補正作用を有している。さらに、第1レンズ成分の像側の面が凹面であるため、接合レンズとして構成された第レンズ成分の像側のレンズに負の屈折力を持たせて、且つ、その負の屈折力を有するレンズを高分散の硝材で構成することで、接合面での色収差補正効果を持たせることが望ましい。その場合、第1レンズ成分の接合面は物体側に向けた凹面(曲率半径が負)であることが望ましい。L/R21cが上限値(-0.4)を上回らないことにより、接合面の負の曲率半径の絶対値を十分に小さくして大きな負の屈折力を実現することができるため、第1レンズ成分での倍率色収差の補正作用を十分に大きくすることができる。その結果、光学系全体で倍率色収差を良好に補正するできることができる。また、L/R21cが下限値(-12)を下回らないことにより、第1レンズ成分の接合面の曲率半径の絶対値が小さくなりすぎないため、接合レンズの各レンズが加工しづらくなることを避けることができる。
条件式(4)は、主に像面湾曲を良好に補正するための条件式である。上述したとおり、第2レンズ群は凹面を向かい合わせた一対のレンズ成分からなり、これらの凹面はペッツバール和の補正作用を有する。f/fU21が上限値(-0.5)を上回らないことにより、第1レンズ成分の負パワーが小さくなりすぎず、ペッツバール和を良好に補正することが可能となる。また、f/fU21が下限値(-20)を下回らないことにより、第1レンズ成分の負パワーが大きくなりすぎることがないため、第1レンズ群に過剰な正パワーを必要とすることなく、テレセントリック性と長WDを両立することが可能となる。その結果、第1群での非点収差等の収差発生も小さく抑えることができる。
条件式(5)は、主に像面湾曲を良好に補正するための条件式である。f/fU22が上限値(1)を上回らないことにより、第2レンズ成分が大きすぎる正パワーを有することがないため、ペッツバール和を良好に補正することが可能となる。また、f/fU22が下限値(-6)を下回らないことにより、光学系全体の中で比較的像に近い領域に配置されている第2レンズ成分が大きすぎる負パワーを有することがないため、テレフォトタイプのレンズ構成を実現しやすい。これにより、広視野と長WDを両立しながた良好な収差補正が可能となる。
条件式(6)は、主に非点収差とコマ収差を良好に補正するための条件式である。物体側のテレセントリック性を保ちながら、凹面を向かい合わせた一対のレンズ成分での非点収差とコマ収差の発生量を小さくするためには、物体側から平行光を入射したときの第1レンズ群の焦点位置が第2レンズ群中に位置するように構成されることが望ましい。L12/fG1が上限値(2.1)を上回らないことにより、上述した焦点位置が第2レンズ成分を基準として物体側に近づきすぎないため、第2レンズ成分での軸外主光線の屈折角を小さくすることができる。これにより、非点収差とコマ収差を小さく抑えることができる。また、L12/fG1が下限値(0.7)を下回らないことにより、上述した焦点位置が第2レンズ成分を基準として像側に遠ざかりすぎないため、第1レンズ成分での軸外主光線の屈折角を小さくすることができる。これにより、非点収差とコマ収差を小さく抑えることができる。
条件式(7)は、超低倍率の対物レンズを実現するときに、主に高次のコマ収差を良好に補正するための条件式である。なお、超低倍率の対物レンズとはf/TL>1を満たすものをいう。ここで、fは対物レンズの焦点距離であり、TLは物体面から対物レンズの最も像側のレンズ面までの光軸上の距離である。長WDとテレセントリック性を保ちながら、焦点距離を長くするためには、第1レンズ群で軸外光線を内向きに屈折させて、その軸外光線高を十分に小さくして第2レンズ群に入射させる必要がある。d1/Lが下限値(0.25)を下回らないことにより、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔を十分に確保することができるため、第1レンズ群で必要以上に大きく屈折しなくても第2レンズ群に入射する軸外光線の光線高さを小さくすることができる。このため、第1レンズ群でのコマ収差の発生量を小さくすることができる。第1レンズ群とそれ以降のレンズ群では軸外光線高さが大きく異なっている。このため、第1レンズ群での低次のコマ収差を第1レンズ群以降のレンズ群で補正すると高次のコマ収差が残存してしまいやすいが、上述したとおり第1レンズ群でのコマ収差の発生量を小さくすることができるため、光学系全体での高次のコマ収差を良好に補正することが可能である。また、d1/Lが上限値(0.65)を上回らないことにより、第2群を物体に近づけて配置することができるため、上述した理由と同じ理由で、倍率色収差を良好に補正することができる。
条件式(8)は、超長WDの対物レンズを実現するときに、主に倍率色収差を良好に補正するための条件式である。なお、超長WDの対物レンズとはWD/TL>0.3を満たすものをいう。ここで、WDは対物レンズの作動距離であり、TLは物体面から対物レンズの最も像側のレンズ面までの光軸上の距離である。d1/Lが上限値(0.05)を上回らないことにより、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔を十分に小さくすることができるため、所定のWDを保ちながら、第2レンズ群を物体側に配置することができる。これにより、第2レンズ群に十分に大きな倍率色収差の補正作用を持たせることが可能となり、光学系全体で倍率色収差を良好に補正することができる。d1/Lが下限値(0)を下回ることは構造上不可能である。
なお、対物レンズは、条件式(2)の代わりに下記の条件式(2-1)又は条件式(2-2)を満たすように構成されてもよい。また、対物レンズは、条件式(3)の代わりに下記の条件式(3-1)又は条件式(3-2)を満たすように構成されてもよい。また、対物レンズは、条件式(4)の代わりに下記の条件式(4-1)又は条件式(4-2)を満たすように構成されてもよい。また、対物レンズは、条件式(5)の代わりに下記の条件式(5-1)又は条件式(5-2)を満たすように構成されてもよい。また、対物レンズは、条件式(6)の代わりに下記の条件式(6-1)又は条件式(6-2)を満たすように構成されてもよい。また、対物レンズは、条件式(7)の代わりに下記の条件式(7-1)又は条件式(7-2)を満たすように構成されてもよい。また、対物レンズは、条件式(8)の代わりに下記の条件式(8-1)又は条件式(8-2)を満たすように構成されてもよい。
0.23≦R212/L≦0.35 ・・・(2-1)
0.24≦R212/L≦0.32 ・・・(2-2)
-9.6≦L/R21c≦-0.6 ・・・(3-1)
-6.5≦L/R21c≦-0.9 ・・・(3-2)
-16≦f/fU21≦-2.8 ・・・(4-1)
-13≦f/fU21≦-5.6 ・・・(4-2)
-5≦f/fU22≦0.5 ・・・(5-1)
-4≦f/fU22≦-0.5 ・・・(5-2)
0.75≦L12/fG1≦1.8 ・・・(6-1)
0.8≦L12/fG1≦1.6 ・・・(6-2)
0.30≦d1/L≦0.55 ・・・(7-1)
0.35≦d1/L≦0.45 ・・・(7-2)
0≦d1/L≦0.04 ・・・(8-1)
0≦d1/L≦0.02 ・・・(8-2)
以下、上述した対物レンズの実施例について具体的に説明する。
[実施例1]
図1は、本実施例に係る対物レンズ1の断面図である。対物レンズ1は、顕微鏡対物レンズであって、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、各々が接合レンズである凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分からなる第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、からなる。
第1レンズ群G1は、単レンズからなり、単レンズは、両凸レンズであるレンズL1である。第2レンズ群は、接合レンズCL1と接合レンズCL2からなる。接合レンズCL1と接合レンズCL2は、凹面を互いに向かい合わせて配置された一対のレンズ成分である。接合レンズCL1は、2枚接合レンズであり、物体側から順に配置された、両凸レンズであるレンズL2と、両凹レンズであるレンズL3からなる。接合レンズCL2は、2枚接合レンズであり、物体側から順に配置された、両凹レンズであるレンズL4と、両凸レンズであるレンズL5からなる。第3レンズ群G3は、単レンズからなり、単レンズは、両凸レンズであるレンズL6である。
対物レンズ1の各種データは、以下のとおりである。なお、βは、対物レンズ1を結像レンズ10と組み合わせたときの倍率である。NAobは、対物レンズ1の物体側の開口数である。f、fG1、fG2、fG3は、それぞれ対物レンズの焦点距離、第1レンズ群G1の焦点距離、第2レンズ群G2の焦点距離、第3レンズ群G3の焦点距離である。その他のパラメータは上述したとおりである。
NAob=0.08、β=2.5、f=71.962mm、fG1=22.476mm、fG2=-6.898mm、fG3=21.721mm、TL=49.12mm、WD=12.539mm、L=36.581mm、d1=13.657mm、d2=9.869mm、L12=26.519mm、fU21=-7.809mm、fU22=-78.090mm、R212=9.2794mm、R21c=-6.4679mm
対物レンズ1のレンズデータは、以下のとおりである。なお、レンズデータ中のINFは無限大(∞)を示している。
対物レンズ1
s r d nd νd
1 INF 12.539
2 28.8854 2.578 1.65412 39.68
3 -28.8854 13.657
4 127.4825 2.093 1.43875 94.66
5 -6.4679 0.900 1.75500 52.32
6 9.2794 9.869
7 -16.9117 1.200 1.75500 52.32
8 30.8327 3.000 1.43875 94.66
9 -11.8529 0.250
10 100.5080 3.033 1.49700 81.54
11 -11.9734 110.000
ここで、sは面番号を、rは曲率半径(mm)を、dは面間隔(mm)を、ndはd線に対する屈折率を、νdはアッベ数を示す。これらの記号は、以降の実施例でも同様である。なお、面番号s1が示す面は、標本面である。面番号s2,s11が示す面は、それぞれ対物レンズ1の最も物体側のレンズ面、最も像側のレンズ面である。また、例えば、面間隔d1は、面番号s1が示す面から面番号s2が示す面までの光軸上の距離を示している。なお、面間隔d11は、面番号s11が示す面から結像レンズまでの光軸上の距離(110mm)を示している。
対物レンズ1は、以下で示されるように、条件式(1)から(7)を満たしている。
(1)d2/L=0.270
(2)R212/L=0.254
(3)L/R21c=-5.656
(4)f/fU21=-9.215
(5)f/fU22=-0.922
(6)L12/fG1=1.180
(7)(8)d1/L=0.373 (f/TL=1.465、WD/TL=0.255)
図2は、対物レンズ1と組み合わせて使用される結像レンズ10の断面図である。結像レンズ10は、無限遠補正型の対物レンズと組み合わせて物体の拡大像を形成する顕微鏡結像レンズである。結像レンズ10は、両凸レンズであるレンズTL1と、両凸レンズの像側に配置された物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであるレンズTL2と、からなる接合レンズCTL1である。結像レンズ10は、対物レンズ1の最も像側のレンズ面(面番号s11)から結像レンズ10の最も物体側のレンズ面(面番号s1)までの光軸上の距離が110mmになるように、配置されている。なお、結像レンズ10の焦点距離は180mmである。
結像レンズ10のレンズデータは、以下のとおりである。
結像レンズ10
s r d nd νd
1 193.123 5.5 1.48749 70.23
2 -61.238 4.6 1.72047 34.71
3 -105.391
図3は、対物レンズ1と結像レンズ10からなる光学系の収差図であり、対物レンズ1と結像レンズ10が光学像を形成する像面における収差を示している。図3(a)は球面収差図である。図3(b)は正弦条件違反量を示した図である。図3(c)は非点収差図である。図3(d)は像高比7割(像高9.28mm)でのコマ収差図である。なお、図中の“M”はメリディオナル成分、“S”はサジタル成分を示している。図3に示されるように、本実施例では、広い視野に渡って収差が良好に補正されている。
[実施例2]
図4は、本実施例に係る対物レンズ2の断面図である。対物レンズ2は、顕微鏡対物レンズであって、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、各々が接合レンズである凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分からなる第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、からなる。
第1レンズ群G1は、単レンズからなり、単レンズは、両凸レンズであるレンズL1である。第2レンズ群は、接合レンズCL1と接合レンズCL2からなる。接合レンズCL1と接合レンズCL2は、凹面を互いに向かい合わせて配置された一対のレンズ成分である。接合レンズCL1は、2枚接合レンズであり、物体側から順に配置された、物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであるレンズL2と、両凹レンズであるレンズL3からなる。接合レンズCL2は、2枚接合レンズであり、物体側から順に配置された、両凹レンズであるレンズL4と、両凸レンズであるレンズL5からなる。第3レンズ群G3は、単レンズからなり、単レンズは、両凸レンズであるレンズL6である。
対物レンズ2の各種データは、以下のとおりである。
NAob=0.06、β=2.25、f=80mm、fG1=19.729mm、fG2=-6.519mm、fG3=26.469mm、TL=51.02mm、WD=11.609mm、L=39.411mm、d1=10.020mm、d2=17.120mm、L12=29.831mm、fU21=-7.744mm、fU22=-96.232mm、R212=10.1833mm、R21c=-7.4434mm
対物レンズ2のレンズデータは、以下のとおりである。
対物レンズ2
s r d nd νd
1 INF 11.609
2 25.1944 3.042 1.65412 39.68
3 -25.1944 10.020
4 -77.8135 1.792 1.43875 94.66
5 -7.4434 0.900 1.77250 49.60
6 10.1833 17.120
7 -22.6363 1.200 1.75500 52.32
8 37.7249 3.000 1.43875 94.66
9 -15.4462 0.250
10 83.5544 2.087 1.49700 81.54
11 -15.4841 110.000
対物レンズ2は、以下で示されるように、条件式(1)から(7)を満たしている。
(1)d2/L=0.434
(2)R212/L=0.258
(3)L/R21c=-5.295
(4)f/fU21=-10.331
(5)f/fU22=-0.831
(6)L12/fG1=1.512
(7)(8)d1/L=0.254 (f/TL=1.568、WD/TL=0.228)
図5は、対物レンズ2と結像レンズ10からなる光学系の収差図であり、対物レンズ2と結像レンズ10が光学像を形成する像面における収差を示している。図5(a)は球面収差図である。図5(b)は正弦条件違反量を示した図である。図5(c)は非点収差図である。図5(d)は像高比7割(像高9.27mm)でのコマ収差図である。図5に示されるように、本実施例では、広い視野に渡って収差が良好に補正されている。
[実施例3]
図6は、本実施例に係る対物レンズ3の断面図である。対物レンズ3は、顕微鏡対物レンズであって、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、各々が接合レンズである凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分からなる第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、からなる。
第1レンズ群G1は、単レンズからなり、単レンズは、両凸レンズであるレンズL1である。第2レンズ群は、接合レンズCL1と接合レンズCL2からなる。接合レンズCL1と接合レンズCL2は、凹面を互いに向かい合わせて配置された一対のレンズ成分である。接合レンズCL1は、2枚接合レンズであり、物体側から順に配置された、両凸レンズであるレンズL2と、両凹レンズであるレンズL3からなる。接合レンズCL2は、2枚接合レンズであり、物体側から順に配置された、両凹レンズであるレンズL4と、両凸レンズであるレンズL5からなる。第3レンズ群G3は、単レンズからなり、単レンズは、両凸レンズであるレンズL6である。
対物レンズ3の各種データは、以下のとおりである。
NAob=0.15、β=5、f=36mm、fG1=20.539mm、fG2=-10.046mm、fG3=17.683mm、TL=48.838mm、WD=20.289mm、L=28.549mm、d1=0.200mm、d2=7.807mm、L12=18.373mm、fU21=-34.214mm、fU22=-12.876mm、R212=7.2915mm、R21c=-15.6126mm
対物レンズ3のレンズデータは、以下のとおりである。
対物レンズ3
s r d nd νd
1 INF 20.289
2 25.0411 1.847 1.72916 54.68
3 -36.1028 0.200
4 10.4061 5.707 1.43875 94.66
5 -15.6126 4.660 1.61340 44.27
6 7.2915 7.807
7 -5.5361 1.500 1.80400 46.53
8 24.6954 3.133 1.43875 94.66
9 -7.6813 0.535
10 102.0044 3.160 1.51823 58.90
11 -9.9620 110.000
対物レンズ3は、以下で示されるように、条件式(1)から(6)及び(8)を満たしている。
(1)d2/L=0.273
(2)R212/L=0.255
(3)L/R21c=-1.829
(4)f/fU21=-1.052
(5)f/fU22=-2.796
(6)L12/fG1=0.895
(7)(8)d1/L=0.007 (f/TL=0.737、WD/TL=0.415)
図7は、対物レンズ3と結像レンズ10からなる光学系の収差図であり、対物レンズ3と結像レンズ10が光学像を形成する像面における収差を示している。図7(a)は球面収差図である。図7(b)は正弦条件違反量を示した図である。図7(c)は非点収差図である。図7(d)は像高比7割(像高9.27mm)でのコマ収差図である。図7に示されるように、本実施例では、広い視野に渡って収差が良好に補正されている。
[実施例4]
図8は、本実施例に係る対物レンズ4の断面図である。対物レンズ4は、顕微鏡対物レンズであって、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、各々が接合レンズである凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分からなる第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3と、からなる。
第1レンズ群G1は、単レンズからなり、単レンズは、両凸レンズであるレンズL1である。第2レンズ群は、接合レンズCL1と接合レンズCL2からなる。接合レンズCL1と接合レンズCL2は、凹面を互いに向かい合わせて配置された一対のレンズ成分である。接合レンズCL1は、2枚接合レンズであり、物体側から順に配置された、両凸レンズであるレンズL2と、両凹レンズであるレンズL3からなる。接合レンズCL2は、2枚接合レンズであり、物体側から順に配置された、両凹レンズであるレンズL4と、両凸レンズであるレンズL5からなる。第3レンズ群G3は、単レンズからなり、単レンズは、両凸レンズであるレンズL6である。
対物レンズ4の各種データは、以下のとおりである。
NAob=0.13、β=4、f=45mm、fG1=21.547mm、fG2=-11.001mm、fG3=21.071mm、TL=50.011mm、WD=16.31mm、L=33.701mm、d1=0.300mm、d2=12.552mm、L12=21.342mm、fU21=-36.799mm、fU22=-16.932mm、R212=8.0645mm、R21c=-17.3049mm
対物レンズ4のレンズデータは、以下のとおりである。
対物レンズ4
s r d nd νd
1 INF 16.310
2 26.3865 1.533 1.88300 40.76
3 -66.3467 0.300
4 11.8701 5.159 1.43875 94.66
5 -17.3049 3.331 1.57501 41.50
6 8.0645 12.552
7 -7.3760 3.224 1.80400 46.53
8 29.1238 2.564 1.43875 94.66
9 -9.5667 1.001
10 85.5752 4.037 1.51823 58.90
11 -12.3154 110.000
対物レンズ4は、以下で示されるように、条件式(1)から(6)及び(8)を満たしている。
(1)d2/L=0.372
(2)R212/L=0.239
(3)L/R21c=-1.947
(4)f/fU21=-1.223
(5)f/fU22=-2.658
(6)L12/fG1=0.990
(7)(8)d1/L=0.009 (f/TL=0.900、WD/TL=0.326)
図9は、対物レンズ4と結像レンズ10からなる光学系の収差図であり、対物レンズ4と結像レンズ10が光学像を形成する像面における収差を示している。図9(a)は球面収差図である。図9(b)は正弦条件違反量を示した図である。図9(c)は非点収差図である。図9(d)は像高比7割(像高9.27mm)でのコマ収差図である。図9に示されるように、本実施例では、広い視野に渡って収差が良好に補正されている。
1、2、3、4 ・・・対物レンズ
10 ・・・結像レンズ
G1 ・・・第1レンズ群
G2 ・・・第2レンズ群
L1~L6、TL1、TL2 ・・・レンズ
CL1、CL2、CTL1 ・・・接合レンズ

Claims (10)

  1. 対物レンズであって、物体側から順に配置された、
    正の屈折力を有する第1レンズ群と、
    凹面を互いに向かい合わせた一対のレンズ成分からなる第2レンズ群と、
    正の屈折力を有する第3レンズ群と、からなり、
    前記一対のレンズ成分の各々は、接合レンズであり、
    以下の条件式を満たすことを特徴とする対物レンズ。
    0.20≦d2/L≦0.5 ・・・(1)
    但し、d2は、前記一対のレンズ成分のうちの前記物体側のレンズ成分である第1レンズ成分の最も像側の面から前記一対のレンズ成分のうちの前記像側のレンズ成分である第2レンズ成分の最も前記物体側の面までの光軸上の距離である。Lは、前記対物レンズの最も前記物体側の面から前記対物レンズの最も前記像側の面までの光軸上の距離である。
  2. 請求項1に記載の対物レンズにおいて、
    前記第1レンズ群は、1枚の正レンズからなる
    ことを特徴とする対物レンズ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の対物レンズにおいて、
    前記第3レンズ群は、1枚の正レンズからなる
    ことを特徴とする対物レンズ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、
    以下の条件式を満たすことを特徴とする対物レンズ。
    0.22≦R212/L≦0.38 ・・・(2)
    但し、R212は、前記第1レンズ成分の最も前記像側の面の曲率半径である。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、
    以下の条件式を満たすことを特徴とする対物レンズ。
    -12≦L/R21c≦-0.4 ・・・(3)
    但し、R21cは、前記第1レンズ成分の接合面の曲率半径である。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、
    以下の条件式を満たすことを特徴とする対物レンズ。
    -20≦f/fU21≦-0.5 ・・・(4)
    但し、fU21は、前記第1レンズ成分の焦点距離である。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、
    以下の条件式を満たすことを特徴とする対物レンズ。
    -6≦f/fU22≦1 ・・・(5)
    但し、fU22は、前記第2レンズ成分の焦点距離である。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、
    以下の条件式を満たすことを特徴とする対物レンズ。
    0.7≦L12/fG1≦2.1 ・・・(6)
    但し、L12は、前記第1レンズ群の最も前記像側の面から前記第2レンズ成分の最も前記物体側の面までの光軸上の距離である。fG1は、前記第1レンズ群の焦点距離である。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、
    以下の条件式を満たすことを特徴とする対物レンズ。
    0.25≦d1/L≦0.65 ・・・(7)
    但し、d1は、前記第1レンズ群の最も前記像側の面から前記第2レンズ群の最も前記物体側の面までの光軸上の距離である。
  10. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の対物レンズにおいて、
    以下の条件式を満たすことを特徴とする対物レンズ。
    0≦d1/L≦0.05 ・・・(8)
    但し、d1は、前記第1レンズ群の最も前記像側の面から前記第2レンズ群の最も前記物体側の面までの光軸上の距離である。
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